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すごかったですねぇ、ガソリン。だいたいどこのスタンドの前を通ってもハザードをつけた車が列をなして並んでてびっくり。こんなの見たことない(今回の旅行はびっくりが多い)。我が家は普段は滅多に車に乗らないので暫定税率云々はあまり気にしてなかったけど、今回ばかりは旅行中で長距離ドライブの後だったので給油せざるを得ず。どうせ入れるならやっぱり安いほうが良いので30分くらい並んで満タンにしましたが、何だか疲れました。(名古屋はちょっと高いのかな。セルフのスタンドで127円。ニュースやワイドショーで見た限りでは東京だと122円くらいが普通?)カーナビに帰り道を入力しておいたら、神奈川の自宅の周辺になぜか渋滞マークが。普段は車がそんなに通らないから渋滞なんてまず起きないのに、どうして?って考えたら、そういえば家の近くにガソリンスタンドがあるんだった。あんなところでも渋滞になるなんて。よほどのことです。さてさて、この日は寄り道して名古屋市のお隣・東海市にある東海REXの練習グラウンド、新日鐵グラウンドをのぞき見。グラウンドは「製鐵公園」という公園施設(?)の中。野球グラウンドの他にテニスコートやサッカー場もあるようです。名前からして新日鐵の施設なんだろうけど、特に入口に係員もいなかったし、サッカーグラウンドでは親子2人で遊んでいる人が。一般にも開放されているのかな。で、野球グラウンドを見に行ってみますと。この日は午前中にオープン戦が組まれていたためか全体練習は行なわれておらず、選手の姿はまばら。数人の選手が打撃練習で汗を流していたのですが、打撃投手役をしていたのは4年前の都市対抗で優勝を決めるサヨナラ弾を打った林尚克選手。今年からコーチ兼任なんですねぇ。グラウンドはこの間に行った東邦ガス空見グラウンドに比べると狭いけど(空見グラウンドは広すぎです)、充分に広々としてました。そしてスタンドの造りが立派。しっかりしたコンクリート製の階段を登ってスタンドに上がる構造になっていて、ちょっとした球場みたい。なので、客席からはグラウンドより少し高い目線で見ることになります。また、スタンド前にはこういうものが設置してありました。大きな選手名簿。選手全員の出身校や現在の所属企業などが大きく書かれています。これなら「グランド・スラム」を忘れて来ても、目の前にいる選手の名前や所属がすぐわかる。これはいいサービスだ。場所は名古屋の中心部からまっすぐ南へ下り、東海市に入ったところで海沿いを走るバイパスのほうの国道247号線(産業道路というらしい)に入って加家インターチェンジから降り、2回左に曲がれば駐車場です。名古屋の街中からほとんど一本道なのでわかりやすかったですよ。所要30分くらいだったかな。鉄道利用だと名鉄の新日鉄前駅が最寄りらしい。歩いても近そうです。
2008年04月30日
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旅行中に使っているパソコンは繁体字の表示能力が低くて、台湾の記事をなかなか満足に読むことができないんですが、いつの間にかマック鈴木投手が熊を解約になっていたのですねぇ。メキシコリーグに戻るとか。これで日本人投手は2人になってしまいました。で、鈴木投手の代わりに登録された新外国人の飛鵬投手、本名をJermaine Van Burenというらしいんですが、なんか聞いたことあるな~と思ったら、シーズン前に日本ハムとオリックスのテストを受けて両方とも落ちた投手じゃないですかぁ。台湾に来てたんだ。この飛鵬投手、この記事だと180cmで100kgと書いてあるのに、聯盟官網のプロフィールだと190cmで106kg。だいぶ違うじゃないか。体重106kgってすごいな。さてさて、名古屋、台湾職棒、投手と言えば。はい、郭源治さんですね。今日は源治さんのお店でディナーでした。名古屋に来たらぜひ、って前から思ってたんですけど、ようやく今回行くことができました。お店の名前は「郭源治 台南担仔麺」。こんな外観です。扉を開けてお店に入りますと。「何名様ですか?」と聞いてきたお兄さん(←に見えた)がいきなり源治さんご本人だったのでびっくり。いや~、若い。とうに50歳を超えているとは全く思えません。しかし感激だなぁ。源治さんのお店だから源治さんはオーナーなんだと思うけど、自ら他の従業員のかたに混じって注文をとったり料理を運んだりされてましたよ。お客さんからの写真撮影などのリクエストにもジョーク混じりで気さくに応じられていました。(必ず毎日お店に出られているのかはわかりません)店内には特に現役時代の写真やユニフォームといったものは見あたりませんで、野球野球してません。お店の名前以外では源治さんのお店だということは押し出していないように感じました。知らずに行ったらわからないかも?お料理のほうは、「台湾小皿料理店」っていうだけあって一品一品が少なめに出て来ます。お店の名前になっている担仔麺(タンツーメンじゃなくてターミィというらしい)も、普通のラーメン屋さんで出て来るラーメンの半分くらいかな。その分、一品のお値段も安めです。だからいろんな料理をちょっとずつ、たくさんの種類を楽しむことができます。もともと我が家は家族で別々にいろんなものを注文して交換しながらシェアして食べるのが好きなんですが、今回は輪をかけていろいろオーダーして、家族みんなでお腹いっぱい食べて帰って来ました。満足満足。この日は団体さんも入っていて賑わっていましたよ。日や時間帯によっては混むのでなるべく予約したほうが良いそうです。私たちも一応、予約して行きました。ちょっと注意事項など。大豊さんもお店を開いているのでどちらに行こうかと迷ったのですけども、源治さんのお店の紹介には「子連れOK」とはっきり書いてあったのでこちらにしました。ただ、椅子に背もたれがなく、特に子供用の椅子などもないそうで、しっかり座っていられないほど小さい子の場合は抱っこして食べさせないといけないのでちょっと大変です(というか、大変でした)。お店が街中にあるので駐車場がありません(お店に来ると一見、隣に大きな駐車場があるように見えますが違います)。付近に有料駐車場はたくさんありますが、一方通行だらけですので慣れないと難儀するかも知れません(私はしました)。地下鉄の駅(矢場町駅)からすぐなので、できれば歩いて行ったほうが無難です(たぶん)。アクセスやメニューなどは公式サイトで。
2008年04月29日
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家族旅行で名古屋に来ていますが、旅行先でその地区だけで放送しているテレビ番組を見ると結構おもしろかったりしますよね。この日の朝にテレビをつけていたところ、関東地区では放送していない情報番組が始まりまして、出発の支度をしながらそのままぼけ~っと見ていたら。番組の中で何かのクイズが出題されて、とある女性の出演者のかたが回答フリップに「大東めぐみ」と書いて笑っているのが画面に映ってました。ん、なぜに大東めぐみ? と思ったら、その回答を書いた女性のかたが大東めぐみさん本人でした(自分の名前を回答したので周りの出演者に突っ込まれてました)。え、もう復帰されているんだ。大東さんは言うまでもなくENEOS・大久保秀昭監督の奥様。交通事故に遭われて全治三ヵ月というニュースが流れたのは確かスポニチ大会の直前。全治まではまだまだのはずなんですが、普通に元気そうに出演されてました。ちょっとびっくり。それにしても以前はアイドルだったと思いますが、もうすっかり主婦といった感じ。ぼけっと番組を見ていたせいもあって最初は大東さんだと気づかず。出演されていたのは東海テレビ(フジテレビ系)の「ぴーかんテレビ」という番組。「とくダネ」の後にやってました。大東さんは月曜日のレギュラーなんだそうです。愛知県出身だから、地元なんですねぇ。さて、長野大会に出場中の東芝は予選リーグで幸先良く2連勝したものの、3戦目では地元のTDK千曲川に1-2で敗戦。毎日新聞によれば、去年の都市対抗の二回戦でもなかなか打てなかった阿部正大投手に3安打1得点に封じられてしまったそうです。阿部投手は2日前にも完投しているから中1日。やはり北信越指折りの投手だけあってさすがです。で、これで予選リーグは2勝1敗で終了。直接対決で勝っている三菱重工名古屋と2勝1敗でA組の1位に並んだものの、同勝敗の場合は直接対決よりも得失点差が優先とのことで、予選リーグ敗退となったそうです。うーん、せっかく2つ勝っていたのにもったいない。今の東芝は得点力があまりないようなので、得失点差だと不利ですねぇ。ま、もともとそういうルールだということは通知されていたはずだから言い訳にならないけど。まだ東芝の公式サイトで試合の詳細が出てませんが、JABAによれば開幕からしばらく出ていなかった大河原正人選手が出場して二塁打を打っているらしい。このへんが明るい材料だと思うことにしようっと。次は九州大会です。長野大会はトヨタ自動車が優勝し、日本選手権連覇へ向けて出場権を確保したとのこと。これで日本選手権対象大会優勝は愛知県から2つ目。ちょうど名古屋に来ているけど、愛知県勢は元気良いようです。
2008年04月28日
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我が家は現在、家族旅行で名古屋に来ています。旅行初日からひつまぶしとかカレーうどんとか、名古屋で定番と言われている美味しいものを食べまくりです。我が家の旅行はだいたいこういう食べ歩きになっちゃうんだよな~。ま、健康でいられて美味しいものを美味しく食べられるのは幸せなことです、はい。で、旅行のついでと言っては何ですが、ご家族の皆様の了解のもと、東邦ガスさんの空見グラウンドにお邪魔してみました。大阪から遠征して来ていたらしい日本生命さんとのオープン戦。いや~、立派な球場でびっくり。私もそれほどあちこちのグラウンドに行ったわけじゃないけど、今まで行ったことのある企業グラウンドの中ではいちばん立派。下手な公用球場よりよっぽどいい球場なんじゃなかろうか。両翼100メートル。ポールもこういうちゃんとしたもの。センターは126メートルもあり、バックスクリーンもちゃんとついてます。スコアボードも大きなものがこのとおり。はめ込み式のようです。でもこの日は使ってませんでした。そしてお客さんが結構入ってたのにもびっくり。と言ってもビデオ係含めて30人くらいでしたけど、もっと誰もいないかと思ってた。ネット裏スタンドの1/3くらい埋まってました。家族連れとか若い人が多かったです。ただ、写真は撮りにくかったな~。ネットに接近することができず、どうしても網が入っちゃいまいした。試合は12-6で東邦ガスの勝ちさて、旅行のついでにちょっと寄っただけなので見たのはほんの数イニングです。着いたら日本生命のアンダースローの投手が投げているところ。下敷領投手は今年もがんばってるな~って5秒くらい思ったけど当然そんなわけはなく、名鑑を確認すると背番号11だから山脇大輔投手でした。山脇投手ってこんなに腕が低かったっけ。盗塁の場面を撮ってみた。判定はアウト。走者は駒大出の新人・大島洋平選手。このときの投手は長坂常幸投手、捕手は岡崎大輔選手(だったはず)。その後、東邦ガスは移籍2年目の藤江均投手が出て来ました。生で見るのは初めてかも。背中をかなり打者に向けるんですねぇ。(修正不能なほど斜めになってしまった)打者はさっき盗塁アウトになった大島選手。が、日本生命はこの藤江投手の代わりばなを高橋英嗣選手・多井清人選手の連打のあと、佐々木勇喜選手が左中間に3ランホームラン。客席からの声は「やられたがな」。あ、名古屋弁。佐々木選手ホームイン。ヘルメットに"Yuki"って名前が入ってますね。これも本当は違反なんでしたっけ。場内アナウンスも何もないので誰が何番打者とか全くわかなかったけど、声からするとどうも高橋選手が4番、佐々木選手は6番だったらしい。その裏に東邦ガスは日本生命・竹中慎之介投手から松下享平選手の三塁打?(←良く見てなかった)などで2点取りましてリードを広げ、最終回は藤江投手が抑えて試合終了。メインのスコアボードは使ってなかったけど、一塁側ベンチ脇に小さなスコアボードがありました。客席からは見にくい位置にあるのでしばらく気づかなかった。こういうスコアだったそうです。12-6で東邦ガスの勝ち(最終回は0点です)。序盤に東邦ガスが大量点を奪っていたらしい。昨年の日本選手権での対戦は逆に日本生命が初回に6点も取って勝ってますので、リベンジの形に。ここは東邦ガスさんのグラウンド。客席は東邦ガスの家族や関係者が多いと思ってたけど、試合後はお客様であるはずの日本生命さんだけが客席に向かって整列して挨拶。と同時にスタンドからは大きな拍手。実は大阪から応援ツアーでも来てたんだろうか。ちょっと不思議な光景でした。グラウンドの場所は名古屋の中心部から南西方面へ下りまして、ポートメッセなごや(大きな展示場)などがある金城埠頭の少し手前。工場地帯の中。球場の向こう、スコアボードの上や右側の照明塔の脇に見える白い橋梁は伊勢湾にかかる名港トリトンという3本の橋の中の1つのようです。行き方などは正一さんの応援サイトをご参考に。事前に拝見して調べておいて良かったです。グラウンド入口に特に案内標識などはなく、いきなり行ってたらわからなかったかも。●おまけストライクが緑でボールが黄色。普通、逆ですよね。何でこうなってるんだろう。
2008年04月27日
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東芝は現在、話題の街(?)長野で25日に開幕の長野大会に出場中。毎日朝9時からの早い時間からの試合だそうですが、ここまでの結果は第1戦(25日):東芝 3-0 七十七銀行第2戦(26日):東芝 2-1 三菱重工名古屋ということで、初戦でようやく今シーズンの公式戦初勝利を挙げ、翌日も勝って連勝となったとのこと。単独チームで企業相手に勝ったのは…えーと、秋の県大会で勝った重工さんはクラブだから、企業相手となると去年の都市対抗予選の第一代表決定戦以来、約10ヵ月ぶり。その前となると、去年のスポニチ大会まで遡らないといけない。長かった。詳細はそのうち東芝の公式サイトに載るのを待つとして、ひとまず毎日新聞の記事によれば1戦目は山川智哉投手が5安打完封勝利、2戦目は磯村秀人投手が6安打1失点完投とのこと。先日の県大会では2投手とも心配するような結果だったけど、今回は良かったみたい。相変わらず点はあまり取れないようで、2戦とも少ない点を守り切っての勝利。やっぱり東芝は投手次第、現状ではそういう勝ち方しかできない、良く言えばそれが勝ちパターンということなのでしょう。ところで、長野大会の予選リーグは同勝敗の場合は直接対決で勝ったほうが上位ってことで良いのかな。順位の決め方はJABA公式にも載ってないし、日本通運さんの公式サイトにワイルドカードの決め方は書いてありますが、予選リーグの順位の決め方は書いてないなぁ。(ワイルドカードは各ブロック1位以外のチームの中で勝率1位の1チーム(同率の場合は、得失点差・安打数差・塁打数差を採用し順位を決定する)とのこと)直接対決上位ならば、もし3戦目で敗れてもブロックAでは1位なので、決勝トーナメント進出は決まり。少なくとももう1試合、できることになります。ブロックAの1位になると準決勝はまた朝9時なんですねぇ。早起きの試合が続く。●かずさ足利市長杯は初戦コールド負け一方、同じく25日開幕の足利市長杯に出場したかずさマジックは一回戦(25日):日立製作所 7-0 かずさマジック(7回コールド)と、初戦コールド負け。近年、かずさマジックは春シーズンの大会は結構好結果を残していたけど、今年の参加は全てトーナメントの大会で出場した3大会とも初戦敗退。3試合しかできませんでした。試合内容はすでにかずさ市民応援団公式サイトに掲載済み、りんかんさんも見に行かれたそうですのでそちらを参照していただくとして。それにしても、今回もまた今成純太郎投手が先発してるんだなぁ。静岡大会のときにも書いたけど、今回も水曜の関東選抜リーグで先発して中1日。ずいぶん間隔を詰めて投げさせますねぇ。少々結果が悪くても仕方ないのかも。でも本番になったらそれくらいの間隔で投げてもらわないといけない存在ってことなんだろうな。(あ、水曜日の試合が鈴木秀範監督の公式戦初勝利だったんだ。忘れてた)これでかずさマジックは春シーズンの大会はほぼ終了。関東選抜リーグ1試合(9日、対NTT東日本)を挟んで次はもう都市対抗一次予選。組合せが発表になりまして、かずさの初戦は5月30日とのことです。ところで日立の林偉選手はしばらくの間は毎試合スタメンだったのに、最近はずっとスタメンから外れてるのが気になる。試合に出てるんだろうか。
2008年04月26日
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24日の首位攻防の獅熊戦で獅が勝ち、先発した潘威倫投手が自身が持つ連勝記録を19に伸ばすとともに、通算70勝を飾ったとのこと。連勝の日本記録はあの稲尾和久さんらが持つ20連勝。あと1つなんだそうです。そして70勝は歴代第6位、70勝到達は職棒での最速記録で、記事では今年中に風神投手の76勝や郭進興投手の81勝を抜き去るかも、謝長亨さんの(CPBLのみでの)本土投手記録100勝も射程圏、なんて書かれてます。潘威倫投手は最初からプロがありましたし、確か兵役に行ってないのでデビューが早めって点で先人より有利ではありますけど、立派なものです。しかし70勝でもう歴代第6位なんですねぇ。台湾の職棒ってほぼ毎年必ず新人から大活躍する投手が出て次から次へといい投手が現われる印象がある反面、その後に大きな故障をしてそのまま復活できない、もしくは復活しても先発に戻れずに勝ち星を伸ばせなくなる投手が非常に多い気がします。現役で通算20勝している投手がリーグ全体で10人くらいしかいないというのは、年間の試合数が日本に比べて少なめとはいえあまりに少ない。起用方法に無理があるのか、故障に弱いのか、故障した後のリハビリが悪いのか、わからないけど、体を大事にする意識も技術ももしかしたら低いのかも知れません。北京五輪予選のとき、日本代表はほとんどの選手が個人トレーナーを伴って来台したのに、台湾代表はチーム全体で4人くらいしかトレーナーさんを連れていなかった(それでも史上最多人数らしい)ってニュースがありましたし、職棒投手のいわゆる選手寿命は平均するとほんの数年であるっていう記事も前に見た覚えがあります。ちゃんと数字を調べたわけじゃないので、選手寿命が短いのは日本も実はたいして変わらないかも知れませんが…。で、潘威倫投手も昨年後半からは故障をおして無理して投げてたらしいし、五輪予選2つ辞退して今シーズン開幕からしばらくお休みしていたときは、もしかして潘投手もとうとう…って思ったけど、復帰後も順調に連勝を伸ばしてます。故障に強いって意味でも優れた投手なんだなぁ、と。これなら北京五輪も大丈夫そう。(でもまだ万全じゃないのかな)一方、海の向こうでは23日に王建民投手もメジャー通算50勝を達成。登板87試合で50勝は、1986年にグッテン投手(名前だけ聞いたことあります)が82試合で50勝して以来、ここ22年間では史上最速なんだって。王投手は渡米してから何度も故障して、そのたびに復活して来たんでしたよね。まだメジャーデビューしてから3年くらい、初登板はこのblogを始めた後でした。もう50勝かぁ。こちらも立派なものです。どちらも立派な記録なんだし、メディアが潘威倫投手のことも王建民投手と同じくらい取り上げてくれればいいのにな~。
2008年04月25日
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引き続き、23日の関東選抜リーグ第二試合について。試合詳細は別の記事で(→これ)。この試合も新人さんに注目。とはいえ住金鹿島側は新人選手は誰も出場しなかったので、ENEOSの選手だけですけども。ENEOSの新人さんは今年は6人いたはずなのに、いつの間にか1人減って5人になってます。で、ENEOSは高卒新人の2選手がスタメンでした。井領雅貴選手は3番センターで出場。若手中心とは言え、高卒新人で3番とは。すでに公式戦でも何本かヒットを打っているらしい。捕手の石岡諒哉選手は9番に入りました。いや~、二人とも若い。初々しいことこの上なし。井領選手は最初の打席で内野安打、2打席目もいい当たりでしたがセカンド二村選手の好守に阻まれ凡打。3打席目は一塁への進塁打で3打数1安打でした。石岡選手はピンチを切りぬけるたびにニコニコ顔でベンチに戻って来てました。5回まで清見投手と組んで1失点。ただ、ボール回しのときの送球が暴投気味で野手がジャンプしながら捕ってたし、5回に1点失うことになった捕逸(暴投?)もあり、このへんは若さかな。ベンチ前で先輩方からのお説教、もとい、アドバイス。 左が池辺選手、右が柳田選手のはず。他の新人選手は途中出場。四国大会で首位打者賞を獲得した榊原浩司選手。4回の代走から出場。結果的に3点目を生むこととなった内野安打1本。宮田泰成選手も代走から出場。6回に無死一二塁で送りバントを試みましたが失敗。三塁の守備でも一塁への送球が悪送球になり失策1つ記録。8回の打席で代打を送られて交代。苦い試合となりました。今年唯一の新人投手となった小浜健一郎投手。顔が見えないよ。それだけ腕を高く上げているということで。この日は無死満塁っていう厳しい場面での登板で、塁上の走者を全部返してしまうという結果に。以上、ENEOSは新人5選手全て出場でした。●DHはずしENEOSは8回の攻撃で内野手に代打をどんどん起用し、これは内野はどう守らせるのかと思ったら、9回の守備からDHに入っていた榊原選手がショートに入りました。DH解除です。企業のチームがDHを外すのは初めて見た気がする。(ENEOSは去年のベーブルース杯でもやってるみたいです)で、スコアボードはどうなるんだろうと見ていたら。これがこうなってこうなりました。投手が2人いるみたいになってますね。この状態の何秒後かにPの欄は表示が消え、正常な状態となったのでした。
2008年04月24日
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4月23日の関東選抜リーグ第2試合は、つい10日ほど前に行なわれた四国大会決勝戦の再戦。住友金属鹿島が逆転で新日本石油ENEOSを再び破っています。◇関東選抜リーグ(4月23日)住友金属鹿島000 010 040=5(7安打、2失策)000 111 010=4(11安打、3失策)新日本石油ENEOS[鹿]宮崎(5回2失点)、山口(2+2/3回2失点[自責1])、川畑(1+1/3回)-日美 (二)福田純、二村[E]清見(5回1失点)、永棟(2回)、関(0回3失点[自責2])、小浜(1回1失点)、谷口(1回)-石岡、高橋、山岡 (本)磯部[ソロ]8橋本/3高浦/5岩永/4二村/7福田純/9糸数/D高橋→HD荒巻/2日美/6岡本→H6藤沢4白井→R5宮田→H坂下→1谷口/6樋口→H5宮沢/8井領→8前田/34柳田→H池田/7平田→H池辺/53磯部→2山岡/9須藤/D糸屋→RD6榊原/2石岡→23高橋住金先発は宮崎投手。帽子のつばの背番号はそのまま。ヘルメットはいろいろとうるさくなったけど、帽子は甘目らしい。序盤3回までは双方ともエラーや四球でチャンスをもらいながら潰し、イマイチな展開に加えて気持ち良い暖かい陽気、しかもお昼ゴハンを食べた直後と来て少々まぶたが重く、うつろうつろしていると。4回裏、ENEOS磯部選手がレフトへの先制弾。目が覚めました。まさに打った瞬間という特大の当たりでした。どこまで飛んだんだろう?磯部選手はニッコニコ顔でベンチに戻って来ました。高卒2年目、試合に出るのが楽しくてたまらないらしい。(うまく顔が撮れずに無念)ここから試合が動きまして、5回表の住金鹿島。先頭の高橋選手が中前打、バントで送って一死二塁。9番の岡本選手への初球、バッテリーの呼吸が合わなかったか、清見投手が投じた低めのボールを石岡選手捕れませんでバックネットに達し、一死三塁になります。で、岡本選手がいとも簡単とスクイズを成功させ(たように見えた)、1-1の同点。追い付かれた直後の5回裏のENEOS、中前打の白井選手をバントと内野ゴロで三塁に進め、4番の柳田選手が遅い球に食いついてしぶとく一二塁間をゴロで破り、2-1と勝ち越し。6回から住友金属鹿島は山口投手。代わりばな先頭の7番・須藤選手が右前打で出塁。続く途中出場の榊原選手はエンドランで叩き付けてバウンド高めの投手と一塁の間へのゴロ、山口投手が捕って一塁へ投げたのですがベースに誰も入ってませんで、ボールがライトファウル区域を転々とする間に1点入ります。3-1に。四国大会の決勝で住金鹿島に完投しながら敗れた清見投手はこの日は5回1失点で降板。6回7回はENEOSの2番手・永棟投手がパーフェクトに抑えます。笑いながら投げている。永棟投手も磯部選手と同じく高卒2年目。やはり試合に出るのが楽しくてたまらない?(手元のメモでは、公式戦初登板のようです)永棟投手は台湾で言うところの「高壓的投法」っていうやつです。左腕でここまで腕を上から振り降ろす投手って結構珍しいのでは。ここまでは若い選手の活躍でリードを保ち、ENEOSにとっては理想的な展開だったかも知れません。が、8回からマウンドに上がった移籍の関投手がストライクが入りませんで、日美選手と代打の藤沢選手に投じた8球が全てボールで連続四球。(元シダックスの2選手が塁上に並んだので撮ってみた)さらに1番に戻って橋本選手の投手前への送りバントも一塁への送球が低く、足が離れてセーフに。関投手の一人相撲状態で無死満塁の大ピンチ。怒られているわけじゃないなんだろうけど、関投手はアウト取れずここで交代となりました。代わった小浜投手に対して高浦選手セカンドゴロの間に1点、岩永選手ライト前に落として1点で同点、二村選手はフェンス直撃の二塁打で2点入って逆転。計この回4点で5-3になります。8回裏のENEOSは先頭の須藤選手が四球、二ゴロ・中飛で二死三塁。足の速い選手が出塁するとヒットが出なくてもどんどん先の塁に進みますねぇ。そして代わった川畑投手から代打の坂下選手の当たりは三塁ゴロかと思ったけど打球が強く、サード岩永選手の差し出したグラブの下をすり抜けて1点返し、5-4の1点差。そして最終回、ENEOSは前田選手のヒットから無死一二塁とサヨナラの走者を出し、代打はベンチに残っていた最後の野手・池辺選手。が、痛烈なピッチャー返しが投ゴロ併殺打となってあっという間に二死。山岡選手死球でもう一度サヨナラの走者を出したものの、須藤選手セカンドゴロで試合終了でした。(13時に始まったので試合時間2時間40分ほど)この日のENEOSは登録の野手18人を全員使い切る大サービス。投手も5人起用で、ベンチに残っていたのは広瀬投手と沼尾投手だけ。(田沢投手ら、他の投手はネット裏でした)もともとENEOSは若い選手だらけなところへ、その中でも若い選手たちが中心のスタメン。足の速い選手も多くて、彼らを塁に出すとイヤらしいですねぇ。前田選手は出塁するとほとんど必ず盗塁している気さえする。須藤選手も先頭打者として3回出塁して2回ホームに帰ってきました。それからレフトに入っていた平田選手が右へ左へ飛び回ってピンチの芽を摘み取りまして、ちょっと前までケガしていた(らしい)とは思えないほど。高卒新人の井領選手もスタメンで1安打、もちろん池辺選手や坂下選手もいるし、外野はうらやましいほどの大激戦っぽい。勝った住友金属鹿島さんは前の日記で四国大会の結果を書いたとき、ここまで公式戦全試合3失点以下に抑えていて安定しているって書いたら、直後の日立市長杯の初戦で日通に13点も取られてコールド負け。お疲れかと思いきや、その後はまた安定しているらしい。ただ今日はちょっと内野守備が怪しかったな~。ENEOSは翌日の試合ではセガサミーにコールド勝ちして22~24日の関東選抜リーグ3連戦は1勝1分1敗で終了となったとのこと。もうちょっと続きます。
2008年04月24日
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引き続き、関東選抜リーグ・かずさマジック対三菱ふそう川崎の試合についてつらつらと。スコアなどは試合詳細編のほうで(→こちら)。今日もかずさマジックはビジター用、去年までと同じの紫のユニフォームでした。まだホーム用の新しいユニフォームは一度も見てないんだよな~。(君津球場に行かないのがいけないのさ)あ、ユニフォームは元のままなんだけど、帽子はつばの部分が黒い新しい"M"の帽子になってます。ということは、元の"NSC"の帽子はもう試合では使わないってこと?一方のふそうさんは白いほうのユニフォームです。このユニフォーム何年目でしたっけ。だいぶ見慣れてきました。背番号10は長身で有名な(?)佐藤大士投手なんですが、189cmある佐藤投手より大きいか同じくらいの選手がたくさんいる。恐るべしノッポさん軍団。(いちばん背が高いのはこの日先発した矢貫投手で190cmらしい)●かずさの新人さんさて、この時期の関東選抜リーグだと若い選手が良く使われるので、試合でも新人さんに注目。(ふそうさんは新人がいないので、必然的にかずさのほうってことになるけど)かずさはまず新人の中村心選手がスタメンマスクでした。公式戦では初めて。「シン」と呼ばれているらしい。新しいプロテクターができたみたいです。左が中村新、右が中村旧。前に東芝グラウンドで見たとき(右)は借り物っぽかったんだけど。当然、打席にも入ります。背番号27が背中からはみ出しそう。あんまり体格は良くないってことなのかなあ。中村選手は6回表の一死一三塁の場面では鈴木監督からゴニョゴニョと耳打ちされ、気合いを入れるようにヘルメットを叩かれて送り出されまして、何をするのかと思ったらスクイズ。でも大きく後方に上げてしまってキャッチャーファウルフライ。スクイズ失敗したからって訳じゃないだろうけど、直後の6回裏の守備で交代。3打席とも走者を置いた場面で回ってきたのですが、無安打でした。沖崎健史選手は6番DHとしてスタメン、2点目となるタイムリー二塁打を含め3打数2安打1打点。(写真を撮りそびれた)ベンチから渋い声を出している選手がいるので誰かと思って見ていたら、それはどうも沖崎選手だったらしい。鎌形壮投手は7回から登板して本塁打1本打たれましたが他は抑え、1回1失点(写真などは試合詳細編のほうで)。森田浩平投手はずっとボール係でした。ブルペンに行くような様子は見せず。今のところまだオープン戦でも登板がないようです。見た目は問題なく元気そうではあるんですけれども、まだそういう状態じゃないのかな。というわけで、この日は新人さん4人ともベンチ入りでした。(今日のネット裏のビデオ係は古川選手と羽地選手)●豪華ベースコーチあと、去年の終わりからすでに指揮を執ってましたが鈴木秀範監督も一応、新監督です。鈴木監督が自ら三塁ベースコーチに。スタンドまで聞こえる大きな声で選手に指示を伝えていました(丸聞こえとも言う)。現役時代も声で味方を鼓舞してたけど、監督になっても同じっぽい。ベースコーチなので、監督自らこういうお仕事をします(左の沖崎選手がタイムリー二塁打を打ったところ)中盤以降はベンチに戻り、三塁コーチは吉元コーチが担当してました。ふそうさんの一塁コーチはこの日は西郷選手。今日は試合はお休み。ふそうさんの人間国宝集合。桑元さんはずっとベンチで何かメモってたな~。梶山さんは一応選手登録もしてるけど、ずっと三塁コーチで試合に出るような気配は全くナシ。ノックとか受けてるんだろうか。(眼鏡はもうちょっと今風のかっちょいいものにはできないのでしょうか…)ところで安田さんが捕手の格好をしてブルペンとベンチを行ったりきたりしてたけど、普段からこうなのかしらん。以上、23日の関東選抜リーグ第一試合でした。
2008年04月23日
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今週は関東選抜リーグが横浜スタジアム開催。この日は神奈川から2チーム出るし、かずさマジックも出るので行ってみました。今年はスポニチ大会が横浜じゃなかったし、プロ野球も見に行ってないから今年初ハマスタです。この日の横浜はもともと暖かい予報だったけど、陽射しが強くて暑いくらい。帰って来たら顔がかなり赤くなってた。油断してた。(「わい!」って何だ?)第一試合◇関東選抜リーグかずさマジック000 202 000=4(8安打、0失策)000 020 100=3(8安打、1失策)三菱ふそう川崎[か]今成(5回2失点)、栄(1回)、鎌形(1回1失点)、斉藤(1回)、相原(1回)-中村、並木 (三)鬼崎、石井 (二)沖崎、和田、鬼崎[ふ]矢貫(5+0/3回4失点[自責3])、五嶋(2回)、川尻(2回)-羽野、井川 (本)新保[ソロ]7伊藤/6相良/5和田/3石井/9鬼崎/D沖崎→HD河本/2中村→2並木/8松本→H上之薗→8平野/4向山4市川/D平野→HD堤→H植山/9新保/6佐々木/7北村/5石塚/8根岸/2羽野→2井川/3佐藤勇→H三垣(着いたらもう試合始まってたので、正確ではないかも知れません)先発は今成投手と矢貫投手。今成投手は立ち上がりから毎イニングのように走者を複数出してかなり危なっかしかったのに対し、矢貫投手は3回まではスイスイ。しかし先に失点したのは矢貫投手のほう。4回、ヒットの和田選手が盗塁した二死二塁から、鬼崎選手の当たりはライト後方への大飛球。ライトの新保選手がフェンスに当たりながら手を伸ばし、グラブに当てたように見えたが捕れませんで、これが先制の三塁打になります。続く沖崎選手の詰まった当たりが一塁後方ライン上にポトリと落ちて二塁打。もちろんタイムリーで、かずさ2点先制。一方の今成投手は4回の満塁のピンチはしのいだものの、5回に3番4番の新保選手・佐々木選手に連打され、内野ゴロの間に進塁を許して二死二三塁。ここで石塚選手にショートの頭を越され、ここまでいい粘りを見せていたのですがとうとう失点。走者二人とも生還して2-2の同点になります。5回投げて7安打3四球というのは内容としてはイマイチかな。その直後の6回表、かずさの攻撃。さっき同点打の石塚選手がこの回先頭の相良選手の打った強いゴロを弾いてしまいまして、さらに牽制ボークで無死二塁。和田選手がライトフェンス直撃の勝ち越し二塁打を打ち3-2となったところで矢貫投手は降板、五嶋投手に交代。超久しぶりに五嶋投手が投げてるところを見ます。代わりばなを4番の石井選手がセンター後方に大きな当たり。根岸選手が懸命に後退してフェンスにつくようにしてグラブを頭上に伸ばしましたがボールはその上でフェンス直撃。跳ね返ったボールが転々とする間に三塁打。もちろんタイムリーで4-2に。ユニフォームが汚れているのは三塁にヘッドスライディングしたから。(本当はヘッドスライディングしているところを撮りたかったなぁ)このあと無死一三塁になりましたがここは五嶋投手が踏んばって(というか、かずさ打線が内野フライばかり打ち上げて)追加点を許さず。7回からかずさは新人ながらなかなかいい活躍をしているらしい鎌形投手。スローモーションのように足を上げ始め、途中から急に速くなります。かなり躍動感のある投げ方です。その鎌形投手から一死後、新保選手がソロホームラン。バックスクリーン左のスタンドに放り込みました。お達しのとおり、ベンチに入ったままお出迎え。これで4-3。1点差になりましたが、8回9回は斉藤投手、相原投手が3人ずつで抑えてかずさが逃げ切り。というわけで、いいところで長打が出たかずさが1点差逃げ切り勝ち。球場内で買ったパンフレットに載っていた「長打を狙うよりも足を絡めた攻撃で」っていう文章とは裏腹に、かずさの4得点を生んだタイムリー4本は全て長打、3~6番が1本ずつ。打つべき人が打ちました(足もちゃんと絡めてましたけどね)。一方で、他の選手はぜんぜん打てなかったのと、無死一三塁の絶好機からスクイズ失敗含めて内野フライ3つっていうヘナヘナするような攻撃があったのがちょっと残念。試合後、周りのオジサン達が「かずさマジックってこんなに強かったっけ?」なんて言ってたけど、今日のところはうまく噛み合った感じでした。ふそうさんでは五嶋投手の登板がうれしい。復活したとは言え、スポニチ大会、県大会と、結果があんまり良くなかったと聞いていまして、この日も代わりばなをいきなり三塁打→四球でどうなることかと思ったけど、その後は実質2イニングをきっちり。夏に向けていい材料になったんじゃないでしょうか。●おまけ横浜スタジアムの入り口のところ。案内表示の色使いが変わった気がする。もうちょっと続きます。
2008年04月23日
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今年も買ってみました「韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2008」。韓国の選手について知ることができる貴重な本です。韓国のプロ野球のことはあまり良くわからないのでこのシリーズで勉強してます。(過去5年分並べてみた)毎年書いてますが、この本の一番イイところだと思ってるのは選手の名前が漢字で書いてあるところ。実に素晴らしい。漢字表記の名前は球団の公式サイトをハングルとにらめっこしながら一生懸命に見ても載ってなかったりするし、もしかしてこの本でないとわからない情報なんじゃなかろうか。そしてこれまた毎年思うのですけども、相変わらず良くできていますね~。白夜書房の「世界野球選手名鑑」も何だかんだ言いながら毎年買っているのですが、こちらが何だか毎年あんまり進歩してないと感じるのに比べて、「韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑」は毎年着々と進歩している。今年うれしい変更点は、兵役中のプロ選手(正しくは「軍保留」というらしい)の名簿もついていること。台湾と違ってプロ入りした後に兵役に行く選手が多いという韓国球界。兵役中の選手は台湾で言うところの昔の國軍みたいなチームで二軍の試合に出場するなどして、2年弱の兵役期間を終えるとまた元のチームに復帰というのが一般的のようです。が、去年版までは兵役に行った選手は名鑑から消えてしまっていました。なので、引退orクビになったかと思っちゃうんですよね。これからは「○○選手が載ってない!」と気づいても、慌てずに「軍保留」のところを見れば大丈夫、かも知れない。あとは退団した選手の一覧がついていると、より選手の行方がはっきりして良いんじゃないかなって思います。巨人にいた趙成[王民]投手や、昔、ダイエーに入団しかけたという林仙東投手はオフの間に戦力外になってしまったらしいんですが、載ってない彼らがどうなったのか心配になってる人もいるんじゃないかなぁ。「軍保留」の選手とあわせて「申告選手」の名簿も載ってます。日本の育成選手制度みたいなものらしい。「申告選手」のことは一応は知っていたけど、こんなにたくさんいるとは知りませんでした。各チームだいたい5人~10人くらいの申告選手がいるんだって。それからうれしいことに、「台湾プロ野球プチ観戦ガイド」がついてます。「プチ」ってついているようにたった2ページだけで、さすがにこの分量だと実際の観戦に役に立つかどうかは怪しそうですが、これをきっかけにして台湾職棒にも興味持ってもらえるといいですね~。高原成龍さんが書かれているだけあって、「世界野球選手名鑑」より記述は正確だと思います。(いまだに鯨の本拠地が嘉義って書いてある本とか見るとガッカリしてしまう)今年の韓国球界は現代ユニコーンズの引き受け先がなかなか決まらなくて例年より時間的制約が厳しかったんじゃないかと思うのですが、とても立派な内容です。しかも1冊のほとんどを1人のかたが書いていらっしゃるっていうんだから頭が下がります。なかなかここまで書けないのでは。小学館スクウェアからの発売で1200円でした。ゆっくり読もうっと。
2008年04月21日
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もうすぐゴールデンウィークですね~。旅行に出かけるかたも多いと思いますが、我が家はゴールデンウィークは名古屋に行くことになりました。名古屋とは今はもう縁がなくなってしまったけど、お世話になった方々がいらっしゃるので挨拶回りをしつつ、美味しいものを食べて来るつもり。楽しみだ。で、野球です。あいにく岐阜のベーブルース杯は日程が合わず、中央道経由なら長野大会は途中と言えば途中ですが、立ち寄る余裕もないので社会人の公式戦はあきらめ。じゃあオープン戦は、ってことで主に企業の公式サイトからゴールデンウィーク前半(4月中)に愛知県内で行われるオープン戦をひろってみると。4/26 三菱自動車岡崎 vs デュプロ (大府グラウンド) 13:004/26 東邦ガス vs OBC高島 (空見グラウンド) 10:004/27 東邦ガス vs 日本生命 (空見グラウンド) 13:004/28 東海理化 vs 三菱自動車岡崎 (東海理化グラウンド)4/29 三菱重工名古屋 vs 三菱重工広島 (大府グラウンド)4/29 東邦ガス vs JR東海 (空見グラウンド) 13:004/29 東海REX vs 甲賀健康医療専門学校 (新日鉄グラウンド)4/30 三菱重工名古屋 vs JR東海 (場所不明)4/30 東海REX vs 三菱重工広島 (新日鉄グラウンド)きっと他にもあるに違いないけど、とりあえず見つかったのはこれだけ。で、見に行くとしたらどこが便利なのかな~、ってグラウンドの場所を見てみたのですが、どうもこれがどこも便利ではないっぽい。そもそも登録地が名古屋市であるチームでも、グラウンドが名古屋市内にあるとは限らず。JR東海は合宿所は名古屋駅のそばにあるみたいですがグラウンドは瀬戸市、三菱重工名古屋もグラウンドは大府市(三菱自動車岡崎も同じ)。東海REXは「新日鐵名古屋」って名古屋がついてたけど東海市です。名古屋市内に練習グラウンドがある企業は東邦ガスだけ、ってことに。なくなってしまった一光もグラウンドは猿投山のほうでしたっけ。(古い「グランド・スラム」を引っ張り出してみると、日通名古屋も登録は名古屋市だけど合宿所は岩倉市だったそうです。NTT東海はグラウンドも名古屋市内)で、唯一の名古屋市内、東邦ガスの空見グラウンドはどこにあるのかと調べてみると。うーん、結構遠いですねぇ。名古屋港にある金城ふ頭の手前、埋立地の工業地帯の中。あまり街中とは言えない場所のようです。あんまり近隣住民のかたがほいほい見に行くようなところじゃないのかな。そのせいか、「グランド・スラム」では練習の見学には「要事前連絡」とあります。(でも電話番号が書いてないから連絡先がわからないや)名古屋というのは言うまでもなく全国でも指折りの大都市。有力企業チームも少なくなかったようですが、そのわりに、都市対抗でもまだ一度も優勝したことがないんですねぇ。愛知県全体でも4年前の王子製紙が初優勝でしたっけ。名古屋で開催される大会も少ないみたいで、都市対抗予選など全国規模大会の予選はみんな岡崎。ベーブルース杯のような、昔で言うところの公認大会も愛知県では1つもない。今年、名古屋市内で開催される公式戦は3月に瑞穂球場で行われた「第9回東海社会人・愛知大学野球対抗戦」らしい。名古屋というのは社会人野球の企業チームとは思ったよりは縁が薄い土地みたいです。ま、大府や東海市も名古屋からそんなに遠くないので、できればどこかしらのぞいてみたいと思います。あと少しで連休だ~。
2008年04月20日
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何やら日本の会社が台湾の中学生選手を日本の高校へ留学させようとして、それに反対している中学校側との間でトラブルを起こし、ちょっとした騒ぎになっているようです。記事もたくさん出ているのですけども、1つ1つ訳していると長くなるのでかいつまんで載せてみます(それでも長いけど)。[記事]相中棒球明日之星 球探入校「搶人」(自由時報)(4/15)(big5)・台東の泰源中学校に張進徳という強打者がいる。・昨年、彼に目をつけた日本のマネージメント会社が接触。・昨年末に彼および彼の父親はこのマネージメント会社と契約を交わし、日本の高校に野球留学するために日本へ行ってセレクションを受けることを約束。・泰源中学校のコーチや校長らがこれを知り、契約内容を確認したところ、本人への保障が欠けている不平等なものと認識。・また、規定により在学中の選手はいかなるプロ野球球団や民間のマネージメント会社とも契約してはならず、違反した場合は出場停止3年となる。・このため本人と父親を説得したところ、日本行きの意志を撤回。・しかし、マネージメント会社側は彼らに契約内容を守るように要求している。[記事]更勝酷斯拉 強棒國中生挨[糸邦]約(壹蘋果網絡)(4/16)(big5)・日本のマネージメント会社とは、野村克也監督の子・団野村氏が設立した会社「KDN」である。・KDNは野茂英雄のメジャー入りを手助けし、近年では外国人選手の紹介や呉偲佑を日本の千葉ロッテに入団させるなどして積極的に台湾市場を開拓しているが、学生野球にも手を伸ばしてきた。・団野村氏は昨年末に張進徳の打球を見て「松井秀喜が中学のときでも彼ほどではなかった」と高く評価、彼を日本の高校に野球留学させたいと希望。・KDNと張進徳との契約内容は、KDNが日本への留学にかかる費用を負担し、彼がプロ入りするときにはKDNが代理人となること。・台湾から日本に野球留学した選手は少なくないが、先に代理人と契約してから日本に留学するとなれば初の例。[記事]日棒球經紀誘簽約 泰源國中拒放人(中國時報)(4/15)(big5)・中学校側は張進徳の父に対し、彼に中学校を卒業させ、台湾国内の野球の盛んな高校へ進学させるよう勧めている。・学校側によれば、彼の父親は文字がわからず、息子の発展を願ってただKDNに言われるがままに契約した。そして本人もまだ中学生、世間のことを知らない。・この契約内容は単に日本行きを要求するものではなく、将来プロ野球選手になれたときに契約金や広告費収入などの項目で本人の受ける権利が制限される内容になっており、あとで後悔しても遅い。・そもそも将来プロ野球選手になれる保障もない。・一方でKDN側は、日本での学費や生活費は全てKDNがみるので、裕福でない彼の家にとっては良い話だと話す。・契約内容も一方的なものではなく、もし日本へ行った後で彼が日本での生活を望まないのであればすぐに台湾に戻し、契約も中止する条件になっている。[記事]日球探搶簽國中生 校方批賣身契 經紀人索賠百萬(中國時報)(4/16)(big5)・中華民國學生棒球聯盟規定では、未成年の学生を保護するために、在学中の選手がプロ野球球団や民間のマネージメント会社との契約を禁じているが、違反した場合は選手本人が出場停止3年になるだけでなく、チームと職員も出場停止2年と定められている。・彼の2人の弟はともに泰源中学の捕手と投手で、彼の契約で弟や他の選手たちが巻き添えで出場停止になる。・それを知った彼は明確に日本行きを拒んでいる。・しかしKDN側はあきらめておらず、すでに学校側に繰り返し彼を日本に行かせるように要請し、もし飛行機に乗らない場合は賠償として100万元を要求すると告げている。・KDN側の主張では、父親が文字が読めないという理由は無理があるし、3月まではずっと父子ともに日本行きを望んでいたのに校長に説得されてから日本行きを拒むようになった。これは会社の信用を著しく損ねるもので、100萬元を弁償するのでもやりすぎではない、と。学校側によれば、会社側が選手本人や父親が何もわかっていないことをいいことに、会社側に有利な、だましたような契約をさせた、という主張のようです。記事はだいたい選手側・学校側寄りに書かれている感じで、読んでいる限りでは引っ張ってでも日本に行かせようとしている代理人会社側は悪者みたいに思えて来ます。でもこの家庭は裕福ではないそうですし、本当にいい条件で日本に留学できるのならば、そして選手本人もそれを望むのであれば、選手の将来のためにはなかなか良い話でもありそう。そもそも日本でも西武の裏金問題とかありましたし、台湾の学生野球もそんなキレイな世界なのか。良くわかりません。ただ1点、彼が代理人と契約することによって本当に学校全体が2年間出場停止になり、後輩の選手たちにまで迷惑がかかるのなら、そしてマネージメント会社側がそれを知りながら接触していたのなら、それはずいぶんとヒドい話だな、と。で、このKDNという団野村さんの会社。良く知らないで書きますが、どうもこの団野村さんという人は評判の良くない人物という報道のされ方をすることが多い印象が。この人の名前が表に出て来るときって、だいたいトラブルでロクでもないことになっているときのような…。そしてこの会社は記事にもあるように、結構台湾球界にも食い込んでいるみたいですねぇ。会社の公式サイト(→こちら)に会社の歴史のようなものが載っているのですが、そこから台湾関連の部分を拾ってみると。2004年・台湾のラニュー・ベアーズと監督、コーチ、選手計6名の契約を締結。台湾野球界との関係を強化。2006年・ケニー・レイボーン選手と台湾のラニュー・ベアーズとの契約を締結。2007年・呉偲佑選手と千葉ロッテマリーンズとの契約を締結。・トラビス・ミニクス選手と台湾の誠コブラスとの契約を締結。熊隊との関係が深いようです。他に一昨年に熊にいた荒川祐輔投手や巴克斯(元中日のバルガス)投手、そしていま熊にいるマック鈴木投手の代理人でもある(あった)みたいだから、はっきりとは書いてないけど彼らを熊隊に紹介したのもこの会社なのでしょう(だからマック鈴木投手は楽天のテスト受けたのかな)。それから去年、獅にいた彼得投手もKDNが代理人らしい。(そういえば離婚問題で帰国しちゃってから帰ってこないですねぇ)最後、2007年に蛇隊に入れたと書かれている「トラビス・ミニクス選手」って誰だっけ?まったくいつも蛇隊がハズレ外人ばっかり掴まされているのはこの会社のせいか。蛇にも雷鵬や彼得みたいにいい外人連れてきてよ。って、「トラビス・ミニクス」とは米克投手のこと。この人は蛇の外国人にしては珍しくシーズン最初から最後までいて、かなりいい働きをしたんだった。なあんだ、いい会社じゃないか! (←手のひら返しすぎ)悪く言われることも多いけど、多くの有名選手がこの会社と代理人契約を結んでいるようで、それは選手にとってメリットがあり、そしてこの会社がそれだけ信頼されているってことなんでしょうねぇ。でも、中学生を相手に争奪戦みたいなことをするのは傍目にはちょっと異常にも思えて来ます。そんな若い選手にも代理人が手を伸ばすんだなぁ、と。仮にプロに入って契約金をたくさんもらえたとしても、オカネになるのは3年後。逆に留学中の学費に加えて生活費も面倒みちゃうだなんて。3年間で何百万円もかかるでしょう。モノにならなかったら逆に損失です。もちろん、プロのスター選手になれる保障はない。この選手の素質がどれほどのものなのかわからないけど、将来、投資分なんて簡単に取り戻せるだけの大金を動かす可能性のある「金の卵」ってことなんだろうな~。
2008年04月19日
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買ってみました、「TOKYO BIG6 ~Sounds of 神宮球場 東京六大学野球編~」。やっぱり買っちゃいますよね~。(CD裏面は改装前の神宮球場。もはや懐かしい)最初は「ブラバン!六大学野球」を買おうと思ってて、収録曲もほとんど一緒なんですけども、調べていたらこちらのほうが評判が良いみたいなのでこちらを買ってみました。3月5日発売だから、結構前です。中身は六大学それぞれの第一応援歌(「若き血」とか「紺碧の空」とか)と、チャンスパターンメドレー。要するに、「六旗の下に」を聞きに行くと演奏される内容だと思えばだいたいOK(内容変わってなければ)。六大学を見に行ったことがなくても、都市対抗を何試合を見ている人なら大部分は聞いた事ある曲のはず。私も最近、大学野球は見に行ってないな~。(今年の「六旗の下に」は6月14日らしい。都市対抗神奈川予選とかぶってます。応援団が解散したという明治大学はどうするんだろう?)で、聞いてみた感想ですが。「ブラバン!甲子園」はオーケストラ演奏なのでうますぎてしまって臨場感には欠けたけど、こちらは「ブラバン!~」に比べればかなり球場で聞く音に近い感じがします。あまり違和感なく、たいへんGoodです。先日、六大学社会人対抗戦で球場内に流れていたのはこちらのほうだったかな? 「ブラバン!甲子園」よりも満足度高いです、私には。演奏が上手いかどうかは私には良くわからないけど、充分に上手く聞こえます。他に違うところでは「ブラバン!六大学野球」は商品説明を読む限りではチャンスパターンメドレーでも1曲1曲が分かれて入ってるみたいですが、こちらのチャンスパターンメドレーは1校で1トラックです。つながって入ってます。だから「狙い撃ちだけリピート演奏」とかは不可。あと贅沢を言えば、もっとたくさん曲が入ってればもっと良かったな~。各校のチャンスパターンメドレーはだいたい4分前後で終了で(立教大学編だけ長くて7分以上入ってます)、収録時間が合計で36分30秒しかない。かぶってる曲もあるので実質もっと短いです。他にもいい曲たくさんあると思うんですけどね~。それか、ちょうどあと倍入るんだからリーダーのかけ声や観客の声援が入ったバージョンとか。たとえば慶大の「アニマル」は、「ハイハイハイハイ」とか「う~っ、K!」とかのコールが入ってないとかなりさみしい感じがしてしまった。もし本当に都市対抗の応援曲を集めたCDを出すとすれば、マイク係さんの声が入っているかどうかでかなり印象違うんじゃないかな~。絶対、入ってたほうが良いと思いますよ。ところで「Sounds of 神宮球場 東京六大学野球編」っていうくらいだから、続編として「東都編」とか「大学選手権編」とか「スポニチ大会編」とか(←ないない)も予定されているのだろうか。ぜひ「Sounds of 東京ドーム 都市対抗編」もしくは「Sounds of 横浜スタジアム 都市対抗神奈川予選編」もお願いいたします。TOKYO BIG6 Sounds of 神宮球場 ~東京六大学野球編~発売元は「阪神コンテンツリンク」という会社で、その名のとおり阪神の関連会社だそうです。なぜ阪神の関連会社が神宮球場の六大学の応援曲を集めたCDを出すのか良くわからないけど。このCDを買うと阪神が儲かる?
2008年04月18日
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今年もいよいよ都市対抗予選がスタートするってことで、毎年恒例の毎日新聞の告知記事が出ています。→[記事]都市対抗野球:8月29日開幕 予選突破の32チーム参加(毎日新聞)ここ何年か真っ先に開幕していた大阪・和歌山地区に代わって今年は宮城県の一次予選で幕開け。九州地区の予選方式が大きく変わったのがおそらく今年最大の変更点でしょう。で、記事によると今年の都市対抗予選参加チームは341とあります。昨年の予選に参加したチームを数えてみたところ。棄権して試合をせずに敗退したチームも含めて、338ありました。なので今年は3チーム増の予定らしい。JABAの公式サイトによると、いま現在活動しているチームは359。予選参加チーム数が341だから、18チームがすでに何らかの理由で予選不参加が決まっているらしい。たとえば、真っ先に予選が始まる宮城県では2チームがすでに発表されているクラブ一次予選のトーナメント表に載ってません。予選方式が変わった九州でも、宮崎・鹿児島は4チームあるはずなのに参加予定は3チーム。沖縄も8チームあるうち、予選に出るのは5チームのみ。他に山形、山梨、滋賀、兵庫など、各地区でパラパラと不参加のチームがあるようです。ちょっと目立つのが京都。登録12チームあるはずなのに、一次予選の参加予定チーム数が6になってます。とすると、半分の6チームが不参加ってことに。JABAの公式サイトにも載っていない予備の予選でもあるんだろうか。一方、去年まで不参加が多かった新潟。登録チーム数はここ3年間変わらず17のはず。しかし、去年は都市対抗予選に出場したのはたったの9チームでした。クラブの半分以上が不参加。一昨年も出場12チームで、不参加が最も目立つ県。が、今年は今のところ17チーム全部出場することになっているようです。連盟から指導でも入った?(それともこれから辞退が出る?)ところで、最初のほうで去年と比べて今年の予選参加は3チーム増と書きましたが、新潟だけで去年9→今年17で8チーム増。だから新潟以外の地区では減っていることになります。クラブの増加で参加チーム数は増加傾向だったけど、そろそろ頭打ちなのかも知れません。さてさて、宮城に続いて月末には大阪・和歌山、そして神奈川とどんどん一次予選開始。真っ先に代表が決まるのは順調に行けば今年も神奈川。7月上旬には32代表全て出揃うことになるそうです。今年の予選はどんな展開になるんでしょうか。そして本大会を勝ち抜いてご褒美(?)でブラジルに行くのはどこのチームになるのか。今年も楽しみです。
2008年04月17日
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ちょっと前の話題になってしまいますが、試合中に審判に体当りして暫定的に無期限となっていた林智勝選手の正式な処分が14日に発表されたそうです。→[記事]林智勝 遭禁賽15場、罰金18萬(聯合新聞網)(4/14)(big5)最終的な処分は出場停止15試合、罰金で18萬元(60万円くらい)。15試合は週4試合の台湾では1ヵ月弱に相当。罰金18萬元は高給取りの林智勝選手だから月給の2/3くらいですか。私は意外と軽かったな~って感じましたが、熊隊はこれでも重すぎると考えているようで職棒聯盟に提訴するとか。ま、いろいろ意見はあるのでしょう。で、軽いか重いかはとりあえず置いといて、この処分決定のことで面白いと思ったのは、処分の内訳が発表されていること。第21章に「懲罰規定」という項目があり、第15条:試合中に審判のような試合運営に関わる人員に殴打などの行為を働いた場合、出場停止5試合と罰金10萬元 (終身出場停止の次に重い処分)第14条:審判によって退場になった場合は罰金1萬元、退場後に試合進行に重大な影響を与えた者は出場停止1~3試合第5条:聯盟・球団に対する不当言論行為を行なった者には程度に応じて1~10試合の出場停止と罰金1~10萬元となっているのだそうです。下の2つには幅がありますが、林智勝選手の場合は第14条で出場停止3試合、第5条のほうで7試合・7萬元の処分となったそうで、第15条:出場停止5試合、罰金10萬元第14条:出場停止3試合、罰金1萬元第5条:出場停止7試合、罰金7萬元3つを合計して出場停止15試合、罰金18萬元。こういうことなんだって。へ~、そうなんだ。アメリカの刑事事件もこんな感じで、複数の罪を犯した場合は単純に刑を足し算するので、懲役200年とかになっちゃう人がいるんじゃなかったでしたっけ。日本ではたぶんこういう決め方はしてないですよね。今までにいろいろ暴行事件とか脱税事件とかありましたけども、こういう、規則の第何条に違反するから出場停止○試合、っていうようなものは報道では見たことがない気がする(私が知らないだけかも)。以前、ガルベス投手が審判にボールを投げつけたときの処分は「その年いっぱいの出場停止」だったそうですが、この表現だとシーズン序盤と終盤では全く重さが違うわけで、妙と言えば妙な罰則です。ついこの前、パウエル投手の二重契約が問題になったときには一時的に「出場停止3ヵ月」の処分が下されましたが、これも何を根拠にしているのか良くわからないものだったような。問題が起きたら過去の例に基づくなどして処分を決めているような感じでしょうか。で、重いか軽いかの話に戻りますと、今回の処分では暴行行為そのものの処分ではたったの5試合ってところがまた面白い。だって一方の「不当言論」のほうは7試合。これは事件後に自身のblogで審判のほうが先に挑発した云々と書き込んだことが咎められているのだそうですが、結果的に暴行より重い罰則になってるし。「不当言論」がなければ、要はblogに余計なことを書かなければ出場停止は最大で8試合で済んでいたことになります。審判に暴行しても出場停止5試合なのに、不当言論だと場合によっては10試合。かなりバランスを欠いている感じ。実際、熊隊が処分を不服としている理由の1つになっているようですし、聯盟も規約を見直して暴行の場合にもっと重い処分を設けることにするのだとか。さて、林智勝選手の処分が解けるのは雨天中止等の影響がなければ5月4日とのこと。日本のゴールデンウィーク後半には間に合うことになります。きっと北京五輪も大丈夫なのでしょう。処分が重いのか軽いのか、これでいいのか悪いのか、良くわからないけど、とりあえずこの点は良かったということにしておきましょう。しかし熊隊は中心打者を欠いてるのに全く影響ないかのように勝ちまくってますねぇ。復帰したらもっと手ごわい相手になるんだろな~。
2008年04月16日
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台湾にも社会人野球があるみたいですが、どういう仕組みになっているのでしょう。この前に日本に来た合作金庫、あるいは台湾電力といったチームは日本で言うところの企業登録チームみたいなものというのは何となくわかる。でもその2チームだけ?「兄弟象」とか「時報鷹」とかもプロになる前は社会人野球だったらしいですが、もう他には存在しない?[記事]徐生明上陣 職棒老兵湊熱鬧(壹蘋果網絡)(big5)これは「第1回中信盃社会乙組棒球錦標賽」という名前の大会が始まりましたよ、という記事。「社会」ってついてるくらいだから社会人の大会らしい。中信鯨が賛助しているそうです。アテネ五輪で中華隊を率いた徐生明さんが選手として参加しているってことで記事になっています。合作金庫や台湾電力が入っているのは「甲組」。この大会はその下の「乙組」らしい。乙組というのはどういうものなのだろう。日本で言うところのクラブチームみたいなものか。趣味の草野球的なものなのか。そもそも硬式なのか、軟式なのか。●元職棒選手の名前たくさん記事に戻ると、徐生明さんの他にも黄裕登、陳文賓、周正雄といった元職棒選手が参加している、と書いてある。徐生明・陳文賓・周正雄。みんな鯨の監督や選手だった方々。「中信盃」っていうくらいだから鯨関係者が多いのかな。(黄裕登さんは時報鷹の投手で、例の八百長事件で有罪判決を受けた中の1人だそうです)他にはどんな選手がいるんだろう。こちらのページが大会の公式サイトのようです。鯨隊の公式サイトの中にあるらしい。→[網頁]第1回中信盃社会乙組棒球錦標賽 (big5)「隊伍介紹」のところに載っている選手名簿を見てみると、元鯨以外でも結構見たことがある名前が多い。武昭關はシアトルマリナーズと契約していた選手のことでしょうか。林士欽、王建強、鄭閔韓、陳志強、呉承翰、顔暉弦といった、つい何年か前まで職棒選手だったかたの名前も。(同姓同名なだけかも知れません)陳義信というのはあの陳義信さん?呉聲武というのは象の呉聲武コーチでしょうか。かけ持ち?林英傑という名前もありますが、さすがにこれは違うか。日本人っぽい名前の選手もいらっしゃいますね~。チームは会社っぽい名前のチームが多い感じ。その中に、「COBRA眼鏡蛇棒球隊」っていうのがある。選手も元TMLの職棒選手(と同じ名前の選手)が少なくとも2人見つかります。蛇隊と関係あり?ところで、「競賽規程」のところを見ると硬式で木製バットを使用するようですねぇ。やはり日本で言うところのクラブチームみたいなもの?とりあえず、こういうところで引続きプレーしていらっしゃる元職棒選手のかたもいるんだなぁってことがわかった記事でした。
2008年04月15日
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見に行く予定はなかったけど結果を楽しみにしていた久々のNPB球団との練習試合、東芝と千葉ロッテ二軍とのオープン戦は残念ながら雨天中止だったそうです。昼間にJABAの公式サイトを見たら早々と中止って出てました。天気予報は悪かったけど、神奈川では日中はあんまり雨は降らなかったので試合してるかな~って思ったんですけども、浦和では降ってたのか、それかグラウンドが悪くなっちゃってたとかなのかなあ。東芝のスケジュールを見ると、11日に松下電器とのオープン戦が組まれていましたがこれもどうも雨天中止だったらしく、その前の8日の関東選抜リーグも雨天中止。スケジュール変更がないとすれば、0対0で引き分けた7日の法政大学との六大学対抗戦から丸1週間、試合できてないってことに。今週は千葉ロッテ戦以外にオープン戦が3試合組まれてますが、週の後半はまたお天気が悪いみたい。いったい何試合できるのやら。次の公式戦は22日、横浜スタジアムでの関東選抜リーグ。相手は首脳陣に東芝OBが多いセガサミー。去年も同じような時期に関東選抜リーグで当たってて、コールド負けでした。セガサミーとは土曜日にオープン戦もすることになってて、直後に関東選抜リーグでも当たるってことになるらしい。ただ、土曜日は今のところ雨予報。●長野大会・九州大会組み合わせさて、東芝が出場する4月24日からの長野大会、5月8日からの九州大会の組み合わせはすでに発表されていまして。まず長野大会は七十七銀行、三菱重工名古屋、TDK千曲川と同グループ。24日からこの順番で対戦。去年の都市対抗は一回戦で七十七銀行さんと当たり、二回戦はTDK千曲川からの補強選手を相手に戦って危うく負けそうになったんだった。ちょっとした因縁の対決?九州大会の一回戦は九州総合スポーツカレッジと。ここって藤田卓史投手のお父様が総監督をしているところでしたっけ、って思ったらそれは沖データコンピュータ教育学院で、九州総合スポーツカレッジは元西武の岸川雄二さんが監督しているチームだそうです。(沖データコンピュータ教育学院もちょうど同じ時間に別の球場で一回戦を戦うらしい)勝つと、二回戦はまたまた三菱重工名古屋です。で、この2つの大会での東芝の試合時間。長野大会の予選リーグは3試合とも全部朝9時から。九州大会もトーナメント表の端っこで、決勝戦以外は8時半とか9時とか10時とか、全部朝一番の試合。ついでに22日のセガサミーとの関東選抜リーグも朝9時から。朝早くの試合ばっかり。移動やウォーミングアップもあるし、やはり普段より早起きってことになるのかな。雨も多いし寒かったり暖かかったりしてますので、体調管理には充分ご注意を。
2008年04月14日
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四国大会は12日の決勝戦で住友金属鹿島が1-0で新日本石油ENEOSを破って優勝するとともに、日本選手権出場を決めたとのことです。ENEOSが順調に勝ち進んでいたのでこのまま優勝しちゃえばいいのに、そうすれば日本選手権で関東の枠が…、なーんて考えていたんですけども、住金鹿島さんがENEOSの「二冠」を阻止しました。で、翌朝の新聞に載っている個人成績を見たら、決勝戦は両チーム合わせてたったの5安打(ENEOSが3本、住金鹿島が2本)の投手戦。首位打者賞を獲得したENEOSの新人・榊原浩司選手は最終成績が13打数6安打だったそうですが、決勝戦は3打数でノーヒット。ということは、準決勝までは10打数6安打ですか。すごいな。新人なのにたいしたものです。一方、一回戦から勝ち上がって優勝した住金鹿島さん、5試合を戦って失点がたったの6点ですか。今年に入ってから最もたくさん点を取られた試合でも3失点。安定してますねぇ。(3点取られた相手の1つがかずさマジックだったりするけど)ところで住金鹿島公式サイトを見たら、(四国大会が雨天順延で長引いたために)「14日のオープン戦は中止になりました」って書いてある。相手チームは予定が流れて気の毒だな~って思ったら、中止になったオープン戦の対戦相手はENEOSだって。あははは、オープン戦をするまでもなく2日早く対戦しちゃったってわけか。現地でマネージャさん同士が打ち合せして中止を決めたりしたのかしらん。さて、四国大会の詳細結果を調べようと思ってENEOS公式サイトを見てみたら、まだ四国大会のことはちょっとしか載ってないんですが、「野球部マガジン」というコーナーが新しくできています。第1回は先日に優勝したスポニチ大会のこと。スポーツ新聞の記事だとドラフト候補ってこともあってMVPの田沢純一投手のことが大半だったように思いますが、「野球部マガジン」では裏方に回った選手も含め、結構いろんな選手に焦点が当てられていてGoodです。大会後の神奈川新聞(だったかな)に、優勝したけれども実は怪我人が多かったって書いてあったけど、そういうことだったんだ。元気そうに練習したり試合に出ているように見えても、実は怪我を抱えながらだったんですねぇ。四国大会での「二冠」は逃しましたが、好調のENEOSにはまた九州大会で優勝目指していただきましょっと。(あ、九州大会には東芝も出るんだった)(2008/04/15訂正:タイトルと本文の一部が静岡大会になってました。正しくは四国大会です)
2008年04月13日
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11日の試合で、象の小林亮寛投手が完封勝利をおさめ、台湾での初勝利を挙げたそうです。[記事]小林期末考 「完」美過關(自由時報)(big5)記事のタイトルに「期末考」って書いてありますねぇ。これが期末テストすなわち最終試験、要するに結果が悪ければクビですよ、っていうプレッシャーがかかる中での登板だったらしい。象は亮寛投手を含め4人いる外国人投手がつい先日まで誰も勝ち星を挙げることができずに期待ハズレ、代わりとなる外国人投手を新しく2人も連れて来ていたところ。だから4人のうち誰を解約にするかのテストが行われていて、ここまで登板4試合で0勝2敗、先発2試合では両方とも負けている上に防御率5.40 っていう成績だった亮寛投手は崖っぷちだったということらしい。でも完封っていう最高の結果を受けて、王光輝監督も記事中で「小林確定會留下」って言ってます。期末テストは合格で、残留決定となったようです。そりゃあこれで不合格なわけないよね。しかも完封した相手が、1月に入団テストで亮寛投手をアッサリと不合格にした牛っていうのがまた面白いところ。リンゴ新聞では「王子復仇記」、つまり「ハムレットを演じた」って書いてありますねぇ。それから相手の先発が陽建福投手ってこともあってか、リンゴ新聞の勝敗予想でもほとんどの予想屋さんが「牛の勝ち」に賭けていたんだけど、彼らをも見返す形になりました。これで4人いる日本人投手は仲良く1勝ずつに。4人の中では中継ぎとはいえいちばん早く勝ち星を挙げた片山文男投手、ちょっとここのところ期待に沿えないような投球が目立っているようで、防御率では8.71ですか。成績のグラフが振り切れちゃってます。心配な状態。●日本経験者も次々と日本人以外の外国人選手もちょっと見てみると。いちばん動きが多いのが龍で、あのもじゃもじゃしていた9番・二塁手の艾力士選手は2試合だけでクビになり、やっと来てくれた外国人投手2人のうちの1人の保羅(Paul Weichard)投手もリリーフで3試合投げただけで解雇。考菲選手とあわせて、まだ開幕して1ヵ月も経ってないのにもう外国人選手が3人もクビになってるっていう、実に蛇らしい、じゃなかった、龍になっても外国人選手に恵まれないのは一緒なのかぁ? っていう展開に。で、また龍には投手2人が新しく到着したらしいんですが、うち1人はなつかしい元巨人の貝力(ベイリー)投手なんだって。もう37歳なんですねぇ。何年か前に熊で投手コーチをしていたのでもう引退してるのかと思ったら米国で現役に戻り、去年はカブスの3Aでなかなかいい成績を残していたらしい(→ここ)。龍では抑えで起用とのこと。で、龍のもう1人の新外国人、メジャーで3勝しているという麦克(Michael Christopher)投手は11日の獅との試合で先発して2イニングで8失点とボッコボコ、早くも4人目の解雇者になりそうな気配。その麦克投手と投げ合って勝利した獅の新外国人・波特(Lou Pote)投手は元阪神タイガースで、日本ではポートという登録名でプレーしていたらしい。うーん、全く記憶にないぞ。
2008年04月12日
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毎週水曜日のお楽しみ、「週刊ベースボール」が4月からリニューアルされたんですが、残念な内容が。3月までは韓国・台湾球界情報の連載が韓国・台湾それぞれ1ページずつの計2ページだったのに、4月から両方合わせて1ページになってしまった! 半分に縮小です。うーむ、アジアシリーズやWBCのおかげか、韓国台湾球界の情報は以前に比べれば他の雑誌や新聞等でも多少は目にするようになった気がするんですが、ずっと前から情報を載せてくれている週刊ベースボールでは逆に縮小。あんまり需要ないんだろうか。でもすごく興味があって積極的に知りたい人は今どきはインターネットもあるのでニュースくらいは自分で調べるだろうし、たとえば週刊ベースボールの社会人野球情報ページみたいに選手や監督に直接取材した記事が載ってるわけでもなく、詳しい解説も紙面の都合かそれほど入るわけでもない。ニュースを単に並べただけの情報(しかも1週間くらい前のもの)では需要があんまりないのかなぁ、って考えてしまいました。(このblogもヨソのこと言えないけど)さてさて、雑誌つながりで「職業棒球」のことを。先日、4月号が届いたのですが。あれ、表紙が聯盟官網に載っていたものと違う。予告では今月号は鯨の選手たちが表紙だったはずなのに、「台湾のイチロー」こと林哲[王宣]選手になってます。中身を見てみると、どうも今月号も北京五輪切符獲得記念で表紙が4種類あって、その中のどれかが届くらしい。この前の選手名鑑号の表紙6種類に続くマルチ表紙。こういうの流行ってるんだろうか?で、手に取ってみたところ、今月号は妙に分厚い。何だろうと思ったら、太っ腹なことに付録がいっぱいついてました。いちばんうれしいのは右下に見える小冊子。北京五輪最終予選に出場した教練団および選手の成績などをまとめたもの。選手1人につき1~2ページ使って取り上げられてる。張誌家投手も見開き2ページで載ってます。なかなか良くできているではありませんか。こんな立派なものが付録でいいのかしらん。左下のはカードで、牛の張建銘選手のもの。最初は大きさ的に絵ハガキかと思ったけどカードでした。裏は牛でのユニフォーム姿。私は届くまで知らなかったけど、職棒官網には付録がつきますよ~っていう予告がここに出ていて、このカードは15種類のうちのどれかが入っていたらしい。(潘威倫投手のものもあるみたいなので、必ずしも五輪予選代表の選手とは限らないみたい)もう1つの付録、兄弟象のバスの模型は良くわからないけど…。何か意味あるのかな。で、こんなに付録がついて今月号はサービスいいなぁって思ったら、表紙の上のほうを良く見るといつもは120元なのに、今回は159元。つまり、付録はタダではないらしい。んー、週刊ベースボールで一時期、やたら付録をつけて「特別定価」にしていたようなものなのかぁ?まぁでも私が買い始めてからいちばん豪華な付録なことには変わりないし、とりあえず五輪出場決定っていうのは台湾の球界にとってはものすごく大きなことなんだな、って感じさせる豪華付録(?)でありました。ゴールデンウィークに台湾に行かれるかたもたくさんいらっしゃると思いますが、本屋さんにはこの4月号が並んでるはず。手に取ってみてはいかがでしょうか(←などと宣伝してみる)。
2008年04月11日
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静岡大会に出場したかずさマジックは9日に行なわれた一回戦、TDKとの対戦で1-4で敗れて初戦敗退。今年の公式戦初勝利はおあずけになりました。負けはそんなに意外でもないけど、意外だったのは。先発投手が吉元和広コーチだったこと。いや~、現役復帰したとはいえ、若手が多く起用されがちなこの時期にこんなふうに大会の初戦で先発するだなんてびっくり。どういう意図なんだろうか? プロ野球だったら試合後に監督が記者に取り囲まれて真っ先に質問されそうです。(セガサミーみたく、試合後の監督や選手のコメントとか載せてくれるといいのにな~)かずさは静岡大会の前に東海・関西地区に遠征していたのですけども、遠征中の先発投手の成績が悪かったのでコーチ自ら投げたのかなあ。その東海・関西遠征中は移動しながら8日で7試合、静岡大会の初戦も含めると10日で8試合をこなすっていうなかなかのハードスケジュール。最後1試合が雨で中止になったようですが、それでも7日で6試合もこなしたんだからプロ並み。で、かずさに在籍の投手は吉元コーチを含めても11人。うち、実際に遠征中に起用された投手は8人。7日で6試合を投手8人でまかなうのは結構厳しかったはず。プロはプロでも台湾のプロ野球みたいだ。実際の遠征中の投手起用を個別に見ても、今成純太郎投手が先発して6イニング投げた後、中2日しか空けずにまた先発とか、鎌形壮投手がリリーフ→(休み)→先発→リリーフとか、なかなかタフな起用のされかたをしていたらしい。でも都市対抗の二次予選になったら、実質的には投手3~5人くらいでほぼ毎日試合しないといけないですからね~。予選リーグ+決勝トーナメント形式の大会なら勝ち進めば4日で5試合とかありますが、今年はそういう形式の大会には出ない。オープン戦でこんな過密日程を組んだのもきっと2ヵ月後のための予行演習って意味もあったに違いない。結果としては遠征中は大量失点が目立ち、勝敗も静岡大会を含めて芳しいものじゃなかったようですが、わざわざ厳しい日程の遠征を組んだ成果は鈴木監督らの眼にはどう映ったか。ある程度は期待どおりのものがあったのでしょうか。ところで、遠征中に登板がなかった残り3投手は投げられる状態ではない、もしくは当面の戦力とは考えられていないということなのかな…?次の公式戦は23日の関東選抜リーグ、三菱ふそう川崎との対戦。横浜スタジアムで試合になります。今年はまだ横浜スタジアムは行ってないですし、行けたら行きたいんだけどな~。連休直前だから厳しいかも。
2008年04月10日
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そういえばすっかり忘れていました。張誌家投手の職棒入りの話。最終予選を勝ち抜いて北京行きを決めて以降、張投手の熊入り交渉に関する記事は結構たくさん出てました。特に3月末の段階では「月給20萬元で合意、正式契約までもうちょっと」「2日以内に結論が出る」「月末までには決まる」なんてな感じの記事がいっぱい出てたんだった。なので私も決まったら日記に書こうとして待ってたんだけど、結局、契約したっていうニュースは出ないままに4月になり、そのまま記事も途絶えてしまっていたのですっかり忘れてました。久しぶりに契約交渉の進展具合としてこういう記事が出ていたので思い出しました。まだ決まっていないらしい。[記事]中職》阿家跟熊合約 因小錢遲未拍板(聯合新聞網)(big5)一応、全文でざざざっと。元西武投手の張誌家はまだ熊に加盟していない。進展を阻んでいるのは少額の付加条件に関連することで、これが熊隊には理解できない。熊隊と張誌家のマネージメント会社はすでに正式に契約交渉を約1ヵ月行なっており、メディアが推測した張誌家側の主張金額と熊隊が提示していた金額とは落差があったが、現在は熊側はすでに張誌家側の期待に沿うよう金額を上積みしている。なのに、まだ契約に到っていない。熊の代表・郭建霖が昨日曰く、「張誌家と契約していないが、我々の投手陣は充分に間に合っている」。以前の那魯湾での契約に基づき、張誌家が中華職棒でプレーしたいならば熊隊以外では不可である。「もし彼が国内でのプレーを望んでいるのなら、彼と代理人はこの点を良く考えて欲しい」。熊および中華隊監督の洪一中も以前、張誌家はなるべく早く中華職棒に参加して試合感覚を取り戻すことを続けるべきで、そうすれば彼を北京五輪に選出することもできる、と言っていた。連盟規定では張誌家が今シーズンの試合に出場するには6月30日までに契約しなければならない。郭建霖曰く、熊が獲得を放棄すると表明しない限り、「今年に話がまとまらないと、来年また彼は我々と契約交渉しなければならない。さらに引っ張り続けると、彼への条件はただ下がるだけです」。彼が提案するに、張誌家は職棒に加盟して実際に成績で示すことで、来年の給料や好条件での契約を勝ち取るべきだ、と。熊迷も彼の復活を期待しているのだ。郭建霖曰く、話がまとまらないのは極めて小さい金額の部分である、ただし球団は彼を特例としたくはなく、張誌家の代理人にはソロバンの珠を動かして欲しい、と。以前の記事で、単年契約でエース級の金額である月給20萬元っていう基本的な条件の部分ではすでに合意していると出ていましたが、今回の記事によると細かい少額の付加条件のところで合意していないみたいですねぇ。でもなぜそんな細かい部分のためにこんなに長引いているのか、何だか良くわからない。熊の偉い人も良くわからないみたいだけど。たとえば…もしかして代理人のかたのところには海外の球団から具体的に話が来ていて、そちらと交渉中なので熊との交渉はのらりくらりと引き延ばしている、とか?以前の記事によれば張投手はアメリカのマネージメント会社と契約しているらしく、台湾の球団が台湾人選手と契約しようとしているのに交渉は英語で行なわれているっていう、ちょっと妙な感じなことになっているそうなのですけども、それにしてもその会社は本当に張投手の希望に沿った交渉をしてくれているのかなぁ。五輪予選の後、張投手は今年は五輪に出ることが最大目標って言ってたけど、それには速やかにどこかの球団に入ってしっかり実戦経験を積んでおくってことが近道じゃないのかぁ。熊隊以外にアテでもあるんでしょうか?張投手は例によって合作金庫の練習に参加しているそうですが、当然ながら先日発表された合作金庫棒球隊の春季リーグ戦での選手名簿には名前がなく、試合には出ていないみたいです。熊への登録期限の6月30日まではまだ時間がありますが、どうなることやら。
2008年04月09日
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今日はインチェ(林英傑)投手に初勝利が転がり込んで来るかも、と思って結構期待してたのですが、残念。同点での登板、いい感じで抑えていたし、楽天打線もそれまでに7点も取ってて好調っぽかったのでもしかしたら…と思って携帯でテキスト速報を追っていたのですが。味方が勝ち越せない間に、挟殺プレーで送球が走者の頭に当たるっていう珍プレーで決勝点を奪われたそうで、逆に負けがついてしまいました。インチェ投手にとっては不運。(詳しくは小僧さんのblogで)しかし、送球を当ててしまったのが渡辺直人選手で、当てられたのが鶴岡慎也選手というのにちょっと笑ってしまった(←笑えないプレーなんだけど)。鶴岡選手がプロへ行っちゃったときにちょうど入れ替わりで渡辺選手が三菱ふそうに入って来てるから、神奈川の社会人で一緒にプレーしたことはないみたい。●熊4選手退場騒ぎさて先日、インチェ投手が前橋で先発した日に職棒で発生し、いっぺんに4選手が退場になったという審判暴行→退場騒ぎ。この日は中継を見ていなかったのでニュース記事で知ったのですが、騒ぎの内容は↓こんな感じだったらしい。その1:同点の9回、林智勝選手が判定に不服でベンチから飛び出し塁審にタックルして退場。その2:延長11回、三振の判定で潘忠韋選手と陳峰民選手がベンチから出て主審に抗議に行き、三塁塁審に触れて退場。黄俊中投手もユニフォームを脱いで審判を罵り退場。ニュース記事だけ見てても何とも言えないので、百聞は一見に如かずってことでここの動画を見てみると…。林智勝選手の「第一波」が1分55秒くらいから。潘忠韋選手らの「第二波」が2分40秒くらいから。うーん、林智勝選手のタックルは完全にやりすぎだよな~、こりゃ。第二波のほうは、潘忠韋選手は陳峰民選手を止めようとしているのに、一緒に退場と言われてか急に激高したように見える。しかし黄俊中投手はいったい何をやっているのか…。で、映像を見る限りだと、問題となった判定は全部、そんなに明らかに誤審と言えるようなものには私の目には見えない。そしてそのプレーの当事者が怒るのなら良く見るけど、直接の当事者じゃない選手が怒って真っ先に出て来て退場になってるのが良くわからないと言えば良くわからない。それだけ、よっぽどのことだったのかなぁ。他にも伏線があったのかも知れないし、以前の試合でも不利な判定を受けてたとかで積もり積もったものがあったのかも知れない。でもだからと言ってこれはね~。球迷は審判こそ退場だと不満のメッセージをボードに書いて掲げてたらしいですが、そりゃあファンの人たちは選手の味方だろうし、私だって選手の味方したいけど、これはさすがに審判の側に同情してしまう。林智勝選手みたいな大男にあんな勢いで飛びかかられたら大怪我しかねないし(実際に怪我したらしい)、「第二波」のほうも大男に集団で取り囲まれたら怖いだろうな~。それに退場にされて当然のことしてるのに退場にされて逆ギレされても困るでしょう。だいたい今年の職棒は開幕からお客さんの入りが寒くてピンチ状態なのに、一般の人たちがこんな暴力沙汰を見たらどう思うのか…。って、翌日の試合は7000人以上の観衆を集め、今年の最高動員になったらしい。ん~、かえって注目集めたかぁ?●林智勝選手への処分は「無期限」で、4選手はそれぞれ不法行為の内容に応じて数試合の出場停止になったんだけど、その中でも特に悪質とされ、保留になっていた林智勝選手の処分が発表されたそうです。出場停止の期間は「無期限」。永遠にじゃないので何試合になるのかはわからないけど、どうなっちゃうことやら。処分決定にあたっては日本やメジャーでの事例も参考にしたそうで、ニュース記事で日本での事例として挙げられていたのはガルベス投手が審判のかたにボールを投げつけた事件。ありましたね~。ちょっと調べてみたらあのときのガルベス投手は残りシーズン全試合出場停止だったらしい。事が起こった試合は7月31日のこと。結果的に何試合の出場停止になったのかはわからないけど、50試合くらい? 林智勝選手もそれくらいになっちゃうんですかねぇ。結局、いくら判定に納得行かなくても、あんなことしたところでなーんにもいいことないのに、残念。長期の処分になればひょっとすると北京五輪もダメかも知れませんよ…。そんな中で良かったと言えば良かったのは、選手は目の前の試合の勝負にそれだけ真剣なんだな、ってことが感じられたから。勝っても負けてもどうでも良いと思ってたらこんな抗議なんてしない。それから退場→出場停止になった選手は4人とも主力級、彼らを欠いて熊隊はさぞ激しく戦力ダウンかと思いきや、騒ぎの次の試合も快勝してこれで6連勝。去年の鯨も放水騒ぎで主力選手が抜けたらかえって調子良くなってたし、面白いですねぇ。って、面白がってはいけないんだろうけど。
2008年04月08日
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この日は神宮球場で社会人六大学対抗戦の最終日。神奈川から2チームが出場。都内での用事ついでにちょこっとだけ見てきました。午後から大雨という予報で、これはせいぜい第一試合しかできないかな~と思ってたところ、天気予報に反して10時ごろにもうざーっと降って来て、これはもう完全に中止?が、しばらくしたらやみまして、試合中もポツリポツリとは降ってましたが無事に開催。第二試合も最後まできっちり行われたようです。ただし午前中に降った雨の影響か、第一試合は20分ほど遅れて開始。第二試合に出場の東芝の皆様は二階席で待機中。お客さんも最後方で雨やどり状態でした。◇六大学・社会人対抗戦日産自動車000 002 000=2000 100 001=2立教大学[産]太田、川口、秋葉、石畝-松田[立]菊沢、山神、菊池、岡村、戸村-小笹、前田試合詳細はこちらで。→[網頁]立大2-2日産自動車(東京六大学官網)●日産は若手スタメン立教先発は菊沢竜佑投手。2年生。大柄です。183cmあるらしい。体が軟らかいのか、胸を大きく反らせるようにしてテイクバック。日産先発は左腕の太田裕哉投手。こちらも高卒2年目だから、大学生2年生と同じ年齢。日産のスタメンには若手選手が並びまして。2番ショート・松井崇純選手。3番セカンド・熊代聖人選手。5番ライト・沢田大志選手。新人さん3人いっぺんにスタメン出場です。松井選手は公式戦に出るのは初めて、のはず。2安打で上々のデビュー。高卒新人ながらスポニチ大会・県大会とスタメン起用されてなかなかの活躍を見せて入る熊代選手。この日は6回の同点二塁打を含め2安打1打点の活躍。こちらもここまでの試合ではレギュラーとして起用されている沢田選手。構える前のバットのこねくり回し方が面白い。6回に一時は逆転となるタイムリーを打ったそうです。私が見ている間は打たなかったけど、この新人3選手で合計5安打。新人さんがいい活躍したらしい。というか、この日の日産はこの5安打で全部だったんだって! 他の選手は1本もヒット打てなかったってこと。うーむ。先日の合作金庫来日試合(入場無料)のときはどこでも出入り自由だったのに、この試合(入場料1000円)は半分までしか入れてもらえない。これじゃブルペンで誰が投げてるのかわかりにくいじゃないかぁ。右のほうに写ってる背番号23は新人の西川勇人選手。名簿では外野手になってるけど、「グランド・スラム」にも書いてあるとおり捕手経験もあるそうです。さて、4回から立教大学は山神徹投手。3年生。こちらも182cmと立派な体格。ルーキーに混じってしっかりスタメン出場していた小山豪選手。1人で日産のスタメンの平均年齢を1歳ほど上げてます。お祈りの時間が来たからメッカの方角を向いているのではなく、4回の打席で死球を受けて座り込んでしまいました。当たった瞬間はスタンドまで大きな叫び声が。太腿のあたりに当たったように見えました。それほど大事ではなかったっぽいですけども、その場で代走を出されて交代。●厳しい投手交代試合は双方無得点のまま4回裏に。日産サードの須田光選手。レギュラーの伊藤祐樹選手も守備中にちょこまかいろいろとやってますが、須田選手も先輩を見習ったのか、せわしなく動きます。見ていて何だかおもしろい。1球1球、投球のたびにこうやってグラブを高く上げるんですね。が、4回先頭の二場鉄平選手の強い当たりを弾いてしまいます。エラー記録。エラーの場面を載せるのは気が引けるけど、たまたま撮れちゃったので載せちゃおうっと。このあと太田投手が四球2つ与え、ノーヒットで無死満塁の大ピンチ。久保恭久監督が出て内野が集まります。両手を動かして太田投手に何事かを指示。一方、立教側も坂口雅久監督(かな?)が出て次打者の小笹拓選手に何やらゴニョゴニョと。何をするのかと思えば、小笹選手はフルカウント(だったと思う)からスクイズ敢行! 満塁のフルカウントからスクイズだなんて大胆な。が、これがほとんど真下にバウンドするような失敗バントになりまして。満塁だったので捕手の松田選手が立ち上がって落ちて来たボールをキャッチしただけで1アウト。一塁送球も楽々アウトで、一瞬にして2アウト。最悪の結果になりました。次打者が投手の打順で、そのまま出て来たからチャンスは潰えたかに思えたのですが、打席に立った山神投手はものの見事にライト前に弾き返して立教大学が1点先制。(選手名鑑だと山神投手は右打ちになってるけど、左打席で打ったような…。気のせい?)そっか、投手だと塁に出るとウィンドブレーカーを着ていいんだった。社会人だとまず見られない光景。このあとまた四球で満塁になったところで久保監督の我慢が限界に達したのか、ここで投手交代。この交代がね~。なかなか厳しいもので。久保監督、ベンチから出て直接審判に交代を告げると、そのまま引き返してさっさとベンチに戻っちゃったんですよね。そして野手も誰もマウンドに行かないもんだから、交代させられた太田投手はマウンドの上に一人ぼっちでしばらく立ち尽くす。ブルペンから走って来た川口投手を待ってからマウンドを降りて来ましたけども、ちょっと厳しい交代の仕方に見えました。(さっき一度マウンドに集まってるから、もうそのイニングの間は集合しちゃダメなんでしたっけ?)代わった高卒ルーキーの川口尊投手が抑えてこの回は1点で終了。私が見たのはここまでです。"RIKKYO"じゃなくて"RIKKIO"。日産は"田"が多いな。この後、試合は2-2の引き分け。第二試合の東芝と法政大学の試合も引き分けで、今年の六大学社会人対抗戦は2勝1敗3分で六大学側の優勝となったとのことです。●おまけチケットをもぎってもらって球場に入ったところ、聞こえて来たのは「スパークリングマーチ」。おっ、とうとう六大学対抗戦でも応援団が来るようになったか!と思ったけど、この曲は早稲田大学の応援曲のはずだから立教大学の試合で聞こえて来るわけがない。スタンドに出ると、当然ながら応援団の姿はなし。どうも、場内BGMとして「ブラバン!六大学野球」が流れていたらしい。ブラバン!六大学野球ああそうか、もう売ってたんですね~。出たら買おうかなって思ってたんだった。場内で販売してれば買ったのに。
2008年04月07日
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先日、職棒中継を見ていたら鯨の沈[金玉]傑投手が登板してました。ちょっとだらけ気味の試合だったので、ぼけーっと見ていたんですが、ふと気づくと画面にスローで沈[金玉]傑投手の投球のときの手もとが写っていたので、じ~っと見てみたんです。なぜじっと見たかというと。話がちょっと飛びますが、前にこんな記事があったから。[記事]中華大聯盟/廖于誠當兄弟王牌投手 學潮崎[虫旁]蟹球克左打(東森新聞報)(big5)3月19日、開幕直後の試合で象のアンダースロー・廖于誠投手が完封勝利したとき。廖投手が左打者を抑えるために投げていたのが新しく覚えたという「[虫旁]蟹球」という球種。「[虫旁]蟹球」というのは中指と薬指の間でボールを握って投げる変化球で、握ったときの指の形が蟹のように見えるのでこの名前がついたとか。言わばカニボールです。3~4年前に高校野球で李居冠投手(いまは台湾体院)が投げていて、新聞記事では「魔球」みたいに言われてさかんに報道されてた覚えがあります。棒球Wikiに握りの写真もついてます(→これ)。棒球Wikiによれば、日本語で「スプリットフィンガー・チェンジアップ」というらしい。日本語名もあるんだ。でも野球中継とかでは聞いたことないなぁ。記事の内容に戻ると、廖于誠投手がキャンプの間に新たな球種を修得しようとチェンジアップを練習していたときのこと。5本の指でわし掴みにする普通のチェンジアップを練習したもののうまく行かず、そこで参考にしたのが元西武・潮崎哲也投手のビデオ映像。中指と薬指の間で握って「[虫旁]蟹球」を投げていた映像を見て参考にした、とあります。そうそう、潮崎投手の代名詞と言われたシンカー。普通のシンカーの投げ方とは違って、潮崎投手のシンカーは中指と薬指の間から抜いて投げる独特の物だったらしいですね。それを見て参考にしたんだって。でも、潮崎投手が投げていたのはシンカーであって、「[虫旁]蟹球」でもチェンジアップでもなかったのでは?日本とメジャーでは変化球の呼び方が違うそうですが、台湾でも違うのかな?で、別の記事にはこう書いてありました。[記事]廖于誠2安11K 完封勝(壹蘋果運動王)彼を生まれ変わらせたのはチェンジアップだ。廖于誠曰く、「握りは沈[金玉]傑の[虫旁]蟹球と同じ。以前もチェンジアップを投げてたけど、あまり落ちなかった。後にインターネットに潮崎哲也の映像があると友達に教えてもらって、その投げ方を真似してみたらボールが良く落ちるようになった」鯨の沈[金玉]傑投手も[虫旁]蟹球を投げる。そういえばそうだった。でも今まであんまり注意したことがなかったので、最初に書いたように沈[金玉]傑投手の握りにちょっと注目してみたと、そういうわけ。で、良く見てみるとスロー映像で手元が映ったとき、沈投手は確かに中指と薬指で挟んで投げているように見えた。スローとはいえ早くて気のせいかな、とも思ったので動画を探して見てみたら、やっぱり中指と薬指の間で挟んでるように見えます(→これ)。へー。こう握るとそんなに変わった変化をするんだろうか。日本のWikipediaによると、この「[虫旁]蟹球」はメジャーリーグでは「バルカンチェンジ」という名前で呼ばれているとか(→これ)。私はメジャーリーグ中継とかほとんど見ないので、こちらの名称も聞いたことなかったです。で、「シンカー」と呼ばれていた潮崎投手の変化球は実はこの「[虫旁]蟹球」「バルカンチェンジ」なのでしょうか。それともやっぱりシンカーはシンカーなのでありましょうか…?いずれにせよ廖于誠投手が潮崎投手の投げ方を参考にしたのは間違いないわけで。潮崎投手が引退してからもう何年も経つのに、いまだにこうして技術が映像を通じて、しかも海を渡って伝えられているだなんて、なんかすごいことだなぁと感じてしまったのでした。
2008年04月06日
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先日の楽天・インチェ(林英傑)投手の先発登板は4回4失点で敗戦投手という、ちょっと残念な結果になったようで。テレビ中継などは見られず、映像はスポーツニュースで拝見。当然ながら打たれる場面ばかり出て来てしまっていました。ちょっと顔が精悍な感じになったかな?(私は対戦相手だった西武ファンであるわけで、フクザツな心境で途中経過を見てましたが)この日の開催球場は前橋。前橋はJRの両毛線沿いにある街ですよね。インチェ投手の本来のあだ名は「三毛」。楽天の帽子には「毛」って書いてあるし、「楽天は一毛、前橋は両毛、インチェは三毛」ってことで「毛」に縁のあるインチェ投手には縁起の良い場所なんじゃないかと思ったけど、残念でした。まぁ渡辺久信監督の地元ですからね、そういう意味では良かったのではないかと。で、日本の新聞記事にいろいろ野村克也監督のコメントも載ってますが、「話にならん」とか言われるのかと思いきや、「予想よりよく投げた」、「インチェの足を野手が引っ張って、かわいそうや」と、思ったよりは好評価?でも野村監督のコメントって言葉どおり受け取れないところがあって、厳しいこと言われたほうが期待の表れだったりしますよね。なので何だかかえって怖かったりもする。今のところいきなり二軍落ちとかにはなってないみたいだし、とりあえず次は中継ぎに戻るのかなあ。(許銘傑投手や呉偲佑投手のイースタンでの成績のほうが怖い)さて、インチェ投手が前橋で苦労したその日。この日は中継は見られなかったのですが、職棒では実にいろいろなことが起きたようで。まず高雄の熊象戦では審判の判定をめぐって熊の選手が1試合に4人も退場になるっていうエラいことになったようですが、これについては機会があればまた書くとして。もう1試合の蛇と鯨の試合。こちらは蛇13-12鯨という何だか滅茶苦茶なスコアの試合。で、この試合中、職棒史上初となる打順間違いの珍事が起こったそうです。[記事]棒次擺烏「龍」 鯨抗議也烏龍(自由時報)(big5)5回の攻撃が始まるとき、本来なら8番の李冠緯が打席に入るべき場面。しかし攻守交代のときに李冠緯が電光掲示板を見ると次打者は"9番"となっていた。なので李冠緯は自分の打席ではないと思い、次打者の[登β]蒔陽も"9番"の表示を見ておかしいと思いながらも打席に入った。しかし、[登β]蒔陽が初球をファウルしたあと、鯨の謝長亨監督が出て抗議。審判と記録員が確認し、1ストライクの状態で李冠緯に続けて打たせた。事実上、米迪亞は何の損失もなかった。野球規則6.07A「打順間違い」によれば、鯨側はもしその打席が終わってから抗議すればアウトだった。というわけで、場内表示に惑わされて[登β]蒔陽選手が間違えて打席に入っちゃったんだけど、謝長亨監督の抗議が早すぎたため、結果的には何事もなかったと同じことになったので大事にはならなかったとのこと。なあんだ(←こらこら)。しかし謝長亨さんも知らずに抗議しちゃったのか、はたまたお人好しなのか。この記事を見て思い出したのは、小学校低学年のときに買ってもらって読んだ、子供向けの野球のルールの本。たぶん生まれて初めて買ってもらった野球の本じゃないかなあ。少なくとも覚えている限りではそうです。で、この本には打順を間違えたときにどうなるかも取り上げられていて、こんなような例題がついていました(本当は漫画)。「太郎君がイニングの先頭打者として打席に入ろうとしました。ところが、次の打順のハリキリボーイ・次郎君が間違えて先に打席に入ってヒットを打ってしまいました。走者一塁です。抜かされた太郎君は次郎君の次の打席に入りましたが、1ストライクとなったところで相手チームが気づき、審判に抗議して来ました。どうなるでしょうか?」答えはもちろん「ノーアウト一塁・1ストライクから、次郎君の次の打順の三郎君が打つ」。でもこの答え、小学生だった私にはかなり納得行かなかったんですよね。だって太郎君は勝手に打順を抜かされた上に、埋め合わせの打席は回って来ないんだから。小学生にとっては打つことこそが楽しみなわけで、その楽しみな打順が飛ばされてしまって戻って来ないなんて、何でひどいんだろう!じゃあ野球をするときは絶対に打順を抜かされないようにしなきゃ。幼き日の私はそう思ったのでありました。この本には「打ったボールが空中で分裂して破片の半分はスタンドイン、もう半分は野手がノーバウンドでキャッチしたらどうなるか?」とか、「打ったボールを鳥がくわえて飛んで行ってしまったらどうなるか?」とか、実際にはほぼ有り得ないんじゃないかっていうような事柄も載ってて(でも当時は良くあることだから載ってるんだと思ってた)、打順間違いも今まで一度も見たことも聞いたこともなかったけども、プロ野球でもそんなことがあるんですねぇ。
2008年04月05日
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4日は小学館「グランド・スラム」31号の発売日。駅まで行ってさっそく買って来ました。山積みでした。近所の本屋さんでは売ってないのに、駅まで行くと山積み。こんなに売れるんだろうか?さて、今回の表紙は野本圭選手・鈴木勘弥選手・長野久義選手。「大学野球」などでの予告で表紙がこの3選手だということは知ってたんですけども、長野選手と野本選手はお二人セットで取り上げられることも多いしドラフトって意味でもわかるとして、真ん中の鈴木選手はどういうつながりなんだろうって不思議に思ってました。昨秋のワールドカップの特集なんですね。写真を見ると天母球場で撮影しているので、3位決定戦が終わってすぐ取材して写真撮影ってことらしい。(鈴木選手の股の間にちょっとだけ見えるのはグラウンド整備のかた?)3選手の対談では、オランダを破って3位が決まった瞬間、長野選手と野本選手がみんなが集まっているマウンドに行かずに垣野監督のところに走って行った例の話とかが載ってます。そういうことだったんだな~って。でも、もう4ヵ月以上経っちゃってるからワールドカップのことは半分忘れてました。かなり一生懸命に中継を見ていたのに。できればもっと早く、オフの情報がない期間(12月とか1月とか)に出てくれるともっと有難いんですけども、そうも行かないか。ま、摂津正投手の神様っぷりとか、思い出すには良い機会でした。それから最後のほうに載っている「二人だけの卒業式」。大阪ガス・沢多弘也選手と三菱ふそう川崎・西郷泰之選手のお話なのですが。沢多選手が引退されたのは知ってたけど、タイトルを見て西郷選手も今年で辞めちゃうのかと思ってびっくりした。1ページだけなのがもったいない企画です。ところで、何ページか前の三菱ふそう川崎・垣野多鶴監督とJR東日本・堀井哲也監督が重なって写ってる写真は見るからに合成っぽいですが(違ってたらごめんなさい)この西郷選手と沢多選手の写真は本当にお二人並んで写っているように見える。ユニフォーム着用で取材用にバットを振っていただいたのかしらん。それとも輪郭ぼかしてるからやっぱり合成?(場所は今津の大阪ガスグラウンドですよね。奥に見えるJFEの建物でわかります)春号恒例の選手名鑑は、都市対抗優勝したので東芝がトップです。やっぱり最初に載ってるっていうのはいいですね~。今は公式サイトを持つチームが増えましたし、「グランド・スラム」の名簿で初めて異動を知るケースはかなり減りましたが、新しく気づいたところでは。・JR東日本・島貫充選手はJR水戸へこのblogの最初の日記で書いたのが島貫選手のことでした。退部されたとは知ってましたが転籍なんですねぇ。・東芝府中→東芝→セガサミーの撰田篤マネージャがGMに。引続きチームを支えられるようです。・元東芝府中の今井隆徳投手、熊球クラブの退部者のところに名前が。去年、大車輪の活躍だったらしい後藤重幸投手はしっかり載ってます。・日立製作所・林偉選手、ローマ字表記は"WEI LIN"ユニフォームの背中は"RIN"だったけど、「グランド・スラム」では本来の台湾式(?)表記でした。あだ名が「インリン」っていうのにちょっと笑ってしまった。
2008年04月04日
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都市対抗神奈川予選の組合せが一次二次ともに発表になっております。→[網頁]第79回都市対抗神奈川県1次予選組合せ(PDF形式)→[網頁]第79回都市対抗神奈川県2次予選組合せ(PDF形式)早いな~って気がするけど、もう一次予選まで一ヵ月切ってますもんね~。(そか、あと1ヵ月弱働けばゴールデンウィークなのかぁ。がんばろう)で、二次予選は県大会とちょうど左右裏返しになったような組合せ。毎日新聞の紙面にはシード順も載ってまして、両端2チームが第一シード、真中2チームが第二シード、一回戦で第二シードと当たるのが第三シードです。東芝は県大会4位ながら辛うじて第一シードを守ったようで、第一シードなのでいちばん端っこ。日程的にはゆったりとしたところに入れたのですが。第一シードのわりに、そんなに有利でもない、かなぁ。ま、どこに入っても厳しいのには変わりないと思うけど(日産のところがいちばん有利?)。特に今年は中休みの後に準決勝に戻ってますので、もし準決勝で負けると敗者復活が連戦になるので非常に苦しい。しかもその敗者復活ではおそらくENEOSと重工さんのどちらかが休養たっぷりで待ち構えている…。ちょっと調べてみたら、予選が横浜スタジアムになった2000年以降、準決勝で負けて神奈川予選で代表になったチームはゼロでした(関東代表決定戦で代表になったのが2チーム)。また準決勝が勝てば天国、負ければ地獄って感じになりそうです。[記事]第79回都市対抗野球:県予選 組み合わせ決まる /神奈川(毎日新聞)抽選後、昨年の都市対抗優勝の東芝・印出順彦監督は「いよいよ始まった。優勝した昨年のことは忘れ、また一からチームを作っていきたい」と話した。えーと、つまりまだ今年は始まってなかったらしく、これから本気出すそうです(←ホントかよ)。きっと組合せが決まったので具体的に相手を想定した練習などするんでしょうね。●千葉ロッテ二軍と練習試合ところで東芝の4月のスケジュールを見ると、14日の月曜日に千葉ロッテ二軍と試合するそうとのこと。NPBの球団と試合するなんて、何年ぶりなんだろう。あ、何年か前にベーブルース杯で中日二軍と当たりましたけど(コテンパンに負け)、オープン戦となると前監督時代は1試合もなかったような。(高見さんは雑誌のインタビューなど読む限りだと、プロに対してあんまり良い印象を持ってなかったみたいですねぇ)どちらから持ちかけた話なのかわかりませんが、キャンプ中のアイランドリーグ・愛媛との試合に続くプロとの試合。本格的に路線転換なんでしょうか。まぁとにかく相当久しぶりのはず。ちょっと前までは千葉ロッテにも結構たくさん東芝(府中含む)出身の選手がいました。今は清水直行投手だけ、かな。もう一軍に戻ってるから府中の同期である安田真範選手・平馬淳選手と対戦する、なんてことはないんだろうけど、球場に見にいらしたりはするのかも。場所はロッテ浦和球場だそうです。
2008年04月03日
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中日のチェン(陳偉殷)投手が初勝利を挙げたとのこと。一軍には入ってたけども開幕してからもなかなか出番が来ないし、油断してました。こんなに早く勝ち星を挙げるとは。私は途中経過を見て投げていると知ってあわてて日本テレビにチャンネルを合わせたら、ラミレス選手にヒット打たれるところ。すぐ降板しちゃいました。なので、見られたのは打者2人だけ。非常にゆったりした感じで投げてた。2回途中から緊急登板して5+2/3回を投げて、打たれたヒットはこの1本だけという実にナイスピッチングだったそうで。夜のスポーツニュースではヒーローインタビューを受けているところが流れていましたが、日本語がうまくてびっくり!通訳さんはいないってことなのかな。あれなら必要ないですよね~。[記事]日本職棒/陳偉殷苦盡甘來奪首勝 榮耀最想與陳大豐分享(東森新聞報)「この栄誉はボクを日本に連れてきてくれて、ずっと面倒をみてくれた先輩の大豊さんと分かち合いたい」きっと大豊さんも喜んでいることでしょう。先日、部屋を片付けていたらこんな新聞が出てきました。2004年2月1日の「中スポ」こと、中日スポーツ。私がたまたま結婚式に呼ばれて名古屋に行ったとき、ちょうど売ってたので買ったんだった。チェン投手獲得が1面トップで大々的に特集!に見えますが、実際にはチェン投手のことが書いてあるのは右のほうの肌色っぽい部分(ぬいぐるみの手の先のところ)だけ。他の部分は落合監督の満面の笑みも含めて全てキャンプインの話題。本当はキャンプインが一面のはずのところに、チェン投手のことは急遽差し込みました、みたいな感じが漂ってますが、でも2面以降に回されてもおかしくないのに一面に割り込むってことはかなりインパクトのあった話題、期待されてたってことなのでしょう。本文には「ダイエースカウトが獲得に動いた逸材」って書いてあり、右のほうにも「近鉄が球団名を売却へ」。少々時代を感じさせますが、まだほんの4年前。たった4年だけど、その間、チェン投手には結構いろいろありました。初勝利おめでとうです。ところで、確かチェン投手は先発6番手を争っていた立場だったはず。山本昌投手がアクシデントとなるとこの先は先発になるのかな?●4日には林英傑投手も先発さて、インチェ(林英傑)投手も4日に先発とのこと。→[記事]日職》林英傑 先發對西武(聯合新聞網)(big5)楽天が6連戦とあって、インチェ投手に2年ぶりの先発の機会が巡ってきたそうです。自身の初勝利と今年の台湾人投手初勝利をかけて、と思ったら高苑工商の後輩であるチェン投手に先越されちゃいました。あいにく楽天のホームゲームじゃないので台湾でのテレビ中継はないみたいですが、ここはインチェ投手にも先輩の意地でぜひ勝ち星を…って、西武戦なんだよな~。しかも場所が渡辺久信監督の地元・前橋だし。んー。西武が勝って、インチェ投手にも白星がつくように応援します(←無茶言うな)。おまけで、何だかんだ文句言いながら毎年買ってる「世界野球選手名鑑」の今年のインチェ投手のところ。下のほう。「マウンド上での気迫が希薄」って、オヤジギャグかぁ??
2008年04月02日
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1週間ほど前の話題になりますが、日本でもたくさん記事になっているのでご存知のとおり次回のWBCの大会形式が発表されてます。台湾の記事はこのへん。→[記事]世棒經典賽 預賽東京見(聯合新聞網)(big5)(3/25)アジアラウンドは日本・韓国・台湾・中国が出場で、来年3月6~10日。場所は東京とのこと。台湾も誘致していたらしいですが、結局東京のようです。次々回以降は台湾でもドーム球場ができている頃なので、台湾での開催もあり得そう。で、前回と大きく違うのは、一次ラウンドと準決勝ラウンドの試合方式。4チームから2チームが勝ち抜けるのは同じで、前回は総当たりリーグ戦だったけど、次回は社会人野球で良くやっているような敗者復活戦が導入されることらしい。1回負けると敗者復活戦に回り、2回負けるとアウトってことになります。ふ~ん、そう来ましたか。前回大会でアメリカが失点率で敗退したもんだから、あれに懲りて変えたんだったりして。この方式だと対戦するチームが必ず同じ立場になるのがイイところ。片方のチームにとっては生きるか死ぬかの大一番なのにもう片方にとっては消化試合、なんてことはありません。必然的に盛り上がるはず。消化試合もないですし、同勝敗のときの失点率も出てきません。一方で、この方式だと見に行く予定が非常に立て辛いんですよね~。特定のひいきチームの試合を見たいと思っても、次の試合がいつ、どことになるのかは前の試合が終わらないと決まらない。たとえば日本と台湾の試合を見ようと思って見込みであらかじめチケットを買っておいたのに、予想外の結果が相次いでそのチケットは韓国と中国の試合になっちゃった、なんてことも有り得る。前回はたくさんいらしていた台湾からの応援ツアーの皆さんも旅程が立てにくいのではないのかな~。●日本戦以外は高くなる?まぁ社会人野球ならば別にどこのチームが出る試合でも見に行くのでいいんですが、でもWBCの場合はちょっと。私は台湾の試合はぜひ見たいけど、日本絡みの試合は見に行く気ゼロです。だって混んでるのイヤだし、それにチケット高いし。前回大会のアジアラウンドでは日本絡みの試合とそうでない試合で全然扱いが違いましたよね。日本絡みの試合はチケットが異常なまでに高かった。ちょっと調べてみたら、いちばん高い席は2万円だったそうです。一方、日本が出ない試合はバックネット裏でも確か3000円くらいだったような。私はたまたま懸賞でチケットが当たったので台湾と韓国の試合を見に行きましたが、それでもネット裏の指定席はかなり空いてて自由に移動しようと思えばできるくらい。お客さんがあまり多くなかったのは良いことじゃないんだけど、空いてて安く見られたのは私にとってはありがたいことでした。でも今回の大会形式だと一回戦以外はどこの国が出るのか事前にはわからないから、日本絡みとそうでない試合で前回のようなえげつない格差をつけることもできないのでは。とすると、日本が出ない試合も前回のようなお安い値段ではなくなるかも知れない。ん~、それはちょっと困るなぁ~。まぁ本来なら日本が出る出ないで値段に格差をつけるなんてことをせず、どの試合でも大勢のお客さんが見に来るっていうのが健全な姿なのでしょう。まだだいぶ先の話ですが、どういうことになるのやら。とりあえずいちばん見てみたい台湾と韓国の試合が、予定を立てやすい一回戦に入ってくれるとうれしいな、っと。
2008年04月01日
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