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2017年に購入して寝かせておいたピエール・モレのムルソー・ペリエール 2014。購入時はギリギリ1万円しなかったのだが、今ではそれなりに高くなってしまった。ブルゴーニュ白は1995年以降、早め(私は特級10年、一級8年、村名6年を目処にしている)に飲まないと熟成が進みすぎてわたしの好みから外れる傾向があると考えているのだが、このワインも今がピークという感じだった。コルクは長めで良質なもの。状態も良好だった。
2023年09月29日

ちょっとした慶事があったので、思い切って秘蔵のジョルジュ・ミュニュレ ルショット・シャンベルタン 2003を開けた。このワインはリリース直後の2005年に1万円台前半で購入して今まで寝かせておいたもの。今となっては高嶺の花で、今後購入することはないワインである。熟成具合はピーク前半といったところか。2003年というヴィンテージはフランスが酷暑に見舞われた年で、リリース当初はブルゴーニュらしからぬアルコール度数高めで酸の足らないヴィンテージみたいに言われていたように記憶しているが、このワインもそうだったけど、20年経過した2003年のブルゴーニュ赤は見事に熟成してくれているケースが多いように感じる。ジョルジュ・ミュニュレ ルショット・シャンベルタン 2003はこの1本のみの購入。もっと買っておけばよかった...コルクは然程長くはないが良質なもの。状態も良好だった。
2023年09月28日

元々シャンパーニュは安い価格帯のものしか買っていなかったので、昨今の高騰の波にさらされ、すっかり買わなくなってしまった。このアンドレ・クルエのドリーム・ヴィンテージ Ver.2 2012 は、ブルゴーニュ3本との4本セットで昨年購入したもの。流石に普段飲みしている安スパークリング(1,000円以下)とはものが違うが、一方で価格差(これは単品で買えば今では6,000円以上取られるだろう)を考えれば安スパークリングで十分かなあと思ってしまう。
2023年09月26日

2021年の初めにリリースされた共栄堂 K20FY_RZ ロゼ 2020。ロゼワインは置いておくと色が褪せてくるので早めに飲んでしまうことが多いのだが、このワインもグラスに注ぐとサーモンピンクの色調が結構褪せてきたように感じた。しかし、甘さ控えめのいちごジュースのような味わいは健在で、むしろ前回飲んだ時よりも良くなった感じだった。アルコール度数表示は10.5%と低めで、クイクイと飲んでしまえるワインだった。
2023年09月25日

ルロワのネゴシアンもののブルゴーニュ・ブラン2000。2012年に一度飲んだことがあるが、その時は価格相応(当時3,000円強だった)の味わいだったように思う。今になって思うと、飲むのが早すぎたのだろう。今回飲んだワインは2019年に運良く入手できたもので、このとき1996年ものを1本と2000年ものを2本購入した。1本5,000円ぐらいして、高いなあと思いながらもルロワのワインなので熟成して大化けしているかもと期待して購入した。1996年ものは購入してまもなく開けたのだが、これは素晴らしいワインだった。店から液面が低いが構わないかという警告のメールが来たのだが、キャップシールを剥がすと盛大に噴き溢れており、コルクの上1/3は駄目になっている感じだった。しかしながら、ワインの味わいには問題なく、素晴らしい熟成をしていた。今回の2000年ものは液面は問題なかったが、キャップシールを剥がすとコルク上面には黒カビがビッシリと生えていた。幸いなことに、今回のワインも味わいには異状が見られず、1996年ものには敵わないけれど、熟成したブルゴーニュ白の醍醐味を堪能できた。キャップシールを剥がすと黒カビがビッシリ。コルクは長さも品質もそれなり。写真ではわかりにくいが最上部まで全集に亘ってワインの染み込みが見られ、そろそろ限界が来ている感じだった。
2023年09月24日

ブルゴーニュ高騰、といっても南部のコート・ド・ボーヌの赤はあまり値上がりしていない生産者が多い。プス・ドールも高騰の波からは置いて行かれている感のある生産者。このコルトン・クロ・デュ・ロワ 2009は2011年のリリース直後に9,000円弱で買ったのだが、今でも1万年代なかばで買えるのではないだろうか。ワインの熟成具合はようやく飲み頃に差し掛かってきたかなという感じで、果実味と酸のバランスが良い、サクランボを思わせる甘酸っぱい味わい。タンニンは滑らかだが結構旺盛で、飲んだあとしばらくすると歯茎が痺れてくる。多分、あと10年ぐらい寝かせたほうが良かったのだろう。コルクは長くて良質なもの。状態も良好だった。
2023年09月19日

ローヌ地方の白は独特の味わいで、最近の人気からは外れているように思う。2000年あたりの頃は、有名なパーカー氏が高評価をつけていたこともあってか結構高かった。私はこのワインを2001年に購入したが、当時1万円代後半の価格であり、当時その金額を払えば、ルフレーヴやソゼのバタールが買えた。今、バタールとこのワインの価格差が、そのまま現在の両者の人気の差ということだろう。シャプティエのエルミタージュ・キュヴェ・ド・ロレはマルサンヌ100%から作られるワインで、今回のワインは2001年に購入後、22年間もセラーに保管してきた。このワイン、珍品には違いないので一人で楽しむのもなあ、と思ってワイン会に持ち込ませてもらった。結果としては微妙な感じ。悪くはないけど探し求めて買うようなものでもない。お付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。
2023年09月18日

トロ=ボーのコルトン・シャルルマーニュは個人的にはお気に入りのワインだが、あまり流通量が多くないうえ、昔から結構な価格がついていて、なかなか買えなかった。最近のブルゴーニュ高騰の波からは置いて行かれている感はあるものの、それでも買える価格では無くなってしまった。この2000年ものは2020年にバックヴィンテージが2万円弱で売り出されているのを見つけ、思い切って購入したもの。今が熟成のピークという感じで、色調は若干琥珀色に寄っている。ブランディやマロングラッセといった熟成したブルゴーニュ白特有の芳香を漂わせ、重厚な果実味としっかりとした酸がバランスした、如何にもコルトン・シャルルマーニュらしいワイン。トロ=ボーのコルトン・シャルルマーニュは今年ワイン会に2002年ものを持ち込んだ。これも素晴らしい味わいだった。その前に飲んだのは2016年まで遡り、この年2001年ものと1989年ものを飲んだ。2012年には1990年ものを飲んだ。どれも素晴らしかったが、2007年のワイン会に持ち込んだ1986年ものは絶品だった。今のところ、このワインを超えるコルトン・シャルルマーニュは飲んだことがない。コルクは長く良質。状態も良好。
2023年09月17日

リジェ=ベレールはあまり縁がなく、過去にはSavigny-lès-Beaune 1er Cru La Dominode 2002を2012年に飲んだくらい。その時のメモを見ると、若いうちはタニックなワインで、飲み頃を迎えるまでに時間がかかりそうと感じたみたいで、その後購入したリジェ=ベレールの唯一のワインが今回開けたヴォーヌ・ロマネ一級オー・レイニョ 2003。ちょうど飲み頃を迎えており、アルコール度数表示は13.4%ということもあり、味わいはほどよい濃さ。買った当時でも2万円近くしたが、その価値は十分あったと思う。とはいえ、この生産者も今では高騰してしまっているので、もう購入することはないが。コルクは少し長めで良質なもの。かなり上部までワインの染み込みが見られた。ラベルを上にして保管していたので、裏側にびっしりと澱がこびりついていた。
2023年09月08日
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