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ゼファーのエアークリーナーケースは前後に分割式となっており、キャブを取り外す時には前側のエアークリーナーケースを後に寄せる必要がある。後側のケースは取り外せるので、中を見てみたらスポンジ式のエアークリーナーが収まっていた。取り出してみるとスポンジが風化してポロポロと砕ける。もうこれは使用出来ないので、新品をネットで探してみたら、NTB製の互換エアークリーナーがKAWASAKI純正の半額ほどの2,800円で出ていたので、即購入。比べてみたら、純正と全く同じ形状、材質だった。SMによると「SAE30オイルを浸した布でエレメント外側のウレタンフォームを軽く叩いてオイルを染み込ます」とあるので、取り付ける時にやって置こう。取り外したエアークリーナー1取り外したエアークリーナー2新旧のエアークリーナー(純正とNTB製)
2022.07.27
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ゼファーのエンジンを掛けるとアイドリング時にメカノイズが大きい。回転を上げると少し低減するので、カムチェーンが延びているか、カムチェーンテンショナーが上手く作動していないか、テンショナーガイドの不良だと思われる。SMを見るとC3からテンショナーが変更になっている。C1とC2はテンショナーのロッドに切れ込みがあり、これをドライバーでねじ込みロッドが戻らないようにプレートで固定して取る付けるようになっているが、新しいテンショナーはロッドを格納した後、本体を取り付けピンとスプリングを挿入してキャップボルトを締めて行くとロックが外れ、ロッドが飛び出しテンショナーガイドを押し付ける仕組みになっている。テンショナーは新品に交換しようと思っていたのだが、現車のテンショナーを外して分解してみると、前述の構造になっている事が分かった。ストッパーを押してテンショナーロッドを押し込んで、ピンとスプリングを挿入してみるとロッドはキチンと飛び出すので、交換する必要は無いと判断してそのまま取り付ける事にした。しかし、取り外す時にガスケットが少し傷んだので、ネットで探してみたら、amazonで社外品が110円で販売されていたので、即購入。エンジン側に張りついた古いガスケットを剥がし、テンショナー側と共に磨いて取り付ける。SMによると締め付けトルクは1.2kg-mとなっているが、トルクレンチはニュートン表示なので、11.77N-mで締め付け、ピンとスプリングを挿入し、キャップボルトを締めた。これで、テンショナー機構が回復してくれたら有り難いのだが、どうだろう。キャブの下側に付くカムチェーンテンショナー取り外す時に一部損傷したガスケットガスケットが剥がされた痕が残るテンショナーテンショナーとスプリング(中にピンが入る)、キャップボルト、取り付けボルトピントスプリングを入れてキャップボルトを押して行くとロッドが飛び出すガスケットを剥がして平面を出したエンジン側綺麗に掃除したテンショナー社外品のガスケット矢印の刻印を上にして取り付ける
2022.07.26
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ゼファーのインナーフェンダーはバッテリーケースまでが一体となっており、ICイグナイターやレギュレーター、ウインカーリレーなどを設置する場所にもなっているのだが、バッテリーケースが破損して一部欠損している。これは購入時からであるが、前オーナーが予備のインナーフェンダーをオマケで付けてくれていたので、この際交換する事にした。汚れを水洗いして、車体のインナーフェンダーと比べてみると、バッテリー、ICイグナイター、レギュレーター、ウインカーリレーの取り付け部分は全く同じだったので、安心してバラシに掛かる。電装部品を全て外し後部のビス2本を外せば車体から抜き取る事ができるのだが、フェンダーレスに改造してある後部のアルミ板を取らないと外せない事が分かった。面倒くさいが、リアカウルやウインカーを外してアルミ板を外してみたら、何と!後端が千切れた板を使用しているので、車体に留めるビス穴に届いていない。届いていない部分に厚めの両面テープを両面から貼って穴を開け車体とナンバープレートステーにボルトで共付けされていたのだ。両面テープをボルトで締める荒技は初めて見た。アルミ板は前方4箇所でボルト留めされているので、問題はないとは言え凄い加工だ。流石にこれは見てしまった以上直す必要がある。補修部分の大きさにZ金具を切断して、アルミ板と共に4箇所の下穴を開け、リベット留めを行いボルト穴を開けて修理完了。今度は車体にしっかりと取り付ける事が出来るだろう。アルミ板を外せばインナーフェンダーは抜き取る事が出来る。予備のインナーフェンダーを取り付け、電装部品をもとに戻し、シートロックのスプリングを取り付けようとして、異変に気づいた。このフェンダーにはスプリングを引っ掛ける突起が付いていないのだ。オマケのフェンダーはC3用ではないようだ。やられた。しかし、スプリングを引っ掛ける何かがあれば良いので10ミリ厚のアルミの切れ端を削ってビス留めしてやろうとグラインダーで整形して合わせてみると、更に気が付いた。このフェンダーはシートロック機構が作動する凹みの形が違うので、ロック機構が動かないのだ。もうこれは細工をしてどうのという問題ではない。使えないし、どうにもならない。と、言う事で元の割れたフェンダーに戻した。後部のアルミ板の補修が出来たのがせめてもの救いであった。とんだオマケだった。やれやれである。後部のステーを外さないとインナーフェンダーが外れないインナーフェンダーを外した車体一見全く同じに見えたインナーフェンダースプリングを掛ける突起とシートロック機構が作動する溝が異なる(上部がC3用)両面テープに開けられたボルト穴欠損部分をZ金具で補修したアルミ板
2022.07.24
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4連キャブ本体とジェット類のパーツ洗浄が終わったので、組み立てに掛かる。SMをよく読んでみると、メインジェットの番手が102と105の2種類あって、1番と4番が102、2番と3番が105になっているので、天眼鏡で確かめたら、1番と4番が105、2番と3番が102の真逆に取り付けられていた。前回、分解清掃した時に4箇所とも同じと思い込んで間違えたのだろうかと思ったが、前回も4つの箱を用意してバラした筈だから間違える事は無い。それなら前オーナーが間違えたのだろうか?何れにせよメインジェットはSM通りに付け直した。それとエアースクリューの〇リングが4つとも無かった。本体に付いたままになっているのかと思い、ライトで照らしながら細い針金で突いてみたが、どう見ても残っている気配は無いので、手持ちの中華製〇リングを入れて空気量の調整を行う。SMによると、一杯に締め込んでから2回転+-四分の一戻しとなっているので、全て2回転戻しに調整した。ジェット類は締めすぎに注意しながら、順番に取り付けて行く。フロートチャンバーのガスケットは交換した方が良いのだが、ガソリンを入れて漏れがあったら交換する事にする。チャンバーの取り付けビスは、アイドル調整ツマミの台座やチョークワイヤ取り付け金具を共締めするものがあるので、間違わないように点検しながら締めて行く。全ての部品を残すこと無く取り付けて組み立て完了である。オーバーフローが直っていれば良いのだが…。番手が違う2種類のメインジェットゼファーのSM(C1〜C3)組み立てが完了したキャブ1組み立てが完了したキャブ2
2022.07.19
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ゼファーと言ったら400ccの事で、他のゼファーはその後に750とかの排気量が入るとの事。なるほど、KAWASAKIのパーツカタログを見ても400はZEPHYRとだけ表示されている。エンジンは掛かったものの、酷いオーバーフローに見舞われたので、キャブをバラして見る事にした。4連キャブは単気筒バイクの4台分のキャブを一度にバラさないとならないので大変面倒であるが、4連をバラバラにすると同調が狂ったりするので、燃料パイプの詰まりとかOリングの劣化以外は4連のままで作業する事にする。フロートチャンバーを取り外してみると、チャンバーの底に汚れが少しあったものの、ジェット類は思いの外綺麗だった。メインジェット、パイロットジェット、フロートバルブ、フロート、エアースクリューを全て外したが、バルブシートが抜けない。ペンチで掴んで外そうとしたが、バルブに傷が付いただけなので無理をせず諦めた。フロートバルブの当たり面だけのクリーニングに変更。フロートチャンバーと全てのジェット類にYAMAHAのキャブクリーナーを吹いて、通路が貫通している事を確認。更に、パーツクリーナーとエアーで念入りにクリーニングを行う。次はスロットルバルブを外してダイヤフラムを慎重に取り上げるのだが、張り付きがなかったら、ピストン部分を押し上げてキャブから抜くとダイヤフラムに触れる事無く取り出す事ができる。残るはチョークであるが、4連リンクをバラさないと外せないので、動きをよく確かめた上で、問題無いと判断してそのままにして置いた。パーツを外したキャブの各所の穴をキャブクリーナーで洗浄して行くと、2番キャブのメインジェット付近にある筒状の穴にクリーナー液が通らない事が判明。極細の針金とキャブクリーナーで根気よく突いて行くと突然真っ黒な汚れと共に貫通した。結局キャブ内通路で詰まりがあったのはこの部分のみであった。古いガソリンで3年もの間浸かっていたキャブにしては、大きな問題が無かったのは有り難い。ゼファーのキャブは負圧式だが、もっと昔のCB750辺りは強制開放式を採用している。単気筒なら強制開放式の方が、スロットルレスポンスが良いので好みであるが、4気筒の強制開放式はスロットルワイヤに繋がる4つのピストンの同調を取るのが難しいので、負圧式の方が良いのかも知れないが、何れにせよ今となっては、キャブは絶滅して全てインジェクションとなっているので、どうでも良い話しになってしまうのに一抹の寂しさを感じるのである。内部部品を取り外し中のキャブ洗浄を終えた1番キャブの内部パーツ箱にキャブ番号を貼って順番に並べたパーツ唯一の詰まり箇所があった2番キャブの真鍮が嵌まった筒内部洗浄が終わったキャブ①内部洗浄が終わったキャブ②内部洗浄が終わったキャブ③内部洗浄が終わったキャブ④
2022.07.17
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タクトに付いていたバックミラーは右側のみで、しかも鏡部分が内側から一部剥げていた。流石にこれは修理できないので、ヤフオクで純正ミラーを探してみたのだが、錆一杯のボロボロミラーが良いお値段となっている。純正のこだわりはないので、AliExpressで探してみたら、取り付けネジ8ミリの丸型フルメッキが左右セットで354円、送料1,187で売られていたので注文しておいたら1週間程で中華から届いた。品物を確認してみると、鏡もメッキも美しい。取り付けネジも問題なかった。最近の中華品は品質がかなり向上しているようである。早速、ハンドルブラケットに左右取り付けたので、公道を危なげなく走れる。中華品の汎用ミラー右側前から見たミラー
2022.07.15
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3年振りにゼファー400のエンジンを掛けてみる事にした。3年前は調子が良かったのだが、そのままにしてキャブの燃料を抜いていなかったので、何とも言えない。バッテリーは当然死んでいるだろうから、フォルツア用に買ったバッテリーを搭載してみると、高さが5センチほど足らないが、バッテリーケースにピッタリと収まった。配線を繋ぎ変えて、プラグホールにオイルを垂らし始動を試みる。満充電のバッテリーなのでセルが軽やかに回る。暫くすると初爆があり、何とか掛かった。チョークを戻してアクセルを開けると回転も上がるが、少しぎこちない。これは何とかなるかなと思った瞬間、3番、4番辺りのキャブから滝のような燃料漏れが起こった。ドレンパイプからでは無く、キャブ本体からのようだ。慌ててエンジンストップ。やはりキャブの分解は必須だろうと言う事で、キャブを外す事にした。ゼファーのキャブは過去に2回ほど外した事があるので、要領は分かっているし、このキャブはインシュレーターから思いの外簡単に外す事ができるのだ。先ずタンクを外して、次にバッテリーを外し、タンク取り付けステーを外すと、エアークリーナーケースが外せる。エアークリーナーボックスを後に引くと僅かだがキャブを外す隙間ができるので、車体の右側に引っ張り出せるのだ。予めインシュレーターのバンドや、エアクリ側のバネバンド、チョークワイヤなどは外して置く事は言うまでも無い。外したキャブにはアクセルワイヤが2本付いているので、取り外す。この時ハンドルグリップ側のワイヤを外しておけば簡単なのだが、面倒くさいので、そのままでラジオペンチで取り外した。車体から離れたキャブを机の上に置いて観察してみると、③番と④番のエアクリ側が特に赤黒く汚れており、2つの穴も黒い不純物が付いている。タンク内を覗くと綺麗なのだが、見えない所にサビが少し残っているのかも知れない。何れにしても外観から見るだけで、分解清掃は必須だろう。エンジン側のインシュレーターからキャブを外す2本のアクセルワイヤを外すとキャブが取る出せるエンジン側エアクリーナー側赤黒く汚れた1番と4番
2022.07.11
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久々にクラブマンのエンジンを掛けようとして、セルスイッチを親指で押したがスイッチが動かない。いやいや私とした事がクラブマンのセルスイッチは左に付いていたのかと思って左のスイッチを押したらホーンが鳴った。そりゃそうだわな。どこの世界に左にセルスイッチが付いているバイクがあろうものか。じゃあセルスイッチは何処へ消えた?と思ってスイッチの場所をよく見たら、スイッチが無い。ある筈の場所はスイッチが欠落して長方形の穴が開いており、中の金具が丸見えになっているではないか。恐らく前回乗った時に振動で欠落したのだろうが、経年劣化でプラの爪が割れたのかも知れない。こんな事ってあるのだなぁと感心した。しかし、感心している場合ではないので、パーツリストでスイッチを探してみたがセルスイッチ単体では無く、ハンドルスイッチ丸ごとアッセン交換となっている。もう純正部品は無いだろうと思いヤフオクで探してみたが、初期型のハンドルスイッチは少なく有っても高額なので、修理する事にした。モノタロウにHONDA系ミニスクーター用のセルスイッチ単体を899円で見つけた。サイズ標記が無かったので取り付けられるかどうか分からないが、最悪単体で別の箇所に取り付けても良いと思い購入した。届いたスイッチを欠落した箇所にあてがってみたが、大きすぎて嵌まらない。やはりダメだった。そう上手くは行かないものだ。外側からではスイッチがどういった仕組みになっているのか分からないので、分解してみる事にした。ビスを慎重に外し、配線やパーツを押さえる金具を外して行くと一番下にスイッチを留めているビスが現れた。どうやらスイッチはビス1本で留められているようだ。ビスを外し配線が付いた金具を取り出してみると、小さな金具の中央に接点がありバネの力で開いているが、スイッチを押すことによって接点が接触して電気が通じるという単純な仕組みである事が分かった。要はこの金具を外から何かで押してやれば良いのであるが、スイッチレバーを作るのは難しいので、金具にスイッチレバーのようなものを取り付けてやれば何とかなりそうである。スイッチが嵌まっていた長方形の開口部に丁度嵌まる物は無いものかと探していたら、屋内配線の電線コネクタが出て来た。丁度大きさも手頃であったので、分解して中の金具を取り出し、100均のリューター用サンダーをインパクトドライバーに取り付けて金具を押し込む開口部を拡げて、接点の下辺りまで押し込み、セメダインXを流し込み1日置いた。配線を繋いで、電線コネクタを押してみるもセルは回らない。虫眼鏡でよく見てみると、セメダインがはみ出し接点が上手く接触していないように見えたので、回りの余分なセメダインを除去し、念のために接点も磨いて再びテスト。今度は一発でセルが回った。これで何とか光明が見えて来た。早速、スイッチケースに収めてみるも、押した時にスイッチがケースに接触し、更にビス1本では支え切れない事が分かった。ケースはベンチグラインダーで削って、ビスの反対側のスイッチケースに小さな穴を開けビスで押さえを作ったら何とか収まった。電線コネクタのスイッチを押すと問題無くセルが回る。透明な電線コネクタは恰好悪いが、直ったので良しとしよう。旧車は思わぬ所が急に壊れるので、手が掛かるがこれも致し方ない事であろう。セルスイッチが脱落し中の金具が丸見えになっているモノタロウで買ったHONDA系ミニスクーター用のセルスイッチハンドルスイッチケースの中/手前はポジションランプのスイッチケースから取り出したスイッチ金具電線コネクタ分解した電線コネクタ金具を差し込みセメダインXを流し込んだ電線コネクタ動き止めのビスを打ち込んだケース電線コネクタスイッチの完成
2022.07.07
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表示器関係の電装の確認が出来たので、組み立てに掛かる。ハンドル下のフレームカバーの左下が上手く接合出来ないので、当て木をしてプラハンで叩いたがチリが合わない。何処かが接触している筈なので外してみたらメインハーネスが当たっていたので、配線をやり直してライト、メーターを取り付け、ハンドルカバーを嵌め込み完成と思いきや、スピードメーターケーブルを取り付けるのを忘れていた。それとフロントブレーキワイヤの取り回しも間違っていた。両方ともステムパイプの中を通してフロントフェンダーの内側のフックに掛けて、ブレーキパネルに繋ぐようになっているのを分解前の写真で確認した。折角組み立てたカウル類を外して取り付けたが、何回も脱着したために塗装が少し剥げた箇所も出来てしまった。ウレタン塗装は強いと言われているが、ネジなどを締め込んで行くと弾力がないので、パキッと剥がれてしまう欠点がある。ネジを締め込む時にはゆっくりと注意が必要である。全てのカウルを取り付けて、前後のブレーキの遊び幅を調整して完成である。エンジンを掛けて、走行テストを行った。エンジンの掛かりは悪いが、掛かってしまえば、アイドリングも安定して回転も上がる。ストップランプOK、ウインカーOK、ライトOK、ホーンOK、ミラーはガラスが剥げているので、取り敢えず外したままで走ってみる。急坂はトボトボだが何とか上って行く、平地では2ストのパワーでそこそこ走るので問題ない。200メートルほど走ってドンキーベースまでもう少しという所でエンジンストップ。ガス欠だ。ガソリンが無かったので、掛かりが悪かったのかも知れない。メーターケースをよく見てみると、このバイクにはウインカー表示灯が付いていない。その代わりにブザーが付いているのであろう。それと燃料が0なのに、ガソリン計が満タンを示しているので点検が必要である。更に恥ずかし話しであるが、フロントカウルに貼ったHONDAのデカールが逆さまであったが、取り敢えずタクトは完成で良いだろう。
2022.07.05
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ハンドル回りのカバーを取り付ける前に、表示器関係の点検をしてみるべく、エンジンを掛けてみた。左ブレーキはOKだが、右ブレーキが点灯しない。続いて左後のウインカーが点灯しない事が分かった。ブレーキレバーを握るとスイッチの凸が飛び出し、点灯する仕組みのスイッチは分解しないとテスターで導通を調べる事が出来ないが、プラで覆われているので、分解は出来ない。ギボシはしっかりと接続されていたので、スイッチの不良が最も濃厚である。こういった修理はスイッチ配線のアッセン交換が普通なのだろう。先日、ヤフオクで買ったレバー付きハンドルスイッチには配線も付いていたのを思い出し、確認してみるとブレーキスイッチ配線もしっかりと付属していた。早速、取り外して交換。エンジンを掛けてブレーキレバーを握ってみると見事点灯。やはりスイッチの故障であった。次は左後のウインカーである。左右両方のレンズを外して、左右のバルブを入れ替えてエンジンを掛ける。スイッチを入れるとやはり左だけ点かないので、バルブ切れではないようだ。テールを分解してギボシの結線を確認するも異常は見当たらない。テスターで導通を確認すると、プラスは正常だがアースに導通がないようだ。念のためにエンジンを掛けて、電圧を測ったら左右共4.2Vほど出ていたので電気は来ている事が確認できた。やはりアースの不良が濃厚である。アース線を外して導通を確認すると導通があったので、断線ではない。ソケットは変形や錆も無く綺麗なので問題無い。となると、アース線とウインカー本体を共用する取り付けボルトが怪しい。外したボルトは首の部分が真っ赤に錆びていたので、ワイヤブラシで磨いて装着。テストしてみたが点灯しないので再び外して、今度はドリルに真鍮ブラシを取り付けて磨いたが、今度も点灯しない。諦めてホームセンターに走り、M4/20ミリのビス1本を7円で買って来て、取り付けたら見事点灯。やはり点灯不良はアースボルトのサビが原因だったようだ。これで表示器関係は全て正常になったので、ハンドル回りのカバーの取り付けに掛かる事が出来る。取り外したブレーキスイッチ配線ハンドルブラケット嵌まるスイッチ部分スイッチ配線交換により点灯したストップランプアース兼用の取り付けボルトを交換して点灯した左後のウインカー
2022.07.03
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ビニールテープでグルグル巻きにされていた左のリアブレーキレバーを取り外してビニールテープを剥いでみたら、折れたレバーを塩ビ管で繋ぎ、木片のクサビが打ってあった。アルミの接着は難しいので、苦肉の策の修繕だろう。スマートではないが、これでも立派に機能している事については敬意を表する。しかし、これは何とかしたいが、HONDAの純正品番が分からないので、注文出来ない。YAMAHAやKAWASAKIではHPでパーツリストを公開しているが、HONDAは頑なに公開を拒んでいたのだが、最近になってようやくHPでの公開を始めた。まだ、新しい車種が殆どであるが、オーナーズマニュアルは旧車まで公開されている。当然、昭和55年式のタクトはオーナーズマニュアルのみの公開となっている。レバーを1本買うだけでパーツリストを買うのも勿体ないので、ヤフオクを探してみたら、ハンドルスイッチと配線、レバー付きの中古が1,100円で出品されていたので、即入札。送料が1,000円と少し高いが仕方が無い。届いたレバーはアルミサビはあるものの、曲がりも傷もなかった。早速、取り外して取り付けた。ついでに、レバーホルダーも外して、サンドブラストでサビ取りを行いシルバー塗装の上、交換しておいた。レバーは目立つ箇所なので、交換するとスッキリする。塩ビパイプの中で折損していたレバー中古で購入したレバー付き左ハンドルスイッチと配線レバーを取り替えたハンドル回り
2022.07.01
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