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床上浸水被害時の家屋や家財の消毒は。G ひきつづき台風による風水害多発地帯に住んでいるものとしての経験から のはなしとなります。過去分ですが、よろしかったらご参考に。 ↓家財道具や日用品も丸ごと被害に遭う床上浸水被害にあった場合、もっとも気をつけねばならないことは 感染症という二次被害発生を防ぐ ことです。 河川の氾濫による濁流は「簡易浄化槽・下水・家畜やペットのふん尿・生ゴ ミなどの感染症をひきおこす可能性の大きい汚染物を含む水」だとかんがえ ねばなりませんから。そこで対策として、早急にかんがえねばならないことは、ふたつ。まずは 家屋や家屋周辺の消毒。そしてもうひとつは、まだまだ暑い時期とはではありますが〔消毒や片付け作業に当たる場合には〕怪我をしないように 万全の服装で消毒作業に臨む ことです。 片付けと消毒作業は、たとえばつぎのようになります。 長袖・長ズボン・マスク・ゴム手袋を着用 ↓ 家財道具を運び出した後、泥を洗い流すか、ぞうきんなどで水ぶき ↓ 床下・屋内外の壁・床を消毒液に浸した布などでよくふく または 消毒液を噴霧器でぬれる程度に散布し、屋内の風通しをよくする ↓ 家財道具もおなじように処置 ↓ 屋内の乾燥を確認した後、家財道具を運びいれる と、これで片付けと消毒作業に関する一連の作業は終了です。 使用する消毒薬ですが、体験上もっとも効果があると考えているのが、塩化ベンザルコニウム・オスバン液。一般的には 逆性せっけん とよばれています。 床下・屋内外の壁・床・家財道具など多目的に使え、人体に対する刺激がすくないのが特長ですので、よろしかったら。 → 台風後の植物のお入れ方法については こちら 。 水害時に閉口してしまうのは、水道の浄水場も浸水してしまった場合。 ここ宮崎では復旧に2週間以上もかかったケースがありましたが、こ れには ほとほとよわりました。 「夢で終らせない農業起業」 「本当は危ない有機野菜」
2016.08.31

一回転した台風があった。日本の南方で発生した台風が上陸するまでに 貿易風に圧されてまずは西へ ↓ その後、そのときどきの大きさの 太平洋高気圧の風を受け北上し ↓ 偏西風に乗って東へという経緯をたどることが一般的です。ということで 節季によって変化する太平洋高気圧 の 影響を受た台風の進路 は、この図のようになることが一般的なのですが、ときどきとんでもない動きをする台風がまれにあります。今回の台風10号がそれですよね。この台風の動きを見てると、ヨーヨーのトリック/技である バインド[こちら]を連想せずにはおられません。そして おもいだしました。いちど南方に去ったあと、ふたたび九州にむけて北上してきた台風があったことを。今回はそんな2008年の台風のおはなしです。再掲載ですが、「台風とクワズイモ」の回と併せて よろしかったら。 ↓『一回転した台風のおはなし』もちろん最大風速が大きいとか、強い台風とかが怖いのですが、風の大きさもさることながら、台風の「風向きの変化」と「進行速度が遅い場合」も、また大変な災害を引き起こします。農業で大きな被害をもたらすのが、これ。時間で変化していく「風向きの変化」です。台風の進行にあわせて、たとえば 北→東→南→西 の順番で 風の向きが変化していくために 農作物がキリモミさせられ茎がねじ切られる!のが被害を大きくする要因。そう ときには一抱えもあるおおきな樹木さえ、この風の変化に耐えられなくなる場合もある。そして「進行速度が遅い場合」も、大変です。“自転車並みの速度”なら まだまし、“ほとんど停滞” などという予報がでたら、台風常襲でなくとも ほんとに ゾッ としてしまいます。・・・そんな停滞した台風で思い出すのは、なんといっても2008年の シンラコウ台風 です。この台風、なんと約45時間近く も停滞。暴風域に入っていた与那国町の方々は、大変なことだったと思います。電柱や街灯が倒れている港湾道路の映像が延々と映し出され続けた通行止めになった映像にはほんとに驚かされました。これだけではありません。一転して動き出した台風は、台湾へ移動し、さらに60時間以上も停滞したのですから、その超スローぶりには驚かされ続けた台風でした。さらに その後。勢力を維持したまま、台湾からほぼUターンするように東方向へ進み、鹿児島・奄美諸島付近に接近したのですから、そのわがままぶりは筋金入りでありました(結局上陸はありませんでしたが)。幾多の人々の心配をよそに、知らん顔でわがままに進む台風・・・名前はシンラコウではなく、シランカオではなかったのかと思ったのは、私1人ではなかったはずです。 シンラコウ。名前の意味は、ミクロネシアの伝説上の神 で、漢字表記は森拉克。というのだそうです「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2016.08.26

クワズイモのお花が咲いたら。H2014年分ですが、次回関連で再掲載です。ちなみに台風の少なかった今年は・・・いまのところ咲いておりません。 ↓観葉植物として人気のあるクワズイモ、ご存知ですか。肉質の太い根茎とサトイモのような葉とのバランスが面白い中大鉢向きの植物です。サトイモ科・アローカシア属。 学名 Alocasia odora。アローカシアのような華やかさはなく、緑葉で特別に美しいというわけでもありませんが、素朴な雰囲気と強健な性質が好まれ、根強い人気のある種類です。そんなクワズイモ。じつは日本にも自生[日南海岸の青島が北限]しています。ということで、わが庭のブルーベリーの横に生えているクワズイモが これ。のののの そして写真をみてお気付きの方もおられるかと思いますが・・・このイモには先週 花がついたのです。のののののの ちょっと、どきどき。というのには、理由があります。じつは クワズイモのお花がよく咲いて、その後に真っ赤な実がなる年は、大型台風がやってくる気がする からなんです。さて、これから。お花だけ咲いたままで結実せずに終わるのか、あるいは今年は結実するのか。[あてにならない持説にとらわれ/笑]庭を眺めてはどきどきするシーズンのはじまり/笑 です。 ちなみに写真のクワズイモ。日本の自生地の北限である宮崎の日南 海岸にある青島産です。外国産のものよりは、いくぶん葉が小ぶり なかんじがします。島内にある青島神社の境内に たくさん。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2016.08.25

ッパに取られるものといえば gb 暑気払いに、昔のブログ[リンク先を変更してまけれど]ですが よろしかったら。 ↓カッパに取られるものといえば、ヒトの肛門にあるとされた想像上の玉である「尻子玉」であるのが普通なのです。しかし、以前 ご紹介した「島津伝承館で公開されたカッパの手足の入った箱」の 説明書きには尻子玉とは別の、ある意味意外ともいえるものがとられると書いてありました。 それは・・・シタ。 なんと、ヒトの舌だったのです。その説明書きの解説を見た瞬間に、“閻魔さまでもなかろうに”って、ついついつツッコミいれてしまいました/笑。それにしても今も昔も猛暑の夏。たまらない暑さに耐えかね、カワネズミがいるほどの清流の流れに涼を求めたくなるのは、誰しも同じ。そんな沖水川で川遊びにでかけたヒトを見ては舌を抜く河童/カッパが 川辺にいたとしたら、そして そのようなたちのわるい悪さを繰り返していたしていた とすれば、それは上村休助さんならずとも〔祟られるかもとは思いつつも〕ズドンと鉄砲で撃ちたくもなりますわな。と、箱の説明文を見てわたしは思ってしまいましたよ。 失神したときに舌が丸まってしまうという話は、格闘技の 世界ではよく耳にする話です。昔の方は、水でおぼれて失神 したヒトの、そんな舌の状態を見て、「河童に舌を抜かれた」 なんてことを想像したものなのかも、ともおもました。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2016.08.15

三股町由来のカッパのはなし。gb暑気払いに、昔のブログ[リンク先を変更してまけれど]ですが よろしかったら。 ↓『鉄砲で撃たれたカッパのはなし。』前回は、長い年月をかけて沖水川がつくり出した長田峡をご紹介しました。そして、この長田峡の周辺では、 ● 沖水川周辺では、河童は “がぐれ” と よばれていること ● その がぐれ に関するはなしが 伝承されているというお話を、すこしばかりさせていただいたのです。そんなことを考えながら毎年夏が近づくたびに涼を求めて長田峡の周辺に通っていたのですが・・・本年の4月末に 寝耳に水のビッグニュースがとびこんできました。なんとそれは、「都城市にある都城島津伝承館にて4月19日から6月22日までの間、江戸時代に三股町の川岸で銃殺されたカッパの手足が初公開される」というもの。その都城島津伝承館によるカッパの手足の写真 こちら 。そしてこの展示に関する新聞記事が こちら となります。この新聞記事にはありませんが、じっさいにはもっと詳しい謂われが、この手足とともに伝わっており、その添付文書によると 文政年間、侍の上村休助が現在の三股町梶山でカッパを銃で射止めた後、急病 になったが、 友人の大川原世則が修験者にまじないを頼み回復。世則は休助か らお礼にカッパの両手足をもらい、 一対を同家に献上したと記されているのだそうです。カッパの手足が本物か否かももちろん気になりますが、それよりも事件に関する詳細と関係する人物のはなしが、このような文章という形としてはっきりと残っているのがすごいなと、でかけていった都城島津伝承館でカッパの手足を眺めながら、わたしは思いました。ちなみに 添付文書にある三股町梶山。この場所は 長田峡よりも 下流にあります。・・・ということはですよ、 梶山よりも沖水川の上流にあたる長田峡や、もっと上流には いまでも カッパ/がぐれ が いてくれないかなぁって ねがわずにはおられませんでした。 それにしても上村休助さん。見かけたカッパをいきなり[だと思う]撃つって いうのも、すごく豪胆ですねっ。よっぽどカッパが悪さしてたのかしらん。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2016.08.15

ハチの巣。こんなところで。子供の通学路にもなっている道沿い の 手前がサツキ +うしろが エメラルドセージ の 植え込み。 3週間前にはサツキの後ろにうえこんでるセージの頭を揃えたばかりの この植え込み、本日 電動バリカンで凸凹になってきたサツキの頭を揃えてようとしてた この植え込みの付近で、数匹のアシナガバチが煩雑に とびかっているのに気づいた。そこで、カメラを手に そっとサツキに ちかづいて、みた。目に飛びこんできたのは、枝の隙間にあった 長さが20センチを超えそうな勢いで 存在する 鉢の巣。アシナガバチの巣だ[写真の真ん中から右端まではいりきらず]。 うえから眺むるに 巣のまわりには[写真にもうつっている]成虫が ざっと10匹あまり。 この巣には 20匹以上30匹弱の ハチがいるなと即座に判断し、シャッターを切り、そっとあとずさりした。これは やはり駆除だ。往来の人の行き来が多く、駐車場でもある場所でもある。と いうことで、アースジェットを用意し、ヒトの往来がなくなる夜、ハチがとべないであろう深夜になるのを待った。そして 深夜。いちおう 白色系の作業着と、幅の広いムギワラ帽子を目深にかぶり、 手ブクロと手抜きを 装着したうえで、 ビールのコンテナケースのうえに、灯りをともした懐中電灯をおいて 巣を照らし、灯りとは 逆方向から巣の方向に向け、スプレーを軽く2・3度噴射してみた。 ぶぶーん、ぶんぶふん、ぶぶぶぶぶーんと 激しい羽音が あたり一面に響く。羽ばたきの風圧をかんじるほどの 羽音。くるかな・・とおもって用心してはいるが、 いっこうに巣からとびだしてくるハチ は いない。 これ幸いと 音のする方向 にむかって、必要最低限のスプレーを 数回おこなう。 5分ほどのち。あれほど激しかった羽音は 次第に弱まっていき、サツキの手前のアスファルトのうえ には 弱ったハチがつぎつぎに這い出てきた。さらに5分後。 羽音がまったくしなくなったのを確認したうえで、サツキの枝を押しのけ ハチのいなくなった巣を確認した。 まだ数匹は うごているハチも いるかもなと考え、巣の駆除は 明るくなってからおこなうこととし、とりあえず、その場を離れ 家に帰った。今回の駆除にあたっては、ハチの攻撃をうけなかったこともあって、 もしものことを考えたこととはいえ ただただすまない と、こころで 思いつつ。 あくる朝。巣を駆除しようと現場にいってみると、 すでに 巣に残った幼虫を狙ったカラスのカークン に 奪取されてしまってましたよ、速攻で。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2016.08.13

庭仕事中・・に感じた胸騒ぎの正体は。G次回関連で 2014年09月分 再掲載です。 ↓夏も終わりそうなので・例によって、ツタを這わせたブロック塀の茂ったツタの葉の剪定 を はじめたわけですが・・・ののの数メートル先にあるコーナー付近に、なにやらただなら気配・・・。ののの小雨の雨粒に濡れた葉の間に見えたものはののののののののののの 蜂の巣です。そう、そこにあったのは アシナガバチの巣。ののののののののの アシナガバチの、この巣の色がブロック塀の色に似てるからなのか、 ツタの葉や ツルの形状が 巣をぶら下げるのに最適だからなのか、 ブロック塀が 激しい雨を避けてくれるからなのか、 昼間に熱を吸収するブロック塀が、夜間あたたかいからなのか、そのあたりの理由はわかりませんが、この場所が好きらしいアシナガハチの営巣には 困ってしまいます。悪い予感に 気づいたからよかったのですが、もし気づかないままにハサミによる剪定をつづけてブロック塀によって片側の空間が閉鎖された、こんな足場のわるい場所でハチに襲われていたら、まず病院いきは まちがいのないところであったことでしょうね。ハチとヒト。いわゆる温暖化による気温の上昇が原因での、ハチとヒトとの生活圏の重なりは、今後も ますます増えていきそうですね。 “野ギャル”。かつて話題になった彼女らは、ハチや蝮。それに マダニにおそわれることはなかったのでしょうか。 危険に遭遇するたびに、心配になるのは そのこと。。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2016.08.04

アマガエル受難[まるでジャミラな]。酷暑の続いた週末明けの 本日月曜日。警告灯がついたので、電源を切り、事務所のエアコンのフィルターをとりだして掃除をしよう と、両手をうえにあげて エアコンのフタを あけた そのとき。 ひらひらひら と いうかんじで、なにかが落ちてきたのに きづかされた。 ホコリにしては でかいな ・ こんなホコリも あり?と思って床のうえにある物体をみ、 あらためて頭上にある[フィルターをとりだされるばかりの]エアコンを 見る。 そして あらためて 思った。 いやまてよ、いままでに こんな形状のエアコンのホコリ、 やっぱり みたことはなかったなと。そこで ホコリだとばかりおもっていた、床に落ちた謎の物体を 手にとってみれば じつは その物体が フィルターの曲面とおなじ角度で干もの状態になっている アマガエル で あったことに気づいた。 なぜに こんなところに アマガエル?と、誰でも思ってしまいますよね。なんたって室内のエアコンで おこったことなのですから。。この事態をうけて つらつらおもうに・・・前回 エアコンのフィルターを掃除したのはひとつきほど前。そのそうじした直後に事務所のなかに侵入したアマガエル が水気をもとめて わずかな水分が存在するエアコンにたどりつき、エアコン表面の隙間から エアコン内に侵入したものの、結局は 水分不足で乾燥死した・・・のではないか と、いまそういうふうに推理しています。週末がおやすみとなり、外界と断絶されて締め切られる事務所のなかの夏の温度は、40度以上になるのもザラ。アマガエルにとっては とても耐えられる環境ではなかったのでしょう。 それから幾日。こと切れたカエルの体内の水分がほとんどといってよいほどに蒸発し、ひらひらと落下するほどに[ホコリとみまがうほどに]乾燥しきってしまったのでしょう。 きづかなかったとはいえ、可哀そうなことをしたなと、しみじみ。そして 思いました。これから夏のあいだは 事務所を閉めるときは エアコンまわりも要チェックだな と。こころに浮かんだ Uマンの ジャミラの光景を 思い出しつつ。 葬るにあたっては、・・・水で満たした穴に うかべて、そのあと 土を かけてあげたのですが、 カエルの無念は晴れたのかしらん。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2016.08.02
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