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メキシコに戻って即、UNAM国立自治大学で始まった国際大学ブックフェア―に通い詰め、1番最初に伺ったブースは余韻の残るコスタリカ大学の出版社。 デザインに惹かれ手に取った本「コスタリカの伝説」のイントロに感動。 著者の方曰く、テレビがやってきてから年配の方々、おじいさんやおばあさんの大活躍の場であった日常の「語り部」に接する機会がなくなり、皆が部屋に籠り地域の交流が大きく変わったこと・・そんな夕方から就寝にかけて皆が集まって話を聞いた伝説を集め、今一度その当時に大切にされていたものを見直したい・・テレビどころかスマートフォンまで発展した今となっては・・何とも言えない、戻る事のできない日常の数々。電気を消して耳を澄ませた怪談・・ 素晴らしい語り部の同級生のお母さまがいたこと・・あの語り口が忘れられません。確かに「語り部ショー」は最近よく巷で出会いますが、大勢にむけるマイクを使用したダイナミックな、大音量で耳にするものではなく、あの少人数で耳を澄ませる機会、、今思うと非常に特別でした。今年の特別招待大学はなんとUBAブエノスアイレス大学。日々距離を感じつつあるアルゼンチン、情報を更新するべく通い詰める日々。久しぶりのブエノスアイレスの語り口、メキシコとは違う独特の佇まいに見とれてつつ・・ メキシコの人気作家TAIBO 兄弟の講演は物凄い観衆が押し寄せ、スペースを追加しなければならないほど・・名ギタリストEsteban Morgadoファミリーが演奏を担当されていました。久しぶりに聞く生のタンゴにシミジミ、そしてアルゼンチン名曲ロック「nos veremos otra vez 」に涙・・やはりアルゼンチンの郷愁エネルギーは非常に繊細で、切なく、そして詩心に共感。特にEstebanさんの娘がサプライズそのもの。透き通る力強い声も去ることながら、自身のプロジェクトCumbia Nena が大ヒット、アルゼンチン全土に大きく活躍の場を広げているようです。アコースティックギターの伴奏のみで非常にシンプルなDuo フォルクローレのDuo Copulanaku のクンビアバージョン。このシンプルさ・・進みすぎてしまったテクノロジーな時代、素朴なものを人々は求めつつあるのかもしれません。 大学ブックフェア―では非常にお買い得な値段で学びたい分野の本が購入できます。学術書に関しては古いものはグンと価値が下がるようで、記録ではなく基本的な内容に興味があるので古い統計で問題なし、建築関係の本を10冊ゲット。 中には憧れの王宮芸術劇場の設計図と出来上がるまでの行程が写真と共に紹介されている貴重な本も・・閉め切って2か月放置していた自宅は、風の通り道がなく虫が発生してしまい、かさぶたらだけで「物干し」週間。 ひたすらコスタリカの記録を整理しつつ、黙々と読書、一カ月の充電・休息期間・・ 確かコスタリカ国立大学のダンス課Nandayure先生が「かさぶた」というタイトルの作品を準備されていたはず・・ 引き続きコスタリカ接続中。佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2019.08.27
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コスタリカの最終日にタマタマ入ったオーガニックカフェ Eco Crasy Family の壁画が素敵で、そこに置いてあった本にも縁を感じました。確か9月始めに開店パーティー開催という話でした。本当に美味しいコーヒーで、店長の心意気が素敵。丁寧に創られた小さな農家のコーヒーを提供、応援するシステムを模索されています。 帰国して既に2週間以上の時が流れているのですが、時が流れてからの驚きの反響・・皆さん引き続き「羽ばたき」を共有、そして前進して下さっている模様。特に大活躍な子供 josue 君のメッセ―ジ「離れていても一緒に飛んでいます」に涙・・ こんなことって今までなかった気がします。通常は終わったら全てが「白紙」となってしまうような流れがあるのですが、コスタリカは違いました。国民性なのか・・とも思いつつ、活動の奥行も今までとは少し違ったものだったのかもしれません。誰からの依頼でもなく全てにおいて自己責任、自由に深く全てを注ぐことができた奇跡に感謝。早朝6時発の飛行機で深夜2時に自宅を出て3時にチェックインという徹夜出発でしたが、出発の飛行場で面白い置物に出会い癒されました。ボヨーンとした佇まいの松ぼっくりな人形。(ボヨヨンマンと命名)そしてコスタリカなツル・・すかさず足元に設置。 メキシコに戻ってから今まで以上に「設置」を重ねています。些細なことなんですけど、、受け取った誰かの一日における嬉しいサプライズになるかも?・・と思うとトッテモ大事なことのような気がして。これもそれもコスタリカの皆さんと未だに繋がって、一緒に行っている気がするからだと思います。コスタリカの後、大きく変わった何か・・に身を任せる日々 to be continued .. 佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2019.08.13
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理解ある小学校の校長先生と共に煮詰める日々。頂いた感謝状は、今回の冒険に満ちた日々の思い出深いと宝物となり、キューバ国際教育会議に続く、これから新しく始まる日々の御約束。舞台裏の悲しい出来事は、今となっては必用不可欠、物事があるべき方向に向かうために起こるのでは.. と思ったりもします。 子供達、先生方と進むことができた奇跡に感謝。上の学年が下の学年の子達に教えてくれている姿が忘れられません。唯一、音楽学校や施設に残すことができた「羽ばたきインスタレーション」に時間が及ばず至らなかったのが心残りですが、きっと子供達自身で素敵なものが生まれることを期待。 もし.. 何時か現在計画している建築における「羽ばたき」に至ることができたら.. コスタリカ初設置を夢見つつ.. 再びキューバな出会い、送別会は何度も通い詰めたキューバなピザの御店 Pinareña。文化施設で音響を担当して下さったJaimeさんも駆けつけて下さって、笑いの絶えない素敵な一時を重ねることができました。あらためてキューバの力強さと心意気、逞しさに心打たれるばかりです。 下宿先の大家さん御一家に常に栄養を頂き、愛犬モイくんの暖かさに癒され、ニカラグアの料理研究家ジャクソン君、福助のような定年休息アナおばさん、最期に入居したメキシコから訪れた女性研究者マリソルさんはサッカー選手という、和やかでユニバーサルな住居の皆さんのこと、日々懐かしく思い出しています。再びコスタリカを訪れる日は、さほど遠いものではないのかもしれません。佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2019.08.12
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素敵な日本語学習界隈に触れることができました。ハードなコスタリカの日々でしたが、国立大学に派遣されていらっしゃる中村先生 (from 北海道)に、今回のプロセスのココゾというところに御協力頂いて、先生が抱えるスタッフの方々も個性的で楽しく、同じくココゾというところに登場してくださって暖かく交流の和。どこの国でも日本語に熱心に取り組む方々は、先生も生徒さんも繊細で真っ直ぐな佇まい。日本人以上に日本的というか「古き良きニッポンここにあり」何時もそんな印象に癒されます。アラフエラという場所で日本語を教えているイアンさんの学校に御礼の御挨拶も兼ねて伺ったのですが、急遽「ふるさと」お歌&合唱トレーニングの巻。30分程で即席の合唱団結成、何時かの発表の機会を心待ちにしております。(イアン先生のTシャツ・・に釘づけ)最期の最後、御訪問に至ったのは Hogar Fundacion Deria y Alfredo。 国立大学で出会った学生が同伴を希望していたので、土日を想定していたのですがメインスタッフが土日は不在のため出発直前の月曜日に緊急御訪問。施設の創作活動スタッフと共に「羽ばたき講座」開講。入所されている多くの方が参加してくださって、中には94歳の方も・・ 若手スタッフの強力なサポートもあり無事完成、作業場に「羽ばたき」も設置。皆さんがモクモクと丁寧に取り組んで下さる姿と、完成した時の笑顔が忘れられません。今後も時間の許す限り様々な施設に伺うことを御約束。 コスタリカでの日々は全てにおいてトータルな今後のトレーニングとなり今後も皆さんと前進できそうです。佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2019.08.11
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7月22日から始まった「羽ばたき講座」の締めくくりとして、文哲学部の講堂で映画上映と共に音楽学校6人編成コーラスのガイドで、ダンス学校の舞台へ結ぶトータルな「記憶と御約束の機会」を目指し、国立大学の文哲学部の講堂での最終日に到達。プロセスUNA 2019 https://youtu.be/p6-D8L20bGo時を同じくしてエレディア市の文化施設ではCasa Heredia Alfredo Gonzalez を皮切りにCentro Cultural Omar Dengo と共に進められ、6月末より開催された「羽ばたき講座」の締めくくりとして予定していた映画上映と合唱団との共演は、映画上映とディスカッションという地元の高校生に向けての教育的メモリアル。当日プロセス https://youtu.be/2ED7975ZMZUこちらに設置されていた「羽ばたき」は上映の後で会場に訪れた皆さんに自由に持ち帰ることができる御案内をしたところ、ほぼ全てをお持ち帰り頂いて感動。ここにはメキシコ、エクアドルで創られたものも含まれたグローバルなものだったので、地元の皆さんと御一緒に羽ばたきメモリアル最終。日取りが連続していたため非常に煮詰まった日々が継続していましたが、音楽学校で進められたインスタレーションが日々育っていく素敵な形となり、コスタリカ最終日にも音楽学校で行われていたコスタリカでの音楽教育における講演を聴いて、楽譜で制作された「羽ばたき」の下に白い大きなサイズのものを含めた大小様々な「夢」を設置。残すことができた奇跡に感謝なコスタリカ最終日。舞台裏は非常にハードでしたが、終わってメキシコに帰宅してみると即戻りたい衝動にかられ、何時になく旅立った場所・コスタリカからの連絡も継続。大きな「羽ばたき成長」な機会になったことをシミジミ・・佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2019.08.09
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遅ればせ更新となりますが、[これだけは」という機会の御報告、2か月に渡る「羽ばたき講座」の終了は素敵でした。 国立大学エントランスで開催した講座には、本当に毎日多くの学生や先生方が訪れて下さり、この場所を出会いの機会となり親しくなった学生さん達の様子を見るのが何より嬉しく、和が広がっていく様子を実感。 最終日の土曜日には「アラフエラ」という地区にある語学学校で日本語を教えるイアン先生が生徒さん達を大勢連れてきて下さり、この日は個人的にもコスタリカの心友が家族で「カルタゴ」から駆けつけて下さったり・・記憶に刻まれる遠方参加者の集うUNA 大学講座の最終日。 羽ばたき講座を通じて垣根を超えた交流の機会、今回の流れはコレに尽きるのですが残念ながら活動を共にしてきた合唱団の監督は、全く意義にも折り鶴にも興味はなく、合唱団のプロモーションのみな冷たい流れに呆然。共演の予定は全て白紙に戻りましたが、今となっては何となく行ってしまうよりもキッチリとケジメをつけることが出来たことが良かったとシミジミ思うのです。いつか起動修正できる日を願うばかり・・ とはいえ、2度に渡る彼等との共演の機会に至る物語は大切な一時だったと信じています。文化施設での最終日は講座の後インスタレーションに至り、皆さんが楽しそうに飾り付けしている姿を目の当たりにした空手の先生が、とても感動して下さいました。 参加者だけでなく波動が鑑賞者と共に広がる機会・・それがインスタレーションの素敵な流れ。 やっとココまで・・2か月の舞台裏、多くの涙の結晶、他の国では起こらなかった哀しい出来事の数々..。 コスタリカは特別な国・・ 全て終えた今となっては思い出深い一つの貴重な「冒険」。佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2019.08.03
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