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エマニュエル・ルジェは神様アンリ・ジャイエの甥ということで昔から注目されており、このワインを購入した2005年の時点でも結構高かった。といっても当時は3万円ぐらい出せば買えたのではないだろうか。私自身はこのワインを2万円弱で購入していた。今となっては考えられない価格だが。ワインの出来栄えは素晴らしい。抜き取ったコルクがかなり劣化していたが、抜き取った瞬間、芳しい芳香が漂い、これは期待できそうと直感した。香りと言い味わいと言い、綺麗に熟成したブルゴーニュ赤であり、今年開けたワインの中ではベスト5に入るだろう。液面が若干下がっているのが見て取れる。コルク表面はカビてはいなかったが、ワインの染み込みが見られた。コルクは上質で長めのものが使われていたが、全集に亘って最上部またはその近くまでワインの染み込みが見られた。
2023年10月31日

レイモン・デュポン=ファンのブルゴーニュ・ショーム・ド・ペリエールは年によって結構出来・不出来があるように感じているが、良い年は結構美味しいので、2019年ものまでは3,000円台で購入できたこともあり、結構飲んできた。しかし、このワインにも高騰の波が押し寄せてきて、この2020年ものは5,000円を覚悟しないと買えなくなってきた。6本セットでなんとか1本5,000円を切る価格で購入できたが、ひょっとしたら2020年が購入できた最後のヴィンテージになるかもしれない。この2020年ものは購入後1ヶ月ほどセラーで休ませてから飲んだのだが、前年の2019年の方が美味しいように思う。まあ、もう少し寝かせたら印象が変わるかもしれないので、年明けぐらいにまた試してみよう。キャップシールは蝋封だが少し欠けてしまった。コルクは長さ・質ともまずまず。
2023年10月23日

半年ほど前に2003年ものを飲んだブシャールのコルトン2005。飲み始める3時間以上前に開栓しておきたかったのだが、開栓後すぐに飲むこととなった。このワインは2007年に購入して、その後セラーで保管してきたワイン。購入当時は1万円を切っていたワインで、それぐらいの値段であれば非常に満足度は高い。色調はやや暗めのルビー色。赤系果実と黒系果実が混ざりあった印象の香り。アルコール度数表示は13.5%でフル・ボディよりのしっかりとしたワイン。少し野暮ったい感じだが、しっかりとした果実味が印象的。酸とミネラルもそれなり。タンニンは解けており、単独で飲んでも然程気にならない。飲み頃に差し掛かってきたかなという感じで、本領発揮は10年後辺りだろう。翌日に小瓶に移しておいた飲み残しを飲んだが、開栓当日よりも開いた感じで円やかさが増して更に美味しくなった。コルクは長めで品質の良いものが使われていた。状態も良好。
2023年10月16日

最近随分と値上がってしまい、購入が困難になってきたアンリ・ボワイヨ。今日飲んだのはブルゴーニュ・ブラン2019。昨年10月にこのワインを買ったときにはなんとか4,000円強で買えたのだが、今このワインを買おうと思ったら6,000円以上を覚悟しないといけない。ワインの出来栄えは素晴らしく、ACブルとは思えない凝縮感と綺麗な酸、しっかりとしたミネラルのバランスが素晴らしく、ムルソーのようだ。6,000円出しても惜しくはない味わいなのだが、過去に3,000円ぐらいで買えていたワインだと思うと、最近の価格には躊躇ってしまう。開けた日には飲みきれず、残りを小瓶に移して翌日に飲んだ。翌日も楽しめたが、開栓した日のほうが美味しかったように思う。蝋封なのに使われていたのは合成コルク。生産者はあまり長期熟成は考えていないのだろうか。
2023年10月10日
昨日、ファイザー社のXBB.1.5対応ワクチンを受けてきました。去年の11月にモデルナのBA.1/BA.5対応ワクチンを接種して以来になります。副反応ですが、今のところ接種部位が腕を動かすと鈍痛があるのと、37℃台前半の微熱があります。デルタ株辺りまでのときのような発病阻止効果は、あまり期待できませんが、それなりの年齢になってきたので、年1回は重症化予防のために受けておこうかと。
2023年10月08日

最近飲む機会の多いドニ・バシュレのコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ 2015。最近のんだコート・ド・ニュイ・ヴィラージュは2011、2013、2014で、このうち2014が白眉であったが、この2015も2014と並んで良いワインだ。まだタンニンに若干の粗さを感じるので、あと4~5年待てればなお良いのだろうけれど、今飲んでも十分に美味しい。コルクは品質・長さともそれなり。状態は良かった。
2023年10月02日

リアルワインガイド80号の表紙を飾ったローガン・ワインズ ウィマーラ・ピノ・ノワール 2021。手頃な値段(1,000円台半ば)だったので昨年末に3本買って、1本はすぐに飲んでみたのだが、もう一つピンとこなかった。半年以上経って今回2本目を開けてみたのだが、今回はなかなかいい感じで、この価格ならアリかな、と思った。アルコール度数は13.5%で、新世界のピノ・ノワールにありがちなどぎつい感じはなく、程よい果実味が心地よいワイン。前回は到着後9日目で飲んだのだが、もっと休ませるべきだったのだろう。
2023年10月01日
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