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暗い話題が続いた今年の台湾職棒界。それでも秋に入ってプレーオフや台湾シリーズの盛り上がり、アジアシリーズの獅隊の健闘と、少しは明るい光が見えたようにも感じたのですが、獅隊の健闘は火事に向かって紙コップで水をかけたようなものなのだったのか、アジアシリーズが終わって現実に戻ってみると相変わらず職棒をとりまく状況は厳しいようで、各方面で景気の悪い記事が目立ちます。これは28日の記事ですが、象隊がヘッドコーチの李居明さん、二軍監督の林百亨さん、打撃コーチの呉聲武の3コーチを解約にしたんだそうです。→[記事]象連[石欠]3教練 李居明 兄弟情盡(壹蘋果運動王)(big5)(11/28)コーチの大量入れ換え人事なら良くある話だけど、記事を読んでどんよりした気分にさせられるのはその理由。「景気が悪いので節約のため」だって。要するに、人減らし。そんなことしなきゃいけないほどピンチってことか。記事によれば、象隊はポストシーズンで1000万元稼いだそうですが、それでも赤字3500万元なのだそうです。来年、赤字が4000万元になったら解散するとかいう話も前にありましたし、もし本当にそのつもりならギリギリのところ。さらに来年は放映権料がまた大幅に減額されるって話だから、このままでは本当に…。で、人減らしなので代わりの新しいコーチは雇わないみたい。陳瑞振選手が来年から守備コーチ兼任になるそうですが、それを含めても王光輝監督の他にコーチは中込伸、陳[王奇]豊、許閔嵐、鄭漢禮、馮勝賢、陳憲章、陳瑞振の7人のみ。それだけの人数で大丈夫なんだろうか。来年から二軍はなくなるかも知れないのでそのぶん人が減っても構わないってことなのかも知れませんが、ほとんどのコーチがついこの間まで現役だったような若いひとばかりになっちゃう。コーチも世代交代って言えば聞こえは良いかも知れないけど、給料が高そうなベテランコーチから切っているようにも見えるし。確かTMLも最後のほうはこんなことして経費を浮かそうとしていたんじゃなかったでしたっけ。何だか末期症状に近いんじゃないかってさえ感じてしまいます。どうなっちゃうんだろう。他チームでも牛も10月にコーチ陣を刷新して林仲秋さんや劉義傳さんら6人のコーチが解約やフロントへの配置転換。そして解散になってしまった鯨や龍の監督コーチの人たちも自動的に失職。今年コーチをされていたかたのうちの半分くらいが職を失うか変わることになる、未曽有のコーチ受難のオフってことになるみたいです。●コーヒーショップ休業で、さっきの記事でちょっと気になったのは、李居明さんが経営するコーヒーショップのこと。李居明さんはかつて象隊を飛び出してTMLに行ったために両聯盟が合併してしばらくの間は職棒から追放の身。その間、台北でイタリア式のコーヒーショップを経営していたという話でした。「日安[イ尓]好」という、MRT木柵線の終点・中山國小駅のそばにあるお店で、兄弟大飯店からもそんなに遠くもないところ。が、記事には今は経営不振で休業してるって書いてあります。ふーん、そうだったんだ。というのは、私たち家族が前に台湾へ行ったときのこと。一日観光して疲れたとき、ちょうどこのこの李居明さんのコーヒー屋さんの近くだったので一休みしようと思ってお店を探したんですが、見つからず。お店を探すのに散々歩き回って余計に疲れました。仕方ないのであきらめて戻ることにしたんですが、もう夕方で暗くなるし、バス停を探してうろうろしていたら松山空港のすぐ南の、空港の壁に面したさみしい場所でバスを待つ羽目になり、暗くて人通りは少ないわ、飛行機の音はうるさいわ、なかなかバスは来ないわで怖かった記憶があります。あのときはお店の場所を間違えたか探し方が悪かったのかと思ってたけど、当時からもう休業してたのかなぁ。
2008年11月30日
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社会人全東京チームの台湾遠征は28日に初日の2試合が行われました。いま韓国の2つの大学が親善試合をしに台湾に来てまして、そちらはテレビ中継もあっていろいろ新聞記事も出てます。だから全東京チームの遠征のことももっと記事が出るかと思ったけども、中華棒球協会の公式サイト掲載のレポート以外には全然見つからない。何だこの扱いの差は。仕方ないのでそのレポートをつらつらっと訳しますと。→[記事]日本全東京社會明星隊訪台 首日兩戰皆捷(CTBA)(big5)全東京000 110 011=4(8安打、0失策)000 000 001=1(4安打、1失策)開南大学○上津原詳 S柄沢祥雄 ●李介豪開南大学は全東京先発のセガサミー・上津原詳の前に5回で僅か3安打、5三振を喫する。全東京は4回に失策から先制すると、5回に川端崇義(JR東日本)のタイムリーで2点目。8回9回に開南の陳正龍投手・黄劉清から追加点を奪って4-1で開南大学を破った。全東京040 000 100=5(10安打、2失策)010 000 001=2(4安打、1失策)文化大学○松山裕一 ●鄭凱文 (本)洪臣宇文化大学は鄭凱文(北京五輪代表)を先発させたが不調、2回に全東京の集中打を浴び、4安打に重大な場面での失策も出て4失点。鄭凱文が3回で降板後は文化大学は曾[王宗]萱、廖文揚、林晨樺、林蔚諭のリレーで7回に廖文揚が1失点したのみに抑えた。文化大学打線は全東京先発の松山裕一(明治安田生命)の封鎖を突破できず、5回までは4番の洪臣宇のソロホームランで1点を奪ったのみ。最終的に全東京が5-2で文化大学を破り、1日2試合とも勝利した。というわけで、全東京は台湾の強豪大学を相手に2連勝だったそうです。ニュース記事以外では、横尾弘一さんが現地に行かれてレポートされています。おつかれさまで~す。スタメンや写真も載ってますよ。→[blog] 東京都選抜が連勝!!(野球とともに生きている)ユニフォームは前にアジア都市対抗で東京都代表が出場したときと同じものなのかな、これは。それからこちら、勝手にリンクしちゃいますが文化大学との試合を見に行かれたかたが写真を載せてくださってます。→[網頁] 全東京社會人明星隊写っているのはそれぞれ鮫島浩太郎選手(東京ガス)、成田啓祐投手(NTT東日本)、門岡泰弘選手(明治安田生命)かな。最後のはわからないけど。とりあえずスタンドがちょこっと写っている写真を見ると、お客さんはあんまりいなかったみたいだな~。全東京は土日は試合がなくて観光日。どこを観光されるんでしょうか。美味しいモノも食べてるのかなぁ。いいな~(←遊びに行くんじゃないってば)。そして月曜日に再び2試合。午前に元南海の高英傑さんが監督の台北体育学院、午後には来年のWBCやワールドカップで台湾代表監督をつとめる葉志仙さんが率いる輔仁大学との対戦。
2008年11月29日
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神奈川新聞のスポーツ面トップはこんな記事。「名門に終止符・休部迎えた三菱ふそう川崎」内容は「新たなる舞台へ」ってあるように、主に移籍選手の進路についてです。実は移籍先探しはもう2月から始まってたんだって。もし休部が撤回されたら残留って条件で。移籍希望20選手のうちの8選手は最初は他チームからのオファーがなくて、他チームの練習に参加させて採用にこぎつけたのだそうです。そういうこともしてたんだ。全員の移籍先が決まったのは9月下旬とのこと。ふそうさんは選手の移籍先がとても順調に決まったような印象がありましたが、ずいぶん早い段階から動いていたからこそ、っていう面もあったみたい。それでも全員が決まるまでは半年以上かかってる。過去には都市対抗後とかに急に休廃部が決まり、選手の受け入れ先を探すのに苦しんだと言われたチームもありますが、やはりそんな急では無理もない話なのですねぇ。とすれば、先日、突然に会社が破産したヒタチエクスプレスはこの時期だと相当にキツいですよね…。で、記事には選手のかた全員の進路が載ってます。移籍先は関東と東海地区が大半ですが、北は北海道から南は九州まで、ずいぶん幅広く散らばることになるのだそうです。やっぱりバラバラになっちゃうんだなぁ。神奈川に移籍されるかただけ書きますと。東芝:井川良幸選手・市川和樹選手・長谷川進野選手三菱重工横浜:斉藤圭太投手・佐々木勉選手の計5選手。重工さんは二遊間がまた強力になるんだな~。手強い相手になりそうだ。何度も書いてますが、監督コーチその他スタッフのかたの進路も気になる。なお、この記事は「上」とありますので、明日も連載が続くようです。明日以降に載るのかな。●「大学野球」より新人さん情報27日は週刊ベースボール増刊「大学野球・2008秋季リーグ戦決算号」の発売日でもありました。今年はちょっと遅かったですね。やっぱり真っ先に見てしまうのは、新たなる舞台へ旅立つ4年生の進路。今年はドラフトが終わった後ですので、去年と比べて社会人に進まれることが決まっているかたが多く掲載。それでも「未定」「野球継続希望」のかたもたくさんいますけども。で、掲載分で神奈川の企業チームに入る選手は以下のとおり。<新日本石油ENEOS>佐分祐輔(投・日向学院→亜細亜大)中西大器(投・智弁学園→東海大)日高一晃(捕・福岡工大城東→筑波大)泉尚徳(外・国士舘高→早稲田大)<日産自動車>久古健太郎(投・国士舘高→青山学院大)中野大地(捕・拓大紅陵→明治大)吉田承太(内・筑陽学園→関東学院大)<東芝>江柄子裕樹(投・つくば秀英→明治大)服部政樹(投・九産大九産→九州共立大)松永隆太(外・九州学院→東洋大)工藤崇博(外・大府高→亜細亜大)重工さんは掲載分の範囲ではゼロでした。東芝はふそうさんからの移籍も合わせると7人も新加入選手が入るんだ。ますますオフが怖い。あのポジションとあのポジションは人数多すぎだからきっとあの選手が…。ああ、考えるのやめよう。それから進路がかずさマジックになってる選手は以下のとおり。<かずさマジック>中川一也(投・関東一高→平成国際大)末次正樹(投・福岡大大濠→九州共立大)山縣有輔(捕・早稲田実業→早稲田大)島影竜馬(内・東陵→日本大)岡野重仁(内・水城→常磐大)梅田佑太(内・愛産大三河→愛知産業大)野坂亮太(内・北陸→佛教大)米田真幸(外・姫路工→平成国際大)掲載分だけで実に8人も採用。大補強と思って良いのかな?でも来年に向けて期待する反面、こちらもそれだけ退部者が出るってことだからちょっと憂鬱。他に気になること:・進路が「Jプロジェクト」になっている選手が実に12人もいます。こちらを見ると、2003年に発足したチームとのこと。軟式から硬式への転換なのでしょうか。・進路が「日拓」となっている選手が1人いらっしゃいます。これは?・「ヒタチエクスプレス」になっている選手が1名、いらっしゃいます…。・マネージャのかたで(名前からするとおそらく女性)、進路が「読売ジャイアンツ」のかたが。「プロ入り」して、また選手を支えられるのでしょうね。
2008年11月27日
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日本選手権が終わり、次の興味あるイベントは東京都社会人チームの台湾遠征。先日の日記で書いたように、「全東京社會明星隊訪華友誼賽」という大会が行われ、全東京チームは27日に台湾に出発、28日・12月1日に台北の天母球場で試合が行われる予定。ただその後、東京都内の各チームの公式サイトなどを見ても特に何の情報もないのでどうなってるのかと思ってたけど、台湾の野球協会に遠征チームの名簿が出てました。→[網頁]2008年全日本東京社會明星隊訪台名單(CTBA)(Excel形式)監督は鷺宮の松元孝博さん。日本ウェルネススポーツ専門学校も含めて都内の企業登録7チームから24選手が遠征に出るようです。選手は各チームの主力選手がズラリと並んでかなりの豪華メンバー。どのくらいチーム練習ができているのかわからないけど、これなら戦力としては充分でしょう。しかし背番号はいったいどうしてこんな番号になってるんだろう? ほとんどの選手が別に重なってもいないのに自チームの番号と違うし。どういうユニフォームなのかも気になる。で、笑っちゃったのが名簿の2ページ目。単純な名簿かと思いきや、右のほうには「部屋」「部屋割り」「備考」の欄が。部屋割りまで具体的にわかっちゃうんだ。監督コーチその他スタッフは1人部屋で、選手は2人部屋の相部屋らしい。ふむふむ、だいたい同じチームの選手同士で同じ部屋になるようになってるのか。って、そりゃそうか。そして「備考」欄の内容、「禁煙」「喫煙」って…。バラしすぎ!オープン戦を見に行くと試合中でも陰のほうでタバコを吸ってる選手があまりに多くて、見えなくても良い部分まで見えちゃうのも考えモノだと思ったりするけど、今回の遠征メンバーも「喫煙」が結構多いんだな~。(別に喫煙者だから何だってことはないけど、試合中くらいは我慢して欲しいと思う)台湾の野球協会は相手国から送られてきた名簿などの資料をそのままWebにホイホイと載せちゃうらしく、何年か前に日本の大学代表が台湾に来たときは名簿に選手全員のパスポート番号が載ってて、世界中誰でも見られるようになってました。名簿を送るときは気をつけましょう(←何のこっちゃ)。全東京チームの台湾での試合予定などをもう一度書くと、こうなっているそうです。11/27(木) 桃園空港に到着11/28(金) vs開南大学(9:00~)、vs文化大学(13:00~)11/29(土) 観光日11/30(日) 観光日12/01(月) vs台北体育学院(9:00~)、vs輔仁大学(13:00~)12/02(火) 桃園空港から出発28日、元阪神・郭李建夫さんが監督の開南大学との試合が初戦。テレビ中継とかないのかなぁ。
2008年11月26日
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もう10日くらい前の話になっちゃいますが、吉田えり投手の報道量がすごいですね~。日本のスポーツ新聞の扱いも驚くほど大きかったけどそれだけじゃない。私がいつも見ている台湾のニュースサイトでも全部と言っていいくらいあちこちで記事になってる。記事になってるのは日本と台湾だけじゃないみたいで、googleニュースで"Eri Yoshida"で検索すると海外の記事が800件近くも出てきます。リーグ側が海外のマスコミに売り込んだってことなのか。それにしても、これほどのニュースになるとは。これって、トライアウトにはペーパーテストみたいに明確な合格基準があるわけでもないですし、とても意地悪な見方をすれば。「まだ何の実績もなく、勝手にプロを名乗っている得体の知れない怪しげな団体が、話題性のために初の(男子に混じってプレーする)女子のプロ野球選手を意図的に誕生させた」なーんてな受け止められかたをされてもおかしくなさそうな話。でもこうして世界的な(?)ニュースになり、テレビでも盛んに報道されてるんだからすごい。もはやワールドカップで金メダルを獲った女子代表選手たちをまとめて追い越して、日本で最も有名な女子野球選手の一人になったと言っても過言ではないのでは。まだ開幕は先ですが、吉田投手と関西独立リーグの知名度アップには大成功じゃないでしょうか。メディア戦略がうまいってことなら、肝心のリーグ運営のほうも期待できるかも。●呉承達選手も指名さて、関西独立リーグのドラフトでは、台湾からは捕手の呉承達選手(鈴鹿国際大学)が紀州レンジャーズに指名。(紀州レンジャーズ公式サイトによれば、呉選手はドラフト指名ではなくて「自由獲得枠」だそうです。仕組みが良くわかりませんが)プロ志望届を提出していたのでおそらく独立リーグを受験するんだろうな~って思ってたけど、和歌山なんですね。全然知らない選手だけど、阪神に指名された蕭一傑投手と一緒に日南学園に留学していた選手。二人ともちょっとずつ西のほうに移動することに。呉選手は12月1日から台中で行われる、WBCに向けた海外所属選手のキャンプにも参加するそうです。ひょっとするとWBC出場の可能性も?●紀州レンジャーズが狙ってる選手関西独立リーグで私がとても気になっていたのは先日に台湾で行われたというトライアウトのこと。元も含めて龍の選手8人が受験して2名が合格する予定ってことだったけど、今回の発表では彼らは含まれていません。また後日ということになるのでしょう。で、誰が合格しそうだというのはこちらの記事に書いてあります。→[記事]江柏青 林克謙被相中(壹蘋果運動王)(big5)(11/22)トライアウトで選手をチェックした紀州レンジャーズの木村竹志監督(当時)は投手を探しに来ていて、トライアウト受験者の中では江柏青投手、そして協会盃成棒を見に行ったときにアマチュア中華隊の常連の林克謙投手(合作金庫)に目をつけたんだって。ただ、林克謙投手は日本行きについては態度保留と書いてあります。もともとは年末のドラフトを経て職棒入りする予定とのこと。ドーハのアジア大会で金メダルを獲ったので兵役期間を経ずにすぐに職棒入りできるんだった。それにしても、職棒入りすれば契約金だけで1000万円くらいもらえそうなクラスの選手なのに、日本の独立リーグに流れて行ってしまうかも知れないんですねぇ。日本のプロ野球なら、ドラフト上位指名されることが確実な選手がわざわざ米国の独立リーグに行くとかは考えにくい話だと思いますが…。最近、職棒入りしないって表明してる有力アマチュア選手も結構多いし、職棒界がいかに信用されていないかってことなんだろうなぁ。で、さっきのリンゴ新聞の記事は本当は四国九州アイランドリーグも台湾でトライアウトを開催するって内容が本題。別の記事を見るとこのトライアウト、何と謝佳賢選手も受験する準備をしているとか。え~、そうなの? このことはまたそのうち。
2008年11月25日
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今年から新調されたというダイヤモンド旗を手にするトヨタ・福田康一主将。歴代優勝チームのヒラヒラ、「三菱自動車川崎野球部」って書いてあるよぉ~。というわけで、表彰式です。ダイヤモンド旗などの授与のあと、優勝カップやダイヤモンドエンブレムの贈呈。いちばん左の的場寛一選手が持っているのがダイヤモンドエンブレムが入った箱です。当然ながら、すでにトヨタのユニフォームの左袖にはダイヤモンドエンブレムがついてます。剥がしてまた付け直し?しかし白いユニフォームだとダイヤモンドエンブレムはぱっと見では気づきにくい。黒獅子エンブレムは黄色いから目立つけど。その後、メダル授与。メダル授与の間、上を向いて涙をこらえていたようにも見えた山中繁監督ですが、このときは笑顔でお話し中。トヨタはマスコットのかたもメダルもらってます。でもJR東海のマスコットさんはメダルもらえないらしい。あとでもらえるのかな。JR東海は監督コーチ選手が全員メダルもらえました。が、トヨタは列の最後のほうに並んでいた5人ほどの選手のかたがメダルもらえず。数が足らなかったか。ってことで気づいたんですが、両チームは部員の数がかなり違うんですねぇ。トヨタはコーチ兼任含めて選手が33人。一方、JR東海は26人の小所帯。続いて個人賞。MVPは大谷智久投手。いい笑顔。憎めない顔ってやつです。MVPは5年連続で投手が受賞。敢闘賞は川野慎也投手。凛々しく賞を受け取ります。敢闘賞も9年連続で投手が受賞だそうです。他の賞を若い選手が占める中でベテランが頑張りました。川野投手は今年の都市対抗には補強からも漏れて出てないんですねぇ。首位打者賞は日本生命の新人・大島洋平選手。16打数9安打で.563の高打率。決勝戦の前まではトヨタの新人・荒波翔選手が.647も打っていて大島選手よりも上だったけど、決勝戦5打数ノーヒットで受賞ならず。画面には授与って書いてあるけど大島選手も代理のかたも球場に来てなくて、トロフィーなどの授与はなかったような。打撃賞は決勝3ランのトヨタ・田中幸長選手でした。こちらも新人。これが都市対抗だったら若獅子賞選びが紛糾したんだろうな~。日本選手権版の応援団コンクール、「元気賞」は今年はJFE西日本と住友金属鹿島の2チームでした(そういえば元気賞の存在忘れてた)。あのかなり大きくて立派な元気賞の盾、ちゃんと2つ用意されてました。それぞれ代表のかたに手渡されました。さ、日本選手権とともに今年の社会人野球の公式戦も全て終了。1年間ありがとうございました。今年は松田昌孝会長の「シーズン終了のご挨拶」はありませんでした。あれ、そもそも松田さんって来てたっけ?表彰式のあとの光景。優勝決定の場面を撮るのに夢中でスコアボードを撮るのを忘れてました。表彰式が始まってしまい、「しまった!」と思ってももう遅い。都市対抗のときも撮り損ねたんだよな~。って思ってたら、表彰式の後に再び決勝戦のスコアを出してくれました。実にありがたいサービスでした。(国旗降納のときに国旗が降りて来なかったのはアクシデント? 予定どおり?)●おまけまた懲りずにマンゴーかき氷食ってます。今年はホットコーヒーじゃなくて、無難にココナッツタピオカドリンクにしてみました。
2008年11月24日
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トヨタ自動車とJR東海で争われた日本選手権の決勝戦。息詰まる展開はトヨタが終盤の逆転で二連覇達成。連覇は24年ぶりだって(1983-84年の住友金属以来)。おめでとうございま~す。四番の先制2点タイムリー。四番の逆転3ラン。四番の働きで決まった試合。最後のJR東海の攻撃、あと一人出れば四番の青山選手に回ったのですが、力投の大谷投手がそれを許しませんでした。トヨタは私でも高校・大学時代から知ってるような有名な選手が多いけど、だからって勝てるわけではないのは都市対抗予選の結果が示してる。そして連覇が簡単ではないことは歴史が証明しているとおり。それに去年に比べると大黒柱がプロ入りで抜け、ケガ人も出ていたようで去年と今年の決勝戦で2年連続でスタメンだった選手は4人しかいません。試合後の優勝監督インタビューでも、都市対抗を逃してから若い選手が汗をかいてチーム力を高めて行ってくれた、と話されていました。上位打線に新人選手が並び、いい感じで世代交代が出来ているみたい。今年はプロ入りする選手がいないし、来年の都市対抗は本命って言われるかも。つらつらと写真など。試合はまずJR東海が5回に四番・青山真也選手の左中間への二塁打で2点先制。日野原宏和選手に続いて野本荒太選手もホームイン。外野手が捕れそうにも見えたのですが、グラブに入りませんでした。2-0のまま試合は終盤へ。チャンスを作りながらもなかなか得点できなかったトヨタ、8回に内野ゴロの送球エラーとヒットで二死一三塁として、打席には四番の田中幸長選手。田中選手、打った! これがレフトスタンドに入る逆転3ランホームランに。(ピントが甘かったので小さくして誤魔化します)両手ガッツポーズで田中選手ホームイン。試合をひっくり返します。(柱が邪魔)JR東海の先発・川野慎也投手はここで降板。あとアウト4つだったのですが、好投も一振りに泣きました。この回、荒波翔選手のピッチャー返しの打球が足(?)に直撃していなければ…。さらに9回には代わった中須賀諭投手を攻めて途中出場の川端早人選手がスクイズを決めてトヨタ追加点。ベンチに戻ってにっこりの川端選手。(また柱が邪魔)そして、9回裏。打たれてガックリ…ではなく、優勝を決めた直後の大谷智久投手。連写モードにして撮ってみた。こんな感じで一度うずくまるような姿勢になってから、せり上がるようにしてバンザイしていました。一塁側スタンドにはテープが舞います。今年はあんまり前のほうにいなかったので芯が頭に当たらなくて済みました。優勝決定直後、山中繁監督と的場寛一選手。監督さんは泣いてる?大谷選手の応援横断幕。「高岡」って何でしょうか? 出身校でもないし。検索してみたら、大谷選手が所属しているのがトヨタの高岡工場なんだそうです。(高岡といっても当然富山県ではなく、豊田市内にあるそうです)記者に囲まれる田中選手。このあと、打撃賞受賞。ヒーローインタビューでは逆転3ランのことを聞かれて「感触はありませんでした!」と、ちょっと謎なコメント。インタビュー中に雄叫びをあげるなど、楽しい性格の選手のようです。田中選手に続いて大谷投手がインタビュー。去年も確か同じようなことしてたと思うんだけど、トヨタの選手たちはインタビューのときにこうして脇でみんなで見てて、ちょっと面白いこととか言うと脇から大声で冷やかすんですよね。現代的な光景だな~と感じるとともに、選手同士の仲がすごくいいんだろうな~って。表彰式はまた別に。●おまけ銭場、じゃなくて船場カリー。大阪の有名店なんだそうです。確か、横浜カレーミュージアムにも出店していたはず。イカスミを使った黒いカレーで、辛いと聞いて身構えていたのですが、思ったほど辛くはなかったですね。むしろ普通に注文したのにかなりの大盛り(←少食の私たちにとっては)が出て来てびっくり。でもやっぱりカレーだと量が多くてもぺろっと入っちゃいます。ごちそうさまでした。
2008年11月23日
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第二試合は三冠にあと2つのところまで来た新日本石油ENEOSと、初の決勝を目指すJR東海の対戦。三塁側では、第一試合で勝って引き揚げるダイヤモンドエンブレムをつけたトヨタの選手と、これから試合をするために出て来た黒獅子エンブレムをつけたENEOSの選手がすれ違う場面が。なかなか見られないシーン?このときENEOS池田樹彦選手とトヨタ保良久生選手がおじぎをしながら握手。きっと学校の先輩後輩なんだろうなと思ったら、平安高校の同級生なのだそうです。池田選手は大阪出身とあるので地元なんですね。トヨタでは乗田貴士選手も同じく平安高校の同級生みたい。準々決勝で代打で出て来たというENEOS・斉賀洋平投手。大会プログラムでは投手のままなんですが、試合前の練習も野手組。本格的に野手に転向?ただノックのときは守備位置にはつかずに三塁ベース脇で球受け。あと坂下真太選手もノックで守備位置についてなかったような。さて、試合は序盤はENEOSが一方的に押すものの、1~2回で4安打も放ちながらも得点にならず、何だかイヤな予感。3回の攻撃では併殺崩れの際の二塁へのスライディングでショートの選手が転び、守備妨害をとられたようでダブルプレーに。「キミもアウトだから」「えっ?」「あれが守備妨害だなんて納得行かないっすよ」「まぁそういうこともあるさ、大久保くん」そうこうしている間に先発に大抜擢の永棟一道投手が打順2回り目に入ってから連打を浴びて降板。最初の1回り目はほぼ完璧だったのに。しかしENEOSも直後に山岡剛選手が応援席からの「ヤマオカゴ~」の掛け声に乗って同点タイムリー二塁打。(本当にヤマオカゴウと読むのかと思って名鑑確認しちゃった)いつの間にかエネゴリ君がステージに上がってました。投手交代で出てきてボールをコネコネしているのはJR東海の家接順也監督。そういえばJR東海ってだいぶ前から家接さんが監督なんだった。私が現役時代を知っている監督さんもだんだん増えて来ました。こうして見ると家接さんってずいぶん背が高いんだなぁって思ったけど名簿によれば180cm。大きく見えるのはJR東海の内野陣があまり背の高くない選手が多いためらしい(一塁手・金谷選手175cm、二塁手・杉田選手172cm、遊撃手・日野原選手173cm、三塁手・内田選手176cm)。さて、試合は同点のまま終盤へ。7回表のJR東海のチャンスの場面。ENEOS3番手として田沢純一投手が出て来たときはENEOS応援席から「おーっ!」と、どよめきに近い歓声が。そしてカメラを構える人が多いこと多いこと。が、送りバントの後で決勝タイムリーを浴びてしまいます。ピンチを脱出してカッコ良く決める田沢投手を撮るつもりが、打球がレフトへ抜けるのを見送る場面になってしまった。田沢投手から決勝打を打った日野原宏和選手。さっきの守備妨害の場面で転んだのがこの日野原選手。他にも守備中に味方と交錯して転倒する場面もあり、いろいろと目立つ1日でありました。直後の7回裏のENEOS、チャンスの場面で宮沢健太郎選手のライトへ抜けようかという痛烈なライナー。これを一塁手・金谷選手が伸び上がってキャッチする好プレー。さらに続く場面で同点打かと思われた榊原浩司選手のヒットはセンターからのバックホームでホームタッチアウト。緊迫した場面をJR東海が守り抜きます。ENEOSは9回裏も二死三塁まで行きましたが1点が重く、三冠への夢はここで断たれました。整列が終わってしばらくしてから、JR東海応援席から試合中よりも大きいんじゃないかっていうくらいの歓声と拍手が。「勝ちました!」「おーっ」みたいなことを言っていたように聞こえました。今のENEOSに勝つというというのがそれだけ大きなことだったのかも知れません。というわけで決勝戦の対戦はこのようになりました。ちょうど隣同士で並んでた。2年連続の愛知県対決。●おまけ駅から宿に帰る途中にあった、芸人さんのお店。夜遅かったのに、たくさんのお客さんが並んで待ってました。大繁盛のようです。
2008年11月22日
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準決勝の1試合目は日本生命とトヨタ自動車の対戦。似たような感じのユニフォームの両チーム、白いほうが日本生命です。毎年の恒例行事、外野のレストラン「ポルチーニ」で食事しながら観戦です。レストランから撮ってみた。投げているのはトヨタ先発・中沢雅人投手。打っているのは忘れてしまった。ネット裏のスコアボードも新しくなってて、カラー表示も可になってました。以前は打者が打席に入ると画面が切り替わって現在の打順がわかるようになってたけど、それは廃止されたらしい。以前に使われていたダイヤモンド旗。通路にしれっと置いてあるのでなかなか気がつきませんでした。「触れないでください」とは書いてないのでもしかしたら触ってもいいのかな?近くで見るとやはりところどころ汚れたりほつれていたりして歴史を感じさせます。さて、試合はトヨタが初回から4点を先制して主導権を握ります。1点先制のあと一死一三塁の場面で捕邪飛で二死になり、これは1点で終わりかな、っていうところから連打が出て4点も入っちゃいました。(ルーキーの田中幸長選手。「もう1点行っとく?」みたいに指を立ててるのは藤原航平選手。左袖にしっかりダイヤモンドエンブレムが縫い付けてあります。初めて見た)日本生命は1点ずつ返して行こうと点差があってもバントで送り、一死三塁っていう場面を何度か作りますが、トヨタの内野もゴロなら1点あげますよって守備だったにも関わらず内野ゴロさえ打てませんで点にならず。チャンスを潰した後の回の先頭打者がヒットで出たりしてどうもチグハグ。逆にトヨタは二死からでも得点して着々と加点して7点差に。(次の試合のJR東海の選手がかじりついて見てます)9回は7点差あった場面で日本生命一死一三塁のチャンス、ここでやっと一塁ゴロが出まして1点入るかな、と思ったら本塁送球されてアウト。結局トヨタは1点も許しませんでした。(試合終了直後)日本生命は上位から下位までほとんどの打者にヒットが出ていて安打数はあんまり変わらなかったんですけども、スコアは大差でした。杉浦監督残念でした。マスコットさんきれいなかた。トヨタは連覇へ王手です。二回戦ではなかった選手の個人打撃成績も表示されるようになってました。これは両チームの一番打者の第一打席のときの表示。こんなに高打率。トヨタ・荒波翔選手はこの日も3安打だからもっとすごい数字になってるはず、だ。お世話になりました。左がおむつ替えスペース、右が広~い授乳室。レストランに行く途中にあります。
2008年11月22日
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今日は日本選手権はパスして京都へ。家族旅行なのでそうそう野球ばかり見ているわけには行きませんで、紅葉見物と美味しいものめぐりを兼ねて。今日の京都は陽が射したと思えばときどき冷たい雨が降ったりして良くわからない天気で、晴れ間を見て植物園や公園でのんびりお散歩しつつ、雨のときはお茶して過ごしました。やっぱり京都は何度来てもいいですね~。まだ平日だからかそれほど人だらけじゃなかったけど、明日からの3連休は激混みなんだろうな。(油とり紙で知られる「よーじや」のカフェ)さて、話は変わって鉄道のこと。首都圏ではここ1年くらいで舎人ライナーとか副都心線とか横浜のグリーンラインとか、新しい鉄道路線がわらわらわらっとできて話題になったりしてましたが、関西でもいろいろ開業してるみたいですね。今日行ってみた京都ではいつの間にか地下鉄が二条駅から西へ伸びてて、嵐山に行きやすくなってました。今年の1月に伸延したんだそうです。(新しく伸びた終点の駅の近くにあるのが三菱自動車の京都工場なんだって。この件はまた後日に)大阪へは京阪電車で帰って来たんですが、京阪もつい先日に天満橋の駅から分岐して新しい路線ができたそうで、ポスター等で盛んに宣伝してました。福沢諭吉が大阪生まれとは知らなんだ。あ、調べてみたら新しい路線は正確には京阪じゃなくて、乗り入れてるって形みたいですけど。そして去年の日記でも書いたけど、大阪ドームも来年の春に新しい路線ができて便利になるんだそうですね。しかも三宮や奈良から1本で行けるようになるんだそうです。で、いまの最寄り駅であるドーム前千代崎駅を出たところにはこんな壁画(?)が。もちろん今年になってから大阪ドームに行ったことのあるかたは当然ご存知なんだろうけど、私は初めて見たのでなかなかのインパクトに笑ってしまった。(ラロッカ選手のセリフは「チョクツウ! ダイレクトアクセス!」って書いてあります)どうも日本選手権は今年もお客さんの入りが良くないみたいですけども、何ヵ月か前のJABAニュースだったかによれば、この新線開業で観客動員増が見込まれるので日本選手権はしばらくは大阪ドームで開催継続とのこと。本当にそれだけでお客さんが増えるかわからないけども、宿泊先を選ぶときに選択肢が増えるのは助かりますね。●ベスト4出揃う日本選手権は日本生命、トヨタ自動車、JR東海、新日本石油ENEOSがベスト4進出とのこと。林偉選手は代打で出て三振だったみたいですね。結果は残念でしたがドームデビューは果たせました。また来年に期待。その林偉選手を三振にとった田沢純一選手は2連続完封ですかぁ。ENEOSが決勝まで行ったらまた大きな賞がもらえるんじゃないですか、これ。確か、都市対抗の橋戸賞と日本選手権のMVPを両方とった人は今まで誰もいなくて、橋戸賞と日本選手権準優勝の敢闘賞を両方とったのも須田喜照さんだけじゃなかったでしたっけ。そんなようなことが何年か前の「グランド・スラム」に書いてあったはずだけど、手もとにないのでうろおぼえ。須田さんは同じ年に受賞じゃないから、田沢投手がもし本当に受賞したら伝説的記録になるんじゃないでしょうか。ひょっとすると何年かしたら日本球界全体で田沢投手自身が伝説的存在になってるかも。そしてENEOSは三冠まであと2つです。本当に獲っちゃうのかぁ?
2008年11月21日
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今年もやって来ました、大阪ドーム、じゃなかった京セラドーム大阪。思った以上に移動に時間がかかって第二試合は見られないかと思ったけど、第一試合が延長15回の大熱戦だったそうで試合時間が遅れ、何とか間に合った。●日立製作所3-1東邦ガスほとんどヒットも出ないまま淡々とした展開だったようで、7回まで両軍あわせてたったの4安打。日立・伊波孝投手完封か、というところで8回に東邦ガス・前田英勝選手が同点弾。(同点弾の前田選手を迎える東邦ガスベンチ)第一試合に続いて延長も見えて来ましたが8回裏の日立、三塁ほぼ正面への痛烈な打球がエラーを誘って二死二三塁。代打の高倉拓真選手が完璧に左中間を真っ二つにして2点を勝ち越し。東邦ガス2番手の藤江均投手、あとちょっとのところで力尽きました。(決勝二塁打の高倉選手)9回表東邦ガス、同じように強い打球が三塁手のエラーを誘ってこちらは一死一二塁。が、こちらは比嘉幹貴投手が後続を断ち、日立が都市対抗のお返しを果たしてベスト8進出でした。東邦ガスは三部構成揃ってましたが日立はリーダーが男子のみでテープ応援。お客さんも都市対抗でおなじみの赤いビブスで応援してらっしゃいましたがいかんせん人数がちょっと。日立側応援席。上のほう、「日立産機システム」と書いてある青い看板に見えるモノ、これは看板ではなくてスクリーンです。東邦ガス側のスクリーンにもやはり「日立産機システム」と表示してありました。この試合限定のスポンサーだったのか、次の試合になったら消されてました。日立応援団スペースにボードが置いてあって団員のかたがときどき操作してるので何かと思ったら、こうやって選手名マグネットを守備位置と打順のところに並べていたのでした。へ~。(スコアボードではわかりにくいということなのかな)林偉選手は出番はなかったけどベンチには入ってました。イニングの合間に外野でキャッチボールの相手をしていらっしゃいました。場内通路に冷蔵庫や洗濯機が並んでいるから何かと思ったら、これ、日立の家電の展示。当然ながらホンモノ。わざわざ運んで来たのかしらん。社会人野球は企業の宣伝って要素もあるのはわかりますが、ちょっと生々しいです。●新日本石油ENEOS 4-1 Honda鈴鹿日産が負けちゃいましたのでENEOSが神奈川最後の砦。この試合は気づけばネット裏に外国人のかたの姿がチラホラ。やはりメジャーのスカウトさんか。おっ、黒獅子エンブレムですね~。そういえばENEOSに黒獅子エンブレムがついてから初めて見る試合だ。ENEOS恒例・試合前の投手ノック。田沢純一投手が受けるところ。このノックのときにいないのが先発投手です。つまり清見賢司投手。わかりやすい。試合はHonda鈴鹿が1回、四球と平手敬介選手のヒットで一死一三塁とし、4番・大西正人選手のセカンドゴロの間に1点先制。(そういえば都市対抗で東邦ガスが日立に勝った試合でのヒーローは補強の平手選手でした)ENEOSは3回、一死一二塁として打席には前田将希選手。俊足だけど非力なイメージの前田選手、前の打席でもセーフティバント試みていてこのチャンスの場面ではどうするのかと思ったけど、見事にライト線に大きな打球の二塁打、同点。さらに池辺啓二選手の一塁へのゴロがホームへの悪送球になって2点勝ち越します。これは一塁ベースを踏んでから投げたのでもう全く間に合いそうもなく、余計な点でした。その直後に4番抜擢の磯部泰選手がレフトポール際に本塁打してもう1点。写真撮れなかったけど、ベンチ前で大喜びしてました。Honda鈴鹿はENEOS先発の清見投手から毎回のように安打して攻め立てるものの作戦がうまく行かず、かわされて反撃できず。私たちは5回までしか見ませんでしたが、結局ENEOSは中盤から継投に出てそのまま4-1で終わったみたいですね。Honda鈴鹿は例によって定番の応援曲で盛り上がります。車も出てました。実際にはこれの倍くらいの数が。前が見えないようで、慎重にステージ付近まで誘導されるアシモ(?)。ENEOS側のエネゴリ君は見た範囲では出て来ませんでした。一方のENEOSはテープ応援。お客さんの人数が都市対抗とは比べ物にならず、リーダーがマイクで一生懸命に盛り上げます。選手紹介のトークが多めだったか。「チャンピオン」は「コンバットマーチ」や「ダッシュ慶應」よりも古い曲なのですねぇ。というわけで、ENEOSが三冠まであと3つ。準々決勝は連戦で日立製作所と対戦。21日は私たちは観戦予定ありません。携帯でチェックしようっと。
2008年11月20日
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(その1)からの続きで、15日の統一獅対SK飛龍の試合の写真をつらつらと。まずSKの選手の写真も少し。同じサブマリンなので何だか連続写真みたいになっちゃったけど、違う投手。左:韓国の清川(右投手だけど)・曹雄天投手(曹の字は本当は真中の縦棒が1本少ない字)。札幌のアテネ五輪予選で高志綱選手にサヨナラヒットを打たれたかた。この試合でもちょうど高志綱選手に打席が回って「因縁の対決」。ちょっとワクワクしてしまった。結果はライトフライでした。右:アンダースロー気味に投げる鄭大[火玄]投手。北京では胴上げ投手になったけど、この試合では苦い結果に。記事によれば腰の具合がかなり悪いそうでアジアシリーズ終了後も日本に残って検査しており、もしかすると手術が必要かも知れないとか。それから先発した蔡秉龍投手はすぐに兵役に行かないといけないんだそうで、SKのユニフォームを着て投げる姿はしばらく見られないことに。SKは圧倒的強さで韓国シリーズ連覇したそうだけど、来年は投手陣を見直さないといけないらしい。(上記の内容はだいたいこの記事から)8回、陽森選手への死球の判定に抗議するSK・金星根監督。主審は日本の森さん。ナベQ監督は台湾人審判のかたに中国語で抗議したらしいけど、やっぱり金星根監督は日本語で抗議したんだろうか。右のほうに写ってるのは伊勢パパさん?SKが8人もの投手リレーだったために大忙し、ベンチに戻る加藤初コーチ。この背中の文字で「カ ト」らしい。伊勢さんは「○| 人H」あたり?で、獅側の応援席に戻りまして。OPENちゃんとチアのステージショー。上:エキサイティングシートにいたかたが持っていた「小破」プラカード(劉芙豪選手のこと)。大活躍できっと作ったかたも大喜びでしょう。ところで、何で「小破」なんでしたっけ?。下:統一の「統」って字がちょっと違う。これが正式?で、最後の打者、崔廷選手を打ち取って試合終了、勝利のハイタッチ。布雷選手は試合が終わったばかりだというのにさっそくユニフォームの上着だらりん。去年は陽森選手がこんな感じだった。荘景賀選手はベンチに戻って鄭乃文選手と握手。このあと、誰もいないけど外野スタンドやスコアボードの方向に向かって何度もおじぎをしていました。礼儀正しいかたなんだなぁ。好感度UPです。A.Martinezなんて書かれてて「誰?」って思ってしまった。艾瓦多投手は"Giancarlo Martinez Alvarado"がフルネームなんですねぇ。というわけで、統一が勝った試合でした。●おまけ試合中に席を立ってうろうろしていたら、獅隊の領隊・林増祥さん(と思われるかた)が一般席で普通に試合を見ててちょっとびっくり。ネット裏特別席とかじゃないですよ、安いほうの1000円の席。貴賓席とかで見るのかと思った。前日の西武との試合では姜建銘投手も見に来てたみたいですね。姜投手は来年も日本に残るために頑張ってるみたいですが、どうなるんだろう…?
2008年11月19日
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先日のアジアシリーズ、統一獅対SK飛龍戦。今年もせっかく写真を撮ったので、つらつらっと貼ってみます。試合中の写真はだいたい当日の日記に貼っちゃったのでそれ以外で。まず入場したら正面入り口前が何にもなくてびっくり。去年まではここに大きいボードがあって、それまでの試合の結果一覧とかが掲示してあって写真撮影スポットになっていたのに。これも経費削減なのでしょう。そういえば始球式もなかったです。(参考)これは3年前の大会の同じ場所。獅の応援団の皆さま準備中。ステージの左右に置いてある小包みたいなものの中身は、どうも応援グッズだったらしい。応援団(球団?)は太っ腹で、試合前にいろんなものが客席に配られました。私がいた範囲で配られたもの:・顔に貼るLionsロゴシール・青天白日滿地紅旗の小旗・ユニフォーム型の手提げバッグ(潘武雄選手のもの)・袋状になった布(小物入れ? 頭にかぶる?)・オレンジ色の風船(試合終了直前に配布)だいたいどのグッズも配り始めるとお客さんがわらわら集まって来てものすごい争奪戦になってました。(私は写真撮ってたのでもらってません)左:天津戦で職棒を救ったヒーロー。わきの下に何か棒のようなものを挟んで準備運動中。あの試合で負けていたら、SKに勝ってもあれほど感動しなかっただろうな~。右:この試合のヒーロー(に後になるひと)。ボールを使って準備運動中。4回に本塁打を打つことになる高志綱選手はハンマーのような道具で準備運動中。いろんな道具があるものです(奥はたぶん高國慶選手)。高志綱選手は写真によってかっこよく見えるときとそうじゃないときがあるけど、これはかっこよく撮れたぞっと。この記事よれば、決勝戦のあとは新宿へ行って生まれたばかりの子供さんのために20万円も買物したらしい。靴が履けるようになるのはもう少し先ですよっと。(この記事の写真だとあんまりかっこよく見えない)打撃練習が終わり、シートノックへ。DHでもないのになぜかノックを受けずにベンチ脇をうろうろしていた布雷選手。またいつの間にかケガしてて古巣との一戦は2年連続で欠場かと思ったら、ちゃんとスタメンで出ました。ノック受けないのはいつものことなんでしょうか? 左は海克曼投手、かな。OPENちゃんと仲間たち。カメラを持った人が大勢集まって来て大人気。OPENちゃんが人気すぎて本来のマスコットである莱恩くんはちょっと可哀想。莱恩くんはバック転などを試みていましたが、見事に失敗して転倒してました。ワザとかも知れませんが。この子は「小桃」という名前だそうです。外見だけじゃなくて動きも実にカワイイ。小桃は見るからに犬だってわかりますが、WikipediaによるとOPENちゃんも犬なんだって。熊か、あるいは妖精みたいな架空の生き物かと思ってた。スタメン発表のあと、ベンチからメンバー全員出てきて整列。国歌の演奏を待つところ。肩が痛いと言って先発回避した海克曼投手やケガで登録メンバーから外れた陽東益選手もちゃんといます。この右のほうにはDIVASやOPENちゃんもちゃっかり並んでました。彼らも獅隊の一員ですからね。今年も一部の座席の最前列が一般人立ち入り禁止に。誰もいないのにさ。このせいでネットかじりつきができず、写真にネットが入っちゃいます。長くなったので(その2)へ続く。
2008年11月18日
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アジアシリーズにかまけている間に日本選手権は一回戦が1試合を残して終了。15試合だから、全31試合のうちほぼ半分を消化したことに。早いなあ。で、神奈川から出場の日産とENEOSはともに初戦を突破して二回戦進出。ENEOS三冠へ向けて好スタート。どちらも来年はプロへ行っちゃうであろう若い投手が完封勝利っていうのがスポーツ新聞的には話題のでしょう。。それにしても日産もENEOSもスタメンが若くなったものです。スタメンを見てちょっとびっくり。日産は伊藤祐樹選手が代打に出て吉浦貴志選手が代走、裏の守備では村上恭一選手に交代って、何て贅沢な起用なんでしょうか。(ベテランがスタメンじゃなくなるとちょっと不安になってしまう今の季節)ENEOSは20歳・磯部泰選手と19歳・井領雅貴選手がスタメンですか。しかも磯部選手は4番だって。ブラジルではずいぶん打ったみたいだし、自信つけたんだろうな~。しかしENEOSのスタメンって都市対抗予選のときの東芝より5歳くらい若いんじゃないの? ちょっと計算してみると。一回戦のENEOSの先発出場10人の平均年齢は24.1歳。都市対抗神奈川予選、第三代表決定戦での東芝のスタメン10人の平均年齢は28.8歳。やっぱり5歳近く違ってた。ENEOSは控えに回ってる選手だって力があるし、層が厚くなってるんだろうな~。当分強いかも。ついでに日産もやってみると。去年の日本選手権一回戦での平均年齢は27.6歳。今年の一回戦は25.0歳。やっぱりだいぶ若返ってます。(今年の誕生日が来た時点での満年齢で計算)で、今日の他の試合では、七十七銀行はまたタイブレークかと思ったけど残念でした(←何が?)。沖縄電力も最後、猛反撃したけど負けちゃったみたいですね。この結果、私が木曜日に大阪に着いて最初に見られるかも知れない試合は日立製作所と東邦ガスの対戦に決定。って、都市対抗の開幕戦と同じ対決じゃないですか。林偉選手は今日は出番なかったみたいだけど、ベンチ入りはしてるんだろか。明日の第二試合から二回戦で、二回戦の相手は日産はヤマハ。明日の第三試合。神奈川対ヤマハって、何かイヤ~な感じのする組合せだけど、どんな試合になりますか。ENEOSは明日の第一試合、Honda鈴鹿とJR北海道の勝者が次の相手です。木曜日の第三試合だから、私も見にいけそうです(←家族のご機嫌次第?)。
2008年11月17日
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西武との決勝戦はサヨナラで惜敗、統一獅はアジア2位で大会を終えることになりました。昨日あれだけ打ちまくっていた打撃自慢の両チームが全く打てないんだから、改めて野球は投手だということを感じます。全体を通じてどっちかと言えば統一のほうが押していたように見えたし、もしかしたら本当に勝っちゃうんじゃないかと思ったけど惜しかった。私は西武ファンなので最後はホッとしたって部分もありますが、試合中はどちらが勝ってもいい!って思ってた。最後の場面は何だったんだろう? 映像では良くわからなかったけど、記事を見ると中継に入ったショートの荘景賀選手が打者走者に気を取られて本塁への返球が遅れたということみたい(←後でスポーツニュースで見て確認)。んー、まぁ慣れないポジションだから仕方ないか。飛んできた打球をアウトにするので精一杯なのかも知れない。でもゴロの処理とかは無難にやってましたよね。初めての人工芝らしいのに。来年は本格的にショートの練習をしたら最初からレギュラー取っちゃうかも?そして陽森選手がSK戦で受けた死球の影響で欠場、二塁も本来は外野の許峰賓選手。二遊間とも急造で、ここを西武打線に狙われたらどうなることかと思ったけど、許峰賓選手は横っ飛びキャッチまで飛び出した。あれ、完全に空中を飛んでましたね。送球がちょっと危なっかしかったけども、こちらも役目を果たしてた。むしろ西武の選手のほうがポロリとしてたし。もちろん投手陣も偉い。SK戦の登板で結果的に抑えはしたけどすごく危なっかしい感じがした艾瓦多投手、連投だし何点取られるかと思ったけどもきっちり抑えました。曾翊誠投手は何と4連投。アジアシリーズで4試合とも登板した投手なんて今までいるんだろうか。そして潘威倫投手も肩の具合が万全ではないだろうに中1日登板でびっくり。それだけこの試合、勝ちに行ってたんだなぁ。(結局、4試合で投げた統一の投手は6人だけ。海克曼投手以外にもケガ人がいたのかな)緯來の中継では表彰式まではやらなかったので、youtubeなどでちょっと見てみました。表彰式の後は西武と統一の選手が混じって写真撮影をしてたんですねぇ。渡辺久信監督が両脇にいた陽森選手と黄甘霖選手(かな?)と肩を組んで写真に納まっていました。いい光景ですねぇ。選手同士でも笑顔で握手してたりしたし、ユニフォーム交換をしていた選手もいたようです。月並みだけど、こういう交流って素晴らしい。(呂文生監督だけはずっとムスっとしてた。そういうかたなんだろうな)お客さんの中にも日本のチームを応援しに来て、たとえば台湾の選手のプレーや応援風景を見て台湾の野球や国そのものに興味を持つかただってきっといるはず。OPEN小将を見て、「台湾にもセブンイレブンってあったんだ」とか。今年で終わりって話もあるみたいですが、それだけでも意義の大きい大会だと思うんですけどね。オカネの問題だからそう簡単ではないのかも知れないけど、何とか継続開催を。
2008年11月16日
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いやいやいや、去年にコールド負けした相手にまさか勝つとは。しかも決勝進出までできるとは。試合中5回くらい涙が出ました。しかもあんな追い詰められた状況から…。初回のラッキーなチャンスをあっさり潰し、逆に先制されたときは、ああ今年も苦しいか、でもコールド負けだけは勘弁して、なんて思ってた。でも陽森選手の同点打、そして劉芙豪選手の逆転3ラン。さらに高志綱選手も連続本塁打。去年まるっきり打てなかった蔡秉龍投手からあっという間に5点も取るとは。この時点でもうこの日3度目くらいの目うるうる状態。(5回に6点目となる本塁打を打ってにっこり陳連宏選手。ケガで登録メンバーから外れた許聖杰選手もベンチにはいました)しかしSKも反撃して8回、頭がクラクラした蔡士勤投手の起用で案の定というか、林岳平投手が大ピンチをしのいで必死で守ってきた決勝進出のための1点をあっさり献上。もちろん最初からダメって決め付けるのも何だけど、やっぱり選手には格というものが。この前後でもSKベンチは1点を守るために素早く動いたのに比べて統一ベンチは動きが鈍かった。あのまま6-4で終わって決勝を逃していたら勝っても喜び半減、さすがに呂文生采配を罵倒せざるを得ないかとも思った。けど、それも劉芙豪選手の二本目となる一撃で吹き飛ばしてくれました。まったくこのチームは何度うるうるさせてくれるんでしょう!そして9回は艾瓦多投手が締めて会心の逆転勝利! またうるうるしてしまった。(ちっとも出てこない高建三投手はケガでもしてるんですか?)(試合が決まった直後、がっしり握手。ずいぶん身長差があるんだな~)いやいや、感動しました。予選リーグ敗退まであと1イニングのところまで追い詰められてからの逆転劇。職棒界そのものが大きく揺らいでいる中、獅の選手の心理状態も決して落ち着いたものではなかったはず。しかしそんな状況にも関わらず、いや、そんな状況だからこそかも知れませんが、最高の結果を出してくれました。貴方たちは偉い!暗い話題の多かった職棒界だけど、捨てたもんじゃないぞ。鯨の偉い人たち、もしこの試合を見てたら考え直してくれないかしら。先発した林岳平投手もぴしゃっと抑えたイニングなんてほとんどなかったけど、そのたびにピンチを切り抜けてくれて。曾翊誠投手も3連投なのに良く抑えました。SKは併殺打が5個くらいあったんじゃ。内野は頑張りましたね。本職じゃない莊景賀選手のところへ打球が飛ぶとドキドキしたし、布雷選手や陽森選手の送球はハラハラ、高國慶選手も捕ったというよりグラブに入った、みたいなプレーもいくつかあったけど、ひどいプレーは今日はなし。(試合前に一色優さんに胸をモミモミされる林岳平投手)逆に外野はダイビングして捕ればカッコイイんだろうけど、やっぱり状況ってものを考えたほうが…。あと7回のダブルスチール失敗。二塁走者がうまくスタートしたので成功かと思いきや、一塁走者の代走・許峰賓選手が滑り込みもせずに楽々アウトになったのは何だったんだろうか。二塁に送球されるとは思ってなかったのか。途中出場のSK・朴勍完捕手はそこを冷静に見ていたようです。さすがベテラン。もし6-4のまま終わってたらこれがものすごく悔やまれるプレーになっていたかも。そうならなくて良かったです。許峰賓選手も8回に10点目となるタイムリーを打って挽回しました。一方、SKサイドはこの試合、どうだったんでしょうか。鉄壁のリリーフ陣がSKの自慢っていう話でしたが、思わぬ結果に。金星根監督は失点がかさんでからは決勝にとっておくはずのリリーフ陣を惜しみなく注ぎ込みましたし、8回裏には決勝進出のための1点を守りに守備固めを送り、手は尽くしていたようには見えました。もし8回裏が0点で終わっていたら、さすがの試合運び、みたいに感じてたかも。気持ちがもう明日に向いちゃっていたっていう部分がもしかしたらチームのどこかにあったのか。でもこれを糧に、SKも来年また強くなるんだろうな。レイボーン投手、出ないまま終わっちゃいましたねぇ。それにしても、失点数を気にしながら野球をやる(見る)っていうのは間違ってるっていう思いが強くなりました。今年は去年は聞けなかった布雷選手の加油歌も生で聞けたし、陽森Goもたくさん堪能したし、それでこんな試合を見られたんだからネット裏席の2000円が安いものです。私は勝手にうるうるしてたけど、獅の応援の皆さんはみんな明るいですね。毎年アジアシリーズを実に来ると、台湾から応援に来られるかたの熱気に自分まで元気をもらったような気分になります。(布雷選手の打席のとき。メガホンを持ってきた人はあまりいなかったみたいで、メガホンをつなげる代わりに皆さんチアスティックを外野のほうに向けていました)しかも決勝戦はライオンズ対決。私にとっては最高の組合せに。天津雄獅にあと1人のところまで負けていた時点ではこんな結果になるとは全く思ってなかったです。(天津雄獅には許銘傑投手も打たれたところを見ると、中国では台湾人投手を徹底的に打つ練習をしているに違いない)決勝戦は14時から。この打線の勢いだと涌井秀章投手が相手でも行けちゃうかも?(統一はピッチャーどうするんだろ)●おまけ試合開始前に流れた各国リーグの紹介ビデオ・台湾編。5位までしかない。すでに今年のシーズンに出場したこと自体がなかったことにされているらしい。いくら何でもあんまりだ。(ひょっとして本当に成績自体が取り消されて、今年のシーズン成績は牛が5位だったりするんですか?)
2008年11月15日
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アジアシリーズの2日目、西武との対戦は2-1で西武の勝ち。外出の用事が長引いて、試合中は全く映像で見られませんでした。経過は携帯サイトでチェック。映像はまだスポーツニュースでしか見てません。再放送見なきゃ。陳連宏選手と劉芙豪選手がスタメン落ちしちゃっててどうなってるんだろうと思ったけど、ケガだそうですね。明日は出られるんだろうか。勝ち越しとなった赤田将吾選手の当たりはいつもどおり劉芙豪選手がライトだったら捕っていた、もしくはセンターに任せていたか…? そういう意味ではスタメン落ちは打線以上に非常に痛かったか。先発した潘威倫投手はこれくらいやれて当然だけど、後を受けた曾翊誠投手も連投で2イニングきっちり抑えて頑張ったみたいですね。林岳平投手は明日に温存ですか。西武ではこの展開で許銘傑投手が出てきたらどうしようかと思ったけど、出番なし。こちらも明日ですかね。帰宅して緯來のスポーツニュースを見てると、その許銘傑投手と林岳平投手が東京ドームホテルの前(?)で親しげにお話している映像が。どういうつながりかと思ったら、お二人とも高雄出身で、中学校の先輩後輩なんですねぇ。へ~。どうでもいいけど林岳平投手の小学校って「獅湖國小」っていうんだ。まさに獅隊に入るべき選手だったか。試合結果に戻ると、同勝敗で3チームが並んだ場合は失点率の争いになるとのことで、両チームとも頑張って欲しい私にとってはこのロースコアの接戦での決着は最高の形。一般的西武ファンの人たちは「台湾に辛勝だなんて何やってんだ」みたいに言うかも知れないけど、相手を褒めた上で喜べばいいんじゃないですかね。主力が大幅に抜けた打線で台湾球界のエースから2点も取って勝ったんだし。さ、西武が勝ったので、危うく消化試合になるところだった明日の夜の試合が非常に面白くなりました。今年は獅の先発が連投じゃないし、去年みたいなことにはならないと良いんだけど(←去年はコールド負け)。韓国のニュース記事を翻訳して読むと、SKの監督さんは「天津と統一には投手を使わずに勝たないといけない」なんて言ってる。もはやSKからすると敵じゃないって思われてるのか…?とにかく先発予定の海克曼投手次第、か。海克曼投手が三星ライオンズにいたときはSK戦は1試合だけ投げてて、先発で6.1回を3失点だって。3年も前だし全く参考にもならないとは思うけども、少なくともそのときくらいは抑えてもらわなくては。その試合では李昊俊選手と鄭慶培選手にホームラン打たれたみたいだけど、そのお二人は今年はケガで出場できないんですねぇ。一方、SKの先発投手は今年も蔡秉龍投手が有力とか。去年は全然打てなかったんだよな~。今年はヒネられませんように。●リンゴ新聞の記事より[記事]倪福徳 海克曼 讀賣巨人看上(壹蘋果運動王)(big5)日本の巨人がその海克曼投手や鯨の倪福徳投手を調査しているとか。「前中信鯨左投倪福徳」と、「前」ってついちゃってるのが悲しい。しかし獲得に動くのはまだ良いとして、育成選手としてって何さ!(もう巨人は選手枠がほとんど残ってないんだって)[記事]呂文生:已有接受酷刑準備(壹蘋果運動王)(big5)呂文生監督:負けたら切腹して謝罪せねば。郭俊佑選手:監督、まだあきらめるのは早すぎます。潘武雄選手:僕らが助けますから。うはははは、イラストで笑ってしまった。ホント、昨日勝っておいて良かったですねぇ。
2008年11月14日
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ジアシリーズの開幕戦、統一獅は天津雄獅に7-4、9回逆転サヨナラ勝利。主に携帯サイトでチェックしてましたが、あとアウト1つまで追い詰められながら何とか勝ったらしい。負けも覚悟したし、またまた獅の事務所に抗議電話がジャンジャンみたいなことになるのかと思ったけども、ホッとしました。ホントに。代打で同点打を打った郭俊佑選手は職棒を救った、と言っても過言ではない気さえします。貴方は偉い! 球団はおヒネリをたくさん弾んであげないと。映像ではお昼にちょっとだけ見ました。初回から、ちょうど天津が4点目を入れるあたりまで。画面がカクカクしていて良くわからなかったけども、2回に天津に盗塁されまくっていたのと、4回に統一の守備があれれれ~んなことになっていたのははわかった。打たれたヒットは外野の前に落ちるやや不運な当たりもあったかな。でも天津の選手もきっちりとらえて外野まで運んでました。林正豊投手ってもう少しまとまったタイプだと思ってたけど、あんなにバラついてたっけ。天津先発の左腕・蘇長龍投手はまたずいぶんと怪異的な投げ方。見ている限りではなかなか打てそうなところに投げてくれなかったですね。そして天津はさっきも書いたけど盗塁はしまくるし、エラーにはつけこむ。何だか私が見ていた範囲だと、天津のほうがはるかにいいプレーをする強いチームに見えてしまった。中国も強くなってるんですねぇ。台湾も本格的にうかうかしていられない。ただ天津は走塁でもったいないプレーが2つ。このへんはコーチのかたも含めてまだ未熟なのかな。良く言えば、まだまだ上昇余地があるということか。まぁ、あとアウト1つで歴史的1勝を逃した天津には悪いですが、今は台湾のチームに勝つのは勘弁してください…。時間あったら再放送でも見ようっと。●明日は西武戦さて、明日は西武との対戦。西武の今回の登録メンバーって、今年のシーズンに先発経験のある投手がいったい何人いるんだっていうくらいスカスカ。許銘傑投手が先発しても何ら不思議ではないくらい。日本シリーズで無理させた投手は間隔を空けるだろうから、本当に許投手の先発もあるんじゃないの?と思ったら、日本の新聞の予想だと日本シリーズMVP・岸孝之投手なんだって。え~、日本シリーズであれだけ投げたのに、また投げるの?ま、今日負けちゃった西武は明日は100%負けられない試合ですからね。統一は潘威倫投手とのこと。統一も西武もSKみたいに分厚いリリーフが控えてるわけじゃないから先発がどこまで頑張れるかが1つのポイントかな、などと書いてみます。いつもなら台湾のチーム頑張れなんですが、私も西武ファンですので今回ばかりはちょっと別。両方頑張れです。できれば両方勝って欲しいくらいなんだけどな~。西武と統一で決勝戦っていうのが私の願望です(となるには西武が勝たないといけない)。ま、とにかくいい試合を。●許銘傑投手は残留か?最後、許銘傑投手の記事もいっぱい出てるのでちょっと貼っておきます。[記事]許銘傑希望快續約 返台休息(自由時報)(big5)[記事]監督點頭 許銘傑明年留西武(壹蘋果運動王)(big5)渡辺久信監督は会見のときに許銘傑投手の来年の去就について聞かれ、残留に肯定的な回答をしたみたいです。でも許投手ご本人は球団とはまだ何の話もしてないので安心していないとか。アジアシリーズでの登板内容も判断材料になるだろうし、出番があるなら母国の選手の前でイイところ見せて欲しいな、と。もしも残留すれば10年目になりますが、FA権取得(=日本人扱いになる)はまだ当分先って書いてありますね。しかし記事中、渡辺監督が獅の職員の人を見つけて質問したというセリフ、「阿勤(蔡士勤投手)は元気?」はともかく、「陽森はまだお酒飲んでる?」って。陽森選手ってナベQコーチが台湾にいた頃からそういうキャラだったんだなぁ。そういえば台湾シリーズ優勝のあとでお店でお酒飲みながら馬鹿騒ぎしてるような写真もあったっけ。
2008年11月13日
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明日から日本選手権とアジアシリーズ開幕。楽しみなイベントが重なって困っちゃいます。アジアシリーズ本題で日記を書きますが、少し社会人的なネタも混ぜつつ…。アジアシリーズ出場各国の登録28選手の名簿とリーグ戦での成績は聯盟官網のアジアシリーズ特集ページに載ってます(→これ)。(日本の公式サイトよりよっぽど役に立つ)このメンバー発表、かなり興味ありました。西武や統一はケガ人も多いし、誰がベンチ入りするのかな、と。で、獅隊のメンバーでは楊松弦選手と許聖杰選手は今回はケガで応援団に徹するとのことで、やっぱりメンバーからも落ちちゃってる。楊松弦選手はこういう大きな舞台で強い印象があるし、結構痛いかも。ま、その分は黄甘霖選手や郭岱[王奇]選手にがんばっていただきましょう。あと記事によれば、ショートは荘景賀選手じゃなくて王子菘選手が起用される方向なんだって。荘景賀選手、台湾シリーズがんばったのにな~。でもきっと途中で代打出るから出番あるよね。楊松弦選手は元鯨。荘景賀選手は元蛇。獅って今は亡き鯨や蛇(龍)から来た選手が結構多いです。龍と鯨がああいうことになった以上、今回の獅の戦いぶりに職棒界の命運がかかっている…というのは大げさか。そこまで獅の選手の肩に重い荷物を背負わせるのは酷だし、動揺もあるだろうけども、でもホント頑張って欲しい。さて、獅の初戦の相手は天津雄獅。全然知らないチーム。先ほどの名簿を見てみると。中日にいた呂建剛投手など中国代表で名前を見たことがある選手はチラホラいます。横浜ベイスターズと育成選手契約するという2選手も入ってる。でもそのくらい。全然わかんないなぁ。が、今週の週刊ベースボールを読んでみたら、39歳のベテラン・李家強投手は1991~1992年にはヤマハでプレーしてたんだって。へ~、知りませんでした。ヤマハというのはずいぶんいろんな国の選手が所属していたのですねぇ。名簿を見ると李投手は身長が196cmもある。アジアシリーズ出場選手中いちばんのノッポさん。他にも195cmの投手が2人いるし、全体的に大柄な選手が多いみたい。さすが姚明の国・中国?他にも内野の孟昭蓬選手は日本留学経験があるそうで、なんかちょっと親近感が。●天津対日本社会人・天津対職棒獅隊は去年、初戦でチャイナスターズと対戦して中盤までリードを許して危ないところ。今年は北京五輪で負けましたし、絶対に負けられない試合(というか、負けたらそれこそ職棒界が…)。今年は単独チームで天津雄獅が相手。中国のリーグ戦で19勝2敗っていう圧倒的な強さだったそうですが、実力はいかほどか。天津は毎年来日して日本の社会人チームと試合をしていまして、手元のメモに記録してある分だけですが、結果はこんな感じだそうです。2005/09/?? ○天津 3-2 新日本石油ENEOS2006/09/03 ●天津 5-14 ウィーンベースボールクラブ2006/09/06 ●天津 4-14 新日本石油ENEOS2006/09/17 ○天津 13-8 JR水戸2007/08/26 ●天津 0-5 ウィーンベースボールクラブ2007/09/01 ●天津 0-2 OBC高島2007/09/02 ●天津 0-3 社会人滋賀県選抜2007/09/06 ●天津 0-6 住友金属鹿島2008/11/08 ●天津 2-9 住友金属鹿島2008/11/09 ●天津 0-8 日立製作所最初のほうはENEOSに勝ったりしてるのに、ここ2年はほとんど完封負け。特に日曜日に行なわれた日立製作所戦はノーヒットノーラン負けなんだって(←西武日本一記念で買った10日付けの日刊スポーツより)。また、郭建成さんらが天津のコーチをしていた縁からだそうですが台湾にもちょくちょく来て職棒球団と試合していて、きっとほんの一部だろうけども新聞記事に載っていた分をメモした限りではこういう結果だそうです。2004/02/13 ○天津 2-1 興農牛2004/02/23 ●天津 0-3 中信鯨2005/02/19 ●天津 0-6 中信鯨2005/02/22 ●天津 4-14 興農牛2005/02/27 ●天津 1-5 Lanew熊2006/02/22 ●天津 2-16 中信鯨2007/03/05 ●天津 3-4 Lanewいい試合してる試合も結構ありますが、勝敗としてはほとんどが負け。どのくらい参考になるかはわからないけど、この結果だけ見ると単独チームではちょっとまだ苦しいのかなって感じますが、さてどうなるんでしょうか。先発は統一は林正豊投手、天津は呂建剛投手か左腕の蘇長龍投手が有力とのこと。ところで天津雄獅ってユニフォーム緑色なんですね(→この写真とか)。チームのペットマークも緑だし、緑がシンボルカラーってことっぽい。日本と韓国のライオンズは青だけど、台湾と中国の獅隊は緑。これって偶然? 中華圏では獅=緑だったりするんでしょうか。
2008年11月12日
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気を取り直してアジアシリーズです。獅のご一行は今日の午前の飛行機で日本に到着。各国代表チームもすでに到着していたようで、4チームの監督さんが集まって会見が行われたようですね。いよいよ明後日からです。さて、今年のアジアシリーズはコナミとの契約が終わってしまって「コナミカップ」ではなくなるというのは先日の日記で書きましたが、その影響でアジアシリーズは今年で最後かも知れないっていう記事が韓国で出てます。→[記事]野球'アジアシリーズ'来年開催可否不透明危機(スポーツ朝鮮)(10/31)→[記事]読売脱落悪材?...アジアシリーズ危機(スポーツ朝鮮)上が先月だから日本シリーズ前、下が今日の記事。ハングルはわからないので翻訳サイトを頼りに、たぶんこんな内容だろうというのをつらつらっと並べてみますと(間違ってたらご指摘を)。・アジアシリーズは来年も開催されるかどうか不透明・原因は予算不足で、今年の結果次第で来年も継続かが決まる・予算不足に陥ったのはコナミとの3年契約が昨年で終了、新しいスポンサーを探すことができなかったから・このため、今年はさまざまな予算削減策が行われている・韓国チームの招待人数は50人から45人に削減・飛行機はエコノミークラス・審判は3人から2人に削減、韓国の自費負担・記録員も必要なら自費で同行・このような措置によって今年の予算は従来より2億円ほど削減されて約6億円に・それでも約2億円の赤字が見込まれる・アジアシリーズ開催に積極的な読売巨人が出場すれば、来年からスポンサーがつく可能性がある(ここまでが日本シリーズ前の段階での記事)・去年までは黒字で、各国に数千万ウォン(日本円だと数百万円)の配当金が出た・大会への関心が期待ほどでなかったのは、今まで人気球団の巨人と阪神が一度も出られないから・そのためにスポンサーがつかない・よってNPBは巨人がアジアシリーズに出ることを切に望んでいた・しかし巨人は敗れ、西武が出ることになって失望・今年は前夜祭行事も中止・来年も開催されるかどうかはとても不透明(これが今日の記事)まったくもう、巨人に勝っちゃって悪かったね、ってスネたくなりますが、興行面を考えればその通りだもんな~。なお、韓国の記事だと招待人数は50人から45人に削減とありますが、こちらの台湾の記事だと招待されるのは40人って書いてあります。→[記事]中職》亞職大賽獅點名[手弁]巨人(聯合新聞網)(big5)(こっちでも巨人に出て欲しい、か。ちぇっ)とにかく予算不足でアジアシリーズはピンチということらしい。で、予算不足の影響はすでに目に見えるところでも現れていまして。たとえばアジアシリーズの公式Webサイトも、去年までは確か各国の公式戦のビデオとか出場選手全員の直筆メッセージとかもあってもっと凝った作りになっていたのに、今年は数日前までは大会日程やチケット情報くらいしか情報がない状態でした。昨日になってようやく出場チーム紹介が出たけど、まだ出場メンバーさえ載ってない(それにSKの韓国シリーズ成績は4勝3敗じゃなくて4勝1敗では)。これから充実させるのかなあ。公式サイトよりもスポーツナビのアジアシリーズ特集(→こちら)のほうがよっぽど詳しいです。最終の出場メンバー28人もちゃんと載ってます。それから、お世話になっている横尾弘一さんのblogを拝見しますと、毎年売られていた立派なアジアシリーズの公式プログラム、今年はないそうです。(あのプログラム、50ページくらいしかないのに1500円もするのでたくさん売れば儲かりそうに思えますが、あんまり売れないってことなのか)また、韓国プロ野球の選手名鑑を毎年出している室井昌也さんのblogによれば、毎年アジアシリーズ中に行なわれていた韓国野球関係者を招いてのトークショーも今年は中止なんだそうです。(ってことはアジアシリーズの予算の中から補助費とか出てたってこと?)しかも今年は地上波でテレビ中継もないみたい。yahoo!のテレビ番組表とか見ても、地上波でのアジアシリーズの中継予定はナシ。え~。放映権料が入ってこないからますます予算不足ってことなのかなあ。(CS放送のJ Sports Plusでは放送するようです)幸いにも、いつもの緯來體育台では台湾絡みじゃない試合も含めて全試合中継してくれるみたいなのでインターネット中継では見られますけど、やっぱりテレビのほうがいいなぁ。軽いし。私はアジアシリーズは例年だと台湾のチームがんばれ~、もし日本のチームにも勝っちゃったりしたら台湾の職棒界も盛り上がるぞ~、韓国や中国のチームも楽しみだ~、みたいなお気楽な気分で応援してたけど、西武ファンでもあるので今年は非常にフクザツ。西武はケガ人が多い上に日本シリーズの終盤にいっぱいいっぱいの戦いをして余力がない状態。日本シリーズが終わってから中3日しか空きがないし、外国人選手も許銘傑投手以外はみんな帰っちゃったらしい。ん~、大丈夫?これで西武が優勝を逃して日本の球界でアジアシリーズも今以上に真剣に取り組まなければいけない、みたいな空気が高まり、「このままでは終われない。来年は必ずアジアチャンピオンの座を奪回する。来年もアジアシリーズは開催します!」ってなれば、それはそれでうれしいですけども…。むしろ日本のチームが負けると余計にスポンサーがつきにくくなって打ち切りの可能性が高まったりして。
2008年11月11日
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中信鯨も解散で来年は4球団に。→[記事]中華職棒/震撼 中信董事長羅聯福宣布鯨隊解散(NOWNews)(big5)→[記事]
2008年11月11日
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今日は小学館「グランド・スラム」32号の発売日。さっそく駅の大きな本屋に行って購入。お値段据え置きの1300円ナリ。パラパラっとページをめくってみたところ、やっぱりふそうさんの記事のところで最初に目が止まります。そうそう、休部のことが明るみになったのはなぜかスポーツ新聞でもなく一般紙の記事で、毎日新聞やスポニチで掲載されたのは何日か経ってから。ちょっと不自然な形だなって感じたんですが、そういうことだったんだ。前に重工さんが内々には活動休止が決まってたのに後で撤回されたときは新聞記事にはならず、表に出てない段階でしたよね。で、署名活動の結果、覆ったという話。垣野さんもそういうことを期待して発表を遅らせてもらっていたんだろうなぁ。しかし会社との折衝も垣野さんがされていたんですねぇ。そういうのは部長のかたとかがやるものだと思ってた。現場の指揮をするのが監督の仕事なのに、部全体の運命まで背負って…。最後まで部を守るために苦労されたんだろうと思うと涙が出ます。ホント、おつかれさまです。そして、選手の移籍先が決まっていく過程にもいろいろあるのですねぇ。あんまり考えたくないけど、今あるチームも他人事ではない…。ちょっと湿っぽくなりましたが、面白いのは「社会人994選手意識調査」。都市対抗に出た選手全員(?)にアンケートしたんだって。選手のかたの考えを知る場ってなかなかないから興味深いです。「あなたが思う社会人の打者No.1は?」の質問、1位の西郷泰之選手の得票数がすごすぎて笑っちゃった。2位の長野久義選手に10倍近く差をつけてるんだもの。貫禄ですね(長野選手も2年目なのに並み居る強打者を抑えての2位はすごいと思う)。投手No.1では磯村秀人投手が1位。西郷さんほど断トツではないけど、結構な得票数。そうか、やっぱり磯村投手はすごいんだ。いつも見てるから麻痺しちゃうけど。そんな社会人でナンバーワン(と多くの選手のかたに思ってもらっている)投手がいても、なかなか勝てないんだから野球は厳しい。夏も秋もドームを逃した東芝にスポットを当てた記事もありまして。印出さんが言っている内容は都市対抗のガイドブックとか今までの新聞記事で載っていたことと被っている部分も多んだけど、やっぱり来年はだいぶメンバー変わっちゃうんだろうな~。チームの建て直しのためには仕方ないんだろうけど。あー、オフが怖い。本全体ではもちろん都市対抗本大会がメインです。光の加減かも知れないけど、ブラジルに行っているENEOSの選手がやたら黒い(笑)。いいなぁ、楽しそうで。またちゃんと読もうっと。気がつけば日本選手権まであと3日ですね。
2008年11月10日
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世のプロ野球界はアジアシリーズに出る球団以外はあらかたオフに入り、来年に向けての動きも活発化。台湾からもすでに日記で書いた沈[金玉]傑投手や羅嘉仁投手の他にも誰それが日本やメジャーのテストを受けるって記事がいくつか出てます。これらは「あこがれの舞台に挑戦」みたいな夢のある話ですが、一方でこちらはちょっと切実な話。昨日、龍の選手が来年からスタートする関西独立リーグのテストを受けたんだそうです。[記事]暴龍球員找出路 打日本主意 6將接受日本獨立聯盟測試(壹蘋果運動王)(big5)ちょっと長いですが一応全文で。米迪亞暴龍の選手はここ2ヵ月の給料を受け取ることができずにおり、職を得るために昨日6人の選手が桃園農工高校で日本の関西独立リーグの簡単な入団テストを受けた。台南からわざわざやって来て参加した黄仕豪曰く「野球で生活して行くためなら、もっと遠いところにでも喜んで行くよ」。昨日の入団テストは非公開形式で、紀州レンジャーズの木村竹志監督が主宰。選手は互いに連絡を取り合って開催を知り、参加した。龍の選手では黄仕豪の他に周思齊、江柏青、陳宗宏、呉家輝、呂祐華が、また、シーズン中に解約された陳建輔と元誠泰日本語通訳の余書農の姿もあった。昨日の桃園地区は雨のためこの8人は体育館の中で簡単なテストしか受けられなかった。30メートルダッシュの他に投手は正式な投球、野手はトスバッティング。木村は各選手の特性を逐一記録した。彼曰く、「選手はみんな真剣。ただし、これから2日間、台中で協会杯(大学・社会人の大会)を見て、最後に2人の選手を選ぶことになる」。情報によれば、日本の独立リーグの選手の給料はおおよそ25~30万円で、台湾の一般的なプロ野球選手と大差ない。ただ日本は物価が高いために、もし合格して日本へ行ったとして日常生活は大変辛いものになるだろう。しかし日本のプロ野球は3つの独立リーグにスカウトを派遣しており、傑出した成績を残せば日本のプロ野球から声がかかることも有り得る。すでに台湾国内の多くの球団が獲得に名乗り出ている周思齊が曰く、日本には独立リーグがあることは前に聞いていたので見に来て、ついでに練習してみた。もし条件が良くて、環境が台湾とそれほど変わらないなら日本に行ってみるかも知れない、と。陳宗宏は曰く「今は自分の野球選手としての前途がどうなるのか全くわからない。でもこうして突き進んで行ける道があってとてもうれしい」。もし本当に龍の選手あるいは他のアマチュア選手が日本独立リーグに加盟し、そして順調に成長したら。台湾職棒の環境が改善しなければ、国内の選手が必ず職棒を選ぶとは限らない。うーん、やっぱり1球団減るとその分、選手があふれますから行き場に困る選手が出てしまいます。藁をも掴むような感じなのでしょうか。しかし関西独立リーグもわざわざ台湾まで来てトライアウトをするとはたくましいですねぇ。先日、日本で開催したトライアウトでは400人以上も受験しに来たらしいから選手は足りてるっぽいのに。でもBCリーグは去年、韓国でトライアウトしたという話だから珍しくはないのかな。写真を見ると、どうも記事に名前が出ている龍関係の8選手だけが受けたっぽく、日本でのトライアウトみたいに幅広く募集したわけではないらしい。どういうルートなんだろうか。それに参加している選手のリストに周思齊選手の名前があるのにも驚き。え~、本当に日本に行っちゃうのかなぁ。かえって待遇悪くなるんじゃ?記事本文には関西独立リーグの月給は25~30万円って書いてあるけど、そんなにもらえるんでしたっけ。もっと安かったような。軽く関西独立リーグの記事を検索してみると、「年収180万円」と書いてある記事が見つかります。これだと月給にすると15万円。外国人選手は違うのかな。とりあえず15万円として話を進めると。周思齊選手は今年大活躍でしたし、台湾にいても新しい球団に雇ってもらえるのは確実。来年の給料は12万元くらいにはなりそう。円高傾向ですが、今の為替レートだと日本円にして35万円前後。これなら台湾にいたほうがいい生活できそうです。でもご本人は環境次第って言っていますし、良く話を聞いて、ってところかも。職棒だっていつまであるかわからないですから…。他の受験した選手はちょっと中心選手とは言い難いから、台湾に残って他の職棒球団に雇ってもらえたとしてもたぶん月給10万元行けばいいほう。それでも日本に行った場合の15万円よりは高そうだけども、ただ、残ったとしても新しい球団に雇ってもらえるとは限らない。関西独立リーグのドラフト会議は16日とのこと。龍の選手を分配するドラフトはまだ当分先っぽいので(←まだやり方さえ決まってないみたいだし)、来年の職があるかわからない宙ぶらりん状態がこれ以上続くのはたまらない、それまで待ち切れないって選手は日本に行く可能性も低くはないのかも。龍の選手には9月から給料が支払われていないって話だから切実でしょう。野球で生活できるならどこへでも行く、っていう黄仕豪選手の言葉が象徴的。ただ、行ってどうなるっていうのもちょっと心配。記事には活躍すれば日本プロ野球入りの可能性も、って書いてあるけど、過去の独立リーグからの指名実績からしても相当に活躍しないとダメだろうし、外国人選手だからなおさらだし、それにみんな思ったより若くない。いちばん若い陳建輔投手で24歳ですか。NPBに入れる可能性はゼロではないにしても、かなり厳しそう。独立リーグでも主旨からして長くプレーはできないですよね。(陳建輔投手は例の事件でこの前、警察に連れて行かれて今は保釈中の身のはずなのに海外に行けるの? っていう素朴な疑問も)日本で武者修行して腕を磨いて、職棒に戻るのを目標にするっていうのが現実的、なのかなあ。でもいろんな環境でプレーするのはいい経験になるだろうし、きっといろんな出会いもあるし、思いがけず新しい道が開けるかも知れません。どんな選択をされるんでしょうか。主宰した木村竹志さん(元西武の石井毅さん)はこれからアマチュアの大会を見に行って声をかけるみたいですし、台湾からのトライアウト合格者はそれも含めて2名だけっていう狭き門のようですが、いったい誰が日本にやって来ることになるのか。外国人選手は指名対象なのかわからないけど、16日の関西独立リーグのドラフトも要注目(アジアシリーズの決勝の日なんだよね~)。なお、巨人二軍の随行して台湾に来ていた読売新聞の記者のかたがこのトライアウトにも取材に来たみたいです。近いうちに記事になるのでしょう。→[記事]讀賣記者登台 看重黒米勝巨人(壹蘋果運動王)(big5)
2008年11月10日
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巨人と熊隊の親善試合、4戦目は野間口貴彦投手が1安打完封勝利で3-0、最終戦は巨人が取りました。詳しい展開は→ここ(熊官網の文字実況)。今日は陳金鋒選手や黄龍義選手や陳峰民選手までお休みで熊の中心選手がほとんど出てなかったけども、それにしても1安打完封ですからお見事です。貫禄でしょうか。しかもあわやノーヒットノーラン。8回2アウトから7番の林智平選手が外のボールをうまく合わせてセンターの右へ運ぶヒットを打ち、ようやくノーヒットノーランが破れましたがあと4人ってところでした。結局、出した走者は四球の走者を合わせても2人だけ。二塁も踏ませず1安打完封。最後まで熊は強い打球がほとんど飛ばず。当然、この試合のMVPでヒーローインタビューを受けてました(←日本語でしゃべってたんだろうけど、マイクがこもってて何言ってるんだか全くわからず)。野間口投手は半分好きで半分キライな選手(←だって態度悪いんだもん)。ベンチで腕組みしているところなんて相変わらず実にふてぶてしいですね~。ま、それも成績が良ければ許される。来年はプライベートじゃなくて本業のほうで話題になってください。熊の蔡英峰投手も巨人打線にゴロゴロゴロとゴロを打たせ、6回に中井大介選手の打球が右足を直撃して先制を許し降板するまでナイスピッチングを続けました。エラー絡みの失点がもったいなかったな。今年はシーズン中ちょっと目立たなかったけど頑張りました。この試合もまた雨のために30分ほど試合時間が遅れましたが、無事に4試合とも行われて良かった。お互いに得るものがあると良いなって思います。●羅嘉仁投手、アストロズと契約さて、野間口投手はシダックス出身。シダックスつながりの話題で。2006年の夏にちょっとだけシダックスにやって来ていた羅嘉仁投手がメジャーリーグのアストロズと契約したそうです。契約金は25万ドル、代表級の選手としてはちょっと安め。→[記事]羅嘉仁 加盟太空人(自由時報)(big5)あの年のシダックスは結果的に最後の都市対抗予選。キューバ人選手が帰っちゃったので代わりに台湾から助っ人を呼んだんだった。神宮まで来たら見に行こうと思ってたのに、あっという間に負けちゃって見に行けなかったけど。記録を見返してみると、羅嘉仁投手は都市対抗予選で西多摩倶楽部戦に1イニングだけ投げたのが公式戦唯一の登板だったみたい。一緒に文化大学からシダックスにやって来た郭健瑜投手が予選中に企業相手に2試合投げたことを考えると、シダックスでの序列は低めだったか。当時はまだ大学2年生で、投手に転向してから3年しか経ってなかったそうです。でもそこから力をつけて台湾代表の常連に。北京五輪にも出ました。3月の最終予選の頃にアストロズのスカウトの人が目をつけたんだって。アストロズは赤いユニフォームだから、また赤のユニフォームのチームってことになりますね。で、一緒にシダックスに来ていた郭健瑜選手のほうは去年の秋から兵役期間に入りまして、代訓選手としてドラフトで統一獅から2位指名(外野手として)。今年1年間二軍でプレーして、順調に行けば兵役期間明けの来年から正式にプロとしてデビュー、のはずだったのですが。聯盟官網の右下のほうに代訓選手についての公示が載ってまして(→ここ)、郭健瑜選手について、こう書かれています。◎2008年10月 23日,統一7-ELEVEn宣告郭健瑜為自主選手。10月23日付けで「自主選手」にされてしまいました。これ、もうすぐ兵役期間が終わるけど、統一獅としては契約するつもりはないから自由な身分にしてあげるよ、っていう意味だったはず。要するにクビ。でもこちらにある二軍での成績を見ると打率.315も打ってるし、放り出されるような成績には思えないんだけどな~。何か事情でもあるのかも。獅はご存知のとおりもうすぐアジアシリーズにやって来ます。アジアシリーズには二軍の選手も含めてみんな来るって話だけど、自主選手にされてしまった郭健瑜選手は来るんだろうか。
2008年11月09日
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5日に台湾にやって来た巨人を熊が迎え撃つ親善試合、4試合中3試合が終わり、結果は熊が3連勝。いつもの緯來体育台で中継してたので、3試合とも見ちゃいました。●第1戦:熊6-5巨人 詳しい展開は→ここ(熊官網の文字実況)1戦目は展開的にはシーソーゲームだったけど、あまりにもエラーが多くてちょっとひどい内容と言わざるを得ない、かな。なんたって巨人5失策、熊3失策。ちょっと強いゴロが飛ぶと全部エラーなんじゃないかっていうくらいの勢いで両チームともエラー量産。ゴロのボールをお手玉して内野安打とか、ファウルフライを捕り損ねたりとか、記録にならないエラーも量産。それも含めれば20個くらい行ってるんじゃないかってくらい。それにまた試合時間が長いんだこれが。ちょっと途中、飽きてしまった。で、試合は熊が陳峰民選手2ラン、鍾承佑選手が先制ソロに逆転2ランと、下位打線の一発攻勢で逆転勝ち。対照的に巨人は走者をためてつないで得点し、この流れが第2戦・第3戦と続くことに。記事によれば試合後の巨人・吉村禎章監督は「陳金鋒の打撃が強いのは知っていたが、下位打線まで火力が猛烈とは知らなかった」とコメント。そうだそうだ、暴力熊打線は強力なのだ(陳峰民選手はシーズン中1本、鍾承佑選手も3本しか打ってないけど)。一方の洪一中監督は、巨人の選手のスピードはお手本になるってコメントしたそうですが、私も見てて速っ!って思ったシーンを1つ。巨人の1番を打っている松本哲也選手。7回に普通のサードゴロを打ったように見えたのに内野安打。サード蔡宗佑選手の動きもちょっと緩慢だったかな。それにしてもあれを内野安打にするとは相当に速いんじゃ?●第2戦:熊6-3巨人 詳しい展開は→ここ(熊官網の文字実況)途中から視聴。序盤の巨人は台湾からの育成選手2投手が投げていたそうですが四球が多かったり、鍾承佑選手が2試合連続本塁打するなどして熊リード。で、中盤には陳峰民選手のこちらも2試合連続本塁打など、また長打攻勢で熊が突き放して勝利。日本のほうが台湾よりも力が上と言っても熊は一軍、巨人は二軍。台湾にも意地ってものがあるわけで、さすがに熊に勝って欲しいと思いながらこの親善試合は見ているのですが。でも、ENEOSを巣立っていった栂野雅史投手がああも次々と熊の打者に強い打球を弾き返されるのは見てて悲しくなりました。プロでも苦労してるみたいですねぇ。対照的に、NTT東日本出身の上野貴久投手は1イニングだけでしたが、追い込んでから落ちるボールを低めに決めてクルクルと3人続けて空振り三振。来年こそ一軍で活躍?巨人打線は見てる範囲だと熊先発・張誌家投手にうまいことあしらわれ、打たせて取られてました。張投手は6回1失点でこの試合のMVPだそうです。そういえば張投手は台中は地元でしたね。[記事]熊連勝 砲轟旅日小將(壹蘋果運動王)(big5)張誌家が林[羽廾]豪に提案するに「彼はこのようにスピードはすでに良い。しかし日本でやって行くにはコントロールのほうが球速より重要。ボクが日本で最初の3年は好成績だったのは、あの頃はコントロールがとても良かったから。日本では頭を使って投げる必要があるのさ」ふふふ、先輩風吹かせてます。前の試合でひどかった守備は、慣れてきたのか両軍あわせて3エラーだけ。8回、無死一二塁の場面では円谷英俊選手のセンター前に抜けそうな痛烈な打球を蒋智聰選手が横っ飛びキャッチで二塁アウトに。抜けていれば下手すると大量点ってところでいいプレーが出ました。なかなかやるではないですか。(でも熊の外野手はどうせ捕れないのに飛び込みすぎじゃないの?)●第3戦:熊4-3巨人 詳しい展開は→ここ(熊官網の文字実況)巨人は来日メンバーの中では最も格上と思われる木佐貫洋投手が先発。立ち上がりも完璧で、これは熊は厳しいかな、と思いきや、2回に陳金鋒選手がライトポール際ギリギリのところへソロホームラン。「え、入るの?」みたいな呆気にとられた表情の木佐貫洋投手。一度巨人が逆転したものの、木佐貫投手は4回5回にもは長打攻勢に遭い5回4失点でした。追い込むと落ちるボールで三振の山なんですが(5回で10奪三振)、それまでがいけないのか、打たれたヒットはほとんどが大きな当たりの長打。特に蔡建偉選手の逆転三塁打は軽く振り抜いたようにも見えたのにもう少しでホームラン。深々と右中間を破って行きました。脇役も頑張ります。この試合の熊は第1戦の途中で引っ込んでから出てこない石志偉選手に加えて林智勝選手や潘忠韋選手まで欠場。中軸選手がごそっと抜けてちょっと迫力不足かと思ったけど全然そんなことなかったですねぇ。巨人は8回にオビスポ投手が登板。育成選手だけど、剛速球を投げることで有名な投手ですよね。第1戦から投げてもいないのに何度も何度も中継のテレビカメラで写されてて、台湾でも注目されているらしい。で、マウンドに上がったら初球がいきなり152km/h。でも死球。いかにもすぎて笑っちゃった。1回を無失点でした。熊は1点リードのまま先発の徐余偉投手が8回まで投げ、最後は飛鵬投手が3連投で抑えるという親善試合らしからぬ投手起用で勝利。前の2試合でリリーフ投手陣がぽろぽろ失点してたし、この点は勝ちにこだわったか?この試合はついにエラーなし。雨で試合開始が2時間くらい遅れたわりに、結構早く終わりました。試合時間2時間半くらいだったかな。熊の地元高雄なのに雨のせいかちょっとお客さんの入りは寂しかったけど、試合ができて良かったですねぇ。巨人を呼ぶだけでかなりオカネかかってるみたいだし。●明日は蔡英峰投手vs野間口投手熊目当てで見てる試合だけど、巨人の二軍選手のことも3試合も見てるとだんだん覚えて来ちゃいます。社会人野球出身の選手以外はほとんど名前さえ知らなかったのに。1,2番を打つ松本選手や藤村大介選手はカッコイイですねぇ。足も速いみたい。4,5番の田中大二郎選手や中井大介選手は体も大きいし、雰囲気ありますね。あれで中身が伴ってくればものすごく飛ばすんだろうな~。親善試合は第4戦で最後。先発は蔡英峰投手と野間口貴彦投手の予定だそうです。
2008年11月08日
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鯨の沈[金玉]傑投手が横浜のテストを受けるんだそうです。→[記事]横浜 “ホエールズ”出身台湾代表左腕テスト(スポニチ)「シン・ギョッケツ投手」なんて書いてあるから誰かと思った。別府大ってところでやっとわかりました。8日から2日間、沖縄・宜野湾で行なわれる横浜の秋季キャンプでテストを受けるんだって。ふーん。でも意外だな~。沈[金玉]傑投手って、今年は成績がイマイチに終わったこともあって打者転向って話が進んでたはずでは。今年の最終戦でも打者としてスタメンで出てましたし、秋季キャンプを見てどうするか決めるって話だったはず。投手としては限界と見られているのだと思ってました。でも、横浜は当然ながら投手としてテストするんですよね。ホントに言ったのかわからないけども、記事には「『日本のプロ野球で力を試したい』と関係者には横浜入りを熱望している」なんて書いてある。やっぱり野手なんてヤダ、投手を続けたいってことなのかな。それに、職棒に在籍している選手がこういう形で日本の球団のテストを受けるなんてアリなんですねぇ。台湾にはFA制度もまだないから、選手のほうから自由に移籍はできないはず(←そういう契約をしていれば別かも知れませんが)。もしテストに合格したとしても鯨側がOKを出さないと横浜も獲得できないのでは。確か、沈[金玉]傑投手は鯨の選手の中ではいちばんの高給取りで、看板選手の1人のはず。あの童顔だと人気もありそう。簡単にOK出すのかどうか。でもこっちの記事には鯨は倪福徳投手をアメリカに行かせるための準備をしている、なんて書いてあるし、希望する選手にはどんどん海外に行かせるっていうのが鯨隊としての方針なんでしょうか。●球団公認らしいで、日本での報道を受けてか、鯨隊の官網にも記事が載ってます。→[記事]【選手動態】沈[金玉]傑赴日測試(中信鯨官網)(big5)姜建銘投手のマネージメントをしていた二宮功さんというかたが持って来た話で、沈投手は熟考の末、テストを受けに行くことに決めたのだそうです。1週間、横浜のキャンプに参加したらまた帰国して鯨のキャンプに参加するのだとか。やっぱり日本に行くことにはチームも了承してるみたいですね。って、そりゃ勝手に受けに行くわけがないか。あと、スポーツ報知の記事には育成枠で獲得することも検討なんて書いてある。1年前は中華隊のユニフォームを着て投げていた選手が育成選手だなんてふざけてるの? なんて思っちゃうけど、でもそういう評価でもご本人が入りたいなら行くのかなぁ。ま、どういう評価をされるのかはこれからですが、スポニチの記事にもあるように別府大に留学経験があり、あんまり別府大の野球部ではいい思い出なかったらしいけど日本語もかなりわかるみたい(←カツカレーが好きだからグローブに「カツカレ」と文字を入れてるとか)。それに非常に几帳面な性格だそうですので、日本向きかも知れません。横浜なら中華街もあるし、セ・リーグなら投手も打席に立てるし、打撃も得意な沈投手なら持って来い、かも?●鯨隊は存続龍の事件を受けて、木曜日に行なわれる上層部会議の決定次第では鯨も解散か? って言われていたので昨日の夜はちょっとドキドキしてましたが、どうやら存続問題は議題にも上らなかったとか。秋季キャンプは正常に行なわれるらしいですし、とりあえずひと安心。来年は5球団ってことになりそうです。
2008年11月07日
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結局見に行けなかった千葉市長杯は、JFE東日本が優勝したそうです。おめでとうございま~す。公式速報を見てたら、JFEさんの勝ち方が3試合ともあまりに神がかっていて笑っちゃった。2度あることは3度あるというやつですね。しかし、出場20回目にして初優勝だなんて、意外すぎ。歴史的に秋はあんまり本気出さないチームなんでしたっけ。先週末に関東クラブ選手権も終わりましたし、これで関東地区で行われる(JABA公式サイトに載っている)公式大会は全て終了ってことになるはず、だ。おつかれさまでした。気がつけば日本選手権まであと1週間ですねぇ。●東京都選抜が台湾遠征?これで今年は残すは日本選手権のみ、って思ってたら、東京都の選手はまだ大会があるみたいですよ。台湾の棒球協会の公式サイトを見ていたら、今月末に「2008年日本全東京社会明星隊訪華友誼賽」っていう大会があるんだって。日本チームの行程表がここから取り出せます。→[網頁]2008年日本全東京社會明星隊訪華友誼賽行程表(CTBA)(big5)詳細は良くわからないけども、大会の名前からして東京社会人オールスターチームが台湾で親善試合をするように読めます。どういうメンバーなんだろう? 企業の選抜になるのかな。前、第1回アジア都市対抗のときに東京都選抜が出ましたが、あのときと似たような感じ?で、試合の予定はこうなっているそうです。11/27(木) 桃園空港に到着11/28(金) vs開南大学(9:00~)、vs文化大学(13:00~)11/29(土) 観光日11/30(日) 観光日12/01(月) vs台北体育学院(9:00~)、vs輔仁大学(13:00~)12/02(火) 桃園空港から出発場所は天母球場。ダブルヘッダーで2日間、計4試合の親善試合を行なうとのこと。対戦相手は4試合とも台北地区の強豪大学です。ゆったりと2日間も観光日が入ってるのがいいですね~。うらやましい。って、遊びに行くんじゃないってば。●WBC台湾代表vs日本社会人日本の社会人と台湾のチームの試合でもう1つ。来年3月に第2回のWBCがあり、台湾代表チームも日本にやって来るわけですが、台湾代表チームの予定では2月26日に来日したあと、本番前に2試合の練習試合をすることになっています。で、この記事によれば、その練習試合の相手が「社会人チームと巨人(予定)」って書いてあります。→[記事]旅外新秀 12.1起集訓7天(壹蘋果運動王)(big5)(11/4)なにっ、「WBC中華隊vsどこかの社会人チーム」っていう試合があるってことかぁ? それはそれは、何て魅力的なイベントなんでしょうか。場所は東京ドーム? 相手もどこになるんだろう? しかし何で社会人チームと練習試合なのかなぁ。まあいいか。以前に記事に出ていた台湾代表チームのスケジュールでは、WBC本番前の練習試合は3月1日と2日となってました。すると、どっちかが対社会人で、どっちかが対巨人かな。だいぶ先の話ですし、この記事もどこまでアテになるのかわからないけど、とりあえず3月1日2日の予定は空けておこうっと。
2008年11月06日
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またちょっと前のことですが、台湾シリーズ中にあった龍の事件の「第二波」。またたくさんの選手が警察に呼ばれて取り調べられたらしい。その中に謝佳賢選手も入ってるって記事を見て頭がクラクラ。幸い、謝佳賢選手と高[王韋]選手は帰っていいことになったそうで、ご本人も否認してるし、今のところはシロ扱い。最悪なことにはなってないみたいだけども、疑いが晴れたわけではないのかなあ。で、取調べられた選手はこうなったそうです。・頼俊男、陳建輔、潘忠孝、顔志中、胡仁偉、鄭余亮の6選手は10萬元で交保、規定により職棒からバイバイ ・謝佳賢と高[王韋]は飭回(←ってナニ?)・周思齊と郭銘仁は証人として聴取→[記事]老[門品]命打假球 謝佳賢:我拒絶(壹蘋果運動王)(10/31)(big5)速報的な記事では周思齊選手や郭銘仁選手も容疑者扱いされていて余計にクラクラしたけど、証人ってことだったらしい。ホッ。しかしまた追放になっちゃった選手が6人も。頼俊男投手まで…。先日、不自然な形で解約になった陳建輔投手も入っちゃってます。「交保」っていうのは保釈のことらしいけど、罪を認めてオカネを払って釈放されたってことで良いのでしょうか。6人のうちで顔志中投手と鄭余亮投手の2人は今年の春に熊からトレードでやって来た選手。他の4選手は新人さんだから、みんな今年から龍に入った選手ばかり。やっぱり新人さんやそういう弱い立場の選手は上からの命令に逆らえないというか、そういうものだと思ってしまうのか。「第一波」のときに台湾人選手は2人が追放になってるので、これで追放になったのは合計で8選手。龍の選手はドラフト会議をやって新しい行き先を決めることになるんだけど、ドラフト対象になるシロの選手は最終的には5人くらいしかいないんじゃないか、なんて記事も出てたり。まさに球団ぐるみ、ってことになっちゃうのかなぁ。さらに悪いことに、鯨にも疑いが。9月9日の試合では、相手の鯨隊のほうにも負けるようにという指令が下っていたとかで、お互いが負けに行っていた、なんて可能性もあるらしい。なーんだそら。何だかもう笑っちゃいます。これで鯨の親会社の偉い人がカンカンに怒ってしまい、今年で職棒から撤退するかどうかを木曜日の会議で決まるそうです。怖い怖い…。いったいどうなってしまうのか。●聯盟表彰式で、台湾シリーズ終了後の4日には毎年恒例の表彰式、「年度頒奨典禮」が開催。選手の私服姿が面白い行事なんだけど、今年はスケジュールの都合でテレビ中継もなく、少々地味に行なわれたとか。しかし、龍も含めて6球団の選手がちゃんと揃って行われる大きな行事っていうとこれが最後ってことなのかも。というのは3日には野球カード発売の発表会があったそうで5球団からは1人ずつ選手が出てきてるのに、龍の選手はいない。CPBL公式サイトを見ても、ページのいちばん上のところにある各チームへのリンクから「米迪亞暴龍」の文字がなくなっちゃってます。この前まではあったのに。こうやって球団って消えていくんだなぁって実感させられます。で、表彰式には龍からベストナインにノミネートされていた周思齊選手と郭銘仁選手が招待。周思齊選手は見事、ベストナインを受賞。受賞のスピーチは場内を感動させたそうです。→[記事]中華職棒/周思齊奪獎感言感動全場 代表清白球員講話(NOWNews)(11/4)やっぱり放水をするように要求されてたんですねぇ。でもそれを自分を強く持つことで乗り切ったと。一般人から見れば、そんなの当然きっぱり断るべきって思ってしまうけど、組織の中にいるとそんな簡単なことじゃないんだろうなぁ。怖い目にも遭ってるのかも知れないし。なお、受賞者の一覧はこちら。MVPは強森(ジョンソン)投手でした。→[記事]年度頒獎典禮 強森勇奪年度MVP(CPBL)(big5)明日から、巨人と熊の親善試合です。張誌家投手は3戦目に先発登板するとか。
2008年11月05日
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ちょっと前の話になりますが、先日のドラフト会議で奈良産業大学の蕭一傑投手は阪神に1位指名されました。また日本のプロ野球に台湾人選手が加わることになりそうです。さすが阪神のドラフト1位だけあって、指名後は台湾よりも遥かに多くの記事が日本で出てます。さっそく「節約王子」なるあだ名をつけられてるみたいですね。人気球団の1位ですから周囲の期待も高く、プレッシャーもかかると思いますが、活躍すればきっとスーパーヒーロー。インタビュー記事などを読むと奈良に住んでいるので関西弁をしゃべるようですし、林威助選手もいる。溶け込みやすい球団なのではないでしょうか。頑張って欲しいですね。台湾では来年のWBCに向けて、海外に進出した若手有力選手を対象とした合宿が12月から行なわれるとのことですが、蕭投手も召集対象なんだって。さっそく代表入りの可能性もあるようです。●漢字変換野球の話からはズレますが、蕭投手の日本での記事を見ていてちょっと気になってしまうこと。それは「蕭」の字(草冠)を「簫」(竹冠)と間違われている例が結構多いこと。私がドラフト当日に見ていた携帯サイトでも最初は間違ってたし、今でも検索してみると大手新聞社サイトでさえも間違って書かれてる記事がかなり見つかります。google の検索結果"蕭一傑"の検索結果→40,400件"簫一傑"の検索結果→1,870件確かに見慣れない字ですもんね~。間違えるのも無理もない。そして、見慣れない字なので困るのが漢字変換。私の周りにある何種類かのパソコンでは「しょう」と入力して漢字変換しても、そのままでは「蕭」の字は出て来ません(「簫」の字も出ない)。私が普段、文章を作るときに使っているWindowsじゃないパソコンでは辞書登録したので別に良いのですが、この間、出先でWindowsのパソコンを使っていたときはちょっと困ってしまいました。手書き入力とか部首変換とかで何とかなりますか、面倒くさい。もっとお手軽に「蕭」の字を出す方法はないものか。まず他の読み方はないかと調べてみますと。字典によると、「蕭」の字はどうも訓読みでは「よもぎ」と読むらしい。へ~。でも「よもぎ」で変換しても「蓬」の字しか出ないや。失敗。(そういえば王子の蓬莱伸哉投手は指名されませんでした)姜建銘投手の「姜」は「生姜」(しょうが)と打って出すのが定番でした。そういう何か熟語はないかと探してみると…。あ、「蕭白」(しょうはく)と打つと変換できるみたいです!これでめでたく一件落着。でも「蕭白」ってナニ?曾我蕭白曾我蕭白(そがしょうはく、享保15年(1730年) - 天明元年1月7日(1781年1月30日))は、江戸時代の絵師。蛇足軒と自ら号した。(Wikipediaより)へ~、まったく知りませんでした。思わぬところで勉強になります。難しい漢字でも、有名な人がいるとお手軽に出せますね。蒋智賢選手の「蒋」→「蒋介石」(しょうかいせき)で変換黄甘霖選手の「霖」→「張作霖」(ちょうさくりん)で変換廖于誠投手の「于」→「単于」(ぜんう)で変換潘忠韋選手の「韋」→「なめしがわ」と打ってF5とか(最後のは違うけど)。あと、廖于誠投手の「廖」、倪福徳投手の「倪」、潘威倫投手の「潘」、彭政閔選手の「彭」あたりもお手軽に出せると楽なのに、方法が見つかりません。やっぱり地道に辞書登録がいちばんか。
2008年11月04日
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台湾シリーズも終わりまして、次の興味は最後の(?)アジアシリーズ。今年は韓国のSKが記事を読む限りだと去年以上に強いという評判ですし、各国チームがどういう順番で投手を回して来るのかなぁ、こう回せば勝てるかも、などと妄想中。あ、その前に巨人と熊隊の親善試合もあるのか。さて、郭泰源さんが再び中華隊のユニフォームを着ることになったそうですよ。先月に新たに中華隊監督に決まった葉志仙さんの要請で投手コーチに就任するのだそうです。→[記事]經典賽教練團名單出爐 郭泰源任投手教練(CTBA)(big5)写真も出てますが、ちょっと前は髪に白いものが目立っていたような気がするけどこの写真だと若く見えますねぇ。左の葉志仙さんは肌色が良くてもっと若く見えるなあ。年上のはずなのに。就任の経緯ですが、1年ほど前に葉志仙さんに「貴方が監督をやるのなら、ボクが投手コーチをやるよ!」みたいなことを言ったらしく、そのときの約束を守ってもらったのだとか。それを聞いた泰源さんは「そんなこと言ったっけ?」と、さっそくとぼけたやりとりを披露していたご様子。何か泰源さんがしゃべると「笑い」がついて来ますね。→[記事]經典大賽/郭泰源兌現玩笑話 葉志仙:一身功夫卻當宅男(NOWNews)(big5)ところで素朴な疑問として、泰源さんって今まで何やってたんでしょうか。最初に貼った中華棒協の記事の中の表でも、泰源さんだけ「現職」の欄が空欄。もう1つのNOWNewsのほうの記事のタイトルには「宅男」とあります。「宅男」っていうのはオタクって意味だと思ってたけど(井川慶投手の枕詞みたいになってたし)、この場合は無職、みたいな意味で良いのかな。棒球Wikiを見ると、今は選手のマネージメント業務の仕事をされているみたいですが、それが本業なのかなあ。話を戻して。泰源さんは中華隊監督をああいう形で辞めることになったけども、表舞台から退場したままにしておくのがもったいない人材であることは間違いないところ。現場に戻って来られて選手の指導をされる立場になられるのは大歓迎。監督よりは肝臓への負担も軽いでしょうし。これで来年、WBCを見に行けばユニフォーム姿の泰源さんを生で見られるわけですね。なお、コーチは郭泰源さんの他には守備担当が呂文生さん、打撃担当が王光輝さん、外野守備・走塁担当が陳威成さん、内野守備・トレーニング担当が林[王昆]瀚さん、この5名の方々だそうです。●おまけ熊の霸漢(Gary Burnham)選手は千葉ロッテの入団テストを受けたらしい。→[記事]ロッテが新外国人テスト(スポーツ報知)へ~、来年は日本かも知れないんだ。巨人との親善試合でまたすぐに台湾に戻るんだろか。ついでに、私は霸漢選手のことを長いこと「覇漢」だと思ってました。漢字というのは難しいです。(曹竣[山昜]投手のことも、しばらく「曹竣[山易]」だと思ってたし)
2008年11月03日
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台湾シリーズ第6戦は小林亮寛投手の好投や陳瑞振選手の決勝打、王金勇選手の2ランなどで象が勝ったそうで(←外出していて中継見られませんでした)、3勝3敗のタイでいよいよ第7戦へ。結果は…ぞう000 000 000=0002 020 00x=4ししというわけで、獅の皆様おめでとうございま~す。去年と同じく、外国人投手さまさま。海克曼投手、中3日続きなのに完封だなんてすごいや。6回は絶好の場面で彭政閔選手を三振に。終わってみれば、あれが象にとっては最後のチャンスらしいチャンスだった。5回の犠牲フライになりそうな飛球をホームでアウトにした劉芙豪選手のバックホーム&高志綱選手のブロックもお見事。あれ、ホームインしていたらわからなかったのでは。最後は彭政閔選手が併殺打を打って試合終了でした。(韓国シリーズも最後、併殺打で決まったそうで。とすると日本も?)優勝の瞬間は例によってスタンドから一斉にオレンジ色のテープが。何度見てもキレイで感動的。それにベンチの選手も手に紙テープを持ってて、自分で投げながらマウンドに向かって走って行ってるのはちょっと可笑しかった。今まで気がつかなかったけど、あれはいつもやってるんでしょうか。面白いです。(都市対抗予選などでもやってみたら如何でしょうか。危ないかな?)獅はケガ人が多くて満足なメンバーが組めない試合も多く、辛い時期もあったと思います。それでも年間通して実に強かった。シリーズの序盤、どうかなって感じだった守備の破綻も全体で見ればあまり目立たなかったし、優勝にふさわしいチームでありました。東京ドームでも暴れてください。お待ちしております。今年はコールド負けしませんように。(また高國慶選手のあのキレイな婚約者のかたもスタンドに見えるのかしらん。個人的には莊景賀選手をまた生で見られるのが楽しみだ)悔しそうな象の選手たちの中で、優秀選手賞をもらった王金勇選手はトロフィーをもらいながら思いっきり泣いてました。悪送球で決勝点を献上しちゃったもんな~。総冠軍賽は大活躍だったのに(←だから賞をもらったんだけど)、悔しい受賞となりました。赤ちゃんに会えるのは秋季練習が終わってからになるのかな?またこれをバネに、また象は強くなるんじゃないでしょうか。思い出してみれば象は一昨年は年間ビリでした。去年は前期も後期もBクラス。そして先月号の「職業棒球」では6人の評論家のかたなどがプレーオフ・台湾シリーズの勝敗を予想していたのですが、象が優勝すると予想したかたはゼロ。1人もいませんでした。そもそもプレーオフで象が熊に勝つと予想した人さえ6人中たったの1人だけ(鯨の謝長亨監督のみ)。そんなチームが王者の獅隊と第7戦まで戦い、あと一歩のところまで頑張ったんだから立派なもんですよ。これで今年の台湾シリーズも終了。お客さんも毎試合大勢詰めかけたし(←總冠軍賽の観客動員新記録だそうで)、イヤな事件にも関わらず職棒が元気だというところを見せてくれました。普段からあの半分でも入ればいいんですねどねぇ。荒れた場面が多かったのは残念でしたけれども(第7戦も、併殺のときの二塁へのスライディングのせい(?)で両軍の選手がベンチから出て来て睨み合う場面が)、それだけ真剣にやってるということなのでしょう。いいシリーズでした。最後に、改めて獅の皆様おめでとうございました。アジアシリーズは応援に行きますよ~。
2008年11月02日
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先日に行われた関東選抜リーグ、三菱ふそう川崎とJR東日本の試合。ふそうさんのラストゲームってことで、試合後に垣野多鶴監督が両チームの選手から胴挙げされたということはコメント欄でいの教えていただきました。翌日の神奈川新聞にはこの試合についての記事が大きめに出ていまして、その胴上げの写真も載ってました。これがね、垣野さんが胴上げされながら、手で目頭を抑えてるんですよ。泣きながら胴上げ。ただこれだけで、こちらまで泣けて来ました。生で見てたらさぞ感動的だったでしょうね。本文を見ると垣野さんは指導者からも引退するようにも読めますが、どうなんだろう。全日本の監督とかもナシ?三菱ふそうという会社は野球をスッパリ切り捨てるわけで、社業と全く関係ない野球の仕事を社員にさせるわけには行かないってことになっちゃうのかなぁ。垣野さんならいろんなチームから引く手あまただと思うんだけど。選手のかたは移籍先とかの情報が新聞などでちょっとずつ出て来てますが、監督コーチその他スタッフのかたがどうされるのかは全然わからない。気になります。それからこの試合で打者1人だけ出て来て抑えた谷村逸郎投手は引退するんだって。ん~、そうなんだ。ちょっとショック。ヒザの具合が良くなかったのですねぇ。こちらも涙での引退登板となったそうです。長い間、本当におつかれさまでした。西郷さんもやっぱり県外に移っちゃうみたいだし、田沢投手はたぶん海外。神奈川から橋戸賞選手が一気に減りますね…。移籍される選手のかたの行き先もちょこっと載ってます。県内への移籍は東芝と三菱横浜しか載ってないけど、日産やENEOSに移籍するかたはいないってこと?毎日新聞神奈川版にもちょっと内容薄めですが、記事があります。紙面のほうは写真つき。胴上げの写真じゃないけど。→[記事]社会人野球:三菱ふそう川崎、最後の公式戦 感謝込め、監督胴上げ /神奈川(毎日新聞)垣野さん谷村投手は涙だったけど、選手の方々は悲壮感はなく晴れやかな笑顔で最後の試合を終えたんだそうです。そしてラストゲームの記事の隣では、ドラフト指名された矢貫俊之投手が平間グラウンドを背に晴れやかな顔で写ってたりするわけでして。涙のあとには虹も出る、と。最後に明るいニュースがあって、とても良かった。引退されるかたはおつかれさまでした。新天地に行かれるかた、これからも頑張ってください。来年のベストナイン表彰ではふそうの選手のかたもいらっしゃるのかしら。
2008年11月01日
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