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タクトのエキパイが真っ赤に錆びている。しかもマフラーとの接続部分に掛けてはオイルで酷く汚れているので、取り外して塗装することにした。エキパイを外すにはエンジンに取り付ける2ヶのフランジナットを外し、マフラーの取り付けボルトを1本外すだけで簡単に外す事ができると思いきや。エキパイ下側のフランジナットが外せない。隙間が狭くスパナを左右どちらからも挿し込む事が出来ないのである。これはどういう事だ。エキパイを1つを外すのにエンジンを降ろせと言う事か。天下のHONDAがそんな設計をするのか少々疑問であったが、どう考えてもエンジンを降ろすしか方法がないので、エンジンのスタッドボルトからナットを外し鉄棒で叩き出そうとしたが途中で止まって動かないので反対側を見てみたら、何とボルトの頭がエキパイに当たって止まっているではないか。マフラーの取り付けボルトを外しただけでは、どうやってもエキパイをスタッドボルトから回避させる事はできないのだ。エキパイを外さなければエンジンは降りない構造になっているのだ。そのエキパイを外す方法はエンジンを降ろすしかない。卵が先か鶏が先かの疑問と同じだ。だけどタクトは人間が造った物なので必ず解決方法はある筈である。記憶の薄れて行く頭で過去の事例を思い出していたら、ふと頭に浮かんだ。どのバイクかは忘れたがフレームに開いた穴から調整だか部品取り外しだかを行った記憶がうっすらと甦ってきたのだ。タクトのフレームを調べてみると丸い穴をを発見。見つけた。これだ。この穴からエクステンションバーで延長した10ミリソケットを挿し込むと下側のエキパイフランジナットに嵌まるようになっている。流石HONDA。エキパイを外すのにエンジンを降ろすなどと無粋な設計をする筈が無い。やっとの事で外したエキパイをパーツクリーナーで脱脂を行い、ワイヤカップでサビ落としを行う。後で気が付いたのだが、パーツクリーナーを使うよりは、バーナーで炙って油分を燃やした方が完全に脱脂できたと思われる。次に赤サビ転換剤を塗布して、耐熱塗料を吹いて完成であるが、マフラーカバーが欠品となっているので、何とかしなければ。外す方法が分からなかったエキパイフランジナットフレームに開けられた下側のエキパイフランジナットに工具を挿し込むための穴取り外したマフラーサビ取りを終えたマフラー赤サビ転換剤を塗布して耐熱塗料を吹いたマフラー
2022.04.25
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コロナでなかなか行けなかった笏取り虫ツーリング。久々の開催となったが、皆さん忙しいようで参加はディアベル、ハーレー、V7の3台となった。天気は上々だが、朝は少し冷え込み気温は15°、日中は20°を越えるらしいので服装が難しい。ジャンパーのインナーをどうしようかと迷ったが、高知に行くのだから暑いと判断してインナーを外して出掛けた。午前7時50分集合場所の道口PAには既にディアベルとハーレーが到着していた。ハーレーは県北から高速で1時間30分かけての参加なので、ちょっと申し訳ない気持ちである。3台揃ったところで山陽道を尾道に向けて出発。隊列はディアベルが先頭でハーレーを挟んでV7が続く、ハーレーのインカムの部品が壊れて修理中との事なので前後2台で話しながら走るが、風切り音が大きくよく聞き取れない。昨年高速で使用した時には問題なく使えたのに、どういう事だ。音量が小さいのか?スピードの出し過ぎか?まぁ高速ではそれほどしゃべる事もないので、大丈夫だ。福山西ICからしまなみ海道へ分岐。いよいよ瀬戸内海だ。島々に架かる幾つもの橋を渡り、多島美を愛でながら四国へ向けて走りながら、昨年カブで橋の原付道を走った事を思い出す。気温は16°と上がらないインナーがないので寒くなって来たので、ディアベルに連絡して瀬戸田PAで休憩。最後の来島海峡大橋を渡ると今治だ。R196を少し走り、今治湯浦ICから松山道に入り、伊予灘SAで休憩。気温はやっと19°近くになってきた。松山までは片側2車線で広く走りやすいが、松山から三間ICまでは片側一車線となり、ペースダウン。広見のGSで給油。スタンドの従業員がグッチを見るのが初めてらしく、何と言うバイクですか?と話しかけて来た。簡潔に説明して先を急ぐ。いよいよ四万十だ。四万十川に沿ってR381がうねりながら延びている。桜の花は終わっているが葉桜の若葉色が眩しい、山に目を向ければ一斉に芽吹いた木々が新緑になりつつあり、今しか見ることが出来ない風景が堪能出来き、川に沿って走るのはとても気持ちが良い。気温は24°まで上がっている。そうこうしている内に沈下橋を発見。直ぐに下って橋の上をゆっくりと走ってみる。橋幅は普通車も通れるくらいに広いのだが、欄干が無いので橋の途中でバイクを降りると少し怖いと思う錯覚に陥る。四万十川は洪水が多いので、このような沈下橋が幾つもあり、洪水が橋の上を通過して行くので流失を免れるという訳だ。しかし、我々は珍しがって、写真を撮ったり橋上に止まったりしていたが、地元では生活道路なので、地元車優先で迷惑にならないようにマナーを守っての見学が必要であろう。この沈下橋は数十年前にミリオン出版のアウトライダーと言う雑誌に四万十川ツーリングとして紹介されており、一度走ってみたいとその雑誌と共に思いを馳せていた事が今日実現となったのである。取材車はYAMAHAのランツァだったが、今度はセローでゆっくりと訪れてみたくなるような場所である。沈下橋を2つほど過ぎれば、昼食予定の「道の駅四万十とおわ」に到着。2人は豪華に鰻の食べ比べ重、私はヘルシーにハーフの豚丼とうどんを注文。食後にインスタのフォロー登録でアイスコーヒーを無料で飲んで四万十に向けて走ると直ぐに四万十川を隔てた対岸の山から1㎞もあろうかと思えるワイヤが2本張られ夥しい数の鯉のぼりが泳いでいる光景が目に飛び込んで来た。これは凄い。川に渡る鯉のぼりは数多く見てきたが、これ程のスケールのものは初めてである。どうやってワイヤを張ったのかも気になるが、やろうと思った事に感服である。次はディアベルさんがどうしても行きたいと予定に入れていた焼酎ダバダ火振を醸造する無手無冠の売店に突撃、70%栗使用の特選焼酎が気になったが、焼酎は先日都城の先輩から特選高級品を3升貰ったばかりなので、飲みきれないと思い遠慮した。近くには四万十川焼酎銀行があり、何でも焼酎を定期で預ければ満期まで芳醇な旨みと5%程度の小瓶が利息として付くそうである。本物の銀行のような立派な建物には驚いた。ファンが大勢いるのだろうが、考え付いた関係者は大したものである。ここからは折り返し帰るだけだ。四万十中央ICから高知道と進み、南国SAで休憩。ここからは片側2車線となるので、快調に走ることができる。高松道の豊浜SAで休憩の予定だったが、早く着き過ぎたので高瀬PAに変更。こういう時にはインカムが活躍する。走りながらの予定変更も瞬時に出来てしまう事はありがたい。最後の休憩を終えて坂出から瀬戸大橋を渡る。夕暮れが迫る瀬戸内海も黄昏気味で良いものだ。そろそろ気温も下がり始め20°を下回り始めたので、少しペースを上げて走り早島ICで編隊を離脱した。今回のツーリングは殆ど高速だったので、走りやすかったが何せ長時間だったので流石にくたびれた。数年前に行った信州を思い出す。次回はワインディングを楽しめるような近場でゆったりとしたツーリングを企画してもらう事にしよう。久し振りに長距離を乗ったV7だがオイル漏れも無かったし、快調そのものだった。本日の走行距離546.4㎞。瀬戸田PAハーレーの勇姿四万十川と予土線の鉄橋最初の沈下橋橋上で止まるディアベル道の駅四万十とおわ「とおわ」からの眺め対岸の山から連なる無数の鯉のぼり風情のある無手無冠の売店向かいにも風情のある店が佇む四万十川焼酎銀行2本目の沈下橋橋の手前で四万十の魅力の整流と山四万十川とV7
2022.04.20
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タクトのレッグガードと一体型のステップ外装を外したら、ステップを支える金具が酷く錆びていた。この部分は車体の一番下の部分にあたるため錆びるのは仕方の無いところである。外装を付けてしまえば見えなくなる箇所なので放っておこうと思ったが、余りにも錆が酷いので見るに見かねて塗装する事にした。右側の金具にはレジスターが取り付けてあるのでギボシを抜いてレジスターを付けたまま取り外す。凸凹はしているものの、グラインダーに取り付けたカップワイヤーで大体の錆を落とすことができた。細かく入り組んだ箇所はサンドブラストを使用した。見た目ほど錆は深くなかったので、アバタも小さな物が少しで済んだ。錆が落ちたところで、赤サビ転換剤を塗って乾燥。黒のアクリルスプレーを吹いて完了である。見えない箇所なので、クリヤーは省略した。外装を外したら見えたステップの支え金具(右側にはレジスターが付く)取り外した両側の支え金具カップワイヤーとサンドブラストでサビを落とした金具赤錆転換剤を塗った後塗装を施した金具
2022.04.18
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タクトのリアサスは左側に1本のモノサスである。外してみると、スプリングは激しく錆びていたが、ロッドは露出部分に少しの錆があるだけで、磨けば何とかなるのが救いだったので分解してサビ取り、塗装を行う事にした。このサスは通常のサスなので、ターンバックルとビニール紐を使用してスプリングを縮め分解する事ができる。サスが短いのでターンバックルとスプリング上部を一緒に括り付ける恰好になったが、何とか異型ナットをスパナで咥える事ができ、取り付け金具を外す事が出来た。分解したアルミの取付具はナイロンディスクで研磨し、スプリングはサンドブラストで錆落としを行う。こういった部品はサンドブラストが威力を発揮する。サンドペーパーで磨いていては、1日掛かってしまうし、内側の錆が取りきれないだろう。ブラスト後はプラサフを吹かずに、赤サビ転換剤を塗って防錆処理を行い、そのまま塗装を行うのだが何色にするか迷った。オーソドックスな黒やシルバーでも良いが、スクーターなので少しポップな感じで、10年以上前に買った赤色スプレーの残りを吹いてみた。乾燥後、クリヤーを吹いたら艶々の真っ赤になった。外装が渋めの色なので良いアクセントになるだろう。組み立ては分解同様ターンバックルとビニール紐を使った。ビニール紐だと、綺麗に塗装したスプリングに傷を付ける心配がないので、簡単で便利である。サビサビのリアサス分解はターンバックルとビニール紐を使用分解したリアサスサンドブラストで錆落としを行ったスプリング赤サビ転換剤を塗ったスプリング塗装を終えたスプリングとサス部品スプリングを縮めて取り付け金具を締め込む組み立てが完了したリアサス
2022.04.15
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外装部品にデカールを貼って、コーションラベルのマスキングを剥がしてウレタンクリヤーを吹いたのだが、作る量が多すぎたのでたっぷりと吹き過ぎて艶消しオリーブグリーンがテカテカになってしまった。艶消しの場合はクリヤーは吹かないものだろうか?それとも軽く吹いてテカリを押さえるのだろうか?良く分からない。しかし、テカテカになったものは仕方が無い。もう元には戻らない。不本意ながら、外装塗装は終了とする。クリヤーを吹き終わった外装部品反対側から
2022.04.13
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タクトの外装部品を外してペーパー掛けやシール剥がしを行って、ミッチャクロンを吹いた上に、ウレタン塗料PG80のマットオリーブグリーンを吹いたのだが、塗料が足らずしかも厚く吹き過ぎたためか、フェンダーの一部にヒビが入ってしまったので、追加で購入してそのままになっていた。気温も上がってきたので、再塗装を行うべく、ヒビの部分やタレの部分をペーパー掛けして、今度は慎重に吹いた。マット系の塗料は初めて使用したのだが、通常の光沢系よりはタレやムラが少なく塗装し易い。ウレタン塗装の上にウレタンクリヤーを吹く予定なので、先にデカールを貼っておく。デカールはリアカウルから剥がす前に、写真を撮ってPCに取り込みIllustratorでトレースしておいた。色はオリーブグリーンに合わすために明るめの黄色に変換してHONDAのデカールと共にエーワンの透明光沢フィルム(レーザープリンタ用)で出力した。カッターナイフで切り取るのだが、透明フィルムなので少し大きめに切り取っても縁に色が残らないので面倒な事はない。リアカウルにHONDA tact のデカールを貼ってみたら、何と!黄色の部分が塗装のオリーブグリーンに負けてしまい、薄茶のようになってしまい、目立たない。が、よく見てみたらこれもオリーブグリーンに同化して良いような。全体的なバランスからここがガツンと目立った方が違和感があるので、結果オーライと言う事にした。新車時には貼られていなかったのだが、アクセントとしてレッグガードとキャブカバーにもHONDAのデカールを控えめに貼った。物干し竿に吊して塗装した外装部品塗装を終えたレッグガード裏面まで丁寧に塗装を終えた外装部品複合機で出力したデカールリアカウルに貼ったデカールレッグガードに貼ったHONDAのデカールキャブカバーに貼ったHONDAのデカール
2022.04.11
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XLR250Rの整備を行うにつけ、パーツリストを手に入れるために、ヤフオクを漁ったら丁度880円の激安品が出品されていたので、即落札したら2日で届いた。購入したバイクはフレームナンバーから型式MD22で第8版のXLR250RⅢLとなるようである。このパーツナンバーをもとに、安い純正互換品が探し出せれば、良いのだが。無い場合はモノタロウで純正品を購入する事にする。早速、ライトカウルを探してみたが、純正の新品はもう無いようである。残念。パーツリストを購入してから思い出したのだが、YouTubeのまーさんガレージで海外のサイトではパーツリストが公開されているとの事なので、CMSのサイトを検索してみたら英語版だがMD22のパーツリストも公開されていたので、こちらで十分だった。まぁ安かったのでこれはこれで良しとしよう。880円のパーツリストMD16、MD20、MD22形式が記載されているPL
2022.04.07
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知り合いの空師から突然LINEにバイクの写真が送られて来た。何でも行きつけのバイク屋が病気で乗れなくなった客のバイクを引き取ったので、7万円でどうだろうと言う話しが回って来たらしい。購入希望者が1人いたのだが、新車を買う事にしたので、その話が私にまで届いた。バイクは減らしたいのだが、さすらいの野宿ライダー寺崎勉氏が愛用し、オーストラリアツーリングにも使用した本田のXLに一度は乗ってみたいと思っていた事もあり、写真ではそこそこ綺麗で最近まで乗っていたのでエンジンは掛かるようだが、フロントフォークのオイル漏れ以外は大きな損傷箇所も無いらしいという事前情報だけで、現物を見ない内に即断をしてしまった。工作車の横向き座席は外したが、ギャレーを残したままにしていたので、バイクの積み降ろしが一人では難しいかもと思い、年度末で忙しいとだろうと思いつつもデアベルさんを無理やり誘って回収に向かった。持ち帰ったバイクをバイクブロスの写真と基本スペックを参考に一通り調べてみた。このバイクはHONDA XLR250Rの1992年(平成4年)モデルでXLから続くXLRシリーズであるMD16型、MD20型と続き、最終バージョンのMD22型である。1995年からはXRシリーズになったようである。MD22型のエンジンはSOHC空冷単気筒4バルブ249cc、最高出力28PS。6速リターン、ブレーキは前後ディスクでバッテリーレス仕様となっている。社外品取り付け箇所はブレース付きアルミカラーハンドル、ナックルガード、アルミスリップオンマフラー、エキパイガード、リアキャリア(純正)、スマホホルダーその他にレンサルのステッカーが貼ってあるアルミ製のスイングアームだが、純正なのか社外なのか良く分からない。残念な点は、左のフロントフォークからのオイル漏れ、左右ダストカバーの欠品、左右フォークブーツの欠品、インシュロックで留められた社外の安っぽいフロントカウル、ワイヤが外されているデコンプ、変形した右ステップであるが、フロントカウル以外は直せそうである。バイクブロスの写真ではテールランプとナンバーの取り付けが違うので、この車両は改造しているのかも知れないが、こちらの方がスマートなので全く問題無い。タンク内は錆一つ無くピカピカだったので一安心だ。走行距離はメーター読みで35,490㎞なのでまずまず走っている車両のようである。エンジンはバイク屋で一度掛けていたが、主人が言うにXLは掛けるのにコツが必要、キーをONにする前に2、3度キック、キーをONにしてチョークを微妙に引いて、アクセルは煽らずキックするとの事だったが、普段通りやってみると掛かりは悪いが何とか掛かった。エンジンが温まるとアイドリングも安定してくる。この状態だと再スタートは1発で始動する。最初に掛ける時にはセルが欲しいと思うが、慣れの問題だろう。バイクの走行状態を確かめるために近所を少し走ってみた。ブレーキは前後共ガツンとは効かないが、この当時のバイクなら許容範囲だろう。クラッチはビックリするほど遠い。これは調整が必要だ。エンジンは流石HONDA車回転もスムーズに上がり、パワーもある。シフトの感覚も問題ない。このままツーリングにでも行けそうである。取り敢えずはフロントフォークのオイルシールとダストシールそれにフォークブーツを発注して、4月になったら名義変更をして置く事にしようと思うが、もう4月だ。右側1右側2左側1左側2スピードメーターと走行距離アルミハンドルとスマホホルダーピカピカのタンク内部凹みがあるスリップオンマフラーアルミのナックルガードエキパイガードレンサルのステッカーが貼ってあるアルミスイングアームオイル漏れを起こしている左側フロントフォークフォークブーツが欠品となっているフロントフォーク表面がザラザラに劣化したフロントフェンダーカラーも形状もへんてこな無理やり取り付けられたフロントカウルワイヤが外されているデコンプ変形した右ステップ
2022.04.01
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