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私の住んでいる地域にコロナがやってきた。一番近くてよく利用するコンビニも閉鎖になった。商品を全て捨てるのだそうだ。いつも買い物するお店も消毒対応なのだそうだ。毎日手洗いうがいマスクしていても、ある日こうして急に自分のことになる。どれくらい自分のこととして考えながら生活してきたか、想像力の分だけ驚きかたもかわる。早速、普段の買い物ルートを変え、生活のパターンも修正する。以前、体調によって入退院を繰り返していたころに似ている。自宅も、病院も、どっちも日常になれるように普段からいろんなパターンを準備していた。それは、一つの生活より何倍もたくさん想定して備えるのだけれど、いつの間にかあまり入院しなくなってみると「特別バージョン」が減った。でもその分、「普段バージョン」がグレードアップして大抵のことに対応できるようになってきたと思う。経験したことは思いだすことができる。ここに至るまでには、ずいぶん時間もかかっている。色々な小さな修正や、想定外も含まれてきた。そこへコロナは、新顔ではあるが自分のスタイルをいつでも柔軟に変えられるように普段から周囲をよく見て、いろいろな考えも聞いておきたいと思う。やまゆり園の人たちが新しい住居を選択するのに小さな表情や動きの変化を読み取ってもらっているのだという。ただでさえ、自分の考えも伝えにくく、もしかしたら本当の自分の思いを自分でも気がついていないかもしれない。自分という誰か。今の自分と明日の自分は、同じではない。ならば、いつでもその時によりよい方法に辿りつきたい。コロナの拡大で自分自身が置かれるかもしれない状況はあれこれ考えるほど不安も増大するけれども、どこかで、その時できることをすれば、ま、いっか、という開き直りもある。長梅雨のじめじめを喜ぶ人も、嫌がる人もいるけれど庭のアジサイは晴れでも曇りでもにいこにこと美しく咲いている。とりあえずこれ以上拡大しないことを祈る。
2020.07.27

弟が通所している施設には写真クラブがあります。メンバーさんが思い思いに切り取った魅力的な作品で個展が開かれている。もちろん!弟の初個展。コロナの状況を見ながら徐々に営業再開しているやまかぜのベンチにて。私も数年ぶりに訪れてみると、店内に展示されている作品を通して行ったことがある場所やら、活動したそのときの弟たちの話し声やらを想像して感動した。今はしばらく遠出できないけれど再び出かけた時の感激の気持ちまで先取りして広がった。写真にはその日、その時の光や気持ちや時が凝縮される。うまくやろうと思わないで、あっ、と気が付いて撮影したどの作品にもほんわかしたタイトルがついていてなんでかわからないうちに涙が出ていた。
2020.07.15

梅雨空の庭に向日葵が並んだ。薄曇りでも弱視の私にも、黄色がきらりとよく見える。今年は小ぶりでわかいらしい花ですが、長い茎に揺られてゆらゆらする様子は、みんなで小声でおしゃべりしているように見える。感染対策してますな。ついでに私の爪にもひまわりを咲かせてみた。やっぱり爪がキレイだと元気になる。ついニンマリしてしまう。訪問ネイルケアもお休みですが、こうして忘れないでいる限り小さな希望はなくならない。もっとよく見えるように、週末家族で窓拭き大掃除をした。車のフロントガラス用のコーティング仕上げまでバッチリでそろそろ開きだしたアジサイの青も美しくなった。窓がキレイだと幸せがやってくる。らしい。少しずつ、あわてないで。今できることを丁寧にできることがもう、幸せなんだね。
2020.07.06
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