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30日夜に放送のTBS「プロ野球戦力外通告 クビを宣告された男達」。社会人や台湾に行く予定の選手が取り上げられることもあって、録画してじっくり見ちゃいました。まずは鷺宮製作所入りする元巨人の三木均投手。12月に結婚式を控えていたのに戦力外になっていたんだって。番組中でご本人も言ってましたが、もし無職の状態での結婚式となると、いろいろな意味で辛いですよねぇ。鷺宮に決まって良かったなぁって率直に感じてしまった。それにしても、はっきりモノを言う、なかなかしっかりした奥様でいらっしゃること。鷺宮で活躍して安心させてあげないといけないですね。で、鷺宮入りの経緯もちょっと紹介されてまして、第1回の合同トライアウトに来ていた鷺宮の川合真司コーチから声がかかったことがきっかけだったみたい。その川合さんが三木投手に挨拶している場面のところで、社会人野球の紹介として「99年以降毎年平均3名程の選手が社会人チームへ」との字幕とともにパナソニックの試合風景が。パナソニックは元プロの選手が多いですもんね。いつの試合の場面だろうと思って録画をもう一度良~く見てみると。会場が大阪ドームだからたぶん日本選手権。そして相手チームは赤いユニフォーム。ん…これ、東芝じゃないの?そして投げている投手はフォームからして、どう見てもこれは須田喜照投手じゃないですか!なあんだ、最近の映像かと思ったら。打者は金属バット持ってるし。須田さんからタイムリーを打って塁上でガッツポーズしているのは田上朋寛選手で、ライトへホームランを打っているのは吉田憲一郎選手(映ってないけど打たれたのは銭場一浩投手)。2000年の日本選手権決勝戦でした。いや~、こんなところで須田さんの映像を見られるとは。永久保存版だな、これは。録画しておいて良かった。しかし、何でまた8年も前の映像を使うのか。当時まだ松下電器には元プロ選手いないのに。●蛇隊の映像が一方、やはり合同トライアウトで興農牛から声がかかった元日本ハム・阪神の正田樹投手。こちらはまだ独身みたい。新人王の経歴がそうさせるのか、ちょっと弱気な感じだった三木投手と違って発言が自信に満ちてました。ただ、これは私の好みの問題でもあるけども、カメラが回っているというのに少々言葉遣いや態度が横柄な感じが…。まぁプロ向きの性格なのかも知れません。このくらいのほうが環境の変化には強い?牛からのお誘いは電話で受けたとのことでしたが、特に電話を受ける場面や牛の職員の人と会うような場面は番組では出て来ず。で、正田投手のところでは牛隊を紹介する映像が流れました。映っていたのは、興農の選手が右中間へヒットを打ってサヨナラ勝ちする場面。そして、優勝を決めて緑色のテープが投げ込まれる場面。優勝の場面に克提茲投手(←なつかしい)がいるから2005年の映像です。(「興農ブルズは台湾を代表する強豪チーム」っていうナレーションはどうなのか)いつの試合の場面だろうかと、これも録画を良く見てみると。相手チームは赤紫色のユニフォーム。って、今は亡き蛇隊じゃないですか。しかも打たれた場面が映される蛇の左腕投手は、一瞬しか映らないけど顔立ちからしてこれは林英傑投手だな。打った牛の選手は背番号5がはっきり見えるから余賢明選手。余賢明選手の右中間への当たりをお手玉してサヨナラエラーにしてしまった蛇のライトは去年に退団した楊睿智選手。サヨナラのホームを踏んで許國隆選手と抱き合ってるのは葉君璋選手。なす術もなくサヨナラを許して立ち尽くすのみの蛇の捕手は龍の事件で先日に起訴されてしまった呉昭輝選手…。うーむ、たったの3年、時代は変わってしまった。ということで、これは2005年台湾シリーズ第1戦でした。蛇隊があの赤紫色のユニフォームを着たのはこの試合が初めてだったんですねぇ。何だか番組の主旨と全然違うところに食いついてしまいましたが、先日の台湾での新聞記事によれば正田投手は1月13日に牛のキャンプに合流予定とのこと。まずは入団目指してまた頑張っていただきたいと思います。●今日は台湾でドラフト会議戦力外つながり、とはあまり言いたくはないですが、映像中にちょこっとだけ出てきた林英傑投手、それから合同トライアウトの場面でやはりちらっと映った姜建銘投手の所属先が決まる台湾のドラフト会議は本日(12月31日)開催予定です。日本時間の15時半から。聯盟官網で文字速報があるようです。要注目。(私は午後はお出かけなので見られない)最後に簡単ですが、今年も一年間、まとまりのない文章ばかりのblogを読んでいただいてありがとうございました。深く感謝です。皆さま良いお年をお迎え下さい。●追記本日行われたドラフト会議の結果。林英傑投手は特別ドラフトで興農牛の2巡目(全体の5番目)で指名されました。来年の牛は郭勇志投手とのそっくりさんコンビが見物です(←ホントかよ)。姜建銘投手は新人ドラフト、同じ興農牛に指名されたけど、何と第9位指名(全体の32番目)だって。牛の指名人数が9人だから姜投手はビリ指名! ここまで評価低いのかぁ?個人的には特別ドラフトで龍の選手がほとんど指名されなかったのが結構ショックです。特に投手なんて指名ゼロですよ、ゼロ。つまり、李明進投手も許竹見投手も張賢智投手も行き先が決まらず。野手でも王傳家選手・高[王韋]選手が指名漏れ。何と郭銘仁選手までもが。これからいったいどうなるんだろう…。雇ってもらえない選手がかなりの人数出るというのはある程度は予想していたけども、それ以上だなぁ、これは。現実は厳しい。
2008年12月31日
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やっと全部書き終わった年賀状を出しに行くのに家の近くにあるENEOSのセルフスタンドの前を通ったら。レギュラーガソリン、1リットル94円だって。安っ! 何かもう笑っちゃいます。確か一時期は180円以上したのにね~。あれはいったい何だったんだろうか。というわけでENEOSが黒獅子旗を獲得した今年の社会人野球(←強引な持って行き方)。10大ニュースとか書こうと思ったけども10個も思いつかないので、2つだけ。悪いほうのニュースになっちゃいますが、やっぱり今年一番のニュースはふそうさんの休部です。私が神奈川に住んでいるってこともありますが、そうじゃなくても単なる1チームの活動休止ってだけじゃ済まないほどのインパクトはありました。結局、「有終の美」とは行かなかったのは残念だし、私も平間には何度か行きましたがあんまり公式戦の試合は見られなかったなぁ。選手・スタッフのかたはバラバラになってしまうけど、せめて移籍先でもふそうさんの野球の良いところを伝えていただきたいと思います。そしてもしかしたら将来、歴史的な出来事だったと言われるかも知れないって意味では田沢純一投手のMLB入りも大きいニュースなのでしょうね、きっと。[記事]田沢、メジャー球投げ始め Rソックスの練習メニューで(産経MSN)(12/29)「新日本石油ENEOS(前所属先)」って書いてある。そうか、等々力で練習してても、もう「ENEOSの田沢投手」じゃないんですねぇ。って、そりゃそうか。記事中の写真を見ると、まだ「一・体・感」のスローガンはグラウンドにそのまま貼ってあるらしい。●いちばん印象に残った試合で、今年見た社会人野球で印象に残った試合を1つ選ぶとすれば。もちろん両ドームの決勝戦とかも印象的でしたが、個人的にいちばんドキドキした試合って意味では、都市対抗神奈川二次予選の敗者復活二回戦、東芝と三菱重工横浜硬式野球クラブの試合。磯村秀人投手がノーヒットノーランして勝った試合なんですけども、ノーヒットノーランどうこうよりも、スコアが1-0だったので。負けたら終わりの試合だし、ずっと0-0で東芝のほうもまるで点が取れる気配なし。終盤にエラーで1点転がり込んだものの、一度追いつかれたらもうダメだみたいな流れ(←弱気なもので)。だから磯村投手が無安打に抑えていても見てるほうはもうヒヤヒヤ。胃が痛いし、できれば早く終わって欲しい…。結果的には見事に記録達成で、試合終了したときはもうホント、良かったなぁ、と。見ているほうも緊張からいっぺんに解放された瞬間、あの感覚は忘れられません。まぁ、あれで勢いをつけて予選突破と行けばもっと良かったのですが…。来年こそは。あとはオマケで社会人野球じゃないけど、西武優勝がかかった9月の楽天との試合。あの、8回裏の大逆転で球場中が一気に盛り上がって(←ENEOSじゃないけどまさに一体感)、その直後に満塁弾で再逆転されて球場中が一気にションボリしてしまうっていう、あんな「持ち上げておいて一気に落とす」みたいなベタな展開はそうそう体験できることではなく。ある意味、優勝するよりも記憶に残る試合でした。●おまけ年末恒例となったTBSの「プロ野球戦力外通告 クビを宣告された男達」。今日、30日夜に放送。鷺宮製作所入りする元巨人・三木均投手と、年明けに自費で興農牛のテストを受けに行くという元阪神・正田樹投手が取り上げられるそうです。お二人がそれぞれの球団に誘われた経緯とかも紹介されるかも?
2008年12月30日
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暗い話題が多かった今年の台湾の野球界。今年も残りわずかとなりまして、今年の職棒の「十大ニュース」が載ってました。→[記事]2008 中華職棒年度10大新聞(聯合新聞網)(big5)これは聯合と契約しているライターのかた(?)が選んだものをそのまま載せているみたい。この記事では、今年の十大ニュースはこんな感じだそうです。2008 中華職棒年度10大新聞1.米迪亞暴龍放水、除名2.中信鯨、解散3.La New熊暴走、審判に暴行4.統一獅、もうちょっとでアジア王者5.張泰山、700萬元でトレード話(減俸に不満で劉志昇代表と揉める)6.曹錦輝投手、職棒に加入(の見込み)7.潘威倫投手、シーズンまたいで21連勝8.台湾シリーズで史上最高の観衆9.ドラフト状元・林益全選手、職棒入りを希望せず10.コーチ24人が失業の危機そういえばあったな~、林智勝選手の審判への突撃タックル。4月4日のことでした。夏以降にいろんなことがありすぎて、すっかり忘れてました。5番の張泰山選手の件ってそんな話題になったっけ?こうしてみると、良かった話題は4・7・8くらいですか。やっぱり今年は1と2が強烈すぎました。職棒の十大ニュースなので入ってないけども北京五輪の失態もありましたし、あんまりいい話題なかったですねぇ。なお、このライターさんは去年も十大ニュースを発表されていたらしい(→こちら)。これは職棒に限らず棒球界全体。2007 台湾棒球10大新聞1.台湾開催の世界盃・亞錦賽で惨敗2.統一獅、記録破りラッシュ(布雷選手33本塁打など)3.中華職棒また放水事件(曾漢州選手、紀俊麟選手ら)4.アジアシリーズ惨敗5.誠泰転売のすったもんだ(年初に「九禾龍」になり損ね、年末に転売先現れる)6.黄忠義監督が代打で満塁弾7.球団代表にコーチ出身者が就任(牛と熊)8.洪一中さん中華隊教練に9.王建民投手連続19勝10.胡金龍選手メジャーで本塁打5番は今思えば…って感じですが、何だか去年はまだ平和だったな~って感じがしてしまいます。で、個人的に、今年の台湾関係で印象に残った試合は。やっぱり、アジアシリーズの統一とSKの試合。鯨解散発表の直後で職棒界が揺れる中、去年にコールド負けした相手に、あの追い詰められた状態からの実質的サヨナラ勝ちみたいな展開は涙腺が大崩壊するのに充分でした。他では、北京最終予選→本大会とつながった2試合のカナダ戦も強く印象に残ってます。乱闘騒ぎもあって逆転負けした最終予選。そして最後、タイブレークの末に張誌家投手が試合を締めて意地を見せた本大会。張誌家投手はこのカナダ戦では相手からの抗議で、結婚指輪がついたネックレスを外すように言われながらも、最後はカッコ良く抑えたんだった。北京五輪は中国戦の失態が大きかったけど、張誌家投手は大会を通じてなかなかの活躍を見せてくれたし、この最後のカナダ戦でだいぶ取り返したような気分に私はなったのでした。最後に今年はホント、いろいろあった職棒界だけど、来年こそは明るいニュースが上位を占める年になって欲しいと、例年以上に強く願わずにはいられません。そして許銘傑投手・林恩宇投手ら、日本にいる職棒出身選手にも今年以上に頑張ってもらわなくては。
2008年12月29日
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先日の日記で、解散した鯨と龍の選手を4球団に振り分ける「特別ドラフト」が大晦日に行われるって話を書きました。一方、普通のドラフト、つまり「新人ドラフト」も暫定ながら今のところ同じ大晦日に行われる予定なんだそうです。→[記事]◎中華職棒年度選秀12人 暫定31日舉[辛力辛]選秀(CPBL)(big5)(12/24)新人ドラフトは去年から引き続いて今年も一般選手と代訓選手の合同ドラフト。一般の新人選手はアスピア学園に来たこともある林克謙投手らの国内アマチュア組に、海外プロ球団から戻って来た曹錦輝投手・姜建銘投手・耿伯軒投手・黄志祥選手を含めて12人。それから代訓選手の派遣は今年で終わりって話が引っくり返って来年も継続するそうで、代訓の選手が28人。合計40人が新人ドラフトの対象選手。特別ドラフトの62選手と合わせて、合計102人がドラフトされるっていうかつてない規模になるらしい。当日はまず特別ドラフトが先に行われて、そのあとに新人ドラフトが行われるとのこと。で、新人ドラフトのほうもリンゴ新聞に同じように各球団が誰を上位指名しそうなのかっていう予想が載ってます。→[記事]旅外回歸潮 再現 中職2年→20年 大[口加]球星救票房(壹蘋果運動王)(big5)(12/25)同じように1位指名の予想だけ抜き出してみると。牛・林克謙投手象・姜建銘投手熊・耿伯軒投手獅・曹錦輝投手あくまで予想とはいえ、林克謙投手が「状元」じゃないですか!しかも曹錦輝投手や姜建銘投手らを差し置いて。そんなに評価高いの?いろいろ記事を見ますと、実力的には海外組なんだろうけどもそれは彼らの状態が万全だったらの話であり、海外組選手は故障したりフォームを崩した状態で帰って来ているのでどれだけ働けるかが不透明。それに海外組の選手には陳金鋒選手が戻ってきたときみたいにそれなりの待遇を用意しなければならず、今の職棒球団の厳しい経営状態だとなかなか難しい。そんなわけで、丈夫ですぐ使えて(アジア大会金メダルのおかげで兵役の問題もない)、それほど高くもない(?)林克謙投手も状元候補の一人であると、そういうことみたい。ま、そんな背景もあるとはいえ、それに本当に状元の可能性が高いのかわからないけども、候補になるってだけですごいと思います、はい。林克謙投手って代表チームの常連さんのわりには海外進出のウワサを記事で見ることもなかったし、あんまりプロの目からは評価が高くないのかと思ってた。で、新人ドラフト名簿が出揃ったことを受けて林克謙投手は25日に会見、「状元になりたい!」と宣言したんだって。できれば牛か象に入りたいとのこと。→[記事]林克謙直言:我想當状元郎(自由時報)(big5)(12/26)会見のことはいろいろ記事になってるので、機会があればもう少し書きたいと思います。なお、リンゴ新聞の予想で3位のところに名前のある林偉選手(日立にいる林偉選手とは別人)・買家儀投手は林克謙投手と一緒にアスピア学園に来ていた選手。彼らも上位指名されるのかな。
2008年12月28日
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先日、来年の連盟主催大会の日程が発表されましたが、JABAの公式サイトでは各大会の試合会場と出場チーム数が載ってます。→[網頁]2009年大会日程表(JABA)(PDF形式)スポニチ大会は今年より1チーム減の28チームが出場とのこと。うち主催地区チーム数、要するに関東地区からの出場は17チーム。今年の関東選抜リーグの17チーム-ふそうさん+重工さんで17?で、試合会場は「神宮・千葉マリン・浦和市営」になってます。浦和市営球場。なつかしい響き。だって今は浦和市じゃなくなったから「さいたま市営浦和球場」っていうのが正式ですよね。っていうのは置いといて。スポニチ大会の試合会場に神奈川県内の球場が入ってないじゃないですか。今年が横浜スタジアムじゃなくて保土ヶ谷だったのはスポニチ大会が例年よりちょっと遅めだったことによるイレギュラーなものかと思ってたけど、ひょっとしてこのまま定着しちゃうの?プロ野球のオープン戦日程を見てみると。横浜スタジアムはスポニチ大会の期間中はベイスターズがほとんど使うんだ。じゃあ無理ですね、こりゃ。でも保土ヶ谷でさえないというのはなぜ?ついでに、千葉マリンは3月13~15日は千葉ロッテがオープン戦で使うのでスポニチ大会は3月11,12日だけっぽい。●都市対抗県予選日程など直さんのblogで拝見しましたが、三菱重工横浜公式サイトに来年の主要大会の日程が掲載されたそうです。→[網頁]2009年スケジュール(三菱重工横浜公式)見てみると。県大会の会場が保土ヶ谷になってます。今年の神奈川県大会は予選も本戦も相模原球場だったけど、来年は少なくとも本戦は保土ヶ谷に戻るみたい。スポニチ大会が保土ヶ谷でさえもないっていうのは、社会人でばかり保土ヶ谷を使うわけには行かないってこと、なのかなぁ。都市対抗二次予選の日程も載ってまして、来年も中断期間を挟んだ二部構成。前半は6月1日から。8日間の日程のうち7日が平日かぁ。前半3日間、後半5日間は今年も同じ。ってことは、大会形式も今年と同じ?そういえば来年の都市対抗の枠がどうなるのかはまだアナウンスされてないですよね。来年から兵庫が単独枠じゃなくなるって話もありましたけど、どうなったんだろう? 神奈川は来年も3で良いのかしらん。また年明けでしょうか。各チームがどの大会に出るのかなども、またしばらくしたら発表されるのでしょう。今から楽しみです。あ、東芝も今年は両ドームとも逃しましたんで、来年は今までみたいに春シーズンに日本選手権対象大会ばかりに出られるわけではなくなるのかなぁ。(でも県内順位はそんなに低くなさそうだからそうでもないのか?)
2008年12月27日
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龍の事件の捜査が一段落したことを受けまして、これで、どの選手がシロかってことが確定してから行われることになっていた、鯨と龍の選手を4球団に振り分ける特別ドラフトは間もなく開催されることになったそうです。特別ドラフトの対象になる選手も確定で、聯盟官網に選手名簿が載ってます。→[記事]中華職棒聯盟特別選秀會 計62名球員符合資格(CPBL)(12/24)(big5)鯨が36人(代訓保留選手4人を含む)。龍が26人(代訓保留選手5人と林英傑投手を含む)。合計62人。各球団、ここから指名選手を選ぶわけですね。これで職棒に残れる選手、残れない選手がはっきり決まってしまうわけですが、鯨と龍の選手はやっと宙ぶらりん状態から脱出できる。特に龍の選手は給料が出ない状態って話だったから早く何とかして欲しかったでしょう。年内に開催されるのが決まって良かった。●状元は謝佳賢選手?リンゴ新聞には特別ドラフトで各球団がどんな選手を上位指名するのかの予想も載ってます。→[記事]旅外回歸潮 再現 中職2年→20年 大[口加]球星救票房(壹蘋果運動王)(big5)(12/25)ふむふむ、そういう評価なのか。1位指名だけ抜き出すと、こういう予想。牛:謝佳賢選手象:倪福徳投手熊:沈[金玉]傑投手獅:郭銘仁選手そっか、獅はショートが弱いから郭銘仁選手を欲しがると踏んでるわけだ。林英傑投手は牛の2位(全体の5番目)、周思齊選手は熊の2位(全体の7番目)に指名される予想。んー、思ったより低いですねぇ。そんなもんなのかな~。しかし誰が予想したのか知りませんが、李明進投手や王傳家選手って3順目までに指名される12人にも入らないんだ。ベテランはこういうドラフトでは評価が低くなるんだろうか。そういえば謝佳賢選手や周思齊選手などは事あるごとにいろいろ取材されていろんな記事に出て来たのに比べて、李明進投手や王傳家選手は龍がこんな大変な事態になってもほとんど記事に出て来なかったような。龍の中では看板選手なんだから、もっと表に出て来ても良さそうなものなのに。独立リーグのトライアウトも受けなかったし、地元に帰っちゃって表立った行動はしなかったとかなんだろうか。まさか指名漏れでこのままフェードアウト→引退なんてことは…ないよね、きっと。●年末忙しいときにで、この特別ドラフトの開催日がまた暮れも押し迫ったとき。12月31日だって。台湾は日本で言うところの旧暦で動いているっていうのが良~くわかります。日本だったらこんな重要なイベントを大晦日に絶対にやらないよ!いつもはこのblogも年末はネタ切れで「今年のまとめ」とかやるんですが、今年はこうして大きなイベントがあるので年末まで困らなそうです。
2008年12月26日
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10月8日に発覚した龍の事件は、12月23日に関係した選手・球団上層部・怖い人たちら33名が起訴され、これで捜査は一段落となったようです。[記事]中華職棒/「黒米事件」告一段落 特別選秀確定31日舉行(NOWNews)(big5)(12/23)[記事]打假球案 暴龍老[門品]遭起訴(自由時報)(big5)(12/24)起訴された33名中、選手は9人。うち4人はもう帰っちゃった外国人選手で、台湾人選手は5人。捜査によれば八百長に加担した選手は13人とのことですが、起訴されたのは9人。起訴されなかった4選手は罪を認めて不正に得たオカネを返上するので不起訴または起訴猶予。起訴された台湾人選手5人は罪状を否認しているって書いてあります。もしこのまま否認を続けて裁判で無罪になったとしても、もう職棒からは追放処分になってますので、職棒のグラウンドに戻って来ることはないわけです。うーん、何となく釈然としない部分も残りますが…。まぁ無罪イコール八百長してないってことではないかも知れないですけども。●八百長は犯罪とは限らない?ところで、素朴な疑問として。八百長はもちろん悪いに決まってるけど、どの部分が法に触れるんだろうか?たとえば、プロレスは一般的に真剣に勝負してませんよね。わざと勝ったり負けたりする。これを八百長と呼ぶこともあるようです。でもプロレスラーが八百長で逮捕されたというのは聞いたことがありません。そんなのみんな知ってるから? でも私は子どもの頃は、プロレスは真剣に勝負してるんだと思ってた。もし真剣勝負だと思って会場に見に来たお客さんがいて、その人が「だまされた。こんなの詐欺だ。お金返して」と訴えたらチケット代を返してもらえ…ないですよね、きっと。いま裁判してすったもんだしてる大相撲。仮に判決が出て、八百長はあるってことになった場合、八百長していた力士は逮捕されるのか? っていうと、そういう雰囲気でもなさそう。相撲の場合はおカネのやりとりが力士同士の間で閉じた話で、台湾の野球みたいに賭博が絡むわけじゃないから法には触れないってことなのかな。日本のプロ野球で八百長事件というと「黒い霧事件」。こちらは暴力団絡みなので賭博が絡んでるはず。私はこの事件のことは良く知らないのでWikipediaなどを読んでみると。この事件、野球界からも多くの逮捕者が出たそうですが、それは野球で八百長したからじゃんないですねぇ。逮捕された選手はオートレースでの八百長に加担していたからで、野球で八百長をしたことによって警察に逮捕された選手というのはいないんだって。へ~、そうなんだ。どうしてなんだろう?野球では逮捕されないのにオートレースでは逮捕される。オートレースは公営ギャンブルだから法律が厳しいってことなんだろうか。メジャーリーグで大昔にあった「ブラックソックス事件」でも、八百長をして裁判にかけられた選手8名は八百長の容疑を認めたにもかかわらず、全員無罪だったそうです。なのに、野球の八百長で選手が逮捕されて、過去には有罪になった選手もいる台湾。日本やアメリカより法律が厳しいってことなのか。それとも事件の中身が本質的に全然違うんだろうか。日本アメリカもかなり昔のことなので、今もし同じことが起きたら違うのかも知れないけど。(NBAでは審判が八百長ジャッジをして罪に問われているそうです。わりと最近の話らしい)●詐欺罪と背信罪何だか良くわからなくなって来ましたが、最初に貼った記事によれば、選手は詐欺罪、上層部は背信罪ってことで起訴されたそうです。法律のことは日本台湾に限らずサッパリわかりませんが、一応、こちらのページから詐欺罪と背信罪の条文を引っ張ってきますと。第339條(普通詐欺罪)意圖為自己或第三人不法之所有,以詐術使人將本人或第三人之物交付者,處五年以下有期徒刑、拘役或科或併科一千元以下罰金。以前項方法得財産上不法之利益或使第三人得之者,亦同。第342條(背信罪)為他人處理事務,意圖為自己或第三人不法之利益,或損害本人之利益,而為違背其任務之行為,致生損害於本人之財産或其他利益者,處五年以下有期徒刑、拘役或科或併科一千元以下罰金。というわけで、どうも誰かを騙すことで第三者にトクをさせても詐欺罪になるみたいですねぇ。じゃあたとえ自分がオカネを受け取らなくても、また、たとえ怖い人たちに脅されてやったとしても、八百長することで誰かしらが不正に儲けを得ることがわかっていて八百長した場合は詐欺罪である、ということなんだろうか。とはいえ、真剣に勝負して打たれたのか、手を抜いて打たれのかなんて、よほどバレバレなことしないない限り本人にしかわからないですよね。八百長かどうかを立証するのは非常に難しいのでは?とすると、本質は八百長したかどうかじゃないってことなのかも?もちろん、八百長というのは法律に触れるかどうか以前の問題で、やっちゃいけないことに決まってますけどね。
2008年12月25日
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[記事]新日本石油、動画サイト「ENEOS TV」を公開(財経新聞)新日本石油は24日、動画による情報提供サービス「ENEOS TV」(http://www.eneos-tv.jp/)を公開したと発表した。野球のチャンネルもあるらしい。へ~。野球部の動画もありますね。都市対抗のハイライト。野球部のページに張ってあるものと同じものみたいですが、GAORAの中継映像に独自に字幕を入れるなど手を加えたものってことなのかな。改めて見てみると、オープニングのところ。まず大久保秀昭監督が出てきて、次が橋戸賞・田沢純一投手。その次の3番目に出てきたのが活躍した自前の選手の方々を差し置いて木戸一雄投手でちょっと笑ってしまった。補強でも分け隔てなく扱ってくれるのはありがたいことです。(でも木戸投手の登板場面は本編では全部カット)そういえば決勝戦は退部される清見賢司投手が先発だったな~。まだ優勝してから3ヵ月半くらいなのに、何だかもうずいぶん前みたいな気がします。来年以降の都市対抗では、この映像が試合の合間に流されるってことか。他の野球のチャンネルでは、"ENEOS CUP 12球団ジュニアトーナメント"は、これは何かのテレビ番組なのでしょうか。去年の大会みたいです。今年の大会は12月26~28日に開催らしい。"楽天イーグルス杯"は安部理さんが楽天ジュニアチームのコーチをしているのは知ってたけど、今関勝さんは知らなかったな~。一緒に指導したENEOS野球部OBのかたってどなたかしら。野球部の映像は今のところこの都市対抗ハイライトシーンの1本だけみたい。そのうち練習風景とか、独自映像も載るようになるのかしらん。期待してみようっと。(エネゴリ君のCMって4パターンしかないんでしたっけ。もっといろいろあるような気がしてました)こういう動画配信って、パナソニックもやってますよね。去年だったかな、有明にある松下電器(当時)のショールームに行った帰りのこと。二階にあるカフェスペースでお茶していたら、テーブルの上に小型の情報端末が置いてあって、そこから松下電器野球部の活動の動画が見られるようになってました。確かそのときは新入部員紹介やキャンプの様子が流れてたんだった。チャンネルパナソニックっていうところで、パソコンからも普通に見られるみたい。(いま見てみると、今年は野球部の動画は作られなかったようです)社会人の企業チームが公式ページを持つのはアタリマエに近づきつつある中、オカネかかるからどこのチームでもできることじゃないだろうけども、こうして動画を使った活動紹介も少しずつ進んで行くのでしょうね。
2008年12月24日
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22日に職棒球団の代表者会議が開かれていろんな事項が話し合われたそうですが、その中の1つ。「役男開放」という文字が23日のスポーツ記事にたくさん載ってます。今後は兵役前の選手でも職棒選手になれますよ、ってことなんだそうです。来年のドラフトからは高卒選手も指名対象にするんだって。→[記事]中華職棒/領隊會議做出重大決定 開放役男打職棒(NOWNews)(big5)(12/22)→[記事]對抗旅外風潮 中職開放役男打職棒(自由時報)(big5)現在、台湾では国内にいると兵役前の選手はプロになれないのに、交換留学の形で日本やアメリカに行くと兵役前でもプロになれるっていう不公平な状況。この不公平をなくし、海外流出に歯止めをかけようという狙い。確かに、兵役前はプロになれないというのはなかなか独特な制度。韓国でも兵役はあるけれど、韓国では兵役前の選手もドラフト対象で、プロ入りしてから兵役につくのが普通みたいですね。兵役が済んでからプロ入りする選手のほうが珍しいらしい。この制度のせいで、台湾ではどんなずば抜けた素質のある優秀な選手でも、国内にいる限りは一度は大学社会人に籍を置くことが一般的。台湾のアマチュア代表が結構強いのはこのへんが一因なのでしょう、たぶん。日本ではダルビッシュ有投手や涌井秀章投手やマー君田中投手のような高卒間もない選手がプロで活躍し、すでに球界を代表するような立場になってますが、もし彼らが台湾に生まれていたら。高卒でプロ入りはできないので、まだ大学へ行っているか、海外へ引っ張られて行っていたか。少なくとも職棒選手にはまだなれていなかったはず。もったいないと言えばもったいない話。来年からは高卒すぐにプロ入りできるようになるらしい。ところで、素朴な疑問として。「役男開放」って、結構前からやるよやるよと言ってたのになかなか実現しなかったですよねぇ。今まで、兵役前選手はプロ入りさせないっていうのは体育委員会(←でしたっけ)との取り決めで決まっていることだと思ってました。だから簡単には実現できないのだとばかり。今回は職棒側が勝手に宣言したみたいな形になっていますが、各方面からの了承はもらえているってことで良いのだろうか。それから、プロに行っちゃった後で兵役に来るように言われたらどうするの?って思うけど、きっとまた何か新しい制度が作られるのでしょう。●高英傑さんは反対とはいえ、誰もが手放しで歓迎しているわけでもようで、大学チームの監督をしている元南海・高英傑さんは反対なんだそうです。→[記事]獨享棒球資源 高英傑反對(自由時報)(big5)反対の理由は。・職棒は球団数削減で選手が余っている状態であること。・高卒選手で職棒入りしてすぐに一軍の試合に出られるような実力のある選手は少数であるのに、職棒の二軍は充分に機能している状態ではないこと。・大学チームが好選手を獲得しにくくなるなど大学野球界にも影響が出ること。確かにごもっともなこと。特に2番目。せっかく素質のある選手を青田買い状態でプロ入りさせても、二軍がしっかりしていないと満足に試合経験も積めない。ならば進学するか、いっそ海外へ…ってことになって、意味がないですよねぇ。そもそも今は兵役云々に関係なく、職棒に入るのをためらうアマチュア選手が結構いるというのが現状。ここから何とかしないと。「役男開放」は野球界にとっては歴史的なことみたいですが、職棒そのものの信頼回復がなければせっかくの歴史的施策も効果が薄いものになってしまうかも。
2008年12月23日
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来年の連盟主催大会の日程が発表になってます。[記事]都市対抗野球は8月21日に開幕(スポニチ)東京スポニチ大会は3月11日から16日まで。WBC一次ラウンド:3/5~9東京スポニチ大会:3/11~16WBC二次ラウンド:3/16~20WBCのアジアラウンドが終わったらスポニチ大会で、スポニチ大会が終わる頃にWBCの二次ラウンドがスタート。うまいこと間に入れてくれました。個人的注目は北海道大会です。何ヶ月か前のJABAニュースで、北海道大会はできるかぎり7月に開催って書いてありました(補強選手の出場は来年から不可)。我が家はだいたい7月末に夏休みで家族旅行に行くので、7月の開催なら来年の夏休みの旅行は札幌にしようかな、と。アジア選手権も7月末からだし、うまくすれば両方見られるかも。が、今回の発表では北海道大会は来年も8月だそうです。8月5日から5日間。んー、7月のほうが見に行きやすかったんだけどな~。アジア選手権:7/31~8/4 (札幌円山)北海道大会:8/5~8/10 (札幌円山ほか)ということで、アジア選手権と北海道大会を両方とも見たいのであれば、8月4~5日にかかるように北海道に行けば良いわけですね。カレンダーを見てみると、8月4日は火曜日、8月5日は水曜日。この週に夏休みをとればOK。ただ。たぶん翌週がお盆休み(8月15日が土曜日)。お盆休みに近すぎて休みにくいかも。家族と職場と両方根回ししないとダメだな、こりゃ。ところで、アジア選手権が8月4日までで、北海道大会が翌日の5日から。同じ円山球場を使うのに、間に1日も予備日がなくて良いんだろうか。国際大会では滅多なことでは順延しないのが普通で、どうしても雨で試合ができない場合は、たとえば予選リーグで上位だったほうが不戦勝とかになるんでしたっけ。
2008年12月22日
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先日、発表された東芝の退部者のこと。この前は安田真範選手だけで1日分終わっちゃったので、今回は他のかたを。コーチ2名、選手6名のかたが退部されるそうです。銭場一浩コーチ(コーチ2年目)手帳を持って何かを書き書きしている銭場さん。コーチになってからは良くこの手帳を手に動き回ってました。内田祐二コーチ(コーチ2年目)トンボを持ちながらお話する内田さん。お相手は鷺宮の芦川選手。復帰して2年でした。また戻って来てください。伊勢泰孝選手(10年目)長身と機敏な守備で、長年レギュラーだった伊勢選手。補強も含めて都市対抗3度優勝、で良いのかな。四番を打っていた期間も結構長かった。四番打者としてはちょっと頼りない印象だったけど、香月良太投手を擁してベスト4に進んだ2002年の日本選手権、予選で大阪行きを決めたのは伊勢選手のバットでした。結城充弘選手(8年目)キャプテンとして黒獅子旗を受け取った結城選手。大学時代はかなり有名な選手だったらしく、確か入部したばかりのスポニチ大会では3番でスタメンでした。こうして「グランド・スラム」の選手名鑑の巻頭を飾ったことも(このとき2年目)。それだけ注目、期待されていた選手ってことなのかなあ。杉本邦彦選手(9年目)私でも知ってた、日大三高からの高卒選手。私はベテラン好きだけど、若手選手がちょっとずつ試合に出られるようになるのを見守るのは楽しいもの。去年の都市対抗予選では第一代表を決めるサヨナラタイムリー(←見に行ってないけど)。今年の都市対抗関東代表決定戦、代打で出て意地のタイムリーは忘れません。長谷川卓選手(4年目)来年は長谷川姓が二人になって、球場によってはスコアボードに「長谷卓」「長谷進」などと書かれるのかと想像していたけど実現せず。都市対抗の開幕戦でヤマハと当たったときだから2年前でしたか、スタメン3番で出た長谷川選手は大活躍。嵌ったときはたいへん力強い打撃を見せてくれる選手でした。(あんまりいい写真がなくてゴメンナサイ)西川喬将選手(2年目)まだ2年目だった西川選手。手もとのメモでは公式戦出場は確認できませんが、オープン戦では何度か拝見。代打で出ていきなり長打を打つなど結構打っていた印象があります。(後ろ姿しかなくてゴメンナサイ)以上、月並みですが、皆さまおつかれさまでした。ところで。入ってくる選手が少なくとも8人いるのに、退部される選手は6人。ちょっと少ない。選手から2名、引退してコーチになるってことなのかなぁ。新体制が明らかになるはまた年明けだろうけど、発表がまた怖い。
2008年12月21日
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19日に四国九州アイランドリーグのトライアウトが予定どおり行われたそうです。[記事]日獨立聯盟來台測試會 野手録取機率應大於投手(NOWNews)(12/19)(big5)[記事]日獨立聯盟 測試挑野手(聯合新聞網)(big5)トライアウトで試験官をつとめた勝呂壽統は台湾の選手の進歩を賞賛し、「体型が強壮でスイングスピードも速い。投手の技術も大幅に進歩している」「トライアウトに参加した投手のレベルは日本プロ野球の二軍選手と大差ない」と。しかし台湾投手のレベルアップは認めつつも、彼らの獲得目標は投手ではなく野手である。勝呂曰く「各チームは野手の需要が大きく、投手はその次」。彼はトライアウトでは何人かの野手のバッティングに興味を持ったという。何人の選手を採用するかについては「野手優先で、少なくとも1人は」。日本の記事もあります。[記事]台湾でIL入団テスト 現役プロら42人参加(徳島新聞)先日の報道では願書を出した選手は46名。今回これら記事にはそれぞれ受験者は41人、42人と書いてありますが、四国・九州アイランドリーグ入団のための台湾トライアウト公式ブログによると、実際に受験したのは38選手のようです。で、気になるのはどの選手が受けたのか。最初に貼ったNOWNewsの記事には受験した選手の名前がずらずら並んでます(37人分)。受験者のお名前を見るに。契約金の額で牛とモメているという話だった廖英傑選手も受けてるんですねぇ。廖英傑選手は去年の世界盃など中華隊の常連だし、若くてまだ日本のプロ野球も充分に目指せるし、採用は野手優先ってことだしで、プロ選手を出すことが目的のアイランドリーグにとってはうってつけな選手なんじゃないかと予想してみます。(アスピア学園でちょっとだけ日本経験もあります)ただ、思ったよりは主力級の選手は少ない感じ。鯨や龍でレギュラー格だった選手、特別ドラフトで職棒4球団に指名されれば確実に主力になれると思われる選手は数人かな。記事中の受験した選手のコメントを読むに、多くの選手にとっては今回のテスト参加は鯨龍の選手を振り分ける特別ドラフトがいつ開催されるのかわからないためのやむを得ない選択であり、特別ドラフトで指名されて台湾でプロ野球選手を続けられるのであれば、そちらを優先すると。怪我で受験できなかったけど会場には来ていたという謝佳賢選手みたいに、もし職棒のゴタゴタにイヤ気がさして職棒界に残れる力があっても日本に流れて行ってしまう選手が大勢いたら今以上の危機的状況に陥るところですが、そこまでではないらしい。会見したアイランドリーグの鍵山代表も、もし合格者が特別ドラフトで指名されたら彼らの判断を尊重し、また別に選びなおすとのことですので、どなたが合格となるかは特別ドラフトの結果に大きく左右されるってことになりそうです。アイランドリーグのかたも優秀な選手が欲しいと思うので悪いですが、私としてはやはり力のある選手には職棒に残って盛り上げていただきたいわけで。アイランドリーグには、台湾で続けられない選手の受け皿となり、また職棒に戻るべく鍛錬を積む場になっていただければ。ただ、特別ドラフトは龍の事件の捜査が終わってどの選手がシロなのかがはっきりしてから。いつ開催されるのかはまだはっきりとはわからない。アイランドリーグトライアウトの合格者は1月中旬に発表とのことですが、あまり特別ドラフトが後ろに延びるようだと宙ぶらりん状態の有力選手が待ち切れずにアイランドリーグ入りを決めちゃったりするのかも。何とか選手のかたが早く安心できるように取り計らって欲しいものです。
2008年12月20日
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東芝の退部者が掲載されております。今年はオフに入るのが早かったし、少し早めに発表されるのかと思ったけども去年とほぼ同じ日でした(去年は12月18日で同じ第三金曜日)。で、見ると退部者の中に安田真範選手が入っちゃってるじゃありませんか。大卒で11年目、チーム最年長の1人。年齢的にはいつ上がってもおかしくなかった。でも今年の後半はケガして試合に出られなかった分、来期に挽回のチャンスをと思っていたので残念です。安田選手が補強で行っている日産自動車のオープン戦を見に、お盆に犬成のJFE東日本グラウンドに行ったときのこと。主に補強選手目当てで見に行ったのに、なぜか探しても安田選手がグラウンドにいない。何か用事があって来てないのかと思った。試合の半ば過ぎ。やっと安田選手発見。木寺さんと何やらお話してます。でもユニフォーム着てない。足元を見ると…。包帯グルグル巻き。目に入ったときはかなりショックでした。何があったかはわかりませんが、この時点で都市対抗まであと2週間。当然、都市対抗本大会でもベンチにも入れず。その後、東芝に戻った日本選手権予選では県予選でベンチに入っているところは見ましたが、まだしっかり回復していなかったのか県予選関東予選とも出場機会はなし。最後、関東選抜リーグ2試合で代打で打席に立ったのが最後だったようです。思い入れのある選手にはいい形で終わって欲しいわけでして、最後の年がこういう形になったのは非常に残念。私は社会人野球を見始めたのは東芝府中がきっかけ。そしてそれは安田選手が東芝府中に入った年でした。私が社会人を見てきた日々は安田選手とともにあったと言っても良いくらいの存在。(都市対抗のチケットの図柄になったことも)(サヨナラ負けした瞬間なんですけどね)くりくり頭で見た目はちょっと怖くて、叫びながら打つ。中日のキャンプに派遣されたときのあだ名は「ゴリ」でしたっけ。新聞などに載るときも良く「強気のリード」って書かれてた。でも、何年か前の新聞に載っていた奥様のコメントでは、安田選手は「やさしい人」。プレーを見ていると、接触プレーで相手を気遣う姿にその意味がわかったような気がしました。先ほどのJFEさんとのオープン戦でも、怪我した足をひきずりながらブルペンとベンチの間を何度か往復。あれだけのケガでは補強選手としての役目は果たせないことは明らかだけど、少しでもチームの役に立ちたいんだ、と、そう感じさせました。昨年、都市対抗で優勝のカップを受け取るところ。大会中は10年連続表彰も受けたんだった。日本選手権は9回出場。あと1回出れば10回で表彰してもらえたのにな~。それもあって、もう1年がんばって欲しかったのですけども。11年間、おつかれさまでした。●安田選手inベースボール・クリニック「ベースボール・クリニック」では、「ここに投げろ! 第一線の捕手たちが明かす“わがリード”」という連載が続いています。毎月1名ずつ登場する「第一線の捕手たち」というのは社会人野球の選手で、先月発売の2008年12月号が安田選手でした。去年の準々決勝、松下電器戦で吉田憲一郎選手を打ち取った場面について振り返っている内容です。(いま売っている1月号はかずさの和田貴範選手がカラーで出て来て、ケガに強い秘訣を語っていらっしゃいます)
2008年12月19日
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ちょっと前の話になりますが、ENEOSは新入部員選手が発表になってますね。今年もプレスリリースでの発表でした。→[記事]新日本石油ENEOS野球部 2009年シーズン入部予定選手について(新日本石油)(12/15)「大学野球」掲載者の4名に、高卒で1名を加えた5選手が新入部となるそうです。選手の退部者が5名でしたので、ちょうどプラスマイナスゼロ。退部しないけど現役は退かれるかた、つまりコーチやマネージャ等に転進される選手のかたはいないってことで良いのかしらん。このENEOSの新入部員選手発表は各スポーツ新聞等でも記事になっています。[記事]新日石ENEOS野球部に5名加入…都市対抗3連覇へ(レスポンス)(12/15)「新日本石油ENEOS野球部は、今シーズン、都市対抗野球大会で2年連続10回目の優勝などの成績を残している」なにっ!?さて、東芝もENEOSと同じく「大学野球」掲載の大卒新入部予定選手の4名に加えて高卒選手も入るようですね。[記事]野球:聖光学院の黒羽・前主将が東芝に就職内定 /福島(毎日新聞)黒羽剛広選手(聖光学院)が内定しているそうです。左打の外野手とのこと。とすると、大卒で4名、高卒で1名、ふそうさんからの移籍で3名の計8名が少なくとも新入部ってことに。今年は多いなぁ。入る数が多ければそれだけ出て行く数も多くなるわけで、いったい何選手が入れ替わりで上がりになるのか、非常にオソロシイ。しかも8名中外野手登録の選手が5名ですかぁ。怖い怖い。[網頁]主な大学生のプロ志望届提出者(スポーツ報知)どうもこちらの表を見るに、横浜ベイスターズ3位指名の山崎憲晴選手(横浜商大)、4位指名の細山田武史選手(早大)は東芝に内定してたみたい。お二人とも大学全日本の常連さんじゃなかったでしたっけ。ちっ、横浜め(←こらこら)。しかし、このお二人がもし指名漏れしていたら新入部が少なくとも10人。もっとオソロシイことになっていたってことなのかなぁ。
2008年12月18日
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ドラフト1位で阪神に入団した蕭一傑投手の入団発表が行われたそうですね。子供の頃から好きだったという郭泰源さんの117勝を超えるのが目標と語ったとか。いやいや、そう簡単には泰源さんは越えさせませんよ~(←何様よ)。背番号は19番に決まったそうです。当初は郭李建夫投手が阪神にいた頃につけていた20番が有力と報じられていたけど、「将来のエースとして期待しているので少しでもエースの18番に近い番号に」ってことで19番になったのだとか。ということで、背番号の話題の記事から。[記事]王牌18號 從阪神若林開始(自由時報)(big5)(12/16)阪神では18番をつけた選手第一号は若林忠志である。若林はシーズン20勝を6回達成、最多では28勝。1964年には日本野球の殿堂入りした。若林から開始まり、18番はただ阪神のエースの象徴だけでなく、徐々に日本のエースの番号となって行った。郭泰源は西武で18番をつけ、その後は松坂大輔が継承した。松坂と黒田博樹はメジャーリーグに転戦した後も日本でつけていた18番を引き続きつけている。台湾職棒が始まった頃は統一獅の謝長亨、兄弟象の陳義信、三商虎の[シ余]鴻欽がみな17番をつけ、一時期はエースの象徴だった。しかし台湾野球界も日本の影響を受けて18番に変わった。謝長亨も18番に変更し、今は潘威倫が継承している。興農牛の蔡仲南も18番である。台湾のプロ野球では背番号のつけ方が日本とは違う傾向があるというのは何となくわかっていたことだけど、エースナンバーも違っていたのですねぇ。ちょっと前までは17番だったんだって。今の職棒投手で17番をつけている代表格は林岳平投手。昔の記事のメモを見ると、林岳平投手は獅に入団して背番号を選ぶときに謝長亨さんの番号なので17番を希望してつけたのだそうです。さすが100勝投手、謝長亨さんはそれだけ偉大だということなのでしょう。でも謝長亨さんの現役時代をまるで知らない私は、17番っていうとエースというよりも黄忠義選手の番号っていうイメージが強いと思っていた番号でした。台湾の野球に興味を持つ前、中華隊の試合をテレビで見て、二塁手で17番だなんて珍しいなって思ったんだった。黄忠義選手の影響か、象の陳瑞振選手や熊の蔡宗佑選手も17番。3人とも内野手。今年の職棒で17番をつけた台湾人選手のうち、投手なのは林岳平投手と、たぶん来年は変わるだろうけど李明進投手だけ(←李明進投手はTML時代からずっと17番らしい)。謝長亨さんらが作ったエースナンバーとしてのイメージを、黄忠義選手が覆い隠したってことなんだろうか。日本の影響で台湾も今は18番がエースナンバーになったというのは興味深くはありますが、外国の影響ばっかりではツマンナイ。日本で27が捕手、34や47が左投手っぽいというのは日本のプロ野球で活躍した選手の影響で徐々に作られていったイメージですよね。言わば、プロ野球が歴史の産物。台湾でも、黄忠義選手の「17番→内野手」みたく、国内の職棒で活躍した選手の番号でそういうイメージが作られて行ったほうが面白いんじゃないかなあ。(私が知らないだけで、もういろいろあるのかも知れませんが)あ、でもその前に王建民投手の40番が流行ったりするのかも。
2008年12月17日
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西武ライオンズのファンクラブからお手紙が届いていました。ファンクラブからは年間3回くらい、「L Magazine」という会報が送られて来ます。今回は「2008総決算号」ってことで、当然ながら、今年の戦いぶりを振り返る内容。開幕から、日本シリーズで胴上げするまでの軌跡が写真で綴られています。そういえば3月の負け越しスタートだったんだっけ。前評判はすごく低かったし、開幕前は優勝できるとは思わなかったですね~。が。あれれ。アジアシリーズのことが一言も触れられてないじゃないか。んー、やっぱり日本の球団のアジアシリーズに対する姿勢というのはそんなもんですかねぇ。さてさて、北京五輪代表の大学生・鄭凱文投手の海外進出が決まりつつあるようです。複数の球団が獲得に乗り出す中で、米国行きか日本行きかで迷っているとか。自由時報の記事には日本入りへ傾くって書いてあり、もしかしたらまた台湾人選手が新しく日本へやって来ることになるのかも。一方、リンゴ新聞のほうにはこんなことが書いてあります。[記事]美職球探面談鄭凱文[手并]千萬簽約金(壹蘋果運動王)(big5)鄭凱文は最速150km/h以上、早くからメジャーや日本の多くの球団から注目され、日本の3チームからは来年の春季キャンプに招待されている。このため彼のマネージメント担当の張哲青が言うには、彼の最終的な行き先は条件を見て決定し、契約金の希望額は30万ドルである、と。しかし張哲青が指摘するに、日本が提出する条件はメジャーより良いかも知れないが、日本に行くと球団にフォームを修正されて充分に育成されないかも知れない。よって契約金の額は絶対条件ではない。「日本へ行くと球団にフォーム修正されてしまう」。んー、また書かれてる。「また」というのは、最近、日本=フォーム改造、みたいに書かれている記事を何度か目にしているから。職業棒球の最新号321号(2008年12月号)の81ページには台湾体育大学桃園校区の頼鴻誠投手の記事があります。そこで彼の海外進出について、こう書かれています。頼鴻誠は中学三年から野球を始め、高校一年では140km/hを越え、さらに貴重な左腕であるために早くからメジャーのスカウトの注目を集めていた。ある球団は契約金20万元を提示したが、彼はまず卒業を優先することにした。あこがれの選手はランディ・ジョンソン、第一志望はメジャーである。しかし、日本行きは考えなかった。「だって日本のコーチはフォーム修正してしまうから」。「日本のコーチはフォーム修正してしまう」。これは選手ご本人が言ってることみたい。そしてこれは姜建銘投手が巨人を戦力外になったときの記事。長いですが、ところどころ端折りながら適当に。→[記事]「改姿勢」魔咒 讓姜建銘投球失憶?(NOWNews)(big5)(10/3)姜建銘が他の日本へ行った選手と同じく「フォーム修正」の運命に直面していたのは注意深いファンなら簡単に気づくだろう。推測ではるが、フォーム修正が姜建銘の成績を落とし、さらにはイップスのような症状になった原因である。「フォーム修正」は多くの日本へ行った選手の心中の永遠に消えない痛みである。日本のコーチがフォーム修正が好きなのは公然の事実で、野茂英雄がプロ入りするときには契約時にはっきりと「フォームをいじらない」と明記されていた。天才打者イチローも打撃フォーム修正を拒否してコーチに試合出場を禁止されたことがある。1998年に巨人入りした呂明賜は一軍初出場から17試合で10本塁打を放ったが、彼の成績は徐々に下がり、後に帰国して職棒入りした。彼はコーチが短期間の間に彼に打撃フォーム修正を要求したことと関係があると考えている。当初、日本のコーチが彼にフォーム修正を要求したのは彼の弱点が相手投手にバレていて、コントロールの良い日本の投手がしばしば内角を攻めたからだ。姜建銘は9月に自身のblogで、自分は野手出身でのびのびと投げられたのに、今ではすっかり変わってしまったと書いている。巨人のコーチ陣はずっと彼の野手のようなフォームを投手らしいフォームに変えたがっていて、彼はこれに適応できなかった。本人も自分がフォーム修正を迫られた後、モーションに以前のようなスムーズさがなくなり、ボールも伸びなくなったと認めている。彼の例にも現れているが、フォーム修正の最大の問題はコミュニケーションにある。メジャーのコーチはフォーム修正の前に選手と討論し、修正過程で選手とは絶えずコミュニケーションをとる。コーチは補佐的立場である。しかし、日本プロ野球のコーチは権威が強く、フォーム修正は命令的な意味が強い。修正過程でも選手とコミュニケーションをとることは少ないのだ。というわけで、日本へ行くとフォームを変えさせられてしまうというのは台湾では常識化している?確かに呂明賜選手が日本を離れる頃は、入団した頃の脇を開けて腕を伸ばすようにスイングする豪快なフォームではなくなっていたような記憶はあります。最近では、林恩宇投手が楽天1年目の夏にちっとも投げなかったのはフォーム修正に費やしたからとか、退団前の張誌家投手が活躍していた頃とは全然違うフォームになっていたとか、許銘傑投手がサイドスローになった、なんてこともありました。といっても、記事はかなり一方的な見方であるような。私は技術的なことはわからないけど、コーチの側だって、そのままでは限界があるから、良くなって欲しいからってことで指導するんだろうし。成功例だってあるんじゃないでしょうか。ただ、台湾から見れば、送り出した好選手がおかしくなって帰って来る、日本の指導はどうなってるんだ、っていう風に見えるのも無理もない話かも…。本当にそう思われているなら、日本人としては悲しいですね。
2008年12月16日
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東洋大学の台湾遠征は2勝1敗で終了したようです。12/11 東洋大学 8-3 台湾電力12/13 東洋大学 6-1 台体大台中12/14 東洋大学 2-5 合作金庫日本のスポーツ新聞サイトでは最終スコアだけとはいえ毎試合ごとに報道されたのに、台湾のニュースを検索しても初戦と2戦目の記事はぜんぜん見つからず、第3戦の合作金庫との試合だけは数本出て来ます。勝った試合だけは大きく報道するってか。最後の試合は台北でしたので取材しやすかったですかねぇ。[記事]林克謙當關東洋大全勝落空(自由時報)(big5)[記事]林克謙救援六局無失分 合庫5比2撃敗日本東洋大學(NOWNews)(big5)(12/14)試合は、合作金庫の先発・鄭嘉明投手が3回2失点したあとを受けてリリーフした林克謙投手が6回をわずか1安打と、東洋大学打線を封じて勝利したとあります。記事中、東洋大学側の選手で名前が出て来るのは千葉ロッテに3位指名された上野大樹投手だけ。上野投手は先発したように書かれており、合作金庫は2回までに4点取ったそうですが、これは上野投手を攻略したってことで良いのかな。さて、東洋大学に唯一勝利した合作金庫。いま職棒界がこんな状況なので、選手からは安定している合作金庫や台湾電力が注目されているとか。先ほどの記事にも「鯨代訓の張志豪が1回裏に2点適時打」とあります。張志豪選手は今年の二軍(代訓賽)の打点王で、ホームランもトップでした。そのまま職棒入りしようと思えばおそらくいい条件で契約してもらえただろう選手。が、鯨が解散したこともあって、職棒入りせずに合作金庫でプレーすることにしたそうです。先発した鄭嘉明投手もそうだけど、こうしてプロ入りできるにも関わらず、職棒に進まずにアマチュアに戻る選手も増加傾向にあるとのこと。これに関連して、11月19日のリンゴ新聞は企業スポーツ特集(→これ)。企業でプレーする選手がどんな待遇かを伝える記事で、野球の他に、テニス、バドミントン、サッカー、卓球、バレーボール、バスケットボールが取り上げられています。私は日本で社会人野球を好き好んで見ているけど、台湾の企業スポーツのことは全然知らず、とても参考になりました。台湾電力は野球以外にもサッカー部や男女バレーボール部もあっていろいろやってるんですね。野球のところだけかいつまんでざくっと訳しますと。→[記事]職棒動盪合庫台電鐵飯碗搶手(壹蘋果運動王)(big5)(11/19)本来、職棒選手は高給取りでうらやましがられるはずだが、鯨や龍の一件で逆に最も保障のない存在となってしまった。比較して長い歴史を持つ社会人アマチュアチームの合作金庫・台湾電力は年収100万元を越える安定した環境であり、職棒に行ける選手をも引き寄せている。合作金庫監督の許順益が曰く、「ここ何ヵ月か、手が疲れるほど電話を受けたよ。みんな合作金庫でプレーできるか問い合わせて来たんだ」。原因は主に、合作金庫、台湾電力の待遇が安定しているからだ。合作金庫の例では、正式な選手になれば少なくとも「臨時助理職員」の身分で月給とチーム手当を合わせて5.5万元を受け取ることができる。2年後に正式職員に昇格すると月給6万元に昇給し、福利厚生も正式な職員に照らしたものになる。ボーナスを合わせると年収は軽く100万元を越える。合作金庫の職員は毎年昇給の機会もあり、年齢や資格が頂点に達すると月給8万元にもなる。退職金もあり、しかも選手は練習がすなわち仕事で、引退後は事務職員になることができる。台湾電力は月給は合作金庫よりやや低く、選手は平日に検針の仕事もするが同様に社の正式職員である。合作金庫の正式選手の月給5.5万元は今の為替レートだと日本円にして15万円前後。前にblogのコメント欄で教えていただきましたが、台湾では大卒初任給が3万元以下が普通だという話ですので、5.5万元というのは相当に良いお給料。しかもボーナスがたくさんもらえて年収100万元超なんだって。職棒選手でもレギュラー格でないと月給だけだと年間で100万元は行かないでしょう。他競技の記事を読みますと、競技や所属企業によって差があるようですが企業の正式な職員の選手は月給で2.4万~6.5万元程度の収入があるそうです。バスケットボールなど他のチームに入ったほうがもっと高額の収入を得られる場合もあるけれども、企業に入って正式な職員としてプレーすることが、最も安定して食いっぱぐれない道である、というのはだいたいどの競技でも共通しているみたい。ということで、台湾では企業に所属する選手は恵まれてるんですね~。(それがスポーツとして良いことかどうかは別として)しかし、正式な職員として採用してくれる企業は多くはなく、一競技につきせいぜい数社。非常に限られているみたい。安定して競技を続けられる選手はごく一部、狭き門ということか。あと、いくら安定していると言っても企業の景気に左右されたりしないんでしょうか。日本も企業スポーツが曲り角と言われて久しい上に、こう不況だと存続も心配になって来ます。会社ごと野球部がなくなってしまったところもありました。台湾も不況のようですが大丈夫なんだろうか。旧国策会社とか大企業ばかりみたいなのであんまり心配いらないんですかねぇ。
2008年12月15日
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14日は台湾の甲子園(?)・高中聯賽決勝戦の第3戦が行われました。穀保家商と南英商工の対戦。3戦2勝制で1勝1敗で迎えた第3戦だから、本当の最後の試合。勝ったほうが優勝。穀保家商は張誌家投手や林恩宇投手など、OBに思い入れのある選手が多いのでちょっと肩入れしつつ観戦。南英は郭泓志投手や胡金龍選手がOBですね。それまで見た範囲では試合進行がなんとなく淡々としていたように見えたこの大会だけど、決勝の最終戦とあって、気合いの入った、そして感情が表に出たプレーが随所にありました。南英の先制点となったのは本塁での激しいクロスプレー。吹き飛ばされた穀保の捕手はうずくまったまま動けず、背負われて退場。検査してみたところ、腿の骨にヒビが入ったとか。終盤、ベンチでずっと頭をかかえてうつむいたままで、プレー中なのにグラウンドを全く見ようとしていなかった選手は8回途中で降板となった穀保の先発・潘杰投手でしょうか。交代の場面は見逃したけど、マウンドでもう泣いていたとか。潘杰投手は第1戦で完封勝利して中1日で登板でした。この試合も序盤に1点こそ失ったものの、何度もあったピンチをそのたびにしのいで我慢の投球。しかし、こらえ切れなかったようです。(潘杰投手はなかなかかっちょいい顔立ち。登録上は外野みたいです)他にも穀保の選手はまだ試合終わってないのに泣いている選手がちらほらと。泣きながら打席に入ってタイムリーを打った選手も。そして南英2点リードで迎えた9回裏、穀保の粘りもあと1人。何とか当てた、というような打球が内野へ飛び、試合終了かと思いきや、バウンドが高く一塁への内野安打。命拾い。次打者の打球はショートへのゴロ、今度こそ試合終了かと思いきや、何とトンネル! これで1点差。甲子園には魔物がいると言いますが、台中球場にも潜んでいたのか。完投勝利目前の洪嘉良投手、天を仰ぐ。なおも走者一二塁、しかも打順は中軸へ。これでもし同点→逆転となったらエラーした選手の心情は…。しかし、最後はライトフライで試合終了。洪嘉良投手は手にしていたグローブを空高く放り投げて喜び爆発。(道具は大事に、なんていうのは野暮なのでしょう)いや~、青春ですねぇ~。(youtubeにも動画がいくつか上がってました)決勝戦だけあってスタンドもそれなりににぎやかで、ウォウウォウ言う声援や、チアホーン(?)の音も聞こえて来ました。ただし。あと1人となったところでお客さんがフライイングで紙吹雪を投げ込んだらしく、風に乗ってマウンドまで飛んで来てしまって投手は迷惑そうにしてました。そのせいで内野にゴミが散らかってるのにそのまま掃除せずに試合続行したのもすごい。というわけで南英商工が優勝した高中聯賽ですが、各種記事を読むと熱戦の一方でいろいろと問題アリみたいで。まず、これは日本の高校野球でも良く言われることですが、投手の「投げすぎ」。優勝投手となった洪嘉良投手は決勝で157球を投げ大会タイ記録(従来の記録保持者は2002年の姜建銘投手だそうです)。3日前の準決勝でも同じく157球を投球。計、4日間で314球。→[記事]高中棒球》單場投157球洪嘉良平紀録(聯合新聞網)(big5)(12/12)そして花蓮体中の江忠城投手は10日で432球を投げたそうです。記事には「高中聯賽は投手の墓場か?」なんてちょっと煽動的な見出しが。→[記事]高中棒球》江忠誠10天投432球!高中聯賽成投手墳場?(NOWNews)(big5)(12/10)もっとも何の制限もない日本と違い、この大会では投手は1日9イニングまで、3イニング以内なら連投可という制限つき。でも、それは中1日空ければ完投させても良いということでもあり、ベンチで泣いてた潘杰投手はそのケース。日本の甲子園は必然的に試合間隔が空くトーナメントなのに対して、高中聯賽はリーグ戦ベースだからラウンド間の休息日を除いてほぼ最初から最後まで連戦。試合数が多くなり、影響を受ける選手も多い。ちょっと制限をつけたくらいだとこうして投げすぎと言われる投手が何人も出てしまいます。そして台湾ではまたすぐに別の高校生の大会があり、高校野球のチーム数が少ない台湾ではまた同じようなチームが上位進出して、同じような投手がまた投げまくるということに。記事によれば、2004年に米国野球協会(USA Baseball)が青少年選手の体を保護するための球数制限の指針を発表しているのだそうです。いかにも球数にうるさい米国らしい。その内容は、17-18歳では1試合は106球以内とし、登板は週2試合まで。27球投げたら1日休息、27-45球なら2日休息、45-62球なら3日休息、62-89球なら5日休息、としているらしい。この米国の基準がどのくらい妥当なのかわかりませんが、台湾の投手寿命が短いのは高校時代に投げすぎるせい、ももっと厳しく制限すべきだ、って議論も網路上では出ているとか。そしてもう1つが「投高打低」。日本とは違って木製バット使用のこの大会。投高打低が目立ち、予選も含めて86試合が行われたものの、とうとう柵越えホームランは1本も出なかったとか。確かに中継を見ていても外野手がずいぶん前進守備してましたし、長打も見ている限りではほとんどなくてゴロゴロゴロとゴロが多い。淡々と進んでいたように見えたのはこのせいか。高価な木製バットでの練習が不足していることが原因ではないかと言われているらしい。雑誌「職業棒球」にも書いてあるのですが、台湾の高校野球ってやたらとオカネがかかるみたいで学校側やOBの援助がないとやっていけず、資金不足に加えて少子化による部員不足で強豪チームなのに解散寸前のチームもいくつかあるとか。木製バットも使うんだからなおさらオカネかかりますよね。青春だな~の影で、高校野球界もあんまりいいニュースばかりでもないらしい。
2008年12月14日
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年末に娘さんが産まれると報じられていた張誌家投手、12月1日に無事にパパになったそうですよ(愛子さまと同じ日ですね)。→[記事]張誌家放下手套 抱女換尿布(壹蘋果運動王)(big5)写真も出てます。髪の毛フサフサだな~。もう縦抱っこなんだ。私は縦抱っこって怖くてなかなかできなかったな~。で、記事を読むと、ちょっと生々しいので訳しませんが(←良くわからないってのもある)、どうも体外受精だったみたいですね…。アテネ五輪の前に流産したというときもそうだったらしい。我が家にいる二組の夫婦+ちびすけ君のセットは幸いにも自然におめでたになったのですが(でも片方の夫婦は治療を始めようかと病院に相談していたところでした)、ママさん友達の中には不妊治療を受けたっていう人もいまして。いろいろ程度の違いはあるみたいですけども、話を聞く限りでは不妊治療というものは想像以上に辛いとか。張投手の記事に書いてある内容も、痛々しい感じのするもの。アテネの前からだからかなり長い期間、治療を受けていたのですねぇ。その間には張投手の野球生活もいろいろありましたし、夫婦ともども辛い時期があったことと思います。そうことがあって、ようやく誕生した赤ちゃんだもの、間違いなくパパもママも溺愛なんだろうな~。張投手はさっそく夜中にミルクをあげたりオムツを換えたりしているんだって。ちょうど出産がオフの間っていうのはラッキーでしたね。赤ちゃんと一緒にいられるんだから。新しいお父さん、頑張れ。おめでたい話といえば、象の彭政閔選手は今日(13日)が披露宴だったそうです。若く見えるけど、もう30歳なんだな~。お相手は長榮航空のスッチーのかたで、馴れ初めも記事に書いてありましたが彭政閔選手のほうの一目惚れだったらしい。1999年の9月、カナダへ行く遠征でのフライト中に、チームメイトが寝ている間に奥様を探して電話番号を教えたんだとか。ふふふ、積極的ですね。しかし9年も付き合ってたとは、ずいぶん長いこと。末永くお幸せに~。
2008年12月13日
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今月の雑誌・「職業棒球」はアジアシリーズと鯨隊の記事がメインでした。最近、この雑誌は表紙が数種類あるのが当たり前になっているみたいですが、我が家に届いた分の表紙はアジアシリーズでも鯨でもなく、マリナーズからアスレチックスへの移籍が決まった陳[金庸]基選手。膝の故障のため、WBCはアウトなんだとか。(こんな表紙です)ご存知のとおり、職棒は龍に続いて鯨も退場することになってしまいました。それに伴ってこの雑誌でも、各チームの選手の小話などを紹介する「Club House隊訊」のコーナー。今月号から龍と鯨の分はなくなって4チーム分だけになっちゃいました。本当に4球団になっちゃうんだなぁって実感が。そして今月号は鯨隊さようなら企画ってことで、20ページにも渡って鯨隊の過去の出来事などを振り返る特集が。「和信」の緑のユニフォームを着てバットを振るアレックス・カブレラ(亞力士)選手の写真も掲載。鯨がリーグ優勝した当時のことは良く知らないので今さらながら勉強になります。しかし、20ページも特集してもらえるだなんて、いいなぁ。というのは、先月号の龍のときのこと。球団がなくなるなんて歴史的大事件、さぞかし大きく扱われるかと思ってたのに、届いてみたらちょっとしか載ってなくて拍子抜けしたんです。でも今月の鯨はこの扱い。惜しまれつつ退場するチームと除名になったチームじゃ扱いも違うってか。1つのチームがなくなるっていう大きな事件であることには変わりないと思うのですけども。「職業棒球」は職棒聯盟が自ら出してる雑誌。龍のことはあんまり触れたくないんだろうか。さて、この雑誌でずっと不思議に思っていること。目次のページにスタッフのかたの名前や発行元の情報、印刷所の名前などが書いてあるのですが、その「社務組織」のところ。味全食品・統一企業・三商行・兄弟大飯店・興農集団・中時報系・中信企業集団と書いてあります。味全・三商・時報が入っているのにLanew は入ってない。何でだろう? 不思議。これ、初めて買った号(2年半くらい前)からずっと同じで、米迪亞や誠泰も入ってませんでした。実は味全などの解散してしまったチームの親会社も、いまだに聯盟に噛んでるってこと? とすれば、中信もずっと残り続けるのでしょうか?(報道とか見てるとあんまりそうとは思えませんが…。どうなんだろう)
2008年12月12日
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社会人野球界も人事異動の季節。選手の入れ替わりが気になって企業の公式サイトを巡回するのが日課になっちゃいますね。ENEOSのことは先日書いたけど、それ以外の関東のチームでは。JR東日本は公式サイトに退部選手の一覧が。富士重工業は毎日新聞群馬版の記事で新入部選手とともに掲載。そして日立製作所は公式サイトの選手名簿からいなくなってる選手がかなりの人数いらっしゃいます。JR東日本は入部3年目の選手がかなり退部されるみたい。富士重工は投手コーチの馬場満裕さん、辞めちゃうんだ。おつかれさまでした。日立も投手が若い選手を含めてずいぶん名前がなくなってますけど、イコール退部なんだろうか。多すぎじゃないかって気もしますが…。日立の林偉選手は名前がしっかりあるので、来年も残るってことで良いのかな。新人だから残ってアタリマエ、かも知れないけども外国人だし、兵役もあるだろうし、日本人選手とはまた違った事情でどうなるかわかりませんから。来年は今年以上の成績が残せるように期待します。(あ、「すぽると」を見てたら東京ガス大森グラウンドが…)さて、10日に今年の社会人ベストナインが発表されました。今年は第三次選考の発表がなかった?みたいで(←スポニチのサイトも三次選考のリンクなし)、ちょっと唐突な感じもしましたが、今年のベストナインは以下の皆さんだそうです(敬称略)。投手:田沢 純一(初) 新日本石油ENEOS捕手:山岡 剛(初) 新日本石油ENEOS一塁:宇多村典明(初) JR九州二塁:柳田 俊幸(初) 新日本石油ENEOS三塁:宮沢健太郎(初) 新日本石油ENEOS遊撃:沢村 幸明(初) 日本通運外野:荻野 貴司(初) トヨタ自動車外野:川端 崇義(初) JR東日本外野:大島 洋平(初) 日本生命DH:新田 玄気(初) パナソニック今年はしっかり10人選ばれました。おめでとうございま~す。しかも全員初受賞だそうです。ENEOSから4人も受賞。ENEOSは三冠まであと二歩。そんなチームは近年なかったわけで、今年はやはりENEOSの年だったということになりますねぇ。神奈川からはENEOSからの4選手だけでした。まぁチーム成績からして当たり前と言えば当たり前ですが、一次候補の段階ですでに神奈川から挙がっていた10選手全員がENEOSの選手。裏返せば、日産もふそうも東芝も三菱横浜も誰一人、一次候補にも挙がらなかったというわけ。こういう年もちょっと珍しいのでは。今年の神奈川のチームの成績を思い返してみれば。両ドームでENEOSは8勝もしてるのに、神奈川の他チームは日産が日本選手権で1つ勝っただけ。「スポニチベストナイン」なのでスポニチ大会を入れても、ENEOSは実に13勝も挙げてるけども他の神奈川勢はたったの2勝です(スポニチ大会で三菱ふそう川崎が1勝)。他の日本選手権対象大会でもENEOSは四国大会で準優勝したけど、他チームはベスト4にも一度も入れず。黒獅子旗を守ったし、神奈川は今年も強かったような気がしてたけど、それはほとんど全部ENEOSのおかげ。ENEOSさまさまだった年でした。でもENEOSと日産は来年は主力投手がプロ入り等で抜けるし、ふそうさんはいなくなってしまうし、東海や北関東も最近強いしで、来年また「神奈川は強い」と言ってもらうには他チームももっともっと頑張らないといけないですねぇ。そんな全国では強かったENEOSも、神奈川県内の大会では5位→3位→5位。春と秋は主力投手がお休みしたっていうのもあるけども、これだと県内順位は企業4チーム中ビリでは。来春発表の神奈川のベストナインではまた全然違ったメンバーになってそうです。どんなメンバーになるのか、気が早いけど、それはそれで楽しみです。
2008年12月11日
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週刊ベースボールを見たら、日本ハム→阪神の正田樹投手の進路が「台湾・興農」って書いてありました。正田投手は先日の12球団トライアウトに参加、牛隊は今年も代表のかたが12球団トライアウトの視察に行ったという話ですのでたぶんそこで目をつけられたってことなんだろうけど、もう牛入りで決定?正田投手と言えば甲子園の優勝投手で、プロでも新人王ですよね。本当に台湾に来れば過去の日本人選手の中でもかなりの大物級に属する選手ってことで話題になるんじゃないかと思います。正田投手は高校時代に甲子園で優勝しましたが、台湾でも現在、高校野球の全国大会である「高中硬式木棒組棒球運動聯賽」が開催中。この大会は日本で言うところの甲子園みたいなもの…のはずなんですが、台湾は高校野球の全国大会がいくつかある上に、大会が新しくできたりなくなったりするもんだからどの大会が格上なのかとかイマイチ良くわからない。しかもこの高中聯賽は主催が棒球協会ではなくて教育部というところみたいだし。台湾のアマチュア界も結構複雑なんだろうか。それはともかく、この大会は職棒中継でおなじみの緯来体育台でテレビ中継してます。私もちょっと見たりしてるんですが、冬にやってるっていうせいもあるのか、甲子園のような「高校生活の集大成」「熱い戦い」って感じではなくて、若い選手がのびのびプレーしている、みたいな印象を受けます。また、甲子園とは違ってスタンドにお客さんがかなり少ないせいで、スピードガンを構えた外人さん、たぶんメジャーのスカウトなんだろうけど、彼らが陣取ってる一角が目立つ目立つ。日本のスカウトのかたも混じってるのかも知れません。まぁこういうところにまでメジャーのスカウトの手が伸びているからこそ、海外へ行く若い選手が多いってことなんだろうけど。で、ちょっと面白いな、と思ったのは大会の公式サイト(→これ)。右のほうの「比賽結果」のところをつつくと試合の詳細が出るのですが、その結果ページのフォーマットが職棒の試合とおんなじ。文字実況もちゃんとあるし。これ、良く見るとCPBLのページに飛ばされてるんですね。他の部分、選手名簿や個人成績のページもCPBLの公式サイトに飛ばされます。CPBLの試合結果ページは少し前から昔の試合の結果も見られるようになってて便利になりましたが、この高校野球の大会も同じシステムを使ってるってことなんだなぁ。ところでずっと前から思ってるんですが、CPBLの試合結果ページって、ちょっと変じゃないですか。たとえば今年の台湾シリーズの第三戦の記録(→これ)。CPBLの結果ページでは、統一獅の記録がこうなってます(一部改変して抜粋)。[8] 楊松弦[9]8 潘武雄[5] 布雷 89 劉芙豪 5 許峰賓でも、本来これはこう書かれるべきものでしょう。[8] 楊松弦 H9 劉芙豪[9]8 潘武雄[5] 布雷 R 許峰賓途中出場の選手が下にまとめられるのはわかりにくいけどまだ許容範囲としても、守備位置についてない選手が守備についたみたいに見えるのは変としか言いようがないのでは。これは入力間違いとかじゃなくてそういうシステムみたいなんですが、どうしてこんなふうになってるのか、とても不思議。(もっと前は代打や代走の選手がみんなDHとして扱われててもっと変だったような記憶が)仕方ないので結果をメモするときにはリンゴ新聞とか別のサイトを見て補完するのですが、リンゴ新聞のスコアも結構間違ってたりするのでCPBLサイトの結果と照らし合わせないといけなくて面倒。できれば台湾でもニッカン式スコアみたいなのを使って詳しく記録を載せてくれるところとかあれば良いのに。そういうのないんでしょうか。
2008年12月10日
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御堂筋のイチョウ並木。あんまりキレイだったから道の真ん中に立って撮ってみた。日本選手権のときだから、もう半月以上前。今はもう散っちゃってるのかな。ということで今さらだけど、今日は日本選手権の間に京都に行ったときのことを書きます。2月に京都の市営地下鉄が伸延して嵐山に行きやすくなっていたというのは当日の日記に書きました。出発前に乗り換えの仕方を調べていたら、その新しくできた地下鉄の駅は三菱自動車の京都工場の最寄り駅なんだって。京都ダイヤフェニックスBCが使っている野球グラウンドは京都工場の中にあることは毎日新聞の記事で知っていたので、どんなところなんだろうと足を伸ばしてちょっと寄ってみました。地下鉄東西線の新しい終点、太秦天神川駅。2番出口を出ると区役所の建物やバスターミナルがありまして、それを左手のほうに進んで行くと路面電車が走っている道があります。路面電車の線路沿いを少しだけ南東へ歩き、橋を渡る手前で南の方向へ曲がると国道162号線。踏切を渡ってまっすぐ10分ほど歩くと三菱自動車京都工場のグラウンド。(元)企業グラウンドにしては駅から近くて便利なところです。なお、国道162号線は国道のわりにあまり広くない道なのでお間違えなく(私たちは間違えて素通りしました)。あと踏切で横から車が入って来て結構危ないので注意。国道162号線に入ってしまえば一本道なので簡単なのですが、私たちは迷いながら何とか到着(←まったく方向音痴揃い一家です)。「三菱自動車」の看板が見えます。奥がグラウンド。ここで森憲久さんや伊藤智仁さんは汗を流していたってことで良いのかな。地図によりますと、国道162号線をそのままずっと南へ歩いて行くと1.5kmほどで西京極球場です。三菱自動車京都にとっては西京極球場は庭みたいなものだったんだろうな~。練習見学可なのかわからなかったので、とりあえず外からちょっとのぞき見。左端のほうに先ほどの"三菱自動車"の看板があり、右のほうがグラウンド。選手が練習しているのがちょこっと写ってます。良~く見るとラグビーのゴール(らしきもの)もあって、野球だけのグラウンドではないようです。この日は白い帽子に白いユニフォームの選手たちが何人かでランニングなどの練習してました。ダイヤフェニックス公式サイトによれば、この日は練習のない日。どこかの学校に貸してるのかな。グラウンドの入口付近に立っているのがこの看板。「京都外大西高等学校・京都外国語大学 天神川グラウンド」。京都外大西高校。以前は「京都西」って名前で甲子園を沸かせた学校ですよね。私でも知ってます。あれ、じゃあ京都外大西高校のグラウンドってことは、三菱自動車のグラウンドじゃないってこと? でも外には「三菱自動車」って看板が出てるんだからやっぱり三菱自動車のグラウンドっぽいけどどうなってるんだろう。調べてみると、こういうことなんだって。→[網頁]三菱自動車、パワートレイン製作所京都工場の一部敷地を売却(三菱自動車・プレスリリース)→[網頁]京都外大西高等学校に新グラウンドが誕生!!(京都外国語大学)(PDF形式)先ほどの地下鉄の伸延のために、それまで別の場所にあった京都外大西高校のグラウンドが移転することになり、三菱自動車京都工場の一角を買収して新しく「天神川グラウンド」として使用しているのだそうです。google mapで見てもわかるように、三菱京都の野球グラウンドのすぐ北側にもテニスコートやサッカー用のグラウンド(?)が広がっていまして、そちらが京都外大西高校のグラウンドってことなのかな、と。正確なところは良くわからないですが。で、寄り道は終わりで本来の目的地である嵐山へ。道を戻って、地下鉄・太秦天神川駅のすぐ隣が京福電気鉄道の嵐電天神川駅。やって来たのはいわゆるちんちん電車。これで京都市街の四条大宮から嵐山まで行けるのでした。というわけで、三菱自動車京都グラウンドのぞき見はおしまい。[記事]野球再発見:第11部・存続の論理/3 廃部からの「復活」(毎日新聞)(10/27)ダイムラーから離れたためか、会社側は京都ダイヤフェニックスBCを支援してくれているそうで、来年からはチーム名に「三菱自動車」を入れることも認められたとのこと。また来年が楽しみです。
2008年12月09日
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WBCに向け、1日から海外組選手が参加して台中で行われた合宿は一週間の日程を終了。郭泰源さんも投手コーチになってからの初仕事でしょうか。日本からは戻って来た姜建銘投手も参加していて、泰源さんに見てもらっておかしくなってしまったフォームを矯正しようと努力しているそうです。台中に実家がある張誌家投手も合宿を見に来て、以前の自分と同じような状態である姜投手にアドバイス。その甲斐あってか、メジャーのスカウトは「だいぶフォームが良くなった。これなら米国で採用されるチャンスもある」なんて言ってるとか。どこまで真に受けて良いのかわからないけど、メジャーのスカウトも見に来てるんですねぇ。で、この海外組合宿にはWBC日本チームの偵察隊もわざわざ見に来たそうです。海外組と言っても、参加しているのはマイナーリーグの中でも下部リーグ所属の若手選手が主体、このうち何人がWBC代表に選ばれるかは全く不透明。でもなかなか情報が得られない選手を見られるって点では貴重な機会ってことでもあるのでしょうね。ある意味、日本偵察隊の貪欲さに感心してしまいます。と思ったら、日本の偵察隊のお目当ては実は王建民投手らメジャーリーガだったって書いてある記事が。→[記事]旅外冬訓/日本隊派人場邊蒐集資料(NOWNews)→[記事]鎖定建仔? 日隊情蒐擺烏龍(自由時報)敵情視察のために日本代表チームの守備コーチ・高代延博とスコアラーの西山一宇が海外組選手の合宿地である台中球場に現れた。しかし王建民、郭泓志、胡金龍らメジャーリーガが参加していないことは彼らを失望させた。日本チームは来年のWBC連覇に向けてすでに偵察活動を開始、元統一獅などの中本茂樹も6日に高代と西山を伴って台中球場に現れた。中本曰く「我々は日本にいるとき、王建民、郭泓志、胡金龍はこの合宿に参加すると聞いていた」。彼らはこのたびの合宿が若手選手主体で、台湾に10年いる中本でも大半が知らない選手から成っているとは思ってもいなかった。6日は高代は若手選手の打撃練習を細かく観察、西山はブルペンで投手陣の状態をチェック。彼らは3時間弱の練習を見た後は多くを語らなかったが、ただ「みんな軽い練習だね」と。今回の海外組合宿は教練団が各選手を把握することが目的のために練習の程度は軽いもの。偵察隊が得られるものは限られており、投手コーチの郭泰源も笑って「見たって良くわからないでしょ!」。というわけで、メジャーリーガが参加すると思って彼ら目当てでやって来た日本の偵察隊はアテが外れて空振り! 残念でした、っていう風に書いてあるけども。いやいやいや、ホントかなあ。合宿が始まって参加メンバーが明らかになってから日本を出発してるんだし、それに中本さんがついててそんなことはないんじゃないですかぁ? 誰が合宿に参加するっていうのはずっと前から散々記事になってて、メジャーの選手は参加しないことは私だって知ってるのに…。本当に知らなくて偵察に来てたんだとしたら、日本代表チームの情報収集レベルって何?って感じてしまうのだけど。こちらは出発前の日本の記事。[記事]WBC:侍ジャパンコーチら台湾へ飛ぶ! 戦力をチェック(毎日新聞)来年3月に行われるWBC日本代表の高代内野守備走塁コーチと西山スコアラーが、5日から3日間、台湾で行われている台湾代表合宿を視察する。アジアのライバルの仕上がり具合や新戦力をチェックするのが目的で高代コーチは「台湾代表は2A、3A(クラス)ばかり。チェックする選手はいるが、全体的な視察です」と説明した。ほらほら、高代さんはメジャーリーガは参加してないことをちゃんと知ってるじゃないですか。やっぱり中本さんはすっとぼけてるんですよ、たぶん。(実際には2A,3Aの選手もほんの一部で、参加選手の大半は1Aやルーキーリーグ所属なんだけど)だまし合いしてるのか、単なる誤解なのか良くわかりませんが、とにかく日本チームの情報収集活動はもう始まっているということですね。あ、中本さんは巨人のスカウトだし、いまやってる高校野球の視察のほうがメインでこの海外組キャンプのほうは頭になかっただけだったりして。●年明けに候補選手発表で、記事にもあるように、今回の合宿は顔合せ目的のため大半の選手が軽めの練習に終始。郭泰源さんもこの合宿を見ただけで選手を選抜するのは難しいと頭を悩ませているそうですが、予定では年明け早々には候補選手50人が発表されるとのこと。そして旧正月明けの2月上旬に30人程度の選手が豪州へキャンプに行く予定となっているそうです。
2008年12月08日
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今日はプロ野球の話で。毎年恒例のスポニチ・「惜別球人」。楽天イーグルス編が5日に掲載されました。→[記事]惜別球人 楽天(スポニチ)先日、戦力外通告されていた戸部浩投手。進路が気になっていたのですが、ホークスの打撃投手になるのだそうです。そですかそですか、12球団合同トライアウトに参加していたので現役続行希望かと思ってましたけど、早めに決まって良かったですね。でも何でソフトバンクなの? 何かコネとかあったっけ。ま、いいか。最初、「打撃投手」って文字のほうが先に目に入って来たので楽天の打撃投手かと思った。生年月日が一緒で全く同じ日生まれの部坂俊之投手とまた一緒の仕事だなんて、何と言う腐れ縁かと。(部坂さんって今でも楽天の打撃投手でいいんですよね)でもチームは違ってもまた部坂投手と同じお仕事になることには変わりないですね。これからは裏方として頑張っていただきたいと思います。というわけで戸部投手は来年は現役でなくなりますので、東芝府中出身の現役プロ選手もとうとう千葉ロッテにいる地味なかた1人だけになってしまいました。東芝には現役選手がお二人いらっしゃいいますが、年齢的にはいつ上がってもおかしくないわけで、一線でプレーされている府中出身者も残りわずか。東芝府中が最後の試合を戦ってから、早いものでもう9年半ほど。もうすぐ10年。元横浜そごうの神田幸輝投手も引退して新設高校のコーチになられるそうですが、横浜そごうも東芝府中と同じ時期じゃなかったでしたっけ。横浜そごう在籍経験のある、企業の現役選手のかたってもうあと日産の青柳大輔選手くらいしか知らない(青柳選手が来年、現役を続けられるのかわからないけど)。社会人の選手のかたが現役でいられる期間を考えれば休廃部になって10年も経てばこうなることは当然なのですが、こうしてだんだんと本当に歴史の中のチームになってしまうのだなぁ、と感じてしまいます。プリンスホテルやいすゞもあと数年もすれば同じように…。「惜別球人」に戻ると、東芝府中のラストゲームの相手をした鷹野史寿選手と、そして沖原佳典選手も引退で、ともに楽天ジュニアコーチに就任とのこと。木村一喜選手や西武の貝塚政秀選手もそうですけど、今年は私が社会人野球を見始めた頃に活躍してプロへ行った、思い入れが強かった選手がたくさん戦力外になってしまいました。淋しいものです。
2008年12月07日
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先日、関西独立リーグがトライアウトをしたという日記を書きましたが、今回は四国九州アイランドリーグも台湾でトライアウトをするという話で。トライアウトをするという記事はこのへん。→[記事]日職》日四國九州聯盟來台舉[辛力辛]測試會(聯合新聞網)(big5)(11/22)トライアウト担当者によるblogも用意されています。→[blog]四国・九州アイランドリーグ入団のための台湾トライアウト公式ブログ(big5)すでにトライアウトの申し込みは5日に締め切られ、応募した選手は46人とのこと。→[記事]龍鯨21名球員報名參加日本獨立聯盟測試會(NOWNews)(big5)アイランドリーグのかたの事前の予想では20~30人と書かれていましたので大幅に上回る結果に。特に野手は締め切り前に1日でテストできる数以上に応募者が集まったために事前に募集を打ち切るほどの盛況ぶりなんだとか。で、応募46選手のうち30人が職棒の出場経験のある選手なんだって。うち、鯨と龍の現役選手が21人を占め、鯨が13人、龍が8人。鯨の今年の台湾人選手を数えてみると、32人いらっしゃいました。龍は永久追放になってしまった選手を除くと20人。応募選手はそれぞれ13人と8人だから半分近い選手が応募したっていうことに。結構な率です。●周思齊選手も参加鯨と龍から具体的に応募した選手としては、曾兆豪投手と周思齊選手が名前が出てます。→[記事]日職》獨立聯盟測試 報名擠爆(聯合新聞網)(12/5)周思齊選手は今年のベストナイン、曾兆豪投手もケガする前は10勝投手。結構な大物。周思齊選手曰く、「(鯨と龍の選手を分配する)特別ドラフトがいつになるかわからないし、とりあえず受けてみてもし条件が悪くなければ出国するのも選択肢の1つ」。つまり、万が一、特別ドラフトで選ばれなかった場合の保険ってことなのか。それとも条件次第では特別ドラフトで選ばれても日本行きなのか。受けるつもりと言われていた謝佳賢選手は、今のところ腕の手術明けでまだ調整状態が良くないので申し込んでいないのだそうです。ただし、当日に会場へ行ってみて状態が良ければ飛び入りで参加するかも知れないとのこと。●給料が半分になっても前、謝佳賢選手が受けると言っていた記事はこれでした。→[記事]薪水折半去IL聯盟?謝佳賢:我只想快樂打球(NOWNews)(big5)(11/25)記事のタイトルにあるように、謝佳賢選手はアイランドリーグに行くと給料が半分になっちゃいます。いや、謝佳賢選手は3年契約で1年あたり400万元だから、日本円の年俸にして1200万円くらい。アイランドリーグの月給は10~40万円とのことなので、上限いっぱいまでもらっても半分以下。下手すると10分の1に。(そもそも本当に40万円ももらえるんだろうか。確かに先ほど貼ったblogの募集要項には「月給10~40万円」と書いてありますが、アイランドリーグの選手は12万円じゃなかったでしたっけ。外国人選手は違うのかなぁ)にも関わらず、なぜ待遇が悪くなるアイランドリーグを受験するのかというと、その理由は職棒の環境に激しく失望しているからで、「ただ楽しく野球がしたいだけ」。うーん、重いなぁ。いくら自分がスター選手とは言え、この先、何年持つかわからないような職棒聯盟と心中したくない、チームのゴタゴタに巻き込まれて警察のご厄介にもなったし、もう国内の職棒界はコリゴリ、アイランドリーグは厳しい環境ではあるけども職棒よりはマシ、っていうことなんですかねぇ。職棒界って選手からも信用されてないのかなぁ。●トライアウトは19日に開催本当に謝佳賢選手や周思齊選手が受験すれば、実力面で言えば合格間違いなし! なんだろうけども、アイランドリーグはプロを目指す選手を育成するのが目的だったはずで、すでに台湾でプロ選手(しかもトップクラス)であるお二人は主旨には合わないかも。NPBを目指す日本の若者のために胸を貸す、みたいな立場になるのでしょうか。それに「ただ楽しく野球がしたいだけ」といってもリーグの性格上、果たしてそんな何年もプレーできるのかっていうのもありますし。そんなこんなで、記事を読んでて何だかフクザツな気分。本当に球団減のあおりで職棒の選手枠からあふれてしまい、来年は台湾ではプロ生活が続けられなくなる選手の受け皿となるのであれば、歓迎すべきことだと思います。でも謝佳賢選手や周思齊選手みたいに間違いなく職棒に残れば主力になれる選手が流れて行ってしまうのはちょっと。職棒界が危機的状況にある中、できればスター選手には残ってもらって盛り上げてもらいたいと思うのですが、それはご本人次第だから…。相変わらずまとまりのない内容になってしまいましたが、とりあえずトライアウトは19日に開催、結果は1月中旬に発表とのことです。
2008年12月06日
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ENEOS・田沢純一投手はレッドソックスと正式に契約したらしいですね。会見の映像を見ましたが、もっと笑顔いっぱいかと思ったけど意外と堅い表情。これから険しい道が待っているので喜んでばかりいられないってことか。それにしてもメジャー契約っていうのはすごいな~。アジア人では韓国台湾のアマチュア選手で100万ドル以上の契約金をもらって渡米した選手は何人もいるし、中には曹錦輝投手や王建民投手みたいに200万ドル以上の大型契約だった選手もいますが、確か誰もメジャー契約ではなかったはず(←メジャーってものを良くわかってないので外しているかも知れませんが)。それだけ評価されてるってことなのでしょう。さて、今年は三冠まであと二歩のところまで迫ったENEOS。公式サイトには野球部長さんのコメントが「2008年シーズンの終了にあたり」というタイトルで掲載されています。去年はこの野球部長さんのシーズン後の挨拶のところに退部される選手(の一部)の名前が出ていたんだった。今年もかな、っておそるおそる見てみると…。やっぱり今年も野球部を離れられるかたの名前が出ています。しかも今年は全員っぽい。川本コーチ、成瀬トレーナー、谷口投手、清見投手、田澤投手、池田選手、糸屋選手の7名がENEOS野球部を去ることなりましたえ~、清見投手まで辞めちゃうの? 糸屋選手も若いのに。寂しくなるなぁ。清見投手は先日の日本選手権、Honda鈴鹿との試合で先発したのが最後のマウンドだったんだなぁ。真面目に写真撮っておけば良かった。前に日本選手権予選のかずさマジックとの試合で、ノーヒットノーラン寸前までやられたのが清見投手でした(結局、継投でノーヒットノーランされました)。育ちが良さそうなお坊ちゃまタイプに見えるのは出身校からのイメージからだけではないでしょう。(投げているときの写真でも、ちょっと上の歯が見えてることが多かったり)糸屋選手は日本選手権の試合でベンチに入ってなかったので(野手転向したばかり(?)の斉賀選手はベンチ入りしていたのに)、ケガでもしてるのかと思ったのですが、どうなんだろう。甲子園で優勝して、人気のある選手でしたよね。(こんな写真しかありませんで。打席に入っているところを撮ってただけでもラッキーか)谷口投手は最近、まるで投げないのでこちらもケガかと思ったけど、日本選手権のときはちゃんとグラウンドに出て試合前練習してたので体は大丈夫っぽかった。それにしても最近投げてなかったですよね。記録をさかのぼってみると、公式戦では都市対抗予選の第二代表決定戦でコールド負けしたときに、日産・青柳選手に「サヨナラ2ラン」を打たれたのが最後みたい。(予選でコールド負けしたチームが黒獅子旗っていうのもなかなかないのでは?)(いや~、失敗しちゃったよぉ~)池田選手は最後となった日本選手権準決勝の試合前、高校の同級生のトヨタ・保良久生選手といやに丁寧に挨拶と握手してたんだけど、今思えば退部するので「おつかれさまでした」みたいな意味もあったのかなぁ。(こんな写真しかなくてゴメンナサイ。中央、23番が見えるのが池田選手)川本さんは一塁ベースコーチで、いつもいったい何枚あるんだろうっていうくらいの量の手袋の束を持ってたんだった(それくらいしか知らない)。(手袋たくさん)皆様おつかれさまでした。つい最近まで、ENEOSは広瀬繁投手、清見投手、田沢投手で「3本柱」って言われてました。来年はそのうち2人いなくなっちゃうんだ。でも日本選手権を見ていてもENEOSは若い投手が出て来る兆しが見えてましたし、きっと心配いらないんだろうなぁ~。去る人もいれば来る人も。元巨人・三木均投手、鷺宮製作所へ。[記事]現役で野球貫く!前巨人・三木が鷺宮製作所へ(サンスポ)野間口貴彦投手と一緒に自由枠で巨人に入った選手ですよね。いつの間にか育成選手になっていたとは知らなんだ。
2008年12月05日
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今さらアジアシリーズの話題になりますが、獅隊がSKワイバーンズに勝てたのは、事前の偵察活動が役に立ったからっていう記事から。[記事]統一獅的勝利 證明情蒐的重要(聯合新聞網)(big5)(11/15)[記事]情蒐宰韓 馮勝賢:辛苦有代價(壹蘋果運動王)(big5)(11/17)ちょっと長くなりますが、2つの記事を混ぜて適当に。「韓国に行って本当に疲れたけど、こうして統一が勝つことができたし、高志綱は試合後に握手しに来てくれた。苦労した甲斐があったよ」。今回のアジアシリーズでのデータ担当である「老邦」馮勝賢は苦労と引き換えに獅隊のコーチ、選手から認められたのだ。馮勝賢と中華職棒連盟記録担当の林聿文は韓国シリーズ開催期間に現地まで赴いてデータ収集を行った。二人は大きな荷物を持ってバスに乗り、毎日の睡眠は4~5時間のみ。帰国後はデータを整理し、日本入りの前に台南へ行って獅のコーチ陣に披露するとともに高志綱と配球を研究した。昨年、相手のデータがなかった統一隊は霧の中で試合をしているようなもので、霧が散るのを待っていたら試合も終わっていた。どうして負けたのか、自分でも良くわからなかった。今年はデータがあり、対戦相手の一挙手ごとが把握でき、相手の試合での変化にも早めに気がつくことができた。たとえばSKの先発・蔡秉龍はスライダー投手で、ストライクをとるのにスライダーを使う。しかしデータでは決め球はストレート。劉芙豪が打った1本目の3ランはストレートを狙ったものだった。 偵察隊が集めたデータは打者攻略にも林岳平の投球にも大きな助けとなり、併殺打が4つあったのもデータと密接な関係があった。というわけで、昨年のアジアシリーズでコールド負けしたSKに今回は大勝できたのは、偵察隊が韓国シリーズに行ってデータを集めて来たおかげって部分もあるんだって。記事中、蔡秉龍投手がストライクを取るのはスライダーだけど決め球はストレートとありますが、確かに記録を見ると蔡秉龍投手から打った陽森選手の同点タイムリー、劉芙豪選手の3ランホームラン、高志綱選手のソロホームランは全て追い込まれてから打ったものです。韓国の新聞にもこのことは写真つき記事で取り上げられていて、手前に見えているのが馮勝賢さんですね。→[記事][ニュース分析] 'SK 解剖あった' 亜チャンプ決勝挫折なぜ?(スポーツ朝鮮)(11/17)記事の内容は、台湾からの偵察隊は投げるたびに球種を韓国のスコアラーに確認しているような有様で、果たして情報収集の結果に効果があったのかは疑問だ、なんて書いてありますが、とにかくも台湾側が準備をしたということが重要だとあります。それに比べてSKは日本シリーズにはスコアラーを派遣して分析していたのに統一相手には油断していた、と。というわけで、聯盟もやることはやってるんですねぇ。こういうデータ分析って、台湾が韓国や日本と比べて非常に苦手な分野ってイメージでした。日本は野村監督がデータ野球の象徴みたいになってますし、韓国のリーグ戦では試合中にベンチにノートパソコンを持ち込んで何かやってるみたい。そしてSKや斗山の監督さんは非常にデータ重視の采配するするとか。対して台湾の場合は球団にスコアラーがいるのかどうかさえ良くわからないし、一昨年でしたっけ、アジアシリーズ前に日本の投手のことは良くわからないので事前にパワプロをやって日本の投手の特徴を勉強したとかいう笑い話レベルの話も。WBCの前だったかに韓国の視察に行ったけどもビデオ撮影に失敗して、代わりにDVDを買って来たはいいけど台湾では規格が合わずに再生できなかった、なんてな話もありました。それに比べれば、今回は台湾もかなりやる気を出したっていうことなのでしょうか。次回のWBCでも今回の経験が活かされると前回大会以上に期待できるのかも。●なぜ馮勝賢コーチが担当?で、素朴な疑問。何で象の二軍コーチである馮勝賢さんが、聯盟のスコアラーとして韓国シリーズの偵察に行ってたのか?以前、林岳平投手がワザとぶつけた云々で揉めたときの当事者でしたよね。獅隊とは因縁のある選手だけど、もうわだかまりみたいなのは一切ないってことでいいのかな。馮勝賢さんは現役中に輔仁大学の修士号を取得していた「高学歴選手」なのだそうです。何の学科の修士なのかわかりませんが、そういうデータ分析の分野の研究をしていたから選ばれたってことなのかなあ。
2008年12月04日
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全東京の台湾遠征結果はJABAの公式サイトに出てますね。→[網頁]全東京選抜チーム 台湾遠征について(JABA)(PDF形式)最終スコアだけ書きますと、1日の結果は全東京 7-2 台北体育学院全東京 12-4 輔仁大学ということで、全東京は28日の試合と合わせて4戦全勝だったそうです。台湾のニュースサイト等でもっと詳しい情報とか出てればまた載せたいと思いますが、2日経っても出ないんだから望み薄かも。台湾棒球協会の公式サイトでは明治神宮大会優勝のご褒美・東洋大学の遠征日程とメンバーも発表されています。9日に高雄入りして、試合は11、13、14日とのこと。高雄→台中→台北と移動しながら試合をして、高雄から台中までは台湾新幹線にも乗れるんだって。いいな~。さて、今日の社会人関連の大きなニュースと言えばやはり、Honda・長野久義選手の指名拒否、なのでしょう。当然いろいろ意見はあるのだと思いますが、ご本人が納得した上で選んだ道ならそれで良いんじゃないかと。また来年もHondaで見られるのなら応援しますよ~。(でも千葉ロッテファンのかたからは嫌われるんだろうな~。ま、それも覚悟の上のことか)しかし「グランド・スラム」最新号の都市対抗出場選手の意識調査コーナー、打撃ナンバーワン部門アンケート第1位の選手と第2位の選手が同じチームに揃うことになるだなんて。何て凶悪なんだ(都市対抗予選ではお手柔らかに…)。あと期待するのは全日本。来年はアジア選手権もワールドカップもあります。長野選手はHondaでは意外と打ててない(?)みたいですが、国際大会となるとやたら打ちますからね~。前回大会の銅メダルのときに一緒に活躍した野本圭選手や摂津正投手はプロ行っちゃうけど、長野選手は残るとなればこれはかなり頼もしいんじゃないでしょうか。また西郷さんと一緒に監督さん(どなた?)の胴上げを目指していただきましょう。ところで。札幌で開催される来年のアジア選手権は、大学生中心のメンバーになるみたい。→[記事]佑が円山球場で投げる 「アジア選手権大会」札幌開催決定(スポーツ報知)アジア選手権は大学生中心、ワールドカップは社会人中心になるんだって。とすると、アジア選手権に社会人選手が出るとしても若手だけ、か。やっぱり記事のタイトルにあるように、話題はハンカチ王子がみんな持ってっちゃうのかなあ。あと来年は日米大学野球もあって、大学代表の監督コーチは年明けに発表だそうです(←今日発売の週刊ベースボールより)。
2008年12月03日
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12月1日に行われる予定になってた社会人全東京チームの試合結果を書こうと思ったのですが、翌日になっても棒球協会の公式サイトに掲載されません。試合なかったんだろか。代わりに今日は来年の職棒のスケジュールの話題で。1日に代表者会議が開催され、来年の職棒の大枠のスケジュールなどが決まったそうです。→[記事]中華職棒/明年球季毎隊打120場 仍維持上下半季(NOWNews)(big5)→[記事]中職》3月28日開打 毎隊打120場(聯合新聞網)(big5)来年はチーム数が減るためにいろんな面で大幅にリーグ戦のやり方が変わり、だいたいこんな感じになるらしい。・3月28日開幕予定・各チーム120試合ずつの計240試合・各チーム毎週5試合ずつ、10月上旬に終了・火~木に2試合、金~日に3連戦・上下半期制は継続・一軍登録人数を28人とし、今年の25人より3人増やす・一軍登録は台湾人選手が25人まで、外国人が3人まで・外国人は抹消から7日間経過で再登録できることに(今年は14日)・外国人の期限は8月31日・プレーオフ制度は全面的に変更WBCのためか、ずいぶんと遅めの開幕。意外だったのは、1チームあたり120試合もあること。私が職棒をチェックし始めた頃もCPBLは4球団で、そのときは90試合でした。だから今回もそれくらいかと思ってたらずいぶん多い。そして各チームとも1週間に5試合もやるのだそうです。日本ならアタリマエだけど台湾では超過密日程。これだけ試合数が増えると個人記録で新記録が続出するんじゃないかとか、今でも打高投低状態なのに投手のやりくりが大変になって余計に打撃戦が増えるんじゃないかとか考えてしまいますが、試合数を増やしたのは雇用増を考えた施策なのかなあって風にも思えて来ました。だって1週間の試合数が増えればその分、多くの選手に出番が与えられるようになりますよね。実際、登録人数も3人増えて28人になるようです。すると、鯨と龍のあふれた選手を吸収する余地が生まれるってことになるのでは。たとえば先発投手なら、仮に1週間の試合は全て違う投手が先発で投げるとして。今年までは4試合×6チーム=24で24人の先発投手が必要。もし来年、4チームになっても週4試合のままなら先発投手は16人しかいらないくなる。でも週5試合になったので、来年は20人の先発投手が必要。週1試合増やしたことで4人分の人員が増えて、これを鯨や龍の選手から補うことになる、と。一軍登録人数も25人→28人と今年より3人増。外国人選手3人の枠を除くと、今年は22人×6チーム=132人が一軍登録来年は25人×4チーム=100人が一軍登録乱暴に言えば、今までは台湾で野球がうまいほうから上位132番目の選手までが一軍にいられた。来年は一軍にいられるのは上位100番目まで。その差32人。一軍枠25人のままなら44人が蹴落とされるのが32人で済む。と言っても、今年は一軍でプレーできていたはずの選手が32人、来年は一軍にいられない。それだけ内容の濃い試合が見られるってことになるんだろうけども、32人って結構多いですねぇ。それに同じくらいだけ、職を失う選手も出るってことでもあるのだろうし。本当に枠が増えた分だけ雇用が増えたとしても、完全には吸収しきれない。実際には、永久追放になった龍の選手や、黄俊中投手みたいに来年は職棒にいられないことが決まってる選手が合計で10人ほどいます。本来なら兵役期間が終わって職棒入りするはずが、昨今の状況にイヤ気がさしたらしくアマチュア復帰すると報じられている選手が少なくとも4人。これから海外挑戦が決まる選手もいるかも知れない。逆に林英傑投手みたく海外から戻って来る選手も少し。これらを加味すると、球団減がなければ野球を続けられたのに職にあふれることになる選手は20人くらいになるのかなぁ。それでも結構な人数。そこに誰が含まれることになるのかは鯨と龍の選手を振り分ける特別ドラフトの結果次第。どうなるんだろうか。あふれた中で野球継続希望の選手は先日トライアウトが行われた関西独立リーグ、再来週にトライアウトが行われるという四国九州アイランドリーグなどに散って行くのだろうけど、何人雇ってもらえるんだろう。あと中国大陸のリーグに行くのはどうか、なんて話も出ているらしいです。中国は台湾とは逆で来年からチーム数が増えるんだって。中国のほうが棒球界の景気は良いのかぁ?
2008年12月02日
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本日(12月1日)は許銘傑投手の32回目の誕生日です。おめでとうございま~す。ってことで、今日は先日に西武残留が決まった許投手の話題で。契約更改の記事から。[記事]西武許、WBCのために新球習得目指す(日刊スポーツ)(11/28)さっくり引用しますと。西武許銘傑投手(31)が新球マスターで来日10年目に臨む。今季は1勝3敗と結果を残せず、500万円減の年俸2000万円で27日に契約を更新した。会見では、WBCの台湾代表入りを熱望し「日本と対戦する場合、球種を知られているので、新しい球を覚えたい。球種は秘密。たぶん当てちゃう」と新たな武器の習得に意欲を見せた。今年で9年の長期契約を満了したが、来季は1年契約で臨む。というわけで、2500万円→2000万円(500万円ダウン)で契約更改したとのこと。許投手の年俸がこうしてはっきりと記事として数字が載ったのって久しぶりな気がします。このblogを始めた年だから3年前だったかな、台湾の記事で2000万円にダウンと報道されているのが最後だったような。なのにその後も日本の選手名鑑では私が見た範囲ではずっと4000万円と書いてあり、成績が悪くてもずっと現状維持のままで変化なし。一体どうなってるんだろうと思ってたけど、今回の報道では今年は2500万円だったということらしい。何だか良くわからないなぁ。それから記事に書いてある「9年契約」というのも今年になってから急に日本のマスコミで言われ出したこと。確かに成績が芳しくないのに残留していられるのは長期契約だからってことにすれば納得しやすいわけですが、でも台湾の報道ではそんな長期契約だなんて見たことないです。あくまで年俸は推定だし、契約内容もごく一部の関係者しかわからないこと。揺れがあってもおかしくないけど、それにしてもちょっと謎めいた部分が多いような…。今回の契約更改も、球団の公式サイトを見てもただ契約更改しましたって書いてあるだけで何年契約とか金額がいくらってことは一切載ってません。もしかして来年は単年契約っていうのも記者の推定?まぁ何はともあれ来年もチャンスをもらったのですから、改めて頑張っていただきたいな、と。それだけです。成績残せばいろいろ心配しなくても良いのだし。それにもし解約になっちゃって台湾に戻るとなると今はちょっと大変ですから…。(戻るはずだったチームはなくなっちゃいましたし)●また新しい球種?さて、先ほどの契約更改の記事に戻ると、許投手はWBCに向けて「新しい球を覚えたい」とコメントしているようです。32歳になっても向上心を忘れず、新しいことに挑戦するとは結構な心がけではありませんか、と言いたいところですが、何だか毎年同じようなことを言ってるような気が…。昔のメモを引っ張り出してみると。去年の今ごろの時期には新しい球種としてカットボールを試したっていう記事が出てました。→[記事]新練[上下]特球 許銘傑 賞給日軍(壹蘋果運動王)(big5)(2007/12/03)で、一昨年のオフはフォークボールを練習しているという記事が。→[記事]指叉球會掉會晃 捕手都怕怕(壹蘋果運動王)(big5)(2007/02/15)というわけで毎年、球種を増やそうと努力はしているみたいなんですが、果たしてどのくらいモノになってるのかというと?もっとも、今回の「新しい球を覚えたい」っていう部分のコメントは各社の記事でバラバラ。スポニチだと「アピールできず悔しかった。シュート以外の球を磨きたい」時事通信だと「2年間結果が良くなかった。シュート以外の自信を持てるボールを投げたい」サンスポだと「今年は精神的な弱さが出た」「台湾の代表として選ばれたら(同僚の)中島もシュートでぶつけちゃうくらい攻めるよ」ってことで、必ずしも新しい球種ってわけでもないのかも知れません。それにしても、会見でのご本人のコメント(+通訳さんの同時通訳?)なのに何でこうも各紙でコメントの中身が違うのかと非常に不思議。●後半戦の不調は体重増のため?今年の許投手を振り返ってみると、一軍に上がった5月にはおよそ4年ぶりに先発での勝ち星を挙げるなどしてなかなか良いピッチングで期待を持たせたのに、結局長続きしませんでしたねぇ。アジアシリーズでもかなり残念な結果になってしまいました。[記事]西武續約… 許銘傑還在等(聯合新聞網)(big5)(11/13)ご本人曰く、今年はここ4~5年の間では身体の具合が最も良かったのだそうです。確かに肝臓を壊してから毎年どこかしらケガをして投げられなかったりしていたし、一応は順調にシーズンを過ごせたというのはとても良いこと。(キャンプの時期にちょっとケガがあって五輪予選はお休みしたんじゃなかったでしたっけ)ただ、身体の具合が良かったのに成績が良くなかったというのはある意味かなり困りモノ。では何が悪かったのかというと。[記事]許銘傑讚獅 在日能生存(壹蘋果運動王)(big5)(11/17)アジアシリーズが終わったらしばらく日本に留まって自主トレしながら契約の問題を処理するとともに、積極的に減量して下半身を強化、来年のキャンプまでに5kg痩せるつもりだという。「シーズン後半はいちばん良いボールを投げても手応えが感じられなかった。どこに問題があるかわからないけど、体重と関係があるかも知れないって思うんだ」というわけで、どうも太っちゃったことがいけないのかも知れないと考えているらしい。減量するそうです。アジアシリーズのときに久しぶりに映像を見たけど、そんなに太ってたかなぁ。また来年は新しい外国人投手が入ってくるので競争しないといけないんだろうけども、繰り返しになりますがもう1年チャンスをもらったのですから、改めて頑張っていただきたいです。
2008年12月01日
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