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♪ 地に足を付けてることの意味を知る子宮に繋がるへその緒なれば 午前中に、猛暑に備えて汗をかきにショートカットのウォーキングに出ることにしている。お茶もスマホも持たず、シンプルにただただ歩くというもの。ウォーキングには程遠いがまあ、暑さに負けて行き倒れしてもいけないので・・。 この本に出合って、自分が何故歩くのが好きなのか、少し分かった気がする。 内容は、フーコーに関する著作を刊行する他、精神医学、正義と暴力といったフーコーの思想に触発された大きなテーマを軸に研究を行っている「フレデリック・グロ(パリ東=クレテイユ大学哲学教授)」が、かつての哲学者や思想家、文学者、政治家などひたすら歩いてきた人々の著作を丹念に調べて、歩くことと哲学についてまとめたもの。 ただその辺をそぞろ歩きするというようなものではなく、かなり長距離を長時間にわたって歩き続けたり、登山をしたりするような徹底的なもの。 そこから醸し出される求めるまでもないもろもろのものが、向こうからやってくる。疲れ切った身体の底から湧き上がってくる充足感。それらは、景色と自然の情緒をともなって一体となる、しみじみとした感覚が心地いい。 内容の一部を書き出してみる。 歩くという事は自己を解放してくれるが、自己疎外から解放されて自分に出会い直すとか、本当の自分だの失われたアイデンティティだのを取り戻すとかいうことではない。歩くことによって、人はむしろアイデンティティという概念そのものから抜け出すことが出来る。何者かでありたいと思うものから解放されるということ。歩いている時に得られる自由は、誰でもなくいられるという自由なのだ。 二ーチェは「歩く者に与えられる恩恵は歩くことそのものからくる喜びだけではない。多くの努力をし、多くの汗を流し、徹底的に体を疲れさせた後だからこそ、目の前に差し出される美しさをまさに自分に向けられたものとして味わえるのだ。『恩寵(カリス)』とは、個の私を目がけて、今この時に贈り物が届けられているという確信を抱けることだ。私は感謝の念を持って、それに応答する。」 ワーズワースは、「哲学をするために足をつかった最初の人物のひとり」だといわれる。フランスを徒歩で横断し、アルプスを越え、イギリスの湖水地帯を探検し、それらの小旅行を思索の題材にした。 自然の小道を行き、ひとりでいることを味わい、詩を書くことを選んだ。彼の詩は、華やかなところがなく、単調だが波の音のようで、心地よく揺すられながらいくら聞いていても飽きることがない。 「こうしてわたしは、その静かな小道をひっそりと歩んだ。私はその静寂を喉を潤すように飲み込み、穏やかな眠りにつくときのような安らぎを覚えたが、それよりもはるかに甘未であった。上からも前からも後ろからも、私の全身は平安と孤独に包まれていたのだった」 単調さと退屈は、本来は逆のもの。退屈とは予定も展望もないことである。自分のまわりをぐるぐる回るだけで、何かを待っているが何の期待もなく、からっぽで宙づりの時間が流れるのを「待っている」だけ。退屈とは、動かずにいることへのむなしい反発なのだ。 歩くことは、決して退屈なものではない。ただ単調なだけだ。古来、修道士たちは「アイディア(魂を蝕む憂鬱)」を解消するために、散歩を推奨してきた。 森の中に入ると、人は蛇が古い皮を脱ぐようにして、それまでの歳月を脱ぎ捨てる。そして、その時それが人生のどの時期であろうとも、人は子供のままでいられる。森の中では、永遠の若さを見い出せるのだ。森にいると自分には何ごとも起りはしないと感じられる。どんな不運もどんな不幸も、私の目が見えるかぎり自然が修復してくれるであろうから。 むき出しの大地に立ち、喜びに満ちた大気の中に頭を浸し、無限の空間の中に身を委ねていると、小さな自我は消えゆく。私は透明な瞳となり無となって、すべてを見つめている。 なぜ、歩くことがこんなに楽しいのか。 登山にも共通する、自然の中で無になれる解放感。自然と一体となって、自分以外の何ものでもないものとしての自己の存在を、実感できるという感覚。 歩けば歩くほど、ほとんど何も考えられなくなっていく。そして、こだわりも消えて謙虚になっていく。様々なものを抱えたままの状態から、無の状態へと変化していく。肉体が疲れ果てているからこそのことで、心がピュアの方へと溶けていくのは、快感に他ならない。 最後は究極の「歩くこと」に徹したことによる大いなる成果。 イギリスによって征服・抑圧されていたインドを、解放させるべく戦ったマハトマ・ガンジー。歩くことのみで抗議し、無抵抗を徹底し、悲惨な目に遭いながらもついに独立を勝ち取った。 ガンジーにとって、歩くことは持久力のような、緩慢なエネルギーを重視することだった。歩くことは、人目を引くアクションや輝かしい功績、偉業などからは遠く離れたものだが、ガンジーが好んだ「謙虚さ」の中でこそ遂行される。 すなわち、人間という存在の重みと、そのもろもろを思い起こさせるものの中で歩くことは、貧しい人々に課せられた条件でもある。だが、謙虚さは、貧困を意味しない。謙虚さとは、わたしたちの有限性を静かに思い馳せることである。わたしたちはすべてを知ることはできないし、すべてを為すこともできない。私たちが知っていることは、大いなる真実に比べれば無に等しく、わたしたちが成し遂げられることは大いなる力に比べれば無に等しい。そして、そのことに思い馳せることが、わたしたちに場を与え、私たちを位置づける。 歩くことは、どんな器具からも、どんな機械からも、どんな瞑想からも離れて、ただ地上にひとりある人間として、その条件、その生来の貧しさを生きることである。だからこそ、その謙虚さは屈辱的なものではない。謙虚さが失墜させるものは、むなしい慢心だけだ。歩くことの中には、常に誇り高いところが残る。歩く人は「立っている」からだ。その謙虚さは、人間の尊厳を示すものである。 世界中に影響を与え、世界を動かした思想家、哲学者、作家、詩人の思索の多くは、歩くことによって生まれてきました。 著者のフレデリック・グロが、哲学的な瞑想の連続を読者とともに探索しながら、ギリシア哲学、ドイツ哲学と詩、フランス文学と詩、英文学、現代アメリカ文学等の、著名な文学者、思想家の歩き方について探求します。 ソクラテス(紀元前470年頃 – 紀元前399年)、プラトン(紀元前427年 - 紀元前347年)、ニーチェ(1844年 - 1900年)、ランボー(1854年 - 1891年)、ボードレール(1821年 - 1867年)、ルソー(1712年 - 1778年)、ソロー(1817年 - 1862年)、カント(1724年 - 1804年)、ヘルダーリン(1770年 - 1843年)、キルケゴール(1813年 - 1855年)、ワーズワース(1770年 - 1850年)、プルースト( 1871年 - 1922年)、ネルヴァル(1808年 - 1855年)、ケルアック(1922年 - 1969年)、マッカーシー(1908年 - 1957年)らにとって、歩くことはスポーツではなく、趣味や娯楽でもなく、芸術であり、精神の鍛練、禁欲的な修行でした。 また、ガンジー、キング牧師をはじめ、世界を動かした思想家たちも歩くことがその知恵の源泉でした。
2025.06.30
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♪ 衆目に丸見えなれば外面(そとづら)が気になっている古古古住宅 暑さに備えて、台所の窓の外にサンシェードを張った。遮光率86.73%、UVカット率86.3%、遮熱率41.2%となっているが、果たしてどの程度の効果があるのか。100㎝×200㎝が2枚 内側の感じは、思ったほど暗くならず、遮光率86.73%が疑わしい。どういうテストの結果なのか、基準がどうなの・・。 場合によっては2枚重ねる必要があるかも知れない。場合によっては3枚必要かも。 ピンと張るために上下にステンの丸棒を通してある。 ついでに家の中も配置換え。夏の間だけのものとしてソファーを新しい部屋に移動し、空間を広くスッキリさせた。 だだっぴろくなって、アランは身を隠すものが何もない空間に、落ち着かなくなったかもしれない。 ソファーに顔をすりすりできなくなったし、ソファーの後ろに隠れて寝転ぶことも出来なくなった。 在庫の衝立でも立ててみるか? 今朝見たら、シェードの裏で影になったはずの西洋朝顔が、今まで通り花を咲かせている。どういうこと? ぜんぜん日影になっていないという事。遮光率が86.73%というのがますます疑わしくなってきた。90%近くの光を遮るのなら、真っ暗になってもおかしくないのに・・。これはこれで悪くはないが・・ 果たしてこれからの猛暑をどれだけ軽減してくれるのか。7月6日以降の36℃の猛暑の陽射しを遮るには、やはり2枚重ねにする必要があるかも。 3枚+2枚でセンターを二重にするのがモアベターかもしれない。 そしてまだ残っている問題。何もしていない、リビング側をどうするか。浪花茨薔薇があるので全体を覆うのは良くないので、窓の部分だけにしたい。台所と違って二重ガラスで壁には断熱材が入っている。(ブラインドは光を遮るが熱は遮ってくれない。) 同じシェードを横向きに使う手がある。長方向にも棒を通せるようになっているので、横使いにも都合がいい。なにせ、衆目の中に外観をまともに晒している。 昨年はスダレを2枚重ねでぶら下げていたので、あまり良くなかった。景観を損なわず、風も通して、なるべくいい感じにしたいが・・。
2025.06.29
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♪ これもまた自然淘汰の道なるや自縄自縛の賢い人間(ホモ・サピエンス) 朝から快晴の空。強烈な日差しが、地上を略奪して温熱地獄に陥れようと動き始めた。 梅雨明けが異常に速い。今年は梅雨入りが遅かったのに、梅雨明けも早いとなると農作物の水不足が心配される。 台風の発生も少ないので、各地のダムの水位が下がり、水不足の心配も出てくる。 ようやく2号が発生しそうな状況ではある。 熱帯擾乱 台風2号発生予想(拡大)─ 来てうれしい、行ってうれしい、孫と台風 ─ エルニーニョは起こっておらず、太平洋赤道域の海面水温は、西部で平年より高く、中部から東部にかけて平年より低い。平年値と大きな差はない。2025年5月 気象庁海面水温図(上)及び平年偏差図(下) 消えたはずの黒潮の蛇行が、いつのまにか再発している。 蛇行した黒潮と日本の南岸の間には大きな冷水の渦が発生し、冷水渦がある海域は水温が低下します。一方で、反時計回りの冷水渦に巻き込まれた黒潮の一部が流れ込む関東や東海地方の沿岸部は水温が上がり、潮位が高くなります。このため、台風や低気圧が接近した場合に高潮が起こりやすくなり、低い土地では浸水などの被害につながる可能性があります。 また、水温の高い黒潮が沿岸に接近することで周辺の空気が高温多湿になるため、夏は関東で蒸し暑くなり、冬は東京で南岸低気圧による雪が降りやすくなるといわれています。日本の南岸を発達しながら東へ進む南岸低気圧の経路は、黒潮の影響を受けているとする研究もあります。大蛇行流路で南岸低気圧の経路が変わると、東京に北からの風が吹き込んで気温が低下する傾向があり、雨ではなく雪が降りやすくなります。「NTT Beyond our planet」より 梅雨前線はどこかに雲隠れしてしまった。週の中ごろに少し雨が降るようだが、その先の6日ごろには東海地方や他の地域も、一斉に梅雨明けするのだろう。 今日にも日除けをセットせねばならない。葭簀を止めて、風の通るシート状のものを買ってきてある。 アメリカでは23日~25日にかけて東海岸で猛暑に襲われている。勢力の強い高気圧がアメリカ東部を覆い、上空1500m付近で+20℃以上の非常に暖かな空気がワシントンやニューヨークまで流れ込んだ。 6月とは思えないような猛烈な暑さになり、24日(火)はニューヨーク・セントラルパークで37℃、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港では39℃近くまで気温が上昇(ニューヨークは、青森あたりとほぼ同じ緯度)。ワシントンD.Cでも37℃近くまで上がったという。 26日には雨が降ったことで急降下し、最高気温は28℃ほどまで下がっている。あまりにも極端だった。 アフリカ北部から地中海、南ヨーロッパにかけて高気圧が勢力を拡大。地中海に面した南ヨーロッパや、東ヨーロッパに猛暑襲来。現地時間26日(木)の最高気温はギリシャ・セレで41.2℃を記録し、ルーマニアやセルビアでも40℃を超えた所があります。スペインも南部で気温が高く、セビリアでは38.6℃まで上がった。 ギリシャや東欧の熱波は27日(金)まで、スペインではその後も暑さが続き、来週にかけて40℃前後に達する日があるとみられている。 今年は多少ましかと思っていたが、どうやら地球は完全に新しいフェーズに入ったようだ。 農作物などの品種改良や栽培方法の転換など、早急にしなければならないことが山積している。前例を後生大事にして来た日本のやり方が、もう全く意味をなさなくなっている。 全く新しい発想で、根本から変えないと大変なことになる。 こういうものは、カンカン照りに弱い。インドアに配置換えした方が良いかもしれない。
2025.06.28
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♪ 仕掛けらるる神の怒りの総括の刑に頭(こうべ)を垂れおるばかり とても爽やかな朝だ。昨日の知多市は、一時的に激しい雨が降ったりして、一日中とても涼しかった。 猛暑の後にこんな過ごしやすい日があって、一体まっとうなものがどんなものなのか分からなくなる。 来週から猛暑と熱帯夜が連続して、日本列島に襲い掛かって来る。今の気温からはちょっと信じられない。こころが追い付かない。 ウェザーニュースの気温が、気象協会のものより低い日があったが、ここへきて双方が合致した数値が並んでいる。どう転んでも猛暑日は避けられないし、熱帯夜から逃れることも出来ないようだ。 今後、梅雨前線は消滅しほとんど雨が降らず、太平洋高気圧に覆われる。記録的な速さで梅雨明けとなると思われる。向こう一カ月予報 真夏のような暑さが長く続くことが予想される。高気圧の縁を回って湿った空気が流れ込むため、湿度も高く蒸し暑くなる。月曜日からは、昼~夕方が最低でも60%以上あり、それ以外は80%を超える。夜中も変わらないままで推移するのだから堪らない。 今朝は、嵐の前の静けさ。地獄の前の安寧の時。死刑宣告の前の安息日。 そして、7月早々に悪魔の襲来。様々なものに弊害が出る。 スマホが発火し、野菜がとろけ、水ガメが空になり、電力需要がひっ迫し、熱中症患者がたくさん出て、食中毒が頻発し、水の事故が多発し・・・ ああ、最悪だ。 とうとう目撃することになった、動画によるフィッシング偽情報。FB(フェイスブック)のCMとして以前からある、投資へ誘い込む巧妙な「フィッシング」だ。いろんな有名人を使ってやっていたが、相変わらず継続しているようだ。 以前は静止画をを使って、文章で偽内容を表示するものだったが、動画に手を加えて加工し、本人に成りすますという巧妙なもの。それもNHKBSの情報ニュース番組を使うという手の込んだもの。 ホリエモンまで動員していて、凝っているわりには字幕の文字がおかしい。すぐに気が付くので、笑ってしまう。でもなぜ、こんな重要な部分の文字が変換できていないのか、よく分からない。 生成AIを使って偽動画を作るぐらいだから、大きな組織のものに違いない。偽動画を作るには莫大な電気を消費するらしいので、個人でやるにはあまりにも敷居が高い。NHK NHKのサイトを装っていて、上の画面右のサイドメニューの見出しをクリックすると、すべて同じ登録画面にリンクされている。 クリックできる項目はぜ~んぶ、下記の登録画面にリンクしている。本当のリンク先に飛ぶようにすると、いったいどんな不都合が出るのか? このサイトから離れてしまうのが問題なのか? 知恵が働かない、老人のプータローには分からない。シンガポールに拠点があるらしい 一連の特殊詐欺グループとは違う、まったく別の組織の様だ。JIJI.COMより 今朝はこんなのも出ていた。こっちは株の投資詐欺。出所は同じか、関連するものだろう。 これもフォントがまちまち。AIの変換ミスか、あるいは意図的なのか・・ ま、どうでもいいけど・・・・・・
2025.06.27
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♪ 郵便の手と間と待とふ詩ごころのタイパに消えてみんなペラペラ 末期的 症状のなか もがきいる、郵便局の 存亡よ。 鍵さえ見えぬ 暗闇の、底に我慢の 人や減りゆく。日本郵便 “運送事業許可取り消し処分”日経 郵政省の お歴々 こぞってポスト 抱え込み、居座りつづけ ゾンビらの 支配に士気の 上がらざり。国の足枷 身動きの とれぬ恨みに 自暴自棄。どうせ潰れぬ 組織ゆえ、我が道を行く ばかりなり。 貯金・保険に 助けられ 肩身の狭い お荷物の、身の置き 所無きままに 上からノルマ 課せられて、自由の効かぬ 商売の 恨みつらみの 溜まりゆく。規律違反を はけ口に、破れかぶれの ヤケクソに、心鎮めて いるばかり。 ホワイトカラー、ブルーカラー 業種が人を 分け隔て、セクト三種の バラバラの どうにもならぬ 風が吹く。いっそ三つを 切り離し、独立させて 郵便を 公営にする 手はないか 探るべしなり。 市町村 役場の中に 取り込みて、公共施設 活用の 秘策奥の手 あるべかし。 名古屋市熱田郵便局で「ゆうメイト」のアルバイト経験があって、局内の様子は分かっている。市内でも有数の規模の熱田局は、モデル局でもあってコンプライアンスなど厳しく統制されていた。当時はまったく知らずに入ったが、全国でも定評のある優秀な郵便局だったようだ。 民営化前後の時期でどんどん作業項目が増え、するべき仕事は増えていくばかりだった。50歳代になってからの、まったくの未知のチャレンジングな経験だった。それまで染色作家として、創造のために右脳ばかりのに偏った生活を続けていた。 そこへ、いきなり左脳が重要視される仕事について、あたふたおろおろするばかり。配達エリアの覚えが悪くダメなオッサンのレッテルを張られ、誤配やポカをやってばかりいた。始末書を書いたり、朝礼でみんなの前で謝らせられたり、そりゃあもういろいろあった。心は折れてずたずたで・・。 それでも、昔から言い訳するのが嫌いだったし、プライドも高かったので、ナニクソと意地を頼りにやり通してきた。ストレスからか、おならが臭いしウンチも同じ。若い頃なら3日で辞めていただろう。 配達員は、職員もゆうメイトもみんな普通とはちょっと違う、変わったタイプの人ばかり。社交が苦手だったり、いい年して若い女子グループのファンクラブに入って、グッズ自慢をしたり・・。非正規雇用のゆうメイトは、マイナス要素をかかえて不安定。話が合うような輩は一人も見つからなかった。 65歳で定年となり、年休が余っていたのでその分早目に出勤が終了していた。送別会をやるというので出ていくと、班が主体の自分だけのものかと思っていたら、同時期に退職する人全員が対象の、局を挙げてのものだった。 何の予告もなく突然挨拶をしろと言われ、いつものように自己中のまま好きなように喋った。冗談で「私のためにこの様な席を設けて頂き・・・とか言ってみたり・・」「・・皆さんも早く65歳になって・・」少し笑いを取ったりもし、堅苦しいことは一切言わず、最期まで気楽な物言いで通してしまった。 その後に立ったベテランが、教科書に書いてあるような四角四面の挨拶をしたので、そういうものかと驚いた(企業的なものには疎く、世間知らずのぷーたろー)。しかし、後の祭りの集会場。この時職員たちは、このアホなゆうメイトをいったいどう感じたのだろうか。 まあ、これが私のやり方だ。形式的なものなど大嫌いで、いつだって挨拶に原稿なんか読んだことがない。美意識が許さなかったし、世間的常識というのが大嫌いだった。そんな自分を変えてまですることでもないと、平然としていた。 普段、ほとんど話もしない同年代のゆうメイトが、握手を求めてきたので吃驚した。何も言わなかったので、私の挨拶に共感してくれたのか、先に辞めていく私を惜しんでのことか、よく分からなかった。でも私は、挨拶を気に入ってくれたのだと、今でも思っている。 このゆうメイトのアルバイトを期に、この短歌ブログを始めることになった。2006年のことで、最初は短歌のみだったが、勤務は週に3日だけだったので余裕があり、徐々に文章も書くようになっていった。 郵便局のニュースが出るたびに、事件を起こすような局ではなかったことは幸いだったと思う。そうでなくともやり方に不満があり、一般の企業と違って「親方日の丸」的なずるさを感じていた。もし、モラルのないような局だったら、自分を甘やかし、世間に後ろ向きで生きているような、嫌な気分でやっていたかもしれない。 左脳を使うようになって、左右のバランスが取れるようになり、とてもいい経験をしたと思っている。 熱帯の 夜を示して 並びておる、7つの数字 おぞましき。汗かきベソかき 寝る夜を 思うばかりに 棘がたつ。 そんなこととは 露しらず、アランは夢の 入り口の 戸を叩かんと 無に入りて 無念無想の 境地なり。
2025.06.26
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♪ 猛暑日を共に過ごさん百日紅照れば照るほど輝いて見せ 近頃は、双極性障害のごと浮き沈みの、つとに激しき太陽系第三惑星地球号。 猛暑日の後に気温は急降下、そして再び猛暑日のいたぶるような乱高下。変化に惑う人々の身や心にぞ乱れあり。天変地異の数多なる大和の国の諸人は、良薬なかりと諦念の、道化戯れ言諧謔にからげて笑い飛ばすべし。梅雨前線が再び消滅 せっかくの暑熱順化の甲斐もなく、涼に慣らされ振出しに戻されたるは不如意なり。われ古人の価値観もちて懲りもせず、次の猛暑に備えんと汗かきにゆく雨上がり。 拡大 6時半、雨上がりの空も空気も重たくて、湿度は9割越えしらん。 走る人の追い越してゆき、走っているらしき人をぞ追い越しぬ。まずは速歩でじんわりと、汗滲ませてゆくばかり。乾かぬ汗のべたべたと、大気とスキンシップせり。 ウラノスとガイアを思い、乾坤にこころを放ち風を聞く。雨に洗われ瑞々しく緑つやめき明けらけし。記録写真を拾いつつ時の移ろいを見せてくる、大地の顔の誇らしき。 体力のバロメーターの階段を、クリアできず気落ちせり。体重増加を知りしとき、嬉し悲しの半ばなる爺の心理は複雑に、折れ曲がりして怪奇なり。 少しずつ日の射してくる遊歩道。ぐいぐいと満月が潮引く朝に力あり。満ち行く中に色彩の、つばらつばらに艶めいて、自信ありげに息をする、草木の花の美しき。 惑星の上6キロを右左、交互に足を運びきて、7900踏みしめて帰れば時は7時半。いい塩梅の距離と知る。 庭に紫さるすべり、西洋あさがお満面の、笑みを浮かべて迎えおり。来たるべき猛暑に耐える強き花、元気を称え合うべしと、しばし見とれて汗を拭く。
2025.06.25
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♪ 日常のすき間すき間にねこが鳴きなにかさかんに訴えてくる PCのある6畳の部屋。後ろの本箱の上に、久しぶりにアランが跳び乗った。 2つあった収納ボックスのうち、1つを階下に移動したので乗れなくなったと、アランは諦めていたようだった。乗ろうとしても、距離が取れないので止めたのを見ている。 毎日、食っちゃ寝、食っちゃ寝していて休養充分のアラン。体力が有り余っていたのだろうか。今朝は収納ボックに乗って、体を低くしたかと思うと、パッと、バネが弾けるように跳んだ。 本箱の上サイドに前脚後ろ脚の順にを当てて、ぎりぎりセーフという感じで乗った。アランはそうは思わなかったかもしれないが、こっちにはそう見えた。 高さ180㎝に、h67× w53の台から1mちょっとのジャンプ助走をしない垂直跳びだからねえ。さすがは猫だ。 しばらく暑かったので、P Cしている私のそばに来てもしばらくすると隣室の机に移動して、その上に寝ていることが多かった。 昨夜は涼しかったし、今朝になって私のベッドに乗って来たくらいだ。今朝はその流れで思い出したように、私を見下ろす定番の朝寝スタイル。 腹が減るとエサを要求し、その後は何かしらない声を発しながらまとわりついて来る。一体何がしてほしいのかよく分からない。しつこく、いつまでも続く。 ネコ同士でこんなに言葉をやりとりすることは無いだろう。相手の人間が、いろいろ話しかけてくるのでそれに感化されて、自分も声を使って何かを伝えようとしているように思える。ネコ社会には無いコミニュケーション手法を学習して、なにかを一生懸命訴えているよう。 ボキャブラリーがないので同じ声にしか聞こえないが、いろいろ言いたいことがあるのかも知れない。 東京大学科学技術研究センターの准教授・動物言語学者の鈴木俊貴氏は、四十雀の研究で20個以上の単語を組み合わせて情報伝達していることを発見している。クリックでYouTubeへ わたしも、巣箱に営巣していた四十雀の啼き声を、少なくとも5種類は聴き分けられた。そのハッキリと違う啼き声に匹敵するようなネコの鳴き声は、せいぜい3種類ほどしかわからない。 ネコは存在の距離が近すぎて、客観的に聞くことが出来ていないのかも知れない。研究対象としてみていればもう少し違った聞き方が出来るのかも。
2025.06.24
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♪ 茶番劇を見せられている選挙そのシナリオにセリフを入れる─議会、首長は独立し、それぞれ国民選挙で選ばれる─ 東京都議会議員選挙が行われた。概ね妥当な、想定内の結果なのだろうと思う。自民党には党員もそうでない人もウンザリしている。 受け皿として国民民主が9議席を獲得したが、与党寄りで小池都政を支える側に回るという。結局は、自民、都民ファ、公明、国民、過半数を確保して現状維持にとどまった。 マスコミは何にも言わないし、国民が置き去りにされている、大きな問題がある。 地方自治は「二元代表制」で、「議員・首長」両方が独立したもの。議員も首長も、市民の選挙で選ばれる。 内閣総理大臣が、国会議員の中から国会の議決で指名される「議院内閣制」とは根本的に違う(内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負うものとされており、衆議院で不信任を議決されたときは、衆議院を解散するか、あるいは総辞職をしなければない)。 議会(議員)が行政のチェックをし、首長(知事)の姿勢を正す立場にある。それなのに、首長(知事)自らが政党を作り、選挙の応援をしているというのは大問題だ。 地方議会では市長への質問を市の職員が書いているという、唖然とする議会運営が、公然とさも当然のように行われている。 日本という国はどこまでお粗末なのか。民間が知恵を出し汗水たらして、何とか維持している。政治家は、国も地方も民間におんぶにだっこして、ふんぞり返っている。 選挙になると人気取りの政策を打ち出し、人参を鼻先にぶら下げるような公約を、平然とやってる風を装って有権者を騙しにかかる。 国民は気づいているが、なにせ、選択肢がない。野党もやってることは同じで、人気取りの知恵比べに終始しているばかり。もっともっと "やること、やれること” はあるはずなのに、やれる人材が議員になりたがらない。「民間の力を借りて新しいビジョンを立ち上げる」なりして、既存の壁をぶち破る意気込みを見せてほしい。 石丸伸二氏が、どこまで本気でこの国のことを考えているのか知らない。「広く政治参加」を促すとして募った候補者の1128人の内、42人が「再生の道」から立候補。「政策を掲げず各候補者に任せた」というやり方は、あまりにも子供じみている。選挙を甘く見ている。 勉強会を設け、3~5年をかけて人材育成するべきだし、やりたい人が適任とは限らない。 “「新庄剛志」が、もし総理になったら”、どんな奇策を打ち出してくるだろうか。もはやそんなことでも考えていないとやってられない。 東京都も人口減がささやかれ始めていて、2040年から人口減少局面に入る。
2025.06.23
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♪ FBに手招きあまた友達や便利グッズが牙を隠して FBに盛んにCMが登場する、グローブ状のブラシで猫の抜け毛を簡単に掃除できる「らくらく抜け毛グローブ」。こりゃあ便利だとばかりに飛びつく人は多いでしょう。私も何度か見せられている内に、だんだんその気になって来た。kittyの暮らし (https://kittynokurashi.com/products/cat-hair-remove-pad?utm_source=Facebook&utm_medium=Cat+lady+G+CBO+1&utm_campaign=Cat+lady+G+CBO&utm_content=3&utm_id=120227062907130150&utm_term=120227062908250150&fbclid=IwY2xjawLED-9leHRuA2FlbQIxMABicmlkETFnMFpHMWwyMnBTZUFqbndXAR6P98RoyksArH01dGLppILic7N9JgP8tLE6j01hecX5_FGOBEZbmsUTgDISJQ_aem_KQDOmqReSg_HlZQN-mWuUQ) 「6,800円 3,400円 送料無料」は如何にも高すぎるし、なんだか怪しい匂いがする。アドレスからしてイカガワシイ。 広い範囲に溜まっている抜け毛の上に当てて左右に振り、最後に小さく振って真ん中に寄せると、棒状になって簡単に片づけられるというものだが、話が出来過ぎだ。 服やズボンのゴミを取る一方通行のブラシが我が家にある。それとと同じ材質のものが、左右向きの違うものを縫い合わせてあるらしい。 猫の背中を逆さになでるとこんなに取れる。こういう構造になっている。 このサイトの説明写真がおかしい。全部品物が違う。 この下、左の写真なんか、まともじゃない。まさにお化け写真だ。画像処理を間違えたのだろう。実物には中央に縫い目があるのに、これにはそれもない。購入者のコメントには、デモ用の画像が入り込んでいたりする。 それに気づかず掲載している、この企業の裏側が透けて見える感じで、ますます疑いが濃くなっていく。 両方の写真が載っている それで、念のため他のサイトもチェックを入れると、いろんなメーカーが製造販売しているらしい。ほぼ同じものが、「amazon」ではノーブランド品として売られているが、そこにはこのサイトと同じ写真がつかわれていたりする。「らくらく抜け毛グローブ ペット ブラシ 手袋」こっちは、2,489円(送料無料)だ。 「楽天」にもたくさん出品されていて、こっちは概ね「690円~1680円」とかなり安い。値段も手ごろで、まあこれくらいなら買ってもいいかと。 息子の家も、犬と猫の抜け毛で困っているので、2個セットで購入。 とても "詳しい説明” があり、FBのものは海賊版で中国辺りのいかがわしい業者のものかも知れない。日本のものだとしても、こんないい加減なサイトを作るのはちょっと信用できない。 FBにはそんなものがウジャウジャしているので、要注意!! さっそく使ってみる。 集めた毛が棒状になるには条件があって、必ずそうなるものでもないようだ。服ブラシと同じなので、ズボンや服に付いた毛を取り除いたり、絨毯やソファーのネコの毛を取り除くのは確かに楽だ。 アランが昼寝するので机の上にあったものが毛だらけになり、これで取ってみると確かに楽に取れた。 ただ、ソファーなどの凹凸がある物は、このブラシに厚みがなく、腰がないため無理してやるとふにゃふにゃとなって上手くいかない。 それで、中に2㎜の厚紙を差し込んでガムテープで繋いでみた。ぶかぶかで手の小さいカミさんは使いにくかったが、緩さも改善し、腰がしっかりしたので使いやすくなった。 安い買い物でも、「シマッタ!もっとしっかり調べればよかった」とは思いたくない。まあ、失敗して覚えていくのだろうけど・・。 何か行動を起こすことで、ブログのネタは向こうからやって来る。
2025.06.22
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♪ 現実がフィクションを越えSFが後追いをする夢なき未来デッドレコニング PART ONE 孫とカミさんが「ミッション インポッシブル:ファイナル レコニング」を観に行くというので、私もついて行った。特別見たいと思っていたわけじゃないので、ちょっと中途半端な鑑賞者ではある。 1996年の第1作から約30年にわたって続いてきたシリーズの最終作。前作「ミッション:インポッシブル デッドレコニング」とあわせて2部作として製作され、前作と同じ顔触れでドラマが展開していく。 ちょっと爺にはついて行けない、荒唐無稽の内容には触れないでおく。 何と言ってもトム・クルーズのアクションが見世物なので、ストーリなどどうでもいいと思っているわけではないだろうが、ハイテクとローテクの混在した漫画チックとも思える展開に、やや引き気味の覚めた見方をしている私。さしずめ、パンケーキに交じった黒大豆みたいなものか。 半袖シャツで、寒く感じるクーラーの効いた館内に3時間近く、カンヅメ状態でいたらカゼを引くんじゃないかと少しばかり気になった。 「デッドレコニング(Dead Reckoning)」は「推測航法」の意味で、航行した経路や進んだ距離、起点、偏流などから過去や現在の位置を推定し、その位置情報をもとにして行う航法のことを指す。 「エンティティ」とは、IT分野において、何らかの標識や識別名、所在情報によって指し示される、独立した一意の対象物のことを指す。例えば、データベースにおける顧客情報や、オブジェクト指向プログラミングにおけるオブジェクトなどがエンティティとして扱われる。単なるデータの集まりではなく、ビジネスにおける実体や存在を意味する概念。 劇中の「AI “エンティティ”」は、意志を持つものとして描かれ、暴走して事故を起こす。脅威を増し、各国の政府機関や軍事ネットワークに密かに侵入し、情報操作を通じて、世界の秩序を根底から揺るがす存在となっていく。 ベーリング海の底に沈む、エンティティが眠る潜水艦セヴァストポリ この中にある、エンティティを止めるために必要なふたつの武器のひとつ、“ポドコヴァ” を手に入れようと命がけで潜水を行うイーサン。 監督はシーンで使用するため、大型水槽を探したが見つからず結果的に自分たちで作ることに。前作でも「実際の機関車で撮影したい」と考え、破壊するために70トンの機関車を制作。そして車両を谷底へ落とし、臨場感のある映像を完成させたという実績がある。 製作チームは、ヨーロッパ最大規模の水槽を用意し、そのなかに潜水艦のセットを設置。深さ32フィート(9.6m)、直径108フィート(32.4m)、容量900万リットルという巨大な水槽の製造には3カ月を要し、水を満タンにするだけでも15日がかかるほどのもの。本セット全体となると、水槽、潜水艦、そして潜水艦を回転させるジンバルの完成まで、2年半もの歳月が費やされた。 クルーズは、1時間15分もの長時間水中撮影に挑戦。クルーズが身に着けた特別設計のマスクとウェットスーツは、危険と隣り合わせのスタント撮影を安全に実行するための究極の装置。「実際に水中に入らないと、ストーリーをプッシュすることができない」と語るトム。長時間使用すると低酸素症を引き起こすという制約を押して、低酸素症のリスクと闘いながら行われた撮影は、肉体的に大変だったらしい。 また、水中でスムーズに撮影を行うため、そしてクルーズおよびスタッフの安全を考慮し、特殊な手信号も開発されたという。 拡大 もう一つの見どころは、飛行機の翼に乗っての危険極まりないアクションシーン。 炎上するパラシュートで16回ダイビングしての妥協なき挑戦は、史上最も危険なスタントでギネス認定のおまけ付き。 いやはや、よくもここまでやるなぁと感心するばかり。今年の7月3日で63歳となる。相当鍛えた身体であることは分かるが、そろそろ限界だという事も自覚しているでしょう。 前作、前前作に出ていたイルサ・ファウスト役の「レベッカ・ファーガソン」が良いと思っていたが、今回観ていてグレース役の「ヘイリー・アトウェル」がとても良い。ジェンダーレス時代にピッタリという感じ。 前作にホワイト・ウィドウ役で出ていた「バネッサ・カービー」はあまり好きじゃない。今年36歳になるらしいが、いかにもクセがある感じがちょっと自分には合わない。 ハリウッド映画は野球でいえばMLBのようなもの。世界の国籍・人種を越えたスターが集ている。それが今じゃ斜陽の影を落としている。ドル箱のMIシリーズが終わると、もう華々しい花火を上げることはできなくなるだろう。 MLBでは、大谷や山本は別格として鈴木誠也、今永昇太、吉田 正尚など日本選手がトム・クルーズ張りに体を鍛えて、大リーグのトップで活躍している。パワーで見劣りしない身体を創り上げて互角で戦っている。 ただ、故障者リストに入って試合から外れてしまっている選手も多い。佐々木朗希は、MLB選手としては線が細い。もっともっと「心と体」を鍛えなければいけないと思う。
2025.06.21
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♪ ああこれは予行練習やがてまた梅雨前線戻りくるらし きのうも暑いので早朝にウォーキングに出ようと、前日に思っていた。しかし、目覚めた6時には体が重くそんな気分になれなかった。しょうがないので、午前中には出ようと早々にブログを書き、出たのは9時半すぎ。 すでに気温は31℃を上回っていた。 暑さにはだいぶ慣れたので大して苦にはならない。約4キロ先の釜ケ谷池まで行ってみる。圃場整備で農地になった丘陵地は広々として気持ちがいい。しかし、日陰と言うものがまったく無いので、容赦なく太陽に照らされていく。拡大圃場整備と知多満作道 様々なものが栽培されているが、放置されている畑もあって、高齢化、人口減によってますます顕著になっていくのでしょう。 「圃場整備」事業は、耕作に不便な農地を区画整理し、機械化を可能にするために行われている。具体的には、農地の区画を大きくし、農道や農業用水、排水施設を整備するもの。当初は確か「有事のために食料を確保するため」とか言われていたように記憶している。 知多市では、昭和39年度に新知地区で始まり、これまでに35地区、1095ヘクタールが整備されている。 そろそろ鎌ケ谷池に着くころだが、近づいても木が生い茂っていて池が見えない。グーグルアース(2022年1月) この様な写真をチェックしていなかったので、周りの様子が分からず、その辺をウロウロ。いろんな果樹が植えられている。 桃と銀杏梅の実がたくさん落ちている。 池の周りはロープが張って有ったりして、大方が私有地らしい。ロープを越えて入っていくと池のそばに出られた。李、枇杷、梅などがあるものの、今はもう収穫することなく放置されているようだった。 残っていた李を1つ、枇杷を1つ食べてみたが美味しかった。勿体ないなあ。そろそろ食べごろの枇杷 往時は活気があったのだろう。栗の木や無花果の木も植えてある。圃場整備される前は、鬱蒼とした丘陵地を背景にした貴重な土地だったことが窺われる。 右は公孫樹の大木だ。人工的な溜池の様だ。 暑いので向こう側まで行く気力も出ず、写真を撮って直ぐに引き返してきた。 鴨が2羽、水路を優雅に泳いでいたのでスナップを・・逃げられた。田んぼには白鳥が・・ 早苗が消えて大きな空白のできた妙な田んぼがあった。ジャンボタニシが食べたのだろうか?でもその姿が見えない。よく見るとザリガニの死骸らしきものが沈んでいる。植物も生き物も殺す何かが発生したのか、誰かに投入されたのか?全く謎の田んぼだ。 オタマジャクシがたくさんいる田んぼもあれば、何もいない田んぼも多い。 常滑市の一部の農家で、稲作を「無耕、無施肥、無農薬」で40年前からやっていると、最近知った。もっと幅広くPRするべきだし、本当の稲作をするべき絶好の時代が到来していると思う。7月の作業日に、見学に行く予定でいる。 12,800歩ほど。良い汗をかいた。3日間猛暑日が続いたが、クーラーは一度も点けていない。 身体も軽いしこころも軽い。そういう時はワインが飲みたくなる。夜9時ごろ、コンビニでチリの赤ワインを買ってきて、チビリチビリ。 800円のワインだがなかないい。ジューシーで辛口のわりに重くなく、酸味もほどほどで飲みやすい。気づいたら8割がた飲んでしまていた。 悪酔いすることも無く、朝はスッキリ目覚めて快調そのもの。起き抜けの快便のおまけ付きで、こんなの久し振りだ。ノウゼンカズラの一種らしい。パンドレア
2025.06.20
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♪ 微細なる隣人たちに囲まれて生かされている頭でっかち 微生物。 天然酵母由来の第3の天然界面活性剤「ソホロ(一般名称:ソホロースリピッド」。合成界面活性剤でも石けんでもない、天然酵母が「糖と油」を使って自然発酵して産生する天然界面活性剤。 その製造工程で従来の大規模な化学コンビナートが不要となり、単純な発酵槽があれば製造出来るためLCA(ライフサイクルアセスメント)は非常に良好で、廃棄時は極めて低毒性で、素早く微生物分解して自然に還る。人類の未来と共生できる持続可能な界面活性剤。環境や肌にやさしい"未来の洗浄剤"と言われている。 界面活性剤は、もともと自然界の中にも存在している。私たちの細胞膜を構成するリン脂質もそうだし、動植物に多く含まれるサポニンやレシチン・ペプチドなどは、天然由来の界面活性剤として食品添加物や化粧品材料など様々なところで利用されている。 長い石けん文化の後、20世紀初頭のドイツで合成界面活性剤が発明され、石油化学の発展と共に普及、洗浄剤や化粧品に広く使われている。 しかし、約100年の間に利便性と引き換えに化学物質アレルギーや地球環境破壊を引き起こしている。界面活性剤は、微生物によって分解されるまでに時間がかかるものもあり、環境汚染の原因になることがある。 一部のものは分解されにくく、水質汚染や生態系への影響が懸念されている。また、安全と言われてきた「マイクロプラスチック」同様、その人体への影響が次々に判明している。界面活性剤(洗剤)の歴史 この20世紀の課題解決を期待されているのが、バイオサーファクタント=天然界面活性剤「SOFORO」(ソホロリピッド)。 「サラヤ株式会社」が、2001 年に食器洗い機用洗剤として実用化。2010年にシンボルマール「SOFORO」を制定し、21世紀中頃までには洗浄剤、化粧品に「SOFORO」を全面普及させることに挑戦している。2016年度にグッドデザイン賞を受賞。◆高い生分解性 排水後は微生物によって水と二酸化炭素に完全に生分解され、すばやく地球にかえる。生分解性試験では、排水後22日で二酸化炭素と水に完全分解された。◆高い洗浄力 ソホロは、環境にやさしく安全性の高い成分でありながら、高い洗浄力を持つ。油汚れから皮脂汚れまで、しっかり汚れを落とす優れた洗浄成分です。◆低起泡性と優れたすすぎ性 高い洗浄力を持ちながら低起泡性であることも特長。合成の界面活性剤のようにヌルヌルせずに、すばやい泡切れと優れたすすぎ性を発揮する。◆高い安全性 ソホロは、細胞毒性の結果、低刺激をうたう化粧品に使われている原料よりも毒性が低く、やさしい成分であることが判明。最近では、食品成分としての安全性も満たしている。 シンボルマークは、天然酵母が発酵が産み出し人間が利用して廃棄した後、自然循環(エコシステム)に溶け込んでいく神秘的なイメージを、「SOFORO」を作りだす酵母電子顕微鏡写真から模写したカタチに重ねました。色彩もやさしいGREENを基調にし、持続可能性を表現しています。これからエコ洗剤やオーガニック化粧品などに『「SOFORO」“ソフォロ”入ってます!』が合言葉になることもイメージしています。 「スキンケア・ボディケア用品、ヘアケア用品、オーラルケア用品、手洗い用品、手指消毒用品、除菌・衛生用品、台所用品、洗たく用品、掃除用品、ベビー用品、介護用品、食品・飲料品、アロマ、その他」様々なものに利用されているようです。クリックでサイトへ 2004年、私たちは、ある出来事をきっかけにボルネオで"鼻にケガをした子ゾウ"に出会いました。 メーカーの宣伝みたいになってしまいましたが、微生物による新しい発見と商品開発のニュースがある度に、微生物ってすごいなーと思う。 どれだけ人間に寄与しているか、どれほど人間が恩恵を受けていることか。 最近では、「空気中の水素を直接電気に変換できる酵素を、バクテリアから分離することに成功。小型で持続可能な発電装置の実現につながる可能性がでてきた」というものがあった。2024年4月11日。「ボタニカルライト」の発見・発明 2023年12月6日「ベロニカX」微生物の力で病気を予防し、改善させるという画期的な薬の発明。2023年5月20日「キエーロ」などの微生物による生ごみの分解。2022年12月26日 自分の知った限りでも目から鱗の新発見の数々。 この地球は、限りない未知の計り知れないポテンシャルに満ち溢れている。 無限の力を、自然を活かしたまま利用しようとする、謙虚でひたむきな人間の英知と研究心は、今後も素晴らしい発見を重ねていくことでしょう。
2025.06.19
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♪ もし虫が死に絶えたれば末端の支え失くして王は死ぬべし この暑さの中、チュウレンジバチの活動が活発になっている。朝の内に産卵する習性があり、午前中にチェックすると必ず数匹見つかる。 モッコウバラでも1匹、レディー・オブ・シャーロットでは2匹、そしてバレリーナがメインのステージとなって、毎日のようにとりついている。なぜかカクテル(コックテール)にはあまりやって来ず、こっちはクロケシツブチョッキリ(バラゾウムシ)のお気に入りだ。こんな風に逆さになって、上から下へ産卵していく。 産卵に都合のいいやわらかい若い枝が少ないのか、同じ枝にばかり産卵していく。もう4匹ほど退治している。たいがいは産卵した後で、産卵の跡が黒い筋となって残されている。 これが2週間ほどすると、孵化した幼虫がぞろぞろと出てくることになる。以前にも書いたように、身の毛もよだつ憎き幼虫を発見した時は、すでに手遅れだ。 2週間後ということは、数回産卵しているので日にちに幅があり、今月の末までに孵化するのがありそうだ。それまで観察してみようと思う。こんな同じところに産卵するのはそうそう有るものじゃないだろう。定点観測にはもってこいだ。 黒い筋が徐々に膨らんでいき、広がったところに卵がびっしり並んでいるのが見えるようになる。こうなったら、爪楊枝の先を筋の中に入れて何度も上下させてやれば、卵をつぶすことが出来る。 今回はそのまま観察し、最初の幼虫が出てきたところで殺処分することになる。或いは枝ごと切って捨てることなるかも知れない 今年は、チュウレンジバチ発生の時期がいつもより遅かった。気温が不安定で活性が悪かったのかも知れない。梅の産地でも虫が少なかったという話を聞いている。 地元の佐布里の梅は生育状況が十分でないことから、「梅ちぎりWEEK 佐布里の梅 収穫体験講座」の初回、5月25日、26日がキャンセルになっている。 全体の出来具合はどうだったのだろう。昨年は不作だった分、今年は梅の木の体力が十二分にあって豊作だったんじゃないだろうか。 昨日(甲府市で38.2℃、群馬県高崎市・上里見で37.7℃、静岡市で37.6℃を記録)、最高気温が35℃以上の猛暑日の地点が50を超えた。引き続き今日・明日も猛暑日。まるで梅雨明けのような状況で、まったくの異状事態。 猛暑日は途絶えるものの、今後も太平洋高気圧が居座って梅雨前線が押し上げられたまま、相変わらず真夏の気圧配置になる。 昨日は熱中症で4人が亡くなっている。一体、7月はどうなるのか考えようとしても、常識的な想像ができない。
2025.06.18
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♪ 「ああ聞いた」などと言われること多し言った言わないみんな忘れて 夕べ、知多市は初の熱帯夜だった。寝苦しくて、一緒に寝たはずのアランもいつの間にかエスケープ。変な夢を見たりして、ずいぶん夜が長く感じた。 日中は14時に32.5℃を記録し、ちょうどその時間帯に汗かき目的のウォーキングに出かけた。日差しもあったので、体が熱を帯びていて余計に暑かったのかも知れない。カミさんは、それほど暑いとは思わなかったと、いっていたからね。 岡田の竹林の中にある散策路へ行ったりして、敢えてアップダウンのあるところを選んで歩いた。筍がにょきにょきとあちこちに伸びていた。通路の中は一応カットしてあるものの、後から生えたものが何本も伸びている。 樹々が生い茂り鬱蒼として薄暗く、、通路にも草が伸び放題。あまり人が通るような場所ではなくなっていた。 アップダウンの草の伸びた荒れ道。人気のない竹やぶを、猪にでもなった気分で駆けたりして・・。途中から外にでると、高校の分校の校舎があったところの景色が一変していた。きれいさっぱり無くなって更地になっている。整備されたグランドとともに広大な空間が広がっていた。 近くに住む知人宅へ寄って、近況の情報交換的立ち話。足が痛いのであまり歩けなくなったと嘆いていた。膝が曲がって力が入らないのに、ウッカリして油断して転んでしまったのがいけなかったと。 私が、朝倉の家から「汗かく練習に、歩いてきた」と言うと驚いていた。ここまで5,000歩ほどで、駆け足をしたこともあって、話をしている間に汗がふき出てきて全身を覆い始める。 「元気そうだねえ」と。自分が歩けなくなっているので、なお更そう感じるのだろう。 女性はみんな話好きだ。どうしたって病気の話、祖父母の話、老後の話、死に方についてなど、共通の話題に事欠かず、終始そんな感じで1時間ほど立ち話。途中でご主人も戻ってきた。 久し振りに会った二人が健在なのを確認し、予定より短い距離となったものの、十分に目的は達成できた。 お茶を携帯して歩くためスマホは持たずに家を出た。ベルト式でペットボトルを腰に下げて歩くことが出来る。 それで、この日は写真無し。 11,000歩ほど歩いて、シャワーなど後に回して冷えたビールの旨いこと。500mlの泡が煙のように消えてなくなった。 今日から3日間は猛暑日になるところが多くなることなど、今さら言うまでもないだろう。 この時間(8時過ぎ)、すでに30℃に達している。ときどき雲が太陽を遮ってくれるものの、湿度が60%以上あって蒸し暑い。 最低気温はどうかと見てみれば、熱帯夜一歩手前の数字が並んでいる。熱帯夜だと思っていた方が良いのかもしれない。 猫にとってもこんなに早く猛暑日が来るなんて、青天の霹靂なりて、ほんに由々しき事体だろう。 毛皮を脱ぐことも出来ず、こんなことで夏が過ごせるだろうか?追記 6月17日15:34現在 2階の室温34℃ 暑いわけだ。 汗をかいているので耐えられている。アランはどうだろう?
2025.06.17
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♪ 青空が恋しいなんて言わせおきギンギン日差しを降らせる太陽 玄関の呼び鈴が古い。ここに入居した時からのものなので46年も使っていたことになる。壊れてはいないが、こっちの耳が遠くなったせいか、宅配業者が「留守かと思いました」と確認の電話をしてきたりする。迷惑が掛かっているわけだし、こっちも都合が悪い。この際買い替えることに。 インターホンは必要ない。古い家で玄関はガラス戸なので外の様子はわかる。この時期、夜になると灯りを求めてやって来る虫を、ヤモリが狙っているのがよく見える。ガラス戸に姿が映れば誰が来たのか、風体からだいたい分かる。 「呼び鈴」をネットでググってみると、工事不要のワイヤレスのものばかりが色々並んでいる。送信側はボタン電池か、押す時に発電する電池の要らないもの。受信側は、乾電池のものとACコンセントに差すタイプがある。 音量調節、呼び出し音の種類、通信距離、電池不要のもの、などを考慮して選択。 結局、オーム電機の「monban CUBE 押しボタン送信機+光フラッシュAC電源式受信機」をネットで購入。 どこに設置するかは別として、送信も受信もランプが点くのは便利だろう。電池交換が要るというのも問題があるし、必要があれば受信機の増設もできる。 どこに付けるか。電波は木造なので何の心配もない。リビングは奥の部屋だし、2階建てなので上でも聞こえないとまずい。電池式なら自由に移動できるが、AC電源のある所でないと使えない。 それで、外と中で音出しテストした結果、台所の隅に付けることになった。ここはタコ足配線の上にコンセントも塞がっている。別のところから引っ張ってきて、新たなコンセントを付けた。 ランプが点いても目に入らないが、まあ音が聞こえればそれでいい。都合が悪ければいつでも変えられる。 それにしても、配線がぐちゃぐちゃで煩わしいねぇ。電話台を照らすのに、間に合わせ的に明かりを付けたのが原因だ。電球は明るいものに替えたので、もう少しスッキリさせてやろう。古いのが外せないので苦肉の策で、こんな風に。 カミさんの歳からすると、あと20年ほど使うこのになるのだろうか。そんなにもつのかな? 今日は大気が不安定。いつどこで雨が降るか分からない。最高気温は30度を超える所が多く、西日本で猛暑日になる所もあるらしい。 17日以降は一転して高気圧に覆われ、西南西の風がフェーン現象をもたらして各地で猛暑の予報。34~36℃にまでになるところが・・・。 ジリジリと焼けつくような陽射しが容赦なく、慣れない身体を突き刺してくる。覚悟がいるが、それだけでは済まない。
2025.06.16
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♪ 床に猫レコードに針滑らせてこころ震わす紫陽花のはな 新しいレコードプレーヤとカートリッジの調整をしている。素人なりにいろいろやってみているが、トーンアームの水平を出すときには細心の注意が要る。針カバーを外してターンテーブルに当てないようにやるなんて、デリカシーを紛失してしまったじじいにはハードルが高い。それがちゃんとできていなければ針圧の設定も上手くいかない。 恐る恐るやり直した結果、最初とはずいぶん違うものになった。 高音も低音も申し分ないし、ピアノの音が良くなった。しかし、レコードの音源そのものにはバラツキがあるので、楽器の違い、ボーカルはどうかなど、数枚聴いたところで本当の音かどうかは分からない。 それで取り出したのが、ごく最近録音されたジャズのレコード。以前にも書いたことがある大西順子プロジュースによるラージアンサンブルで、2021年にリリースされた「out of the DAWN」。 最新技術のスタジオ録音だけに、やはりいい音している。音質やバランスなど非の打ち所のない申し分ないもの。全体的にバランスも良く、特に気になる部分もない。クラシックのレコードもあるのでダイナミックレンジの程度など、オーケストラの音源で確認してみたいと思う。 カミさんが居ない時でないとできない。自分の耳が悪い癖にちょっと音量を大きくして聴いていると「うるさい」と文句を言う。レコード鑑賞そのものに興味がないので、こっちが色々やっていることに関心もないし理解もない。個室が出来たので、ときどき弾いている ピアノを弾くのにクラシックにはあまり関心が無いようだ。ピアノのレコードだって聴かない。義父が聴いていたクラシックのLPが30枚ほどあるが、それを聴かせてと言ってきたことも無い。 好きなB’zだけはコンサートにも行くし、CDを買い込んで車の中で聴いている。なぜか知らないが、B’zのコンサートライブのCDはみんな音が悪い。ライン入力で録音しているはずなのに・・。 他のグループをあまり知らないので比べられないが、素人の私が悪いと思うくらいだからねえ。 東京芸大を出ている、ヴァイオリンの川井郁子がB’zファンだと聞いて、私は耳を疑ったことがある。同時に川井郁子の耳も疑ってしまった。 桑田佳祐×稲葉浩志÷2=私の理想。 夕べはめずらしく就寝時からアランがベッドに来て、一緒に眠りに就いた。 4時ごろになって、私を起こしにかかった。鼻先をお腹に何度も強く押し付けてくる。放っておくと噛みついて来ることがあるので、しかたなく起きることに。 トイレに行ってから餌をやる場所へ行くと、アランはついて来ず、玄関に座ったまま。お皿には手を付けてないエサが有る。で、呼んでみても来ない。無理やり連れてきたものの食べようとしない。 餌が欲しかったわけではないらしい。何がしてほしいのかさっぱり分からない。変な時間に起こされたこっちは早く寝たいので、そのままベッドへ。 その後、アランはカミさんのベッドへ行き、窓から外へ出たらしい。外は雨だ。30分ほどして、今度はこっちの網戸に爪を立てている。渋々入れてやると、そのままベッドで毛繕いなどを始めた。 前日は雨で一歩も外へ出ず、いつもの場所でひねもすウツラウツラしていたらしい。 昼間に充分外で遊んでいられた時期は、夜中に起きることも無かったが、最近は出られない日も多い。それで寝過ぎで体が鈍っていて、動き回りたかったのかもしれない。 時どき、横になっているアランを床の上でぐるぐる回したり、カーリングのストーンのようにシュル―っと滑らせたりして遊ぶ。 犬が、投げた棒切れを咥えてきて、また投げてやるみたいにすぐ戻って来て、またシュル―っと。けっこう喜んでいるようだ。夕べもそんなことやっていた。 どうも、そうやって構ってもらえることが嬉しくて、何かを期待して、私のそばにやって来るらしい。 尻尾を絡めて体をする寄せてきたり、鼻先を近づけてきたりすれば、そりゃあ可愛い。可愛さ余って憎さン十倍。もし猫語が分かったら、もっともっとメンドクサイかも知れない。
2025.06.15
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♪ おもむろに社会見学思い立ち独り遠足する臨海部 汗をかきにウォーキングへ。なぜか今まで行ったことがない、臨海部の工業地帯へ行ってみようという気になった。「サントリー知多」ウィスキーの工場がある。ブログを早めに済ませて、10時ごろ家を出た。 朝倉駅前の新庁舎工事現場の裏を通っていく。すぐ後ろには美濃川の流れ込む水路が通っている。 穏やかな薄曇りで歩くには丁度いい。水路に捨てられた船に川鵜が1羽ノンビリ休んでいた。 産業道路を越えて臨海部へ。右へ 景色は決して良いとは言えず、もう二度と来ないだろうと思いながら、3分500mの速歩を意識して歩く。 取りあえず臨海部を貫く道路の端まで行ってみる。いつも遠くから見ているJERA(知多第二火力発電所)がある。 水路を挟んで市役所とスポーツ施設が並んでいる。その河口に当る場所。 右奥が、サッカーコトーがある運動公園の端に当るところ。 少し戻って、いよいよ知多ウィスキーの蒸留所のある方へ。初めてのところは何もかもが物珍しく、何の工場か分からないのが新鮮だ。拡大します 「AutoLive」とかいう名前の新しそうな工場。女性が立っていたので、いつもの野次馬が「ここは何を作ってる工場ですか?」。怪訝そうな顔で「なんて言うか・・、エアバッグを作ってる会社です。」 「MIC」のクレーンが幾つもその長い首を伸ばしていたり、「OONO ASSIATES oono labo」という洒落たロゴが目に入ったり。大同特殊鋼知多工場があり、反対側には出光興産のタンクが並んでいる。 しばらく行くと、正面に木に埋もれるように「知多蒸留所」の看板が目に入った。ああここか、それにしても地味で粗末な看板だこと。こここから入るという最低限の目印らしい。 左折していくと、JA関係の飼料工場があり、如何にも穀物を扱う雰囲気の風景が並んでいる。蒸留所はその奥にあった。手前からパイプがずーっと続いていて、この左の先に受付があるらしい。 予約すれば工場見学など出来るのだろうか、訊いてみようと事務所へ向かう。なんと、こちらのこころを見透かすように、入り口に張り紙が。 そりゃそうだよな。ヤクルトやカゴメの工場とはわけが違う。トウモロコシを原料とした大規模な醗酵、蒸留工場だ。細々した食品工場のようなわけにはいかない。敷地も広いし見学したとしても面白くはないのだろう。工場の配置図を見ても、何が何だかさっぱり分からない。(拡大) 仕方がないので玄関に入ることなく、そのままUターン。もと来た道を戻る。来るときに右側にずーっと見えていたのは、蒸留所の工場とその施設だった。 戻ってくると水路の水が干潮時でかなり少ない。カワウが3羽に増えていた。 緑地帯では、よく見かけるカラスが2羽、人を気にするものの警戒するほどでもない絶妙なスタンスで、何かを漁っていた。最近は、生き物すべてか愛おしく思える。思わず声を掛けたりする自分がいじらしい。 名鉄が、今年も高架下の草に除草剤を撒いたらしく、茶色く枯れかけている。昨年は4回撒いたようだが今年も同じようにする予定なのだろう。 側溝がきれいになっていることに気づいただろうか。除草剤を撒くだけで枯れた草はかたずけないので、中途半端なのだ。まあ、一応は雑草の管理はしてくれているわけで、ありがたいと思わないといけない。 8,400歩ほど。速歩を3回ほどやったおかげで汗もかいた。往復7.5㎞ほどだったが、いろいろあって面白かった。しかし、もう二度とは行かない場所なのでコース設定は不可だ。 次はまだ行ったことのない、東海市の釜ケ谷池あたりへ行ってみようか。 知多市では、このウィスキー「サントリー知多」の生産の他に、東邦ガスがLNGの廃液を利用してサーモンを養殖している。「知多クールサーモン」として数は少ないが販売も始まっている。サントリーのサイトから 外見だけ見ている分には、世界でも評価されている高級ウィスキーが作られているところとは思えない。見かけだけで判断できないのは人も同じというところ。
2025.06.14
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♪ デリケートに無縁の爺となりしなりレコード針を折ってしまえり オーディオテクニカのレコード針、AT-VM95E/H(ヘッドシェル付き)を購入し、さっそく使ってみた。DENONのプレーヤー「DP-400」はユニバーサルトーンアームなので、ヘッドシェルと針交換が出来る。 中低音がいい感じで出ている。高音がイマイチだったので針圧を少し軽めにしたら高音もよく出るようになった。DP-400付属の針DSN-85の低音が物足りなく感じたので買ってみたのだった。 しかし何だか音に艶が無いというか、大味な感じがするというか。今まで使っていた「SONY PS-X6+DL-103」の音が良かったせいでそう思うのかも知れない。 ホルダーに立てっぱなしになっていた「SHURE M95-HE(針圧0.75~1.5g)」がほとんど使わずにあったので、それも使ってみた。接点が汚れていて最初はまともな音が出ず、復活剤を使ったり綿棒で磨いたりを何度も繰り返して、何とかまともに音が出るようになった。こっちの方がむしろいいくらいだ。 本来ならMCのDL-103を使いたいところだが、オーディオラックを移動したときにウッカリして針先が曲がってしまい、使えなくなってしまった。それでとりあえずMMで我慢しようと「AT-VM95E/H」を買ってみたわけだ。 シリーズで交換針が用意してあるが、果たしてどれだけの違いが出るのか。プレーヤーのグレードが高くないので、あまり期待はできないかもしれない。 どうせならDL-103の針先を修理(7000円で直るらしい)に出して、このMC針を使おうかと思ったりもするが、このプレーヤーではその差が出ないかもしれない。 今さらオーディオに金を掛けるのは勿体ないと思い、中途半端なプレーヤーを買ったのが間違いだったか。 フォノイコ装備だがスルーしてプリメインアンプを使っているので、装備のフォノイコを使ってみる必要もありそうだ。 実は、DP-400(中古を買った)に付いていたカートリッジのカンチレバーが曲がっている様だったので、直そうとして折っちまった。我ながらなん馬鹿なこと。 交換針DSN-85の純正品が4000円前後で買えるのに何故か中古品が倍ほどの値段でたくさん出品されている。この理由が分からない。 古いものの方が品質がいいという事なのか? だけど、そのことについて書かれたものがどこにもない。都市伝説みたいに、根拠のないままそういうイメージが出来上がっているとか・・。 DL-103は使えるという事で試しに装着してみたが、自重が8.5gとかなり重く、トーンアームの水平が取れなかった。開発段階で使うことを前提にしているという事なので、ちょっとおかしい。何かが間違っている。 針圧が2.5±0.3gで、「元々ついていたものは2.0g、SHURE M95-HE(針圧0.75~1.5g)、AT-VM95Eは1.8~2.2g(2.0g標準)」からすると少し重めだ。 よく分からないので、もう一度「SHURE M95-HE」に替えて、当面はこれで聴くとしよう。慌てることは無い。
2025.06.13
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♪ 「こんなにもこんなにも空が恋しい」口ずさみつつ梅雨晴れをゆく精進湖 今朝は貴重な梅雨の晴れ間。白い雲と青空が、幼馴染に会ったときのように懐かしく感じる。 アランにしても外に出られるのでホッとしていることだろう。しばらくて、アランが2軒先の家の前を歩いているのが見えた。小さいながらも歌壇のある家で、その庭の方へスッと消えた。やばいなあ。 フカフカの土の上で用を足すのが大好きな猫。熱心に野菜や花を育てている可愛い奥さんの悲鳴が聞こえてきそうだ。でも、自分も猫を飼っていて猫好きなのは知っている。やさしく叱ってくれるだろう。 常習犯かも知れず、一応謝っておいた方が良さそうだ。 雨の止み間に庭木や薔薇の剪定をした。やたらに勢いのあるモッコウバラやナニワイバラは、太いシュートを何本も伸ばしている。丈夫な木なので躊躇することなくバサリバサリと切っていく。 ついでに、これもやたらに高く真っすぐに伸びていたミヤギノハギも切り戻しをした。一週間前のこれよりも20㎝は大きかった。 もう少し後にするつもりでいたが、あまりに高く勢いよく伸びていたので周りの植物が迷惑していた。2度切り戻ししたことは無いが、その必要があるかも知れない。 大して肥料をやっていないのに、しなやかな姿が魅力の萩とは思えない姿に唖然としていた。日当たりは悪くないはずだが、風の通りは良いとは言えない。それで徒長してしまうのかも知れないが仕方がない。 剪定するにあたって、切れなくなっていた剪定ばさみを買い替えるためにDCMへ。晴れ間に汗をかく練習を兼ねて、なるべく速歩を多用して歩くことに。 "3分の速歩が500mくらい” だと、おおよその見当がついた。インターバルなど適当に、速歩はトータル30分ほどやっただろうか。往復1時間半ほどで、歩数は5,900歩ほど。距離は往復5キロほどで、しっとり汗をかいた。 このくらいの距離なら大して疲れない。インターバルを取って、半分は速歩でちょうどいい距離かも知れない。5月26日にはたくさんのツバメが飛び交っていた。 ぼちぼち家が建ち始めている信濃川東部の開発地。今が一番良い時なのかもしれず、住宅が立ち並ぶと景色は一変してしまう。そうなるともうここを歩くのには魅力を感じなくなる。中島みゆき作詞作曲「この空を飛べたら」クリックでYouTubeへ
2025.06.12
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♪ 汗をかく身体が出来るより早く猛暑日が来る爺はたまらん 昨日は九州の豪雨被害のことを書いたが、今年はやはり異常な梅雨になっているようだ。 今年(2025年)の梅雨は異例続き。統計史上初めて沖縄や奄美より先に、九州南部が全国で最初の梅雨入りに。統計史上最早タイで沖縄は梅雨明け。九州を中心に梅雨入り早々、梅雨末期のような災害級の大雨。 この先、降る時は災害級の大雨、梅雨の晴れ間は40℃に迫る酷暑に警戒が必要です。(日本気象協会) 九州南部では平年より2週間も早い梅雨入りとなり、奄美と沖縄では平年より1週間以上遅くなった。沖縄は平年より12日も遅い梅雨入りし、6月8日に(平年より13日も早く、統計史上最早タイで)梅雨明けに。 沖縄の梅雨明けと入れ替わるように、8日は九州北部と四国で、9日は中国・近畿・東海で、そして今日10日は関東甲信と北陸で梅雨入りとなった。梅雨入り早々に災害級の大雨 今週中頃はいったん雨は小康状態となるが、今週末(14日土曜・15日日曜)は再び前線の活動が活発となる見込み。 異常に遅く発生した台風1号の影響で、非常に暖かく湿った空気が今週末~週明けにかけて日本付近に流れ込み、前線の活動が活発となると思われる。台風1号予想進路 また、17日(火曜日)は北上した前線に向かって南から暖かい風が吹き込むため、各地でかなり高温になることが予想される。 名古屋では猛暑日一歩手前まで、関東ではフェーン現象を伴って40℃近い気温になる恐れがあるという。 いやはや恐ろしいことになりそうだ。まだ一度も汗をかいたことのない人もいるだろう。身体が暑さに対して全く準備できていないところへ、突然猛暑日などになったら一溜りもない。 熱中症アラートが出され、救急車は追いつけないほどの騒動になるだろうし、亡くなる人も出てくるだろう。 そういう私だって、まだ暑さに負けないための準備はできていない。雨つづきでは汗をかきに出かけることも出来ない。自宅では汗をかくほどの運動などできるはずもない。 かと言って、クーラーの代わりにガンガンに暖房入れて、我慢比べのごとくに運動するなんてやれそうにないし・・。知多市の天気 暑熱順化には個人差もあり、数日から2週間程度かかると言われている。また、せっかく一度暑熱順化ができても、数日暑さから遠ざかると暑熱順化の効果はなくなってしまうらしい。 梅雨のこの時期、雨が降って気温が下がると、それまでに暑熱順化した体も、元に戻ってしまうというから侮れない。 一週間先を目標に、どうやって汗をかく体を作るか? ジョギングはもう無理なので、*筋トレをして、*目いっぱいの速歩をやって、*風呂に入って適度に汗をかく。出来るのはこれぐらいのことか。 "日曜日までの5日間にどれだけ汗を掛くことが出来るかが勝負”、なんて四捨五入して80歳になる爺さんが、試合を控えたボクサーみたいなことを夢想している。
2025.06.11
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♪ 大雨に洗われている紫陽花の積み重なりし時間の重さ 梅雨入り早々から、九州は大雨に祟られている。今年も雨に悩まされる一年となるのだろうか。なんとも気象の変化が恨めしい。 昔は災害が少なく、暖かくて過ごしやすいので理想のエリアだった。それがいつ頃からか、火山の噴火が目立つようになり、近年は豪雨災害が頻発している。 九州は名古屋とも縁が深く、昔は集団就職で多くの若者が親元を離れて名古屋にやって来ている。我が家の前にできた新しい家の住人にも、実家が九州にという人が数人いる。 昨日今日、そして明日も、九州では大雨に祟られている。 活動が活発な梅雨前線の影響で、今日10日は九州北部地方(福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県)で、線状降水帯が発生して、大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性がある。 中国、四国から東海でも激しい雨が降り、明日11日にかけて総降水量が多くなる所があるようです。 45年前、日本一周・体験旅行の最初の地だった九州。 大阪港からフェリー(サンフラワー)で大分に渡り、そこからが旅のスタートだったので、九州はとても印象が深い。当時は豪雨災害なんか無かったように思う。 この時、生まれて初めてヒッチハイクをした。220号線で車を停めようにも、アベック(今はカップル)ばかりで全く停まってくれない。停め方も分からず恥ずかしさもあった(4月始めの日曜日でハナから無理だった)。スタートから躓いて、途方に暮れる。 日南海岸までバスに乗ったのか。いろいろ迷った挙句、サボテン公園の駐車場に停めてある大型バイクに目を付け、「これに乗る」と心に決めて、持ち主が戻るのを待った。やがて戻って来た男性に訳を話すと、快く乗せてくれた。"おれも案外やるじゃないか” とちょっとばかり自信が付いた。 その後は、ヒッチハイクにも慣れて車を拾えるようになり、九州を一週することが出来た。北半分は高校の修学旅行で来ているし、観光目的ではないので立ち寄ったところの記憶はあまりない。 ただ、その後のヒッチハイクや、諸々の体験のスタートの地だっただけに、九州はとても印象が深い。 1991年の普賢岳火砕流、2017年の豪雨災害や2023年の九州各地の豪雨災害など、近年の九州は台風や豪雨に見舞われるのを、ニュースで見聞きするたびに気の毒に思っている。 奇しくも、今年は2度目の大阪万博。45年前、旅の途中で資金稼ぎのため、万博の会場でアルバイトをした。3畳一間に裸電球の下がる部屋を借り、3カ月間。リンゴ箱を机に、寝袋で過ごした。 青春の蹉跌の中で、毎日毎日、自己と向き合うしかない独り旅の途中。3カ月間を来場者とも運営側とも違う立場で、内側から万博を眺めていた。文明批判的な思考の中で、冷めた目で眺めていたように思う。 世の中が右と左に大きく揺れていた。学生運動には無関係の立場でいたが、それも末期となって団塊世代は宙ぶらりんなシラケた日々を送っていた時代でもある。 今でも、万博には興味が持てず行きたいとも思わない。 高度経済成長の後半、飛ぶ鳥落とす勢いのあった70年の日本とは違う今、世界情勢も全く違う。「いのち輝く未来社会のデザイン」という抽象的なテーマで逃げて、未来を提示できない時代にやっていることは現状を披歴しているだけにしか見えない。
2025.06.10
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♪ プルメリアそしてグアバ、タマリンドやがて日本に育つ日のこむ 今年2月に “香木を育てている” という人に会いに行ったが、その後行くチャンスがなく遠のいていた。それで昨日、ウォーキングがてらハウスの中はどうなっているかを見せてもらいに行くことに。 片道4.3㎞ほど。曇天の午後2時ごろに家を出た。圃場整備で整えられた丘陵地を背景に、田植えの済んだ田んぼを眺めながらの久しぶりの田園東方コース。米と麦が対照的な姿を見せている。 この辺りでは麦畑は珍しい。「麦秋」は初夏の季語。この時期に降る雨を「麦雨」、収穫のころに吹くさわやかな風を「麦嵐」と呼ぶらしい。梅雨の時期に収穫となるのはなかなか大変そうだ。 あちこちで枇杷が収穫期を迎え、銀梅花の白い花が咲き始めている。 温室のある農園に着くと、車はあるしトレーラハウスには赤いシャルが吊るされている。でも、辺りを見回してみても誰もいない。待ってみるかどうしようか、と思っているところへ1台の車が。主が、知人らしき夫婦連れと出先から戻って来たようだ。 「どなたでしたっけ?」 「2月に一度お邪魔したものです」と、簡単な説明をするとすぐに気づいてくれた。「温室は何か変化がありました?」 「これと言った変化はないけど・・」と嫌な顔をすることもなく、温室の中へ入っていろいろ説明してくれた。 聞いたことがある名前でもよく知らないものとか、珍しいものがいろいろある。イランイラン主な産地はフィリピン、レユニオン、マダガスカルで、インド洋周辺では宗教的な供物としてよく使われるとか。タマリンドマメ科の植物で、アジアではパイナップルの料理に加えたり、そのまま調理したりするらしい。酸味を味わう食品らしい。アキラリア(沈香樹)グアバ薄緑色から黄色の果実には独特の芳香があり、タネごと生食するほか、ジュースやジャムなどに加工される。プルメリア熱帯花木を代表する種類として世界中の熱帯地域で広く植えられているらしい。花には芳香があって、ハワイではレイに使われるんだとか。 他にもシナモン(肉桂、ニッキ)がスリランカと日本のものがあるし、とにかく珍しいものがたくさんある。悲しいかな名前が覚えられない。 畑ではバナナも育っていて、今年地植えしたモンキーバナナともう一種がたくさん並んでいる。33枚目の葉が出たとことろに花芽が出来、一番大きいのが今18目の葉を出しているとか。10日ほどで次の葉が出るらしく、あと半年ほどかかるのでギリギリのところで、間に合うかどうかと気をもんでいる。日本でバナナが出来るようになるのが夢だという。 ハーブもいろいろあってセージやローズマリー、タイム、レモングラスなどいろいろ植わっている。ミントは増えすぎて困るらしい。セージ。花が終わりに近い。 畑には、染色をする知人に頼まれて「藍」も育てているし、紅花の苗もあった。すぐ横には漢方薬の白い花が咲き、日本の古来重の牡丹も植わっている。知人の先生に場所を貸しているのだという。いやはや、盛りだくさんでついて行けない。 植物の話、土作りの話、植物は地下でネットワークを作っている話、自然界のパワーのこと、栽培方法など、話題に事欠くことなく続く。 タケノコを堀り、開墾をし、草刈りを一周したらもう草が伸びてくる日々。饒舌な自然と対話をし戦いつつ、忙しくも満たされた生活。羨ましく思いながら聞いているすぐ近くで、ウグイスが啼き、ホトトギスの声が絶え間なく聞こえてくる。 いろんな仲間が出入りしているらしいことが分かって来る。そんな流れでつい自分のことなども話すことになる。サラリーマンとは話が合わないとか、共通の価値観によって、打てば響いてくる会話がとにかく楽しい。 2時ごろ家を出て、戻ったのが5時。1時間半ほど立ち話をしていただろうか。とても中身の濃いそして充実した時間だった。 もうあまり遠い所へは行かないつもりでいるが、11,400歩ほどのウォークが満ち足りているなら苦にはならない。 家でグーグルマップで距離を確認していたら、「インセンツ香薬農園」という名が出てきた。そういう名前で登録、活動しているようだ。そんな話は一度も出なかったので実態が分からなかったが、いろいろやって来ているようだ。 今年の五月にはたけのこ堀りをやったとかで、来年は参加することになりそうだ。2025年5月 荒れ地をすべて自分で開墾しているという。まだ67歳、いやもう67歳と言うべきか、現在進行形で自然との競争みたいなところがあって、体力との勝負みたいになっている。私ももう少し若ければ協力できるのに、ちょっと巡り合うのが遅すぎた。 もう少し近づきたいし、仲間に入れてもらえたら嬉しい。
2025.06.09
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♪ 米と米の後はマスクとトランプの変な絵本を読まされている 世界中が注目しているだろう、「トランプとイーロン・マスクと頭がいいのはどっちか?」という、今アメリカを騒がしているホットな話題。 マスク氏は5日に、「中間の80%を代表する新政党をつくる時が来たか?」との問いで、X(旧ツイッター)上で投票を呼び掛け、6日に結果を公表。24時間で約563万票が投じられ、8割が賛成。その結果を受け「人々は声を上げた。これは運命だ」と書き込んでいる。 マスク氏は南アフリカ出身のため、連邦議員や大統領になれないが、新党設立を主導し、政治的影響力を得ようとする可能性があると言われている。 (元側近のスティーブ・バノン元首席戦略官が、「イーロン・マスクは、H1Bビザ(高い技術力を持つ専門職向けの就労ビザ)を都合良く使っている。本物の悪党だ。南アフリカに強制送還させろ」と言っている。) しかしどうだろう、「テスラを倒せ」運動は国際的な運動に発展。アメリカだけでなく、オーストラリア、イギリス、フランス、ドイツを含むさまざまな国々で、テスラの工場、ショールーム、その他の拠点の前で抗議デモが行われるようになった。 テスラ抗議運動をアメリカで加速させる主な燃料となっているのは、「政府効率化省(DOGE)」を率いたマスクに対する怒りで、DOGEは政府支出に大ナタを振るい、連邦政府職員を大量解雇。さらに、機密性の高い個人情報にアクセスするという問題行動を繰り返してきた。 マスクの政権参加は、EV大手のテスラなどは規制の壁にぶつかることが多く、同氏が当局の廃止や改編を目指すのではないかと取り沙汰されていた。その結果、この反対運動に発展した。 二大政党制のなかでどうやって新党を立ち上げる? SNS上で「売り言葉に買い言葉」のようなやり取りを晒し合い、それをマスコミが取り上げてああだこうだと推論、批評して、一緒になって世間を引っ掻きまわしている。 これが本当に世界のトップにいる名士なのだろうか? 長屋の御隠居同士みたいな大人げない喧嘩をしている。 トランプ氏肝いりの「大きく美しい法案」は、所得減税の恒久化や飲食店従業員らが受け取るチップの税額控除などが特徴。だが、財政悪化が懸念されており、「政府効率化省(DOGE)」を率いてきたマスク氏が「廃案」を求めてかみついた。《米議会予算局(CBO)は4日、法案が成立した場合、2034会計年度までに財政赤字が2兆4162億ドル(約346兆円)増加するとの試算を示している》 法案は電気自動車(EV)への支援策削減も伴う。 トランプ大統領もマスク氏も自分のことしか考えていない。 第二次トランプ政権は、行政権力を強化し、チェック・アンド・バランスを弱め、法の支配を弱体化させる措置を取ってきた。トランプは、障害とみなす数千人の公務員を更迭し、経験の浅い忠実な職員を引き入れて連邦政府機関を支配し、閣僚の多くは共和党幹部がなっている。 ホワイトハウス内のNSC(国家安全保障会議)も「トランプ大統領に楯突くディープステートの官僚がいる」として300人規模の大組織から50人以下の地味な組織に強制解体する動きの途上にある。これまでの「大統領に諸政策を提言する集団」から「大統領の決めたことを実行するのが役割のグループ」に、規模も役割も大幅縮小する動きの真っただ中だという。 一見すると「小さな政府」を目指す共和党の伝統的な政策のように見えるが、単一行政理論をもって(三権分立などによって権限を分散し相互監視する体制を取るのではなく)、大統領が一手に国家権力を握ることで政策決定の手順が簡素化され、スピーディーに大統領の意向を強く反映できるようにしようとしている。 トランプは、5580発の核弾頭を保有する世界最大の核保有国ロシア・プーチンを恐れている。その言動は全く自分の思う通りになっていないし、もはや国際社会は「どうせ、トランプはプーチンの “しもべ” だから大した制裁の動きは取らないだろう」と、反応しなくなっていると言われる。 外交や安全保障の問題を「ディール=取り引き」で解決しようとするトランプ大統領に対し、プーチン大統領はどう出るのか。プーチン政権(1期目)で首相を務め、大統領の思考法を知るミハイル・カシヤノフ氏へのインタビュー(NHK)で、トランプの無力さがハッキリ読み取れます。 まさしく「幼稚なお山の餓鬼大将」的で、“のび太を虐めるジャイアン” に見えてきてしまうトランプ。 どうしてこうも軽々しい自分勝手な人間が大手を振って、人民のトップにいられるのか、不思議でしょうがない。 これは、安倍前総理もまったく同じだったので、意気投合したのもうなずける。 人工知能は、必然性があって生まれてきたものだと思えてくる。劣化していく人間に変わって、人民を正しい方向へ導くために出現したのだろうと。 文明が人間をダメにしていくのか、ダメになっていく人間のために文明が発達していくのか、よく分からなくなってくる。
2025.06.08
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♪ わが狭庭に潤いくれる雨水の枯渇にあえぐ夏が近づく 明日から前線が北上して梅雨入りするところも出てきそう。九州では大雨の可能性があり土砂災害などの注意を呼び掛けている。 梅雨早々に大雨となる恐れ。9日は近畿や東海も雨で、関東も南部ほど雨雲がかかる。週明けにかけて太平洋側ほど雨量が増える所も。 梅雨入り早々に、西日本を中心に梅雨最盛期の雨の降り方となりそうだというから、今年の梅雨は油断ならない。 そもそも、大気中の水蒸気が増える条件がますます整っていくので、いつどこで大雨による災害が起こるか分からない。 現在の大気の温室効果は約5割が水蒸気、2割がCO2によるもの。大気中のCO2濃度が増加することによって、温暖化が進行すると考えられている。 温暖化での気温上昇に伴い、自然のしくみによって大気中の水蒸気が増えることにより、さらに温暖化が進むことが予想される。 実際に大気中のCO2濃度が増えた場合の地表気温上昇は、さらに大きくなると考えられる。これは気温上昇とともに、自然界のしくみによって大気中の水蒸気量が増加するためらしい。CO2の増加による温暖化と、大気中の水蒸気量増加がもたらす効果。*地球環境研究サンタ―* 大気中に含まれうる水蒸気量は「飽和水蒸気量」と呼ばれ、大気温度の上昇に伴い、飽和水蒸気量が増加することで、大気中の水蒸気量が増加する。 海に囲まれた日本は水蒸気にスッポリ囲まれているようなもの。特に太平洋と言う大海原は 、“水蒸気という名の生き物の大繁殖地” となっている。 日本列島各地でトンデモナイ大災害をもたらしている。想定外の豪雨を降らせる神出鬼没のゲリラ雨、徐々に太って勢力増しながら虎視眈々と狙いを定めるようにやって来る台風、居座って大量の水蒸気を引き寄せては、分身のような降水帯を送り込んでくる大蛇のような梅雨前線。 植物と同じように、逃げることなど出来ない極東の小列島。人間の勝手な振る舞いによって痛めつけられている大地は、驚異的で強大多様な水の力に為すすべもない。 便利、快適、心地いい。頭の良いはずの人類は、それが地球にとって「いかに苦痛であるか」を、これぽっちも考えて来なかった。 *今年6月2日、ナイジェリアでは過去60年間で最悪とされる激しい豪雨に見舞われ、大規模な洪水が発生し甚大な被害が出ている。*2024年4月、アラブ首長国連邦(UAE)とオマーンが暴風雨に見舞われ、鉄砲水が発生したほか、世界で2番目に利用者の多いドバイ国際空港でフライトの欠航や遅れが相次ぐなど混乱が生じた。死者も出ている。 5月、アフガニスタンの北東部、バグラーン州等で洪水被害が発生。近年、深刻な干ばつに悩まされてきたが、今春以来、各地で豪雨が降り、洪水被害が報告されるようになっていた。 11月、イギリスで低気圧「ストーム・バート」が上陸し、各地で大雪や大雨、高波、洪水などを引き起こしている。スペインでも前例がないという集中豪雨による洪水で大きな被害が出ている。 9月、ネパール各地で大雨による大規模な洪水と地滑りがあり、少なくとも148人が死亡、100人以上が負傷した。 ヨーロッパ中部で週末にかけて豪雨による洪水が発生し、16日までに広い範囲で影響が出ている。ルーマニア、オーストリア、チェコ、ポーランドでも死傷者が出ている。スロヴァキアでは、首都ブラチスラヴァを流れるドナウ川の氾濫で、旧市街地が洪水に見舞われている。*23年9月、北アフリカ・リビアで発生した洪水で、被害が特に大きかった東部の港湾都市デルナの市長は13日、死者が2万人に上る恐れがあるという大災害があった。*22年8月、アメリカでは南部ケンタッキー州で先月来の大雨が続き、鉄砲水などによる洪水も発生し少なくとも37人の死亡が確認されている。 7月、オーストラリア・シドニーをこの年3度目の洪水が襲い、4日間で800ミリの雨が降った。シドニーの一部では、4日間の降雨量が平年の約8カ月分にのぼった。 7月、中東イランの各地で大雨となった。国内31州のうち20州で洪水や鉄砲水、土砂崩れが相次ぎ、首都のある北部テヘラン、中部のヤズドやイスファハン、西部ロレスタン、南部ケルマン各州などで大きな被害が出た。61人が死亡、行方不明者は32人にのぼった。 5月、バングラデシュ北東部では、過去20年近くで最悪の洪水被害が出ている。 2月、ブラジル南東部リオデジャネイロで集中豪雨があり、約3時間で1カ月分の雨が降り、地滑りや鉄砲水が発生。*21年12月、マレーシアを過去数十年で最悪規模の洪水が襲っている。8つの州で深刻な洪水が発生し、複数の町や村の一部が冠水。数万人が避難を余儀なくされた。 11月、カナダのブリティッシュ・コロンビア州が豪雨による洪水被害に見舞われ、水蒸気を大量に含んだ空気が熱帯地域から極点に向けて移動する現象により、24時間で1カ月分の平均降水量を記録。道路や鉄道が寸断され、数千人が取り残される事態となった。 10月、中国の北部・山西省で、70以上の地域・都市で豪雨による洪水で、多くの家屋が破壊され、土砂崩れも起きている。 9月、ニューヨークで、熱帯性低気圧「アイダ」の影響で、米東部では1日夜から2日未明にかけて記録的豪雨に見舞われ、市長が「歴史的な気象事象」が発生しているとコメント。 9月、アラビア半島では、上空のジェット気流が例年に比べて北よりに蛇行し、暖かい空気を南へ、冷たい空気を北へと運んだ。冷たい空気の中では低気圧が発達しやすくなり、一連の嵐によって、ところによっては数時間で 1 年分に相当する降雨があった。
2025.06.07
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♪ ひろびろと農道の中を宇宙(そら)に向け発声練習しながら歩く河口湖大石公園からの富士山 昨日の17時 通常のウォーキングの代わりにインターバル速歩をしようと思っている。そのための歩数と距離のちょうどいいコースを確認するため、取りあえず名古屋港元浜まで海を見に行って来た。 インターバル速歩は以前にもやったことがあるが、いつの間にかやらなくなっていた。 夕方5時ごろ。スタートからいきなり始めた。 「速歩3分+ゆっくり歩き3分」を3セットしただけで、そこそこ疲れちまった。片道3,100歩ほどで、往復8,000歩にも届かない。距離も片道2.7㎞ほどでは理想的にはもの足りない。 19:04 の日没まではまだ間があるが、傾いた陽がかなり西にあった。この季節にここへ来ることはあまりなく、太陽の位置が意外だった。秋に美しい夕陽を見に来ていたが、もう少し南の方に沈んでいた。 何故か、早朝や夕方の長く伸びた自分の影を撮りたくなる。自分の影を意識するのはこういう時以外にはない。 いわば影によるセルフポートレート。その時の時刻を撮っていることになっている。時間と場所を撮ることによって、その存在を浮かび上がらせようとしているのかも知れない。 爺の顔を自撮りするのには抵抗があるし、こういうスナップを撮ることである意味での存在証明をしようとしているのかも知れない。 以前書いたブログから「インターバル速歩」について、再確認しておこう。「インターバル速歩」 ゆっくり歩きと早歩きを交互に3分間ずつ繰り返す歩き方。(普通に歩ける、ゆっくり歩きを3分間。その後、ややきついと感じる早歩きを3分間。)交互に5セット1日30分間以上を目安に行う。「100人を対象に筋肉の変化を調査」 ◆普通に1日1万歩歩いた人と、インターバル速歩をした人を比べると、5か月後、インターバル速歩をした人の方が、筋力が4倍以上増加(ふとももの筋肉) ◆体脂肪率が男女共に減少(平均 男 2.8% 女 2.6% 減少)血圧も最高・最低共に低下(平均 最高血圧 9.6 最低血圧 7.1 低下) インターバル速歩をする日と普通にウォーキングする日とは分けた方が良さそうだ。 インターバルの方は、運動公園「外周2.0㎞」を “1周する間に5セット” やるくらいがちょうどいいようだ。いちいち3分を測るのは面倒なので、一度測って3分ごとの区切りのポイントを設定おけばやりやすい。 なんか以前にも書いていたような気がするが、続けられていないので記憶に残らない。 最近、遠くま行く気力がやや薄らいできているので、新たなフェーズに移行していく過渡期なのかもしれない。なんとかこれを持続させたいと思う。 いや待てよ、この日農道を歩きながら発声練習したんだっけ。最近、声がかすれて声帯の筋力が落ちているのを自覚しているのだ。 ほとんど人のいない広いひろ~い空間。大声を出すにはもってこいだ。ここを歩かない手はないと思ったりもする。凡そ96,500坪。東京ドーム7個弱の広さ ときどき歩く場所を変えたくなるので、特定のコースに限定するのは無理があるかもしれない。河口湖大石公園からの富士山 今朝5時
2025.06.06
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♪ 増えすぎて自然淘汰の波の中人型ロボット半分を占め ほぼ無風、快晴ピーカン無垢の空、湿度の低い日とならん。 こんな清涼な美しい朝は久し振りのこと。なんとかその感じが写真で表現できないかと、いろいろ撮ってみたうちの一枚。 吸い込まれそうな空がピーンと張るように広がっている。宇宙へいざなうごとき時空の大穴へ、猫もつられて駆けていくようだ。 日中は湿度30%台になって、来週にも突入するらしい梅雨の憂鬱をほんのひと時、かき消してくれる。 去年1年間に生まれた日本人の子どもの数は 68万6000人余りと、前年より 4万1000人余り減少し、統計を取り始めて以降、初めて70万人を下回った。 おととし公表した将来予測より15年ほど早く少子化が進行しているという。 最も多かった第1次ベビーブーム期の1949年(私が生まれた年)には269万人余りいたが、その時と比べると4分の1近くまで減少している。 出生数はすべての都道府県で減少していて、合計特殊出生率も前年から0.05ポイント低下して1.15となりこれまでで最も低い。 まるで冬型気圧配置の様に、西高東低のようすがハッキリわかる。東京都ですら減少が続いていて、低下を止めようと躍起になって大金をつぎ込んでいる。 箱モノばかり作るのにご執心の国、県、地方議員がやてきたツケが、今後大きく重くのしかかってくる。 坂を下り続けているものの動きを止めることなど、物理学の見地からしても生易しいものじゃない。もう加速度がついてしまっているかも知れない、東日本や京都、大阪、奈良などは、もうだれも止めることはできないでしょう。 自分の居住地、知多市はどうなんだろう?「GDFreek!」で調べてみる。今後2020年から2050年までに18.0%減少し、約6.9万人となり、2050年の平均年齢は、2020年の 46.8歳から4.9 歳上昇し、51.6歳となる見込み。この数値には外国人が含まれていない。 人口は減っているのに世帯数が微増している。家を出て独立し、世帯を持つようになるのでこんな逆転現象が生まれるらしい。 建築ラッシュとまではいかないにしても、あちこちで建築工事がされている。一軒の古い家が消滅したかと思うと、その後に3軒の一戸建てが建ったりする。あるいは畑だったところにアパートやマンションが建つ。 ウォーキングしていて、いつの間にか景色が変わっていて驚いたりする。 世界は今後老いを進めて、人口減が早まるとみられている。2080年代に、ピークの103億人を迎えそれ以降は減少していくという。中国は、2100年には半減するだろうと、国連で推計がなされている。 30年後の世界は世紀末的状況になるのか、3年後の状況さえ分からない以上、実質的な予測は不可能でしょう。世界人口が半減するならそれはそれでいいのかもしれない。
2025.06.05
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♪ 空模様に重なるごとき脳もよう今し前線通過してゆく 夜中に2度も起こされた。最初は多分2時ごろで、一匹のmosquitoが襲来して腕を二か所も射され、堪らず電子蚊取のスイッチを入れるべく布団から出る羽目に。 二度目は、多分4時ごろ。pussy・ARAN・catが「エサちょうだい!」とベッドに乗ってきた。こっちは眠たいし、階下まで下りていくのは気が重い。一々やつの言うことを訊いていたら癖になる。ずっと無視しし続けていたら、怒って顎に噛みついてきた。それで余計に頭に来て、無視の二乗で押し通した。 6時ごろになって再びやってきたが、無視状態を固持。その内にカミさんが起き出して、ようやく餌にありつけたようだ。 ちょっと前までは夜中に目が覚めてしって、その後なかなか寝付かれない日が続いていた。脳内ホルモンの減少から来るものなのか、気分もずっと重く、双極性障害のごく軽いやつのような感じとでも言おうか。 鬱々として頭に雲がかかったような陰気な状態。ウォーキングしたり酒を飲んでも何をしても治らない。気圧の影響かとも思ったがそうでもなさそうだ。 しかし、最近はそれも無くなって、気持ちよく眠れるようになっている。そんないい状態だったのでそれを壊したくなかった。 夕べ、風呂上りに久しぶりにヘルスメーターの数値をチェックしてみた。気分と体調が良いと不思議にこういうことをする気になる。2025/6/3(76歳) 2024/7/12(75歳) 体重 58.4㎏ 59.1㎏ BMI 24.5 20.8 筋肉レベル 8 5 基礎代謝 1103kcal 1378kcal 体組成年齢 70歳 63歳 内脂肪レベル 11 8 皮下脂肪率 24.8% 10.1% 骨レベル 7 6 バランス年齢 54歳 60歳 ほぼ1年前と比べると、脂肪が増えて基礎代謝が落ちているのは自然なことだろう。体組成年齢がかなり落ちているが、バランス年齢は逆に上がっている。 意外にも「筋肉レベル」が5→8、「骨レベル」が6→7と上がっているのは嬉しい。 「筋肉レベル」は、最近マメに腕立て伏せをやっているお陰だろう。 「骨レベル」をもっと上げたいがどうすればいいか。 骨密度を上げるには、1食事、2運動、3日光浴の3つの要素が重要らしい。 1 食事、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKを多く含む食材を積極的に摂る。 2 運動、体に負荷をかける有酸素運動や筋力トレーニングが効果的。 3 日光浴、ビタミンDを生成する上で欠かせない。 2・3は足りているので、1の食事が鍵になるが、これはなかなか難しそうだ。カルシウム 骨を構成する重要な成分です。牛乳、乳製品、小魚、干しエビ、小松菜、チンゲン菜、大豆製品などに多く含まれています。1日700~800mgを目安に摂取しましょう。ビタミンD カルシウムの吸収を助けます。サケ、ウナギ、サンマ、メカジキ、イサキ、カレイ、シイタケ、キクラゲ、卵などに多く含まれています。ビタミンK 骨にカルシウムを取り込むのを促進します。納豆、ほうれん草、小松菜、ニラ、ブロッコリー、サニーレタス、キャベツなどに多く含まれています。 大豆がいいというので、毎朝、牛乳に「きな粉」を入れて飲んでいのと納豆をよく食べる。しかし、それ以外は無理だ。食費と食材を切り離しては考えられないし、これ用に献立を考えることが加わっては主婦は大変だ。 夫から一方的にそんなことを訴えようものなら、喧嘩になってしまう。富士河口湖町浅川からの逆さ富士
2025.06.04
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♪ 雨降りにインターネットも不機嫌でブログもやれず鈍な日となる 朝、ブログを書こうとしたら楽天のアカウントがロックされていて、アクセスできず。おまけに、楽天で購入したものがキャンセルされるという、残念な動物状態だった。 ヘルプ?から問い合わせてみると半日経って回答があり、「この度はお客様の楽天IDのログインにおいて通常と異なるご利用がございましたため、ログイン機能の一時停止を行っておりました。」そして、「秘密の質問と答え」と「クレジットカード情報」の削除したので再登録してくださいとのこと。 悪質な酷い犯罪行為が頻発しているので、仕方ないことではあるが、嫌になるねぇ。 改めてパスワードを設定し直し、ようやくブログも開くことが出来たというわけです。 メールにはしょっちゅうフィッシングの怪しいのが来るし、ウッカリぼんやりしているとトンデモナイことになる。中国からのものが多いようだけど、生成AIを活用してどんどん巧妙になっているので見分けがつかなくなっている。 気を付ければなんとかなるものはまだ良いが、知らないうちにやられるのだけは阻止しないとねぇ。 こっちは悪意がある物ではないが、意味不明のメールが届いた。アジア大会のボランティアに応募したのは良いが、手続きが混乱しているようだ。31日(金曜)に来たメール。 これに関したメールは届いておらず、意味がさっぱり分からない。マイページとかが割り振られているが、そこにも新しい情報は届いていない。その旨のメールを送ってあるが、まだ何の返信も連絡事項らしきものが来ていない。 募集を大きく超えた応募があったというので、もうどうでもいいと思っている。これ以上は関わらなくてもいいかなという心境でもある。 今日はまとまった雨が降って涼しかったが、明日以降は暑くなる。汗をかく準備が出来ていないので要注意。 明日は短歌の例会があるので図書館まで行く日。汗をかく練習にはもってこいだが、3㎞を往復するのに徒歩か自転車かどっちがいいだろう。お茶持参となると自転車の方が良いのかな。最後の数百メートルが上り坂で、筋力が落ちていると上がれない。 いきなり暑い中を、往復歩くというのは止めといた方が良いか。自転車は昨日乗っているし、階段も駆け上がってるので楽ちょうだろう。こっちにしよう。 8日(日)からは、本州付近に前線が停滞するため、広い範囲で曇りや雨の天気が続く予想です。このタイミングで関東でも「梅雨入り」の発表があるかもしれません。
2025.06.03
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♪ 平穏な神社の中でハシボソにヒト代表で怒られている 1週間前に3,800歩ほど、歩いたと言えないほどのことをしただけで、ウォーキングと言えるものはしていなかった。 やることがあるとどうしても先送りになってしまう。体幹のトレーニングも出来ていない。こんなことではいけないと思い、夕べは反省を込めてちょっとばかりやってから寝た。 今朝は5時半に起きて準備運動して、久し振りに歩いてきた。これからは1万歩以上歩くことは控えて、8,000歩を目安に「インターバル速歩」をすることにした。速歩とゆっくり歩きを3分ずつ交互にやるわけで、階段の駆け上がりなども今まで通りやる右回りのコース。 いつものように柿葉神社の階段を駆け上がる。上がり始めたときからハシボソガラスがあの野太いだみ声で盛んに啼いている。二羽いるようで何か叫びあっているようで、私を警戒しているのかとも思えた。ときどき出会うカラスはここを縄張りにしているのかも。 階段を下りてきて、隣の竹やぶに侵食されていた古いビニールハウスが無くなっているのに気づいた。この竹やぶには以前、ムクドリが塒にしていたことがある。その鬱蒼として暗く陰気だった場所がきれいさっぱり整理されている。 環境を破壊されてカラスにとっても居心地が悪くなったのか、異変に不満のカラスが人間の私に怒りと警戒の声を上げていたのかも知れない。 おがくずのようなものが山積みされているのを見ると、住宅が出来るわけでもなさそうだ。 米騒動の渦巻いている昨今、日本の原風景とも言うべき田園風景を前にしていると晴れ晴れとした気分になれる。たくさんのツバメが飛び回っていて、写すのは難しいと思いつつチャッターを切った。 写真を見てビックリ。ツバメに気を取られていて、白鳥が数羽いたことに気づかなかった。 オイカワが釣れそうな小川だが、今時釣りをするような人はいない。昔、カワセミを見たことがある小川はアカミミガメが好き放題に繁殖するばかり。 田んぼには様々な野鳥がやって来るが、撮るつもりで準備していないとチャンスを逃してしまう。 警戒心が強くサッと飛び立ってしまうケリを、何とか捕らえることができた。その啼き声は決して美しいとは言い難いが、降りている姿と飛んでいる姿がまったく違うところがいい。 見慣れないユリが咲いていた。この色を何と表現したらいいのか、もしかして黒百合? プランターに植えられて、咲いてはいるが何だか冴えない表情をしている。日の当たらない北側にあるせいだろう。 その後、住宅街の中にある畑に差し掛かったところでふたたび目に飛び込んで来た。こちらは遮るもののない空の下で、生育環境に恵まれていることを全身に表している。同じユリとも思えないほどに濃い色をして、花びらも大きい。 スカシユリ黒花とかいうものらしいが、詳細が分からない。いわゆる黒ゆりとは違うようだ。スカシユリは種類が多く、ブラックストーンとか言うのもあって、もっと色が黒っぽい。 匂いがなく上向きに咲くのが特徴のようだ。 1時間半のウォーキングで、歩数が8,400歩ほどで距離が6.6㎞と出た。予想通りの結果で、今後はこのペースを基本にしていこうと思う。 インターバル速歩なら、同じコースを歩いても退屈することはなさそうだし、時間も短縮できる。家でちゃんとスクワットをやっておくと、疲れの度合いも軽くて済む。 毎日は無理としても、6キロ前後のコースをいくつか設定しておいて、1日おきくらいに歩くのがよさそうだ。
2025.06.02
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♪ エタノールその奥深き産物の魅と魔の力好きで堪らん6月になった途端に夏の気温がやってくる。 盛夏の気温に比べれば大したことないかも知れないが、体が暑さに慣れていない。29度でも猛烈な暑さに感じるだろう。 このタイミングで「宣伝しないのに売れるビール」という記事が目に入った。2種類あるという。 その一つが「サッポロ・ラガービール」通称「赤星」の瓶ビールだ。 確かにこのビールは旨い。美味いのは瓶ビールだからだと信じている。缶ビールとはまったく味が違う。最近は瓶ビールを買うことがないのでもう懐かしい味として心の中にしまいこまれている。 この赤星の缶ビールも年2回販売されているらしいので、飲もうと思えば飲めるのだろうが、店頭で見たことが無かった。タイミングが合わないのだろう。買って両方を飲み比べるとその違いがよく分かるはずだ。 瓶ビールは重い、場所を取る、空き瓶が邪魔になる、などの理由でいつしか買わなくなってしまった。今では居酒屋に行かないと飲めない感覚のものになっていて、酒屋で買う発想が無くなっていた。 でも売っているんだったら買って飲みたくなった。 「ラガービール」 麦汁にホップを加えて煮沸させ、酵母を加えて発酵させる方法で製造するビール。発酵工程において0〜15℃で約10日程度発酵させる「下面発酵」という製法により、雑味のないスッキリとした味わいになる。癖がない味で香りもよいため、濃い味付けの料理と合うのも特徴。 ドイツ語で「貯蔵」を意味し、「ビールの表示に関する公正競争規約及び施行規則 」の第4条において「貯蔵工程で熟成させたビールでなければラガービールと表示してはならない。」と定められている。【瓶ビールの特徴】☆酸化しにくい 瓶ビールはガラス瓶に詰められており、遮光性が高く酸素との接触が少ないため、ビールの酸化を防ぎ、フレッシュな味わいを保つことができる。特にダークカラーの瓶は紫外線を遮るため、ビールの品質を維持するのに優れている。☆風味が豊か 瓶ビールは風味や香りが缶ビールに比べて長持ちすることが多く、ビール本来の味わいを楽しみたい人向き。☆高級感がある 瓶に入ったビールは、高級感があり、レストランやパーティーなどフォーマルなシーンでもよく見かける。缶では様にならない。ビールの提供時に、瓶からグラスに注ぐことで、さらに味わいが深まるとも言われている。 缶の方が割安だという事もあるし、コンビニで買うにも何かと都合がいい。でも、たまには「本当の味」を舌に味わわせてあげたい。 瓶を返せば「1本5円」戻ってくる。代金に含まれているので返さないと損だ。 「赤星」はコロナ禍以降、右肩上がりで販売が伸びているらしい。マス媒体に広告を出さない姿勢を貫いてきた。 サッポロラガーは、1877年(明治10年)に誕生し、明治21年に熱処理を始めて以降、味は変わっていないという。2019年出荷数量を100とした際の推移。 北海道開拓使のシンボルである北極星を赤であしらったあの赤い星が、何か郷愁を誘うのだろう。ビール党の中でも特に瓶ビール好きの好みに、ピタ~ッとはまったんだねぇ。 昔あった 「男は黙ってサッポロビール」ナレーションなし、セリフなしのCM。海原をいく運輸船の上に三船敏郎が腰掛け、無造作に持ったサッポロビールをコップに注ぎ、黙ってグビッと飲む。それだけがなんともカッコよかった。あれは「ラガー」じゃなかったのか。 あのCMの印象も加味されているのは確かのようだ。1970年当時、お酒の消費量は日本酒がビールを圧倒的に上回っていていて、オトコなら日本酒という通念を覆し、そのイメージを「ビール」に変えたいという狙があった。 1970年(昭和45年)と言えば大阪万博の年。私が日本一周放浪の旅をしていた年でもある。 あの頃は「だるま」という愛称で「サントリーオールド」が盛んに飲まれるようになった。あまり旨いウィスキーだとは思わなかったが、何かで割って飲むのが主流だったし、開高健のCMの印象もあってブームになっていたようだ。 黒いボトルに赤いキャップ、文字にも赤があしらわれていて、「サッポロ黒ラベル」と共鳴するイメージもある。 昭和が見直されている。何もかもが出そろってものが溢れ、人としての本質を失いかけている現代人が、心のよりどころを求めているのだろう。 もう一つの瓶ビールは「キリン・ハートランド」。1986年(昭和61年)発売、日本で初めてエメラルドグリーンのボトルを採用。ホップの香りが引き立つ味わいが特徴で、デザインと製法を変えず、広告も打たない「知る人ぞ知るビール」。こちらも93年から24年連続で出荷量が増えているらしい。味は軽くてどんな料理にも合うという。 “隠れ何とか” という一種のお宝発見的な楽しさと、ボトルの色の珍しさが受けているのかも知れない。 キリンのコピーは、「ハートランドビールが生まれた時代。それは、『個』が重要視されるようになった時代。大量生産が否定され、新しい本物性を追求し始めた時代。過剰な装飾よりも、シンプルさの魅力に、気付きはじめた時代。そんな時代を背景にして、このビールは生まれました。 コンセプトは、素(そ・もと)。麦とホップと水。ビールの『素』だけでつくられた純粋なビール。流行や権威、既成の価値観にとらわれることはありません。1986年からずっと変わらないおいしさが、そのまっすぐな想いを証明しています。」HEARTLAND、それは「心」と「大地」。このネーミングには、誰もが自分らしく、素のままでいられるほっとできる場所という想いが込められているらしい。 ボトルにラベルはなく、瓶にエンボス加工してある。ビールの『素』だけでつくられていることと相まって、そのこだわりがファンの心を掴んでいるのでしょう。 見たことないがどこに売ってるのだろう。好みの味ではな差そうなので買わないだろうが・・。 こちらは女性に人気がありそうだ。
2025.06.01
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