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ジャーマンアイリスの仲間でイエメン原産のイリス・アルビカンス(Iris albicans)が早くも開花した。これは2年前に職場の庭に移植しておいたもの。2014年4月12日の日記に続いてブログでは4度目の登場。 もともと、よく似たニオイイリスよりも1~2週間ほど開花が早い傾向があったが、11年以上栽培していて3月に咲いたのは初めて。今日は3月29日(木)だが、実際には26日(月)に開花を確認している。職場の敷地内には、日本ではお馴染みのシャガもたくさん植わっているが、シャガはまだすべてツボミなのに、このアルビカンスの方が一足先に開花した。植わっている場所が砂地だから、原産地の土質に近くて相性が良かったのだろうか? ともかく不思議だ。
2018.03.29
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昨年の春、マイタケの原木栽培に挑戦したくて、通販でマイタケの「ほだ木」を購入した。スーパーに売られているマイタケはオガクズで栽培されたものなので、いつか天然ものに近い原木栽培のマイタケを食べてみたいと思っていた。マイタケの原木栽培は、シイタケとは違って非常に難しく、特殊な方法でないと「ほだ木」ができない。というわけで、すでに植菌済のほだ木を3本購入。 これを職場の雑木林の中に埋めたのが昨年の5月7日。あとは秋のマイタケの発生を待つだけ。 そして、見事?に発生したのが9月16日。ところが、ほだ木を3本埋めたのに、発生したのは1本。実は、後で分かったのだが、ほだ木を埋める際にそれぞれを密着させないとその年に発生せず、翌年以降に発生することがあるらしい。とりあえず1本はちゃんと発生したので、埋めた場所の環境には問題なさそうだ。というわけで、今年の秋の発生に期待している。 で、気になるお味の方だが、実はこのマイタケの収穫の直前、風邪で3日間身動きが取れないほど体調を崩し、味覚が一時的に無くなってしまったのだ。そんなわけで、せっかくの原木マイタケの味を楽しむことができなかったのが非常~に残念。ただ、コリコリとした歯ごたえだけは確かに市販ものとは違っていた。 そして、凝り性(笑)な私は、またもや原木もののマイタケを賞味したくて、新たにほだ木を購入。こちらはまだ袋を開けていないが、複数の原木がPPバンドでしっかりと束ねられて植菌されているようだ。ということは、今年の秋の発生が期待できる。できれば、将来は原木の伐採や植菌から自分で挑戦してみたいと思う。【送料無料】マイタケ栽培キット【まいたけの成る木(短木)】 [マイタケ栽培/まいたけ栽培/舞茸栽培/原木マイタケ/原木まいたけ/原木舞茸] 天然物に限りなく近い味の原木マイタケ栽培を是非ご家庭で!価格:1260円(税込、送料無料) (2018/3/28時点)
2018.03.28
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昨年12月2日の日記で、タマネギの苗が霜柱で浮き上がるを防ぐために、マルチの代わりにバークチップを敷くことを紹介したのだが、残念ながらあまり効果がなかったようだ(笑)。 まず、こちらがマルチなしで冬を越したもの。11月に苗を定植した時とほとんど大きさが変わっていない。 こちらが、バークチップを敷いたものだが、苗の大きさはバークチップ無しのものとほとんど同じ。真冬の朝に何度か畑に来てみたが、バークチップ程度のものでは霜柱に軽く持ち上げられて、ほとんど効果がないらしい。 そして、こちらがセオリー通りにポリマルチを張ったもの。やはり今のところポリマルチが最強のようだ。とはいっても、張るのが面倒(笑)なのと、なるべく人工素材を使いたくない気持ちがあるので、次回は稲わらを敷くか、「生分解性マルチ」を使うことを検討している。
2018.03.25
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フクジュソウの変わり咲き品種「三段咲き」が開花した。昨年の3月23日の日記に続いて2回目の登場。 この品種は、その名の通り、色合いが黄・緑・黄という三段になるはずなのだが、昨年苗を植えてまだ力が付いていないのか、今のところ本領を発揮できていない。前回は、他品種の「福寿海」や「秩父紅」と同時にブログで紹介し、実はそれぞれ今年も開花していたのだが、この時期の日当たりが悪いために咲き映えがパッとせず、撮影のタイミングを狙っているうちに花が終わってしまった。。。 今、フクジュソウが植わっている場所は、初夏の日当たりはそれなりにあるので、株の成長そのものには特に問題はないようだが、早春の開花時期の日当たりが悪いため、今一つ咲き映えがパッとしない。秋の休眠期にもう少し日当たりの良い場所に植え替える予定でいる。特に、「三段咲き」はお値段が張る品種なので(笑)、来年こそは本領を発揮させたい。
2018.03.24
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3月20日の日記に続いて、今回の台湾旅行の園芸ネタ第6弾。旅行2日目の3月3日は、この旅行の目的である台南市の台湾国際蘭展2018に行ったのだが、その日の夜は台南駅近くに泊ることにしていた。その理由は、日本統治時代に建てられたという、台南駅の駅舎を見てみたかったからでもある。 これが台南駅の駅舎なのだが、1936年(昭和11年)に建てられたというのだから、今年で82年にもなる。それでいて今もなお現役。駅舎の中は、まさに日本の国鉄時代を髣髴とさせるどこか懐かしい造りだ。しかも近年、台湾では日本統治時代の建造物を復刻する動きがあるそうで、この台南駅も修復工事が始まっていた。台北は近代的な街並みの場所が多かったのだが、台南は一世代昔に戻ったような雰囲気で、それでいて駅前は人、車、バイク、バス、タクシーなどがひっきりなしに行き交うという、大変活気のある町である。 で、台湾と言えば、「夜市」である。この日の夜は、台南市最大の「花園夜市」で夜のグルメを楽しんだ。台南駅から路線バスで行ける。ここでもICカードの「悠遊カード 」が威力を発揮してくれた。ここの夜市は日本の夜店の超巨大版といった感じで、まさに満員電車並みの人出でにぎわっていた。 そして、翌日の朝は、自称(笑)園芸研究家としてはお待ちかねの、「南門城假日觀光花市」という園芸市へ行った。台南駅から徒歩20分ぐらいのところにある。ここも、3月5日に紹介した台北の建國假日花市同様、週末のみ開催されるらしい。 建國假日花市に比べれば、小ぢんまりとした花市ではあるが、多くの個人園芸店が軒を連ね、一通りのジャンルの植物が売られていて、大いに楽しませてもらった。意外にも、サクラなどの落葉花木の苗もかなり売られていた。しかも、そのサクラの品種は日本でお馴染みのものばかり。この時、まだ日本ではサクラは開花していなかったが、台南ではすでに青々と葉を茂らせていた。ただ、台湾ではサクラには暑すぎてあまりきれいに咲かないらしい。また、買いたいと思った植物もあったが、荷物を抱えながらの旅行だったので、この時は買わなかった。しかし、台湾各地にはこのような園芸市がたくさんあるようなので、また将来台湾に来たときは、別の花市をいろいろと見て回ってみたい。
2018.03.21
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3月6日の日記に続いて台湾旅行の園芸ネタ第5弾。旅行初日の3月2日の午前中は台北市内にある園芸店「台北花卉村」を訪れたが、午後は台北市内の植物園、その名も「台北植物園」を訪問。創立は日本が台湾を統治していた時代まで遡るという、台湾最古の植物園だ。午前中は曇りのどんよりとした天気だったが、午後は見事に晴れてくれたので、植物園を思う存分楽しませていただいた。 植物園の最寄駅は、地下鉄の小南門駅。3番出口を出て歩いてわずか2,3分のところに入口がある。つくづく思うが、台湾の繁体字中国語は、外国語に見えないほどに日本人の目に優しい(笑)。 そして、間もなく植物園の門がお出迎え。実に異国情緒あふれる雰囲気である。実際には、この植物園には複数の門があり、入場料はなんと無料だ。 入場するや否や、早速熱帯雨林の森がお出迎え。木に巻き付いているのはフィロデンドロンと思われる。南米のジャングルのような光景だ。 こちらは、観葉植物としてお馴染みのクワズイモ。南関東では露地で越冬するほど耐寒性があるが、開花したのを見たのは初めて。 植物園と言えば、やはり目玉は温室だ。亜熱帯性気候の台北にもちゃんと温室がある。中ではウツボカズラなどの食虫植物が育っていた。 なんと、イネを展示している区画があった。ミニチュア版の田んぼが実に可愛らしい。 イネの区画のそばには野菜の区画がある。亜熱帯性気候なのに、日本の一般地で栽培されているものと同じ作物が植わっているのが興味深い。 こちらは多肉植物の区画。アガベやサボテンなどが植わっている。 こちらはシダ植物の区画。亜熱帯性気候だけに大型のものが多い。 その他、数え上げればきりがないが、日本の一般地では温室がないと栽培困難なものが、こちらでは普通に屋外に植わっている。上の画像は、映画『レオン』で有名になった(?)アグラオネマ。 広大なハス池もある。この日の午後は半袖でも快適に過ごせる陽気だったが、このハス池では地上部は完全に枯れていて、日本のハス池の冬の光景と全く同じだ。亜熱帯性気候なのに、ここでもちゃんと休眠しているところが本当に不思議だ。開花期はさぞ見事ではなかろうか。 と、サッと紹介させていただいたが、広大な土地に様々な植物が植わっており、1日分の日記では全容を紹介しきれない。台北駅から近くて入場料が無料で、植物好きの方には超お勧めの場所。この日は平日なのに、多くの観光客と地元住民でにぎわっていた。自称(笑)園芸研究家の私としては、いつか違う季節に訪れてみたい場所だ。
2018.03.20
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昨年の4月2日の日記で、市民農園のお隣さんの侵入に悩まされている話を書いた。当時、お隣さんとの境界線に数十センチ間隔で支柱を建て、鳥よけのテープを張り、しばらくは隣からの侵入はなく、とりあえずは安心していたのだが、またしてもやられてしまった。 鳥よけのテープが切れており、私の区画のタマネギの畝が見事に踏みつぶされている。鳥よけテープは上下に2本張っており、2本同時に切れたとは考えにくい。もしや、故意に切ったのではないかと疑いたくもなってくる。 そして、支柱が2本傾いており、いや~な予感がして抜いてみると、根元が曲がっているではないか。まったく、あのクソジ○イ! お隣さんはこちらに作物が植わっているのにお構いなしに踏んづけてくれる。もしや認○症なのか? この区画を借りてから2年経つが、お隣さんとはお互いに畑に来るタイミングが違うため、この2年間でお隣さんの姿を見たのは1度だけ。ほんとに腹立つ。 今まで転勤のたびにその地元の市民農園を借りてきたが、なぜかお隣さんには恵まれず、いつも隣からの侵入には悩まされてきた。共通するのはすべて年配の男性だということ。自分があの年代になっときは、ああいう人間にならないように気を付けたいものだ。
2018.03.18
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3月5日に続いて台湾旅行の園芸ネタ第4弾。今回は、この旅行の初日3月2日の話に遡る。せっかく台湾に行くのだから、やはり現地の園芸店を見てみたいと思い、事前にいろいろと下調べをしていた。というわけで、旅行の初日にまず行ったのが、台北にある園芸店、その名も「台北花卉村」! ”いかにも”な名前だ。 その前に、まずは世界一の高さを誇った「台北101」を見物。高さはなんと509.2m。一方、私が住む千葉県は日本で一番標高が低く、最高峰は愛宕山のわずか408.2m。ということは、台北101は、ぬゎんと千葉県よりも101mも高い!のだ。この日の午前中はあいにくの曇り空でどよ~んとしているのだ残念だが、頂上の展望室からは台北一帯を一望することができた。また将来、晴れている時にぜひ昇ってみたいと思う。 で、これだけ高いと気になるなるのが地震だが、頂上付近にはバランスを保つためのダンパーと呼ばれる超巨大な鉄球が据え付けられている。直径がなんと5.5mで重さが660トンにもなる。これによって、地震や強風時に建物が揺れるのを最小限に抑えているとのこと。先日の地震が起こった時はこのダンパーが大きく揺れてバランスを保ったそうで、その時の映像が紹介されていた。 そしてやってきたのがお目当ての台北花卉村。公式サイトを参考に、地下鉄と路線バスを乗り継いて到着。ICカードの「悠遊カード」を持っていれば超便利。台湾での旅行は、漢字が読めれば何とかなる場合が多い。自分が漢字圏の日本に生まれたことが本当に有り難い。この日の午前中は天候が悪かったので良い画像が撮れなかったのががちと残念ではあるが、この日の午後は見事に晴れてくれたので、午後の観光はしっかり楽しめた。 「花卉村」と名乗るだけに規模は大きく、品数も豊富で、しっかりと見て楽しませていただいた。観葉植物や鉢花に関しては、日本のホームセンターで出回るものとあまり種類は変わらず、ぜひ買いたい!と思えるものはなかったのだが、さすが亜熱帯だけあって熱帯果樹などはなかなか品数が多かった。 興味深かったのが、熱帯果樹に混じってモモやかんきつ類など、日本でも一般的な果樹が売られていたこと。この時、モモはすでに開花していた。もちろん、熱帯花木の苗も売られていて、私の目が思わず釘付けになったのはこれだ。 キ○タマラン? いや、違うがな(笑)。日本語的に読むなら「キンギョクラン」だろう。これは日本では金香木と呼ばれ、モクレン科のオガタマの仲間だそうな。しかし、ラベルの「金玉蘭」という文字にはぎょっとしてしまった(笑)。 せっかく来たからには何か買おうと思ったのだが、植物検疫の問題もあるし、あまり荷物が増えるのも困るので、植物に関してはぜひとも買いたいと思うものはなかったのだが、今回は台湾製の剪定ばさみとハイポネックスを買うことにした。 台湾に来て驚いたのが、街中にも商品にも日本語表記が案外多いこと。この剪定ばさみにも日本語表記があるし、ハイポネックスにもある。こういうところにも、台湾の親日度というものをうかがい知ることができる。なお、ハイポネックスはもちろん日本でも手に入るが、これを買ったのはただブログのネタにするためである(笑)。 というわけで、今回の旅行初日の午前中の観光は終了。午後の観光もまた園芸関係の場所を見物してきた。後日、ブログで紹介する予定。
2018.03.06
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昨日の日記に続いて、台湾旅行の園芸ネタ第3弾。やはり、自称(笑)園芸研究家としては、海外旅行の楽しみの一つは、その土地の園芸店に行くこと。しかも、温暖な気候の台湾は、園芸業が盛んだ。というわけで、3月4日(日)は、台北最大の園芸市、「建國假日花市」に行ってきた。日本語に訳すと、「建国週末花市」となるらしい。 この花市の特徴は、高速道路の高架下を使って週末のみ開催されるということ。最寄駅は地下鉄の大安森林公園駅、または大安駅である。画像でお分かりの通り、入り口から人だかりがものすごい。もちろん、中の画像も撮ろうとは思ったのだが、旅行中で荷物を抱えている上にとにかく人ごみがすごいので、なかなか良い画像が撮れない。 タイミングを見計らってやっと撮れた画像が上の2枚。この花市の雰囲気をお伝えするには不十分なのが残念だが、とにかく数十軒の園芸店が軒を連ね、入り口から出口方面を見ても、向こう側が見えないほどに距離が長く、ありとあらゆるジャンルの植物が売られていた。日本ではこれほど大規模な園芸市にお目にかかったことはなく、とにかく圧倒された。無理してでももっと画像を撮っておけばよかったとちょっと後悔している(笑)。 で、せっかく台湾に来たからには、何か面白い植物を買いたいと思って選んだのがこれ。日本ではちょっとお目にかかれないホヤ(サクララン)の仲間だ。購入したのは4種類。台湾ではサクラランのことを「毬蘭」と書くらしい。その他、台湾の花市を見ていると、日本でお馴染みの花が台湾では何と表記されているかが良く分かり、非常に興味深かった。 海外から植物を持ち帰る時に問題となるのが植物検疫である。ワシントン条約に引っ掛からない植物でも、輸入禁止のもの、または一定の条件下でのみ輸入可能というものが少なくない。実はこのホヤ、昨年の台湾国際蘭展で売られていたのを見たのだが、その時は買いそびれてしまい、今回の台湾旅行で見つけたら買うつもりでいた。なので、事前に植物検疫のサイトで、ホヤが輸入禁止のものには該当しないことを確認しておいた。 植物を日本に持ち込むためには、土を全て洗い流さなければならない。ただ、このホヤは土ではなくミズゴケに植わっていたのだが、やはり念のためにミズゴケと根を取り去っておいた。 帰国時の空港でのチェックイン前に動植物検疫の事務所へ行き、植物を持ち込んで検疫を受ける。やり取りは英語だった。 めでたく検疫に合格したら、合格証が発行される。日本に到着して入国審査を通ったら、動植物検疫のカウンターに植物と合格証を提示し、この時に台湾で発行された合格証が回収され、日本側の合格証が貼られる。 というわで、無事に持ち帰ってきたこの4種類のホヤ。開花するまで大事に育てたい。もちろん、また台湾に来る機会があれば、ぜひこの花市に行ってみたい。とにかく、台湾がいかに園芸文化が盛んなのかが良く分かり、本当に楽しいひと時を過ごした。
2018.03.05
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昨日の日記では、台湾国際蘭展2018に行ったことを書いたが、今日はその蘭展からランを持ち帰った話を紹介したい。海外から植物を持ちこむには、海外の病害虫が国内に蔓延するのを防ぐために植物検疫を受けなければならないのだが、ラン科植物の場合はさらにワシントン条約にも引っかかるため、ハードルが非常に高くなる。が、有り難いことに、台湾国際蘭展には臨時の植物検疫所が開設されている。過去に、海外からランを取り寄せたことが何度かあるが、法的手続きは全て業者任せだったので、今回は個人でのランの輸入手続きに初挑戦することにした。 とは言っても、日本の洋蘭展や洋蘭園では、世界中で流通するランの大半が入手可能なのと、旅行中にあまり荷物を増やしたくないのとで、なかなか購買意欲の湧くランがなかった。が、その中でじっくりと時間をかけて選んだのがこれ。 パフィオ原種のPaph. delenatii albumの実生苗2株である。かつて私も育てたことがあり、2006年4年23日の日記でも紹介したことがあるが、あえなく枯れてしまった。台湾国際蘭展の即売場に売られていたものは、見本の写真を見る限りでは、私が育てていた個体よりもはるかに形が良い。というわけで、この2株でランの個人輸入に初挑戦することにした。 まず、購入前に、臨時の検疫所に日本にランを持ち帰ることができるかどうか確認を取り、お目当てのランがある店へ向かい、ランを日本に持ち帰ることを店員に告げた。幸いにも、店員さんは片言の日本語と英語が話せた。すると、支払いが済んだ後に、領収書と店の名刺を渡してくれた。これをランと共に植物検疫所へ持ち込んだ。 職員に購入したランと領収書と店の名刺を渡し、職員の指示通りに書類に必要事項を記入する。なお、この時、パスポートをお忘れなく。検疫所の職員とのやり取りは英語だった。そして、職員によるランの検疫が始まる。すると、職員から、植込み材(軽石)の表面に付いているコケを取るように指示があった。2株のうち1株は職員が、もう1株は私がコケを取った。 こっちは職員がコケを取った方の株。ん・・・、まだ結構コケが残っているような気が・・・(笑)。 で、こちらは私がコケを取ったもの。私は、大胆に軽石を一層分丸ごと取り去った。私はパフィオの性質は熟知しているので、これぐらい軽石を取り去っても問題ないのは知っている。 めでたく検疫に合格。すると、「輸出植物検疫証明書」が発行される。この書類は、日本に帰国した時に、日本の空港の検疫所で回収される。 こちらが、ワシントン条約に該当する植物の輸出入に必要なCITESの輸出許可証だ。これは日本の空港の税関で回収される。めでたく検疫とCITESをパスしたら、手数料を払う。 手数料は400元也。ただ、これが手続き1回に付き400元なのか、1株200元×2株で400元なのかは聞きそびれてしまったが。ともかく、これにて手続きは完了。時間は30分ぐらいだっただろうか。待ち時間の間、職員さんたちと英語と片言の日本語、さらに筆談も交えていろいろとお話をさせていただいた。 そして、帰りの飛行機では大事に機内へ持ち込み、前の座席の下へ置いた。もちろん、離着陸時は飛んで行ってしまわないように手と足を添えていた。機内で税関申告書が配られるが、「植物を持ち込んでいる」という項目にチェックを入れる。 そして、成田空港に到着し、入国審査が終わり、手荷物受取所のそばの動植物検疫のカウンターへ行く。買ったランと書類を見せ、ここでもめでたく検疫は合格し、台湾で発行された検疫証明書はここで回収される。合格したら、合格印の押された札のようなものを袋に貼られる。ちなみに、その紙の品名欄には「ホヤ、ラン」と書かれているが、実はこの時、台北の園芸市場で買ったホヤも持ち帰っていた。その輸入手続きについても後日紹介する予定。 続いて税関へ向かい、係員に税関申告書を見せて植物を持っていることを告げると、今度は税関の窓口へ行くように指示される。そこでも審査は合格し、CITESの輸出許可証が回収されるが、私はコピーをもらった。余談だが、検疫所と税関で、「今日はランを持ち帰る人が多いですね」と言われたのだが、もしや台湾の蘭展から持ち帰った人が多かったのかもしれない。 というわけで、初めての個人でのランの輸入手続きはめでたく終了。自分で手続きして持ち帰っただけに、なんだか愛おしく感じられる。ただ、荷物を抱えて歩き回る旅行だったので、やはり荷物が増えるのはちょっと大変ではあったが(笑)。なお、当然ではあるが、現地からランを持ち帰るためには、言葉が通じるということが大前提である。また、せっかく買ったランが現地で、または帰国時に審査を通らないという可能性もなくはない。なので、購入前に検疫所と店の両方で確認した方が無難と思われる。ちなみに、タイから植物や種子を持ち帰ったことが何度かあるが、帰国時の検疫で審査が通らず、没収されたものがいくつかある(笑)。
2018.03.04
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昨年の3月6日と7日の日記で、台湾国際蘭展2017に行った話を書いたが、その時にすっかり台湾が気に入ってしまい、今年も台湾旅行を兼ねてこの蘭展に行くことにした。前回は2泊3日の慌ただしい日程だったが、今回は3月1日の深夜近くに台北に到着し、3月5日までの「4泊4日」の日程で台湾旅行を楽しんだ。 台湾国際蘭展の開催地は、台湾南部の台南市である。台北からは、台湾高速鉄道の高鐵嘉義(Chiayi)へ行き、そこで路線バスの「黄9」線に乗り換えて在来線の後壁(Houbi)駅へ向かう。本数は1時間に1本。時刻表はネットで検索すると出てくる。漢字が読めれば何とかなる(笑)。今回の旅行でも、自分が「漢字の国」に生まれたことの有り難さをひしひしと感じた。 高鐵嘉義から後壁駅までの料金は、3月3日現在61元だが、バスには両替機がない上に、運転手に行先を告げて切符を買わなければならないため、「悠遊カード(悠遊卡)」というICカードを使うと超便利。このカードは台湾の公共交通機関で幅広く使えるので、今回の旅行ではこのカードが超・大活躍してくれた。後壁駅から蘭展の会場までは、無料のシャトルバスが出ている。 というわけで、会場へ到着。入口のゲートは、去年の方が豪華だったかも(笑)。開場後間もない頃に入ったせいか、比較的空いていて、すんなりと会場入りすることができた。 開場へ入れば、豪華絢爛たるランのディスプレイがお出向かえ。お国柄、コチョウランやバンダ系の花が多く、しかも、日本で見られるものよりも華やかな品種が多い。 私は、蘭展ではディスプレイそのものにはあまり興味がないのだが、それでもじっくり見ていると、「オッ!」と思うランを見つけることが時々ある。今回見つけたのは台湾クマガイソウだ。日本で出回っている個体よりも色が薄いのが興味深い。日本では山野草専門店で広く出回っているが、台湾では標高2000~3000mの高地の限られた場所にしか自生しておらず、今や絶滅危惧種らしい。しかし、日本では一般地で何の問題もなく育つ。実際、私の自宅庭にも植わっていて、現在新芽が動き出している。 洋蘭趣味家の私としては、やはり洋蘭展で面白いのは、個別出品部門だ。まだ混雑する前だったのでじっくりと観覧することができた。カトレアやパフィオなどでは特に日本と台湾の好みの差をそれほど感じなかったが、コチョウランはその差が非常に顕著で、日本では見られない鮮やかな品種が多かったのが印象的。なお、観覧中に所々でテレビの撮影があったので、もしかして私の姿が台湾のテレビに映っていたかもしれない(笑)。 で、蘭展の一番お楽しみは何と言っても即売場だ。しかも、臨時の植物検疫所が設営されているため、植物検疫やワシントン条約の手続きをすれば日本にランを持ち帰ることができる。ただ、日本の蘭展でもほぼ世界中のランが買えるし、旅行中に荷物を増やしたくなかったため、特に欲しいと思う品種はなく、昨年は購入を敬遠していた。しかし、やはり自称(笑)園芸研究家としては、ランの輸入を体験してみたいと思い、今回はランの輸入に挑戦することにした。実際には、過去に何度か海外からランを取り寄せたことがあるが、法的手続きは全て業者任せだったので、今回は初めての個人での手続きに挑戦してみた。結論から先に言うと、無事、ランの持ち帰りに成功。それについては後日紹介予定なので、お楽しみに。
2018.03.03
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