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♪ 曇天の五月(さつき)のみそか梅雨ちかし年の半ばやあじさいの花 齢76となり、今まで詠んで来た短歌を纏めようと思っている。2006年からほぼ毎日、時には5~6首詠む日もあったりして、その数は膨大なものになる。 7030件ほどあるブログをP Cで開き、年ごとに1カ月分の一覧を表示する。末日から1日ずつ遡ってWardに抜き書きしていく。単純計算でも1年分が370首以上はある。2カ月分ほどやると目は疲れ、集中力も無くなって来て手順を間違えたりする。そうなるともう中断するしかない。 なんとか最近のものまでプリントアウトしたいと思うが、以前にも途中まで書き出しているのであと5年分ほど。年を取ってくると根気が続かなくなる。いつでもやれると思っている内にやれなくなって、断念するという事にもなりかねない。 しかし、エッセイと言う形で残された日記でもある。懐かしい話がいっぱい詰まっていて、こんなことを書いていたのかと感心したりする。その時期に考えていたこと、思っていたことが再現されていく。しなければいけない事とか覚えておきたいことなど、完全忘れているのを思い知らされる。 後で読み直そうとブックマークしておくが、その数がどんどん増えていく。自分でも再読したくなるものをアーカーブにピックアップしてあるが、載せきれていない。 孫との思い出が、その時々の状況が動画として蘇ってくる。写真と文章が一体となっているので、アルバムと日記を同時に見ているようなもの。ビデオを見るよりも面白いかもしれない。 しかし、アルバムの整理と同じようにいちいち思い出に浸っていては捗らない。おおぅ!と思うもの以外はすっ飛ばしていく。 短歌にしてもプリントしてからセレクトするので、いいも悪いも考えず取りあえず書き出していく。下手な歌もその時々の貴重な記録的痕跡だし、自分の歴史の一部でもある。 誰かにセレクトしてもらいたいがそんなことをしてくれる人は居ない。1カ月分、多くても1年分までなら、短歌の会のリーダーにお願いできるかもしれないが、18年分ともなると絶対に無理だ。 結社にでも入っていれば、いろいろアドバイスや手助けしてもらえたりするのだろうけど・・。 左目の視力が悪く、眼精疲労、ドライアイ、軽い結膜炎などあって無理は禁物。毎日のブログ更新にも時間がかかるようにもなっている。 部屋の改装に伴う諸々に生活のリズムが狂い、体も肩こりなど出ているし、ウォーキングも滞っている。体力が落ちているようだし、体も硬い。 年をとると良いこともあるが、劣化していくからだと折り合いをつけていくのは、何せはじめてのことなので難しい。 五月最後の土曜日。今年も、早いもので半年が過ぎようとしている。1・2月、2・3月、4・5月と、自然も人の環境も2カ月ごとに激変してきたこの季節。 世界情勢は別にして大したこともなく過ごしてこれたのはありがたいことです。 4月25日に咲き出したブーゲンビリアがいまだに散ることなく、真っ赤な花が曇天の庭を彩ってくれています。
2025.05.31
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♪ しあわせに思えることの幸せを欲なきことの証としたい 数日前、シジュウカラの番(つがい)が、北側の巣箱のところにやって来た。昨年、卵まで産んで巣を放棄してしまったという悲しい事件があったので、今年は来ないだろうと思っていた。 電線に止って巣箱の方に移動したのを見て思わず、「きた !!」と小さく叫んでしまった。 こりゃあまた、長男の家の柴犬・小次郎の “抜け毛を溜めて置いてもらわないと”。なんて思って、カミさんにもそんな話をしていた。 2024年3月 二つある巣箱のうち、卵を産んで放棄したのはもう一つの方で、営巣はしたものの卵を産むところまではいかなかった。その時の番なのだろうか。 しかしそれ以後、チラリとも姿を見せずやって来そうな様子もない。よくよく考えると5月の下旬になってからの巣作りは、いくら何でも遅い。じゃあ、何しに来たのか? 悲しい経験をした1年前の思い出の現場を見に来たということ? 昨年は、営巣が始った時期が3月22日のブログに書いてあり、放棄してしまったのに気づいたのが4月の24日のブログに書いている。5月は孵化した雛が巣離れする時期だ。 シジュウカラは、3月の終わりから8月にかけて、1シーズンに2~3回繁殖するらしい。2回目は5月中らしいので、その2回目の場所の確認だろうか? 2回目の営巣が遅れると、子育てには心配が出てくるようだ。最近は日中の気温が高くなり、巣箱の中が蒸し風呂状態になってしまう。間もなく梅雨入りにもなって、大雨が続いたりすると、餌を運ぶ親鳥の疲労が重なり、餌が運べなくなって雛が餓死することもあるらしい。 もう来ないところを見ると2度目の繁殖の場になる可能性はなさそうだ。餓死するかもしれない雛を心配するのは精神衛生上よくないし、見たくはないね。 また、繁殖が済むとペアは別れてしまうらしいので、前年と同じ同士というのはあり得ないらしい。 オーディオラックの照明はけっきょくこんな具合に収まった。 スピーカーには対面していないが、ソファーからの距離が近くなってしまった。時々はYouTubeを視聴したりもする。 レコードは今までのに比べると、確かに高音の抜けと立ちあがりがよく中域の音もいい。ただ低音の抜けが悪い気がするので、一考の余地がありそうだ。MCのDL-103は使っていない。 背面はガラス戸だし、防音などしていないのであまり大きな音は出せない。つつましく控えめの音で聴くことになりそうだ。 鬱陶しい梅雨入りも間近だし、BGM的に本でも読みながら聞き流すのも悪くない。 改装が済んで、カミさんは自分の部屋が出来たことを喜んでいる。介護ベッドを置くためとかなんとか言っていたが、本当は落ち着いてピアノを弾く部屋が欲しかったんじゃないのかな。 ずっと弾いていなかったピアノを再開して、時どき弾いているのが家中に響いている。嬉しいことだ。 ショパンのピアノが生演奏で流れてくる中で生活するというのは、結婚した時からの私の夢だった。それが今、老い先短いながらも実現している。好きなジャズも聴ける。こんな生活、幸せとしか言いようがない。
2025.05.30
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♪ くぎを打ち木と対話する古民家の応えてひびく梁は米松 知人の女性画家に「手持ちの使わないキャンバスが3枚あるけどどう?」とメールしたら快く「欲しいほしい」と言って、昨日、取りに来てくれた。わけあってお母さんの運転で来ることになっていたが、道を間違えたらしく途中で電話が入り、その後は本人が運転して、ちょっと遅れてやって来た。頂いたジューンベリー 50F、15号、8号だったかな。ついでにロックミシンも貰っていただいた。 そして、テレビの後ろに置いてあったがテレビが移動したので必要なくなった自作の衝立があった。据え置き式のやや大きめのもので、置き場所に困っていた。「もし良かったら、持って行ってくれない?」とダメ元で訊いてみたら、欲しいと言ってくれた。 アクリルに裏表違う文様のオリジナルの絞り染めを張り付け、透かすと別の雰囲気がでるという凝った作りのもの。気に入ってくれたようだ。 私より2つ下だという気の良い上品なお母さんで、初対面の堅苦しさもなく人当たりがいい。変にへりくだったり遠慮したりしないところがいい。育ちの良さを感じさせてとても温厚そうな好感が持てる方だった。裏山には陸生のヘイケボタルが出るという、いい環境にお住まいらしい。 親戚の家に行く予定があるとかで、あまりゆっくり話が出来なかったのは残念だった。またゆっくりお話をしに来てくれることを願っている。 プレーヤーは無事落札できた。というか、入札したのは私だけで、最少金額100円で落とすことが出来た。 当初の予定通り、ターンテーブル全体を覆えないダストカバーに手を加えて、埃がかぶらないように工夫する。今まで使っていたプレーヤー(SONNY)の蓋が使えそうだ。新しいのは奥行きは同じだが、横幅が2.5㎝ほど小さい。 かぶせた時に動かないようアクリル坂を両面テープで貼り付け、隙間部分にもアクリル坂を貼った。アクリル坂の扱いは慣れているし、手元にあったりするのでこんな時に役に立つ。 裏 表 いざ被せてみると、ピッタリ。動いてしまう心配もない。 使用中は外して上の棚に乗せる。使用中もカバーがあった方が良いのだが、今回のはもともとそれが出来ない設計なので、まあ埃が立たないようにするしかない。撮影には照明を点けた ラックの近くに照明がないので補助の照明をつけ、ボックスの中にも口金 E17のLEDが点くようにしてやろうと思う。 230lmで25W相当の明るさがある。広配光タイプがあれば理想だが・・。ダイソーにE17 440lm(広配光180度)が200円で売っているらしい。これだと40Wの明るさがある。これを補助光にすれば事足りるが・・・。 メンドクサイがいろいろ考えるのが楽しい。手を加える要素があって、世話がかかったりする方が愛着がわくというもの。 他人に出来ることなら自分にもできるはずと思う癖のあるわたし。得な性分だと思う。自分でやれそうなことはできるだけ自分でやる。「ぽつんと一軒家」の住人は、それが楽しくてしょうがないような人ばかりだ。 きのう来た女性画家は、何でも自分でやるというのを聞いて感心していた。父親はわたしと同年で、何もしないらしい人らしい。DIYが趣味でないならそれが普通だろうし、道具だってないとできないからね。 この築92~3年になる家もずいぶん手がかかっているが、それぞれがいい思い出になっている。生活が変わるごとに、改造なり何かしらの手を加える必要が出てくる。それが出来るのが古い家の良いところ。 何をやってもいいし、不都合なことなどほとんどない。それどころか喜んでいるんじゃないかとさえ思う。ビスや釘、フックや棚を打ち付ける。ぶら下がり用の鉄棒や、孫のためのブランコまで取り付けたことがある。 木をいじっていると癒されもする。ホント、古家はいいね。古民家バンザ~イってとこだね。
2025.05.29
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♪ 幸せ感の薄い友人することがないので今日も仕事に出かけ 柚野葛飾北斎山下白雨視点 この視点を求めるにあたって、膨大な時間をかけて調査、検証した様子が「山下白雨(冨嶽三十六景)の解説・葛飾北斎の富士山の場所を特定する謎解き」詳しく述べられています。 今年の梅雨入りは平年並みらしい。沖縄より九州が先に梅雨入りしたり、毎週末に雨がったりしてどうなるのかと思っていたが、「普通(平年並み)」と聞いてほっとしている。 5月30日(金)から31日(土)の雨が梅雨入りの一つのタイミングとなりそう。ただ、その後、いったん前線が南下するため、次の雨のタイミングの6月上旬になる可能性もあるようです。 長雨で徒長した草木と同じように、人の体も間延びしてしまう。毎年のことながら、その後の猛暑は、「水責めの刑」の後に「火炙りの刑」を受けるているような感覚になる。 全く同感です。われわれ動物は植物に生かされているのです。植物なしには生きて行けない。あっちの方が、何もかもが「上」なんです。動かなくても生きて行けるその生命戦略は、動物などをはるかに上回っているし、言葉や声を使わずに意思疎通する高度な仕組みを持っている。 自由でありそうだが自由ではない人間と一緒に生きているペットは、欲がない分人間よりも楽かもしれない。 夏至(6月21日)を3週間後に控えてどんどん早くなっている日の出。うすら寒い日を抜けた夏の朝日が心地い。 こんな幸せな状況は、あと1~2週間の内に何日あるか。地獄の一丁目の入り口の前で、しばし楽しい夢でも見ているがいい。 植物たちも、瑞々しくも心地いい初夏の気候の中で、ほころびた花々がうれしそうに空と交歓しているようだ。 本当に心地いい季節は短い。千変万化の大自然にいかに順応していくかが、地球上の生物の生き残り戦略だと考えると、科学的テクノロジーを駆使しなければならない人間は、頭脳偏重がますます進んで行くのだろう。 植物に潜在している力を借り、科学に置き換えることでかろうじて生きながらえることができる人間。本当に高度な生きものと言えるのだろうか。
2025.05.28
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♪ 新聞の見出しに踊る米と米どっちがどっちかどっちもどっち シリアスな悲劇なのかはたまたドタバタ的喜劇なのか、普通に生きている凡人には良くわからない米騒動。これまでの備蓄米の放出分のうち小売業者まで届いたのは1割に満たず、目詰まりは明らかな中で、ここへきて小泉進次郎農林水産相が6月頭に2000円台で店頭に並ぶようにするという。 江藤農林水産大臣が今月18日の講演で、「私はコメは買ったことがない。支援者の方々がたくさんコメをくださり、売るほどある」などと発言してあっさり辞任。 後任に小泉進次郎を立てて、一気に拍手喝采を得ようという、シェークスピアも顔負けの「コミックリリーフ的手法」。夏の参議院選挙に向けてのシナリオだろう。だれが書いたのか知らないが、大したシナリオだねぇ。 NHKの「記事」をそんな気持ちで読むと、本当にうまく出来ているように思えてくる。NHKは一言もそんなことを書いてはいないが、行間に滲み出ているように感じる。 われわれ庶民は、米価が下がればもうそれだけで大満足する。難しい農政などには心及ばず、農政族がどう暗躍しているかなんてことはどうでもいいことで・・。 トランプが支持者の心を操り、架空の話をでっちあげて教祖のように自己中心なことを当然のように振舞っているのに、支持者は平気でいられるのと似ているようにも思う。☆ 最も高いものが落札するという入札というやり方で価格が下がるはずがないことぐらい、小学生だってわかる。最初からやればいい事を、やらずに取ってあった。 それを、ここぞとばかりに看板役者を登場させて大見栄を切らせて、マスコミを巻き込んで天下に流布させる。これで人気取りに血眼になっている野党をまんまと騙して凌駕しようという、起死回生の「打っちゃり」の技。 イトーヨーカ堂が政府備蓄米の随意契約に参加するし、楽天グループも日本郵便と組んで販売に乗り出す。皆さんこぞって買いに行くことになる。 われわれ庶民は、ホントいいようにあしらわれている。 農林水産省は27日、前日から受け付けを始めた備蓄米の「随意契約」に、同日午前9時までに19社から申しこみがあったと発表した。19社の購入申請量の合計は9万824トン。当面の放出枠としている30万トン(2022年産20万トン、21年産10万トン)の3割が、すでに埋まったことになる。
2025.05.27
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♪ 今ここに大輪の花開きたり唯一無二を見届けてやる 千秋楽だった大相撲。豊昇龍が横綱の意地を見せて、優勝を決めている大の里を破って何とか面目を保った。それにしても大の里は強かった。初日から13連勝し、13日目に自身4度目、大関としては2場所連続の優勝。2場所連続優勝での横綱昇進は確実となった。 初土俵から所要13場所での横綱昇進は、横綱が番付上の地位として明文化された明治42年以降、最も速い記録となっている。 今の年6場所制が定着した昭和33年以降で見ても、初土俵から横綱昇進までのスピードは同じ学生出身の幕下付け出しでデビューした輪島の21場所など、歴代の横綱を大きく上回る。 去年の初場所の新入幕からでも所要9場所での横綱昇進となり、同じく昭和33年以降では昭和の大横綱 大鵬の11場所も上回っている。 初土俵 令和五年五月場所 ↓ 4カ月 新十両 令和五年九月場所 ↓ 4カ月 新入幕 令和六年一月場所 ↓ 4カ月 新三役 令和六年五月場所 ↓ 6カ月 大関昇進 令和六年十一月場所 ↓ 6カ月 横綱昇進 令和七年5月場所平成12年6月7日生まれ:24歳 *身長:192.0cm *体重:191.0kg ◆得意技:突き・押し・右四つ・寄り☆二所ノ関部屋(稀勢の里) 大関昇進の口上で「大関の地位を汚さぬよう唯一無二の力士を目指し相撲道に精進します」。 大関昇進の伝達式後の会見では「ほかに類を見ない、もうこのような人は現れないというぐらいのお相撲さんになりたい」と口上に込めた思いを語っていた。 口上どおりに “唯一無二” の相撲と記録で横綱昇進を確実にし、「心・技・体」兼ね備えた横綱として、今後の相撲界をけん引してくれることでしょう。いい表情をしている。 世界卓球で銅メダルを獲得した伊藤美誠も試合中とてもいい顔をしていた。ケガで脱落してから苦悩の時期を乗り越えてきた、内面の充足感がその顔に現れていた。 相撲で面白いと思っていたのは取り組みだけじゃない。その苦労して付けられている四股名が、いろいろあって面白い。 いつも口にするたびに “もごもご” しちゃう名前がある。12勝3敗(勝ち越し)の好成績を残した「若隆景」。わかたかかげ。いかにも言いにくい名前で、wakatakakageと母音が「あ・あ・あ・あ・あ・え」と、最初から最後まで口を半開きにしたまま、真ん中の「た」で舌を使う以外は、喉で発音しなきゃならない。 30歳という脂ののってきた年齢で、とても見ごたえのある力士。6度目の技能賞を獲得しているほどの相撲巧者だ。 昔は考えられなかった2文字の名前もある。獅司(しし)・宇良(うら)・阿炎(あび)。間が取れなくて呼び出しや行司は、かなり苦労していそうだ。「に~し~、し~し~」「ひが~し~、あ~び~」。聞くたびにむずむずしてくる。 そして出身が外国の力士の名前。幕内力士だけでも11人もいて名前だけでは分からないし、モンゴル出身などは顔からも見分けがつかない。 幕内だけでもこれだけいる。豊昇龍(ほうしょうりゅう) モンゴル 立浪霧島(きりしま) モンゴル 音羽山玉鷲(たまわし) モンゴル 片男波千代翔馬(ちよしょうま) モンゴル 九重欧勝馬(おうしょうま) モンゴル 鳴戸阿武剋(おうのかつ) モンゴル 阿武松金峰山(きんぼうざん) カザフスタン 木瀬安青錦(あおにしき) ウクライナ 安治川獅司(しし) ウクライナ 雷狼雅(ろうが) ロシア 二子山玉正鳳(たましょうほう) モンゴル 片男波 大の里は、稀勢の里以来の久し振りの日本人横綱となる。千秋楽に豊昇龍に負けたが、この負けをプラスに変える力がある。実力は一枚も二枚も上を行っているので、怪我をしなければかなり長く君臨することになりそうだ。いつまで東西に横綱を張っていけるか、 豊昇龍の頑張りに期待するしかない。 それにしても、相撲は意外に人気があって満員御礼が続いていることには関心する。絶対的なスター不在にもかかわらずファンが押しかけるのは、巡業等でのファンサービスの賜物なのでしょう。子弟が並んで(大相撲 SUMOより) 大の里の子ども時代からの根性とポテンシャルは、大谷と共通点があるように思う。一強時代となってファンが増えるのかどうか。もう一人、拮抗する対抗馬が出て来るといいのだが・・。
2025.05.26
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♪ つばめ飛びうぐいす啼いて杜鵑の声ききながら清掃奉仕 土曜日の午後6時ごろ、防災無線が流れた。市を挙げての「クリーンキャンペーン」が行われる日だ。 天気が降る予報もあったので、てっきり “中止か決行の案内放送か?” と思った人も多いでしょう。が、その内容に愕然とした。ハシゴを外されたような、土俵の行司がひっくり返ってしまったような、何とも言えない間の抜けたものだった。 「あしたはクリーンキャンペーンの日です。身近にあるゴミを拾いましょう」 「クリーンキャンペーン」という大きく構えた春と秋の恒例行事。それが「身近にあるごみを拾いましょう」ってか!? バカじゃないの。もうちょっとマシな広報ができないのか!! 「公共」というものへの意識喚起や地域の交流意識への啓蒙とか、市として言いたいことが沢山あるはずだ。 市民の公共意識の低下や地元愛への関心の少ないことを慮って、した手に出て遠慮し、忖度して言いたいことも言おうとしない。ますます地域がバラバラになっていくのを指をくわえて眺めているような印象を持った。 市が、他所とは違うところを市長自らマイクを持って、そのあるべき姿を短い言葉でメッセージを送るにはいいる機会だろうに・・。市民に嫌われたくない、穏便に済ませて任期を満了したいという後ろ向きの姿勢。可もなく不可もない方策を最良と思っている。 余計なことはしないという自己保全の保守姿勢は、地方都市のいたるところに根付いて、変わる兆しがない。 土曜日は閉庁しているし、文句を言いいたくても出来ない。こうしてブログにグダグダ愚痴っているばかり。 何とか雨は降らずに済みそうだが、側溝に溜まった枯葉は水をたっぷり含んでいる事だろう。 二つの班に分けている新しい住人の方の班9軒の旦那たちに、側溝の掃除をしてもらう手筈になっている。 家にある使えそうな道具を全部持って行き、かなりの量の枯葉を掻き出して、ビニール袋に詰めてもらうことにしている。 高架下の名鉄の土地に生えている草は、大きいのだけ取ってあとは名鉄側で除草剤を撒いてもらうことにする。たぶん今年もやってくれるだろうと思う。 きのう、ホトトギスのあのくっきりとした個性的な啼き声が、午前中のくもり空に響いていた。 「キョ キョッキョッキョ、キョ キョッキョッキョ」 ウグイスの声は極たまに聞くことができるが、数が少ないので心配している。 今朝は、目の前の道路と家屋の間の空間を、数羽のツバメが飛び回っていた。朝倉駅のコンコースの天井に、幾つかの巣をかけているはずだ。電車に乗る機会があまりないので確認していないが、巣の下に段ボール箱が置いてあったりするのだろう。 野鳥がやってくるこの自然あふれる風景を、愛でる心とともに大事にしていきたいものです。 8時開始の前から準備して一足先に、スコップで側溝の泥まみれの枯葉を路肩に積み上げていった。8時過ぎに受任たちがぱらぱらと集って来たので、ゴミ袋に入れていってもらった。 皆さん初体験のようだった。普段は顔を合わせない者同士が和気あいあいに、ビニール袋20個ほどになっただろうか。いい親睦の機会となったようだ。 ミミズが出てきて珍しがるやら、子どもたちはミミズの大切さを知っていて、大事に扱っていたのには感心した。家に植わっている貴重な木(檸檬)の根元に入れてあげると言って、持って行ったりもしていた。 きれいになって心も晴れやか、清々しい気分になれたのじゃないかな。
2025.05.25
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♪ 欲のなきふたりの終(つい)の良かれしと棲みかはさらに良くなってゆく レコードプレーヤー「DENON DP-400」がオークションに出品されていた。定価67,100円が5万円ほどで市販されているもの。だれも入札していないようだった。2024年4月製造 調べてみたらこんな欠点が指摘されていた。「◆使用中はダストカバーが使えない。◆アームリフト・レバーの位置が悪く使いにくい。◆電源のON-OFF切り替えができない。◆ダストカバーをしても、全体を覆っていないので埃が侵入する。」 スペックも悪くないし、音質も良さそうだ。フォノイコありで、ONN-OFF切り替え可。ユニバーサルトーンアームで、ヘッドシェル・針交換が可能。マニュアルだがオートリフト・リターンある(設定で無効化可能)。使用中は、ダストカバーがジャケットのスタンドになる。 自分の今の条件にピッタリだ。酒飲んでレコードかける時は要注意だが、オートストップがあるのはありがたい。 *電源コードに、ONN-OFF切り替えスイッチを付ける。*アームリフトのレバーの位置の悪さは、本体サイズが今のより小さいので何とかなるだろう。慣れればなんとかなる。*ラックの内側が黒いので、アームのところに小さな明かりをを取り付ける。*埃対策は後で考える。 「DENON DP29F」は12,000円台で買える機種だが、値段の割には音がなかなかいいという情報もあった。一瞬考えたがこの際、取りあえず入札して様子を見ることに。 買ったばかりのMC(DL-103)に交換できるしヘッドアンプも無駄にならない。多分、今までよりもいい音で聴けると思う。 カミさんが部屋をどんどん変えていく。ソファーの位置が変わっている。前々から考えていることを実行に移しているにすぎないらしいが、家の中のことは絶対的権力をもって支配している。なのであまり口出しはできない。ラックはソファーの影になって、その存在感が薄くなっている。 それにしても老い先短くなる一方なのに、家の中は良くなっていくという、逆エントロピー状態の我が家。
2025.05.24
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♪ 爺と婆で二百五十五キロもあるピアノを移動させて バンザイ ピアノを改装した部屋に移動した。 昔はわりと簡単に出来たのに、さすがに筋力が落ちている。敷居を越えなければならず、持ち上げるのが大変だった。アップライトとはいえ結構な重量がある。 安いものほど軽いようだが、我が家のは重い方の部類に入るようで、持ち上げてみてもびくともしない。 長男が孫を迎えに来る夜まで待つつもりだったが、翌日に来客もあるので何とかしたいという気になった。昔、カミさんと二人で何度かやったのだからできないはずは無いと・・。 重さでフローリングが凹む恐れがあり、キャスター受けに乗せたまま滑らせて運ぶ。過去には何度も位置を変えたり、隣室に移動させたりしているので、扱いは慣れている。 慣れていたというのは昔の話で、四捨五入すると80歳のじじいと70歳ばばあには、文字通り荷が重い。なんとか敷居のところまで移動して、敷居を越えるにが胸突き八丁の大仕事。二人で持ち上げてやっとこさっとこ、2度の敷居越えをなんとかやり遂げて、ジャンダルムを越えたくらいの達成感。 ピアノの品番を調べたら、「ヤマハ U30A」3本ペダル。製造は、1990年4月 〜 1994年3月。大型のアップライトピアノで、当時の上級モデルらしい。 当時の価格で、580,000円で売られていたものらしい。カミさんが自分で買ったというから大したものだ。すでにピアノを教えていたので、すぐに元が取れると思ったらしい。 重さは255㎏あると。そりゃあ重いわけだ。 家の造りがピアノを置く想定にはなっておらず(全部が畳の部屋だった)、同じ位置に置いておくのは具合が悪いのでたまに移動させていた。そのせいで、大引きの上の垂木?が歪んで、床が大きく波打っている。ビー玉を転がすと、床の中央に戻ってきたりする。 こんどの場所には根太が通っている。ここに置くのは初めてだし、もうここから移動させることも無い。床が抜けるのを心配することは無くなった。 テレビを、ピアノのあった場所へ移動。あとはスピーカーを移動させて、オーディオラックを押し入れから出す。その配線作業があるが大幅な異動ではないので、それほど面倒でもない。左にスピ-カーがくる 正面にテレビが来て、窓からの映り込みがなくなりとても観やすくなった。オーディオラックは、いま左のスピーカーがある場所へ置くことにした。☆ ☆ じゃ~ん ☆ ☆ これですべてが完了。 肝心のプレーヤがまだ決められずにいる。先が短いのでそんな立派なものはいらないが、気の抜けたようなものにしたくはない・・。 今度の日曜日は、市をあげてのクリーンキャンペーンがある。土曜日にかなりの雨が降るらしいが、当日の早朝には止むという予報だ。 今年は、初めて側溝の掃除をするつもりでいるので、ちょっと具合が悪い。溜まった枯葉が水を含んでとても扱いにくくなる。 若い新住人たちにやっても会おうと思っているが、今の若い人たちは、草取りとか側溝の掃除などしたことがないだろう。 道具類は班長の私がすべて用意することになるが、何をどうするかなど考えたことも無いだろうし、軍手なども持ってないだろう。 まあ人数も多いので、雨さえ降ってなければ何とかなるだろう・・。
2025.05.23
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♪ AIに白洲次郎を打ち込みてホセ・ムヒカ氏を偲ばせてみる南米ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領 南米ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領が先日、89歳で亡くなられた。日本の歴代総理はお会いしたことがあるのだろうか? 2012年6月、リオで開催された国連の「持続可能な開発会議」(リオ会議)。演壇に立った南米のある大統領のスピーチが、世界中の感動を呼んだ。 「貧乏な人とは、少ししか物を持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」 この演説をきっかけに一躍時の人となり、質素な暮らしぶりも注目され、日本でも話題になった。様々な雑誌やテレビで取り上げられて、心酔されている方も多いでしょう。 でも、人はすぐに忘れ、日々の生業の中に埋没されてしまっているのではないでしょうか。 今まさにこの時こそ、ムヒカさんの言動を思い起こし、見習うべき時ではないでしょうか。 2016年に来日した際に行われた文春のインタビューと、亡くなる1年前、2024年2月にNHKサンパウロ支局長 木村隆介氏がインタビューしているものから。 大統領時代の国連演説で、現代の大量消費社会を「持続可能ではない」として、厳しく批判したムヒカさん。「わたしの生活は質素です。毎日少しずつ、1日に3時間から4時間、畑を耕しています。シンプルな暮らしの方が好きなのです。これは『多くのものを必要とする者が貧しいのだ。なぜなら、その限界を知らないから』という、古い哲学に基づいています。 私たちは、欲求を満たすために、人生の時間を費やさなくてはなりません。もし“欲求”が無限に拡大するとしたら私たちには時間がなくなり、それだけで人生が終わってしまうでしょう。シンプルに生きる道を選ぶことで、より自由を得ることができます。強制されたものではなく、自分の好きなこと、選択したことに人生の時間を費やすことこそ“自由”なのです」 未来の若者へのメッセージ「われわれは時代の変わり目にいます。ひとつの世界が去り、別の世界がやって来ます。しかし去る者はまだ去っておらず、来る者はまだ来ていない。だからこそ、今は多くの矛盾を抱えた不確実な過渡期の時代なのです。 小さなスマホを持って抽象的な虚構の世界を生き、新しい物を買うためだけにぼんやりと生きることもできます。あるいは、情熱という自分の人生に満足感を与えるもののために生きることもできます。 若い人は科学や研究、スポーツ、さまざまな分野で挑戦ができます。文章を書くことも、絵を描くこともできます。サッカーでも良いのです。これだということを何かひとつ持つのです。 もし買い物の代金を払うために働いて、働いて、年を取るまで働き続けたら、最後に大きな疑問が生じます。『私の人生は何だったの?』と。 ですから、生きるための大義名分を見つけることが大切なのです」 モンテビデオ近郊の貧しい家庭に生まれ、幼い頃に父を亡くし、貧困や格差に矛盾を感じて20代の頃から極左武装組織ツパマロスに加入に参加。モンテビデオで演説するムヒカさん ゲリラ組織の指導者として活動し、何度も銃撃されたり拘束されたりしたこともあるという。1972年から軍事政権が終わるまでの13年間は、刑務所に収監され、恩赦で出所後、左派政治団体を結成し、1994年に下院選挙で初当選し、2010年大統領に就任した。 大統領公邸には住まず、首都郊外の古びた平屋に妻のルシア・トポランスキ上院議員と二人暮らし。古い愛車をみずから運転し、庶民と変わらない生活、気取らない生き方を貫いた。そしていつしか尊敬を込めて、「世界で一番貧しい大統領」と呼ばれるように。 国のトップになっても給与のほとんどを寄付していたことでも知られる。2020年10月20日、高齢と持病を理由に引退を表明、上院議員を辞職した。 2015年に大統領職を退任後、上院議員として活動していた。慢性的な免疫疾患があり、新型コロナウィルスの流行で彼自身の健康が脅かされており、それが直接的な引退の原因となった。 顔には深いしわが刻まれ、それは人間の年輪のよう。柔和な風貌なのに、岩のような厳しい表情が見え隠れする。「二人の間に子どもは欲しかったけれど、授かりやすい時代を刑務所で過ごしたから、それは仕方がなかった。」「私たちは非常に多くの矛盾をはらんだ時代に生きている。こういう時代にあって、自らに問わなければならないのは “私たちは幸せに生きているのか” ということだ。経済の進歩は、一面で非常にすばらしい効果をもたらした。150年前に比べれば、寿命は40年延びた。 その一方で、私たちは軍事費に毎分200万ドルを使っている。また、人類の富の半分を100人ほどの富裕層が持っている。私たちはこうした富の不均衡を生み出す社会を作ってしまった」 CMに乗せられ欲望を刺激されて、決して裕福ではないのにその恩恵に縋ろうとして無理をしている。自分の価値観を放り出し、周りに合わせることで何となく生きている。 問題意識を持たず、無自覚に歳を重ねている現代人。 そういう人々がこういう社会を作ってしまったのだと、ムヒカ氏は言いたいのだろう。 人間は「欲」の塊。欲という物質で出来ているようなもの。1 自尊欲求 自尊心を傷つけたくない2 競争欲求 争いたい・競いたい3 優越欲求 優越感を得たい4 攻撃欲求 相手を攻撃したい5 反発欲求 やり返したい6 流行欲求 流行の先端にいたい7 自己顕示欲求 注目に得たい・評判になりたい8 指導欲求 集団をまとめたい9 名誉欲求 社会的名誉ある地位につきたい10 支配欲求 命令したい・指示をしたい11 権力欲求 社会で活躍する権力が欲しい12 愛情欲求 愛する人のためになりたい13 恋愛欲求 好きな人から好かれたい14 愉楽欲求 騒いだり楽しみたい15 自由欲求 縛りなく自由にしたい16 自己表現欲求 個性を出したい17 不満解消欲求 気分転換したい18 達成欲求 困難を乗り越えて目標を達成したい19 内罰欲求 至らない点を反省したい20 自己成長欲求 自分を成長・充実させたい21 持続欲求 最後まで根気よく続けたい22 自己実現欲求 計画を立てて努力したい23 知識欲求 多くを学び知識を増やしたい24 自己主張欲求 正しいと思うことを主張したい25 批判欲求 人の悪事を指摘したい・正したい26 趣味欲求 生きがいになる趣味を持ちたい27 感性欲求 感動したい28 理解欲求 ものごとの因果関係を理解したい29 他者認知欲求 他者の性格やプライバシーを知りたい30 好奇欲求 新しい・珍しいことを経験したい31 秩序欲求 規則を守りたい32 援助欲求 面倒をみたい・世話をしたい33 集団貢献欲求 所属している集団のために尽力したい34 社会貢献欲求 社会のために貢献したい35 教授欲求 得意分野について人に教えたい36 自己認知欲求 自分の性格を知りたい・理解したい37 承認欲求 多くの人から好かれたい・認められたい38 自己開示 親しい人に自分を知ってほしい39 屈辱回避欲求 屈辱を受けたくない40 同調欲求 周りと同じことをしたい41 嫌悪回避欲求 嫌悪感を持たれたくない42 批判回避欲求 批判されたくない43 服従欲求 指示に従いたい44 優位欲求 自分より劣った人といたい45 譲歩欲求 争いを避けるために譲りたい46 安心欲求 失敗や心配を避けたい・安心したい47 気楽欲求 無理をせずのんびりしたい48 挑戦欲求 危険なことでも挑戦したい49 安全欲求 危険や恐ろしいことを避けたい50 拒否欲求 嫌いな人に近づきたくない51 金銭欲求 お金を確保したい52 生活安定欲求 安定した生活を送りたい53 依存欲求 他者に助けてもらいたい54 親和欲求 他者と交流を深めたい55 協力欲求 他者と協力し合いたい56 孤立欲求 1人でいたい57 恭順欲求 信頼できる指導者に従いたい・会いたい58 自己規制欲求 誠実で規則正しい生活をしたい59 迷惑回避欲求 人に迷惑をかけたくない 「大事なこと | 人生で大切なことまとめ」より* 独占欲 * 権力欲 * 食欲 * 金銭欲 ああ我欲の恨めしき。 なくてはならない欲も沢山あるし、立場や状況によっても変わってくる。「○○したい」という思いが全て欲というものだとすれば、生きていることそのものが欲と言えるのかも知れない。 人間は、自分の欲で自分を束縛し、雁字搦めになっている。 不必要な欲を一つづつ手放していけば、ムヒカ氏のようになれる。 同調圧力に “離縁状を叩きつけてやる” ことだ。 「私たちが抱いている煩悩が欲望を生み、欲望が執着を生み、執着が苦を生みます。私たちの苦しみのほとんどの原因は、煩悩から生まれる欲望や執着なのです。」瀬戸内寂聴
2025.05.22
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♪ 他人(ひと)は他人(ひと)自分は自分ということを許さないこの国に生きてゆく いよいよ蒸し暑くなってきました。気温も30℃を超えそうなので、ブログを書きかけたのを止め、急きょ午前中にウォーキングを済ましてしまうことに。今日21日(水)の13時半過ぎ、岐阜県飛騨市・神岡で気温が35℃に到達。全国で今年初の猛暑日。昨年に比べると3週間ほど早い観測。 ご無沙汰している義兄のアトリエへ。2月に仲間に会った時、最近どうしているのか様子を見に行くことになっていて、訪問しても留守だったりして会わず終いになっていた。 免許証は返納したと聞いていたのでどうかと思ったが、今日は運よくアトリエに居てくれて、元気そうな様子を確認できた。 奥さんに送り迎えしてもらっているようで、この日はクーラーが壊れてK’sデンキに買いに行くとかで、ちょうど奥さんが迎えに来たところだった。 夫婦そろって風邪をひいてちょっと不安な状況の時があったらしいが、今は何とか元気にしているという。歩くことはあまりなく運動不足と思いきや、草刈り仕事が控えていてこれからやらなければならないらしい。 この蒸し暑い時期に、外での労働は大変だろう。確か82歳になったと思うが気力の方は衰えず、「こうして体を使っているので、何とか持っている」作業中に何度か聞かされている。 二人が口をそろえて、「夏ミカンを採りに来ないのでどうしているかと話していたところなんですよ」と言われた。いつもは、「ミカンがたくさん生ったので採りに来てください」というメールがあったのに、最近はそれが無かった。それでそのままになっていた。 お隣さんに「すごく酸っぱいですが、たくさん採れたので」と、ビニール袋2つに大きな夏ミカンを頂いた。「大好物です」と頂いて、さっそく食べてみるとぜんぜん酸っぱくなんかない。夏ミカンじゃなくて甘夏じゃないかと疑う。1個ペロッと食べても手ごたえがなく、唐辛子の入っていないキムチのように頼りない。 量も量で、食べきれない。ご近所に訊いてみると欲しいといわれるので、3個残して大方配ってしまった。ここでこのタイミングで、酸っぱくて食べ甲斐のある夏ミカンの話。「欲しいです」。でも、もう残り少ないとのことで、あと少しだけどあるとのこと。 明日にでも採りに行ってこよう。孫も夏ミカンは好きなので、金曜日に来た時に両方を食べさせてどっちが好きか確かめてみよう。 佐布里の梅の館の南側、芝生広場に面した庇の梁にいつもツバメが巣を作っている。休憩に椅子に座って見上げると、巣がきれいに取り払われている。 「???」今はツバメがきていて、巣を作る時期のはず。その巣がない。 「緑と花のふれあい公園」というくらいの、自然と親しむ場所として管理運営されているところ。そこにあってツバメの巣を撤去してしまうというのは納得できない。それで管理している事務所で訊いてみた。 女性スタッフが対応し、「巣は撤去してないということですよ」と。「でも無くなってるよ、見てみて。」と外に連れ出して確認してもらう。「ほんとですね。」 どうやら、今年の新しい巣はまだ掛けられていないらしく、昨年の古いものを撤去した痕跡が残っているらしい。 「何故かこっち側(西)だけに巣を作るようで、反対側には無いんですよ。」 「ホントですね、どうしてなんでしょうね。」 「ツバメに訊いてみないと・・。」「糞が落ちて、お客さんが文句を言ってくるかもしれない。」「そうならないように、“糞受け” を設置しておけばいいんじゃないの」 「貴重なご意見有難うございます。担当者に伝えておきます。」 気づいたことを文句を言うのではなく、あくまでも共通認識を持っていただくための意見として、ソフトに確信を持って伝える。そうすれば、ちゃんと対応してくれる。上から目線の高飛車な言い方では反発を買うだけだからね。 FB(メタ)のカバー写真を変更したいと思い、佐布里池の写真を使うことを想定して写真を撮ってきた。 天気はコントラストの強い快晴ではなく、ソフトな写真になる曇天の今日はいい写真が撮れそうだが、撮ってみないと分からない。 この藤棚から遠望する佐布里池が一番好きなので、最終的にはやっぱりこれにすることに。 鉄塔から金属音か聞こえてくる。何かの作業をしているようだがよく分からない。近くにある鉄塔にも登って作業しているのがあった。近づいてみると鉄骨の塗装をしているらしい。 手作業で7人がかりの大仕事。いい金になるんだろうなぁ。まだ炎天下じゃないのでいいが、真夏や真冬はそりゃあ大変でしょう。 14,100歩ほど歩いた。歩き過ぎという情報が頭をかすめる。 20年以上にわたって、群馬県中之条町の65歳以上の住民5000人を対象に、運動量と病気との関連性を調査・研究した(中之条研究)その結果、わかったのが「1日8000歩、そのうち20分は速歩きをすると、健康を維持できる」というもの。8000歩以上歩いても運動の健康効果は頭打ちで変化は見られなかったという。 「1日7000歩/15分速歩き」で動脈硬化・がんを予防なんていう情報もある。しかし、そんな情報に左右されるのではなく、自分が心地よく心の充足感があるのかないのかで判断すれば良いと思う。 自分を信じること。情報に振り回されないこと。
2025.05.21
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♪ 万物の満足するとふ「小満」のはや真夏日となる気配あり 今年は多少ましかと思っていたが、やっぱりこの時期にこの気温。長続きはしないようだが・・。 近畿北部や内陸部を中心に最高気温が30℃以上の真夏日となる。今年に入って一番の暑さになる所が多いようだ。 突然の真夏日に体が追い付かない。かと思えば、またすぐに下り坂の天気。自律神経が乱れる恐れもある。 九州南部は16日、19日に「奄美地方が梅雨入りしたとみられる」と発表された。九州南部の梅雨入りは平年より14日、昨年より23日早い。まあ、後から訂正されるという事もあるし、今後どうなるかは分からない。 南海上に前線があり、北上して来ると本格的な梅雨入りとなるが・・。 昨日、レコードを掛けようとしたら、プレーヤがおかしい。音が出なかったり逆回転したりしている。50年前から使っているプレーヤーだ、ついにイカレてしまったようだ。ダイレクトだライブだったので今までもった。ご苦労さんでした。 MCカートリッジ(DENON DL-103)はまだ新しいし、まだまだジャズのレコードは聴きたい。オーディオを手放すわけにはいかないが、かといって老い先はそんなに長くない。 最近のプレーヤーは、フォノイコライザー内蔵でワイヤレスの機種が主流になっているようだ。 TEAC『TN 280BT』だと、フォノイコライザー 内蔵、カートリッジ装着済み。アルミ・ダイキャスト製プラッター(円盤)や、アンチスケーティング調整機構付きスタティックバランス型ストレート・トーンアームを採用の、駆動はベルトドライブ。[ターンテーブル部]駆動方式:ベルトドライブモータ:DCモーター回転数:33-1/3rpm、 45rpmワウフラッター:0.2%S/N比:67dB以上(A-weighted、20kHz LPF)ターンテーブル:アルミ・ダイキャスト製、直径 300mm[トーンアーム部]形式:スタティックバランス型 ストレート・ トーンアーム実効アーム長:223mm針圧可変範囲:0~5g適用カートリッジ質量:3.5~6.5g[カートリッジ部]形式:VM型(MM型と同じ特性です。)出力電圧:2.5mV (1kHz, 3.54cm/s)針圧:3.5g (+/-0.5g)質量:5g (+/-0.3g)交換針:ATN3600L付属ヘッドシェル質量:10g(ネジ、ナット、ワイヤー含む[出力電圧]フォノ出力時:2.4mV(±3dB)ライン出力時:149mV(–16.5dBV)出力端子:RCAピン端子(フォノ /ライン切替式)[Bluetooth®部 ]バージョン:5.2 (DUAL MODE)クラス:Class 2対応プロファイル:A2DP対応コーデック:SBC[一般 ]電源:AC100V~240V、50/60Hz(ACアダプター)消費電力:2.0W(スタンバイ時0.2W)動作保証温度:5℃~35℃外形寸法:420(W)×117(H)×356(D)mm (突起部含む)質量:約4.9kg[付属品]フェルトマット×1ドーナツ盤用アダプター×1カウンターウエイト×1ヘッドシェル×1 カートリッジ 装着済アルミ・ダイキャスト製プラッター×1ダストカバー×1ヒンジ×2RCAケーブル ×1ACアダプター(GPE053A-V120050)×1取扱説明書(保証書付き)×1 楽天で、32,780円(送料無料)。こんな値段で買えるなら、まあこれで十分だが・・。 アンプもカートリッジもあるし、ワイヤレスの必要もない。中古品で良いのがないか、ネットで探してみることにする。 改装していた部屋が完成し、ピアノをそちらに移動するのでスピーカーの位置も変わることになる。ついでに、物入れに押し込んであるオーディオラックもピアノのあった位置に戻すことになる。 そのタイミングでプレーヤーが新しくなり、聴く位置も変わって新鮮な気分で聴くことが出来るようになるのは嬉しいことだ。河口湖町船津 富士山に朝の挨拶をして、これからの日々の健やかなるをお願いすることにしましょう。
2025.05.20
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♪ 国宝の無形文化の財産の遺せし椅子に座ってみたい拭漆楢家具セット [1964年] 漆、ナラ 彫花文椅子128.5×85.0×80.5cm(3脚)、テーブル37.0×181.3×79.0cm(ケヤキ)、長椅子111.0×188.0×79.0cm 最終日だった豊田市博物館の「生誕一二〇年 人間国宝 黒田辰秋 木と漆と螺鈿の旅」展に行って来た。黒田辰秋(1904~1982)の生誕120年を記念するもの。昨年12月に京都でも開かれている。 戦前から戦後にかけて活躍した、木漆工芸家で、特定の師をもたず国内外の古典研究を通じて漆芸の道を求めた黒田。造形力と多様な技法に長じていたことで知られている。河井寬次郎を通じて知己を得た柳宗悦の薫陶を受け、上賀茂民藝協團に参加し民藝運動の一翼を担った。 この椅子が見たかった。若い頃に黒澤明の注文で制作された黒田辰秋の凄い椅子があることを知って、見てみたいと思っていた。しかし、いつしかそのことも忘れてしまい、長年月が経ってしまった。 以前にもこの美術館で黒田辰秋展があったが、その時はこの椅子は展示されず、箪笥や食器棚などが中心のものだったように記憶している。黒田辰秋《彫花文椅子》1964年 漆、ナラ 128.5×85.0×80.5㎝ 豊田市美術館蔵 今回、豊田美術館で展示されると知ってどうしても見たかった。次男の奥さんから、「いつ行きますか? 行くなら一緒に行きませんか」とメールが入った。彼女には話がしてあり、美大を出ていることもあって関心があったようだ。それで最終日の昨日、2世代4人で見に行くことに。☆ ★ ☆ 圧倒的な存在感。重量感と安定感の中にやわらかいカーブとシャープさが一体となった、隙のない意匠のすばらしさ。胡坐をかいてすっぽり収まるゆったりとした大きさが、長い年月を内包している「木」の豊かさと溶け合っている。 黒沢自身が座って、ウィスキーのCMにも使われたらしい。 良質の分厚く真っ直ぐな板材が何枚も必要で、黒澤からは納期を定められていた。黒田は岐阜県付知町、現在の中津川市に仕事場を設け、当時、家具制作に用いることが珍しかったナラ材を選択したという。今では一般的になっているオーク材である楢を、最初に使った人なのかもしれない。 黒田と黒沢。黒・黒のコンビネーション。その二人の人格が掛け合わされることで、猶いっそう重厚なイメージになっていると思う。 写真撮影が禁止なのはまったくナンセンスだと常々思っているが、どうしようもない。作品の写真が撮れないのは著作権の問題だとはわかっているが、人間国宝によって造られたものを一般のアートと同じ扱いにすることが間違っていると思う。 広く多くの人に接してもらい、その素晴らしさを垣根なしに解放して見せることが本当の文化だろうと思う。事なかれ主義の偏狭な、本質を考えない日本の文化行政を恨めしく思う。 御殿場山荘の家具セットの前で、ああだこうだと手を近づけて話をしていたところ、監視員の女性が「あまり近づかないでください」と注意しにきた。触れてはいけないことは分かっているし、実際、それもしていないのに、だ。 そばに居た家族が恥ずかしがって私を諫めたが、そんなにへりくだってどうする。悪いことなどしていないのだ。 さまざまな作品に繰り返し彫り続けてきた「彫花文」。 黒田が22歳の当時、ちょうど民藝運動に関わり始めたころ。京都の町家で育った黒田が独学で学んだ木工技術で洋家具を作り始めるに当たり、重要な参考書籍・ドイツ語の『DAS MÖBEL WERK(家具)』という分厚い書籍の、「イングランド、1500年頃、ゴシック様式、楢のチェスト(eichentruhen)」と記された家具を参考に造られたと推測されている。黒澤明のための椅子を制作中の黒田辰秋。背板に大きな彫花文が刻まれている。(岐阜県立森林文化アカデミーより) 交友も広く、川端康成、志賀直哉、白洲正子、武者小路実篤などとの交流もその創作活動に大いに影響を与えた。 伝統的な漆芸の分業制度に疑問を持ち、素材の選定から木工による支持体の制作までを担う一貫制作が、大胆で力強い独特の作風をもたらし、多くの文人墨客、好事家たちに愛される所以でもある。 高い技量と造形力により独自の足跡を工芸史に残した黒田は、1970年に木工芸の分野で初めて重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されている。 艶やかな塗り、曲線や捻りが生み出す大胆な造形の拭漆、耀貝(メキシコ鮑)により新たな境地を開いた螺鈿。家具等の大作から掌で愛でる逸品まで、多彩な作品を魅せる黒田辰秋の作品世界。 どの作品を見てもそのゆるぎない仕事と技に圧倒されるばかり。 難しい技術と審美眼。妥協を許さないその徹底した仕事ぶりに、ただただ感嘆する。 いいものを見せてもらったと、胸いっぱいで戻って来た。本物を見ることの意義と意味を思う。「王様の椅子」と呼ばれているあの椅子に座ってみたかった。 入場券はネットで購入すると割引になる。 昼食に入った「BABY FACE PLANET'S 豊田店」は、「入店した瞬間に『ハレの日』を感じていただけるようにお出迎えを大切にしています。」というコンセプトらしいが、無国籍エスニック風何でもありのイタリアンもどきの店だった。美術館収蔵品耀貝螺鈿總張飾手筥 [1974年頃] 漆、鮑貝、ヒノキ 18.4×30.5×15.5cm欅拭漆飾棚 [1970年]漆、ケヤキ 98.1×182.0×44.8cm乾漆耀貝螺鈿捻十稜水指 [1965年] 漆、鮑貝 18.0cm、 Φ22.4cm拭漆文欟木飾棚 [1960年] 漆、ケヤキ、金具 102.0×176.8×45.3cm赤漆捻紋蓋物 [1949年] 漆、ヒノキ 19.6×23.2×20.8cm彩漆群蝶図手筐 [1948年] 漆 19.8×34.2×20.8cm赤漆彫華紋飾手筺 [1941年] 漆、ヒノキ 18.8×34.2×24.9cm拭漆欅八角重菓子器 [1936年] 漆、ケヤキ 25.4×28.5cm、 Φ28.5cm
2025.05.19
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♪ 蝶豆の発芽確認した足でハニーサックルの花撮りにゆく 雨がよく降るので植物の生育もブレーキのない自転車のごとく勢いを増している。近所の庭からスイカズラの枝がぐぐ~っと伸びているのに目が行った。住人はまだ若い夫婦だが主人は植物を育てるのが趣味らしい。 この辺りで庭にスイカズラを植えている人は珍しく、ここまで大きく枝を伸ばして花を付けていたのに出会って、始めてその存在を知った。 以前、美容院の庭にあるのを見たことがあり、ウォーキング中に山に自生しているのを見たこともあった。 この家には鉢植えのもあった。地味な花ながらやさしい香りがある。ジャスミンの香りはかなりきつくて閉口するが、スイカズラはそんなことも無い。 別名を「忍冬」「金銀花」、英名が「ハニーサックル(蜂蜜+吸う)」という名前も何かしら情緒を感じさせる。そんなこともあって、隠れファンも多いのでしょう。 花の蜜が甘いので、むかしの子はこの花を摘んで蜜を吸ったりした。 ファッツ・ウォーラーが1928年に作曲した歌に、「ハニーサックル・ローズ(Honeysuckle Rose)」というのがあり、手持ちのアニタ・オデイのアルバム「THIS IS ANITA」にも入っている。アニタ・オデイ(クリックでYou Tubeへ)ファッツ・ワーラー(クリックでYou Tubeへ) ☆ 訳詞 女性ジャズ歌手・若生りえ君と出会ったその日からどんな甘いものもまったく必要なくなってしまった出会ったときから僕は君とのこれからの人生を確信したよこの世で君以上に『甘くて甘い素敵なもの』なんて見つけられないし君は本当に甘いから他のどんな甘いものにも負けないよそう、地上に存在するもので君以上に甘くて愛しいものなんて絶対にないんだ(コーラス)みつばち達が君と僕が一緒にいるところを見たらきっとすごい嫉妬するだろうネでも彼らは悪くないよ・・・そう、ハニーサックル・ローズ!君の魅力のせいさ君が道を歩いただけで花たちまでもが頭をうなだれてため息をつくんだなぜかって?君が花よりも甘いからさあぁ、可愛いハニーサックル・ローズ!砂糖なんて買わなくていいよ!君が僕のカップにちょっと触ってくれればそれでいいんだ君は僕の砂糖だからカップの中を君がクルクルっとかき廻してくれればそれだけでもうコーヒーまで甘くなっちゃうのさ君の唇に僕の唇をあわせるとまるではちみつがとろ~んとしたたる感じ君は僕の砂糖菓子さ!あぁ、僕のハニーサックル・ローズ! スイカズラ科、スイカズラ属の植物で、決して薔薇に縁は無いが、イメージを薔薇に重ねて作詞したのだろう。 甘い汁ではないだろうが、ムカデが蜥蜴の体に取りついて食べているのに出くわした。 ムカデは、基本的に動く獲物を認識して、顎肢に毒液を分泌する腺があり、この毒液で獲物を麻痺させたり、弱らせてから捕食するという。なので、死んだトカゲを食べているわけではないらしい。足を数えてみたら19対だった。 こんなのが通路にいてビックリしたが、好きで飼育している人もいるのだから人間って、他種多様でいろいろだ。百足も多種いて、日本だけで約130種のムカデが確認されているという。 この時の百足は「トビズムカデ」で、日本で最もよく見られるムカデの一種。色の気味悪さと毒の強さから恐れられていて、黒色から茶色の体を持ち、体長は通常は8〜13cm。大きいものだと20cm程度に達するという。 非常に攻撃的な性格で、刺激を受けるとすぐに噛みつく。また、毒性が強く、噛まれると激しい痛みと腫れを引き起こすため、注意が必要という。 活動が活発になるのは「5月~6月頃」と「9月~10月頃」。 気分直しに、開花したミニバラの写真を載せておきます。古い枝を整理して新しい枝がまだ小さいのでボリュームがない。 最低気温が15℃を上回るようになったので、種に傷をつけて5日に蒔いたバタフライピー(蝶豆)。順調に発芽してくれた。
2025.05.18
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♪ 連れ添いて気づけば長き四十年(よとせ)余を湯気と霧とて付かず離れず♪ 「めんどくせ」そう言われおるA型のときに羨むB型のひと♪ 価値観の石と羊羹ほど違うふたりが今日も火花を飛ばす♪ 先に逝くと思いしわれに介護するイメージなくて諫められおり♪ 早いもの勝ちと言いあう改装の介護用部屋ひろびろとして♪ 取りあえず健康のための部屋として麻雀なんぞをする準備して♪ さりとても卓球は無理ビリヤードならできそうなスペースではある 勿体ないような部屋になった。 品合板にしたのは正解だった。オイルを塗ったら木目がよく出て、良い感じになっている。
2025.05.17
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♪ 人道的な武器などあらぬユーモアを振りかざしてやにらめっこせむ 太田川の三洋堂に取り置きしてもらっていた本を、ウォーキングがてら受取りに行ってきた。何だかんだで先延ばししていたら、前回のウォーキングから一週間も経ってしまった。一週間の早いこと。 この購入した本は目から鱗の優れもの。ユーモアの如何に素晴らしいかを長年の研究、調査から、仕事や生活に活かすことの素晴らしさを実例をもって解説している。 毎月、アマチュアの「短歌・俳句・川柳・エッセイなどの文藝作品」を集めて、歌集〚あすなろの歌〛を、ネットを介して発行しておられる方がいます。 私もとてもお世話になっているのでが、4月7日のブログ「ユーモアと自己マネージメント」の内容を評価していただき、その折にこの本をご紹介していただいた、タイムリーな意義ある本なんです。 図書館にあったので借りて読んだのですが、借りた本にはアンダーラインが引けない。何度も読むためにも、買っておくしかないと思って。2,000円ほどするのですが、決して高いとは思わない。 例えば、メールの返信について、ありきたりの文章ではない “ちょっとユーモア(笑わせるだけではない)を織り込んだ” ことで “印象ががらりと変り” その後の展開が開けて行ったという例。エピソードを紹介しながらの解説には説得力がある。 ほんのちょっとの心遣いや言い回し、機転の効いた発言や行動がいかに物事をうまく進める潤滑剤になるか。さまざまなシチュエーションでの好例を挙げて展開して見せる。 ユーモアは、定期的に使わないと発揮できなくなるという。日ごろから心がけていないと錆びついてしまう。脳を筋肉に例えれば、普段歩かない人が、咄嗟の時に敏捷な動きなど出来ないのと同じだというわけ。 これからランダムにページを開いて、錆びかけた脳に油をさすつもりで読んでいきたいと思う。ブログの文章も常々変えたいと思っていて、極たまにチャレンジするもののそっちの筋力がないため、思うようには書けていない。 「いまにみてろよ~!」って、誰に言ってるんだか。 植物にユーモアを期待するのは ”ヘビに、立ってみろ” というようなものか。でも、花が笑っているように見えることもある。 「咲」という字に古い用例はなくもともとは「笑」だけだった。花びらがひらくことを「さく」といいますが、古くは「花開く」「花披く」と表記していたらしい。 「芺(よう)」は草名で、「竹と艸」は隷書で同じ「廾」と書き、「芺」を草書では「」と書く。それに「口」が付いて「咲」となった。 咲を「さく」の意味に使うようになったのは、花の開く様子を人の口元がほころびる様子にたとえたとの説がある。 「笑」は巫女が両手を上げて舞い踊る形をあらわし、神を楽しませるための動作だったようです。3年目でようやく立派に花をつけてくれた。梅花空木 「ユーモアは魔法のようだ。ユーモアは恐怖心や尊大さを消し去り、創造性やレジリエンスを育む。本書は、『おかしさ』という魔法の力を、リーダーシップのツールや善を促進する力として利用する、究極のガイドである。科学、戦略、ドタバタ喜劇を融合した本書は、大ウケすること間違いなしの、視野を広げてくれる傑作である」――ダニエル・ピンク(『When 完璧なタイミングを科学する』『モチベーション3.0』著書) 【本書が伝える事実】・アップル、ピクサー、グーグル……クリエイティブな企業は何よりも「ユーモア」を大切にしている・ユーモアを発揮する人は、知的で有能で、親しみやすい印象を与える・ユーモアのある職場は創造性や生産性が高い・ユーモアは心理的安全性をもたらし、失敗を恐れずに挑戦する文化を育む・ユーモアは思考を柔軟にし、クリエイティブな解決策を可能にする・ユーモアはつながりや信頼を育み、ストレスや逆境を乗り越える力となる・ユーモアは生まれつきの才能ではなく、習得できるスキルだ・プロのコメディアンのテクニックからも、ユーモアを学ぶことができる・4つのユーモア・タイプのうち、自分はどのタイプかを知れば、ユーモアをよりうまく活用できる・不適切なジョークを避け、ユーモアの失敗から立ち直る方法とは?
2025.05.16
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♪ 初夏の風のそよぎを招きつつ壁にオイルをねんごろに塗る オイルを塗るとさすがに良い感じになった。白っぽかった木肌が落ちついて、自然な木目が浮き出ていて嫌味がない。塗る前の写真と比べてみると、その違いがよく分かる。 やはり品合板の吸い込みがよく、拭き取る必要もなかった。1000mlがほぼなくなり、ほんの少し余っただけだ。2度塗りする予定で、もう一本追加注文することに。 軽くペーパーを掛けて塗るが、2度目はそれほど吸い込まず、半分で済むかもしれない。 もう一つ塗るものがある。 大工さんが作業用に使っている台。2枚の板をクロスに組んで上に板を乗せるだけのもの。これ、そのまま麻雀の台になりそうだ。 それを話すと、「いいですよ、上げますよ。」大工は時どき作っているものなので、また作ればいいとのこと。やったー!何でも言ってみるもんだねぇ。今は、DIY用にホームセンターでも売っているらしい片方の足と天板(半分にカットしてもらった)。 介護ベッドを入れるのはまだ先のことだし、この新しく出来た部屋をどう活かすか考えていたところ。“そうだ、麻雀をやる部屋にしよう” 。それで、閃いたわけ。サイズ、高さとも申し分ない。 本来はセットで、3×6の板を支えの台2個に乗せて使う。それを1個にすると、板の中央に切り込みが入っているため、斜めに力がかかるとふわふわ揺れる。あまり良くない。 でも、揺れを防ぐ秘策を思いついた。簡単に組み立てできて、収納するにも支障のないグッドアイデア。確認していないので、ここにはまだ書かないでおきます。 この天板にも、余るはずのオイルをタップリ塗ってやるつもり。 1~2年のうちに市の職員の駐車場になって、この栴檀の花は見納めになってしまうかも知れない。♪ 心地いい風に総身をあずけつつ大樹は花に時をこぼせる
2025.05.15
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♪ ローランド・カークを聴かん合板にオイル染みゆく充足の時間(とき) 改装中の最後の仕上げに、梁にクリーム色の塗料を塗っている。手を上げたままの上向きでやる作業は首が痛くなるし、なかなか大変。その時は疲れを感じなかったが、よく眠れたところを見ると、けっこう疲れていたようだ。 普段やらないことは何だってそうだ。歳をとって、全ての機能が落ちていることを嫌でもつくづく実感させられる。 養生シートをそのままにしてもらったので、気楽に作業が出来るのはありがたい。 以前に塗った部分は良いが、塗ってなかったところはもう一度塗る必要がある。 その後は、品合板へオイルを塗る。安いからとネットで買ったものの説明書には、ペーパーを掛ける工程が一切書いてない。本来なら塗る前と、2度塗りの間にもペーパー掛けが必要なはず。一応、基本的なやり方でやることにする。 初めてやることだし、やってみないと分からない。 500mlで7畳ほど塗れると書いて有ったとカミさんが言うので、2度塗りを考えて1000mlを買った。無垢板と違って合板は浸み込む量が多いだろうから足りなくなるかも知れない。 見える所を重点的に塗って、ピアノや本箱を置く場所を考慮して加減することにしよう。 オイルが乾くのにかなり時間がかかるようだ。金曜日から3日間は雨の予報なので、それまでに塗ってしまわないと。 飾り柱も3本に減らしてもらい、スッキリさせた。遠くに見える栴檀の花が満開になっている。 さあこれから2度塗りの箇所を仕上げて、品合板に1回目のオイル塗りをするとしよう。
2025.05.14
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♪ 業者には全て任せず吾の手を加え仕上げる楽しからずや バッサリ枝を切って様子を見ていたブーゲンビリア。 冬は室内に取り込み、鉢植えにして水を控え、肥料を控えて雨の当たらない、外灯の光がまともに当たらない場所に置いていた。その甲斐があって、立派に咲いてくれた。しかし、そのクリムゾンレーキ色の花があまりに強烈で、このぐらいの花の数で十分という感じ。 しばらく咲かなかったので忘れていたが、まともに咲くと強烈な存在感を表して圧倒される花だったことを思い出した。 蔓を伸ばして行灯仕立てにしようと思っていたが、ちょっと考え直した方が良さそうだ。 2021年に鉢植えを買って、地植えにして育てようと思ったがうまくいかず、去年、再び鉢上げして育て直しし始めた。紆余曲折ののち、今になってようやくその正しい管理の仕方が分かったというところ。 これから咲くミニバラもピンクだし、こうしてみると白花ばかりじゃないんだなあ。 改装工事は終了して、あとは品合板に亜麻仁オイルを塗り、梁に水性ペイントでオフホワイトを塗って全体の調子を整え、電気の配線をして完成となる。
2025.05.13
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♪ 一斉にドローン百機向かわせて暗殺をする夢を見ている トランプがやろうとしている、Make America Great Again「MAGA」の本質はどこにあるのか? 大変革のさ中、80近い爺には分からない事ばかり。新聞を読んでいるお陰で、辛うじてあらましはなんとなく分かる。分かったような気になっていると言った方が良いかもしれない。 新聞の「中野剛志氏」へのインタビュー記事から、トランプがやろうとしていることを探ってみることに。 米国は世界中から一方的に大量の製品を輸入し続け、その結果、貿易赤字、経済収支の赤字を抱えて来た。多くの国が米国に依存する国際経済システムに甘えてきた。その結果、「グローバルインバランス(世界経済の不均衡)」という問題が生じた。それに米国自身が「もう耐えられない」となった、ということらしい。 トランプ関税の本質的な目的は、ドル安と関税収入による米国内の減税と見られているが、実際には関税引き下げにはならず、米国が仕掛けているのは「貿易戦争ではなく、通貨戦争」ということらしい。 1971年の「ニクソン・ショック(ドルショック)」や、1985年の「プラザ合意」に匹敵することをやろうとしているのだという。 ニクソン・ショックで、ニクソン大統領は輸入品に一律10%の課徴金をかけている。トランプ大統領の相互関税の第一弾と同じことをしている。また、「国際緊急経済権限法」を追加関税の根拠にしているが、この法律は1971年の「対敵通商法」が元になっていて、ニクソン・ショック時の課徴金の根拠にもなった。それと同じことをしていると。米ホワイトハウス 4月16日 従来の二国間の交渉の枠組みとはまったく違う対応が必要で、国際協調による大規模な財政出動で内需を拡大し、報復関税の自制を呼び掛けていくしかないという状況らしい。 「トランプがいなくなっても、グローバル経済システムの崩壊は避けられない。米国の負担が限界に達していて、今後も続く不可逆の流れになっている。」 バイデン政権では価格是正をやろうとして、テック業界を解体したり、暗号資産を規制しようとした。すると、「テクノリバタリアンが激怒し、一斉にトランプ支持にまわった。」 「米国では政治献金の上限規制が憲法違反となり、撤廃されてしまった。」ビリオネア(資産が10億通貨単位(通常は米ドル)以上ある人)のやりたい放題の状態になっている。テック業界の巨額なカネがトランプ陣営に流れ込んだら、もう民主主義側に勝ち目がないという、悍ましい状況に向かおうとしている。 本来は関税を上げるだけではなく、製造業を強化するための産業政策や、価格是正策が必要。しかし、トランプ氏は関税以外は自由主義のままで、財政支出を大幅に削減している。「米国は格差是正ができない国になってしまった。」 いずれ、トランプ支持者は裏切られたことに気づく。その時、「米国では誰を信じていいのか分からない状態になって、内戦が起るという最悪の状態になる」恐れがあるという。 中野剛志氏評論家1971年生まれ。東京大学教養学部卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。2003年にNations and Nationalism Prize受賞。2005年エディンバラ大学大学院より博士号取得(政治理論)。主な著書に『日本思想史新論』(山本七平賞奨励賞)、『富国と強兵』、『TPP亡国論』、『政策の哲学』など。「ニクソンショック」 各国の通貨はドルとレートを固定する金・ドル本位制と呼ばれる制度だった。国境を越えた取引の決済はドルで行われ、海外各国から米国への輸出が増え米国の国際収支が悪化すると次第に米国の金準備は減少し、海外各国が保有するドルの方が多くなっていく。各国の要請に応じてドルを金と交換することができなくなったため、ニクソン米大統領は1971年8月15日、交換停止を発表。 抜き打ちでドル防衛の非常措置を発表した、いわゆる「ドルショック」が日本を見舞った。GNPが世界第3位の日本に対する風当たりは強く12月20日、各国の圧力で円は切り上げられ、戦後の経済成長を支えた1ドル=360円の時代は終わった。日本はこの後1973(昭和48)年2月、変動相場制に移行した。「プラザ合意」 プラザ合意とは1985年9月22日米国ニューヨークのプラザホテルで開かれ、G5の大蔵大臣(米国は財務長官)と中央銀行総裁が合意した為替レートの安定化策のことを言う。主な合意内容は、各国の外国為替市場の協調介入によりドル高を是正しアメリカの貿易赤字を削減することで、アメリカの輸出競争力を高める狙いがあった。 日本ではプラザ合意後の急速な円高による低金利政策はその後も継続されることで不動産の過剰流動性がおき不動産バブルを引き起こすことになった。「テクノリバタリアン」 自由原理主義をテクノロジーの進歩によって実現しようとする思想。シリコンバレーに集まる、とてつもなく高い論理的・数学的知能をもつ者に富が集中している。 なんともお先真っ暗な、おぞましい話だろうか。世界一の大国が国際協調を蔑ろにし、自国本位の価値観をもって強権の大鉈を振り回している。 落としどころを模索する時が来るのだろうが、損得だけの思想を持ったトランプが目先の利益を優先する間は、針の先ほどにも楽観的な見方などできない。 戦争が嫌いだという見方が伝わってくるが、やっていることは兵器を使わないだけで戦争を仕掛けているに等しい。野蛮、野卑などとという言葉が生ぬるく感じられる。 老獪で強かな中国が、漁夫の利を得て、アジア、アフリカを覇権の足掛かりに勢い増していくのだろうか。 「よらば大樹の陰」「長い物には巻かれろ」と、弱い国は忖度に頭を下げて言いなりになるしかないのだろうか。 石破さ~~~~ん。
2025.05.12
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♪ あさがおの種まく朝に天と地の機嫌の杜に分け入ってみる 今年の5月は割あい過ごしやすい。’23年、’24年に比べてどうなのか、ブログを書くにあたってチェックした高温の日が下記のもの。 一昨年は中旬に真夏日、100年に一度という暑さだった去年は、後半から暑くなったことが分かる。きのう、既に30℃になったところがあるので、今年もやはり暑くなるのでしょうか。 2023年5月17日 2024年5月24日2025年5月10日 今年は雨が多いのが特徴のような気がする。中旬には走り梅雨のようなぐずついた日が多くなりそう。 エルニーニョもラニーニャもなく、夏場も平常に近い状態で推移するらしいので、’23年、’24年のようなことは無いのかもしれない。それならとても有り難い。 7年9か月続いた黒潮大蛇行が終息する兆しだと、気象庁から発表があった。2017年8月下旬から、紀伊半島から東海沖で大きく離岸して流れる状態となり、2005年8月以来12年ぶりに大蛇行となっていた。蛇行時の海水温 水深50m(2024年6月15日) ★黒潮の蛇行について、2024年8月に書かれた記事 日本の気候への影響について。「2023年の夏は北日本で過去最高の暑さを記録しましたが、これには海面の水温が極端に高くなる「海洋熱波」の発生が原因となっていると考えられます。2023年の海洋熱波では、特に三陸沖の海域で海面から水深300mまでの水が過去に例のない高温となりました。これは通常であれば冷たい親潮に由来する海水があるはずの場所に、黒潮続流が北上してきたことが原因とされています。」2024年6月中旬の平均海面水温の平年差。 「海洋熱波は2024年も続いています。5月には黒潮続流の北端から渦がちぎれて暖水渦になりました。暖水渦がある北海道の南東沖の水温は6月中旬に平年よりも6℃も高くなっており、今後の影響を注視していく必要があります。」現在の潮流(Windy) 今年は、黒潮の蛇行も、エルニーニョ・ラニーニャの影響も無いわけで、相対的に見ると割と穏やかな年になるのかも知れない。 今後ますます暑くなっていくと思っていて、今年はどうなるのかと危惧していたが、どうやらそこまで酷くなるようなことは無いような状況だ。 黒潮という名前の由来は、その水が青黒く澄んで見えることにある。しばしば黒潮と対比される寒流の親潮の水は、栄養分に富みプランクトンが多いことから光を反射して白っぽく見えるが、黒潮の水は栄養分が乏しく透明度が高いため、水深の深いところまでよく見える。富士河口湖町船津1
2025.05.11
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♪ ウグイスの声なき里に土のない家建ち並び虫の消えゆく ウグイスが啼かない。鳴いても極たまのことで、しょっちゅう耳にしていたことを思えば異常としか思えない。毎年、この時期になると楽しみにしているあの美しい声が聞こえないのは、染井吉野が姿を消すの同じくらい、いやそれ以上に悲しいことだ。 耳からの情報は、目からのものより「情緒を刺激する」といわれている。 例えば、マーケティングでは、「耳から入る情報はジュースが欲しいと思っていない人に『欲しい』と思わせ、自販機の前に連れて行くことが得意。一方、目から入る情報は、飲み物が『欲しいと思っている人に』対して、特定の商品を買わせるのが得意。」という。 聴覚情報は関心を持たせること、視覚情報は商品を選ばせて買わせることを得意としている、その根本的な違いを生かした戦略が取られている。 「意欲的にさせたいときは、視覚よりも聴覚の方が優位である」ということは、万人の感性に働きかける作用が「聴覚の方」に分があるという事を意味している。 中学生が、通学中、電車に設置されてあるテレビ(消音モード)を見ていて、ふと「今、音がない状態で見ているテレビCMと、家で見る音のあるテレビCMなら家で見るものの方がよく覚えているな。」と考え、本当にそうなのか実証してみたくなった。自由研究「視覚と聴覚の印象度調査」どちらが印象に残ったか?想像とは逆に、聴覚に分があることが分かった。女子の方がその傾向が強いことも判明。大阪教育大学附属天王寺中学校(2013年) 判断するのは視覚からの情報だとしても、耳からの情報の方がはるかに印象に残るということを、ハッキリと証明して見せた。 あの春告げ鳥ウグイスの、遠くから聞こえてくる初鳴きの声は、予期していない瞬間だけに格別なものがある。しばらく耳の入り口でノックのように響いてから、心の奥へとゆっくりと浸み込んいって離れない。 岡田の竹やぶの中に設けてある散策路を歩いていると、頭上の木の上で鳴いたりする。至近距離で聴くウグイスの声は、高額なオペラを聴くよりも何十倍も美しく、姿が見えないだけになおさらエモさが倍化される。まったくの至福の極みに胸が震える。 この山里を歩いていると、ウグイスがあっちでもこっちでも掛け合いで鳴き、小綬鶏が合いの手を入れてくる。 そんなことが今年はないのかと思うと、淋しさを通り越して悲しくなってくる。 そう言えば、杜鵑の啼き声もまだ一度も聞いていない。 と、ここまで書いていたら、曇天から小雨に変わった空に遠くから遠慮がちに聞こえて来た。「鶯だ!」この家の近所で聴くのは今年初めてかも知れない。配牌が悪く自摸も悪くて腐っていたところへ、役牌を自模ったような気分。 かすかな声で鳴いて、サブリミナルCMのごとく消えてしまった。気づいた人が何人いるか。 そんなことを思っている日々。嫌な記事が目に入ってきた。朝日新聞の天声人語に「世界各地で虫が静かに姿を消している。」と。 花の受粉に欠かせない虫たちが居なくなってしまえば、果物や花が実を付けることが出来なくなり、大変なことになる。そればかりではない。野鳥のたんぱく源である重要な虫が居なくなれば、半分の野鳥種は生きていけなくなるかもしれない。 ウグイスが鳴かないのとどういう因果関係があるか分からないが、直接的な原因でないとしても必ずどこかで繋がっている。 いよいよそんな大変なことが、じわじわと地球上に起こり始めているのかも知れない。 水不足、食糧難、そこへ虫不足から巡り巡って地球破壊へ・・。
2025.05.10
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♪ 靴底のすり減りへたるを中敷に頼りて歩く堤防の路(みち) 久し振りにちょい長い目のウォーキング。午後2時半ごろに出て、海の見えるマリンパークまでを往復してきた。気温23℃、湿度38%程度、5mの南風が吹くというコンディション。 ちかごろはちょっと気合を入れないと、長いめのウォーキングに出る気にならなくなっていた。心が便秘気味というか、身体が湿気を含んだビスケットのようにな感じというか。要するにちょっと疲れ気味だったということ。 湿度が上がって来ると、からだが不平不満を言うようになる。季節の一番いい今のうちに体をしっかり使ってやらないと。甘やかしてると、自民党みたいにふにゃふにゃになってダリの時計みたいになっても困る。 少し体を虐めるくらいにして細胞を活性化してやらないと・・ね。シャリンバイこの時期はいろんな花木が花をつけ、発見することも多い。これは八重だけど原種に近い薔薇のように見える。でも、八重のそれは無いか・・北南産業道路の改良、延伸先の有料化工事は、県と市の足並みが揃っておらず、分岐点の基礎工事の準備段階でストップしている。マリンパーク マリンパークの北側のグリーンライン連絡橋を渡る。ここまで5.6km。ちょっと疲れた。 橋の上から海面を見ると、茶色の部分とそうでない部分に色分けされている。日長川の水が流れ込んでいる場所ではあるが、ちょっと異常な水模様。 かなり前から水質が改善されてきれいになったはずの伊勢湾。今年は、昔のような茶色く濁った海になっている。赤潮でも発生しているのだろうか。 全体がまだら模様になっているのが、拡大して見るとよくわかる。ドッグランでは大小さまざまな犬が、嬉々として走り回っていた。 その世界のプロかと思われる風格のある中年女性に、「何と言う犬種ですか?」「ああこれ? これはブリティッシュセッター」「あれがダルメシアンにスタンダードプードル、あっちのがコッカースパニアル」。 その辺にいる犬の名を矢継ぎ早に、つつつーと教えてくれる。媚がなくていい感じ。夏が待ち遠しい若者たちの歓声が、風に乗って・・ウィンドサーフィンにはもってこいの風トンビらしき鳥が2羽、上空で旋回しながら魚を狙っている 風に乗って滑空しながら、上空を行ったり来たりしている。メスの方が大きくて、翼を広げると1.6mにもなる大型の鳥だ。 14㎞、18,800歩。まあそこそこ疲れたが、疲れを感じてからの頑張りでスピードを落とすことなく歩き通した。細胞が目覚めただろう。今朝も疲れが残っているようなことも無く、少し慣らせばまだまだ歩くスタミナも戻って来るだろう。 あまり汗はかかなかったので、暑熱順化のためにはならなかった。 日本近海の海水温は、2023年までの100年間において1.28℃上昇したという(年平均海面水温)。世界平均の上昇率(+0.61℃/100年)よりも大きく、日本の気温の上昇率(+1.35℃/100年)に匹敵する値だそうですです。 このまま地球温暖化が加速すれば、21世紀末までに100年あたり、3.6℃上昇するという予測もあるという悍ましき現実。ウェザーニュースより 水温上昇は「海洋酸性化」をもたらすという。海洋酸性化は海の生態系全体に影響を及ぼす深刻な問題。地球上に3000万種以上といわれる生き物の互いのつながりと、その生物多様性さえ脅(おびや)かしかねない。」
2025.05.09
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♪ あと五年長くて十年わが家のメンテナンスに寿命を競う 窓が小さくなったため家の中からの新聞を取ることが出来なくなる。踏み台とマジックハンドを買う金がない。仕方ないので、郵便受けの位置を変えることにする。 家の裏の通路に面していたのを、南の表側に移動させたい。裏取引を表の取引に替えるようなものだ。外へ出なくて済むか、出ても傘を使わずに済む場所がいい。 なにせ、動けなくなった時のための改装なんだからねぇ、今までより不便になっちゃ意味がない。ガスメーターのすぐ上に取り付けてあった。仮置きしていたところに張り紙 いい場所があった。しかし、南寄りの風がまともに当たる。吹き降りになったりすると、郵便が濡れせんべいみたいになるかもしれない。真夏には、太陽が昼過ぎまでガンガン当ってチンチコチン。葉書が枯葉書になるのも心配だ。 雨と日差しを出来るだけ避けられるように、上蓋を大きく作り直した。どこに置くか分からなかったので、オイルを塗って水をはじくようにもしておいた。 設置して、佇まいがどんな具合か気になっていた。老人性中途覚醒症とでもいうような、未明に目覚めてしまったので、外から眺めて確認する。なんと、防犯灯の灯りに照らされて、明るのを喜んでいるようだった。 新聞配達の人もこっちの方が楽だろうし、受け箱と話がしたければできそうな雰囲気がある。 4時半ごろにバイクの音がし、今までの場所に停まったのが分かった。すぐに分かるかと思ったが、ちょっと間があったように感じた。字が下手で読めなかったのか、日本人じゃなかったのかもしてない。 ややあって、南の方へ回ってきたので一安心。新聞がタテに折られてそのまま突っ込んであり、蓋といっしょの直立姿勢で、あさの美空をながめていた。ここなら勝手口のとびらを開ければ、難なく取り出せる。 新聞は、雨の日にはビニールで、箱入り娘のように大事にラップしてもらっている。郵便は、そのような気遣いなどウソのように存在しない親方日の丸生活が長かったせいで、そうはいかない。 改装している部屋にあった2つの本箱のうち1つを解体して処分した。薄い膜のような表面化粧材がめくれた箇所があって、みっともなかった。納めきれなくなったNHK短歌の古いテキストがたくさんある。 ただ処分してしまうのは勿体ない。短歌を始めたころ、乳飲み子がおっぱいを求めるように吸いついていた本でもある。短歌の「さわらび会」のメンバーに差し上げようと打診すると、皆さんこぞって欲しい欲しいと。バックナンバーをわざわざ取り寄せることなど、小ネズミの糞ほどにも思わないで過ぎて来た高齢のおばあちゃんたち。 「最近のより古いのがいい」と、口をそろえて言ってくる。古い人は古いものの方がしっくりくると、自己洞察の花が咲く。取りあえず、2006~2009年までのもの(全部は揃っていない)を選びだして、例会の昨日、テーブルの上にうち並べ、回し読みでもしてもらい、その後はどうぞご自由にと。 この後の、2010~2022年ごろまでの12号分は、大たい揃っているはず。それをどうするか、まだ考えていない。 壁材を張る場所に下地材が入り、品合板の壁が姿を表している。梁のい部分は、自分でオフホワイトできれいに塗り直す予定。 脱衣所の裏の物入れ部分を完全に塞いだ。 押し入れ部分も壁に。 窓の下に断熱材が入り、横の壁と揃いの品合板が張り込まれる。あと2日ほどで完成だろう。配管部分には小さな棚が出来る。 屋根の瓦は雨が降ったことで職人の予定が狂ってしまい、1周遅れの来週になるとのこと。 自分がやるべきことが残っているのが嬉しい。梁の塗装とか、電気の○○とか。
2025.05.08
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♪ やわらかに「喫茶去(きっさこ)」なんて言っているあのイガイガに今は棘なく わりと涼しかった黄金週間も終わり、元の生活に戻る今週はまあまあの天気と思いきや、土曜日はまた雨の予報が出ているようです。こんなに涼しい日が続くと思っていなかったので、ちょっと拍子抜けしている。 しかし、しか~し、13日以降はやっぱり暑くなりそうです。暑さに対応できていないので熱中症が心配になる。 気象協会の予報では、13日(火)は、九州から関東では所々で30℃に迫る暑さとなり、東北や北海道でも25℃以上の夏日が続出しそうだという。 14日(水)は大分県日田市で30℃と真夏日となり、岐阜市や前橋市、山形市で29℃と東海や関東、東北でも真夏日に迫る暑さとなり、札幌市で25℃と北海道も所々で夏日になるらしい。 15日(木)は山形市で30℃と東北でも真夏日になる所がありそうだというから、要注意です。 あちこち掛け持ちで、連休もなしの大工さん。床が張り終わり、ようやくサッシが入るところまで来た。 おやおやっ! サッシのサイズが随分小さい。ここまで小さいとは思わなかった。打ち合わせが適当だったこっちの責任だ。 「最初のだとちょっと大きくて通路から見えてしまう。もう少し短いのにしましょうか?」と相談があった時に、「このくらい」と手で位置を示して適当に指示した私が悪い。もっときっちり考えて決めるべきだった。 後の祭り。パイプの煙。 でも待てよ、カミさんの目的は介護ベッドを置くことだ。それを聞いていた大工さんは、そのことを踏まえた上でちゃんと考えてくれた。それがこのサイズだ。これで良いのだ。 夏の間は網戸にして、出来るだけ風を入れるようにしているが、風が入りにくくなるのは確か。真夏はクーラーが無いと大変かもしれない。まあ、その時になったら考えればいい。 6畳ほどのスペースがあり、介護ベッドを入れるまでには、まだまだ間がある。それまでこの部屋をどう活かすか。卓球をするには狭すぎるし、ものを置くようになっては意味がない。 取りあえずピアノをここへ持って来ることになっているので、「れい子の部屋」という事になるのだろう。 大工さんに挽きたての「大坊珈琲」を飲んでもらったら、えらい好評だった。カリタの手回しミルも、そのフォルムと存在感がいたく気に入ったようだ。 購入してある古家に井戸があって、モーターで水をくみ上げるようになっている。それを昔風の手押しポンプ(ガチャポンプ)に替えたいと思っているらしい。これもポンプの鋳物の質感が好きだからだそうだ。 息子と同級生なので、ぎりぎり昭和世代だ。昔の良いところを知っていて、現代文明が失ってきているものへの郷愁もある。経済優先社会への反発もある。昔の良さを復活させたいという気持ちが強く、古民家再生なども進めていきたいと思っているようだ。 聞く耳を持ち、自分の意見も持っているので話をしていても楽しい。ついつい長くなってしまう。 仕事にはその「人」が出る。
2025.05.07
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♪ 発見は何も無かった一日の口はやたらに動いて終わる 子どもの日の昨日はいい天気に恵まれた。家でバーベキューや焼肉パーティーなど楽しんだ家庭も多かったんじゃないでしょうか。 長男の家は庭が広いのでそういうのには最適のシチュエーション。強い日差しの中で、テントを張っての恒例になりつつある焼肉パーティー。楽しいひと時を小次郎を挟んで一緒に楽しんできた。まだまだ! 待ちきれない焼肉は鉄板の上でやらないと、焦げて煙臭くなって・・テントが赤いのでみんな赤く見える。肉が焼けたのかどうかがよく分からずついつい焼き過ぎて・・。はしゃぎまわっていた小次郎。食事中は行儀がいい。マシュマロ焼きは婦女子の好物。甘トロをつぎつぎと・・ 引っ張ればいくらでも抜けてくる小次郎の毛。面白がって抜いてやっているところ、禿げ頭を撮られた。 ハイになって走り回っていたので、最後の頃には疲れ果てて寝てしまった。カミキリムシが入って、退治した2本の満天星躑躅。無事にたくさんの花を咲かせたようだ。実生から育てたイロハモミジ。順調に育っていて、かなり大きくなっている。紅葉が楽しみだ。 今時、大金持ちでもない息子がこんな広い庭のあるお屋敷に住めるのも、中古住宅を手に入れたからに他ならない。新しいという状態に費やされる金額と、年月という時間に吸収されてしまっている見えない価値とを比べた時、金額では比較できないものがある。 時間を金で買う時代にあって、年月の価値は単なる金銭的なものを超えて大きな意味合いを持っている。 夕食は、わが家で次男夫婦と一緒にたこ焼きを食べた。私の生き越しのつれづれなど、普段は話すことのないことを聴いてもらい、“やったもんが勝ち” なんてことを喋ったりして、いつもとは違う夕べとなった。
2025.05.06
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♪ 黙々と歩く人らへ挨拶すカフェラテの泡に息吹くごとく 昨日のウォーキングはいつものものとは違っていて、いわゆるウォーキングからはかけ離れたものだった。好奇心の加わった逍遥とか漫歩に近いかのかな。 ウォーキングは目的を持って歩くもので、ほとんどが健康のために歩いている。人によっては歩数や距離、回数などを記録しながらその維持に努めている。ルーチンになっている人もいれば、義務的に自分の課題として実行していたりする。犬の散歩は犬のためだとしながらも、自分のためでもあると思っている。 私の場合は「歩くのが好き」で歩いているというのが一番しっくりくる。もちろん、健康のためという意識も含まれているがウェートで言えば「2:8」でだんぜん「好き」が勝っている。そうでなければ続かない。 煙草を止めたいとか酒を止めたいと言いながらちっとも止められない人が、ウォーキングを始めてもまず長続きしない。「ねばならない」というのは心に負担になる。思っていても出来なければ、なお更自己嫌悪に陥って自信を無くすことになる。 如何に楽しく歩くかというのは、「楽をする」という人間の本質に相反するもので、苦痛でしかないものを反転させなければいけない。 幸いにも私が楽しく歩くことができるようになったのは、ブログと短歌のお蔭かもしれない。歩けば発見があるし出会いもある。頭の中はほぼ空っぽの状態で、歌を詠みながら歩くとか哲学しながら歩くことなんてできない。でも、季節が移りゆく過程の中で自然界が見せてくれるものが面白いし、気付かされることも多い。 心に襞が増えていく感じというか、関心、興味の幅がどんどん広がっていく。その襞の増えていくことを楽しんでいるし、その時の気分で視点や心の動きが一様でないために、見え方も感じ方も変わってくるのも面白い。 昨日のようなものはウォ-キングというより「ただ歩く」もので、言ってみれば散歩に近いのかもしれない。それも、障壁のない歩きやすいところを漫然と歩くのが散歩とすれば、いささか違う。確かに目的というものはなかったが、好奇心というのだけはシッカリあった。 乗代雄介の「旅する練習」という小説は、姪と利根川沿いを歩くというもので、約70キロの道のりを通しで何度も歩いている。平日でも一日に平均3万歩ほど歩いているという。忙しくて歩けない日が多くても、一カ月に8日ほど長距離を歩き、月に30万歩くらい歩くという。 この「旅する練習」という小説を書く前は、小説になるという発想もなくただ利根川の流れを追い、時には遡り、馴染みのない町をあてどなく彷徨っていたという。コロナ禍で緊急事態っ宣言前のこと。 「明確な取材対象を決めていたらあんなに歩くことはなかったし、あんなに多くのものを見つけられなかったと思う」「その道で実際に目にした多くの草木や鳥をはじめとする動物たちを小説の中に書き入れる一方で、これから日常が一変することをまだ知らない人間や街の雰囲気もそれとなく写し取ることにもなった」 歩くことは二足歩行を手に入れた人間の、最も根源的な行為に他ならない。 新聞にこんな本が紹介されていた。拡大します「世界中に影響を与え、世界を動かした思想家、哲学者、作家、詩人の思索の多くは、歩くことによって生まれてきました。歩くことは、最もクリエイテブな行為なのです。また素晴らしいアイデアを出す歩き方にも様々なものがあります。 歩くことは、単なる機械的な繰り返しの動作以上のものであり、自由の体験であり、緩慢さの練習であり、孤独と空想を味わい、宇宙空間に体を投じることでもあります。」 「著者のフレデリック・グロが、哲学的な瞑想の連続を読者とともに探索しながら、ギリシア哲学、ドイツ哲学と詩、フランス文学と詩、英文学、現代アメリカ文学等の、著名な文学者、思想家の歩き方について探求します。ソクラテス、プラトン、ニーチェ、ランボー、ボードレール、ルソー、ソロー、カント、ヘルダーリン、キルケゴール、ワーズワース、プルースト、ネルヴァル、ケルアック、マッカーシーらにとって、歩くことはスポーツではなく、趣味や娯楽でもなく、芸術であり、精神の鍛練、禁欲的な修行でした。また、ガンジー、キング牧師をはじめ、世界を動かした思想家たちも歩くことがその知恵の源泉でした。 歩くことから生まれた哲学、文学、詩の数々に触れてみましょう。」 さっそく図書館に予約を入れておいた。 「もし購入できなかった時は、他の図書館から借り入れを希望しますか?」 「新刊ですので半年間は外へは出せないので、それ以降になりますがそれでもよろしいですか?」 もちろんです。お願いします。
2025.05.05
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♪ お仕着せの嫌いなアランが行くような道に湧き出ているセロトニン《 写真はすべて拡大できます 》*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。 昨夜は眠くて早めに寝たことと、いつの間にかアランが乗っていて寝返りが打てないこともあって、4時ごろには反覚醒の状態。久し振りに朝日を迎えるウォーキングも良いかと思ったが、曇りではつまらない。 PCで確認すると晴れて来るようだったので、朝6時半ごろにウォーキングに出た。 スタートに朝倉駅前の新庁舎建設現場を眺め、南へ向かう。その先はその場の気分で決める。 臨海部が埋め立てられた時に緩衝地帯として設けられた緑地帯へ入ってみる。以前、入ったことがある。親木の根元に子供がたくさん生えている。マザーツリーを思い浮かべる。 白い花びらがあちこちに散っているものの、その正体がまったく分からない。この新梢を見て分かった。ニセアカシヤ(針槐)だ。 樹高があって花が見えないが、房ごと落ちているのがあって確信できた。 産業道路の向こう側に花を咲かせているのが見える。長浦インター近く。反対側の臨海部の道路脇には、水道とガス管が通っている。 長浦インターから道路へ出て、東へ向かう。ここには針槐が植えられていて、盛りを過ぎた花が散っている。 針槐は強い木でその繁殖力はすさまじい。根元には木通に似た蔓が繁茂し、種をつけていた。都市計画・新南地区脇なので、近くに建設中のものが見える。 公園がある北側は、スーパーセンター・オオクワがあり、住宅地となっている。 ここから先には意外な展開が待っていた。通ったことがない細道へ入っていく。 丘陵地と谷が入り組んだところで、急な坂ばかり。生活はさぞ大変だろう。 そう思っていたところへ、竹やぶに喰われようとしている廃屋が突然目に飛び込んで来た。これも廃屋だ。 道路から、奥に大きな木がひしめくように枝を伸ばしているのが目に入った。実が生っている。梅ではないが、よく分からない。 形からして「ナツメ」に似ているが葉っぱの感じが違う。バラ科のものだとするとスモモの一種か?熟している時でないと分からないねぇ。庭木にヒトツバタゴが植えてある。 桐の花が、竹藪を背景に遠くから良く目立っている。山になった高いところにある。近くまで行けないものか?お寺の住居のある方へ、道を辿って行ってみる。裏手から山の方へ行くことが出来た。 いつものウォーキングとは違う2時間だった。同じ道をただ歩くのではない、普通ではほとんど通ることはないような道を歩いて、珍しいものやいろんなものを見て、旅行に行ったような心持ちになったた。 自分の庭にもどって来て、とても新鮮な気分。咲いている花がいつもとは少し違って見えた。
2025.05.04
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♪ 五人子を生せし大工に沽券ありふと聞こえくるアルペンホルン河口湖大石公園から 良く降った。水遣り用のポリタンクの水は2つとも満水状態だ。真夏にはすぐに無くなってしまうが、まだそこまでのことはない。午後5時ごろには雨は上がって、五月晴れの清々しい空が戻って来た。☆ 改装工事は前日から、本人が来れずに助っ人が来ている。以前はハウスメーカーで組み立てるだけの仕事をしていたがそれには飽き足らず、今は大工の腕が活かせる仕事へシフトしているという。 ヘビースモーカーでしょっちゅう外にタバコを吸いに行く。酒も好きで、奥さんに子供を連れて逃げられたらしい。まあ、よく有りそうなパターンではある。人生いろいろだ。翌日の雨に備えて・・ 屋根は下地ができ、あとは瓦を乗せるだけとなっている。 床も、ガス管と水道管が撤去された部分は、元通りになった。 天井は、半分だけ保温材がむき出しになっていたので、ほぼ同じ材料で揃えてもらうことに。花の形をした照明器具。何Wあるのか、すごく明るい。 あかり取りの部分も塞がっている。まだ細かい仕上げ作業が残っている。 気になってしょうがないアラン。大工が帰って静かになったのを機に、そーと覗きに来た。 納得したのかどうか知らないが、“一応、確認しておいたぞぉ” という顔をして出て行った。 あとは、窓を高さが少し小さい「二重サッシ」に替え、部屋の巡りに品合板を張ってもらう。そして最後、床にフローリング材を敷き詰めれば完成だ。 電気工事は自分でやる。配線はむき出しになるが、それは他の部屋と同じだ。 一カ所の線がネズミに齧られて銅線がむき出しになっている。流し台が置かれて使えなかったコンセントで、漏電や火事の原因にもなるので気付いてよかった。この工事が無ければ知らずに済んでいたところだった。 押し入れになっていて死んでいたガラス戸は撤去して、続き壁にしてもらう。ピアノをここに移動するのでガラスなどは無い方がいい。どこからかBGMが・・ ☆ ああ、あれか! 何というものか訊きもらしたが、電源に差し込んで聞くものらしい。MP3を聴くものか? 爺にはついて行けない今風の機器。 富士山を訪れる人は多い。ゴールデンウィークともなればなおさらだ。今頃、御殿場インターは渋滞が始まっているのだろうなぁ。
2025.05.03
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♪ タピオカの底に沈みて静まりぬわが市は息をつげるだろうか 東海市に出来た、隈研吾設計の文化施設が5月1日にオープンするというので、ウォーキングがてら見に行って来た。 横須賀文化発信コーナー拡大 「阪 正臣」 尾張横須賀(現在の愛知県名古屋市)に生まれた。書道家、歌人、古筆研究家。幼い頃より和歌や書に親しみ、神職や華族女学校の教員を勤めるかたわら才能を認められ、宮内庁内で和歌に関する事務を扱う部署、御歌所(おうたどころ)に入所。以降、歌人として和歌の教育普及に携わりながら、書家としても活動。 特に書家としての活躍は目覚ましく、軽やかで品格がある書風は一世を風靡した。女子の書写教育にも力を注いでおり、教科書の執筆も数多く手掛けている。これらの活躍からやがて、明治天皇の子女に和歌や書を指南するようになり、ついには貞明皇后(大正天皇后)、香淳皇后(昭和天皇后)の書の指南役に任じられる。そして、大正8年(1919)には『明治天皇御集』の浄書を手掛け、当時の書家として最高の栄誉を得。 また、自詠歌に絵を付したり、和歌関連の出版物の挿絵を手掛けるなど、絵をたしなむ一面もあった。 映像を含めた多目的ギャリー、撮影スタジオ、編集室、映像ホール、会議室などの様々な用途の部屋が設けてあり、有料で使用できる。多目的ギャラリー映像ホール1映像音響調整室収録・撮影スタジオ どうしても外観に目が行ってしまう。無機質な住宅が増え木を使った建物が減っていく中で、木の良さを取りいれて作られた建物にはそれだけの吸引力がある。南館から北館の眺め北館のカフェの珈琲は、「大坊珈琲」の深煎りの味によく似ていて、苦みと酸味のバランスが良く、美味しかった。右の北館、左の南館との交流広場裏側には初代市長の銅像らしきものがある。2階フロアは鉄をイメージしたのか、赤銅色が目に鮮やか。北館の2階のテラスから、交流広場の眺め あの国立競技場を設計した隈研吾氏らしい木材を生かした外観になっている。 よく見ると全てが無垢の木材を使用してある。フェイク材では意味がないという思いが伝わってくる。10年もするとその雰囲気はそれなりに変わっていくことでしょう。 大工さんたちの話しだと、彼の設計した外装に木を使った建物は、メンテナンスに問題があって評判が悪いという。木は経年劣化するので、修理に金と手間がかかるということらしい。 建物を象徴する印象的な曲線屋根は、尾張横須賀まつりの象徴である山車から着想を得ています。さらに街並みとの調和を大切にしながらこの建物はデザインされました。外装には温かみのある木材を多く使用し、街並みに溶け込むやさしい雰囲気を持たせています。「横須賀文化の発信拠点」、「映像(映画)を中心とした創造活動の場」、「多世代交流の場」をコンセプトに、地域の歴史文化を学び、体感するとともに、「映像」を活用することにより、生涯学習活動や創造活動の発展と人々の交流を促進します。また、「木材」の活用等による環境への配慮等、長く人々に愛され、利用される施設を目指します。 建物の前を下校の小学生が通っていく。正面には祭りの山車を収納する「本町組山車蔵」が見える。 無いものねだりをしてもしょうがないけれど、文化と経済の差を見せつけられている。 常滑市と東海市に挟まれて、財政ひっ迫しているわが市は、遅れている新庁舎の工事がようやく始まったばかり。当初の駅前整備の青写真は縮小せざるを得ない状況のようだ。
2025.05.02
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♪ 白花が好きな爺と数独好きが時に埋もれている昼下がり河口湖大石の高台 今日から五月。立夏を予感させる朝日が、りゅう弾砲の発射のごとく差し込んでくる。 昨日の午後2時半過ぎ、兄貴が貸してあげた本を返しがてら、缶ビール持参で遊びにやって来た。 つい最近、耳石が動くとか言う「良性発作性頭位めまい症」になって大変だったとか。朝起きる時に起こるらしく、眩暈がして激し吐き気で何度も吐く。出るものが無くなってもまだ嘔吐の発作があるというから、かなり辛い。 医者に診てもらったらこの病名。治療法はなく、石が変なところに入ってしまったのを戻す運動をするしかないんだとか。 酷い症状の時は「嘔吐止め」の薬が出るくらいで、予防のための運動をすること指示されたらしい。今は収まっているが、いつまた起こるか分からないという。 そういえばカミさんの卓球の仲間にも経験者がいて、「朝起きる時はゆっくりと起きること、とにかく急激な動きを避ける必要がる」といっていたとか。 調べてみると、あるサイトに 内耳には「蝸牛」と呼ばれる音を感知する器官と、「半規管」と呼ばれる回転を感知する器官が3本あり、その間に「耳石器」と呼ばれる、重力や体の方向など直線加速度を感知する器官がある。 耳石器は感覚細胞(有毛細胞)の上にゼラチン質の耳石膜があり、その上に数多くの耳石がついているという構造をしています。いわばゼリーの上に小さな粒々が乗っているような状態で、頭を動かすとこの耳石が動くことで感覚細胞が刺激され、方向などを感知する仕組みになっている。 何らかのきっかけで耳石が剥がれ落ち、半規管のいずれかに入り込むと、中で耳石が動くことでリンパ液の流動が起こり、その刺激でめまいが引き起こされます。本来、体が回転したときに起こるはずのリンパ流動が少し頭を動かしただけで起こってしまい、回転したような刺激の情報が誤って脳に伝わってしまうといもの。 めまいが起こる頭の位置は人それぞれで、大きく分けると、*目薬をさそうと上を向いたとき、*シャンプーをしようと下を向いたときなどの「縦の動き」と、*寝返りを打つときなどの「横の動き」で起こることが多いらしい。サワイ健康推進課 ぐるぐる回るような回転性のめまいで、1回の発作は通常1分以内の短時間でおさまるが、再び頭を動かすと目が回るということを繰り返す。吐き気や嘔吐がある人もいるが、通常、耳鳴りや難聴はない。 膝が痛いので歩く気がしないとかで体重が増えているらしい。この症状で2日間食べられず体重が減ったと喜んでいたら、すぐに戻ったと嘆いていた。 小さい字が読みずらいので本も読む気がしないとかで、数独に凝っているらしい。★5つの超難問をやっているらしいので、頭の方は使っているようだ。 前に来た時にジャズのレコードをかけて、興味がありそうな素振りだったので、BGMにしてビールを飲みながらダべリング。大工は昼食に出たまま戻っていなかったので、いい具合に静かだった。 これと言って趣味のない人なので話題に事欠くようなものだが、こっちは話が出来れば何だっていい。健康のことから始まって、世間話的なものまで話題はいくらでもある。勝手に一人喋りにならないように気を付けながら、あれやこれやとバラまいては十分楽しめた。 ジャズのレコードは色々掛けて楽しんでもらったが、音量を上げてもうるさくないのを体験してもらったりもした。普段は9時の位置で聴くボリュームを、10時半ぐらいまで上げる。さすがにかなりの音量になる。「これでも会話ができるのは、30㎝のフルレンジで能率が90dbあるスピーカーだからなんだよ」なんてプチ能書きをたれながら・・。 夜は無理だけど、昼間はけっこう外に音が漏れてるが気にしないで聴いている。前の日に、斜め向かいお母さんが、「この子、ジャズの音を聴きながら体を揺すってました。」と、1歳の女の子と一緒に微笑んでいたのは嬉しかった。 兄貴も帰り際に「嫌にならなかったのでジャズは好きなのかもしれない」みたいなことを言い、また聴きに来ると嬉しいことを言って帰っていった。良い心持ちで電車に乗ったことだろう。 大方の人がそうであるように、聞かず嫌いかあるいは聞くチャンスがないために、ジャズに対する偏見がある。うるさい音楽だとか、よく分からないとか言う。分かる必要なんかないのに、分からないといけないと思い込んでいる。抽象絵画をみて “絵解きするような鑑賞の仕方” は間違っているのと同じこと。 ロックでもそうだけど、音のこちら側で “受け身で聴いていると喧しい” が、音の中に踏み込んで “入り込んでしまうと喧しくなくなる” 。それに気づいた時は、天動説が地動説に変わったくらいの驚きだった。私にとって、その実感は大きかった。 鼻っから拒否して寄せ付けようとしない偏見というものは、ほとんど無理解から来るものでしょう。理解しようとしないことに疑問を感じないのが問題でもある。
2025.05.01
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