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9月1日の日記で紹介した今シーズン栽培予定のタマネギ7品種。市民農園に播種し、順調に育つかと思いきや、今回は様子がおかしい。 この画像の右側の畝と左側の畝とで、苗の育ち方が全く違う。右側に蒔いたのは、チャージII、改良雲仙丸、泉州黄玉葱、貝塚早生、そしてニューカルレッドの半分。左側に蒔いたのは、ニューカルレッドのもう半分と仙台黄玉葱。品種が違うならともかく、ニューカルレッドは両方の畝に蒔いたのに、この違いは一体何??? 上の2枚がそのニューカルレッド。当初は、右側の畝があまりにも育ちが悪いので、石灰が足りないのかと思って有機石灰を蒔いたり、虫食いにでも遭っていると思ってオルトランを撒いてみた。土の表面に白い粒粒が見えるのはそのためである。しかし、まったく改善されず、左側の畝との成長差が開くばかり。 いつもは11月に入ってから苗の定植をするものだが、苗が小さすぎると冬を越せないため、予定よりも1~2週間早く定植し、今のうちから根張りを確保することにした。12年タマネギを作っていて、こんなに苗の生育が悪かったのは初めて。生育が悪い方の畝は、お隣さんとの境界線のそばにあるのだが、何か関係があるのか? 実は昨年も、ある特定の品種だけが、発芽率は良かったのにその後の生育が異様に悪く、苗が次々と溶けてしまう事象が発生。で、今回と共通しているのが、その品種もお隣さんとの境界線お側に種子を蒔いたこと。お隣さんを疑うわけではないのだが、来年はその部分を避けて苗作りをしたい。
2018.10.28
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9月30日の日記で紹介したアラゲキクラゲに続いて、キノコ栽培報告第2弾。今回紹介するのはエノキタケである。エノキタケといえば、暗室で軟白栽培されたものが一般にスーパーに出回っているが、本来のエノキタケは全く違う姿をしている。その、野生に近い本来のエノキタケを食べてみたくて、今年の4月にサクラの木に種駒を打ち込み、職場の雑木林の中で養生していたところ、わずか半年余りでエノキタケが発生してきた。 本来、原木に種駒を打ち込む方法では、二夏を経過しないとキノコが本格発生しないのだが、エノキタケは菌糸が伸びるのが早いようで、植菌してからわずか半年余りで少量ながらも発生した。早速スープにして賞味したところ、市販の軟白ものよりも格段に風味があり、育てた甲斐があったとつくづく思った。これからの本格発生が楽しみである。前回紹介したアラゲキクラゲも、種駒を打ち込んでから発生までの期間が短いので、キノコ栽培に挑戦したい方で気が短い(笑)方は、アラゲキクラゲとエノキタケが向いているかもしれない。
2018.10.25
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往年のパフィオの交配種、Paph. Tsuya Ikeda 'No. 1' (Paph. ツヤ・イケダ 'No. 1')が開花。4,5年前に購入したものだが、狭い場所に押し込めてきめ細かい世話ができなかったために、今までなかなか咲かなかったが、このたびようやく開花した。 登録されたのは1958年で、日本で作出された古典的品種である。今の目で見るとごく平凡な花だが、作出された当時は趣味家たちにどれほどもてはやされたのだろうか想像すると、なんだかワクワクする。パフィオでもカトレアでも、私が往年の品種や個体が好きな理由はここにある。今となっては表舞台から姿を消してしまったこの個体、これからも大事に育てたい。
2018.10.21
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10月5~8日の3連休は、関西に里帰り。その折に、かねてから行きたいと思っていた京都府立植物園に行ってきた。訪問したのは10月8日。実際には2009年に一度行ったことがあるのだが、京都への所要のついでに行っただけで、しかも入場したのが閉園間際だったため、園内にいたのはおよそ30分ほどで、一番のお目当ての温室が既に閉館していた。なので、今回は時間をかけてじっくりと植物園内を見て回った。 まあ、とにかく敷地面積が非常に広く、植栽されている植物の数や種類も実に多岐に渡る。とてもブログの日記で紹介しきれないのだが、自分が気になった植物のごくごく一部だけを紹介したい。 こちらはウマノスズクサ科のアリストロキア・サルバドレンシス(Aristolochia salvadorensis)。パイプカズラの仲間で、太い幹から多数の花茎を伸ばして花を着けている。 同じく、パイプカズラの仲間のアリストロキア・アルボレア(Aristolochia arborea)。サルバドレンシスも含めて、アリストロキア属にこんなユニークなものがあるとは全く知らなかった。知らない植物に出会えるのが植物園の面白いところだ。 こちらは園内の樹木に着生していたフウラン。園内の複数個所の樹木に着生している。人工的に着生させたものらしいが、完全に野生の姿になっている。広大な敷地内のどこかにあるので、探してみては? とまあ、字数と時間の労力(笑)の関係でとてもとても全容を紹介しきれないのが残念。京都といえば歴史的な神社仏閣であまりにも有名ではあるが、この植物園もぜひぜひお勧めしたい場所だ。
2018.10.08
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