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図書館に予約していた『米中戦争』という本を、待つこと5ヶ月ほどでゲットしたのです。ウクライナ侵略を進めるプーチン大統領を中国、インドなどが支持している昨今であるが・・・無理筋に見える習近平スタンスについて解明したいのである。【米中戦争】宮家邦彦著、朝日新聞出版、2021年刊<「BOOK」データベース>よりこれは対岸の火事ではないー最新地政学で読み解く、米中攻防の行方。米中の武力衝突は決してフィクションではない。安全保障学の重鎮である著者が、米国と中国の最新情勢を分析した上で、平時と有事の隙間をつく“グレーゾーン事態”を含む、情報、サイバー、宇宙、電磁界など多次元に広がった「ハイブリッド戦争」の最前線に迫り、二つの大国間で起こりうる軍事対立の見取り図を描く!<読む前の大使寸評>ウクライナ侵略を進めるプーチン大統領を中国、インドなどが支持している昨今であるが・・・無理筋に見える習近平スタンスについて解明したいのである。<図書館予約:(11/09予約、副本1、予約14)>amazon米中戦争 中国が経済成長率目標を5.5%前後に修正したが、それさえ達成できるのか? また、上海のゼロコロナ対策が不調であるが・・・いかに中国を理解するかということが喫緊の課題ではないか。 この本の「第2章 中国の発展に関するモデル分析」で、中国の難題を、見てみましょう。p59~61<デジタル「経済ブロック」の形成と「デカップリング」> 長い中国の歴史は描く王朝の栄華と衰亡の歴史であるが、王朝の衰亡にはいくつかパターンがある。ある中国史の専門家は、中国王朝衰亡の3つの共通項として「北方民族と宗教反乱、そして宦官の存在」を挙げる。中国は北方民族に何度も侵入され、完全に支配された。王朝が混乱すると宗教反乱が起こり、宦官や皇帝の外戚が権力を握ると、その王朝は必ず亡びた。古代史を見る限り、こうした見方は正しいだろう。 筆者であれば、書く王朝が傾く原因として「飢餓、疫病、邪教」の3つを挙げる。現代の共産中国を征服する北方民族は考えにくい。昔の「宦官」や「外戚」に相当するのは党内の反主流派や軍の不満分子等だろうが、これらは当面抑え込んでいる。中国史で顕著なことは、「飢餓」すなわち経済的苦境と、「疫病」すなわちパンデミックと、中国政府が「邪教」と認定する法輪功の如き宗教反乱による脅威ではなかろうか。 今の中国は、ITとAIを駆使する強権的統制により、パンデミックや宗教的反乱をある程度封じ込めている。恐らく、今後起こり得るのは「経済的苦境」、すなわち従来の右肩上がり経済成長が終焉し、低成長の下で「中国の特色ある中進国の罠」による生活水準の低下が引き起こす一般大衆の不満ではなかろうか。それが始まる時、中国社会は「第三モデル」または「第四モデル」に移行する可能性が高いだろう。 これに追い打ちをかけるのが、西側諸国による対中「デカップリング」効果である。バイデン政権の誕生により、「経済安全保障」面での米中対立は一層加速化しつつある。半導体などハイテク技術・産業の貿易や技術移転をめぐり、事実上の「デカップリング」を目指す米国と、それに対抗しようとする中国との間の経済面での死闘は今後も先鋭化していくだろう。 1930年代、世界恐慌の結果として国際経済では「経済ブロック化」が起きた。しかし、経済のグローバル化が進んだ今、1世紀近く前の地域的な「経済ブロック化」がそのまま蘇る可能性は低い。今後最も注意すべきは、世界各地の古典的な「経済ブロック化」ではなく、半導体やレアアースなどの戦略物質をめぐるサプライチェーンの対中デカップリングや、複数の半独立的インターネット社会が併存する「デジタル経済ブロック化」であろう。 具体的には、中国を中心とするインターネットのシステムと、欧米、特に米国を中心とするシステムが独立して併存し、両者間には最小限の互換性のみが維持されることになる。日欧韓など米中以外の第三国の企業には、こうした2つのシステムの、一方だけに属するか、難しいバランスを維持しながら双方に属するかの選択が求められるだろう。『日本人が知るべき東アジアの地政学』に、中国のシーパワーが載っています。『日本人が知るべき東アジアの地政学』1
2022.04.30
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図書館で『日本人が知るべき東アジアの地政学』という本を、手にしたのです。露・中・北朝鮮のパワーアップに曝される昨今ですが・・・この際、アジアの地政学を学んでみようと思うのです。【日本人が知るべき東アジアの地政学】茂木誠著、悟空出版、2019年刊<出版社>より米中覇権争いが本格化する中、日本は中国、韓国、北朝鮮とどう対峙すればよいのか。日々のニュースだけでは、国際情勢の本質が見えてこない。国家の行動や国民性は、地理や歴史の制約を大いに受ける。今こそ、欧米のエリート層が国際教養として学ぶ『地政学(地理+歴史+イデオロギー)』を武器に、日本の国益を考えよう!<読む前の大使寸評>露・中・北朝鮮のパワーアップに曝される昨今ですが・・・この際、アジアの地政学を学んでみようと思うのです。rakuten日本人が知るべき東アジアの地政学「第2章 地政学でひもとく東アジアと朝鮮半島」で、元寇を地政学的に見てみましょう。p66~69<刀伊の入寇と無防備な日本> 日本史における宋は、日宋貿易の相手として知られています。宋の特徴は、朝貢という「政治の論理」よりも、「貿易による利益」を重視する王朝だったことです。イデオロギーよりも経済合理性を重視することは、シーパワー的な考え方と言えます。 日宋貿易を主導したのは平氏で、伊勢湾と瀬戸内の海賊を配下に置くシーパワーでした。遣唐使終了後は密貿易が盛んになり、兵士はその「元締め」として莫大な利益を上げ、朝廷に献上することで政治力を伸ばしたのです。この過程で宋から大量の銅銭を輸入し、日本からその原料となる銅を輸出しました。この平安末から戦国時代にかけて、日本で流通した貨幣はもっぱら中国の銅銭でした。日本は事実上、中国と「通貨統合」をしたような状態です。 平氏が優れていたのは、決して宋と政治的に関わろうとしなかったことです。単なる貿易相手、ビジネスパートナーとしか考えておらず、政情不安な大陸の動きからは距離を置きました。 これと対照的なのが、関東に拠点を置く源氏です。源氏はまったくのランドパワーであり、ナショナリストです。いま風に言えば「反グローバリズム」で、その支持基盤は開拓農民が武装した東国武士団でした。シーパワーの平氏は海上ルートを押さえていましたが、ランドパワーに結局チョークポイントの港を押さえられてしまったことがきっかけで、滅亡へとつながっていきました。<暗転する高麗、モンゴルへの服従> 鎌倉ランドパワー政権が着々と基盤を築いていった日本に対し、悲惨なのは高麗でした。13世紀、宋の北半分を奪い取ったモンゴル帝国(大モンゴル国)は、同時進行で高麗への侵攻を開始します。その後30年間、モンゴル軍は高麗全土を焼き尽くし、数百万人を拉致します。国号を中華帝国風に「元」と改めたフビライ・ハンは、高麗王を服属させ、忠誠を誓わせました。こうれの王子は首都・大都(現在の北京)に人質として送られ、モンゴル語で教育を受け、ハンの娘を王妃に迎えてモンゴル化させられます。こうして高麗は元の一部となり、やがて日本遠征に全面協力するのです。 高麗を使って日本に対し何度も試写を送り、服属を要求します。このとき、もしも日本が国防に関心の低い平安末期の混乱状態であったら、あるいはプライドよりも実利を優先させる平氏政権であったなら、強力な元の要求をあっさり受け入れた可能性はあったと思います。 ロシアや他の中国王朝のような典型的なランドパワーが農業を基盤としているのに対し、モンゴル民族はあくまで遊牧民であって、土地に固執せず、流通の重要性もよく理解しています。紙幣の発行など経済政策も得意で、海にも目を向けることができます。 同時に、征服した国を直接統治するよりも、旧支配層を臣下として間接統治させる方法を好みました。これならば最小限で最大の戦果を得られるのです。高麗にもそのように接しましたし、日本に対しても同様にするつもりでした。しかし、鎌倉幕府の執権・北条時宗は要求をはねつけます。こうして全面戦争を迎えることになります。 一回目、1274年の文永の役では元・高麗の連合軍がやってきたわけですが、船も船のこぎ手も高麗が提供したものでした。博多上陸に成功しますが、日本武士団の抵抗に阻まれ、わずか一日で撤収します。フビライは再び服属を求める使者を送ってきましたが、この使者は鎌倉で斬られました。この間に南宋がモンゴルに滅ぼされます。 1281年の弘安の役は、元・高齢・旧南宋の連合軍です。元は旧南宋軍兵士が反乱を起こすことを警戒し、半ば棄民として日本を攻めさせ、入植を促したのです。 南宋軍の戦意が低かったのは当然として、高麗軍はそれなりに奮戦したといいます。すでに王までが元にからめとられ、言葉も服装もすべてモンゴル風に同化しているのですから、頑張るしかなかったのかもしれません。日本の武士団はモンゴル兵と高麗兵は殺し、戦意喪失の南宋兵は捕虜として送還しました。 一般に元寇は「神風」が吹いて勝ったとされますが、鎌倉武士の奮戦と南宋兵の士気の低さが最大の勝因でした。 同時に、刀伊の入寇や二度の元寇からわかるのは、陸軍国は海軍国を、大陸国家や半島国家は島国を攻めにくく、大陸国家はなかなか日本を攻撃できないという原則です。同じことは、欧州大陸の国は英国を征服できない、という事実からも証明できます。 『日本人が知るべき東アジアの地政学』2:ロシアのスラブ主義『日本人が知るべき東アジアの地政学』1:中国のシーパワー
2022.04.30
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図書館で『日本人が知るべき東アジアの地政学』という本を、手にしたのです。露・中・北朝鮮のパワーアップに曝される昨今ですが・・・この際、アジアの地政学を学んでみようと思うのです。【日本人が知るべき東アジアの地政学】茂木誠著、悟空出版、2019年刊<出版社>より米中覇権争いが本格化する中、日本は中国、韓国、北朝鮮とどう対峙すればよいのか。日々のニュースだけでは、国際情勢の本質が見えてこない。国家の行動や国民性は、地理や歴史の制約を大いに受ける。今こそ、欧米のエリート層が国際教養として学ぶ『地政学(地理+歴史+イデオロギー)』を武器に、日本の国益を考えよう!<読む前の大使寸評>露・中・北朝鮮のパワーアップに曝される昨今ですが・・・この際、アジアの地政学を学んでみようと思うのです。rakuten日本人が知るべき東アジアの地政学「第7章 ロシアの戦略」でロシアのスラブ主義が語れているので、見てみましょう。ウクライナ侵略を企てたプーチンの性向が解明できるのかも。p217~221<東ローマ帝国の末裔、モンゴル帝国の遺産> 19世紀以降の世界史を振り返ると、ロシアは典型的かつ最強のランドパワー国家でした。同じランドパワーの中国と似ているところがあります。周辺諸国との付き合い方が上手ではなく、すぐに粗暴な手段に頼るのです。 周辺の小国の国民性を理解することが難しいために、バルト三国や東欧、中央アジアや東アジアでも、ロシアと関わった国々に、不信感や反感を抱かせてしまいました。 同じランドパワーでも、豊かな農業地帯を有する中国大陸の為政者は遊牧民から侵略されるたびに、贈物で買収するという交渉術を身につけ、宋の時代にはビジネスを重視しました。 対照的に、あまりにも寒冷なロシアは穀物自給が困難で、油田が発見される19世紀までは、毛皮と奴隷しか売るものがなかったのです。また、2世紀にわたるモンゴル帝国の支配を受けたため、騎馬戦法に習熟し、モンゴル帝国に代わって周辺の小国は交渉相手ではなく、力でねじ伏せればよい存在でした。 ロシア人はよく言えば純朴、ネガティブに見れば世間知らずで我を押し通すところがあります。また、中国人が冷徹なリアリストであるのに対し、ロシア人は非常に観念的、内省的です。これは、ギリシャ正教会を受け継ぐロシア正教会の影響も大きいのでしょう。ドストエフスキーに見られる哲学的な文学は、中国ではついに生まれませんでした。っ経済的な実利よりも観念やイデオロギーを重視するロシア人の気質を知っておくと、気難しく粗暴に見える隣国を理解できるのではないでしょうか。 第1章でも触れたとおり、今日ロシア人と呼ばれる人たちには複数の源流があり、それぞれに独自の価値観やアイデンティティを持っています。 まずは、「西欧世界の一員としてのロシア」意識。彼らはもともとバイキングの血を引き継ぎ、スウェーデンからやってきた人間の末裔だというロシア年代記の建国神話が元になっています。 ノルマン人はバルト海の海洋民族でしたから、シーパワー的な発想をします。英国でもノルマン人が建てた王朝が長く続きましたから、自分たちロシア人は西欧人の仲間であり、西欧列強と対等な地位を築くべきだ、と考えるのです。近年では、ゴルバチョフやエリツィンが西欧派を代表する政治家です。 これと真逆なのが、スラブ人意識です。スラブ人は東欧の先住民で、東ローマ帝国(ビザンツ帝国)からキリスト教(ギリシャ正教)を受け入れ、西のゲルマン人(かとりっく教徒)、南のトルコ人(イスラム教徒)に対抗しようとしました。現在のロシアの原型となったモスクワ大公国は、自らを「ビザンツ帝国の後継者」と考えました。この考えは、ビザンツ帝国の滅亡とともに強まり、イヴァン3世は東ローマ帝国皇帝の姪と結婚し、帝国の後継者として「皇帝」という称号も使い始めました。 ちょうど明の滅亡後、朝鮮王朝が明の継承者として「小中華」意識を持つに至ったのとよく似ています。スラブ派はロシアの土地にこだわり、ランドパワー的な行動を取ります。近年ではプーチンがスラブ派の代表です。 さらにロシア人には、もう一つの隠されたアイデンティティがあります。「モンゴル帝国の後継者」という意識です。13世紀前半に現在のロシアはモンゴル帝国の侵攻を受け、その後250年間、モンゴル人に間接支配されました(ロシアではこの暗黒時代を「タタールのくびき」と呼んでいます)。この間、モスクワの領主はモンゴル人の王女をめとり、進んでモンゴル化していきました。高麗王が、進んでフビライに臣従したのとよく似ています。ロシア人にとっては屈辱の歴史ですが、朝鮮と同様、この時代の記憶が、その後のロシア人の行動様式に大きな影響を与えていることは、さまざまな事例から説明できます。 後にモンゴルから独立し、現在のロシアにつながるモスクワ大公国のイヴァン4世(雷帝)は、いったん退位してモンゴルの王子を即位させ、そこから改めて譲位されるという面倒な手順を踏んでいます。自らがモンゴルのハンの後継者であると演出することで、カザフ人、ウズベク人など中央アジアの遊牧民を臣従させることに成功したのです。 モンゴルの「遺産」は、ロシア・コサック兵にも受け継がれました。広大な原野を縦横無尽に駆けめぐるコサック兵は、ロシア陸軍の精鋭部隊として、モンゴル帝国に匹敵する巨大な領土をロシアが獲得することに貢献したのです。 北欧のノルマン人、土着のスラブ人、そしてモンゴル人。さまざまな流れを受け継いでいるロシアは、一枚岩ではありません。大きく見ればランドパワーですが、国内では長い間、ランドパワー派とシーパワー派が対立を続けてきたのです。『日本人が知るべき東アジアの地政学』1:中国のシーパワー
2022.04.29
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図書館で『日本人が知るべき東アジアの地政学』という本を、手にしたのです。露・中・北朝鮮のパワーアップに曝される昨今ですが・・・この際、アジアの地政学を学んでみようと思うのです。【日本人が知るべき東アジアの地政学】茂木誠著、悟空出版、2019年刊<出版社>より米中覇権争いが本格化する中、日本は中国、韓国、北朝鮮とどう対峙すればよいのか。日々のニュースだけでは、国際情勢の本質が見えてこない。国家の行動や国民性は、地理や歴史の制約を大いに受ける。今こそ、欧米のエリート層が国際教養として学ぶ『地政学(地理+歴史+イデオロギー)』を武器に、日本の国益を考えよう!<読む前の大使寸評>露・中・北朝鮮のパワーアップに曝される昨今ですが・・・この際、アジアの地政学を学んでみようと思うのです。rakuten日本人が知るべき東アジアの地政学「第4章 中国の戦略」で中国のシーパワーが語れているので、見てみましょう。p161~166<ランドパワー帝国はシーパワーに変身できるか?> 中国は二千年にわたって東アジア最大のランドパワー帝国として君臨し、朝鮮と東南アジア諸国を臣下として冊封してきました。唯一、シーパワーの日本だけが冊封体制から離脱し、台湾もまた島国だったため、中華帝国の支配を免れてきました。台湾が中国領となるのは、17世紀の清朝になってからです。 19世紀以降、産業革命で近代兵器を装備した英国・フランス・ロシア・日本が相次いで中国に派兵し、国内では内戦が続くという「屈辱の百年」を迎えます。帝国は崩壊し、その廃墟の中から立ち上がった共産党が、初めはソ連型統制経済で失敗したものの、試行錯誤の末に、一党独裁を維持したまま米国型市場経済を導入するという、まったく新しいシステムを構築しました。 米中の接近はその反動として中ソ対立を激化させ、冷戦期の中国は常に北方の脅威であるソ連から身を守るため、またチベット・ウイグルなど国内少数民族の分離運動を抑え込むために、核戦力と陸軍の増強に努め、海軍育成は後回しにされました。 それでも1970年代の鄧小平時代に、「中国海軍の父」とされる劉華清司令が将来を見据えて、列島戦概念を提唱しました。現在の中国海軍の増強とその動きは、基本的に劉華清プランに従ったものなのです。 ・第一列島戦・・・日本列島・沖縄・フィリピンを結ぶ線。 この手前の東シナ海・南シナ海を2010年代までに確保する。 ・第二列島戦・・・小笠原・グアム・ニューギニアを結ぶ線。 この手前のフィリピン海を2020年代までに確保する。 ソ連崩壊で北の脅威から解放され、21世紀の中国は、米国に次ぐ世界第二位の経済大国にのし上がりました。その結果、彼らはシーパワー大国になるという野心を隠さなくなったのです。現状では中国海軍は、西太平洋で圧倒的なパワーを保つ米軍や、これと共同作戦を行う日本の海上自衛隊のはるか後塵を拝しています。また、米国の同盟国に囲まれて海へのアクセスが制限されていることにも強い不満を感じています。 この現状を打破し、韓国や沖縄、佐世保や横須賀の米海軍をグアムまで撤収させ、日本には平和憲法を厳守させて自衛隊の手足を縛っておき、中国海軍が西太平洋・インド洋地域の海上覇権を握る――これが習近平の唱える「中国の夢」であり、「一帯一路」計画なのです。 歴史上、ランドパワー帝国として君臨してきた中国が、シーパワー化しようとしたことが過去に二度ありました。明の永楽帝の時と、清朝末期の李鴻章の改革の時です。 14世紀、モンゴル人による征服王朝・元の支配を脱し、明を建国した洪武帝は、朱子学的農本主義を採用し、モンゴル残存勢力との戦いに全力を傾けました。対モンゴル戦争に勝利し、北方の脅威から解放された三代永楽帝は、中国の歴代皇帝で初めて海に関心を向け、側近の鄭和を艦隊司令官として、「南海遠征」を命じます。 この「鄭和の南海遠征」とは、どんなものだったのかを説明しましょう。 まず鄭和です。この人は漢民族ではありません。アラブ系と思われるイスラム教徒で、祖父の代から元に仕え、雲南地方の地方長官を務めていた家系です。世界帝国モンゴルはグローバリスト政権であり、高級官僚には「色目人」と呼ばれる西アジア出身者が多く採用されていました。 中華ナショナリズムの明は、モンゴルからの独立戦争の過程で色目人を殺戮し、鄭和の一家も全滅しました。少年だった鄭和は、去勢されて宦官として明の後宮に入り、その才覚を認めた永楽帝に重用されるようになったのです。 「南海」とは南シナ海からインド洋までを意味します。そもそも「南海遠征」という発想は、ランドパワーの漢民族からは出てきません。この地域の情報や航海技術は、鄭和がイスラム教徒のネットワークから入手したものでしょう。 次に「遠征」の意味です。この言葉からはペリーが日本に対して行ったような砲艦外交をイメージしますが、実態はまったく違います。 「鄭和艦隊」は巨大な商船隊であり、船底には陶磁器、その上には絹織物を満載して、東南アジア・インドの各港を訪問するのです。いわば移動見本市です。これらの産物を現地人に見せ、明の皇帝に朝貢するよう促すのです。「〇」と誘うのです。日本の足利義満にも同じ要求をし、義光はこれに便乗して永楽帝に朝貢し「日本国王」に冊封されました。唐の時代、白村江の戦いを機に朝貢しなくなった日本を八百年ぶりに朝貢させたことは、明の威信を高めるのに効果的でした。 民がやったことは、習近平の中国が「一帯一路」構想を打ち出し、ユーラシア諸国の港湾・鉄道・パイプラインなどインフラ開発のためにチャイナ・マネーをバラまいていることとオーバーラップします。 鄭和の南海遠征も、基本はバラマキです。というよりも、中華帝国の冊封自体が歴史的にバラマキそのものです。属国が書状を持ってやってきて、頭を下げて貢ぎ物を献上してきたら、中華帝国の皇帝は、その何倍もの下賜品を与えることで、自らの威光を維持してきたのです。 つまり、帝国の威光が世界に広がれば広がるほど、バラマキを続けざるを得なくなり、中華帝国の財政は悪化します。結局のところ、朱子学的な「華夷秩序」という政治の理論が、経済的合理性を上回ってしまうことを意味します。言い方を変えれば、中華帝国の威光をカネで手に入れているにすぎません。 手を広げきった明は、当然のごとく財政難を招きます。永楽帝が没すると南海遠征は中止され、三年に一度の朝貢使が五年、十年に一度になり、公的な貿易の規模が縮小していきます。すると今度は密貿易の増加を招き、武装商人が東シナ海を跋扈します。これが倭寇(後期倭寇)です。 対モンゴル人政策も同じことで、馬を貢がせ、その数倍の絹織物を下賜することで、平和を保とうとしました(絹馬貿易)。しかし財政難からこれも制限され、絹を求めるモンゴル人が再び北辺を侵略する結果を招きました。明はひたすら万里の長城を巨大化して立てこもり、兵力の大半を頂上防衛にあてたため倭寇の取り締まりもままならず、秀吉の朝鮮出兵で援軍を送ったため財政危機を招き、増税が農民反乱を引き起こし、別の北方民族(女真=満州人)の侵攻を招いて、滅亡してしまうわけです。
2022.04.29
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図書館で『銀座界隈ドキドキの日々』という本を、手にしたのです。中をパラパラと見ると、和田さんの作品(モノクロではあるが)が出ていて素晴らしいのである。【銀座界隈ドキドキの日々】和田誠 著、文藝春秋、1993年刊<「BOOK」データベース>より若い才能がジャンルをこえて出会いたがいに刺激しあった時代。そして銀座が街の王様だった頃…。文章と懐かしいデザインでつづる魅惑の60年代グラフィティ。<読む前の大使寸評>中をパラパラと見ると、和田さんの作品(モノクロではあるが)が出ていて素晴らしいのである。amazon銀座界隈ドキドキの日々イラストレーターズ・クラブが語られているので、見てみましょう。p203~206<18 1964年> 宇野さん横尾ちゃんとは銀座のあちこちの喫茶店でよく話をした。彼らは読書家だし現代美術にも詳しくて、ぼくの知らない用語や人の名前を口にした。アンドレ・ブルトンとか澁澤龍彦とかいう名前も、アヴァンギャルドとかダダイズムといった言葉も彼らを通じて知ったのだった。 ぼくが無知なので横尾ちゃんはよく「和田君は知らないだろうけど」というイントロで話を始めることがあった。ただしそれは人を馬鹿にした内容ではなくて、例えば「和田君はシュールレアリズムなんて知らないだろうけど、君がやっていることは彼らがやったことと共通するものがあるよ。知らないのにやっているのはとてもいいことだよ」というふうなので、ぼくはわけがわからないままいい気持になる。 宇野さん横尾ちゃん共通の話題は「仕事がない」ということだった。イルフィル三人グループの原田君には仕事がきて、あとの二人はヒマなのだという。ぼくは会社で無闇に忙しかったのだが、イラストレーションを描く仕事は多いというわけではなかった。 ぼくたちは「絵本などを自費出版するのもいいけれど、出版社のための仕事、装丁とか挿絵などを、もっと積極的にやりたい。しかし出版社の人達の視野に中にいるのはイラストレーターでなく挿絵画家と呼ばれる人たちだ。イラストレーションは広告の世界ではやっと市民権を得たが、出版界その他にはまだまったく知られていない。イラストレーターの存在を世に知らしめる運動をするべきじゃないか。そのためには団体を作ろう」と語り合った。 もう少し仲間が必要だ、ということになり、宇野さんと横尾ちゃんは灘本さんに声をかけよう、と言った。ぼくたちの先輩にあたる灘本唯人さんは神戸出身で横尾ちゃんの神戸時代も知っている人。大阪の早川良雄事務所に入り、早川さんが東京に移ってからも大阪事務所の責任者としてしばらく留守を守ったのち、東京に居を構えた頃だった。 僕は同じ会社の人間でもある山下勇三君に声をかけ、五人は時々集合した。そして「東京イラストレーターズ・クラブ」を作る準備を始めたのである。五人がメンバーになってもらうべき人々の名前を出し合った。灘本さんの師匠格の早川良雄さん、明治製菓やキッコーマンの広告で大活躍のベテラン大橋正さん、ぼくのイラストの同僚伊坂芳太良さん、デザイン界の論客の一人でもある粟津潔さん、伊勢丹で滅法上手な絵を描いている毛利彰さん、西部デパートでいい仕事をしている山口はるみさん、イルフィルの原田維夫君、アンクルトリスでおなじみの柳原良平さん、などなどなど、大勢のイラストレーターの名が挙がった。 そして「挿絵の世界や漫画の世界にも、挿絵画家とか漫画家と言うよりイラストレーターと呼んだほうがふさわしい人がいる」と、真鍋博さん、長新太さん九里洋二さん、東君平さんたちを誘おうと話がまとまった。 イラストレーションとは何か、イラストレーターとはどういう人を指すのか、という定義論も出たが、明文化するのはむずかしい。まとまったメンバーを見わたしてもらって、これがイラストレーターたちだ、と言うしかないんじゃないか、というのがぼくたちの結論だった。 声をかけた人はほとんどぼくたちの趣旨に賛同してメンバーになってくれた。こうして東京イラストレーターズ・クラブは発足し、その後十年近く、年鑑を出したり、展覧会を開くなどの活動をした。年鑑や展覧会が目に見える活動ではあったが、それらを通じてイラストレーターの存在を多くの人に認識してもらえたことがより大きい事柄だろう。『銀座界隈ドキドキの日々』2:和田さんの交友関係『銀座界隈ドキドキの日々』1:ベン・シャーンそして・・・
2022.04.28
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図書館に予約していた『くらしのアナキズム』という本を、待つこと5週間ほどでゲットしたのです。ロシアのプーチンさんがウクライナで侵略戦争を行っているが・・・個人的な怨念がここまで許されているなら、アナキズムについて考えるのも意味があるのではないかと思うのです。【くらしのアナキズム】松村圭一郎著、 ミシマ社、2021年刊<「BOOK」データベース>より国家は何のためにあるのか?ほんとうに必要なのか?「国家なき社会」は絶望ではない。希望と可能性を孕んでいる。よりよく生きるきっかけとなる、“問い”と“技法”を人類学の視点からさぐる。アナキズム=無政府主義という捉え方を覆す、画期的論考!<読む前の大使寸評>ロシアのプーチンさんがウクライナで侵略戦争を行っているが・・・個人的な怨念がここまで許されているなら、アナキズムについて考えるのも意味があるのではないかと思うのです。<図書館予約:(11/27予約、副本1、予約15)>rakutenくらしのアナキズム大震災やパンデミックに対する処方箋が「おわりに」で紹介されているので、見てみましょう。p229~231<おわりに> 本書の企画は、ミシマ社の雑誌『ちゃぶ台5』に「はじめてのアナキズム」という文章を書いたことからはじまった。刊行後、思いがけず、たくさんの反響をいただいた。この本全体が、あのとき言葉にしたことを骨組みに、人類学の知見と思考を肉づけし、考えを深めたものだ。 いわゆる「アナキズム」には膨大な議論や運動の蓄積がある。それらを専門的に勉強してきたわけではないので、コノテーマで書くことにはためらいがあった。しかも、国立大学に勤めている人間だ。そんな者がアナキズムの本をだすなんて、ふざけるにもほどがある、と自分でも思う。なので、本書は文字どおり不順で不真面目なアナキズム論だ。「はじめに」でも書いたように、アナキズムのことはデヴィッド・グレーバーに学んだ。大学院生のときから研究仲間と経済人類学研究会という勉強会をやっていて、そこで彼の書いたToward an Anthropological Theory of Valueをみんなで読んだ。その後、研究会メンバーの中山節子さんと小川さやかさんが中心になってグレーバーを京大でのシンポに招いたのが2006年11月。その後、次々と出版される彼の本に啓示を受けてきた。グレーバーに出会うまでアナキズムを意識したことはなかったし、エチオピアの村で見聞きしたことと結びつくとも思っていなかった。 それが2011年3月の東日本大震災で、自分たちがいかに手の届かない巨大で脆弱なシステムに依存しながら暮らしているかを突きつけられ、2016年4月の熊本地震では、日本でも国家が不在になりうるのだと実感した。そんなときエチオピアの村人ならもっとうまく対応できるだろうなと思った。だれかがお膳立てしたシステムの上でずっと快適に暮らしているうちに、自分たちで問題に対処する知恵も自信も失ってきたのではないか。そう考えるようになった。2020年にはじまったパンデミックは、その思いをさらに強くさせた。 本書では、この複雑で厳しい現実を前にどうしたらよいのか、処方箋になる具体策を示せたわけではない。人類学者が調査してきた国家なき社会の研究が、いま国家のもとで生きる自分たちにとってどんな意味があるのか、エチオペアのアッバ・オリたちの姿を思い浮かべ、さまざまな本を読み解きながら考えてきた。その人類の長い歴史につらなるアナキズムをぼくらの暮らしの身近な場所からほりおこしてみたい。そんな思いで、学んだことの断片をつなぎあわせ、紐づける作業を続けてきた。 だが、このアナキズムの試みはかならずしも絵空事ではない。すでにさまざまな場で実践されている。この本を書きながら、あの本屋さんやパン屋さん、お茶屋さんや食堂、学びの場を主宰する人、アーティストやキュレーター、起業家や経営者など、これまでに出会った人の顔が浮かんだ。学問の現場にいる自分は、そんな人たちの関係や場を耕す地道なとりくみから「くらしのアナキズム」を学んできた。 たくさんの限界がありながらも、本にまとめようと思えたのは、ミシマ社の三島邦弘さんの一言がきっかけだった。「理論はいつも現実の後追いだから」。さらっといわれたその言葉は胸に刺さった。そう、学者なんて、所詮、現実で起きていることの書記役にすぎない。『くらしのアナキズム』2:国家の機能麻痺『くらしのアナキズム』1:優しくない国家『ある男』公式HP平野啓一郎『ある男』
2022.04.28
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<縄文人の世界R13>図書館で借りた『縄文の思考』という新書を読んだところです。これまで読んだ本、テレビ番組などを以下に並べてみるが・・・縄文人の世界がおぼろげながら見えてくる気がします。・「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界文化遺産に登録(2021年NHK)・『びっくり! 縄文植物誌』(2020年刊)・『(耕論)縄文、若者もハマる』(2019年デジタル朝日)・縄文人はどう生きたか。(Discover Japan 9月号)(2018年刊)・ぐるぐる博物館(2017年刊)・『知られざる縄文ライフ』(2017年刊)・『文明に抗した弥生の人びと』(2017年刊)・『縄文の思想』(2017年刊)・『アイヌと縄文』(2016年刊)・アジア巨大遺跡(第4集)縄文 奇跡の大集落(2015年放映)・『(日本人)』(2012年刊)・『新説・あなたの知らない岡本太郎』(2011年刊)・『縄文の思考』(2008年刊)・『イネが語る日本と中国』(2003年刊)・『縄文農耕の世界』(2000年刊)・『日本人のルーツ』(2000年刊)・『「王権誕生」日本の歴史第2巻』(2000年刊)・『縄文人は飲んべえだった』(1995年刊)・『倭人の登場』(1985年刊)・『栽培植物と農耕の起源』(1984年刊)・『稲を選んだ日本人』(1982年刊)ナラ林文化領域R13:『「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界文化遺産に登録』を追加**********************************************************************「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界文化遺産に登録の見通し『びっくり! 縄文植物誌』2:人類は日本列島にいつ来たのか?『びっくり! 縄文植物誌』1:ウルシの旅(耕論)縄文、若者もハマる『縄文人はどう生きたか。(Discover Japan 9月号)』4:縄文の美を発見した岡本太郎『縄文人はどう生きたか。(Discover Japan 9月号)』3:三内丸山遺跡『縄文人はどう生きたか。(Discover Japan 9月号)』2:縄文のデザイン『縄文人はどう生きたか。(Discover Japan 9月号)』1:気になった土偶たちや土器『ぐるぐる博物館』2:茅野市尖石縄文考古館『知られざる縄文ライフ』3:縄文人はどこから来たの?『知られざる縄文ライフ』2:縄文の美の発見者『知られざる縄文ライフ』1:鬼界カルデラで大噴火があり『文明に抗した弥生の人びと』4:水田をいとなむ社会『文明に抗した弥生の人びと』3:農耕社会の登場『文明に抗した弥生の人びと』2:縄文時代、縄文人について(続き)『文明に抗した弥生の人びと』1:縄文時代、縄文人について『縄文の思想』2:海民の誕生『縄文の思想』1:北海道の住人『アイヌと縄文』3:『アイヌと縄文』2:ニブタニ時代(鎌倉時代以降)のアイヌ『アイヌと縄文』1:続縄文文化や水稲耕作『イネが語る日本と中国』1:長江流域の遺跡から出土したイネp8~10『イネが語る日本と中国』2:長江流域、江南の地の農耕風景p46~50『イネが語る日本と中国』3:イネはいつ、どこから来たか『イネが語る日本と中国』4:日中のいろんな酒p196~198『(日本人)』2:新渡戸の『武士道』『(日本人)』1:新渡戸の『武士道』『(日本人)』1:農耕の発祥『新説・あなたの知らない岡本太郎』1『縄文の思考』3:ムラの生活『縄文の思考』2:縄文語や縄文文化『縄文の思考』1:記念物=モニュメント『縄文農耕の世界』1 <ヒエは日本列島原産か>p84~86、<イネはあったか>p103~107『縄文農耕の世界』2 <「海上の道」の痕跡をどう証明するか>p124~126、<日本列島を巡る複数の縄文街道>p133~134『縄文農耕の世界』3 <ヒトに撹乱されてできた耕地>p171~173『縄文農耕の世界』4 <第2章 縄文農耕の実像にせまる>p82~83、<ヒエは日本列島原産か>p84~86『縄文農耕の世界』5:縄文農耕の概要p16~18『縄文農耕の世界』6:水田稲作の渡来p82~85『縄文人は飲んべえだった』3:根強い日本人南方起源説『縄文人は飲んべえだった』2:落葉広葉樹林が育てた縄文文化『縄文人は飲んべえだった』1:日本語の起源『倭人の登場』2:始皇帝、武帝の時代の朝鮮半島『倭人の登場』1:東シナ海横断ルート『日本人のルーツ』1『「王権誕生」日本の歴史第2巻』4:エピローグp348~349『「王権誕生」日本の歴史第2巻』3:戦争のはじまりp126~128『「王権誕生」日本の歴史第2巻』2:水稲農耕の伝来p50~51『「王権誕生」日本の歴史第2巻』1:水稲農耕の伝来p44~48『栽培植物と農耕の起源』1:前書き『栽培植物と農耕の起源』2:クズとワラビp60~62『栽培植物と農耕の起源』3:照葉樹林文化の遺産p68~73『栽培植物と農耕の起源』4:雑穀というものp78~82『栽培植物と農耕の起源』5:イネは湿地の雑穀p116~118、山棲みと平野型のイネ作農業p132~136『栽培植物と農耕の起源』6:根菜農耕文化の成立と伝播についてp50~58『稲を選んだ日本人』3:餅の禁忌について『稲を選んだ日本人』2:稲を選んだ日本人『稲を選んだ日本人』1:稲を拒否した日本人**********************************************************************2021.5.26「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界文化遺産に登録の見通しより 世界文化遺産への登録を目指している北海道と青森県、岩手県、それに秋田県に点在する「北海道・北東北の縄文遺跡群」について、ユネスコの諮問機関は世界遺産への登録がふさわしいとする勧告をまとめました。これにより、ことしの世界遺産委員会で世界文化遺産に登録される見通しとなりました。「北海道・北東北の縄文遺跡群」は北海道と青森県、岩手県、秋田県に点在する17の縄文時代の遺跡で構成され、▼竪穴建物や掘立柱建物などが配置された青森市の「三内丸山遺跡」や、▼大小の石が環状に配置され「秋田のストーンサークル」と呼ばれる祭祀遺跡、秋田県鹿角市の「大湯環状列石」などが含まれています。 国は、狩猟や採集、漁を基盤に人々が定住して集落が発展し、1万年以上続いた「縄文時代」の生活や精神文化を現代に伝えるもので普遍的な価値があるとして、ことしの世界文化遺産への登録を目指しています。文化庁によりますと、ユネスコの諮問機関「イコモス」は、現地調査などの結果、4段階ある評価のうち最も高い、世界遺産に登録することがふさわしいとする「記載」の勧告をまとめました。 これにより、「北海道・北東北の縄文遺跡群」は構成する17の遺跡がすべてことし7月にオンラインで開かれる世界遺産委員会で正式に世界文化遺産に登録される見通しとなりました。勧告を受けて文化庁は午後8時から記者会見を開き、「我が国の貴重な文化遺産が国際的に高い評価を受けたことを喜ばしく思うとともに、地元の関係者の方々の努力に敬意を表したい。農耕以前に狩猟や採集を中心とした生活がこれほど長く続いていた点に価値があると伝えてきたので、そこが良い評価を得られてよかった」と話しています。 国内では、今月10日に鹿児島県の奄美大島と徳之島、それに沖縄県の沖縄本島北部と西表島にある森林などが世界自然遺産への登録にふさわしいと勧告されていて、いずれも登録されれば日本の文化遺産は20件に、自然遺産は5件になる見通しです。【縄文遺跡群とは】「北海道・北東北の縄文遺跡群」は、津軽海峡を挟んだ北海道と青森県、秋田県、岩手県に点在している17の縄文時代の遺跡で構成されます。縄文時代草創期のおよそ1万5000年前から縄文時代晩期のおよそ2400年前にかけての、集落や貝塚、大規模な墓のほか、祭し用の遺構などが残されています。それらの特徴から、この広大なエリアが1つの文化圏を形作っていたと考えられ、定住の始まりから発展、成熟に至る1万年あまりにわたる道のりを知ることができる貴重な遺跡群とされています。 このうち道内には6つの遺跡があり、▼函館市の大船遺跡は、100棟を超える竪穴住居跡が見つかっている大規模な集落群です。この遺跡からは、クジラやオットセイの骨やクリなどが出土していて、漁を行うとともに、森林の恵みも活発に利用していたことが分かります。また、土坑墓と呼ばれる円形の墓も確認でき、当時の祭しや精神文化を知る上でも貴重な遺跡とされています。**********************************************************************<『びっくり! 縄文植物誌』2>図書館で『びっくり! 縄文植物誌』という本を、手にしたのです。遺跡から出土するクリやウルシなどについて考察する考古植物学なるものがあるそうで・・・びっくりするわけでおます。【びっくり! 縄文植物誌】鈴木三男著、同成社、2020年刊<「BOOK」データベース>より縄文人たちは、こんな植物を、こんなふうに使っていた!その驚きの利用法を植物学者ならではの視点から突きとめ、知られざる縄文文化の世界を紡ぎだす。<読む前の大使寸評>遺跡から出土するクリやウルシなどについて考察する考古植物学なるものがあるそうで・・・びっくりするわけでおます。rakutenびっくり! 縄文植物誌**********************************************************************<(耕論)縄文、若者もハマる> 考古学者の吉田泰幸さんがオピニオン欄で「文化ナショナリズムを駆り立てる四つの考え方」を説いているので、紹介します。(吉田泰幸さんのオピニオンを4/09デジタル朝日から転記しました)何度目かの「縄文ブーム」が到来している。「土偶女子」という言葉が生まれるなど、今回のブームは若い世代にも広がっているのが特徴だ。なぜ私たちは、縄文時代に引きつけられるのか。■解釈に幅、右派も左派も 吉田泰幸さん(考古学者) 考古学は戦後日本の文化ナショナリズムを強化する役割を果たしてきました。ただ、考古学がナショナリズムと結びつきやすいのは、世界共通の現象です。 社会学者の吉野耕作は、文化ナショナリズムを駆り立てる考え方を四つ挙げています。「私たちと彼らは違う」という境界主義。歴史の古さに価値を置く原初主義。自分たちのルーツを強調する歴史主義。そして、日本に顕著な自民族周辺主義。自分たちが中心ではなく、周辺にいるからこそ特別とする考えです。 縄文はこの四つが見事に当てはまります。「日本独自の文化」という境界主義、「1万年以上前」を強調する原初主義、「日本人のルーツ」の歴史主義、「東アジアの周縁だからこそ特別な存在」という自民族周辺主義を併せ持っています。旧石器時代は世界共通の時代区分ですし、弥生時代、古墳時代だと大陸文化の影響は否定できません。 縄文は時期が長く設定され、わかっていることも断片的なので、想像や解釈が入り込む余地が大きい。だからいわゆる「右」も「左」も縄文を称揚できるのです。 保守的な主張で知られた俳優の津川雅彦さんは、「縄文派」を自任し、日本人の「伝統」的な美点は縄文時代にさかのぼると考えました。一方、脱原発を唱え、安保法制反対デモにも参加した音楽家の坂本龍一さんは、現代社会の問題を解決できるものが縄文にあると考えています。同じ縄文から、どちらの解釈も引き出せてしまうのです。 三内丸山遺跡の6本柱の復元建物は、その大きさ故に「縄文すごい」論にも結びつきます。復元はあくまで解釈の一つですが、あの姿になったプロセス、それがはらむ諸問題を考古学者がよく分析できていないのも問題です。 これまでの考古学ブームは、藤ノ木古墳と古代史ブーム、吉野ケ里遺跡と弥生(邪馬台国)ブーム、三内丸山遺跡と縄文ブームなど、発掘調査報道とセットでした。でも、今の縄文ブームは、そうした大きな起爆剤がないところが特徴かもしれません。 縄文展では、若い人も年配の人も土偶を見て「カワイイ」と言っていました。それも決して悪いことではなく、むしろ一過性のブームに終わらせないためにはどうすべきかを考えるべきです。 映画「縄文にハマる人々」の監督・山岡信貴さんが「縄文を知るにはまずどこがお薦めですか」と聞かれて、「あなたの町の博物館」と答えたことには共感します。まず近くの博物館や郷土資料館で縄文のモノを見てみる。それをきっかけに、いきなり大きな話に飛びつかず、自分なりの理解をつくっていく。その過程を楽しむことをお勧めしたいです。(聞き手 シニアエディター・尾沢智史)ウーム ニッポンも中韓のようなウリナラ文化ナショナリズムが芽生えてきた面があるのかも知れんなあ・・・でも土偶のカワイサにハマッた大使でおます♪(耕論)縄文、若者もハマる吉田泰幸2019.4.09**********************************************************************【縄文人はどう生きたか。(Discover Japan 9月号)】雑誌、エイ出版社、2018年刊<商品の説明>よりいま「縄文」が熱い注目を集めています。東京国立博物館では、特別展「縄文-1万年の美の鼓動」が2018年9月2日まで開催中。会場には「縄文の美」を目がけて、多くの人々が足を運んでいます。そもそも縄文時代が、実は1万年も続いたことを皆さんは知っていますか?しかも縄文時代の人々は、自然と共存し、戦争もせず、サステイナブルな社会を築いていました。そんな豊かな暮らしの中で生まれたのが、あの土器や土偶たち。その造形の美しさ、愛らしさ、不思議さに多くの人々が夢中になっています。<読む前の大使寸評>追って記入amazon縄文人はどう生きたか。(Discover Japan 9月号)**********************************************************************この本の冒頭が縄文考古館となっていて、縄文人がミニブームとなっている大使にとって、ツボが疼くわけでおます。【ぐるぐる博物館】三浦しをん著、実業之日本社、2017年刊<「BOOK」データベース>より人類史の最前線から、秘宝館まで、個性あふれる博物館を探検!書き下ろし「ぐるぐる寄り道編」も収録!好奇心とユーモア全開、胸躍るルポエッセイ。【目次】第1館 茅野市尖石縄文考古館ー私たちはつながっている/第2館 国立科学博物館ー親玉は静かに熱い!/第3館 龍谷ミュージアムー興奮!の仏教世界/第4館 奇石博物館ーおそるべし!石に魅せられた人々の情熱/第5館 大牟田市石炭産業科学館ー町ぜんぶが三池炭鉱のテーマパーク/第6館 雲仙岳災害記念館ー災害に備えつつ穏やかに暮らすということ/第7館 石ノ森萬画館ー冒険と希望の館で失神するの巻/第8館 風俗資料館ー求めよ、さらば与えられん/第9館 めがねミュージアムーハイテク&職人技の総本山/第10館 ボタンの博物館ー美と遊びを追求せずにはいられない<読む前の大使寸評>巻末を見ると、「月刊ジェイ・ノベル掲載分」を主に編集した本のようだが…編集者の企画が良かったのかも♪rakutenぐるぐる博物館**********************************************************************<『知られざる縄文ライフ』>図書館で『知られざる縄文ライフ』という本を、手にしたのです。火炎型土器、土偶、岡本太郎・・・この流れは、縄文人、縄文ライフにたどりつくわけで、この本をチョイスしたのです。ぱらぱらとめくると、全ページにカラー画像満載のビジュアル本である・・・とにかく、疲れてきたらビジュアル本でんがな♪【知られざる縄文ライフ】譽田亜紀子著、誠文堂新光社、2017年刊<出版社>より 現代を生きる私たちにとって、誰もが知っているようであまり知らない、縄文時代。この本は研究から見えてきた縄文を、小難しいことを抜きにしてザックリ知るための縄文入門です。 縄文時代ってどんな時代だったのでしょう?1万年というとてつもなく長い年月の中、縄文人たちはどのように暮らしていたのでしょうか?ご飯は? トイレは? 服はどんなものだった??そんな身近な疑問をヒントにすれば、意外と知らなかった縄文時代をノゾキ見するための手掛かりがきっと見つかるはず。<読む前の大使寸評>ぱらぱらとめくると、全ページにカラー画像満載のビジュアル本である・・・とにかく、疲れてきたらビジュアル本でんがな♪rakuten知られざる縄文ライフ**********************************************************************【文明に抗した弥生の人びと】寺前直人著、吉川弘文館、2017年刊<「BOOK」データベース>より水田農耕や金属器などの新文化を、列島の在来社会はどう受け止めたのか。縄文の伝統をひく土偶や石棒など儀礼品や、打製石器に着目し、文明に抗う人びとを描く。大陸文明の受容だけでは説明できない弥生の実像に迫る。<読む前の大使寸評>大使の関心は、辺境ニッポンの長い縄文時代と、文明に抗した縄文人、弥生人とはいかなる者か?・・・に向かうわけでおます。<図書館予約:(2/10予約、2/13受取)>rakuten文明に抗した弥生の人びと**********************************************************************<『アイヌと縄文』1>図書館で『アイヌと縄文』という本を、手にしたのです。弥生文化を選択した現代日本人にとってのアイヌ人、縄文人という視点が、太子のツボに響くわけです。【アイヌと縄文】瀬川拓郎著、筑摩書房、2016年刊<「BOOK」データベース>よりアイヌこそが縄文人の正統な末裔であることが、最近のさまざまな研究や調査で明らかになっている。平地人となることを拒否し、北海道という山中にとどまって縄文の習俗を最後まで守り通したアイヌの人びと、その文化を見ていけば、日本列島人の原郷の思想が明らかになるにちがいない。交易、祭祀、葬制、遺跡とその遺物、言語などの多方面にわたる最新のアイヌ研究を総合し、弥生文化を選択した現代日本人にとって、ありえたかもしれないもうひとつの歴史を叙述する野心的試み。<読む前の大使寸評>弥生文化を選択した現代日本人にとってのアイヌ人、縄文人という視点が、太子のツボに響くわけです。rakutenアイヌと縄文**********************************************************************<『縄文の思想』>図書館で『縄文の思想』という新書を手にしたのです。岡本太郎が縄文の美を発見して以来、われわれは常に「縄文性」が気になっているのではないか?【縄文の思想】瀬川拓郎著、講談社、2017年刊<「BOOK」データベース>よりアイヌ・海民・南島…。縄文は、生きている!!!われわれの内なる「縄文性」に迫る、まったく新しい縄文論。<読む前の大使寸評>岡本太郎が縄文の美を発見して以来、われわれは常に「縄文性」が気になっているのではないか?yodobashi縄文の思想**********************************************************************カリフォルニア大学のジャレド・ダイアモンド教授も、農耕に頼らない縄文人の社会は従来の文明論を根底から揺さぶっていると言っていました。アジア巨大遺跡(第4集)縄文 奇跡の大集落初回放送:2015年11月8日 最終回は、日本人の原点とも言われる、縄文文化。その象徴が、青森県にある巨大遺跡、三内丸山である。巨大な6本の柱が並ぶ木造建造物や長さ32メートルもの大型住居など、20年を超える発掘から浮かび上がってきたのは、従来の縄文のイメージを覆す、巨大で豊かな集落の姿だった。 この縄文文化に、今、世界の注目が集まっている。芸術性の高い土器や神秘的な土偶、数千年の時を経ても色あせぬ漆製品。その暮らしぶりは、世界のどの地域でも見られない、洗練されたものとして、欧米の専門家から高い評価を獲得している。さらに、世界を驚かせているのが、その持続性。縄文人は、本格的な農耕を行わず、狩猟採集を生活の基盤としながら、1万年もの長期にわたって持続可能な社会を作りあげていた。こうした事実は、農耕を主軸に据えた、従来の文明論を根底から揺さぶっている。 なぜ、縄文は、独自の繁栄を達成し、1万年も持続できたのか。自然科学の手法を用いた最新の研究成果や、長年の発掘調査から明らかになってきたのは、日本列島の豊かな自然を巧みに活用する、独特の姿だった。 さらに、縄文とのつながりを求めて、取材班が訪れたのは、ロシアの巨木の森。そして、地球最後の秘境とも言われるパプアニューギニアで進められている、縄文土器の謎を探る調査にも密着。時空を超えながら、世界に類のない縄文文化の真実に迫っていく。農耕とは地球の自然を人為的に破壊するという側面もあるわけで・・・ブラジルやアメリカのような過度な農耕は地球環境に良いわけないのです。ジャレド・ダイアモンド教授の大局的な慧眼は、そのあたりに注目しているのかも。**********************************************************************<『イネが語る日本と中国』>図書館に予約していた『イネが語る日本と中国』という本を、待つこと5日でゲットしたのです。図書館に予約するには、この種のやや専門的な本が狙い目かもね♪【イネが語る日本と中国】佐藤洋一郎著、農山漁村文化協会、2003年刊<「BOOK」データベース>より【目次】1 ジャポニカのイネは中国生まれ/2 黄河と長江ー中国二つの顔/3 イネの遺跡・遺物/4 水稲の誕生/5 中国の稲作風景/6 イネ、日本に至る/7 占城稲のゆくえ/8 現在水稲品種の系譜/9 米の日中比較<読む前の大使寸評>図書館に予約して5日後にゲットしたが、この種のやや専門的な本が狙い目かもね♪<図書館予約:(3/19予約、3/24受取)>rakutenイネが語る日本と中国**********************************************************************『(日本人)』1という本で、かのジャレド・ダイヤモンドが農耕の発祥を語っているので、見てみましょう。【(日本人)】橘玲著、幻冬舎、2012年刊<「BOOK」データベース>よりこれまでの日本人論で「日本人の特殊性」といわれてきたことは、ほとんどが人間の本性にすぎない。世界を覆い尽くすグローバリズムの中で、日本人はまったく「特殊」ではない。従来の日本人論をすべて覆すまったく新しい日本人論。<読む前の大使寸評>目次を見てみると、興味深い項目が並んでいて、切り口の鋭さが表れているようで・・・ええでえぇ♪rakuten(日本人)**********************************************************************【新説・あなたの知らない岡本太郎】ムック、マガジンハウス、2011年刊<出版社>よりムックにつきデータ無し<読む前の大使寸評>雑誌『カーサ ブルータス』の特別編集ムック・シリーズとのことであるが・・・大型本の全篇に画像満載であり、ええでぇ♪ぱらぱらとめくると、太郎さんの家の内外の写真が多く、興味深いのです。rakuten新説・あなたの知らない岡本太郎**********************************************************************<『縄文の思考』>図書館で『縄文の思考』という本を、手にしたのです。大陸に比べて、長く続いた日本列島の縄文時代であるが・・・中華文明が栄えていたころの日本列島の縄文文化はどんなだったかと思うわけです。【縄文の思考】小林達雄著、筑摩書房、2008年刊<「BOOK」データベース>より縄文土器を眺めると、口縁には大仰な突起があり、胴が細く、くびれたりする。なぜ、縄文人は容器としてはきわめて使い勝手の悪いデザインを造り続けたのか?本書では土器、土偶のほか、環状列石や三内丸山の六本柱等の「記念物」から縄文人の世界観をよみとり、そのゆたかな精神世界をあますところなく伝える。丹念な実証研究に基づきつつ、つねに考古学に新しい地平を切り拓いてきた著者による、縄文考古学の集大成。<読む前の大使寸評>大陸に比べて、長く続いた日本列島の縄文時代であるが・・・中華文明が栄えていたころの日本列島の縄文文化はどんなだったかと思うわけです。amazon縄文の思考********************************************************************** <『縄文農耕の世界』4>図書館で『縄文農耕の世界』という本を手にしたのです。なんか既視感のある本やけど、まいいかと借りたのだが・・・帰って調べてみたら1ヵ月前に借りていたことが判明したのです(イカン イカン)【縄文農耕の世界】佐藤洋一郎著、PHP研究所、2000年刊<「BOOK」データベース>より 農耕文化は従来弥生時代の水田稲作の渡来が起源とされてきた。だが三内丸山をはじめ縄文遺跡で発掘されるクリは栽培されたものではないか?縄文人は農耕を行っていたのではないか?著者によれば、「ヒトの手が加えられるにつれ植物のDNAのパターンは揃ってくる」という。 その特性を生かしたDNA分析によって、不可能とされていた栽培実在の証明に挑む。本書では、定説を実証的に覆した上で、農耕のプロセスからそれがヒトと自然に与えた影響にまで言及する。生物学から問う新・縄文農耕論。<読む前の大使寸評>なんか既視感のある本やけど、まいいかと借りたのだが・・・帰って調べてみたら1ヵ月前に借りていたことが判明したのです(イカン イカン)rakuten縄文農耕の世界********************************************************************** <『日本人のルーツ』2>図書館で『日本人のルーツ』というニュートン・ムックを、手にしたのです。大使は、日本人のルーツは南方系にあるだろうと漠然と思っているのだが・・・そのあたりの確証を得たいわけでおます。【日本人のルーツ】ムック、ニュートンプレス、2000年刊<「MARC」データベース>より日本人はいつ、どこからやってきたのか。血液型が示す日本人の足跡、遺跡・遺物が語る日本人のルーツ、モンゴロイドの大移動などから日本人の起源を探る。『Newton』誌上に発表してきた文章をまとめる。<読む前の大使寸評>大使は、日本人のルーツは南方系にあるだろうと漠然と思っているのだが・・・そのあたりの確証を得たいわけでおます。amazon日本人のルーツ**********************************************************************【「王権誕生」日本の歴史第2巻】 寺沢薫著、講談社、2000年刊<「BOOK」データベース>より水稲は、列島をどのように変えたのか。なぜ、戦争が始まったのか。群雄割拠した国々は、いかに統合され、王権成立へと至ったのか。そのとき卑弥呼はどこにいたのか。最新の考古学が古代の謎を解く。<大使寸評>この本は父親の蔵書を継ぐものであるが・・・水稲は、列島をどのように変えたのか。なぜ、戦争が始まったのかと、とにかく読みどころが多いのである。Amazon「王権誕生」日本の歴史第2巻**********************************************************************<『縄文人は飲んべえだった』>図書館で『縄文人は飲んべえだった』という文庫本を、手にしたのです。先日『知られざる縄文ライフ』という本を読んだが、その勢いでこの本を読んでみようと思ったのです。それにしても、「ハイテク考古学」という視点がいいではないか。この本は『週刊朝日』91~92年に連載した記事をもとに加筆して文庫化しているそうだが、なかなか目を引く構成になっています。【縄文人は飲んべえだった】岩田一平著、朝日新聞出版、1995年刊<「BOOK」データベース>よりバイオ、CGなど最新技術が古代史研究を塗り変えた。ユニークで斬新な「ハイテク考古学」の視点から、言語学、環境考古学の研究動向をふまえ、日本人のルーツ、縄文人の食生活、など数々の謎に迫る。話題の三内丸山遺跡についてもふれた“古代史マジカル・ミステリー・ツアー”へようこそ。<読む前の大使寸評>先日『知られざる縄文ライフ』という本を読んだが、その勢いでこの本を読んでみようと思ったのです。それにしても、「ハイテク考古学」という視点がいいではないか。rakuten縄文人は飲んべえだった**********************************************************************【倭人の登場】森浩一編、中央公論社、1985年刊<「BOOK」データベース>より中国の文献史料に現われる「倭人」とは何者か―。東アジアの舞台に登場したわれらの祖先の目をみはる活動を、新しい考古・歴史資料にもとづき、壮大な視野のもとによみがえらせる。<大使寸評>この本は父の蔵書を受け継ぐものですが・・・・古書なので、楽天オークションのデータです。楽天倭人の登場********************************************************************** <『栽培植物と農耕の起源』>図書館で『栽培植物と農耕の起源』という新書を手にしたのです。中尾佐助さんと言えば、照葉樹林文化論を唱えた第一人者として大使が尊敬している学者だから、この新書もいけてるのではないかと期待するわけでおます♪【栽培植物と農耕の起源】中尾佐助著、岩波書店、1984年刊<「BOOK」データベース>より古書につき、データなし<読む前の大使寸評>中尾佐助さんと言えば、照葉樹林文化論を唱えた第一人者として大使が尊敬している学者だから、この新書もいけてるのではないかと期待するわけでおます♪rakuten栽培植物と農耕の起源********************************************************************** <稲を選んだ日本人>図書館で『稲を選んだ日本人』という本を、手にしたのです。注目点は要するに、水稲耕作という文化衝撃に抗った縄文人がいたのではないか?と思うわけです。【稲を選んだ日本人】坪井洋文著、未来社、1982年刊<「BOOK」データベース>より古書につきデータなし <読む前の大使寸評>注目点は要するに、水稲耕作という文化衝撃に抗った縄文人がいたのではないか?と思うわけです。amazon稲を選んだ日本人
2022.04.27
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図書館で『銀座界隈ドキドキの日々』という本を、手にしたのです。中をパラパラと見ると、和田さんの作品(モノクロではあるが)が出ていて素晴らしいのである。【銀座界隈ドキドキの日々】和田誠 著、文藝春秋、1993年刊<「BOOK」データベース>より若い才能がジャンルをこえて出会いたがいに刺激しあった時代。そして銀座が街の王様だった頃…。文章と懐かしいデザインでつづる魅惑の60年代グラフィティ。<読む前の大使寸評>中をパラパラと見ると、和田さんの作品(モノクロではあるが)が出ていて素晴らしいのである。amazon銀座界隈ドキドキの日々和田さんの交友関係が語られているので、見てみましょう。p112~116<10 いろいろな人たち> 創刊されてまもない「コマーシャルフォト」という雑誌があって、その編集部から数ページ組写真の試作をしてくれないかという依頼がきた。写真は自由に誰かに依頼していいと言う。ライトにはカメラマンが大勢いるが、ぼくは吉田さんを思い出した。こういう場合はちょっと片手間に撮れる写真よりじっくり何かに取り組んで貰ったほうがいい。それには時間に縛られているライトの人より、吉田さんのような人が向いている。ちょうど黒澤明監督が、新作「用心棒」を撮っているときいた。 これを取材して貰えないか、とぼくは吉田さんに言った。何週間か後に、彼は黒澤監督はじめ三船敏郎や仲代達矢を捉えた撮影風景の写真を届けてくれた。これを数ページの組写真としてぼくは「コマーシャルフォト」に発表した。吉田大朋さんのごく初期の作品である。 村越さんのところにはまた、たいそう魅力的な女の子が遊びに来ていた。彼女はデザインを勉強している高校生で、当時トップモデルだった芳村真理さんの妹だという。真理さんはライトの写真の仕事、とりわけカレンダーなど重要な仕事の常連だったのだ。素敵な女の子がいるもんだなあ、デザインが好きなら卒業したらこの会社に入るのかな、楽しみだな、とぼくは思い、でもまだ子どもだな、とも思った。実は子どもだったのはぼくのほうで、まもなく吉村実子は「豚と軍艦」で映画デビューし、女優への道を進んだのであった。 ポスターを描いていた草月ミュージック・インの仕事は少し広がって、舞台で使うスライドの絵なども描くようになった。ミュージック・イン自体も、モダンジャズだけではなく、ジャズの歴史をひもとく、といった企画を取り入れていた。で、やや学習的な部分をやわらげるために、漫画ふうの絵で説明するようなことをやり始めたわけだ。 また、スライドには舞台で歌われる歌の訳詞が出ることもある。その詞がこなれた日本語になっていて、なかなか気がきいている。「誰の訳?」と奈良さんにきいたら、「武市という男だよ」という答。劇団四季の事務所で会った武市好古だった。 そういう企画ものになると、草月ホールを離れ、もう少し大きな会場や、地方に出て行くこともあった。大阪労音、京都労音などの鑑賞団体が企画を買い、草月側は一座を組んで出かけてゆく。 ぼくも一座に混ざって京都に行ったことがある。スライドの絵を描いただけだが、スタッフの一員として旅に出る、というのは新しい体験として、大いに心ときめいたのだ。(中略) ヨッチン(後藤芳子)と小割ちゃん(小割まさ江)の大先輩に水島早苗さんがいる。戦前から歌っていて、日本のジャズシンガーの草分けみたいな人。草月ミュージック・インでもジャズの歴史となると水島さんは欠かせない存在となる。 水島さんは四谷3丁目で「水島早苗ヴォーカル研究所」というのを経営していた。若いジャズシンガーを育てる私設学校であった。小さなビルの3階にその研究所があり、2階にはバーが作られていた。ぼくは草月のプロデューサーの奈良さんにそのバーに連れていかれ、それ以来常連となった。看板は出ていない。したがって知り合いしか入ってこないバーだった。『銀座界隈ドキドキの日々』1
2022.04.27
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図書館で『銀座界隈ドキドキの日々』という本を、手にしたのです。中をパラパラと見ると、和田さんの作品(モノクロではあるが)が出ていて素晴らしいのである。【銀座界隈ドキドキの日々】和田誠 著、文藝春秋、1993年刊<「BOOK」データベース>より若い才能がジャンルをこえて出会いたがいに刺激しあった時代。そして銀座が街の王様だった頃…。文章と懐かしいデザインでつづる魅惑の60年代グラフィティ。<読む前の大使寸評>中をパラパラと見ると、和田さんの作品(モノクロではあるが)が出ていて素晴らしいのである。rakuten銀座界隈ドキドキの日々ベン・シャーンが語れているので、見てみましょう。p83~87<8 ベン・シャーンそして・・・> ある日会社で仕事をしていると、粟津潔さんから電話がかかってきた。「ベン・シャーンが日本に来てる。会いにいかないか」と言うのだ。ベン・シャーンが来ていることは知っていた。東南アジアを回って日本に寄ったのだ。だがかえうぁ東京の喧騒を嫌い、京都に滞在しているという。 ぼくは学生時代にファンレターを出したり返事を貰ったりしているのだが、その後ベン・シャーンが大物であることをより強く認識してしまったので、ちょっと会いに行く、という発想は持たなかった。でも粟津さんが行くと言い、せっかく誘ってくれたのなら、行こう、と思った。 ベン・シャーンを尊敬して、影響されていることについては粟津さんはぼくよりもきっと上だろう。「あちらはぼくたちを知らないんだから、作品を持っていこうな」と粟津さんは言った。それだけでぼくはもうドキドキした。 京都。ベン・シャーンが泊っているという旅館を訪れた。ホテルでなく、純日本風の旅館だった。アポイントメントをとってから言ったのかどうか憶えていない。いきなり行ってしまったような気もする。とにかくそのときアメリカの偉大な画家は旅館にいて、ぼくたちを座敷に招き入れてくれたのだ。奥さんと二人旅だったが、幸い座敷には日本人の通訳もいた。 僕たちは自己紹介をし、あなたの作品が大好きであることを言い、イラストレーターであることと作品を持ってきたことを述べた。シャーンさんは終始ニコニコ話をきいてくれ、では作品を見せてくださいと言った。まず粟津さんから作品を見せる。主に芝居のポスターだった。画家はしきりに感心をし、「これを貰っていいですか」と言う。粟津さんが拡げて見せるポスターのほとんどに「貰っていいか」という反応を示したのだ。 次はぼくの番。いろいろなポスターを拡げる。ドキドキ。粟津さんの作品はあんなに「貰っていいか」と言ったのに、ぼくのにはまったく言ってくれない。次々に見せるが黙っている。田中一光さんのデザインによる劇団民芸の「どん底」のポスターを拡げたとき、やっと「何のポスター?」ときいてくれた。でも「どん底」の英語がわからない。ただ「ロシアの芝居です」と答えた。 奥さんがベン・シャーンの耳もとで何か言う。奥さんは勘で「どん底」を当てたのだろう。まるで違う題名を言ったのかも知れないけれど、そのときは絶対当ててくれたのだと思った。そしてそのポスターを「貰っていいか」とシャーンさんは言ってくれた。 作品を全部見せ終わると、シャーンさんは真顔でぼくを見、「東京から訪ねて来たのに傷つけるようなことになっては悪いが、ひと言アドヴァイスをしてもいいですか」と言う。「もちろんです」とぼく。そのときシャーンさんは「個性」という単語を何度も言った。「個性。個性。われわれが求め続けるのは個性です。それなのに君はいろいろな描き方をする。それではいけない。自分のものを見つけなくては」と。 確かに粟津さんの作品群は当時の粟津カラーで統一されていた。ぼくはといえば、電電公社のポスターは漫画ふう、芝居のポスターは筆太に描き、別の仕事はペン画、というふうだった。クライアントによって描き分けようというサービス精神でそんなふうにやっていたこともあるし、自分もいろいろな手法を使うのが楽しかったのである。 ぼくは「真面目な仕事もしたいし、ユーモラスなものも描きたいんです」と、ささやかに反論をした。シャーンさんは「それはよくわかるが」と言い、「どん底」のポスターを指して、「こういう手法の中でユーモアを出すことができるんじゃないかな」と続け、ぼくが言葉に詰まって黙っていると、「同意するかい?」と優しい目で言った。ぼくは「はい」と答えた。 そのあとシャーンさんは「ニュージャージー(彼のアトリエがあった)に遊びにおいで。ニューヨークから近いが庭には山羊も豚も鶏もいるよ」と言ってくれた。ぼくたちは「行きます」と答えたが、ついに実現はしなかった。ぼくたちが飼えるとき、シャーンさんは旅館の玄関まで出てきて、靴を履くわれわれの後ろから「グッドラック」と声をかけてくれた。 いい思い出である。尊敬する画家からのアドヴァイスも貴重なものだ。けれども今にいたるまで、スタイルをやたら変えるなという忠告を、ぼくは守っていない。矛盾するようだが、ベン・シャーンを尊敬する気持ちも変わっていない。 このときのベン・シャーンの日本での取材は、第五福竜丸と被爆して亡くなった久保山さんについてであって、それが次の年の作品「ラッキー・ドラゴン」シリーズとして具現したのであった。『ベン・シャーンの回顧展』がお薦めです。
2022.04.26
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今回借りた4冊です。 だいたい支離滅裂に借りているけど、今回の傾向は、強いていえば、「手当たり次第」でしょうか♪<市立図書館>・米中戦争・銀座界隈ドキドキの日々・日本人が知るべき東アジアの地政学・ことば(あたらしい教科書)<大学図書館>(ただいま市民への開放サービスを休止中)図書館で手当たり次第で本を探すのがわりと楽しいが・・・これが、図書館での正しい探し方ではないかと思ったりする(笑)***********************************************************【米中戦争】宮家邦彦著、朝日新聞出版、2021年刊<「BOOK」データベース>よりこれは対岸の火事ではないー最新地政学で読み解く、米中攻防の行方。米中の武力衝突は決してフィクションではない。安全保障学の重鎮である著者が、米国と中国の最新情勢を分析した上で、平時と有事の隙間をつく“グレーゾーン事態”を含む、情報、サイバー、宇宙、電磁界など多次元に広がった「ハイブリッド戦争」の最前線に迫り、二つの大国間で起こりうる軍事対立の見取り図を描く!<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(11/09予約、副本1、予約14)>amazon米中戦争【銀座界隈ドキドキの日々】和田誠 著、文藝春秋、1993年刊<「BOOK」データベース>より若い才能がジャンルをこえて出会いたがいに刺激しあった時代。そして銀座が街の王様だった頃…。文章と懐かしいデザインでつづる魅惑の60年代グラフィティ。<読む前の大使寸評>中をパラパラと見ると、和田さんの作品(モノクロではあるが)が出ていて素晴らしいのである。rakuten銀座界隈ドキドキの日々【日本人が知るべき東アジアの地政学】茂木誠著、悟空出版、2019年刊<出版社>より米中覇権争いが本格化する中、日本は中国、韓国、北朝鮮とどう対峙すればよいのか。日々のニュースだけでは、国際情勢の本質が見えてこない。国家の行動や国民性は、地理や歴史の制約を大いに受ける。今こそ、欧米のエリート層が国際教養として学ぶ『地政学(地理+歴史+イデオロギー)』を武器に、日本の国益を考えよう!<読む前の大使寸評>追って記入rakuten日本人が知るべき東アジアの地政学【ことば(あたらしい教科書)】>加賀野井秀一著、プチグラパブリッシング、2006年刊<「BOOK」データベース>より「ことば」って何だろう?その深さとしなやかさを知る。脳科学・社会・身体・言語学4つの鍵から「ことば」をひも解く。<読む前の大使寸評>追って記入rakutenことば(あたらしい教科書)************************************************************図書館大好き543
2022.04.26
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『朝日デジタルの書評から』フォームや『読みたい本』フォームを作っているのだが、これを市図書館の予約に利用しようと、思い立ったのです。これまでの予約内容と予約候補は以下のとおりです。<予約中>・養老先生、病院へ行く(9/30予約、副本12、予約252)現在41位・伊坂幸太郎『ペッパーズ・ゴースト』(10/30予約、副本7、予約202)現在48位・『猫が30歳まで生きる日』(12/06予約、副本2、予約24)現在9位・ 堀川恵子『暁の宇品』(12/14予約、副本6、予約61)現在13位・人新世の「資本論」(12/18予約、副本24、予約389)現在214位・グレゴリー・ケズナジャット『鴨川ランナー』(12/23予約、副本1、予約18)現在7位・今村翔吾『塞王の楯』(1/21予約、副本11、予約522)現在399位・『スマホ脳』(1/28予約、副本40、予約511)現在348位・「監視資本主義」(2/07予約、副本1、予約30)現在24位・西加奈子『夜が明ける』(2/15予約、副本16、予約531)現在441位・女のいない男たち(3/31予約、副本8、予約207)現在203位・戦争は女の顔をしていない(4/07予約、副本7、予約31)現在29位・るるぶ宇宙(4/12予約、副本3、予約12)現在10位・パンデミック監視社会(4/24予約、副本1、予約4)<カートで待機中>・N・ネフスキー著『月と不死』・8月の果て・ある日うっかりPTA(副本4、予約39)・グレタたったひとりのストライキ<予約候補>・酒井隆史『ブルシット・ジョブの謎』・平野啓一郎『ある男』・島田雅彦『パンとサーカス』・『鎌倉殿と13人の合議制』:図書館未収蔵・村山斉『宇宙はなぜ美しいのか』:図書館未収蔵 ・ゆく川の流れは、動的平行・砂川文次『ブラックボックス』・半藤一利『太平洋戦争への道 1931-1941』:図書館未収蔵・日本文学100年の名作(6巻):西図書館でみっけ・緒方貞子『難民に希望の光を』・『中国戦線、ある日本人兵士の日記』・山口晃『すヾしろ日記 参』:図書館未収蔵 ・『猫の文学館I』『猫の文学館Ⅱ』・藻谷浩介『進化する里山資本主義』・『カラハリ アフリカ最後の野生に暮らす』・ジョージ・ミーガン『世界最長の徒歩旅行』:図書館未収蔵・ネルケ無方著『迷える者の禅修業』:図書館未収蔵<予約分受取:1/29以降> ・ブレイディみかこ『他者の靴を履く』(8/14予約、1/29受取)・本村凌二『馬の世界史』(2/03予約、2/09受取)・ドードーをめぐる堂々めぐり(1/09予約、2/16受取)・52ヘルツのクジラたち(4/15予約、2/22受取)・『ザリガニの鳴くところ』(6/04予約、3/01受取)・水村美苗『日本語で読むということ』(2/20予約、3/01受取)・くらしのアナキズム(11/27予約、4/13受取)・さばの缶づめ、宇宙へいく(3/08予約、4/13受取)・「わきまえない女」だった北条政子(2/20予約、4/13受取)・宮家邦彦『米中戦争』(11/09予約、4/26受取予定)**********************************************************************【養老先生、病院へ行く】養老孟司著、エクスナレッジ、2021年刊<「BOOK」データベース>より自身の大病、そして愛猫「まる」の死ー。医療との関わり方、人生と死への向き合い方を、みずからもがん患者である東大病院の名医とともに語る。漫画家ヤマザキマリさんとの鼎談も収録。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(9/30予約、副本12、予約252)>rakuten養老先生、病院へ行く【ペッパーズ・ゴースト】伊坂幸太郎著、朝日新聞出版、2021年刊<出版社>より少しだけ不思議な力を持つ、中学校の国語教師・檀(だん)と、女子生徒の書いている風変わりな小説原稿。生徒の些細な校則違反をきっかけに、檀先生は思わぬ出来事に巻き込まれていく。伊坂作品の魅力が惜しげもなくすべて詰めこまれた、作家生活20年超の集大成!<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(10/30予約、副本7、予約202)>amazonペッパーズ・ゴースト【猫が30歳まで生きる日】宮崎徹著、 時事通信出版局、2021年刊<「BOOK」データベース>よりAIM治療で、医療革命が起こる!猫にとって宿命的な病、腎臓病。長らく不明だったその原因がついに解明された。血液中のタンパク質「AIM(Apoptosis Inhibitor of Macrophage)」で治療が可能になるのだ。さらにAIMは、猫だけでなく人間にも効き、また腎臓病のみならず、アルツハイマー型認知症や自己免疫疾患など、これまで“治せない”と言われてきた病気への活用も期待できる。最新医療研究のリアルがここにある。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約12/06予約、副本2、予約24)>rakuten猫が30歳まで生きる日【暁の宇品】堀川恵子著、講談社、2021年刊<「BOOK」データベース>より日清戦争、上海事変、ガダルカナル、そして8・6-。日本の「海の戦争」を支えた輸送基地=宇品港の三人の司令官と、軍都・広島が背負った「宿命」。日本軍事史上の最重要問題に光を当てる傑作。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(12/14予約、副本6、予約61)>rakuten暁の宇品【人新世の「資本論」】 斎藤幸平著、集英社、2020年刊<「BOOK」データベース>より人類の経済活動が地球を破壊する「人新世」=環境危機の時代。気候変動を放置すれば、この社会は野蛮状態に陥るだろう。それを阻止するためには資本主義の際限なき利潤追求を止めなければならないが、資本主義を捨てた文明に繁栄などありうるのか。いや、危機の解決策はある。ヒントは、著者が発掘した晩期マルクスの思想の中に眠っていた。世界的に注目を浴びる俊英が、豊かな未来社会への道筋を具体的に描きだす。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(12/18予約、副本24、予約389)>rakuten人新世の「資本論」【鴨川ランナー】グレゴリー・ケズナジャット著、講談社、2021年刊<「BOOK」データベース>より日本と世界の狭間で生まれた中篇二作。外国から京都に来た青年の日常や、周囲の扱い方に対する違和感、その中で生きる不安や葛藤等を、「きみ」という二人称を用いた独特の文章で内省的に描く。京都文学賞受賞作(「鴨川ランナー」)。福井の英会話教室を突如やめる羽目になった主人公は、ある日同僚の紹介で結婚式の牧師役のバイトを紹介されるが…(「異言」)。第二回京都文学賞満票で受賞。日本語を母語としない著者が紡ぐ、新しい感性による越境文学。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(12/23予約、副本1、予約18)>rakuten鴨川ランナー【塞王の楯】今村翔吾著、集英社、2021年刊<出版社>より近江の国・大津城を舞台に、石垣職人“穴太衆”と鉄砲職人“国友衆”の宿命の対決を描く究極のエンターテインメント戦国小説。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(1/09予約、副本4、予約6)>shueisha塞王の楯【スマホ脳】アンデシュ・ハンセン著、新潮社、2020年刊<「BOOK」データベース>より平均で一日四時間、若者の二割は七時間も使うスマホ。だがスティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。なぜか?睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存ー最新研究が明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象となった世界的ベストセラーがついに日本上陸。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(1/28予約、副本40、予約537)>rakutenスマホ脳【監視資本主義】 ショシャナ・ズボフ著、東洋経済新報社、2021年刊<「BOOK」データベース>より世界的ベストセラー!監視資本主義という言葉を生み出したハーバード・ビジネススクール名誉教授が描く新世界。私たちを急襲する隠された力とその対抗策。オバマ元大統領が選ぶ2019年ベストブック選出!<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(2/07予約、副本1、予約30)>rakuten監視資本主義【夜が明ける】西加奈子著、新潮社、2021年刊<「BOOK」データベース>より思春期から33歳になるまでの男同士の友情と成長、そして変わりゆく日々を生きる奇跡。まだ光は見えない。それでも僕たちは、夜明けを求めて歩き出す。現代日本に確実に存在する貧困、虐待、過重労働ー。「当事者でもない自分が、書いていいのか、作品にしていいのか」という葛藤を抱えながら、社会の一員として、作家のエゴとして、全力で書き尽くした渾身の作品。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(2/15予約、副本16、予約531)>rakuten夜が明ける【女のいない男たち】村上春樹著、文藝春秋、2014年刊<「BOOK」データベース>より絡み合い、響き合う6編の物語。村上春樹、9年ぶりの短編小説世界。【目次】ドライブ・マイ・カー/イエスタデイ/独立器官/シェエラザード/木野/女のいない男たち<読む前の大使寸評>村上春樹の短編小説集ってか・・・『1Q84』ブームの後に、こんな本が出ていたとは、春樹ファンを自認している大使としては不覚であった。rakuten女のいない男たち【戦争は女の顔をしていない】スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ著、岩波書店 、2016年刊<「BOOK」データベース>よりソ連では第二次世界大戦で百万人をこえる女性が従軍し、看護婦や軍医としてのみならず兵士として武器を手にして戦った。しかし戦後は世間から白い目で見られ、みずからの戦争体験をひた隠しにしなければならなかったー。五百人以上の従軍女性から聞き取りをおこない戦争の真実を明らかにした、ノーベル文学賞受賞作家のデビュー作で主著!<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(/07予約、副本7、予約34)>rakuten戦争は女の顔をしていない【るるぶ宇宙】ムック、JTBパブリッシング、2021年刊<出版社>よりガイドブック「るるぶ」が宇宙進出!?月旅行から「はやぶさ2」まで、宇宙開発・宇宙旅行の最新事情が楽しみながら分かる&妄想旅で楽しめる「宇宙のガイドブック」が登場。【主な掲載内容や特集】●宇宙旅行最前線・「国際宇宙ステーション(ISS)への旅」を筆頭に、宇宙飛行の流れを「るるぶ」的なモデルプラン形式で紹介●はやぶさ2大特集・リュウグウはどんなところ?・はやぶさ2の軌跡・これから向かう小惑星1998KY26って?<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(4/12予約、副本3、予約12)>rakutenるるぶ宇宙【パンデミック監視社会】デイヴィッド・ライアン著、筑摩書房、2022年刊<「BOOK」データベース>より今回のパンデミックは、データ分析や機械学習が興隆する監視資本主義の時代に生じた、未曾有の事態である。猛威をふるうウイルスに対処するため監視技術が広範に活用され、監視によるデータ収集や人々の行動追跡・制御は、ときに権威主義と共鳴しつつも、驚くほどスムーズに受け入れられていった。パンデミックは私たちの世界をどう変えたのか。「コロナ前」に戻ることは本当に可能なのか。監視研究の世界的権威が、新型コロナウイルスがもたらした真の脅威に迫る。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(4/24予約、副本1、予約4)>rakutenパンデミック監視社会【月と不死】N・ネフスキー著、平凡社、1971年刊<出版社>より著者は日本民俗学界の異色の存在として知られるロシア人学者で,柳田国男,折口信夫らと親交を結び,沖縄,東北などの民俗を採録した。本書は日本語で発表された論文・書簡を網羅した唯一の著作集。<読む前の大使寸評>ロシア人にして、日本民俗学界の異色の存在が気になるのです。<図書館予約:(とりあえずカートに入れておこう)>heibonsha月と不死【8月の果て】柳美里著、新潮社、2007年刊<「BOOK」データベース>より日本統治下の朝鮮・密陽に生を受け、マラソンでの五輪出場を目指した亡き祖父・李雨哲。そのうしろ姿を追い、路上を駆けることを決意した柳美里。ふたりの息づかいが時空を越えて重なる瞬間、日本と朝鮮半島のあわいに消えた無数の魂が封印を解かれ、歴史の破れ目から白い頁に甦る。偉丈夫の雨哲と美丈夫の弟・雨根。血族をめぐる、ふたつの真実の物語が、いま日本文学を未踏の高みへと押し上げる。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(とりあえずカートに入れておこう)>rakuten8月の果て図書館予約の運用にも慣れて、速攻で入手するコツも何となくつかんだと思うのだ♪・朝日書評欄で探すとしたら、3ヶ月前掲載くらいのモノが狙い目かも。・専門的すぎるほどのモノは、予約0となっていることが多い。・受取館に収蔵しているモノは、移送する手間が省けるので早くなるだろう。・本屋の店頭に出た直後の新刊本・ウィキペディアでめぼしい著作を探す・神戸市図書館の予約順位は毎週火曜日(午前1時~3時) に更新されます。・Kindle版を購入すれば、その本の全て読めるのだが、紙の本から書き写す手間が好きなわけでおます。予約分受取目録R26好書好日トップ図書館情報ネットワーク 蔵書検索システム
2022.04.25
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図書館に予約していた『さばの缶づめ、宇宙へいく』という本を、待つこと1ヶ月ほどでゲットしたのです。大気圏突破ノンフィクションってか・・・おもしろそうやでぇ♪【さばの缶づめ、宇宙へいく】小坂康之×林公代著、イースト・プレス、2022年刊<「BOOK」データベース>より「宇宙食、つくれるんちゃう?」はじまりは生徒の一言だった。「鯖街道を国際宇宙ステーションへ!」高校生が作った缶づめが、宇宙へ旅立った!予算の不足や開発の難航、そして学校は統廃合の危機に。300人におよぶ生徒たちがつないだ、13年間にわたる開発のバトン。そして、それを支えた教員や周囲の大人たち。葛藤の中で皆が力を合わせたとき、宇宙への扉が開いたー。大気圏突破ノンフィクション!!<読む前の大使寸評>大気圏突破ノンフィクションってか・・・おもしろそうやでぇ♪<図書館予約:(3/08予約、副本5、予約11)>rakutenさばの缶づめ、宇宙へいく第8章でさば缶の評判が紹介されているので、見てみましょう。p177~179<宇宙で手紙が読まれる!> 大きな評判を呼んだ野口飛行士のさば缶食リポ。宇宙初YouTuber野口飛行士の動画投稿がこれで終わるはずがなかった。2020年12月、NASAがSNSで配信したクリスマスメッセージで、野口飛行士は宇宙から全世界に向けて、英語でさば缶を紹介した。「若狭高校の生徒からスペシャルなプレゼントが届きました。長い年月をかけて開発し、JAXAから正式に宇宙日本食として認証されたさば缶です。高校生の皆さん、ありがとう。小さなさば缶だけど、日本の高校生にとっては大きな跳躍、クリスマスにいただきますね」 ISS滞在中のNASA飛行士たちは大拍手。宇宙から世界に向けて若狭高校のさば缶がデビューした瞬間だった。 どうやってお礼の気持ちを伝えよう。宇宙からの大きなクリスマスプレゼントに感激した若狭高校14代さば缶チームは、野口飛行士にお礼の手紙を書くことにした。「YouTubeでのさば缶の紹介ありがとうございました! 野口さんに美味しいと言っていただけて、先輩方の目標が14年を経て達成することができました」「これからも、宇宙飛行士の方々のためにより美味しいさば缶を作れるように研究を続けていきたいと思います」 「宇宙での暮らしはどうですか?野口さんの仕事の成功と、6ヵ月の長期滞在の中、様々な困難を『全集中』で乗り切られることを願っています」 野口飛行士も似顔絵、さば缶のイラストを入れて心を込めて手紙を書いた。自分たちの写真を添え、関係者に託した。 再びサプライズが起こったのは、2021年1月末のことだ。 YouTubeチャンネル「野口飛行士の宇宙暮らし」に「さば缶の宇宙的レシピ」という動画が投稿された。若狭高校の生徒たちが書いたファンレターをISS内の野口飛行士が手にし、その内容を紹介してくれている!「ファンレターを頂きました。ありがとうございます~。14年もかかってたんですね。素晴らしい」「かわいいイラスト、写真もありがとうございました!」 さば缶だけでなく、自分たちの手紙まで宇宙に届いてしまった。びっくりする生徒たち。さらに驚いたのは動画の内容だ。野口飛行士は、さば缶とアメリカの宇宙食を組み合わせて新メニューを披露。日米コラボでいかにさば缶を美味しく食べるかのチャレンジだった。『さばの缶づめ、宇宙へいく』1
2022.04.25
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図書館に予約していた『くらしのアナキズム』という本を、待つこと5週間ほどでゲットしたのです。ロシアのプーチンさんがウクライナで侵略戦争を行っているが・・・個人的な怨念がここまで許されているなら、アナキズムについて考えるのも意味があるのではないかと思うのです。【くらしのアナキズム】松村圭一郎著、 ミシマ社、2021年刊<「BOOK」データベース>より国家は何のためにあるのか?ほんとうに必要なのか?「国家なき社会」は絶望ではない。希望と可能性を孕んでいる。よりよく生きるきっかけとなる、“問い”と“技法”を人類学の視点からさぐる。アナキズム=無政府主義という捉え方を覆す、画期的論考!<読む前の大使寸評>ロシアのプーチンさんがウクライナで侵略戦争を行っているが・・・個人的な怨念がここまで許されているなら、アナキズムについて考えるのも意味があるのではないかと思うのです。<図書館予約:(11/27予約、副本1、予約15)>rakutenくらしのアナキズム「第2章 生活者のアナキズム」で国家の機能麻痺が紹介されているので、見てみましょう。p52~55<国家が機能しなくなるとき> 2016年4月に熊本地震が起きたとき、私の母は、ひとりで家にいた。4月14日の夜9時26分、熊本地方を震源とする震度7の地震が発生。28時間後の4月16日深夜1時25分、ふたたび震度7の地震が熊本地方を襲った。 二度目の大きな揺れで、家のなかは家具が倒れ、者が散乱し、めちゃくちゃな状態になった。母は、近所の人に声をかけてもらい、一緒に近くの中学校に避難した。 避難所となった体育館は、人でごった返し、床は砂だらけだった。 母や近所の人は外に出て、星空ののとで一夜を過ごした。水道は止まり、トイレはすぐに排泄物で詰まってつかえなくなった。深夜、一瞬にしてライフラインが失われ、市内各地に避難者があふれた。公務員も被災した。避難所の運営や物資の補給など、役所が適切に対応できる状態ではなかった。 避難所をだれがどうやって運営するのかもわからず、自分たちでなんとかするしかない。トイレガつかえなくてみんなが困りはてたとき、元気がいい男子中学生数人が「プールにまだ水があるけん、自分たちがバケツで汲んでくる!」と言いだした。それに大人たちも動かされて、プールから体育館までのバケツリレーがはじまった。 その後も、水道や電気、ガスなどの復旧には時間がかかった。実家の屋根は瓦が飛んでいた。夜には雨が降るかもしれなかった。車は落ちた瓦でフロントガラスが割れてうごかせなかったし、目の前の道の一部も両側の家の塀が倒れて通行できなかった。(中略) 行政機能が麻痺し、消防も警察も、コンビニも頼れないとき、どうしたらいいのか。頼りになるのは、隣にいるふつうの人だった。不測の事態を打開する鍵は、大きな組織ではなく、小さなつながりにある。 1995年の阪神淡路大震災では、倒壊した建物などから救出された人の八割近くが家族や近隣住民の手で救助されたという。警察や消防、自衛隊が救助したのは二割ほどだった。生きるために自分たちでなんとかしていくほかない。 ときに行政やインフラなどの仕組みは頼れなくなる。それは、2018年7月の西日本豪雨のときもそうだったし、2011年3月の東日本大震災のときも、2018年10月に周防大島で大型貨物船が橋に衝突して断水したときも同じだ。広域の大災害でもないのに、住民の命にかかわる水道が40日も復旧しない事態が、いまの日本で現実に起きている。(中略) いまの日本でも、国家は隅々まで均質に社会を覆っているわけではない。国家は隅々まで均質に社会を覆っているわけではない。まだらに、でこぼこに存在している。ときどき動かなくもなる。きっとぼくらのすぐそばにも、そんな国家とは無縁の小さなスキマがたくさん残っている。アナキズムの問いかけは、そんなだれにとっても身近なスキマの持つ意味を可視化してくれる。 『くらしのアナキズム』1
2022.04.24
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図書館に予約していた『くらしのアナキズム』という本を、待つこと5週間ほどでゲットしたのです。ロシアのプーチンさんがウクライナで侵略戦争を行っているが・・・個人的な怨念がここまで許されているなら、アナキズムについて考えるのも意味があるのではないかと思うのです。【くらしのアナキズム】松村圭一郎著、 ミシマ社、2021年刊<「BOOK」データベース>より国家は何のためにあるのか?ほんとうに必要なのか?「国家なき社会」は絶望ではない。希望と可能性を孕んでいる。よりよく生きるきっかけとなる、“問い”と“技法”を人類学の視点からさぐる。アナキズム=無政府主義という捉え方を覆す、画期的論考!<読む前の大使寸評>ロシアのプーチンさんがウクライナで侵略戦争を行っているが・・・個人的な怨念がここまで許されているなら、アナキズムについて考えるのも意味があるのではないかと思うのです。<図書館予約:(11/27予約、副本1、予約15)>rakutenくらしのアナキズム「第1章 人類学とアナキズム」で優しくない国家が紹介されているので、見てみましょう。p27~30<国家はやさしい存在ではなかった> さて、ここですこし歴史を遡って、そもそも国家がどんなものだったのかを振り返ってみよう。いま国はなくてはならない存在になっている。安全な生活を守ってくれて、なにか問題が起きれば解決してくれる。みんなそう信じている。 でも歴史的にみれば、国家は、そんなやさしい存在ではなかった。アメリカの政治人類学者ジェームズ・スコットは『反穀物の人類史』のなかで、人類最古の文明とされるメソポタミアでいかに農業や国家が誕生したのかを考察している。紀元前1万年前の新石器革命で農業が生まれたことで生産力が増大して国家が誕生し、広大な領域がその支配下に入った。そんな「常識」を一変させた衝撃の書だ。 スコットは、メソポタミアを中心に中国などの例もあげながら農業と国家の起源の謎に挑んでいる。農業が健康や栄養、余暇を増進し、国家が一貫して発展・拡張してきたという物語はまったく正反対だった。スコットはそのことを先史学や考古学、人類学の知見を駆使して実証していく。 狩猟採集や遊牧の移動生活は、初期農耕にくらべてすくない労働で健康的に暮らせた。定住化は農耕のためではなく、湿地帯の多様な動植物を手に入れるためだった。そこで家畜化と栽培家が進む。しかし、家畜に餌や水を与えて野獣から保護し、土地を耕し雑草を抜いて穀物の生育リズムに生活を合わせたのは、人間が「家畜化」されたのも同然だったとスコットはいう。(中略) では国家はいかにして誕生したのか。スコットは気候変動から説明する。海水面の低下で歌仙水量が減少すると、乾燥化のために農地が減り、人口密集が進む。そこで灌漑が重要になり、権力集中や階層化が起きた。だが国家は戦争捕虜や奴隷を獲得して余剰穀物を収奪しないと存続できなかった。多くの初期国家は感染症や環境変化にも脆弱で短命に終わる。この国家の崩壊は、人びとにとっては疫病や戦争、そして穀物栽培=課税からの解放だった。 17世紀ごろまで、文字記録に残る「国史」の外側に国家のない長い時代や空白地帯があった。そこではあえて国家や穀物栽培から距離をとり、「野蛮」とされる狩猟採集や遊牧が選ばれている。 狩猟採集から農耕牧畜をへて国家ができ、人類が文明化した。スコットの本を読むと、そんな人類の単線的な発展史観の誤りを突きつけられる。国家が誕生したあとも、あえて国家やその文明から逃れて生きてきた膨大な人びとの描き残されていない「歴史」があった。そして19世紀以降、その「未開」とされてきた人びとの営みに注目したのが、人類学なのだ。
2022.04.24
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<横尾忠則を観に行こう♪16—R1>コロナウィルス対応で各種催しが自粛中であるが、久々に横尾忠則現代美術館の企画展に繰り出そうと思い立ったのです。…ということで、企画展を観る前にネットで覗いてみました。今回のポスターです。Forward to the Past 横尾忠則 寒山拾得への道より横尾忠則の最新作をご紹介します。これらは、新型コロナウィルス感染症の流行によって外出も人と会うこともままならなかった横尾が、アトリエに篭り、制作に打ち込むことで生まれました。「これまでの作品とは異なるタイプ」と作家が言うように、画家としての新たなステージを示すものとなるでしょう。中でも大きなテーマとなっている寒山拾得のモチーフは、中国は唐の時代の僧で、山に住み、詩を詠むも奇行を重ねるという特徴から数々の文学や美術に取り上げられてきました。俗世から離れ創作活動に勤しむ彼らの姿に横尾は何を見たのでしょうか本展では、これらの新作を一堂にご覧いただくとともに過去の作品を参照することで、作家自身が「朦朧体」と呼ぶ最新の様式こそが、実は数十年におよぶ絵画との格闘と模索の末に到達した理想の境地だったのではないかということを考察します[会期]2022.4.9 sat. - 2022.7.18 mon.(月:振休)【R1】4月20日に観に行ったのでレポートします。美術館屋外ポスターになったもの近年患っている難聴をテーマにキュミラズム・トゥ・アオタニキュミラズムのインスタレーション神戸文学館を望む高齢もなんのその・・・常に新しいステージ(「朦朧体」など)をめざす元気な人ですね。横尾忠則を観に行こう♪14
2022.04.23
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図書館に予約していた『「わきまえない女」だった北条政子』という本を、待つこと5週間ほどでゲットしたのです。NHKで「鎌倉殿の13人」が放映中でもあり・・・北条政子について集中的にこだわっております。【「わきまえない女」だった北条政子】跡部蛮著、双葉社、2021年刊<「BOOK」データベース>より鎌倉時代における武家政権の政治の主役は、間違いなく北条政子であった。源頼朝や北条義時とて脇役にすぎない。北条政子という類い希なる政治家を生んだのは、鎌倉時代まで特有の「女性の地位」が関係している。父親にも、夫にも、兄弟たちにも屈せず、我が道を進んだ元祖「わきまえない女」北条政子の真実を当時の女性の地位から解き明かしていく。<読む前の大使寸評>NHKで「鎌倉殿の13人」が放映中でもあり・・・北条政子について集中的にこだわっております。<図書館予約:(3/20約、副本1、予約1)>rakuten「わきまえない女」だった北条政子政子の縁者が述べられているので、見てみましょう。p166~170<其の三 政子を取り巻く人たち:弟義時> 政子と阿波局のニ姉妹、宗時・義時・時房の三兄弟。彼らは同じ母から生まれたと考えられている。義時は「四郎」と呼ばれているから四男だといえるが、彼の上には宗時しか確認できず、ほかに兄がいたとしても夭折したとみられる。義時が生まれたのは、永歴元年(1160)に頼朝が伊豆蛭ヶ小島へ流された3年後。治承元年(1177)に姉の政子と頼朝が結婚したとすると、義時は15歳。その3年後、彼が18歳のときに頼朝が旗揚げする。 しかし、頼朝は石橋山の合戦(1180)で敗れ、兄の宗時が討ち死にし、義時は父時政とともに甲斐へ行き、甲斐源氏の先達となって富士川の合戦で平氏の軍勢と戦った。そのときにはまだ父に従うだけの存在でしかない。しかも、宗時が討ち死にしたことで義時が嫡男の扱いになったのかというとそうではない。 翌治承5年(1181)4月、頼朝の寝所の警護などにあたる寝所伺候衆(11人)に任じられ、頼朝のいわば親衛隊の一員に抜擢されるものの、『吾妻鏡』には「江間四郎」の名で記載されている。「北条義時」ではないのだ。 歴史学者の細川重男氏が『吾妻鏡』から北条義時に関係する箇所を拾って調べたところ、「北条」の氏名で記載されたのが23例だったのに対して、「江間」の氏名でのの登場が59例と圧倒的に多く、「北条」の場合も、父時政や兄宗時との連記で「同四郎」と書かれたケースを含み、単独で「北条」と記された例はわずかに17例だったという。 それでは「江間」とは何なのか。北条氏発祥の地は伊豆国日方郡北条だが、その隣接地に江間という在所がある。近くには「長崎」もあり、鎌倉時代の半ば以降、その地出身の長崎氏が幕府を実質的に動かし、その一族の専横への反発が幕府を滅ぼすことになるが、もともと長崎氏は北条氏の庶流にあたり、北条氏宗家の御内人(家臣)だった。つまり、北条氏の嫡流は兄宗時であり、四郎義時は長崎氏と同じく、北条一族である「江間」氏の祖となり、兄が存命ならその家臣となる運命だった。(中略) ともあれ、江間義時は頼朝の寝所伺候衆となり、その義兄の信頼を勝ちとる機会が20歳のときにやってくる。寿永元年(1182)のこと。継母の密告によって頼朝と亀前との不倫関係が発覚し、怒った政子が牧宗親(時政の舅)に銘じて、その妾宅を破壊させた。するとこんどはそれを聞いた頼朝が激怒し、宗親を呼び出してその髷を切ってしまう。この事件の際、時政は寵愛する後妻の父に対する頼朝の仕打ちを不快に思い、無断で伊豆に帰ってしまったが、義時は父と行動を共にしなかった。 そこでそのことを喜んだ頼朝は義時を召し出し、「なんじはわが命を察し、彼(時政)の下向に従わなかったことに感じ入った。追って賞を取らせるであろう」(『吾妻鏡』)と言って褒めた。義時が義兄の信任をえて、北条宗家とは別に、あくまで江間氏の当主として生きてゆく覚悟を決めた瞬間といえる。ウーム 北条義時は女好きの頼朝と気の強い政子に挟まれて苦労したようですね。『「わきまえない女」だった北条政子』1:当時の婚姻形態
2022.04.23
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図書館に予約していた『「わきまえない女」だった北条政子』という本を、待つこと5週間ほどでゲットしたのです。NHKで「鎌倉殿の13人」が放映中でもあり・・・北条政子について集中的にこだわっております。【「わきまえない女」だった北条政子】跡部蛮著、双葉社、2021年刊<「BOOK」データベース>より鎌倉時代における武家政権の政治の主役は、間違いなく北条政子であった。源頼朝や北条義時とて脇役にすぎない。北条政子という類い希なる政治家を生んだのは、鎌倉時代まで特有の「女性の地位」が関係している。父親にも、夫にも、兄弟たちにも屈せず、我が道を進んだ元祖「わきまえない女」北条政子の真実を当時の女性の地位から解き明かしていく。<読む前の大使寸評>NHKで「鎌倉殿の13人」が放映中でもあり・・・北条政子について集中的にこだわっております。<図書館予約:(3/20約、副本1、予約1)>rakuten「わきまえない女」だった北条政子『プロローグ』に当時の婚姻形態が述べられているので、見てみましょう。p20~21<其の二 頼朝の側近大友能直の母と妻、そして巴御前> 貴族社会において主流だった婿取婚が武士の登場によって現代に通じる嫁取婚へ移行する。鎌倉時代はその移行期だ。そのことは北条政子と源頼朝の婚姻にもあらわれている。 二人が結婚した当初、頼朝は北条時政の「北条館」に住んでいたとみられるが、頼朝が旗揚げに成功し、鎌倉入りすると御所が置かれ、政子は「鎌倉殿」である夫の御所に迎えられる。そうして夫の「家」に入った妻は「家」を守る義務が生じ、同時にそのための権利もえる。「正室権」といってもいい。 そこに夫の「家」の財産は夫婦で共同管理するとの考えが生まれ、夫が亡くなった後、未亡人に「家」の財産の管理権が発生するのだ。ややもすると見落とされがちだが、そうした視点なしに、この時代の女性の地位は語れない。 たとえば、平清盛の娘盛子が関白近衛基実に嫁ぎ、夫の死後、まだ幼い基通に代わり、摂関家領の荘園や東三条邸などの近衛家財産を管理した。「平氏による摂関家の横領」と呼ばれる出来事で、たぶんに政治的な意味合いを含む話だが、この時代の女性が「家」の財産権を管理していたことを示す一例でもある。第二章では政治家政子という視点で述べられているので、見てみましょう。p87~88<其の一 長男頼家の親裁停止と「鎌倉殿の十三人」> 政治家政子の一生は次の三期に分類される。 (Ⅰ)夫頼朝の「御台所」時代 (Ⅱ)「尼御台所」として長男頼家と次男実朝を補佐・後見する時代 (Ⅲ)「二位尼」として事実上の四代将軍だった時代 (Ⅰ)期は第1章のとおり。ここでは(Ⅱ)期と(Ⅲ)期について述べる。まずは(Ⅱ)期の「尼御台所」の時代だ。政子は頼朝の死で髪を下ろし、尼となっていた。『吾妻鏡』はまず、頼朝の死から30日近くたった研究10年(1199)2月6日、政子の長男源頼家がその少し前に右近衛少将から左近衛中将へ転じた記事を載せている。つづいて朝廷より「源頼朝の遺跡を相続すべし」という宣旨が頼家に下され、ここに二代目の「鎌倉殿」が誕生した。 かれが征夷大将軍に補任されるのは3年後の話だから、近衛府の将として御家人を率いる――すなわち幕府を治めることになったわけだ。こうして2月6日、頼家の吉書始がおこなわれた。それぞれの「家」にとって節目となる折々に儀礼的に発給する文書を吉書といい、その日は「鎌倉殿」としての仕事はじめを意味する。頼家の親政がスタートしたのである。ところで、三谷幸喜さん好みのキャスティングが「三谷大河出欠表鎌倉組の55人に見られます。
2022.04.22
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図書館で『作家のおやつ』という本を、手にしたのです。【作家のおやつ】ムック、平凡社、2009年刊<(「BOOK」データベース>より三島由紀夫から森茉莉まで、美味しい、おやつのアルバム。【目次】三島由紀夫ー作家は食をあれこれ語るべからず/手塚治虫ー「チョコレートがないと僕は描けません」/開高健ー饅頭もたこ焼きも、わしは研究しつくすデ!/檀一雄ー「杏仁の匂いなつかしい」と作って食べた杏仁豆腐/植田正治ー「なんかないか、なんか甘いものないか」/瀧口修造ーお菓子なのか、オブジェなのか?/市川崑ーせんべいはちょこっとつまめるあられにかぎる/沢村貞子ーおひるは、おやつていどでいい/坂口安吾ーヒロポンとアドルムとあんこ巻き/久世光彦ー母が選んだ、うっすらミルクの匂いがするおやつ〔ほか〕<読む前の大使寸評>追って記入rakuten作家のおやつ「坂口安吾」のおやつが興味深いので、見てみましょう。p40~40<坂口安吾のアンコ巻き:嵐山光三郎> 坂口安吾はよく食べよく飲んだ。 友人を集めて食事を饗応するときは並はずれで、前菜のキャビアは一人に一びんずつ出した。「うまい」と言うと、びん詰を三つも四つもみやげに持たせた。「煙草を一本くれ」と頼むと、目の前に十箱ほどがドサドサと放り出される。流行作家でお金が入るからこんなことができるのだろうが、やたらと気前がいい。 鍋料理は相撲部屋なみの大鍋が用意され、ロース肉、ヒレ肉、ランプ肉が一貫ちかくあり、アスパラガスの舶載びん詰が二、三缶は開けられ、チーズに紅鮭の燻製、新潟産の鮭の醤油漬けがずらりと並んだ。 そのくせ「オレは胃が弱いから、肉はいけません」と言って、自分はジャガイモを蒸したものに塩をふりかけて食べた。同席した檀一雄が「オレもそれを食べてみたい」と言うと、ふかしたてのジャガイモが山ほど出た。 最後はオジヤで、これは安吾が「わが工夫せるオジヤ」と題して書いている。 まず、鶏骨、鶏肉、ジャガイモ、人参、キャベツ、豆類を入れて、野菜の原形が、とけてなくなる程度のスープストックを作る。三日以上煮る。三日以下では安吾流にならない。スープを濁らせて塩と胡椒と醤油で味をつけ、30分煮て御飯がとろけるまで柔らかくする。さらに玉子をとじこんで蓋をして蒸らす。デザートはバナナ1本。(中略) 執筆中にちょっとつまむおやつは魚肉サンドイッチだった。パンをト^ストしてバターを塗り、紅鮭醤油漬け(新潟特産)、イクラ、タラコ、ブリ照り焼きや味噌漬けの魚をはさんで食べた。 甘いものを好んだ。昭和25年に描いた『安吾巷談』に「浅草の染太郎」が出てくる。 浅草のお好み焼き屋で、安吾はこの店を事務所がわりに使っていた。店の主人は大坂からきた漫才師で「染太郎・染次郎」のコンビで時事漫談をしていた。その染太郎さんが戦争で没し、美しき未亡人(崎本はる)が、店をついだ。 染太郎は文士や芸人が出入りする溜り場で、安吾好みの店となった。この店のアンコ巻き安吾のお気に入りの一品だ。お好み焼きの皮でアンコを巻いたものである。焼きたての薄皮のなかにアンコがつまり、ひとくちほうばると、アチチチチ、アチーじゃないのアンゴサーン、という甘味で、安吾ファンならばこの混沌の官能にはまります。 安吾は、気取った料亭料理や高級レストランが嫌いだった。染太郎は浅草という盛り場の文化発信基地であった。いまでも五目焼きそばが630円、アンコ巻きは510円、といった値段である。ウン ジャガイモとか、オジヤとかお好み焼きやアンコ巻きか好きなのか、更に料亭料理が嫌いとあれば・・・いかにもB級グルメではないか♪
2022.04.22
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図書館に予約していた『さばの缶づめ、宇宙へいく』という本を、待つこと1ヶ月ほどでゲットしたのです。大気圏突破ノンフィクションってか・・・おもしろそうやでぇ♪【さばの缶づめ、宇宙へいく】小坂康之×林公代著、イースト・プレス、2022年刊<「BOOK」データベース>より「宇宙食、つくれるんちゃう?」はじまりは生徒の一言だった。「鯖街道を国際宇宙ステーションへ!」高校生が作った缶づめが、宇宙へ旅立った!予算の不足や開発の難航、そして学校は統廃合の危機に。300人におよぶ生徒たちがつないだ、13年間にわたる開発のバトン。そして、それを支えた教員や周囲の大人たち。葛藤の中で皆が力を合わせたとき、宇宙への扉が開いたー。大気圏突破ノンフィクション!!<読む前の大使寸評>大気圏突破ノンフィクションってか・・・おもしろそうやでぇ♪<図書館予約:(3/08予約、副本5、予約11)>rakutenさばの缶づめ、宇宙へいく『プロローグ』に「宇宙食さば缶チーム」が紹介されているので、見てみましょう。p1~3<野口さん、さば缶食べてますよ!> 大きすぎる夢は、一人で実現するのは難しい。 でも長い年月をかけて一人一人が力を合わせた時、信じられないことが現実になる。 その瞬間がついにおとずれた。 2020年11月27日。野口聡一宇宙飛行士が、ISS(国際宇宙ステーション)から1本の動画を初めてYou Tubeに投稿した。「宇宙食の質問がすごく多いので、今回はその中でも特に話題の・・・」 と一つの缶づめを取り出してカメラを向ける。「福井県の若狭高校の皆さんが作ってくれた、『さば缶』ですね」 缶には世界の宇宙飛行士にもわかるように「Canned Mackerel in soy sauce(サバ醤油味付け缶詰)」と英語で描かれている。そして「Fukui Wakasa High School」の文字。「普通、缶の宇宙食は開ける時にプシュッと汁が出てきちゃたりするんですけど、これは大変優秀。汁が出てきません!」 野口飛行士はフォークでさばの大きな身を刺し、パクッと口に入れた。「大変美味しいです。美味し~い!」「お魚はジューシーで、しょうゆの味がしっかりしみてます」「高校生の皆さん、ありがとうございます!」 このビッグニュースはSNSでたちまち全国に拡散されると共に、さば缶を開発した福井県立若狭高校にも即座に届けられた。 JAXA(宇宙航空研究開発機構)から「野口さんがさば缶食べてますよ!動画を見てください!」とのメールを職員室で受け取った「さば缶先生」こと小坂康之教諭は、動画を見て椅子ごと飛び上がるように驚くと、とっさにスマホをつかみ、海洋科学科の教室へ走った。「大変や~! 見て見て!」 ちょうど休み時間に入るところだった。普段何が起ころうとどっしり構え、動揺する姿をめったに生徒に見せない小坂の慌てっぷりに「なになに?」と生徒が集まってくる。「野口さんがさば缶食べてくれてる! You Tubeで若狭高校って紹介してるで!」「え~!?」「やばい!」 歓声が起こり、小坂のスマホを生徒が取り囲む。 さばを宇宙空間に浮かべ、もぐもぐと満足げに食べる野口飛行士の姿を、開発を担当した3人の生徒は、食い入るように見つめていた。「おぉ・・・」。感動が大きすぎるのか、なかなか言葉にならない。だがその瞳はキラキラと輝いている。 約10日前の11月16日、野口飛行士が乗るクルードラゴンがISSに向けて打ち上がる様子を、クラス全員がNASAの生中継番組で見守った。自分たちが作ったさば缶がちゃんとISSに届いていて、宇宙に到着したばかりの野口飛行士が本当に食べてくれている。しかも、「美味しい」って言ってくれた! 何十種類もある宇宙宇宙食の中で、最初に食リポしてくれたなんて。
2022.04.21
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図書館で『中国が世界を攪乱する』という本を、手にしたのです。ウクライナを侵略しているロシアを中国が支持しているようだが・・・中華思想はその程度のものかとあきれるわけです。【中国が世界を攪乱する】野口悠紀雄著、東洋経済新報社、2020年刊<「BOOK」データベース>より2018年以降、米中貿易戦争が世界経済に大混乱をもたらした。2020年、新型コロナウイルスの感染が世界に広がった。感染源とされる中国では経済活動が徐々に平常化しているが、欧米をはじめ各国では依然、予断を許さない。これらのできごとを通じて見えてきたものは何か?未来を分権的で自由な社会とするのか、集権的で管理された社会とするのか。社会の基本原理をめぐる重大な選択がわれわれに突きつけられている。<読む前の大使寸評>ウクライナを侵略しているロシアを中国が支持しているようだが・・・中華思想はその程度のものかとあきれるわけです。rakuten中国が世界を攪乱するこのところ、プーチンさんが偽情報を流して国威発揚しているが、ではロシア寄りの中国はどうしているのか見てみましょう。『第Ⅲ部 第12章』で中国の未来を見てみましょう。p211~214<1 「データ共産主義」が実現し、究極のデジタル独裁者が生まれるか?>■『1984年』のブラザーは古い技術 ジョージ・オーウェルは、1949年に発表した小説『1984年』で、「ビッグ・ブラザー」と呼ばれる全知全能の支配者が、全国民の全生活を監視している様を描いた。支配の道具は「テレスクリーン」と呼ばれる双方向のテレビジョンだ。さらには、町なかに仕掛けられたマイクがある。これらによって、市民の行動は屋内・屋外を問わず、1日中「真理省」に監視される。 しかし、よく考えてみると、ビッグ・ブラザーは、原理的に実行不可能だ。なぜなら、監視に必要な人員が大変な数になってしまうからだ。その他の必要人員を考えると、全国民を超えるほどの人間が必要になってしまう。つまり、国民一人ひとりの個人情報をテレスクリーンで中央当局が把握することなど、とても不可能なのである。ソ連は、これに近いことを行おうとして経済の効率性が低下し、崩壊した。 しかし、それは、テレスクリーンとかマイクのような古い技術を使うからである。 AIを用いれば、事態は変わる。インターネットの利用を通じて大量の個人情報が収集され、AIによるプロファイリングや信用スコアリングで、個人が評価される。これは、監視国家をもたらす危険がある。■AIを使えば大量の情報を処理できる 中国では、18桁の身分証番号を用いる身分証のシステムが、すでに1995年に導入されている。記載項目は、氏名・性別・民族・生年月日・住所などだ。身分証番号は、生まれた日に決定され、終生不変の個人番号となる。満16歳になると、有形の身分証が交付される。ホテルに宿泊する場合や、高速鉄道や飛行機の切符を買う場合に、提示が求められる。 しかし、仮にこうしたシステムによって全国民の詳細データが得られても、これまでの技術では、膨大な人口が生み出すデータはさばききれなかった。中国では、これまでも監視カメラが設置されていた。しかし、それらを有機的に結合した運用はできなかった。 ところが、AIを利用することによって、それら大量の情報を有効に活用できるようになりつつある。中国にすでに検閲制度「金盾」が存在する。AIの活用によってSNS等の情報を分析し、政府が個人情報を抽出することは十分に考えられる。 いくつかの市では、身分証をデジタル化する試験運用が始まっている。携帯電話のSIMカードと身分証が関連付けられ、携帯電話に表示する形で身分証を提示する。 ビッグデータによるプロファイリングが進むと、国民がどのような政治思想を持っているかも推測できるので、中央の支配者が反政府的思想をチェックできる。さらに、電子マネーから得られる情報がある。すでに、電子マネーの取引情報を用いた信用スコアリングは導入されている。デジタル人民元(中国人民銀行が発行する仮想通貨)が導入されれば、極めて詳細な情報が、国民のほぼすべてについて得られるだろう。 ■進行しつつある国民監視のシステム 中国の国民監視システム「天網」は監視カメラが人の動きを追跡し、AIによる顔認証で、個人を特定する。設置カメラの総数は、1億7000万台と言われる。交通信号を守らない通行人が街灯カメラで捉えられ、顔識別システムで個人が特定されて、後日警察から本人に、違反を確認したとの連絡が届くのだという。さらに、顔認証できるサングラスを警官がかけて行う犯罪者の取り締まりも、開始されているという。 「一体化統合作戦プラットフォーム(IJOP)」は、新疆ウイグル自治区で、イスラム教徒の少数民族ウイグル族を監視する大規模なシステムだ。IJOPについては、人権擁護団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)」が2019年5月に発表した報告書で、その存在を明らかにしている。電話や自動車、IDカードを追跡して人々の動きをモニタリングする。電気やガソリンスタンドの使用履歴も取得される。これを用いて住民の行動を把握し、拘束や施設への大量収容を行っていたとされる。『中国が世界を攪乱する』2:中国のSNS社会『中国が世界を攪乱する』1:中国の情報技術
2022.04.21
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早朝に散歩する太子であるが、南東の空に月と金星が見えるのです。ちょうど三日月の内側に金星が位置しているが、これって中東諸国が好むマークではないか。また、このマークは春分と関係があるのではないか?このところ暑い日がつづいたが、来週は雨模様になるとの予報がでています。「百穀春雨」となるのか♪『日本のならわしとしきたり』という蔵書に二十四節季の記事があることを思い出したのです。【日本のならわしとしきたり】ムック、 徳間書店、2012年刊<内容紹介>ありふれたムック本ということなのか、ネットにはデータがありません。<大使寸評>とにかく「今日は二十四節季でいえば、何になるか♪」を知りたいロボジーにとって、座右の書となるでしょう♪Amazon日本のならわしとしきたりこの本で、穀雨のあたりを見てみましょう。和暦p12<穀雨>種蒔きの時期と穀物を育てる恵みの雨の節気 現行の暦では4月20日ころから立夏の前日までの期間が「穀雨」である。「春」の最後の節であり、「夏」が近づいていることが日々体感できる季節である。『暦便覧』には、「春雨降りて百穀を生化すればなり」と記されているが、「穀雨」のころの雨は、全ての穀物の生長を助ける雨であり、これが名前の由来ともなっている。 穀雨のころは、農業では種蒔きの時期にあたるが、節気の名前からわかる通り、植物の成長に欠かせない柔らかく優しい雨に恵まれる時期ともなっている。自然の摂理のすばらしさを感じると同時に、植物も動物も、そして人間も大いなる自然に「生かされている」とも言えそうである。 また、この時期の雨は「百穀春雨」とも呼ばれているが、百穀の植物を潤おし、芽を出させる穀雨は、天からの恵みの水でもあったのである。 穀雨を過ぎると、暦の上では夏に入るが、立夏直前に「八十八夜」を迎えることになる。 八十八夜は「お茶の葉の摘む時」。清明節前に摘んだ茶葉は「明前茶」、清明から穀雨までの茶葉は「雨前茶」、穀雨以後の茶葉は「雨後茶」と呼ばれ、それぞれが繊細な特徴を持つ茶葉であると言われている。穀雨の時期の七十二候は、次のようになっている。 初候「葦始生(あしはじめてしょうず)」葦が芽を吹き始める。 次候「霜止出苗(しもやみてなえいず)」霜が終り稲の苗が生長する。 末候「牡丹華(ぼたんはなさく)」牡丹の花が咲く。二十四節季の清明に注目
2022.04.20
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図書館で『考古学の発見100(ナショナルジオグラフィック2021年11月号)』という雑誌を、手にしたのです。おお 今回の特集がいいではないか、これは借りるしかないでえ♪【考古学の発見100(ナショナルジオグラフィック2021年11月号)】 雑誌、ナショナルジオグラフィック、2021年刊<商品説明>より【特集】●世界を驚かせた考古学の発見100過去2世紀ほどで、人類の歴史に対する理解は一気に深まった。そのきっかけが、考古学の誕生だ。世界各地で遺跡や遺物が次々に見つかり、調査手法が進歩するにつれて、先人の物語が解明されてきた。●長い旅が教えたこと人類の拡散ルートをたどる徒歩の旅は、貴重な教訓を与えてくれている。●南極の海の生命を守る海氷が解け、オキアミ漁船が増える南極半島沖。海洋保護区の設立が急がれる。<読む前の大使寸評>おお 今回の特集がいいではないか、これは借りるしかないでえ♪rakuten考古学の発見100(ナショナルジオグラフィック2021年11月号)地球を歩く旅を、見てみましょう。(文:ポール・サロペック)p110~121<長い旅が教えてくれたこと> 私は人類の祖先の足跡を徒歩でたどりながら、その理由を考え続けている。この「アウト・オブ・エデン・ウォーク」プロジェクトを始めてからもうすぐ9年。東南アジアまでやって来た。最終的には南米大陸の南端まで行く予定だ。私の当初の目的はとてもシンプルだった。人生をゆっくり歩むこと。思考や仕事、生活のペースを落とすことだ。 だが、世界にはそうさせてもらえない問題が山積していた。気候変動に、絶滅していく生き物たち、移住を余儀なくされる人々、反体制派による暴動、新型コロナウイルスの脅威。3000日を超える日々、私は毎日ブーツのひもを結び、一歩一歩、地球の大きさを確かめるように歩き続けた。だがミャンマーまで来て、初めてクーデターに遭遇することとなる。 2021年2月1日、ビザの手続きのために滞在していたヤンゴンのホテルで、私は心穏やかでなかった。テレビでは、ミャンマー国軍のミン・アウン・フライン総司令官が、民主化運動指導者のアウン・サン・スー・チーと政府関係者を拘束したと発表している。(中略) 太陽が昇る東を目指して3万8500キロ歩き続けるという私のむちゃな旅も、もう半分近くまできた。道中で出会った数千人の顔が浮かんでくる。あのなかで、この不確実な時代を生き抜く力をもっているのは誰だろう?心身ともに健康を保ったまま未来へと進めるのは? ミャンマー軍による弾圧が激しさを増すにつれ、ヤンゴン全体がまるで健忘症にかかったような奇妙な状態に陥った。言葉のやりとりが消えていくのだ。バリケードを固めていた民主化運動の活動家や芸術家、学生や若者は、暗号化されたアプリを使って会話するようになった。検問所では、兵士が市民の携帯電話をチェックしている。人々身の安全を図るため、携帯電話のメッセージに有効期限を設定し、自動的に消去されるようにしていた。 人々の恐怖や怒り、相手への配慮をつづった言葉の記録は、黄色い朝日に目覚めるたびに消えていった。私は無言で革命のなかを歩いていた。思えばあのとき、私は初期の人類に最も近い状態だったのではないだろうか。■カデル・ヤリの足を覚えておこう。 ガイドだったヤリの、たこだらけでステーキ肉のように平べったい足が、振り子の重りのように腰から振り出される。永遠に続くのではと思うほどなめらかな脚運びで、彼はエチオピアの大地溝帯を進んでいた。 焼けつくような日差しのなか、ヤリと私は2頭のラクダとともに、アデン湾を目指して、異様なほど美しい砂漠を約250キロ歩いた。ヤリの履いているゴムサンダルが、まるでスケートのように地表をすべる。それは超人的に効率の良い歩き方だった。人類が雨を求めて大陸を横断し、果てしなく進めるように編み出された、大昔からある歩き方だ。(中略) 移動は人類最古の生き残り戦略だ。遊牧民は歩くことで天変地異を切り抜ける。私が足跡をたどっている石器時代の人類も、同じだったに違いない。彼らは教えてくれる。数珠を持って歩くように、家を持ち運びなさいと。必要最小限の動きで歩きなさいと。いつでも方向転換できるようにしておきなさいと。■21世紀を歩むにつれ、人類は二つのグループに分かれていった。 勝ち組は動く機械に乗り、座ったまま移動する。それ以外の人々は、自分の骨に乗って移動する――つまり歩くのだ。地球を歩いていると、後者に該当する人々に数多く出会う。“見えない人々だ”難民、社会から見捨てられた人、国連の推計によると、こうした自分の意志に反して移住せざるを人は世界中に少なくとも8000万人いるとされる。 私は彼らの食事を忘れない。アルメニアとアゼルバイジャンが領有権を争うナゴルノ・カラバフの山中で、私はシリアから逃げてきたアルメニア人難民が暮らす、壊れかけたアパートの扉をノックした。「ちょっと待ってて!」と、女性たちの大きな返事が聞こえる。大急ぎで食事をこしらえている音がしていた。 彼女たちは私に、キュウリと塩、チーズ、古くなった平たいパンを振る舞ってくれた。皿代わりに広げた新聞紙の上に、何度もお代わりをよそってくれる。私に気を使って、座ろうともしない。彼らの全財産は、たった2個のスーツケースに収まってしまうほど少ないのに。アウト・オブ・エデン・ウォークといえば、2014年のナショナルジオグラフィックに載っていたことを思い出したのです。「人類の旅路を歩く」シリーズ2014.07.10
2022.04.20
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図書館で『漢字と日本語』という本を、手にしたのです。おお漢字雑学ってか・・・中国は嫌いだけど、漢字雑学は好きでおます♪【漢字と日本語】高島俊男著、講談社、2016年刊<出版社>より「外来語」はいつからあるのか?「復原」と「復元」、「降伏」と「降服」のちがいは?「空巣」の意味は、年寄りだけの家!?「健康」「積極」「場合」は中国が日本から取り入れた外来語だった。俗字、異体字、略字の由来は?読んだその日からつい誰かに話したくなる漢字雑学の数々。中国文学者が漢字と日本語の面白さを洒脱に書き下ろしたPR誌「本」の人気連載、新書化第二弾!<読む前の大使寸評>おお漢字雑学ってか・・・中国は嫌いだけど、漢字雑学は好きでおます♪rakuten漢字と日本語「第Ⅳ章」で中国の「ドーダ」を、見てみましょう。つまり「おれはこんなに偉いんだぞ、ドーダ」の解明になりますが。p142~149<中国の「ドーダ」> 東京大田区の後藤延一さんが、NHKテレビ番組「中国文明の謎」三巻のDVDを送ってくださった。第一回は「中華の源流・華王朝は実在した」、二は「漢字誕生」、三は「始皇帝中華帝国」である。 つけたお手紙に「中国のドーダですね」とある。「ドーダ」は東海林さだおさんの名言である。 早速見ました。後藤さんの言う通りである。第一回は「おれはこんなに古いんだぞ、ドーダ」、二は「おれはこんなに賢いんだぞ、ドーダ」、三は「おれはこんなに偉いんだぞ、ドーダ」といったところか。 何も知らぬ一人の日本人が北京あたりの骨董屋に迷いこんでそこの親父の説教を聞く、という仕立てである。その親父が「ドーダ」をやるわけだ。 後藤さんが、NHK取材班『中華文明の誕生』(2012、講談社)のコピーをつけてくださっている。これは面白かった。左に引きます。とびとびです。(中略) ここ掘れワンワンである。もっともここ掘れワンワンは掘る場所の指定だが、こちらは掘り出すものの指定である。仰せの通り首尾よく「夏王朝は実在した」を掘り出しました、というわけだ。 学問にもいろいろあるが、歴史学は最もアブナイ学問である。学者のまじめな勉強が権力の足元を掘りかねない。だから国家は手綱を離さない。中国の歴史学は中国共産党の侍女である。 と言うと中国の歴史学をバカにする人があるかもしれないが、日本だってつい先ごろまで、歴史学は天皇制の飼犬だった。天照大神だの神武天皇だのという神聖不可侵のシロモノがあって、無条件にあがめたてまつらねばならなかった。わたしなどはまずそれから教えられたクチだ。 中国の歴史学は天照や神武のいる歴史学である。誰が天照かは時によって変わるが――。 1949年建国後の、歴史学者が語る歴史はだいたいこうだった。――人類の歴史は階級闘争の歴史である。当然中国の歴史もそうである。数千年の昔から中国の労働人民は、悪逆非道の支配階級に抗し、幾百度も立ちあがって果敢な闘争を挑んできた。20世紀にいたって労働人民の前衛中国共産党が現われ、その正しい指導にみちびかれて労働人民はみずからを解放し、社会主義中国の主人公になった・・・。まあ労働人民が天照、共産党が神武、ということになりますかね。これだとそう地面を掘ることもなかった。中国の「ドーダ」が顕著になってきたのはわりあい最近である。1976年に毛沢東が死んで、どこかにかくれていた鄧小平が二度めの復活をして、2年ほどのあいだに最高実力者になって、どえらいことをやった。階級闘争路線を放棄し、国の進路を百八十度転換して、「改革開放」(市場経済)を始めた。70年代末の段階で、社会主義を見限ったわけだ。 あとで考えれば、それは明らかに正しい選択だった。その後80年代以降に、ソ連も東欧もみんなつぶれたのだから――。しかし、牛が牛であることをやめるみたいなものだから、その手があるとはだれも気づかなかった。鄧小平の聡明と貫録をもって初めてやれたことだ。 それ以後、特に90年代初めの鄧小平の南巡講話囲碁、中国の経済はめざましく伸び、アメリカにつぐ規模を有するに至った。これが「ドーダ」の裏づけになっている。むやみに「中華民族」と唱え始めたのもこのころからである。「中華民族」という言葉は1920年ごろに孫文が発明したと言われている。便利な言葉である。多くのばあい、漢人(漢族。チャイニーズ)自誇称である。日本人が「天孫民族」と称して威張ったみたいなものだ。しかしばあいによっては(公式には)支配下の多数の(中国政府によれば55の)種族をも含む、ことになっている。 ウイグル人やチベット人に「お前たちも中華民族だよ」と言ってやるわけだ。本気で言っているわけじゃない。ウイグル人やチベット人も本気で受け取って喜ぶわけじゃない。 70年代末までは、民族は階級に解消される、という建前だから、民族を言い立てる必要はなかった。共産党は労働人民の前衛、ということで、支配階級を仕立てていじめていれば事はすむ。「中華民族」が必要になってきたのはそれ以後である。 鄧小平の「改革開放」は偉大だったが、そのかわり共産党権力の存在理由があやしくなった。アメリカや日本の権力なら、国民の自由な選挙で選ばれております、という建前がつうようするが、競争相手の存在を許さない中国ではそれはない。以前は、働く者の天国社会主義への導き手、だったが、鄧小平はその「社会主義への道」を捨ててしまった。「中華民族」の出番、とあいなったのだろう。(中略) それに何より、中国共産党には競争相手がいない。 競争相手のいない状態が「統一」である。テレビ番組「夏王朝」「漢字」「始皇帝」の三点セットも、一貫した主題は「統一」である。秦始皇が天下を統一したことは言うまでもない。諸地域で話される違った言葉を統一するものが漢字である。漢字によって中華諸地域は一つになった、と番組は言う。 夏王朝も、紀元前二千年ごろにできた当初から統一王朝であったように、番組は、つまり骨董屋のおっさんは言う。三点セットに階級の視点は全くない。あるは民族・統一のみである。「中華民族」が天照だ。『漢字と日本語』1
2022.04.20
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今回借りた4冊です。 だいたい支離滅裂に借りているけど、今回の傾向は、強いていえば、「予約本」でしょうか♪<市立図書館>・くらしのアナキズム・さばの缶づめ、宇宙へいく・「わきまえない女」だった北条政子・作家のおやつ<大学図書館>(ただいま市民への開放サービスを休止中)図書館で手当たり次第で本を探すのがわりと楽しいが・・・これが、図書館での正しい探し方ではないかと思ったりする(笑)***********************************************************【くらしのアナキズム】松村圭一郎著、 ミシマ社、2021年刊<「BOOK」データベース>より国家は何のためにあるのか?ほんとうに必要なのか?「国家なき社会」は絶望ではない。希望と可能性を孕んでいる。よりよく生きるきっかけとなる、“問い”と“技法”を人類学の視点からさぐる。アナキズム=無政府主義という捉え方を覆す、画期的論考!<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(11/27予約、副本1、予約15)>rakutenくらしのアナキズム【さばの缶づめ、宇宙へいく】小坂康之×林公代著、イースト・プレス、2022年刊<「BOOK」データベース>より「宇宙食、つくれるんちゃう?」はじまりは生徒の一言だった。「鯖街道を国際宇宙ステーションへ!」高校生が作った缶づめが、宇宙へ旅立った!予算の不足や開発の難航、そして学校は統廃合の危機に。300人におよぶ生徒たちがつないだ、13年間にわたる開発のバトン。そして、それを支えた教員や周囲の大人たち。葛藤の中で皆が力を合わせたとき、宇宙への扉が開いたー。大気圏突破ノンフィクション!!<読む前の大使寸評>大気圏突破ノンフィクションってか・・・おもしろそうやでぇ♪<図書館予約:(3/08予約、副本5、予約11)>rakutenさばの缶づめ、宇宙へいく【「わきまえない女」だった北条政子】跡部蛮著、双葉社、2021年刊<「BOOK」データベース>より鎌倉時代における武家政権の政治の主役は、間違いなく北条政子であった。源頼朝や北条義時とて脇役にすぎない。北条政子という類い希なる政治家を生んだのは、鎌倉時代まで特有の「女性の地位」が関係している。父親にも、夫にも、兄弟たちにも屈せず、我が道を進んだ元祖「わきまえない女」北条政子の真実を当時の女性の地位から解き明かしていく。<読む前の大使寸評>NHKで「鎌倉殿の13人」が放映中でもあり・・・北条政子について集中的にこだわっております。<図書館予約:(3/20約、副本1、予約1)>rakuten「わきまえない女」だった北条政子【作家のおやつ】ムック、平凡社、2009年刊<(「BOOK」データベース>より三島由紀夫から森茉莉まで、美味しい、おやつのアルバム。【目次】三島由紀夫ー作家は食をあれこれ語るべからず/手塚治虫ー「チョコレートがないと僕は描けません」/開高健ー饅頭もたこ焼きも、わしは研究しつくすデ!/檀一雄ー「杏仁の匂いなつかしい」と作って食べた杏仁豆腐/植田正治ー「なんかないか、なんか甘いものないか」/瀧口修造ーお菓子なのか、オブジェなのか?/市川崑ーせんべいはちょこっとつまめるあられにかぎる/沢村貞子ーおひるは、おやつていどでいい/坂口安吾ーヒロポンとアドルムとあんこ巻き/久世光彦ー母が選んだ、うっすらミルクの匂いがするおやつ〔ほか〕<読む前の大使寸評>追って記入rakuten作家のおやつ************************************************************図書館大好き542
2022.04.19
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『朝日デジタルの書評から』フォームや『読みたい本』フォームを作っているのだが、これを市図書館の予約に利用しようと、思い立ったのです。これまでの予約内容と予約候補は以下のとおりです。<予約中>・養老先生、病院へ行く(9/30予約、副本12、予約252)現在51位・伊坂幸太郎『ペッパーズ・ゴースト』(10/30予約、副本7、予約202)現在50位・宮家邦彦『米中戦争』(11/09予約、副本1、予約14)現在1位・『猫が30歳まで生きる日』(12/06予約、副本2、予約24)現在9位・ 堀川恵子『暁の宇品』(12/14予約、副本6、予約61)現在16位・人新世の「資本論」(12/18予約、副本24、予約389)現在219位・グレゴリー・ケズナジャット『鴨川ランナー』(12/23予約、副本1、予約18)現在8位・今村翔吾『塞王の楯』(1/21予約、副本11、予約522)現在409位・『スマホ脳』(1/28予約、副本40、予約511)現在364位・「監視資本主義」(2/07予約、副本1、予約30)現在25位・西加奈子『夜が明ける』(2/15予約、副本16、予約531)現在452位・女のいない男たち(3/31予約、副本8、予約207)現在208位・戦争は女の顔をしていない(4/07予約、副本7、予約31)現在31位・るるぶ宇宙(4/12予約、副本3、予約12)現在11位<カートで待機中>・N・ネフスキー著『月と不死』・8月の果て・ある日うっかりPTA(副本4、予約39)・グレタたったひとりのストライキ<予約候補>・『コロナ危機の政治』・『鎌倉殿と13人の合議制』:図書館未収蔵・村山斉『宇宙はなぜ美しいのか』:図書館未収蔵 ・ゆく川の流れは、動的平行・砂川文次『ブラックボックス』・パンデミック監視社会・半藤一利『太平洋戦争への道 1931-1941』:図書館未収蔵・日本文学100年の名作(6巻):西図書館でみっけ・緒方貞子『難民に希望の光を』・『中国戦線、ある日本人兵士の日記』・山口晃『すヾしろ日記 参』:図書館未収蔵 ・『猫の文学館I』『猫の文学館Ⅱ』・藻谷浩介『進化する里山資本主義』・『カラハリ アフリカ最後の野生に暮らす』・ジョージ・ミーガン『世界最長の徒歩旅行』:図書館未収蔵・ネルケ無方著『迷える者の禅修業』:図書館未収蔵<予約分受取:1/29以降> ・ブレイディみかこ『他者の靴を履く』(8/14予約、1/29受取)・本村凌二『馬の世界史』(2/03予約、2/09受取)・ドードーをめぐる堂々めぐり(1/09予約、2/16受取)・52ヘルツのクジラたち(4/15予約、2/22受取)・『ザリガニの鳴くところ』(6/04予約、3/01受取)・水村美苗『日本語で読むということ』(2/20予約、3/01受取)・くらしのアナキズム(11/27予約、4/13受取)・さばの缶づめ、宇宙へいく(3/08予約、4/13受取)・「わきまえない女」だった北条政子(2/20予約、4/13受取)**********************************************************************【養老先生、病院へ行く】養老孟司著、エクスナレッジ、2021年刊<「BOOK」データベース>より自身の大病、そして愛猫「まる」の死ー。医療との関わり方、人生と死への向き合い方を、みずからもがん患者である東大病院の名医とともに語る。漫画家ヤマザキマリさんとの鼎談も収録。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(9/30予約、副本12、予約252)>rakuten養老先生、病院へ行く【ペッパーズ・ゴースト】伊坂幸太郎著、朝日新聞出版、2021年刊<出版社>より少しだけ不思議な力を持つ、中学校の国語教師・檀(だん)と、女子生徒の書いている風変わりな小説原稿。生徒の些細な校則違反をきっかけに、檀先生は思わぬ出来事に巻き込まれていく。伊坂作品の魅力が惜しげもなくすべて詰めこまれた、作家生活20年超の集大成!<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(10/30予約、副本7、予約202)>amazonペッパーズ・ゴースト【米中戦争】宮家邦彦著、朝日新聞出版、2021年刊<「BOOK」データベース>よりこれは対岸の火事ではないー最新地政学で読み解く、米中攻防の行方。米中の武力衝突は決してフィクションではない。安全保障学の重鎮である著者が、米国と中国の最新情勢を分析した上で、平時と有事の隙間をつく“グレーゾーン事態”を含む、情報、サイバー、宇宙、電磁界など多次元に広がった「ハイブリッド戦争」の最前線に迫り、二つの大国間で起こりうる軍事対立の見取り図を描く!<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(11/09予約、副本1、予約14)>amazon米中戦争【猫が30歳まで生きる日】宮崎徹著、 時事通信出版局、2021年刊<「BOOK」データベース>よりAIM治療で、医療革命が起こる!猫にとって宿命的な病、腎臓病。長らく不明だったその原因がついに解明された。血液中のタンパク質「AIM(Apoptosis Inhibitor of Macrophage)」で治療が可能になるのだ。さらにAIMは、猫だけでなく人間にも効き、また腎臓病のみならず、アルツハイマー型認知症や自己免疫疾患など、これまで“治せない”と言われてきた病気への活用も期待できる。最新医療研究のリアルがここにある。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約12/06予約、副本2、予約24)>rakuten猫が30歳まで生きる日【暁の宇品】堀川恵子著、講談社、2021年刊<「BOOK」データベース>より日清戦争、上海事変、ガダルカナル、そして8・6-。日本の「海の戦争」を支えた輸送基地=宇品港の三人の司令官と、軍都・広島が背負った「宿命」。日本軍事史上の最重要問題に光を当てる傑作。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(12/14予約、副本6、予約61)>rakuten暁の宇品【人新世の「資本論」】 斎藤幸平著、集英社、2020年刊<「BOOK」データベース>より人類の経済活動が地球を破壊する「人新世」=環境危機の時代。気候変動を放置すれば、この社会は野蛮状態に陥るだろう。それを阻止するためには資本主義の際限なき利潤追求を止めなければならないが、資本主義を捨てた文明に繁栄などありうるのか。いや、危機の解決策はある。ヒントは、著者が発掘した晩期マルクスの思想の中に眠っていた。世界的に注目を浴びる俊英が、豊かな未来社会への道筋を具体的に描きだす。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(12/18予約、副本24、予約389)>rakuten人新世の「資本論」【鴨川ランナー】グレゴリー・ケズナジャット著、講談社、2021年刊<「BOOK」データベース>より日本と世界の狭間で生まれた中篇二作。外国から京都に来た青年の日常や、周囲の扱い方に対する違和感、その中で生きる不安や葛藤等を、「きみ」という二人称を用いた独特の文章で内省的に描く。京都文学賞受賞作(「鴨川ランナー」)。福井の英会話教室を突如やめる羽目になった主人公は、ある日同僚の紹介で結婚式の牧師役のバイトを紹介されるが…(「異言」)。第二回京都文学賞満票で受賞。日本語を母語としない著者が紡ぐ、新しい感性による越境文学。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(12/23予約、副本1、予約18)>rakuten鴨川ランナー【塞王の楯】今村翔吾著、集英社、2021年刊<出版社>より近江の国・大津城を舞台に、石垣職人“穴太衆”と鉄砲職人“国友衆”の宿命の対決を描く究極のエンターテインメント戦国小説。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(1/09予約、副本4、予約6)>shueisha塞王の楯【スマホ脳】アンデシュ・ハンセン著、新潮社、2020年刊<「BOOK」データベース>より平均で一日四時間、若者の二割は七時間も使うスマホ。だがスティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。なぜか?睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存ー最新研究が明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象となった世界的ベストセラーがついに日本上陸。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(1/28予約、副本40、予約537)>rakutenスマホ脳【監視資本主義】 ショシャナ・ズボフ著、東洋経済新報社、2021年刊<「BOOK」データベース>より世界的ベストセラー!監視資本主義という言葉を生み出したハーバード・ビジネススクール名誉教授が描く新世界。私たちを急襲する隠された力とその対抗策。オバマ元大統領が選ぶ2019年ベストブック選出!<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(2/07予約、副本1、予約30)>rakuten監視資本主義【夜が明ける】西加奈子著、新潮社、2021年刊<「BOOK」データベース>より思春期から33歳になるまでの男同士の友情と成長、そして変わりゆく日々を生きる奇跡。まだ光は見えない。それでも僕たちは、夜明けを求めて歩き出す。現代日本に確実に存在する貧困、虐待、過重労働ー。「当事者でもない自分が、書いていいのか、作品にしていいのか」という葛藤を抱えながら、社会の一員として、作家のエゴとして、全力で書き尽くした渾身の作品。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(2/15予約、副本16、予約531)>rakuten夜が明ける【女のいない男たち】村上春樹著、文藝春秋、2014年刊<「BOOK」データベース>より絡み合い、響き合う6編の物語。村上春樹、9年ぶりの短編小説世界。【目次】ドライブ・マイ・カー/イエスタデイ/独立器官/シェエラザード/木野/女のいない男たち<読む前の大使寸評>村上春樹の短編小説集ってか・・・『1Q84』ブームの後に、こんな本が出ていたとは、春樹ファンを自認している大使としては不覚であった。rakuten女のいない男たち【戦争は女の顔をしていない】スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ著、岩波書店 、2016年刊<「BOOK」データベース>よりソ連では第二次世界大戦で百万人をこえる女性が従軍し、看護婦や軍医としてのみならず兵士として武器を手にして戦った。しかし戦後は世間から白い目で見られ、みずからの戦争体験をひた隠しにしなければならなかったー。五百人以上の従軍女性から聞き取りをおこない戦争の真実を明らかにした、ノーベル文学賞受賞作家のデビュー作で主著!<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(/07予約、副本7、予約34)>rakuten戦争は女の顔をしていない【るるぶ宇宙】ムック、JTBパブリッシング、2021年刊<出版社>よりガイドブック「るるぶ」が宇宙進出!?月旅行から「はやぶさ2」まで、宇宙開発・宇宙旅行の最新事情が楽しみながら分かる&妄想旅で楽しめる「宇宙のガイドブック」が登場。【主な掲載内容や特集】●宇宙旅行最前線・「国際宇宙ステーション(ISS)への旅」を筆頭に、宇宙飛行の流れを「るるぶ」的なモデルプラン形式で紹介●はやぶさ2大特集・リュウグウはどんなところ?・はやぶさ2の軌跡・これから向かう小惑星1998KY26って?<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(4/12予約、副本3、予約12)>rakutenるるぶ宇宙【月と不死】N・ネフスキー著、平凡社、1971年刊<出版社>より著者は日本民俗学界の異色の存在として知られるロシア人学者で,柳田国男,折口信夫らと親交を結び,沖縄,東北などの民俗を採録した。本書は日本語で発表された論文・書簡を網羅した唯一の著作集。<読む前の大使寸評>ロシア人にして、日本民俗学界の異色の存在が気になるのです。<図書館予約:(とりあえずカートに入れておこう)>heibonsha月と不死【8月の果て】柳美里著、新潮社、2007年刊<「BOOK」データベース>より日本統治下の朝鮮・密陽に生を受け、マラソンでの五輪出場を目指した亡き祖父・李雨哲。そのうしろ姿を追い、路上を駆けることを決意した柳美里。ふたりの息づかいが時空を越えて重なる瞬間、日本と朝鮮半島のあわいに消えた無数の魂が封印を解かれ、歴史の破れ目から白い頁に甦る。偉丈夫の雨哲と美丈夫の弟・雨根。血族をめぐる、ふたつの真実の物語が、いま日本文学を未踏の高みへと押し上げる。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(とりあえずカートに入れておこう)>rakuten8月の果て図書館予約の運用にも慣れて、速攻で入手するコツも何となくつかんだと思うのだ♪・朝日書評欄で探すとしたら、3ヶ月前掲載くらいのモノが狙い目かも。・専門的すぎるほどのモノは、予約0となっていることが多い。・受取館に収蔵しているモノは、移送する手間が省けるので早くなるだろう。・本屋の店頭に出た直後の新刊本・ウィキペディアでめぼしい著作を探す・神戸市図書館の予約順位は毎週火曜日(午前1時~3時) に更新されます。・Kindle版を購入すれば、その本の全て読めるのだが、紙の本から書き写す手間が好きなわけでおます。予約分受取目録R26好書好日トップ図書館情報ネットワーク 蔵書検索システム
2022.04.19
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図書館で『中国が世界を攪乱する』という本を、手にしたのです。ウクライナを侵略しているロシアを中国が支持しているようだが・・・中華思想はその程度のものかとあきれるわけです。【中国が世界を攪乱する】野口悠紀雄著、東洋経済新報社、2020年刊<「BOOK」データベース>より2018年以降、米中貿易戦争が世界経済に大混乱をもたらした。2020年、新型コロナウイルスの感染が世界に広がった。感染源とされる中国では経済活動が徐々に平常化しているが、欧米をはじめ各国では依然、予断を許さない。これらのできごとを通じて見えてきたものは何か?未来を分権的で自由な社会とするのか、集権的で管理された社会とするのか。社会の基本原理をめぐる重大な選択がわれわれに突きつけられている。<読む前の大使寸評>ウクライナを侵略しているロシアを中国が支持しているようだが・・・中華思想はその程度のものかとあきれるわけです。rakuten中国が世界を攪乱する『第Ⅲ部 第11章』で中国のSNS社会を見てみましょう。p198~201<2 中国で独自のSNS社会が進展>■インターネット規制で独自の発展 中国政府は、グレートファイヤーウォール(金盾)と呼ばれるインターネット規制を、2003年から稼働させている。政府に批判的な団体のサイトは監視されており、アクセスしようとすると遮断されてしまう。このため、ツイッターやフェイスブックなどの海外のSNSは、中国国内では使用することができない。また、一市民の書き込みでも、共産党を批判するキーワードが含まれていると、即刻削除され、ウェブサイトがブロックされる。 こうしたことから、中国には独自のSNS社会が発展した。中国は、新聞や雑誌が国民の間に広く浸透するといった時代を経験せずに、インターネットを用いたSNSの時代に入った。その意味で、世界でも特異なコミュニケーションの構造の社会が成立していると考えることができる。現在、中国の3大SNSと言われるのは、つぎのものだ。(1) ウィーチャット:国際的にはWeChat、中国国内では微信(ウェイシン)と呼ばれる。テンセントが運営する「メッセージSNS」(2) QQ:1999年に提供が開始された。テンセントによる「メッセンジャータイプのSNS」(3) ウェイボー(Weibo 微博):さまざまな主体で運営されているが、代表的なのはSINA(新浪公司)が運営するウェイボー(SINA Weibo)。「ミニブログサイト」とか、「中国版のツイッター」と言われる。 私がときどき見ているのは、「知(チーフー)」というQ&Aサイトだ。ユーザーの質問に他のユーザーが回答している。さまざまなテーマが取り上げられており、中国人がいかなる問題に関心を持ち、それについてどんな考えを持っているかを知ることができる(いまは自動翻訳が使えるので、中国語のサイトでも難なく読むことができる)■無視できないSNSの政治的側面 いかに検閲がなされているとはいえ、誰もが発信できるメディアが存在すれば、常識的には民主化・自由化につながるはずだ。ところが中国では、そうした動きが一向に生じない。なぜなのか、不思議なことだ。 ただし、これはSNSが政治的に無意味だと言うことではない。「ウェイボー現象」と言われるものが、しばらく前から生じている。 2012年2月から3月にかけて起きた薄煕来事件がその例だ。ウェイボーが重要な役割を果たした。(中略) この事件以来、政府高官も、ネット情報に敏感にならざるをえなくなった。「政府高官は、朝起きるとウェイボーで自分の名前を検索し、なければ安心して他の人の名を調べる」などと言われるようになった。 現在、香港で続いている中国政府への抗議デモに関連しても、SNSを使った情報戦が展開されている。政府側が報道機関を装った不正アカウントを用いて、偽情報を流して世論誘導をしている疑いがあるという。ウーム 偽情報を流して世論誘導をしているってか・・・ウクライナのジェノサイドに対するロシア側の偽情報と同じではないか。ツイッターの#GenocideOfUkraineには驚くのです。『中国が世界を攪乱する』1
2022.04.18
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図書館で『中国が世界を攪乱する』という本を、手にしたのです。ウクライナを侵略しているロシアを中国が支持しているようだが・・・中華思想はその程度のものかとあきれるわけです。【中国が世界を攪乱する】野口悠紀雄著、東洋経済新報社、2020年刊<「BOOK」データベース>より2018年以降、米中貿易戦争が世界経済に大混乱をもたらした。2020年、新型コロナウイルスの感染が世界に広がった。感染源とされる中国では経済活動が徐々に平常化しているが、欧米をはじめ各国では依然、予断を許さない。これらのできごとを通じて見えてきたものは何か?未来を分権的で自由な社会とするのか、集権的で管理された社会とするのか。社会の基本原理をめぐる重大な選択がわれわれに突きつけられている。<読む前の大使寸評>ウクライナを侵略しているロシアを中国が支持しているようだが・・・中華思想はその程度のものかとあきれるわけです。rakuten中国が世界を攪乱するまず『第Ⅲ部 第10章』で中国の情報技術を見てみましょう。p183~186<4 新しい情報技術の光と影>■市場経済のインフラが未発達だった いかなる技術も、プラスとマイナスの側面を持っている。中国との関係でとくに問題となるのは、「AIやビッグデータという情報関連の新しい技術に関して、中国の社会構造が有利に働くのではないか」ということだ。これは、未来世界の基本原理にかかわる根源的な問題を提起する。以下では、この問題を広い観点から考えよう。 伝統的な地域社会においては、その構成員は、お互いのことをよく知っていた。しかし、それは自由が束縛される社会でもあった。 人々が都市に住むようになって、自由な社会が作られた。それは、半面において匿名社会である。そこでは、取引相手についての情報を十分には得られないという問題が生じた。 これは、経済学で「情報の不完全性」とか「情報の非対称性」として問題にされてきたことだ。市場取引を行うためには、相手のことを知り、信頼できるかどうかを評価することが必要だ。情報が不完全な社会で、これをどのようにして行うかが、近代社会の大きな問題だった。 中国では、とりわけこれが大きな問題であった。社会主義経済が長く続いたことから、市場経済のインフラストラクチャーが未発達だったからだ。 アリババが作ったeコマースサイトのタオバオで、最初はオンラインだけでは取引が完結しなかったというエピソードが示すように、信頼に基づく取引ができないような社会だったのだ。また、多くの人が金融サービスにアクセスできなかった。■ITによる市場の透明化が持った重要な意味 そこにインターネットが登場した。インターネットの世界においては、対面取引の場合よりも、取引相手の信用が難しい。なりすましなどが簡単にできるからだ。 これは、2つの方法で解決された。1つは、アマゾンやアリババのように巨大化した企業であれば、信頼を獲得できることだ。中国でこれまでeコマースが発達したのは、アリババが巨大化したからだと考えられる。 いま1つは、AIによるプロファイリングだ。これによって取引相手がどんな人かわかるので、安心して取引できるようになった。信用スコアによって個人や零細企業に融資ができるようになったのは、その一例だ。 これは、情報の不完全性の問題を克服し、市場を透明にする機能を果している。これは、明らかに望ましい変化だ。ITのプラスの側面は、中国において重要な意味を持った。中国は、それによって成長を加速したのである。■管理社会の危険 しかし反面で、これはプライバシーの侵害という問題を引き起こした。これが、信用スコアリングや顔認証について、現実の問題となりつつあることだ。それは、管理社会や独裁政治を可能とするものだ。 中国の場合には、少数民族対策や反政府的な考えの人々を取り締まるために使われる危険が大きい。これは、中国がこれから直面していく問題である。あるいは、すでに直面している問題である。 ただし、ITやAIがもたらす問題は、中国だけが抱えているものではない。自由主義経済と民主主義政治を基本にする国家においても、問題が生じつつある。 ビッグデータを用いたプロファイリングが行われ、これまではターゲティング広告に使われてきた。その利益は、GAFAを代表とする一部の巨大プラットフォーム企業に集中した。これがいま問題とされ、ビッグデータ利用の規制やデジタル課税の論議を引き起こしている。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』がええでぇ♪
2022.04.18
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図書館で『漢字と日本語』という本を、手にしたのです。おお漢字雑学ってか・・・中国は嫌いだけど、漢字雑学は好きでおます♪【漢字と日本語】高島俊男著、講談社、2016年刊<出版社>より「外来語」はいつからあるのか?「復原」と「復元」、「降伏」と「降服」のちがいは?「空巣」の意味は、年寄りだけの家!?「健康」「積極」「場合」は中国が日本から取り入れた外来語だった。俗字、異体字、略字の由来は?読んだその日からつい誰かに話したくなる漢字雑学の数々。中国文学者が漢字と日本語の面白さを洒脱に書き下ろしたPR誌「本」の人気連載、新書化第二弾!<読む前の大使寸評>おお漢字雑学ってか・・・中国は嫌いだけど、漢字雑学は好きでおます♪rakuten漢字と日本語「第Ⅲ章」の西洋音訳語が興味深いので、見てみましょう。p119~121<中国の西洋音訳語> 中国にも西洋語からの訳語はたくさんある。もちろんみな感じで書く。 その前に、日本製の漢字音訳西洋語があるからそれをまず御紹介しましょう。これは早いころに日本人が西洋語の音を漢字で表して、それが中国に入ったのである。 たとえばオランダ語のガスを「瓦斯」。これが中国に入った。今もそのまま使われている。あるいはソーダを「曹達」。これは今も日本の会社名であるんじゃないかな。あるいは英語のクラブを「倶楽部」。これは音だけでなく「倶(とも)に楽しむ部」という意訳でもある。名訳というべきでしょうね。中国に入っても音意兼訳語として用いられている。むずかしいのは「繃帯」だ。これは江戸末ごろの日本人が英語のバンデジを訳したものであることは確かである。のち中国に入って今も使われている。むずかしいのは、これは意訳か音訳か兼訳かである。ふつうの日本人は当然意訳だと思っているだろうが、ほんとのところどうなのだろう。 中国の研究者史有為はその著『漢語外来詞』で、bandageの「諧意音訳語」つまり意味を含めた音訳語とし、ただし「繃」は巻く時にのばすさまは著し得るが巻く意はない、と批評している。言われてみるとbandageと「繃帯」の音は似ているようである。 訳語「繃帯」を作った日本人に音訳の意図があったのかどうか、それはその人にきいてみないとわかりませんね。その日本人の感覚では「繃」は「くるむ」意だったろうが、中国人の感覚では「繃」は「拉緊」(ピンと張る)であるようだ。なおいま日本で「包帯」と書くのは戦後の文字表記改革(日本語同発音の易しい字に変えた)による。 さて中国の西洋語訳。日本とちがって純然たる音訳語はそう多くない。むしろ意訳する傾向が強い。たとえばポケットを「口袋」、タオルを「手巾」、バスを「公共汽車」のごとく。 これは日本のカタカナとちがって中国の漢字は一つ一つが固有の意味を持っている、つまり一字一字が語(ワード)だからである。純音訳語は、その意味を無視してただの音として使おうというところに多少強引の感がある。 中国の純音訳語は、たとえばチョコレートを「巧克力」、マラソンを「馬拉松」、といったものである。しかし日本語のチョコレートやマラソンとは感じがちがう。「巧克力」は「これを食えばおいしくてしかもしっかり力がつくぞ」という印象(連想)が働かないだろうか。「馬拉松」は「馬が松の木をひっぱっている、しんどそうだなあ」という感じがしないだろうか。音訳語「巧克力」「馬拉松」を作った人にそのつもりがなくても、見るほう(聞くほう)はそういう感じを受けがちである。
2022.04.17
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図書館で『図説・源平合戦人物伝』という本を、手にしたのです。NHKの『鎌倉殿の13人』を観るうえで役立つ本じゃないか♪・・・ということで借りたのです。【図説・源平合戦人物伝】ムック、学研プラス、2011年刊<「BOOK」データベース>より総勢186名!平清盛と同時代に生きた平氏・源氏・公家などを徹底網羅。【目次】第1章 武士台頭/第2章 平氏絶頂/第3章 反平氏の萌芽/第4章 源氏蜂起/第5章 義仲入京/第6章 英雄義経/第7章 平家滅亡/第8章 争乱終焉<読む前の大使寸評>NHKの『鎌倉殿の13人』を観るうえで役立つ本じゃないか♪・・・ということで借りたのです。rakuten図説・源平合戦人物伝『鎌倉殿の13人』では、わりとコミカルで押し出しのつよい頼朝を、見てみましょう。p82~83<思慮周密に万事準備した武家政治の創始者:源頼朝> 源頼朝は顔面あくまでも広く、短躯体の男であった。しかし、話す声はいわゆる音吐朗々として、立ち居ふるまいに、精悍な東国武士さえも惹かずにはいられない、犯すべからざるの威儀、おのずからそなわるところがあった。 こう述べると瑣末な事にこだわらぬ、おおらかな武人の像が想われがちだが、なかなかその性格は、分析をなやませるものがある。一つには、非常に用心深い性格だったことである。良くいえば思慮周密、万事に用意周到だったことになろうが、これは子ども時代の体験からくる後天的なものだったのかもしれない。 14歳の時にあじわった、むごい体験がそれである。 平治の乱に敗れて尾張に逃れた父義朝は、この年、家人の長田忠致に謀殺された。38歳だった。これより先、次兄の朝長は、負傷の身で平家に生け捕られるのを案じて、自ら望んで義朝に刺殺されている。16歳だった。美濃に逃れていた長兄義平は、父の死後に京都に潜伏中、捕らえられて斬殺された。20歳だった。三男の頼朝は、人づてにこれらのことを聞かされていたのであるが、その衝撃、泣血哀傷は察するに余りあるものだ。 永暦元年(1160)のこの年3月11日、頼朝は伊豆の蛭ヶ島(静岡県韮山町)に配流されて、20年の歳月をこの流謫の地に贈ることになる。 狩野川の流れの中に孤島となしたその土地での頼朝の暮らしは、後世に見る流人のそれではなく、流ざんの貴族のように万事にめぐまれたものだったようである。屋敷は豪族のそれと比べても遜色のない構えであった。父義朝の運動により齢13にして右兵衛佐に任官していたこの若者は、「佐殿(すけどの)」と、往来する伊豆や相模、駿河の武人たちに尊称されて、一個の貴公子としての自由な日々を送ったのである。(中略) 頼朝は生涯に度々暗殺の危難を受けているが、それはその最初の受難だ。伊豆久須美荘(伊東市)の領主、伊東祐親が、その三女の八重と恋仲になり子までもうけた頼朝を、平家への聞こえをはばかって殺そうとした一件である。頼朝は北条時政の館に逃げ込み難をのがれたが、子の千鶴丸は祐親のために狩野川に沈められ、八重は江間郷(伊豆長岡町)の領主、江間小四郎のもとに嫁がされている。 これが頼朝29歳の安元(1175)のことである。この体験は、彼の用心深い性格を増幅させたに相違ない。この本では頼朝の元妻・八重については章立てて語られていないのだが、NHKドラマでは圧倒的な存在感が表れています(このへんに三谷さんの好みがでているのかも)八重であるが、父親に我が子を殺されて、その父親も頼朝に殺されて、頼朝・政子夫婦のもとで侍女として仕える境遇が哀れである・・・なんとかしてくれ!『図説・源平合戦人物伝』3:上総広常『図説・源平合戦人物伝』2:源義経『図説・源平合戦人物伝』1:北条政子
2022.04.17
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図書館で『図説・源平合戦人物伝』という本を、手にしたのです。NHKの『鎌倉殿の13人』を観るうえで役立つ本じゃないか♪・・・ということで借りたのです。【図説・源平合戦人物伝】ムック、学研プラス、2011年刊<「BOOK」データベース>より総勢186名!平清盛と同時代に生きた平氏・源氏・公家などを徹底網羅。【目次】第1章 武士台頭/第2章 平氏絶頂/第3章 反平氏の萌芽/第4章 源氏蜂起/第5章 義仲入京/第6章 英雄義経/第7章 平家滅亡/第8章 争乱終焉<読む前の大使寸評>NHKの『鎌倉殿の13人』を観るうえで役立つ本じゃないか♪・・・ということで借りたのです。rakuten図説・源平合戦人物伝上総広常『鎌倉殿の13人』では存在感のある上総広常を見てみましょう。p95<上総広常> 上総広常は、安房渡海後の頼朝がその兵力を最も頼みとした豪族だった。上総一国の君主と称してもよいほどの大豪族で、平治の乱には源義朝に従って奮戦し、「上総介八郎」の名で『平治物語』にも記されている。 頼朝はこれゆえに和田義盛を広常の夷隅郡布施(同郡御宿町)殿台の居館に遣わして招致しようとしたが、広常からは、千葉常胤と談合のうえで参上するという、はかばかしくない返事があったばかりである。 広常が隅田川辺に進んだ頼朝のもとに到着したのは常胤に遅れること2日、9月19日。その従兵実に2万余騎というが、頼朝は頑としてその遅参をとがめた。将器に非ずと見た場合は頼朝を討ち取る腹だった広常は、その威容に接して頼朝の軍門に参じたという。 しかし、その後の広常は何かと不遜の態度ありと、忠誠を疑われて、寿永2年(1183)鎌倉で誅殺されている。この本では上総広常の扱いは、大きくないが、『鎌倉殿の13人』では圧倒的な存在感がありますね。そこには三谷幸喜さんのキャスティング、脚本があるわけで・・・そのこだわりがええでぇ♪『図説・源平合戦人物伝』2:源義経『図説・源平合戦人物伝』1:北条政子
2022.04.16
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図書館で『図説・源平合戦人物伝』という本を、手にしたのです。NHKの『鎌倉殿の13人』を観るうえで役立つ本じゃないか♪・・・ということで借りたのです。【図説・源平合戦人物伝】ムック、学研プラス、2011年刊<「BOOK」データベース>より総勢186名!平清盛と同時代に生きた平氏・源氏・公家などを徹底網羅。【目次】第1章 武士台頭/第2章 平氏絶頂/第3章 反平氏の萌芽/第4章 源氏蜂起/第5章 義仲入京/第6章 英雄義経/第7章 平家滅亡/第8章 争乱終焉<読む前の大使寸評>NHKの『鎌倉殿の13人』を観るうえで役立つ本じゃないか♪・・・ということで借りたのです。rakuten図説・源平合戦人物伝源義経『義経伝説』を見てみましょう。p130~131<野生児から貴公子へ、源平随一のヒーロー> 豊饒の海のような義経伝説の中から、とりあえず確かなことを拾えば、義経は31歳という没年から逆算して、平治元年(1159)に生まれた。平治の乱で父源義朝は敗死し、美貌の母常盤御前が平清盛の愛妾となった代償に命を助けられた。11歳のとき、ゆくゆくは僧侶となるべく鞍馬寺に預けられた。 ここからは伝説の領域になる。平家憎しをエネルギーにして武術に熱中、鞍馬山の僧正ヶ谷で天狗――たぶん源氏の残党に武芸を習い、鬼一法眼から秘蔵の兵法書を盗みだし、京の町で弁慶と渡り合って家来一号にした。後の奇襲戦の天才を予想させる少年時代であった。京都にはその伝説地が多い。 まもなく奥州平泉の藤原秀衡のもとに走る。手引きしたのは金売吉次、謎の人物だ。途中、熱田神宮で元服して九朗義経と名乗ったり、山賊の伊勢義盛を手下にしたりと伝説は多い。のちに彼自身が書いたという「腰越状」には、この間の苦難が「諸国を流れ行き、身を在々所々に隠し、辺土遠国を栖になし、土民百姓に服仕せらる」と述べられている。 秀衡に温かく迎えられた義経だったが、治承4年(1180)、異母兄頼朝の挙兵の報を聞くと、たまらず脱出。黄瀬川の宿で頼朝と涙の対面をする。このとき頼朝は34歳、義経は22歳。 寿永3年(1184)、ようやく義経の名が歴史の表面に躍り出る。まず、木曽義仲を宇治川の戦いで破った。 次の敵は平家である。同年2月、一の谷の合戦で源平の勝敗が容易に決しない戦況のとき、平家本陣の北側の断崖から義経軍が雪崩のように馬ごと駆け下った。世に有名な鵯越の逆落としである。鞍馬山や東北の山野を駆けめぐった義経ならではの奇想天外な戦法だった。不意をつかれた平家は大敗した。 翌寿永4年(1185)2月、屋島の合戦では、義経が遠征軍の将に起用された。宗盛など平家の主力が拠った讃岐の屋島は、今と異なり完全な島で、周囲を海に守られた鉄壁の要害とされていた。その常識を、義経が大胆に破る。 暴風雨の海上をわずか5艘の船で押し渡って四国に上陸、約60キロの道を疾駆して平家本営の対岸、古高松に姿を現した。しかも小勢であることを隠すために、周囲の民家に火をかけた。北の海上ばかりを警戒していた宗盛は度肝を抜かれ、おまけに大軍と勘違いして、慌てて船で海上へ逃れた。『図説・源平合戦人物伝』1:北条政子
2022.04.16
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図書館で『図説・源平合戦人物伝』という本を、手にしたのです。NHKの『鎌倉殿の13人』を観るうえで役立つ本じゃないか♪・・・ということで借りたのです。【図説・源平合戦人物伝】ムック、学研プラス、2011年刊<「BOOK」データベース>より総勢186名!平清盛と同時代に生きた平氏・源氏・公家などを徹底網羅。【目次】第1章 武士台頭/第2章 平氏絶頂/第3章 反平氏の萌芽/第4章 源氏蜂起/第5章 義仲入京/第6章 英雄義経/第7章 平家滅亡/第8章 争乱終焉<読む前の大使寸評>NHKの『鎌倉殿の13人』を観るうえで役立つ本じゃないか♪・・・ということで借りたのです。rakuten図説・源平合戦人物伝北条政子まず『鎌倉殿の13人』の主人公ともいえる北条政子を見てみましょう。p100~101<激しい気性で頼朝没後の鎌倉を支えた「尼将軍」> 政子は、いつの頃か流人である頼朝と恋仲になっていた。だが、流人頼朝を監視する役を負っていた政子の父時政がこれを許すはずはなく、時政は、頼朝との仲を裂くため、伊豆国の目代山本兼隆と政子の婚姻の話をまとめてしまった。 しかし政子は、兼隆邸を一人抜け出して、激しい雨の降る夜、伊豆山神社に籠る頼朝のもとへ走った。伊豆山神社では、僧兵たちが、頼朝と政子を追手より守ったという伝説が残る。こうして政子は、ついに頼朝との恋を実らせて、頼朝挙兵以前のある時期に、北条館で頼朝と生活をともにするようになり、長女王姫を産んでいる。 治承4年(1180)8月に、頼朝の命で北条時政が山本兼隆館を襲撃し、公然と平氏政権に反旗をひるがえしたことは、当然ながら政子の運命にも大きな激動をもたらした。頼朝が石橋山の合戦で敗北し、味方の軍勢がちりじりになり、頼朝自身も海路房総半島に逃げざるをえなくなったため、政子も夫と別々の行動を強いられ、伊豆山神社にいた文陽房覚淵のもとにかくまわれた。 その後、伊豆山神社は政子の命で頼朝戦勝祈願を行っており、これらの頼朝挙兵時の貢献により、同社は鎌倉幕府より手厚い保護をうけることとなった。(中略) 承久3年(1221)、後鳥羽上皇が執権北条義時(政子の弟)の追討命令を発し、いわゆる承久の乱がおきると、政子は動揺する御家人たちに対し、「頼朝様が、あなたたちに与えた恩の大きさを忘れたわけではないでしょう。その恩に報いるために、今こそ幕府を守る戦いに立ち上がりなさい」と演説して彼らを鼓舞し、幕府方を勝利に導く上で重要な役割を果たした。 ここに紹介したエピソードからも知られるように、政子は激しい気性の持ち主であった。そのような政子の性格が、頼朝亡き後の幕府政治を支えることを可能にしたのだといえよう。 その政治力の大きさと毅然とした行動ぶりから、政子は後世「尼将軍」と称されている。 NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』がええでぇ♪
2022.04.15
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図書館で『(日本人)』という本を、手にしたのです。どこを開いても、鋭いテーマというか・・・読みどころの多い本になってるでぇ♪【(日本人)】橘玲著、幻冬舎、2012年刊<「BOOK」データベース>よりこれまでの日本人論で「日本人の特殊性」といわれてきたことは、ほとんどが人間の本性にすぎない。世界を覆い尽くすグローバリズムの中で、日本人はまったく「特殊」ではない。従来の日本人論をすべて覆すまったく新しい日本人論。<読む前の大使寸評>どこを開いても、鋭いテーマというか・・・読みどころの多い本になってるでぇ♪rakuten(日本人)「第16章 ぼくたちの失敗・経済編」から、日本の「失われた20年」を見てみましょう。p274~278 日本の戦後政治を現時点(2012年)から振り返れば、ムラ社会型の夢幻責任=無責任体制のもとで、経済成長の敗者に補助金を分配しつつ、全員一致の合意を得ようと苦心惨憺してきた歴史だということがよくわかる。 こうした“ばらまき政治”は高度経済成長が終わる1970年代なかばには機能しなくなっていたが、その後も責任と権限が一致する近代的な統治(ガバナンス)を構築することはできず、なにも決められないままひたすら借金だけを増やしつづけてきたのが「失われた20年」だった。 しかしこれは、政治家や官僚だけの責任ではない。イエ社会のローカルルールは日本の社会の隅々にまで浸透し、日本人を「支配」していた。 グローバル化に失敗したのは、「三流」の政治よりもむしろ、「一流」とされてきた経済のほうだった。<1940年体制> 日本の経済が欧米に比べて“異質”だということは、1980年代から主にアメリカの経済学者によって指摘され始めた。だが不幸なことに、こうした“日本異質論”は日米貿易摩擦のなかでジャパンバッシングの道具として使われたために、日本社会は彼らリビジョニスト(日本を「異質な社会」として再定義するひとたち)の批判を真剣に受け止めることができなかった。 バブル崩壊後の混乱のなかで、護送船団方式に守られてきた大手金融機関がつぎつぎと破綻し、“無謬”とされてきた高級官僚がスキャンダルにまみれて逮捕されると、日本的なシステムの耐用年数が切れてしまったことが誰の目にも明らかになった。 私たちはいったいどこで間違ってしまったのか。日本社会の本質を70年前までさかのぼって解き明かしたのが、経済学者・野口悠紀雄の「1940年体制論」だ。 野口はここで、日本社会は第2次世界大戦の敗北によって生まれ変わったのではなく、戦時下の国家総動員体制が戦後も継続し、自由経済のふりをしていたにすぎないと、その「出生の秘密」を暴く。 1940年体制は、戦争遂行のため経済を国家の統制のもとに置くもので、岸信介など“革新官僚”によって実行された。その特徴は、自由競争を否定し、私的所有権を制限するとともに、電力・通信・運輸などの基幹システムを国有化し、軍需産業の生産力を最大化しようとすることで、そのため以下のようなきわめて特殊な制度が考案されたと野口は指摘する。① 日本型企業 戦前の日本企業は株主を中心に運営され、労働市場の流動性も高かった。それが国家総動員体制のもとで株主の権利が制限されると、企業は利潤追求の組織ではなく、従業員の共同利益のための組織となり、一部の重化学工業でしか採用されていなかった終身雇用制と年功序列賃金体系が広く定着し、労使関係の調整のための産業報国会が戦後は企業別の労働組合へと再編された。② 間接金融 戦前の日本には発達した資本市場があり、企業は直接金融(株式や社債の発行)によって資金調達するのがふつうだった。だが戦争によって資金供給が逼迫すると、重化学工業など軍需産業への資金配分が優先され、金融市場が機能を失うとともに間接金融(融資)で長期資金を供給するメインバンク制へと移行した。 こうしてメインバンクを中心とする企業系列、いわゆる財閥が形成され、配当の制限と株式の持ち合いが常態化した。③ 官僚体制 明治期の「殖産興業」の時代でも、民間企業に対する官庁の権限や指導力はそれほど強いわけではなかった。それが1930年代になると昭和恐慌を背景に経済統制が強化され、業界ごとにカルテルを結成させ、それを行政指導によって官僚が指揮する体制が確立した。 革新官僚は、「企業は利潤を追求するのではなく、国家目的のために生産性を上げるべきだ」として、国家総動員体制を推進した。④ 財政制度(中略)⑤ 土地制度 戦前の自由放任主義的な住宅政策から、戦時下では一転して、「国家総動員法」の規定に基づき、家賃・地代を統制し借地・借家人の権利を強く保護する政策へと舵が切られた。また農村部でも、小作貧農を救済するために、小作料の引き上げが禁止されるとともに、食糧管理法によって小作農の負担が大幅に減った。 これらの戦時下の「改革」によって、占領軍の農地改革を待たずして日本では地主階級が壊滅し、それが戦後の産業化を容易にし、所得格差の小さい大衆社会を実現させた。 こうした1940年体制の本質を、野口は「生産者優先主義」と「競争否定(平等主義)」だと述べる。戦後日本の高度成長は、輸出産業の育成を国家目標に据え、消費者の利益を無視し、「競争」ではなく「共生」を尊ぶ奇妙な資本主義のもとで達成されたのだ。 『(日本人)』1:新渡戸の『武士道』
2022.04.15
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<横尾忠則を観に行こう♪16>コロナウィルス対応で各種催しが自粛中であるが、久々に横尾忠則現代美術館の企画展に繰り出そうと思い立ったのです。…ということで、企画展を観る前にネットで覗いてみました。今回のポスターです。Forward to the Past 横尾忠則 寒山拾得への道より横尾忠則の最新作をご紹介します。これらは、新型コロナウィルス感染症の流行によって外出も人と会うこともままならなかった横尾が、アトリエに篭り、制作に打ち込むことで生まれました。「これまでの作品とは異なるタイプ」と作家が言うように、画家としての新たなステージを示すものとなるでしょう。中でも大きなテーマとなっている寒山拾得のモチーフは、中国は唐の時代の僧で、山に住み、詩を詠むも奇行を重ねるという特徴から数々の文学や美術に取り上げられてきました。俗世から離れ創作活動に勤しむ彼らの姿に横尾は何を見たのでしょうか本展では、これらの新作を一堂にご覧いただくとともに過去の作品を参照することで、作家自身が「朦朧体」と呼ぶ最新の様式こそが、実は数十年におよぶ絵画との格闘と模索の末に到達した理想の境地だったのではないかということを考察します[会期]2022.4.9 sat. - 2022.7.18 mon.(月:振休)鑑賞後のレポートは追って追記する予定とします。横尾忠則を観に行こう♪14
2022.04.14
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今回借りた4冊です。 だいたい支離滅裂に借りているけど、今回の傾向は、強いていえば、「中国」でしょうか♪<市立図書館>・中国が世界を攪乱する・図説・源平合戦人物伝・考古学の発見100(ナショナルジオグラフィック2021年11月号)・漢字と日本語<大学図書館>(ただいま市民への開放サービスを休止中)図書館で手当たり次第で本を探すのがわりと楽しいが・・・これが、図書館での正しい探し方ではないかと思ったりする(笑)***********************************************************【中国が世界を攪乱する】野口悠紀雄著、東洋経済新報社、2020年刊<「BOOK」データベース>より2018年以降、米中貿易戦争が世界経済に大混乱をもたらした。2020年、新型コロナウイルスの感染が世界に広がった。感染源とされる中国では経済活動が徐々に平常化しているが、欧米をはじめ各国では依然、予断を許さない。これらのできごとを通じて見えてきたものは何か?未来を分権的で自由な社会とするのか、集権的で管理された社会とするのか。社会の基本原理をめぐる重大な選択がわれわれに突きつけられている。<読む前の大使寸評>追って記入rakuten中国が世界を攪乱する【図説・源平合戦人物伝】ムック、学研プラス、2011年刊<「BOOK」データベース>より総勢186名!平清盛と同時代に生きた平氏・源氏・公家などを徹底網羅。【目次】第1章 武士台頭/第2章 平氏絶頂/第3章 反平氏の萌芽/第4章 源氏蜂起/第5章 義仲入京/第6章 英雄義経/第7章 平家滅亡/第8章 争乱終焉<読む前の大使寸評>NHKの大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が放映中で・・・面白いのであるが、登場人物が多いのでこの本で勉強しておく必要があるのです。rakuten図説・源平合戦人物伝【考古学の発見100(ナショナルジオグラフィック2021年11月号)】 雑誌、ナショナルジオグラフィック、2021年刊<商品説明>より【特集】●世界を驚かせた考古学の発見100過去2世紀ほどで、人類の歴史に対する理解は一気に深まった。そのきっかけが、考古学の誕生だ。世界各地で遺跡や遺物が次々に見つかり、調査手法が進歩するにつれて、先人の物語が解明されてきた。●エチオピアの苦悩エチオピアの内戦は多くの避難民と犠牲者を生み、人道的な危機を招いている。●南極の海の生命を守る海氷が解け、オキアミ漁船が増える南極半島沖。海洋保護区の設立が急がれる。●地球最南端の木地上に数多く生える木の最南端はどこか?その疑問を解く冒険が始まった。<読む前の大使寸評>追って記入rakuten考古学の発見100(ナショナルジオグラフィック2021年11月号)【漢字と日本語】高島俊男著、講談社、2016年刊<出版社>より「外来語」はいつからあるのか?「復原」と「復元」、「降伏」と「降服」のちがいは?「空巣」の意味は、年寄りだけの家!?「健康」「積極」「場合」は中国が日本から取り入れた外来語だった。俗字、異体字、略字の由来は?読んだその日からつい誰かに話したくなる漢字雑学の数々。中国文学者が漢字と日本語の面白さを洒脱に書き下ろしたPR誌「本」の人気連載、新書化第二弾!<読む前の大使寸評>おお漢字雑学ってか・・・中国は嫌いだけど、漢字雑学は好きでおます♪rakuten漢字と日本語************************************************************図書館大好き541
2022.04.14
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『朝日デジタルの書評から』フォームや『読みたい本』フォームを作っているのだが、これを市図書館の予約に利用しようと、思い立ったのです。これまでの予約内容と予約候補は以下のとおりです。<予約中>・養老先生、病院へ行く(9/30予約、副本12、予約252)現在51位・伊坂幸太郎『ペッパーズ・ゴースト』(10/30予約、副本7、予約202)現在50位・宮家邦彦『米中戦争』(11/09予約、副本1、予約14)現在1位・松村圭一郎『くらしのアナキズム』(11/27予約、副本1、予約15)現在1位・『猫が30歳まで生きる日』(12/06予約、副本2、予約24)現在9位・ 堀川恵子『暁の宇品』(12/14予約、副本6、予約61)現在16位・人新世の「資本論」(12/18予約、副本24、予約389)現在219位・グレゴリー・ケズナジャット『鴨川ランナー』(12/23予約、副本1、予約18)現在8位・今村翔吾『塞王の楯』(1/21予約、副本11、予約522)現在409位・『スマホ脳』(1/28予約、副本40、予約511)現在364位・「監視資本主義」(2/07予約、副本1、予約30)現在25位・西加奈子『夜が明ける』(2/15予約、副本16、予約531)現在452位・さばの缶づめ、宇宙へいく(3/08予約、副本5、予約11)現在1位・「わきまえない女」だった北条政子(3/20約、副本1、予約1)現在1位・女のいない男たち(3/31予約、副本8、予約207)現在208位・戦争は女の顔をしていない(4/07予約、副本7、予約31)・るるぶ宇宙(4/12予約、副本3、予約12)現在11位<カートで待機中>・N・ネフスキー著『月と不死』・8月の果て・ある日うっかりPTA(副本4、予約39)・グレタたったひとりのストライキ<予約候補>・『コロナ危機の政治』・『鎌倉殿と13人の合議制』:図書館未収蔵・村山斉『宇宙はなぜ美しいのか』:図書館未収蔵 ・ゆく川の流れは、動的平行・砂川文次『ブラックボックス』・るるぶ宇宙・半藤一利『太平洋戦争への道 1931-1941』:図書館未収蔵・日本文学100年の名作(6巻):西図書館でみっけ・緒方貞子『難民に希望の光を』・『中国戦線、ある日本人兵士の日記』・山口晃『すヾしろ日記 参』:図書館未収蔵 ・『猫の文学館I』『猫の文学館Ⅱ』・藻谷浩介『進化する里山資本主義』・『カラハリ アフリカ最後の野生に暮らす』・ジョージ・ミーガン『世界最長の徒歩旅行』:図書館未収蔵・ネルケ無方著『迷える者の禅修業』:図書館未収蔵<予約分受取:12/05以降> ・桐野夏生『日没』(4/24予約、12/05受取)・『生物の驚異的な形』(12/11予約、12/19受取)・みちはつづくよ…どこまでゆくの?(別冊太陽)』(1/04予約、1/10受取)・堤未果『デジタル・ファシズム』(10/04予約、1/19受取)・ブレイディみかこ『他者の靴を履く』(8/14予約、1/29受取)・本村凌二『馬の世界史』(2/03予約、2/09受取)・ドードーをめぐる堂々めぐり(1/09予約、2/16受取)・52ヘルツのクジラたち(4/15予約、2/22受取)・『ザリガニの鳴くところ』(6/04予約、3/01受取)・水村美苗『日本語で読むということ』(2/20予約、3/01受取)**********************************************************************【養老先生、病院へ行く】養老孟司著、エクスナレッジ、2021年刊<「BOOK」データベース>より自身の大病、そして愛猫「まる」の死ー。医療との関わり方、人生と死への向き合い方を、みずからもがん患者である東大病院の名医とともに語る。漫画家ヤマザキマリさんとの鼎談も収録。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(9/30予約、副本12、予約252)>rakuten養老先生、病院へ行く【ペッパーズ・ゴースト】伊坂幸太郎著、朝日新聞出版、2021年刊<出版社>より少しだけ不思議な力を持つ、中学校の国語教師・檀(だん)と、女子生徒の書いている風変わりな小説原稿。生徒の些細な校則違反をきっかけに、檀先生は思わぬ出来事に巻き込まれていく。伊坂作品の魅力が惜しげもなくすべて詰めこまれた、作家生活20年超の集大成!<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(10/30予約、副本7、予約202)>amazonペッパーズ・ゴースト【米中戦争】宮家邦彦著、朝日新聞出版、2021年刊<「BOOK」データベース>よりこれは対岸の火事ではないー最新地政学で読み解く、米中攻防の行方。米中の武力衝突は決してフィクションではない。安全保障学の重鎮である著者が、米国と中国の最新情勢を分析した上で、平時と有事の隙間をつく“グレーゾーン事態”を含む、情報、サイバー、宇宙、電磁界など多次元に広がった「ハイブリッド戦争」の最前線に迫り、二つの大国間で起こりうる軍事対立の見取り図を描く!<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(11/09予約、副本1、予約14)>amazon米中戦争【くらしのアナキズム】松村圭一郎著、 ミシマ社、2021年刊<「BOOK」データベース>より国家は何のためにあるのか?ほんとうに必要なのか?「国家なき社会」は絶望ではない。希望と可能性を孕んでいる。よりよく生きるきっかけとなる、“問い”と“技法”を人類学の視点からさぐる。アナキズム=無政府主義という捉え方を覆す、画期的論考!<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(11/27予約、副本1、予約15)>rakutenくらしのアナキズム【猫が30歳まで生きる日】宮崎徹著、 時事通信出版局、2021年刊<「BOOK」データベース>よりAIM治療で、医療革命が起こる!猫にとって宿命的な病、腎臓病。長らく不明だったその原因がついに解明された。血液中のタンパク質「AIM(Apoptosis Inhibitor of Macrophage)」で治療が可能になるのだ。さらにAIMは、猫だけでなく人間にも効き、また腎臓病のみならず、アルツハイマー型認知症や自己免疫疾患など、これまで“治せない”と言われてきた病気への活用も期待できる。最新医療研究のリアルがここにある。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約12/06予約、副本2、予約24)>rakuten猫が30歳まで生きる日【暁の宇品】堀川恵子著、講談社、2021年刊<「BOOK」データベース>より日清戦争、上海事変、ガダルカナル、そして8・6-。日本の「海の戦争」を支えた輸送基地=宇品港の三人の司令官と、軍都・広島が背負った「宿命」。日本軍事史上の最重要問題に光を当てる傑作。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(12/14予約、副本6、予約61)>rakuten暁の宇品【人新世の「資本論」】 斎藤幸平著、集英社、2020年刊<「BOOK」データベース>より人類の経済活動が地球を破壊する「人新世」=環境危機の時代。気候変動を放置すれば、この社会は野蛮状態に陥るだろう。それを阻止するためには資本主義の際限なき利潤追求を止めなければならないが、資本主義を捨てた文明に繁栄などありうるのか。いや、危機の解決策はある。ヒントは、著者が発掘した晩期マルクスの思想の中に眠っていた。世界的に注目を浴びる俊英が、豊かな未来社会への道筋を具体的に描きだす。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(12/18予約、副本24、予約389)>rakuten人新世の「資本論」【鴨川ランナー】グレゴリー・ケズナジャット著、講談社、2021年刊<「BOOK」データベース>より日本と世界の狭間で生まれた中篇二作。外国から京都に来た青年の日常や、周囲の扱い方に対する違和感、その中で生きる不安や葛藤等を、「きみ」という二人称を用いた独特の文章で内省的に描く。京都文学賞受賞作(「鴨川ランナー」)。福井の英会話教室を突如やめる羽目になった主人公は、ある日同僚の紹介で結婚式の牧師役のバイトを紹介されるが…(「異言」)。第二回京都文学賞満票で受賞。日本語を母語としない著者が紡ぐ、新しい感性による越境文学。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(12/23予約、副本1、予約18)>rakuten鴨川ランナー【塞王の楯】今村翔吾著、集英社、2021年刊<出版社>より近江の国・大津城を舞台に、石垣職人“穴太衆”と鉄砲職人“国友衆”の宿命の対決を描く究極のエンターテインメント戦国小説。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(1/09予約、副本4、予約6)>shueisha塞王の楯【スマホ脳】アンデシュ・ハンセン著、新潮社、2020年刊<「BOOK」データベース>より平均で一日四時間、若者の二割は七時間も使うスマホ。だがスティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。なぜか?睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存ー最新研究が明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象となった世界的ベストセラーがついに日本上陸。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(1/28予約、副本40、予約537)>rakutenスマホ脳【監視資本主義】 ショシャナ・ズボフ著、東洋経済新報社、2021年刊<「BOOK」データベース>より世界的ベストセラー!監視資本主義という言葉を生み出したハーバード・ビジネススクール名誉教授が描く新世界。私たちを急襲する隠された力とその対抗策。オバマ元大統領が選ぶ2019年ベストブック選出!<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(2/07予約、副本1、予約30)>rakuten監視資本主義【夜が明ける】西加奈子著、新潮社、2021年刊<「BOOK」データベース>より思春期から33歳になるまでの男同士の友情と成長、そして変わりゆく日々を生きる奇跡。まだ光は見えない。それでも僕たちは、夜明けを求めて歩き出す。現代日本に確実に存在する貧困、虐待、過重労働ー。「当事者でもない自分が、書いていいのか、作品にしていいのか」という葛藤を抱えながら、社会の一員として、作家のエゴとして、全力で書き尽くした渾身の作品。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(2/15予約、副本16、予約531)>rakuten夜が明ける【さばの缶づめ、宇宙へいく】小坂康之×林公代著、イースト・プレス、2022年刊<「BOOK」データベース>より「宇宙食、つくれるんちゃう?」はじまりは生徒の一言だった。「鯖街道を国際宇宙ステーションへ!」高校生が作った缶づめが、宇宙へ旅立った!予算の不足や開発の難航、そして学校は統廃合の危機に。300人におよぶ生徒たちがつないだ、13年間にわたる開発のバトン。そして、それを支えた教員や周囲の大人たち。葛藤の中で皆が力を合わせたとき、宇宙への扉が開いたー。大気圏突破ノンフィクション!!<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(3/08予約、副本5、予約11)>rakutenさばの缶づめ、宇宙へいく【「わきまえない女」だった北条政子】跡部蛮著、双葉社、2021年刊<「BOOK」データベース>より鎌倉時代における武家政権の政治の主役は、間違いなく北条政子であった。源頼朝や北条義時とて脇役にすぎない。北条政子という類い希なる政治家を生んだのは、鎌倉時代まで特有の「女性の地位」が関係している。父親にも、夫にも、兄弟たちにも屈せず、我が道を進んだ元祖「わきまえない女」北条政子の真実を当時の女性の地位から解き明かしていく。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(3/20約、副本1、予約1)>rakuten「わきまえない女」だった北条政子【女のいない男たち】村上春樹著、文藝春秋、2014年刊<「BOOK」データベース>より絡み合い、響き合う6編の物語。村上春樹、9年ぶりの短編小説世界。【目次】ドライブ・マイ・カー/イエスタデイ/独立器官/シェエラザード/木野/女のいない男たち<読む前の大使寸評>村上春樹の短編小説集ってか・・・『1Q84』ブームの後に、こんな本が出ていたとは、春樹ファンを自認している大使としては不覚であった。rakuten女のいない男たち【戦争は女の顔をしていない】スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ著、岩波書店 、2016年刊<「BOOK」データベース>よりソ連では第二次世界大戦で百万人をこえる女性が従軍し、看護婦や軍医としてのみならず兵士として武器を手にして戦った。しかし戦後は世間から白い目で見られ、みずからの戦争体験をひた隠しにしなければならなかったー。五百人以上の従軍女性から聞き取りをおこない戦争の真実を明らかにした、ノーベル文学賞受賞作家のデビュー作で主著!<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(/07予約、副本7、予約34)>rakuten戦争は女の顔をしていない【るるぶ宇宙】ムック、JTBパブリッシング、2021年刊<出版社>よりガイドブック「るるぶ」が宇宙進出!?月旅行から「はやぶさ2」まで、宇宙開発・宇宙旅行の最新事情が楽しみながら分かる&妄想旅で楽しめる「宇宙のガイドブック」が登場。【主な掲載内容や特集】●宇宙旅行最前線・「国際宇宙ステーション(ISS)への旅」を筆頭に、宇宙飛行の流れを「るるぶ」的なモデルプラン形式で紹介●はやぶさ2大特集・リュウグウはどんなところ?・はやぶさ2の軌跡・これから向かう小惑星1998KY26って?<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(4/12予約、副本3、予約12)>rakutenるるぶ宇宙【月と不死】N・ネフスキー著、平凡社、1971年刊<出版社>より著者は日本民俗学界の異色の存在として知られるロシア人学者で,柳田国男,折口信夫らと親交を結び,沖縄,東北などの民俗を採録した。本書は日本語で発表された論文・書簡を網羅した唯一の著作集。<読む前の大使寸評>ロシア人にして、日本民俗学界の異色の存在が気になるのです。<図書館予約:(とりあえずカートに入れておこう)>heibonsha月と不死【8月の果て】柳美里著、新潮社、2007年刊<「BOOK」データベース>より日本統治下の朝鮮・密陽に生を受け、マラソンでの五輪出場を目指した亡き祖父・李雨哲。そのうしろ姿を追い、路上を駆けることを決意した柳美里。ふたりの息づかいが時空を越えて重なる瞬間、日本と朝鮮半島のあわいに消えた無数の魂が封印を解かれ、歴史の破れ目から白い頁に甦る。偉丈夫の雨哲と美丈夫の弟・雨根。血族をめぐる、ふたつの真実の物語が、いま日本文学を未踏の高みへと押し上げる。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(とりあえずカートに入れておこう)>rakuten8月の果て図書館予約の運用にも慣れて、速攻で入手するコツも何となくつかんだと思うのだ♪・朝日書評欄で探すとしたら、3ヶ月前掲載くらいのモノが狙い目かも。・専門的すぎるほどのモノは、予約0となっていることが多い。・受取館に収蔵しているモノは、移送する手間が省けるので早くなるだろう。・本屋の店頭に出た直後の新刊本・ウィキペディアでめぼしい著作を探す・神戸市図書館の予約順位は毎週火曜日(午前1時~3時) に更新されます。・Kindle版を購入すれば、その本の全て読めるのだが、紙の本から書き写す手間が好きなわけでおます。予約分受取目録R26好書好日トップ図書館情報ネットワーク 蔵書検索システム
2022.04.13
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図書館で『クダン狩り』という本を、手にしたのです。人面牛身の妖獣クダンの剥製が見世物として興行されていたそうで・・・興味深いでえ♪【クダン狩り】東雅夫著、白澤社、2021年刊<「BOOK」データベース>よりその予言は必ず当たるといわれる人面牛身の妖獣クダンの謎、六甲山地に出没する牛頭女身の牛女の禍々しき魅力。内田百〓、小松左京ら文豪たちをも魅了した謎めいた予言獣クダンの足あとを辿って岡山・牛神社、大分・別府温泉、兵庫・六甲山地、京都・丹後半島を探訪するクダン狩りの旅。怪談文芸の第一人者である著者のクダン論を集大成するとともに、第二部にクダンをモチーフにした傑作文学、内田百〓「件」、小松左京「くだんのはは」を収録。第三部としてクダン研究者・笹方政紀氏との対談を掲載。<読む前の大使寸評>人面牛身の妖獣クダンの剥製が見世物として興行されていたそうで・・・興味深いでえ♪rakutenクダン狩り「第一部 第三章」を、見てみましょう。p36~39<第三章 未来を予言する怪物、クダンを追う>■「クダンをご存知ありませんか?」 来日から3年目の明治25年(1892)、夏季休暇を利用して近畿から山陰各地を探訪中のラフカディオ・ハーンは、鳥取の堺港から隠岐島へ渡る船中で、不思議な話を耳にした。 船が美保関の沖合にさしかかったときのことである。例年この辺りは、盆前には穏やかな凪の日が続くのだが、先週は珍しく突風が吹いた。土地の者の話では、それは美保関の神様の怒りに触れたためで、原因はにあったというのだ。 ハーンは首をかしげる。「クダンとは何ですか?」「クダンをご存知ありませんか? クダンというのは、顔が人間で、胴体が牛でしてね。どうかすると、牛から牛から生まれることがあるんですが、これが生まれると、何かが起こる前兆なんですな。件というやつは、つねに本当のことしか喋らない。ですから、日本の手紙や証文には『依って件の如し』という文句をよく使いますが、あれはつまり『件のように真実をもって』という意味なんですよ」 「でも、美保関の神様が、なぜその件で怒られたのですか?」「それがね、なんでも剥製の件だったそうでね。わたしは見ないから、どんなふうに出来ていたものか申しあげられないが、なんでも大阪から旅回りの見世物師が境へ巡業にきて、虎だの何だの、いろんな珍しい動物をもってきたなかに、その剥製の件があったんですな。そいつをもって、出雲丸で美保関へやってきた。 と、汽船が入港したとたんに、にわかの突風です。神社の神主たちが、これはなにか不浄のものを――死んだ動物の骨か何かを町へ持ってきたから、神さまがお怒りになったんだというんで、香具師の連中は船から上陸することを許されずに、そのままその船で、境まで送り返されたそうでしてね。ところが、連中が行ってしまったら、とたんに天気が晴れて、風がぴたりとやんだもんだから、土地の人達は、やっぱり神主のいったことは本当だったと思ったというんですよ」 来日後、最初に著された大著『日本瞥見記Glimpses of unfamiliar Japan』(1894)所収「伯耆から壱岐へ」の片隅にチラリと登場するこのエピソードは、おそらくは近代日本で最初の文学的捕獲例である。それが後に近代妖怪文学の大古典『怪談Kwaidan』(1904)を著す小泉八雲ことラフカディオ・ハーンの手で記録されたというのも因縁めいているが、それ以外にも右の一節は、われわれハンターの妄想を掻きたててやまないディティールを孕んでいる。『クダン狩り』2:くだんのはは『クダン狩り』1:第一部 第1章の冒頭
2022.04.13
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図書館で『キリンと暮らすクジラと眠る』という本を、手にしたのです。本文に添えられた挿絵がなかなかええわけで・・・大人の絵本でんがな♪【キリンと暮らすクジラと眠る】 アクセル・ハッケ×ミヒャエル・ゾーヴァ著、講談社、1998年刊<「BOOK」データベース>よりおしゃれ犬プードルの我慢と本音は?人間が卵を食べてしまうことをニワトリが知ったら?ヒキガエルのイボイボは何を意味するのか?虐待されても人間に近づくゴキブリの不屈の精進とは?フラミンゴはスーパモデルの生まれ変わり?キリンと星空を眺めたら?など、ぼくたちの心の奥にうず巻く生き物たちへの素朴な、とても素朴な疑問。そして彼らのかくされた生活と意見。<読む前の大使寸評>本文に添えられた挿絵がなかなかええわけで・・・大人の絵本でんがな♪rakutenキリンと暮らすクジラと眠るソ連共産党とニシンの関係について、見てみましょう。p69~72<ニシン 未知との遭遇・海底編> ニシンについて考えると、とても残念に思うことがひとつある。 それは、ニシンが海の奥深くにすみ、ぼくたちからひどく遠い存在だということだ。ニシンが群れるところでは、生きていけない。 もし、ニシンと人間が、水でも空気でもない何かまったく別な第三の成分でできた生活圏の中で同じように生きていたら、どんなにすばらしいだろうか。 そこでは、窓の外を眺めれば、ときどき通りすぎるニシンの群れを目にすることができるのである。今、ぼくたちが飛んでゆくカモメを見たり、夏の終わりにガンの群れが渡ってゆくのを仰ぎ見るのと同じように。 五階に住んでいたら、青、緑、紫など虹色に輝く魚たちの背を見下ろすだろう。三階からなら、真珠色に光る横腹を目で追うだろう。そして一階からは、果てしなく真っ白な、何万という数のニシンの腹を見上げるだろう。 こんなふうに身近なものになると、ひょっとして、ニシンの話す言語を解明することだって可能になるかもしれない。 ニシンが言語を有することは、すでに1980年代にソ連のある研究家によって発見されているのだ。潜水艦で海底にいたとき、ぎりぎりに接近してきたニシンが、ピッピッというかぼそい不思議な音を発しているのをキャッチしたという。どうやらニシン同士がその音によって、たがいに連絡をとりあっていたらしい。 もしかしてニシンたちは、ソ連の研究家たちにも何か話しかけようとしたのではないだろうか。じつはそうなのだ。ただ研究者たちはロシア語しか話さないのに、ニシンはロシア語が大嫌いときていたのが運のつきだった。なにしろニシンたちは、ロシアでは、油をひいたプレートに死んだ彼らの兄弟たちを敷き、ジャガイモやタマネギにサワークリームとかカブールソースをのせてオーブンに入れ、「ニシン・ストロガノフ」と称してごちそうすることを、ちゃあんと知っていたのだから。 一方のソ連側は当時、ニシンたちとの対話に非常に乗り気だったという。というのも、国家のイデオロギー体制がもはや絶望的に行き詰っていたときだったからだ。 ニシンは、共産主義体制の社会をうまく運営させていたのである。そこには私有財産もなければ、個人主義も存在しない。しかもこの生き方を、ニシンは、彼らの自由な意思に基づいて実行しているのだからたいしたものだ。監視に目を光らせる秘密警察の恐怖とも無縁である。 そんなニシンたちの社会に関する情報こそ、そのころのソ連共産党は参考資料としてぜひともひつようだったはずだ。ソ連が、なんとか自力で国家を救う最後のたのみの綱として。しかし、ついにニシンの発する音声の謎を解くことはできなかった。その結果、ソ連の運命がどうなったかは周知のとおり。 『キリンと暮らすクジラと眠る』2:おしゃべりなセキセイインコ『キリンと暮らすクジラと眠る』1:捕鯨について
2022.04.12
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図書館で『(日本人)』という本を、手にしたのです。どこを開いても、鋭いテーマというか・・・読みどころの多い本になってるでぇ♪【(日本人)】橘玲著、幻冬舎、2012年刊<「BOOK」データベース>よりこれまでの日本人論で「日本人の特殊性」といわれてきたことは、ほとんどが人間の本性にすぎない。世界を覆い尽くすグローバリズムの中で、日本人はまったく「特殊」ではない。従来の日本人論をすべて覆すまったく新しい日本人論。<読む前の大使寸評>どこを開いても、鋭いテーマというか・・・読みどころの多い本になってるでぇ♪rakuten(日本人)「第二章 日本人というオリエンタリズム」から、新渡戸の『武士道』を見てみましょう。p55~57<「武士」はキャラクター商品> 新渡戸稲造は幕末に岩手・盛岡藩士の息子として生まれ、札幌農学校(後の北海道大学)在学中にキリスト教に入信し、23歳で単身アメリカに渡った。メリーランド州のジョンズ・ホプキンス大学で学ぶかたわら、神秘主義的な傾向の強いクエーカー(キリスト友会)に傾倒した彼は、そこで出会ったメアリー・エルキントン(日本名、万里子)と結婚することになる。 官費でドイツに留学した後、母校の札幌農学校に教授として迎えられた新渡戸だが、やがて体調を崩し、カリフォルニアでの静養を余儀なくされる。三十代後半のこの時期に、アメリカで英語で執筆されたのが『武士道』だ。 新渡戸の『武士道』は、日露戦争(1904~05年)で大国ロシアを破った。“新興国”日本の秘密を知る本として、アメリカばかりかヨーロッパ諸国でもベストセラーになった。 ところで、7歳で明治維新を迎えた新渡戸は、藩士の家に生まれたといっても、武士の生活はほとんどなにも知らなかった。若き日の新渡戸の情熱は欧米の文化を学ぶことに費やされ、東京大学では方言のため意思疎通にも苦労し、日本人とも英語で会話することを好んだとされる()。 新渡戸は後年、若き日々を次のように回想している。 始めて私が東京に来たのは明治4年で、そのころ日本の学問は、ほとんど廃れてしまった時分である。論語や孟子も、読む者は少なかった。まして我が国語など顧みるものも稀であった。 その当時、「学問」は外国語を学ぶものだった。アメリカの大学で教育を受け、アメリカ人を妻としたキリスト教徒の新渡戸は、「国際人」というよりも「日系アメリカ人」に近かった。『武士道』の「序」で述べられているように、この本は療養中の新渡戸が、妻や友人に日本人の慣習をしばしば尋ねられ、それにこたえるために執筆したものだ。そこで新渡戸が考えついたのが、アメリカ人なら誰でも知っている「騎士道」との比較で日本の「武士道」を説くというアイデアだった。『武士道』では、日本の皇帝はイギリスの王室と、水戸光圀とプラトンと、上杉鷹山はフレデリック大帝と比較される。“忠”と並んで「日本道徳の両輪をなす」“孝”は、西洋に比較すべき例がみつけられなかったので割愛せざるを得なかった(「増補第十版序」)。 当時のアメリカでは、知識人の多くが、金銭万能の資本主義(ベンサム流の功利主義)によって古きよき伝統が蝕まれていると憂えていた(いつの時代でも、ひとびとの不満は同じなのだ)。自分たちをヨーロッパ文明の直系の子孫と考えていたアメリカ人にとって、この「伝統」とはキリスト教が精神世界の支柱であった中世の価値観のことだった。 そんな彼らの心情に、欧米社会ではすでに失われてしまった騎士道が、日本では「武士道」として残っているという物語は強く訴えた。 博覧強記の新渡戸は、孔子・老子、王陽明から当時の最新思想だったニーチェやマルクスまで引いて、仁(惻隠の情)や礼、忠義のような儒教的な道徳観念、勇気や名誉といったアメリカ人にもわかりやすい武勇の掟、あるいは彼らの大好きなエキゾティックな風習(切腹)などを思いつくままに語っていく(それに対して日本の歴史上の人物は、徳川家康や西郷隆盛などわずかしか出てこない)。 新渡戸は、アメリカ人に日本の武士の「正しい姿」を伝えることにはほとんど関心を持たなかった。それ以前に、なんの資料もないカリフォルニアで、歴史研究者でもない新渡戸にそのようなことができるはずもなかった。 キリスト者である新渡戸の目的は、欧米人に対して、日本にもキリスト教を受け入れるだけの「文化」があることを証明することだった。そこで、オリエンタリズムで加工された「武士」というキャラクターを使って、自分の理想とする「日本人」を創造し、世界的な大ヒット商品に仕立て上げたのだ。
2022.04.12
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今年の花見は、どこで見ようか?ということだが・・・近年は、近場で見ることに落ち着いています。近い順に並べてみると・・・1. 妙法寺川2. 明石公園3. 生田川4. 王子動物園5. 芦屋川6. 夙川サクラ前線は東北地方にまで進んでいるようで、ドングリ国のソメイヨシノはもう散り終えてしまいました。・・・ということで、4月4日から8日までのドングリ国の花見を並べてみます。新湊川新湊川明石公園明石公園生田川『今年の花見は、どこで見ようか?』2:2022.4.02 妙法寺川『今年の花見は、どこで見ようか?』1:2012.04.15 夙川、妙法寺川
2022.04.11
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「内田樹の研究室」の内田先生が日々つづる言葉のなかで、自分にヒットするお言葉をホームページに残しておきます。最近は池田香代子さんや、関さんや、雨宮さんなどの言葉も取り入れています。(池田香代子さんは☆で、関さんは△で、雨宮さんは○で、池田信夫さんは▲、高野さんは■で、金子先生は★、田原さんは#、湯浅さんは〇、印鑰さんは@、櫻井さんは*、西加奈子さんは♪で区別します)・勇気について・病と癒しの物語『鬼滅の刃』の構造分析・「アウトサイダー」についての個人的な思い出とささやかな感想・コロナ後の世界 ・格差について・『コロナ後の世界』まえがき・紀伊田辺聖地巡礼の旅・成長と統治コスト・『日本習合論』中国語版序文・日本のイデオクラシー・後手に回る政治・倉吉の汽水空港でこんな話をした。********************************************************************(目次全文はここ)(その42):『勇気について』を追記2022-04-07勇気についてより 勇気が最優先の徳目であった時代に、それ続く徳目は「正直と親切」であった。「勇気・正直・親切」と「友情・努力・勝利」はまるで違う。正直や親切というはパーソナルなものである。目の前にいる生身の人間に対してどう向き合うか、こちらの真率な気持ちが相手にどれだけ伝わるかという顔と顔を見合わせた倫理次元の問題である。それは何か達成するための手段ではない。 でも、努力は違う。努力にはとりあえず相手がいない。努力するかどうかはあくまで自分一人の問題である。そして、ほんとうに「努力」したかどうかは「勝利」したかどうかで事後的に、客観的かつ外形的に検証される。なるほど、時代はそうやって遷移したのかと私は深く得心した。 スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式で式辞を読んだことがあった。その時に彼は「最も重要なのはあなたの心と直感に従う勇気です」という感動的な言葉を語った。「心と直感はあなたがほんとうは何になりたいかをなぜか知っているからです」と話は続く。 ジョブズはたいせつなのは「心と直感に従うことです」とは言わなかった。「心と直感に従う勇気です」と言ったのである。勇気が要るのは子どもが「心と直感に従う」ことを周囲の大人が許さないからである。 ものごとを始める時に、まず周囲の共感や理解を求めてはならない。ジョブズのこの見識に私は全幅の同意を送る。2021/12/06 病と癒しの物語 『鬼滅の刃』の構造分析よりまずは読んでいない方のためにストーリーを要約する。 大正時代に、人食い鬼たちが出没していた。鬼に噛まれると人間は鬼になる。ゾンビと同じメカニズムである。全部食われると消滅するが、ちょっと噛まれただけだと鬼になる(これもゾンビと同じ)。これが感染症のメタファーであることはすぐわかる。死ねばそれ以上感染はさせないが、感染したまま蘇生するとスプレッダーになる。 主人公は山中に住まう炭焼きの少年竈門炭治郎。彼の留守中、一家は鬼に襲われ、妹の禰豆子を残して一家は虐殺される。生き残った妹は「感染」しているので、わずかに人間の心を残しながら、なかば鬼化している。妹をもとの人間に戻し、家族の仇をうつために炭治郎は鬼狩りを主務とする「鬼殺隊」に身を投じ、過酷な訓練に耐えて、一人前の剣士となる。そして、人間の心を取り戻し(身体能力は鬼のままの)妹や仲間の剣士たちと手を携えて、異形の鬼たちと死闘を繰り広げる・・・という話である。(中略)もう文字数がないので、結論を急ごう。『鬼滅の刃』は病と癒しをめぐる物語である(だからこそ偶然にもパンデミックの時期にジャストフィットしてしまったのである)。剣士と鬼たちは全員がある意味での「病者」である。そして、他の登場人物たちはほとんど全員が「医療者」あるいは「回復の支援者」である。だから、極言すれば物語は「戦場」と「病院」だけで展開するのである。戦いで傷つき、限界まで疲れ切った剣士たちが、お互いに心を通わせ、認め合い、許し合うのは、病床でベッドを並べている「治療中」の時間においてなのである。このマンガの卓越した点は「健常」と「疾病」をデジタルな二項対立としてはとらえず、その「あわい」こそが人間の生きる場であるという透徹した見識にあったと私は思う。この世には100%の健常者も100%の病者もいない。一人一人が何らかの欠損や過剰を抱えており、それぞれの仕方で傷つき、それぞれの「スティグマ」を刻印されている。『鬼滅の刃』の手柄はその事実をありのままに受け入れ、病者たちに寄り添い、時には癒し、時には「成仏」させる炭治郎という豊かな包容力を持つ主人公の造形に成功したことにあるのだと私は思う。以降の全文は内田先生かく語りき38による。
2022.04.11
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図書館で『クダン狩り』という本を、手にしたのです。件(クダン)については小泉八雲や小松左京らが作品に取り上げるほどの怪物なので・・・その調査報告は興味深いでぇ。【クダン狩り】東雅夫著、白澤社、2021年刊<「BOOK」データベース>よりその予言は必ず当たるといわれる人面牛身の妖獣クダンの謎、六甲山地に出没する牛頭女身の牛女の禍々しき魅力。内田百〓、小松左京ら文豪たちをも魅了した謎めいた予言獣クダンの足あとを辿って岡山・牛神社、大分・別府温泉、兵庫・六甲山地、京都・丹後半島を探訪するクダン狩りの旅。怪談文芸の第一人者である著者のクダン論を集大成するとともに、第二部にクダンをモチーフにした傑作文学、内田百〓「件」、小松左京「くだんのはは」を収録。第三部としてクダン研究者・笹方政紀氏との対談を掲載。<読む前の大使寸評>件(クダン)については小泉八雲や小松左京らが作品に取り上げるほどの怪物なので・・・その調査報告は興味深いでぇ。rakutenクダン狩り「第一部 第一章」の続きを、見てみましょう。p11~14<第一章 すべての怪談は“不幸の手紙”から始まる!>■先祖が犯した代々の悪行 ところで「牛の首」には後日談がある。 といってもそれは、私自身が勝手にそう呼んでいるだけなのだが、小松左京は「牛の首」発表から二年後に、実際ににまつわる階段を書いているのである。 といえば、あるいはピンとくる向きがあるやもしれない。小松左京の、というよりも、現代日本における怪談小説の白眉として、つとに名高い傑作「くだんのはは」(1968年発表)のことだ。「くだんのはは」原作/小松左京、絵/石ノ森章太郎 あまりにも有名な作品なので、要約するのも気がひけるのだが、かいつまんで述べると、舞台は阪神間の芦屋市。第二次大戦末期の空襲で家を焼かれた主人公の少年は、旧知の家政婦のはからいで、とある芦屋の豪邸に寄寓することになる。その家には、中年の女主人とその娘、それに家政婦の三人しか住んでおらず、病身だという娘は母親以外の前に姿を現したことがない。夜ごと聞こえる少女の啜り泣き、戦争の行く末を知っているかのような主婦の言動。娘の部屋から日に三度、運び出される血と膿にまみれた包帯・・・。 屋敷の女主人は少年に、先祖が犯した代々の悪行がという守り神となってこの家に来た、と語る。やがて主婦の予言どおり日本は戦争に負け、その混乱のさなか、少年は娘の部屋を覗いてしまう。そこにいたのは、赤い振袖を着た牛・・・十三、四歳の少女の身体に牛の顔を持ち、人間の声で啜り泣きをもらす異形のものだった。 娘は、凶事の前兆として生まれ、その異変に関する一切を予言して死ぬという伝説の獣だったのだ。主婦は少年に、一切を黙っていてくれと念を押す。でないと、少年の一家にも、やがて不幸が起こるというのだ。 これだけでも充分に恐ろしくて忌まわしい怪談であるのだが、作者は結末で、さらに恐怖のダメ押しをする。ここは原文をお読みいただこう。 だがあれから22年たった今、僕はあえてこの話を公けにする。そうする事によって、僕はこれを読んだ人々から件(くだん)についての知識を、少しでもいいから、得たいのだ。誰か件についてくわしい事を知らないだろうか? あのドロドロした食物は一体何だか知っている人はいないだろうか? 件を見たものは件をうむようになると言うのは本当だろうか? (僕は切羽つまってこの話を発表する。今度始めて生まれた僕の長女に角があったのだ!)これもやはり、大異変の前兆だろうか? 『クダン狩り』1
2022.04.11
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図書館で『クダン狩り』という本を、手にしたのです。件(クダン)については小泉八雲や小松左京らが作品に取り上げるほどの怪物なので・・・その調査報告は興味深いでぇ。【クダン狩り】東雅夫著、白澤社、2021年刊<「BOOK」データベース>よりその予言は必ず当たるといわれる人面牛身の妖獣クダンの謎、六甲山地に出没する牛頭女身の牛女の禍々しき魅力。内田百〓、小松左京ら文豪たちをも魅了した謎めいた予言獣クダンの足あとを辿って岡山・牛神社、大分・別府温泉、兵庫・六甲山地、京都・丹後半島を探訪するクダン狩りの旅。怪談文芸の第一人者である著者のクダン論を集大成するとともに、第二部にクダンをモチーフにした傑作文学、内田百〓「件」、小松左京「くだんのはは」を収録。第三部としてクダン研究者・笹方政紀氏との対談を掲載。<読む前の大使寸評>件(クダン)については小泉八雲や小松左京らが作品に取り上げるほどの怪物なので・・・その調査報告は興味深いでぇ。rakutenクダン狩り「第一部 クダン狩り」の冒頭から、見てみましょう。p7~10<第一章 すべての怪談は“不幸の手紙”から始まる!> 怪談をめぐるフィクションとノンフィクションの問題を考えるとき、格好のマクラとなりそうな作品が、小松左京にある。「牛の首」(1965年発表)と題するショートショートで、概略こんな話だ。 語り手のを前にして、S氏とT氏が次のような会話を交わす。 「こわい話もずいぶん聞いたけど、一番すごいのはの話だ」 「あれは本当にすごい。それに後味が悪い」 「もうあの話だけはよそう」 その話を知らない私が、ぜひ聞かせてくれと頼むと、両人は急に青ざめ、鳥肌を立てて言い渋ったあげく、「この話をきいた者には必ずよくないことが起こると言われている」「思い出すのもいやだ」と言って、あくまでも拒絶する。 私は怪談好きの友人や作家に、片っぱしからという話を知っているか尋ねる。すると多くの者が「知っている」と答え、「怪談として最高によくできている」「あんな恐ろしい話はきいたことがない」と言いながら、一様にその内容を明かすことを拒む。 躍起になった私は、とうとう友人たちからと仇名されるまでになるが、ついに話の出所を突きとめる。ミステリーの老大家O先生が、中央アジアのサマルカンドで採集して伝えた話だというのだ。私がO先生のもとへ押しかけ、話を聞かせてくれというと、Oは恐怖と狼狽の表情を浮かべ、「今日は用事で出かけるから、明日の午後来たまえ」と言う。翌日訪ねると、Oは外国へ旅立った後だった・・・。 続く一段は原文をそのまま引用しよう。 あまりのことに、呆然として帰途についた時、私は突然血も凍るような戦慄におそわれた。――今こそ、私には“牛の首”がどんな話かわかった。それは題名と、非常に恐ろしい話だということだけわかっていて、その内容は、誰も知らないのだ――みんないっていた。あんなものすごい話は、きいたことがない、と・・・。 題名とその恐ろしさだけがつたわっていて、誰も聞いたことのない怪談。――誰一人、どんな話か知らないのに、その恐怖だけが、まだ生きている怪談――私は、体が小きざみにふるえ出すのを感じた。 後日、某TVディレクターにについて尋ねられた私は、青ざめた顔で答える。「知ってるとも。あんな恐ろしい話はきいたことがない」・・・。
2022.04.10
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図書館で『キリンと暮らすクジラと眠る』という本を、手にしたのです。本文に添えられた挿絵がなかなかええわけで・・・大人の絵本でんがな♪【キリンと暮らすクジラと眠る】 アクセル・ハッケ×ミヒャエル・ゾーヴァ著、講談社、1998年刊<「BOOK」データベース>よりおしゃれ犬プードルの我慢と本音は?人間が卵を食べてしまうことをニワトリが知ったら?ヒキガエルのイボイボは何を意味するのか?虐待されても人間に近づくゴキブリの不屈の精進とは?フラミンゴはスーパモデルの生まれ変わり?キリンと星空を眺めたら?など、ぼくたちの心の奥にうず巻く生き物たちへの素朴な、とても素朴な疑問。そして彼らのかくされた生活と意見。<読む前の大使寸評>本文に添えられた挿絵がなかなかええわけで・・・大人の絵本でんがな♪rakutenキリンと暮らすクジラと眠るおしゃべりなセキセイインコについて、見てみましょう。p19~21<セキセイインコ 音声・語学学習のエキスパート> セキセイインコの故郷は、オーストラリア大陸である。その内陸に大きな群れをなして生息し、朝晩には草の種を求めて草原を飛びまわり、日中は暑さを避けてゴムの木の木陰でさえずっている。というのが野生のセキセイインコの姿なのだそうだ。 このセキセイインコが世界に広く知られるようになったのは、1840年のことだ。イギリスの鳥類研究家のゴールドが、オーストラレアから初めてつがいをロンドンに持ちこんだのがきっかけであった。 ところで、このときゴールドが持ってきたセキセイインコが、はたして野生のものだったかというと、そうではないらしい。 そのころのオーストラリアは未開の地で、しかもヨーロッパには存在しないめずらしい野鳥がたくさんいたので、鳥類研究家にとってはまさに宝の国だった。 ある日、野鳥を観察しながらジャングルを進んでいたゴールドはふと、木立の中から人の声がしたような気がして、立ち止まった。 なんだろう? そう思って、あたりを見まわすと、小さな鳥かごが目に入った。しかも鳥かごはひとつではなくて、木々の枝にそれこそ何十何百とぶらさがっていたのだ。 そしてかごの中には、黄緑色の羽をした美しい鳥がそれぞれ二羽ずついて、きょときょとと落ち着かない様子でこちらを見ているではないか。 ほう、つがいらしいなと思って、ゴールドが近づいたときである。とつぜんその鳥たちが、ハモりながらドイツ語で、「どーこにいってたんだい、愛しいメッツちゃん? どーこにいってたんだい?」 と歌いだしたのだ。 ゴールドはびっくりして、その場に凍りついてしまった。 それでも、さすがは研究家である。冷静さを取り戻したゴールドは、いったいだれがこの鳥たちを飼っているのだろう? とジャングルを探ってみたのだ。しかし、セキセイインコのふしぎなドイツ語が響くだけで、あたりに人影はまるでなかった。 ゴールドは、それから何週間ものあいだ、その場所で観察を続けたのだが、結局、飼い主のことは何もつきとめることはできなかった。ただ、彼が観察中についくたびれて眠ってしまい、次に目が覚めると、いつも鳥かごのエサや水は補充され、糞もきれいに掃除してあったということである。 アボリジニたちの手によるものか? ドイツ系のおばあさんでもそのへんをうろついていたのか? はてさて、神様のしわざか・・・? ところがである。この不思議な鳥かごは、解き明かされることのない永遠の謎になってしまうのだ。 というのも、あの欲深いオウム輸入業者が、ゴールドによって持ちこまれたセキセイインコを放っておくはずがなかった。なにしろ可憐なだけじゃなくて、人まねしておしゃべりまでするのだ。これはペットとして流行るにちがいない。儲かるぞ。そう思うや、彼らは大挙してオーストラリアに渡った。そして、わあわあ争ってゴムの木にぶらさがっていた鳥かごを奪うと、あっというまに売り払ってしまったのである。 こうしてジャングルの軌跡は、歴史の彼方に消えてしまったけれど、小さな鳥かごの中でセキセイインコは増え続け、今ではたくさんの過程で、そのモノマネ名人ぶりを発揮してお茶の間のアイドルの座をキープし続けているのである。 ミヒャエル・ゾーヴァのもう1枚『キリンと暮らすクジラと眠る』1
2022.04.10
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図書館で『キリンと暮らすクジラと眠る』という本を、手にしたのです。本文に添えられた挿絵がなかなかええわけで・・・大人の絵本でんがな♪【キリンと暮らすクジラと眠る】 アクセル・ハッケ×ミヒャエル・ゾーヴァ著、講談社、1998年刊<「BOOK」データベース>よりおしゃれ犬プードルの我慢と本音は?人間が卵を食べてしまうことをニワトリが知ったら?ヒキガエルのイボイボは何を意味するのか?虐待されても人間に近づくゴキブリの不屈の精進とは?フラミンゴはスーパモデルの生まれ変わり?キリンと星空を眺めたら?など、ぼくたちの心の奥にうず巻く生き物たちへの素朴な、とても素朴な疑問。そして彼らのかくされた生活と意見。<読む前の大使寸評>本文に添えられた挿絵がなかなかええわけで・・・大人の絵本でんがな♪rakutenキリンと暮らすクジラと眠るミヒャエル・ゾーヴァの作品このところのツボでもある捕鯨について、見てみましょう。p43~46<クジラ 大いなる胃袋へのご招待> マッコウクジラは、人間の一人ぐらいまるごとのみこむことができるという。なにしろあの図体だから、いちいちかみくだくことなんてしないのだ。逆に人間がマッコウクジラを食べようとすると、細かく切ってからでないと無理である。というわけで、次のような結論が結論が導かれるのである。「人間の胃におさまってしまったマッコウクジラは、もうそれで一巻の終わりなのに対して、マッコウクジラのおなかに入った人間は、もしかしたら生きて再び日の目を見ることができるかもしれない」 もちろん、生還できるとしてもかなりの偶然によるのだろうけど。 たとえば1927年のプリンストン・セオロジカル・レヴュー誌にはこんな報告が寄せられているのである。 フォークランド諸島の付近で、捕鯨船の乗員が一人、マッコウクジラを捕獲する際に船から落ち、行方不明になってしまった。その翌朝のことだ。仲間の死を悼むまもなく、船員たちは、前日に銛で射たクジラの解体を始めた。船の右舷に係留しておいたクジラから、まず斧やスコップで脂肪をはがしたあと、内臓を取り出すのである。 はらわたが船のデッキに巻き上げられてきた。そのとき、血の塊の中で、何かがぴくりと動いたのだ。そこにいたのは、なんと行方不明になっていた男だった。船員たちが、冷たい海水をかけると、男はまもなく意識を取り戻した。その後の2週間というもの、この男はほとんど狂乱状態だったというが、やがて正気を取り戻し、再びもとの船の持ち場へ戻ったのである。 マッコウクジラの内部はとても広々していて、ときには胃袋の中から、二万八千匹以上ものイカやタコが見つかったという記録もある。例の船員もやはり、クジラの体内では決してひとりぼっちではなかったのであろう。おそらく何十万という数の、吸盤つきのタコの足に巻きつかれたり、なでられたり、吟味されたりしたにちがいないのだ。そう考えると、生還した船員が2週間も錯乱していたという話もあながちおおげさではないように思える。ぼくたちのまわりには、ほんのちょっとしたことでもすぐにまいってしまい、精神科のセラピーが必要になる人だっているのだから。 ところで宇宙に行って帰ってくると、その後の人生観が変わるという話をよくきくけれど、クジラのおなかから生還したあとも、それと同じらしい。そのなかで一番有名なのは、神に布教せよと告げられたヨナの話である。「神は言った。立って、あの大きな町ニネベに行き、これに向かって呼びかけよと。しかしヨナは、この言葉に背いて、ニネベに行くかわりにタルシンへ向かう船に乗ったため、神はヨナを大きな魚にのみこませた。そしてヨナが慈悲を請うまで三日三晩、その腹の中で苦しませた。ようやく大魚がヨナを騎士で吐きだしてやると、ヨナはニネベへ行き人々に神の教えを説いて歩いた」(旧約聖書、ヨナ書より) こうしてこれに味をしめたらしく、それ以来、神は不況の一環として、今でもときどき人間にクジラ体験の機会を与え、またもとの世の中に戻してやるという手をつかうみたいである。 欧米の捕鯨が『日本捕鯨史』3に見られます。
2022.04.09
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図書館で『美しすぎる地学事典』という本を、手にしたのです。地学的に見て美しい画像、風景が満載されていて・・・ええでぇ♪【美しすぎる地学事典】渡邉克晃著、秀和システム、2020年刊<「BOOK」データベース>より虹色の熱水泉、六角形の石柱群。自然は驚きと感動に満ちている!カラー写真とやさしい解説で学ぶ地球の神秘。<読む前の大使寸評>地学的に見て美しい画像、風景が満載されていて・・・ええでぇ♪rakuten美しすぎる地学事典「2 20億年に及ぶ完全な地層」で、グランドキャニオンが語られているので、見てみましょう。p11~13<地球上でもっとも完全な地層の積み重なり> 深く削られた渓谷の断崖に、延々と積み重なる水平な地層。アメリカ合衆国アリゾナ州北部に広がるグランドキャニオンは、「地球上でもっとも完全な地層の積み重なりが見られる場所」と言われています。渓谷の最下部に露出する約20億年前の地層まで、ここではほぼ連続的に地層の積み重なりを見ることができるのです。 露出している地層の厚さは、平均で1200メートルほど。最大では1800メートルにも達するというスケールの大きさです。その迫力は写真からも伝わってきますね。 20億年前と言えば、地球上には単細胞の原始的な清明しか存在せず、大気中の酸素濃度がまだ低かった時代。その後、およそ6億年前に酸素濃度が現代の水準に近づき、5億4000万年前頃から、脊椎動物をはじめとする多種多様な生命が出現するようになります。 やがて植物が陸上に進出し、両生類や爬虫類が現れ、地球上には海にも陸にも生命が溢れていきました。そして2億5000万年前に史上最大の大量絶滅が起こります。・・・グランドキャニオンの地層には、こうした膨大な時間の流れ、20億年に渡る地球の歴史が、ほぼ完全に記録されているのです。 谷底に降りれば、そこは20億年前の原始生命の世界。そこから1200メートルほど崖を登れば、頂上付近に広がるのは2億3000万年前の、大漁絶滅後の世界。この縞じまの分厚い断崖は、地球の歴史を一気に駆け抜ける壮大なタイムトラベルを体験できる場所なのです。<地層は大きく2つのブロックに分けられる> およそ20億年に渡る連続的な地層が見られるグランドキャニオンですが、その地層は大きく2つのブロックに分けられます。 サウスリムの写真を見てください。上の方の赤やベージュの地層の下に、縞模様のないこげ茶色の地層が見えますね。テラス状の中腹の部分から、さらに深く削り込まれている谷の部分です。 この縞模様のないこげ茶色の地層は、主に20億年前から15億年前くらいに形成された、とても古い地層です。一方、上の方の水平な縞模様のある赤やベージュの地層は、約5億年前以降に形成された比較的新しい地層です。 この2種類の地層の間には「不整合」と呼ばれる地層の断絶があって、グランドキャニオンの地層はここを境に2つのブロックに大別されます。 不整合の下側に位置する古い地層については、大まかに言うと15億年前よりも古い地層しかありません。不整合の上側に位置する新しい地層はおよそ5億年前以降のものなので、これら2つのブロックの間には実に10億年ものギャップがあるのです。<5億年前に起こった大浸食の謎> グランドキャニオンの地層を2つに区分するこの不整合は、いまだにはっきりとした形成過程がわかっていません。およそ10億年分の地層が広い範囲でごっそりと抜く落ちているのですから、少なくとも大規模な地層の浸食があったことは確かなようです。 しかもこの時代の地層が抜け落ちているのは、グランドキャニオンだけのことではないのです。規模の大きさこそ様々ですが、世界中の地層で、5億年前より新しい地層と、それ以前の古い地層との間に明らかなギャップ(不整合)があります。 世界中で同時期に、しかもかなりの規模の浸食が起きているわけです。この時期、地球に一体何があったのでしょうか。 一つの有力な説として、全地球規模の氷河がとてつもない浸食を引き起こしたのではないか、と考えられています。「全地球規模の氷河」と言うのは、言葉の通り、地球全体が完全に凍ってしまうことを意味します。赤道付近まで、陸も海もすべて氷に覆われる状態になったのです。 「全地球凍結(スノーボールアース)」と呼ばれるこのような事件は、地球46億年の歴史を通じて、3回起こったと考えられています。その時代が、ざっくりと22億年前、7億年前、6億年前の3回です。『美しすぎる地学事典』2:ゴビ砂漠の化石産地『美しすぎる地学事典』1:エベレスト
2022.04.09
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女三代の100年物語、回転焼のあんこ、おいしゅうな~れ、be delicious、京都太秦の撮影所、ジャズトランペッター、ルイ・アームストロング、殺陣の虚無蔵、撮影所の休憩室、英語学習放送、ハリウッドのチャンバラ映画、岡山弁の安子さん、ひなたのアメリカ留学 ・・・何でもありのてんこ盛りのドラマが同時進行のように続いてきたが、その最終回が今日終わったのです。最終回では、直近の10年間ぐらいの出来事が突風が吹くように描かれていて、なんじゃこれという作りになっていたが・・・まあいいか♪『カムカムエヴリバディ』キャスト・出演者一覧、相関図【2021年後期連続テレビ小説】を見てみると、なんとたくさんの役者が出ているものかと、驚くのです。
2022.04.08
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今回借りた3冊です。 だいたい支離滅裂に借りているけど、今回の傾向は、強いていえば、「動物ファンタジー」でしょうか♪<市立図書館>・キリンと暮らすクジラと眠る・クダン狩り・(日本人)<大学図書館>(ただいま市民への開放サービスを休止中)図書館で手当たり次第で本を探すのがわりと楽しいが・・・これが、図書館での正しい探し方ではないかと思ったりする(笑)***********************************************************【キリンと暮らすクジラと眠る】 アクセル・ハッケ×ミヒャエル・ゾーヴァ著、講談社、1998年刊<「BOOK」データベース>よりおしゃれ犬プードルの我慢と本音は?人間が卵を食べてしまうことをニワトリが知ったら?ヒキガエルのイボイボは何を意味するのか?虐待されても人間に近づくゴキブリの不屈の精進とは?フラミンゴはスーパモデルの生まれ変わり?キリンと星空を眺めたら?など、ぼくたちの心の奥にうず巻く生き物たちへの素朴な、とても素朴な疑問。そして彼らのかくされた生活と意見。<読む前の大使寸評>本文に添えられた挿絵がなかなかええわけで・・・大人の絵本でんがな♪rakutenキリンと暮らすクジラと眠る【クダン狩り】東雅夫著、白澤社、2021年刊<「BOOK」データベース>よりその予言は必ず当たるといわれる人面牛身の妖獣クダンの謎、六甲山地に出没する牛頭女身の牛女の禍々しき魅力。内田百〓、小松左京ら文豪たちをも魅了した謎めいた予言獣クダンの足あとを辿って岡山・牛神社、大分・別府温泉、兵庫・六甲山地、京都・丹後半島を探訪するクダン狩りの旅。怪談文芸の第一人者である著者のクダン論を集大成するとともに、第二部にクダンをモチーフにした傑作文学、内田百〓「件」、小松左京「くだんのはは」を収録。第三部としてクダン研究者・笹方政紀氏との対談を掲載。<読む前の大使寸評>人面牛身の妖獣クダンの剥製が見世物として興行されていたそうで・・・興味深いでえ♪rakutenクダン狩り【(日本人)】橘玲著、幻冬舎、2012年刊<「BOOK」データベース>よりこれまでの日本人論で「日本人の特殊性」といわれてきたことは、ほとんどが人間の本性にすぎない。世界を覆い尽くすグローバリズムの中で、日本人はまったく「特殊」ではない。従来の日本人論をすべて覆すまったく新しい日本人論。<読む前の大使寸評>追って記入rakuten(日本人)************************************************************図書館大好き540
2022.04.08
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『朝日デジタルの書評から』フォームや『読みたい本』フォームを作っているのだが、これを市図書館の予約に利用しようと、思い立ったのです。これまでの予約内容と予約候補は以下のとおりです。<予約中>・養老先生、病院へ行く(9/30予約、副本12、予約252)現在57位・伊坂幸太郎『ペッパーズ・ゴースト』(10/30予約、副本7、予約202)現在59位・宮家邦彦『米中戦争』(11/09予約、副本1、予約14)現在2位・松村圭一郎『くらしのアナキズム』(11/27予約、副本1、予約15)現在1位・『猫が30歳まで生きる日』(12/06予約、副本2、予約24)現在10位・ 堀川恵子『暁の宇品』(12/14予約、副本6、予約61)現在19位・人新世の「資本論」(12/18予約、副本24、予約389)現在231位・グレゴリー・ケズナジャット『鴨川ランナー』(12/23予約、副本1、予約18)現在9位・今村翔吾『塞王の楯』(1/21予約、副本11、予約522)現在427位・『スマホ脳』(1/28予約、副本40、予約511)現在376位・「監視資本主義」(2/07予約、副本1、予約30)現在25位・西加奈子『夜が明ける』(2/15予約、副本16、予約531)現在467位・さばの缶づめ、宇宙へいく(3/08予約、副本5、予約11)現在2位・「わきまえない女」だった北条政子(3/20約、副本1、予約1)現在1位・女のいない男たち(3/31予約、副本8、予約207)現在213位・戦争は女の顔をしていない(4/07予約、副本7、予約34)<カートで待機中>・N・ネフスキー著『月と不死』・8月の果て・ある日うっかりPTA(副本4、予約39)・グレタたったひとりのストライキ<予約候補>・『コロナ危機の政治』・『鎌倉殿と13人の合議制』:図書館未収蔵・村山斉『宇宙はなぜ美しいのか』:図書館未収蔵 ・ゆく川の流れは、動的平行・砂川文次『ブラックボックス』・るるぶ宇宙・半藤一利『太平洋戦争への道 1931-1941』:図書館未収蔵・日本文学100年の名作(6巻):西図書館でみっけ・緒方貞子『難民に希望の光を』・『中国戦線、ある日本人兵士の日記』・山口晃『すヾしろ日記 参』:図書館未収蔵 ・『猫の文学館I』『猫の文学館Ⅱ』・藻谷浩介『進化する里山資本主義』・『カラハリ アフリカ最後の野生に暮らす』・ジョージ・ミーガン『世界最長の徒歩旅行』:図書館未収蔵・ネルケ無方著『迷える者の禅修業』:図書館未収蔵<予約分受取:12/05以降> ・桐野夏生『日没』(4/24予約、12/05受取)・『生物の驚異的な形』(12/11予約、12/19受取)・みちはつづくよ…どこまでゆくの?(別冊太陽)』(1/04予約、1/10受取)・堤未果『デジタル・ファシズム』(10/04予約、1/19受取)・ブレイディみかこ『他者の靴を履く』(8/14予約、1/29受取)・本村凌二『馬の世界史』(2/03予約、2/09受取)・ドードーをめぐる堂々めぐり(1/09予約、2/16受取)・52ヘルツのクジラたち(4/15予約、2/22受取)・『ザリガニの鳴くところ』(6/04予約、3/01受取)・水村美苗『日本語で読むということ』(2/20予約、3/01受取)**********************************************************************【養老先生、病院へ行く】養老孟司著、エクスナレッジ、2021年刊<「BOOK」データベース>より自身の大病、そして愛猫「まる」の死ー。医療との関わり方、人生と死への向き合い方を、みずからもがん患者である東大病院の名医とともに語る。漫画家ヤマザキマリさんとの鼎談も収録。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(9/30予約、副本12、予約252)>rakuten養老先生、病院へ行く【ペッパーズ・ゴースト】伊坂幸太郎著、朝日新聞出版、2021年刊<出版社>より少しだけ不思議な力を持つ、中学校の国語教師・檀(だん)と、女子生徒の書いている風変わりな小説原稿。生徒の些細な校則違反をきっかけに、檀先生は思わぬ出来事に巻き込まれていく。伊坂作品の魅力が惜しげもなくすべて詰めこまれた、作家生活20年超の集大成!<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(10/30予約、副本7、予約202)>amazonペッパーズ・ゴースト【米中戦争】宮家邦彦著、朝日新聞出版、2021年刊<「BOOK」データベース>よりこれは対岸の火事ではないー最新地政学で読み解く、米中攻防の行方。米中の武力衝突は決してフィクションではない。安全保障学の重鎮である著者が、米国と中国の最新情勢を分析した上で、平時と有事の隙間をつく“グレーゾーン事態”を含む、情報、サイバー、宇宙、電磁界など多次元に広がった「ハイブリッド戦争」の最前線に迫り、二つの大国間で起こりうる軍事対立の見取り図を描く!<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(11/09予約、副本1、予約14)>amazon米中戦争【くらしのアナキズム】松村圭一郎著、 ミシマ社、2021年刊<「BOOK」データベース>より国家は何のためにあるのか?ほんとうに必要なのか?「国家なき社会」は絶望ではない。希望と可能性を孕んでいる。よりよく生きるきっかけとなる、“問い”と“技法”を人類学の視点からさぐる。アナキズム=無政府主義という捉え方を覆す、画期的論考!<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(11/27予約、副本1、予約15)>rakutenくらしのアナキズム【猫が30歳まで生きる日】宮崎徹著、 時事通信出版局、2021年刊<「BOOK」データベース>よりAIM治療で、医療革命が起こる!猫にとって宿命的な病、腎臓病。長らく不明だったその原因がついに解明された。血液中のタンパク質「AIM(Apoptosis Inhibitor of Macrophage)」で治療が可能になるのだ。さらにAIMは、猫だけでなく人間にも効き、また腎臓病のみならず、アルツハイマー型認知症や自己免疫疾患など、これまで“治せない”と言われてきた病気への活用も期待できる。最新医療研究のリアルがここにある。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約12/06予約、副本2、予約24)>rakuten猫が30歳まで生きる日【暁の宇品】堀川恵子著、講談社、2021年刊<「BOOK」データベース>より日清戦争、上海事変、ガダルカナル、そして8・6-。日本の「海の戦争」を支えた輸送基地=宇品港の三人の司令官と、軍都・広島が背負った「宿命」。日本軍事史上の最重要問題に光を当てる傑作。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(12/14予約、副本6、予約61)>rakuten暁の宇品【人新世の「資本論」】 斎藤幸平著、集英社、2020年刊<「BOOK」データベース>より人類の経済活動が地球を破壊する「人新世」=環境危機の時代。気候変動を放置すれば、この社会は野蛮状態に陥るだろう。それを阻止するためには資本主義の際限なき利潤追求を止めなければならないが、資本主義を捨てた文明に繁栄などありうるのか。いや、危機の解決策はある。ヒントは、著者が発掘した晩期マルクスの思想の中に眠っていた。世界的に注目を浴びる俊英が、豊かな未来社会への道筋を具体的に描きだす。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(12/18予約、副本24、予約389)>rakuten人新世の「資本論」【鴨川ランナー】グレゴリー・ケズナジャット著、講談社、2021年刊<「BOOK」データベース>より日本と世界の狭間で生まれた中篇二作。外国から京都に来た青年の日常や、周囲の扱い方に対する違和感、その中で生きる不安や葛藤等を、「きみ」という二人称を用いた独特の文章で内省的に描く。京都文学賞受賞作(「鴨川ランナー」)。福井の英会話教室を突如やめる羽目になった主人公は、ある日同僚の紹介で結婚式の牧師役のバイトを紹介されるが…(「異言」)。第二回京都文学賞満票で受賞。日本語を母語としない著者が紡ぐ、新しい感性による越境文学。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(12/23予約、副本1、予約18)>rakuten鴨川ランナー【塞王の楯】今村翔吾著、集英社、2021年刊<出版社>より近江の国・大津城を舞台に、石垣職人“穴太衆”と鉄砲職人“国友衆”の宿命の対決を描く究極のエンターテインメント戦国小説。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(1/09予約、副本4、予約6)>shueisha塞王の楯【スマホ脳】アンデシュ・ハンセン著、新潮社、2020年刊<「BOOK」データベース>より平均で一日四時間、若者の二割は七時間も使うスマホ。だがスティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。なぜか?睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存ー最新研究が明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象となった世界的ベストセラーがついに日本上陸。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(1/28予約、副本40、予約537)>rakutenスマホ脳【監視資本主義】 ショシャナ・ズボフ著、東洋経済新報社、2021年刊<「BOOK」データベース>より世界的ベストセラー!監視資本主義という言葉を生み出したハーバード・ビジネススクール名誉教授が描く新世界。私たちを急襲する隠された力とその対抗策。オバマ元大統領が選ぶ2019年ベストブック選出!<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(2/07予約、副本1、予約30)>rakuten監視資本主義【夜が明ける】西加奈子著、新潮社、2021年刊<「BOOK」データベース>より思春期から33歳になるまでの男同士の友情と成長、そして変わりゆく日々を生きる奇跡。まだ光は見えない。それでも僕たちは、夜明けを求めて歩き出す。現代日本に確実に存在する貧困、虐待、過重労働ー。「当事者でもない自分が、書いていいのか、作品にしていいのか」という葛藤を抱えながら、社会の一員として、作家のエゴとして、全力で書き尽くした渾身の作品。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(2/15予約、副本16、予約531)>rakuten夜が明ける【さばの缶づめ、宇宙へいく】小坂康之×林公代著、イースト・プレス、2022年刊<「BOOK」データベース>より「宇宙食、つくれるんちゃう?」はじまりは生徒の一言だった。「鯖街道を国際宇宙ステーションへ!」高校生が作った缶づめが、宇宙へ旅立った!予算の不足や開発の難航、そして学校は統廃合の危機に。300人におよぶ生徒たちがつないだ、13年間にわたる開発のバトン。そして、それを支えた教員や周囲の大人たち。葛藤の中で皆が力を合わせたとき、宇宙への扉が開いたー。大気圏突破ノンフィクション!!<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(3/08予約、副本5、予約11)>rakutenさばの缶づめ、宇宙へいく【「わきまえない女」だった北条政子】跡部蛮著、双葉社、2021年刊<「BOOK」データベース>より鎌倉時代における武家政権の政治の主役は、間違いなく北条政子であった。源頼朝や北条義時とて脇役にすぎない。北条政子という類い希なる政治家を生んだのは、鎌倉時代まで特有の「女性の地位」が関係している。父親にも、夫にも、兄弟たちにも屈せず、我が道を進んだ元祖「わきまえない女」北条政子の真実を当時の女性の地位から解き明かしていく。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(3/20約、副本1、予約1)>rakuten「わきまえない女」だった北条政子【女のいない男たち】村上春樹著、文藝春秋、2014年刊<「BOOK」データベース>より絡み合い、響き合う6編の物語。村上春樹、9年ぶりの短編小説世界。【目次】ドライブ・マイ・カー/イエスタデイ/独立器官/シェエラザード/木野/女のいない男たち<読む前の大使寸評>村上春樹の短編小説集ってか・・・『1Q84』ブームの後に、こんな本が出ていたとは、春樹ファンを自認している大使としては不覚であった。rakuten女のいない男たち【戦争は女の顔をしていない】スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ著、岩波書店 、2016年刊<「BOOK」データベース>よりソ連では第二次世界大戦で百万人をこえる女性が従軍し、看護婦や軍医としてのみならず兵士として武器を手にして戦った。しかし戦後は世間から白い目で見られ、みずからの戦争体験をひた隠しにしなければならなかったー。五百人以上の従軍女性から聞き取りをおこない戦争の真実を明らかにした、ノーベル文学賞受賞作家のデビュー作で主著!<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(/07予約、副本7、予約34)>rakuten戦争は女の顔をしていない【月と不死】N・ネフスキー著、平凡社、1971年刊<出版社>より著者は日本民俗学界の異色の存在として知られるロシア人学者で,柳田国男,折口信夫らと親交を結び,沖縄,東北などの民俗を採録した。本書は日本語で発表された論文・書簡を網羅した唯一の著作集。<読む前の大使寸評>ロシア人にして、日本民俗学界の異色の存在が気になるのです。<図書館予約:(とりあえずカートに入れておこう)>heibonsha月と不死【8月の果て】柳美里著、新潮社、2007年刊<「BOOK」データベース>より日本統治下の朝鮮・密陽に生を受け、マラソンでの五輪出場を目指した亡き祖父・李雨哲。そのうしろ姿を追い、路上を駆けることを決意した柳美里。ふたりの息づかいが時空を越えて重なる瞬間、日本と朝鮮半島のあわいに消えた無数の魂が封印を解かれ、歴史の破れ目から白い頁に甦る。偉丈夫の雨哲と美丈夫の弟・雨根。血族をめぐる、ふたつの真実の物語が、いま日本文学を未踏の高みへと押し上げる。<読む前の大使寸評>追って記入<図書館予約:(とりあえずカートに入れておこう)>rakuten8月の果て図書館予約の運用にも慣れて、速攻で入手するコツも何となくつかんだと思うのだ♪・朝日書評欄で探すとしたら、3ヶ月前掲載くらいのモノが狙い目かも。・専門的すぎるほどのモノは、予約0となっていることが多い。・受取館に収蔵しているモノは、移送する手間が省けるので早くなるだろう。・本屋の店頭に出た直後の新刊本・ウィキペディアでめぼしい著作を探す・神戸市図書館の予約順位は毎週火曜日(午前1時~3時) に更新されます。・Kindle版を購入すれば、その本の全て読めるのだが、紙の本から書き写す手間が好きなわけでおます。予約分受取目録R26好書好日トップ図書館情報ネットワーク 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2022.04.08
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『糸綢の道はるか』という本を読んだのであるが・・・この際、これまで読んだシルクロード関連の本を並べてみようと思ったのです。・竜宮城と七夕さま (2017年刊)・三蔵法師が行くシルクロード(2013年刊)・楽園のしっぽ (2009年刊)・シルクロード悠々 (2005年刊)・熱砂とまぼろし (2002年刊)・ぶらっと楼蘭シルクロードの旅(2002年刊)・砂の海 (2000年刊)・シルクロード文明の旅 (1994年刊)・シルクロードからの博物誌 (1993年刊)・糸綢の道はるか (1987年刊)・西蔵放浪(上) (1985年刊)R4:『楽園のしっぽ』を追記*****************************************************************************『竜宮城と七夕さま』3:玄奘三蔵と大雁塔三蔵法師が行くシルクロード(その1):玄奘さんの功績三蔵法師が行くシルクロード(その2):『楽園のしっぽ』2:モンゴル・トレッキング『シルクロード悠々』1:インドの聖地めぐり『シルクロード悠々』2:三蔵法師の足跡『熱砂とまぼろし』1:ヘディンの冒頭部『熱砂とまぼろし』2:ヘディンの続き『熱砂とまぼろし』3:新疆で起きた暗殺事件『熱砂とまぼろし』4:ウイグル族反乱『ぶらっと楼蘭シルクロードの旅』1:楼蘭 砂に消えた都『ぶらっと楼蘭シルクロードの旅』2:楼蘭 砂に消えた都『ぶらっと楼蘭シルクロードの旅』3:バルトの旅『砂の海』1:さまよえる湖『砂の海』2:砂漠に対する思い『砂の海』3:探検のとっかかり『砂の海』4:無限軌道『砂の海』5:タクラマカン砂漠『砂の海』6:楼蘭『砂の海』7:楼蘭を去る日『シルクロード文明の旅』1:西域北道の旅『シルクロード文明の旅』2:西域南道の旅『シルクロード文明の旅』3:西域南道の旅の続き『シルクロードからの博物誌』1:ザクロ『シルクロードからの博物誌』2:シャラノキ『シルクロードからの博物誌』2:タマリスク糸綢の道はるか:敦煌の莫高窟【竜宮城と七夕さま】浅田次郎著、小学館、2017年刊<「BOOK」データベース>より100万ドルに値する体験をした!“浦島太郎が食べたご馳走と、滅多に会えない織姫と彦星の恋の行方に想いを馳せる”表題作ほか、爆笑と感動と法悦の極上エッセイ集。JAL機内誌『SKYWARD』人気連載エッセイ「つばさよつばさ」単行本化。<大使寸評>JAL機内誌『スカイワード』人気連載を単行本化した第四弾とのこと・・・なんか、このシリーズ本は何冊か読んだ覚えがあるのです。rakuten竜宮城と七夕さま玄奘三蔵と大雁塔*********************************************************【三蔵法師が行くシルクロード】菅谷文則著、新日本出版社、2013年刊<「BOOK」データベース>より「西遊記」の舞台をめぐるユニークな歴史発掘紀行。【目次】序 日本とシルクロード/1 玄奘三蔵(三蔵法師)とシルクロード/2 シルクロード探訪(東ローマの金貨/アフガニスタン/中央アジア/キルギス/シリア、イラク、イラン、ロシア/中原と匈奴/インド/ソグド移民/海の道)/3 シルクロード研究の今後<読む前の大使寸評>国名をドングリスタンとした大使は、この本が説くような西域に憧れるわけでおます。ちょっと、ジャンルは異なるが諸星大二郎が描いた西遊記の世界もええなぁ。rakuten三蔵法師が行くシルクロード三蔵法師が行くシルクロード(その1)byドングリ*********************************************************【楽園のしっぽ】村山由佳著、文藝春秋、2009年刊<「BOOK」データベース>より房総の丘で動物たちに囲まれ、自給自足の生活を送ってきた著者のユーモアあふれるエッセイ集。愛馬シューティが生まれた瞬間の感動、卵から孵し大きくしたニワトリへの愛情、雨不足が田を干上がらせていく風景に“分かちがたい天と地のつながり”を見る視線ー著者の小説世界を育んできた源泉を知る一冊。新たに最終章を収録。<読む前の大使寸評>中を覗くと、馬とか田舎暮らしのお話が載っていて著者のアウトドア志向が見えるわけで、ええでぇ♪rakuten楽園のしっぽ*********************************************************【シルクロード悠々】陳舜臣著、文芸社、2005年刊<「MARC」データベース>よりなぜ、日本人はかくまで、シルクロードに魅せられるのか。シルクロードへの道、西域慕情、シルクロードの古代と近代など、先人の道を辿り、世紀の遺産に感動する旅紀行と歴史エッセイ。『週刊読売』ほかに掲載したものを収録。<読む前の大使寸評>陳舜臣さんは、神戸が生んだ作家ということで親近感があるわけで・・・更にシルクロードとくれば、読むしかないでしょう♪amazonシルクロード悠々*********************************************************【熱砂とまぼろし】陳舜臣著、廣済堂出版、2002年刊<「BOOK」データベース>より東西文明の要路、シルクロード。古来、幾多の民族や国家が盛衰をくり返し、さまざまな文化が栄華を誇ったシルクロード。教義、戒律を求め砂礫の大地に挑み天竺へ旅した前秦の僧、法顕。隆盛を誇る北魏に仕え、西域諸国の情勢を朝廷に伝えた宋雲。漢の武帝の命で月氏と盟を結ぶため匈奴との闘いに情熱を燃やした張騫。生涯の大半を中央アジア探検に費やした「ゴビ砂漠横断」の探検家ヘディン。音楽師として各地を放浪のうちに大乱の首魁となったヤクブ・ベク。いまなお人々の夢とロマンを誘う人間ドラマの舞台シルクロード列伝。<読む前の大使寸評>シルクロード列伝といえば、大使のツボでんがな♪なお、借りたのは1994年刊の毎日新聞社のハードカバーでした。rakuten熱砂とまぼろし*********************************************************【ぶらっと楼蘭シルクロードの旅】都丸幸泰著、東洋出版、2002年刊<「BOOK著者紹介情報」>より1955年群馬県生まれ。1981年東京の不動産会社勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)<読む前の大使寸評>楼蘭、トルファンはもちろん載っているが、ウラジオストックやリガまでカバーした著者のパースペクチブがええでぇ♪amazonぶらっと楼蘭シルクロードの旅*********************************************************【砂の海】椎名誠著、新潮社、2000年刊<「BOOK」データベース>より目的地は、探検家ヘディンが「さまよえる湖」と名づけたロプノールと2000年前の幻の王国・楼蘭。太陽のコノヤロ光線、岩山も刻む砂嵐の中、“あやしい探検隊”隊長は、“正しい探検隊”である日中共同探検隊と、ずんがずんがと砂漠を突き進む。金属味の缶詰料理に辟易し、激しく車に揺られながら、著者が最終地点で目撃したものは?ハードな旅をユーモアで描く、シルクロード紀行。<読む前の大使寸評>ちょっと古い本ではあるが、砂漠、西域は大使のツボでもあるし、シーナの紀行とあれば期待できそうやでぇ♪借りたのは、1998年刊のハードカバーです。amazon砂の海*********************************************************【シルクロード文明の旅】加藤九祚著、中央公論社、1994年刊<「BOOK」データベース>より1989年から92年にかけて、文明の交流を基軸に西は黒海北岸のオデッサから東はサハリンまでを旅した記録。シベリア抑留以後、旧ソ連とアジア諸国を訪れること50回を越える著者の関心はシベリアと中央アジアの歴史、文化にとどまらず、ペレストロイカ末期の社会情勢、人間模様にまで及び、古代から現代に至る「シルクロード文明」を生き生きと描き出している。 <読む前の大使寸評>先日読んだ椎名誠著『砂の海』の余勢を借りて、ちょっと古くなったけど、この本を借りたのです。amazonシルクロード文明の旅*********************************************************【シルクロードからの博物誌】足田 輝一著、朝日新聞、1993年刊<「BOOK」データベース>より正倉院宝物だけではなく、私たちの生活すみずみに今も影を落としているシルクロード。ナチュラリストの夢は世界を駆けめぐる―。<読む前の大使寸評>著者の足田輝一さんは、樹に詳しいナチュラリストのようで、我が蔵書録にも名前があることが借りたあとに分かったのです。amazonシルクロードからの博物誌*********************************************************【糸綢の道(シルクロード)はるか】澤地久枝, 安野光雅著、文藝春秋、1987年刊<出版社>より紀行とカラー・スケッチの名コンビ。蘭州―敦煌―西安。作家と画伯は2000年余を遡る旅に出た、迷漢詩をひねりながら…。<読む前の大使寸評>ぱらぱらとめくると、安野さんの挿絵がきれいである。また、作家と画伯が醸し出すボケとツッコミのようなテイストが・・・ええでぇ♪amazon糸綢の道(シルクロード)はるか*********************************************************【西蔵放浪(上)】藤原新也著、朝日新聞社、1985年刊<「BOOK」データベース>より古書につきデータなし<読む前の大使寸評>追って記入rakuten西蔵放浪(上)
2022.04.07
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