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昨日はお待ちかね、日本選手権の組み合わせ抽選。トーナメントの山から神奈川のチームを探すと…。ん?なーんだこりゃ、ずいぶん端っこのほうに偏ってますね。勝ち進んだたらすぐ当たっちゃうじゃないですか。4チームの初戦の相手は。12日第1試合:新日本製鐵広畑 vs 新日本石油ENEOS12日第2試合:三菱重工横浜 vs JR北海道12日第3試合:大阪ガス vs 東芝17日第1試合:日産自動車 vs トヨタ自動車初日からいきなり神奈川3試合連続です。もしこの3チームとも初戦を勝った場合、17日は1日いるだけで神奈川4チーム全て見られちゃいます。ん~、都市対抗ならその日は絶対見に行く予定を立てるところですが、遠方なのでちょっと無理ですね。しかし、野球の神様は日産の初戦にそういう相手を当てますかね。狙ってるんでしょうか。ま、相手にとって不足なし、でしょう。予選を勝ち抜いた翌日の新聞では、石田祐介投手が「トヨタにリベンジしたい」って言ってましたもんね。その機会がさっそく訪れました。東芝は、都市対抗でその日産にタイブレークで敗れた大阪ガスとの一回戦。大阪ガスさんは大阪ドームは純地元みたいなものでしたっけ。もう長いこと公式戦では対戦がないようで、2005年の九州大会の準々決勝で当たったのが最後かな。そのときは東芝が勝ってますが、選手起用を見てもお互いもうほとんど別チームみたくなってます。隣の山には、スポニチ大会と都市対抗で当たった東邦ガスと、11月7日(土曜日)にオープン戦やることになってるNTT東日本さんがいます。1つ勝てば、どちらかと当たります。他に、ヤマハと富士重工業もはやり都市対抗で当たってて、そのときはタイブレーク決着でした。今年は日本選手権もタイブレークは試合時間には関係なく、延長11回から問答無用でタイブレークに入るようです。この大会でも何試合か、タイブレークが行われるんでしょうね。三菱重工横浜とJR北海道は北海道大会で当たってまだ間もありません。元ふそうさん対決もあるでしょうか。鷺宮製作所と三菱重工神戸もやはり北海道で当たってました。私たちは20日(準々決勝)の第二試合以降から大阪入りの予定です。今年はどんな試合が見られるか、今から楽しみだ。
2009年10月31日
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やれやれの事件は、マスコミが追っかける焦点が毎日少しずつ移動して行ってる感じです。昨日は曹錦輝投手があれこれ書かれていて、どうしてそんな性癖みたいなことまで書かれなきゃいけないんだと気の毒でしたけども、今日は張誌家投手が中心になってしまっていました。というのは、張投手を仲介したと言われる黄俊中投手が取り調べの席で、首謀者の怖い人から高級外車と現金をプレゼントされて張投手が受け取ったと証言したらしいから。リンゴ新聞は一面トップ記事で、しかも張投手本人がそれを認めちゃったって書いてあります。→[記事]張誌家收組頭百萬 獲贈賓士車 問「一場球可以拿多少錢」(壹蘋果運動王)(big5)これを受けてか、各メディアも張投手のことをいろいろ書いてて、記事だけでもうじゃうじゃ。せっかく28日の事情聴取では釈放になったのに、こういう新事実が出ちゃうとまた呼び出されて取り調べられるのはまた時間の問題か。しかも認めちゃったってことだと、相当に厳しい立場に…。かと思ったけど、警察側の発表とされる記事などと照らし合わせてみると、どうもこの車云々の話は警察にとっては新事実ではなく、先日の事情聴取のときにはすでに出ていた話であり、それを踏まえたうえで釈放になったというように読めます。そして、張投手の全ての聴取に立ち会った弁護士の人が出てきて曰く、本人が車と現金の受け取りを認めたというのは事実無根、と。選手会も報道に厳重抗議だって。→[記事]職棒渉賭/張誌家收組頭百萬? 工會嚴正抗議絶無收錢(NOWNews)(big5)どうも一連の記事は事情聴取の内容の一部が漏れてきて、それをネタに書いたということみたいですねぇ。それであってるのかな。とにかく本人が出て来て何か言ったわけでもなさそうですし、何か具体的に動きがあるまでは続報待ちですか。しかし記事や映像を見ていると、メディアは張投手本人の代わりにパパさんママさんのところに押しかけているみたい。心配して家に戻ってきたというお兄さんも取材されてる。皆さん、堅く信じていると言ってますが、それにしても、どうして張投手だけこうもご家族のかたのところに取材が行くんだろうか。他の選手の家族は出てこないよ。そんなわけで張投手関連以外にも記事はいろいろ出ていますが、独自取材みたいなものをいちいち真に受けてると心配するだけ損、フフンって感じで読み流して、当事者から発表があったものとかの事実だけを追うのが吉というのは過去の件で学習したこと。ここ2日間の動きとしてはこんなところですか。・拘留されていた王勁力投手と呉保賢投手は釈放。(29日早朝)・29日、「第二波」の事情聴取が行われ、李濠任投手(聴取2回目)、買嘉瑞投手、郭一峰選手、黄正偉選手、朱鴻森選手の5選手は交保(←保釈のことらしい)。交保となったので聯盟規定により、自動的に出場停止処分。・30日、黄榮義投手が事情聴取、やはり10萬元で交保。・象が正式に王勁力、呉保賢、朱鴻森、李濠任の4選手を解雇。放水行為を認めたため。・曹錦輝投手も再契約しないことを決定している(らしい)。・中込伸監督にも解任を通告。28日の段階では傷は思ったよりは浅いかと思っていたけど、その後はかなりキツい展開になってます。そして中込監督も解任。動きとしてずいぶん早いなぁ。もちろん中込さんは監督だから、まさに「監督不行届」を問われても仕方がない。でも決定的な理由は、仲介役として球団に大ダメージを与えている荘宏亮投手と何度も会っていたから、だって。中込さんと荘宏亮投手は沖縄時代も含めてずっと師弟関係だったんだから、個人的に関係が深いのはみんな知っていたことでしょう。中込さんだってそりゃ弟子が会いに来れば会うんじゃないですかねぇ。だから付け込まれたって部分もあるのかも知れないけど。せっかく結果も出したのに、残念です。
2009年10月30日
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2009年のプロ野球のドラフト会議。社会人から直接指名されたのは、以下の方々でした。荻野貴司外野手(トヨタ自動車)→ロッテ1位中沢雅人投手(トヨタ自動車)→ヤクルト1位長野久義外野手(Honda)→巨人1位比嘉幹貴投手(日立製作所)→オリックス2位加賀繁投手(住友金属鹿島)→横浜2位大谷智久投手(トヨタ自動車)→ロッテ2位山本哲哉投手(三菱重工神戸)→ヤクルト2位土本恭平投手(JR東海)→巨人3位清田育宏外野手(NTT東日本)→ロッテ4位高堀和也投手(三菱自動車岡崎)→楽天4位市川友也捕手(鷺宮製作所)→巨人4位増井浩俊投手(東芝)→日本ハム5位大島洋平外野手(日本生命)→中日5位土屋朋弘投手(シティライト岡山)→楽天5位阿南徹投手(日本通運)→オリックス5位川口盛外投手(王子製紙)→広島6位岡本洋介投手(ヤマハ)→西武6位諏訪部貴大投手(Honda)→中日6位今年は18名。9→15→18と、去年よりちょっと増えました。今回は選手の地区が偏った分布になっている感じです。関東と東海の選手がほとんどで、他は近畿が2人、中国が1人。指名が続いていた東北も九州もゼロ。例年もうちょっとバラけているような。あと、元社会人の選手も少なくとも3名指名。他にもいらっしゃるかも。福田岳洋投手(リッツベースボールクラブ→香川オリーブガイナーズ)→横浜5位松井宏次内野手(きらやか銀行→NAGOYA23→長崎セインツ)→楽天育成1位星野真澄投手(バイタルネット→信濃グランセローズ)→巨人育成1位さて、今年は神奈川からは1人だけでした。これはかなり意外。日産は熊代聖人選手と広島のテストに合格していたという松井崇純選手は指名されると思ってたし、他にも若くていかにも指名されそうな選手もいるのに。別の移籍先が決まってるのかな。ENEOSも高卒3年目の選手を中心に、雑誌などでは結構名前が挙がっている選手が多かったのですけども、指名されなかったですねぇ。重工さんもゼロでした。で、東芝からは増井投手が日本ハムから5位で指名されました。香月良太投手が2003年に指名されて以来、久しぶりの指名。事前に候補には挙がっているとのことだったので一応の覚悟はしていましたが、しかしずいぶん下位ですねぇ。この日は外に出ていたので夕方から携帯でチェックしていたのですが、4位までに名前が出なかった時点でもう指名はないかと思ってた。東芝の選手って、会社の方針なのか選手が安定指向なのか、指名されるときは上位のかたが大半じゃないですか?モノの本によると、東芝から5位以下での指名は1996年の岡本克道投手(5位)以来。その前は1982年の成田幸洋投手(5位)まで遡るようです。この間に指名された他の10名以上の選手は全て4位以上。増井投手の場合は年齢と、まだ社会人でそれほど実績を積んでないことを考えれば順位はそんなものかも知れませんが、ちょっと意外でした。しかし当然ながら、戦力的にはかなり痛いですねぇ。やっと若い世代で試合を任せることができる選手が出てきてこの先5年、10年と活躍していただきたいと思ってたのに。それに増井投手は中野さんの後釜の「かっちょいい顔投手枠」としても期待してたんですけども。ま、札幌でも人気者になれますよ、きっと(←鎌ヶ谷じゃなくて、札幌でお願いします)。今年、大きく伸びた印象がありますので、それも含めてまだまだ潜在能力があると評価されたのかな。新人の頃は結構頑張っていたのに、去年は期待に比べてあまりにも低調で、このまま伸び悩むのかなと思ったけど、今年は見違えるように頼もしくなりました。これは都市対抗前の毎日新聞(だったかな)の特集記事によれば、今まではスライダー投手だったのが、井川捕手と組むようになってフォークボールを活かせるようになったからだとか。人間、どこに転機があるかわからないものです。雑誌などでは変化球が多彩と書かれることが多いようですけども、捕手の後ろで見てるとドーンと来る感じの直球も魅力的。磯村投手はシュパッと来ますが、増井投手はドーンと来ます。何のこっちゃ。あと、入部したときの紹介写真がすごい痩せてたのも覚えてますね。その点はプロだとちょっと心配だったりもしますけども。少しは大きくなったかな。左:新人のとき(2007年)右:今年の10月顔つきを見るとかえって痩せた…? (プロフィールではずっと181cm/67kgのまま)。たった1枚ずつの写真で何ですがこうして並べてみると、ヒゲなんて生やしちゃって偉そうに、じゃないけど、今のほうが風格というか貫禄のようなものを感じます。それだけ自信がついたってことですかね。ということで、非常に名残惜しいですが、まぁでもご本人がプロ志望で、夢の第一歩が叶うのではれば、それはたいへん喜ばしいことです。大阪では、誰もが「これはプロへ行って当然だよ」と思うような活躍を期待しております。
2009年10月29日
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今日は一昨日発覚したやれやれの件の現役選手の事情聴取の日。もしこの結果、拘束・逮捕ってことになったら、仮に後で無罪になっても選手はその時点で選手生命ほぼオシマイ。気が気じゃなかったです。で、事情聴取の結果は…。張誌家投手は釈放放免でした。→[記事]職棒渉賭/張誌家飭回心情輕鬆、明日練球 熊隊全身而退(NOWNews)(big5)台北市の調査所に出頭して事情聴取を受けた後、他の選手とともに「被告」として板橋地検に移され、そこでの取調べに対して再三に渡って自分は放水などしてないと訴えた結果、最後は釈放となったんだって。う~、良かったよう。一時は悲観的にならざるを得ないような記事も複数出ていて、本人は否定しているとは書いてあるもののかなり厳しそうな状況、悪いほうの結果になるのはもう時間の問題かと思った。そしておそるおそるニュースサイトをリロードして、記事の見出しにある「張誌家」「飭回」の文字が目に入ったときは、画面を見ながら不覚にも涙が…。こんなに涙が出るとは自分でもぜんぜん思ってなかった。まったく心配させやがって。ご両親や奥様はさぞご安心されたことでしょう。日本から心配のコメントを出していた許銘傑投手も。台湾の警察の捜査手順とかは良くわからないけど、これで疑惑は晴れたと思って良いのかな。張投手は高雄に戻って秋季キャンプの準備をするそうです。早く本業に戻りましょう。●他の選手は他の選手はというと。事情聴取を受けた9選手のうち、真っ先に釈放されたのが張投手。牛の謝佳賢選手も釈放。良かった良かった。象の汪竣泰選手と李濠任投手と柳裕展投手も釈放。熊の蔡宗佑選手は証人として調べられていたのでもちろん釈放。そして最後まで取り調べられていた曹錦輝投手も釈放だそうです。ここまではみんな釈放。でも…。象の王勁力投手と呉保賢投手はそのまま拘束ということになったらしい。→[記事]職棒渉賭/象隊投手王勁力、呉保賢聲押(NOWNews)(big5)張投手は幸いにして釈放になったけども、喜んでもいられない。謝佳賢選手について行った劉志昇さんが言っているように、4球団はもう1球団も欠けることができない運命共同体。最悪中の最悪の事態は逃れたものの、象から2選手がそういうことになっているし、ついこの間まで代表選手だった元選手からも逮捕者が出ている以上、棒球界への重大損傷であることには間違いなく、職棒の危機の瀬戸際であることには何ら変わりないわけで。そして象のオーナーの洪瑞河さんは、もし疑惑が本当だったら解散も不排除って言ってましたもんね…。今日の事情聴取の結果を受けて、近日中に家族会議を開いて球団の存廃を討論するのだそうです。どうなるんだろうか。(球団の存廃を討論するために「家族会議を開く」っていう部分が象隊らしいなぁ)→[記事]職棒渉賭/洪瑞河:小曹續約再看看 球隊存廢再開會(NOWNews)(big5)ところで。日本の新聞でも、張投手に嫌疑がかかってたことは各紙で報じられちゃってます。うーん、そりゃ事実なんだから報道されるのは当然だろうけど、台湾の球界に対してはこういうときだけセンセーショナルに取り上ますからねぇ。釈放になったとはいえ、もう黒いイメージがついちゃってるんだろうなぁ。
2009年10月28日
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今日は昨日のやれやれの続きを書かざるを得ないでしょう。今朝のリンゴ新聞には仲介役になったとされる、元象・荘宏亮投手と元熊・黄俊中投手が手錠をかけられてしょっ引かれて行く写真が出てますねぇ。→[記事]又爆打假球 聲押6人 曹錦輝張誌家被搜(壹蘋果運動王)(big5)私も段々このテの事件に慣れつつあるのが悲しいけども、こうして中継その他で何度も見た選手たちがこんなひどい姿になっているのを目にするとやはりショックです。お二人とも今は無所属だけど、代表チームの常連だったこともある選手なわけですし。それに荘宏亮投手は中込監督が率いていたサムライ那覇に所属して日本の社会人野球でもプレーしていて、都市対抗予選や日本選手権予選でも投げていましたのでこのブログでも何度か取り上げた選手です。しかも家宅捜索したら、自宅からすごい量の麻薬が見つかったとか。→[記事]中華職棒/職棒賭博有沒有案外案?聯盟將進行了解(NOWNews)(big5)何だかすっかりカタギの人間ではなくなっている感じですねぇ。そんな選手がちょっと前まで社会人でプレーしていたのか…。って、別に当時からそうだったわけじゃないんだろうけど。でも黄俊中もそうですけども、いまいち良くわからない理由でチームを出たり放出されたりした選手は、やっぱり何か表に出せない理由があったからそうなったのかと勘ぐってしまいます。この2人の元選手の他に賭博集団構成員の4人が逮捕されたとのことで、贈賄側のほうは着々と捜査が進んでるっぽい。となると、少なくとも贈賄側にはすでに証拠が揃ってるってことなんでしょうねぇ。うーむ。●張誌家&謝佳賢の名前もで、収賄側とされるほうも曹錦輝投手ら象以外の選手の名前も大きく出てまして。[記事]打假球?明約談曹錦輝張誌家謝佳賢(自由時報)(big5)張誌家投手や謝佳賢選手も入っちゃってるんだって。ん~、参ったな、これは。張投手はともかく(←何が?)、謝佳賢選手のほうは去年に散々イヤな思いしてるはずなのに、名前が挙がること自体がちょっと信じられないですねぇ。過去の事件でも、怖い人たちに脅かされて仕方なく、という選手も多かったらしいですし、本人にその気がなくても逃れられないものなのでしょうか。まだわからないですが…。これを受けて、張投手のパパママが取材を受けたようです。→[記事]職棒簽賭/挺子!張誌家父:高中時組頭登門就拒絶(NOWNews)(big5)パパさん曰く、息子はそんなことはできないと信じている、と。そうだそうだ。私も信じます。そして、実は張投手が高校生のときにも八百長を持ちかけられたけど、断ったんだって。へ~。って、ずいぶんさらっと書いてあるけど、怖い人たちというのは高校生にまでそんなことさせようとするんですか? 日本でも甲子園をネタにオカネ賭けてる人、結構いるらしいですけども、それにしてもすごい世界ですねぇ…。これじゃ親御さんだって子供に野球をやらせたくなくなるのでは?ということで昨日今日と追い切れないほどニュース記事がたくさん出ていて、1つ読むたびに沈鬱な気持ちになりますが、確定してないことを真に受けて心配しても仕方ない。明日の28日、名前が出ちゃってる9選手の事情聴取が予定されているようですので、おそらくそこで大きく進展があることでしょう。うー、怖いな~。
2009年10月27日
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昨日、台湾シリーズが終わったばかりだというのに。今年こそは落ち着いたオフシーズンになるかと思ったのに。まったく何ということか、この事態は。[記事]職棒渉賭/疑似渉賭打假球 象、牛、熊隊球員宿舍被搜索(NOWNews)[記事]中職/兄弟象證實 曹錦輝將被約談(聯合新聞網)[記事]中職/曹錦輝失望 懷疑回台打球錯了(聯合新聞網)[記事]職棒渉賭/白手套? 前兄弟象投手莊宏亮遭約談(NOWNews)適当にかいつまんでまとめると。・板橋地検が26日午前に象の宿舎を捜索。連行された選手はいない。・同時に熊と牛の宿舎も捜索される。秋季練習中で選手もおらず、簡単に捜索しただけで押収物もなくすぐ帰った。・象隊が表明するに、本当だった場合はチーム解散も不排除であり、捜査対象は曹錦輝、李濠任、王勁力、柳裕展、汪竣泰、呉保賢の6選手。彼らは28日に警察と約談(←って何?)を行なう予定とのこと。・他に熊2人、牛1人が捜査対象に挙がっているとか。・曹錦輝は声明を出し、激しく憤慨して関与を強く否定。しかし莊宏亮投手の名前は久しぶりに見ましたねぇ。こんな形で見たくはなかったけど…。さっそくファンの間では、あの試合が怪しかったとかいう疑いがいろいろ持たれているようですが…。報道によれば、今のところ捜査対象になっているのは例行賽の試合のようですけども、こうなってみると台湾シリーズでエラーが多すぎたのも怪しいとか。うーん、あんな緊迫した試合が嘘だなんて有り得るのか?(そういえば警察官の人が何人か、スタンドにいましたが)もう続報待ちするしかないですが、去年の場合は、捜索が入ったその日のうちに警察にしょっ引かれて行かれて永久追放が確定した選手が出ちゃってましたけども、今回の場合はまだそこまで行ってません。まだ選手を信じることができます。というか、信じさせてください。当然、あの台湾シリーズの激戦も嘘ではないと信じます。そして来年も職棒21年が開幕できると信じております。
2009年10月26日
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◇第7戦(台南) 12000人(満員御礼)ぞう000 020 000=2021 000 200=5しし潘威倫投手が陳冠任選手を空振り三振させ、喜びを噛みしめるように立て膝状態でガッツポーズ。この瞬間、統一の三連覇が決定。激戦が続いた台湾シリーズも、最後は獅の底力が象の勢いをちょっとだけ上回りました。今年も、秋の空に舞ったテープはオレンジ色でした。試合が始まる前に勝手に予想するに、この試合は打ち合いになってもしかしたら大差ついちゃうんじゃないかと思いましたが、お疲れだろう双方の投手陣が頑張って比較的ロースコアの勝負となりました。シーズン中はおそらく中4日では投げたことがなかっただろう曹錦輝投手はちょっと途中、守備の乱れに苛立つような場面もありましたが6回まで自責1で踏ん張る。しかしそれを上回ったのが海克曼投手で、前の試合で153球も投げたばかり、しかも中3日だというのにすごいですねぇ。いくら何でもそう毎度毎度うまくは行かないだろうと思いながら見てましたが、またうまく行ってしまいました。獅にとっては神様仏様海克曼様では。2年連続での台湾シリーズMVPは史上初だって。試合の本筋とは逸れちゃうけど、8回に朱鴻森選手が退場になるきっかけとなったプレー、「歩きながら打つ人」って初めて見た。しかも意外といい当たり。タイムをかけて打席を外したのに、認められずにあわてて入りなおして打ったもの(←追い込まれていたので打たざるを得なかった)。でもこれ、普段の試合だったら爆笑珍プレーで済むかも知れないけど、ちょっと後味の悪さも残ってしまいました。スタンドから物も投げ込まれてたし。中継画面で見る限りでは遅延行為を働いていたようにも見えなかったけど、何だったんだろうか。陽東益選手の退場も何であんなことになったのか良くわからなかったですが、張志強投手が巻き添えでベンチから退席させられて、ベンチのすき間から目だけ出して試合を見てて何だかかわいらしかったです。ということで、終わってみれば、獅はやっぱり強かった。第5戦、第6戦で決められなかったときは危ないかと思ったけども、最後には勝つのはやはり底力か。いちばん最後の場面の潘威倫投手と、前日までは悔しい表情の場面が多かった高國慶選手が最後にダメ押しのタイムリーを放ったときにすごい爽やかな表情をしてたのが印象的でした。象は監督が変わっても去年に続いてあと一歩のところで涙。でも年間最下位からここまで来たんだから立派なもの。評論家の人たちも獅有利と予想する人が多かったですしね。シーズンでは1点差試合に強かった象、延長戦3試合とも1点差で勝ち抜き、らしさは十分に見せたのではないでしょうか。そういえば、試合中に獅ファンの人が掲げていたプラカードに、「おめでとう! 兄弟象はドラフトで最初に指名する権利を得ました」みたいなことが書かれていてちょっと笑ってしまった。そっか、象はチャンピオンチームをここまで追い詰めたけど、年間順位最下位だからドラフトは最初に指名できるんだ。来年はもっと強くなるのかな。初めてシーズン最初から指揮をとる中込監督の手腕も見物です(←当然、続投ですよね?)。もちろん、新監督を迎えて心機一転に加えて代訓明けに大物選手のいる熊も、来年こそはチームのバランスが噛み合ってくるんじゃないかと思う牛も、今から楽しみです。
2009年10月25日
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第6戦(台南)ぞう300 010 000 000 000 01=5しし210 000 001 000 000 00=4死闘でした。延長17回。今年はこのブログでも長い延長のことを良く書いてる気がしますが、これまたいつ終わるともつかない延長戦。聯盟官網の試合結果やテキスト速報も延長戦の欄は12回までしか用意されてなくて強引なことになってます。試合時間、実に6時間14分ですか。延長に入ったときはすでに象は「勝利の方程式」は崩れてましたし、獅も本来の勝ちパターン継投とは言えない投手中心で投げましたんで早めに終わるかと思ってました。まさかこんなに0が並ぶとは。実際、お互いにチャンスは多くて。象は10回無死二塁、13回一死二三塁、16回一死二三塁。1点でも入ればサヨナラ→優勝となる獅は9回一死三塁、10回一死満塁、12回無死一二塁、15回一死満塁。これだけ決定的なチャンスを迎えながらお互いにあと1本がなかなか出ない。3アウト目を取った投手たちがみんな派手派手ガッツポーズしながら引き上げていく。中込監督はこんな大ピンチ続きだというのに、良くあんなにどっしりとベンチに座ってられるものです。ある意味、才能なんじゃないだろうか。もちろん表情は険しいというか心配そうではありますけども。監督というのは胃の粘膜が強くないとやっていられないですねぇ。結局最後は王勝偉選手の本塁打で決まりまして、こういう展開は一発で決まると良く言われはするけれど、彭政閔選手以外はぜんぜんホームラン打たない象隊が一発で決めるとは…。でも成績を見たら、何気に王勝偉選手は象の選手では彭政閔選手の次に本塁打が多いんですねぇ(←7本だけど)。しかし打った瞬間はスタンドに届くような当たりには見えなかったな~。むしろ、10回裏に王子菘選手が同じレフト方向に打った当たりのほうがよっぽどホームランかと思った。獅の選手もサヨナラ本塁打かと思ってみんなベンチから飛び出してきてたし、ご本人も両手でガッツポーズしながら一塁に走ってたら、スタンドインしなかったので慌てて二塁に走ってたように見えました。なのに、VTRで見るとフェンス直撃さえしていたかどうか微妙。意外な。台風が台湾の東にいましたし、上空で神風でも吹いたんでしょうか。他にも獅は惜しい場面がたくさん。9回裏、同点に追いついてなおも一死三塁サヨナラのチャンス、三塁走者の許聖杰選手が突然本塁に走ってきて三本間でアウトになったのは何だったんだろうか。って、試合後の会見の記事によると(→これ)、打者の楊松弦選手のほうのサイン見落としだったそうで。ま、それ以外ありえないか。許選手がやっちゃったかと思ってヒヤヒヤした。その前の、同点打を打った劉芙豪選手が二塁を狙ってアウトになったのも、こういう結果になってみると直接には勝敗とは関係ない走者だけに痛かったですかねぇ。冷静に二塁へ送球した陳江和選手の好判断か。それから15回裏の高國慶選手のセンターオーバーしようかという大飛球、必死に走って追いついた劉耿欣選手の大ファインプレー。が、一旦はグラブに入れたボールが飛び出していたのは明らかで、飛び出したボールはフェンスに当たっていたように見えました。完全捕球した後だったという判断なんだろうか。あれがアウト判定でなかったら、そのあとの陳連宏選手のヒットがサヨナラ打だったかな…。(そのあと、一死一三塁から許聖杰選手を敬遠して劉芙豪選手との勝負に出たときはとち狂ったかと思った)タラレバを言えばキリがないのですけども、とにかく獅は勝利と台湾チャンピオンの座のをほとんどその手に掴みかけていました。が、この試合では掴み取ることができず。これで台湾シリーズは去年に続いて第7戦へ。海克曼投手と曹錦輝投手の先発予告されています。お互いに投手のやりくりは非常に厳しそうですが、果たしてどんな結末を迎えるのでしょうか。
2009年10月24日
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いつの間にやらドラフト会議ももう目前らしくて、先日にスポーツニュースを見ていたらHondaの長野久義選手の特集が。ご本人も出てきていろいろ話されてました。ユニフォームの左袖に、しっかり黒獅子エンブレムが光ってましたね。(最初のほうで川戸洋平選手のインタビュー映像が出てきたので西郷選手も出てくるのかと思って期待してたけど、出なかったな~)都市対抗での活躍の様子も映像でちょこっと紹介されてました。本塁打される増井浩俊投手の姿も一瞬だけ映ってたり。で、優勝が決まった瞬間、いや、その前からかな。長野選手ってライトの守備位置で、顔をグラブで覆って泣いてたんですね。これは優勝決定後、しばらくしたときに撮ったもの。真ん中から右側にかけての大きな選手の輪はマウンドに集まった選手たちです。普通はここにみんな集まります。でも左のほうにも選手が集まっている一団が。左のほうを拡大してみると。背番号33が見える西郷選手と落合選手がハイタッチしているのですが、その手の間に、下を向いて左手のグラブで顔を覆っている選手が1人。どうもこれが長野選手だったらしい。プロへ行くための腰掛けだの何だのと言う人もいるかも知れないけど、本当にそう思ってたらこんな風にならないですよね、きっと。●札幌の野次さて、番組ではご本人へのインタビューもありまして。2度の指名拒否については、いろいろ言われました、って言ってましたね。我がままだとか、プロになりたくてもなれない人だっているのにとか。それを誰から言われたのかは番組では語られませんでしたが、これを聞いて私が思い出したのは、スタンドからの野次のこと。私はHondaの試合は都市対抗予選とか本大会とか、賑やかな試合で見たのがほとんどなこともあって、個人攻撃のようなひどい野次には遭遇したことがありませんでした。せいぜい「コイツにだけは打たせるなよ」みたいなことを言ってる人がいる程度。が、世の中にはひどいことを言う人がいるんだと知ったのが8月に札幌のアジア選手権を見に行ったときのこと。最終日、優勝のかかった韓国戦。試合の中盤、長野選手が打席に入ったとき、「気に入らねぇ奴がいるなぁ」などとつぶやきながらスタンドからゆっくりと前に出てきたおじさんがいました。そのおじさんがフェンス前まで行き、大声で発した言葉は…「殺せ」でした。そして対戦相手の韓国の投手に向かって、「お前、殺してもいいからそいつの頭に向かって投げろ」と。そこまで言うか。酔っ払いみたいだったのでみんな放っといてましたが、こんなほとんど犯罪じゃないかっていうことを言う人もいるわけですよ。アジア選手権は組織だった応援もなく静かなスタンドでしたので、たぶんご本人の耳にも届いてしまってる。もしかしたら、これに近いようなことをHondaの試合でも言われたことがあるかも知れないし、それこそプロへ行ったらこういうことを言う人がずっと多いかも。もし私が選手だったらこんなん言われたら平常心じゃいられないよ。ま、長野選手のことだから、そんな雑音は今後もきっと軽~く受け流してくれるでしょう。(アジア選手権にて、優勝の金メダルをかけてもらうときの長野選手)ドラフト会議は10月29日。長野選手の指名がどうなるかはもちろんわからないけど、ドラフト後の最初の公式戦が千葉市長杯一回戦のかずさとの試合でいいんですよね。いっぱい取材のかたが球場に来ちゃったりするんだろうか。
2009年10月23日
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第4戦:統一 11-5 兄弟(洲際)第5戦:兄弟 5x-4 統一(新莊)第4戦は寝ちゃって完全に見逃したので、第5戦について。見られたのは7回から。台湾には台風が近付いてるらしくて台北地区は夜は雨予報、すでに聯盟から中止になった場合の告知もされていましたし、今日は試合ナシかな、と思ってたら、やってるらしい。じゃあ何とか天気は持ったのかな、と思って中継画面を開いてみると…めちゃめちゃ降ってるじゃないですか。いつコールドゲームになってもおかしくないようにも見えましたが、良く最後まで試合できましたねぇ。序盤はあんまり降ってなかったんだろうか。今回の台風は動きがゆったりしているらしく、明日明後日はもっと台湾に近づいてくるみたいですからやれるうちにやろう、みたいな判断か。台風もゆったりだけど試合進行もゆったりしていたようで、試合開始から3時間以上経ってるはずなのに画面を開いたらまだ7回。もう終わってるかと思ったのに、結構楽しめました。で、試合のほうは、最後は劇的ではあったけども、何というか、「やっと決まったか」っていう感じで。ずいぶんとおもしろプレーが出ちゃったみたい。もつれたほうが面白いので象応援モードで見てましたけども、いくら何でも7失策とは…。6失策目で字幕で「台湾シリーズ新記録」って出てましたが、さらに1つ追加。雨の影響もありましたか。それでも勝っちゃうんだから不思議なものです。誰もが犠牲フライで獅勝ち越し、と思ったのに潘武雄選手がアウトになった8回の場面は象にとっては降って湧いた奇跡みたいなプレーでしたねぇ。判定は揉めてましたけども、リプレイ映像でもはっきりしないし、本人同士じゃないとわからなそうです(潘武雄選手は10回のもセーフっぽかったけど)。しかし、再三の大ピンチをしのいだ庫倫投手はすごいですねぇ。喜びかたもすごいけど。逆に大チャンスに2度併殺打に倒れた劉芙豪選手はこの日はブレーキでした。あと、まるでバントが決まらなかった許聖杰選手も…(←実況の徐展元さんに笑われていたような)。逆転につながるタイムリーエラーもしちゃったみたいだし、またファンのかたにいろいろ言われたりしちゃうのかな。最後は陳冠任選手のサヨナラ打で決まりましたが、大雨の中、しかも長い試合で終了時間が23時半近かったのに、多くのお客さんが屋根の下に避難したりもせずにそのままスタンドに残って最後まで声援を送っていました。新莊球場は満員札止めだったそうです。一塁側スタンドのお客さんは黄色い合羽を着ている人が多かったけど、あれは球団が売るなり配るなりしてるのか?以上、本土エース同士の対戦を象が制しまして、これで3勝2敗に。面白くなりました。獅は王手はかけているとはいえ、1戦でも早く決めたい、というような選手起用。もし7戦まで行くとなると、中3日で先発予定とされる海克曼投手は第4戦で153球も投げちゃってるから前回のようには行かなそう、何が何でも第6戦で決めたいところでは。いや、でも台風が来るから間が空くかも知れないのかな? お天気も重要なポイントかも知れません。●おまけIBAFの公式サイトでは台湾シリーズの模様が連日記事になっていて、時にはトップページ扱いになっていたりします(当然、英語)。[記事]Lions with late rally down Elephants 11-5 in Game Four, for 3-1 lead in Taiwan Series(第4戦)[記事]Elephants prevailed 5-4 in extra-inning, cut deficit to 2-1 in Taiwan Series(第3戦)[記事]Lions Too Strong for Elephants, 6-3 in Game Two for 2-0 Lead in Taiwan Series(第2戦)[記事]Lions Take Opener in Taiwan Series with 5-4 Victory(第1戦)内容はやはり海外向けなのか、外国人選手や海外経験のある選手の経歴は詳しく書かれていますね。で、選手名が出て来ると、"Cha Cha"とか"Golden Warrior"とか"Du Du"とか、いちいちしつこいほどにあだ名つきで紹介されてて何だか面白い。柳裕展投手の"Mr. Willow Skin"とか、林岳平投手の "The Big Pancake" はちょっと笑ってしまった。まぁ訳すとしたらそうなんだろうけど。(潘武雄選手の"Ta-Ke"は "an aborigine nickname"なのか? 日本語じゃなくて?)(劉芙豪選手は"Little Pot"らしい。"Pot"って「破壊する」みたいな意味があるんだろうか)
2009年10月22日
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20日は関東選抜リーグの最終日、重工さんが最終戦を勝ってくれたおかげでかずさマジックは辛くもAブロック3位を守りまして、決勝トーナメントに進出することができました。これで公式戦シーズンが少し延びます。ENEOSも最終日に勝ってBブロックの2位に飛び込みまして、神奈川からも3チームが決勝トーナメント進出。産Jか鷺鹿横 Aブロック ×●○△○○日産自 ポイント7 (決勝トーナメント進出)○×●○●○JR東 ポイント6 (決勝トーナメント進出)●○×○●△かずさ ポイント5 (決勝トーナメント進出)△●●×○○鷺宮製 ポイント5●○○●×●住金鹿 ポイント4●●△●○×三横浜 ポイント3ガ石ホ明J富 Bブロック×○△○△○東ガス ポイント8 (決勝トーナメント進出)●×△○○○新日石 ポイント7 (決勝トーナメント進出)△△×○●○ホンダ ポイント6 (決勝トーナメント進出)●●●×○○明治安 ポイント4△●○●×●JFE ポイント3 (推薦)●●●●○×富士重 ポイント2芝セ立電通 Cブロック×●○○○東芝 ポイント6 (決勝トーナメント進出)○×●△○セガサ ポイント5 (決勝トーナメント進出)●○×○●日立製 ポイント4 (決勝トーナメント進出)●△●×○NTT ポイント3●●○●×日本通 ポイント2日産、日通、JR東日本はもうずっと千葉市長杯に出てるんですねぇ。セガサミーも参入した2006年からずっとですか。逆に最も決勝トーナメントから遠ざかっていたのは今年から復帰の重工さん除くと東芝で、5年ぶりだって。で、組み合わせもさっそく発表されています。日産と東芝はブロック1位のご褒美でシードなのか、両端に入りました。今年は日程に祝日が入っていて、ENEOSと東芝は緒戦が祝日に当たりましたが日産とかずさは平日ですねぇ。ん~、どうしようかな。日本選手権に出ないチームだと、ユニフォーム姿は千葉市長杯で最後というかたもきっといらっしゃるわけで、できれば見に行きたいところです。ところで。今週の週刊ベースボールはドラフト特集で、社会人の選手も写真つきでたくさん掲載されてます。神奈川だとENEOSや日産からは複数の選手が挙がってます。そして東芝からも、増井浩俊投手が載っちゃってました。候補に挙がってるんでしょうか。具体的にどの球団がリストアップしている、みたいな情報は今のところWeb版のニュース記事では見当たらないですけれど、どうなんだろう。ドラフト会議は10月29日だから、いつの間にかあと1週間。なんかやきもきするな~。指名された状態で千葉市長杯に出場する選手のかたもいらっしゃるんでしょうね。
2009年10月21日
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台湾シリーズは象が一矢報いまして、対戦成績が1勝2敗となりました。最後のほうしか見られなかったのですけど、双方のファンのかたは抑え投手がマウンドに上がった時点では「勝った」と思ってたんじゃないですかね~。まさかあんな展開になるとは。陳致遠選手は半年ぶりくらいに打ったヒットがサヨナラ打、チームを救う一打に。役者ですねぇ。劇的な展開が続く中、双方、選手の方々の喜び方がその場で飛び跳ねちゃってて何だか子供みたいでした。陳冠任選手がいちばんはしゃいでたかな。あんなキャラなんだ。悔しがり方のほうも、モノを叩きつけてる選手が何人か。それだけ気持ちが入ってるのでしょう。気になったのはVTRでちょっとだけ映った許聖杰選手のホーム踏み損ない(?)。…やっぱり凡ミス? こういう結果になってみると、あの1点がちゃんと入っていれば、ってなりますよねぇ。試合後はファンのかたにいろいろ言われちゃってたりするのかなぁ。これで少なくとも第5戦までは続くことになりまして、台北地区でも試合が行われることになりました。第5戦(と第6戦)はチケット売り切れらしいですからね、盛り上がるんだろうな~。第4戦は今度は洲際球場、先発は象は柳裕展投手、獅は今年も例によって1-4-7作戦で海克曼投手とのことです。●アイランドリーグ退団者さてさて、日本のプロ野球でも外国人選手の去就が徐々に明らかになりつつありまして、「旅日球星」でも心配な選手も何人かいますが、独立リーグでも退団する選手が次々と発表されています。その中に香川オリーブガイナーズ・張政憲選手も含まれてしまっています。アイランドリーグの公式サイトにリリースが出ていますが(→こちら(PDF形式))、「理由:球団より来季の契約を更新しない旨を通告」とありますので戦力外ということのようです。夏場には殊勲打を続けざまに放って2試合連続でお立ち台にも登ったという記事も出ていましたけども、通年の成績を見ると.215、3本塁打、19打点とのことで、振るわなかったようです。去年のトライアウトでは元職棒選手を含め何十人も受験した中からただ1人合格した張選手。ただ、陽耀華選手や呉承達選手と違って外国人選手扱いですのでNPB入りはハードルが相当に高い。とすると、日本人選手より相当に良い成績を残さないと、NPB入りを目指す育成リーグとしては継続して雇用することは難しい…ってことか。でもアイランドリーグ側も、台湾でトライアウトをする主旨は「職棒球団減であふれた選手に野球を続けるチャンスを与える」ということだったはずで、1年だけで退団となるとちょっと早いなぁ、とも感じてしまいます。今後どうされるのかは続報待ちですが、張選手は去年は興農牛の代訓で、退伍するときに保留選手として公示。ということは、帰国するとすればまだ牛に権利があるってことになるのかな。ところで。アイランドリーグの選手は、もしプロ入りしたときには育成してもらったお礼として、契約金やお給料の一部(2割だったかな)をリーグ側に払う契約をしているそうですね。とすると、もし張選手が戻ってきて牛入りしたら、やはり契約金の一部をリーグに支払わないといけなかったりする…のか?(まさか)
2009年10月20日
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日本選手権はJR九州を最後に全32代表が出揃いました。おめでとうございま~す。結局、都市対抗には出られなかったけど秋はドーム行きを果たしたのは8チームですか。ちょっと少なめ。九州は都市対抗と代表が総入れ替えで、九州三菱自動車が出場チーム中で最長の「ぶり」とのこと。秋は強い印象のあるこのチームでしたがちょっとご無沙汰でした。前に出たときは現地で見られましたが、胸番号が脇腹じゃなくて本当に胸についているなかなか独特な赤いユニフォームだったな~。ウィンドブレーカーの背中にも大きくネームが入ってたり。今回は代表決定記事の写真を見ると白いユニフォームだったみたいですが。それから30番目に代表を決めたJFE西日本の代表決定記事の写真を見ると、ちゃんとテープも舞ってますねぇ。関東はその点では淋しいな~。シダックスやNTT東日本は秋も小規模ながら応援リーダーのかたが来てたこともあったけど、最近はどうなんだろう。組み合わせ抽選は10月30日。本大会は11月12日からとのことです。「グランド・スラム」34号も同じく11月12日発売みたいですね。●関東選抜リーグ長かった関東選抜リーグも大詰め。19日の県営大宮での試合、かずさマジックは0-4で住友金属鹿島に敗れたそうです。点の取れない試合が続いちゃってます。都市対抗予選を含めてそれ以降は公式戦では関東のチームとしか対戦してませんが、うち関東選抜リーグに出場している企業チームとの対戦が6試合ありまして、その6試合でのかずさの得点は、1点、1点、1点、1点、0点、0点。いくら何でもこれじゃ勝てないよね~。春先は結構点が取れていた試合も多かったのに。これでかずさは2勝2敗1分で関東選抜リーグは終了。大会プログラムによると、今年の千葉市長杯は各ブロック上位3チームの計9チーム+推薦1チームの計10チーム。試合前の順位表だとかずさは千葉市長杯進出の可能性は高かったのですが、3位以内の可能性のある住友金属鹿島に敗れ、しかも第三試合でJR東日本が日産に勝ってポイントがかずさより上になりましたので、一転して怪しくなってしまいました。産Jか鷺鹿横 Aブロック×●○△○○日産自 ポイント7○×●○●○JR東 ポイント6●○×○●△かずさ ポイント5△●●×○○鷺宮製 ポイント5●○○●×?住金鹿 ポイント4+α●●△●?×三横浜 ポイント1+αガホ石明J富 Bブロック×△○○△○東ガス ポイント8△×△○●○ホンダ ポイント6●△×?○○新日石 ポイント5+α●●?×○○明治安 ポイント4+α△○●●×●JFE ポイント3●●●●○×富士重 ポイント2芝セ立電通 Cブロック×●○○○東芝 ポイント6○×●△○セガサ ポイント5●○×○●日立製 ポイント4●△●×○NTT ポイント3●●○●×日本通 ポイント2(プログラムには「同ポイントの場合は当該対戦の勝者が上位とする」とあります)かずさマジックが3位以内になれるかどうかは明日の住友金属鹿島と三菱重工横浜の試合次第…か。
2009年10月19日
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土曜日から始まっている台湾シリーズは獅がホームで連勝スタート、3連覇に大きく前進。2戦とも劉芙豪選手が印象的でした。1戦目の決勝2ランもさることながら、2戦目も中継を見ていて試合を決定づけた印象があるのは点差を4点に広げた劉芙豪選手の2点タイムリー。調子づけると恐ろしく打ちますねぇ。象も2戦ともあきらめずに食い下がっていましたけども、走塁面でもったいないプレーが出てしまってリードが奪えませんで、勝ちパターンの継投に持ち込めず。最後に代打本塁打した王金勇選手、今年もシリーズ男になれるか?象では陳致遠選手が復活して代打で出てましたね。走るほうも、見た目には普通に走っているように見えました。ケガしたときは今年はもう無理とも言われていたのに、良かったです。お客さんもすごい歓声でした。一方、第2戦で黄正偉選手が出てないからどうしたのかと思ったら、第1戦で手のひらに死球を受けて骨折だって。え~、これは痛いのでは…。→[記事]台灣大賽/兄弟折損大將! 黄正偉左手掌觸身球骨折(NOWNews)(big5)そしたら第2戦では今度は楊松弦選手が最初の打席でいきなり膝のあたりに死球を受けて、うずくまったまま動けずに交代してしまいました。報復ってわけでもないのでしょうが(←試合後にそういう質問も飛んだようですけども)、両チームともケガ人が戻って来て役者が揃いつつあったのに、残念。第1戦では陳冠任選手が一塁へ走り込むときに高國慶選手と激突する場面もありました。お二人ともケガでシーズンの半分くらい棒に振ってるわけですし、くれぐれも気をつけていただきたいものです。●斗六球場1万人越え第1戦の台南球場はギッシリ満員に見えまして、実際に定員いっぱいの12000人入ったそうですが、第2戦の斗六球場は中継画面を見ているとかなり空席が。あれ、チケット馬鹿売れで残り少ないんじゃなかったっけ? と思いきや、聯盟発表での第2戦の入場者数は13331人(斗六球場の定員は15000人)。9割近く埋めて、満員の台南球場より入ってたらしい。三塁側の象の応援スタンドはギッシリ入ってたけど、それ以外の部分は結構空きもあるように見えたんですが、印象とは違うものです。しかし後期優勝決定のときは同じ対戦の同じ斗六球場で4500人くらいしか入ってなかったのと比べると、やはり台湾シリーズの集客力ってすごい。もっともあのときは条件が悪すぎましたか。日本の感覚だと、何でわざわざホーム球場じゃなくて地方球場で試合するのかと思ってしまうけど、たくさん収容できる球場を使ったほうが入るってことなのか。第3戦は1日おいて火曜日。去年は1万8千人近く入った澄清湖球場での開催。雷鵬投手と曹錦輝投手の先発と発表になっています。
2009年10月18日
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今日の東芝グラウンドは三菱重工横浜とのオープン戦。土曜日だからか、午前中の試合です。両チームともに日本選手権は決めてますので、言うならば壮行試合。グラウンドへの坂道を登ると、いつものオープン戦のある日なら坂道の途中で「大型車が通りますので駐車ご遠慮ください」みたいな看板が出てるのに今日は横向いたまま。そしてグラウンド入り口に着くと、バスが停まってない。あれれれ、試合時間間違えたかなぁ?でも敷地奥にあるグラウンドのほうをよ~く見ると、重工さんの濃紺のユニフォームを着た選手のかたが動いているのでやっぱり間違ってなかった。今日は何だか駐車場に停まってる車がいつもよりずいぶん多い気がしましたが、重工さんはバスじゃなくて自家用車でいらしているんでしょうか。相手チームのバスが停まってないオープン戦は初めて見るかも。着くとちょうど東芝の選手が初回の守備につくところ。なぜか東芝は白のユニフォームでした。◇オープン戦三菱重工横浜000 000 000=0001 050 10x=7東芝[三]門西(5回6失点)、永井(2回1失点)、高田(1回)-高安、森脇[芝]藤田(5回)、アン(3回)、増井(1回)-吉原、飯田 (二塁打)久田見、倉島[4]坂上→4村山[8]本間→H池田[6]佐々木[3]田城[D]渡部[5]瀧諒→5今野[2]高安→H2森脇[9]後藤[7]保谷→R7小池[8]9倉島[9]8森山[D]工藤→HD大河原[3]三沢→H3迎里[5]吉田[6]加藤[7]黒羽[4]久田見→2飯田[2]吉原→H4市川(交代は抜けがあるかも知れません)重工さんは打順がちょっと違うだけで都市対抗と同じメンバー。対して東芝はかなり若手モード。スタメンのうち、先日の日本選手権の代表を決めた試合でも先発出場だったのは4選手だけです。ここのところ、東芝の打線はかなり当たっているらしいとはいえ、このメンバーだとどうかなぁって思ってたら。ずいぶん打ちましたねぇ。ヒット15本くらい? オープン戦と言えどもこれだけたくさんヒットが出る試合もあまり見たことがない。5回の5得点は1番の倉島選手のヒットから始まって、重工さん内野陣の2失策や判断ミスも絡みましたが都合5安打を集めて奪ったもの。併殺打でチェンジか、っていう当たりがタイムリーエラーになったりして、門西投手にとっては気の毒なイニングでした。ちょっと走塁面で気になるプレーもいくつかあったせいか、大勝のわりには試合後のミーティングは結構長めでした。重工さんはもっと長かったけど。(挟まれるのは仕方ないにしても、二死なのに後ろの走者が塁を詰めてしまったら、挟まれてる走者は100%助からないのでは)この日、いちばん打ったのは1番に入った倉島選手。ほとんどの打席が先頭打者で回って来て4安打。7回には7点目となるタイムリーも。写真は5回の打席で自打球を当てて痛そうだったとき。このあとヒットして5得点の口火を切りました。ひょっとして油断させるために大げさに痛がってたか? なんて風にも思いましたが、試合後もまだ痛そうにしてましたねぇ。大丈夫でしょうか。他に工藤選手と久田見選手が3安打。小学校の遠足(?)ご一行通過中。重工さんは"MY"らしい。明治安田生命でも使えそう。右端に見える本日のスコアボード係は山川投手かな(←お一人だけ見当たらなかったから)。重工さんはちょっと打線に元気がなくて、痛烈なライナーが2本正面を衝いた不運もありましたが、藤田投手から3安打しただけに終わりました。●はじめて拝見今日は試合に出ているところを今までほとんど見たことがなかった選手が何人か出てらっしゃいましたので、そこに注目。高卒新人の黒羽剛広選手はスタメンレフトで出場。(お隣は田城選手)最初の打席では門西投手に軽~くあしらわれるかのように三振したのですが、5回にはその門西投手から打ちましてヒット1本。初めてヒットを打つところを拝見。(ヒットを打ったところ)それからスタメンマスクは大卒新人の吉原徹選手。スタメン出場と、あと打席に入るのを拝見するのは初めて。7回に代打を送られて交代するまでの間、藤田投手とアン投手をリードして無失点に抑えました。株が上がったかな?(打つほうは何でしたけども)投げるほうではアン投手がこんなに長く投げるのを見るのは久しぶり。確か前回拝見したときは実に制球が怪しげだったのですが、今回も代わり端、先頭の坂上選手にストレートの四球。盗塁されてピンチを広げ、どうなることかと思いましたがその後は落ち着いたのか、佐々木選手や田城選手のような強打者に対しても臆することなく抑えると、3イニングをノーヒットに封じました投げている途中のところを貼ることが多い気がするので、違うのを貼ってみようっと。三振を奪ったときのもの。どうだ!っていう感じ…でもないか。●トンボタイム昨年までチームメイトだった市川選手と斉藤圭太選手が並んでトンボがけ。市川選手は代打で出て四球でした。こちらは中野コーチと門西投手。一昨年、一緒に日産のユニフォームを着ていたんだった。他にも増井投手と亀川投手とか(ワールドカップつながり)、長谷川選手と渡部選手とか(補強でおなじみ)、双方のユニフォームが混じってトンボがけしてたりする光景があちこちで。ま、ご近所ですからね。以上、お天気が良かったのに肌寒さも感じ、秋の深まりを感じさせる中での試合でした。
2009年10月17日
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続いて第二試合は明治安田生命と日立製作所の対戦。ともに一昨日敗れてから中1日での対戦です。◇第36回日本選手権関東最終予選 敗者復活代表決定戦明治安田生命000 000 000=0(4安打、0失策)020 000 10×=3(8安打、1失策)日立製作所(明)平田(2+1/3回2失点)、吉井(3+2/3回)、鈴木(1/3回1失点)、松山(1+2/3回)-佐藤(日)伊波(9回)-大森 (二塁打)丸山2、上田、大森[7]加藤[5]松川[3]島[D]荒川[8]須貝[4]米丸[9]渡辺[6]森川→6本田[2]佐藤→H今福[7]丸山[8]山田→H中谷→R8小林[3]田中[5]中村[D]村山[9]上田[4]大久保[2]大森[6]村尾横に読んでも大丈夫、日立名物(?)のしりとり打線。2番に山田選手が入ったので今日は5番まで続いてます。立ち上がりは両投手不安定な感じで、明治安田生命は1回に二死満塁、2回に一死一二塁、日立も1回に一死三塁としますが全て無得点。(ピンチしのいだ日立先発の伊波投手、小さくガッツポーズ)先手は日立で2回裏、上田選手レフトオーバーの二塁打、大久保選手四球で一死一二塁として大森選手がレフト前タイムリーで先制点を挙げると、村尾選手も三遊間を破って追加点。(第一試合の若獅子賞投手は悔しい結果に終わりましたが、村尾選手はいい活躍)その後は3回途中から登板の吉井投手の前に沈黙した日立打線でしたが、7回に鈴木投手に代わるとレフトへのライナーで二塁打した大森選手を、丸山選手がライトオーバーして返して1点追加。続く満塁のチャンスは代わった松山投手に抑えられたものの、待望の追加点。(後ろに倒れるんじゃないかっていうくらいに反って構える明治安田生命4番手の松山投手。胸を張って自信があるように見える?一死満塁の大ピンチで登板、怖~い田中選手を見事に併殺打に仕留めました)この3点のリードを伊波投手が最後まで守りきりまして日立が大阪行き切符を手に入れました。第一試合の富士重工業は代表を決めてあんなに喜んでたのに、この試合では試合が終わっても選手がマウンドに集まるわけでもバッテリーが抱き合うわけでもなく、フツーの試合みたいな感じでした。伊波投手は四死球が多くてほぼ毎回のように走者を背負ったものの、ピンチになるとより大きく叫び声を上げながら投げ込みまして7回の一死一三塁のピンチもしのぎ、関東予選2試合連続の完封勝利。終盤になるとかえって調子を上げたようでゆるい球が冴えまして、5奪三振は全て7回以降でした。2回に2点失った明治安田生命先発の平田投手は3回のマウンドにも上ったのですが、1アウトを取ったところで降板を告げられ、マウンド上で大いに不満そう。このとき吉井投手が出てくるのがかなり遅れまして、スタンドのお客さんからは罵声に近いものが。審判のかたも遅延を気にしたのか、2~3球しか投球練習を認めなかったような。明治安田生命はヒットこそ4本でしたが四球4つ、死球2つで塁上を賑わせ、走者が出ると一死からでもバントで送り、足を使って伊波投手にプレッシャーをかけましたが、最後まで走者をホームに迎え入れることはできませんで2試合連続で完封負け。陣内選手や松石選手のような体の大きな選手が出なかったこともあって、野手の体格だけ見てると圧倒的に日立のほうが打ちそうに見えるのですが、ロースコアの展開に持ち込んでコツコツと走者を進め、あと1本という場面は何度も作りました。持ち味は出せたのかも知れません。しかし明治安田生命のベンチは元気が良いですねぇ。四球1つでもみんなで拍手して大きな声を送り、たいへん賑やかでした。終盤になって日が傾くと、もうすっかり秋という感じですね。肌寒いくらい。ちょっと前まで残暑が厳しい気がしてたけど、もう10月中旬なんだから当然か。照明塔の影も長く伸びてます。甲子園の「甲」って字みたい? 影が打席だけにかかるとボールが見辛かったりしないのかな。表彰式では寺田主将が代表盾を受け取り、最後に集合写真。おめでとうございま~す。以上、日立製作所が関東最後の代表の座を勝ち取りました。日立さんは都市対抗のときも関東で最後でしたね。関東予選を突破した6チーム全てが都市対抗に出たチームでした。
2009年10月16日
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久しぶりに大田スタジアム。日本選手権の関東予選も最終日、勝てば代表、負ければ敗退の試合が2つ続きます。第一試合は富士重工業とJFE東日本の対戦。◇第36回日本選手権関東最終予選 敗者復活代表決定戦JFE東日本000 100 020=3(9安打、0失策)000 000 04x=4(8安打、0失策)富士重工業P三橋(7+0/3回3失点)、須田(2/3回1失点)、松村(1/3回)-木村P阿部(7+2/3回3失点)、平井(1+1/3回)-松尾[9]落合[6]津留→H大沢→6中西[5]佐藤[7]8金森[3]岡崎[D]田浦→RD前川[8]尾張→H7竹内友[2]木村[4]市川→H竹内仁[7]岩元→H柿沼→7小杉[5]手島 [3]小川[9]林[D]川岸[8]金山[2]松尾[4]金田→H綿引→4谷[6]富村(見てない部分はそれぞれの公式サイトから補っています)着いたら5回途中、JFE東日本が1点リードしているところ。JFE三橋投手、富士重工阿部投手の双方が力投中でした。(7回に金山選手を空振り三振させて喜ぶ三橋投手)その後もそれほど大きなチャンスもなく比較的淡々と進み、もしかしてこのまま終わっちゃうのかなと思いきや、8回9回だけ見ても十分堪能できるような展開になりまして。まず8回表のJFE東日本、一死から金森選手岡崎選手の連打で一二塁として、前の東芝との試合には出てなかったらしくてどうしたのかなと思っていた田浦選手。窮屈そうなバッティングにも見えましたが、この当たりが左中間を真っ二つに破りまして二走者が楽々ホームイン、2点追加。大きな追加点でリードを3点に。この一打で阿部投手は寂しげにベンチに下がり、平井投手に交代。(左手にボールを持ったままですね)三橋投手は富士重工打線を寄せ付けないし、6回には落合選手が右中間破りそうな当たりを背走しながらキャッチするファインプレーなどもあり、流れはJFE東日本、これで決まりかと思ったら、野球というのはわからないものです。その裏の富士重工、先頭の松尾選手がセンター前、代打・綿引選手の詰まった当たりがライトの前にポトリと落ちて一三塁。続く9番の富村選手がレフト線に運んで1点返して3-1。なおも無死二三塁で一打同点。試合は一転して予断を許さない状況に。ここで三橋投手から、都市対抗での素晴らしい火消しぶりが記憶に新しい須田投手にスイッチ。1番に戻って代打の柿沼選手に対し、追い込みましたが四球で無死満塁。ん~、緊迫の場面。緊張して手に汗をかいたか須田投手、左手のグラブを外してずっとパタパタやってた。続く手島選手の当たりはレフトのライン際へのやや浅めのフライ。これが犠牲フライに。綿引選手がホームインして3-2と1点差。バックホームもちょっと逸れたみたい。このバックホームの間に一二塁の走者がそれぞれ進塁していまして、一死二三塁と今度は逆転の大チャンス。3番の小川選手は前進守備のセカンドゴロ、二死。(次の試合の日立の選手も見守ります)そして打席は4番の林選手。一塁は空いてましたが勝負のJFEバッテリーに対し、カウント1-2からレフトの左へのライナー、竹内友選手が懸命にダイビングしますが無情にも差し出したグラブのわずかに手前でワンバウンド捕球。素早く起き上がってバックホームしたものの、走者2人が相次いでホームイン、逆転。柿沼選手が吹き飛ばされてますが判定はセーフでした。大喜びの富士重工ベンチの手前で唇を噛んでいるように見える須田投手、悔しそう。逆転タイムリーの林選手。右のほうで平井投手がガッツポーズしてた。まさかの展開で代表を目前にしながら一転して追い込まれたJFE東日本。しかしもうひと山作ります。9回表、落合選手が意地で一二塁間。途中出場の中西選手はバント2つファウルしたあと粘って四球。続く佐藤選手は一発でバントを決め、今度はJFE東日本が一死二三塁と絶好のチャンス、迎えるは4番5番。しかしそこは百戦錬磨の平井投手、金森選手は強い当たりでしたが一塁正面へのゴロ、岡崎選手も一塁フライで試合終了でした。抱き合うバッテリー。平井投手のワールドカップでの不振は何だったんだろうか。一気に逆転した富士重工打線の集中力もさることながら、おそれいったのは無死満塁から手島選手のレフトへの犠牲フライで1点差に迫った場面。1点はともかく、バックホームの間に一二塁の走者が進塁して二三塁になったところ。本塁クロスプレーに目を奪われている間に気がついたら二三塁に走者がいてびっくり。ほんの数秒の出来事でした。やや浅めの当たりだったのに。いや、むしろ深い当たりだったら進塁はなかったか。一瞬の判断だったことでしょう、二走者ともに隙を見逃さなかったようです。結果的にはこの走塁のために林選手のタイムリーで二者生還、逆転となりましたので、JFE東日本にとっては痛恨でした。しかし林選手はかずさとの二回戦での決勝の3ランに続く殊勲打ですか。さすがです。試合後、一塁側スタンドに陣取っていた応援のお客さんから「林、ありがとう!」の声が飛んでいました。一塁側スタンドは映ってない範囲にものぼりや横断幕多数。球場入り口に応援バスが止まってましたので、お客さんはバスでやって来たらしい。最終予選ではぜんぜん試合に出ていないらしい神谷選手、ベンチにはいらっしゃいましたが出る気配なし。代打で出そうな場面はたくさんあったのにな~。この時期になるとベテラン選手が試合に出ないとどうしても気になっちゃいます。一方、JFEさんは都市対抗から代表決定戦4連続逆転負け。4度のうち3度が8回9回に同点あるいは逆転となったもの。今年の西武野球じゃないんだから。逆転打を浴びた須田投手はあとアウト1つ取れませんでした。東芝との前の試合でも先発で1回で下がっちゃってたらしいのでもしかしてケガでもしたのかと思ってたら普通に出てきたので安心したのですが、都市対抗のあと本調子ではなかったか。一塁手のはずの北崎選手がこういう格好してました。岡崎選手が一塁に入ってましたので人手不足か。用具は岡崎選手のを借りてるみたい。以上、富士重工が優勝した年から続く4年連続の出場を決めた試合でした。おめでとうございま~す。第二試合に続く。
2009年10月16日
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日産の代表権獲得の記事、神奈川新聞はスポーツ面の1面をGetです。(東芝のときはカラー面じゃなかったのにね~。って仕方ないか)大きな写真は見事に完封勝利した石田祐介投手。三塁も踏ませなかったそうで。左のほうに大きく出ている見出しには「雪辱胸に秘め力投」と書いてあります。本文中や毎日新聞にも「日本選手権で借りを返す」といったコメントが出てきます。借りを返す相手は都市対抗の準決勝で0-1で敗れたトヨタ自動車なんですが、これを1安打完封された野手のかたが言うのならともかく、石田投手がこう言っていることにチームに対する強い思いを感じます。だってあの試合は石田投手は負けたとはいえ1点しか取られてないんだし、しかも連投でした。誰も石田投手を責めないでしょう。むしろ投球に満足していたとしても何の不思議もありません。なのにこういうコメントが出てくるんだから、投手野手に関係なく、チームとして同じ気持ちを共有している、一枚岩になっているということなんだろうな~。(一面にもちょこっと載ってます。写真は試合終了直後かな)あと、久保恭久監督のコメントで出てくる「まだ11月も野球ができる」「全員でつかみとった11月だ」っていうのもちょっと気になったり。もし大阪行きを逃した場合は千葉市長杯には出ない予定だったのかな。ポイント的にはすでに出場権を取っているはずなんだけど。一方で九州の野球部は11月を迎えることはできず、早くも敗退が決まってしまったようです。まさかこういう終わり方になるとは。福岡県はもう日本選手権のあとの大会はないんでしたっけ。本当に最後になっちゃったのかな。悔いのない戦いができたんだろうか。●署名活動神奈川の日産に戻って、神奈川新聞記事の左下のところの囲みのところ、それから毎日新聞その他にも載ってるようですが、神奈川県野球協会が自ら存続のための署名活動を始めるみたいですね。→[記事]神奈川県野球協会:「日産」存続の署名活動開始決める(毎日新聞)これとは別なのか別じゃないのか良くわからないけど、すでに市沢グラウンドに近くの中学校の呼びかけで先月から署名集めが始まっていて、もう2500人分集まってるんだって。→[記事]日産野球部存続を 中学校教諭ら、「恩返し」で署名集め(毎日新聞)(10/14)地図で見ると市沢のグラウンドから2kmくらいしか離れていない中学校らしい。個人的には署名活動ってあんまり好きじゃないのですけども、去年、ふそうさんの署名集めがあったときは私も元住吉の商店街へ行って、地元民でもないのに僭越ながら署名させていただきました。それは、何もしないよりは、という思いからで自己満足のようなものですが…。もちろん、決定は覆らなかったけど。あの署名、どうなったのか知りませんが(←ゴミ箱行きってことはないでしょう、きっと)、残っているならば、あのとき存続を願う人がこれだけたくさんいたんだ、ってことを署名の束がずっと物語ってくれるはず。効果が全くなかったとは思いたくない。日産の場合もすぐには署名の効果が出なくても、もしも将来、会社に余裕が出て来たりして経営方針が変わったときに復活の可能性が少しでも高まるといいんですけども。ところで日産の署名はどこでやってるんだろう?●おまけセガサミー公式に載っている14日のセガサミーと東芝のオープン戦。1回裏に9点とか、8回表に7点とか、何だこりゃ。しかも14点取られても完投?
2009年10月15日
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日産は代表決定戦で見事に勝ちまして、大阪行きを決めたそうです。これで都市対抗に続いて神奈川は企業4チームともドームに行けます。(九州のほうの日産は残念なことになっちゃったみたいですね)日産のことはあとでまた新聞記事などを探すとしまして、惜しくも敗れた日立製作所に春まで在籍していた林偉選手の記事が出ていましたので今日はこちらで。いまは国立体育大学に所属しているそうです。[記事]高中赴日打球 林偉不悔走一遭(自由時報)(big5)(10/13)そんな長くないので一応全文で。(あんまり自信ないのでおかしな部分はツッコミを)林偉は昨日、4打数4安打1打点と打棒を爆発させた。高校から日本へ行っていた林偉は現在は国語がまだ流暢でなく、また、2007年のドラフト会議では指名漏れした。しかし彼は日本へ行ったことは後悔していない。「日本では言語や文化を含めて多くのものを学んだ。将来、選手でなくなったときにこれらのことが役に立つかも知れません」。林偉は高校では短期間だけ「折れたバットを釘で補修して使う」成功商水に在籍、その後、日本へ行くチャンスに恵まれ福岡第一高校に入学し野球部に入った。大学では福岡経済大学へ進み、盗塁王、打点王、ホームラン王、ベストナイン(レフト、センター)を獲得、未来のスターと目された。2年前にドラフト会議で指名漏れ、去年は福岡六大学野球連盟で1年プレー(←というのは間違いで、本当は日立にいました)、そして台湾に戻って来た。しかし林偉は後悔していない。「選手としてどれくらい続けられるかわからないけど、日本にいる間に彼らの文化や言葉、そして野球のことをいろいろ勉強した。もし野球をしなくなって野球関連の仕事に転身したら、学んだことがいろいろ役立つかも知れません」。林偉が思慮深い一面を見せた。林偉は国立体大に編入して現在は2年生、チームでも最もベテラン選手だ。「コーチも僕を年長として見ているのか、何も言いません。いま最も必要なのは積極性です」。将来に関して林偉は笑って言う。現在まだ兵役に行ってなくて、大学を卒業後に兵役に行ったらそのときはもうベテランすぎるでしょう、と。「もし機会があったら将来、職棒を見ることにも挑戦してみるよ」。というわけで、大学では元気にプレーしているようです。が、日立にいたことは出て来ませんし、どうして日立を離れて帰国したのかとか、そのへんのことは書いてない。というか、社会人にいたことはまるでなかったかのような記事になってます。ひょっとしてあんまりいい思い出なかったのかな~、なんて勘ぐっちゃいますけども、取材のときに特に話題に出なかっただけかな。ところで林偉選手は日本で大学を出ているはずなのに、また大学に入り直しているんですねぇ。ココに名簿がありますが、記事中にあるとおり当然ながらチームでは断トツで年上。台湾では学生でいる間は兵役には行かなくて済むんでしたっけ? だから社会人のチームじゃなくて、もう一度大学に入り直したのかな。で、学生の間に実績を残せば、兵役期間中にも野球を続けられるチャンスが出るはず。確かにその頃にはもう28歳とかでかなり年齢も行ってしまうけど、わからないですからね。引続き、日本で学んだことを活かして頑張っていただきたいものです。なお、記事の冒頭に出て来る「4打数4安打」というのは、先日まで行われていた梅花旗という大学野球の大会の準決勝でのこと。13日の決勝戦では林偉選手が在籍している国立体育大学(桃園)が文化大学の3連覇を阻止して優勝。こちらの記事に写真も出て来ますが、国立体大は台湾ビールから賛助を受けているので、優勝が決まったときはグラウンドでビールをかけあって喜び合ったんだって。うはははは、すごいな。日本では絶対に有り得ないな、これは。
2009年10月14日
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関東の予選がずれ込んでいる間に各地で最終予選がどんどん進行中。最終予選の23代表のうち13代表まで決まりまして、残る枠はあと10。もう半分以上決まっちゃってるんですね。最終予選ももう終盤です。今日の予選は三菱のつくチームがやたらと出場していた日で、午前は倉敷と名古屋、昼間は岡崎と広島と長崎と九州三菱自動車、夕方は神戸と三原と岡崎特に東海と中国は3試合とも三菱絡みでした。三菱のチームはほとんどが公式サイトで速報があるので便利ですね。三菱全体を応援されているかたははしごチェックで忙しい日だった?(三菱重工三原の公式サイトは試合中は細かく実況されているのにどんどん上書きされてしまって、試合後に見ても最後のほうのイニングしか見られません。途中経過はもう残ってないんだろうか。だとしたら何だかすごくもったいないですねぇ)で、今日はヤマハ、NTT西日本、三菱重工神戸の3チームが代表に決まりまして、東海地区は予選の全日程を終了。東海地区は今年は都市対抗では枠が7つもあったのに、秋は枠3つと非常に狭き門。厳しい戦いになりましたが、結局は都市対抗の上位3代表がそのまま、しかも代表決定の順番もそのまま順番どおりで決まりました。夏の勢力図が変わらず。他地区を含めても、ここまで最終予選で出場を決めた13チームのうち都市対抗に出なかったのは近畿のOBC高島だけ。秋のほうが枠が広い近畿地区は例外的で、他地区で予選を勝ち抜いたチームは全て夏秋連続出場。日本選手権は「夏の敗者復活戦」と言いますか、夏に悔しい思いをしたチームが頑張るイメージも強かったのですけども、今年は今のところそうでもない、か。日本選手権予選が今のような形式になってからの、本大会出場チームのうち都市対抗に出られなかったチームの数を数えてみると。2007年:15チーム/32チーム2008年:10チーム/32チーム2009年:3チーム/22チーム (JR東日本、トータル阪神、OBC高島)(今のところ)今年は都市対抗の枠が広かったので単純には比較できませんが、やはり少なめか。これからどこまで増えますか。明日は関東と近畿で4つ代表決定戦。都市対抗に出られたチームと出られなかったチームの対戦が3試合あります。待たされた日産もようやく代表決定戦です。
2009年10月13日
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職棒は12日の試合を最後にレギュラーシーズンが全日程終了しました。後期の順位争いでは最終戦で牛が勝って熊を逆転し、3位が牛、熊が最下位に。<後期順位>ぞう 33勝2分25敗 .569 -しし 29勝1分30敗 .492 4.5うし 28勝1分31敗 .475 5.5くま 28勝0敗32敗 .467 6.02位の獅が敗れて勝率5割を切りましたので、これで後期は2位以下のチームは全て借金。前期は借金独り占めした象は、後期は逆に貯金独り占め。でも年間順位だと象は結局最下位。<年間順位>しし 63勝3分54敗 .538 -くま 61勝1分58敗 .513 3.0うし 57勝3分60敗 .487 6.0ぞう 54勝3分63敗 .462 9.0象は後期優勝を決めてから全敗だったので、3位の牛からもだいぶ離れた最下位になったのですが、年間順位最下位で台湾シリーズに出るのは史上初なんだって。へ~。→[記事]中華職棒??兄弟創紀録! 全年戰績[執土]底要打總冠軍(NOWNews)(10/11)記事の最後のところ、「もし兄弟象が台湾シリーズ優勝することになれば、年間勝率最低のチームが優勝するという状況になる。このような状況が再発しないよう、中華職棒は来シーズンはプレーオフ制度を見直すことになるだろう」なんてなことが書いてあります。え~、これこそ、前後期制のおもしろいところじゃないんですかね~。だってもし前後期制じゃなかったら、半期終わって借金独り占めなんてことになったらもうそこでシーズンほとんど終わりですよ。ただ、前期優勝チームが後期は明らさまに手を抜いて年間最下位、っていうのも考えられて、これは予防策が必要か。とすると、「半期優勝したチームが年間最下位になった場合は、前後期とも優勝できなかったチームうち最上位のチームとプレーオフを行なう」みたいなルールになるのかな。さて、全日程終了しましたので個人タイトルも確定。今年は最後の最後までもつれた部門が多く、タイトル争いも実に面白いものでした。防御率部門では、潘威倫投手が最後の登板で2イニング無失点に抑えれば廖于誠投手を逆転できるところ、見事達成。首位打者部門では彭政閔選手が最終戦、あと1本のヒットが打てずにタイトルを逃し、潘武雄選手が授賞。最多勝部門は正田樹投手が最後の登板で、勝てば最多勝、勝てなければ失冠。勝って最多勝。打点部門だと林益全選手がチャンスで代打で起用してもらって最終戦で林智勝選手を逆転して授賞。台湾の特徴として、日本と違ってタイの場合でも1人しか授賞できないので余計に激戦になります。正田樹投手は14勝と115奪三振で見事に二冠となりましたが、これ、両方とも史上最低の数字での授賞なんだって。今年は試合数が増えたのに史上最低? って、考えてもみれば先発投手は週に一度しか投げられないから先発できる数は変わらないのか。チーム数が減って選手が凝縮された分、投手の個人成績は低下傾向のシーズンでした。タイトルは以下のとおりですが、今年は上も下も新記録での授賞が多かったようで。打撃王 :潘武雄(獅) .367全塁打王:林智勝(熊) 31本打點王 :林益全(牛) 113打点 ←新記録 従来は布雷(2007)の107安打王 :威納斯(牛) 176安打 ←新記録 従来は高國慶(2007)の152盗塁王 :王勝偉(象) 42盗塁防御率王:潘威倫(獅) 3.30 ←史上最悪記録 従来は廖于誠(2008)の2.31勝投王 :正田樹(牛) 14勝 ←史上最低記録 従来は15勝(5度)救援王 :林岳平(獅) 26セーブ奪三振王:正田樹(牛) 115三振 ←史上最低記録 従来は131(2度)中継王 :麦特(象) 23ホールド ←新記録 従来は李明進(2006)の18タイトル以外の部門も含めて今年はいろんな記録が次々と破られていまして、予想されていたことではありますが、やっぱり試合数が120試合に増えたため、特に野手の記録は出やすかったらしい。120試合に増えると決まったときはまさに「職棒の危機」でしたので、新記録が出て話題になって盛り上がればいいな~なんて思ってました。でも実際に記録更新が相次いで、雑誌でしか見たことがないような往年の選手の記録までが次々と更新されるのを目の当たりにすると、何だか淋しいな、って思ったりもします。当時と互角な条件での更新なら、素直にすごいなぁって思えるんだけどな~。来年も4球団のままで120試合っぽいので、また新しい記録がどんどん生まれるのかも。布雷選手の33本塁打も来年は更新されちゃうかな。
2009年10月12日
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職棒は残りあと1試合だけとなりまして、熊は獅と11日の試合で今季最終戦。張誌家投手がリリーフで登板して4イニング無失点に抑えて10勝目(9敗)を挙げたとのことです。二桁勝利に王手をかけてから連敗が続き、崩れたフォームを調整するために9月半ばからリリーフに回っていたという張投手。一時期はリリーフでも失点が多くてだいぶ心配していたのだけど、何とか最終戦で二桁勝利に届きました。今年はプレーオフには出られなかったけど、まずまずの年になったのでは。娘さんのオムツ代も稼げそうですね。で、熊隊は洪一中監督が辞任なんだって。張投手が勝った11日の試合が最後の指揮となったそうです。熊は今年はプレーオフに出られませんでしたし、監督になってもうずいぶん長かったですからそろそろ…ということになっても不思議ではないなぁ、って退任記事のタイトルを見たときには思いました。が、ただ単に成績がイマイチだったから退任するのかと思ったら、結構いろいろあったようで。[記事]中華職棒/與球員不合?洪一中下台 La new熊:戰績不佳(NOWNews)(big5)[記事]亞洲巨砲拍廣告露餡 洪總位置不保(壹蘋果運動王)(big5)ここ1年、洪監督の退任はずっとウワサされていたことなんだって。教練団と選手との間に溝ができていて、5月末には選手が連署して監督交代を求めるほど。球団ボスの劉保佑さんが直接出向いて選手なだめた、なんてことが書いてあります。ふ~ん…。選手が連署してだなんて、相当に異常なことでは。まぁ実際のところは良くわかりませんが、何でそんなことになっちゃったんですかねぇ。真っ先に後任に名前が挙がりそうな呂明賜さんも溝を作った原因みたいに書いてあるし。●後任は蔡榮宗さん以前はコーチだった領隊の郭建霖さんも洪監督と一緒に退任、呂明賜さんほかのコーチ陣も総退陣で、後任は二軍監督だった蔡榮宗さんが就任するそうです。蔡榮宗さんは去年の後期に一時的に熊隊を離れて暴龍の監督をしていたかた。暴龍最後の監督。そういえばそろそろ暴龍の事件が明るみに出たのは去年の今ごろだったはず。去年のニュース記事のメモを読み返してみたら、龍の球団事務所や選手宿舎が捜索を受けたのは去年の10月8日でした。いつの間にか1年過ぎてた。去年の今ごろはイヤ~な気分で過ごしたんだなぁ。今年は平和に最後まで試合を消化できそうです。こんなアタリマエなことが去年はできなかった。台湾シリーズは17日からですが、チケットの売れ行きも好調、いい雰囲気でシリーズを迎えられそうですね。12日が例行賽の最終戦で、タイトルも決まります。
2009年10月11日
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千葉にある親戚の家へ行くついでに、家族の提案でみんなで幕張メッセへ。CEATECというIT関係の展示会です。主に電気関係のメーカーが新製品を展示する場らしい。入場無料でした。小さい子を連れているせいか、会場を歩いているだけでいろんなブースの説明係のかたが声をかけてくださって、いろいろもらってしまいました。ノベルティっていうんでしたっけ、小さいお菓子とか、ボールペンとか、キーホルダーとか。野球関係だと、入場したらすぐにお姉さんが近づいてきて「こちら、どうぞ使ってくださいね」と渡されたのがTDKのハンドタオルでした。ラッキー。最近、都市対抗のときにチーム券のお世話になることがほとんどなくなったので、こういうものをもらうこともほとんどなくなっちゃったな~。リニアモーターカーが走ってるブースも。乗ることもできるという話だったので、ダメ元で抽選に応募してみたら当たってしまった。またラッキー。いい思い出になったね~。ってたぶんまだ小さすぎて覚えてないか。(線路が20mくらいしかないので時速4km/hでの運行)奥のほうに進んでいくと、東芝とか日立製作所とかパナソニックとか、社会人野球でおなじみの社名が並ぶ一角が。東芝のブースも行ってみたけど、テレビしか展示してなかったので個人的にはイマイチ。(我が家は「テレビは映れば良い」みたいに思ってるので画質がとか言われても良くわからないのです)でも注目されているらしくて、すごい人だかりでした。東芝の隣が日産自動車のブースでした。野球でご近所だからブースもお隣なのか(←絶対違う)。小さなロボットが何台か展示されてて、実際に動いてました。障害物を自動的に避ける、みたいなデモらしい。将来はこうして車も自動運転になって行くのかな。で、幕張は適当に切り上げて親戚の家へ行ったら、新聞が毎日新聞になってた。前に来たときは読売だったのに。千葉県内なので当然、千葉版です。毎日新聞の千葉版ってことは、関東二次予選の試合の個人成績も載ってるはず。ラッキー。かずさマジックの試合は公式サイトにスタメンは載るけど、途中出場の選手まではわからないので新聞頼みです。で、誰が出たのかな~と楽しみにしながら数日前の古新聞を出してもらったのですが。日本選手権予選の個人成績は載ってない。え~、神奈川版だと載ってるのに。千葉は違うんですねぇ。神奈川は恵まれてるらしい。幕張はまた11月になったらまた千葉マリンに行きたいな~。東芝も日産も出られるはずだし。もうその頃はかなり肌寒くなってるんでしょう。
2009年10月10日
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職棒は台湾シリーズの組み合わせが決まり消化試合に入ってますが、順位表的にはまだまだ接戦。熊と牛の後期3位争い(←最下位争いとも言う)。現在、ゲーム差なし。そして牛と象の年間3位争い(←同上)。現在、0.5ゲーム差で牛がリード。もしかすると象は年間順位は最下位なのに台湾チャンピオンになる可能性があるんですねぇ。それにこの記事(記事じゃなくてBlog?)に書いてあったのですが。→[記事]網評/兄弟象本季戰績整理(聯合新聞網)(big5)(10/6)象は得失点差がマイナスなんだって。年間でじゃないですよ、優勝した後期だけでもマイナス。え~、ホント?職棒聯盟官網のスコアを合計してみると、後期優勝が決定した55試合目の時点で、得点283失点286だから確かにマイナス。日本でも楽天が得失点差マイナスなのに2位だって新聞に載ってましたけど、象の場合は優勝チームです。勝率は6割以上あるから当然、弱いわけではない。象は優勝を決めてからまた負けが続いてますのでマイナスのまま終わりそう。こんなの滅多にないことでは。[記事]5大關鍵 象從[執土]底到奪冠(自由時報)(10/5)これは象が最下位から優勝できた5つのポイントという記事。長いんで、ところどころ端折りながら。ポイントその1:中込監督が選手の心をとらえ、士気を高く維持した盗塁王の王勝偉が指摘するに、以前は主力選手は故障すると痛み止めを飲んで無理して出場していた。しかし、中込は選手に「ケガや具合の悪いところがある場合は休むべき。痛み止めは飲んで欲しくない」と明言した 選手は監督が選手の身体健康に気を配ってくれることに感動し、自然と良い化学変化が発生してさらに監督に従うようになった。ポイントその2:外野守備が安定し、投手が安心して投げられた前期シーズンは外野の主力の黄正偉、周思齊が開季前に負傷、陳冠任も開幕戦で負傷。外野の主力が欠けたことで投手陣も崩れた。彼らが戻ってくると、黄正偉はセンターで鉄壁の守備で好プレーを見せるだけでなく、投手をも安定させた。投手の李濠任は「バックが守ってくれるから、打たれても怖くない」と、外野守備の安定が投手に安心感をもたらしたと説明する。ポイントその3:劉耿欣と陳江和の重用前期シーズン、王光輝監督時代の成績が良くなかったとき、劉耿欣と陳江和はベンチに下げられていて、これが洪瑞河オーナーの不満を買っていたと言われている。2人が重用されたことは内野の失策を減らすのに有効であった。ポイントその4:曹錦輝の覇気自信がチームに感染個別の選手で言えば曹錦輝が今年の職棒界の最大の話題であったが、彼の兄弟象への加入が投手陣に変化をもたらしたのは疑う余地がない。主力投手の廖于誠が言う。「彼のマウンドでの覇気と自信はとても勉強になる」。チームの投手はみな曹錦輝を観察し、彼の自信はチームメイトに感染して行った。ポイントその5:買嘉瑞→麦特→庫倫の勝利の方程式買嘉瑞→麦特→庫倫の勝利の方程式は優勝の大きなポイントとなった。興農牛監督の徐生明が指摘するに、兄弟が後期に躍進した最大の原因は好リリーフ投手の庫倫を見つけてきたことで、全体の配置が変わったことにある。庫倫は近年では世介勇に続く職棒界最高の救援投手だ、と。ポイントその1などは一見簡単そうに思えるのですが、監督って立場になるとなかなかできないことなのかも知れませんねぇ。で、最初に書いた「得失点差マイナスで優勝」というのは、ポイントその5が大きいのでしょう。職棒聯盟官網によると、象の1点差試合は16勝8敗と断トツ。負けるときは大敗して二桁失点試合の新記録を作ったりしながらも、接戦には強かった。台湾シリーズは4人いる外国人投手のうち3人しか登録できないそうです。「勝利の方程式」に入っている2投手は決まりかな。とすると残り1枠を亮寛投手と麦克投手で争う形になりますが、どうなるんだろう。台湾シリーズは17日からと決まったようです。その前に個人タイトル争いも大詰め。正田樹投手は10日の予告先発、勝てば最多勝確定みたいですね。
2009年10月09日
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代表決定の記事が載ってるはずの新聞を求めてお昼休みに新聞屋さんへ。台風、すごかったですね~。雨はもう降ってなかったけど、前に進みずらいほどの強風。途中、重そうなコンクリートの土台がついたバス停の表示板が風で横倒しになっててびっくり。そしてやっと新聞屋さんに着いて新聞の自動販売機にお金を入れてボタンを押したら、出てきた新聞が新品のはずなのに雨で濡れたのを乾かしたようにシワシワ。雨が自販機の中にまで吹き付けてきていたらしい。それだけ激しい嵐でした。神奈川新聞は川崎フロンターレと鹿島アントラーズの「サスペンデッドゲーム」の続きがスポーツ面のトップ記事。カラー面は逃しましたが、前日の東芝の二回戦のときは簡単な展開しか載ってなかったので、それに比べれば格段に大きな扱いです。昨日、JFEさん速報を見ていて気になった内野ミスの部分にも触れられてまして。1回の「内野ゴロが失策を誘い、ホームイン」というのは一塁手の手前でイレギュラーバウンドしたんだって。「不運」という言葉が使われています。2回の「内野のミスを呼び、ホームイン」というのは送球エラーだったそうで、こちらは「ミス」扱いでした。そういうプレーだったんですねぇ。で、写真つきで載っているのは4安打で打線を引っ張った大河原正人選手。1番打者の役割に徹しての好結果とのこと。中軸を打っていた頃はチームがなかなか勝てなくて、「あのとき大河原選手が打っていれば」みたいな場面も何度もありました。今は1番でうまく行っているようです。大河原選手が1番に入ったときは苦心のオーダーだと思ったけど、結構合ってたのかな。[記事]社会人野球:日本選手権・関東代表決定戦 東芝、2年ぶり本大会 /神奈川(毎日新聞)毎日新聞では木戸一雄投手がメイン。都市対抗のあと坊主頭にしたこと、それと前回の大阪ドーム出場のときに初戦の先発を任された(磯村投手はワールドカップで不在)ものの、試合を造れなかったので借りを返したい、という部分は神奈川新聞と内容がかぶってます。一緒に取材受けたのかしらん。●ブリキ軍団中軸二回戦のセガサミーとの試合の記事も。[記事]社会人野球:日本選手権・関東代表決定戦 東芝、JFE東日本ときょう対戦 /神奈川(毎日新聞)(10/7)二回戦では工藤崇博選手は決勝満塁弾を含めて3安打したそうで、4番抜擢の理由も書いてあります。そういえばワールドカップ日本代表チームとの練習試合でも代打本塁打してたっけ(代表決定戦ではブレーキだったみたいだけど)。工藤選手が4番に入って、スタメンのうち1,3,4,5番が亜大出身選手になりました。それも入部して4年目、2年目、1年目、3年目と1つずつ違い。相手投手が東都出身だと投げるときに妙な気分だったりして。大学時代に4人いっぺんに出た試合とかあるのかな。と思って雑誌「大学野球」をパラパラやってみたけど、この4選手が揃って在籍していたときの亜大は例の件で春が出場停止で秋が二部だったときなので、「大学野球」を見ても詳しく載ってなくてわかんない。セガサミー公式サイトの試合レポートも昨日、掲載されていました。ちょっと不思議に思えた投手交代は予定どおりだったらしい。ちゃんと説明してあるのでなるほどね、って思います。●スケジュール更新東芝公式サイトを見たらオープン戦の予定がいつの間にか追加されていまして、今月は県内企業との対戦が中心。土曜日の試合も予定されているらしい。あと次の公式戦は日本選手権って書いてあるけど、11月2日からの千葉市長杯にも出られるはず。こちらも祝日が挟まるっぽいので見に行きやすいかな。大阪は今年も行きますよ~。先々週に手配済み。勝ち上がってくれないと見られないけど。
2009年10月08日
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日本選手権関東予選はまた群馬のほうの太田だけ開催で、今日は代表決定戦。東芝 6-5 JFE東日本ってことで、2年ぶりの大阪行き決定。良かったぁ~。夏はあんなに苦労したのに、秋はストレートで決めてくれました。神奈川から3チーム目の代表。携帯電話をリロードして「3回裏終了、1対5」の表示が出たときは、これはさすがに厳しい、富士重工さん来週お手柔らかに、なんて思いましたけどもそこから逆転。前日の試合の3点差逆転に続いて、この日は4点差跳ね返すだなんて。そんな試合は過去5年以上遡っても一つも見つからず(逆転負けなら4点差以上も結構あるんだけど)。都市対抗予選の頃は1点でもリードされると重~い空気が漂っているように感じられたけど、もうそんなこともないのかな。JFEさん速報を拝見すると、やはり雨の中での試合だったみたい。おつかれさまでした。東芝側の攻撃は記述が一部抜けているので正確にはわからないけど、数えてみるとヒットは15本打ったのかな。2試合続けて二桁安打だなんて。3ヶ月前の千葉マリンのときは延長17回まで戦ってやっと15安打だったのに、今回は半分のイニングで打ってる。大河原正人選手は先頭打者初球本塁打や同点二塁打を含めて4安打ですか。好調のようです。そして木戸一雄投手は3ヶ月前と同じくほとんど1試合分に近いロングリリーフ、今回はピンチも多かったみたいだけど、無失点。素晴らしい。逆に意外なほどにあっさりと降板した両先発+磯村秀人投手はどうしたんでしょうか。両先発はそれほど打たれたわけでもなさそうなのに交代。須田幸太投手と磯村投手は3ヵ月前の千葉マリンでは先発して同じ相手を押え込んだのに、同じようには行かなかったようです。ただ、勝ったとはいえ「内野ゴロが失策を誘い、ホームイン」(JFE1点目)「内野のミスを呼び、ホームイン」(JFE2点目)というのは相変わらずですねぇ。前日からずいぶん内野のミスと表現されるプレーが多いです。反対に相手のミスに乗じて、という場面もあったみたいですけども、雨の影響もあるのでしょうか。ま、何はともあれ、これで印出順彦監督になってから初めて関東予選を勝ち抜いての大阪行きです。目指せ初勝利。平馬淳選手は東芝府中のユニフォームで出た1998年からスタートして、シドニー五輪予選に行ってる間にチームが予選敗退してしまった1999年と、あと去年以外は全部出場。つまり日本選手権10回目の出場になりますので表彰してもらえるはず。ちょっと出番減り気味なのが気になるけど。2000年から在籍の磯村投手も、登板機会がなかった頃も出場扱いになってるのなら9回目でリーチですね。代表決定戦もう1試合はNTT東日本が富士重工業を破りまして、2年連続出場だそうです。おめでとうございま~す。一時はだいぶ両ドームから遠ざかってたのに、すっかり取り返してますね~。ワールドカップ組も戻って来て対決したみたい。これで日産が勝ち抜けば都市対抗に続いて神奈川企業4チーム揃い踏みとなるのですが、東京のほうの大田の試合はまた中止。明日ももう中止決定だそうで、この先の日程は9,14,16日と飛び飛び。日産の試合は来週です。そして発表されている範囲での予備日がなくなっちゃいました。来週だってお天気が良いとは限らないのに大丈夫?
2009年10月07日
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神奈川は朝から雨。てっきり関東予選は中止かと思ってたら、東京のほうの大田の試合は中止だったけど群馬のほうの太田では予定どおり開催されたようです。そっか、海から離れるほど秋雨前線から遠ざかるってことか。でもyahoo!の天気を見たらその時間帯は小雨と出ていましたが、雨は大丈夫だったんだろうか。で、東芝はセガサミーを9-4のスコアで破り、負けたら終わりの試合を1つ切り抜けました。去年はここで終わっちゃったけど、今年は代表決定戦へ進めます。経過はJABA公式の速報をメインに見ていたのですが、最初に読み込んだらさっくり先制されて0-2で負けてるところ。次に更新されたら4回表で1-3。まだ厳しい。そして次に読み込んだら一気に7-4になっててビックリ。ルーキーの工藤崇博選手が満塁弾を打ったらしい。たぶん公式戦第1号のはずで、実にいいところで出ました。そもそも東芝が1イニングに6点だなんて、もうだいぶ記憶にない。記録メモをたどると、東芝が単独チームで企業相手に1イニング6点取ったのは2年前のスポニチ大会以来でした。0と1しか出てこないスコアボードに見慣れていた時期と比べたら見違えるようです。(工藤選手は県予選に続いて4番だったそうです。コメント欄でえりこさんに教えていただきました。ありがとうございます!)もう少し詳しい経過をセガサミー公式の速報で見ていたら、序盤は内野失策やら内野安打やら四球やらで、本塁打以外はまともに打たれてないっぽいのにズルズルと失点。どういうプレーなのかわからないけど、このあたりは依然として課題なんですかねぇ。その後は欧州帰りの増井浩俊投手がロングリリーフして抑えてくれたようです。セガサミーの安打は内野安打以外は全部長打だったらしい。お互いに投手陣の柱がしっかりしているチームだと思っていたのでこんなに得点の入る試合になったことも意外でしたが、両チームの先発投手もちょっと意外。セガサミーの序盤の継投は少々不思議な感じもします。何かあったのでしょうか。後日、レポートが載るようですが何だか気になる。で、この結果、日産に続いて東芝も2回チャンス獲得。1回目の相手は…またもJFE東日本さん、か。節目節目で良く当たりますねぇ。3ヶ月前の延長17回は記憶に新しいところだけど、一方で3年前に同じく代表決定戦1回目で当たったときはJFEさんの勝ち。今回はどうか。7日の群馬南部のお天気は予報では小雨、8日が台風で絶望的っぽいことを考えると強く降らない限り強行と予想。またJFEさん速報のお世話にならなくては。
2009年10月06日
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日本選手権予選は北信越でNTT信越硬式野球クラブが代表を決めたとのことです。おめでとうございま~す。フェデックスは確か6年ぶりくらいに日本選手権の代表決定戦に出たはずですが、残念でした。関東予選もスタートで、群馬では「敵地」に乗り込んだかずさマジック、富士重工業に0-4で敗れて終戦となりました。日立市長杯に続いて富士重工業には連続完封負け。かずさは完敗続きの都市対抗予選に比べると、秋の予選ではここのところ強豪相手でもかなりいい試合してたのですが、今回は完封負けなので当然ながら一度もリードすることなく終了。今年も代表決定戦に届きませんでした。でも、5回まで0-0だっただけで何だか「良くがんばったよ」みたいに感じてしまった。先発した山川康樹投手ががんばっていたらしく、序盤に無死満塁の大ピンチをしのぐ(←富士重工さん公式Blogで拝見)。でも負けたのにそんな風に感じてしまうのは、それだけ求めるものが下がっちゃってるんだろうな~。で、詳細を見るに、かずさは3人で終わったイニングはほとんどなく、チャンスはかなりあったもののあと1本が最後まで出なかったようです。猛打賞の和田貴範選手にチャンスでつなぐことができれば…。富士重工さんも結構チャンス逃したてますが、結局は打つべき人が打ったというところでしょうか。きっとかずさバッテリーも最も警戒していただろうに、さすがだ。しかし富士重工さんも都市対抗予選と比べると中軸をはじめずいぶん変わったオーダーになってます。世代交代になっちゃうのかな。あとちょっと気になるのが「サードエラー」というのが2ヶ所あるところ。島影竜馬選手は打順も8番まで下がったままで、それに途中交代と、攻守ともにスランプか?ということで予選は早くも終わってしまいましたが、まだ試合はあります。千葉マリン行きも今のところ可能性かなりあります。若いチームですから1戦1戦が勉強。来年へ向けての良いステップになりますよう。日産はJR水戸にコールド勝ちして、これで2回チャンスを得ました。1回目の相手は、関東代表決定戦のお返しとばかりに東京ガスを破った日立製作所に決定。ただ、お天気がもう今週はずっと悪そうですねぇ。今週の予備日を使い切るとその後は飛び飛びになるみたい。最後の代表決定はかなりずれ込むかも。
2009年10月05日
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しし 020 000 000=2ぞう 040 300 000=7ということで、マジック2としていた象が直接対決で獅隊を破って後期優勝。おめでとうございま~す。中継で拝見してましたが、最終回の獅の攻撃が2アウトになり、最後の打者となった陽森選手が打席に入ったところでパソコンが電源ごと落ちてしまい(←最近、良くあるので困ってます)、立ち上げ直して画面を開いたら中込監督がシャンパン(?)をかけられてずぶ濡れになりながらインタビューを受けてるところでした。要するに、肝心の場面を見逃したってわけ。まったくもう…。そのあと選手が次々とインタビューされてる途中で、後ろで中込さんが胴上げされてました。重くて上がらないんじゃないかと思ったけどちゃんと上がってた(←史上最重量胴上げ監督か?)。決定の場面はダイジェスト版で見ましたが、例によってスタンドからはチームカラーのテープ(←今回は象だから黄色)が舞うわけですが、面白かったのはベンチの選手もテープを持ってスタンバイしてて、決まったときはそのテープを自分で投げながらベンチを飛び出して行っていたところ。うはははは、自由だな~。ところでこの日の斗六球場のお客さん、4338人ですかぁ。中継画面だと結構埋まってるように見えたんですが、数字として出てみると優勝決定試合にしてはちょっと寂しい。天母球場のままだったらもっとたくさん入ったかなあ。台湾シリーズはもっと入りますように。●象はわりと固定オーダー象隊は去年は台湾シリーズ出場しましたが前後期とも優勝はしてませんで、半期優勝は2003年の後期シーズン、まだ中込監督が現役だったとき以来らしい。ご存知のとおり、今年の象隊は前期は借金独り占め状態のぶっちぎり最下位だったのに、後期は逆に2位以下を5.5ゲーム差も引き離して優勝。この驚きの変身ぶりは、おそらく新監督となった中込さんの守備重視の姿勢が実を結んだとか、前期は大きく崩れていた投手陣が外国人選手をはじめ整備されたとか、いろいろ要因はあるのでしょうが、ここでは怪我人が戻って中心選手は固定したメンバーで戦えた、という部分に注目してみます。他球団が怪我人が多かったり、打撃不振で激しく組み替えたりして日替わりオーダー状態になっていた中で、象は比較的、同じメンバーで戦えていました。特に後期に入って陳冠任選手が戻ってきてからは1番王勝偉、2番劉耿欣、3番周思齊、4番彭政閔、5番陳冠任、9番黄正偉の各選手はケガを押して出ていたりもしたようですがほぼ固定。途中交代で起用される選手の数も少なかったです。もちろん象もケガ人が出たりしてそうそう毎日固定メンバーではありませんでしたが、それでも上位と下位を激しく入れ替えたりはせず、同じ選手は同じような打順で打たせてましたので自分の役割に徹しやすかったかも。これらを数字にしてみると。象隊は後期シーズン55試合のうち、スタメンの組み方は24パターンありました。24パターンもあったら結構組み替えてるようにも見えますが、他球団はもっと激しくて。◇後期シーズンのスタメンのパターン数象:24パターン獅:50パターン熊:52パターン牛:40パターンまた、象は前の試合と全く同じオーダーを組んだ試合が20試合ありました。これも他に比べると断然多く。◇後期シーズンに前の試合と全く同じオーダーを組んだ試合数象:20試合獅:4試合 熊:1試合 牛:10試合獅や熊はもうまさに日替わりオーダーで、ほとんど毎日組み替えていたってわけ。ケガ人が多かったということもありますし、それだけ起用したい選手が多い、層が厚いってことかも知れません。●台湾シリーズの組み合わせ決定象の優勝によりプレーオフは完全になくなり、台湾シリーズは獅と象で決定。今日の優勝決定試合は試合番号でいうところの年間240試合のうちの第240場。本来の日程なら今日が最終日というところで決まりました。良くできてます。残りは雨天順延の代替試合が10試合。これが順調に消化できれば10月12日まで。とすると、台湾シリーズは2週間後くらいに開幕ですかね。去年と同じ対戦ですが、今年はどうなりますか。個人タイトル争いも楽しみです。
2009年10月04日
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東海予選と北信越予選が始まってますが、新規参入の例の居酒屋チーム、ジェイプロジェクトが東海理化に勝ったそうで。企業と公式戦初対戦でいきなり都市対抗代表チームを破るだなんて、この先も注目されそうです。さて、関東予選ももうすぐ。かずさマジックは1日の東京ガスとのオープン戦で予選前の試合は全部終わりみたいです。前日に雨で流したのを延期して対戦してるくらいだから、最後の試合はお互いにどうしてもやりたかった?で、夏のオープン戦が再開されてから、先日の千葉県予選までは企業相手だとひどいスコアの連続でした。でも県予選以降は見違えるような成績になってます。まぁ相手もどれくらい真剣に相手してくれてるのかわかりませんが、チームの状態も上がって来てるのかな。特に投手陣はかなり頑張ってるみたい。東海理化は負けちゃったけど、その東海理化から移籍してきた山川康樹投手が先発ではいちばん安定してるっぽい(←山川投手以外で先発で好投した選手があまりいないけど)。この調子なら、予選で当たる強いチーム相手でもいい勝負ができる可能性もあるかな~。群馬まではまず見にいけませんが、期待しております。5日の14時から、富士重工業との対戦。あと、少し前のことですが来年に関する記事が。富士大学の吉田翔吾選手はかずさマジックに内定してるんだって。大学選手権で5番を打ち2本塁打と活躍した三塁手だそうで。[記事]奇跡Vへ富士大・守安が完投…北東北大学野球(スポーツ報知)(9/20)また内野手ってか。となると今いる選手の中でどなたか内野の選手が…などと考えてしまいますが、少なくとも来年も活動するということで安心した部分も。来年は増枠になるはずでチャンスですからね。
2009年10月01日
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