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数年前までは、おめでたいことだったのだけれど。H 2012年分、再録です。↓世の中の吉か凶かは、状況で変わるものなのだなと実感することが、おおくなってきました。 たとえば クマ 。クマの大群の映像です。 これは、ルーマニア版の厄払い。 クマの毛皮をまとい、歌って踊りながら家々を回るという、ルーマニアの伝統的な新年行事。 日本でいえば、獅子舞の獅子がいっぱい・・・とったところで、じつにおめでたい写真だなと、おととしには思ったのです。 けれど数年前からの人里におけるクマの出没や、それに伴う物的・人的被害がおこったいま、わたくしはこの写真を見て怖いとかんじずにはおられません。 そして、いっぽうこちらは、おめでたい鳥〔亀は万年、ツルは千年〕であるツル、その ナベヅルの大群 です。 こちらも、 おめでたさ満載 ともいえる写真だったはずなのですが・・・日本各地で強毒性の鳥インフルエンザウイルスが野鳥から検出されることがめずらしいことではなくなった今、この写真をみて身構えない農業関係者はおそらくいないはずです。わずかに数年、はっきりいえば36ケ月もたっていないはずなのに、この心の変わりようって、いったいなんなのでしょうね。わがことながら、驚いてしまいます。 いじょう、 吉か凶かは状況で決まる というお話でした。。 暖冬との予想が一転し、厳冬となった現在。各都道府県の、とくに 養鶏関係者は渡り鳥の数や、〔ウイルスを含んでいるかもしれない〕 フンに神経を尖らせています。 そして・・・ヒトの健康にも直結するFAОのお話は こちら です。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
2016.11.30

なんであんなに蒸し暑いんだろう。宮崎県都城市関之尾町の母智丘[もちお]・関之尾県立自然公園にある関之尾の滝。大滝、男滝、女滝からなる雄大な滝の光景は、滝の下流の側の大吊り橋から、大迫力で間近に見ることが出来ます。 ↓ ↓ ということで、母智丘[もちお]公園から遠望した滝の風景がうえの写真となります。そして この滝のすぐ上側の上流には前回ご紹介した大規模な甌穴群が、長さ数百メートルにわたって展開している…と そういうことになります。 だから 緑・滝・マイナスイオン・滝の上流・甌穴・清流といったいイメージや、写真の映像でみるかぎりは、樹木の緑に囲まれた いかにも涼しげな光景にみえますでしょう?もちろん 水飛沫のかる吊り橋付近は たしかに涼しい。しかし、問題は 滝の上流。上流にある甌穴群の存在する川面や川辺は 何度いっても 蒸し暑い。涼しいはずだよと 思いなおしていくたびに[たまたまかもしれませんが]なぜだか奇妙に蒸し暑いんです。幅が40メートル・長さにして600メートル以上もあるといういう岩ばかりの地形が、連日の真夏の直射日光を受けて熱をもつからなのか、あるいはほかにも理由があるのか。ぐっしょりとした汗の体感を経験してみたいかたには、夏おすすめのスポットです。ちなみに、岩が蓄熱するという以外の理由。そういった理由のひとつとしては こんな伝説があります。 スーパームーンだという ここ数日。きっと滝つぼ には、浮かんできてる?「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2016.11.14

甌穴〔おうけつ〕見物記。GBおもに河川にある、川底に円形の穴/孔のいた地形、これを甌穴〔おうけつ〕といいます。いろいろな甌穴は こちら。こんな甌穴のなかでも世界規模の甌穴といわれるのが、宮崎県都城市にある関之尾の滝の上流にある甌穴群(おうけつぐん)で、 幅が40メートル・長さにして600メートル以上もあるというという景観が広がります。このダイナミックな関之尾の甌穴群ができあがる工程ですが・・・ まずは 溶岩流が川のように流れ ↓ 冷えて固まった溶岩により平らな地形が形成される ↓ その平らな溶岩の上を水が流れるようになり ↓ やがて川となり ↓ その川の川底で、上流から流れてきた石などが ↓ 川底となった溶岩のくぼみに留まると ↓ その石を巻き込むように水が流れはじめ ↓ その石のまわりの溶岩が水に削られて、次第に穴となっていく ↓ そんな穴が同時進行で、たくさん・たくさんつくられていったという過程を経て出来上がったと いわれています。写真で現在の甌穴群の様子を見ると 川に岩をならべたようにみえるのですが、きっと甌穴が出来始めたころは 平面にたくさんの穴があいている地形のように見えることもあるだろうし、もっとあとには トム&ジェリーにでてくるチーズみたいな形もあったろうななどと勝手に想像したりしています。ののの こちらはこの甌穴群が、昭和3年/1928年に国の天然記念物に指定されているという案内板です。つづく。 平面にたくさんの穴があいている地形といえば、「ランカシャーにたくさん の穴がある」という新聞記事をみたことに触発されてポールが書いたといわ れるビートルズの FIXING A HOLE が 連想されますね。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2016.11.13

『TPPはNAFTAよりひどくなりますね。』by ドナルド・トランプ。トランプさんが当選確実ということで、6月分再掲載です。TPPの行く末は如何に・・ということで、ご参考までによろしかったら。 ↓『TPPはNAFTAよりひどくなりますね。』by ドナルド・トランプ。 ● 北米自由貿易協定(NAFTA)は我が国を破壊した。TPP(環太 平洋経済連携協定)はもっとひどくなりますね ● みなさん、昔より2倍も頑張って働いているのに、稼ぎが減るなんて ウンザリでしょう。その気持ち、わかりますよ なんていう話しをしたのは、米国大統領選において共和党候補の座を決定づけた ドナルド・トランプさん。インディアナ州の予備選挙の前日、5月09日の集会ではこの発言のみならず、超満員の聴衆をまえに自由貿易体制を口撃しつづけて喝采を浴びるという集会の様子が報道されています。そのうえで ● 安い賃金を求めて海外に拠点を移した企業を米国に取り戻しますよ なんて話が続いたら、自由貿易によって富裕層だけが恩恵を受けているとかんじ ている労働者そして農民は、それはうれしいことでしょう。そんな自国第一[ア メリカ・ファースト]の候補者が 日本でも現れたら、まずは経済の地盤沈下が著しい農村部から支持がひろがっていくのではないでしょうか[こんな話も米国 国内では囁かれているほど支持されているという話も]。 → 参考記事は こちら。ちなみにトランプさんが批判している北米自由貿易協定(NAFTA)締結時の署名式の様子が取り扱われている映画、『自由貿易に抗う人々』の予告が こちら[ヒラリーのご主人であるクリントンさんが当時の大統領だったというのも因縁じみててなんだかおもしろい]。 『自由貿易に抗う人々』のNAFTA 締結時の署名式のクリントン さんとゴアさんの役どころが安倍さんと甘利さんっていうことになる のでしょうね、日本でのTPPの合意にあてはめたとしたら。 「しっかりと日本の成長に、そして国民の豊かさにつなげていきたい」 との、そのときの安倍さんのご発言は、これからどうなっていくの でしょう・・・。 → NAFTAから推測するTPPは こちら。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
2016.11.09

“食の安全”と TPPの強行採決。 新しい米国大統領が選ばれるまえに衆議院を通過させておけば米国議会が批准手続きを進める「後押し」になる とか、いま ここで決めておけば米国からの要望があったとしても見直し協議に応じなくてよいとか とい う理由で急ぎに急がれたTPPの強行採決。しかし。そのように急いだのは、もうひとつ別のところに理由がある。それは食の安全性に対して国民に知られたくないTPPの問題点[国会での審議をつ づけていけばその点が明らかにされてしまう]があるからだ・・・とした玉木雄一郎さんのブログは こちら。グラフや表をうまく使われていて、問題点がよくわかる と思いました。 そういった国会審議の場での質問に対する与党側の興味深い答弁も併せて、ご参考までによろしかったら。 ええっと、こういったホルモン剤関係は、アーミテイジ・ナイ レポートの工程表の何番目にかいてあるんだっけかと、つい思 ってしまったのは、自分だけ? 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
2016.11.08

TPP。今後の法案処理は前途多難に?衆院TPP特別委員会は4日[TPP条約が単なる農業問題であると多く の国民に認識させるようなかたちで]承認案・関連法案を与党と日本維新の会の賛成多数で可決しました。さて、そしてこれからです。このまま与党と日本維新の会の思惑どおりに ことがはこんでいきTPP条約が発効していくとすれば・・・いろいろと問題点がうかびあがってくるものと思われます[秘密協定で5000ペー ジもあって日本語は正式ではなく・付帯文書が山とついているというので すからFTAどころのはなしではとてもすまないのですから]。そんなな かの代表的なものが2011年ころから問題視されていた「制度変更で混 乱もおこってくるのでは」という問題です。 そのときになって困っても これは自業自得なのですが、ひょっとするといま条約の締結に熱心な経済 同友会や経団連関係のみなさまが頭を抱える可能性もなきにしもあらず・・ ですよね、きっと。ということで、今回は2011年当時の当ブログの再掲載 になります。TPPでおこることは推して知るべし・・・ということで よろしかった ら、ご参考に。 ↓『韓国FTAだって、こんなに法律が変わるのですね』 2010年の12月には、韓国の中小企業の68%が、望んだという「韓米FTAの早期批准」 。 こちら 。その念願が叶って、米国で韓米FTA実施法案が可決され、韓国国内の政界や中小企業も、ほっとしているのかとおもいきや・・・実際には、韓米FTAを実施するための韓国の関連法案処理が前途多難 な状態にあるのだといいます。報道されている状況のは つぎのとおり。 「韓米FTA発効に伴い改正しなければならない関連法は25件ある。この うち、公認会計士法、税務士法など9件はすでに改正を終え、14件は 国会で協議が続いている。2件は発効後3年内に改正する。2009年9月 に上程された乗用車個別消費税の排気量別に異なる税率を一致、単一 化させる個別消費税法改正案をはじめ、地方税法、FTA関税特例法、 郵便法、郵便局預金保険法、独占規制・公正取引法、デザイン保護法 などの手続きが残っている。これらの付随法案が国会を通過したとし ても施行令、施行規則など下位法令をFTA協定文と一致するよう修正 しなければならない。」ということですが、これっていわゆる『国のかたちが変わりそうな事態』そのものではないですか。 報道のひとつは、 こちら 。またそんな事態を受けて、韓国最大野党である民主党の孫鶴圭(ソン・ハ クキュ)代表は、米国議会で実施法案が可決されたはずの韓米FTAにつ いて、あらためて交渉のやり直しを求める意向までしめしているというで は ありませんか。 こちら 。 韓国FTAオバケですら、こんなにも怖いとしたらですよ、日本が加盟す るか検討しているというTPPオバケの強さって、どんなに強いのでしょう。 『オバケをこわがるんじゃない!』と、前原さんはおっしゃいますが、この〔韓国の〕状況を目の当たりにしちゃうと怖いモンはやっぱり怖い ですよ。・・・TPPオバケの正体を見極める為にも、今後の韓国発のニュースには、 要要・要注意ですね。そしていっぽう「民主論議、なぜ米国の顔色をうかがう」とした、琉球新報は、 こちら 。 韓国FTAでは、むしろ農業以外の分野の法律改正が多い気がする のは、私がオバケに化かされているから??? 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
2016.11.06
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