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どつき漫才の元祖「正司敏江・玲児」が1973年にリリースしたシングル。今はなきローオンレコードから発売。RR-10なのでシングル盤としては10枚目だったのだと思う。A面「夫婦の花道」作詞 及川玲児さん 作曲・編曲 加藤博通さんジャネットにも歌詞カード側にも「唄 正司敏江・玲児」となっていますが、このシングルのA面、B面にも敏江ちゃんの声は一切入っていません。敏江ちゃんの歌声を楽しみに買った人はかなりガッカリしたと思う。歌の上手さでは玲児さんが圧倒的ですが…。この曲は後に唯一のヒット曲と行っても過言じゃない「とんぼり人生」の原型になっています。1番の歌詞はほぼそのままです。「とんぼり人生」は作曲は竜鉄也さんでメロディーを書き、歌詞も及川玲児さんの元の歌詞をかなりドラマチックに膨らませています。この曲は一度、「さすらい港町」のB面としてリリースされたのですが、この曲の方が話題になって敏江ちゃんのボーカルだけを入れ直しA面にして再発売されました。B面が「さすらいの港町」です。録り直したボーカルはかなり前よりも良くなっています^^;この曲はCD化もされています!「ローオン歌謡列伝 II」で聴けます。B面「母恋怨歌」作詞 及川玲児さん 作曲 山口洋さん 編曲 加藤博通さんこの曲も玲児さんの完全にソロです。正直、この頃の玲児さんの歌唱力はまだそれほどでもありません。「さすらい港町」「花かげろう」「日本列島がんばりやー」の頃になると心に響く歌唱になっています。歌の出だしの歌詞が違っています。歌入れの時に多分、急に変えたんじゃないかな。歌詞カードの印刷は歌うはずだった歌詞の方を掲載したままになったパターン。歌詞カード「♪父もいないの 母さへも」歌唱は 「♪母もいないの 父さんも」と逆になっています。「正司敏江・玲児」のレコードは持っていないものがあと2枚。切り抜きなども集めてるけどあまり出回っていません。当時に子供の頃に買って集めてたものも、貴重な物はあまり持っていません。「フラワーショー」「正司敏江・玲児」「ちゃっきり娘」はやっぱり特別。
2023年10月05日
ドイツのメタルバンド「U.D.O.」の18枚目のスタジオオリジナルアルバム。大好きなバンド「U.D.O.」の最新作。8月末の発売日にCDが届いてから何度も聴いてるアルバム。新作が出る度に、信用しきれているので駄作になる心配はいつもまったくしていない。そこに「ウド・ダークシュナイダー」のボーカルが入ってるだけで全て名曲になってしまう。1980年に「ウド・ダークシュナイダー」の存在を知ってから43年間ずっと彼の声に感動してきた。とにかくウドの声さえあれば、メタルじゃなくてもどんなジャンルでもOK「U.D.O.」の前作「Game Over」から2年。その間も「ドイツ連邦軍音楽隊」との共作アルバムや「ウド・ダークシュナイダー」ソロ名義のアルバム「My Way」をリリースしたりと、枯渇しない才能とヴァイタリティーにも感動です。そして、駄作がまったくないのも凄い事です。この「Touchdown」は前作以上に強力なメタルアルバムです。1曲目「Isolation Man」2曲目「The Flood」3曲目「The Double Dealer's Club」4曲目「Fight For The Right」5曲目「Forever Free」6曲目「Punchline」7曲目「Sad Man's Show」8曲目「The Betrayer」9曲目「Heroes Of Freedom」10曲目「Better Start To Run」11曲目「The Battle Understood」12曲目「Living Hell」13曲目「Touchdown」バンド構成Vocals – Udo DirkschneiderBass – Peter BaltesDrums – Sven DirkschneiderGuitar – Andrey SmirnovGuitar – Dee Dammersとにかくアルバムラスト曲のタイトルナンバー「Touchdown」の異常なカッコ良さの事を先に書きたくなる。ACCEPT時代の全ての曲を遥かに超えたカッコ良さ。今、現在こんな凄い曲を作れるのは感動の一言。歌唱もアレンジも演奏も完璧すぎる!ツインギターの完成系のようなツインギターのカッコ良さを凝縮したような演奏。ウドの息子のドラムも本当に最高です!やっぱり「ウド・ダークシュナイダー」が歌うと最高で完璧なROCKになる!1曲目「Isolation Man」CDが届いてこの曲のイントロが聴いてるうちに、このアルバムが最高な事が全て聴かなくてもわかった。そうそう!このアルバムからACCEPT時代のPeter Baltesがバンドに正式参加!やはりウドの歌がないとエキサイト出来なかったのはわかる。ウドのいないACCEPTなんてトンカツのないカツ丼みたいなもん。…は、ちょっと言い過ぎか^^4曲目「Fight For The Right」この曲のウドの歌メロが80年代の懐かしさと、それが進化したカッコ良さを感じさて鳥肌。ウドの歌がめちゃくちゃカッコいい!Gソロは由紀さおり姉妹でおなじみ!「♪ティアララルゥ〜 ティアララルゥ〜 ティアララティアララティアララ ルゥ〜」の「トルコ行進曲」を演奏。例の「エリーゼのために」よりもカッコいいかも。5曲目「Forever Free」は先行リリースのリードトラック。キャッチー目な曲をリードトラックに選んだのもわかるけど、最初から攻め込んでも良かったように思う。もちろんこの曲も名曲です!8曲目「The Betrayer」はタイトルナンバーの次に好きな曲。ギターリフが鳥肌もんのカッコ良さ!この曲もウドのボーカル最高!!9曲目「Heroes Of Freedom」も凄く好きな曲。最近のOZZYの曲っぽいアレンジも最高!今のメンバーで来日したらいいのに。この曲もライブ映えしそう。11曲目「The Battle Understood」もライブで盛り上がりそう。12曲目「Living Hell」もめちゃ気に入ってる曲。ウドが歌うと唯一無二の世界が一瞬で作り上がってしまう。他のボーカリストでは絶対に作れない世界。この曲のGソロも凄く好きです。
2023年10月04日
1972年11月10日発売の美空ひばりさんの259枚目のシングル。1年半前に発売したシングル「それでも私は生きている」のジャケットと同じです。カット違いとかにすればいいのに。よほど気に入ってたので、勝負曲のこの曲のジャケットに改めて使用したのだろうか。A面「ある女の詩」作詞 藤田まさとさん 作曲 井上かつおさん 編曲 青木望さんパッと聴くと普通の演歌のようですが、じっくり聴くと演歌にしてはモダンな音な事に気づく。それもそのはずで編曲が青木望さんです。この曲と同じ年の1972年に青木望さんは、アリスのデビュー曲「走っておいで恋人よ」の編曲もしています。演歌系の編曲を担当する事は珍しく、それも美空ひばりさんの楽曲を担当するとなるとかなりなプレッシャーがあったんじゃないかと思う。主にフォーク系やソフトロック系、歌謡曲を中心に編曲していました。イントロは演歌ファンも引き込まれるようなアレンジですが、歌が入ってからはコンガ、チェンバロの音が耳に残る。演歌での使い方とは少し違う感じで入れてるので新鮮に感じる。この曲はひばりさんの楽曲の中でかなり好きな方です。久しぶりにスタジオ録音オリジナル版を聴いたのですが、ライブでの歌い方がインパクト強くてそっちの方が頭に残ってるので、やたらとあっさり歌ってるように感じてしまう。ライブでこの曲を歌う時は、タメもかなり大きくしてるし、歌のダイナミックレンジの幅がこのレコードヴァージョンの3倍以上に感じる。特にサビの「♪ 遠い遠い日の わたしのあなたでした」の部分の迫力と感動はライブヴァージョンでしか感じられない。このあっさりとした歌唱も、これはこれで好きですが。もしレコードでの歌唱がライブ歌唱のように激しく歌ってたら、こんなには売れてなかったかも知れないし。あの歌唱はライブだから惹きつけられたのだと思う。でも、あれを聴いてしまうと、あっさりしすぎてるように感じてしまう。美空ひばりさんのライブは3回しか行った事はないのですが、梅田コマ劇場でこの曲を生で初めて聴いた時は感動した。見開きWジャケットです。B面「思い出の鞄」作詞 保富康午さん 作曲 かとう哲也さん 編曲 佐々永治さんこのシングルはカップリング曲も名曲です。作詞の保富康午さんは火曜日版「サザエさん」の主題歌を書きました。「♪窓を開けましょ るるる呼んでみましょう サザエさん」の方です。それよりも「大きな古時計」の日本語訳を作詞した人という方が凄さがわかるか…。自分は保富康午さんの作詞の中なら、森進一さんに書いた「うさぎ」がダントツに好きです。「おれはは鉄平」「ドカベン」「ジムボタン」など、多くのテレビ漫画主題歌の作詞も担当しています。作曲のかとう哲也さんは美空ひばりさんの実弟です。この曲は爽やかなフォーク調な楽曲です。ひばりさんも軽く爽やかに歌っています。
2023年10月02日
1975年5月1日発売の「GARO」の12枚目のシングル。「GARO」の全シングルの中でダントツに一番好きなシングルです。A面も最高なのですが、B面がさらにカッコいい。(ジャケットも全シングルの中で一番好きなジャケット)A面「一本の煙草」作詞 阿久悠さん 作曲 荒木和作さん 編曲 松任谷正隆さんガロのそれまでの楽曲とは一線引くような、レベルの高さを感じるアルバム「吟遊詩人」の1曲目に収録されてる曲。アルバムも全曲、松任谷正隆さんの編曲です。松任谷さんがアレンジすると、カッコよくなるのはもちろん、それまでのガロと世界がまったく違うようにも感じる。今、現在でも松任谷正隆さんのアレンジは世界レベルのカッコ良さ。ユーミンの最新アルバム「深海の街」を聴いて、あまりのカッコ良さに感動しまくった。ユーミンの書く、最高の歌詞とメロディがあってこそなんだけど。この「一本の煙草」はイントロから鳥肌もんです。ローズピアノの音色がボサノバチックなリズムにハマりすぎ。そしてさりげなく入ってるギロとトライアングルもゾクゾクする。アコギソロもめちゃくちゃカッコいい!リードボーカルは大野真澄さんです。大野さんが歌う事で、それまでのガロのさらに大人っぽさを出せるています。阿久悠さんの歌詞もめちゃ良いし、メロディ、ハーモニーにも惹かれる。そして何より松任谷正隆さんの編曲が最高に光ってる。ちなみにアルバムバージョンとは少し違う。どちらも甲乙つけられないほど好きです。B面「吟遊詩人」作詞 阿久悠さん 作曲 日高富明さん・堀内護さん 編曲 松任谷正隆さんこの曲はユーロピアン・プログレのような複雑な構成の楽曲です。組曲的な展開があるのですが、まったく違う曲を日高さんと堀内さんが作曲していてこの1曲の中に合わせてしまったので作曲者が二人になっています。日高さんの弾くGソロもカッコいい!阿久悠さんの歌詞もおもしろくて凄くイイ!アウトロはユーライア・ヒープかと思うようなイントロから松任谷さんの才能が天才的すぎる。6枚目のアルバム「吟遊詩人」をリマスターして再発してほしい。名曲だらけのアルバムです。半折れでフォークのオムニバスアルバムの広告が。
2023年10月01日
アメリカのハードロックバンド「Y&T」の5枚目のアルバム。1983年9月発売。このアルバムタイトルだけど発売当時の日本盤LPはこの邦題が付いていました。正しいタイトルはアルバム1曲目に収録されてる「Mean Streak」です。今では日本盤でも「ミッドナイト・イン・TOKYO」なんて変なアルバムタイトルになってるCDはないと思う。「Y&T」の事はこれまでに何度か書いてるけど、このアルバムの事はまだだったような気がする。このアルバムからのリードトラックの「Mean Streak」の12インチシングルの事は書いた。バンド構成Lead Vocals, Lead Guitar – Dave MenikettiGuitar – Joey AlvesBass, Synthesizer – Philip KennemoreDrums, Percussion – Leonard HazeA面1曲目「Mean Streak」2曲目「Straight Thru The Heart」3曲目「Lonely Side Of Town」4曲目「Midnight In Tokyo」B面1曲目「Breaking Away」2曲目「Hang 'Em High」3曲目「Take You To The Limit」4曲目「Sentimental Fool」5曲目「Down And Dirty」やはり何といっても1曲目「Mean Streak」は今の年になって聴いても、鳥肌立つほどにカッコいい曲!ギターリフのカッコ良さは当然ですが、ボーカルのメロディラインも本当にカッコいい!この曲を聴いてカッコ良いと思わないハードロックファンっているのか?と思ってしまうほど。1983年頃になるとテレビはもうほとんど観る事はなく、ラジオばかり聴くようになってた。音楽雑誌「MUSIC LIFE」のラジオCMにこの曲のイントロリフが使われてる時期があって、このリフが流れると、そのラジオ番組の空気が一瞬で変わるように感じてた。「MUSIC LIFE」のラジオCMはG-Forceの「YOU」のイントロリフも使ってる時期があってこれも凄いインパクトでした。「YOU」は今でも大好きな曲です。(ギターはGary Moore)2曲目「Straight Thru The Heart」はシングル「Mean Streak」のB曲。ミディアムナンバーでHeavyな演奏が渋い曲。3曲目「Lonely Side Of Town」はメロディアスでキャッチーな曲。少し前はこの手の曲はほとんど聴かなくなってた時期があったけど、ここ5年ぐらい前からこんなメロディアスでキャッチーなハードロックにまた惹かれるようになってきた。4曲目「Midnight In Tokyo」はタイトルに「東京」と付いてるので日本盤ではこの曲がアルバムタイトルになってしまってた。この曲は発売当時からあまり好きではなかった。似てる感じなら、一つ前のアルバムに収録されてた「Forever」の方が100倍好き。B面1曲目「Breaking Away」は歌メロがGary Mooreが歌いそうな感じで、これも好きだった。2曲目「Hang 'Em High」は当時の友人の中では人気曲だった。自分はそこまでではなかったけど「Mean Streak」よりこっちの方がカッコ良いとか言う奴もいて「それなない!」ってハッキリ言ってたのを思い出す。今思えば、ま、好みだから自由。3曲目「Take You To The Limit」はドラマチックで聞き応えのある曲。ミディアムでハードな曲です。4曲目「Sentimental Fool」は歌謡曲っぽいイントロが当時イヤだったように思ってたと思う。今は、キャッチーでPOPでめちゃ良いと思う。5曲目「Down And Dirty」アルバムラストは硬派なハードな曲。2019年にリマスター盤も出ています。ボーナストラックと16Pブックレット付いてます。
2023年09月30日
1968年1月5日発売の美空ひばりさんの233枚目のシングル。A面「むらさきの夜明け」作詞 吉岡治さん 作曲 原信夫さん 編曲 森岡賢一郎さん演奏津々美洋とオール・スターズ・ワゴンコロムビア・ストリングス1967年夏にグループ・サウンズを取り入れた「真赤な太陽」が大ヒットした。その第二弾的な曲がこの「むらさきの夜明け」です。「真っ赤な太陽」と「むらさきの夜明け」の間には正統派歌謡曲の「芸道一代」を発売しています。2曲続けてのロックな曲は避けたのかも知れない。「芸道一代」は名曲なのでリリースされて当然な楽曲です。B面の「ひばりの子守唄」も名曲。インパクトは「真っ赤な太陽」に負けていないのですが、もう慣れてるので最初の驚きほどはなかったのじゃないかと思う。「津々美洋とオール・スターズ・ワゴン」でインストととしてこの曲をレコーディングしてるのですが、そのヴァージョンは強烈なインパクトです。あのインストに近いオケで歌ってたら「真っ赤な太陽」を遥かに超えたセールスだったのかも…とか思ってしまう。「津々美洋とオール・スターズ・ワゴン」ヴァージョンはイントロはカオスな前衛的な演奏。突然、ハイウェイ・スターのように疾走感のあるベースが入ってくる。テンポはちょっと速すぎるかも知れないけど、このテンポとこのフラメンコっぽいアレンジでひばりさんが歌ってたなら凄い話題になったと思う。でもこの曲も「真っ赤な太陽」の140万枚の大ヒットとはいかなくても14万枚のヒットになりました。B面「思い出と一人ぼっち」作詞・作曲 小野透さん 編曲 佐伯亮さん作詞、作曲の小野透さんは、ひばりさんの実弟でもある、かとう哲也さんの元の芸名でもあり、ペンネームでもある。かとう哲也さんは後にいろいろありましたが、いい曲を残しています。本人も俳優、歌手としても活躍していました。ムード歌謡とJAZZを合わせたような曲でしっとりと歌うひばりさんの歌声が楽しめます。
2023年09月29日
QUEENの11枚目のアルバム「The Works」からの先行第一弾シングル。そして日本では東芝EMIに移籍した第一弾シングル。(日本盤7インチ見本盤)(第一弾プロモ盤。 この頃はふりがなに「ラジオ」と書かれてた。 レーベルはゴム印で品番が決まってすぐにプレスしたような感じ)東芝EMIもQUUENを獲得して舞い上がってる感を凄く感じた。当時、ちょうど東芝EMIに関係する所で仕事してて、QUEENの移籍には驚いたしうれしかった。かなり早い段階からテスト盤、アセテート盤を製作して各メディアに早いうちから配ってるようだった。イギリス発売が1984年1月16日、日本盤発売は1ヶ月遅れて2月21日でした。(アメリカ盤は2月7日)アセテート盤のB面は「Under Pressure」でした。A面「Radio Ga Ga」作詞・作曲 Roger Taylor輸入盤の発売日に12インチシングルを買って聴いた。イギリス盤7インチはまだ入って来てなかったと思う。久しぶりの新曲だったので期待がかなり大きかったし、どこにも寄らずにまっすぐ家に帰ってすぐにターンテーブルにレコードを置いた。自分は前作の「Hot Space」も物凄く気に入ってて、どんなジャンルの音が出て来てもQUEENなら大丈夫だった。ただ、昔に戻る事だけは望んでなかった。その頃、ハードロックブームなのもあってやたらと初期のQUEENを持ち上げた音楽雑誌の記事が多くげんなりしてた。もちろんデビューアルバムも「QUEEN II」も「Sheer Heart Attack」も「A Night At The Opera」も「Hot Space」と同じぐらい好きなアルバムですが。でも、もし「The Works」が「QUEEN II」のようなハードロックなアルバムだったら自分はがっかりしたと思う。QUEENがソウルやファンクっぽくなっていく事にはワクワクしてた。QUEENには次々と新しいQUEENを聴かせてほしいといつも思ってた。なのでフレディのソロもオペラアルバムも全て気に入ってる。「Radio Ga Ga」もこれまでにないQUEENが聴けたので大満足でした。フレディのボーカルも最高だしアレンジも演奏も最高。これまでの曲がそうだったように、ライブではもっとロックな演奏になると予想できた。「Action This Day」も「Calling All Girls」も「Staying Power」もライブではより激しくアレンジされてた。1985年に代々木で初めて生でこの曲を聴いた時は、震えた。スタンド席でほぼ真横からステージを見るような席だったけど、メンバーは凄く近かった。メンバーがステージに上がってくる様子も降りていく様子もばっちり見える席だった。それにフレディは真横の観客にもサービスを忘れない。B面「I Go Crazy」作詞・作曲 Brian Mayこの曲は初めて聴いた時からライブのセットリストには入らないだろうって予想してた。シングルB面のみ収録の楽曲はいい曲だと思っててもセットリスト入りする事はなかった。アルバムに収録されずに、シングルB面のみ収録の曲では「See What a Fool I've Been」だけは例外で初期のライブではアンコールに演奏されてた。この前から「The Works」をよく聴いてる。このアルバム聴くと当時の事とかがかなり鮮明に次から次へと思い出してきて懐かしさでいっぱいになる。このアルバムが出た頃はQUEENがあんな形で終わるとは想像もしてなかった。(アセテート盤は凄い臭い匂いとレコードの端がメタリックな青に光るのが特長)B面は「Under Pressure」(イギリス盤 12インチシングル)
2023年09月28日
1971年3月10日発売の美空ひばりさん250枚目のシングル。美空ひばりさんの曲の事はあまり書いて来てなかったのですが、そろそろ封印していこうかと。シングル盤自体は島倉千代子さんや森進一さん、水前寺清子さん、畠山みどりさんのようにほぼコンプリートしてるわけではないのですが、昔から中古盤屋で珍しそうな物を見つけたら買っていました。少し前に書いた「さくらの唄」は特別な逸話があった曲で、その上、アレンジ自体も完全にフォークソングでした。この曲は阿久悠さんが初めてひばりさんに歌詞を提供した楽曲ということで外せない1曲です。A面「それでも私は生きている」作詞 阿久悠さん 作曲 井上かつをさん 編曲 馬飼野俊一さん初めて聴いた時は、エレキギターのトレモロ奏法が何か気になりすぎてひばりさんの歌に入れなかったのですが、何度も聴いてるうちにこの独特すぎるEギターのトレモロのフレーズがくせになってきた。この楽曲の演奏はケニー・ウッド・オーケストラです。ケニー・ウッド・オーケストラとは多くの歌謡曲の編曲で名を馳せた森岡賢一郎さんが作ったバンド。歌謡曲のオケだけじゃなく、映画音楽のサントラも演奏していました。「雨のアムステルダム」がケニー・ウッド・オーケストラ演奏作品です。ケニー・ウッド・オーケストラで凄く好きな演奏は沢田研二さんの「コバルトの季節の中で」が最初に頭に浮かぶ。初期の沢田研二さんのスタジオレコーディングの多くがケニー・ウッド・オーケストラの演奏でレコーディングされています。ライブは井上堯之バンドですが、レコーディングはケニー・ウッド・オーケストラで録音していました。沢田研二さんの曲なら「追憶」のケニー・ウッド・オーケストラの演奏も好きでした。「時の過ぎゆくままに」も「勝手にしやがれ」もケニー・ウッド・オーケストラの演奏です。この「それでも私は生きている」は軍歌のようなリズムの人生の応援歌です。サビのインパクトは強力です。ひばりさんにしか歌い切れないような盛り上げる歌唱とファルセットのロングトーン。この歌詞で全く違うメロディーと曲調になってたら…とか考えてしまうときがある。このままでも嫌いじゃないんだけどね。「今日の我に明日は勝つ」のような分かりやすい応援歌の方が一般受けはすると思う。この曲はちょっとマニアックな感じです。B面「新宿波止場」作詞 横井弘さん 作曲・編曲 市川昭介さん市川昭介さんらしい軽快でノリのいい演歌です。セールスだけ考えると、こっちをA面にした方が売れたんじゃないかと思う。でもちょっと都はるみさんの曲のような感じもするのですが…。西川峰子さんあたりが後にカヴァーしてシングル発売すれば大ヒットしたかも知れない。
2023年09月27日
島倉千代子さんの1963年8月発売の10インチアルバム。ナレーションなしの10インチです。A面1曲目「二人だけの砂丘」 作詞 石本美由起さん 作曲 遠藤実さん 編曲 安藤実親さん2曲目「あわれ君ゆえに」 作詞 西澤爽さん 作曲 古賀政男さん 編曲 佐伯亮さん3曲目「わかれ渚」 作詞 石本美由起さん 作曲 遠藤実さん 編曲 安藤実親さん4曲目「一人ぼっちになっちゃった」 作詞 関沢新一さん 作曲・編曲 山路進一さん B面1曲目「むらさきの慕情」 作詞 西澤爽さん 作曲 古賀政男さん 編曲 刀根研二さん2曲目「愛のうず潮」 作詞 西澤爽さん 作曲 船村徹さん3曲目「愛情」 作詞 丘灯至夫さん 作曲 万城目正さん 編曲 山路進一さん4曲目「雨の降る日の午後でした」 作詞 久米行雄さん 作曲 服部克久さんこのアルバムのタイトル「二人だけの砂丘」は1963年7月発売「わかれ渚」のB面曲なのにアルバムのタイトルに格上げ。2曲目「あわれ君ゆえに」は1963年5月1日発売の「むらさきの慕情」のB面曲。ラテンのリズムを少し取り入れたムード歌謡チックな楽曲。古賀政男さんのギターソロはいつもの古賀メロディの感じとは違っていて珍しい演奏。3曲目「わかれ渚」はハワイアンを取り入れたアレンジ。島倉さんの歌唱もヨーデルのように地声をファルセットをコロコロ変えるような歌唱をしてる部分もあって聴き入ってしまう。4曲目「一人ぼっちになっちゃった」は1963年2月1日発売のシングル「愛情」のB面曲。初めて恋をして騙されて一人ぽっちになっちゃった・・・って歌です。3番の歌詞は歌詞カードに掲載されているのですが「三番は歌われておりません」と書かれています。何か前にもこう言うのあったように思う。B面1曲目「むらさきの慕情」は完全にタンゴナンバーです。ここまで本格的なタンゴを古賀政男さんが書いてるのも珍しい。間奏のピアノソロとバンドネオンの音が凄く良い!2曲目「愛のうず潮」はB面が北島三郎さんの「亜矢子の歌」というカップリング。この「愛のうず潮」は関西テレビのドラマ「愛のうず潮」の主題歌です。3曲目「愛情」は1963年2月1日発売のシングル。コンガがバックでずっと鳴っていてラテンっぽく作られてる曲です。島倉千代子さんのオリジナルは前にも書いたけど、本当に和の演歌調の曲は意外と少ない。ラテン系、ムード歌謡やフォークな曲がかなり多い。4曲目「雨の降る日の午後でした」もB面は違う歌手とのカップリング。コロムビアローズさんの「夜が泣かせる」がB面でした。この曲の歌詞は雑誌「平凡」で懸賞付きで応募された中から選ばれた歌詞。
2023年09月26日
1959年1月発売の「アート・ブレイキー」のアルバム。タイトル通りに全曲ビッグバンドとの共演でレコーディングされています。ビッグバンドでアルバム全曲ドラムを叩くのは珍しかったようです。「 The Jazz Messengers」とはまた全然違う印象でこのアルバムは好きでよく聴いてる。ビッグバンド好きなので気持ちよく楽しめるアルバム。1994年発売のドイツ盤2007年に日本盤でリマスター盤が出てるようなので買い換えようかと思ってる。音圧がやや低いだけで特に問題なく気持ち良く聴けるんだけど。1曲目「Midriff」Soloist – Bill Hardman(Trumpet), John Coltrane(Sax), Walter Bishop(Piano)2曲目「Ain't Life Grand」Solois – John Coltrane(Sax), Ray Copeland(Trumpet), Walter Bishop(Piano)3曲目「Tippin'」Bass – Wendell MarshallDrums – Art BlakeyPiano – Walter BishopTenor Saxophone – John ColtraneTrumpet – Donald Byrd4曲目「Pristine」Bass – Wendell MarshallDrums – Art BlakeyPiano – Walter BishopTenor Saxophone – John ColtraneTrumpet – Donald Byrd5曲目「El Toro Valiente」Soloist – Art Blakey(Drums), Jimmy Cleveland(Trombon), Sahib Shihab(Sax)6曲目「The Kiss Of No Return」Soloist – Frank Rehak(Trombon), Idrees Sulieman(Trumpet), Jimmy Cleveland(Trombon), Sahib Shihab(Sax)7曲目「Late Date」8曲目「The Outer World」Soloist – Idrees Sulieman(Trumpet), John Coltrane(Sax)ジョン・コルトレーンが作った4曲目「Pristine」はアルバム聴き終えてから、もう一度聴いてしまう曲。気持ちいい演奏。5曲目「El Toro Valiente」も凄く好きな曲。ラテンジャズは生で聴きたくなる。ビッグバンドのジャズが聴きたくて「アロージャズオーケストラ 」を聴きに行ったりしたけどジャズナンバーはあまり演奏しなかったのが残念。有名なスタンダード曲や歌謡曲をジャズアレンジで聴くのも好きだけど、やはりこのアルバムに収録されてるような曲が聴きたいと思ってしまう。6曲目「The Kiss Of No Return」も聴き行ってしまうムーディな曲。1曲目の「Midriff」は派手で豪華なアレンジでわくわくしてくる。Bill HardmanからJohn Coltraneに繋がるソロとか鳥肌です。この1曲目でつかみは完全にOKって感じです。
2023年09月25日
1999年9月10日発売の島倉千代子さんと中山大三郎さんのデュエットシングル。コロムビアの企画で「コロムビア デュエット大行進 '99」の中の1曲です。このシングルの2曲の他に八代亜紀さん&杉本眞人さんの「港灯」や小林幸子さん&平尾昌晃さんの「二都物語」や松原のぶえさん&船村徹さんの「うわさ供養」など話題曲が多く制作されました。1曲目「ヨコハマ・ビギン」作詞・作曲 中山大三郎さん 編曲 伊豆のりおさん中山大三郎さんが作詞作曲、そしてデュエット相手です。中山大三郎さんは作詞のみの曲や作曲のみの曲で多くの名曲を書いています。この曲のように作詞作曲、両方を担当する事もあり、多くの名曲を生み出しています。中山大三郎さんが作詞作曲した超名曲に森進一さんの「ゆうすげの恋」(1976年7/5発売)があります。これは森さんの全オリジナル曲の中でも確実にベスト20に入ると思う。それから森進一さんに書いた「雨の桟橋」(1977年1/5発売)も超名曲です!「さざんか」は作詞のみ担当ですが、この曲も森進一さんの代表曲のひとつです。島倉千代子さんには「人生いろいろ」の作詞を担当。これは久しぶりの島倉さんの超大ヒット。現役ぶりを世に知らしめた曲でした。この曲は1960年代前半の楽曲のようなラテン系ムード歌謡です。アレンジや楽器のチョイスも60年代前半の世界そのもの。もっとギロが前に出てた方が60年代かも知れないけど、これ以上、前に出すとやらしすぎるか…。ボーカルレベルと同レベルほど前に出てるギロはよくありました。この曲で初めて中山大三郎さんの歌声を聴いたのですが、風貌通りの柔らかく優しい歌声です。ちょうど今日と明日、横浜アリーナでユーミンがライブしてて横浜でこの曲を思い出して書きました。2曲目「お父さんありがとう」 岡千秋さん&西尾夕紀さん作詞 松井由利夫さん 作曲 岡千秋さん 編曲 池多孝春さん岡千秋さんと言えばやはりあの魅力的なダミ声で歌った「浪花恋しぐれ」です。都はるみさんとのデュエットが強烈なインパクトだった。またこの曲を都はるみさんっぽい雰囲気で歌ってるので、「浪花恋しぐれ」再び!って感じです。父親と娘の歌なのですが、岡さんのダミ声と突き抜けるような歌唱の西尾さんの声の絡み合いが最高です。
2023年09月24日
2013年11月13日発売の「TOMOVSKY」の15枚目のフルアルバム。TOMOVSKYは元カステラのリードボーカル。カステラはデビューの頃から好きでよく聴いてた。解散後のソロ活動も全てCD持ってるわけではないけど、アルバムが出たのを知った時は買って聴いています。前に「LEISURE」や「YORUMANIA FULL」などは書いたように思う。1曲目「オープニングテーマ」2曲目「削除同盟」3曲目「今日に与えよ 2013」4曲目「さしだせ」5曲目「日付変更船」6曲目「抵抗」7曲目「2つめの太陽」8曲目「ほうき」9曲目「人生は無限だ」10曲目「手のひら」11曲目「都合のいいジャンプ」12曲目「クロースリターン」13曲目「映画の中」14曲目「エンディングトーク」移動遊園地を想像するような手回しオルガンの演奏のようなオープニングインスト曲ここから一気に妙な世界に引き込まれていく。そして「削除同盟」このアルバムはコンセプトアルバムで削除するものが2つのテーマで歌われています。前半の3曲目「今日に与えよ 2013」から7曲目「二つめの太陽」は「今日」「明日」「時間」などの区切りを削除するのがテーマのようになっています。6曲目「抵抗」は「人生の長さは神様が決めるとしても 一日の長さはこっちが決めるよ」とこれだけを歌う。1日が24時間という区切りを削除しようと抵抗。4曲目「さしだせ」は名曲。キャッチーなロックナンバーで「明日に期待したいなら それに見合った何かをさしだせ!」と痛いところを突かれたような気分にさせられる。「明日に期待してるとか よく言えるな ムシがいいな」5曲目「日付変更船」が「さしだせ」に続いてふんわりと始まる。人類だけが時間に縛られてる考えを削除しようともがいてる歌。デビューの頃から「途中で寝るな」とか「23時間」とか「夜更かしは出来ない」とか「世界が回る」とか時間に関するテーマになってる曲も多かったように思う。7曲目「2つめの太陽」も凄く好きな曲。「♪眠らなければずっと今日のまま」歌詞も曲もアレンジも好きでよく聴いてた。8曲目「ほうき」からテーマが変わって無意識、無自覚、自意識とか。自意識過剰、無意識過剰とか考えだすと頭がこんがらがる。「♪自分から遠く なるべく遠く 出来るだけ遠くにいるのがラク」と歌って「無自覚な場所に逃げ込んでハシャいでる、そんな感じだ」と自分でもよくわからないってのが答えのような気もする。初めてこのアルバムを聴いた時と、何年かぶりに今日、聴いたのでは決定的に何か違う。9曲目「人生は無限だ」がこのアルバムで一番好きな曲です。「♪自分って意識を 放り投げたら そこから 人生は無限だ〜〜」楽曲もカッコイイし歌唱も凄くいい!11曲目「都合のいいジャンプ」も初めて聴いた時からずっと胸の中に残ってる曲。前の「手のひら」からの流れで聴くとさらに深く入れる。「ヒトのため」だと手足が動き「自分のこと」だと固まってしまうと「ほうき」でも歌ってて「ヒトのために目を覚まし、ヒトのために息をする」と、この曲で歌ってる。自分の中でこの年になっても答えが出ないような事を考えて見るのも楽しい。実質ラスト曲、13曲目「映画の中」はおもしろい曲です。さだまさしさんの「主人公」て曲をふと思い出すような所もあってぼんやりと自分のこと、周りの大事な人のこととか一瞬考える。アルバム通して聴くと妙な満足感を得られる。14曲目「エンディングトーク」はボソボソとTOMOVSKYがしゃべっています。2013年10月10日の夜明けに話しています。2013年3月リリース宣言してから8ヶ月遅れになったこの日に他愛もない話をしてるのを聞くのもおもしろい。この2013年、観測史上一番暑い夏になったと言っていますが、この10年後の2023年秋は2013年どころじゃない観測史上最も暑い夏になって、9月20日過ぎても真夏日が続くという異常な事になってる。いろいろと大変すぎておもしろい。
2023年09月23日
ガロの6枚目のシングル。「学生街の喫茶店」「君の誕生日」の大ヒットに続き、この曲も大ヒット。1973年8月25日発売。この曲は天地真理さんが8枚目のアルバムにカヴァーした事でも有名。天地真理さんのヴァージョンも必聴です。A面「ロマンス」作詞 山上路夫さん 作曲 堀内護さん 編曲 大野克夫さんメロディーの美しさと編曲の素晴らしさは今、聴いても惹きつけられる。マークこと堀内護さんとボーカルこと大野真澄さんの掛け合い部分は二人の声質の響きが気持ち良い。天地真理さんのヴァージョンの編曲は宮川泰さんです。オリジナルの基本を大きく崩さずに、天地真理さんに合った音色を選んでアレンジされています。イントロや間奏のベースは生のチューバを使ってたり、ブラスセクションを豪華に入れているのもオリジナルアレンジを大切にしながら曲の深みをさらに出しています。ガロのオリジナルは何と言ってもマンドリンと生ストリングスのアレンジが印象的。メロディーが素晴らしいので、どんな楽器を足しても合ってしまう。堀内護さんの書くメロディーは好きなものが多い。(1973年春のライブ写真)B面「二人だけの昼下り」作詞 山上路夫さん 作曲 すぎやまこういちさん 編曲 大野克夫さんこの曲は完全にプロの作家陣で作られた曲。そしてリードボーカルはトミーこと日高富明さん。トミーが歌うとロック色強く感じる。この曲はA面にしてても大ヒットしたと思う名曲。岡沢章さんと原田裕臣さんのリズム隊の気持ち良さも楽しめる曲。沢田研二さんの「危険な二人」の印象的なイントロと歌中のオブリを弾いた松木恒秀さんのギターです。「危険な二人」で使ったオブリをかなり近い状態でこの曲でも使っているのもシャレが効いてて興味深い。「危険な二人」の4ヶ月後にこの曲が発売された。B面にしておくのは勿体無い英語で歌えば完全に洋楽になりそうなカッコイイ曲です。この頃、音楽雑誌に各アーティストの出演料などが細かく掲載されている事がありました。1970年代中頃までは、フォークのアーティストは学園祭はかなり重要でした。いくつもの学校に呼ばれてライブをすると確実にファンが増える。1日にいくつもの高校や大学をはしごする学園祭人気バンドは多くありました。アリスも当時は学園祭の出演本数は1位2位を争う数だったようです。ガロは「学生街の喫茶店」のヒットからテレビ出演も多く、フォークバンドと歌謡曲の間のイメージ。学園祭にスケジュールがなかなか押さえられなかったとか。ここにかなり細かくギャラが掲載されていました。「学生街の喫茶店」がヒットした頃はPA込みで16〜17万円。ヒット曲を連発して「ロマンス」を歌っている頃になるとPA込みで60万円と3倍以上のギャラに。それでも安いように感じる。
2023年09月22日
アメリカのアーティスト「Sebastian Blanck」の2011年発売のシングル。アルバム「Alibi Coast」からのシングルカット。ほぼインディーズに近くあまり知られていないのですが、アルバム「Alibi Coast」はずっと胸の中に残っているような印象深いアルバムです。悲しすぎたり寂しすぎたりの先にある虚無感に身を委ねるようなアルバム。アルバムよりも先にインディーズ専門の輸入CD店で、このアナログEP盤を見つけて買ったのが出会いです。いつものようにジャケ買いでした。A面「Thunder」乾いたアコギの音が寒々しさを感じさせ、美しく哀しいハーモニー。初めて聴いた時は何とも言えない寂しさを感じた。インディーズフォーク系も素晴らしいバンドが多くて、いくつかお気に入りがいます。その中の一つが「Sebastian Blanck」です。B面「Black Sanded Beach (Choral Version) 」この曲もアルバム「Alibi Coast」に収録されている曲です。「Thunder」の方が自分はだんとつに好きなのですが、この曲も久しぶりに聴くとジャケットのイメージと重なって、何かを無くしてしまった苦しさを感じたりする。CDじゃなくアナログ盤で聴きたいアーティストです。レコード盤でしか感じられない物を強く感じる。
2023年09月21日
イギリスのロックバンド「アメリカ」の1975年発売の大ヒットシングル。アメリカのバンドだと思っている人が多いのですが、イギリスで結成されたバンドです。3人組のバンドで3人とも父親がロンドン駐留アメリカの空軍人。いろいろとややこしいのですが、イギリスのフォークロックバンドです。A面「Sister Golden Hair」(邦題「金色の髪の少女」)アメリカの曲って言えば、最初に頭に浮かぶ数曲の中の1曲です。大ヒットした曲なので、聴いてみるとこの曲知ってると思う人が多いと思う。5枚目のアルバム「Hearts」からのリードトラックで第一弾シングル。爽やかな8ビートのジャクソン・ブラウンの曲のようなストレートで心地良い曲。イントロはジョージ・ハリスンの「My Sweet Lord」を意識してるようにも思うけどやっぱりこの曲のイントロのアレンジは秀逸です。アナログ盤のシングルで聴くのなんて40年以上ぶりですが、いろいろと昔の事を一気に思い出す。本当に名曲だし素直で癖のないボーカルも爽やかでイイ!超癖の強いボーカルの方が好きだけど、爽やかな癖のないロックボーカルもやっぱりイイ!B面「Midnight」この曲も5枚目のアルバム「Hearts」からの曲です。アルバムのA面3曲目に収録されているのですが、この曲がアルバムの良いスパイスになっててアルバム通して聴くと心に残るメロディーとアレンジ。「Sister Golden Hair」よりも好きかも知れない。美しいストリングスアレンジと3人のハーモニー。ギターのリフも凄く印象的です。「アメリカ」って久しぶりに聴いたけど、やっぱり自分の音楽のツボを突いてきてくれると再認識。そして「アメリカ」と言えば! 松任谷由実さんの「Hello, My Friend」をカヴァーしたのも強く印象に残ってる。アレンジはほぼオリジナルに近いのですが、英詞で歌うと完全に洋楽にしか聞こえない。ユーミンのメロディーは本当に洋楽に思える曲が物凄い多くある。「アメリカ」ヴァージョンの「Hello, My Friend」を聴くと、この曲の凄さが改めてわかる。これはユーミンの凄さがよくわかるので必聴です。もちろん「アメリカ」の凄さもよくわかる。Pauline Wilsonがカヴァーしたユーミンの「Carry On」も完全洋楽です。ユーミンの曲を海外のアーティストがカヴァーしたのを集めたアルバム「OVER THE SKY Yuming International Cover Album」で両曲とも聴けます。他にも海外のアーティストのカヴァーを聴くと、どれもユーミンの曲の凄さを思い知ると思う。「最後の嘘 」も「A Happy New Year」も「朝陽の中で微笑んで」も素晴らしい。「霧雨で見えない」なんてメロディーは洋楽でしかないクオリティの高さ。
2023年09月21日
美空ひばりさんの273枚目のシングル。30周年記念曲。1976年7月1日発売。この曲は発売までに特別な逸話のある楽曲です。A面「さくらの唄」作詞 なかにし礼さん 作曲・編曲 三木たかしさんなかにし礼さんが1970年代後半に兄の膨大な借金の保証人になって失意のどん底の中この歌詞を書いた。ある意味、遺言状のつもりで書いたと語っている。曲を三木たかしさんに頼み出来上がった。この時点では美空ひばりさんが歌うなんて事は想像もしていなかった。楽曲が出来上がり、この曲に惚れ込んだ三木たかしさん本人がレコーディングして歌った。しかし、まったく売れなかった。そんな経緯のある楽曲を耳にした久世光晴さん(TBSの有名演出家)が、この曲と同じタイトルの「さくら」というドラマを作り、この曲を主題歌にして美空ひばりさんに歌ってもらおうと考えた。人が一度レコーディングした曲をカヴァーしてシングル曲にする事はそれまでの美空ひばりさんにはなかった。それもほとんどヒットしていない曲。ひばりさんのスタッフは当然、断った。それでも久世さんはひばりさんの公演中の楽屋に赴き直接、交渉した。三木たかしさんがレコーディングしたものを楽屋で流した。なかにし礼さんのどん底な状況も説明してこの曲を聞いてもらった。一度流し終えると、ひばりさんはもう一度流してほしいと言った。そして2回目流れる歌に合わせひばりさんは口ずさみ歌っていたらしい。アコースティックギター1本で始まる完全なフォークソングアレンジ。自分はこの曲を10代の頃に初めて聴き、美空ひばりさんの凄さを思い知った。この曲を聴いてから美空ひばりさんを見る目が変わった。歌謡界の女王のイメージよりも人間臭さを感じてから美空ひばりさんの歌を聴くようになった。ひばりさんが歌っても、この曲は売れなかった。でも、ドラマ主題歌としてこの曲を耳にした人は凄い数だったと思う。フォークな曲なのでひばりさんファンも当時はいい曲だと思っても買う所まではいかなかったのかも知れない。この一つ前のシングルが30周年記念曲第一弾の「雑草の歌」です!あの壮大で感動的な人生の応援歌の次がシンプルすぎるフォーク曲だったのでがっくりした人もいたのかも知れない。そりゃ「雑草の歌」は名曲だしキャッチーな曲なので次もこんな曲を期待するのは当然だとは思う。B面の「夜の雨」も当時、売れてたタイプの演歌曲。これも良い曲だった。この「さくらの唄」を聴いた事がない人は聴いてみてほしい。「♪ 何もかも僕は なくしたの 生きていることが つらくてならぬ もしも僕が死んだら友達に ひきょうなやつと 笑われるだろう・・・笑われるだろう」こんな歌詞で始まるかなり重く暗いフォークナンバーです。歌い方もいつものひばりさんの堂々とした歌唱を封印して、かなり声も感情も抑えて聴く人の心の中に染み込んでくる声で歌っています。B面「おんな酒」作詞 なかにし礼さん 作曲 三木たかしさん 編曲 佐々永治さんイントロもオーソドックスな演歌曲のようですが、歌バックはこれもフォーク曲のような印象も感じるアコギのアルペジオ。フォークと古賀政男メロディを合わせたような悲しい曲です。この曲でのひばりさんの歌唱は伸びやかなハイトーンファルセットも使っています。いい曲です!2016年にこの「さくらの唄」は再度 マキシシングルとして発売されました。未発表のギターヴァージョンとオリジナルヴァージョンを収録。
2023年09月20日
1971年10月10日発売のガロのデビューシングル。大ヒットシングル「学生街の喫茶店」の発売の8ヶ月前、ガロはデビュー。ミッキー・カーチスさんプロデュースで制作されました。メンバー構成堀内護さん ボーカル、ギター、マンドリン、ピアノ日高富明さん ボーカル、ギター、マンドリン大野真澄さん ボーカル、ギター、マンドリン、ピアノA面「たんぽぽ」作詞 大野真澄さん 作曲 堀内護さん 編曲 ガロこのシングルはガロのメンバーのみの作詞、作曲で作られたシングル。この次のシングルからプロの作詞家が書いた歌詞で歌う事が多くなった。天地真理さんの大ヒット曲のほとんどを作詞した山上路夫さんがガロを担当した。「学生街の喫茶店」や「ロマンス」「君の誕生日」「姫鏡台」「ピクニック」などガロのヒット曲のほとんどが山上路夫さんの作詞でした。このデビューシングルはまだ素朴なフォークバンドの色も強く洗練されていく前の自然なガロが感じられる曲です。メロディーにも惹きつけられる不思議な魅力があります。サイモン&ガーファンクルの「Scarborough Fair」を彷彿させるメロディと雰囲気です。この曲は結構好きで10代の頃にはよく聴いてた思い出がある。B面「一人で行くさ」作詞・作曲 日高富明さん 編曲 ガロ日高富明さんはデビューの頃からロック志向の強いのが感じられます。ソロパート部分の歌唱もロックな歌唱です。この曲もA面「たんぽぽ」に負けないほど名曲で、好きな曲です。4枚目のシングル「涙はいらない」のB面「明日になれば」も日高富明さんが作詞、作曲を担当していますが、この曲もロックな曲です。シングル「ビートルズはもう聞かない」のB面「惑」も大好きな曲で、作曲が日高富明さんで作詞は大野真澄さん。この「惑」もかなりロックな曲です。ガロのシングルでダントツに一番好きな曲は「一本の煙草/吟遊詩人」です。この2曲はカッコイイ!松任谷正隆さんの天才的なアレンジも光る曲です。特にB面「吟遊詩人」は全てのガロの曲の中でダントツに一番好きな曲です。この2曲の作詞は阿久悠さんです。深町純さんのアレンジがカッコイイ「姫鏡台」も好きな曲。
2023年09月19日
「真理ちゃんシリーズ」の第4弾「アタック!真理ちゃん」の♯25が放映されました。 (♯5は放送されず) (「アタック!真理ちゃん」は1974年4月4日〜9月25日まで放映)『アタック!真理ちゃん』 ♯25 (1974年9月25日放映分)出演者天地真理さん桂三枝さん堺正章さん最終回は完全な音楽番組になっていました。天地真理さんと堺正章さんの歌で構成された最終回。天地真理さんのオリジナル曲もたっぷり聴けて満足な回でした。「恋人たちの港」ではドラムのフィルインが崩れてしまい、歌い出しが歌いにくそうでした。新しく入ったドラマーなのか、おかずの入れ方がかなり雑に思えた。セットリスト1曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん 2曲目「水色の恋」 天地真理さん作詞 田上えりさん 作曲 田上みどりさん 編曲 森岡賢一郎さん3曲目「恋人たちの港」 天地真理さん作詞 山上路夫さん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さん4曲目「恋と海とTシャツと」 天地真理さん作詞 安井かずみさん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さん5曲目「枯葉の宿」 堺正章さん作詞 阿久悠さん 作曲 井上忠夫さん 編曲 森岡賢一郎さん6曲目「涙から明日へ」 天地真理さん・堺正章さん作詞 小谷夏さん 作曲 山下毅雄さん 編曲 広瀬雅一さん7曲目「赤い風船」 天地真理さん・堺正章さん作詞 安井かずみさん 作曲:編曲 筒美京平さん8曲目「思い出のグリーングラス」 天地真理さん・堺正章さん作詞 J.Hall・訳詞:山上路夫 作曲 C.Putman 9曲目「想い出のセレナーデ」 天地真理さん作詞 山上路夫さん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さん10曲目「今日の日はさようなら」 天地真理さん他、出演者 作詞・作曲 金子昭一さん「枯葉の宿」は1974年9月1日発売の12枚目のシングル。1973年末に発売した大ヒット曲、森進一さんの「冬の旅」を意識したような楽曲。阿久悠さんはこの頃に森進一さんの名曲を多く書き下ろしています。「涙から明日へ」はドラマ「時間ですよ」の中でも二人で何度か歌っていました。最終回での「想い出のセレナーデ」はサビ繰り返し部分をカットで2コーラスのみ。歌唱は素晴らしかった。涙を浮かべて歌う事も話題になった。感情移入しすぎた時は涙が頬を何度も伝って流れた。今回も特別にストリングスを5人追加で編成されていてバンドの演奏も素晴らしかった!
2023年09月18日
「真理ちゃんシリーズ」の第4弾「アタック!真理ちゃん」の♯24が放映されました。 (♯5は放送されず) (「アタック!真理ちゃん」は1974年4月4日〜9月25日まで放映)『アタック!真理ちゃん』 ♯24 (1974年9月19日放映分)出演者天地真理さん桂三枝さんあのねのねアグネス・チャンさん桜ヶ丘中学校 マンドリンクラブこの回の次で「真理ちゃんシリーズ第4弾 アタック!真理ちゃん」は最終回を迎えます。次は第5弾「はばたけ!真理ちゃん」がスタートします。「はばたけ!真理ちゃん」のことは1回目の放送から最終回まで書き終わっています。この回も楽曲が多く、真理ちゃんも歌だけじゃなく、ピアノとマンドリンも披露。最初からコンサート形式で企画しておけばよかったのに。やっぱり歌が聴けるの一番うれしい。セットリスト1曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん 2曲目「ふたりの日曜日」 天地真理さん作詞 山上路夫さん 作曲 平尾昌晃さん 編曲 竜崎孝路さん3曲目「一週間」(替え歌) 天地真理さんロシア民謡4曲目「ヌー坊、こやじのうれしじゃないか」 5曲目「美しい朝がきます」 アグネス・チャン作詞 安井かずみさん 作曲 井上忠夫さん 編曲 馬飼野俊一さん6曲目「マリア・マリ」 桜ヶ丘中学校 マンドリンクラブ7曲目「水色の恋」 天地真理さん・桜ヶ丘中学校 マンドリンクラブ作詞 田上えりさん 作曲 田上みどりさん 編曲 森岡賢一郎さん8曲目「小さな日記」 天地真理、アグネス・チャン、桜ヶ丘中学校 マンドリンクラブ作詞 原田晴子さん 作曲 落合和徳さん 編曲 青木望さん9曲目「想い出のセレナーデ」 天地真理さん作詞 山上路夫さん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さん10曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん この前は「ふたりの日曜日」の替え歌で残念だったけど、今回は1コーラスだけだったけど演奏も歌唱も凄く良かった。最初に「真理ちゃんの一週間」と題してあのねのねが弾き語りで歌った。続いて真理ちゃんも替え歌で歌った。7枚目のシングル。アルバムに収録されてた曲をヴァージョン変えてシングルカット。デビュー曲「水色の恋」をマンドリンのフィーチャーした特別なアレンジで歌った。(1コーラスのみ)インントロ部分は真理ちゃんもマンドリン演奏。「小さな日記」は天地真理さんがピアノを弾き、桜ヶ丘中学校 マンドリンクラブの演奏とコラボ。歌は真理ちゃんとアグネスが歌った。ピアノを弾く時の真理ちゃんはいつも以上に真剣なまなざしで楽譜を見る。この回の「想い出のセレナーデ」は最高です!フルコーラスを歌い上げた。
2023年09月16日
今日は久しぶりに宝塚歌劇を観劇。月組自体を観るのがかなり久しぶりに感じた。2月に「応天の門」を観て以来で、大劇場以外の公演を観てなかったので余計にそう感じる。暑さが緩んだ頃に行こうと今日のチケットを取ったのに。今日も宝塚はとんでもない暑さだった。普通なら9月の2週目なんか多少は涼しくなっているはずなのに。今日はオペラグラスがいらないほどの前の席だったのでレンズ越しじゃなく観られた。「フリューゲル」はベルリンの壁崩壊をテーマにした作品。堅そうな政治劇になるのかと思っていたのですが、宝塚歌劇らしくわかりやすく華やかな芝居でした。作品の中でBruce Springsteenの名前とNina Hagenの名前が出たのがうれしかった。Bruce Springsteenの1988年の東ベルリン公演は感動的でノーカットのブートを何度も聴いた。「Badlands」から「Out In The Street」に繋がるオープニング、そして「The Promised Land」「Spare Parts」と心が熱くなるメッセージの曲を歌う。「♪予備の部品とこわれた心が世界を回し続ける」それから希望を思い出させるような曲をセットリストに入れていく。50万人が熱狂したと言われてるこのブルースのライブが壁崩壊の大きな要因の一つになっていると言われている。1988年のBruce Springsteenといえば「Tunnel of Love Express Tour」で世界を回った。この東ベルリン公演も「Tunnel of Love Express Tour」の中の1公演。この日の前後は西ドイツで公演している。(ミュンヘンと西ベルリン)「Tunnel of Love Express Tour」は好きなツアーでブートもいろいろ見つけて買った。ツアーの前半と後半ではセットリストもかなり変わっている。4月のとある日は1曲目「Tunnel of Love」〜2曲目「Be True」とオープニングの雰囲気もまったく違う。渋い曲が多かった印象なのがツアー前半。「Spare Parts」はハイライト的に扱われてた。「Spare Parts」を聴くといつも胸がぞわぞわする。ニナ・ハーゲンも昔から大好きなアーティストで何度もブログに書いたように思う。アルバムごとでまったく違うのですが、パンク/ファンク/民族音楽の融合のような楽曲も多く個性はいつでも爆発しています。でも「World Now」のような美しいスタンダードバラードでも心を震わせてくれる。ニナ・ハーゲンはオペラも歌うし、オペラの舞台にも立つほどの強烈な歌唱力の持ち主。ダミ声でロックをがなったかと思うと驚異的な完璧なソプラノで歌い上げる。ミュージカルの歌が上手いとかのレベルを遥かに超えてる感性と歌唱力。「Smack Jack」って曲なんかは宝塚の男役と娘役を同時に演じているような曲。MVも最高です。ニナ・ハーゲン版の「My Way」や「Ave Maria」も最高です。そしてニナ・ハーゲンと言えば!メルケル首相の退任式でメルケル首相が自分の送別の曲として1曲選んだのがニナ・ハーゲンの曲。1974年のデビュー曲の「Du hast den Farbfilm vergessen」だった。月組公演「フリューゲル」は笑いもしっかりあり、シリアスな感動もあり楽しめました。ショー「万華鏡百景色」は「フリューゲル」の中でも何度も出て来た言葉なので覚えてしまった。凄い個性の塊のような作品でこれまでにあまりなかったような構成に惹かれた。衣装もセットも不思議な世界で楽しかった。
2023年09月15日
「真理ちゃんシリーズ」の第4弾「アタック!真理ちゃん」の♯23が放映されました。 (♯5は放送されず) (「アタック!真理ちゃん」は1974年4月4日〜9月25日まで放映)『アタック!真理ちゃん』 ♯23 (1974年9月12日放映分)出演者天地真理さん桂三枝さんあのねのね朝比奈順子さんフィンガー5東京荒川少年少女合唱隊この回も天地真理さんの歌をたっぷり聴けたので大満足。ゲームコーナーをなくし、いろんな少年少女合唱団が出演しての歌のコーナー。試行錯誤しながら作り上げ欲しかったけど、この回の次の次で最終回。そして「はばたけ! 真理ちゃん」が放映開始。「思い出のグリーングラス」はライブ盤「天地真理 オン・ステージ」の中でも歌っています。タカラジェンヌOGの朝比奈順子さん特撮モノ、日活ロマンポルノ、舞台女優と幅広く活動。このシングルは2ndシングルです。セットリスト1曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん 2曲目「思い出のグリーングラス」 天地真理さん3曲目「旅の絵葉書」 朝比奈順子さん作詞 有馬三恵子さん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さん4曲目「恋のアメリカン・フットボール」 フィンガー5さん作詞 阿久悠さん 作曲・編曲 都倉俊一さん 5曲目「私の城下町」 東京荒川少年少女合唱隊6曲目「故郷」 天地真理さん・東京荒川少年少女合唱隊7曲目「故郷の空」 天地真理さん・東京荒川少年少女合唱隊8曲目「想い出のセレナーデ」 天地真理さん作詞 山上路夫さん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さん9曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん 5枚目のシングル「恋のアメリカンフットボール」東京荒川少年少女合唱隊が「わたしの城下町」を歌い終えるとあのねのねが「私の城下町」の替え歌を歌いながら登場。(「わたしの消化待ち」)「アタック!真理ちゃん」では2回目の歌唱の「想い出のセレナーデ」は絶品です。フルコーラスを歌い上げた。
2023年09月14日
「真理ちゃんシリーズ」の第4弾「アタック!真理ちゃん」の♯22が放映されました。 (♯5は放送されず) (「アタック!真理ちゃん」は1974年4月4日〜9月25日まで放映)『アタック!真理ちゃん』 ♯22 (1974年9月5日放映分)出演者天地真理さん桂三枝さん林寛子さんテレサ・テンさん東京城北少年少女合唱団この回は、歌がたっぷり聴けて最高の回でした。そして!「想い出のセレナーデ」がこの日から歌唱。この放送が9月5日放映でレコード発売は9月1日。3枚目のアルバム「虹をわたって」のB面ラストに収録されてる「誰もいない海」越路吹雪さんのカヴァー。林寛子さんセットリスト1曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん 2曲目「誰もいない海」 天地真理さん作詞 山口洋子さん 作曲 内藤法美さん 編曲 服部克久さん3曲目「昼下がりの夢」 林寛子さん作詞 千家和也さん 作曲 鈴木邦彦さん 編曲 竜崎孝路さん4曲目「空港」 テレサ・テンさん作詞 山上路夫さん 作曲 猪俣公章さん 編曲 森岡賢一郎さん5曲目「虫の声」 天地真理さん・桂三枝さん・東京城北少年少女合唱団6曲目「つき」 天地真理さん・東京城北少年少女合唱団7曲目「村祭」 天地真理さん・東京城北少年少女合唱団8曲目「赤とんぼ」 天地真理さん・林寛子さん・東京城北少年少女合唱団9曲目「想い出のセレナーデ」 天地真理さん作詞 山上路夫さん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さん10曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さんこの日から歌い始めた「想い出のセレナーデ」は特別にストリングスを編成しての生演奏。豪華な演奏で貴重な映像です。真理ちゃんはまだ歌い慣れていないかも知れないけど、素晴らしい歌唱でした。そりゃ「はばたけ真理ちゃん」の中で聴かせる歌い慣れてきて余裕のある歌唱とは違いますが・・・。B面の「あなたの場合」も歌う回があればいいんだけど。「あなたの場合」も超名曲です。
2023年09月13日
10代の頃から喫茶店やレストラン、食堂などのマッチを集めるのが好きだった。20代半ばになるとマッチ集めはいつの間にかやめてしまった。この前、片付けをしてたらマッチをいっぱい入れてる箱が出てきたので懐かしくてずっといろいろ見てた。リプトンのデラックスティーバッグの30cm×20cmほどの缶の空き箱に貯めてました。神戸から。神戸で喫茶やカフェによく行ってたのは14歳〜17歳の頃。高校生になると三宮に行かずに大阪の梅田か難波に行く事の方が多くなった。中学生の頃はまだ三宮中心に遊んでた。まずはこの店!三宮サンプラザの地下にあった「グールマン」この店は待ち合わせによく使ってた。そして新野新さんと鶴瓶さんがやってたラジオ「ぬかるみの世界」の神戸ぬかる民が集まるお店でもあった。店内のテーブルの上に「ぬかるみノート」が置いてあって、ぬかる民はみんなそこに何か書いてた。伝言やその週の放送の感想などが書かれてた。このお店の料理の感想なんかも書いてる人も多かった。中学2年の頃から高校3年まで月に2〜3回は必ず行ってた。思い出すメニューは、ドリアセット。中学生の頃はドリアが珍しくてよくそのセットを注文してた。小さい器のグリーンサラダが付いてて、パプリカの粉が振りかけられてた。それとポタージュスープが付いてたように思う。パンケーキやクレープは一度も注文した事がなかったように思う。当時から甘い物があまり好きじゃないので食事するのはドリア。飲み物だけならアイスティーばかり注文してた。コーヒーは今でも嫌いじゃないけど、紅茶が好きすぎてどこでも紅茶。次は三宮交通センターの山側にあった「パスワード」どんな店内だったかよく覚えてないけど、こげ茶色のテープルに肘をついて紅茶飲んでた光景が浮かぶ。阪急会館、阪急シネマでの映画までの時間潰しや、ここも待ち合わせに使ってた。次は今はなき旧、神戸国際会館の直営の喫茶店「花時計」はコンサート前によく入った。ほとんどがアリスのコンサートのために神戸国際会館に行ってた。バス道の道路側から正面入り口まで階段があり、その正面がチケットもぎりの入り口。ホール入り口の右側に「花時計」があった。このマッチにはいろいろ店の名前が載ってますが、国際会館にあった店は「花時計」だけです。あとは、そごう新館の店や神戸文化ホールの中の店など直接、神戸国際会館とは関係ない店ばかりです三宮は他にもピザパーラーの「イタリコ」(さんちか)とか、「ニュー・トーキョー」(さんちか)やカレーハウス「いんでら」(さんちか味ののれん街)のスコッチエッグカレーが好きだった。三宮にもまだまだよく行ってた喫茶店とかあるけど、大阪へ。西梅田の「Don Shop」ここは朝の5時まで開いてたので、朝までここで飲んでたり、始発待ちしたり、時間つぶししたりJAZZのライブを聴きに行ったり・・・。当時、珍しかったタイ料理が何種類かメニューにあった。スイートチリソースを初めて使ったのも「Don Shop」だったと思う。甘いのにめちゃ辛い。タイ風さつま揚げをスイートチリソースにつけて食べるんだったと思う。バーボンの種類も多かったし、カクテル系も多かったので男も女も朝まで飲めた。次は北田辺駅から少し歩いた駒川1丁目にある「さんりんしゃ」この店は。アリスファン、谷村新司さんファンの聖地。ほんとによく通った店。中学3年の秋に「さんりんしゃ」に行った時にオーナーの女性に「あの方が谷村さんのお母さんよ」って教えてもらい、その女性がお母さんに声をかけてくれたのでちんぺいさんのお母さんが自分たちのテーブルに来てくれた。毎日、一度は「さんりんしゃ」に来てるようで、その後も何度もお会いできていろいろ話してもらえた、この店でちんぺいさんのお母さんと仲良くさせてもらうようになって家に何度もあげてもらったのも良い思い出。「さんりんしゃ」からちんぺいさんの自宅までの間に、ちんぺいさんが一人暮らししてたマンションがあった。そのマンションの一室で名曲が何曲も生まれた。ちんぺいさんの自宅は今はもうないのですが、あの辺りの地理は地元でもないのに完璧に把握してた。ちんぺいさんが通ってた小学校、「残照」の中で出て来た道、すべり台に寝転がって空を見上げてた公園、ちんぺいさんが一番好きなコロッケ屋・・・。「さんりんしゃ」でも自分はいつも紅茶。茶葉の種類が何種類かあったと思う。この店は「さだまさしさん」の楽曲に関係してた店。東京赤坂にあったさださんが経営してた「自由飛行館」にも何度か行ったけど、ここは梅田第二ビルの地下2階。「茶の木」さだまさしさんファンの女性がいて、その人が連れて行ってくれた店。さだまさしさんの楽曲に「パンプキン・パイとシナモン・ティー」という曲がある。その歌はコーヒーベーカリー「安眠(あみん)」で繰り広げられる出来事を歌った曲ですが、この「茶の木」にも「パンプキン・パイとシナモン・ティー セット」があった。さださんファンのその女性は俺にいろいろとその曲の説明をして、そのセットを半強制的に注文。「甘いものは、あまり好きじゃないんだけど…」と思いながら食べたのを覚えてる。でもその時、初めて飲んだ「シナモンティー」歌の通りにシナモンの枝がついてて、それでかき混ぜると一気にシナモンの匂いが広がる。シナモンは小さい頃から大好きなので、一気に「シナモン・ティー」にハマった。昔はシナモンと言わずにニッキと言ってた。子供は好きじゃないニッキ。自分は浅田飴も絶対にニッキ味、生八ツ橋のニッキの粉たっぷりなのも大好きだし、シナモンシュガーも中学生の頃には親に買ってもらってトーストにかけたりしてた。シナモンシュガーなら甘くても大丈夫だった。そうそう、たしか砂糖もバラの形の角砂糖だったように思う(曲の中の歌詞に出てくる)「♪シナモンの枝でガラスに三度、恋しい人の名を書けば 愛が叶えられると娘等は信じてる〜」と言うおなじないまがいな事もその女性が説明してくれた。結局、その曲が入ってるLPを買った。今でも好きなアルバムです。第3ビルには「ウイーンの森」という喫茶&居酒屋があった。この店にもよく行ってた。中古レコード屋巡りしてた頃に、この店で今日の収穫を友人と見せ合ったりしてた。もっと喫茶店のマッチは山ほどあるのですが、何度も通った店はそんなにはなかった。あとは「マヅラ」ぐらいか…。もっと載せたいけど、最後にここ!「ぬかるみの世界」の事を少し書いたので・・・「千房」の本店。やっぱり「ぬかる民」の聖地はここ。「ぬかるみの世界」を聴いてる人だけの合言葉があって、ミックス焼きを「ぬかるみ焼き」と注文すると、かなり値引きされてた。ぬかる民の友人たちと、「千房」本店には何度も行った。25年ぐらい行ってないなぁ・・・。久しぶりに難波に行った時に行ってみようか。もっとさらっと書くつもりが、めちゃくちゃ長くなった。神戸、大阪編、第二弾もまた書こう。第三弾まではできそう。東京にも好きな店がいっぱいあったので、次は東京編かな。さだまさしさんの「夢供養」を聴きながら書いてた。「空蝉」と「ひき潮」が特に好きな曲。「ひき潮」はライブ盤「随想録」のヴァージョンの方が好きですが。「パンプキン・パイとシナモン・ティー」が入ってるアルバムです。「療養所」では何度も泣かされた。
2023年09月12日
「真理ちゃんシリーズ」の第4弾「アタック!真理ちゃん」の♯21が放映されました。 (♯5は放送されず) (「アタック!真理ちゃん」は1974年4月4日〜9月25日まで放映)『アタック!真理ちゃん』 ♯20 (1974年8月22日放映分)出演者天地真理さん桂三枝さんあのねのねガロこの回はヌー坊の誕生パーティーの設定。いきなり「ふたりの日曜日」のイントロが流れ、やっとこの曲が来た!と思ったら歌詞をまったく変えた替え歌になってた。「♪素敵な誕生日〜」「君の誕生日」セットリスト1曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん 2曲目「二人の日曜日」(替え歌) 天地真理さん作詞 山上路夫さん 作曲 平尾昌晃さん 編曲 竜崎孝路さん3曲目「君の誕生日」 ガロ作詞 山上路夫さん 作曲・編曲 すぎやまこういちさん4曲目「おお牧場はみどり」 ビクター少年合唱団5曲目「ピクニック」 ガロ作詞 山上路夫さん 作曲 堀内護さん 編曲 深町純さん6曲目「恋と海とTシャツと」 天地真理さん作詞 安井かずみさん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さん7曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん「恋と海とTシャツと」はフルコーラス。やっと生バンドの生歌に戻った。この日は落ち着いて歌ってた。この週でテレビでは歌い納めになるからだと思う。親衛隊のこの曲でのコールも今週で聞き納め。エンディング「あなたとともに」ではガロも「マリチャーン」のポーズ「♪あなとともに〜」
2023年09月11日
イギリスのブルースロック「Ten Years After」のセカンドアルバム。テン・イヤーズ・アフターは昔から好きでどのアルバムもかなり聴いてた。その中で比較的、聴く回数が少なかったのがこのアルバム。一番よく聴いたのはライブ盤でした。1973年発売の「Recorded Live」です。このライブ盤は文句なしにいつ聴いても興奮できる。Alvin Lee – Vocals, Guitar, Piano, Chinese fansChick Churchill – Organ, PianoRic Lee – Drums, TympaniLeo Lyons – Bass, Percussion今日は「Stonedhenge」の」2002年リマスター盤で聴いた。1曲目「Going To Try」2曲目「I Can't Live Without Lydia」3曲目「Woman Trouble」4曲目「Skoobly-Oobly-Doobob」5曲目「Hear Me Calling」6曲目「A Sad Song」7曲目「Three Blind Mice」8曲目「No Title」9曲目「Faro」10曲目「Speed Kills」(ボーナストラック)11曲目「Hear Me Calling [Single Version]」12曲目「Woman Trouble (US Version)」13曲目「I'm Going Home [Single Version]」14曲目「Boogie On」「Going To Try」は展開が目まぐるしくワクワクできる。アバンギャルドなアレンジと構成に惹きつけられる名曲。プログレッシブブルースと言われたのはこの曲からのような気がする。「I Can't Live Without Lydia」も強烈にアバンギャルドなインスト。「Woman Trouble」は渋いジャズブルースなナンバー。ギターソロの気持ち良さも最高です。「Hear Me Calling」は60年代ブリティッシュロックのカッコ良い部分を凝縮させたような名曲。この曲がアナログ盤ではA面のラスト曲です。LP盤としての構成は完璧。「A Sad Song」はアナログ盤のB面1曲目。B面がこの曲から始まるカッコ良さ。スローブルースで気だるく重い曲です。大好きな曲。「No Title」は前半はダークでスローなブルース。静かだからとボリューム上げて聴いてたら…「Speed Kills」は蒸気機関車が走り始めるSEから始まるアップテンポなブルースナンバー。疾走感のあるです。終わり方は衝撃的です。ボーナストラックのシングルバージョンは、オリジナルと比べて聴くのが楽しい。
2023年09月10日
「真理ちゃんシリーズ」の第4弾「アタック!真理ちゃん」の♯20が放映されました。 (♯5は放送されず) (「アタック!真理ちゃん」は1974年4月4日〜9月25日まで放映) 現在、CS「ホームドラマチャンネル」で毎週日曜日に放映中です。前回に引き続き今回も東京マリンプールからの中継。「チビッコ国際水上競技大会」『アタック!真理ちゃん』 ♯20 (1974年8月15日放映分)出演者天地真理さん桂三枝さん研ナオコさんアン・ルイスさん車だん吉さんセットリスト1曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん 2曲目「第三の女」 研ナオコさん作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん 編曲 鈴木宏昌さん 3曲目「ヌー坊・小ヤジのうれしじゃないか」 ヌー坊・小ヤジ4曲目「恋と海とTシャツと」 天地真理さん作詞 安井かずみさん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さん5曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さんデビューから所属していた東宝レコードからの最後のシングル「第三の女」意外と東宝レコード時代の方が斬新でおもしろい曲が多かった印象。この曲はシングル発売してたのだろうか。売ろうとしてたのか、やたら推してる。これで何回目だろう。今回の「恋と海とTシャツと」もフルコーラスですが、レコード音源リップシンク。
2023年09月09日
アメリカのパワーメタル「Savage Grace」の1st EP久しぶりに正統派メタルのバンドを何かひとつ聴こうと選んだのがSavage Graceの1st EPSavage Graceの事は一度も書いていないような気がする。1985年前後によく聴いてた印象がある。やはり2ndアルバム「After The Fall From Grace」の印象が一番強い。急に注目されてきて音楽雑誌にも大きく取り扱われたりしはじめた。自分も「After The Fall From Grace」で初めてレコードを買って、気に入ったので、そこから遡ってこのEPや1st「Master Of Disguise」を買った。結局、2ndアルバム以降にフルアルバムをリリースする事もなく解散したようでせっかく売れ始めてたのに勿体ないと思ってた。(1987年にリリースしたEPが最後になった)今年、2023年にいきなり復活して37年ぶりにアルバムをリリースしたようですが、買っていない。今日懐かしくこのEPを聴いたので、買ってみようかと思ってる。(このCDは1st EPと1stアルバムがカップリングされ、さらに1982年デモ音源がボーナストラックで収録されています)1曲目「Fight For Your Life」2曲目「Curse The Night」3曲目「The Dominatress」4曲目「Live To Burn」5曲目「Too Young To Die」Vocals – John BirkGuitar – Christian LogueGuitar – Kenny Powell Bass – Brian "Beast" EastDrums – Dan Finch IIIこのEPでのみ歌ってるJohn Birkの歌唱は弱いかも知れないけど嫌いじゃなく、1stアルバムのボーカルMike Smith よりも好き。John Birkの歌唱は嫌味がない所が聴いてて疲れないし、素直な歌唱に好感が持てる。2ndではChristian Logue自らボーカルを取る事になるけど、どの曲も凄いリバーブがかかってて、そっちの方が今となれば気になる。ずっとお風呂で歌ってるように聞こえてしまう。当時はそんなに気になってなかったのか普通に聴いてたように思うけど。「Fight For Your Life」・・・懐かしすぎる。凄く覚えてるのは当時、かなりよく聴いてたんだと思う。今、聴いても普通にカッコいい。ギターの音も好きだしリズム隊も懐かしい良さ満載。「Curse The Night」・・・ジューダスの曲、流したっけと思ってしまうイントロ。ミディアムの曲でもリズム隊はカッコいい。ボーカルはきっとまだ慣れてなかったのだと思う。続けてたらきっと凄く良くなってたような気がする。この曲でも弱いけど、イヤな感じはしない。「The Dominatress」・・・タイトルナンバーは気合い入りまくりの楽曲。アレンジも良くて勢いがあって当時、好きな曲だった。「Live To Burn」・・・このイントロはそっくりな物がいくつあるのだろ?って思ってしまうほどいろいろな曲が頭に浮かぶ。その中でも「Power And The Glory」と「Armed And Ready」が最初に浮かぶ。「Too Young To Die」・・・この曲が一番のお気に入りでした。基本的に「Children of the Grave」っぽい曲ってほとんど好きになるような気がする^^;更に途中の展開が凄いOzzyっぽいし。このEPのメンバーではないけど
2023年09月09日
イギリスの、アシッドジャズ/ファンク/ソウルの「Freak power」の1994年発売のシングル。この曲は1stアルバム「Drive-Thru Booty」からの第3弾シングルカット曲。この1sy「Drive-Thru Booty」は日本盤での発売はなかったと思う。1996年に発売された2nd「More Of Everything For Everybody」は日本盤での発売もありました。「Get In Touch」のシングルCDはメニュー違いの物が2枚出ています。自分はこっちのヴァージョンしか買ってなかった。1曲目「Get In Touch (7" Edit)」アルバムヴァージョンよりも45秒短い7インチヴァージョン。イントロをかなりカットしてるのは残念。リフに行く前のギターからのリズムセクションが入るリフに突入するのが凄く好きなのに、そこがカットされてていきなり打ち込みからドラムフィルインでリフです。それにしてもこの曲のリフは何でもないリフなんだけどゾクゾクする。2枚目のシングルカット「Rush」もめちゃくちゃカッコいい曲だから、3枚目のシングルカットも仕方ないけど、1stアルバムは名曲の宝庫です。渋いファンクナンバーです。2曲目「Get In Touch (Colonel Kurtz Remix)」原型留めてない系のリミックスです。マニアックすぎるMIXなので、たまに聴く分にはいい。3曲目「Chew The Bone」この曲はアルバム未収録です!これはめちゃくちゃ良い曲。アルバムしか買わなかった人にはオススメの曲。重くてやたダークなファンク。リミックス盤とか出てるならボーナストラックで入ってるのかも。出てるのかな・・・4曲目「Get In Touch (Uptight Vocal Mix)」オリジナルMIXにまけないぐらいのカッコいいミックスです。聴けば聴くほどにこっちの方が好きになってくる。
2023年09月08日
「真理ちゃんシリーズ」の第4弾「アタック!真理ちゃん」の♯19が放映されました。 (♯5は放送されず) (「アタック!真理ちゃん」は1974年4月4日〜9月25日まで放映) 現在、CS「ホームドラマチャンネル」で毎週日曜日に放映中です。『アタック!真理ちゃん』 ♯19 (1974年8月8日放映分)出演者天地真理さん桂三枝さん山口百恵さんアン・ルイスさん鶴間エリさんこの回は都内のプールからの中継で「日米対抗チビッコ水泳大会」とタイトルをつけた企画もの。普通にホールからの中継でいいのに。「ひと夏の経験」はレコード音源のリップシンクゴムボードの上で最後までだったのが残念。セットリスト1曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん 2曲目「ひと夏の経験」 山口百恵さん作詞 千家和也さん 作曲 都倉俊一さん 編曲 馬飼野康二さん 3曲目「グッド・バイ・マイ・ラブ」 アン・ルイスさん作詞 なかにし礼さん 作曲 平尾昌晃さん 編曲 竜崎孝路さん4曲目「恋と海とTシャツと」 天地真理さん作詞 安井かずみさん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さん5曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さんアン・ルイスさんはプールサイドで「グッド・バイ・マイ・ラブ」これもレコード音源のリップシンク今回の「恋と海とTシャツと」はレコード音源リップシンク。よくわからない場所で歌わされてた。この映像は前にBOXの特典映像に入ってたもの。エンディング「あなたとともに」
2023年09月07日
「真理ちゃんシリーズ」の第4弾「アタック!真理ちゃん」の♯18が放映されました。 (♯5は放送されず) (「アタック!真理ちゃん」は1974年4月4日〜9月25日まで放映) 現在、CS「ホームドラマチャンネル」で毎週日曜日に放映中です。『アタック!真理ちゃん』 ♯18 (1974年8月1日放映分)出演者天地真理さん桂三枝さんあのねのねさん音羽ゆりかご会この日の「アタック!真理ちゃん」は「夏休休み 森の音楽会」と題して歌が中心の30分でした。天地真理さんが「恋する夏の日」をテレビで歌ったのは最高だった。ヒット曲でも使い捨てになってきた頃。天地真理さんは過去のヒット曲をテレビで歌う機会が多かったように思う。「♪あなた〜を待つの」「♪二人の夏よ〜」「♪消えないでねどうか ずっと〜」セットリスト1曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん 2曲目「恋する夏の日」 天地真理さん作詞 山上路夫さん 作曲 森田公一さん 編曲 馬飼野俊一さん 3曲目「でんでん虫の歌」 あのねのね作詞 清水国明さん 作曲 原田伸郎さん 編曲 あのねのね4曲目「ほたる」 全員 音羽ゆりかご会5曲目「森のこびと」 全員 音羽ゆりかご会6曲目「山の音楽家」 桂三枝さん 音羽ゆりかご会7曲目「夏の思い出」 天地真理さん 音羽ゆりかご会8曲目「恋と海とTシャツと」 天地真理さん作詞 安井かずみさん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さん9曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん「でんでん虫の歌」を歌うあのねのねこの日の「恋と海とTシャツと」もフルコーラス!親衛隊のコールは、これまでの中で一番素晴らしかった。当時のコンサート会場でのコールのようでした。
2023年09月06日
2013年2月6日発売の「牧伸二」さんが最後に出したシングル。牧伸二さんが亡くなったのが2013年4月29日。亡くなる2ヶ月半前にリリースされたシングルでした。3曲収録されてて牧伸二さんが歌ってるのはメイン曲のみですが。1曲目「ひとめ惚れ」作詞・作曲 星桂三さん 編曲 桜庭伸幸さんイントロのド頭が牧伸二さんのウクレレで始まります。この最後のシングルを聴いてもわかるように、牧伸二さんの歌唱力は実力派歌手並の素晴らしさです。この時、牧伸二さんは78歳です。78歳とは思えない低音の響きです。この曲の中にセリフがあります。牧伸二さん 「あ〜 生まれてきて よかったぁ〜」岡田旬子さん「あ〜 いやんなっちゃったって 言わないでね」というセリフのやりとりがあるのですが、亡くなった後で聴くと、この時このセリフをどんな気持ちで言ってたのだろうとか思ってしまう。牧伸二さんは身投げして自ら亡くなったので、このレコーディングしている時点で悩みや苦しみはあったのだろうと思う。最後に日本クラウンからCDを出せたのは良かった。何が原因で自ら命を絶ったのかはわかりませんがニュースを知った時はショックでした。レコードは1960年代〜70年代には多くリリースしています。デビューシングルは1962年「やんなっちゃった節」ですが、「牧伸のジンジロげ」や「サラリーマン数え唄」などでも歌の巧さがよくわかります。そして1977年の世の中全てがディスコブームになった時に牧伸二さんも「ソウルそれはないじゃないか」をリリース。この曲、アレンジも演奏もかなりカッコいい!もちろん牧伸二さんのリズムに気持ち良く乗った歌唱も最高です。そしてそれ以上にB面の「ナベヨコソウル」の演奏、アレンジが強烈にカッコいい!ビー・ジーズとコモドアーズ、アースウインド&ファイアの要素を入れ込んだソウルナンバー最高です!この頃、日本ではディスコサウンド風な楽曲が山ほどリリースされていました。牧伸二さんのレコードはヒットしたわけではないのですが、レベルはかなり高い作品だと思う。「ソウルこれっきりですか」は大ヒットしましたが、カッコいいノリだとは当時も思わなかった。それなら浅野ゆう子さんの「セクシー・バスストップ」のアレンジ、演奏の方がカッコいいと思った。B面のソウルアレンジの「ブルーライト横浜」もミディアムソウルで好きなアレンジでした。2曲目「晶子の恋歌」 岡田旬子さん作詞・作曲 星桂三さん 編曲 桜庭伸幸さんこの曲は演歌ではなく歌謡曲色強めのバラードです。アルトで歌う岡田さんの声がまた凄くイイ!3曲目「千曲川恋歌」 岡田旬子さん作詞・作曲 星桂三さん 編曲 熊谷直子さんこの曲は演歌です。3拍子の大正演歌色も感じる七五調の楽曲です。この曲も牧伸二さんとデュエットしてほしかったと思える曲です。
2023年09月05日
「真理ちゃんシリーズ」の第4弾「アタック!真理ちゃん」の♯17が放映されました。 (♯5は放送されず) (「アタック!真理ちゃん」は1974年4月4日〜9月25日まで放映) 現在、CS「ホームドラマチャンネル」で毎週日曜日に放映中です。『アタック!真理ちゃん』 ♯17 (1974年7月25日放映分)出演者天地真理さん桂三枝さん湯原昌幸さんチェリッシュ1972年9月発売の天地真理さんの3枚目アルバム「虹をわたって」の2曲目に収録されてるチェリッシュの大ヒット曲「ひまわりの小径」を二人で歌った。セットリスト1曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん 2曲目「おさななじみ」 天地真理さん作詞 永六輔さん 作曲 中村八大さん3曲目「ひまわりの小径」 天地真理さん・松井悦子さん(チェリッシュ)作詞 阿久悠さん 作曲・編曲 都倉俊一さん 4曲目「街はずれの酒場で」 湯原昌幸さん作詞 阿久悠さん 作曲 井上忠夫さん 編曲 馬飼野康二さん5曲目「ふたりの急行列車」 チェリッシュ作詞 林春雄さん 作曲・編曲 筒美京平さん6曲目「恋と海とTシャツと」 天地真理さん作詞 安井かずみさん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さん7曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん湯原昌幸さんは9枚目のシングル「街はずれの酒場で」を熱唱した。チェリッシュは前に「アタック!真理ちゃん」に出演した時と同じ「ふたりの急行列車」を歌った。そして今回の「恋と海とTシャツと」は振り付けも親衛隊のコールも完成形で特に今日の親衛隊のコールは良かった。親衛隊以外のファンによる歌に被ってしまうような声援が気になった。チェリッシュが歌ってる時も同様に歌の邪魔になるような声援が多い回だった。天地真理さんの親衛隊のコールは真理ちゃんの歌声に絶対に被らないようにコールしている。イントロ、間奏、アウトロにしても歌の邪魔になる事はない。邪魔になってしまうような声かけしてる人はコンサートの時でもそうでしたが、親衛隊以外のファン。天地真理さんはフォークシンガーとしてのスタートだったのもあり、歌を大事に考えるファンが特に多かった。他のアイドルファンとはそこが違う点でした。
2023年09月04日
イギリスのElectronica/Trip hop「Massive Attack」の1994年10月発売シングル。2ndアルバム「Protection」からのリードトラックで第一弾シングル。1曲目「Sly [7'' Edit]」2曲目「Sly [7 Stones Mix]」3曲目「Sly [Underdog Mix]」4曲目「Sly [Cosmic Dub]」5曲目「Karmacoma (Album Version)」2ndアルバム「Protection」の9曲中8曲目に収録されているリードトラック。このアルバムの中でいつも妙に印象に残る曲。さらにこのシングルの4種類のMIXを聴くと深みにハマっていく。この曲でボーカルを取ってるのはNicolette彼女が歌う事で、より神秘的になって4種類のMIXを聞き込んでしまう。この4種類の「Sly」以外にも別のMIXでマキシシングル化してる作品もあります。オリジナルのアルバムヴァージョンが当然、一番好きですが、リズムを少し派手に、そして跳ねるようにした「Sly [7 Stones Mix]」が気に入っています。強烈にスペイシーにアレンジされてる「Sly [Cosmic Dub]」にも惹かれる。1994年の作品です。「最近は何が本物が判断するのが難しくなった」と歌っています。5曲目「Karmacoma」は、アルバム「Protection」の2曲目に収録されてる曲。この曲でボーカルを取っているのは「Tricky」です。松任谷由実さんが自分のラジオ番組でMassive Attackの曲をユーミン自身が選んでかけてから、自分もまたMassive Attackのアルバムを聞き返したりしています。やはり最初に聴いたROCK寄りな「Mezzanine」が一番好きですが、どのアルバムも個性が強く楽しめます。
2023年09月03日
「真理ちゃんシリーズ」の第4弾「アタック!真理ちゃん」の♯16が放映されました。 (♯5は放送されず) (「アタック!真理ちゃん」は1974年4月4日〜9月25日まで放映) 現在、CS「ホームドラマチャンネル」で毎週日曜日に放映中です。偽船長に扮した岸部シローさんとの短いコントがあった。『アタック!真理ちゃん』 ♯16 (1974年7月11日放映分)出演者天地真理さん桂三枝さん岸部シローさん三輪車キャンディーズ小林美樹さんこの回も先週同様に豪華客船さんふらわあ号からの中継。台風接近のため湾から出ることが出来ずに、予定が変更されたのか内容は普通の歌番組のようになっていました。キャンディーズは3枚目のシングル「危ない土曜日」を歌った。この曲は「恋と海とTシャツと」の作家陣とまったく同じチームで作られた曲。セットリスト1曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん 2曲目「あぶない土曜日」 キャンディーズ作詞 安井かずみさん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さん3曲目「人魚の夏」 小林美樹さん作詞 阿久悠さん 作曲・編曲 都倉俊一さん 4曲目「水色の街」 三輪車作詞・作曲 山崎稔さん 編曲 竜崎孝路さん5曲目「恋と海とTシャツと」 天地真理さん作詞 安井かずみさん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さん6曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん小林美樹さんはうっすら記憶に残っています。山本リンダさん、フィンガー5、ピンク・レディーを大スターにした阿久悠さん、都倉俊一さんコンビで作られたデビュー曲。レコード会社も所属事務所もかなり力が入ってたのだと思う。ここから3枚連続でこの二人が作った作品を歌った。三輪車の「水色の街」はシングル買ってもっています。大阪で結成されたフォークバンドですが、あまり関西のバンドって印象が薄い。1974年なのでアリス、ザ・ムッシュ、バンバン、などが関西フォークで動員力もあったバンドですが、オープニングアクトなどでも観た事はなかった。この回も「恋と海とTシャツと」はフルコーラス!この番組のVTRを残してくれてたおかげで、こんなに多くのヴァージョンの「恋と海とTシャツと」のライブ映像が残ってるのが本当にうれしい。真理ちゃんシリーズのおかげで毎週必ずオリジナル曲を歌うので天地真理さんは他のどんなアイドル歌手よりも歌っている映像が多く残っているアーティストだと思う。2年半に渡って毎週放映された真理ちゃんシリーズ。「虹をわたって」「ふたりの日曜日」「若葉のささやき」「恋する夏の日」「空いっぱいの幸せ」「恋人たちの港」「恋と海とTシャツと」「想い出のセレナーデ」「木枯らしの舗道」、この9曲の歌唱映像は1曲ごとに10種類以上は残っている。さらにアルバム曲や「虹をわたって」以前の「水色の恋」「ちいさな恋」「ひとりじゃないの」の3曲も何度も番組内で歌ってくれた。「♪麦わら帽子見て あの人〜」エンディングの「あなたとともに」の振り付け「♪あなたとともに〜」のともに〜の部分。
2023年09月02日
寿つかささん主演「THE MONEY -薪巻満奇のソウサク-」を観てきました。15年間、宙組組長として組をまとめて来た寿つかささんは約2ヶ月半前に宝塚歌劇団を退団。この作品が退団後初の舞台です。(開演前の撮影OKでした。舞台セットもかなり良かった)寿つかささんは雪組時代からよく観ていました。一路真輝さんの4番手時代からファンだった自分は一路さんが退団するまでの雪組は一つの公演を何度も観る事が多かったのもあって、下級生も知らないうちに覚えてたりしてた。特に寿つかささんが雪組に配属された時の作品「花幻抄/恋さわぎ/スイート・タイフーン」は何度も観た公演。一路真輝さんの宝塚大劇場初主演作品「恋さわぎ」を観るためにチケットを何度も取った。2番手なのに大劇場主演はうれしかった!その上「花幻抄」では一路真輝さんがメインの曲「花夢幻」を朗々と歌い上げる。バウ公演「微笑みの国」はキャストも少ないのもあり個性的な顔立ちなのもあり寿つかささんは認識してたように思う。雪組時代の寿つかささんで印象に残ってるのはやはり「エリザベート」の黒天使かな。初演の「エリザベート」は10回以上観たのもあって黒天使のダンスにも惹かれてた。彩吹真央さんと二人、黒天使の中で印象に残ってる。(「花幻抄/恋さわぎ/スイート・タイフーン」のパンフから)(「微笑みの国」のパンフから)宙組時代は「BOXMAN」でのディケンズ、「ホテル ステラマリス」でのティモシー・マクファーソン、「殉情」での利太郎、それから首斬り役人のインパクトも凄かった。中でも利太郎は最高に笑う所と、かなり強烈に怖い所があって主演よりもインパクト強すぎて素晴らしかった。そして「THE MONEY -薪巻満奇のソウサク-」最高でした!ここまで笑えるとは思ってなかったし、作品の世界にも一瞬で引き込まれあっという間に感じた。もっと長く観たかった。それでももちろん大満足です。寿つかささんと緒月遠麻さんが出てておもしろくないわけない。緒月遠麻さんは水夏希さん主演作品に出てる時が一番印象に残ってる役が多い。水夏希さんがトップ時代の雪組をかなり観劇してたのもあるとは思うけど。いい役が多かった。「ロジェ」のシュミット役が一番好きです。その次が「翼ある人びと」でのシューマン役。劇場内での放送でもネタバレは書かないようにと何度も言ってたので書けませんが、とにかくキャスト全員、最高におもしろかった。伶美うららさんは公演ごとに必ずスチール買うほど好きな娘役さんです。相変わらず美しく、芝居も魅力的でした。この公演のプロデューサーでもある七海ひろきさん。作品も最高だったし、キャストの配役も最高でした。七海ひろきさんは宙組時代にも好きな役が多かったですが、星に組替えしてからの「オーム・シャンティ・オーム」や「ANOTHER WORLD」の喜六も最高でした。「Thunderbolt Fantasy」の殤不患もカッコよかった。99期生の澄風 なぎさんも芝居が上手くて惹かれた。どんな役だったかも書かないけど、凄い自然に見えた。満員御礼の札も出ていて、客席は笑いに包まれて大盛り上がり。強烈な拍手の大きさが全てを物語ってた。寿つかささんの初主演舞台は想像の何倍も楽しく充実した時間を過ごせました。(公演グッズのミニタオル。寿つかささんのグッズは貴重)終演後は久しぶりに「浪花そば 総本家」に行ってきた。ここは昔から好きでよく行ってた店で、蕎麦屋さんだけど1品料理もしっかりと充実してて日本酒もいいのを揃えてて、いつも蕎麦は食べないけど料理一つ一つが丁寧で最高です。そうそう蕎麦寿司は食べました。パルコの中に劇場があったのでゴジラ・ストアにも寄ることができた。今年の11月3日公開の日本製作ゴジラ作品「G -1.0」の先行グッズも買って来た。今度のゴジラは造形が最高にカッコ良く、昭和からのゴジラ好きにも大好評なフォルムです。「ゴジラ・ストア」には平成VSゴジラがお出迎え。アクリルスタンド 2023年ゴジラ
2023年09月01日
「真理ちゃんシリーズ」の第4弾「アタック!真理ちゃん」の♯15が放映されました。 (♯5は放送されず) (「アタック!真理ちゃん」は1974年4月4日〜9月25日まで放映) 現在、CS「ホームドラマチャンネル」で毎週日曜日に放映中です。『アタック!真理ちゃん』 ♯15 (1974年7月11日放映分)出演者天地真理さん桂三枝さん岸部シローさん伊藤咲子さんあいざき進也さん三輪車キャンディーズこの回は客船「さんふらわあ号」の中からの中継コントはなく、今回も歌が多くなかなか充実してた。「恋は水色」は1stアルバムにカヴァーして収録されています。伊藤咲子さんはデビュー曲「ひまわり娘」を歌った。セットリスト1曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん 2曲目「恋は水色」 天地真理さん作詞 Pierre Cour 作曲・Andre Popp3曲目「ひまわり娘」 伊藤咲子さん作詞 阿久悠さん 作曲 シュキ・レヴィ 4曲目「シンデレラは6月生まれ」 あいざき進也さん作詞 安井かずみさん 作曲・編曲 穂口雄右さん5曲目「恋と海とTシャツと」 天地真理さん作詞 安井かずみさん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さん6曲目「虹をわたって」 天地真理さん・桂三枝さん・伊藤咲子さん・あいざき進也さん・キャンディーズ作詞 山上路夫さん 作曲 森田公一さんあいざき進也さんは2枚目のシングル「シンデレラは6月生まれ」を歌った。今回の「恋と海とTシャツと」は船尾でかなり強い風の中、歌った。フルコーラス。ラストの曲はいつもならオープニングでも歌ったテーマ曲「あなたとともに」を歌って番組が終わるのですが、今回は天地真理さんの4枚目のシングル「虹をわたって」を出演者全員で歌った(来週出演のゲストも一緒に歌った)
2023年08月31日
イギリスのエレクトロニカ/トリップホップ「Massive Attack」のデビューアルバム。「Massive Attack」の事はかなり前にアルバム3枚ほど書いたような気がする。でも、このデビューアルバムの事は一度も書いてなかったように思う。このバンドを知ったきっかけは輸入盤屋で3rd「Mezzanine」のジャケ買い。発売されたばかりで平置きになってた。ジャケットはノコギリクワガタのアップ。昆虫好きな自分は即買い。帰って聴いてみたら、好きなバンドの音の雰囲気に似てたりしてたのもあって結構すぐにハマった。そこから新譜が出る度にアルバムは買ってた。今日は2012年にリマスタされたこのデビューアルバムを聴いてた。先週、松任谷由実さんが自分のラジオ番組でMassive Attackの「Paradise Circus」をかけた。ユーミンはこの辺りのバンドの曲も詳しそうで、幅広い音楽性はこう言う所からなんだと改めて思った。めちゃ渋い「Paradise Circus」を選んで自分のラジオで流すユーミンさすがです。1曲目「Safe From Harm」2曲目「One Love」3曲目「Blue Lines」4曲目「Be Thankful For What You Got」5曲目「Five Man Army」6曲目「Unfinished Sympathy」7曲目「Daydreaming」8曲目「Lately」9曲目「Hymn Of The Big Wheel」Shara Nelson – vocals (tracks 1, 6–8)Horace Andy – vocals (tracks 2, 5, 9)Massive Attack – vocals (tracks 3, 5, 7)Paul Johnson – bass guitar (track 3)Tony Bryan – vocals (track 4)Wil Malone – string arrangement, conducting (track 6)Gavyn Wright – leader (track 6)Mikey General – backing vocal (track 9)1曲目「Safe From Harm」から気怠いカッコ良さに引き込まれる。この曲のボーカルはShara Nelson2012リマスターの音は自分はめちゃくちゃ気に入ってる。オリジナルの音の方に拘る人の気持ちもわかるけど…。とにかく1曲目〜3曲目の流れは強烈2曲目「One Love」のボーカルはレゲエシンガーのHorace Andy昔はこのボーカルのビブラートが苦手だったんだけど、今は芯のある声質も歌い回しも好きになった。3曲目「Blue Lines」のボーカルはMassive Attackタイトルナンバーのこの曲のカッコ良さに初めて聴いた時から惹かれまくりだった。じっとりと湿気のあるヒップホップです。4曲目「Be Thankful For What You Got」のボーカルはTony Bryanこの曲はソウルシンガー「ウィリアム・デヴォーン」が1974年に発売したシングル曲のカヴァー。Massive Attackのヴァージョンもソウルフルで気持ち良いノリです。7曲目「Daydreaming」はこのアルバムのリードトラック。タイトル通りに気怠くどこかにトリップしてしまいそうなラップナンバーです。9曲目「Hymn Of The Big Wheel」も凄く好きな曲。この曲もレゲエシンガーのHorace Andyが歌っています。Massive Attackは、たまに思い立ってように聴くけど、今回はユーミンが選んでラジオでかけたのがきっかけで、このアルバムと「Heligoland」を聴いてた。
2023年08月31日
イギリスの、アシッドジャズ/ファンク/ソウルの「フリークパワー」の1993年10月発売のシングル。このシングルがデビューシングルでこの曲をリードトラックに1stアルバムが1994年4月に発売された。このバンドの音楽と出会えたのはアメリカ村にあった狭いレコード屋で流れてたのを聴いてすぐに欲しくなって店員さんに聞いていろいろ教えてもらった。このシングルの「Turn On, Tune In, Cop Out」が流れてた。自分が知った時はすでに1stアルバム「Drive-Thru Booty」は発売されてた。このマキシシングルにはアルバム未収録の曲も収録されていると聞いて、アルバム「Drive-Thru Booty」と同時に買った。1曲目「Turn On, Tune In, Cop Out" (radio mix) 」2曲目「Turn On, Tune In, Cop Out (Pizzaman Mix)」3曲目「Getting Over the Hump」4曲目「Turn On, Tune In, Cop Out (Play-Boys Fully Loaded Vocal)」1曲目「Turn On, Tune In, Cop Out" (radio mix) 」はアルバムより音圧はかなり低い。アルバム発売時にMIXし直してよりカッコ良くなっている。アルバムヴァージョンがダントツに好きで、このシングルを聴く事はあまりなかった。ファンキーなジャズって印象でとにかくノリが気持ち良い。このバンドの事はすごい前に一度書いたような気もするけど、今とはまたかなり感想も違うと思う。2曲目「Turn On, Tune In, Cop Out (Pizzaman Mix)」このMIXは原型は大幅に違っていて、完全にElectronicaなサンバの世界になっています。オリジナルとまったく違った印象で楽しめます。3曲目「Getting Over the Hump」はアルバム未収録曲。かなり渋めのアシッドジャズな曲。アルバムに入れていないのが勿体なさすぎる。4曲目「Turn On, Tune In, Cop Out (Play-Boys Fully Loaded Vocal)」このMIXも原型をほぼ留めない音ですが、スペイシーな世界と無機質な異次元に入り込みそうで7分30秒爆音で聴くといい感じに頭の中が空っぽにできる。ノリはめちゃくちゃカッコいい!「Freak Power」は現在、活動していませんが、このバンドのアルバム2枚が時代に消え去るのが勿体なく感じる。
2023年08月31日
「真理ちゃんシリーズ」の第4弾「アタック!真理ちゃん」の♯14が放映されました。 (♯5は放送されず) (「アタック!真理ちゃん」は1974年4月4日〜9月25日まで放映) 現在、CS「ホームドラマチャンネル」で毎週日曜日に放映中です。『アタック!真理ちゃん』 ♯14 (1974年7月4日放映分)出演者天地真理さん桂三枝さんチェリッシュ3人で「白いギター」を歌っている場面今回の「アタック!真理ちゃん」は、コントはなく音楽ショーになっていました。ずっとこんな回だとうれしいんだけど。セットリスト1曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん 2曲目「てんとう虫のサンバ」 天地真理さん・松崎好孝さん(チェリッシュ)作詞 さいとう大三さん 作曲・編曲 馬飼野俊一さん3曲目「ひとりじゃないの」 松井悦子さん(チェリッシュ)・桂三枝さん作詞 小谷夏さん 作曲 森田公一さん 編曲 馬飼野俊一さん4曲目「ヌー坊・小ヤジのうれしじゃないか」 ヌー坊・小ヤジ5曲目「白いギター」 天地真理さん・チェリッシュ作詞 林春生さん 作曲・編曲 馬飼野俊一さん6曲目「ふたりの急行列車」 チェリッシュ作詞 林春生さん 作曲・編曲 筒美京平さん7曲目「恋と海とTシャツと」 天地真理さん作詞 安井かずみさん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さん8曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん今回の「恋と海とTシャツと」もフルコーラスで聴けた。フルコーラスだとやっぱりうれしい。前回からやたらと張り切って派手に動いて歌っています。コンサートでここまで弾けて歌ってた記憶がない。楽しそうに歌ってるからそれでいいけど。「♪あの人が来ないうちに 私のこの気持ちをいま〜」の後で右腕を突き上げるアクション「♪シャララ 素敵だから」のアクション
2023年08月30日
「真理ちゃんシリーズ」の第4弾「アタック!真理ちゃん」の♯13が放映されました。 (♯5は放送されず) (「アタック!真理ちゃん」は1974年4月4日〜9月25日まで放映)現在、CS「ホームドラマチャンネル」で放映中です。『アタック!真理ちゃん』 ♯13 (1974年6月27日放映分)出演者天地真理さん桂三枝さんあのねのね沢田研二さん 前半のコントは、真理ちゃんの家の隣の住人の桂三枝さんとその息子のあのねのねがドタバタ大暴れして隣人に迷惑をかけるってだけの内容。コントの前に沢田研二さんと天地真理さんのデュエットで「ビリーバンバン」のヒット曲「白いブランコ」を歌ったのが新鮮で良かった。セットリスト1曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん 2曲目「白いブランコ」 天地真理さん・沢田研二さん作詞 小平なほみさん 作曲 菅原進さん 編曲 森岡賢一郎さん3曲目「ヌー坊・小ヤジのうれしじゃないか」 ヌー坊・小ヤジ4曲目「遠い旅」 沢田研二さん作詞 安井かずみさん 作曲・編曲 井上堯之さん5曲目「恋と海とTシャツと」 天地真理さん作詞 安井かずみさん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さん6曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん沢田研二さんは9枚目のシングル「恋は邪魔もの」のB面曲「遠い旅」をしっとりと歌った。B面曲を歌ったのは貴重なんじゃないかな。初めて聴いた曲でしたが、凄く良い曲だった。「恋と海とTシャツと」は振り付けも完全に完成形でした。「♪あの人が来ないうちに 私のこの気持ちをいま〜」の後で親衛隊の「へい!」に合わせて右手を上に突き上げるアクションも完成。「右手を上に突き上げるアクション」「真上に突き上げずに、こんな時もよくあった 💦」いつも思うけど真理ちゃんは本当に子供が好きなのがよくわかる。コンサートなどでも小さな女の子が前の方の席にいたりすると、必ず何度も手を振ったり、笑いかけたりしてたのを思い出す。
2023年08月29日
森進一さんの最新シングル「厚化粧の女」が2023年7月19日発売になりました。まだ書いてなかったのにもう書いたと思い込んでた。128枚目の前作のシングル「さわりは名調子」からちょうど1年、70年代の森さんの歌唱を彷彿させる新曲が発売になりました。1曲目「厚化粧の女」作詞・作曲 森進一さん 編曲 周防泰臣さん予約注文してたこのCDが届いて、初めて聴いた時、まず思ったのが「声が若返ってる」と驚いた。森さんにしか出来ない個性的な歌唱法も多く使っています。「♪ダメよと拒んで 泣ぁぁ〜きぃぃぃいい〜ながら」の「きぃぃぃいい〜〜」の音程を一気にずり上げて高音ファルセットにまで釣り上げる歌唱には鳥肌もんの感動でした。この歌唱は60年代〜80年代の森さんの楽曲ではいくつもありますが、真っ先に思いつくのは1981年9月発売の52枚目のシングル「命あたえて」の最後の歌い上げ部分の「♪誰か…誰か…誰か お願い〜 い の ち あたぁぁぁぁ〜〜えぇ〜てぇ〜」の「あたぁぁぁぁ〜〜えぇぇてぇ〜」の歌い上げる部分。誰も完璧に真似できない唯一無二の歌唱で、凄い高音まで音を上げて行きます。森進一さんの曲をオリジナルキーでカラオケで歌ってみたらわかると思うけど、ハイトーンのロックシンガーの曲より高音部分がかなり多い事に驚くはず。「命あたえて」をまったく同じキーで同じ歌い方が出来る人はかなり限られると思う。(例えば森さんが軽く歌ってる「故郷」を歌ってみたらキーの高さと歌の難しさがわかる)「命あたえて」はカラオケで歌が上手いと自信ある男の人でもきっと森さんのように歌えないと思う。「命あたえて」って曲は楽曲以前に森さんの歌唱があって初めて良い曲になれる楽曲。他の歌手が普通に歌うと、それほど良い歌詞でも曲もないのですが、森さんが歌う事で初めて名曲になるというのがよくわかる曲。「おふくろさん」なども森さんの歌唱で初めて名曲と呼べるようになれる曲。あの曲も他の人が歌っているのを聴いてもまったく良い曲だとは思えない曲です。森さんの声で歌ってもらえた事で初めてあの曲は名曲と呼ばれるようになったと言っても過言じゃない。でも「冬の旅」や「別れの接吻」「あゝ人恋し」「北の螢」「ひとすじの白い道」「悲しみの器」「はな」「ゆうすげの恋」「さざんか」「さらば友よ」「命かれても」「母恋い人生」「旅路のはてに」「きみよ荒野へ」「ルーム・キー」「古傷」「故郷」・・・・まだまだあるけど、楽曲だけでも超名曲と呼べる曲は森さんのオリジナル曲にはかなり多い。今回も森進一さん本人が作詞、作曲です。(前作は書き溜めていた阿久悠さんの歌詞に森さんが曲をつけました)2曲目「昭和エレジー」作詞・作曲 森進一さん 編曲 佐野博美さん、斎藤功さんイントロのSAXのグロウル奏法で一気に昭和のタバコ臭さと熱燗温めてる匂いの飲屋街の風景が一気に頭に浮かび上がってくる。この曲も「厚化粧の女」に負けてない「良い演歌」になっています。森さんが歌詞に「故郷の老いたかあちゃん」と入れているのも胸にグッとくる。今回の2曲は、最近の森進一さんが作詞作曲した楽曲の中で「あるがままに生きる」に匹敵する名曲だと思います。最近、また森進一さんのいろんなライブ盤を聴いてたりするので、関西でコンサートがあればまた是非行きたいと思う。
2023年08月28日
今日は彩風咲奈さん主演の「愛するには短すぎる/ジュエル・ド・パリ」を観劇してきました。前回、この作品を観たのは11年前・・・月組全国ツアー公演で龍真咲さんのフレッドと美弥るりかさんのアンソニーのコンビ。そして月組だけ今回、凛城きらさん演じたブランドン・オサリバン役はなく、その代わりに元家庭教師の設定でアンマリー・オサリバンを憧花ゆりのさんが演じた。女性に変えた月組公演もかなりおもしろく設定変えて大成功しました。でもやはり、凛城きらさんのブランドン・オサリバンは想像通りの最高におもしろい役になってました。正塚先生の作品の中では自分の中でそんなに上位に入る作品ではないけど、何度観ても楽しめるのは作品力の強さ。「二人だけの戦場」「マリポーサの花」「ロジェ」「BOXMAN」の4本が段違いに好きな作品。「バロンの末裔」「ホテルステラマリス」「ダンサセレナータ」「銀の狼」「メランコリックジゴロ」がその次に好きな作品。彩風咲奈さんのフレッドは、予想以上に似合ってて天然でピュアな部分もあるカッコ良さが最高でした。立ち姿の美しさや、夕焼けにシルエットで浮かぶ姿は絵画のような美しさだった。彩風さんの芝居自体が昔から好きで、感情をリアルに伝える正塚先生の作品に凄く合うように思ってる。まだかなり下級生なのにロジェの時の大きな役を見事に作り上げたのを観て、ずっと応援しようと、あの時に思った。ショーでもスターの存在感が半端なく、輝いて見える。背も高くスタイルが良く見映えがいいのも魅力のひとつ。素直に感情を伝えてくる歌唱も毎回、感動させられる。夢白あやさんは、初演の白羽ゆりさんが降りて来たのかと思うほどに台詞回しや声が似てるように思った。そう思い出すと顔立ちまで似ているように思えてくる。最近の娘役トップの中で一番惹かれる。ショーでも個性を感じられて惹きつけられる。バーバラの役も初演に負けないぐらいに凄く良いと思った。美穂圭子さんがショー「ジュエル・ド・パリ」に出演している事が自分にとって一番の楽しみでした。ソロ歌もあまり多くないのですが、美穂圭子さんのカゲソロで「愛の宝石」が聴けて、その歌でトップ二人がデュエットダンスする場面が最高すぎる。できれば「愛の宝石」をフルコーラス聴けたら最高だけど…。今の雪組はチームワークも最高で、組としても以前のように凄く好きになった。宝塚歌劇を観るのはかなり久しぶりなような気がする。来月は月組を観るので、また宝塚歌劇を観劇するのがしばらく続く。今日は終演後ゆっくりと飲みに行かずに、煮穴子重のセットを食べに行った。煮穴子が大好物なので、本当に美味しかった。ワイン酵母で作った日本酒ってのを軽く飲みながら煮穴子は最高だった。
2023年08月28日
アメリカのシンガー・ソング・ライター「Don McLean」の代表曲の1つ「アメリカン・パイ」は日本ではラジオで流れる事も多くなかったようですが、50年経っても色褪せない人気のある曲。この曲を知ったのは、このレコードがリリースされてしばらくしてからで、中学生の頃に6歳年上の友人に教えてもらって知った、中古屋でレコードを買って聴いてた。歌詞カードに訳詞がなく、その年上の友人に歌詞の内容を簡単に教えてもらった。A面「American Pie part 1」B面「American Pie part 2」作詞・作曲 Don McLean曲の中で何度も「The day the music died(音楽が死んだ日)」と歌われているのは、1959年に飛行機事故があって、その飛行機にロックンロールの初期のレジェンドが3人搭乗してて亡くなった事を言っています。そして曲の中には1959年以降に登場した多くのロックスターらしき人物が歌詞に出てきます。エルヴィス、ボブディラン、バーズ、ビートルズ、ローリングストーンズ、ジャニスジョプリン、と、この曲がリリースされた1971年までにスターになったアーティストが次々と出てくる。(名前は出ていないのですが、多くのヒントでそれが誰であるのか匂わせています)この曲は2ndアルバム「American Pie」の1曲目で8分36秒の長尺曲をAB面に分けてEP盤に収録。「♪私たちは歌いはじめた バイバイ、ミス・アメリカンパイ シボレーで堤防まで行った でも堤防は乾いてた そしてあの古き良き男達はウイスキーとライ酒を呑んでいた 「これが俺の死ぬ日だ」と歌っていた 「今日が俺が死ぬ日だ」と」静かにピアノと歌のみで始まり、テンポアップするとアコギストロークとドラム、ベースも入って軽快な8ビートパートになる。エレキギターも絡んできてロックなパートに。そしてピアノとボーカルのみのフリーテンポパート。最後はアコギのストロークのみでサビをユニゾンで数人の男性コーラスとで歌う。構成もドラマチックで聴き始めると8分以上あるなんて思えない。2ndアルバムはこの曲以外にも好きな曲が多いので、また感想を書きたいと思う。
2023年08月27日
ウクレレ漫談で一世風靡した牧伸二さんの2001年発売のミニアルバム。自分が生まれた時にはもうすでに大スターで物心ついた時からよく知ってたコメディアン。自分はお笑いでも音楽系のお笑いが好きで、音曲漫才が一番好きです。何度も書いてるけどお笑いで一番好きなのは、今も昔も「フラワー・ショウ」です。「ちゃっきり娘」「宮川左近ショー」がその次に好きな漫才師。関東では「あした 順子・ひろし」がダントツに好きな漫才師。子供の頃から、しゃべくりよりも音楽を絡めて笑いを取る漫才が好きでした。そんな中で「牧伸二さん」は特別な存在でもあった。ウクレレ演奏も凄いし、歌声も好きだった。ネタの内容は結構どうでもよくてメロディーの乗せ方みたいのに子供の頃から惹かれてた。牧伸二さんの事はかなりまえに一度書いたような気もするけどCDやEP盤はまだ書いていなかったと思う。泉ピン子さんの師匠でもあり、芸人として泉ピン子を育てた大師匠です。1曲目「ダンジィの応援歌」2曲目「ああ、かんちがい」3曲目「女の朝帰り」4曲目「アロハ・フラ」5曲目「月下美人」全曲 作詞・作曲 牧伸二さん 編曲は多分、ヘッドアレンジかな。記載がないので。牧伸二さんはボーカルはもちろん、ウクレレでオブリやソロも弾いています。さらに、SAX、ハモニカも演奏しています。ウクレレ、SAX、ハモニカでのクレジットは本名の藤井康一さんの名前で掲載されています。3曲目「女の朝帰り」が一番気に入っててよく聴いてた。ブルージーな渋い曲です。お笑い要素はなく、惨めな朝帰りの女性をブルースに乗せて歌い上げています。関ヒトシさんのギターと牧伸二さんのウクレレとハモニカのみの演奏だけど、めちゃくちゃカッコいい。特に牧伸二さんの吹くハモニカが凄くいい!完全に本格的にハモニカ演奏が出来る事に驚いたを思い出す。4曲目「アロハ・フラ」もお笑い要素はまったくない本格的なハワイアンです。牧伸二さんのウクレレに重なってくる関ヒトシさんのボトルネック奏法のギターも雰囲気がよく最高です。2曲目「ああ、かんちがい」は少し社会風刺も入れたジャズナンバー!イントロから牧伸二さんの吹くSAXはいい感じです。この曲はお笑い要素ありですが、歌詞もお笑い抜いてジャズに合うような歌詞にすればもっといいのに。バンドの演奏もカッコいい。5曲目「月下美人」この曲も本格的なハワイアンソングです。この曲もウクレレとギター、ベースのみで凄いいい雰囲気になっています。1曲目「ダンジィの応援歌」はメイン曲ですが、完全お笑い曲として作られています。でも、初老から老人への応援歌になっています。曲調はクレイジーキャッツ風です。牧伸二さんのCDはまだ数枚持ってるので、また感想を書こうと思う。シングル盤もあるし…。
2023年08月26日
2000年2月19日発売の島倉千代子さんのシングル。1999年は1月1日に「人生はショータイム」をリリースして9月に中山大三郎先生とのデュエット曲をリリース。ソロシングルとしては1年以上ぶり。1曲目「三日月慕情」作詞 星野哲郎さん 作曲 弦哲也さん 編曲 前田俊明さん正統派演歌です。星野哲郎さんにしか書けないような不幸で哀しい女の歌。耐え忍ぶ女の歌も島倉さんの美しく品のあるボーカルで惨めすぎるようにならないのが良い。この曲は当時カラオケで人気だったんじゃないかと思う。2曲目「感謝の旅路」作詞 星野哲郎さん 作曲 永井龍雲さん 編曲 前田哲郎さん「マイ・ウェイ」的な、歌手人生を続けられる感謝を歌ったスタンダード曲。作曲の永井龍雲さんは1970年代後半に登場した人気フォークシンガーです。90年代以降は多くの演歌歌手や歌謡歌手に楽曲提供をしています。星野哲郎さんが書いた歌詞も完全に島倉さんの歌手生活を歌った内容になっています。2013年11月に亡くなるまで、この歌のように感謝の旅路を続けるように、人々を励ますような人生の応援歌を多くリリースしています。
2023年08月25日
「真理ちゃんシリーズ」の第4弾「アタック!真理ちゃん」の♯12が放映されました。(♯5は放送されず) (「アタック!真理ちゃん」は1974年4月4日〜9月25日まで放映)現在、CS「ホームドラマチャンネル」で放映中です。真理ちゃんのこの青いパッチワークのシャツは凄い印象に残ってた。このシャツで歌番組のテレビ出演をよくしてたような気がする。『アタック!真理ちゃん』 ♯12 (1974年6月20日放映分)出演者天地真理さん桂三枝さんザ・パンダ(林家小染さん、桂文珍さん、月亭八方さん、桂きん枝さん)欧陽菲菲さんNACこの回は歌が7曲もあって30分に収めるには進行も大変そう。前半のコントも短く、中国人に扮した桂三枝さんとパンダの4人が天地真理さんにプロポーズするという前にもやった企画。「ヌー坊の歌」を歌うのは2回目ですがレコード化してたのだろうか。8枚目のシングル「火の鳥」に続く9枚目のシングル「海鴎」はこれまでの橋本淳さん、筒美京平さんコンビの最後の曲。この曲もカッコいい曲でした。セットリスト1曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん 2曲目「ヌー坊の歌」 ヌー坊作詞・作曲 不明3曲目「海鴎」 欧陽菲菲さん作詞 橋本淳さん 作曲・編曲 筒美京平さん4曲目「京都の青い空」 NAC作詞 林春生さん 作曲・編曲 すぎやまこういちさん5曲目「この広い野原いっぱい」 天地真理さん(ギター弾き語り)作詞 小薗江圭子さん 作曲 森山良子さん6曲目「恋と海とTシャツと」 天地真理さん作詞 安井かずみさん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さん7曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん京都で結成されたフォークバンド「NAC」はデビューシングルのB面を歌った。B面の方が評判が良くこっちがA面になったとか。天地真理さんはギター弾き語りで「この広い野原いっぱい」を歌った。この曲は1972年9月発売のアルバム「虹をわたって」のB面1曲目に収録されていました。「恋と海とTシャツと」は完全フルコーラス!バンドの演奏も凄く良かった!テンポ速めでコンサートの時に聴いたテンポに近い印象。1976年梅田コマ公演の時のアロージャズオーケストラ演奏の「恋と海とTシャツと」が一番好きなアレンジと演奏でした。
2023年08月24日
イギリスのポップ/ニュー・ウェイヴ「Culture Club」の1984年発売のシングル。3rdアルバム「Waking Up with the House on Fire」からの第二弾シングルカット曲。第一弾は「The War Song」で大ヒットしました。A面「The Medal Song」メダル・ソング3枚目のアルバム「Waking Up with the House on Fire」から少しずつ人気に翳りが見えて来たけど、自分は3枚目から好きになった。一番好きなアルバムは4th「From Luxury To Heartache」です。それまでの超絶人気時代の曲も好きですが、3枚目からボーイ・ジョージの歌がよりソウルフルに、深い歌声になってきたように感じて引き込まれた。特に「Waking Up with the House on Fire」のA面ラスト曲「Mistake No. 3」は特に秀逸!上質なソウルを聴いてる感覚に酔いしれる。国によっては「The Medal Song」じゃなく「Mistake No. 3」をシングルカットしたようです。この「The Medal Song」はラテンのノリのダンスナンバー。そして7インチシングルでしか聴けないイントロ。このコーラスから始まるイントロがまた凄くイイ!ベスト盤などはアルバムヴァージョンで収録されてるものも多く買ってみないとどのヴァージョンで収録されているのかわからない。このアルバムから特にカルチャー・クラブのノリが気持ちよくなったように感じてた。アルバムで聴く方がこの曲が映えるとは思うけど、シングル単体で聴くとまた違う感じで聴ける。アルバムだとB面1曲目の少しヘヴィな「The Dive」に続いて「The Medal Song」が始まる。ここの繋がりは最高にカッコいい。もっと言えばA面ラストのソウルフルな「Mistake No. 3」が終わり、盤をひっくり返すとラテンな世界に一気に引きずり込まれる感覚が最高。そして次に始まるがこのシングルB面「Don´t talk about it」です!この曲は1930年代にハリウッドで活躍した女優フランシス・ファーマーの悲劇を歌っています。MVを見るとわかりやすい。悲劇の女優の一生を綴った映画「女優フランシス」(1982年)としても人生が描かれています。この時の主演女優は1976年版キングコングのヒロイン、ジェシカ・ラングがフランシスを演じた。B面「Don´t talk about it」日本では化粧品のCMソングに選ばれよく流れていました。ディスコでもよく流れてた曲でノリが気持ち良すぎる。歌詞の内容は明るい歌ではないのですが…。間奏の凄い機械的なエフェクトのGソロも最高です。
2023年08月24日
「真理ちゃんシリーズ」の第4弾「アタック!真理ちゃん」の♯11が放映されました。(♯5は放送されず) (「アタック!真理ちゃん」は1974年4月4日〜9月25日まで放映)現在、CS「ホームドラマチャンネル」で放映中です。『アタック!真理ちゃん』 ♯10 (1974年6月6日放映分)出演者天地真理さん桂三枝さんあのねのね浅田美代子さん前半のコントは、テレビ局がヌー坊と小やじを取材に来るという設定。ディレクター役に桂三枝さん、カメラマンにあのねのねコントの前に番組に届いたヌー坊と小やじへの質問ハガキを天地真理さんが読み、二人が答える。セットリスト1曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん 2曲目「ヌー坊・小やじのうれしじゃないか」 ヌー坊・小やじ3曲目「虹の架け橋」 浅田美代子さん作詞 安井かずみさん 作曲 都倉俊一さん 編曲 高田弘さん4曲目「赤い風船」 天地真理さん・浅田美代子さん作詞 安井かずみさん 作曲・編曲 筒美京平さん5曲目「恋と海とTシャツと」 天地真理さん作詞 安井かずみさん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さん6曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん「虹の架け橋」は6枚目のシングル。「赤い風船」は天地真理さんと浅田美代子さん、2人で歌った。今回も「恋と海とTシャツと」は2番までで、サビの繰り返しをカット。振り付けは、完成まであと一歩。親衛隊コールは完全版になってた。
2023年08月23日
若手演歌歌手「青山新さん」の4枚目のシングル。少し前、BSフジの歌番組に山本リンダさんが出演すると知って観ていました。山本リンダさんは53枚目のシングル「明日への翼」を歌いました。この曲のライブヴァージョンが聴けるのが目当て番組を観ていました。その番組には歌の巧さに惹かれてずっと聴いてる「二見颯一さん」も出演していて「一里塚」を歌唱。その番組を流して観てたら「青山新さん」が登場。タイトルは「女のはじまり」凄い1960年代のようなタイトルに惹かれ飛ばさずに聴いてみたら、まるで1968〜1970年頃の森進一さんの歌のようで気に入ってすぐにCDを買った。森進一さんの少しマニアでもあるので、森さんっぽい歌唱や楽曲があると聞き入ってしまう。Amazonで買ったこのシングルCDはDVDと2枚組でCDには1曲しか入ってなかった。あまり何も見ずに適当にポチッとしたので仕方ない。1曲目「女のはじまり」作詞 田久保真見さん 作曲 水森英夫さん 編曲 竹内弘一さん作詞の田久保真見さんは堀内孝雄さんの名曲「空蝉の家」を書いた作詞家。「空蝉の家」は日本作詞大賞も受賞した名曲です。他にはべーやんと組んだ「みんな少年だった」も名曲です。 作曲の水森英夫さんは二見颯一さんの師匠でもある作曲家。青山新さんは二見さんと同じ門下生って感じなのかも知れません。二見さんは正統派で民謡からの強烈な歌唱力が魅力の歌手ですが、青山さんも1960年〜70年代の古き良き演歌を思い出させる歌唱です。そのBSフジの番組で聴いてて、森進一さんを感じられたのでCDが欲しくなった。森進一さんの「望郷」を思い出させるような女性スキャットから始まるイントロも昭和演歌のようで惹きつけられた。そして歌い始めはまるで「命かれても」を彷彿させるメロディーとアレンジ。「命かれても」は1960年代の森進一さんの楽曲の中ではダントツに一番好きな曲。60年代の森さんの曲なら次は「ひとり酒場で」が好きな曲です。「ひとり酒場で」のB面「神戸の夜」も凄い名曲です!(1968年頃の森進一さん)70年代になると森さんは演歌にこだわらずに流行歌を歌っていきたいと話していてブルース、歌謡曲、ロック、フォークと一気に幅広い楽曲を歌うようになった。「旅路のはてに」と「望郷」「夏子ひとり」は特別好きな曲。そして!1973年10月に森進一さんの最強の超名曲「冬の旅」をリリース!やっぱりこの曲を超える森さんの曲はないかも。カッコ良すぎる曲です。「さらば友よ」「別れの接吻」「あゝ人恋し」「故郷」「さざんか」「雨の桟橋」と好きな曲だらけのこの頃の森さんの楽曲。「襟裳岬」「おふくろさん」は有名だけど自分はあまり好きではない曲です。「おふくろさん」なら「母恋い人生」の方がダントツに好きです。「母恋い人生」は「命かれても」のB面曲です。「おふくろさん」の4年も前の曲。コンサートで一度でいいから「おふくろさん」の代わりに「母恋い人生」を歌ってほしい。毎回、「おふくろさん」を歌うし。1977年「東京物語」をリリースしてから、また森さんは歌謡ロック路線も多くリリースするようになる。次の「甘ったれ」はアダモが作曲した歌謡ロックで、この曲も最高です!続いての「林檎抄」はフォークロックなカッコいい曲。そして正統派演歌「雪よおまえは」を次にリリースする事で森さんの世界が完成したように思える。ド演歌系でも「北の蛍」「命あたえて」「それは恋」「冬桜」と名曲を確実にリリースしています。コンサートでのアンコールでも盛り上がる「恋月夜」もその頃にリリースしたロックナンバー。「東京物語」〜「恋月夜」とアンコールで続けたセットリストの時は最高だった!!この頃の森さんの楽曲はシングル曲だけじゃなくアルバム曲でも名曲が多く生まれています。「東京ハートブレイク・ホテル」「古傷」「今思えば」「ルーム・キー」は特別カッコいい曲。ライブ盤「'87 森進一ライブ 中野サンプラザ」ではそんなアルバム収録のロックナンバーのライブヴァージョンが聴けます!!でもこれはカセットテープのみの発売だったので手に入りにくいかも。1990年代に入っても「移り香」「風のエレジー」「悲しい歌が流行ります」など名曲が止まらない。そして究極の名曲「悲しみの器」をリリース!その後、リリースしたブルース・スプリングスティーンのような「ライラ ライ」も凄く好きな曲。 2000年代になるとジャジーな名曲「ウイスキー色の街で」からスタート。きっちりと名曲「哀の河」のようなド演歌も残しています。スタンダードナンバーのような「はな」も森進一さんの歌手生活の中で重要な名曲。「人生ひたすら」「波止場」のような演歌の名曲、そしてロックナンバー「ゆらぎ」も2000年代の名曲。2010年代はやはり最高作品は「あるがままに生きる」です。これは文句なしの完璧な名曲です。他にも2013年発売の「情念」とそのカップリング曲「月のエレジー」も忘れてはいけない名曲です。「月のエレジー」は何年か前のコンサートでセットリストにも入りました!森進一さんの事ばかり書いてしまいましたが、青山新さんの「女のはじまり」は久しぶりに森進一さんを感じられる艶のある女歌を聴かせてくれる若い歌手が出て来たのはうれしい限りです。もっと癖強く歌ってもいいと思うけど、今の時代はこれぐらいが丁度いいのかも知れない。歌いこなしていくと感情むき出しで森さんのように歌うようになるのかも。まだ、この1曲しか知らないのですが、他にも60年代の演歌を感じられる曲があれば聞きたい。DVDのMV
2023年08月23日
「真理ちゃんシリーズ」の第四弾「アタック!真理ちゃん」の♯10が放映されました。 (「アタック!真理ちゃん」は1974年4月4日〜9月25日まで放映)現在、CS「ホームドラマチャンネル」で放映中です。『アタック!真理ちゃん』 ♯10 (1974年6月6日放映分)出演者天地真理さん桂三枝さんザ・パンダ(林家小染さん、桂文珍さん、月亭八方さん、桂きん枝さん)布施明さん布施明さんとハモリで天地真理さんのデビュー曲「水色の恋」を歌った。この番組が始まった頃よりも歌の曲数も増えて番組として充実してきた。「水色の恋」の前に布施明さんが登場時に「慕情」を少しだけ熱唱した。前半のコントは特にテーマはなく、大阪から来た桂三枝さんの友達「ザ・パンダ」のメンバーがそれぞれ、天地真理さんにプロポーズするという内容。そして新曲「ヌー坊の歌」を初披露。コント中に真理ちゃんと布施明さんのデュエットで天地真理さんのデビュー曲「水色の恋」を歌った。セットリスト1曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん 2曲目「水色の恋」 天地真理さん・布施明さん作詞 田上えりさん 作曲 田上みどりさん 編曲 森岡賢一郎さん3曲目「ヌー坊の歌」作詞・作曲 不明4曲目「積木の部屋」 布施明さん作詞 有馬三恵子さん 作曲・編曲 川口真さん5曲目「恋と海とTシャツと」 天地真理さん作詞 安井かずみさん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さん6曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん今回の「恋と海とTシャツと」は2コーラス。サビの繰り返し部分がカットされてた。振り付けも完成しつつある。親衛隊のコールは今回ので完成形。「♪あの人が来ないうちに(ヘイヘイヘイヘイ)私のこの気持ちを今(ヘイ!)」この日の親衛隊は少しおとなしいめで聞こえにくかった。エンディング「あなたと共に」
2023年08月22日
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