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ここ最近、というか ここ数年、ギター熱がどんどん加熱している。かつてはバイク熱が凄く、カスタムばかりしていたわけですが今のところバイクや車は満足してしまった。と言うのも、なかなか暇な時間が無く時間が捻出出来ないので疎遠になっていると言ったらそれまで。恐らくバイク熱が全開になるのは季節的なところで、暑くもなく寒くもなく無風で疲れていなく時間があるときだと思います(汗)条件が年々厳しくなっている気はしますが降りる気は毛頭ありません。楽器に対しての捉え方は、個人的に本体は『モノ』であっても表現が出来る『コト』を愉しむことがメインだとしています。基本的に平日は仕事が終わり帰宅するのが21時過ぎ、そこから食事や風呂に入れば22時は余裕でまわる。業務は分析・予測や施策立案等、PCに向かって足りない脳みその性能を全開にする為、何気に帰ると疲れが噴出してしまいOFF MODEになってしまう。これが老いというやつかもしれません(苦笑)休みは子供が小さく、妻との時間も休みくらいしか作れないので趣味よりも家族を優先したい気持ちがある為、どう見えてるかは分かりませんが優先しています。 男は男で大変ですが女も女で色々大変なはず。それぞれのキャパがあって自分のものさしでは測れない大変さがあると感じています。こうなると自分だけのプライベートな時間は親になった以上は少なくなってしまうのは致し方ない。とはいえ高みを目指したい気持ちは捨てたくもない!ギターは16歳で始め、好き勝手に弾く程度で本格的に『腕を上げよう!』と考えるようになったのは5年前位。歴で言えば20年以上ですが、正直この考えを持って弾いてたらもっと上手かったかなと感じます。何故、この考えに到達したかとなると次の通りです。同じ環境下にいる人と時間の経過で差が開くのはプライドが許さねェ!仕事が忙しい人、帰りが遅い人、自分の時間が少ない人、そんなのは自分に限ったことではなく沢山いると思います。でもそんな中、1日 1時間、いや1分でも自分の好きなことに時間を使い努力を惜しまなければ多くの練習差が生まれる。つまり『巧い』とされるのは様々な感性と努力の賜物であるとも言えます。これって格好良いじゃないすか!そして『自分の時間が無いから弾く余裕ないんだよ』『子供いるから』と当たり前に語る奴は格好悪いのではと。こういう人達から『結婚は地獄』という言葉が生まれたのではと感じます。 それは男も女も働いたり家庭を持てば皆同じだろうと思っています。それこそ自分を育ててくれた親だって同じはず。ただ俺は『お前が生まれて好きなことを諦めた』みたいな人間にはなりたくないし、犠牲にしたという理由付けされる側も良い気分はしないだろうと感じます。それは時としてあるでしょうが、ただ言い訳にしているだけであれば偉くも無ければ自分に対してのエゴでしかない。限られた時間の中で如何に効率良く技術や表現力を上げられるか、基礎の精度を上げることに注力しています。気持ち良く弾くのも大事だけど、腕を上げるには闇雲にではなく頭を使って地道に弾くしかないなと。正直言うと左手の運指よりも右手のピッキングが難しい。指は何とかなってもピッキングがズレれば綺麗な音にはならず、ピックの当たる角度や深さ、力加減、どの場所を弾くかで大きく音色は変わる。それらを意図して強弱をつけ、左手の運指によるテクニックでさらに味を付ける。リズム感を体に覚えさせ、その拍の中にどの様に音を組み込んで展開するかが重要な気がする。中々、奥深いもんで完成形が無いからこそ良い! 奏者によって同じ楽器でもまったく別の音を生み出す楽器。『この音はアイツの音だ!』となるような音色を手に入れたいもんです。少ない時間でも喰らいついてやろうと。我ながら熱い内容になってしまいました(笑)
March 31, 2021
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使用に伴い、ダメージをさらに蓄積させました。 どうよこの凄まじい貫禄。悪く言えばボロボロ、良く言えば味がある。『画鋲』『爪』『ピック』『ベルト』『ラッカー塗装』『ヤスリ』『コンパウンド』 そこら辺にあった様々なものを駆使して、とりあえず考えて傷を丁寧かつ大胆に入れていく!肘の当たる部分の塗装をさらに剥がして研磨で艶を出し、その上からクリアのラッカー塗料をタッチアップしてから再度コンパウンドで艶出し、部分的に艶を消し全体に馴染ませて木材露出部分に墨入れ、各部の厚さや仕上がりを不安定にすることでくたびれた雰囲気に。。・・・そんな作業を繰り返して経年でくたびれた感を再現してみました。ノブに関しては過去、余りものでそれっぽく仕上げていますが、今回はさらにブラス塗料を使用していた時代を意識し、プラモ用の塗装で緑色の経年劣化をプラス。120円の塗料にしては そこそこの完成度かと思われます。あんなに素っ気ない雰囲気の本体が、こんなにも『男の色気』即ち『フェロモン』を分泌しています。数々の戦場を生き抜いてきたかの様な貫禄は、その傷や汚れすら美学であり勲章。ですが、あくまでこの傷は人工的につけられた仕様です。最終仕上げとしてナット素材をヴィンテージトーンを彷彿させるヴィンテージナイロンに変更。牛骨とデルリンの硬度の中間とも言われ優れた分離感に加え、適度にトゲを無くし音色を丸くします。流石に純正よりは音が良くなって、半透明の見た目もレトロでイカス!!! ここまでボロボロにしてしまったら価値はもう無いでしょう(苦笑)
March 15, 2021
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満足していたはずのN-LP680。硬質な5Aハードメイプルにワンピースのホンジュラスマホバック、ホンジュラスマホにホンジュラスローズ。贅沢極まりない材を贅沢に使用し、ドスの効いた締まりのある低音、整ったトーンが最大の魅力。Gibsonの1959を後に購入しピックアップを同様のAPH-2に交換したわけですが、どういうわけか音色が全く違う。 1959では言うなれば豊かな倍音成分とバイト感が強く、ブラウンサウンドに近くやけにレスポンスが高い。 反面、680では音が太く、甘い音を出すもののトーンノブを調整しても元の出音が太すぎてしまいレンジが狭く感じた。恐らくこれは、元の個体(本体)が太い音を出す特性がある為、より太い音とするピックアップを搭載した場合、トーンが飽和状態になってしまっているからなのでは? 等と悩む様になった。そこで、アルニコ3を採用し、タイトな低域とワイドレンジ、素材の良さをそのまま拾ってくれるカスタムバッカ―であれば680の持つ良い部分を引き出すと同時に、カスタムバッカ―の欠点ともとれる低域の弱さを個体特性で補うのではないか・・・元々軽量でワイドレンジな1959では逆にカスタムバッカ―では力不足を感じ、APH-2にすることで満足いく結果となったが680ではその逆に値する可能性があると2年間悩みまくった結果、『いっちょやってみるか!』と勢い・・・気分で実行!結果は・・・最高っす。勿論、APH-2装着時も素晴らしいサウンドでしたが、よりピッキングの強弱に追従し明らかにレスポンスが上がっている。 加えて『ギュリッ』『コツン』『カキン』等のピッキングによる味のあるタッチノイズとストラトの様な旨味のある倍音、抜けが良く乾いた音でありながらも輪郭が整ったサウンドが出力され、リバーブを5から10に上げたかのようなレンジ感。しかもクリーントーンではエレアコを思わせるような響きと余韻・・・これが680の本質であったか・・・良い!見た目が完全にノーマルになってしまったのでバックパネルもブラックに戻しました。やはり個体特性に合わせた選択は必要なんですね。難しいもんです。またまた愛着が増しました。
March 12, 2021
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