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お気に入り画像・ウォーキング部門(4)はホタルです。各地でホタルの減少に嘆きの声が聞かれる昨今、ここ淡路島でも3年前の集中豪雨で生息域の川が荒れて、大きなダメージを受けました。それでも地元の愛好家の地道な努力で、少しずつ回復しています。ホタルが飛び交う時間帯は、地元の方々は家の明かりを落として、鑑賞に協力しています。そんな現場に、車のヘッドライトを照らして乗り付ける訳にも行かず、10kg近いカメラや三脚を担いで1kmほど歩くのですが、なかなかの難行苦行です。さて、早いもので2007年も今日で終ります。皆様、よいお年をお迎えください。
2007年12月31日
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お気に入り画像・自生部門(3)はヒツジグサ(未草)です。いろいろなメディアで、午の刻(PM2時頃)に開花することから、この名が付いたと紹介されています。この説を踏まえて、実際にこの花が咲く尾瀬ヶ原を徘徊した際、(1)朝7時頃通った時には、多数のツボミが見られたが、開いている花は見当たらなかった、(2)至仏山の登山を終えて、午後1時半頃通った時には咲き揃っていた、という自身の実体験から、俗説を信じかけていたのですが、後日図鑑サイトで詳細を調べてみると、明るくなると開花し、夜は閉じると解説されていました。メディアとヒツジグサ本人の絶妙なコラボに、危うく騙されるところでした。
2007年12月30日
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お気に入り画像・ウォーキング編(3)は水辺の風景です。山野を徘徊していて最も癒されるのは、清冽な水辺の風景でしょう。左画像は宮之浦岳(屋久島)登山コース、栗生岳付近の小さな沢ですが、澄み切った水は目と喉から疲れを癒すチカラを備えているような気がします。ある時は岩盤から滲み出して大河の最初の一滴になったり、またある時は砂を巻き上げて噴き出す泉だったり、様々な形で我々の命や生活に関わっています。田舎育ちの私の場合、日常の行動範囲の至る所に、このような風景があったのですが、里山が保水力の乏しい人工林に置き変った現在、殆どが”涸れ沢”に化けました。
2007年12月29日
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お気に入り画像・ウォーキング編(2)は屋久島・ウィルソン株です。縄文杉や夫婦杉、大王杉など名の通った巨木は、遠くから見るだけで(それだけでも十分迫力がありますが)、近付いて体感することはできません。それに対して、このウィルソン株は、切り株内の空洞に足を踏み入れることができる数少ない事例の一つです。中に入って見上げると、切り株周辺に根を下した杉や広葉樹が、空洞になった天井部に覆い被さるように見えます。3本の杉1本1本は樹齢300年とも言われ、本州辺りではおいそれとはお目にかかれない巨木です。 (外観はこちら)
2007年12月28日
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今回はお気に入り画像のウォーキング編です。7、8月の標高1000~2000m付近は、避暑のため登ってきたトンボ(アキアカネ)で大賑わいです。多いところでは、ハイマツなど樹木の枝先の一等席は満席になり、場所を取り損ねたトンボは席が空くのを待って飛び続ける羽目になります。そんなところでは、案山子のように腕を伸ばしてジッとしていると、飛び疲れたトンボは頭や指先に止まって休憩し始めます。トンボは動いている案山子に止まることはありませんが、一旦止まってしまうと安心しきるのか、反対側の手を少々動かして、カメラ操作をしても飛び立つことはありません。一度試してみてください。
2007年12月27日
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お気に入り・自生種の第2弾はシラネアオイ(白根葵)です。収録場所は、昨日のギンリョウソウと同じ山形県・飯豊山系です。この花は山野草店や植物園で目にしたことはありましたが、自生のものを見たのは初めてでした。長年恋焦がれてきたことや、思いの外大きな群落に出会えたことで、長い登山ルートの途上であることを忘れて、カメラ両手に狂喜乱舞したものです。このせいで、時間配分に狂いが生じ下山できなくなってしまいました。避難小屋がなかったら、どうなっていたことか(汗)。残念なことに、この後登った別の山で、片方のカメラを紛失し、画像の大半を失ってしまいました(涙)。
2007年12月26日
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今年の「お気に入り」、自生の山野草の中から、今回はギンリョウソウの登場です。この花は葉緑素を持たない野草で、全身真っ白です。もともと数が少ない品種で、見かけることも滅多にないのですが、たまに出会った固体も、時期を過ぎて黄変し始めていたり、著しい土壌汚れなど、画像としては今一満足できませんでした。今回山形県・飯豊山系で出会ったものは、ブナの原生林の腐葉土層に顔を出していました。まだ7部咲き(?)というところでしょうか。殆ど汚れも付着していない、極上のベッピンさんです。近場なら毎年でも逢いに行きたいのですが、何分にも800kmの遠距離恋愛でして...(涙)
2007年12月25日
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昨日のスピード開花品に対して、こちらは3年がかりで”お待たせ開花”した、レンゲショウマ(蓮華升麻)です。2年目に当たる昨年はツボミが膨らんだ頃、つまり画像の右下の球形の状態で、正体不明の虫に食い荒らされて、全滅してしまいまた。そんな訳で、今年は人海戦術(?)で、害虫の侵入に目を光らせて、どうにか開花に漕ぎ着けたもので、保護者としては感激はひとしおです。この秋には5号ポットでは茎も根も溢れそうになり、株分けを行いました。思惑通り運べば、夏には2倍楽しめるはずなのですが、これは”とらぬタヌキ”的願望です。
2007年12月24日
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今年も残すところ10日を切り、撮りたてのネタも尽きたことだし、この辺で今年の”お気に入り”画像の紹介とさせて戴きます。早い話、古いネタの使い回しってことで...(^^);トップバッターとして、まずは栽培品部門から、プルサチラ・ブルガリスを推薦します。暖冬に誘われて、2月早々に咲いたもので、種蒔きからわずか7ヶ月でのスピード開花でした。国内に自生する赤花、黄花や、外国産の白花は既に栽培していましたが、紫花は手持ちがなく待望の品種でした。この株の兄弟たちは、この後ぶり返した冷え込みが応えたのか、開花は大幅に遅れて5~6月になってしまいました。
2007年12月23日
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"魔と呼ばれ 神と呼ばれし 山眠る"私の好きな句ですが、作者は判りません。どなたかご存知の方、コメント戴ければ幸いです。それはそれとして、山も草花も深い眠りにつく季節に入り、ネタも枯渇してしまいます。という訳で、今時咲くこのアロエに、繰り返し登場して貰うことになります。1週間前と比べると、花弁の先端が割れて、シベも姿を見せています。魚のウロコのように並んでいた花弁のうち、今は一番外側(下側)の先が割れた段階です。次第に先端に向かって広がるのでしょうが、今の状態が形として最も美しいのかも知れません。個人の好みですね(^^);
2007年12月22日
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12/13に紹介したタマスダレ(玉簾)の続報です。ファミリーはどんどん増えて、ただ今10株ほど顔を見せています。用土の中でうごめき始めたものがいくつかあって、まだまだ増えそうな気配です。最も成長の速いものは4cmになりました。発芽から10日足らずですが、脅威の成長ぶりです。こんな調子だと、下手をすると大寒の頃植替えをするような、悲惨な事態に陥りはしないかと、心配になります。ところで種蒔きポットには、ご覧の通り携帯用のポリカップを使っています。リサイクルと言えば聞こえはいいのですが....。
2007年12月21日
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冬枯れた棚田の畦道で、変わった形の花に出会いました。色彩を失った草むらで、ピンクの花弁が目立ちますが、付近にこの固体以外には見当りません。画像には収めたものの、名前は分かりません。で、奥の手の草花の名前お尋ねサイトに投稿すると、すぐに回答が帰ってきました。タツナミソウ(立浪草)、またはその仲間ということですが、品種を確定するには、葉や茎の様子も必要ということで、もう一度行ってみると、何ときれいに草刈りされていました。本来春に咲く花らしく、そろそろ冬本番のこの時期の開花は、遅咲きなのか、来年分の早咲きなのか、謎は残ったままです。
2007年12月20日
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昨日までに取り上げた、ミヤコグサやツリガネニンジンと同じ場所で、オオイヌノフグリ(大犬のふぐり)が咲いていました。この花は本来春の花であり、今咲いているというのは、春の先取りかも知れません。桜の咲く頃、兵庫県北部の氷ノ山スキー場近くの棚田で、田圃を青く染めるほどの大きな群落に遭遇して感激したことがありました。また北海道・幌尻岳の標高1800m付近のお花畑でも、大きな群落に出会ったことがありますが、これは近縁種だったかも知れません。つぶさに見るときれいな花なのに、雑草扱いされ、挙句に”犬のフグリ”などという不名誉な名を付けられて、不遇な花でもあります。
2007年12月19日
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12/4 にセイヨウタンポポを取り上げましたが、今回はニホンタンポポの登場です。急な山を背にした南向きの斜面では、季節風がブロックされて、ホンワカと暖かい空気に包まれています。そんな恵まれた地形の棚田の畦道で、タンポポがちらほら咲き始めています。今回出会ったのは、全てニホンタンポポです。本格的な冬の寒さが来てもいない、この時期に咲いていると、今年の春からダラダラ咲き続けたものか、2008年分の早咲きか判断に迷うところですが、周辺に花後のヒゲボウズが全く見当たらないなどの状況から、早咲きという解釈に傾いています。
2007年12月18日
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2日前に紹介したミヤコグサから、さほど離れていない場所でツリガネニンジン(釣鐘人参)が咲いていました。本来夏から秋にかけて咲く花で、この時期に咲いているというのは驚きです。高山(1000~2000m)に分布する近縁種にタカネツリガネニンジンがありますが、これは月山や鳥海山、朝日岳など東北の山々では、8月に満開になり、登山者の目を楽しませてくれます。今ここで咲いているものは、普通なら9月頃開花する一般種か園芸種と思われますが、この時期まで割き続けられるというのは、気温など条件が恵まれているのでしょう。春の花の走りを探す上で、絶好のポイントかも知れません。
2007年12月18日
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近所の分譲宅地で、ミニサイズのナスに似た雑草を見かけました。草丈は10~30cmと様々です。花の色は白で、ナスの薄紫とは異なりますが、葉や茎の配色はナスそっくりです。実は?というと、これが実にミニサイズで、5~6mmの球形ですが、ヘタの部分などはナスそっくりです。何となく気になったので、家に帰って図鑑サイトで調べてみると、ナス科のイヌホウズキ(犬酸漿)と分かりました。袋に包まれた実を結ぶホウズキとは、どうにもイメージがつながりません。ところで、『イヌ○○』の『イヌ』には「役に立たないもの」という意味が込められているとか。世のワンコたちは、ムッとしているかも知れません。
2007年12月17日
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大阪湾を望む小さな棚田の陽だまりで、ミヤコグサ(都草)に出会いました。冬枯れた畦で、幅1m、奥行き2mほどの範囲だけが青々と枯れ残り、鮮やかな黄色の花で染め上げていました。農家の皆さんにしてみれば、憎っくき雑草でしょうが、別の立場からつぶさに観察してみるとなかなかの美人です。マメ科のこの野草は、麦などの栽培と同時期に渡来した帰化植物だそうです。花期は春から秋と長いとされていますが、ここは背後の山が季節風をブロックして、寒気を和らげていることで、この時期まで生き延びたのでしょう。霜が降り始めるまでは、花を楽しめるかも知れません。
2007年12月16日
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11/28に紹介したアロエが開花し始めました。”紅一点”を絵に描いたように、冬枯れの狭い花壇で、鮮やかな濃いオレンジがよく目立っています。魚のウロコのように整然と並んでいたツボミが、下から順に立ち上がるとともに、色合いは赤みを増して来ました。もう少しすると、オレンジ色のトウガラシのような花弁の先端が割れるように開くはずです。とはいうものの、ここに来て冷え込みがきつくなった中での開花、当のアロエさんは後悔しているかも知れません。この冷え込みは当分続きそうで、アロエさんは悪のですが、花は長持ちするかな?、などと期待してしまいます。
2007年12月15日
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3週間前にこの場で紹介したアサガオが、そろそろ終焉の時期を迎えたようです。幅5m、高さ4mほどの架台に広がった蔓(複数)に見られる花の数は、少ない時は数個、多くても10数個どまりのさみしさになって来ました。とはいえ、細々ながらこの寒さの中で花を咲かせ続けていることは、大変な頑張りです。半年もの長い間、通りすがりの我々の目を楽しませてくれたことに感謝です。間もなく、この家のご主人の手で蔓は刈り払われ、架台も撤去されると思いますが、また来年も会いたいものです。
2007年12月14日
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11/17に続報として紹介したタマスダレが、早くも発芽し始めました。この芽以外にも多数頭をもたげ始めており、発芽率は高そうです。ということで、最初(10/13)に取り上げた時に紹介した、「種子でも増殖するか」という疑問は結論が出たようです。結果は『鱗茎と種子で増殖する』に1票...です。それはそれとして、この時期に発芽してしまって、春までどうやって面倒を見ていくか、厄介なことになってしまいました。図鑑サイトの解説では、寒さには強いとのことでしたが、何分にも世に出たばかりの新芽であり、扱いには苦労しそうです。
2007年12月13日
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11/9にこの場で紹介したプルサチラ・ブルガリスの根伏せポットから発芽が始まりました。予想外に早い反応に、「本物かよ!?」と疑った保護者は、またしても掟破りの用土掘り返しに打って出ました。その結果、この新芽は埋めた根っこから出ていることが確認できました。発芽は早くても暖かくなってからだろう、と思っていたところが、1ヶ月で結果が出始めたことは、予想外の収穫でした。とはいうものの、保護者としてはうれしい反面、これからの冷え込みをどうやり過ごすかで頭を抱えているところです。さーて、どうしよう .... . . .
2007年12月12日
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ここのところ続いたポカポカ陽気に誘われて、プルサチラ・ブルガリスが開花しました。時期外れの開花だけに、流石に花は一回り小ぶりです。通常なら3~4月に咲く品種なのですが、秋の手入れと高めに推移した気温のいたずらで、こんなことになってしまいました。明日ぐらいには花弁(正しくは萼弁)が全開になると思います。3~4日間、昼は開いて、夜には閉じるというサイクルを繰り返して、花の生命を終えることになります。今回は花を愛でるだけにして、結実はさせずにスタミナの温存を図ることにします。
2007年12月11日
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近くを流れる小川(といっても”どぶ川”ですが..)に、今年もクレソンが帰って(?)来ました。8/26に標高1650mの山中への進出を紹介しましたが、河口まで700m、標高5~6mのこの付近では、ここ2、3年で急速に増えて来ました。今は小さな群落がところどころに分散している状態ですが、河川敷の雑草が勢いを失い枯れていくのを横目に、勢力を拡大して行きます。春、他の雑草が動き始めるまでに、富栄養化した水を養分に成長し続け、河川敷を埋め尽くしてしまいます。桜の頃、大根やワサビに似た白い可憐な花を付け、種子を撒き散らしたあと、他の雑草に場所を譲る、というサイクルが定着したようです。
2007年12月10日
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撮りっ放し・保存しっ放しで、ディスクのゴミと化していた、おおむかし(2005年)の山歩きで出会った山の花です。捨てるに捨てられない遺物のようなものですが、引っ張り出して並べてみました。外部サイトにリンクしています。ディスプレー解像度がSXGA以上の方は、こちら のリンクからご覧ください。ノートPCなどXGA解像度の方は、こちら のリンクをご利用ください。
2007年12月09日
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大阪湾沿いに走る、R28の歩道に植えられたユッカが満開です。リュウゼツラン科のユッカは、春と秋に開花すると説明されていますが、この辺りでは冷え込みが始まるこの時期が開花期で、春の開花を目にした記憶はありません(単にボンヤリしていて見過ごしていただけかも・・)。観葉植物として人気のユッカですが、ここでは殆ど人手によるメンテはなさそうで、半ば放し飼い・暴走状態に見えてしまいます。ここで繁茂しているのは、葉先が剣のように固い”アツバキミガヨラン”という品種のようです。図鑑や通販サイトによると、挿し木で簡単に増やせる・・とあります。一度トライしてみるか...
2007年12月08日
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11/29に取り上げたプルサチラ・ブルガリスのツボミが膨らみを増してきました。咲かせるか、摘芯するかで一時は迷いましたが、ひと花咲かせて見ることにしました。この冷え込みの中で開花させると、来シーズンの開花は9割方なくなりますが、敢えて時期外れの花を愛でてみようという魂胆です。といっても、朝方の外気温は6~8℃まで下がるため、屋外に放置していると休眠に入ってしまいます。このポット以外の兄弟たちは、既に熟睡中です。で、屋内の日当たりのいい窓辺に取り込んで、眠りを遅らせているのですが、これってもしかしたら拷問?...m(_"_);m
2007年12月07日
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撮りっ放しで、ディスクのゴミになりかかっていた、一昨年(2006年)の山歩きで出会った山の花を、スライドショーにしてみました。外部サイトにリンクしています。ディスプレー解像度がSXGA以上の方は、こちら のリンクからご覧ください。ノートPCなどXGA解像度の方は、こちら のリンクをご利用ください。
2007年12月06日
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南に向いた水路の土手にスイセンが咲いていました。背後の溜池の堤が、季節風を受け止めてホンワカと暖かい場所です。花の形状が、一般的に見られるものとは少し変わっていたので、Web上の図鑑サイトで調べてみると、”八重咲き”と呼ばれるもののようです。誰かが球根を捨てたか、自然の変異でこうなったか不明ですが、ちょっと得した気分です。ここ淡路島には、大規模なスイセンの群生地が2箇所(洲本市、南あわじ市)あり、例年1月後半には見頃を迎えます。こちらは、暖冬だった今年のシーズンの画像ですが、強い冷え込みが予想されるこの冬は、どうなるでしょうか。
2007年12月05日
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昨日まで何回かタンポポのそっくりさんを取り上げて来ました。こちらは本物のタンポポ(セイヨウタンポポ)です。関西地方でもセイヨウタンポポが席捲しているような話を聞きますが、我が家の周辺ではまだニホンタンポポが優位を占めています。そのニホンタンポポはまだツボミの気配も見られませんが、少数派のセイヨウタンポポは、南向きの陽だまりなどを注意深く探せば見つかります。なお、近年ニホンタンポポとセイヨウタンポポの交雑が進んで、単に総苞を見るだけでは、判定しにくくなっているそうですが、私の判定法はこの古典的な方法に頼っています。
2007年12月04日
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花壇の雑草の女王(?)・ノゲシ(野芥子)が咲き始めました。”黄金色”と形容したいくらい鮮やかな黄色の、タンポポのそっくりさんです。この雑草を定点観測していて気付いたのですが、この花、午前中に花を開いて、午後には閉じてしまいます。左画像はAM9時頃の様子で、こちらはPM2時頃の、同じ固体の様子です。いろいろなサイトの情報を覗いてみても、開いたり閉じたり・・という点については、触れられていません。もしかしたら、寒冷期のこの時期だけに見られる特異な現象かも知れません。どなたか詳しい方がおられましたら、ご意見を戴きたいものです。
2007年12月03日
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11/25にオキザリスの近縁種として取り上げた、我々”ものぐさ園芸家”泣かせのカタバミ(片喰)がまだ咲いていました。花期は春から秋と非常に長く、ここ(淡路島・大阪湾側)では、条件が良ければ、12月に入っても遅くまで咲き続けます。葉っぱはハート型をしていて、一見愛くるしいのですが、その容姿で”ものぐさ園芸家”を油断させておいて、裏では静かに深く根を下してしまいます。一度侵入されると、根絶やしは事実上不可能なほど、生命力や繁殖力は強靭で、当家の園芸ポット群の中では、質・量ともにワースト1の雑草です。「ガーデニングとは、カタバミとの戦いなり」と言っても、的外れではありません。
2007年12月02日
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田んぼ道をノンビリ歩いていて、稲の切り株から芽吹いた"ひこばえ"が頭を垂れているところに出会いました。"ひこばえ"そのものは、どこにでもある光景で、珍しいことではないのですが、通常穂を出しても実を結ぶことは殆どなく、直立したまま枯れて行くのが一般的です。始めて見た光景だったので、穂を1本失敬して、籾殻を剥いてみました。結果は、"上質米"とは言えませんが、ちゃんと実っています。これなら、スズメやハトの食料としては申し分なく、この冬少々冷え込みがきつくても、彼らが当座の食料に困窮することはないかも知れません。
2007年12月01日
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