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法人の方の決算と確定申告を無事終了しました。個人の方は3月で、4月は新年度、5月はクライアント先と自社の申告で、目が廻るくらいの忙しさだったので、これらが終ると一息つけて心身ともにリラックスできますね。今年の申告で、いくつか気づいたことがあります。今日はそのうちのひとつをご紹介します。それは、多くの中小企業の経営者さんが、公認会計士と税理士の区別がついていないことです。多くの経営者の方が、両者を一緒にして「会計士」と呼んでいるのが実情ですが、公認会計士と税理士の業務の本質はまったく違うので、そこを理解して依頼している経営者がとても少ないことに驚きました。公認会計士の業務は、「監査及び会計の専門家として、独立した立場において、財務書類その他の財務に関する情報の信頼性を確保することにより、会社等の公正な事業活動、投資者及び債権者の保護等を図り、もって国民経済の健全な発展に寄与することを使命とする」(公認会計士法より)一方、税理士の業務は、「税務に関する専門家として、独立した公正な立場において、申告納税制度の理念にそって、納税義務者の信頼にこたえ、租税に関する法令に規定された納税義務の適正な実現を図ることを使命とする」(税理士法より)このように、一般の方からみると同じような分野で、似た業務をしているイメージから大同小異だと理解されている方が多いようです。この理解の混同は、義務教育で会計を学ぶ機会がほとんどないため、日本においてファイナンシャル・リテラシーが低いことに土壌があります。しかし、経営者ともなれば、自分のやりたい事業に、否応なく多くのステークホルダーを巻き込まざるを得ない立場なのですから、明確な将来像をイメージして事業の物的基礎となる資本と会計処理について方針を持っていなければ「専門家のいいなり」になって、成るようになる経営しか出来ないことになります。専門家と呼ばれる資格者の業界をみてみると、有能な人のグループとそうでない人のグループが存在しているので、単純に知りあいだとか○○クラブで付き合いがあるといった理由で依頼すると、依頼した顧問の専門家がどちらのグループに属する人物か皆目見当がつかないでしょう。このような事態を防ぎ強い事業を構築するためには、それなりに汗をかく努力が求められることになります。なぜなら有能な人のグループというのは、暗黙知のネットワークで情報が表に出ていないからです。有能な専門家を探すには、いわゆる目利きの能力が求められるということであり、依頼している専門家の目利き能力によって、問題解決のクオリティが変わってくることを指しますから、廻りまわって依頼企業の業績やポジショニングに大きく影響する、ということです。これが「優秀」ではなく「有能」と書いた理由です。また一方、有能な経営者の方は有能な専門家を目利きする能力もお持ちでいらっしゃることが多く、こういったことからも成長する企業の共通点が見つけられますね。※この記事は、メルマガ記事の加筆・修正版であり、ビジネスに関する情報はメルマガを優先して公開しています。いち早く最新情報をお読みになりたい方は、まぐまぐから無料でメルマガ登録できます。感謝!
2008年05月30日
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先日のブログにも書きました「ブログ魂」の著者、一日仙人こと嶋田さんが、パワーランチに誘って下さいました。パワーランチでご一緒したのは、東京ITM時代からいつもお世話になっている、オフィス大福のF社長。このF社長は企画と営業と制作のプロで、一体何をやっているかといえば、いわゆるプロデュース業なのですね。つまり、知る人ぞ知るカリスマ・プロデューサーというわけです。他にも、某上場企業等で企業内研修や大学で教授をされているMさんもご参加されて、即興の異業種交流会が歌舞伎ランチの醍醐味です。この4人はまったく違う業種で仕事をしているにも拘らず、まるでいつも一緒に仕事をしているかのように話が弾み、新しい事業の企画がどんどん出てくるあたりは素晴らしい化学反応(あちらの業界では「ケミストリー」というのでしょうか?)が起こるのでした。お昼の時間なのに、時間を忘れて盛り上がり、となりのテーブルにいた女性達よりもワイワイ話して楽しいひとときでした。感謝!
2008年05月29日
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映画史上で有名な作品、あの「個人教授」でセンセーションの一翼を担った特別なクルマ、ランボルギーニ・ミウラのカウルの裏側(笑)の写真を、BBに次いでアップします。センセーショナルなタイトルでお騒がせして申し訳ないと思っていますけれど、同時にそのくらいちょっと珍しい価値あるものでもあると思います(笑)。映画のなかではカナリア・イエローでしたが、こちら日本では、やはり赤でしょう。当時は誰も分からなかったことでしょうが、高校生にはとてもエンジン掛けられるとは思えないクルマです。有名な突っ込みは「ところで、キミ免許持ってんの?」でしたね(笑)。感謝!
2008年05月28日
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!?本当か?と思ったそこのあなた。まだちょっと気が早いかもしれませんよ(笑)今回のデート(おいそんなことしてるのかよ!)のお相手は宮澤由華さん。お花の世界でセンセーションカラーセラピスト&ティーチャーをしていて、雑誌やTVでも活躍しているMUSE☆TREEを主宰するお花の先生です。お花の先生ですから、宮澤由華先生が正しいですね。失礼しました(笑)。由華先生とは前から仲良しで、ちょっと秘密の会議をするので、六本木で食事をしたのが正解です(笑)。六本木は、私にとって懐かしい地元のようなところなので楽しくて大好きなのですが、いろいろ話しているうちに、お互いにイタリアが大好きなことが判明。由華先生はお花の先生なので、私が昨年シチリアできれいな花をたくさん見たことを話して、時間を忘れて盛り上がってました。盛り上がったところで「その花何ですか?」と聞かれたのですけれど、こちらはまったく花のことは分からない色気も教養もない男ですので「赤とか青とか黄色とか紫とか・・・」という情けない始末。見事に笑われてしまいました(笑)。その後は、いろいろとビジネスやら経営の話をして、情報交換をした有意義な時間でした。結局、六本木と美女は合っていますが、デートだったのか何だったのかはよく分からない夜でした。まあこういうこともあります(笑)感謝!
2008年05月27日
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由比は何度も訪れていますが、あろうことか初めて東海道線の普通電車で由比駅に降り立ちました。由比というところは静岡にあるにもかかわらず、ちょっと日本海側っぽい雰囲気があって、えらく遠くまで出掛けた気分になります。そんな由比も普段なら高速飛ばしてたったの1時間ですが、今回はのんびりした旅情を楽しみたいので、東海道線の普通電車で出かけたのです。現代版東海道膝栗毛ですけれど、私が栃面屋弥次郎兵衛か食客喜多八かは、ご想像にお任せいたします(笑)由比は前が海、後ろがすぐ山の狭い町で、昨年訪れたイタリア・シチリアのチェファルーとよく似ています。チェファルーに行ったときには由比によく似ていると思いましたが、由比に行ったらチェファルーによく似ていると思いましたから、やはり本当によく似ています。▲東海道・由比の町。シチリアのチェファルーとよく似ているこの由比の狭い町に、東海道線、東海道新幹線、東名高速、国道1号が寄り添うように走っているのですが、東海大地震がきたら東海道の大動脈がストップしてしまう可能性が高いので、はやく第二東名を完成させる必要があります。その大動脈の間を通っているのが、由比町の皆さまの生活の動脈であり、かつて歴史上の有名人の誰もが通った東海道の街道です。そう、由比は東海道の第16番目の宿場でもあったので、江戸時代からの由緒ある町でもあって、それが独特の風情を醸し出す大きな要素のような気がします。ここで暮らす人々は、歴史のなかの地に足をついたゆったりとした豊かな営みの時間を過ごしていらっしゃいます。口笛を吹けばとんびが鳴く、そんな一日でした。感謝!
2008年05月26日
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春の味覚で大のお気に入りのひとつが静岡・由比の桜えびです。由比までは東名高速で1時間なので、心理的には十分遠方のところなのにも拘らず、いつも割合簡単に出掛けられてしまって、有難味のようなものが足りないと反省していました。由比の良いところは、漁のまち特有の本当にのんびりした雰囲気が味わえることですから、こういうところに出掛けるには東海道線の普通電車がいちばんです。由比駅を降りると、駅前の桜海老通りのゲートが観光客を出迎えてくれて、そのまま少し歩くと知らない人は通り過ぎてしまう由比港へ向かうトンネルが、心ある者だけを静かに誘っています。この小さなトンネルを抜けると、東海道を通るだれもが気にかかっていた小さな漁港と対面することができます。この小さな漁港も、春と秋の桜エビ漁のシーズンには桜えび目当ての観光客で賑わいます。皆の目当ては漁協が営む「浜のかきあげや」の掻揚げ。この日も100人くらいの行列ができていました。普段の由比港は、早朝の漁が終れば小さな漁船が静かに休むかわいい小さな港ですが、このときは小さな漁港が観光客で賑わっていました。我々も大人しく列に並んで数十分。待ちに待った桜えびのかきあげ丼をいただきます。▲由比・桜えびのかきあげ丼漁港にある「浜のかきあげや」は、漁協が営む商売っ気のない小さな売店のようなお店ですが、掻揚げを揚げる油は桜えびしか揚げないので、桜えびの甘味が油に移って、他のどこよりも新鮮で甘くて美味しい掻揚げが食べられるのが特権。品より味を取る方は港まで是非どうぞ(笑)男らしく二杯平らげて(笑)ゆっくりとお茶を飲んで一服。大満足で由比の町を散歩するのは至福のひとときです。▲由比港・桜えび▲由比では生きている桜えびを見られます感謝!
2008年05月25日
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オグ・マンディーノの名著「地上最強の商人」を読了しました。読書は特別なことでも何でもないのですが、この本の特殊なところは、10巻の巻物に相当する内容を第1巻を除いて各巻毎日3回×5週×9巻読むことです。つまり、一冊の本を読み終えるのに45週かかるのです。私は、お恥ずかしながら三日坊主の性格で、なかなか一つのことを習慣にするのが苦手なのですが、今回の読書は敬愛する潜在意識活用の達人、中井隆栄先生の中井塾での取り組みのひとつです。私が地上最強の商人を読んで気付いたことは、思考の範囲が広がったことです。毎日仕事をしていると、どうしても課題の解決のために、原因とか対策を追いかけてばかりいる習慣がついてしまっているのですが、課題を意識したときに「これはどういう状態になれば理想的なのだろう?」と立ち止まって考えることができるようになりました。これにはクリティカル・シンキングも大きく作用していますが、おかげさまで、より良い解決を導き出せるようになったと思います。今後はこれらをコンサルティング事業に反映させていこうと考えています。有難いことです。私のような者が無事最後まで読む切ることができたのは、愛するチーム(笑)の皆さまのおかげです。感謝!
2008年05月24日
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知っているようで意外と知らないことというのは、よくありますが、こちらの方も365と512で曲がり方が違うのは有名なところ、実際の形状はよく分からない方が多いのではないでしょうか。ちょっと狭い世界のお話ですが、モナコの週末ということでお許しいただきましょう。なにってフェラーリ365GT/4 BBのカウルの話です。▲Ferrari 365GT/4 BBのフロントカウル▲フロントカウルを裏から▲同様に真横から(こんな複雑な造形を手作りしている!)▲Ferrari 365GT/4 BBのリアカウル(このクルマは前期型でした)▲リアカウルを裏から(こんな複雑な造形を手作りしている!その2)▲同様に真横から(ホイルハウス縁の造形がよく分かります)こういう写真は、よくありそうで実はあまり見かけることがあまり多くないので、資料的価値があるのではないかと思います。何度みても、こんな複雑な形を「クルマに着せるために」アルミの板を叩いて作っていたスカリエッティの職人芸は、素晴らしいの一言です。こういう工芸技はルネサンス文化の伝統の一端ですね。フィレンツェあたりの宝飾、皮革工芸の伝統が、このころのフェラーリには残っていました。狭い世界かも知れませんが、一部の方にはお役に立てるのではないかと思いますので、該当する方はぜひコメントを残してください(笑)感謝!
2008年05月23日
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今日はリース会計についてです。昨今の書店で、会計関係の書籍が多いことに気づいた方も多いのではないでしょうか。さまざまなタイトルで会計や会計に纏わる書籍が書店の棚を賑わしています。今年の4月以降の年度では、企業のリース取引の会計処理の方法が変更になっています。従来、リースと言えば、一般的にファイナンス・リース取引のことを指し、設備投資の際にリース契約を締結することにより、物品はリース会社が所有し、設備投資をする企業はリース会社にリース料を支払うことで、会計上はリース料を損金計上することができました。この「所有権移転外ファイナンス・リース」取引について、今後は物品の賃貸借処理は認められず、売買処理をして貸借対照表に「リース資産」「リース債務」としてオンバランス処理することになります。このことから、今後は設備投資の際に購入して所有するのか、リース(オペレーティング・リースとファイナンス・リースの2種)にするのか選択をすることになります。これらそれぞれの方法について、メリットなどを整理すると、■購入による所有・好きな物品を選択することが可能・減価償却中であっても、途中で売却が可能■オペレーティング・リース・(一般に)新品を使用することが可能・貸借対照表上はオフバランス■ファイナンス・リース・好きな物品を選択することが可能・減価償却期間が柔軟化するもちろん、これらのメリットの裏返しとしてのデメリットもあり、総合的に勘案して判断することになります。ここで重要なのは、「総合的に判断する」ということであって、つまり戦略的に判断する必要があるということです。リースと所有という比較からすると、リースを選択してリース料を支払う場合と、所有を選択して物品の調達の際に借入をする場合とでは、金利計算の方法の違いから支払い費用額の負担が変わってくること。また、現在有効のリース契約についても同じことが起こってくることが考えられます。ですから、これまで設備投資にリース取引を活用してきた企業やリース物品が多い企業では、業績に大きな影響が発生します。現時点で、私が多くの経営者の方にヒアリングしたところ、多くの企業でまだ設備投資に対して明確な意思決定がなされておらず、その都度対応するという方が多かったです。なかにはリース会計の変更を知らない方も少なからずいらっしゃいました。私の経験からすると、中小企業を中心とした多くの企業では、今年度はリース会計の変更を知らない、または上手に使えないまま決算を迎え、決算時に驚く企業が多いのではないかと思います。しかし、今回のリース会計の変更は企業の業績に大きく影響する重要な問題であり、今の時期は上記のようなことのないように設備投資に関する明確なルールを策定することが大切なタイミングです。この設備投資の方針やルールを決定するには、その前提となる企業の経営戦略がきちんと策定されているかどうかが、意思決定における重要な要素となることは間違いありません。今後の事業環境においては、ますます総合的な戦略アプローチが必要となり、組織が高パフォーマンスを達成するためには、ますます倫理面での重要性が高まっていくことになって、経営者と従業員が共有すべき情報は、理念→行動指針→事業戦略→行動選択基準ということになります。この記事は、メルマガ記事の加筆・修正版であり、ビジネスに関する情報はメルマガを優先して公開しています。いち早く最新情報をお読みになりたい方は、まぐまぐから無料でメルマガ登録できます。感謝!
2008年05月22日
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あつぎ異業種交流会の5月定例会が開催されました。今月の定例会ではちょうど一年後にスタートが決まっている裁判員制度について、司法書士の鈴木健彦さんがミニ講演をして下さいました。裁判員という名前をきくと、アメリカ映画によく出てくるいわゆる陪審員制度を思い起こします。イメージとしては似たような制度ですが、厳密には違うところもある(※)ので、違う名前になっています。(※)アメリカやイギリスなどで採用されている陪審制は、犯罪事実の認定(有罪かどうか)は陪審員のみが行い、裁判官は法律問題(法解釈)と量刑を行う制度。ドイツ,フランス,イタリアなどで採用されている参審制は、裁判官と参審員が一つの合議体を形成して、犯罪事実の認定や量刑のほか法律問題についても判断を行う制度です。日本の裁判員制度は、裁判員と裁判官が合議体を形成します。裁判員は事実認定と量刑を行い、法律問題は裁判官のみで行います。裁判員は事件ごとに選任されます。ミニ講演では、実際に殺人未遂事件のケースを取り上げて裁判の流れと共に裁判員がどのように関わるのか、また裁判員になった場合にはどのようなことを考慮して量刑を考えるのかをシミュレーションしていただきました。まだ実施まで1年先ですので、ここまで詳細にレクチャーしながらシミュレーションをしてもらえる講演は、おそらく日本で初めてだったでしょう。講師の鈴木健彦さんは、私の事務所でもいつもお世話になっているパートナーで、あつぎ異業種交流会でも何度か講演の講師をお願いしていますが、最近は時間内にピタリと終れるようになってきて話が上手になってきました(笑)参加者の方々にもよく分かっていただけたようで、とても有意義な時間でした。感謝!
2008年05月20日
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親愛なる友人のやまもっちゃんのご希望を受けまして、往年のスーパーカー対決の再現を楽しみたいと思います(笑)。最初の2枚はお約束です。できればドアとカウルを全て開けたところを見たいですね。私は、昔は写真でみるだけでしたが、今はこうして実物を見られるようになった分だけ成長したようです(笑)。感謝!
2008年05月19日
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東京・お台場のビッグサイトで、1970年代のクルマを中心に展示するノスタルジックカーショーが開催されました。国産車では日産のハコスカGT-Rやトヨタ2000GTなど、輸入車では、フェラーリBBやランボルギーニ・ミウラ、メルセデスSLなどが出展されていて、日常/非日常、過去/現在/未来などが入り混じる独特の雰囲気がありました。来場している方も年齢層が幅広く、子どもから60代くらいまで、親子連れもいて、やはり子どもはスーパーカーを指差していました(笑)あのスーパーカー・ブームから、もう31年が経ちます。機械としてみれば、現代のクルマとは比較にならないくらい単純で「何もついていない」というようなものですが、人を魅了する「何かを持っている」からこそ、今でもこれだけのイベントが開催され多くの人が集まるのでしょう。ブームはとうに去りましたが、無限の未来への羨望は今でも現在として存在しているように感じました。ノスタルジックカーショーは、来月名古屋でも開催されるそうです。感謝!
2008年05月18日
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いつもセミナーを開催するときに撮影部隊を率いてくれる、JdaのB社長が遊びに来てくださって昼食をご一緒しました。このB社長、とてもユニークな経歴の持ち主で、スペイン語が堪能。二人が一緒でいるとスペイン語とイタリア語で多くの意味を含む会話ができて、右脳を刺激されます(笑)。さらにロジカルな点も長けていらして、コンピュータのプログラムも作ってしまうスゴ腕です。こういう人のことを才能があるというのでしょう。夕方になると、今度は「ブログ魂」の著者である一日仙人こと嶋田正邦さんからお誘いをいただいて、横浜で一緒に飲みました。▲ブログ魂一日仙人さんは、知る人ぞ知るマーケティングコンサルタント。名前を出せば誰でも知っている企業のマーケティング・ミックスをお手伝いなさっていて、多忙な日々を送っていらっしゃるのに、私に会いたいとお誘いを下さる素晴らしい方です。一日仙人さんとは3年ほどのお付き合いですが、やはり最前線でご活躍の方だけあって、刺激的な会話となり、2時間の予定が4時間以上にもなってとても盛り上がりました。お忙しい方ほど、バイタリティが溢れていて行動力があり、これらが結果としてお仕事での成功に繋がっている点が、お目にかかったお二人の共通点です。こういった素晴らしい方々に、一日の内に会えるなんてとてもラッキーで楽しい日でした。感謝!
2008年05月17日
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ちょっと珍しい写真をご覧いただこうかと思いまして、アップしてみます。決して梅小路ではありません(笑)▲メルセデス・ベンツ、M103エンジンを下から覗いた図(笑)右側が進行方向。写真右側を縦断している黒い棒状のものはスタビライザー。アルミ鋳物のオイルパンは今どきは骨董品ですね。骨董価値よりもこのオイルパンを締結しているボルトの本数に注意。こちらの方がエンジン工学的には価値があることになるかもしれません。普通に走っていると、”この辺り”はエンジンオイルで真っ黒。写真にしたら何が何だか不明なものが写ることになります。そういう意味では、オルタネーターのステーが綺麗と言ってもらえるのが一番嬉しかったりします(笑)。▲同じくM103エンジンのロッカーカバーを外した図今度は上からです(笑)。皆さん興味津々のエンジンヘッドです。SOHC2弁。燃焼室形状はオーソドックスでFの365と同様だと思います。ここまでやるので十分草臥れますから、良い子はくれぐれもマネしないでください(笑)感謝!
2008年05月16日
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私が昨年読んだ書籍のなかで非常に感銘を受けた一冊が津崎盛久先生の「花屋のMBA」です。花屋のMBAその津崎盛久先生にお目に掛かって、お話する機会がありました。「花屋のMBA」の良いところは、問題解決にあたって全体と部分とをしっかりと繋ぐことを表現しきれていることです。多くの書籍というのは、全体論や個別論であり、これは本の成り立ちが学問と二人三脚で進んできた経緯もあるのでしょうが、このことに影響を受けて人々が考える議論も「全体だけ」「部分だけ」に二分されてしまう傾向があります。TVに出演する評論家をみていると、この構造をよく理解できると思います。しかし、実際には「全体だけ」や「部分だけ」で議論をしても結果がでるのは一部だけになってしまい、継続的に全体を通して良くなり続けるには、全体と部分の両方に一本筋を通すことが必要条件になります。しかしながら、この必要条件を身につけ実行するには参考になる書籍が非常に少なく、得てして学問の一分野を修めなければならないという、ハードルが非常に高くなる宿命を持っています。されど現実の社会では、21世紀に入って人々の活動の規模のグローバル化が進み複雑化、情報や問題解決のハイ・スピード化が進むと、学問を基礎から修めて問題解決をなすには物理的に時間が足りないという決定的な問題が起き、現在の社会で多くの人が抱える重大な問題の一端がここにあります。こういったときに、1冊の書籍で全体と部分と実行方法を把握することができたら、人々と社会を幸福に向けて方向付けすることが可能となります。花屋のMBAという書籍は「人はどうすれば幸せに生きられるのか」から始まるそういう良書です。「花屋」と「MBA」という二つのキーワードは、あまりにもかけ離れてミスマッチをしていて、これが発売当初に話題になったそうですが、津崎先生はMBAのフレームワークを花屋さんにも読んでもらえるように、一般的なタイトルにしたかったそうです。もし、あなたが仕事で悩んでいるのであれば、ご一読をおすすめします。▲津崎先生からサインをいただきました感謝!
2008年05月15日
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こういうことを書くと竹田陽一先生に叱られそうですが、仕事を休んで一日映画を観に行って来ました。現在、取組んでいる課題はクリエイティブかつロジカルなもののため、膨大な時間が要求されるものなのです。こういう問題に上手に対応するには、日常とはかけ離れた発想を持ち込むのが有効なので、映画からインスピレーションをいただきたかったという訳です。結局、仕事なのか映画を楽しんでいるのか分からなくなっている訳ですが(笑)。さて、話題になっている「最高の人生の見つけ方」を観ました。ストーリーはシンプルで余命6ヶ月をどう充実させるかというものです。オリジナルのタイトルはTHE BUCKET LISTなので、こちらの方が映画の内容に忠実ですが、日本でのタイトルは主に興行面でのマーケティングの都合なのでしょう。最近の洋画はオリジナルのタイトルを観てからの方が、ハズレが少なくていいです(笑)。結局、観た映画と私との共通点は「時間が足りない!」ということでした。普段ぼんやり過ごしていると、「忙しい」とか「時間がない!」とか言っていますが、もう少し精度を高めて考えると、目的に対して時間が十分にあるのかどうかの一点だけが課題であって、実際には時間が十分に足りているなんてことは人生に一回もないのですから、時間を足りるようにする使い方をすればよい訳ですね。近頃は、ちょっとした低調で困っていたのですが、復調に必要なことは、今ここから絶好調であればいいだけですから(笑)、最高の状態をイメージしてアクセル全開でいきましょう!感謝!
2008年05月14日
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ゴールデンウィーク最後の5月6日に、スーパーアグリF1チームがレースからの即時撤退を発表、その後初めてのレースがトルコ・イスタンブールで開催されました。そもそもスーパーアグリF1というチームは、元F1ドライバーであった鈴木亜久里氏が、車体もエンジンもドライバーも日本にこだわった純日本チームでレースに勝ち、表彰台の真ん中に日の丸を揚げたいという理念で始まったプライベートチームであり、ファンは理念に共感して応援していたスポーツ純度の高い”気持ちのいいチーム”でした。鈴木亜久里氏と同じようなケースには前例があり、10年程前にフランスで元チャンピオンであるアラン・プロスト氏が同様の試みをして数年で撤退しています。一方、国際競争という要素でいうと、イタリアのフェラーリは車体もエンジンもイタリア製ですが、ドライバーを含めチームの主要メンバーは外国人が多くメインスポンサーはアメリカで見事にイタリアのイメージを維持しています。これらのことから、F1というスポーツにおいて純度の印象の観点から重要なのは、国籍ではなく競争優位性を維持した上での総合イメージであることが分かります。この「総合」という観点に立つときに、今回のスーパーアグリの撤退を考えてみると、重要な必要条件としてビジネス感覚や経営手腕が問われるということになりそうです。スーパーアグリに関してはもう一つ。スーパーアグリF1チームは、上述の通り鈴木亜久里氏が始めたプライベートチームですが、本来ならば今年から改正されるはずであった車体ルールを前提に発足したという経緯を忘れてしまうのはアンフェアだろうと思います。今年から予定されていた新ルールは、クルマのシャシーを外部から調達してもOK(従来は自製がルール)であること。これにより、スーパーアグリは車体とエンジンをホンダから調達し、スリムなバランスシートでレースに参入できる大きなメリットがあった訳ですが、そのトレードオフとして意思決定にホンダの意向が大きく作用する点があり、結果として新ルールが予定変更となりビジネスモデルの修正がせまられると、プロジェクトが見事に失敗しているホンダチームの意向に振り回されることとなりました。現在の報道をみると、鈴木亜久里氏とスーパーアグリには同情の意見と、現代のF1にはプライベーターはハードルが高いという意見が多いようですが、F1が自動車競走である以上、レースで上位に食い込めない水準のアプローチで関わってしまったことが、ホンダ、スーパーアグリ共に冒頭の基準と照らして失敗の根本的な原因であると思います。さて、では次に問題をどのように解決するかが重要になってくる訳ですが、こういった様々な利害が関わるフィールドにおいて、ホンダチームは経験豊富な外国人を招聘し、トヨタチームは経験は少なくても日本人が中心になって取組んでいます。これらの選択がどのような結果に結びつくのか早くみてみたいですが、この結果が出るにはあと5~10年くらい必要でしょう。これらのことは今までもあったし、これからも起こりうることです。こういった全ての要素を織り込みながら、今回は近代的なトルコのサーキットでレースが行われました。このレースをTVでみていたら、コースの印象が数年前にレースカレンダーから消えたイモラに良く似ているなと思いました。こういったデジャヴもF1の構成要素のひとつであろうと思います。ですから、上記のハードルを越えることができたら、再度、鈴木亜久里氏のスーパーアグリを見ることができるのではないかと期待します。▲アウトードロモ・エンツォ・エ・ディノ・フェラーリ感謝!
2008年05月12日
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2008年05月09日
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ゴールデンウィーク最後の5月6日は、何故か東京・大手町で半分お仕事です。今年のGWは不安定な天候でしたが最終日は晴天。人生はなかなか思い通りにはいかないものですね(苦笑)。勿論といいますか当然といいますか、大手町はまったく人気がなく、隣国の国家主席が来日している関係で一般市民よりも警察官の数の方が多いのではないかと思いました(笑)お伺いしたのは大手町の高層ビル群のなかのひとつ。最近の高層ビルはガラス面積が大きくて明るく、素晴らしい眺望でした。▲大手町の高層ビルから日比谷方面をみる。右側は皇居で素晴らしい眺望ですが、広角レンズでなければ切り取れない(笑)感謝!
2008年05月06日
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さて、皆さまお待ちかねのクルマ整備の時間です(笑)。メルセデス・ベンツの直列エンジンにお乗りの方には有名といいますか常識といいますか、お約束のコの字パッキンの交換を行いました。先日オイル交換を行ったら、メカ氏が「コの字シールがかなり痛んでますね。まだギリギリ大丈夫ですが。」と仰っていたところ、今年はゴールデンウィークも世間様並みにカレンダー通りに休めるし、これから暑い時期になるといずれにせよラジエターのLLCは交換することになるので一石三鳥という訳です。▲右側のビニール袋のなかが交換するコの字シール。VICTOR REINZ製。正式名称はタイミングチェーンカバー・シールといいます。▲交換前の状況。矢印部からエンジンオイルが滲み漏れてエンジンブロックが真っ黒に汚れている。作業はヘインズのマニュアルの通りに進めれば問題なく完了しますが、大変なのは固着しているねじ類を緩めないと先に進めないことで、3箇所ほどのねじが緩まず難儀しました。こういうことがあるので、重整備は時間に余裕がある場合でないとできません。またこの手の整備の場合、部品交換に合わせて汚れているエンジンブロックの掃除もしないと、パーツの消耗度合いを計っている物差しが狂って(笑)、交換後にパーツの消耗具合を汚れで判別するのが難しくなってしまうので、エンジンルームを徹底的に掃除しながら進めなくてはならずパーツの脱着と清掃に全体の8割もの時間がかかりますが、このあたりの整備の進め方はパーツの交換だけをプロに頼んでもやってもらえないので、DIY整備だけが実現できる特権ですね(笑)。 ▲エンジン・カムカバー分解の使用前・使用後。ここまでくるのに丸1日以上かかってます!アッパータイミングチェーンカバーを外したら、手前下にコの字パッキンがみえてきました。よく観察してみると両脇とブロック側付け根のところからの漏れが多いようです。この部分は、ものの本やネット上の情報などでは、パッキンが熱などで痛んでボロボロになるのでオイル漏れを起こすと書かれていますが、よく見てみるとゴム製のパッキンが経年劣化でヘタり上下に潰れてしまうため、下の隙間からエンジンオイルが滲んでいることが分かりました。ゴム製のパッキンそのものは、まだまだ行けそうでした。やはり世間で流通している情報は色々なファクターが加わっているということですね(笑)。これを踏まえてコの字シールを交換することが今回のポイントです。▲アッパータイミングチェーンカバーを外したところ。矢印部分が先ほどの写真と対応する。 ▲皆さま大好きなカムカバーの写真です(笑)▲アッパータイミングチェーンカバーの清掃。中央に見えるのゴム製のカムシャフトシールを必ず交換しますが、これ1個がなんと1040円もする!(でも精度が高いのも確か)アッパータイミングチェーンカバー周辺を念入りに掃除し脱脂したうえで、新品のコの字パッキンを装着します。このとき重要なことは液体ガスケットをどのくらい塗るか。マニュアルには「塗布する」としか書いてないので、大抵塗りすぎでトラブルを誘発してしまうことが多いのが素人整備のよくある問題。この液体パッキンをどの程度塗るべきか見るために、先ほどバラした時点でよく見ておくことが大切ですね(笑)。▲今回は正面を薄めに脇を少し厚めにしたうえで、カバー取り付け後に液体ガスケットを上から再度盛りました(笑)。アッパーカバーを取り付けたら、分解の逆の手順で組み上げて作業終了。ここまで1日半です。プロならパーツ交換だけで半~1日でしょう。こちらの当初の予定は掃除込みで丸1日でしたから、やはり大幅にオーバーしました。▲作業終了後のM103エンジン。一番最初の写真と同じ部分です。作業をして感じたことは、このくらいの重整備になってくると、一般家庭用の工具ではとても間に合わせることができないので、そろそろ工具一式がないと作業条件が厳しいことで、どの程度自分でやろうか思案してしまいます。それでも、今回コの字シールを交換できたので、あと4万キロは大丈夫でしょう(笑)感謝!
2008年05月05日
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仙石原に出掛けたので、アルベルゴ・バンブー(Albergo Bamboo)で食事をしました。「アルベルゴ」はイタリア語で宿屋を意味しますが、ここは純粋なレストランです。噂によると来年あたりにはオーベルジュ・サービスを導入するようですが(笑)さて、ここのお店は過去に何度も通りがかっているものの、休業日だったり営業時間外だったり席に余裕がなかったりでなんと初めて入りました。このお店が素晴らしいのは、そこに100%イタリアがあることです。カンパーニアの崖沿いに立っている別荘のような建物は、中に入ってもまったくそのままイタリアで、トイレをお借りしたらドアが半開きになっているので感激しました。▲アルベルゴ・バンブーのインテリア(ワインセラー)一時が万事こういった具合で、いただいた食事も仙石原製のイタリア料理。日本で浸透しているイタリア料理の解釈を正すように、イタリア料理や料理そのものの基本に忠実な、満足度の高いものでした。ちょっと素敵だなと思ったのはパンにつけるオイルで、オリーブオイルに特製のスパイスを組み合わせたもの。初めての経験でしたが、まるで宇宙に連れて行ってくれるような美味しさでした。姉妹店の表参道はミシュランガイド東京版で一つ星を獲得したそうですけれど、順当な評価だと思います。そんな他者の評価よりも素晴らしいのは、このレストランが個人所有であること。一番評価されるべきはオーナー氏で揺るぎないことです。感謝!
2008年05月04日
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箱根ラリック美術館で、思い掛けない展示物を見つけました。なんとオリエント急行のプルマンです。▲オリエント急行のプルマンルネ・ラリックはオリエント急行の車内装飾を請負ったそうで、ラリック美術館に行くと実際の車内でアフタヌーン・ティーのサービスを楽しめます。オリエント急行は日本でも走ったことがありますし、アガサ・クリスティの小説などでも有名ですが、実際の現物が身近にあることにとても驚きました。私の興味の対象はラリックのガラス装飾だけでなく、インテリアやエクステリアのデザインのクオリティにも興味があって、インテリアの木工工芸やエクステリアのカラリングの奥深さはヨーロッパの高度な職人芸の集積であることが一目瞭然です。出掛けた当日は残念ながら予約でいっぱい。完全予約制で45分2100円の料金は微妙な設定ですが、列車に乗っているときにお茶をしてもこのくらいの料金になりそうですから、時間が短いことだけが問題でしょうか。次回は日程を選んでぜひテ・アプレ・ミディといきたいです(笑)感謝!
2008年05月03日
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箱根・仙石原にあるラリック美術館に行ってきました。箱根ラリック美術館は2005年にオープンしたときから興味があったのですが、今回が初めてでした。ラリックとは19世紀末から20世紀にかけて活躍したガラス工芸を芸術の域に昇華させたフランス人、ルネ・ラリックで、現在ガラスブランドとして有名なLALIQUEは、ルネが創業者でもあります。▲ラリック・ヴェルサイユ芸術面からみると、ラリックのガラス作品はエミール・ガレとともに、アール・ヌボーの時代にジャポニズムの強い影響を受けた作風で、別の視点でみるとヨーロッパのヒューマニズムと日本の自然礼賛の思想がちょうどよい按配でブレンドされている、現代表現の礎となる偉大な工芸術です。美術館の館内は当然撮影できませんでしたが、美術館の前に展示されていた1910年代のフォードには、ラリック作のラジエターキャップが美しく鎮座していました。ラリック作品の素晴らしさは、従来はガラス職人の製品だったガラス作品を類稀な技術とデザイン能力によってアートのレベルまで引き上げた点にあり、ラリックの登場によって後世の社会が大きく変わったことがはっきりと分かります。また、箱根ラリック美術館の素晴らしさは、すべて個人コレクターの努力によって実現したことで、こういう文化を広く一般に公開する偉大さに、魂を揺さぶられるような感動をしました。この美術館は、まだ開館して3年しか経っていませんので、今後も継続してレベルアップしていただけると、世界に誇る文化施設になると思います。感謝!
2008年05月02日
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今日から5月ですね。最近は天気もよく爽やかな日々が続いていますので、5月の最初はスケール大きく、気持ちよくいきたいですね(笑)さて、その5月の第1弾は世界遺産もいよいよローマ。このペースでアップし続けるのは難しいですが、あまり気にせず続けたいと思います。ローマの世界遺産は、ヴェネツィア広場の周辺が登録されているそうで、まずはヴェネツィア広場ですね。それからお決まりのコロッセオ。コロッセオは小さい頃から教科書で知っていましたが、いつも同じ写真なので、横はどうなっているんだろう?中はどうなっているんだろう?といつも思っていました。そのままお隣に進んでフォロです。ルパンでなく本物です(笑)ヴァチカンで最後です。感謝!
2008年05月01日
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