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♪ 生かされて誰かを儲けさせている今しかできない老人医療(りよう) 夏の典型である何高北低の気圧配置は春にも多く、寒かったところに異常な暖かさををもたらす。 昨日からこの気圧配置になているため異常な暖かさ。数日間続くようだ。 スカッと晴れないのはいかにも春の始めらしい。ようやく梅も開花して、2月8日(土)~3月9日(日)の佐布里梅まつりの最後に滑り込みセーフという塩梅だ。 部屋の改装が4月の頭にやることになり、その準備もいよいよ本格的になっている。染色場の流し台や大きなポリ容器、ついでに処分する衝立の木枠や机にしていた卓球台など、全体の量を把握して、市の粗大ごみ戸別拐取に依頼する。 ついでに断捨離もやっているので、再三リサイクルに出している本をもう一度精査すれば、まだ捨てるものが出てきたりする。 カミさんが手首を骨折したのが2月4日で、早いものでもうじき1カ月になる。手術の跡があまりきれいに縫えておらず、腕の悪い(丁寧さに置いて)医者に当ったのかも知れない。 西知多総合病院は以前から評判が悪い。同級生がつい最近、太ももに血栓ができて循環器内科にかかっている。最初、受付で整形外科に行けと言われ、そこで薬を処方されて飲んでいたが、1か月後にバンバンに腫れて再度病院へ行けば、循環器内科に行く必要があったことが判明。最初の医師の誤診だったわけだ。却って悪化し、予後が悪くなっているらしい。 今は血栓を改善・再発防止のためとかで、何やら大量の薬を処方され、今後はそれを飲み続ける必要があるらしい。彼は、椎間板ヘルニア手術のため、検査入院したことがあり患者たちの話しを聞いて手術を取り止めている。手術なんかしてはいけないものだった。今は何事もなく生活している。 こんな話をいくつか聞くにつれ、不信感が募っていくばかり。通院のことを考えてここを選ぶ人も多く、そうでなければ閑古鳥が鳴くようなことになりかねない。 市長に外交と折衝の手腕がないので、名大などから良い医師を引っ張って来ることができない。共同運営の東海市の市長も似たようなものなのだろう。 そういえば、カミさんが手術したあと1泊したわけだが、その病棟の看護師たちが若くて不慣れで、あまり良い訓練を受けてない印象だった。 箱もの主義的議会と行政が、大きな病院を作ってふんぞり返っている後ろで、経営維持に躍起となって本筋からずれた本末転倒の運営が為されれいることが、チラチラと見え隠れしている。 院長が認知症なのをいいことに、悪事が横行していた青森 八戸 病院。殺人事件隠ぺいしたという信じがたい事件があったばかり。 東京女子医科大学の理事長が多額の横領していた事件もあった。 銀行員が貸金庫の金を盗み、教師が女児の盗撮をし、警察官が殺人を犯し、検事が犯人を仕立て上げる。社会がおかしくなっている。モラルも常識も品位も責任感もなく、善・悪の区別がどんどんなくなっていく。 自分を守るのは自分しかないと心得るべき時が来ている。トランプの行状を見ていればそのことがよ~く分かる。 裏切らない、愛情に応えてくれるペットにしか癒されるものが無いと感じる人が、今後ますます増えていくでしょう。社会不信、人間不信。 貧富の差がもっともっと進む。政府はそれを止められないし、金持ち優遇でしか政治は成り立たない。石破総理の言動を見ていればそのことがよ~く分かる。 野党とて、野党であればこそ言いたいことが言えるが、与党になれば同じことを繰り返す。
2025.02.28
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♪ 焙煎師の甘味苦味を融け合わせし玉の雫をブラックで飲む『A Film About Coffee』表参道の名店「大坊珈琲店」 自家焙煎の珈琲を売る店がずいぶん増えた。家の近くにも注文が入ってからローストする豆を売る、店舗を構えずにキッチンカーで商売をするいかにも今風のものが出来ている。 ウォーキングで時どき立ち寄る雑貨屋(セレクトショップップ)「ペジーブル」で、1日(土)に焙煎体験をするというので行ってみようかと思っている。先日の「せいこあん朝市」 ペジーブルは、もともとはお客として親しかったのが縁で、オープンしてから「うちでやれば」と誘われた。それが活動の最初でもあったという。みんなどこかで繋がっている。 100g400円は高いが、今はどんどん値上がりしているのでこれでもギリギリだという。去年の不作を考えると今後も上がるのは間違いなさそうだ。 市販のブレンド(UCC、ヨーカドーPBなど)は、250~280gで400円しない。仕入れの違いで仕方のないことだ。 珈琲の唯一の焙煎師とも言える人がいる。2015年に公開された映画『A Film About Coffee』にも登場する、38年間に及びコーヒー好きを魅了し続けてきた大坊勝次さんだ。1975年の創業から、2013年に幕を閉じるまで「焙煎だけは一度も人に任せたことがない」という。【コーヒー侍の一杯を巡る旅】ZEROMILEより 毎朝7時には焙煎をスタート、午前中いっぱい5時間をかけて、1kgのロースターを8回廻したという。 焼き進めて生豆が持つ酸味がほぼ消えるポイントを、自身の基準で[7.0]と決め、エチオピア、グアテマラ、コロンビア、タンザニアという4種類の異なる産地の豆を、各々の特徴に合わせ[6.8][6.9][7.0][7.1]に焼き上げる。数字が増すほど苦味が強くなる。 「一瞬一瞬が勝負、毎日が探求。この基準が正しいという裏付けも何もない。ただ、この[6.8]〜[7.1]という中に自分が本当に“美味しい”と思えるポイントがあった。それを、少しずつでいいから受け入れてくれる人が増えていってくれればいいと願って毎日一生懸命に続けてきた」「店を始めようと思った初期の段階から、自分が本当に美味しいと感じる深煎りのローストポイントはわかっていました。ただ頭で理解はしていても、手廻しのロースターの些細な塩梅で、いつも同じにはならない。その微調整を日々続けるしかない、終わりのない作業。修正に修正を重ねる、“焙煎人生”だった」 開店当初は完全に消し去っていた[7.0]以下の酸味を含む焙煎を思い切って作ることで、最終的に [6.8]〜[7.1]という絶妙なグラデーションのブレンドが完成。 「焙煎は酸味をどのように取り入れるかが最大のポイント。わずかな酸味を含んだ焙煎が加わったことで、苦味と甘さのバランスに浮遊感のある軽さが生まれた」 小数点以下で表現される狭い指標の範囲に、最も微妙な味が現れたり消えたりするという。 小さなガス台の上で翡翠色の生豆が黒に近い焦げ茶に変わるまで、ひたすらカラカラと。佳境を迎えると炎を細め、慎重に煎り止めを見極める。 「私の焙煎は色を見ること、眼で判断します。一旦火を入れてしまったものは、わずかにタイミングがズレても後戻りはできない。常に“初めて”挑むような心持ちでいる」 店なき現在でも週に一度、焙煎し続けているという。その希少な豆のうち1kgは大坊さんと奥様が日々楽しむ分。もう1kgは、大坊さんがお店で使っていた道具を再現して製作販売を行う「東屋」に卸し、残りの1kgはかつてお世話になったお客様や親しい人へ、「勝手に贈りつけている」のだという。 この大坊珈琲店主・大坊勝次さんを知ったのは、文藝春秋3月号の巻頭随筆。 そこに、50年ほど前から深煎り中の深煎りでコーヒーの甘味を引き出すことを、周りに深すぎと言われ続けながら追求してきたことが、抑制のある筆致で綴られていました。「浅煎りのコーヒーは酸が強くて濃く作るとキツクて飲みにくい。それで薄くして飲む。今薄いコーヒーが多いのはそのせいです。ところが深煎りのあるポイントを越えてしまうと苦いコーヒーになってしまう。危険なポイントなのです。でも、危険を冒してギリギリのところまで深く出来た時の濃厚な甘味には驚きますよ」 濃いコーヒーをブラックで飲むことが、コーヒーと向き合うことであり、つきつめると自分自身と向き合うことになる。説明するのは難しいので黙ってやっていた。でも、黙っているがゆえに伝わることもあると。 大坊さんが「甘味が苦味を包み込む、または甘味の中に苦味が溶け込む」と表現する、重厚な苦味よりも不思議と甘みが勝るという、究極の珈琲をぜひ飲んでみたい。 手に入るかどうかわからないが、一応手は尽くす。メールにコーヒーへの思いを書いて、"何時まででも待ちます” と書き添えて注文しておいた。
2025.02.27
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♪ きさらぎのやよいに代わる少し前乾坤にわが気を放つ野鳥の食卓 ヒヨが蜜柑を独占する。薄皮まで食べて最後は下に落ちていたりする。それででその対策を考えた。 昨日は、取りあえずステンの棒の先と、ボックスの中に置いてみたがこれは難なくクリアしてしまった。ヒヨが届かない場所に蜜柑を置くしかない。それで棒のほうはそのままに、ボックスを上のものに替えて、乗りにくいように外側に。奥には石を置いてとうせんぼ。 引張ってもも落ちないように木ネジ使用ししっかり固定。そこに蜜柑を刺すようにした。全く食べられないのもかわいそうだし、知恵を絞れば何とか食べられるような塩梅に。 最初はいつもと違うので戸惑い、どうやったら蜜柑にありつけるか、場所を移動しながら探っていた。 おもむろにボックスの横に乗って、身を乗り出して食べ始めた。しかしこの体制では疲れる。じっくり実をほじくって食べてなんかいられない。 裏へ回って邪魔な石の上に乗って啄み、それも乗り越えて・・。 これも体の大きいヒヨにとっては窮屈で、まともに食べらていられる状態でもない。 今度は棒に刺してある方へ移動し、モッコウバラの細い枝に乗って啄み始めた。しかし、これとて揺れてしまって安定しない。 こんな具合なら目白の食べる分も残るし、ヒヨも満足はできないがそこそこ食べられる。まあベストじゃないかな。 ヒヨがいなくなったのを見ていた他の鳥たちが、さーっとエサ台に寄って来た。 と、何に驚いたのか一斉に飛び立った。 何のことはない、アランが下を通って行ったのだ。アランはもう全く野鳥に興味を示さなくなっている。1~2歳のころは盛んに狙う素振りをしていたが、最近は無理なことが分かったのか、餌付けしていることを理解しているのか、ほとんど関心がない。 いろいろ心配して猫除けを施してあるのが、今では猫ならぬヒヨ除けをするような状態だ。
2025.02.26
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♪ 殺人のニュースが流れ孤独死が神話の国に広がっていく ヒヨドリが蜜柑を独り占めするので、その対策として蜜柑を別のところに置いて様子を見ることに。 これでも何とか食べられるようだ。最初は台の上から体を伸ばして突っついていたが、具合が悪いようで蜜柑の上に乗っかって啄んでいる。 安定が悪いし真下を向いての姿勢はで疲れるのか、今度は箱の中に置いた蜜柑に手を出している。尻尾と背中が見えている。 その間にメジロがすかさず蜜柑に取りついて啄み始めた。この蜜柑の争奪戦は見ていても面白いが、もうしばらくで蜜柑がなくなる。 そうなればメジロは、巷でようやく咲き始めた梅の花の方へ移っていくだろう。 ヤマガラやジョウビタキ、シジュウカラはもうしばらくの間、面倒見てやろう。小ヒマワリの種は無くなったが、ハゼの実とナンキンハゼの実はまだたくさんある。 暖かくなって日差しも頭から足の先まで柔らかく包んでくれるようだ。まさに春あけぼのの3月を目前にして、ウキウキして来るのを抑えられない。 しかし、まだ油断はできない。20℃近い気温の後、来週の火曜日以降は全国的に天気が崩れて、やや寒い日がありそうだ。 花粉の飛散が心配になって来る。2025年春の花粉飛散量は、例年(過去10年の平均)に比べると、九州から北海道にかけてのほとんどの地域で多く、四国・近畿地方は非常に多い所もあるようです。東北北部は例年より少ない見込み。 私は幸い花粉症はないのでいいのですが、年々患者は増えているようですから大変だ。コロナにインフル、そして花粉症。人間が弱くなったのか、自然が強くなったのかどっちでしょう。"便利、快適が人を弱くする”ことは確かでしょうから、今後ますます自然からの被害が増えて行くのかも知れません。 弱くなる一方の人間。 そのことと右極化していく国が増えていることが、どこかで繋がっているように思います。自己防衛、種族を保存しようとする本能。世界がドン・キホーテ化しているというか、見えない何かに怯えている。その代償としての右極化のように思えるのです。山中湖 東の湖畔
2025.02.25
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♪ 寒中に防災無線の告げている八十路の姥の行方不明を この寒さも峠を越えてようやく春めいてきそうです。それどころか一気に春のど真ん中に突入しそうな劇的変化となりそうな・・。見比べると、気象予報士によって随分違うのが分かる。 気温なども2℃前後の違いがある。0.4と0.6の違いがあれば切り捨てと切り上げで1℃の違いが出るのはしょうがない。また、温度計の設置場所が違えば同じ地域といっても違ってくるのは当然のこと。 ウェザーニュースは名古屋が入っていないので、参考に出来ない。 この大まかな括りの予報は、ところによってかなりばらつきが出るので、今のように局地的な変化がある時代は参考程度にしかならない。 それにしても極端だ。雪国では雪崩や落雪が心配になってくる。連日、とんでもないドカ雪が降った東北、北陸はまだまだ油断ができない。過去には新潟で、融雪洪水などという想定外の被害が出たことがあると聞く。 ♪ いつもより声の大きい灯油売り雪やこんこん春やこんこん♪ 今朝もまたヒヨドリ威張る寒中のどこへ急ぐか雲流れゆく♪ ゆくりなきひどい寒さに葉を痛めブラジル恋しきパキラ・ブラグラ♪ 美容師は無料でいいと骨折の妻の洗髪 新隣保班♪ こたつむりしているうちに筋力は衰えゆかん〈雨水〉薄氷♪ 奥さんを亡くせし友に書く手紙ことば溢れて長文となりぬ♪ 執拗に蜜柑に食らいついくヒヨの大きいことの難儀を思う河口湖北岸
2025.02.24
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♪ ヒヨドリが可愛く見えるトランプの世界を統べるほどの狼藉 ヒヨドリがみかんを独り占めするだけじゃなく、他の鳥を追い払うような素振りをしている。みんな鬱陶しい思いで、ちょっと離れたところでヒヨドリのすきを窺っている。酷いよねー、なんとかしてよ~ 隣家のナンテンの実はいつの間にかきれいさっぱり無くなっている。ヒヨドリが食べたのだろう。 西側にはキンカンの実が色づいているので、こちらも時々突っついているようだが、まだ食べられるまでには間がありそうだ。普通のものより実が大きい こういうヒヨドリの行動を見ていると、どうしたってトランプ大統領が重なってくる。強きが弱きを挫く。 自然界のヒエラルキーは、人間界の一部にも厳然と存在していることを思わされる。 トランプは、バイデン前政権が推進した「DEI(多様性、公平性、包摂性)」を撤回してしまった。自分の都合のいいようにするために、あらゆる縛りを取っ払っていく。「メディアは愚かで怠惰なので、1度に1つのことにしか集中できない」ことを利用して、洪水のように情報をあふれさせる「フラッド・ザ・ゾーンFlood the Zone」を戦略的に使用し、大量の大統領令に署名し、さまざまな方策を発表しつづけている。 ニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポストなどの有力紙、NBC、CBS、CNNなどの主要テレビ含め大手メディアは、五月雨的な批判を繰り返すだけで、ほとんどお手上げ状態らしい。 本来なら、憲法が規定する三権分立の「チェック・アンド・バランス」が機能し、行き過ぎた行為にブレーキがかかることが期待される。しかし、議会は今や、上下両院ともに共和党が多数を制しているだけでなく、大統領の意のままに動く“トランプ党”と揶揄される存在に成り下がってしまっており、チェック機能は有名無実となっている。 まったく困った、破壊的破滅的な独裁者だ。 2月に行われた世論調査でトランプ大統領の支持率が45%(支持しない:51%)で、共和党支持者から圧倒的な人気がある一方、民主党支持者からの支持率は1桁台にとどまっている。国を確実な形で分断してしまった。2月23日の今日は「富士山の日」富士河口湖町
2025.02.23
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♪ ほんわかと心ふくらむ蔵かいほう雪花まいおりそに水を差す 寒い時は寒さの中に飛び込んでいく。気だけは若いので昨日も午後2時前にウォーキングに出かけた。岡田の竹やぶの中にある散策路へ久し振りに行ってみた。例によってだ~れもいない。 冬の竹やぶはとても静かだ。鳥の声も無いし、風のざわめきもない。葉が空いていて夏のように繁っているわけでもないので、ずいぶん明るい。 アップダウンがあるのでそれなりにいい運動にはなるが、さすがに走るのはちょっと自信がない。 11,000歩ほど歩いて戻って来た。思ったより疲れた。 孫が来る日。テニスがやりたいとか言う。グローブを持ってくることはあるがテニスとは意外だった。「爺は、今日は疲れているので無理、直ぐに暗くなってしまうだろうしねぇ」 「壁打ちだよ。それなら良いんじゃないの」「でもなあ、そんな気になれないんだよなぁ」 「じゃあ、線路の下の壁にボールを投げてくるわ」 寄る年波には勝てないなあ。1年前なら平気だったはずなのに、疲れたからとダメだしするなんて・・。 翌日から3連休だ。野球の練習で2日潰れるらしい。 吉田道子さんに頂いた児童書を孫にぜひ読んでほしいので、「『ヤマトシジミの食卓』は青少年読書感想文全国コンクール課題図書に選ばれた本なんだよ、友達の奥さんが書いたの」と本を見せ、「3冊あるの、あげるから読んでね」。「草の背中」「きりんゆらゆら」「ヤマトシジミの食卓」の3冊。最初に頂いた本 「ひまな時に読むわ」 迎えに来たパパが、「それ何?」といい、「有名な人なの?」 我が家は(自分を含めて)あまり本を読む家庭でもなく、児童書なんて一冊もなかった。子どもに本を読ませることはとても大切なことだと、子育てを離れてから思うようになっている。 せめて孫には本好きになってほしい。それで、誕生日には本を贈ることにしている。文武両道なんてありえないので、野球に打ち込んでいるのを良しとして、無理強いはしないようにしている。嫌いになってしまっては元も子もないからね。 今日・明日は、「椿の頃にあそぶ」とタイアップしている白老でおなじみの澤田酒造の蔵解放の日です。知多半島でも雪がチラつくという、生憎のこの寒さ。 果たしてどれだけのお客が来てくれるのか。常滑屋にも例年なら多くのお客さんがやって来る。我がグループ展も期待しているのですが・・・。 昼から出かけるつもりでいる。ストールがたくさん出品してあるので、寒さに乗じて買ってくれることを願うばかり。
2025.02.22
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♪ 已己巳己(いこみき)とわれは思うも連れ合いは「ぜったいちがう」と言い張るばかり 猫は新聞紙の上が好きなようで、新聞を広げていると乗って来て邪魔されることがしょっちゅうある。午後の南西の窓から陽が燦燦と注いで暖かい日は、炬燵に入らなくていいのでその上が特等席にもなる。 また新聞が無くても、ヒョイと天板に乗って顔を近づけ「Nose to Nose」で甘えてくるので、「Cheek to Cheek」で応えてやったりする。 執拗に顔を寄せてくる時はたいがい餌が欲しいときだ。鳴いて要求するのではなく無言で甘えて、立ち上がってくれるまでやっている。 カミさんが餌の係だとは思っていないようで、何故か私のところへやって来る。 この場所は私の指定席でもあり、炬燵に入れば入ったで私の足に凭れかかってくる。炬燵を時どき出入りする私は、そのたびに「アランちゃんごめんよ~」とか言って出ることになる。 私がいない時でも、炬燵に入った時は必ずこの場所に居る。雄同士で気が合うとでも思っているのだろうか。PCの前で自撮り PCの前でもこんな具合だから、きっと好かれているのだろう。こっちも動物は好きだしアランが可愛いとも思っている。でも、カミさんほどじゃない。なのに私の方が性に合ってるってことなのかなぁ。【已己巳己】いこみき(已・己・巳と、それぞれの字形が似ているところから)互いに似ているものをたとえていう語。 巳と己の字形が似ていることから「巳 己 巳 己(みこしき)」というのもある。「已にかみ、己は下につきにけり、己はみなはなれ、巳はみなつく」「已(すでに)己(おのれ)己(つちのと)巳(み)」 似ている字には「慕(したふ)募(つのる)暮(くるゝ)蟇(ひきかへる)墓(つか)」なども。♪ お互いに已己巳己(いこみき)なるを知らずして怒り怒られシーソーゲーム どうでもいい事で怒ったりしているのを咎められたりするが、「そういうお前だって似たようなことをしているぞ」言っても、自分を客観視出来ないカミさんは、却って "火に油" という有様。 夫婦の在り様は声の大きい方が勝つ。ゼレンスキーを詰っているトランプみたいなもので、自己正当化してばかりではらちが明かない。
2025.02.21
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♪ 夜の更けてホワイト漢字ナンクロの佳境に入(い)れば雪舞うらしき忍野八海 今日は手術後一週間経ったカミさんを検診に連れて行く日。予約が10:15。その後の経過観察にはバスで行くとか言っている。院の循環バスか、100円のあいあいバス。朝倉駅の吹きっさらしのバス停は、この寒波の中では耐え難い。次回は一カ月後くらい先になるのだろうから、その頃には暖かくなっているだろう。 それで、時間も無いので夕べやっていた漢字ホワイトナンクロのことを書いてみる。 色んな本が出ていて、それぞれ差別化を図って内容に工夫があるようだ。今回のが一番難易度が高いようだ。「漢字難問太郎」と名前に「難問」が入っているくらいだから、★★★でもそこそこのもの。でもそのレベルのものはカミさんに任せて、★★★★以上のものをやってみたりしている。 最近のテレビは大して見たいものが無く、冬の夜長はこれにトップリ浸ってみるのもいいものだ。 今回チャレンジしたのがこれ。「ホワイトナンクロ」の★★★★だ。しんしんと冷える夜、炬燵に入り静まり返った部屋で、ああでもないこうでもないと、独り黙々と・・。 分かりかけてくると、アドレナリンが出ているのか途中では止められなくなる。もう少しあと少しと、穴埋め作業も佳境に入り全部を埋めないと気が済まない。一晩かかって何とか完了。やれやれ、やっと寝られる。 スタート時はまったく糸口が見つからない。取りあえず何かを入れてみる。と、黒マスの入るところが見つかっていく。 徐々に埋まっていくものの間違っているものがあて、その間違いを訂正するのにまたかなり苦労する。この間が一番時間がかかり、しばし停滞する。熟語がかなり埋まって来るころには、ほぼすべての黒マスが埋まっている。そうなると急速に空マスが埋まっていく。 出来上がっていく時間の推移は、ちょうど地球人口の増加曲線によく似ている。 この場合、黒マスは10個入ることになっていて、結果的に154カ所に入ったので1個当たり15カ所ほどになる。20×25の500マスに1/3ほどの黒マスが入る事になる。 多い同番号が分かればそれが黒マスになるわけだが、探すのも大変なのでその方法を使ったことはない。 問題を幾つもやっていくと、同じ熟語がよく出てくるし閃く熟語が増えていくので、より早く解けるようになる。 最後のページに「難問中難問」が3つあって、これは五つ星レベル。見ただけで頭が痛くなりそうな問題ばかり。 これをやるには余程の気持ちの余裕と時間が無いとやる気にならないし、集中できる状態でないと無理だ。片手間で出来る代物じゃない。そして根気がないと、最後までたどり着けない。
2025.02.20
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♪ まさおなる空にながめる有明の月さえざえと窓なきごとく 17日、常滑屋で作品の展示をしてきた。お花を飾るついでに展示もやってくれると聞いていて、作品が分からないと花の取り合わせが出来ないというので写真を送ってあった。設置場所の設定までは出来ていたが・・。 場所を良い具合に作ってくれていたので展示は楽で、1時間半ほどで飾り付けた。 白花の椿を活けてあり、喧嘩しないようにとの配慮をしてくれていたようだ。作品を並べたところ「被らないようで、大丈夫ですね」と納得の様子。左から「五大の種字」「阿弥陀如来」「大日如来」「不動明王」左から「阿弥陀如来」「虚空蔵菩薩」「普賢菩薩」「地蔵菩薩」 梵字にどれだけ関心を持ってもらえるか分からないが、お茶のテーマには合っているようだ。「五大の種字」を見て「知っています。お茶にかかわりがあって、勉強で習いますから」とのこと。 梵字そのものはよく知らないらしいが、まあ当然だろう。 半月のテーブルには「急須で楽しむ体験茶会」として、2月24日には「紅茶」、3月2日には「ほうじ茶」の茶会がある。定員10名(要予約:2,000円)。3月1日には「椿と雛の奈良茶会」というのもある。二人の茶華道家がお花を生け、茶会を開くもので、「椿の頃にあそぶ」展では初の試み。 展示は、手作りバッグの他に手作りのアクセサリーがある。 出鼻を寒波で挫かれた格好ですが、22日(土)、23(日)には清酒白老でおなじみの「澤田酒造の蔵解放」があり、循環バスが来るので、ほろ酔い気分の大勢の人がやってくる。 しかし、この「戻り寒波」は連休のあたりまで続くというので、果たしてどうなるか。 きのう目覚めた時、くっきりと晴れた空に月齢 19.6の丸みを残した半月が輝いていた。それが、9時45分ごろにはすっかり雲に覆われてしまった。 何時もの右回りコースを、いつものようにウォーキング。気温は4℃とけっこう寒いが、準備運動を入念にしたのでそれほど寒くは感じない。 南西は冷たく重いモノクロの空。「雨水」なるもいかに寒々しく、今にも雪が降りそうな・・。 秋葉神社の階段をやっとこさっとこ駆け上がる。東の空も雲はあるものの明るく日が射している。 パークロードに出てみれば南の空も晴れている。 歩く人も少なく散歩の犬にも会わない。気温は少し上がったものの、西の方に進路を変えると雪がチラつく有様で、雲を楽しむ空でもない。開きかけて蕾も一旦停止 ただ歩くだけでは面白くない。それならばと、いつもは歩かない横道をに入る。雪が降ったり止んだりする。 昼の支度に間に合うようにと、ショートカットして11時半ごろ戻って来た。1万400歩。「 啓蟄の 前の試練や こたつむり 」 今夜から明日19日にかけて一段と寒気が強まるため、日本海側は雪の降り方が強まり、積雪が短時間で急増する所も。東海や近畿など太平洋側の平地も所々で雪に。明日19日朝は積雪による交通の影響に注意。寒波は3連休にかけて長く居座り、日本海側は大雪が続く見込み。
2025.02.19
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♪ 真夜中にふとんに入(い)りし猫いまだ寝ている朝やもどり寒なり 気になっていたメダカの鉢。一体何が入っているのか気になってしょうがない。 掬い上げて白い皿の上に。 事件の解明をする鑑識官にでもなった気分でじっくり眺めてみる。なんとなく分かったようでも、確信が持てない。 まるで腑分けでもするように、パレットナイフを2種類使って、大き目の皿の上で一つづつ広げてみる。 こりゃあどう見たってミカンだ。種も見えるし、鼻を近づけると蜜柑の香りもする。謎は解けないが物は特定できた。 それにしても何で? こんなものがメダカの鉢の中にあるのだろうか。 鳥の仕業だとするとヒヨドリしか考えられない。 鉢は3つあるが、一番端の1つだけに入っている。ほかもサイズは少し違うものの同じ鉢だ。何故なのかのか、まったく分からない。 隣の鉢は、入れてある欠けた植木鉢が大きいので邪魔に思ったのかも知れない。鉢の直径が38㎝で、中央まで19㎝。 「バードウォッチング基礎知識」より よほど腹が減っていてガツガツと食べ過ぎて、苦しくなって吐き出したのだろうか。ミカンの皮と一緒に、中袋の中心の硬い部分まで丸飲みして、流石に消化しきれなかったのだろう。それしか考えられない。 以前はマスカットのようなものが入っていて、掬って外に出しておいたものがきれいに無くなっていた。カラスが食べたようだったが、今回はさすがにそれは無いだろう。 「ヒヨドリ」の食性は多岐に渡り、果実・花蜜・花弁・葉・新芽と いった植物食のものから、爬虫類・昆虫・クモ・カタツムリと いった動物食、さらに人の与えるパンも食べるという。 非繁殖期の秋~冬にかけては植物食が多い。特にいろいろな木の実の熟れる秋にはその傾向が強い。春や夏でも果実が熟する季節はそれをよく食べる。モモ、ビワ、ブドウ、サクランボのようなやわらかい果実から、カキ、ナシ、リンゴなど広い範囲の果実を食べるので、果樹園に多くの被害を与えている。 野生のキイチゴ、ヤマモモ、ノブドウは大好物だし、ナンテン、エノキ、ムクノキ、モチノキ、センダンのような水分もあって柔かい木の実をはじめ、かたく乾いたヌルデ、ハゼのようなものまで食餌とするらしい。pepyより 冬期の餌の欠乏期にはキャベツ、ハクサイなどの野菜をたべ、農家か目の敵にされる。 茨城県つく ば市で調べたところ、ヒヨドリが採食していた植物は、木本が32科74種、草本では7科8種、農作物では6科12種におよぶというから、かなりのというか、何でもありの雑食性の鳥のようだ。(Bird Research Newsより) でも、ミカンはやはりうまい。柔らかくて甘くてジューシーで、大好物なのだろう。目の前にある櫨の実や南京櫨などは食べていない。
2025.02.18
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♪ きさらぎに春の気温のインサート椿花(ちんか)のころの珍事なるかな忍野八海池本昨日は異常な暖かさだった。こんな日があると調子が狂う。知多市向こう一週間は真冬の寒さに逆戻りだ。 昨日、常滑屋に作品を搬入するも、椿の花を使った飾りつけは今日になるとのことで作品だけ預けて来た。花を飾る時ついでにセッティングしてくれるという。今日の午後、最終調整に出かけることに。 2階の正面に大きな梅の枝が活けてあり、この暖かさでほころび始めたのに中断しそう。覆いをして暖かくし、咲くのを待っていたオーナーが残念がっていた。下からもよく見える。 2階は常設で常滑焼の展示・販売をしていて、急須などを使わなくなった時代に活気が無くなっていた。しかし、最近は若い人たちが焼き物にも関心を向けるようになってきているとか。 昭和100年ということで、NHKなどが昔懐かしい映像を流したりしている。ぐる~っと一回りして、今は新鮮なものとして目に映るようになっているようだ。 手書きで板に書いてあるメニュー表が可愛くて美しいので好評だ。実際にお出しする品にもお洒落な陶器が使われて、「カワイイ~!」と声を上げては写真を撮っているらしい。 特殊印刷されている。(拡大します) 今年は、寒い時期にもかかわらず何故かお客が多いらしい。「何が起こってるんでしょうか」と、オーナーの伊藤さんはちょっとお疲れの様子。 「椿の頃にあそぶ」のチラシが今ようやく校正に入っていて、もうすぐ配布されるようだ。常滑屋では今までとは違う若者対象の企画もあって、いつもとちょっと違うものになりそうだ。 何だか面白くなりそうな気配が、満ち満ちている。 「椿」は、江戸時代に江戸の将軍や肥後、加賀などの大名、京都の公家などが園芸を好んだことから、庶民の間でも大いに流行し、江戸、上方(京都)、加賀、中京、肥後などの地域ごとに育成された品種が作られた。 一重咲き:猪口咲き・筒咲き・抱え咲き・百合咲き・ラッパ咲き・桔梗咲き・椀咲き・平開咲き、八重咲き:唐子咲き・千重咲き・蓮華咲き・列弁咲き・宝珠咲き・牡丹咲き・獅子咲きなどがある。 色も、白斑:星斑・雲状斑・横杢斑、覆輪:白覆輪・紅覆輪・底白、絞り:吹きかけ絞り、小絞り、縦絞り、紅白絞りなど多種多様。 「百椿(ひゃくちん)展」なども行われるくらいで、常滑屋でも期間中に色々な椿を見ることができる。
2025.02.17
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♪ 右顧左眄しつつ自分の生きざまを記して生きる証の雲子(うんこ) 「名古屋短歌会館 第十八回短歌大会」の表彰式。名鉄+地下鉄で40分ほど。どんな会なのかも知らないので一度くらい参加してみようかと、いういつもの野次馬根性で・・。 まあただの佳作入選だし、選者が誰だかも知らない。 名札が用意してある席に着く。すでにほとんどの人が着席していた。予定の時間になり、中部日本歌人会の事務局長・田中徹尾氏、事務局次長・細溝洋子氏が紹介される。 表彰式 総応募数:516首 「名古屋市短歌会館賞」1首 「中部日本歌人会賞」「青木穠子賞」 (各一首)賞品 図書カード(五千円分) 「選者賞」 (八首)賞品 図書カード(五百円分) 佳作が何首なのか分からないが、入選が31首。 驚くのはその出席した受賞・入賞者の住所が、鹿児島、愛媛、兵庫、大阪、石川、東京と遠方から来ていて、応募者が全国に及んでいること。応募数も去年は200台だったものが今回は500を超えていて、ネットから応募できるようにしたことが奏効したらしい。 また若い人が多く、世代が大きく入れ替わっているという。受賞者も若い女性が何人かいて、今の短歌ブームを反映しているようだった。 田中徹尾氏と細溝洋子氏によって受賞作品の講評があり、入選作の中からも幾つか講評があった。私の「北鮮の番兵のごとく真夜中を立ちつづけおるコンビニ店員」についても、講評を頂いた。 講評の後は河田育子氏(「音」会員、1954年京都府生まれ。1977年早稲田大学第一文学部卒業。1982年「音」創刊に参加。現代歌人協会会員・日本文藝家協会会員)による基調講演があり、和泉式部の歌について、(私には縁遠い世界の話だったが)興味深かった。 予定の式次第が終わり、懇親会の準備の間に会館の中を散策して時間をつぶす。ロビーには応募作品のすべてが張り出されていて、そんな風に観る機会はないので面白かった。 会館はかなり古く、歌人青木穠子氏(故人)が、文化向上および振興のため名古屋市に寄付された由緒ある建物とあって、1階中庭には青木氏の胸像・歌碑が刻まれて設置されている。 そして懇親会。如何にもおっとり名古屋の感じがあって、ローカル丸出しのところが面白い。 お茶を飲みながらの交流会で、折角なのでそばに居た男性に声を掛けた。ちょっと珍しい名前だったので訊くとペンネームだという。 短歌結社「未来」に所属していて、この短歌会の母体である中部日本歌人会の会員でもあるらしい。「未来」は、会員数約800人、近藤芳美や岡井隆によって1951年に結成されたもの。 新聞の歌壇にはなかなか採用されないとか、かと言って自分を偽って歌を詠むことはしたくないし出来ないなど、思いは同じだというようなことで話が弾む。 そこへ同じ仲間の人が来て会話を始めたので名札を見ると、朝日新聞の東海歌壇でよく見かけた名前だったので意外な気がした。今は中日歌人会の副委員長をしているらしい。 閉会となって帰る支度をしている時に、短歌会館賞を受賞した若い女性が目の前にいたので声を掛けた。 「幾つ、学生さん?」 「はい、大学生です」 「短歌歴は長いの?」 「高校の時に短歌に嵌りました」「短歌甲子園にも出ました」 「どうりで、凄いね」「競争相手がいると、上達も早いね」 「そうなんです。面白いです」 この彼女は鹿児島から来ているようで、短歌が面白くてしょうがないのだろう。今回、最高賞を受賞したことでますます自信を付けて、飛ぶ鳥落とす勢いで突っ走っていくのだろう。 先の会話を交わした男性の言うように、賞を取るために歌を詠んでいるわけでもないし、自分の好きなように詠んでいくことが持続する秘訣でもある。 結社「未来」は年会費1.1万円もするし、会員数も多くて提出した歌もなかなか選ばれないという。東京で開催される会に出席すれば時間と金も掛かる。出席してみれば女性ばかりで、有閑マダムの集まりのような会は、重荷でしかないという。 さもありなん。選ばれた歌に納得が出来ればいいが、そうじゃないことも多く、あまり有意義なものとは思えないともいう。 参加してみて、この年になって第三者の目や意見に囚われることなく、自分の目で新しい発見をし新しい表現を見つけていくことこそが一番いいことだと再認識した次第。 賞などはたまたまそのポケットに嵌っただけのこと。自分を偽ることなくマイペースで、今までやってきたように好きに歌っていけばいいと思う。
2025.02.16
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♪ わが庭は自然異界の接点なり奇妙なることまた見せられる いつだったか、メダカの鉢に妙なものが入っていて驚いたことがあった。マスカットの実のようなものが沈んでいて、直ぐに網で掬って掃除してしまい証拠の写真を撮らなかったことを悔やんだのだった。去年の7月18日と判明。 そんなことを思いだすようなことが、またあった。これは間違いなく庭に来る野鳥、多分ヒヨドリの仕業じゃないかと思う。その写真を撮っておいたが、時間が無くてまだそれが何かを調べることができていない。 ここを水場としていて、餌台で好みの餌を食べたついでに水を飲んでいいく。周りには糞がたくさん落ちていて、鉢の中にも沈んでいる。 私がよく見えるようにと、カミさんが一部を掬い上げて鉢の縁に乗せておいてくれた。メダカはカミさんが世話しているが、手術から帰ったばかりでまだそんな気にはなれないらしい。 見た感じではミカンのようにも見える。鵯が来て盛んに食べているようなので、もしミカンならヒヨかもしれない。キジバトはミカンを食べない。しかし、鉢の真ん中に沈んでいるので糞にしてはおかしいし、一体何なのか。 みかんの皮には豊富な栄養素が含まれていて、家庭菜園の肥料として有効活用ができるらしい。それを知って、野鳥にやった残りの皮を容器に入れて乾かしている。 それを食べ足りないヒヨドリが来て、皮に残っている実を漁っているらしい。半分ほどが下に落ち、薄皮ごときれいに無くなっている。餌台の近くに置いてあるのが拙かったか。 腹が減っている時は皮まで食べている始末で、昨日などは餌台の半割りにしたミカンの片方を持ち去ったらしく、どこを探しても見つからなかった。 今日は、名古屋の短歌会館へ。第18回短歌大会に応募したところ佳作に入ったとかで授賞式の案内が来ていて、交流会にも参加の誘い電話があったので行って見る事に。応募総数500首だったとか。まあローカルなので気楽な雰囲気のものなのでしょう。 翌日は、常滑屋でのグループ展の搬入があり、その準備もある。カミさんの手術の付き添いとか、買い物の運転手とか諸々に手伝いもあって忙しく、メダカの鉢など構っていられない。 目の前に南天の実があるのに、ミカンの方が美味いのでどうしたってこっちに来る。メジロを睨んで、威嚇しては独り占めしている。そのくせメジロより用心深い。 隣家のフェンスも、キジバトのように上から乗るのではなく横からスッと乗って、テグスなど何の苦もせずに辺りを睥睨している。
2025.02.15
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♪ 絶対に居ないと困るカミさんの居ない一夜のこの解放感 指定より少し早めに病院へ。時間なりしもまだ部屋に、退院の人いるらしいき。春まだき5階の病棟4人部屋、供に手術を控えしの、二人の患者通されぬ。 目的の午後の手術の時間まで、することも無くうろうろと。やがて時計は11時半、Cafeで昼食エビ天丼をつっつきながら持ち込みし、本など読んで1時間、時をつぶして過したり。 いつぞやは著作の本を読みあげて、手紙に感想書きし折「ヤマトシジミの食卓」も読んでみたいと書き添えしなり。図書館で借りて読めばと思いしも、書かかずおけば催促を、したかのごとくその本が送られてきて恐縮す。 2011年に日本児童文学者協会賞を受賞して、第57回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書にも選ばれぬ。そんな児童文学者・吉田道子さんの優良本を、読むは縁(えにし)の京なれば、都のなせるわざならん。 上製本の丸背本、少年年少女向けなればあっという間に読み終えぬ。そろそろ手術の時間かと519を覗きしも、妻は居らざりベッドには虚無広がりて静かなり。 しからばと「食堂・デイルーム」に腰を据え、妻が用意の退屈しのぎ、漢字ナンクロして過ごす。難易度は★★★なるも糸口の、掴めぬままに吾の名を呼ぶ声のして、顔を上げれば、車いすにて戻り来ぬ。担当の整形外科医が、レントゲンの画像を見せつつ告げるなり。「手術が無事に終わりました」骨の上に金属だけがくっきりと、白く輝やき放つなり。 時は2時前、カミさんの左手まったく動かざり。感覚の無き左腕、包帯の上に被せた網の端を、支柱に吊られて痛々し。痛いかもと言われていれば「麻酔が覚めていくのが怖い」、憔悴しきった顔が哀れ。 看護師に「もう帰っても良いです」と言われ頷き付き添いの、我も潮時思いおり。麻酔が覚める4~5時間、待ってはおれず帰りきぬ。 晩飯は好きなペペロンチーノなり。慣れた手つきでいそいそと、調理をすればその前に飲みだしている赤ワイン、酔いが回ってウキウキと、エゴにまみれて過ぎゆきぬ。 絶対に居ないと困るカミさんの、居ない一夜のエアーポケット。この解放感はなんだろう。
2025.02.14
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♪ ごく薄い金属を入れて固定するもう卓球はやらないと言う 13日は低気圧が北海道の東で急速に発達し、冬型の気圧配置になって北海道から東北は日本海側を中心に雪が降り、局地的に大雪となりそうだ。風も強く、暴風雪による交通障害に警戒が必要です。太平洋側も南風から北風に変わるでしょう。関東も明日13日の夜はグッと寒くなるらしい。 14日からは異常な暖かさになるもものの、来週は再び寒波がやって来る。東京都心では14日(金)と15日(土)は15℃近くまで上がり、桜が咲く頃の暖かさになる。週間予想最高気温週間予想最低気温 17日以降気象庁は、北陸と長野県北部・群馬県北部、岐阜県山間部に「大雪に関する早期天候情報」、北陸と東海から沖縄にかけて「低温に関する早期天候情報」を発表している。知多市 カミさんが手術入院する今日13日は、最高8℃、最低3℃の予報。なのに翌日の退院日は、最高12℃にもなるという。そして、火曜の18日には再び一桁の6℃となる。なんとも目まぐるしいことだ。♪ 骨折は卓球仲間に二人いて知人に二人女性に多し♪ 万が一のリスクいくつか聞かされて楽観バイアスそろりと消され♪ 包丁は左ハサミは右にもつ左ぎっちょの方向音痴♪ 融通の利かぬ生真面目 先生に言われたことを完璧にする♪ ひたぶるに頑固で洒落の分からない童女のような老妻の君
2025.02.13
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♪ 骨折の妻の手伝い買い物に付き合うたびの所作なき時間 これから1カ月ほどは家事の手伝いをしなければならない。骨折して一週間経って、お勝手仕事の具材を切る手伝いはだいぶ慣れた。嫌いじゃないので率先してやっているが、料理そのものはカミさんがやるのでそれが済めばあとは用なしだ。♪ つぎつぎと指令を受けて切り刻むきょうは乱切り銀杏切りなど♪ 包丁の切れ味悪し鶏肉がまな板の上でいやいやをする♪ 三ミリの千切り五ミリの短冊不揃いて味に支障はないと息巻く♪ 賽の目が矩形となりて徒らに針千本が釘百本となる♪ 短冊に輪切り賽の目銀杏切りきょうは鍋らしぶちこんでやる♪ 折々に「お願~い」の声ひびきたり中座の窓に雲流れゆく♪ 生活のリズム狂いて漫(すず)ろはし 野鳥の餌は真っ先にやる 中4日のウォーキング。今はどうしても午後に出ることになってしまう。そして、夕食の準備までには戻ってくる。 出掛けた時の空。この時期はいつものことだが、南西と北東では真逆の空模様だ。 秋葉神社の階段はぬかりなく駆け上がる。この日はゴルフ練習場の前の坂も駆け上がった。 熱田山の木の上に鳥の巣がある。以前から気づいていたが近寄れないので何の巣か分からない。たぶん大きさからするとカラスだろう。 ヨーカドーの本屋に立ち寄って、芥川賞の載っている文藝春秋を買って帰った。ずいぶん高くなったもので1,750円もする。 この日は1万歩ちょっと。野菜の下準備が待っている。指示通りに切っていくが、不揃いになるのはまあお愛嬌という事で・・。
2025.02.12
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♪ カミさんのケガでリズムが狂う日々菜の切り方が上手くなりゆく西知多総合病院 手首の骨折をしたカミさんの手術のため、個人病院から紹介された西知多総合病院へ。 総合病院はとにかく時間がかかる。紹介状「診療情報提供書」は、通常は数百円~数千円かかるが無料だった。電話も入れてくれている。受付をして整形外科の部屋の外待合で待つ。番号が表示され中待合で待つ。そして診察室へ。担当医は近藤 史樹医師。状況説明とそれに伴う手術の説明を聞く。入院前の検査を指示され、その間に手術の日程調整をすることに。 この検査はいろいろあって、どれにも待ち時間がある。レントゲン(胸)を撮り、CTを撮り、心電図を取り、血液検査の採血をし、再び診察室へ。 血液検査の値は*印が幾つもあるが問題はないという事だった。例によってその検査票をプリントアウトしてもらった。血液検査「分散核球合計」(好中球が成熟して核が分葉している白血球)が74.0「H」で基準より高く、「リンパ球」は17.3「L」で基準より低い。「PT秒」(プロトロンビン時間)は血液が固まるまでの時間で、12.6で「H」となっていて基準よりちょっと遅い。「LD」(体内の臓器や組織の細胞に存在する酵素で、糖質をエネルギーに変える働き)肝臓の機能を調べる。223「H」で基準よりほんの僅か高い。 数値が高いということは、それだけ肝臓が障害を受けているという状態を反映している。進行したがんや気づかれずにいた転移性肝がんなどで上昇することがある。「総コレステロール」は住民健診でもいつも高く、246「H」で動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などのリスクが高い。 全体的には正常値で、一部の「H」や「L」も大して問題になるものでもないといことらしい。 手術についての説明(リスク、後遺症、予後の経過、リハビリなど)を受け、入院の手続きについての説明を受ける。これで終わりと思いきや、3番の「患者サポートセンター」で入院についての説明を受ける。それで終わりではなくその奥にある小部屋で、手続きの最終的なチェックがあった。整形外科のある「A」。実際はカウンターにも待合にも沢山の人が。 13日は、10:30に入院し、午後に2時間ほどの手術をし、1泊して翌日の午前中に退院することになる。 会計をしてすべてが終わったころには13時を過ぎていて、3時間ほどかかったことになる。カミさんはほとほと疲れてしまった。 家から病院までは片道4.6㎞ほどで、手術後の検査には「あいあいバス」か「病院の循環バス」が朝倉駅から利用できるのでとても便利だ。 すべてが1階のフロアーに纏まっているので移動が少ないし、まごつくことも無いのがいい。 東海市との共同運営という事もあって患者が多いものの信頼感がイマイチ。救急車で運ばれる人などもあまり選びたがらなかった。しかし、最近はだいぶ充実してきているようだ。外来患者満足度 令和5年調査(評価:5点満点)解答数:1375入院患者満足度 令和5年調査(評価:5点満点)解答数:262 この病院が登場するテレビドラマ「マザーズ」のエキストラをしたことがある。当時は開院(2015年5月)したばかりで、肝心の産婦人科がまだ開設されていなかった。クリックでエキストラ撮影時のブログへ
2025.02.11
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♪ 若きらの立ち上げ集う朝市に若葉きらめく寺の大楠富士山遙拝所 第一回目の「せいこあん朝市」なるものに行ってみた。地元のお寺の境内を使っての朝市で、息子の同級生(大工)らが始めたもの。 「老若男女関係なく人とのつながりも温かさも、お腹も満たして楽しんで頂くひととき」がコンセプトの朝市。 そこそこの来場者があったようだ。近所だけだがフライヤーも配ったし、市の観光協会もFBに乗せてくれたようだ。若いメンバーは得意のインスタも駆使してPRしたようだ。 終了間際になって急いで写真を撮ったので少なく見えるが、それまではけっこう賑わっていた。どら焼きは、あんこは売り切れだったが、色んな種類があった。 柿とミカンのドライフルーツが美味しかった。寒風が吹く中で珈琲を飲む。それが500円というのはちょっと高いんじゃないの。 行ったのも遅かったので一部売り切れのものがあったし、前日の大雪の後だけに心配していたが、手ごたえはあったようだ。初めてなので手探り状態だっただろう。 有機栽培をしている「知多ファーマーズ・カルテット」の女性たちはみんな若いし、真向きに野菜作りに取り組んでいるようで、今後が楽しみだ。樹齢850年の大楠 子供の遊べるものもあり、親子がわいわい楽しんでいた。 リーダーの上村建築工房は工作の楽しめるものを提供し、キットはほぼなくなったようだった。 家の部屋一部を改装してもらう大工さんでもあり、その打ち合わせもあった。2~3月にと言ってあったが、結局4月の頭にやることになった。 お寺でやるというのもなかなかいいアイデア。大楠の下にいいスペースがあって、風よけになる石積の壁や囲いもあっていい場所を見つけたものだ。 今後 、毎月1回(第二日曜日)に開催する予定だそうです。 2月の週末の連休にある「ちたのしマルシェ」にも出店する。クリックで観光協会のインスタへ と、これを書いている途中で、一週間たった骨折したカミさんを医者に連れて行く時間になった。診察を受けて、やっぱり手術が必要という事になった。 本人は少しぐらいズレていてもいいから手術はしたくないと言っていた。しかし、先生自ら経験していて「私も同じ手術をしているんです」と、手首の傷跡見せてくれたらしい。麻酔も腋下麻酔で、全身のものじゃないと聞いて決心したようだ。 紹介状を書いてもらい、その足で西知多総合病院へ。 そのことは明日書くことにします。
2025.02.10
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♪ 年貢寄せなどと称して徴収する寺の領土を借りてる下民 今季一番の寒気が居座っている。大雪が降ることはだいぶ前から言われていたので、雪国では覚悟している人は多かっただろう。でも普段降らないところでのドカ雪はどうにも気の毒でならない。 一日3回も雪掻きをし、合間には屋根の雪下ろしも待っている。高齢者には無理と思ってもやらないわけにはいかない。 太平洋側にも雪を降らせて、知多市にも数センチ積もった。幸い凍結には至っていないので交通に支障はないが、一部の公共交通機関には支障が出ているようだ。 帯状に伊吹下ろしの雪雲が流れ込んで来たため、1月10日以来の雪となった。 雪は昼過ぎには止んで、野鳥がエサ台にやって来た。溶けかけているシャーベット状の雪を避けて、いつもの餌を乗せてやった。鳥たちは「ありがてえことだねぇ」と呟いているに違いない。 こんなに冷えてもアイスバーンになることも無く、子どもたちがアスファルトに積もった雪でかわいらしい雪だるまを作って遊んでいた。お母さんが一番熱心だった様にも見えた。 この日は寺の借地代金を支払いに行く日。その名も「年貢寄せ」という。いかにお寺が権力を持っていたかを思わせる。わずか5坪ほどだが11,000円も取られる。 半年ぶりに歯医者に行ってクリーニングをしてもらった。一般的には3~6ヶ月に1回がよいとされている。3カ月に1度という歯科衛生士もいれば5カ月に1度でも大丈夫という人もいる。患者それぞれみんな違うのは分かるが、一律に3カ月に1度というのは如何なものか。その歯科医院が良心的かそうでないかの判断の参考になるかも知れない。 以前、この歯科医院で歯科衛生士に、保険が利かないメンテナンスを勧められたことがある。会計時に「予約しますか?」と言われたが、「こちらから電話します」として断った。 あっという間に半年が経った。歯科衛生士に磨き方をしっかり聞いてあり、歯磨き一式(磨き粉、歯ブラシ、歯間ブラシ、3分砂時計)を風呂に持ち込んで毎晩しっかり磨いているので自信はあった。 で、いざやってもらったら、手持ち式スケーラーの "岩ガキを岩から剝がす” ような石取りも無く、超音波スケーラーでチョンチョンとやるだけであっさり終わってしまった。 「エッ!もう終わったの?」 「はい、終了しました」 「歯石はなかったの?」 「はい、有りませんでした」 思わずサムアップなどして、「明日は来なくていいんですか?」 「ええ、これで終わりです」 これは想定外だった。自信はあったがまったく歯石が無かったなんて、初めてのこと。それも半年経ってのことなので喜びは一入だった。最近は正しい磨き方がようやく理解出来て、きちんと磨けていることが証明されたわけだ。 今回、担当した歯科衛生士はまだ新人らしく初々しくて、1~2本やっては待つほどのことも無いに、「楽にしてください」という。"マニュアル通り?" の応対に好感が持てた。
2025.02.09
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♪ 忸怩たる思いを糧に香木の夢追いかける男一匹知多市でも積雪 前日(2月7日)のつづき。 目的地の近くまで来るとに温室らしきものがあり、ここだろうとすぐに分かった。奥にはトレーラーハウスがあって、手前に車が一台停まっている。ハウスに行ってみると、閉まってはいないが誰もいない。 はて、どこに? 結構広い敷地の端に温室があるのでそこかも知れない。戸を開けて入って声を掛けると、奥から人の声。「誰?」という顔をして、突然の訪問者に驚いている様子。「久野正太郎の生家『愛水館』の館長に「香木」を育てている人がいると聞いて、興味があって話が聞きたいと思って・・。」「ああそうですか。先日もそんな人が来てました。あいつ、何をしゃべってるのか・・」とか言いながら、喜んでいろいろ説明を聞かせてくれた。 アクイラリアとかいう木をベトナムから日本に持ち込み、育てているのだという。実生からしか育てられず、発芽率もかなり低いとかで、日本の気候でどこまで出来るかを興味本位でやっているらしい。 よくよく聞くと、実際にベトナムでその栽培をしていたらしくズブの素人ではない。1990年代に入植して年に3カ月ほど滞在していたという。コロナ禍で管理が出来なくなり、ダメになってしまったので引き揚げて来たとのこと。 香木といっても木全体がそうなのではなく、傷がついたところに菌がついてそれが長い時間をかけて、いい匂いを出すものに変化するのだという。土を塗り付けてもいい。その中の菌が浸透していって効果はあるものの、薄い層にしかならないという。もっぱらドリルで木に穴を空けて人工的に作る方法を採っているんだとか。 途中で穴を空けて出来栄えはチェックできるらしい。10数年経ったものから伐採して採取するとかで、10万円くらいにはなるが採算は合わないらしい。金の価格以上になればいいが、思ったようには行かないらしい。最高級のお香『天年大伽羅』(株式会社天年堂)「香木」は、切り株の上面が雨風に晒されたり、幹や枝の部分に傷が付いたりすると、樹木はその部分に樹脂を分泌し、腐敗が進むのを防御する。長い年月の間に木質部は腐りますが、樹脂の沈着した部位が残りそれを香木沈香として採取するのだという。 インドシナ半島では、平たい板状や節のような複雑な形状の物が多く見られる。インドネシアやボルネオ島産の沈香は、木目の通った棒状の物や幹その物に樹脂が沈着しているのが特徴。産地の違いから香りの特徴も異なり、前者は比較的に甘めの薫り、後者は酸味のある辛めの薫りなんだそうです。 沈香の採取量が減少し、ワシントン条約によって、沈香の輸出入には厳しい管理体制がとられるようになった。価格が高騰した現在、ラオスやベトナムで沈香の人工栽培が行われるようになっているというから、彼はそれをやっていたようだ。 沈香を生じる樹木を植えて、その幹に孔を開けたり、傷を付けて特殊なバクテリアや薬品を塗布注入し、樹脂の分泌を促進する方法で、早い物で数年(?)すると樹脂の沈着した部分が採取可能となるという。天然の物に比べると、薫りの質はかなり劣っているとか。 今や人跡未踏の上陸できないような島にしか存在しなくなっている。現地にいる頃、ニューギニアで香木が発見され、ブームが起こったことがあるという。まるでゴールドラッシュの様にたくさんの人が押しかけたが、大して良いものは採れなかったらしい。 1992年、ベトナムではカンホア省で森林伐採で開発の進む山々を元の姿に戻すという壮大なプロジェクトの中の1つ、「沈香樹の植樹計画」が立ち上がっていた。しかし、ベトナムは戦後の復興期だったため、「回収が確実でないこと」で民間の協力業者が見つからない。また、自然を取り戻すプロジェクトに公的予算が取れる状況ではなかった。ベトナム中南部山中の急斜面に沈香樹を植える志野流香道家元 1996年になって、日本の沈香木を必要とする志野流香道家元に打診があり、林業局側はそれを起爆剤に、沈香樹をカンホア省の名産品にするという案を練り、家元と相談の結果カンホア省で植樹をすることとなった。日本の伝統芸道、香道の第一人者が沈香樹を植樹をするというニュースがもとで、翌年は多額の予算を林業局が獲得できたという。 10年後の2008年にはカンホア省の省都ニャチャンに沈香樹の種子をイメージしたシンボルモニュメントが海岸線に建立され、カンホア省はベトナムでも有数な沈香香料の生産地と位置づけられた。 そのムーブメントに乗って、「三祐コンサルタンツ」が組織を立ち上げて参画したのだろう。その関連企業にいた彼に話がいき、事業の立ち上げから参加することとなって、香木の栽培を始めることになったのだろう。推察なので断言はできないが・・。 彼(小川さん)のハウスには珍しい植物が育てられている。冬なので元気が無いし寒さでかなり弱っているものもある。コショウの木(つる性)、バニラ、シナモン、マンゴー、なんとかフルーツ、マメ科の酸っぱい実が生る木、バナナ、ほか名前を知らないものたち。 香木も1年、2年、3年ものと植えられていて、かなり大きくなっているものがある。天井につかえてしまうのでガラスの温室の奥に手作りの温室を設えてある。日曜大工で作ったもので、「温室に木を使うっのて、どうなのかなぁ」とか言われたりしているらしい。 突然、(ミストと言っていたが、やさしいシャワー)水が噴出した。その後に送風機から風が吹き出した。日本の気候に合わせるため、温度をギリギリの18度まで下げて調整しているんだとか。 バナナは土壌を改良するために植えるんだとかで、増やして地植えにする。外に植えてあったものがこの寒さでやられダメになっていた。それより丈夫だという芭蕉も植えてあり、花も咲いて実が生ったものの、ごく小さいものしかならなかったらしい。 息子に会社を任せ、自分は引退して夢を追いかけている。トレーラーハウスは200万、温室も200万という。 借りた土地が荒れ地だったものを自分で開墾し、温室を設け事務所用にハウスを設置し、悠々自適的な優雅な日々。私も植物が好きなので、こうして植物相手に好きなことをやっていられるのは幸せに違いない。 良い季節になったらウォーキングがてら、時々見学させてもらいに行こうと思う。
2025.02.08
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♪ 刻々と変化を見せる空の下雪国思いて歩くきさらぎ秋葉神社からの眺め。 あっという間に中4日となってしまたウォーキング。寒い中を午後1時半少し前に出た。以前、香木を育てている人がいると聞いていた場所まで行ってみることに。距離は5.6kmほどでちょっと遠いが、目的地があると案外行きやすいもの。 曇天で冷たい風も吹いている。今期一番の寒さで、日本列島は真二つに分かれ日本海側は大雪が降っている。太平洋側でも雪が降るところもあるという。そんなことを思いながら、途中まではいつものコースをたどる。 秋葉神社の階段を駆け上り、定点観測。これがいつまで出来るのか。あと5年は無理だろうが、続けて行くことが鍵になる。カミさんみたいに骨折などしないようにせねばと思う。荒れた天気を象徴するような雲が、空一面に生きた抽象模様を描いている。 雲がよく見える田んぼの中道を歩く。本通りに向かうと、前方に見慣れない風景があり何やら工事をしているのが見える。 近づいてみるとそこは以前は竹藪だったところ。それが無くなって土留めされている部分が大きく目に入ってくる。 その一角にコンビニが出来るようだ。圃場整備で山を削って畑になっているエリアで、車が通過するだけの場所で利用者が多いとも思われない。 多分セブンイレブンだろう。この業界はしのぎを削っているなかで、半ば強引に店舗を増やしている。オーナーは泣きを見ることになる気がしてならない。 段になっている畑の途中の小さな水路があり、落差のところの草に氷が光っていた。それほど寒いとは思わなかったが、それだけ気温が低いという事を思い知らされる。 久し振りに通って風景が変わっていることに驚くことは多い。この辺りもめったに来ることはないので苺のハウスが出来て「いちご狩り」をやっているのを知らなかった。カミさんはかなり前からあると。 目的地に着いていろいろ面白い話を聞かせてもらい、目から鱗で面白かった。その話は明日書くことにします。 立ち話約1時間、往復11.2㎞歩いて、家に戻ったのが4時半ごろ。3時間ほどずっと立ちっぱなしで、けっこう疲れた。
2025.02.07
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♪ 生身こそ唯一信じられるもの仮想に巻かれて寿司が遠のく精進湖 人間には二つの目立った認知のクセがあるという。 目にするものを正しいと思ったり、親しみを感じたりする。広告が販売で効果を上げるのは、人は多くを目にする商品に良い印象を持つようになり、自然と選んでしまうからだ。 小学生の時、工場見学とかしてその会社の商品に愛着を持ったのも、それだったのだろう。これを「単純接触効果」という。 高齢者がやさしい言葉を掛けられて信用してしまい、まんまと騙されてしまうのもそうだろう。 二つ目は、人間は自分と同じ意見を心地よく感じ、優先してしまう。これを「確証バイアス」という。 自分に都合のいい意見ばかりを受け入れて自己正当化する。認知欲求と絡んでいたりするので、これから抜け出すのはかなり難しい。 デジタル空間では、アルゴリズムによって自分に似た意見ばかりを流してくる。そうなれば人は正確な判断が出来なくなる。 米国では、フェイスブックやインスタグラムがファクトチェックをしなくなり、今後は利用者自らがファクトチェックしなければならなくなった。でも、実際にはそれが出来る人は一握りだろう。多くは、それほど気まじめにSNSを利用しているわけではないからだ。 人間とAIが虚実を交えた情報を大量に流し、権威主義的な大国指導者が真実を認めない時代、人々はそれにどう対処していくのだろうか。 トランプ大統領がイーロン・マスクと結託して、巨費を投ずる気になれば一小国を買収することなど簡単なこと。「パレスチナのガザ地区をアメリカが長期的に所有し再建する」、「カナダはアメリカの州になれ」、「パナマ運河を返せ」とか、脅しをかけてディールするのもそれだけ重みのある裏付を見せつけられているからだろう。 世界の秩序、法律さえ無視して、金と権力で征服しようとする恐ろしい国となったアメリカ。その謀略をロシアや中国が黙って見ているわけがない。その弱点を研究し虎視眈々と隙を窺っているに違いない。 中国のようにデータの保存がアーカイブだけだと、中央管理者(国家権力や運営者)によって不都合な部分は改ざんや削除ができてしまうため、その内容はあまり信用できない。「X」も「メタ」も似たようなものだ。 今後一層、AI生成のプロパガンダや、架空アカウント、ボットによる自動投稿がデジタル空間に増えていくのは自明のこと。そうなってくると、ある主張を「多くのアカウントが支持していること」そのものが信用できなくなる。 もしこれが、これがブロックチェーンなどの技術を使うようになればその問題は解決できる。それを導入したものだけが支持される時代が来るだろう。 経済季評(朝日新聞)酒井豊貴・慶大教授の記事を参考にしました。
2025.02.06
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♪ 左手の使えぬ妻の右腕に暫しなること肯なわんかな 寒波襲来の寒い寒い昨日、カミさんが手首を骨折して帰って来た。市の体育館が空調設備の工事中で使えず、東海市の体育館で練習していた。次の練習日である木曜日に試合があるため、いつもと違う火曜日の練習だった。 床が滑りにくいようで、後ろに下がった時にシューズが床に引っ掛かって転倒。その時に着いた手がラケットを持っていた方で、変な形で捻ったらしい。 周りの仲間は骨折の経験のある人もいて、「その痛さの具合なら骨折はしてないよ」と、太鼓判を押されたらしい。 本人も仲間に言われて若干安心していたようで、片手運転で帰って来た。「そりゃあすぐに医者へ行かないと。骨折しているかもしれないからね」と私が促すと、「そうかなあ」と訝っているような有様。 メンバーに冷シップを貼ってもらって、そのせいか「手が冷たい」と言いながらガタガタ震えている。 取りあえず近所の整形外科へ連れていく。16時の開院間際で、まだ空いていた。 呼ばれて、予診では骨折しているのでレントゲンを撮りますと言われた。「やっぱりなあ」と納得の私。 現像が済んで診察室に呼ばれ、私も一緒にと声を掛けられた。 写真を見ながら説明を受ける。手首の付け根の部分が折れている。「引っ張って正しい位置に戻す治療をします」と言い、場合によっては手術する必要がありますと。 再びレントゲン室へ行き、画像を見ながら手首を引っ張って僅かにずれている骨を元の位置へ。そして、その結果を確かめるための写真を撮り、包帯でグルグル巻きにされて戻って来た。「ずいぶん楽になった」とのこと。そりゃあだろう。 再び診察室に一緒に入り、画像を観ながら説明を聞く。引っ張って戻しても、すぐにまたズレた方へ動いてしまうらしい。包帯を巻いたりしている内にもズレてきているとのこと。 1~2週間でどうするべきかが分かるが、取りあえず「明日また見せてください」と言われて戻って来た。手首の部分は固定するのも難しい。場合によっては金属で固定するが、それでも多少はずれてしまうことが有るという。 料金がビックリするほどの金額で、手持のものでは足りなかった。あまりこういう経験がないので見当がつかない。 左利きの利き腕なので何かと不便だが、左利きは案外両手が上手く使える人が多い。カミさんも左右を使い分けしているぐらいなので普通の人よりは困らない。 それでも最初は慣れないのでいろいろ手伝う必要が出てくる。炊事はもちろん、車の運転も。まあお互いさまという事で文句も言わずに協力している。 暮れにはインフルエンザの薬の後遺症で酷いことになったし、今回は骨折。全治一カ月の大けがだ。周りからは災難続きを気の毒がられている。
2025.02.05
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♪ ポーカーと将棋を足して二で割ったごときゲームをトランプがする 冬型の気圧配置が強まり、上空に非常に強い寒気が流れ込み始めている。寒気の強さ・影響期間の長さから今季最強の寒波になることは確実。 帯広では5時までの6時間に85cmの記録的な降雪を観測し記録的な大雪。十勝地方にも大雪警報が発表中。太平洋側では昼頃まで、大雪による積雪の急増や吹雪による視界不良、吹き溜まりの発生に警戒を呼び掛けている。警報・注意報の発表履歴 地球が怒っている。トランプ大統領の横暴を止められるのは、今や自然界の大いなる反逆しかないのかも知れない。 トランプ大統領は2月1日に ▽カナダとメキシコからの輸入品に25%の関税を、▽中国には10%の追加関税を、それぞれ課す大統領令に署名し4日から発動すると発表。 3日、メキシコのシェインバウム大統領と電話で会談。そして自身のSNSで「彼女は両国の国境へ直ちに1万人のメキシコ兵を派遣することに同意した。兵士たちは、薬物のフェンタニルや不法移民の流入を阻止するために特別に任命される」と投稿。 そのうえで4日から予定していた25%の関税措置の発動について1か月間停止することで合意したと表明。 カナダのトルドー首相とも電話で会談し、「カナダは13億カナダドルの国境警備計画に加えて新たにフェンタニル対策の責任者を任命すると約束した」などと投稿し、カナダとの間で最終的に経済面での取り引きが成立させられるかを見極めるため関税措置の発動を30日間停止することを、SNSで明らかにした。 トルドー首相は、アメリカがカナダからの輸入品に対し25%の関税を課した場合、報復措置としてアメリカからの輸入品に同じ25%の関税を課す意向を示していた。 両国とも、「薬物・フェンタニル」密輸を防ぐために資金と警備を強化することを交換条件として、まんまとディールを成功させたことになる。 中国側とも24時間以内に協議する意向を示している。 NHKニュースより この辺りの駆け引きは、むしろいい方向に功を奏していると言えるだろう。果たして今後、どんなカードを出してくるのか全く分からない。想定外のものを出してくるのか来ないのか、まったくの未知数だ。 トランプは交渉をゲームと呼んでいる。ポーカーと将棋を掛け合わせたようなこのゲーム。先手を打っていく方が有利だが、同元だけに有利なルールだけに平気で、「そんなら止めだ!」とゴネてゴリ押ししてくるかもしれない。 駆け引きに、「トランプしよう」という言い方が流行るかも。
2025.02.04
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♪ 「喫茶店はどこにでもある」いつしらに名古屋に根づくさてんバイアス 朝もやに煙る佐布里池。湿度が95%以上ある。気温も夜中からずっと7度前後あって、風邪もない静かな朝だ。 昨日は新しく出来たダフネコーヒー店で、例の80代の医者の奥さんとだべリング。スマホのSMSでやり取りしているのだが何故か私のスマホに着信のアラームが鳴らない。それで当然通じていると思って先に着いて長く待たせてしまったらしい。電話があって、「私、間違ったかしら。ずっと持ってるんですけど・・」 申し訳ないことをした。スマホの設定が間違っているのだろうが、よく分からない。 ダフネコーヒーは昭和43年設立の名古屋発祥の老舗だ。知多店は今年1月14日にオープンしたばかり。家から1㎞、先方からは800mほど。高齢のご婦人には近いところがいいと思い、この日初めて利用した。 コーヒはすでに注文しておいてくれ、多分レギュラーブレンドかなにか。酸味は無く飲みやすいコーヒーだった。 ちたまるNaviより カップの雰囲気がコメダのものとよく似ている。コメダも名古屋の老舗で、1968年(昭和43年)の創業でこれまた全く同じなので、何か因縁を感じる。名古屋に喫茶店が多いのも関係があるかも知れない。 この背景に何があるのかは分からないが、昭和43年と言えば日本全国でコカ・コーラ商品が発売された年。「少年ジャンプ」が創刊。川端康成が日本人初のノーベル文学賞受賞。三億円強奪事件が発生。アポロ8号が月を周回し、月の地平線から昇る地球の写真を撮影。 映画では2001年宇宙の旅、猿の惑星が上映された。メキシコシティーオリンピック。UHF親局の開局。NHKがカラー契約、白黒の普通契約の二本立てに。 ベトナム戦争でテト攻勢により、南ベトナム軍やアメリカ軍が劣勢に。知多市では臨海部の埋め立てが完了し、45年に市政が開始。 高度経済成長の真っただ中で、1964年には東京オリンピック、1970年には日本万国博覧会が開催された。 明日から寒くなるというのが信じられないくらい、とても穏やかな朝だ。大寒が暖かく、立春の翌日から寒くなるという。二十四節季などもう何の意味も無くなりつつある。 そしてアメリカのカリフォルニアでは、この時期にかなり異常な大雨となっている。「大気の川」と呼ばれる大量の水蒸気の流入により、カリフォルニア北部では多い所で24時間の雨量が100mm以上に達しているとか。Windy雨雲累積雨量 雨が少なくようやく山火事が落ち着いた南部とは大違いで、同じカリフォルニアでもこうも違うのに驚いてしまう。「大気の川」による雨は一旦落ち着いても、4日(火)頃までは強まりやすい状況が続くとみられている。火災危険
2025.02.03
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♪ 抹茶より珈琲が好きと思いしの身近にあれば嗜むべしを 昨日、朝のうちは晴れていたものの直に曇ってしまった。太田川の「茶房じゅん」までウォーキング。DMを置いてもらうためと三洋堂でNHK短歌2月号を買うためでもあった。 午後1時半ごろの、どんよりとしたモノクロの空の下。幸い風がないのでそう寒くは感じない。山茶花ぐらいしか花がない今は目を楽しませてくれるものが無い。しかしよく見れば梅の莟がかなり膨らんでいる。 何時もよりかなり早い開花になるのかなぁと思って、昨年のブログを確認すると2月9日に裏の緑地帯の白梅が満開とあった。そうだった、去年の冬は不順だったが今年よりずっと暖かかった。1年前のことなんかすっかり忘れてしまっている。だから生きて行けるというものだろう。 年を取るという事は、過去を積み重ねてきたピークの先はどんどん忘れてピュアになっていくこと・・。昨年2月8日の緑地帯2月2日の佐布里池 今年の開花は平年並みなのだろうか。向こう1か月の平均気温は平年並みかやや低い予想となっている。「茶房じゅん」の珈琲はペルー産のもの。軽くて後味がスッキリしていて美味しい。 店を開く準備をしている時にたまたま知った「ペルーコーヒー」のフェアトレードを知り、手に入れてドリップの練習を兼ねて淹れたものを、大工や周りの人に飲んでもらうと好評だった。 巷にあるUCCとかKEYコーヒーとの差別化を考えている時でもあり、継続して入手できることも確認して採用に踏み切ったという。コーヒーが飲めない娘も飲めたというのも決め手になったようだ。 軽くて飲みやすく、ブラックで飲むにはもってこいの珈琲だ。もともと珈琲が好きで1日何杯も飲むのに砂糖を入れて飲んでいたご主人も、今ではこの珈琲をブラックで飲んでいるという。店のお客もブラックで飲むようになった人が多いとか。「コーヒー研究所」ペルーは気候の違いから、産地は3つのエリアに分かれている。 オレンジのような柑橘系の香り、ナッツのような香ばしい風味、軽めのコクとバランスの取れた酸味、苦みはほとんどなくクセがないので、飲みやすいコーヒーと言える。 ペルー産の有名な3銘柄エルパルゴ 標高1300mのエルパルゴ山峰で生産されているコーヒー豆。ビターチョコレートのような苦みと甘みが特徴的。チャンチャマイヨ 標高1500~1600mのチャンチャマイヨ渓谷で生産されているコーヒー豆。濃厚なコクとスパイシーな香りが特徴的。ウチュニャリ 完熟したコーヒーチェリーを食べたハナグマの糞の中から取り出して精製されたコーヒー豆。ペルーの最高級コーヒー豆として希少価値の高いコーヒー。 自分が淹れていた「モカ、コロンビア、ブラジル」のオリジナル・ブレンドもなかなか良かったが、豆を買いに行くのが面倒になった。最近は自家焙煎した豆を販売している個人の店もずいぶん増えた。主にネット販売をしているものも多いが、買ったことはない。 近所によく分からないが、一般住宅で豆だけ売っているところがある。近づいてよく見ると喫茶店のようだった。
2025.02.02
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♪ 忘れいし通知の届く睦月尽こころに春のふふっと芽ぶく 今年は去年よりは少し早く入選通知が送られてきました。 例によって「『秀作』『佳作』の内定作品確認書は送っていない。3月29日発行の「入選作品集」掲載をもって正式な発表となる。それまでは公表しないように」との注意書き。拡大 今回はいつものように「自由詠2首+題詠1首」の応募で、題詠1、題詠1首がそれぞれ入選したようだ。これははじめてのこと。 いつものようにNHKホールの大会には不参加としている。封筒に「大会観覧 お申込み受付中」とあって、そんなことは初めてで、参加する人が減っているのだろうか。 ちょっとマンネリの気がしないでもない。いかにも旧来の伝統を重んじるNHK的で新味がなく、参加しないくせに気になっていた。 雛壇に並んでお決まりのコメントと進行に、面白みも新味の楽しさもない。あの雛壇が嫌という入賞者もいると思う。堅苦しくてフジテレビの体質を思わせるような、旧時代的な感じがなんとも心地悪い。 そういえば入選案内に応募総数も書いてなかった。短歌ブームはもう去ってしまったのだろうか。 ネットに「予選会の様子」がアップされている。この予選で残った中から、10人の選者によって入選作が選ばれるわけだ。予選会を終えた予選選者の方々のコメント。題詠作品について*題によって使われる言葉が決まってきます。今回の「出」では「出る」「日の出」「出雲」「出水」などに集中しました。発想の固定化からいかに抜け出るかが、大事になってくると感じました。*「出る」が続く中で「出ない」作品は印象に残りました。*題詠の文字にからめて暮らしが見えてきました。丁寧に生きる人の横顔が迫る予選会でした。作品全体について*「ああ、こんな見方があったか!」「こんな表現があったか!」と選者を驚かすことができればよいと思います。言い尽くされていない新しいものを探し出すには、たくさんの作品を読んで平凡と非凡の差を見極める目を養うことがよいかもしれません。*続けることが大切です。作り続けてください。来年もお待ちしております。選者10人拡大選者の顔ぶれは随分変わってきている。 ◆「NHK全国短歌大会の作品集」が届いた。 天気は下り坂で、明日から南岸低気圧が通過していくので寒気が南下して列島に覆いかぶさってくる。 日本海の海面水温がこの時期としては高く、強い寒気によって雪雲がより発達しやすい状況になる可能性があります。日本海側では雪が強まって、積雪が短い時間で急に増える所もあるとみられ、より一層の大雪への備えが必要です。 今週一週間は、大浴場で "脱衣所に裸になったような状態” で、風呂場の戸を開けて湯につかるまでの辛抱。ゆっくりと暖かくなっていく。
2025.02.01
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