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日曜日の夕方初めて不生庵逸人さんにお目にかかりました。休日のなか、わざわざご足労いただいたのです。場所は某銀座ライオン。今から15~16年前くらい前に文字通り銀座店に行ったのが最後でした。懐かしかったですねえ。と、そんな感傷に浸っているばかりにもいかず、内心は少しだけ緊張していました。「一体どんな方なのだろう?」文章はいつも拝読させていただいておりますので、何となくお人柄は想像出来るのですが実際に会うまでは判りませんから。でも楽しみでもありました。この北の島国で西郷隆盛先生を語ることの出来る方はそう多くはありません。今宵、そんんな「仲間」と会うことが出来るのですから。岩倉具視の様な小賢しい人物はたくさんいますが。事前の連絡で不生庵逸人さんは「墨」という雑誌を持参され、方や私は敬天愛人という雑誌を脇にかかえ目印にすることに。お店に入り店内をザッと眺めるとテ-ブルの上に「墨」を置かれた男性が座っておられました。不生庵逸人さんもすぐ私と認識されたらしく特に波乱の出会いはありませんでした。それにしましても不思議だったことは初対面でありながら不生庵逸人さんから堅苦しい雰囲気を受けることも無く、相当前からの知り合いという印象を持ちました。恐らくお互い、132年前は薩軍として西南戦争に参加していたのかもしれません。お目にかかる前は私と同じくらいの年齢で外見も「ゴツイ」方を想像していたのですが全く逆の「紳士」然とされた方でした。外見だけではなく内面も穏やかなお人柄で私とは正反対ですね。ビ-ル、焼酎を飲みながら酔鳳さんをお迎えする打ち合わせはもとより西郷先生、桐野利秋さんの話ですっかり盛り上がりました。時間があれば「もう一軒」といきたいところでしたが翌日は会社ですので週末まで待つことにしました。本当に不思議な出会いですがこれも天の西郷先生が引き合わせて下さったのだと感謝しております。週末は酔鳳さんを加え、天下国家を大いに語ることになるでしょう。これまた福岡県が生んだ明治の大物・頭山満翁も天から眺めて下さっていることでしょう。まだ見ぬ酔鳳さん、どの様な九州男児か今から楽しみであります。
2009.06.30
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昨日の札幌は気持ちの良いくらい晴れ渡った青空がひろがっておりました。そんな晴天のなか、私は朝から外出していました。バ-ベキュ-パ-ティ-を楽しんだのではありません。「新さっぽろ未来政策研究センタ-」主催の講演会が夕方から開催されますので、そのお手伝いです。まずは本研究センタ-主宰の川田氏の事務所で川田氏と待ち合わせ。それから千歳市へ直行しました。講師の中山成彬前国交相が千歳神社で講演をされており、終了後は私の車で新札幌の会場へ向かう段取りになっていましたので。中山前国交相とは新札幌までの約40分間色々な話をすることが出来ました。私は安全運転をすることに神経を集中しなければいけなかったのであまり話は出来ませんでした。でも宮崎県某市の市長が私の大学の後輩ですので某市と選挙区が近い中山前国交相にそのことを話しましたところ「よく存じております」ということで話が弾みました。中山前国交相の印象は一言で表しますと「威張る事の無い気さくな方」ですね。今回の来道も秘書一人同行させず、お一人でやってこられました。あまり大げさに振舞う事が好きではない性格の様です。講演会は予定していた通りの来場者を確保出来ましたのでまずは一安心です。その内容は「今こそ!教育維新!」というテーマを超越した多岐に亘るものでした。日本のマスコミが好んで行う反日報道に対する批判、そして日教組批判と濃い内容でした。時に「ウチの妻(中山恭子参議院議員)にはもう少し家庭にいて欲しいのですが」と冗談も飛び出し有意義な講演会だったと満足しております。昨今、連日連夜マスコミに登場する首長たちに比べて世間からの注目度は低い本講演会ですが真に日本の将来を憂う人たちが集う貴重な場であります。またこの低俗な話題になってしまいますがこの首長連中は「この日本という国家をどうしたいのか!」を一言も発信していませんね。彼らの理想の国家とはどんな形態か是非聞きたいものです。それと巷間噂されている彼らの女性問題(スキャンダル)の真偽の程も。ちょっと話題が外れましたが政治・行政とは真面目に携わるほど地味で紛争が多くなるという事を申し上げたかった次第です。
2009.06.28
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今週はアッという間の1週間でした。仕事に集中していて緊張感からか朝は何故か5時に目が覚めていました。本日1週間の仕事を終えてすこしホッとしております。昨日は少し感情的な内容でしたが理解してくれた方もいらっしゃったと勝手に自分を納得させています。何といいますか最近、マスコミに登場しなんやかんやと騒いでいる首長連中ですが、どうも自分をアピ-ルしたいという浅はかな気持ちが前面に出ている印象を持ってしまうのです。それと権力と女に弱い雰囲気がプンプンして・・・・・・。まあ今夜はこの辺にしておきましょう。「必殺仕事人」終了しました。私の楽しみが無くなってしまうことは寂しいことです。私、中学生の頃からこのシリ-ズが大好きでして。今回はジャニ-ズ関係のタレントが大勢を占めていましたが私は藤田まことさん演じる中村主水が好きです。昼間はろくに仕事もせず「昼行灯」ですが夜、仕事人に変貌するやその動きは神がかり。お金を貰って他人の恨みを晴らすことには少しだけ割り切れない気持ちはありますがそこはドラマです。今の世にも仕事人が存在したら枕を高くして眠ることが出来ないお歴々は多いでしょうね。さて金曜日のTV番組でもう一つ好きなドラマがあります。 「湯煙スナイパ-」とかいう番組です。かつて殺しを稼業にしていた男が過去を隠し田舎温泉の従業員として働くという非現実的な内容です。でも不思議と毎週観てしまうのですねえ。でこちらも今日が最終回。本当は明日に備えて早く寝なくてはいけないのですが。明日は厚別の川田氏と二人で中山成彬前国土交通大臣を迎えに行かなくては行けないのです。車中、面白いお話を伺うことが出来るでしょうか!
2009.06.26
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私が高校生の頃だったと記憶しています。元総理大臣の三木武夫氏が月刊誌で「田中角栄君驕る無かれ」と題する論文を発表しました。当時の私はさして政治に興味も無かったのですが新聞に掲載された月刊誌の広告のには思わず見入ってしまいました。高校生の私でさえ田中角栄氏のパワ-くらいは何となく知っていましたので三木武夫氏が真っ向から喧嘩を売ったことにある種、感銘を受けた次第です。私はこのお二人が好きでして、昔は随分とお二人に関する書籍をひもといたものです。三木氏に対しては「たとえ少数派に転じようとも自身の主義主張は曲げぬ!」という気骨のあるところが好きですし田中氏に対しては「人間としての懐の深さや勢い」に共感を覚えるのです。それは今も変わりありません。奇しくも私、三木氏の甥にあたる代議士と親しくさせていただいて10数年になりますし、私が師と仰ぐ人物は田中氏と大変親しく田中氏が亡くなるまで支えていたのを私は側でみておりました。話が逸れてしまいましたが三木氏がこの論文を発表してから後、田中氏は竹下登氏の反乱に遭い病に倒れてしまいました。当時の日本政界におけるお二人の力関係の強弱は火を見るより明らかだったのです。田中氏に睨まれた人物は閣僚に就任することは不可能でしたし正面きって喧嘩を売ることが出来る政治家など皆無でした。戦前から国会議員として東条内閣と戦っていた「議会の子」三木氏だからこそこんな論調を張ることが出来たのかもしれませんね。いつの世も栄華は永遠には続きません。まして政治の世界は一寸先は闇。自身の能力・本分を知ってこそ政治の王道を歩くことが可能なのです。田中氏もあまりに自身の力を過信してしまったのかもしれません。どんな実力者でも人気者でもちょっとした「驕り」、「傲慢」が前面に出て失脚する例は古今東西、枚挙にいとまありません。とすれば東国原宮崎県知事のあの発言は聞き捨てならぬものがあります。私は東国原知事が当選した時は爽やかさを感じたものです。保守王国・宮崎県の古い体質を打破してくれるものと期待しておりました。確かに「観光大使」として宮崎県の知名度はアップし県産物も飛躍的に売れていると耳にしています。でも「官製談合」は消滅したのでしょうか?宮崎県の景気は良くなったのでしょうか?東国原知事の口からこの2点についてあまり聞いたことはありません。(宮崎県内では発言されているのかもしれませんが)就任後、宮崎県内をくまなく歩き県民のニ-ズを徹底的につかんだのでしょうか?知事の職務は超多忙です。休日など年に数回取得できるか否かというハ-ドスケジュ-ルです。それにしてはちとTVに出演しすぎです。出演したTV(最近はなるべく観ない様にしていますが)でもどうでも良い発言ばかりです。そんななか「自分を自民党の総裁として担ぐ覚悟があるなら(次期総選挙に)自民党から出馬しても良い」との発言。これぞまさしく「驕ること無かれ」です。一地方の田舎の知事と政権政党(次の総選挙後は野党になる可能性大ですけど)の党首は全く次元が異なります。あえて失言として言わせていただきます。田舎の浅はかなお歴々相手にさして中身のない発言をして笑いを取って支持率をアップさせるのと東大での官僚・野党の面々・諸外国相手に政治を実行するというのは幼稚園のお遊戯と宝塚の演劇ほどの差があるのです。更に本当に今の日本国家を変革したいのなら、かつての細川護熙氏の様に知事の任務を何期か経験し自分の力で新党を立ち上げるくらいの気概をみせたらどうでしょうか?政策も仲間も資金も全て自前で賄うのです。そもそも自民党の党首に就任しなければ日本を変革できないのか?私にはその論理がどうしても理解できないのです。今回の発言を機にその人気が集落しないことを祈るのみです。返す刀で批判します。こんな愚かな茶番劇を許してしまった自民党は恥ずかしくないのでしょうか?私は一応、自民党員ですが今回ほど情けない自民党を見たことはありません。今回の東国原知事への働きかけが自民党執行部の考えだったならば、私は次の総選挙では自民党には投票しないでしょう。自民党のなかにもその辺のタレント知事などより能力のある人は少数かもしれませんが存在するでしょう。なぜ内部から人材を探し出し登用しようとしないのか不思議でなりません。こちらの方も国民をなめた「驕るなかれ」的行為・思考です。こんな体たらくに、三木氏や田中氏は天でため息をついているでしょう。
2009.06.24
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昨日トマトが届きました。 発送先欄を見ますと私の知らない名前が記入されていました。「一体誰が送ってくれたのだろう?」と考えながら発送先住所に視線を移して気付きました。私の友人の実家の住所でした。先週、出張で友人の実家の前を通りましたのでご挨拶申し上げたのです。友人の実家は商売(呉服・雑貨販売)をしており地元ではそこそこ大きなお店です。私は単に挨拶だけでは申し訳ないと思い「何か買っていこう」と店内をうろうろしましたが女性用の服が多く、かといって割り箸を買っても・・・・・・・。同僚を車中に待たせていたこともあり物色時間もありません。とりあえず目に飛び込んできたのが「スリッパ」でした。半ばやけくそでレジに持っていき購入しました。送っていただいたトマトは「スリッパ」の御礼というよりも友人が私に「送るよう」電話したのだと思います。トマトの箱の中には友人のお父上からの手紙が同封されていました。「これからも息子をよろしくお願いします」と記されていて息子を思いやる気持ちを感じました。トマトは早速いただきました。さすが産地直送だけあって美味しかったです。何といっても甘いのです。こんな美味しいトマトを口にしたのは初めてでした。さてこの友人ですが以前、本ブログにて少しだけ登場した人です。私が以前勤務していた会社の同期です。数多くの逸話を持つ人物です。何せ神経質でありながら物事に動じないという不思議な性格の持ち主なのです。私は彼に対し「君は俺のソ-プランドの先生だからな」といつも言います。(もちろん冗談ですが)でも一応その理由があるのです。数年前の金曜日の夜、彼から私の携帯電話にメ-ルが届きました。その内容ですが「今、ソ-プランドの待合室にいます。金曜日のせいか1時間以上も待っていまして疲れました」というもの。その後30分以上もメ-ル交換が続きましたので、かなり待機していたのでしょう。これからも少しずつ彼の逸話を紹介していきたいと考えております。
2009.06.22
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本日は起床時より「今日は何もしない一日にする!」と後ろ向きの誓いをしました。何のことありません。ただの怠け者です。たまのゆったりとした休日は疲労回復には最適なのですが私の場合はそれが「癖」になってしまいがちなのです。まあメリハリが大切なのですが。朝食後、録画しておいた「必殺仕事人」を観ました。来週が最終回なのですね。毎週楽しみにしている番組なので少し寂しいです。その後マッサ-ジに出掛け、大通りで用事を済ませ札幌駅北口へ。そういえば私が若い頃(昭和の時代)は札幌駅北口を「駅裏」と呼んでいた記憶があります。当時、今の北口タクシ-待ち広場には小さな焼鳥屋・小料理屋が林立し食欲をそそる煙が周囲を覆っていました。今ではそんなお店は消滅し新しいお店が増えつつあります。そんな北口ですが当時から変わらない建物があります。代々木ゼミナ-ル札幌校です。私の“母校”でもあるのですが私の人生の中で最も勉強した時期をこの“母校”で費やしました。今でも時々用事も無いのですが“母校”に立ち寄ったりします。この日は土曜日でしたが生徒は1Fの自習コ-ナ-でしか見かけませんでした。昔でしたら1Fにも多くの受験生がうろうろしていたものなのですが。実は私、最近は意識して“母校”に立ち寄ったり近くを歩いております。あの浪人時代のハングリ-さを呼び起こしたいからなのです。「浪人とは社会においてどの部類にも属さない位置づけです。」と“母校”の講師は冗談交じりに話していました。でもあの「なにくそ!」というハングリ-精神と常に追い込まれる様なプレッシャ-のなかで生きていた自分が何とも懐かしいこの頃なのです。最近も晴れ晴れしない精神状態にある時は“母校”を眺めます。その度に「あの浪人時代の自分を思い起こせ!」と自分を鼓舞しています。同時に「果たして自分は今の立場に安住するために浪人したのか?」と自問自答したり。まあ今の私にとって“母校”はビタミン剤の様な存在なのかもしれません。そういえばミックこと中村稔先生や毒舌の小堺勝先生に憧れて予備校の講師になりたいと考えたこともありました。これからも“母校”訪問・見学と続くでしょう。“母校”見学後は「ぷく」へ行きランチタイム。お昼はこの日が2回目。夜の時間まだ行っていないのが残念です。来月あたりは実現しようかと画策(という程でもありませんが)しております。
2009.06.20
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先日紹介させていただきました前国土交通大臣・中山成彬代議士が講師を務める講演会がいよいよ来週に迫ってきました。その打ち合わせをするとのことで主催者の川田氏から招集がかかりました。先程まであれやこれやで意見交換がありました。数百人の入場者を見込んでいますので会場設営や受付など役割分担を決めたのです。川田氏はともかくお手伝いは全てボランティアですからあまり無理なお願いが出来ないことは仕方ありません。川田氏も遠慮がちにお願いしていました。この方の人柄がにじみ出ていました。そうなると私の様な感情で生きる単純な男は「少しでも力になりたい」と意気に感じてしまうのです。で私は受付を担当することになりました。ところが打ち合わせを終えてからふと思ったのです。主催者の川田氏が札幌市近郊市に中山代議士を迎えに行き、会場まで送るというのです。「主催者が講演会開始前に不在というのは色々と支障があるのでは?」と考えたので私が代わりに迎えに行くことを提案しました。すると川田氏は「正直、そうしていただけると助かります。」とのこと。とりあえず私が迎えを担当することになりました。私の車は一応、黒色のセダンですし問題はないかと。川田氏も「車内さえ綺麗であれば大丈夫です」と言っていました。でも最大の問題が。私は車の運転が上手ではありません。私の会社の人間も関連会社の人間(特に若い世代)は私が運転する車には乗りたがりません。私も少し心配です。とはいえ言ってしまった言葉は消えません。これから土曜日の昼間でイメ-ジトレ-ニングをします。
2009.06.19
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麻生政権(自公内閣)の支持率が下がっております。鳩山前総務大臣の辞任騒動が大きな要素でしょうが総選挙を間近に控えて特に自民党の候補者は気が気でないでしょう。民主党も未だ小沢一郎前代表の献金問題疑惑が完全払拭しておらず磐石ではないのですが支持率は自民党を大きく超えております。私の周囲も「政権交代」を視野に政治の話題を口にしています。特に北海道は民主党が強いですからね。そんななか今週初めに札幌市の選挙区を地盤にしている某民主党代議士事務所から郵便が届きました。パ-クゴルフ大会のご案内です。でも私はゴルフはおろかパ-クゴルフも致しません。それゆえ秘書の方に「お断り」のメ-ルを入れました。すると秘書氏から「後援会関係者全てに案内してしまいました。失礼しました。」とのお詫びメ-ルが届きました。まあ、お詫びするほどのことではありませんが。封筒にはもう一つ案内が同封されていました。 来週土曜日に北海道12小選挙区の候補者が全て集結する様ですね。場所は大通西4丁目ですから街頭演説会になるのでしょう。札幌市が選挙区の候補者でしたら効果があるのですがそれ以外の候補者も参加するのですから余裕のあらわれですね。とはいえ他党と比べ結束の強さを有権者にアピ-ルするにはもってこいです。マスコミも大々的に報道するでしょうし。本文面には“鳩山代表(首相候補)”と明記されています。政界は一寸先は闇ですから再び民主党に何か災いが降ってくる可能性が無いわけではありませんが勢いはあります。対する自民党は一部若手から「大政奉還」だの「どこぞの知事への協力要請」程度の策を講じるしかなく自己統治能力を欠いています。内輪もめが突出していますのでまとまりを欠いているのが現状です。どうせやるなら自分たちが担ぎ挙げようとする“候補者”を推したてて総裁選を実施するよう行動すれば良いのです。しかしその行動もマスコミ受けを狙ったパフォ-マンスが第一義の目的ならば有権者に簡単に見破られてしまいます。私がみるかぎり、残念ですがどうも自民党は徳川幕府末期の様相を呈しております。もっとも役者がいません!西郷隆盛先生、吉田松陰先生は存在せず。坂本龍馬もおらず。木戸孝允、大久保利通も不在。しかし国の行く末は私たち国民がしっかりと考え導きだす以外にありません。我々は、ベクトルをどちらに向けるべきなのか・・・・・・。
2009.06.18
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今朝は久しぶりに二日酔いで目覚めました。昨夜、知人達とススキノで会食を楽しんだのは良いのですが何年ぶりかで日本酒をぐいぐい飲んでしまったのです。やはり日本酒は翌日まで残りますね。美味しいですが。銘柄は「越の寒梅」・「久保田」などなど。高級な日本酒をここぞとばかりあおってしまいました。まあたまにはこんなことがあっても良いでしょう。でも今朝はいつもより早めに出社しましたよ。昔、何人かの上司・先輩に「どんなに酒を飲んでも翌日は早めに会社に来い!」と言われたのを今でも実践しています。体育界系の精神ですが緊張感があって「これもまたよし」です。昨夜のお店はまたまた「ささき」でした。下はウニやエビが入った煮こごりです。締めのソフトクリ-ム(トウモロコシ味)はとても美味しかったです。2次会へも行き、カラオケを楽しんだ次第です。それでも最終の地下鉄で帰宅することができました。札幌駅で下車しまして「ぷく」で1人飲みなおしのつもりでしたが「準備中」の札が掲げられていたのには残念です。0時30分過ぎていたので閉店でした。以上、取るに足りない、つまらない報告で申し訳ございませんでした。次回はビシッと決めます。
2009.06.17
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先週金曜日、夕張市へ行きました。日帰り出張です。 札幌から安全運転貫徹で費やす時間は約2時間弱です。プライベ-トでは年に何回かは訪れる夕張市は私のお気に入りの街でもあります。この日は丁度お昼前に到着しました。「藤の家でカレ-蕎麦かうどんでも食べてから午後一で営業先に行こう」と店の前まで行ったのです。ここのカレ-蕎麦・うどんは絶品なのです。休日ともなれば大勢のお客で店の前は長い列をなします。しかしこの様な張り紙が・・・・・・・。う-ん。休業なのか廃業なのか?いずれにしましても目的は果たせず。仕方ないので近くのお店に入ることにしました。入店前はあまり期待していませんでしたが注文した食事を口にして驚きました。「予想していたよりも味が良い」というのが感想です。今回は私一人の出張でしたのでお店に長居は無用です。10分で食べ終え客先に向け車を走らせました。客先に行くのにはまだ時間がありました。休憩時間に訪問することは失礼です。私は客先と同じ方向にビックモロ-さんがあることを思い出しました。私のブログではおなじみのビックモロ-さんです。社長のモロ-師範のところで物色することにしました。もうメロンの時期なのですねえ。今年は価格破壊が発生したのか今のところ例年よりは安価でした。個撰(ランク外ですが甘いですよ)で800円です。盆に近づくと値段は上がるかもしれませんが。私は好物の夕張メロンを購入しました。でも価格は1,000円(消費税込)です。決して高くはありませんよねえ。モロ-師範、あまりにも良心的すぎる値段です!しかもランクは「優」ですから「買い!」と判断しました。この他にジンギスカンを購入しました。先程食べましたがフル-ティ-な香りと味のタレと軟らかい羊肉に大満足です。値段は1,000円とこちらは少し高めですが奮発しました。これはお勧めです。タレはメロンやメロンブランデ-で作られていますから。夕張メロンは明日か明後日あたりが食べごろです。今年初の夕張メロンです。楽しみです。今度は休日にゆっくりと訪問したいものです。
2009.06.15
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昨日の夕方、私の携帯電話にメ-ルが届きました。送信者は友人のK君。家族で沖縄に遊びに行っており、昨日帰宅したので「お土産を持参したい」との事でした。私は自宅にいたので「いつでもいらして下さい」と返信しました。自宅に到着したK君はこれから用事があるとかで私の自宅に入らず、玄関で立ち話をしました。彼は「本当は豚インフルエンザで閑散としている大阪に行こうとしたけど会社から禁止命令がでたので沖縄にいたんだよ」と笑っていました。まあそりゃそうでしょね。何も敢えて「火中のクリを拾うこと」もないでしょうし。K君は以前も紹介しましたが私が新卒で入社した会社の同期です。多くの逸話の持ち主です。(今回の沖縄行きも逸話の一つになりました)性格は豪快にして病気には極度の神経質。行動は予測もつかない展開が多し。こんなK君と私は昔から気が合うのです。彼の逸話は連載で紹介したいくらいですね。でもお土産など買ってきてくれるK君のお心遣いには有難い気持ちになりました。こちらがお土産です。甘く柔らかくてとても美味しかったです。
2009.06.14
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昨日は急遽予定していた内容を変更しました。本日は今週水曜日の会食について触れたいと思います。先にも記しましたが水曜日は私の大学時代の同級生(以下I君)がゴルフ旅行のため来札しました。I君とは単に大学の同級生というだけの関係ではありません。サ-クルの同級生でもあるのです。I君は1年生の終わり頃、サ-クルに入会してきました。確か1学年上の先輩が下宿だったかアパ-トか覚えていませんが一緒だったというのが入会のきっかけだったのです。私は浪人して何とか大学入学を果たしましたがI君は現役で合格しました。そのせいか私は「I君は若いなあ」という感情で眺めていました。私たちが属していたサ-クルは学生の分際ながら幾つかの派閥が存在し、年に2回行われる幹事長選挙はまさに「仁義無き戦い」の様相を呈していました。裏切り、騙しなどなどとても恥ずかしくてここでは書くことが出来ませんが、その様なサ-クルの体質に嫌気がさし、退会する者も少なくはありませんでした。私とI君は当初、同じ派閥に属してまあまあ仲良く付き合っていたのですが、幹事長選挙をめぐり同期が割れてしまい以来、敵対する関係に陥ってしまったのです。しかし卒業後何年か経過しますと、当時の恩讐は薄れていくもので8年前に開催された同期会を機に少しずつ横のつながりが復活しました。私が西郷隆盛先生の命日に鹿児島を訪問する様になってから、その付き合いが濃くなったのです。私が事前に鹿児島の名所やお店をメ-ルなどで訊いていたからです。几帳面な性格のI君は丁寧に鹿児島のことを教えてくれました。お互いの後輩である鹿児島市議会議員の井上氏に会うことを勧めてくれ、井上氏に連絡をしてくれたのもI君でした。そんなこともあり今回I君に会うことは本当に楽しみであり嬉しくもあったのです。この日の会食はI君だけではなくI君のゴルフ仲間のN社長とその知人の方の計4名で開催されました。私はI君以外は初対面です。初対面の人とは簡単に話をすることが出来ない私ですが、この日はいつもと異なっていました。I君が一生懸命に場を盛り上げてくれたこともありますがお互い何か「同じ匂い」を感じていたのです。ビ-ルでの乾杯が済みますと自己紹介もそこそこに色々な話題で盛り上がりました。ちなみにお店はススキノの「ささき」です。「ささき」の社長には「今回は利益なしでやるように」と早くからプレッシャ-をかけていました。それが奏効したのかは判りませんがいきなり「毛ガニ」の姿盛りが登場しました。(写真は写し忘れました)この時期はタラバよりも「毛ガニ」の方が美味とのことでした。嬉しいことに、この「毛ガニ」を従業員の女性が丁寧に剥いてくれました。私はカニはあまり食べないのですがI君たちは美味しそうに召し上がってくれました。私はI君のために鹿児島から焼酎を取り寄せていました。I君が尊敬する「小松帯刀」です。元々酒が強いI君のために私は「小松帯刀」をほとんどロックにしてどんどん飲ませましたが全く酔う気配がありません。さすが鹿児島県出身だけのことはあります。酒量が増すにつれ、話題が広がり、私が田原坂について話し出すとN社長が何故か「ソ-プランド」ことを口にしはじめました。熊本市には芸能人御用達で有名な「B」というソ-プランドがありますが(私は行ったことはありません)N社長はかなり前から常連ということでした。今は準会員のポジションとかで会員証まで見せてくれましたのです。その「B」は単に快楽を求める場ではなく精神的に癒される場とかで従業員の言葉遣い、接客姿勢など、どれをとっても日本一だそうです。私は実現困難ですが一度は訪問して見たい「秘湯」です。それにしても最近は「ソ-プランド」に縁があります。でも初対面の私にこんな面白い話をしてくれるなんて、ある意味嬉しいですね。私に警戒心があればこんな話はしないですからね。私もお返しに“かつての”武勇伝(?)を少しだけ提供させていただきました。するとI社長「あなたとは10年前に会いたかった」と何度も繰り返すのです。(I社長は現在50歳半ば)あえて申しますと、そんな話ばかりではなくお互い家庭のこと、仕事のことも語り合いました。(いい大人が何時間もソ-プランドについて語るなんてことはしません)料理も会話に花を添えてくれました。プレッシャ-を掛けただけのことはあります。「北あかり」を焼いた北海道ならではの料理です。皆さん大喜びでした。熱々の「北あかり」にバタ-を塗って一気に食べ終えていました。でも私以外「北あかり」に塩辛を乗せて食べた方はいません。この食べ方は北海道民のみが行うのでしょうか?次に運ばれてきたのがN社長のリクエストの「アスパラ焼き」と「アスパラの天婦羅」です。ホワイトアスパラに感動する3名を眺め、安心した私です。「小松帯刀」が空になったところでお開きに。その後は2次会に突入。近くのクラブに場所を移しまして、またまた大盛り上がり。久しぶりに楽しいひと時を満喫できました。I君とまたの再会を約束しました。不思議に感じたことは、I君と飲んでいると“今も自分は大学生なのではないか”との錯覚に陥ったことです。この日だけは時間が止まった感がありました。学生時代の友人は本当に良い存在です。
2009.06.13
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西南戦争勃発の「狼煙」とも「口実」とも評されている言葉です。薩摩軍が兵を率いて上京する際に新政府へ向けた説明の中で使われた表現です。常に西郷隆盛先生の本を読んでいる私は頭に入り込んでいるのですが多くの方は「これ何?」と思っているでしょう。本日、総務大臣を辞任した鳩山邦夫氏がTV局のカメラ前でこの台詞を述べていましたね。鳩山前大臣が西郷先生を尊敬しているのかは判りませんが一応、西南戦争に関する本を読んだことはあるのでしょう。ということは、余程の覚悟で辞任されたのでしょう。心からこの台詞を吐かれたのでしたらもう「麻生内閣倒閣」いえ「自民党壊滅の特攻隊」しか道はありません。結果的に自身が失脚することになろうとも。そういえば実兄の由紀夫氏はそんなことを話していましたね。対して麻生首相ですが大久保利通の末裔なのですよね。西南戦争では一応、西郷先生に勝った形になりましたが、その翌年に暗殺されてしまいます。結局、どちらもこの世から消え去ってしまいました。平成の今はどうでしょう?暗殺こそされないでしょうが、どちらかが消え去る可能性は非情に高いですね。私は中身はともかく国民へ向けたアピ-ルは鳩山前大臣の方が優っていると判断しています。いずれにしましても「小乱世の始まり」になるかもしれません。民主党は政権交代へまた一歩近づいた感があります。それにしても麻生首相はまたしても「人事」でつまづいてしまいましたね。 それはそれとして、今夜から明日にかけてインタ-ネットで「政府に尋問の筋これあり」と検索する人が多いかもしれません。これを機に西郷先生の本をひもといてくれたら嬉しいですね。
2009.06.12
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本日、関連会社の役員と少しだけ遠出しました。この関連会社が担当する建設現場に同行したのです。現在使われている道路が近い将来、使用できなくなるため新設の道路設置工事を施工しています。 私はかつてゼネコンに勤務していました。ですから現場担当の際はヘルメットを被り、作業着を着て建設現場を毎日歩いたものです。(とはいえ私は技術系社員ではなく事務方でした)それでも日々工事が進んでいく様を眺めることは密かな楽しみではありました。技術系社員はプレッシャ-を感じる毎日だったでしょうけど。話は変わりますが明日、大学の同級生が来札します。彼の友人も一緒で何でもゴルフを楽しむそうです。物心そして肉体的にもパワ-ありますねえ。私はゴルフはしませんので夜のお付き合いとなります。彼は鹿児島県出身で地元の名門・鶴丸高校を卒業しています。これまた地元が輩出した幕末の偉人・小松帯刀さんを尊敬しています。鹿児島のインテリは小松帯刀さんに憧れる傾向があるのですねえ。彼は学生時代、その県民性をいかんなく発揮し(攻撃性)私は幾度と無く追い詰められました。私は彼のことをずっと薩摩の江藤新平さんだと感じていたものです。とあれ、明日は8年ぶりの再会となります。今から楽しみです。
2009.06.09
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土曜日の朝、友人から私の携帯電話にメ-ルが届きました。 「土曜日の朝から何だろう?」と受信メ-ルを開けると「お前、昨夜、トルコに行っていただろう?」(おいおい朝から一体何なんだ?)(俺はそんな所に言ってないよ!時々行きたいと思うことあるけど)(おまけにトルコって・・・・・・他国に対して失礼だろう!今はソ-プランドでしょ!)などどぶつぶつ独り言を言いながら返信してやりました。「俺は言ってないよ。昨夜は毎週楽しみにしている"必殺仕事人"を観ていたよ」と。そうなのです。私はこの番組が大好きで金曜日はなるべく早めに帰宅する様にしているのです。私のメ-ルに対し友人から更に返信が来ました。「そうかすまん。いやあ、あるソ-プランドに入っていった奴がお前になまら似ていたからさあ」ちなみに「なまら」とは北海道弁で「とても」という意味です。このメ-ルを読み私はハッとしました。「久しぶりの登場だな!」今から10数年前から私に良く似た男がススキノのソ-プランドやヘルスに出入りしている様で私は会社の仲間からよく「お前昨日ソ-プに行ったろう?」とからかわれていました。しかし、ここ数年はそんな質問が無かったので私は「自分のそっくりさんはどこか転勤したか刑務所にでもいるのだろう」と考えていました。当然、その男の存在も忘れていました。それがついにススキノに再登場しました。「この世には自分に似ている人間が3人存在する。」と言われています。それはそれで構わないのですが、よりによってその内の1人がソープランド好きとは困ったものです。でもどれ程私に似ているか会ってみたいものです。ススキノのソ-プランド通いを続けると会うことが出来るかもしれませんが今はそんな体力ありません。
2009.06.07
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やっと数日前に届きました。と、いきなり意味不明のタイトルと書き出しから始めてしまいました。3月末に東京にてアイスホッケ-チ-ム・西武鉄道と国土計画のOB戦が開催されました。(内容は以下の実行委員会からのお知らせから抜粋しました) ■感謝・・・そして前進「アイスホッケー西武鉄道・コクドOB戦」主 催:西武鉄道 VS コクドOB戦実行委員会(発起人:榛澤務 星野好男)日 程:2009 年3 月28 日(土)13:00 イベント開始~15:00 終了予定(開場:12:30 予定)会 場:ダイドードリンコアイスアリーナイベント内容:1966 年から続いた西武グループ アイスホッケーの歴史。数々の栄光に輝いた勇士たちが一同に集結。「品川」で活躍した戦士。「東伏見」で活躍した戦士。「新横浜」で活躍した戦士。の最後の勇士を目に焼きつけてください。「西武鉄道VSコクド」最後の戦いです。その他イベントの詳細につきましては、決まり次第お知らせします。主な出場予定選手:【西武鉄道チーム】榛澤務、堀寛、中村等、三沢悟、川村克俊、青山勇人、上野孝幸、高橋拓、小堀恭之など【コクドチーム】岩本武志、大崎啓司、星野好男、小山内幹雄、三沢定、蝦名元樹、高木邦男、坂井寿如など 届いたのはその試合などの模様を収録したDVDです。 私の親戚に西武鉄道チ-ムのOBがいまして、彼に「完成したら送って下さい」と頼んでおいたのです。本当はOB戦を観にいきたかったのですがその試合を知ったのは開催日の1週間前だったのです。しかも当日は既に用事が入っておりまして。本当に残念でしたがDVDでの観戦でした。先に廃部になった「SEIBUプリンスラビッツチ-ム」は実質的に、西武鉄道と国土計画(後のコクド)が合併して誕生したチ-ムです。この2チ-ムはかつては日本のアイスホッケ-界を支えてきました。オリンピック出場選手の半数以上は両チ-ムから選出されていたと記憶しています。その往年の名選手達をDVDで拝見しましたが皆さん、お年を召されていました。スケ-ティングなどのプレ-内容は「そこそこいける」印象を受けましたが風貌と体型はすっかり変化していました。本DVDでは「栄光の歴史」と題して榛澤務氏(西武鉄道)と星野好男氏(国土計画)のト-クバトルが行われていましたが星野さんの風貌がすっかり変わっていたのには驚きました。それにしましても懐かしい顔ぶれが揃っていました。私がリンク(主に今回のOB戦が開催された旧東伏見アイスアリ-ナ)に通いつめていた頃のことも思い出しました。と同時に今回のOB戦をもって両チ-ムの活動も一応のピリオドを打ったという印象を持ったことも事実です。それでもOBの方々とはいつかどこかで会うこともあるでしょう。その時は、昔の思い出話を肴にゆっくりと酒でも飲みたいと考えております。下のシャツも注文していました。 私が愛した西武鉄道チ-ムの復刻版です。今後、おそらく着ることはないので家宝にします。
2009.06.05
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人間40歳を超えると人間付き合いは質・量ともにじっくりと考察しながら行う方が良いのではないでしょうか?私自身、この先どんな人と交流があるか予想などつきません。ですから「付き合うべき人と付き合わなくても良い人」とを選別しつつ残りの人生を充実させていきたいと最近は考える様になりました。(もう若くはありませんので)とはいえ私が心から尊敬し認め、お付き合いしたい人というのが年々少なくなっております。でも昨日、ある人と酒を酌み交わしつつ話をしまして「お付き合いしたい人が少なくなっているのではなく自分自身がそういう人を探す努力をしていないのではないか?」と反省の念を込めて自戒することができました。「叩けよ!されば開かれん!」の如く自分が尊敬できる人を求め可能な限り行動範囲を広くすることも時には必要です。私が昨日会った方は前々回のブログで紹介致しました川田氏も参加した勉強会に加わっていらっしゃいました。本勉強会は約1年間続きました。しかしその間、私は1度としてその方(以下A氏とします)と会話をしたことがなかったのです。勉強会終了式後に行われた打ち上げの場で私と川田氏が話している側でA氏も自分の意見を述べた時に初めて「ひょっとしてこの人は私と同じ思想の持ち主では?」と胸がざわめき更に会話を進めていくなかで、そのざわめきは確信に変わったのです。打ち上げ終了後、互いのメ-ルアドレスを交換し後日会う約束をしました。そして昨日の再会と相成ったわけです。A氏が公務員であることは既に知っていた私ですが年齢は彼の方が1歳上と知り安心感を覚えました。焼酎を飲みながら意見交換を進めていくにつれてA氏の役人らしくない姿勢に私は感銘を受けました。全ての公務員があてはまるわけではありませんが、とかく地方の公務員は「休まず遅れず働かず」を地でいく人物が多いですから。A氏はかつて、同僚のみならず民間人と交流会を設け勉強をされていました。若い頃は東京の役所に出向されてもいたそうです。どうりで洗練されていて北海道人らしくないのです。単に国(中央)から指導されることで自分たちの居場所を求めるのではなく「危機意識を持って北海道のことを真剣に考えなくては北海道の崩壊は眼前に迫っている」旨の発言を聞き、私はA氏を優秀な公務員と判断しました。その他ここでは紹介できませんが現在の北海道が抱えている多数の難題を教えてくれました。今の北海道は夕張市が陥ったのと同様“財政再建団体”の指定される可能性が決して低くはないのです。私は、中央(政府・官僚)は北海道拓殖銀行を救済せず“見せしめと実験台”にしましたが、今度は北海道それ自体をもそうしようと考えているフシがあるとある人から聞いたことがあります。A氏もそんな情報を耳にされているのかもしれません。心底、郷土・北海道の将来を憂いておられました。更に話は明治維新に移ります。(私の場合、いつもこうです)A氏は私が語る“西郷隆盛論”に真剣に耳を傾けてくれました。そして「明日から西郷隆盛の本を読み感想文を送ります」とまで言って下さいました。嬉しいですねえ。話に火がつき2次会にまで突入しましたが実に良い酒でした。私は健康を考え飲酒は控えているのですがこの日はそんなことを無視して相当量を体内に入れた次第です。翌日の仕事に差し障るといけませんので3次会へは移りませんでしたが別れが惜しい気分でした。A氏とは初の会合でしたが酒に酔いつつも余程、充実し感動した時間を過ごすことが出来たと実感していたのでしょう。帰宅した私は妻に「今日は本当に素晴らしい人と会食が出来た」とか「おいは気持ちがよか」と何故か薩摩言葉を連発していたそうです。これから先、A氏とどの様なお付き合いが出来るか全くもって未知数でありますがそれもまた楽しみではあります。まだまだ北海道にも優秀な人材はいることを実感した夜でした。翌朝、私からお礼のメ-ルを差し上げたところすぐに返事が届きました。「私こそ昨日は久々に憂国の志士と飲むことが出来て楽しいひとときでした。また是非飲みましょう」とのお言葉。私にとってどんな大金を眼前に積まれたり美女を差し出されることなどより、遥かに嬉しいお言葉です。仮に10億積まれてもこの言葉の方に私の心はなびくでしょう。このお言葉に恥じないためにももっと研鑽を積まなくてはいけません。
2009.06.02
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