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IBAFが野球の世界ランキングを発表したっていう記事が出ています。[記事]國際棒總首次排名 台灣為世界第5(NOWNews)(big5)(9/27)[記事]日本が世界ランク1位=野球(時事通信)上が台湾の記事で、下が日本。台湾の新聞では27日に記事になってて、IBAFのサイトでもランキングが発表になってたのに、なぜか日本ではぜんぜん報道されないからニュースバリューなしと判断されてるのかと思ってた。そしたら30日になって日本のスポーツ紙のサイトでもゾロゾロと記事になりました。時事通信が配信したみたい。何でこんな時間差が出たのか良くわかりませんが、とりあえず日本が1位なんですねぇ。もう少し詳しいポイントの付け方の説明や、下位も含めた全ランキングはIBAFの公式サイトにあります。→[記事]Japan Tops BaseballdeWorld Global Rankings(IBAF)って、あれ、記事が消えてる。数日前まではちゃんと記事が載ってたのに。記事一覧にタイトルだけ残ってるけど、リンクをつついても中身が出て来ない。しかもIBAFのトップページを見るとタイトルも消されていて記事があったことさえわからなくなっています。どうなってんだ、コレ。どうも、国際野球連盟発表したランキングというのはウソらしい。[記事]國際棒總:世界排名非官方(聯合新聞網)(big5)先日発表された世界ランキングについて、IBAFは、これはIBAFの正式な世界ランキングではなく、BaseballdeWorld.comのWebが作ったランキングと文章を単に引用しただけである、また、IBAFはこのようなランキングを作る予定は今のところない、と説明した。IBAFが言うには、このランキングはHarding大学の職員がIBAFが主催する国際大会の成績を元に作ったもので、一民間学術機関の研究分析報告に過ぎない。また、IBAFはBaseballdeWorld.comとは何ら関係がない、と。というわけで、今回出て来たランキングというのはIBAFの公式なものではないんだって。確かに、BaseballdeWorld.com というWebサイトを見てみると、全く同じかどうかははっきり覚えてないけどIBAFの公式サイトに上がっていた記事と似たような内容の記事が載ってました。これを引用しただけだったってことか。→[記事]Japan Tops BaseballdeWorld Global Rankings(BaseballdeWorld)(9/25)IBAFの公式サイトに掲載されているニュースって、必ずしもIBAFの公式なものではないっていうことなんですねぇ。だったら最初からそう書けばいいのに。紛らわしい…。●計算方法先ほどの記事によれば、得点のつけ方は五輪・ワールドカップ・WBC…1位:100点、2位:90点、3位:80点、…、10位:10点。インターコンチネンタル杯・世界大学野球選手権…1位:50点、2位:45点、3位:40点、…、10位:5点。詳しく書いてないけど五輪予選も得点に加えられるようです。1位の日本は245.5点。各大会のポイントを計算してみると。2008北京五輪:4位…70点2008世界大学野球選手権:2位…90/2=45点2007ワールドカップ:3位…80点2006インターコンチネンタル杯:4位…70/2=35点2006WBC:1位…100点合計すると330点です。あれ、245.5点を大幅にオーバー。古い大会のポイントは減らされるとかなんだろうか。記事にはバレーボールのランキングを参考にしていると書いてありますので国際バレーボール連盟(?)の公式サイトを見てみると。→[網頁]FIVB World Rankings(FIVB)やっぱりバレーボールでは古い大会のポイントはだんだん減らされていくらしい。五輪:4年間有効。ただし、毎年25%ずつ減点。ワールドカップ:2年間有効。ただし、2年目は50%減点。世界選手権:4年間有効。ただし、毎年25%ずつ減点。(以下、略)こんな感じだそうです。大会が終わってから1年経つと、ポイントが減らされて再計算されるみたい。これを当てはめると、今回の野球のランキングの場合は2008北京五輪・2008世界大学野球選手権・2007台湾ワールドカップはまだ1年経ってないから100%。2007インターコンチネンタル杯・2006WBCは1年以上経ってるからポイント減額。ってことかな。ためしに50%減額として計算してみると。2008北京五輪:4位…70点2008世界大学野球選手権:2位…90/2=45点2007ワールドカップ:3位…80点2006インターコンチネンタル杯:4位…70/2*0.50=17.5点2006WBC:1位…100*0.50=50点合計262.5点。近くはなったけど、245.5点にはならないな~。減額の率を75%とかいろいろいじくってみたけど、245.5点にはならない。計算の方法がそこまで詳しく書いてないのでそれ以上は良くわかんないや。逆に本当に公式なランキングなら、バレーボール連盟みたいにちゃんとした計算方法がどこかに載ってなければおかしいんだろうなぁ。●皆勤賞は偉いとりあえず上位5ヶ国のポイントを並べてみると。1位:日本 245.52位:米国 239.93位:キューバ 234.74位:韓国 231.45位:台湾 157.641~4位は僅差だけど、2位の米国は2007年のインターコンチネンタル杯を、3位のキューバは今年の世界大学野球選手権を欠場。もし出場していたらかなりのポイントを獲っていたことは確実で、日本は1位じゃなかったってこと。つまり、皆勤賞は偉いということか。正直、「だから何だ」みたいなランキングにも感じますが、中位以下の国には励みになるかも知れないし、もしこの計算方式が公式に使われるとしたら、ランキングを上げたければちゃんと大会に出なさいと、そういう意味はあるんでしょうねぇ。
2008年09月30日
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先日、日本選手権関東予選の組合せが発表されました→ここ(JABA)。20チームが大田と越谷で、4ブロックに分かれて5代表を争うわけですが、東芝は越谷のほうのブロックになっちゃいました。神奈川のチームでは唯一、一回戦から出場。10/6 12:30~(越谷) 一回戦:山梨球友クラブ↓↓勝てば↓10/8 12:30~(越谷) 二回戦:東京ガス↓↓勝てば↓10/9 12:30~(越谷) 代表決定戦:JR東日本・JFE東日本の勝者↓↓勝てば代表↓負けると↓10/10(大田) 敗者復活戦越谷かぁ。ちょっと遠いですねぇ。選手の皆さんの合宿所からの移動も1時間半くらいかかるのかな。ただ試合時間が毎日同じ時間で、朝イチじゃないっていうのは調整には好材料なのかも。で、山梨のかたには悪いですが一回戦はたぶん大丈夫として、最初に当たる企業は東京ガス。東京ガスさんは言うまでもなく好投手が何人もいるし、秋に強いチームっていうイメージもありますねぇ。それに先日の東京都企業秋季大会では鷺宮製作所とJR東日本を破って優勝。好調っぽい。それにいつの間にか監督とコーチが大幅に代わってるし。元横浜の大野貴洋選手は退部しちゃったのかな。●かずさはNTT東日本とかずさマジックは大田のブロックに入りました。二回戦から。県予選でシード権を取ったっていうのはこういうことか。10/7 12:30~(大田) 二回戦:NTT東日本↓↓勝てば↓10/9 10:00~(大田) 代表決定戦:日産自動車・JR水戸・明治安田生命の中の勝者↓↓勝てば代表↓負けると↓10/10(大田) 敗者復活戦初戦はNTT東日本さん。ちょっと全国では最近元気ないとは言え地力のあるチーム。一応、5月の関東選抜リーグの試合ではかずさが勝ってるみたいだけどあんまり参考にはならないのでしょう。もし勝てたとしてもその先も厳しいなぁ。まぁ、かずさから見れば対戦するチームみんな格上みたいなもんだからどこに杯っても厳しいのは一緒、か。他の組合せだと、初戦で三菱ふそう川崎と富士重工業が対戦して、負けたほうがその場で敗退。組合せ凶悪すぎ。これ、ふそうさんがもし負けたらラストゲームになっちゃうのかなあ。まだ関東選抜リーグ(や千葉市長杯)の試合も残ってるけど、出るかどうかわからないし。(確かシダックスやローソンは出なかった)日程が平日ばかりなので今回は私は大田に1日見に行けば良いほう。頼りになるのはインターネット速報だけど、公式サイトでの試合経過が早くて詳しいので良くお世話になる「関東速報御三家」(勝手に命名)であるENEOS、住友金属鹿島、JFE東日本のうち、2チームが予選に出ない。これは痛い。頑張れ、セガサミー(←何のこっちゃ)。
2008年09月29日
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26日に行われたもう1試合、日本選手権神奈川二次予選の決勝戦。ちょっとだけしか見られなかったんで短く。試合は1回に三塁にいた吉浦選手が暴投で生還して日産が先制。これ、井川捕手がちょっと前に弾いただけなのに本塁に突入してギリギリセーフになったもの。しかもノーヒットで先制でした。3回には3番の熊代選手がレフトへタイムリーして追加点。これまたあの当たりを二塁打にするかぁ?っていう好走塁。2回にもふそうさんのちょっとした守備の隙をついてきわどく進塁する場面があり、こうして日産が紙一重のところで先の塁を奪って得点を重ね、一方でふそうさんもギリギリのところでスクイズを阻止(しかもゲッツー)するなど気迫のプレーで応戦。ちょっとしか見ていないけども、中身が詰まった内容だったような気がします。何だか序盤が締まらない展開だった第一試合に比べると特に。(この時点では交代がなかったのでこれがスタメン)とはいえ、この試合も時間のかかる展開でした。第一試合が長引いて40分押しの13時半から試合開始。2時半のバスに乗らないといけなかったので最後までは無理なのは最初からわかっていたけど、1時間ちょっとあれば5回くらいまで見られるかと思ってたら3回までしか見られず。もうちょっと見たかったな~。しかもいい場面はこの後に待っていたようで、直後にふそうさんが本塁打2本で逆転、その後も得点を重ねて優勝だったそうです。あと第一試合はウグイス嬢のかたがかなり素人っぽい方だったけど(←背番号間違えて読み上げたりしてたし)、第二試合は普通に上手なかた。普段はあんまりウグイス嬢のかたのことって気にしないけど、上手なかたが担当だと安心して試合に集中できるんだな、ってことが良くわかりました。ところで、ふそうさんの署名活動がどうなったのか良くわからないけど、このままだとふそうさんが神奈川県内で公式戦を戦うのはこれで最後ってことになるんですよねぇ。県内最後の大会を優勝で締めくくったってことになってしまうんだろうか。桑元さんがこのユニフォームでこうしてノックバットを持つのも、西郷さんがこのユニフォームを着てグラウンドに立つのも、もう残り僅か、なのか…。(しかめっ面になってしまった。西郷さんはこの予選、一度も試合に出なかったようです)関東予選ではずいぶん厳しいところに放り込まれたけど、絶対大阪、行ってもらいたい。それに千葉マリンも。んー、でも富士重工強そうだなぁ。
2008年09月27日
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この日は保土ヶ谷で日本選手権神奈川予選の最終日。午後からお天気の悪化が予想されるとのことで日程変更となり、第一試合が3位決定戦。東芝が勝って昨年に続いて3位でした。◇日本選手権神奈川二次予選3位決定戦三菱重工横浜020 200 000=4(11安打、1失策)114 000 11x=8(14安打、0失策)東芝[三]高田(2回2失点)、広瀬(1回4失点[1自責])、永井(2回)、ゴンザレス(3回2失点)-高安 (三)高安 (二)斉藤[芝]増井(3回2失点)、磯村(4回2失点)、木戸(2回)-迎里、飯田 (本)三沢[ソロ] (三)加藤 (二)森山6坂上/4今野→H池田/3塩沢/D田城/5瀧諒/8斉藤→R8本間/9後藤/7小池/2高安7森山/4久田見→4鈴木/5平馬/D三沢→RD倉島/9大河原/3結城/8井関/2迎里→H伊勢→2飯田/6加藤東芝が企業相手にこれだけ点を取るのも久しぶりに見たので悪い気はしないけど、序盤は何だか締まらない展開。双方とももっと点が入ってもおかしくなかった。ミスもバント失敗やら走塁ミスやらバッテリーミスやらエラー(記録にならないのも含めて)やらと双方にたくさんありまして、きっちりやっていれば勝敗がひっくり返った、あるいはもっと点差がついたかも知れない、そんな試合。勝ったとはいえ、重工さんは渡部選手も亀川投手も門西投手も出てなかったのに対して、東芝はおそらく現状のフルメンバーに近い打線を組み、リードしてから磯村投手や木戸投手を出してるんだから勝たないといけない試合ではありました。この日はホームからセンター方向に向かって強い風。砂埃が選手の目に入ってタイムがかかる場面もあり、フライの捕球が危なっかしく感じる場面もしばしば。打球の伸びにも影響したのか、結構フェンス際まで飛ぶ打球が多かったです。重工さんは渡部選手は今日もお休み、レフトに小池選手が入りました(先発は本当は高田投手。撮り損ねました)。東芝は井関選手を7番に下げてジグザグ打線です。●序盤重工さん先発の高田投手は春の県大会であわやノーヒットノーランされそうになった相手。東芝打線は2日前の準決勝で完封負けしたように相変わらず元気なさそうだし、今日も苦戦かなあと思ったら、1番に起用された森山選手がいきなり二塁打。今日はノーヒットノーランの心配はしなくて良くなった。このあと一死三塁として平馬選手が外の球を払うように打って狭い一二塁間を破り1点先制。平馬選手はああいうのは上手いですねぇ。2回は四死球3つで満塁→犠飛で1点入り、高田投手は2回で降板。一方、東芝先発の増井投手もピリッとせず、2回に高安選手に右中間への逆転三塁打を浴びるなどして3回で交代。3回裏に東芝がエラー絡みも含めて4点取って、4回から登板は磯村投手。ん、ずいぶん早く出てきますね。磯村投手も都市対抗予選で重工さん相手にノーヒットノーランしていて、さあ今日はどうかと思ったら同じようにいきなり先頭の斉藤選手にレフトの頭を越されてあっさりと破功。さらに一死も取れないうちに四球、タイムリー、暴投と来たときはどうなることかと思ったけども、その後は要所を抑えて何とか4回2失点でまとめました。この予選で四番に入っている三沢選手は4安打。3回に広瀬投手の代わりばなをライトオーバーの勝ち越し本塁打。ホームランのときは、全速力に近いんじゃじゃないかっていうくらい頑張って走ってベース一周。ベンチからも「早く早く」みたいな声が。足があまり速くないことを茶化されていたのか、それかこの時点で試合時間がかなり長かったので審判から急かされていたのかな。●グラウンド整備中長い試合だったので5回のグラウンド整備は省略かと思いきや、しっかりとトンボタイム。渡部選手と平馬選手は長いことしゃべってました。同い年で、高校も東海大相模と横浜高ならもう古い知り合いなのかしらん。都市対抗でチームメイトになったことも3回あるみたいで。安田選手はベンチ入ってました。良かった良かった。日産に補強に行ってすぐに左足を大怪我したらしく、一時は包帯グルグル巻きで痛々しかったんですけども(←都市対抗でベンチに入ってなかったのはそのせい)、この分なら試合に出られるようになるのももう間もなくでしょうか。でもトンボ掛けはまだちょっと足を引きずりながら。あまり無理しないでいただきたいものですが…。●後半で、再開後の6回から噂のゴンザレス投手が登板。第一印象は…「黒い」。あんまりこういう表現は良くないのかも知れないけど、黒いです。グラウンドの土の色と変わらない。これだけ色黒だと内心すごく動揺してても相手に表情を読まれにくくて良いんじゃないか、なあんて。外国人選手らしく(?)かなり速そうなボールを投げ込んで6回は中軸3人をあっさりとゴロ3つ。こりゃ力で抑え込まれるのかと思いきや、7回8回に二死からのタイムリーで1失点ずつ。捕れそうだったファウルフライが風で流されて、っていう不運もありましたが、速そうなわりにはヒットはみんな痛烈なもの。4安打2四球が全て左打者だったのは偶然か。結城選手は4打席で出塁。ゴンザレス投手からも四球2つ。一塁へのヘッドスライディングやら盗塁やらでユニフォーム真っ黒。東芝の内野の選手は全員ユニフォームドロドロにして頑張ってました。最後は8回から登板の木戸投手が3人で抑えてゲームセット。序盤の3イニングは1回終わるのに30分ずつ、これは何時間かかるんだと思ったけど中盤以降は比較的テンポ良く進んで3時間で終了。心配された雨も降らなかったし、暑くもなく寒くもなく、風が強かったのもスタンドにいる限りではそれほど感じず、気持ちよいお天気でした。長くなったので、第二試合の決勝戦はちょっとしか見てないけど別に書きます。
2008年09月26日
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来年のアジア選手権は夏に札幌でやるみたいです。[記事]アジア選手権を札幌開催=野球(時事通信)短いので全文引用しちゃいます。アジア野球連盟(BFA)は25日、札幌市で執行委員会を開き、来年7月30日~8月4日にアジア選手権を札幌円山球場で開催することを決定した。大学生と社会人の選手で臨む方針の日本をはじめ、韓国、台湾、中国など計6チームが参加する。そういえば今週の週刊ベースボールにも、来年のアジア選手権は札幌でやるって書いてありました。正式に決定したってことでいいのかな。しかし、また日本開催なんですねぇ。21世紀に入ってから日本と台湾でばかりやってます。韓国や中国は開催したくないんだろうか。台湾のかたは北海道大好きらしいので、台湾のアマチュア選手は喜んでたりして。オフの時間にはちょっと観光でもすれば良い思い出になるのでは。会場となる札幌円山球場、先週に札幌に行ったときに時間があったらのぞき見しようと思っててできなかったけど、行き方はチェック済。しかも、円山公園駅の近辺には美味しいケーキ屋さんがたくさんあるらしい。素晴らしい街です。最近、家族旅行で北海道に行くと帯広にばかり行ってるので、「久しぶりに札幌もいいなぁ」なんて誘導してみようかなっと。ちょうどこの時期は北海道大会もあるし、ちょっと滞在を長めにすればも北海道大会も見られちゃうかも知れないもんね~。●北海道大会は早めに開催らしいと思ったけど、来年の北海道大会はこの件とは関係なく、7月中に開催される方向みたい。JABAニュースによれば、北海道大会は補強選手も出られるので、北海道大会出場チームは補強選手の合流が早くなっていて問題になっているとか。そして日本選手権対象大会なのに補強選手が出場可なのはいかがなものかって意見もあるらしい。なので北海道大会は7月開催にして、補強の選手は出場不可にする方向なんだって。まだ提案の段階みたいですけどね。とすると、北海道大会とアジア選手権のおいしいところを両方とも見るのは相当に長く滞在しないと無理っぽい感じかなあ。
2008年09月25日
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後期シーズンの職棒は獅熊象が日替わりで首位に立つなど、3チームが激しく優勝争い中。でもそのわりにはどうもいまひとつ盛り上がりに欠けるような気がするのは、この3チームのどこが後期優勝しようとも、前期の貯金のある獅がよっぽど大コケしない限り年間1位で台湾シリーズ直行、熊と象がプレーオフ進出になるのは同じだから、なのかなあ、やっぱり。台湾のプレーオフ→台湾シリーズの仕組みはなかなか良くできていると思ってたけど、今年に関してはちょっと裏目に出ちゃってる感じですねぇ。●巨人の台湾遠征日程さて、前に言われてた読売巨人の台湾遠征ですが、当初の予定では熊、獅、象の3球団と試合するはずが、獅と象は予算を考慮して拒否で、結局は熊とだけ試合することになったんだって。→[記事]中華職棒/日本巨人訪台確定與熊隊打4場 獅象婉拒參賽(NOWNews)(big5)(8/23)以前、日本の球団を呼んだら1億円以上オカネがかかったって記事は見たことありますが、今回も黒字にできる見通しがないってことなのか。そして大赤字になったら熊隊1チームで被るってことになるのかなぁ。大丈夫なんでしょうか。で、巨人の来台日程は11/4~10の予定で、4日:(到着)5日:新莊6日:(移動日)7日:洲際8日:澄清湖9日:天母10日:(帰国)という試合スケジュールらしい。記事には阿部選手や内海投手も来るって書いてあるけど、日程が日本シリーズとまともに重なってるわけで、もし巨人が日本シリーズに出たら来る訳ない。姜建銘投手は確実に来るって書いてあります。(姜投手は10月1日に戦力外になっちゃいましたがどうするんだろうか。前にダイエーが来たとき、陳文賓選手はすでに退団が決まってたのにダイエー側で出ていたような…)熊隊のほうは、もしアジアシリーズに出るなら出発前のいい調整になるってことなんだろうか。それにしても熊隊は千葉ロッテと提携していながら、巨人と親善試合なんですねぇ。別に巨人と仲良くしちゃいけないってことはないんだろうけども、何だか場当たり的な感じがしなくもない。それにせっかく提携したわりには呉偲佑投手を放出してから何もしていないような気がするのは気のせい? あんまり表に出てこないだけでいろいろやってるのかな。
2008年09月24日
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この日は珍しい方面からお誘いがあったので、保土ヶ谷じゃなくてそそくさと所沢方面へ。お誘いは先週にありまして、その時点では優勝が決まる前後の試合になるんだろうな~とは思ってたけども、本当に勝てば優勝って試合になるとは思わなんだ。とりあえず楽天の試合を見に行ったならこの人の写真は抑えておくとして。(今日はあんまり良いところないなって思ってたら9回に攻守でいい仕事しました)試合はご存知のとおり、ベタな漫画みたいな展開に。一軍昇格→即四番ってのは荷が重いんじゃないの、このまま負けたら4番がブレーキだったのが敗因って言われちゃうよ、なんて思ってスイマセンでした>後藤武敏選手(ヒーローになり損ねました)デーブコーチは立ったまま見てましたね。デーブさんの右側で腕だけ見えてるのが渡辺久信監督です(←たぶん)。どうせ守備堅めをするならば、たまに大ポカをするフェルナンデス選手よりもセギノール選手のほうを一塁に残したほうが良かったんじゃないの? なんて思ってスイマセンでした>フェルナンデス選手(ノックのとき。手前は草野大輔選手)そして2点差でグラマン投手ならもう勝ったようなもの! なんて思ってスイマセンでした>楽天の皆様(野球ってわかんないな~)ってことで、胴上げは翌日に持ち越し。まぁこういう画面を見られるのも何年かに一度ですから。翌日は二軍がビジターではなく西武第二で試合だから、決まれば二軍の選手も胴上げに参加できるのではないかと。しかし試合時間4時間22分は長い。2時間半くらいで終わる社会人の試合に慣れてると疲れちゃいます。この試合は終盤の展開が試合の長さを忘れさせるものだったからまだいいけど。試合前のノックでの動きも、確かに上手いんだけれども、どうもきびきびした感じがしない。せっかく上手いのにもったいないって思ってしまうのは贅沢ってものでしょうか。●おまけで許銘傑投手西武ドームではファンクラブに入っている来場者には試合ごとに毎回違った1選手のカードが配られます。この日はたまたま許銘傑投手のカードの日でした。ラッキー。何でこんな優勝がかかった日に許投手なのかは不明だけど、この日は満員御礼。いつもよりも相当に多いお客さんが許投手のカードを手にしたってことになりますね(←欲しいカードかどうかは別として)。(許投手の右に写っている一塁手の選手、なんか青いフルフェイスヘルメットを被りながら守ってるみたいに見えますが…。顔面を骨折していた頃のおかわり君でしょうか)なお、シーズン終盤なので配りきれなかった分を大盤振る舞いなのか、許投手のカードの他にも3枚いただきました。緑のカードと赤いカードって何か違いあるのかしらん。(#69は谷中投手なので、投手と野手で色分けしているのではないようです)許投手はリリーフ投手の中でいちばん最初、2回くらいから早々とブルペンで作り初めてましたが5回くらいで終わりで出番もナシでした。
2008年09月23日
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日韓台のレギュラーシーズンも大詰め、プレーオフの輪郭もだいぶはっきりとして来ました。今年から単独チームでアジアシリーズに出場する中国ではもうプレーオフに入ってるんでしたっけ? さ、アジアシリーズに出場するのはどのチームか。そんな中で張誌家投手は五輪から帰って来てから手肘に痛みが出るなどしてあんまり好成績とは言えないみたい。でもプレーオフ、台湾シリーズを勝ち抜いて日本へ行くことを楽しみにしているようです。[記事]中華職棒/張誌家季後賽將獅象當日本強隊 去東京打西武(NOWNews)「僕が日本へ行った1年目は日本シリーズに進むことができた。日本での経験を活かして熊隊の優勝に貢献して東京のアジアシリーズに行きたい。そしてもし日本で戦う相手が西武だったらもっと興奮するね!」張投手はご自分のblogに載せてた写真だと同世代の西武の選手とは仲が良かったみたいだし、元チームメイトと再会できるとなればうれしいんだろうな~。もしかしたら「見返してやりたい」みたいな部分もあるのかも。もし張投手が西武相手に投げたら、私としては面白い。打たれても抑えても納得だし。ただ実際、本当に熊がアジアシリーズに出て来た場合、日本にとっては張投手よりも、前回のアジアシリーズや北京五輪で日本相手にがんばった許文雄投手や、たぶん日本の選手は全く知らない徐余偉投手のほうがイヤじゃないですかねぇ。だから張投手は先発では投げないんじゃないかと思うけどどうだろうか。韓国戦は、北京で韓国相手に好投している勝ち頭の強森投手かな。強森投手は元起亞だけど、起亞はもうアジアシリーズに出て来る可能性は消えちゃってるみたいですね。1位のSKが順当にアジアシリーズに出て来るとレイボーン(雷鵬)投手がいるからこちらも再会か。とすると、張投手は中国戦か、リリーフかなあ。なあんて、そんな妄想をしてもそろそろ鬼が笑わなくなって来る季節です。●象や獅だったらもちろん東京に来るのは熊とは限らないわけで。象が出た場合はやっぱり中込伸コーチがいるから阪神と対戦すると話題性アップでしょうか。中込さんってあんまり日本のファンの間では評判がよろしくないって聞いたことありますが、台湾では象の投手陣を立て直して(少なくとも台湾での報道を見ている限りでは)名コーチ扱いされているわけでありまして。アジアシリーズで対戦して、阪神ファンの方々がそんな中込さんの台湾での評判を知ったらどういう反応するんだろう。「へー」なのか「はぁ?」なのか「うひゃひゃひゃ」なのか? ちょっと見てみたい気も。それに阪神と象ならチームカラーが黄+黒で同じだし、阪神の応援団の人たちは象そっくりなユニフォームを着て応援してたんだった。パッと見だとどっちのチームの応援団だかわからなかったりして。もちろん、小林亮寛投手がいた千葉ロッテとの対戦でも「感動の再会」となるわけだ。曹竣[山昜]投手と中日は去年でもう会ってるからいいよね。獅が出た場合は…。波特投手がまだいれば元阪神だけどクビになっちゃってて、日本のプロと関係のある選手って王子菘選手の駒大つながりくらいしか思いつかない(日本ハム・武田久投手とは同学年らしい)。あ、蔡士勤投手は渡辺久信監督が勇士にいたときの教え子だったっけ。あと海克曼(Luther Hackman)投手は元三星、布雷(Tilson Brito)選手は元三星&SKだから韓国から三星が出てくるとこれまた感動の再会となるわけか。まぁ、そんな都合の良い対戦になるとは限らないけど、今のうちに妄想しておきます。
2008年09月22日
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職棒では一軍より一足早く二軍版の台湾シリーズ「代訓總冠軍賽」が始まっております。日本と違って台湾では總冠軍賽は二軍も一軍と同じで7戦4勝制。今年はあんまり二軍のことは注意してなかったけど、例行賽では熊二軍と鯨二軍が他に大差をつけて1位2位。この2チームが總冠軍賽に出場とのこと。で、20日に行われた第一戦では鯨二軍が先勝。→[記事]代訓總冠軍賽(壹蘋果運動王)(big5)負けたけど、熊の潘忠韋選手は3安打だそうです。さすが、貫禄ですね。ってあれ、潘忠韋選手って今年、二軍だったっけ?記録を見たら潘忠韋選手は一軍の試合にほとんどずっと出てたし、今年、二軍の試合に出たのは1試合だけだって。それで二軍の總冠軍賽に出るなんて、そんなのアリ? 日本ではダメですよね、確か。それから「嘉義大學借將張宗益各2支安打較突出」と書いてあります。二軍は選手が少ないから大学生選手を借りて試合に出す場合があるけど(「借將」)、二軍の總冠軍賽にも大学生選手って出ていいんだ。というか、この第一戦で鯨二軍は18人の選手が出場してるけど、半分の9人が大学生じゃないですか。もはや「鯨二軍」っていうよりも「鯨二軍+大学生連合」みたいな感じ。こういう日本ではあり得ないんじゃないかってことがアリなのが台湾の面白いところだな~。二軍は正式な選手、兵役中の選手、練習生、そしてアマチュアからの「借將」が混じってて、以前はCPBL官網の名簿を見てもどの選手がどの身分なのかサッパリわからなかったけど、今年は「借將」は赤字で区別されてそれとわかるようになっていますね。鯨二軍は蕭宇奇投手とか黄志龍投手とか、アマチュア代表クラスの「借將」がたくさんいてズルいんじゃないの、なんて思ったりも。「借將」の派遣先ってどうやって決まるんだろう? 同じ大学からの「借將」でも、派遣先のチームは結構バラバラみたいだし。有力な大学生がどこへ振り分けられるかで戦力もだいぶ変わってくるのでは。しかし「借將」ってずいぶん多いんだなぁ。象二軍なんて自前の選手よりも「借將」のほうがはるかに多いじゃないですか。これだと二軍を作ったと言っても、選手構成の点だけでもまだまだ完全な形の「二軍」とは言えないっぽい。で、21日に行われた第二戦では熊二軍が勝って1勝1敗のタイとしたそうです。2戦目も潘忠韋選手3安打。打ちまくりみたい。●代訓總冠軍賽は今年で最後?ただ、こういう形での「代訓總冠軍賽」は今年で最後かも知れないんだって。というのは兵役中扱いの選手をプロ球団に派遣する代訓制度が始まって5年経つけれども、派遣しているお役所側は高いオカネを出して委託しているわりに思ったほどの成果が上がっていないと判断しているらしく、この制度はやめにして兵役中扱いの選手はまた國訓隊に集めて活動する方向にしたいのだとか。→[記事]職棒代訓 體委會擬廢(自由時報)(big5)(9/5)いまだに「二軍」を作らない職棒球団があること自体が、当初の約束に違反しているみたいですねぇ。制度を元に戻すことが良いことなのかどうかわからないけど、また國訓隊がアマチュアの大会に出場したり、國訓隊からアマチュア代表に選ばれる選手がたくさん出るようになったりしてアマチュア球界が活性化するのならば面白いのかも知れない。ただ、職棒のほうは選手不足で二軍を維持できなくなっちゃう球団とか出てくるかも。あ、今まで以上に「借將」をばんばん借りて来ればいいのか(←そういう問題じゃない?)。
2008年09月21日
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一週間経ってしまいました、日本選手権の千葉県予選。結果はご存知のとおりかずさマジックはJFE東日本とJR千葉に連勝して1位で千葉県予選を通過、関東予選のシード権を獲得したとのこと。→[記事]社会人野球:日本選手権・県大会 かずさマジックが優勝 /千葉(毎日新聞)(9/17)関東予選のシード権って何でしょう? 一回戦は不戦勝とか? 千葉県3チーム中2チームがシードっていうんだからそれほど有利じゃないっぽいけど、多少は有利に働くって考えて良いのかな。さて、14日のJFE東日本との試合当日はJFEさん公式サイトで結果をチェック。JFEさんは西日本の速報は相手チームのオーダーも載せてくれるのに、東日本の速報は相手チームの情報は投手だけ。なので、かずさの攻撃で「6番打者、ライトへの2ラン」とか「4番、センター前タイムリー」とか出るのを「この6番って誰だぁ?」みたいに想像しながら見てました。で、打順を含めた結果詳細が載るはずのかずさ市民応援団公式サイトを待っていたけどなかなか出ず、待っていたので今頃こうやって日記に書いているというわけ。(ついでに公式サイト、移転してます)JFE戦で2ラン本塁打を打った6番打者の答えは鬼崎智史選手でした。鬼崎選手6番なんですねぇ。そして3点目を叩き出した4番打者は伊藤篤志選手だって。え、伊藤選手が4番なんだ。確かに最近のオープン戦では伊藤選手が4番を打っていたみたいだけど、それは補強で和田選手がいないので代役で打ってるだけかと思ってた。けど和田選手が戻ってきても、そして公式戦になっても4番のままでした。それから松本善希選手が3番っていうのも過去の起用法からすると意外な感じがする。伊藤選手ともども、それだけ好調ってことなのか。去年の都市対抗予選では4番を打ってた河本裕樹選手が、1年ちょっと経ってみたら9番っていうのも意外な感じ。こりゃイメージとだいぶ違うなぁ。場内表示が何もない球場でオープン戦を試合途中から見たりすると誰が1番打者なのかわからないながらも、知ってるチームの場合は何となくわかったりするもの。でも、この試合のかずさは本当に場内表示がなかったら誰が何番なのか、わからなかっただろうな~。まぁ何はどうあれ8点も取ってるし、結果が出たのだから良いことです、はい。ただJFE三橋尚文投手が出てきたらほとんど出塁さえできなくなったみたいだし(5~8回は無安打)、好投手が出てきたら相変わらずなのかも知れないけど。と思いきや、19日のENEOSとのオープン戦ではまたガラリと打順を変えてるみたい。4番は和田貴範選手だし。まだ流動的なんだろうか。関東予選でどうなるかは本番のお楽しみということで。●関東予選は25日に抽選JFE東日本さん公式だと、関東予選の組合せ抽選は9月25日とのこと。25日だとまだ神奈川は予選やってる最中で、順位はもちろん代表チームもまだ出揃ってない段階(←ENEOS次第ですが)。どう発表されるんだろう?それから神奈川も「3位までが関東予選でシード権」とかあるんだろうか。そもそも代表枠増でどういうトーナメント表になるんだろうか。これもお楽しみ。
2008年09月20日
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結局、札幌では昼間は自由な時間はほとんどなくて、時間があったら行きたいな~って思ってた場所には全然行けませんでした。無念。でもラーメンたくさん食べられたし、台風で飛行機が飛ばないかと思ったけどちゃんと飛んだし、それほど揺れもなく帰って来られたので良かったです。で、WBCのアジアラウンドの日程が発表されてますので、その話で。中華棒球協会の公式サイトに載ってます。→[記事]2009年世界棒球經典大賽A組預賽賽程出爐(CTBA官網)(big5)でも発表があったのって台湾だけなのかな、これって。日本ではそれらしき記事はないみたいだし、韓国でも私がチェックしているニュースサイトでは載ってない。主催のMLBのページものぞいてみたけどやっぱり載ってないっぽい(←見落としてるだけかも知れないけど)。ってことは北京五輪のときみたく、また台湾でだけ日程公表フライイングかぁ?もし勝手に発表しちゃったとしたら大丈夫なのかなあ。北京のときはテレビ局向けに暫定で出たものが漏れちゃったって話だったけど、今回はちゃんと棒球協会の官網にも載っちゃってるし。●初戦はまた韓国ととりあえずさっきの棒球協会の記事では「棒球協会は18日、IBAF及びMLBからの開催関連事項の連絡を受け取った」と書いてあって、それによると、アジアラウンドの組合せと日程は以下のとおりだそうです。まだ試合時間は未定とのこと。GAME1 3/5(木) 中國 VS 日本GAME2 3/6(金) 中華 VS 韓國GAME3 3/7(土) G1敗 VS G2敗GAME4 3/7(土) G1勝 VS G2勝GAME5 3/8(日) G3勝 VS G4敗GAME6 3/9(月) G4勝 VS G5勝(GAME4とGAME5の勝者が二次ラウンド進出)前回に続いて台湾の初戦の相手は韓国だそうです。前回は開幕試合だったけど、今度は2戦目になるらしい。今回も1試合くらい見に行きたいな、と。トーナメント形式になって消化試合がなくなるのは良いのだけど、対戦チームが直前にならないとわからないというのは見る側にとってはちょっと厄介。確実に中華隊が出るのはGAME2。たぶん出るだろうと思われるのはGAME5。見に行くとすればどっちかかな。でもGAME5はきっとチケットのお値段が高く設定されるんでしょうねぇ。勝てば予選突破、負ければ敗退っていう最大の山場だもの。日本がGAME5に出て来る可能性も低くないし。●初戦は負けたほうがトク?組合せ発表を受けてさっそく球迷の間では、GAME2で負けて敗者復活に回ったほうがトクなんじゃないか、なんて議論が行われているとか。→[記事]經典大賽/中華首戰放掉韓國 力[手弁]敗部冠軍較有利晉級?(NOWNews)(big5)つまり、GAME2は負けても良いので主力投手を温存し、GAME3には現状ではまだ力の劣るであろう中国がおそらく出てくるので確実に勝つ。そして勝負のGAME5に主力投手を一挙に投入して予選突破を狙う、と。もし王建民投手が出るならGAME5に出すってことですね。似たような敗者復活制度のある社会人野球でも、本トーナメントで消耗して敗れたチームが、余裕を持って敗者復活を勝ち上がってきたチームに負けるというのは良くある話。ましてや台湾の場合は韓国や日本相手に2回勝つ力があるのかってことになるとかなり怪しいわけで、ならばおそらく韓国or日本に1回だけ勝てば次へ行けるこの作戦は確かに効果的かも知れません。ただ、中国にも確実に勝てるわけじゃないですからねぇ。中国は中国で「1勝」を目標にするならGAME3に全力投球だろうし…。それにそういう作戦に出た場合、中華隊目当てにGAME2を見に行くと、前回大会の日本戦みたいな、見ててつら~い展開になっちゃったりする可能性が高まるわけで、それもちょっとイヤだなぁ。ま、きっと本番になったらそういう駆け引きみたいな部分も注目されるんでしょうね。まだだいぶ先の話だけど。とりあえず次の注目はチケットのお値段。前回大会は日本関連の試合とそうじゃない試合で全然チケットの値段が違いました。今回は日本がどの試合に出るかは初戦以外はわからない。どうするんだろうか。
2008年09月19日
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私は今日は札幌です。やっぱり北海道は少し涼しい!さっそく日本選手権の北海道予選を観戦…ではなく、今回はお仕事なので野球は無理です。(そもそも日本選手権北海道予選は中休み期間なので今はやってません)無理矢理に野球ネタを書くと、JR北海道野球部のグラウンドは恵庭市という新千歳空港と札幌の間の街にあり、地図で調べてみるとJRのグラウンドらしく(?)JRの線路沿いにあるという話。どんなグラウンドだろうと思って札幌に行くときの電車の中からよーく見てみたけど、夜で真っ暗だったので全くわかりませんでした。そりゃそうか。北海道は日本選手権予選ももう大詰め。日曜日にはもう代表が決まるそうです。昼間に通ってたら、JR北海道も最後の調整をしているところだったんだろうな、きっと。時間があったら円山球場でも見に行ってみようっと。●おまけJR北海道のICカード(東京でいうSuica)は"kitaca"っていうんだって。北海道だから"Docca"とかかと思った。10月からサービス開始だそうです。「バファローズイン」に改名はしないらしい。大阪にも同じ名前のホテルがあって、そちらにはだいぶ前に泊まったことありますよ。札幌にもあるんだ。やっぱりオリックスが経営してるホテルみたいですねぇ。
2008年09月18日
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また1人、メジャーリーグに挑戦する台湾人選手が。台北體院の李振昌投手がインディアンズと契約。契約金は報道によれば約40万ドルとのこと。以前の王建民投手や曹錦輝投手のように200万ドル以上もらっていた選手に比べると安く見えてしまうけど、それでも最近の台湾人選手の中では最高額レベルなんだそうです。李振昌投手は2年前の世界大学選手権でキューバを破って銀メダルを獲ったときの「功臣」の1人になるなど代表経験豊富。北京五輪ではキューバ相手に好投して、前日に中華隊が中国に負けて暗澹たる気分にさせられていたのを少しは晴らしてくれたんだった。北京五輪で活躍した翌日には李投手に関する記事がたくさん出ていて、なかなか面白いものでした。そのときの記事は消えちゃったのでメモしておいたものを書くと。李投手は台湾本島じゃなくて離島の出身。たくさんの島嶼からなる澎湖県というところで、野球選手としてはそれだけでもかなり珍しいことらしい。私は台湾にたくさんの人が住んでいる離島があるってことすらずっと知らなかったです。そして小学生中学生の頃からバリバリと野球をやっている選手が多い中で、高校に入って台湾本島に留学して来てから初めて本格的な野球の指導を受けるようになったってことも珍しいらしい。で、高校の監督から横手から投げる変則フォームにするように指導され、それが今に生きているのだそうです。そして生い立ちがまた泣けるんだ、これが。李投手のお母さんは澎湖縣湖西郷龍門村というところに嫁いで来たんだけど、李投手と弟さんが生まれて間もなくお父さんは家庭を捨てて出て行ってしまったんだって。李投手がまだ2歳のときだったそうです。収入がなくなったお母さんは雑貨屋さんを出して働いたけど、粉ミルクを買うお金もないほど貧しかったとか。その雑貨屋さんも隣の家の人が使ってなかった家屋をタダで貸してくれたもの。李投手と弟さんはお母さんの苦労を小さい頃からずっと見て来たので、手をかけなくて良く家をお手伝いする子に育ち、進学するときも奨学金で行ったそうです。そしてお母さんに向かって「(野球がうまくなって)将来必ず家を買うだけのお金を稼いで、自分たちの家が持てるようにするからね」。ええ話やのう…。以前もメジャー球団から誘われたこともあったそうですが、大学を卒業することを優先したいとの意向と、契約金が10万ドル程度しかもらえなかったので断ったのだとか。それが今回、キューバ戦の好投などで評価が高まって契約金がたくさんもらえるようになり、海外挑戦を決めたってことらしい。貧しい家庭に育ったので、「たくさん契約金がもらえるほうがいいからね」なんて談話も載ってました。これでさらに親孝行できますね。一方で日本の球団も狙っていたらしく、中にはインディアンズの倍の契約金(つまり、1億円くらいってこと)を出した球団もあるってことが記事になっています。(翌日の記事だとはっきりそれは「巨人」だって書いてある。ホントかな)実は何ヵ月か前の雑誌「職業棒球」のインタビューでは、李投手は「日本に行くのが目標」って言ってる。なのに、フラれちゃったんだな~。まぁ巨人はもう台湾人選手3人いるし、今の巨人の外国人選手の状況だと外国人枠を勝ち抜くことだって大変そう。だったらメジャーに行ったほうがチャンスありそうだもんな~。
2008年09月17日
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先日の日記に書いた、なぜかウェーバーリストに入れられてしまった龍の2投手はその後、解約になってもおかしくない成績の陳家鴻投手は残留で、主力として働いた陳建輔投手はそのまま解約と、さらに訳のわからない結末となったようです。この措置を疑問視する記事もいくつか出てるし、もう表には出せない何かがあるとしか思えない。何か職棒界ってこういう部分で信用を損ねている気がしてならないなぁ。さて日本もシーズン大詰めで、外国人選手の去就が気になる頃になって来てしまいました。今年もまたいろいろな選手のことを心配しないといけない季節。で、龍と日本選手絡みでこういう記事が。[記事]林英傑 回台機率6成(壹蘋果運動王)(big5)(9/12)本当は龍が来年の大物新人である[瞻]智堯選手と契約するのにいくら出すよって記事なんですが、後半部分にこう書いてあります。暴龍はすでに楽天の林英傑と連絡しており、代表の曾建銘が言うには、彼の理解によれば楽天は野村克也監督の続投が決定していて、野村は球団に対してもっと強力な外国人選手の獲得を第一に要求している。今年ほとんど一軍出場がなかった林英傑は来年は暴龍に戻ってくる可能性が60%である、と。林恩宇については、もし来年も日本で発展する機会があれば日本に留まるだろう。西武の許銘傑は今年が契約最後の1年だが、曾建銘は許銘傑の状況なら来年おそらく西武は彼と契約を続けるだろうという認識だ。そっか、「雙林」はもともと蛇の選手だからもし戻って来るとなれば龍なんだった。それからこの前に張誌家投手を熊に譲ったので、もし許銘傑投手が戻って来るのならば龍が権利を主張するって話もあったっけ。で、そのうち林英傑投手とは龍はもう連絡して状況や意志を聞いているみたいです。戻って来る可能性60%かぁ。そうか、それを見込んで同じ左の陳建輔投手を切ったってこと…ではないよなぁ。林恩宇投手の部分は私の読解能力だと良くわからなかったけど、許銘傑投手ともども戻って来る可能性は低いと曾建銘さんは踏んでいるっぽい。●3日後にさらに可能性UPで、そしたらその3日後にはこういう記事が。[記事]7成以上 林英傑明年穿龍袍(自由時報)(big5)(9/15)米迪亞暴龍のチーム立て直しの補強戦略にまた大きな動きが! 暴龍の代表・曾建銘が昨日曰く、すでに旅日投手の林英傑と接触したところ好反応を得ており、来年に林英傑が暴龍に加入する可能性は7割以上である、と。曾建銘が強調するに、林英傑は言うまでもなく過去に職棒で好成績を残したたいへん優秀な投手で、球団は陳建輔と陳家の両名の投手をウェーバー名簿入りさせており自然と投手を補強しようという動きになる、球団はすでに林英傑と接触し、好反応を得ている、と。また曾建銘曰く、暴龍の前身である誠泰COBRASは以前、林英傑と林恩宇のトップクラスの投手を擁し、当時の投手戦力はA+だった。しかし彼ら両名が日本のプロ野球へ去ってから暴龍の投手戦力はA-、そしてB+にダウンした。曾建銘は率直に、投手戦力は間違いなく暴龍が最も必要な補強ポイントで、球団は林英傑が戻って来ることを強く希望しており、林英傑と接触してみたところ反応は良い、と。もちろん詳細は要交渉だが、他が中華職棒に戻って暴龍に加入する可能性はおそらく7割以上。年末にはさらに進んだ結果が得られるだろう。投手成績が6球団最悪の暴龍なのに投手力は"B+"って、そんなに高いんかいとツッコみたくなりますが、それは置いといて。さっきと同じ曾建銘さんに取材した記事で、林英傑投手が戻って来る可能性は今度は「7割以上」になってます。たった3日で1割以上増えたらしい。楽天では惜しいところまで行ったこともあるけどまだゼロ勝。以前、日本に行くのが夢だと言っていたことを思えば切ないですが、龍は戻ってきてくれることを強く望んでるみたいだし、自分を必要としてくれるところがあるのは幸せなこと。それを選ぶのも悪くはない選択でしょう。どちらにせよ、ご本人やご家族が望む方向になれば良いな、と。●許銘傑一軍昇格だけど他の選手たちはどうなるんだろう。今年の「旅日投手」は勝ち星を挙げた投手は3人もいるけども、チェン(陳偉殷)投手以外は活躍しているとは言い難い成績。上の記事では残留っぽいみたいに書いてある許銘傑投手も、ひいき目に見ても残留できる可能性が高いとはあんまり思えない。許投手は16日付けでキニー投手と入れ替わりで一軍に上がったようですが、もしかしてこれって残れるかどうかの最終試験だったりするのかなあ。
2008年09月16日
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ホリデーにっぽん「社会人たれ!~熊本ゴールデンラークスの挑戦~」。異色の社会人野球チーム、熊本ゴールデンラークス。チームのモットーは「野球人たる前に社会人たれ」。選手全員が、スーパーの店員として連日朝早くから働く。器用に魚をさばく選手や重い段ボールを軽々と持ち運ぶスラッガーもいる。そんなチームが2007年、創部わずか2年で都市対抗野球に初出場。2008年も連続出場を決めた。チームの目指す野球とは、強さの秘密とは一体何なのか? 都市対抗野球までの一か月を追った。(NHKの番組表より)NHKで放送があったので、見てみました。主に焦点が当てられていたのは香月良仁投手。去年の都市対抗の二回戦、勝利まであと1人のところでサヨナラホームランを打たれて敗れた場面(←実況つきだったからGAORAの中継のもの?)。アップで映される香月投手は目は帽子で隠してたけど、唇が小刻みに震えて明らかに泣いてました。今年の都市対抗前の練習試合でも(相手はユニフォームからするにJR九州かな)、その場面を引きずるようにサヨナラ負けだったそうです。1年間、ここ一番の肝心な場面で能力を発揮できないことに悩んでいたのだとか。何だか番組では香月投手はいつも9回になると打たれて負けているみたいに描かれていましたが、実際には僅差のリードを守り切って完投勝利した試合もいくつかあるし、去年の都市対抗は運の悪い事故みたいなもの、もう吹っ切れているのかと思ってたけど、そう簡単に忘れられるものではないのですねぇ。番組的にはその延長線上に、今年の結果(降板直後に逆転3ラン)があったように見える作りになってました。やっぱり去年の場面が監督さんの頭にも浮かんだからこその交代だったのかなあ、と。(お兄さんに似てるかな)最初に貼った番組内容にもあるように、職場での姿も結構たくさん出て来ました。ラークスの選手がスーパーで働いているのは知ってたけど、香月投手はコロッケを揚げて店頭に並べる係なんだって。ソーセージを扱うところも映ってた。で、香月投手は大きく背番号18番が入った練習着(?)にエプロンをつけた服装でお店に出てました。なるほどね~。あれなら誰がどう見ても野球部員だってわかるわ。せっかく野球部を持っているんだから、そうやって一目で部員だとわかるようになっていたほうが良いって考え方もアリですね。上司のかたも応援してくださってるみたいだし、職場の人間関係には恵まれているみたいでした。ラークスもフルタイムで勤務してるわけじゃないんだろうけど、こうやって職場できっちり働きながら野球をするのが本当は社会人野球としてはアタリマエの姿なのでしょうねぇ。(元気マンもちょっとだけ映ってました)香月投手が福岡の実家に帰った場面では、お母様とお話するところや、野球を教えてくれた亡くなったお父様の遺影に手を合わせるところが出て来ました。お父様は野球を教えるために転職までしたのだとか。小学校低学年くらいの良仁投手がお父様とキャッチボールをしている場面のビデオで、一瞬だけお揃いのユニフォーム姿で自転車で横切ったのがお兄さん、かな?でも、お兄さんが出て来た(?)場面はその一瞬だけ。不自然なほどにお兄さんの話題は避けられていて、お兄さんがプロ野球選手であることどころか、いることさえ触れられなかったような…。お父様との写真も、良仁投手と二人だけで写ってるものが使われてたし、非常に不思議。この番組を見ていてある意味いちばん気になってしまった。仲悪いの?(←そんな理由なわけないよな~)以上、相変わらずまとまりのない感想でした。
2008年09月15日
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ついこの間にENEOSが優勝したばかりなのに鬼が笑いそうな話ですが、来年の都市対抗について。今年も都市対抗の開幕直前に偉い人たちの会議が開かれて、来年の都市対抗の日程などが決まったそうです。→[記事]日本野球連盟:都市対抗野球、来年は8月21日開幕(毎日新聞)(8/29)これによりますと、来年の都市対抗は日程:8月21日から9月1日まで(12日間)場所:東京ドーム出場チーム数:32チームとなるらしい。要するに、ほぼ例年と一緒ってことですね。来年も金曜日に始まって決勝戦が火曜日だし。でも来年の都市対抗って、第80回の記念大会だから韓国や台湾、中国のチームも出てもらって「アジア都市対抗」をやる、みたいなことを春先に松田会長が言ってたはず。私も日記を書きましたし(→これ)、ニュース記事もまだ残ってました。→[記事]都市対抗にアジアのチームも(スポニチ)(2/7)そのことがずーっと気になってたんですけども、発表によれば来年も参加チーム数は例年どおりの32チーム。まさか外国のチームが出る分、国内の枠を減らすとも思えないので、少なくとも本大会の中にアジアのチームを混ぜることはしないってことなのでしょう。んー、「アジア都市対抗」はお流れか。まぁ松田会長もどのくらい本気で言ってたのか怪しいもんですが…。来年の場合は都市対抗の直後にワールドカップがあるみたいですね。日程は9月9日から27日まで、欧州7カ国で分散開催。先日のJABAニュースによれば、日本は社会人だけの代表チームで出るようです。今までの例からすれば、台湾も韓国もワールドカップの代表チームにはアマチュアの選手が多数入るはず。なら都市対抗が終わってから開幕まで1週間程度あるし、彼らを欧州に旅立つ前に日本に呼んで都市対抗の後に練習試合でもすれば「アジア都市対抗」っぽくはなるんじゃないでしょうか。それならきっと見に行くぞ、と。でもそれだと代表チームの試合になって「都市対抗」とは全く別のものになっちゃうから記念行事らしくはないか。練習試合の相手としてはちょうど良いんじゃないかって思うんだけどな~(←事前にライバルチームと対戦してしまうのが嫌でなければ)。●ワールドカップ組分けで、その来年のワールドカップが欧州開催になったことはIBAFから正式に発表され、一次リーグの組分けも決まったそうです。→[記事]IBAF announces groups for first round of 2009 Baseball World Cup(IBAF)これによりますと、一次リーグの組分けは以下のとおり。◇一次リーグ組分けA組(プラハ):チェコ、豪州、台湾、米大陸3位B組(バルセロナ):スペイン、キューバ、南アフリカ、米大陸1位C組(ストックホルム):スウェーデン、韓国、カナダ、米大陸4位D組(モスクワ):ロシア、日本、フランスor英国、米大陸2位E組(レーゲンスブルク):ドイツ、米国、中国、米大陸5位(オランダとイタリアは二次リーグのホスト国なので二次リーグから)(英国は北京五輪最終予選をドタキャンしたので暫定出場らしい)(米大陸からの5チームは9月26日からベネズエラで行われる予選で決定)日本はモスクワに行くらしい。モスクワの野球事情ってどうなってるんでしょうねぇ。いい球場とかあるのかな。台湾が入ったA組はかなりキツそうです。米大陸3位って、たぶんメキシコとかパナマとかベネズエラとかドミニカとかですよね。チェコだって侮れないし。下手したら落ちちゃうんじゃないの、コレ。ちょっとした「死のグループ」?一次リーグは各組2位までの10チームと、各組3位の5チームのうち上位4チームが二次リーグ進出とのこと。だからグループ内でビリにならなければ二次進出の可能性大。大丈夫かなあ。なお、先ほどの記事によると二次リーグの組分けはこうなってるみたいです。◇二次リーグ組分け1組(オランダ各地):B組1位2位、D組1位、E組1位、3位5チームの中の1位3位4位2組(イタリア各地):A組1位2位、C組1位2位、D組2位、E組2位、3位5チームの中の2位ずいぶんと複雑だこと。何でこんな素直じゃない分け方になってるのかとても不思議。
2008年09月14日
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今年のアジアシリーズの概要が発表されたようです。[記事]11月亞職賽 兩岸首戰[石並]頭(聯合新聞網)(big5)(9/12)前半部分を。アジアシリーズ実行委員会は昨日(11日)、東京ドームで会合し、試合開始時間を確認した。台湾優勝チームは11月13日の午前11時(台湾時間)に中国優勝チームと初戦を戦う。過去3年間のアジアシリーズはKONAMIが冠スポンサー権を得ていたが、今年は契約期間が満了。KONAMIの冠スポンサーを継続させるための時間が足らず、このため今年は日本のプロ野球連盟が出資して独自に主催する。来年は再び他の企業の賛助を募る。ということで、どうも今年のアジアシリーズは「コナミカップ」ではなくなるみたい。アジアシリーズの公式サイトを見ると(→ここ)、「コナミカップ」の文字はなく、コナミのロゴもどこにもなし。やっぱりコナミはスポンサーじゃなくなってるらしい。そして今までは見られた去年までの試合結果とかが全部見えなくなってます。そりゃないよ~。(検索サイトで見つかる去年の結果のページなどを直接たどってもエラーになります)本番が近くなればまた見られるようになるんだろうか。もともとコナミとの契約は3年間、だからアジアシリーズは3年だけの予定、つまり去年で終わり! みたいな記事は前にも出てました。今年も継続開催されることは良かったのですけども、スポンサーなしで大丈夫なんですかねぇ。しかし契約継続せずに降りちゃったってことは、コナミも広告効果が薄いっていう判断なのか。パワプロは台湾でも野球ゲームの定番みたいですけどね。韓国のニュース記事を読んでいると、この大会のことは「アジアシリーズ」よりも「コナミカップ」と書かれることが多かったんですが、使えなくなっちゃいます。で、今年の台湾からはどこが出て来そうかというと、プレーオフに進む3チームは獅、熊、象でほとんど決まり。あとはどこが台湾シリーズを勝ち抜いて東京ドームへ進むか。私は熊が出場して張誌家投手が西武相手に快投、なんてのを期待しちゃったりします。公式サイトによれば、台湾優勝チームの日程は以下のとおり。11/13(木) 12:00~ 対中国優勝チーム11/14(金) 18:00~ 対日本優勝チーム11/15(土) 18:00~ 対韓国優勝チーム11/16(日) 14:00~ 決勝戦私が見に行けるとしたら今年も15日の韓国戦かな。あれ、でもこの日程って、社会人野球日本選手権と重なっているじゃないか。大阪には次の週に行くことにしようっと。●台湾ウィンターリーグも着々?なお、最初の記事の最後のほう、12~1月に計画されている台湾でのウィンターリーグについても日本・韓国と意見交換が持たれ、良い反応だったとか今年は開催される可能性が高いと書いてありますね。もうあんまり時間ないけど、本当に開催されるの?
2008年09月13日
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今さら田沢純一投手のメジャー挑戦の件。都市対抗の準決勝を見に行ったとき。内野特別席の応援席にいちばん近いところ。ちょうどベンチ上のあたりですね、ここに黒い手帳を持った体格の良いスカウト風の外国人のかたが2人、座ってたんです。普通、スカウトのかたってもっとホームベース後方のほうにいることが多いので珍しいなと思ってたんですが、そのスカウト風のかたは田沢投手が降板すると、さっさと帰っちゃいました。あまりにあからさますぎて笑ってしまった。ということは、メジャーは広瀬投手や清見投手には興味ないってことですね。ホッ(←何だそりゃ)。●会見を拝見で、メジャー表明の会見の様子はちょっとしかテレビで映らなかったけど、スポーツニュースで拝見。んー、もっと祝賀ムードの会見になるかと思ってました。2日前に都市対抗優勝してるんですよ。しかも橋戸賞を取ってメジャー挑戦だなんて、かなりカッコイイものじゃないですか。もっと晴れやかな会見になってもおかしくないはず。でも会見はお祝いムードとは程遠いものだったようで。田沢投手本人も緊張もあったのかも知れないけど、質問へのコメントは歯切れが悪いものだったとか。大久保秀昭監督に至っては、悪いことしちゃってゴメンナサイ的な雰囲気さえありました。こんなことなら、もう少し優勝の喜びに浸らせておいてあげるとか、そっとしておいてあげれば良いのに。でも都市対抗中に漏れちゃってたから仕方ないのか。会見がこんな雰囲気になったのは、このことが日本のプロ野球界にとってそれだけ大きな意味を持つってことなのでしょう。日本のプロ野球の偉い人たちは猛反発してて、何とか邪魔しようとしているみたいだし、これをきっかけに有力選手がメジャーを目指すようになったらたまらないというのはわかる話。でもな~、今までだってアマチュアから直接にメジャー挑戦する選手はそれなりの数いたし、ドラフト指名選手の契約金の上限を1億円までと決めちゃった以上、こういう事態だって充分に予想できたはず。ルールを作るならもっと早くやっておけばいいものを。私は個々の選手はご本人が行きたいところに行くのが一番だとは思うけども、みんなが希望球団に行けるわけじゃないのもまた野球界の決まり。でも、どこの国でプレーするかさえも選手の自由にならないだなんて。プレースタイルが日本よりメジャーに向いた選手もいれば、日本より韓国や台湾のリーグのほうが良い!なんていう変わった選手も中にはいるかも知れないのに。それさえもダメというなら、それこそ日本の野球組織を一元化するしかないのでは。と言っても、台湾の若い選手がゾロゾロと日本やメジャーに行ってしまうのを憂いている現状、もし双方にとってメリットのあるルールが作られるならそのほうが良いのかもっていう気もします。結局、総論賛成各論反対みたいな感じになっちゃいますね。とりあえず、NPBが目指しているルール作りというのがどうなるか、注目してみたいと思います。社会人の選手がメジャーや独立リーグや台湾のプロ野球にはいつでも行けてしまうのに、NPBにはドラフト解禁年にならないと行けないっていうのは変だとは思うし。田沢投手が最も有力とされているのはレッドソックスだそうですが、レッドソックスは台湾でも葉丁仁投手や蒋智賢選手の獲得のときにトラブルを起こしているのであまり良い印象を持っていません。当時の記事のメモを読み返すと、必ずしもレッドソックスが悪いとは言えないけども、自分たちは罰を受けない範囲で取り決めを破ったり、制度の抜け穴を突いたりしています。向こうに言わせれば「自分たちはルールの下でやってるだけさ」ってことなんだろうけど、結果的に誰かしらが不幸になっているのは事実であり、好き放題やってる印象アリです。前にミラー選手が日本に来るはずだったのに来なかったときもレッドソックスでしたよね。もう紳士協定なんてものは通用しない厄介な相手と思うべきなのでしょう。ちなみに台湾でもこんな感じで記事になってます。→[記事]棒球/棄職棒投身大聯盟 田澤純一樹立日本野球人地位(NOWnews)(big5)最速157km/h(←いつ出したんだ)、チーム名が"新石油ENEOS"とちょっと変?内容は、台湾のファンも田沢投手のことは知っているでしょう、なぜなら去年、台湾でのワールドカップのときに台湾チーム相手に投げて負けたから。でも天性の素質は多くの人に深い印象を残した、と。そしてもしNPBが目指しているような「閉国政策」が実施されれば、日本のアマチュア選手の発展する余地が制限されるだろうという結び。「閉国」かぁ。鎖国みたいな意味なんだろうな~。日本の球界って強い外国に抗おうとしている江戸末期みたいな状態なのかも、なんて思ったり。
2008年09月12日
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都市対抗期間中は台湾の話題はサボってましたが、当然ながらいろいろニュースはありまして。気になる話題としては、WBCの監督どうすんの問題とか、代訓制度が今年でオシマイになる方向だとか(となれば國訓隊復活らしい)、暴龍の(代理)監督が代わりすぎだったりとか(開幕前に急に辞めさせられた孫昭立さんも含めると今年だけで監督5人目)、といったあたり。一応、蛇迷の端くれだったワタクシ、後を受けた暴龍隊のことは気になるのであります。で、その暴龍の話題でもっと驚いたのがこれ。[記事]中華職棒/暴龍將陳建輔、陳家鴻兩名投手放入讓渡名單(NoWnews)(9/10)(big5)暴龍が陳建輔投手、陳家鴻投手の2名を(日本で言うところの)ウェーバー公示したという記事。要するに、放出ってことらしい。何だそりゃ。陳家鴻投手はともかく(←失礼)、陳建輔投手は今年入ったばかり、まだ24歳の新人さん。今年、チームが蛇から龍に生まれ変わって最初の試合となる開幕戦を勝利して歴史的1勝を挙げたとき、最後にマウンドにいて試合を締めたのが陳建輔投手。今年、契約金を200万元くらい払って新しく雇った期待の選手だったはず。1シーズンも終わってないのに放出するなんて考えられません。成績は記事の中にもありますが、95.1回を投げて3勝10敗1S2H、防御率3.97。数字的にはあんまり良くないようにも見えるけど、チーム防御率が5点近い龍の中ではかなり良いほう。6月には完封勝利したことも。投球イニングもコーチ兼任になった貝力投手に続いてチームでは2番目の多さ。どう考えても主力投手。なぜ放出?記事によれば、先月末から暴龍の代表になった曾建銘さんのコメントとしてこう書いてあります。「球団は戦力考量を元に、選手には環境を変えて発展するチャンスを与えようと考慮した。もしウェーバー期限内に彼らを獲得する球団が現れなければ、我々は彼らをチームに戻して二軍で鍛えて、年末の総合検討のときに彼らを残留させるかどうか決める」この説明で納得できる人がいるんだろうか。龍はプレーオフ進出がもうほぼ絶望的なので、強いチームに貸し出しますよ、みたいな話ならまだわかりますが…。だいたいこういうおかしな戦力外とかがあるときって、そのままどこの球団も獲得せずにウヤムヤになることが多い気がします。背後にイヤ~な話でも絡んでいるのか知らないけど、そういう選手には関わらないほうが良いってことなのか。今回もどういう結末になるのやら。
2008年09月11日
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今さらながら、都市対抗野球決勝戦の閉会式など。ここに横断幕を掲げてもいいらしい。決勝戦のENEOSは2階席にはみ出すまでお客さんが入ってました。王子製紙側も試合中は外野の半分くらいまで埋まってたんですが、試合が終わると皆さんゾロゾロと帰ってしまい、表彰式が始まる頃にはもう1/10くらいしかお客さんが残っていないような状態に。うーん、まぁそんなもんか。遠くからいらっしゃってるかたも多いのでしょう。●閉会式さて閉会式。ENEOSのマスコットガールは横浜市でソフトボールをしてらっしゃる中学生のかただそうです。黒獅子旗を受け取る宮沢選手。やっぱりいちばん「都市対抗優勝」を実感するシーンがこの場面。ちょっとの間、神奈川を離れていた黒獅子旗。また戻って来ます。川本コーチらはいったい何を持っているのだろうと思ったら帽子の山だった。他にも盾やら杯やら賞状やらいろいろもらえます。やはり前田選手はかなり小さい。いちばん右端の田沢投手も前へ出て賞品をもらっていたのですけども、列に戻ってからはこうして手ぶらになってます。この後、大きな賞をもらいにもう一度前に出ることがわかりきってるからか、賞品は別の選手に渡していたのでした。白獅子旗の授与。受け取ったのは鈴木賢一選手でいいのかな。続いてメダル授与。平馬選手と木戸投手は2年連続で金メダルをもらえます。メダルをかけているのはJABA副会長で元東芝監督の鈴木義信さん。メダル授与は例年だとかなり時間がかかるところ、今回は両側から。ENEOSは列の左から松田会長が、右から鈴木さんがメダル授与。二人がかりでかけて回ったので早く終わりました。●個人表彰橋戸賞はもう言うまでもなく田沢純一投手。橋戸賞の商品はポカリスエットの模型です(←ウソ)。本当はこっち。橋戸賞を手土産にプロへ行く選手となると、10年ぶりってことになりますか。久慈賞は三菱自動車岡崎から補強の座喜味大河選手。座喜味選手は2度目の準優勝ってことになるのかな。昨年は該当者なしだった若獅子賞は王子製紙・川口盛外投手。うまく撮れなかったので小さいので。代わりに今年は打撃賞が該当者なしでした。小野賞は富士重工業・阿部次男投手でした。表彰式が始まる前から阿部投手っぽいかたがグラウンドに出て並んでいるのが見えたので何だろうと思ってたら小野賞だった。早い段階で決まってたのかな。首位打者賞は16打数7安打の打率.438で宮沢健太郎選手。試合前の段階では、宮沢選手と富士重工・藤沢英雄選手が14打数6安打の.429でトップタイ。他の選手が固め打ちしなければ、首位打者賞は決勝戦での宮沢選手の成績次第。1打席目、押し出し死球。打率.429のまま。2打席目、レフトフライ。打率は.400に下がり、このままだと藤沢選手が首位打者賞。3打席目、ライト前ヒット。打率.438で藤沢選手を逆転。そして最後の4打席目。凡退すると藤沢選手が首位打者賞。そうでなければ宮沢選手が首位打者賞。結果は…送りバントでした。送りバントだって失敗すれば凡打だけど、きっちり決まって首位打者賞ほぼ確定。でもご本人は賞のことは知らなかったっぽいです。というのは宮沢選手は首位打者賞で名前を呼ばれたときに黒獅子旗を持っていたのですぐには前に出られず、あたふたしていたから。応援団コンクール受賞のみなさま。連日おつかれさまでした!(ENEOS応援団の受賞のときは、スタンドから「小僧」コールが聞こえて来ました)選手退場。平馬選手と木戸投手がスタンドに手を振ってます。視線の先はご家族か。平馬選手のお兄さん一家(と思われる方々)は本大会中何度もスタンドで拝見。木戸投手はちょうど去年の今ごろにお子さんが生まれたんだった。もう球場に来ててもおかしくないですね。で、閉会式が終わると胴上げ。これはどなたが胴上げされているところだったっけ。忘れてしまった。全体的にあまり高く上がらず、スタンドから「上がってないぞ~」との野次が飛ぶ。補強3選手は右のほうで遠慮気味に参加でした。というわけで、今年の都市対抗野球はすべて終了。ではまた来年、東京ドームで会いましょう!
2008年09月10日
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何とか用事を片付けてドームに着いたのは7時半くらいだったかな。携帯で毎日新聞速報を見てたら1回だけで30分くらいかかってたので、これは長い試合になってたっぷり見られるのかと思ったらその後はサクサク進んじゃって、着いたらもう6回。この時点でスコアは3-1、清見投手がにこやかに降板するところでした。(清見投手もナイスピッチングだったようです)その後の得点シーンは暴投(捕逸?)での1点だけ。結果的に前半で勝負は決まっちゃってました。やっぱり最初から見たかったな~。ひぐち君と山岡ルイ53世。(すいません、それが書きたかっただけです)去年は山岡選手は怪我して代打のみの出場、樋口選手は補強選手にポジション奪われて全く出られなかったんだったっけ。今年はお二人ともフル出場でした。で、試合が終わるとあっという間にこうなりました。右のほうで平馬選手や木戸投手がみんなと違うほう向いているのは、ウィニングボールを掴んだセンターの前田選手が駆け寄ってくるのを待ってたから。整列はベンチ入りメンバーだけなので、グラウンドに飛び出して行ってたベンチ入りできなかった選手が大慌てで引き揚げてくるところ。真ん中が斉賀投手、左が石岡選手、右が沼尾投手、かな。(他にベンチ外れてた選手:小浜投手、関投手、糸屋選手)まず大久保監督がインタビュー。喜びで目を細めてます。大東さんも目を細めて喜んでます(←単にまばたきしてただけじゃないのか)スタンドのどのへんにいらしたのかしらん。優勝おめでと~。来年も神奈川増枠だ~。ブラジルへ行ってらっしゃ~い。表彰式などはまた後日。
2008年09月09日
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●第二試合:王子製紙 1-0 富士重工業準決勝第二試合の始球式は池谷公二郎さんでした(すいません、良く知らないかた)。往年の日本楽器のユニフォームを着ての登場。背番号は11で、背中のネームは入ってなかった。第一試合は山田久志さんが投げたらしい。で、試合は初回に鈴木賢一選手のタイムリーで王子製紙があっさりと先制点。でもこれが決勝点になるとはね~。(補強のお二人、ホームインした座喜味大河選手が次打者の林尚克選手とハイタッチ)富士重工は4回途中から3番手の平井英一投手。ん、ずいぶん早い。今回も平井投手はまたまた素晴らしいピッチングで。ピンチも多かったけど、もう大ピンチなんて慣れてるさって感じでアタリマエのように抑えちゃう。6回には富士重工のライトの林稔幸選手、走者は三塁で止まってたとはいえホームへの矢のようなストライク返球もありました去年のワールドカップの練習試合前のノックのとき、外野の選手はみんな肩強くてすごいなって思って、林選手もその1人だったんだ。(そういえば林選手に頭部死球を与えて鼓膜を損傷させたキューバのチャップマン投手、北京に出て来なかったですねぇ)で、平井投手が抑えている間に反撃したかった富士重工だけど、大きなチャンスを作りながらあと1本が出なかったのはどちらも同じで富士重工のほうも打線が空回り。最後のほうもいい当たりや大きい当たりは飛ばしていたのにほとんど守備範囲。チャンスを作っても併殺打。中軸打者が完璧に抑えられてしまいました。王子製紙先発の川口盛外投手。7回途中まで投げて無失点の好投でした。今年は若獅子賞が「該当者なし」にならずに済みそうです。川口投手のあと、補強の児玉真二投手につないで1-0、王子製紙が1点を守り抜きました。試合が終わると、まず王子バッテリーが駆け寄って抱擁。その後もあちらこちらで抱き合って喜ぶ姿が。この場面はどなたかわからないけど、背番号3が見えているのは二回戦でサヨナラ打を打った青山祐也選手、かな。こちらは黄獅子旗を受け取った松尾貢史主将。あと一歩及ばずでした。馬場満裕コーチ(左端)もおつかれさま。日石三菱のユニフォームを着たこともある馬場さんが、決勝でENEOSの前に立ち塞がるところも見てみたかったんだけど。ま、馬場さんが投げるわけじゃないけどさ。ヒーローインタビューは好投の川口投手。ちょっとENEOSの池辺選手っぽい顔立ち?王子製紙の応援ステージ、このアンパンマンのまといを振ってる貴族みたいな衣装の人は何?どうも「道風くん」(裏返ってるけど)というキャラクターらしい。春日井市は平安時代の書家・小野道風の出身地で、「書の街」なんだって。ふーん、知らなかったなぁ。企業対抗だの何だのと言われるけども、こうして出場チームのある地域のことを少しでも知ることができるっていう意義は決して低くはないのではないかと。さ、明日は決勝戦。4年ぶり2度目か、13年ぶり9度目か。ブラジルに行けるのはどっちだ。
2008年09月08日
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都市対抗野球は準決勝2試合。●第一試合:新日本石油ENEOS 5-4 Honda電車に乗りながら携帯で先発投手をチェックすると…え、また田沢純一投手なの? まー良く投げるわ。田沢投手もさすがにお疲れか、初回に3ラン含めてずいぶんと打たれまして、その後もいい当たりをされる場面が目立ち、この調子だと何回まで持つかと思った。でもだんだん調子が出てきたのか中盤あたりから詰まらせる当たりが多くなり、その間に味方が逆転。7回に満塁のピンチを招いて降板しましたが、後を受けた広瀬繁投手が切り抜ける。結局、ここまで4試合全て田沢投手が勝利投手ですかぁ。これはもう大きい賞を取ること間違いなし。ホームラン賞のぬいぐるみを手に吼えてる(?)岡野勝俊選手。このときはHondaが勝つのかなぁって思ったんだけど。Hondaはもう一息のところで田沢投手を崩し切れなかったです。序盤のうちにもう1,2点取っていたら、ENEOSももっと早く継投に入らざるを得なかったでしょう。そしてもしHondaを積極的に応援していたら、やっぱり2回のエラーによる点がなければ…って思っちゃってただろうなぁ。ENEOS側にとってみれば、すぐに2点取り返したんで「行ける!」って雰囲気になっただろうし。強いライナーで難しい当たり、スライディングしながら捕りに行ったように見えました。あれをエラーにするのはちょっと厳しいようにも感じたけど、長野選手ならば捕らなくてはいけない当たりだったのでしょう。実際、捕られたように見えたし。乱暴に言えばこの2点がなければ勝敗がひっくり返っていたわけで、長野選手にとって社会人生活で最も記憶に残るプレーになる、かも。で、1点差で迎えた5回に、途中出場の須藤宗之選手が打った逆転2ランが決勝点に。この回は簡単に2アウトになって、あっさり終わるのかなって思ったら平馬淳選手が外のボールにバットをうまく合わせてライトに落とす、去年の二回戦みたいなヒットで須藤選手に回したもの。大久保秀昭監督は3回で早々と3番の坂下選手に代打で須藤選手を送っていたのですが、これが実った形になりました。この2人で2点取りました。須藤選手も法大出身だから先輩後輩なんだ。そして9回、Honda最後の攻撃は一発サヨナラの場面、しかし岡野選手の強いゴロが平馬選手のミットにおさまり、ゲームセット。広瀬投手と平馬選手もハイタッチ。3位の黄獅子旗を受け取る岡野選手。あんまりうれしくなさそうだったけど、無理もないか。最後の打者になっちゃったし。でも千葉マリン行きになって関東でいちばん最後に代表になったチームなのに、ここまで来たんだから立派なものです。ところで、ENEOSはマスコットガールのかたがいないのだと思ってたけど、ちゃんといらっしゃるらしい。ずいぶんショートのかた。まいまいクラブのチーム紹介blogに出てくるのはエネゴリ君だし、ドームの外の展示パネルにも登場してなかったような。そのエネゴリ君、今日は一塁側なので白ユニフォームです。ステージに上がる前にお姉さんにインタビューを受けてるところ(?)。社内向けの取材かしらん。右のスケッチブック(カンペ?)に何が書いてあるのか気になる。「狙い打ち」をチアのお姉さんと一緒に完璧な振り付けで踊るエネゴリ君。んー、さらに芸達者。Hondaの応援席では、緑色の缶の着ぐるみ(?)が旗を先頭に右へ左へ走り回ってました。狭山茶をあらわしているのかな?大久保監督:「良くやった、お疲れ」広瀬投手:「いやいやいや、疲れましたよ」こんな感じ?お二人の目尻のしわが喜びを物語ってます。須藤選手ヒーローインタビュー。前を打つ平馬選手が打ってくれたんで、行けるかなと思って、みたいなことを言ってました。先輩を立てますね、いい人だ(←それだけで判断かい)。時間的には須藤選手より先に大久保監督インタビューでした。先輩たちが紡いだ8回の優勝に、もう1回を追加したい、みたいなことをおっしゃっていました(←ものすごくうろ覚え)。大久保監督が言っていたように、ENEOSは日本石油時代に8度の優勝。しかし準優勝はゼロ。つまり、決勝戦は全部勝ってるらしい。明日もジンクスを守れるのでしょうか。(Hondaが優勝なら来年の南関東の枠がずいぶんゆるくなるな~、ってちょっと期待してしまった)
2008年09月08日
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今日は見に行ってませんので結果は簡単に。◇準々決勝Honda 3-2 JFE西日本王子製紙 7-2 鷺宮製作所富士重工業 2-1 松下電器Hondaはまたもサヨナラ勝ちだそうで。補強なしでここまで来ましたか。ENEOSと合わせてこれでベスト4が出揃いまして、残ったのは富士重工以外、その地区のビリの代表ばかりです。特に王子製紙は第六代表からベスト4。補強の選手もなかなかいい働きしているみたいで、第六代表でもきっちり補強できて上位進出できるのが東海地区の厚さってところでしょうか。さて、明日は見に行って遅くなるに決まってますので、今のうちにそろそろ気になる個人賞のことなど。まず首位打者は、スポニチWebの成績欄によるとベスト4に残った選手の成績はこんな感じらしい。1.田辺誠吾(王子製紙) .444 (9打数4安打)2.宮沢健太郎(新日本石油ENEOS) .417 (12打数5安打)2.藤沢英雄(富士重工業) .417 (12打数5安打)4.佐伯亮(Honda) .400 (10打数4安打)5.上田真也(Honda) .375 (8打数3安打)鷺宮製作所に補強の北道貢選手が.600と抜けた数字だったのに、負けてしまったので混戦。まぁこの程度の打席数ならまだまだ全くわからない。続いて若獅子賞。ベスト8以上のチームで出場機会が多かった選手は川口盛外投手(王子製紙)森志郎選手(松下電器)高岡一朗選手(JFE西日本) くらいですかねぇ。野手の2選手は今日で負けちゃいました。この中では森選手が打撃もまずまず(.273)で、守備でも貢献しているようですので最も有力、かなあ。川口投手がこのあと1勝でも挙げれば有力なんだろうけど。でも日程が詰まって投手起用が難しくなって来る準決勝、それまで出番のなかったルーキーが思わぬ形で先発ってことも良くあること。2年連続で「該当者なし」はさみしいので、今年はどなたかが獲ってくれることを期待。橋戸賞・久慈賞は…。ENEOSが決勝へ行ったら、もう3勝してる田沢純一投手が印象面を含めても何か賞をもらえるのは、よっぽど酷く打ち込まれるとかしない限りもう間違いないのでは。Hondaだったら2勝1Sの筑川利希也投手が今のところ有利かな。他は全然わからないですね。さ、あと3試合、どんな展開になるのでしょうか。明日は。◇準決勝新日本石油ENEOS vs Honda (14:00)王子製紙 vs 富士重工業 (18:00)ENEOSはずっと青いユニフォームだったけど、久しぶりに白いユニフォームが見られる、はず。
2008年09月07日
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●第二試合・松下電器 4-2 熊本ゴールデンラークスこの日の第二試合は熊本ゴールデンラークスと松下電器の対戦。後半半分だけですので端折りながら。球場に入ったら5回で、松下電器が満塁から犠牲フライで1点返して1-2となったところ。1点差に詰め寄られた6回から登板したラークス3番手・香月良仁投手。お兄さんと同じ背番号。お兄さんは赤いユニフォームを来ていたときは足を降ろす前にかなり体を傾けてお尻を打者のほうに向けて、お尻から沈み込むようなフォームでした。弟さんもその点はちょっと似てますね(顔も似てる)。で、香月投手が抑える間に試合は終盤へ。松下電器・補強と元プロ、2人の田中選手。お二人とも背中は単に"TANAKA"(他に田中篤史投手もいます)。応援は補強のほうが「タナカ」コールで、元プロのほうは「ミツル」コールでした。8回裏にこの二人の田中選手が相次いで出塁し松下電器チャンス。ピンチの香月投手が続く小野和隆選手を捕邪飛に打ち取り、二死となったところで補強の後藤隆之投手に交代。香月投手はカウントが2-3または2-2になることが非常に多く、最後まで持つのかなとは思ったけども、すっぱり交代せさました。あと4人を大ベテランに託します。で、その代わり端。ご存知のとおり、こうなりました。打球が打ちあがったとき、ライトオーバーかなとは思いましたが、入るとは…。東京ドームじゃなければホームランじゃなかったかな。しかし新田玄気選手はホント、印象的な場面で良く打ちますよね~。打たれた後藤投手がしばらく微動だにせずにバックスクリーンのほうをじーっと見つめてた。あと4人を抑える役割のはずが、1人目で崩れてしまった。切なくなってしまいます。最後の9回表を松下電器の2番手・相木崇投手がしっかり抑えてゲームセット。松下電器が劇的な逆転勝ちでベスト8進出を決めた試合でした。2時間20分ほどで終了。ヒーローインタビューを受けているのはもちろん新田選手。相木投手もこのあと、インタビューでした。徳丸哲史さん(右)の姿は最後の整列だけ確認。逆転負けで表情は硬いものでした。仕方ないか。「元気マン」は今年も元気にステージ上を動き回ってました。そういえば「元気マン」もキャラクター選手権に不参加。ラークスの横断幕いろいろ。ずいぶんたくさんあります。ただ残念なのは、座席のところに寝かせてあるので何て書いてあるのか良くわからない。上のほうから見ればわかるのかも知れないけど、きっと選手からも良く見えないのでは。「門真市代表 松下電器」の横断幕も今年で最後。松下は翌日の試合で負けちゃったので、「松下電器」としての都市対抗最後の勝利となった試合でした。
2008年09月06日
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第三試合:●新日本石油ENEOS 1-0 JFE東日本都市対抗はこの日の第三試合から準々決勝。JFE東日本と新日本石油ENEOSの対戦。ENEOS先発が木戸一雄投手とはね~。責任重大。木戸投手って先発ではもう1年半くらい勝ってないのに。(「木戸」の横に縦書きで「田澤」がいます)ってな具合に心配したけども、立ち上がりから打たせて取るピッチングで思ってたよりはいい感じ。最大のピンチは3回、四球と盗塁で二死二塁から内野安打で一三塁とされた場面。これ、セカンド右へのゆるいゴロでチェンジになるところ、一塁手の平馬選手も捕りに行っちゃってベースがら空き→内野安打っていうもの。やっぱり慣れない守備位置だから、なのか。これで失点につながったら痛いミスになるところ。でも木戸投手、三振で切り抜けてくれました。ホッ。木戸投手は5回、一塁に走者を置いて二死を取ったところで無失点のままで降板となりました。走者はちょこちょこ出していたけれど、それほど危なげはないように見えたのですが、すっぱりと交代。最初から打者2巡くらいまでと決めていたのかな。(ボールを見つめてちょっとマウンドに未練がある感じ?)一方、ENEOSの打線はJFE東日本先発の松村投手の前に6回までたったの2安打。四球が多かったので手も足も出ないって感じではなかったとはいえ、全然打てない。毎日新聞の記事によれば松村投手はもうずっと先発で勝ってないどころか、公式戦で先発すること自体が2年ぶりなんだって。そんな好投の松村投手も、7回に一死二塁となったところで2番手・三橋投手に交代。このチャンス、いろんな選手に声をかけられながら打席に向かった途中出場の須藤選手がヒットでつなぎ、一死一三塁。さあ美味しい場面で平馬淳選手。同じような形でチャンスだった5回は一死一二塁の場面で三振でした。今度こそ。打球はセンターへライナーで飛び、待望の先制点。一塁ベース脇で山岡選手がホームインしたことを確認すると、両腕を振り上げて喜びを表現。拍手するようにしてお出迎えしてくれているのは磯部選手かな。この日の平馬選手は4打席で四球、四球、三振、犠飛でした。試合はこのあと、田沢投手がパーフェクトリリーフでENEOSが逃げ切り勝ち、ベスト4進出一番のり。東芝からの補強お二人とも役割を果たせました。良かった、迷惑かけなくて。これなら次の試合で2つくらいエラーしても大丈夫(まさか)。平馬選手の左のつるっとした顔は井領選手なんですが、平馬選手が先制点を挙げた直後に同じ左の坂下選手に代打で出て、うまく反対方向に持って行って三遊間破りました。高卒ルーキーなのにたいしたもんだ。この点差でただの経験作りのための起用とは思えないし。確か井領選手はスポニチ大会でも初打席でヒットじゃなかったっけ。何か持ってるのかも。というわけで、ENEOSは何とか勝ちました。1-0っていうスコアだと疲れます。ENEOSは中盤、毎回ピンチだったけど何とかしのいだ。4投手のリレーも取られる前に交代で、それぞれ大きなピンチもありましたが全て切り抜けました。木戸投手:3回、二死一三塁しのぐ広瀬投手:5回、二死一二塁しのぐ (二死一塁で登板)清見投手:6回、一死一三塁しのぐ田沢投手:7回、一死満塁しのぐ清見投手と田沢投手はまさに大ピンチだったのだけど、三振+ピッチャーへの打球でしのぎました。尾張選手のピッチャーフライを捕ろうとする清見投手。これ、今にも倒れそうになってるけど、このあと本当に倒れてしまった。他の野手と交錯しそうになってたし、怪我も含めて危なかったのだけど、ボールは離さず。起き上がり様にキャッチしたボールを地面に叩きつけてベンチに戻って行きました。まさに気迫のプレー。田沢投手がマウンドに上がったのは満塁で中軸を迎える絶体絶命の場面。まず金森選手をフルカウントから高めのボールを振らせて2アウト。見送ればあるいは…というボールでした。続く4番の佐藤選手をピッチャーゴロに打ち取ってこのポーズ。いや~、すごい。ヒーローインタビューは田沢投手。投打1人ずつってことも多いので平馬選手も呼ばれるかなと思ったけど田沢投手だけ。ま、今日は田沢投手のインパクトが強烈でした。周囲もだいぶ騒がしくなってますが、この調子なら大きな賞を手土産にプロ入り、かな。●応援風景などJFEの応援席は外野がほとんど埋まるほどお客さんの数も多かった上に、統率が取れているというか、応援に迫力が。応援席にいても積極的に応援しない人だっていると思うのだけど、お客さんのほとんどがちゃんとうちわを振ってた(ように反対側からだと見えた)。これだけの数のうちわが一斉に揺れるとやっぱり迫力あります。田浦選手が打席に立つたびに応援席を右へ左へ動き回っていた横断幕。左上の赤い字は「がまだせ」と書いてあります。熊本弁で「がんばれ」という意味らしい。ENEOS応援席では、エネゴリ君は今日も元気に応援。この日は明大出身・宮沢選手専用のはずの「狙い撃ち」が曲の切り替えのタイミングが合わなくて宮沢選手の打席になかなか間に合わず、次打順の平田選手専用みたいになってた。また明後日、応援に行きますよ。
2008年09月06日
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都市対抗野球は開幕したばかりの気がするのに、もう全日程の2/3が終わっちゃいました。早いものです。今日は見に行ってないので簡単に。◇二回戦JFE西日本 5-2 三菱重工神戸鷺宮製作所 6-4 JR九州王子製紙 1-0 東邦ガス (延長11回)神奈川を負かした2チームが負けてしまって残念。ま、勝負ごとですから仕方ない。補強なしで日産を破った三菱重工神戸も負けてしまいましたが、今年は補強のないチームが頑張ってますね。補強なしで出場した5チームはここまで6勝2敗ですか。前評判の高かったチームを破っての勝ち星も多いし。特に南関東は唯一補強した第一代表の日本通運が初戦で敗れて、補強できなかった2チームはベスト8進出ってことになってます。日通は補強しなかった一昨年はベスト4だったのに。南関東は補強しないほうが良いらしい?(かずさからの補強なんていらないってか)補強選手の活躍が鍵を握ると言われる都市対抗。でも今年は補強の選手は東邦ガスに補強された平手選手が開幕戦で活躍したけど、それ以外はここまでのところあんまり目立ってない印象が。特に投手は補強選手が先発するとほとんど負けているような。今日もJR九州が補強の仲田投手を先発に立てて負けてるし。ちゃんと見てみると、ここまで補強選手が先発登板したチームは鷺宮製作所・黒田投手→○七十七銀行・摂津投手→●ヤマハ・元木投手→●セガサミー・谷田部投手→●三菱名古屋・大谷投手→●JR九州・仲田投手→●勝ったのは一回戦の鷺宮製作所だけで、あとは全敗。好投報われず、って場合が多いみたいですけども。あと、最近は補強選手が先発した試合そのものが少ない傾向のようです。ここ数年だけですがざっと調べてみたところ。2005年は31試合延べ62チームのうち、補強選手を先発に立てたのが15チームありました。それが2006年は6チーム、2007年は5チーム。今年はここまで6チーム。両チームとも補強選手を先発させて補強同士の投げ合いになったのも2005年を最後に2年以上ないみたい。(2005年の準決勝、三菱ふそう川崎・栂野投手と、NTT東日本・安達投手の試合が最後)そんなもんなんですねぇ。もっと多いようなイメージありましたけどね~。で、明日(6日)は。◇二回戦JR北海道 vs 富士重工業熊本ゴールデンラークス vs 松下電器◇準々決勝JFE東日本 vs 新日本石油ENEOS補強してないチームが2つ出てきます。どうなるんでしょうか。都市対抗ももうあと残り9試合。いい試合が見られますように。
2008年09月05日
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●第三試合:Honda 3-1 JR東日本第三試合は4年前に準優勝したHondaと、昨年準優勝のJR東日本の対戦。前の試合が比較的長かったので、そのままドームの中に居残って見てました。一回戦の最後の場面で一塁を守ったというJR東日本・沢選手(3人並んでるうちのいちばん左)。この日も一塁でノックを受けていました。ふーん、じゃあ普段から練習してたってことなのか。なんて思ってたらスタメン発表のアナウンスがあり、沢選手は一塁でスタメンだったのでビックリ。しかも3番打者だし。一回戦で3番を打っていたのはNTT東日本から補強の清田選手。一回戦の守備中に足を痛めて途中退場したという話で、この日はベンチには入っていたものの、イニングの合間のランニングなどはせず、ベンチ脇で体を動かすのみでした。出場は難しかったようです。良~く見ると、左足かかとの上のあたりにうっすらと白いものが。包帯の上からストッキング履いてるんだろうか。JR側スタンドはこの日も外野を埋め尽くしてスタンドをオレンジ色に染めていました。Honda側は外野まで行かなかったです。歌舞伎の応援?煙が出る装置はJRらしく、機関車の形してます。こちらは三塁側。Honda名物の寄せ書き。今回はこんなデザイン。予選のときとはまた違う。相変わらずビッシリと寄せ書きされています。毎度毎度すごいですねぇ。さて試合はHondaが序盤から再三走者を出すものの、バントさせると併殺打、打たせても併殺打で3イニング連続併殺打。JR先発・斉藤貴志投手の技術が光ります。こんなことしてると運が相手に行っちゃうかも、って思ってるとJRのほうも併殺打とかヒットで二塁を欲張ってアウトとかありまして、お互い様。中盤に入って試合が動き、4回裏にJR川端選手ソロ。5回表にHonda小板選手すぐさま同点弾。南関東予選では4番だったのに、関東予選・本大会一回戦とスタメン落ちしていた小板選手。起用に応えました。(ぬいぐるみをスタンドに投げ入れようとしているところ。いい笑顔だったのに、うまく撮れなくて無念)同点弾のあと連打で一二塁となり、吉岡選手のレフトへの詰まった当たりが落ちて逆転タイムリーに。8回には代打の開田選手のそれほど強くない当たりが二遊間の呼吸が合わなかったのかセンターに抜け、Honda3点目。タイムリーこそJR東日本にとって不運な当たりが多かったけど、展開としてはHondaが中盤以降はずっと押していた感じ。ヒット12本も打ってたんですねぇ。Hondaは角田投手、筑川投手のリレーでJR打線を4安打に抑え、ベスト8進出でした。ゲームセットでハイタッチ。堀井監督、今年は二回戦でドームを去ることに。残念。HONDAを並び替えるとANDOHになるんだなぁ(←くだらない)。この試合は6回終わってまだ1時間ちょっとしか経ってなくて、これは8時前に終わっちゃうんじゃないかと思いました。新聞記事を見ると、Honda先発の角田投手が非常に早いテンポで投げ込んでいたのだそうです。ナルホド、どおりで見てて気持ちが良かったわけだ。ただし、7回以降は投手交代などもありましてかなり時間がかかり、結局は試合時間2時間15分ほど。終盤は主審のかたが早く投げるように促す場面も。ヒーローインタビューは決勝打を打った吉岡選手。一回戦もサヨナラランニングホームランを打ったので、2試合連続で決勝打。今回の決勝打は詰まった当たりで実感がなかったのか、係員のかたに促されるときも「え、オレが?」みたいな感じでちょっと戸惑ったような表情をされてました。で、インタビュー中、他の選手がみんな後ろで見てて茶化す茶化す。とてもチームの雰囲気が良さそう。毎日新聞連載の横顔記事で安藤監督が「このチームは歴史を作りますよ」みたいなことを言っていましたが、夢でもなくなって来ました。予選で苦労したことがかえってプラスになっているのかも。それにHondaは東芝を破って本戦に行ったチーム。簡単に負けられても困るのです(←そんな結論かい)。
2008年09月04日
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●第二試合:新日本石油ENEOS 3-0 三菱重工名古屋都市対抗野球はこの日から二回戦。第二試合は神奈川で唯一生き残ったENEOSと、東海第一代表の三菱名古屋の対戦。球場に入ったら、普段と違ってファーストミットを持って守備についている平馬淳選手が目に入ったので、ちょっと一塁側方面にお邪魔。慣れないポジションだとは思いますが、無難にこなしていました。補強なのに、投手に率先して声をかけたり、他の野手に指を差して指示を出したり、サインを出すような仕草をしたりと、内野のまとめ役をしているようにも見えました。ENEOSの野手の中では断トツの最年長。そういう役目を任されていても不思議ではない、か。(ENEOS自前の野手で最年長の宮沢選手とでも5歳も離れている)打つほうは一回戦に続いて二番打者。9回、もう回って来ないかと思ったら、二死三塁から須藤選手がファウルで散々粘って四球を選び、平馬選手に回してくれました。美味しい場面。見事、センター前にタイムリーで3点目を叩き出します。一塁ベース上でにっこり。貢献できているようで良かった。試合はENEOS田沢投手と、トヨタ自動車からの補強の大谷投手、両先発投手の投げ合いでゼロ行進が続いた6回。ENEOSの5番・柳田選手の2ランで均衡が破れます。VTRで見ると低めの球に泳がされて、振り切った後は左手1本になっていたけどスタンドイン。ENEOS、ここまで1安打に抑えられていたのに一振りで2点先制。マウンドに座り込んで悔しがる大谷投手。これ、4番の池辺選手をショートゴロに打ち取ってチェンジになるところ、同じトヨタから補強の福田選手が取り損ねてで出塁させてしまった直後。微妙に影響してしまったかな。これ以外にもこの日のトヨタ、じゃなかった、三菱名古屋の内野はエラーが多く、計4失策。9回の平馬選手のタイムリーも失策で出た走者が生還したもので、もったいないものとなりました。一方の田沢投手は序盤からピンチも多かったのですが、ピンチになってからは相手中軸選手がバットに当ててもドン詰まり、みたいな打球がいくつもありました。走者が出るまでは手を抜いているんじゃないの? なんて思ってしまうほど。最後まで投げ切って完封勝利。この日は150球くらい投げたのだとか。(1球ごとにこんな感じで腕を振り上げてから構えます)ENEOS他の補強選手は木戸投手はもちろん出番なく、重工さんから補強の田城選手は7回に代打出場。一死一塁からスリーバントで送ってチャンスをお膳立てしてもらった打席。しかし、初球を打ってたったの1球で終わりました。また次の試合で。この場面、ENEOS応援団はまだ代打が告げられていないうちから「タシロ」で応援。さすが、わかってらっしゃいますねぇ。この日の応援は両チームともイニング合間のブラスバンド演奏を短く終わらせるように心がけていたのか、良く言われる「両側から楽器の音が聞こえて来てうるさい」状態はあまりなかったように感じました。(「守備中は楽器や太鼓が使えません」って言ってるのに、守備に入ってもまだ延々と演奏を続けちゃってるチーム、良くありますよね)エネゴリ君も応援ステージ上に上がってリーダーと一緒に応援です。芸達者。こちらは三菱名古屋、おなじみのビーバー君。マスコット選手権で優勝したらしい。平日の昼間なので、応援席もこのくらいの入り。ENEOS側も、これより少し多いくらいでした。ENEOSは今年もオレンジのタオルで応援です。試合は結局3-0でENEOSの勝ち。ENEOSのベスト8はチーム名が日石三菱だった1999年以来とのこと。あのときも三菱重工名古屋に勝ってベスト8。トーナメントの右側のほうがみんな三菱だった大会でした。ヒーローインタビューは決勝2ランの柳田選手と、完封勝利の田沢投手。(インタビュアーのかたが、ずっと「たがわ投手」と言っていたような)次は土曜日の夜、JFE東日本さんとの対戦。
2008年09月04日
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午前中の試合で日通が負けてしまってガックリ。また今年も本大会では見られなかったな~。南関東予選でも北海道でもあれだけ打ちまくってたのに。わからないもんです。補強の領家投手はリリーフでタイムリーを許してしまったみたいだけど、直接の敗因にはなってないので一応、良かったというべきか…(←良くはないよなぁ)。続く第二試合は日産自動車と三菱重工神戸の対戦。お昼で用事を片付けて出て来たので着いたら3回の日産の攻撃中。吉浦貴志選手がタイムリーを打って同点に追いついたところ。2回に三菱重工神戸・横山憲一選手がソロホームランを打って先制していたそうで。(これは4回の打席で死球で出塁したところ)三菱神戸さんはユニフォームも帽子も、前と違いますよね、これ。サンデー毎日増刊で確認してみたところ、予選のときのユニフォームとは違います。前よりスッキリした感じになってます。住金鹿島さんと同じように、帽子のつばに背番号が入っているようです(良く見えないけど)。試合はその後、日産がらしくない攻撃とらしくない守備で失点を重ね、8回までに三菱神戸が5-1と大きくリード。日産はエラーこそ記録されてはいないけども、失点場面ではミスと言ってもいいようなプレーが続き、もったいない失点が多すぎました攻撃も中盤までは先頭打者を出していたのにバント失敗などで満足に進めることもできず、相手を助けちゃいました。まぁバント失敗してたのはお互い様なんだけど、三菱神戸さんは打って取り返してた。日産は8回まで2安打ではどうしようもありません。●中野投手登板こうなると興味は勝敗というよりはお目当ての選手の出番があるかどうか。安田真範選手はベンチ入ってませんでしたので、東芝からの補強は中野真博投手のみです。中野投手は早い段階からベンチ前でキャッチボールしていて準備はできているはず。神様、やっとチャンスを掴んだ中野投手に出番を…。8回表、2番手の秋葉投手が5点目を奪われたところで投手交代。コールされたのは…「ピッチャー・中野」。野球の神様(別名・久保監督)は中野投手に出番を与えてくださいました。(右・秋葉投手はおつかれさま)二死一塁で下位打線だから、ささっと片付けて攻撃に。と行きたかったのですが、いきなり倉繁選手に死球。次の向井選手にも最初ストライク入らなくてヒヤヒヤしたけども、何とかライン際へのサードゴロ、伊藤選手が三塁ベースを踏んで3アウト、ピンチ脱出。と思ったら、中野投手がマウンドから降りて来ない。ん、何だ? どうもファウルの判定らしい。ほへ?(へ? みたいな表情の中野投手。伊藤選手もえっ?って感じで)久保監督が出て来て主審、そして線審のかたに抗議(←正しくは「確認」なのかな)。伊藤選手がボールを捕ったのはフェアゾーンなように見えたんだけどな~。何だか良くわからないけども、これで数分間の中断。なんかイヤ~な空気に。(久保監督抗議中)しかし、中野投手は集中力を切らさず、今度こそ向井選手をショートゴロに打ち取って本当にピンチ脱出。ホッ。引き上げるときは表情が一瞬だけゆるんでました。社会人10年目、やっとつかんだ本大会での登板でした。楽しめたでしょうか。打者2人だけだったけど、何だかマウンドにいた時間が長かったなぁ。●10年ぶり登板ならずで、9回の日産のマウンドはルーキーの林投手。もう1人の補強、門西明彦投手が最後1人だけでも投げないかなぁと思っていたけど、林投手が2アウトを取ってもベンチは動かず。代打の野間選手がヒットで出て二死一塁。でも動かず。最後まで林選手で行くらしい。(門西投手も中盤にベンチ脇に出てキャッチボールしてました)が、続く宮田選手に林投手が1球目を投じ、カウント1ボールになったところでベンチから久保監督が「忘れてたよ、ゴメンゴメン」みたいな感じで出て来ます。おっ、これはもう間違いなく門西投手でしょう。最後1人だけど、出番を与えてくれたんだ、優しいなぁ。と思ったら、マウンドに登ったのは太田投手でした。なーんだよ、その思わせぶりな交代は!ということで門西投手は出番なし。私の隣のお客さんも「門ちゃん見たかったね~」などと残念がってらっしゃいました。中野投手は入部10年にして都市対抗初登板だったけど、門西投手は登板すれば10年ぶりの都市対抗でした。また来年に。(10年前は東芝のユニフォームを着て日産相手に投げた)試合は9回裏、日産は無死で走者2人出しましたが後続なく、5-1で三菱重工神戸の勝利。チーム名の頭に「日」がつくチームはぜ~んぶ初戦で負けちゃいました。(三菱神戸・大川監督、見事な真ん中分け)(中野投手はキャッチボールのときもそうだったけど、ご家族を探していたのか応援席に視線を向ける場面が多かったように見えました)先日のふそうさんの試合では終盤、選手が打席に立つたびにこれが今のユニフォームでは東京ドーム最後の打席になるかも知れないと思うと胸が詰まりましたが、ベテランの選手が多い日産も、もしかしたら最後の都市対抗の打席になるかたもいらっしゃるのかも知れない。そう思うと何だか切ない。ま、これはどのチームでも同じなんだろうけど…。皆さん、来年も東京ドームで。●応援風景など日産名物のデッキブラシ応援。先日の毎日新聞の別刷りに、今年から女性リーダーもデッキブラシを持つようになったと書いてあったのでちょっと注目。かなりの頻度でやってました。女性用のデッキブラシは赤くて、根元のところにヒラヒラがついてます。(左:女性用、右:男性用)もう1つ、毎日新聞の別刷りに書いてあって気になっていた「十数年前の応援パターン」っていうのは全然わからなかったです。どれのことだったんだろう?三菱神戸側の応援ステージ上で気になったのはこれ。自動応援ロボット? 旗を振りながら右へ左へ動いてました。世の中の進歩ってすごいですねぇ…。あとで調べてみたら、このロボットみたいです。→[網頁]ワカマル(三菱重工業)神戸の工場で作ってるらしい。ナルホド。
2008年09月03日
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今日は見に行ってないので簡単に。◇一回戦熊本ゴールデンラークス 5-0 東海理化三菱重工名古屋 7-3 新日本製鐵広畑松下電器 4-1 ヤマハ徳丸哲史さんが投手コーチをつとめる熊本ゴールデンラークスは今年も初戦突破。ふそうさんは負けちゃったけど、徳丸コーチはまだ残っている。完封試合だから徳丸さんもひとまず肩の荷が下りたことでしょう。去年は土壇場で涙を飲んだ香月良仁投手、お兄さんが掴めなかった都市対抗1勝を挙げたとのこと。(お兄さんはいつの間に今年3勝もしていたのか)ここには今年から元いすゞの佐伯真貴選手もコーチ兼任でいらっしゃるんだった。そして東海理化の4番手で投げた村井勇太投手って、いすゞにいた村井投手であってますよね(←「グランド・スラム」で確認)。出場場面がすれ違ってしまって佐伯選手との対戦はなかったみたいだけど、数少なくなってしまった元いすゞの選手がこんな大舞台で、直接ではないけど顔を合わせるだなんてちょっと感慨深いかも。元いすゞで今でも企業の一線で現役のかたって、佐伯選手と村井投手の他には藤沢英雄選手(住友金属鹿島)松本洋介選手(西濃運輸)天沼秀樹投手(セガサミー)の合計5人であってるかな。5人全員、今年の都市対抗に出てるんだ。開会式の日にはちょっとした同窓会みたいなことも行われたのかも。いすゞが有終の美を飾ったのは2002年だから、まだたったの6年前。6年しか経ってないのに、ずいぶんと少なくなってしまうものですね…。(元東芝府中の選手をドームで見られる機会も、もう何度もないのかも)●明日の予定◇一回戦JR北海道 vs 日本通運三菱重工神戸 vs 日産自動車NTT西日本 vs 王子製紙明日で一回戦も終わりです。
2008年09月02日
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夜のENEOSの試合の前に、昼間の第二試合にちょっとだけお邪魔。セガサミーと七十七銀行の対戦。ちょっとだけなので外野席で我慢。お客さんは両側とも外野に少しはみ出す程度でした。平日の昼間だとサラリーマンでワイシャツ姿のかたが多いのか、スタンドが白っぽかったです。セガサミー応援団。何かいます。かわいいのから怖そうなのまでいろいろ。青いのが「ソニック」なのは何とか知ってるけど、他はわかんないな~。あ、キティちゃんはもちろん知ってますよ。セガサミーなのに何でキティちゃん?って思ったら、セガサミーとサンリオって提携してるんですねぇ。もう2年近く前からサンリオの筆頭株主がセガサミーなんだって。世の中のこと知らないなあ。ベンチ脇にも何かいます。これがキャラクター選手権にも出ている「ルーターくん」らしい。マスコットガール代わり、なのか。神様の後姿+セガサミーベンチ。外野からだとこれくらいが限度です。で、セガサミーで興味あったのはこれ↓。応援団のかたの出しているピンク色のボード。「ファイヤー」と書いてある。まだセガサミー版ファイヤーは聞いたことがなかったので、聞いてみたかったのでした。話によると、「ファイヤー」が流れるのは坂田精二郎選手が打席に入ったとき限定とか。2回裏、1人出れば坂田選手にまわる。そしたら照屋真人選手が見事に二塁打。これで坂田選手にまわるぞ~。と思ったら、次の佐藤俊和選手の打席で「ファイヤー」開始。フライイング? でも久しぶりに聞けました。チアのかたの振り付けも一応、一緒かな。シダックスのほうがもっと弾けてたけど。で、佐藤選手が凡退して坂田選手が打席に入ったら、もう違う曲になっちゃいました。あれれ? ま、いいか。シダックスファンのかたがどう思ってらっしゃるかはわからないけども、なくなってしまったチームのオリジナル曲(ですよね)がお蔵入りにならずにこうして聞けるのはありがたいことです。試合はその坂田選手がタイムリーで神様・摂津正投手から1点をもぎ取り、その1点が決勝点となったそうです。セガサミーは都市対抗初勝利。摂津投手は予選に引き続いてまたも報われず、かぁ。で、また夜に来るね、ってドームを後にしたら、夕方の用事が長引いてしまって見に行けませんでした(泣)。ENEOSは勝ってくれたんで、次こそは…。あ、でも次は平日の昼間なんだよな~。次も勝ってくれますように。
2008年09月01日
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