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♪ 自転車と言えど人力 楽で無し 足で漕ぐゆえ膝を痛める‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 自転車購入を決めた。この時期に買うのが良いのかと言えば、最も売れる時期なので品ぞろえやサービスにも力を入れているときなので買いやすいのも確かでしょう。 ネットでも販売店でも、ゴールデンウィーク前後で型落ちの自転車が安く販売されている可能性が高いらしいが、その気になった時に買いたいのも人情というもの。 どこで買うのが良いのか、近くに出来たサイクルショップにはブリジストンのものしか置いてないので、選びようがない。店長が、日本の自転車メーカーはブリジストンしかないみたいなことを言う。年々価格が上がっていて、コロナの影響で世界中で需要が増えていて、製造が追いつかないとか言い、中国で作っているのでその人件費も上がっているせいだとか何とか・・。カタログだけもらって帰って来た。 それで、サイクルフェアのチラシも入っていたカーマで良いかと。そう高級なものは必要ないし、DCMブランドのものでブリジストンの半分の値段だし・・。 DCMは、ホーマック、カーマ、ダイキ、サンワ、くろがねや、ケーヨーデイツーなどからなるホームセンターのホールディングスで、お客様視点から生まれたオリジナル商品として、多数のDCMブランドの製品をリリースしていて、自転車にも力を入れているようだ。 タイヤがパンクしてしまうと、近くに直してくれる店がなく、家から離れたホームセンターまで運ぶのが大変なので、パンクを防ぎたいという声を拾って、ノーパンクタイヤの自転車を開発しリリースしている。タイヤの空気が減ることで生じる走りにくさの心配はなく、一般のタイヤと同程度の重量従来型のノーパンクタイヤの約半分の軽さ(約700g)を実現しているとか。 一般的にはノーパンクタイヤのデメリットが幾つか指摘されている。 *乗り心地が悪い、カーブで若干すべりやすい *車体が重い *スポーク(車輪の棒)が折れやすい *タイヤ交換が高額、時間がかかることが多い *重い荷物、同乗器(子様を乗せるやつ)は載せてはダメ 今は車体全体を丈夫に改良してあるようで、ほとんど問題ないようになっているらしい。 まあ、パンク修理ぐらいは自分で出来るし、そんな軟な神経でも無いのでこれは必要ない。 内装3段の27型のパンクしにくいタイヤ(耐摩耗+1.2㎜厚チューブ)の通学軽快車ってやつを買おうと思ってさっそくカーマへ。で、買ったのがこれ。ハンドルは年寄りにも乗りやすいセミアップ型なのでありがたい。 サイモト自転車(株)というメーカーが作っているようだ。 ステンレスベースの仕様なのでメンテも楽そうだし、パンクもしにくいタイヤなので気が楽だ。その分タイヤが硬いので空気が減っていることが分かりにくいとか。減ったまま乗ると拙いので、月に一度、定期的に入れるようにとのこと。 内装3段のギヤ比を聞いたが、外装6段に相当するようなものらしいことしかわからなかった。乗って帰ったが、あまりシャカリキに漕いだりすると膝を痛めるらしいので、そんなに楽な乗り物で間ないことを今更ながら思い知った。これはパスして防犯登録だけした。上記割合で金額がかえって来るわけではなく、再度購入するときに同じ自転車を1年目であれば20%の価格で、2,3年目であれば40%の価格で購入できるというサービス。 春になると、ツーリングのグループがつぎつぎに通って行くのに出くわす。ウォーキングほどには発見がないにしても、自転車は身体全体で春を体感できるからねぇ。スピードを競うんじゃなくてのんびりと自然の醍醐味を感じながら走って欲しいものです。 日本の自転車メーカーはこんなにあるんだねえ。星の数ほどある感じだ。 180 degree(ワンエイティディグリー)ブリヂストン BRIDGESTONE(11987) Louis Garneau ルイガノ(4367) パナソニック Panasonic(3110) アキワールド(2462) シマノ SHIMANO(2373) アサヒサイクル(2119) FUJI フジ(2069) サギサカ SAGISAKA(1894) マルキン(1760) ミヤタ miyata(1751) ヤマハ YAMAHA(1530) 丸石サイクル(1343) アサヒパーツ(1300) OGK オージーケー(1205) OGK KABUTO オージーケー カブト(1050) KCNC ケーシーエヌシー(1029) RIDEA リデア(874) メリダ MERIDA(862) パナレーサー(847) パナソニック Panasonic(822)*その他 ものすごい数が列挙してある。
2021.02.28
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♪ 二週間前まであったお屋敷の記憶が空に吸われて消えた‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ こんな殺風景になってしまった庭にもまだやって来る鳥がいるんだねぇ。爺さまが毎朝エサ台に鳥を寄せていたことの関係性が、まだまだ続いているってことか。 ヒヨドリは蜜柑が好物だし櫨の実も食べているらしい。毎年ここをテリトリーとしているジョウビタキも櫨の実を食べにもくるようだ。もう今は、この2種類だけとなってしまって爺さまは淋しい思いをしているけれど、3月ともなれば鳥も移動する季節になるんだろうから・・・。いつも2羽でやって来るヒヨドリ ジョウビタキのメスも近くに来ている様だ こんな状況でもやって来るこの鳥たちがいっそう愛おしい爺さま。蜜柑はとうとう底をついてこの日の分が最後になってしまったけれど、櫨の実はまだたくさんあるので安心しなよ~って。 鳥たちのために立ててある園芸用支柱が、けっこう役に立っているみたい。これが無ければ遠くの木からいきなりエサ台に乗らなければならないので、いかにも近づきにくい。工事が始まると邪魔になるので一旦撤去はしたけれど、気にしていた爺さまが立ててやったんだね。優しいんだねぇ。鳥は爺さまにお礼を言わなくちゃいけない。 南隣の畑にあるキウイフルーツの木が今は鳥たちの唯一の拠り所で、ここに止まってまずは安全を確認してからエサ台に近づくことになっている。この枝に毎日やって来ている鳥がいて、爺さまは気になっているけれど遠くて、何の鳥なのか良く分からない。 ツグミぐらいの大きさで、頭が赤茶色、胸が明るいオレンジ、背中の羽の模様はいつもこちらを向いているので見えないんだ。 まだメジロがいるらしく、先ほど蜜柑を食べに来たけれど、ヒヨドリが居座っていて食べることが出来ない。蜜柑と櫨の実を交互に食べたあと、支柱に止まって動こうとしない。ヤマガラにはずいぶん遠慮してたくせに・・。目白には絶対にやらないと決め込んでいるのだろう。メジロは蜜柑が好物同士なので取り合いになる。図体の大きいヒヨドリは沢山食べないといけないから必死なのかも知れない。 来週の月曜日からは、弥生の3月、春本番だ。 一気に春めいて自然界の生きものは、動物・植物ともに様相を一変させていくのでしょう。鳥たちも何処かに行ってしまうし、去勢されたはずの僕もムズムズうずうずしてきて、妙ちくりんな声が体の奥から湧きあがってきて困る季節になるんだなぁ。 目の前に広がっているこの更地。直ぐに造成のための工事が始まるんだろうな。看板には4月1日からとなっているけれど、書類審査が済み次第、電柱の移動、側溝にU字溝を設置して道路を設置し、上下水の配管、ガス・水道の配管などが急ピッチで進むんだろう。 どんな風景になって、どんな人たちが住むようになるのか。猫嫌いの人じゃない事を願うばかりです。「このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。」
2021.02.27
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♪ 一週間の滅失ドラマ終わりゆき人の営為のドラマが始まる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 朝から5-6人が集まっているらしく、何やら話声がする。整地の終了間近い現場の状況確認にきたらしい。猫は耳が良いからいつもと違う人の声がすると、何だか不安で落ち着かなくなるんです。家の中に居ても安心できないのは、外も内も区別がないからかもしれない。外の声が気になって・・ ベッドにいてもどこにいてもダメなんだ。家の中より外の方が却って安心だって気がするぐらいで、外ならどこへでも走って逃げられるけど、家の中じゃどうしようもないでしょう? アランは押し入れに入り込んでしまったけど、僕は外へエスケープだ。北側の一軒先の空き家(買い手がついたけどまだ入居していない)の庭に隠れる場所があるからね。 昨日までの工事の音にはずいぶん慣れて、アランだって平気になっている。僕も重機の重く低く響く音にも慣れたし、時どきする大きな振動にビックリしたりもしたけど、毎日の事だから慣れるしかないじゃない。 PC机のそばにいるのが一番安心だね。 ご主人様のそばにこうして居れば重機の音も我慢できるってもの。1週間の間、ずっと我慢して来た。10時の休憩と昼休み、3時の休憩時間だけは静かになって、その時だけは爺婆さまと同じようにホッとしていたっけなぁ。でもまあ、ジタバタしても始まんない。状況を受け入れて、自分の方が順応するしかい生きる道は無いんだろうから。 情勢に応じて、柔軟に価値観を変え、世間に流されずに自分を持つことが大事だって、養老孟司先生も言ってるし。 どうやら、工事は最初に業者が言っていたように明日ですべて終わるみたいだ。今日は小雨の降る中、山になっている石とブロックやらコンクリを片づけている。ダンプカーにガガっと積んで運んで行ってる。それぞれ得意分野があるのだろうか、昨日とは違うオペレーターが来ている。 残してあった井戸二つも、上から壊して土を入れ、最後に砂を入れて潰してしまった。元々空き地になっていたところにも井戸があったはずだけど・・。解体作業そのものが終わって、後は平らに均していくだけのようだ。 あした1日我慢すれば、やっと静かな日が戻って来るんだね。1週間は長かったような短かったような、終わってしまえば急速に過去の事となっていくんだ。新しい世界を迎え入れて、こっちも新しい生活を始めなくっちゃ。 来週はもう3月だ。天気も良さそうなので、何にもなくなった広い空き地を駆けまわってみようかな。 でもなあ、隠れ場所もないし、こんな丸見えの何にもないとこじゃあ落ち着かないなぁ。この空き家の狭い庭の方がよっぽど落ち付くんだよなぁ。「このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。」
2021.02.26
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♪ 身ぐるみを剥がされてゆく心地せり家のめぐりを重機が均すく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ♪ 星霜の染み込む大地掘られおり土 黒々と息を吐き出す ♪ 往年の海辺の広き別荘地 老舗の呉服店主が建てぬ ♪ 今はなき海の名残のまっさらな砂が重機に掘り出されゆく ♪ 両の手がレバーを揺するバスケットスケルトンに土砂を濾すとき ♪ 軽々と取り除かるる「ごんぼ積み」舟に乗り来し木曽川の石 「ごんぼ積み」とは石垣の積み方が「ごぼう」を積み上げた断面に似ているから。♪ ねんごろにわが境界の石積が取り除かれてすべてが消えた
2021.02.25
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♪ 鏡さんそこに居るのは誰ですか知らないものが映っています‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の有識者懇談会メンバーとして、大会コンセプト作りなどに関わった小西美術工藝社のデービッド・アトキンソン社長(55)は、日本人には決定的に欠けているものがあると・・・朝日新聞のインタビュー記事で語っている。 下段に記したのことは別にして、この外国のアナリストから見える日本の姿を、同じ様な客観的な視点で見てみることはとても意義があると思う。民族の特徴、国民の癖などが習慣として身に沁み込んでいて、その事を当然としてきた日本人。極東の島国に住んで、それが他と如何に違うかを気付かないままにいる。 組織委で大会コンセプトを作っているときに、一番難しかったのは、日本人が考える「日本」はほとんど理想論だったこと。こうあってほしい、という願望に近く、日本のベストだけみればそうかもしれないということを、一般化しようとする。「多様性と調和」というコンセプトについて、会議では「日本は世界一寛容な国」という人がいた。日本はどんな文化でも取り入れて、日本は多神教で海外は一神教だとか ── これは学問的には正しくない俗説です。 寛容な面もたくさんありますが、夫婦別姓も認めないし、移民にかなり厳しいし、難民は受け入れない。「寛容」と言えるのだろうか、と議論になりました。 日本は、いろんな人の意見を排除はしないが、多くの場合取り入れもしない。米国みたいに人種によって暴力を振るうことはないが、途上国の人などに対し、人によっては相当な差別をしている。海外みたいにLGBTを刑務所に入れることはないが、結婚を認めるところまではいかない。 日本人は思い込みや俗説が多い。専門家に確認しない、検証しない。厳しく言えば、プロ意識が低い面があることは共通しています。それは寛容の一環かも知れませんが・・・ 例えば、東京五輪が日本経済の起爆剤になるというのも、俗説。エビを食べて長寿にあやかるのと同じ。数週間のイベントがGDP550兆円の日本経済に大きな影響を与えるはずがありません。 五輪で観光客が増えるというのも、何の根拠もない思い込み。インバウンドが増えたのは5年前からですが、リオデジャネイロで五輪があるからと、開催の5年前にブラジルに行った日本人が多くなった事実はないです。自分たちがやらないのに、なぜ外国人がやると思うのか。 過去の大会では、その年には海外からの需要が増えるが、ほとんどがマスコミ関係。翌年はよくない。2012年に開催したロンドンだけ増えましたが、これは五輪に合わせて観光対策をしたから。五輪だけの影響ではありません。 日本の決定的な問題は、クリティカルシンキング(批判的思考法)が十分にできていないこと。これは、仮説を立てて、ロジックを分解し、データで検証し、結論を導き出すもの。 大学の問題が大きい。クリティカルシンキングができるようになるのは大学生の年齢。人間というものは勝手な思い込みをする生き物なので、それをなくすため大学教育が発達した。 大学の4年間、先生とのやりとりで、思い込みで発言したら、根拠はなんですか? 評価に客観性はありますか?と聞いて答えさせる。日本の大学はそれが十分できていない。 だから日本は事後対応しかできず、いつも後手に回る。事前に仮説をたてて議論しても、受け入れられないのです。予想はできるのに、何も手を打たない。 重ねていいますが、東京五輪はやっても、やらなくても、日本経済には中長期的にはさしたる影響はありません。 森(喜朗)さんの発言による騒動が始まったころ、「森さんの代わりはいない」という意見があった。これは情けない話。1億2千万人も国民がいるというのに。 確かに、森会長がいると組織委は楽ですよ。森さんの人脈はすごい。これは事実。しかし、人脈がなければ東京大会ができないというのは、事実じゃない。 森さんの発言には、いくつか問題点があります。一つ目は、女性が話が長いというのは、何をもって言っているのか。周りの人に聞いたエピソードベースの話で、何ら検証されていないものを、押しつけた。 そしてそれに評価を持ち込んだこと。話が長いのはいいことですか、悪いことですか。しかも基準は男性の価値観ではないですか。 ただ、日本国内の議論には違和感があります。 女性の話が長いか、長くないか、女性蔑視か、蔑視じゃないか、ではなくて、仮に話が長いのであれば、それはそれとして受け入れないといけない、違っていいんじゃないのか、という観点が抜けている。違いを受け入れていないことが問題なのです。男女に限らず、障害者、外国人、いろんな意見を出し合って、平等に考えていく。それが多様性。男女の問題だけに落とし込むのはおかしい。 森会長の発言は、失礼ながら厳しく言えば、あまり深く考えていない発言です。海外は複雑になって、日本に比べて考えて話さないといけない世の中に変わりました。 私がゴールドマン・サックスの役員になったとき、たくさんの研修を受けました。前後に言ったことを全部はずして一語だけを切り取られて新聞の1面トップに出ることを恐れなさい、と教わる。ゴールドマン・サックスの社長の発言は一文字一文字、チェックして文章は政治的なものになっている。こうなってくると比較的おおざっぱな日本が一概に悪いとも言えない。ただ、あのような場面では少し考えて発言するべきでした。2月23日朝日新聞(聞き手・塩谷耕吾)「デービッド・アトキンソン」1965年、英国生まれ。オックスフォード大で「日本学」を学んだ国際金融グループ、ゴールドマン・サックスの元アナリスト。金融アナリストの経歴を持つ日本の観光・文化財活用・経済政策の専門家。小西美術工藝社(国宝や重要文化財の修復などを手掛ける)社長。バブル崩壊後の日本の銀行の不良債権問題を指摘した。昨年10月に政府の「成長戦略会議」の民間議員に起用された。裏千家茶名「宗真」拝受。 GSを退職した後、日本の伝統文化に関心を持ち京都に住んでいたところ、後継者を探していた同社の先代社長、小西美奈氏と偶然知り合った(別荘が隣同士だった)のがきっかけで小西美術工藝社に誘われて入社。その後、経営を任されたアトキンソン氏は、非正規雇用だった職人を正社員にするなど様々な改革を進め、在庫管理など社内の仕組みも次々に刷新した。利益率を大幅に向上させ、従業員約80人の中小企業を一気によみがえらせた。 こうして中小企業経営に期せずして深く携わったアトキンソン氏が19年9月に出版した書籍が『国運の分岐点 中小企業改革で再び輝くか、中国の属国になるか』(講談社+α新書)だった。「日本は、2060年までに中小企業の数を現在の半分以下、160万社程度まで減らすべきである」。そんな「中小企業淘汰論」を主張し、経済界で話題を呼んでいる。 日本の経済成長率が1%台にとどまり、デフレが続き景気が上向かないのはなぜか。それが彼の議論の出発点だ。アトキンソン氏は停滞の原因を「人口の急減少」と「生産性(就業者1人あたりGDP)の低迷」とし、とりわけ後者が日本の最重要課題だと指摘する。その上で、国が賃金の引き上げを主導し、GDPのおよそ半分を占める個人消費を刺激することで生産性を向上できる、と訴えてきた。 この浮揚策を実現する上で最大の壁になるのが中小企業、というのがアトキンソン氏の見解で、“中小企業を減らすべきだ” という意見に批判が多く、ネットでは日本人の敵だとか、スパイだとかいう人までいて一部で炎上したりしている。「中小企業」 中小企業基本法で定義づけられる。業種によって異なり、製造業は資本金3億円以下または従業員300人以下、サービス業は資本金5千万円以下または従業員100人以下などだ。小規模事業者は製造業の場合、従業員20人以下の企業をさす。この定義は原則で、政府の支援対象は制度により異なる場合がある。 ↑ 2006年経済産業省「工業統計表」 中小企業は、我が国421万企業のうち99.7%を占める。従業者数・付加価値額(製造業)においてもそれぞれ7割、5割以上を占める。小規模企業は我が国全企業数の9割弱を、また雇用の1/4をそれぞれ占める。☆日本経済30年の低迷は「中小企業神話」の妄信が引き起こした ── ダイヤモンド編集部インタビュー(19年10月)
2021.02.24
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♪ うら寂しき虚空ひろがる縄張りを張りし孤高の尉鶲おり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ああなんにもなくなちゃったなぁ。えらいことしてくれたもんだよ人間は、簡単に作ったり壊したりして・・。 “開発という名の破壊” だなんて高度経済成長期には大騒ぎしてたよな。たった50年ほど前のことだっていうのに。新左翼運動、全学連、全共闘、三里塚闘争とか “戦後の偽善” に抗議した三島由紀夫が割腹自殺したり、水俣病の告発、赤軍派がよど号ハイジャック事件を起こしたり・・。原発1号機の美浜原発が電気を送った大阪万博、華やかに喧伝されコンクリート団地群のニュータウンは今過疎化が進行してるってよ。アランが変わり果ててしまった庭を眺めている 遊び場が無くなって、野鳥も来なくなって・・どうしてくれるんだよ~ 開発は経済活動で、社会が発展するためにはが必要なんだって? ウィルスにも勝てない、新型コロナに手も足も出ないでひどい目に遭っているっていうのに、発展することがそんなに大事なのかい? 得るものと失うものを天秤にかけてみた事はあるんですか? 金持ちばかりに金が集まって、貧しい人は永遠に貧しいままなんておかしいでしょうに。金持ちは金が余ってるので株を買いまくって、経済がおかしくても株ばかりが上がっているって、狂ってるとしか言いようがないよね。 大体、経済って経世済民(世をおさめ民をすくう)ってことでしょうに。民を救うために様々な公的対策を行わんでどうするの。日銀は金を摺ってバラまいて、株を買って企業を支え、赤字国債を買い込んで絶対に吐き出さないなんて、いったい誰のための機関だかわかりゃしない。知りたい投信(朝日新聞2月5日) 拡大します 日本の株はとうとう3万円を超えちゃったねぇ、まさに株バブル状態で末恐ろしいねぇ。 株高が格差を拡大しているんだって。昨年3月から12月末の間に、世界の超富裕層上位10人の資産が5400億ドル(約56兆円)増えたらしい。日本国内では19年の純金融資産額が1億円以上の富裕層が133万世帯で、アベノミクスが始まった13年から一貫して増加傾向にあるんだって。今株高で、どんどん潤っているんだよ。 ゼロ金利が続いていても金を借りる人はおらず、物価も上がらないままで経済成長も止まりかけているわね。今は、カネの価値が下がると上がるのは物価ではなく「人の価値」だと誰かが言っている。人と人のつながりに価値が生じると・・。友人・知人・隣人、同好の士、サークル。カネを介さない方がつながりが強くなるって言うわけ。 カネで繋がってるのは、カネの切れ目で縁も切れちゃうからねぇ。この3筆の土地には井戸が3か所あるらしい。どうするんだろう? 埋めるしかないんだろうなぁ。蓋をして呼吸が出来ないと良くないとか言うね。 奈落の底まで繋がっている、深くて暗~い井戸に落ちる・・・。コロナ禍の中でそんな事を連想してしまうのは人間の弱さでしょうか。猫には知ったこっちゃないけれど、井戸はやっぱり怖いねぇ。「このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。」
2021.02.23
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♪ 修理などままならぬらし有松の日本遺産となりたるエリア「日本遺産は、既存の文化財の価値付けや保全のための新たな規制を図ることを目的としたものではなく、地域に点在する遺産を「面」として活用し、発信することで、地域活性化を図ることを目的としている」はずなんだけど・・‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 昨日は日曜日ということもあって、すっかり景色が変わってしまった隣家で何が起こっているのか、近所の人が様子を見に来る。庭でゴソゴソやっている爺さまはその話相手になって、ああだこうだと説明することになっている。「丸見えになったね~」 「そうだね、風呂から裸で出てくるわけにもいかなくなったよ」とか、「こんな風にお宅の家を見るのは初めてだね~」 「こっちだって初めてだよ、今までは塀に囲まれてたし木も植わって良い感じだったのにね~」 「この道が4mになって、家の前を5mの道が通るようになるんですよ」「U 字溝をギリギリじゃなく、少し離してほしいと言ってあるんですけどね、どうなるかな」「車が近くまで来られるなんて、便利になっていいね~」 「一つぐらいは良い事ないとね~、それだけがたった一つのメリットですわ」「妹のところが同じようになって、税金が上がったってボヤいてたよ。土地が少し道路に少し取られたらしいよ」 「へ~、住宅が7軒建ったとこなんて、こことまったく同じですね。ここに出来る道も市に寄贈する形になるらしいですよ。金がないと言って、買ってくれないらしいんだよね」 「土地の価値が上がって税金も上がるんだよね。ここは、駅や産業道路のインターが近くて、市役所や図書館も目の前だし、運動公園も周りにあるしね~、立地条件がいいんでねぇ」「裏の○○さん家は、車が入れるようにはならないんだねぇ」 「そっちまでは道が行かないから、残念だけどしょうがないね」 息子さん一家もこっち方面に用事があったらしく、3時ごろにやって来た。息子さんから預かっている古い轆轤があって、置いてある場所が駐車場になるので持って行って欲しいと言ってあった。この際だから処分するかと聞いてみると、まだその気になれないらしい。持って行くなら造成されて道路が出来てからでいいんじゃないの、ということになった。 しかしこれ、相当古い(1984年製)もので、中古で買ったけど一度も動かしていないっていうんだからねぇ。三相交流200Vというのもネックだし、動くかどうかも分からない。処分した方が良いと思うけどねぇ。今なら解体業者についでに持って行ってもらうことも可能だと思うんだけどなぁ。 電話して、デメリット5つぐらい挙げて処分したらと言ったら、その気になったようだ。それで爺さまが業者に持って行ってもらうことにしたらしい。今朝も8時からさっそく作業が始まった。 手元の作業をやっているのは若い外国人で、一人は日本語が話せるけれど他の二人は通じない。オペレーターのリーダーに言って、二人に金物ばかりが寄せてある場所まで轆轤を運んでもらった。 庭石をついでに持って行ってもらうことを確認すると元受けにあらかじめ言ってあったので、聞いてるって。あとはその石を運び出すタイミングで顔を出しすだけだね。 僕はゆうべ、12時半頃にエサを貰って落ち着かなくてそわそわしていたら、出来た通用口か外へ無理やり押し出された。どうもこのアクリル板を頭で押して出るというのがイマイチ気に入らない。慣れるしかないんだろうけどなぁ、結局そのまま朝まで家に入ることが出来なかった。どこをほっつき歩いていたのかって、その辺としか言いようがないなぁ。暖かくなったので、いつもの空き家でふて寝してたってとこかな。 【このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。 タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。】
2021.02.22
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♪ 新しき世界の前に破壊あり空に吸われて消えゆくごとし‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ とうとう丸裸になった。ぽっかりと穴が開いたような空間が広がっていて、こうなってしまうともう今までどんな様子だったのかが急速に薄れていく。人の記憶の新陳代謝の早さというか、無くなって行くものへの関心が意外と薄いのだということを思わせられる。 すべてがかたずくまでにはまだ10日ほど掛かりそうだ。風呂場の跡や井戸の周り、コンクリートで固めた石積みやブロックなどまだまだ重機の活躍する場が残っている。 2台の重機が活躍しているが、その内の1台のオペレーターがなかなかの腕前で、家の解体の時のグラップル(フォーク)の使い方など何気ない中に小技を上手く使っていて感心する。この重機のオペレーターっていう仕事はなかなか面白そうだ。免許も講習を受ければ簡単に取れると言うから、無くならない職業として結構いいんじゃないかと思う。ビルの解体現場などは問題ないとして、案外危険な現場もあるのかも知れないが、それだけやりがいもあるというものだ。 こういう仕事は男向きと思うかも知れないが、今はこういう現場にも女性がいて男に劣らない仕事をしている。肉体的なハンディはまったくないと言っていい。 車両系建設機械であるユンボ(油圧ショベル、パワーショベル)を扱うには、「車両系建設機械運転技能講習」と「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」のどちらかの資格が要るらしい。 「車両系建設機械運転技能講習」は、3t以上の重量がある車体を運転する際に必要(修了試験の合格で取得)で、「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」は、3t未満の車体を運転可能(講習の受講で取得)とか。 因みに、「ユンボ」とは油圧ショベルやパワーショベル、バックホーと呼ばれる車両系建設機械と同じ種類で、レンタルのニッケンという会社による登録商標なんだって、知らなかったなぁ。トラック王国ジャーナル より(拡大します) 今日は日曜日で作業は休みなので、静かでいい。 昨夜は、猫が二階から出入りできなくなったのでその方策でおおわらわ。2階に上がるためのものは一度も使わず、今は設置し直すために外してある。それで、1階の掃き出し窓に小窓を開けてアクリル板をはめ込んだものを、仮の状態で取りあえず取り付けてやった。アクリル中が見えるのが良いと思うんだが・・ 初めてなので違和感があるからか、そこから出入りしてくれない。アクリル板を手で押し開いてやると何とか通るものの、そのままだと嫌らしい。 アランは頭がいいし好奇心があるので覚えるのは早いだろうが、ピピは頑固で融通が利かないし臆病なので、当分の間は苦労しそうだ。
2021.02.21
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♪ 怒ってる人は傷ついているのだと脳科学者が言ってるんだよ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 爺さま、ここ1週間ほど婆さまとろくに口を聞いていない。ほんの些細なことで腹を立て、それからずっと話をする気が起こらないらしい。ブスーッと仏頂面したまま、必要最小限の言葉しか発しない。婆さまは堪ったもんじゃないだろうなぁ。 最近こんな事が多く、口喧嘩をすることもしょっちゅうで、お互いに口汚く罵り合っている。爺さまは昔から亭主関白と言うのか、ものの言い方ややり方が気にくわないと腹を立てていたし、7歳も歳下の女に対等な口をきかれ、指図なんかされるのも気にくわない。そんな時は「チコちゃん」みたいな顔して怒りまくっている。 ウッカリ間違いを起こした時も腹を立てる。「過失だって立派な罪なんだぞ!」って怒っているのに、反省も謝りもしないで反発している婆さま婆さまだ。 似たもの同士というか、まるで同じ様なことが原因で喧嘩をしていることが多い。そんな時は過去のことも持ち出されたりして火に油状態。夫婦喧嘩は猫だって喰わない。アホらしくて見ていられない。まあ、年を取って脳が老化してゆくばかりなんだからしょうがない面もあるにはある。しかし、抑制が利かなくなって前後の見境が無くなるなんて、単線の電車のブレーキ故障のようにオソロシイ。 相手よりペットの方が大切と思っているのかどうか知らないけど、猫に被害が及ぶことが無いのは幸いです。喧嘩している最中でも、どちらも猫には優しいんだからその点はエライと思う。 爺さまは、自分は博愛精神の持ち主みたいなことを言っているけど、自己中心的な博愛主義者なんて聞いたことがない。まあ、“自分より弱い立場のものには愛の手を” と思っているのでしょうか、それが博愛だって信じて・・。野鳥にエサをやるのも、猫を可愛がるのもおんなじレベルなんだろうな。 1週間が過ぎたので、爺さまはの頭を覆っていた黒雲が大分薄れてきて、今朝はわりかしまともな顔をしている。一昨日は「雨水」だったし、雪が雨に変わって草木が芽吹くように、新生の気をもって明るい顔でいて欲しいものだよなぁ。昨日の昼ごろ ブログのアクセス数がニイニイニイニとが並んでいて、何だか春がやってきた様な気分にもなっている爺さまです。 12月始めから1月始めまで1000を切っていたけど、その後は再び上昇して2月8日に2000を超えた時は、「うひょ!」とか言ってちょっぴり驚いていた。19日からまた下降して、まるで爺さまの気分のように浮沈の波を繰り返している。 脳を覆っていた黒雲が晴れて明るい気分になったらしく、“自然現象でどうってことないなぁ” と何事もなかった様な今朝の爺さまです。【このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。 タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。】
2021.02.20
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♪ 春気分にびっくり水を差されたり霰チラつく雨水なりけり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ やはり蔵を解体するに当たって、土ぼこりが立つことを想定しての足場組みしてシートを張っていた様だ。この日は西高東低の強い冬型の気圧配置で、普通なら南東に風が吹くはずで、土ぼこりは何の問題もなく向こう側に流されていく。「この時期で良かったねー、夏だったら大変なことになってたわ」と安堵していた。 なのになぜかこの日は、時おり南西寄りの強い風が吹いて土ぼこりが北東方向に吹き飛ばされていく。その余波が我が家にも及んできて、慌てて猫の出入りのために開けてあった窓を閉めた。 前日に引き続き、最高気温が4-5℃で時おり霰がチラつく寒い一日だった。染色作業は昨日で終っているのでこの日は炬燵で丸くなっていた。 1週間でここまできた。向こうの残りの離れと手前の庭木を撤去すれば、あとは塀と石積みだけとなる。 夕方前には北西の風が強くなり、びっくり水で冷めきった空に中電の煙突からの水蒸気が真横に流れている。その寒波の程度を誇示する様に黒い影をまとって夕焼けの空はエモーショナルに暮れていった。
2021.02.19
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♪ 天と地の見せつけて来る生動に畏みながらすする味噌汁‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 昨夜、夜中(4時少し前)に地震があった。幸い震度3程度の小さなもので、知多市では震度1だったらしいが、2階の寝室は震度3ぐらいに感じた。 2月13日(午後11時8分ごろ)に福島県沖を震源とするマグニチュード(M)7.3の地震があり、最大震度6強を観測したばかりなので、ビクッとしてしまった。10年前の地震の余震だというから侮れない。 北日本では大雪となり、16日夕方から17日朝までの降雪量は新潟県守門で41cm、福島県只見で40cmと、まとまった雪が降り交通も麻痺したりした。昨年の12月16日に関越道で大雪のために2,000台の車が立ち往生した記憶もまだ生々しいところ。♪ 列島の腰のくびれを北風が南へ抜けてゆく道の雪 新型コロナのワクチンがようやく日本にも届いて、今月17日に同意を得た全国の医療従事者4万人が先行接種対象となるらしい。 2月16日現在(google) このデータについて アメリカ、インド、ブラジルの上位3カ国などは、統治者のせいでここまで広がっしまったと言っていい。世界では242万人が亡くなり、アメリカでは49万人に達する勢いだ。 自然災害が人災的な要素で拡大したりするのを見ていると、しょせん人間は自然には勝てないどころか、天に操られているちっぽけな存在なんだなあと思わずにいられない。
2021.02.18
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♪ 目の前に失せゆくものの淋しさよ残り少なきタイヤの空気‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 爺さま、この程度の宅地開発でもずいぶん色んな会社が関わっているんだねえって、いくつかの名刺を並べて感心している。全く専門外の事だし、関わる機会もないからねぇ。 最初、隣家が売買を依頼したのは「芝住宅総合開発株式会社」で、ほぼ話が決まりかけていたのがオーナーの心変わりでとん挫してしまう。次に手を伸ばしたのが「加藤連合建設」という知多半島をフィールドとして住宅開発をしている会社。「イデア都市設計会社」とタイアップしたらしくこの段階で、隣接する畑と空き地も合わせて3筆を住宅地にする案が出来上がったのだろう。 それで、イデアグループの土地家屋調査士法人が挨拶に来た。しかし、そこが測量するわけでもなく「トーコン」という別の測量会社が測量していた。イデア都市設計会社は敷地の設計を担当する事になっているらしい。 すべて解体して更地にした段階で売買が成立し、加藤連合が7筆の土地を(同社で家を建てることを条件に)分譲するという運び。書類が知多市の都市計画課に提出され、県の許可が下りると造成工事に着工となるわけだだね。 今やっている解体工事も「トラスト」という企業が請け負っているけど、実際に作業をしているのは「ウエダ建設」で、産業廃棄物を取り扱う専門業者らしい。 運搬車に積み込む前に分別を済ませておくというやり方で、その分別作業を人の手でやってあとは重機で区分けした車に積み込んでいくだけ。 バケットが車から分離できるようになっている。 きのうはここまでやって、わが家に隣接する部分に足場を組んで帰って行った。飛散防止のためなのだろう。 足場にネットを張るのだと思う。 裏には蔵があるので、重機での作業が他とは違うことを想定しての事だろうか。それらを壊してしまってからこちら側の木を撤去すれば、あとは最期の塀と石積を残すだけだ。塀を最後にするというのも中の作業の様子を隠すと同時に、わが家が丸裸になるのを遅らせてくれることにもなっている。 電車からも丸見えになるんだなあ。今まで静かですごくいい環境だったので、これから家が建つまで落ち着かないまま過ごさなければならないなんて、爺婆さん夫婦には耐えがたいことだろうなぁ。 ここまで来て、とうとう野鳥は来なくなった。僕ら猫2匹もどうなっていくんだか分からないけど、受け入れていくしかないんだ。何もかも無くなったらどんな感じになるんだろうか、ちょっと気にはなるけど・・・眠気が・・【このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。 タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。】
2021.02.17
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♪ 二役をこなす重機の音の中変わりゆく景の悍ましきかな‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 昨日、午後からは雨も上がってフル活動となった油圧ショベル 0.25サイズが二台。ずっと見ているわけにもいかないので目を離している間に様子は一変していて、大型重機の仕事量のすさまじさに驚くばかりだ。 ♪ グラップルで壊したものをパケットで荷台に油圧ショベルが運ぶ ♪ 油圧ショベル コンマニーゴーたちまちに景色は無へと変わりゆくなり ♪ 数分で木は引き抜かれ半日で庭 倒木の山となりたり♪ 半日のうちに様子は一変しそこに現れたる別世界 夕方、作業が終わった後、どんな具合になっているのか孫と一緒に見に行った。たった一日でここまで出来るのだから、あと半分残っている家と奥の庭木も1日あれば、大方は解体出来てしまうのだろう。これは今朝撮ったもの。靴の跡がくっきりと固まっている。 長靴を履いていることに安心して、雨でぬかるんだ中へ入って行った孫は、ぬかるみに足を取られて、二進も三進もいかなくなった。強引に引き抜こうとして足が抜け、その足を泥の中に突っ込んだりしてもう大変。 こっちは草履だったので助け出すのも大変だった。
2021.02.16
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♪ 猫たちは外の騒音苦にもせず朝寝しておりいつものように‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ベッドから見える1本の電柱。このすぐ近くにある家まで電気や電話線などを送るためのもので、ルートの末端に当たる。窓の右側からは、いい月が眺められる。南の空が開けているのは最高だ。 造成地の道路が拡張されるため、この位置にあるのは都合が悪いので移動することになるようだ。どこにどういう形で移動するのかはまだ未定との事だった。新しい7軒分の家にも電気を送るものでもあり、ベストの位置を検討中なのだろう。 わが庭の真上を電線が通っているので、2階のPCの部屋から止まっている野鳥の姿を眺めることが出来る。何の鳥だろうかと見上げるのも楽しみの一つになっている。時どき庭に落としものをしていくので何か知らない植物が芽吹いて、どんな実を付ける木のなのかを想像するも楽しいものだ。 その電線の位置も変わってしまうだろう。東に移動すれば真上ではなくなるので、落としものをする鳥の姿は却ってよく見えるようになる。果たしてどうなるのか。★ 最近の解体は、油圧重機でバリバリと騒音とホコリをまき散らしながらの工事は禁止になっているらしく、すべてが手作業らしい。静かな中に時おり重機の音が響く。土曜日の様子 運び出す段階で分別しているらしく、ベッドもバラバラに・・。 3時ごろに様子を見に行った。大きな重機を使って植木を根こそぎ倒し、中のものを運び出してはに乗せて重機で車まで運ぶというやり方だ。 この解体業者は日本人が主で、スタッフ4人のうち2人は外国人だがリーダーは日本人。3時の休憩時間に声を掛けた御仁は、戦国時代の歴史に詳しく、自分の先祖も武士だという。尾張のこの一帯は戦国武将をたくさん輩出したところだ、なんて話で盛り上がった。 袖すり合うも他生の縁だ、戦国武将も戦場に持ち込んだという三面大黒天を梵字で染めた「三面大黒天ハンカチ」を上げようと、夕方もう一度行くも彼はおらず。重機のオペレーターがいたので言づけた。その人が言うには、彼は「部長」で名古屋北区のお寺の長男だという。バラバラだった先祖の墓を一つにまとめて祀っているというような話をしていたので納得。今朝も雨の中、解体工事が始まった。土埃が立たなくて好都合。恵みの雨だね 工事の挨拶に来たときの書面には、「3月10日まで」とあったが、部長は今月中に終わらせるという。家や木、石積み(ごんぼ積み)も全部を撤去出来てしまうらし。重機(油圧ショベル)が大いに力を発揮するわけだ。 わが庭の片付けも忙しくなる。庭に出してある、ばかに重いブビンガの座卓が邪魔になる。壁に立てかけておくことにしたが、一人ではとても動かせない。丁度来ることになっていた知人に手伝ってもらい、何とか移動できた。 ☆☆ 定点観測のつづき 2021.02.19 ☆☆ 定点観測のつづきⅢ 2021.02.21 ☆☆ 解体・整地 定点観測Ⅳを歌に詠む 6首 2021.02.25
2021.02.15
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♪ 底にある確かな何かを恐れいて女を押え抑える男‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ オリンピック組織委の森喜朗会長が女性蔑視ともとれる発言で、各方面から批判を浴びて辞任することになった。70代以上の男性には確かに男尊女卑の傾向があることは否めない事実でしょう。社会にそういうベースがあって「女子供じゃあるまいし」という言葉が平気で使われていたし、女性の側にも男を立てて後ろに引っ込んでる方が都合が良かった。ウーマンリブ運動の時も女性の側から反対運動が起こったりもした。 しかし、ジェンダーが叫ばれ、夫を「旦那様、主人」と呼ぶことに異議を唱える時代となって、夫婦別姓まで現実味を帯びて来ている。男の側だけの価値観からすれば、腑に落ちない理解できない言動、思慮が浅くて視野が狭い、などとステレオタイプに捉えて来たことは間違っていたのだと、男の側が視野を広げて女性を再認識する時代であることを示している。 しかし、自分も含めて70歳以上の人に理解させるのは難しいかも知れない。知識として頭には入れていても心底からそう認識するまでには至らず、かなりの時間を必要とする気がしてならない。豊田市「西山公園」 ただ現実に目を向けると、若い女性の活躍が多方面で目立つようになってきている。ポテンシャルの高さを目の当たりにすることも多く、実績が積み重なっていくことで嫌でも認めざるをえない状況が顕著になって来た。 この朝日新聞の「ひと」欄には女性が登場することも多く、若い女性の活躍は目から鱗のニュースだったりもして、良い時代になったもんだと爺は感心するばかりです。拡大します ICU(国際基督教大学)に在学中。幼少期にポーランドで過ごしていた時期があり、「子供の頃から何とでもしゃべっていて、水とか花とかに話しかけて対話していました。『昨日の夜、寒かったでしょ』と言ったり。自然にそうしていましたよ。変わったところがあった。ガーナに最初に行ったときも、お礼を言いたくて行ったんです。いつもチョコレートに勇気をもらってきたから、こんなにおいしいチョコレートを作ってくれて、ありがとうって。」 そこでカカオと出会い、ガーナ人と仲良くなり、そのカカオ生産のあまりにも劣悪な状況を目の当たりにして一大奮起して・・・。 “米粉を作る機械を使えばチョコレートを作れる” と言う噂が10年ほど前からあり、彼女はその米粉の機械をガーナに持ち込んで、チョコ制作につなげた。カカオをすり潰して、それを砂糖と混ぜる。カカオを生産しながらチョコレートの味すら知らなかった農家の人たちは、そのチョコレートを口にするなり、皆一様に笑顔を浮かべ、一層カカオに対して強いこだわりを持つようになったという。 頭が良くて物おじしない、良い環境で育ったことをうかがわせて、そのポテンシャルはかなりのものを感じる。人のために活動・活躍することを運命づけられた人なのかも知れない。「MAAHA chocolate」 「MAAHA」はガーナで挨拶の言葉を意味する。(145MAGAZINEより) 昨年のバレンタインデーに、西武池袋本店の『チョコレートパラダイス2021』で世界の名だたるブランドと肩を並ベて陳列されたとか。 ガーナでは多くのフルーツが生産されるものの冷蔵庫はないので保存できず、処分していた。それらのフルーツを、網の上に載せて風通しのいい場所に乗せて、保存して固めておいたのだそうです。 ドライフルーツと合わせたMAAHAのチョコの味は、濃厚でほろ苦く、その大人の味わいはカカオの風味を直に感じられる格別なものだとか。 ★クラウドファンディングで資金を集めるための「Good Morning」での記事「私たちのチョコレート工場から、ガーナにカカオ革命を!」が素晴らしい。資金は当初100万円を目的としていたが、最終的には400万円を集めて事業化することが出来たらしい。 ★エシカルSTORYの「ガーナに暮らす『おせっかい起業家』のにやにやがとまらない!(田口愛さん)」のインタビュー記事も興味深いので、是非ご覧ください。★ 世界的に見て、日本の女性が活躍する割合はまだまだ低いのが現状です。 世界153カ国を対象に男女格差を測る「ジェンダー・ギャップ指数」(2019年版)で、日本は昨年の110位から121位に後退し、過去最低となった。指数は経済、政治、教育、健康の4分野で女性の地位を分析し、総合順位を決めている。女性の政治進出が遅れていることなどが原因という。就業者及び管理的職業従事者に占める女性の割合(国際比較))引用:内閣府男女共同参画局 男女共同参画白書 令和元年版 今回のオリンピックに関わる問題を契機に、企業も組織も一般の人々も意識が変わって行くでしょうから、森喜朗はいい石を放り込んだということになるのかも知れない。
2021.02.14
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♪ 温度差のありて夫婦の気が乱れ今 前線が発生したり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3月の様な陽気で14日(日)15(月)は17℃まで上がるらしく、戸惑ってしまう。しかし、このまま春が来るのかと思いたくなるところだけれど、そうは問屋が卸さない。来週の17日(水)18日(木)は一桁(6-7℃)まで下がる見込みとか。三寒四温の時期とはいえ、10℃以上の温度差があるのでは着るものを考えないと調子を崩してしまう。 今日の歌は、夫婦の有様をこの移り気な気候に重ねて詠んだでみました。全くズバリ気候とおんなじだなあと感じてもらえれば幸いです。 ♪ デリカシーに逆らう風の吹き抜けてゲリラ豪雨を降らせたあの日♪ 蛇行するジェット気流のごとくして平穏崩す冷気忍びく♪ 発生の場所の違いしもの同士 森と海との差を埋められず♪ ジェンダーの言葉むなしくなる時はただに言葉を失っており♪ 喧嘩して気まずい空気吸わぬためいっそ越えたいブラキストン線
2021.02.13
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♪ チェーンソーの音響き来る庭先に野鳥は何を察知するらん‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ いよいよ今朝から隣家の解体工事が始まった。まずは通り道を確保するため、庭木の伐採を始めたらしい。人の声に反応して外を覗いていたピピだったが、何かを察知したのかチェーンソーの音には反応せず、布団で朝寝を決め込んでいる。 餌台に来ていた野鳥もチェーンソーの音に驚いてどこかへ行ってしまったが、そのすきを狙ってヒヨドリが蜜柑を食べに来ている。 これから毎日、何らかの音が3月の末ごろまで響き続けることになるが、こんな音にも慣れてしまうのかも知れない。 手ぬぐいの追加注文があり、11疋×26枚 4柄で計286枚を染色中。スレン染料のブラックが無くなったので、新しく手に入れた「ブラック2B 」を初めて使った。何とこれがグリーンがかった色になって黒に発色していない。どうやら酸で発色させないといけない染料だったらしい。 このまま納品してしまおうかとも思ったが、どうも気が進まない。 次亜塩素酸ソーダで酸化させることが出来るというので、さっそく手に入れてテストしてみる。解いてソーピングも済ましてあるものは短時間で発色した。 それで、別の柄を染め、加工したままの状態でやってみると表面は発色しているのでソーピングも済まして、解いてみると中の方が発色してない。改めて酸化発色のやり直しと、二重手間になった。 酸化発色という手間が余分に掛かるこのブラック染料。酸化せずに済むものを使っていたが、それらは濃度を上げるには必要量が多いため高くつくので、工場では使わないらしい。それを知らずに以前のデータのまま染めたのでチャコールグレーのつもりがブラックになってしまった。 まあ、薄いよりはいいのかも知れないが、プロパーで納めているものなのでどうかなとも思う。在庫が切れていての追加注文なので、売り方で何とか誤魔化してもらう事にする。
2021.02.12
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♪ マクロには何も変わらぬプラネット突然蛇はすみかを失くす‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 明日から解体業者が入る隣家。よその庭とはいえ41年の間、毎日二階から眺めて四季を楽しませてもらっていた爺婆さまにはとても愛着があるようです。 お爺さんが亡くなり、一人住まいだったお婆さんも亡くなってからは、長い間だれも住んでいなかった。代わりに見守っていた爺婆さまには我が家の庭の様な気分もあって、もう間もなく無くなってしまうのが信じられないくらいに淋しがっている。 右の石は、雪が降ると色が変わるとか言われる珍しいものらしい。 裏口からのアプローチは見下ろす位置にあり、僕やアラン、その前のチャミーやギンちゃんが遊んだり野鳥を捕まえたりしていたところだ。今は石も灯篭も引き取り手がないらしい。 築山になったところやあちこちに大きな石や灯篭が配置され、何本かの松も毎年2回の剪定を欠かさなかった。これらがぜーんぶ撤去されてしまうなんて勿体ないよねぇ。 玄関まえには紅白の梅が、今を盛りに咲いている。少し奥には娘さん誕生記念に植えられたしだれの白梅があるし、山茶花や紅葉も四季に彩を添えていた。 中庭には、お爺さんが干し柿を作るために植えたという渋柿がある。わが爺さまも数年前にもらって干し、とても良い干し柿が出来たと喜んでいたっけ。 爺さまが、祇園精舎の鐘の音はないけれど “諸行無常の切ない風が歴史という時の隙間から流れ込んでくる。抗うことが出来ないエントロピーが、すべての物質を変質させて時間の中に溶け込ませていくんだな~” なんて、猫には良く分かんない事を呟いている。【このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。 タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。】
2021.02.11
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♪ 四十年何処へもゆかず仮住まいのごとくに過ぎて墓も設けず‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 要らないというタンスと棚を12日から解体される隣家から2竿選んで、息子の家に運び込んだ。選んだのは3点セットの家具の内の真ん中の洋服ダンスと台所にあった食器棚。それと前日に運んだ、背の低いちょっと凝った造りの収納棚の三つ。おまけに回転式の座椅子。 運動器具のロデオのやつは大工さんが持っ行き、自転車漕ぎの器具は他の誰かが持って行ったらしく、もう無かった。 面白いもんだなぁと思ったのは、もうすぐ解体するというのに土足厳禁でスリッパに履き替えさせられたこと。愛着があると言うか、けじめがなかなか付けられないでいるのだろうか。門と裏口の鍵もちゃんと掛けてある。 この3点セットはほとんど新品の上質なものなので、捨てるのはいかにも勿体ない。それで、FBの「あげますほしいです知多半島」で希望者に持って行ってもらうことも考えたが、モノがものだけに欲しいからと言って簡単に運べるものでもない。何がしらのものはすでに設置してあるだろうし、急に告知しても欲しい人が見つからないかも知れない。無駄骨になるかもしれないので止めにした。 昨日、工事が12日から始まるという告知とあいさつに体業者が来たので、わが家の庭にある敷石(石垣と同じもの)もついでに運び出してもらうように頼んでおいた。 先ずはユンボが侵入するところの塀を壊して通れるようにし、最初に家の解体をするとのこと。外人が多い業界だけれど、この会社は日本人が主に働いているというのでちょっと安心した。 庭のエサ台には毎日、アランが下で狙っているのも承知の上でいつもの野鳥がやって来る。ヤマガラは下を覗いて一応確認したりしているが、他の鳥はそれほど警戒している風には見えない。台所からガラス越しに見ていると、本当に面白い。あっちも気になるしこっちに的を絞って・・ 一度だけジャンプして餌台に手が掛ったけど、とても捕まえられるもんじゃないと分かって、すごすごと引き上げて来た。 この楽しみも3月中頃までだ。もうこんな情景を楽しむことは出来なくなる。
2021.02.10
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♪ カイトはなタコじゃないんだイカなん凧揚げできない爺の言い訳‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 緊急事態宣言が一か月延長となり、自粛疲れやリーモート疲れ、不如意な日々を持て余している人も多い事でしょう。新しい趣味を見つけたり、苦手を克服するチャンスと捉えてチャレンジしている人も沢山いるでしょうね。 俳句ブーブでもあるし、この際自分も俳句や短歌を作ってみたいと思う人も多い事でしょう。そんな人のためのお薦めの本を、歌人の千葉聡さんと俳人の神野紗希さんに寄稿してもらったものが朝日新聞に載っていましたのでご紹介します。拡大してご覧ください。 ホント、楽しいよ! 短歌は心を浄化(カタルシス)してくれるのも確かな様です。自分と向き合い、自分を客観的に見ることによって視野が広がり、思考のバランスを整えてくれるんですね。 でもまあ、そんな難しい事を考え乍ら歌を詠む必要なんかないわけですし、自分や身の回りのことを31文字で、散文とは違った視点と言葉選びによって書くことが結構面白いんです。最初からいいものを詠もうと思わない方が良いですね。 言葉遊びの感覚で始めてみてはいかがでしょうか。拡大してご覧ください。 こちらは俳句。ブームのけん引役の夏井いつきを目にする機会も多いので、自然に感化されて自分でも詠むのを始めた人も多い事でしょう。季語が無くても良いという俳句もあるし、手始めに川柳なんかで楽しむのも良いでしょう。毎年、たくさんの公募があって結果がニュースになったりしていますね。 “日本語は本当に素晴らしい” と実感できるようになるに違いありません。語彙が豊富で奥が深く、比喩やオノマトペなんか世界中でもっとも進化している。そんなのに興味が広がっていくと、漫画を読んでいてもその言語表現に一層感心したりするようになるかもしれません。 「日本人に生まれてよかった~!」って、きっと思うようになりますよ。
2021.02.09
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♪ 良いことの有りて取れるや天秤にかかる錘と量る思いと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ きのうは珍しくどこかの猫がやって来て、僕のテリトリーに侵入しそうになった。アランが早速近づいて行って威嚇し始めたので、僕は彼に任せて引っ込んでいることにした。怖いのだろうって? いやぁ、そんな事ないんだけど、若者が元気で向って行ったんだからオッサンは引っ込んでいた方がいいかなと思って・・ 大きな声で威嚇し合っているその声に引き寄せられるように、変な爺さんが出て来てカメラを構えるもんだから、妙な間合いになっちまって・・・。 取っ組み合いになる前に僕は逃げたような形になっちまってる。まあそれに近いかな。テリトリーを荒らされるなんて久し振りなもんで、ちょっと気持ちが付いていけなくって。俺も歳だなあ。 こんな遠くまで逃げなくっても良かったんだけど、身体が勝手に反応しちゃって。情けないねえ。アランはけっこう気が強いところがあってすばしっこいし、僕に絡んでくるときのしつこさがこういう時に発揮されれば、闖入者を追っ払う事ぐらいわけないだろう。 アイツ、まだいるらしい。 この後ろの塀も、もうじき無くなるらしい。昨日造成のためのお祓いをやっていて、爺さまが覗きに行った。立派な家具が使われないまま置かれていて、家の解体と同時に処分されっちまうらしい。オーナーの弟さんと話をしていた爺さま、自由に持って行っていいと言われたらしい。 家の材料に良いのがあったら欲しいと言っていた息子の友人の大工と、息子一家にも来てもらってあれこれ物色していた。 まだまだ使える家具があって、オーナーの弟さんが是非使ってもらいたいと言っているとか。娘さんが住むことになって新調した家具らしいけれど、計画が変わって使われないままに置かれていたらしい。2-3気に入ったものがあって、(12日前後から解体工事が始まるらしいが)10日の水曜日に改めて家具を取りに来たいと申し出たらOKが出たようだ。トラックを借りてきて、洋服ダンスと食器棚を運ぶことになったようだ。 まだまだ良いものがあるのに、あまりに急な話なのであちこちに声を掛けることが出来ないのが残念だって、オーナーの弟さんと話てたらしい。 家の前が造成されるという降って湧いたような話に、尾ひれが付いたという感じのこの日の出来事。とても良い恩恵に与れることになった日曜日となった。 爺さまは縁側の板を欲しいと思っているらしい。解体工事が始まってもまずは庭木とたくさんの石や灯篭、境界の塀と石積みを撤去しない事には始まらないので、まだ時間的な猶予は有りそうだ。【このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。 タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。】
2021.02.08
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♪ 早熟は少子高齢社会にて何を意味しているのだろうか‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 様々な分野で活躍する人が低年齢化していくのを驚きの目で見ている。スポーツのみならずマジックの世界でも中高生が目を見張るハイレベルの技を見せている。15歳の時に考案したオリジナルマジックで世界を驚かせ、往年のマジシャンをタジタジとさせている天才高校生マジシャンが話題になっている。 文芸の世界も例外ではなく、「第29回小説すばる新人賞」に愛知県の高校2年生、「このミステリーすごい!大賞」で特別奨励賞を受賞したのは13歳、綿矢りさは第130回芥川龍之介賞受賞(当時19歳)。金原ひとみ(当時20歳)「蛇にピアス」と同時受賞で、第38回文藝賞受賞時は17歳だった。 そしてこちらは、短歌と俳句の両方で活躍している中学1年生。 やはり血筋と言うか、育った環境と親の影響が大きいようです。卓球の愛ちゃんや張本兄弟などと同じように生まれた時から周りに有って、自分もやりたくてしょうがない子どもだったのだろう。国語の先生であるお父さんの名が「大雅」で、本人も「結雅」という名を点けて貰っているくらいだから、親の思いもかなりのものだろうことが推察されますね。第一回 夏井いつきの「おウチde俳句大賞」PRTIMES(2019年5月16日) 傑作俳句のオンパレード!「 天才小中学生VS名人・特待生!」 プレバト(2019年8月22日) 水野くんは「鈍行は各駅停車で遅い。僕もいつも遅くて怒られて。でも、その生き方でも自分はいいと思って。"かぶと虫"は見た目は格好いいけど、動くとノロノロしている。僕の生き方と同じ」 夏井先生は水野くんの句を「鈍行に対して "カタツムリ" とかだったら絶対アウト。でも "かぶと虫" ときたか。 力強く、遅く、美しく。これを小学生にやられたら! これが子どもだったことに、ただただ驚いている」と大絶賛。 俳句も短歌も同じように面白いと思っているところにポテンシャルの高さを感じる。栴檀は双葉より芳し。先が楽しみというか末恐ろしいというか・・・。短歌は何度も論争を経て今に至っているわけですが、この若い世代の台頭で新しい歌の世界が確立していくのかも知れない。 しかしまあ、どんなものでも変化していくのが世の常で、諸行無常の中で日本人の心と共に変化しながら受け継がれていくのでしょうか。北海道の中学生「MH」のマジック画像クリックでYoutubeへ 「ねとらぼアンサーの記事」 先日のTVで中高生の驚異的な新しいテクニックを目の当たりにした「ミスター・マリック」は、ついていくことが出来ない程進化していることに眼をみはるばかり。完全に置いてきぼりの様相で影が薄くなっていることを見せつけられていた。 どんな分野でもそれが宿命というもので、永久にトップに居続けることなんか出来ない。
2021.02.07
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♪ 欧米にはいない鵯(ひよどり)あこがれの鳥やブラウンイヤーブルブル‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ とうとうヒヨドリも餌台の蜜柑を食べに来るようになった。ナンキンハゼに始まって、トウネズミモチも無くなり、最後のナンテンの実もほとんど食べ尽くしてしまったので、食べるものが無くなったのだ。 下の方に残っている実を食べるヒヨドリ♪ 中型の鳥が競えば楽しみの木の実は日々に減りゆくばかり♪ 山雀に気圧され気味の鵯は蜜柑に触手を伸ばさずにいる棒の上に刺してある蜜柑はさすがに手が出ない。 ♪ エサ台が静かになりし昼下がりヒヨが蜜柑を目がけ降りくる♪ 大柄なヒヨが小鳥を追い払う気丈な目白に敗ける気はなく♪ 葉の隠ゆ目白がひょいと顔を出しヒヨと競いて蜜柑をつつく
2021.02.06
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♪ 言語野のざわめいている寒の内ことば遊びに現を抜かす‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ご主人様は最近、以前やったことのある公募ガイドを買って来て企業や地方都市の募集している川柳や俳句なんかに応募している様です。 ボケッとしている日もあるけどけっこう冴えている日もあって、そういう日にまとめて幾つかの募集のための句を詠んでいるらしい。案外、寒い日の方が頭は冴えている様だね。炬燵に入って蜜柑をパクパクしながら、大辞林なんか横に置いてやっていてけっこう楽しそうだ。 正月には、新聞の別摺り記事の漢字抜け熟語(正月バージョン)なんてやって楽しんでいたみたい。3時間ほどでクリアしたみたいだったけど、いつものよりも数も多くてけっこうやりがいはあったらしい。拡大します 短歌は最近、朝日新聞の「東海歌壇」に投稿するようになっていて、けっこう確立よくって連続を含めて5回採用されているんだって。19年に投稿していた時はまったく採用されなくて、しばらく投稿を辞めていたけれど、昨年の10月下旬からちょっと自信がついたのか、投稿を再開したらしい。 月2回(隔週の木曜日)の掲載で、次の締め切りまで1週間しかない。ウッカリして過ぎてしまったりする。1回の投稿に3首と決めていて、常連の多い事を知ってその中に割り込んでいくって感じでやってるらしい。 選者は加藤治郎氏一人。ウィキペディア(Wikipedia)によると 岡井隆に師事し、アララギから前衛短歌への流れを消化したうえで、「口語は前衛短歌の最後のプログラム」と宣言。口語短歌の改革者として意欲的な試みに取り組み、「ニューウェーブ」の旗手と称せられるようになる。若手歌人のプロデューサー的役割を担うことも多く、現代短歌における最重要人物の一人といえる。「未来」の選歌欄「彗星集」には若手が多く、門下に笹井宏之、柳澤美晴、野口あや子、佐藤羽美、天道なお、中家菜津子、小坂井大輔、戸田響子、西村曜、などがいる。 書肆侃侃房の「新鋭短歌シリーズ」監修者を務める。 とある。 自身のTwitterには「毎日新聞毎日歌壇選者。 朝日新聞東海歌壇選者。短歌研究新人賞選考委員。前川佐美雄賞選考委員。中日文化センター講師。 富士ゼロックス株式会社。」とあった。 名古屋市緑区鳴海の出身なので、東海地方にはたくさんの弟子が居るんじゃないだろうか。86年に「スモール・トーク」で第29回短歌研究新人賞。88年に『サニー・サイド・アップ』で第32回現代歌人協会賞を受賞している(同時受賞は俵万智『サラダ記念日』)らしい。こんなすごい選者に選んでいただいているのは光栄なことだし、励みにもなっている。 投稿する歌は、このブログに載せる即興的なものとは違って、ちゃーんと推敲している別ものらしい。やっぱり妙にまとめた中途半端なものはダメらしい。時間を掛けて吟味して、それでいて簡潔にストレートに詠んだものが良いらしいと気付いたんだね。 人間は、精神ってやつにムラがあって安定していない、ややこしい生きものらしいからねぇ。今こう言ってても半年後にはまた変な横道に入ってウロウロするかも知れない。まあ、優しく見守って好きなようにやってもらうしかしょうがないねぇ。【このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。 タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。】
2021.02.05
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♪ 雀らが陽に輝きてうつらうつら春やわらかき触手を伸ばす‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 令和3年(2021年)の寒い期間は、前年の暖冬から一変して寒冬というより厳冬に近かったなぁ。日本付近のジェット気流が大きく蛇行して、この蛇行にのって北極付近の強い寒気が周期的に日本付近へ南下していたらしい。気象庁 4回目の強い寒気の南下も一段落して「大寒」の翌日(1月21日)は、日本付近は大きな移動性高気圧に覆われたため、大寒にはそぐわない暖かい気候になっていた。そのくせ、昨日(2月3日)の立春は逆に、霰がちらつく寒い一日となったね。 「どちっちなんだい、ハッキリしてよ」って、アランと毎日ぼやき合っていたっけ。 今、まさに季節の変わり目って感じで、寒いの暖かいのが入り混じった日本列島。気温を色分けするとこんな感じになるんだねぇ。小さな島国だっていうのに5段階のグラデーションになってる。北国は平年より寒くて、南国は平年よりも暖かいという、いつもの階段を踏み外したような気温になってるんだねぇ。でもまあ、明日になればこの歪んだ感じは解消されるらしいから、ちょっとは安心かな。 立春(今年は2月3日)から春分(今年は3月20日)までの間に、日本海で低気圧が発達して南寄りの風が強く吹いて、気温が上昇することが目安となっている「春一番」。南から順に目の前に迫って来ているらしい。 各地の春一番の定義(Yahooニュース) 爺さま、膝痛もほぼ癒えていつもの階段の駆け上がりも問題なくクリアできるようになっている。春を探しながらのウォーキングが楽しみだなぁって、スクワットなんかやってるみたい。 ♪ 雪が溶けて川になって 流れて行きます つくしの子がはずかしげに 顔を出します もうすぐ春ですね ちょっと気取ってみませんか ♪ ヒゲが伸びて垂れさがって光っています 爪が伸びて肉球なんかむずむずしてます もうすぐ春ですね 恋がしたくなってます【このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。 タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。】
2021.02.04
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♪ 群れながら鳴いてうるさい雀らの数羽となれば声も立てざり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 昨年まではスズメがうるさいほど鳴いてエサを催促していたけど、今年はヤマガラの勢いに押されて、小さくなっている。用心深くて気が小さいスズメが寄って来るようになれば、他の野鳥も来るようになるという鳥寄せの指標みたいな鳥。 それでも、朝エサをやって真っ先にメジロと一緒に来るのが数羽いる。雀の数そのものが減っている昨近だけど・・・ ♪ 目白なる小さき勇者まぎれおる雀は蚤のハートをかこつ♪ エサ台にメジロが乗るを見てすぐに続くすずめはバンカラなるらん♪ 食性の違う野鳥の集うなり 順を繰りつつそれぞれの朝♪ ヤマガラが来ても平気でエサを食む早いもん勝ち慣れたもん勝ち ♪ 四十雀の営巣の邪魔をしていた雀の群れの今はなかりき♪ ちらちらと霰降り初むうら寒き空を見上げる三羽のすずめ
2021.02.03
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♪ 浮き雲の空晴れやかに窓に映ゆ吸われるごとく鳥 ぶつかりぬ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 嬉しいねえ。爺さまが2階に上がる新しいルートを作ってくれた。塀が無くなると今までどおり簡単に2階へ上がれなくなるのを心配してくれてのことらしい。石積を取られると崩れてしまうかも・・ でもなあ、ピピは身軽だし若いからどんなんでも平気でアタックするけど、僕は9月でもう10歳になる。人間で言えば50代の半ばだから、そうそう身軽にヒョイヒョイというわけにもいかない。ましてや初めてのところともなればちょっと躊躇ってしまうよ。 でも折角だからチャレンジはするつもりだけど、その前に婆さまが上ることを教えようと、あれこれしてくるだろうなぁ。他に上がる方法が無くなれば嫌でもそこを使うしかないんだから、慌てることは無いのにねぇ。固定してないので、何とでもなる・・ ブルやらユンボやらが入って工事が始まると大変だ。怖くて外に出られないじゃないか。家を壊すバリバリっという音とユンボの音が悍ましそうだし、植木を掘り起こす時はかなり地響きがしそうだし。耳の良い猫にとっては、もうカタストロフィー的な騒音となって身を縮めさせることになるんだろうなぁ。寿命がだいぶ縮むかもしれない。考えただけでもオソロシイ。防犯的にはどうかと思うけど、盗られるようなものはなさそう・・ 気候が良ければこのビニールトタンの上で昼寝をしたりするので、おあつらえ向きってことになるのかな。 塀がなくなった姿なんか想像できないけど、日本人は諸行無常なんて言って変わっていくことを受け入れているので、僕もそれに倣って順応していくしかないなぁ。 爺さまなんか、どうせあと10年ばかしの人生だし、過去を忘れて変化していくのを面白がっやるなんて息巻いている。毎日の短歌のネタにも困らなくなるって、返って喜んでるくらいだ。【このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。 タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。】
2021.02.02
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♪ 方丈に夢幻のごとくあるべしをこれより十度の春を迎えむ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1月30日の折々のことば。自然界の生きものは可愛いものですから、こういう話を読んだり聞いたりすると嬉しくなる。 ここには何の蜂なのかは書いてありませんが、身近に観察できるのならアシナガバチでしょうか。絵本作家ならじっくり観察したくなるのも良く分かります。危害を加えたり脅かしたりしなければ、襲ってくることは無いし、短い(1年弱)の一生を見守ってあげたい気持ちに共感します。 スズメバチが庇の下に巣を作ったのでどうなって行くのか知りたくて、観察したことがあります。アシナガバチとは違って外側に膜を作ってその中にハニカム構造を作る。どうやって巣を大きくしていくのか想像がつかず不思議でならなかった。じっくり観察することは出来なかったけれど、日に日に大きくなっていくのを見るのは面白かった。 ◆ スズメバチが営巣 (2015年8月20日) ◆ 台風と蜂の巣からカーボンナノチューブへ (2015年9月9日) ◆ 小穴の奥のスペクタクル (2015年11月5日) この日の「折々のことば」は、身体を尺度に使うことについて書かれています。 人間の指は「第二の目」だそうで、器を作る時は指や掌を物差しとして寸法が決められる。ふだん使いの汁椀は径4寸(120㎜)までで、左右十本の指先をお互いに軽く触れ合わせて丸くすると、男で径4寸、女で3寸8分ほどの球型になることからきているらしい。 1寸は、親指の幅が基準になっている。 1束(そく/つか)=10把は、両手の親指と中指による1掴み分を1把(1/10束)とする慣習からくるもの。矢などの長さを表す単位にも使われ、指1本分の幅を1伏(ふせ)と呼び、4伏を1束とした。これは親指を除いた指4本分が一握りに相当するからとされている。「拳」「握」「掬」などととも表記されていた。 腕をひろげた長さが「ひと尋(ひろ)」で、6尺(1間、1.8m)に当たるんですね。1尋を5尺(約1.5m)とするところもあるようですが、海釣りでの尺度として今でも使われている。西洋でも同じ様な使い方をするようです。教育出版より『ウィトルウィウス的人体図』ダビンチ 普通に身近なもののおおよその寸法を測るのに、手の指をひろげて測ったりするし、ゴルファーが歩幅で距離を測ったりもします。両手を広げた長さが、身長とほぼ同じということを知っているだけでも随分と役に立つものです。
2021.02.01
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