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まひるの桜も、ひと月急ぎ。伐採が進められている日南市北郷の山 を 見に行く道すがら、沿道のそこらそこらで 目にはいったのが、早咲きの桜で知られる「日南寒咲一号」。例年 同じ時期に[2月10日前後]この道をとおるときにはみかけないのに・・・と思ってこのサクラに詳しい方におたづねしたところ、 ことしは ひと月ほど早くに 咲き始めたと おしえていただき、なるほどな と 納得。 本年の気温は、すこぶる不安定。こうも 極端な暖かさ と 極端な寒さ が交互にやってくれば、桜も 迷って当然ですよね[ちなみに本日2月28日の最低気温は10度ちかくなのに1日朝は1度]。 おりしもサクラを見たこの日は、春一番が吹いた日。昼野地区で見たきれいなサクラの樹下にも、蕾のまま落ちてるお花多々あり。 「日南寒咲一号」の植栽されている駅として有名な JR日南線・北郷駅。駅の線路沿いにはに約20本 のサクラが植えられていますよ。 → こちら。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2016.02.28

山の伐採。その後。中国をはじめとする国々の要求/需要にこたえる形で、日本の木材の主産県である宮崎県において ここ2年ほどの間に急激に進められてきた山の樹林の伐採。「2015年2月」と、その後1年間経過した「2016年2月」の山の状態はつぎのようになります。 ↓ 別の角度からみた写真がこちら。 一時ほどの速さではないのですが、この山ではかなりのスピードで伐採が進められているのがわかります。・・・このまま伐採はすすめられていくのか、あるいは外電で巷に伝えられているように中国経済の減速にともなって伐採のスピードがおちていくのか。ある意味世界経済をあらわしているかのような来年・そして再来年のこの山の様子は如何に。 バイオマス発電の振興にともなう、燃料としての木材資源の 需要も伸びていたのですが、それにブレーキをかけた形とな っているのが世界的な石油価格の下落です。こちらのほうも これからのこの“山”のかたちに おおきな影響をあたえそう です。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2016.02.27

動き始めた木材需要。K昨年の同時期の回ですが、次回の参考分として再掲載です。 ↓日本を代表するスギの丸太の主産県である宮崎県。 そんな宮崎県の[主要な国道や県道ではなく]山間部の農道などを走行していて目につく風景が、これ。のの そう、伐採された丸太。の ちかよってみると、かなりの量であることがわかります。のの 径もけっこうでかい んですよね。この集積してある丸太のある場所から、車を離しつつのの すこしづつ・すこしづつ 遠くに離れてののの ズームアウトしていくと・・・のののの このように、あたり一面が伐採された[数年前には予想すらできなかった]このような光景が広がります。そう、いま宮崎県では、丸太の需要が[急・急・急増というかんじで]急増しているのです。そして木だけに気になるのは、この丸太の需要急増の理由ですが ■ ここのところの円安による外国産材のコスト高による需要減 ■ 低質材を原料とするバイオマス発電施設[現在県内5ケ所]の稼働開始 のそして、なんといってもの ■ 中国向けの輸出急増のなどがあげられています。この中国向けの輸出を数字で追うと 2012年 2013年 2015年 6000弱 23910 50000強 [立法m]となるのだそうで、そのあまりの増加ぶりには驚かされるしかありません。それは、「伐採された山を みるようになってきたわけだな」と、だれしもを納得せしめる数字でありました。つづく。 そして価格ですが 県の森林市場によれば 12年度・8300円、 13年度・10300円、そして14年度は12000円になった のではないかと予想されています。 → 参考資料は こちら 。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2016.02.27

風が吹いたら・・・すずめがぶつかる!早期水稲の種子を小分けしようと、プラスチック製の小型スコップを持ち倉庫にむかっていたとき。隕鉄が落ちてきたことを思い出しながら歩いていると、背後で風圧をともなった大きなトリの羽音が聞こえた。その瞬間[とき] がんっっっ。という乾いた音がした。何事かと思ってゆっくり振り返って足元を見る。と、コンクリートの地面に いたのは IWGPのハルク・ホーガン戦で、アックスボンバーをくらって失神した猪木のすがたを連想させる] すずめ。空からおちてきたのであろう すずめ が 横たわっていた。・・・おおきなトリに襲われ・追われて、逃げようとして倉庫の壁に音をたててぶつかり、そのあと地表に落下してきたのではないかと 推測[おもう]。指先で そっと身体に触れると、暖かさをかんじた。そこで とりあえずの保護策として、とおりがかりのネコやイタチなどに襲われることがないようにと、もっていたスコップの中に姿を見えないように隠し、そのスコップを 支柱の根元に置いた。 種子分け作業をいそがなければならないので、別の小型スコップをとりに事務所にひきかえし、数分後に すずめを置いた場所にもどってきてスコップのなかを確認するとそこにはもう、すずめの姿は なかった。はっときづいて、ふたたび空へととびたっていってくれたのだろう。そして思う。[作業を記録しようとして]胸ポケットにカメラを入れていたので すずめの姿を写せたのだが、もしカメラをもっていなかったとしたら いっしゅんの夢でも見たようにも おもったことだろうと。あわててデジタルカメラを確認すると・・・そこにはしっかり すずめがいた。コシヒカリの種モミを仕分けるスコップにすずめ。 ぁあ、春ですね。 もしカメラのなかにスズメの姿がなかったとしたら・・・ きっと 化かされたと おもいますね。 いるんですよ、 ムジナだか、野襖だか、わからなやつが/笑。→ こちら。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2016.02.25

隕石〔隕鉄〕は突然に。GB2008年2月のこと。コンクリートが一面に張られている倉庫前の通路部分に、唐突にころがってきたのが、この奇妙な石です。 手に取ると、重くて、磁石がくっつきます。いっしゅん、 隕石かな とは思ったのですが、博物館や石の展示会で見る きらびやかな隕石とは、似ても似つかなかったので、とりあえず じぶんの机の引き出しに保管することにしたのです。その後しばらくたって、このような「金属」のような、それでいて石と形容したほうがよいような丸くない隕石があることをしって こちらが隕鉄とよばれる石の例 → あるていど/笑 詳しい方にみていただいたところ、貴重なものではないですが ● 鉄隕石(隕鉄) iron meteorite ● 石鉄隕石 stony-iron meteorite でしょうといわれて、その後も引き続き、引き出しにいれて保管しております。・・・キラキラもしていないし、色も鮮やかではないし、形もするどくはないのですが、幾多の偶然が重なって自分のもとにやってきてくれたのだなって思うと、やはり いとおしい ものですね♪ ちなみに、こちらが 石の表面 ↑ 。 倉庫にいったときに、頭にあたらなくてよかったなんて ことも、とりあえず おもったりして/笑。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2016.02.23

エイリアン・ウィード〔強害雑草〕は おなかから。 『植え付け前にきちんと除草したはずなのに、いざ作物を栽培するとたく さんの雑草が生えてきて困ってしまう』・・・という ご質問に対する ひとつの回答例となります。加えて、家畜のエサに添加される抗生物質 や成長促進剤のその後の行方と影響にたいする考察でもあります。 家庭菜園や有機栽培で使用される作付け前に施すたい肥 の原材料や品 質につうじる話にもなりますので、よろしかったらご参考に。 ↓ 「エイリアン・ウィード〔強害雑草〕は おなかから。」 宇宙船の乗組員であるケインの腹を突き破り姿を表したエイリアンは脱皮を繰り返し巨大に成長、一人また一人と乗組員を血祭りにあげていく・・・と、これは地球への帰途についていた 宇宙貨物船ノストロモ号 の物語。 映画『エイリアン』です。 いっぽう、エイリアン・ウィードとよばれる草たちがあります。この草たちも、じつは牛のお腹からでてくる点は、映画『エイリアン』と同じです。といっても、腹を突き破るわけではありませんから安心してくださいね。 つまりエイリアン・ウィードの種子は、輸入飼料に混入して日本に侵入し、牛に採食されて牛のお腹に入ります。その後、消化管内で死なずに、生きたままふんに混じって日本の田畑に排出されていったというわけです。 日本各都道府県において発生したエイリアン・ウィードの同時多発的な発生は、牛のたい肥を撒く農法の普及とともに日本中に広がっていきました。たとえばイチビという草。遺伝的な解析から、日本に最近侵入したものは、アメリカのコーンベルト地帯に繁殖していた個体の種である可能性が極めて高いことが明らかにされています。 ある研究機関の報告では、『畜産用に輸入されている穀物飼料中の種子を1年間調べた結果、1482種にものぼる草の種子が混入していたことを確認した』・・という報告もあるほどですから、その影響はとても大きいものだと言えるでしょう。 これらのエイリアンウィードは、日本では強害雑草とよばれています。 在来の植物を激減させるものや、悪臭や毒性があるため収穫した飼料作物に混ざると品質を著しく低下させるものなどの強害雑草が、全国の飼料畑で、また田畑の作物の間で、深刻な被害を及ぼしています。 代表的な強害雑草には、アレチウリ、イチビ、ガガイモ、ショクヨウガヤツリ、ハマスゲ、ヒルガオ類、マルバルコウ、ヨウシュチョウセンアサガオ、ワルナスビ〔一部在来種も含む〕などといったものがあります。 ということで、いま日本で繁殖しているいわゆるエイリアンウィードは、牛のおなか経由で全国に広がっていったというおはなし、そして田畑の除草を考えるなら、たい肥の質と原料を考えてみるのも一興というお話でした。 たい肥を作る場合の作成作業に不可欠な切り返しの作業が不足し ていたり、雨が続いて外気温が低すぎたりして内部の温度が完 全に上がりきれなかった場合などが、問題になるんですよね。 そして・・・そんなたい肥によって全国の農地にばらまかれてい るかもしれない抗生物質や、その抗生物質のせいでふえているか もしれない耐性菌に関する興味津々なお話は こちら。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
2016.02.17

大雪の前にお参りできてよかったなと、おもったはなし。お参りしたい。けれど、なかなかたどり着けない神社があった。近くを通るときに、過去に2度ほどチャレンジしたのだが いずれも果たせずじまいにおわっている。1月22日。小旅行にでたのをいいことに、そんなお社を探しに3度めのチャレンジ。 国道沿いの看板どうりに脇の県道にはいり、そのあと道なりに進んでもいっこうにお社[やしろ]も、いや鳥居の一本さえもが見つからないのは以前とおなじ。しかし、ここで車をストップ。前後から車がきていないことをたしかめつつ、ドアを開け車から降りて、あたりを 見回すと後方の森のなかに鳥居を発見。車を方向転換させてもときた道をひきかえし、そのような神社さまに、今回やっとのことでたどり着いた♪たどりついてみれば、なぜたどり着けなかったのが不思議なくらいに思えるほど、標識のでている国道からすぐそばの場所に鎮座されていた。拍子抜けする・・というのは、まさにこういうことなのだろう。しかし。お参りをすませた、ちょっと高い場所にあるこの神社の境内から、いま車で来た道を眺めてみると、この神社の場所がわからなかった理由に合点がいった。 ← 標識はあれど鳥居がないまずは鳥居が見えない。鳥居はあるのだが、道から離れている木立ちのなかにある。これでは道からはなかなかわからない。そして道路。坂道のうえに曲がっている道路。運転はしやすいけれど “く”の字型に曲がった坂道の国道から、中央線のひかれていない 同じく“く”の字型に曲がった県道にはいる。そのときドライバーの視線は、どうしても“く”の字形のカーブをぬける前方を注視してしまいがちになるのだが・・・神社は視線とは逆の、そのカーブを抜ける前にある十字路を右折した橋の先[川があったことにもびっくり]にあるのだ。まあしかし。などとはいったものの、たどりつけてほんとによかったです。ちなみにこちらが鳥居で この鳥居の先の階段をあがると、こちらが社殿でありました。 後日談ですが・・・御参りした22日の2日後の24日には件の大雪となりました[こちら]。めったに降雪のない宮崎県地方でもこのときばかりは積雪し、積雪状態に慣れてないドライバーが多い宮崎県内では、各地で交通渋滞や多数のスリップ事故が起こりました。もちろんかくいうわたくしも、積雪の経験があまりないドライバーのひとりなのですが、旅行の最終日である24日の帰路においては、チョイスした帰りの道々が意外なほどに積もることもなく、なんとか軽い積雪のうちに無事に帰宅することができました。いまおもえば、それもこれも 道路の雪を融かすかのような [22日にようやくおまいりできた]走湯神社さまのおかげかもしれないなと考え、感謝いたした次第です。 2度あることは3度あるのかとおもわれましたが 結果的に3度目の正直となって、ほんとにラッキー でした。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2016.02.10

農作物。記録的寒波の影響はじわじわと。ずっとではないが、車のフロントガラスに北西の方角から激しく叩きつける雪。のの 車をとめて海岸線をみる。本来であれば冬でもエメラルドグリーンであるはずの海と貝殻が多いために白くみえるはずの砂浜が、降りしきる雪のために霞む。の 問題は1月24日この写真を撮影した場所。雪がふるどころか、普段は霜も降りないという無霜地帯の日南海岸なのだというのですからびっくりです。そんな 九州を襲った記録的寒波を 伝えた新聞がこちら ↓。の 観測史上の最低気温を更新する場所が相次いだことを伝えた記事には、鹿児島県の伊佐市で零下15.2度・宮崎県のえびの市で零下12.0度であったという驚きの数字が並びます。そんな寒さに伴う人的被害や交通事故、その後の水道管が破裂することによるライフラインへの支障といった生活面での障害が、すこしづつ解消され・・・寒波から1週間たった 現在/いま。24日夜半から続いたこの記録的寒波のもたらした農作物への影響が少しづつですが、なんとか報道されるようになってきました。たとえば こちら。ののの宮崎県の日南海岸とならんで無霜地帯の代表的な地域であるはずの鹿児島指宿市における豆やジャガイモの被害を伝える新聞記事がこちらです。そしてもちろん、これははじまり。九州や山口地方での、各地の農産物被害がはっきりとわかってくるのは、これからが本番です。なんといっても凍害はじわじわ。雪解け後の急激な温度上昇と、それに伴う作物の腐食が被害を広げていきます。作型でいえば 露地作物。作物でいえば 豆類に 葉もの野菜、そしてたとえばビワやタンカン・デコポンなとどの果樹の果実の被害が じょじょに、しかし確実にその影響をひろげてくるものと予想されています。 本日確認したのは、タマネギの凍害被害。まさか南九州の 海岸べりの無霜地帯で発生したとは、とにかくびっくり。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2016.02.03
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