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♪ 適当な空模様にて投票のなすべきことのなさる日なるべし 昨日はいろんなことがありました。先ずは、ジョウビタキがやってきたこと。新しい風景に戸惑っているだろうと思いながら今年もやって来てくれ、その初お目見えには感動してしまいました。1年ぶりに飛来してその変貌ぶりにビックリしているだろう。窓のすぐ向こうの電線であたりを眺めていたが、すぐに飛んで行った。縄張りを作って毎日のように来ていたジョウビタキだが、それはもう無理だろう。 エサ台も目に入っているはずで、こういうこともあろうと早めにハゼの実を乗せてある。何度か来て安全を確認したら、エサ台に乗ってくれるだろう。 昨年は10月8日に、ヤマガラがメダカの鉢に水浴びに来ていたが、今はそれも場所が変わってここには無い。それで水浴びの容器も用意し、水も入れてある。以前は隣家に柿の木があったのでいろんな鳥がやってきていたが今年はそれもないので、わがエサ台だけが頼りになる。 エサ台は猫防止に念を入れて、更に手を加えてある。ブロック塀がいかにも近く、どう見てもアランがその気になれば飛び乗ったりできる余地がある。それで、柵の位置を変えただけでは案思惟できず、く園芸支柱を立てて近づけないようにしてやった。ここに蔓性の植物でも這わしてやるのもいい。 午後になって、年内の着工と聞いていた宅地の地鎮祭が行われた。いよいよ家が建つのだ。どんな家が建つのか、他人事ながらとても楽しみにしている。 この間の私はというと、1階の庇の野地板に防腐剤を塗っていた。白くカビが生えたりしてかなり腐食しかけているので放っておけず、南西の庇を塗ったついでにこちらにも塗っておくことになっていた。風もなく、穏やかな天気。「この日にやらずにいつやる? 今でしょう」と・・。結局、東側だけで一缶が空になり、3時前に終了となった。残りはまた別の日に持ち越しだ。 この後、以前も2度ほど洋服の染め直しをしてあげた人から布を染めてほしいという電話があって、来ることになっていた。今回は縮緬の黒留め袖を洋服に仕立てるに当たって、用尺が足りないことが分かり、白生地を同じ色で染めてほしいというもの。 「生地の厚さが違うので同じ色に染めたとしても全く同じ色にはならないですが、いいですか?」と確認すると、4枚はぎのデザインだしうまく組み合わせて作ってもらうので大丈夫とのこと。黒一色といってもいろんな黒があるので、染めてみないと分らない。 この人たちが来た時、主が 亡くなって空き家になっていた家のかたずけが行われていた。近々解体するらしい。子供のない方だったので姪御さんが世話していて、そのご主人一家と兄弟らしき人の家族たちが来ていたようだ。二人の男性が表の通路に出ていたので、来客そっちのけで立ち話。 「壊してしまうのはもったいないんじゃないですか?」「貸家にでもするといいという人もいるようですよ」 「かなり古い家でずいぶん傷んでいるし、買う人がいるとも思えないですよ」「向かいの家が長い間空き家で、隣近所に迷惑が掛かっていたのを聞いているのでねぇ、処分することにしたんですよ」「まだ契約はしてませんけどね」 生前の主の話や、名古屋に住んでいるお二人はこのあたりのことをご存じないので、話すことはいくらでもあって・・・ 猫が立ち寄るスペースがどんどんなくなっていく。 この隣の家を解体して購入した業者(この造成地と同じ業者)が、譲ってほしいと言って来ているらしい。身内といっても遠い関係で、どちらかといえば「お荷物」的な存在の家なので、処分してスッキリしたいという気持ちもわかる。 軽トラ2杯分を清掃センターに持って行った残りのものが外の物置に押し込んであるという。ほしいものがあったら持って行ってくださいというので、覗いてみたがめぼしいものはなかった。大工道具が入っているという土嚢袋と、両手で使う剪定鋏をいただいてきた。他に植木鉢がいくつかあるので、後で取りに行くことに。袋から出してみると鎌や斧、錆びてはいるがよく切れそうな包丁まで入っていた。 家のカンナはボディが割れて刃も欠けているので、新しいのが欲しいと思っていたところなので有り難い。大きなノコギリは何に使ったものだろう? 普通の家では出番がなさそうだ。斧や弓ノコは息子に上げよう。 いよいよこの家もなくなるか。二軒分の土地が更地になって、また新しい家が建つことになる。当面は更地のままになるだろうから、通りから丸見えになる。急速に変わっていく我が家の周辺。 もう一つの宅地もまもなく着工の運びらしく、地鎮祭の準備がされている。モデルハウスは基礎工事が途中になったままだ。 鉄筋は組まれたが・・ きのう電話があり、我が家の壁もようやく来週の月曜日に、板金屋が来てくれるらしい。下地がむき出しになったままで落ちつかなかったが、やっとそれも解消される。 11月からは大きな変化があるようだ。当面は落ち着くことのない猫と、唖然とするだろう野鳥もどもなし崩し的に2か月が過ぎて、あっという間に年を越しそうだ。 大きく鮮やかさを増して、異彩を放っているブーゲンビリア(拡大します) これもそれなりに収まりよくなるだろうし、途中になっている窓下の花壇にもようやく手を入れることができる。
2021.10.31
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♪ 第二子の来てから後の第一子の写真減りゆくわがペット猫 最近のピピはやけに甘えん坊になった。朝、未明にトイレに入るとすぐに寄ってきて、鼻先をすり付け体をくっつけてはゴロゴロと喉を鳴らせている。毎日決まって、少し開いている戸を前脚で引っ張って開き、そそくさとやってくるので可笑しくなる。 アランにご主人を独占させまいとするのか、とにかくすり寄ってくる度合いが増えてきている。少し寒くなってきたとはいえ、朝寝の時間になるとPCのところにやって来てしきりに鳴く。背中をポンポンしてほしいわけでもなさそうだが、猫語がわからないので困っている。 朝はアランがカミさんのベッドで寝ていることが多い。彼は夜もカミさんのベッドで寝るし、ちょっと寒い日などは布団の中にもぐって寝ている。ピピも寝る時間だろうと思い、8㎏もある図体を抱えてベッドに乗せてやる。しばらく体を覆うようにしてなだめていると、姿勢を変えて眠りに入っていく。なんだか私と一緒に寝てほしたかったようだが、そうもしていられない。ピピはいい年になってこんなに甘えるようになったのは、いったい何なんだ? 今朝は着替えをしようと廊下に面したタンスを開けてシャツを物色していたら、その開いた引き出しの上に乗ってきた。シャツが汚れるし、こんなところに入ってもらっては困る。寝る場所にしてはいかにも狭いし、何を考えてるんだか。「オイオーイ、どいてくれよ」と言っても、頑として動こうとしない。「今日はここで寝る」って決めてるようだ。まあいいかと、そのままにしておいた。電気を消せばこんな風で、あんがい寝心地がいい? カミさんに見つかりまだ眠ってはいなかったらしく、あきれて笑うので30分ほどしたら降りてしまった。 暑さには強い猫は、中秋晩秋となってきて気温が下がり始めると落ち着かなくなる。どこで寝るかが決まらないまま生活のリズムが整わない。メランコリックな季節と相まって、なんだかご主人がいとおしくなるのかもしれない。 朝、何故か寝ない日もある。そんな時はこの南東向きの二階の部屋に来て、日の当たる場所に寝転んで日向ぼっこを始める。 日が燦燦と入る部屋なので、日向ぼっこするにはいいが、板の間で長時間寝るのは猫でもやっぱり辛いらしい。そのうちどこかに移動してしまう。一日の行動を観察したことはないが、猫の行動パターンは一定ではなく、日によってずいぶん違う。 この日は10時ごろにPCをいじっていたらやって来た。 頭を私の足にくっつくようにて、しばらく寝そべっていた。暑くなってきて日が直接当たらない場所へ移動。太陽が恋しいとばかりに寝そべっている姿はいかにも猫らしい。 日中は椅子を占拠されることもあるので、そうされては困るときはゴミ箱を置いておいて阻止したりする。 第一子に比べて第二子の写真の数が半分、いや10分の1ぐらいになってしまう家庭の子供と反対で、アランが来て以来ピピの写真を撮る機会が格段に減ってしまった。オッサンになって行動もあまり変化がないのでしょうがないが、たまにはこうして書いてやる。どうしても寝てる写真ばかりになって面白くはないけど・・・。これが大人の猫の、ペットの姿なんだからしょうがない。 外から帰ってきたアランと玄関にいたピピが猫のあいさつをする。ほんのわずかな貴重な場面。ピピはもっとしっかりコミュニケーションをとりたいのに、アランにはまったくその気がない。 相性がよくないらしい。性格や性質がまったく違う二匹なので、やることなすことがかなり違っている。それがまた面白いわけで、今まで飼ってきた猫は個性がそれぞれみんな違っていた。 接触排卵する猫は、違う相手と交尾をするので生まれてくる猫は、ほとんどが色・模様が違う子供が生まれてくる。そのため多種多様な猫が誕生するのだろう。遺伝学的に言っても優れた子孫繁栄の方法で、混血の混血がずーっと続いていくのは種を強くする効果があって理にかなっている。 そういう背景があって、独特の個性を持った猫が生まれてくるのだろう。そういう猫のことを知れば知るほど可愛さが増してくる。猫好きが増えているのはそんなことも関係してるように思う。「みんな違ってみんな良い」って、猫のためにあるような言葉だ。
2021.10.30
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♪ 霜降の過ぎても時は初秋なり天高くして憂きこともなし 高齢者施設が以前から問題になっている。お金に余裕がある人はいいがそうでない場合、受け皿になるところがあったとしても酷い状況で、人間扱いされないようなのが多いらしい。高齢化が急速に進んでいるのに、それに対する施策は後手後手となっているこの国の、高齢者を尊敬する思想が欠如していることが背景にある。 隠居、隠棲、隠遁が、さも老後の理想のあり方のようにとらえられ、世間から離れ隠れて生活することを良しとする。しかし、文明が開化した現代文明の生活はそれを許さない。ライフラインだけでなく衣食住すべてにおいて、他に依存しなければ生きていけない。 自分だけで生活できなくなれば施設に入るしかなく、入ったところで終の棲家どころか死を待つだけの仮の居場所でしかない。姥捨て山としての施設と認識して、家族が放り込むことも少なくない。本人の意思や尊厳などは、配慮をするどころか、完全に無視、否定される。 そんな現状を問題視する人も多く、新しいあり方を推し進める人や組織も徐々に増えてきている。 坂野悠己さんは、「*寝かせきり*オムツ*機械浴*脱水*誤嚥性肺炎*拘束*下剤」の7点の旧弊をなくす「七つのゼロ」を掲げて特養の改革を進めている。大学生の時のアルバイト体験がこの道に進むきっかけになったというから、生まれ持った何かがそうさているのだろうか。 自費在宅ケアで、介護保険制度では応えられない、利用者に合った支援をしている「アウケア」というものがあって、そこのインタビュー記事に、ここに至ったいきさつが語られています。 彼の特別養護老人ホーム駒場苑では様々な取り組みをしていて、外部にも発信し大きな動きになりつつあるようです。同じ考え方を持った人達とのつながり、それが広がって日本中が理想の姿になっていくのを想像するだけでも楽しくなる。この駒場苑のサイトにある料金表。【 介護保険サービス利用料金表 *日額 】 令和3年4月1日改訂版見ただけではよくわからない。< 介護保険外サービス利用料金表 > ○ 随時かかる費用 とにかく、元気なうちは金はかからないが、一たびケガや病気になって介護が必要になり、施設にお世話になるようになると、金はいくらでもかかっていく。人生の荒波を乗り越えて生き延びた果てに不遜で理不尽な扱いをされたんでは、あまりにも情けない。そんなことが許されて良いわけがない。 待遇の悪さから慢性的な人手不足となっている業界を、ただ罰するだけでは何も変わらない。善意に頼るにも限界がある。しかし、高齢化の山がピークを越えて減少に向かうまでは、いかんとも仕様がないのだろうか。 コロナ禍で在宅療養を余儀なくされ、見せしめのように見せつけられて亡くなった方も多い。首をすくめて、災いが過ぎ去るのを待っているかのような政治家が「罹ったお前が悪い」という風に、「自助」を第一に挙げて自己に責任を負わせる国の魂胆は見え見えだ。 延命なんて意味ないし、嘘でもいいから死ぬ時ぐらいは明るく楽しかったと思わせてほしいもの。役人はそういうことを考えるのはけっこう得意なんじゃないかと思うので、みんなが納得するようなシステムを考えてほしいものだ。
2021.10.29
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♪ 白ばかり咲かせた時期もある庭にカイガラムシの血の色の花 私は昨日、衆院選挙の期日前投票をしてきたのですが、同時に行われる最高裁判所裁判官の国民審査が、判断材料がなくどう判断すればいいかわからず白紙で出してしまいました。よくないことだと思っていても、こんな重要な審判を “選挙のついでにどさくさに紛れてやる” という感じがしてどうにもすっきりしない。 せめて公示期間中の新聞に過去の実績を載せるとか、TVで3分スポットを流すとかするべきじゃないだろうか。せめてNHKはそうあってほしいと思っていたら、NHKを見ていて特設サイトがちゃんとあることを今頃になって知った。10月18日に開設されている。19日の公示前日だ。(クリックでサイトへ) 三権の1つ、「司法」の「結論」は最高裁判所が示します。ほかの裁判所が異なる判断をすることは事実上できません。国の法律が憲法に違反していないか、行政の対応に問題がないかを審査する役割もあります。こうした強い権限を持つ15人の裁判官たちがそれにふさわしいかどうか、私たちが投票という形で審査し、結果によっては辞めさせられる制度が、憲法で定められた国民審査です。今回は15人中、11人が審査対象です。 投票用紙には、最高裁に就任してから一度も審査を受けていない裁判官、または審査から10年以上経った裁判官の名前が書かれている。今回の審査は前回29年の衆院選以降に就任した11人が対象。 投票日の前に、裁判官の経歴や担当した主な裁判が書かれた「公報」が各世帯に配られるらしい。期日前投票をする人はそれを見ずに投票することになる。 11人の審査対象者(並びは小法廷ごとに任命順、年齢は10月31日時点)朝日新聞より 「審査対象の裁判官がどのような判断や意見を示したか」これが一番知りたいところで、普通の生活者には裁判官の判断などほとんど記憶に残らないままに過ぎ去ってしまう。どうだったっけ? と改めて調べる人は皆無でしょう。審査対象の11人が関わった主な裁判各裁判の詳細記事(クリックで解説ページへ) この他「建設アスベスト集団訴訟 2021年5月17日判決」「集団予防接種でのB型肝炎“再発”の給付金減額は違法か 2021年4月26日判決」「同性の事実婚カップルが浮気で破局 慰謝料はどうなる? 2021年3月17日決定」「特殊詐欺で指定暴力団トップの責任は 2021年3月11日決定」「公園の「孔子廟」は憲法違反? 2021年2月24日判決」「50年以上前の“袴田事件”再審認めるか 2020年12月22日決定」「2019年参院選の「1票の格差」は憲法違反か? 2020年11月18日判決」「郵便局 非正規社員の賃金格差は不当と訴え 2020年10月15日判決」「アルバイトにボーナス支給しないのは不当? 2020年10月13日判決」「契約社員の退職金不支給は不当? 2020年10月13日判決」「医師免許なしでタトゥー有罪か無罪か 2020年9月16日決定」「GPSでの位置情報把握はストーカー行為? 2020年7月30日判決」「豪華な返礼品はだめ?泉佐野市ふるさと納税訴訟 2020年6月30日判決」 他に13項目が解説されています。 「審査対象の11人が関わった主な裁判」は10月21日の掲載だったので、それからの時間は十分にとってある。さすがのNHKは配慮が行き届いている。 自分に関心のある裁判だけでも目を通して投票に行くべきだったと、今になって思います。もっと早く関心を持つべきでした。関心を持たせてくれる仕組みがあってしかるべきとも思います。ピンクだと聞いて買ったブーゲンビリア。目の覚めるようなクリムソンだった。
2021.10.28
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♪ 秋の空に落ちてくるもの何もなくフォーマルハウトの光(かげ)統べる夜 爺さま、何やらごそごそしていたと思ったら、こんなものを作ってた。鳥のえさ台を作るって言ってたけどこんな豪勢なものになるなんて、びっくりだ。 アランがえさ台の鳥を狙うのは分かりきってるので、ブロック塀側には柵みたいなものが付けてある。アランは身軽だからこの高さじゃ簡単に飛び乗っちまう。だからと言って、餌を乗せるのに届かないんじゃ困るから、あまり高くもできないらしい。 今は、ブロックに上がれるけど宅地が売れてまともな塀でも出来れば、もう絶対に上れなくなるからねぇ、それも考えてのことらしい。 向こうのキウイの茂みがいい隠れ処になる。 一番上の部分には手が届かないので、柱から下せるように着脱式になっている。 鳥の種類によって食べるものが違うし、飲み水とか水浴びもできるようにとも考えているらしい。いろいろ考えてるんだねぇ爺さま。よっぽど暇なんだ。猫は暇でも何もしないけど、何かやってないと気が済まない人間って、貧乏性にできてるんだねきっと。ブロック塀側はこんな感じ。 ブロックの上から見るとこんな風だ。「なんかいい感じじゃない?」って、自画自賛している。ていねいに文章書いて、まじめに何枚も写真を撮って、ブログにアップしている爺さま。世の中の役に立つようなもんでもないし、間違いなくナルシストなんだろうねぇ。自己満足のためにやってるとしか思えない。反対側には一本の木もなく空間ばかり広がっている。 でも、野鳥を愛してるのは確かだね。一方的な慈悲の、何の見返りも期待しないところに心を寄せられるというのは偉いんじゃない? 僕らのことも気にかけてくれて、会話にならない対話みたいなのもしてくれるしね。爺さまって人間嫌いだったっけ? いや、そうでもなさそうだ。文句や不平不満も言わずに精一杯に生きてる姿が美しいって、それを見てるのがただ好きなだけなんじゃないのかな。 ほぼ最終形に近いものが出来たみたいだ。よほどアランを警戒してるんだねぇ、アラン除けのための横棒が一本増えている。たった一度でも猫に襲われたりすると二度と来なくなってしまうことを恐れてるんだろうね。 格好の止まり木にもなりそうで、有って困るものでもなさそうだ。 そして、ご丁寧に動物の毛を入れる籠まで用意してある。鳥さんが巣つくりに使うというのを知っての、心のこもった配慮ってとこらしい。こういう気配り、自民党とかいう組の人たちにも見せてやりたいね。水浴び水飲み場も作ってある。箱の中にはミカンを入れるのかな?早々と柴犬小次郎の毛を入れてある。 初夏の抜け毛の時期にせっせと集めていて、僕らも協力させてもらったやつだ。しかし、いくらなんでも早すぎるんじゃないの? 渡り鳥も来るわけだから、年によって時期に変動があるらしい。それで、爺さまいつ来てもいいようにしておくんだって。そしてすぐに気づいてくれるようにっていう気遣いらしいよ。「こんなのをいくつか並べて色を塗ったら、釜山の「甘川(カムチョン)文化村」みたいになりそうだなぁ」 な~んて、悦に入ってるんだかやりすぎだと思ってるんだかよくわからない・・・。 とにかく環境が変わったけど、野を自由に飛びまわっている鳥や渡り鳥がちゃんといつものように来てくれることを願ってるってことらしい。 タイトルに「◇」が付いているブログは、飼い猫「ピピ」の目線で綴っています。いつもはソフトな傾向にありますが、時に辛辣になったりします。
2021.10.27
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♪ 夜通しの雨やみたりしひさかたの光満ちたる遠足の朝 長年やっていただいていた調律師が高齢となり、仕事量を減らしあまり遠くまで出張することも控えるようになって、岡崎(美合町)から知多市まで来れなくなってしまった。それでかなり間が開いてしまったが、ピアノを動かしたこともあってこの辺で調律しておこうと考えたカミさん。あれこれ調べた結果、若いころにピアノを教えに行っていた地元の楽器店にお願いすることになった。 予約日のきのうやって来て、さっそくピアノを開けてみて全く掃除がされておらず、積年の手つかず状態の綿ぼこりがかなり溜まっていた。キクイムシの被害もあるし、ダニの巣になっていたらしい。1万円という破格の値段でやってもらっていたせいかも知れないが、そのことに気づかないはずはないのに一度も掃除の話は出なかった。ちょっと無責任だと思う。 その今までお世話になっていた調律師は、カミさんが10代のころからお世話になってなっていて、ピアノ全体がしっかり弾きこんであり、普通の家でここまで弾きこんだピアノはあまり無いと感心していたらしい。音大を目指していたので名古屋の有力な講師のところへ通い、かなり練習はしていたので当然なのだが、調律師にはそれがわかるらしい。その時以来の関係でずっとお世話になり、その調律師がピアノ教室を始めたときには講師を頼まれたりしていた。 そんな調律師を信頼しきっていたので、まさか今回こんな話になるとは想像もしていなかった。小柄だったが、サロマ湖100キロマラソンや新潟までの190kmを寝ずに走る日本横断ランなど、国内の長距離マラソンに多数出場しては好成績を上げ、アメリカ横断ウルトラマラソン(ジャーニーラン)も完走している猛者だった。 口数は少なく余分なことは言わない人だったが、ピアノ調律はそのランニング人生の一部にしかすぎないものだったのかもしれない。胃がんで胃を全摘しても驚異の回復をしてマラソン復帰しているような人でもあった。 ピアノ掃除に少しお金が加算されますがと念を押され、カミさんはこの際なのでしっかりやってもらうことにしたらしい。凄い量の綿ぼこりが取れ、小さな赤い線を指し埃はダニの棲み処にもなってこれは虫のフンだと言われたりして・・ 予定より多めの17,000円をお支払いした。ユタカ楽器専属で50年続けてきたというベテランは、物腰柔らかく親切丁寧な紳士だった。私は一度顔を出してあいさつしただけだが、物腰にその人柄がにじみ出ていて好感が持てた。 かなり狂っていたので、それが安定するまでに3年ほどかかるという。間に微調整をする必要があるらしい。かなり狂ったものを急に直しても、元に戻ろうとするのは人間の体と同じようなものだ。 名古屋にあった調律専門学校一校がなくなってしまったりで、いま調律師が不足しているらしい。なり手が少ないのが原因のようで、お稽古ごとの上位にあったのは昔のことで、今は選択肢が増えたし、少子化もあってピアノを習う子供も減っているのだろう。 ユタカ楽器には3人いたものの、一人は女性だったがやめてしまい、もう一人は若い男性で「音」にこだわるあまり神経を病んでしまったという。契約している人がほかに一人いるので、そのベテランの退いた後をカバーしてくれるはずだとのこと。 調律師が帰った後、音を出してみるとさすがにいい音で、古いオーディオアンプを買い替えた時のような驚があった。クリアで立ち上がりのいい音に、その腕の確かさを確信したのだった。 ずっと同じことを続けていると他との比較ができないし、違う見方ややり方があることも知らないままになる。やはり、医者にも言えることだけど、たまには違う業者や人に頼んでみるのも必要かな。そして時には、「好き」を疑ってみることも必要なのだろう。
2021.10.26
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♪ ワタスゲが風に吹かれて消ゆ票の遠く広野にいつか芽をだす 選挙まであと一週間となりました。 ユーザーが衆院選の候補者になったつもりでアンケートに回答すると、実際の候補者や政党の回答との「一致度」がわかる投票とマッチングサアービスを結び付けたものが、新聞社などからアップロードされています。 若者の投票率を上げることは、政治を変えるために大きなカギとなっています。このサービスを使ってどの政党に入れたらいいか、マッチングアプリのつもりで試してみるのもいいですね。 「ボートマッチ」(朝日新聞デジタル) 「えらぽーと2021」(毎日新聞) 「衆院選投票ナビ」JAPAN CHOICE 今の政治を変えるには、やはり若者と女性の投票率が重javascript:void(0)要になる。若者の投票率が上がればその票を無視できなくなり、若者の意見や希望に沿った政策・施策を実施していくことに、政治はシフトしていく。いずれ高齢者はいなくなるのに、その票が欲しいために行われる政治にカツを入れてやる必要がある。 Twitterでは、や「#選挙に行こう」というハッシュタグで、意見がやり取りされていますね。 コロナ禍で散々ひどい目にあわされ、大企業ばかりがいい思いをする政策に腹の底が煮えくり返っているに違いない。旧態依然の既得権益偏重の政治家が陋習をさらしてのさばっているのを黙ってみていては、自分たちの将来がない。 与野党もコロナ禍の後始末とばかりに根拠も示さず、税金、借金を大盤振る舞いすると息巻いているが、目先の目くらましに騙されてはいけない。 この調査はあまりにも若者の意見が反映されていない。固定電話と携帯電話RDDデータに対してアウトバウンドIVR(オートコール)で架電して実施したものらしい。 今回は野党は一部で共闘の成立したところがあるとはいうものの、相変わらず仲が悪い。表面的に話を合わせたところですぐに政策の違いが表面化して揉めるに決まっている。絶対的リーダーシップを持つ人材もなく、いかにもひ弱で頼りない。 それでも自民党をこのままのさばらしていて、良いわけがない。今年の巨人は集めた大砲が火を噴かず低迷しているように、自民党も何をやっても不評ばかりで、この機に乗じて痛い目に合わせてやるチャンスだ。衆議院選挙に関する調査をブロック別比例投票先年代別2021年10月9日(土)、10日(日) 株式会社グリーン・シップ 回答件数:222,695サンプル(固定146,185、携帯76,510) 回答者属性 <性別> 男性58%、女性42% <年代>18・19歳1%、20代4%、30代7%、40代12%、50代18%、60代22%、70歳以上37% この調査には限界を感じる。私も同じような電話がかかってきたが、長引きそうなので途中で切ってしまった。のんびり付き合っていられるのはリタイヤした年寄りが多いことは、70歳以上が37%と一番多いことでもわかる。 18・19歳1%、20代4%、30代7%なんて調査の意味をなしておらず、ナンセンスだ。 いつ掛かってくるかわからない電話、それも機械が相手の一方的な調査。設問の仕方によってもいかようにも変わる。街頭で直接会って聞き、含みを持った答えをきちんと分析できるようなシステムを開発して、満遍なく多くの人の意見を反映させるようにすべきだと思う。 政治を変えるカギを握っているのはこの、「18・19歳1%、20代4%、30代7%」の数字に隠れている「若者の一票」だ。是非、投票に行ってほしい。 また、無効票になってしまうので、投票用紙には絶対に余分なことは書かないこと!
2021.10.25
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♪ 秋となり宅地の草は実をこぼすよこ波ふたつ描きて鶺鴒 21日、ようやくモデルハウスの基礎工事が始まったようで、重機が敷地の中をを掘っている。建つ家の大きさと位置のあらましが見えてきた。 平らにして固め、周囲をごく浅く掘り下げてある。 ここにコンクリートを打って、その上に基礎のコンクリートがベタ打ちされるのだろう。基礎全体がコクリートで一体化されるので、昔と違って深く掘る必要もないのだろう。 夕方近くになって草の実を食べにハクセキレイやセグロセキレイがやってきていた。遅れて見慣れない地味な鳥が来が、遠目でよくわからない。気付いて慌ててカメラを構え、とりあえず写真に撮った。別の日に撮ったもの。止ろうと羽ばたいている。かろうじて、その特徴的な茶色が見える。 PCにアップしてよく見ると、あの腹がオレンジ色で羽が濃い青色の、本来は磯にいるはずの「イソヒヨドリ」だった。八王子で繁殖しているというあれだ。たまに見かけることがあるので、近くに生息しているのだろう。 翌22日、その掘って固めた場所全体を、ビニールで覆い始めた。基礎のコンクリートを打つ前の下準備らしい。何のためにそんなことをするのか、聞きに行こうかと思っているうちに終わってしまい、聞きそこなった。 『防湿シート』とやらで、生コンを砕石(ここでは土)等の上に直置きすると砕石(土)などに水分を取られ硬い物がさらに硬くなって、上手く平らに仕上げる事が出来なくなる。それを防ぐためにシートで縁を切るためのものらしい。 コンクリートといえども穴だらけで、下部の土から湿気が上がってくればコンクリート表面が濡れたり水分が浮いたりもするのを防ぐ意味もあるらしい。 そして早速にミキサー車がやってきた。どの程度のコンクリートを打つのかと思っていたが、溝の部分だけに敷き詰めて帰っていった。 23日には型枠業者がやってきて、基礎の外周を型で囲っている。型は両側にあって成立するものなのに、片側だけしかないが、高さも一定ではなく出入りの変化もある。外側だけで部屋と部屋の仕切りも区切りもない。 このままベタでコンクリートを打つはずもない。鉄筋も入っていないので、後から別部隊がやってきて仕切りを作り、鉄筋を入れるのだろうか? ♪ 穿たれて覆われゆきて囲われて下部を支えて見えざりしもの 最終的には分譲で販売されるモデルハウス。いったいどんな家が建つのか楽しみにしていた。たまたま来ていた販売業者に聞くと、コロナの影響で木材が手に入らずモデルハウスの建設は来年になるとのこと。取りあえず基礎工事だけやっておくとのだという。買っていただいたお客様優先で、木材を回し、こちらは後回しになるらしい。 2年越しのコロナ禍は、様々なところに影響を及ぼしているのが、このことからもよくわかる。 モデルハウスは来年までのお預けになっが、すでに売れている二つの宅地は今年中に着工するらしい。どんな家が建つのか興味津々。高みの見物だが、在来工法の家なんて期待していない。巷には似たような窓の小さな無国籍な家が建ち並んでいる。それとは違う注文住宅ではあるが、さてどうだろう。それより家の周りの植栽とかの方に興味がある。木を植えず空いたスペースをコンクリートや砂利で埋め尽くすようなものだけは避けてほしい。 「草をはやしたくない、管理が楽な方がいい」というのが今までのトレンドのようだけど、コロナ禍を経験して価値観もライフスタイルにも変化が出ている。建売でもない高い買い物をして、これからずっとここに住むということなら、“よくよく考えないと後悔するぞー” なんて勝手に思っている。
2021.10.24
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♪ 太陽と空気に潜むポテンシャルsunair(サナイル)と呼ぶ清きエナジー もうご存じの方もおられると思いますが、新しい発想の発電技術が注目されていますのでご紹介します。 スペインのVortex Bladeless Ltd.が開発した、プロペラのないスティック型風力発電機「Vortex Bladeless」。シンプルな形状ながら、6つの特許を持つハイテク発電機。 2020年後半に200ユーロ程度(約25,000円)での販売を予定しており、農地や住宅地での利用を想定していて、プロトタイプを作成中とありますから、現在は一般向けに販売が始まっているのかもしれません。BWSCストーリーズ より「Vortex Bladeless」は、運用コスト、騒音、鳥類への影響など、従来の風力発電の問題を解決できるように設計されていて、シンプルな形状かつ15kgという軽さで原材料費を削減。風力発電機中で最も高価な部品であるナセルやブレードも必要なしで、製造コストはこれまでの風力発電機の約53%程度でできるとか。 風が構造物を迂回する際に発生する渦の力によって振動し、そのエネルギーを電気に変換するという仕組み。都市部に日常的に吹く風速3mから効果を発揮。風速6m、つまり砂埃が舞い小枝が揺れる程度の風速があれば、十分な電力をつくりだせるという。 低速~中速の風力で作動するので、プロペラ付きの風力発電機と同等の風量を55%のコストで生成でき、エネルギー効率が良いのが特徴とか。プロペラがないことから、騒音は20Hz未満とほとんどなく、悪天候の際なにかが引っかかったり、鳥やコウモリが激突して死亡することもない。 筒内に設置された磁石が反発しあい、可動部品が接触しない構造も大きな特徴です。摩耗や摩擦による損傷がほとんど起きず、メンテナンスコストの低下を実現。同社の計算によると、設備の稼働寿命は32〜96年という。 この発電機を生み出すきっかけとなったのは1本のビデオだった。1940年に崩壊したアメリカ・タコマナロー橋の検証ビデオで、風が起こした渦によって橋が共振し崩壊する様子を記録したもので、それを見た開発者のヤニェス氏は、渦の力でエネルギーを生成する装置が作れないかと考えた。 氏のアイデアは高く評価され、CDTI(産業技術開発センター)から公的資金を獲得し、同社はマサチューセッツ工科大学およびハーバード大学と共同開発を開始。2015年に6月にはクラウドファンディングで集めた資金で優秀なエンジニアを採用し、プロジェクトが始まった。「Vortex Bladeless」は現在、3つのモデルを制作中で、そのうち2つは、すでにプロトタイプが運用されているとか。その一つ目は「Vortex Nano」で、高さ1メートル、出力3W。小型ながらソーラーパネルと連携し、効率よく電力を生み出すもの。二つ目は「Vortex Tacoma」で、高さ2.75メートル、出力100W。住宅の自家発電や農地で利用を想定したモデル。 プロトタイプ段階の「Vortex Atlantis / Grand」は、高さ9〜13メートル、出力1kW前後。住宅・農村の自家発電および工場への設置を想定しているらしい。広い場所を必要とせず、設置が簡単で、風量や日照時間を気にせず、個人が買える金額であること。そんなクリーンエネルギーデバイスは今までなかった。風力発電市場を一変させる日が来るかもしれない。★ そしてこちらは国産の先端技術による太陽電池。東芝はフィルム型のペロブスカイト太陽電池を開発し、薄くて、軽くて曲げることもできるのが特徴。ビルの窓やビニールハウスの屋根など、今まで設置しにくかった場所にも取り付けられるもので、2025年までに製品化を目指している。Toshiba clip より ペロブスカイト太陽電池が軽くて曲がるのは、パネル型の結晶シリコン太陽電池とは対照的にフィルム状に形成するから。基板上のペロブスカイト結晶が光を吸収して電気を発生する仕組み。ペンキを塗るように材料を基板の上に塗って作るため、フィルムなどの低コストの基板を利用できる。基板がフィルムなので、軽くて曲げることもできるというわけだ。材料費も安く、また、ロール状に巻く印刷技術を適用することで安価に製造できる。 エネルギー変換効率という点でも、結晶シリコンと同等の効率の15%を実現する可能性があるとか。ペロブスカイトはフィルム上に塗ると結晶化するまでの時間が非常に早く、大きな面積で均一な膜を形成するのが難しい材料だが、「メニスカス塗布法」を開発し、大面積でも結晶膜質の均質性を高めることに成功した。開発したフィルム型ペロブスカイト太陽電池 フィルムを用いることによる耐久性を確保する難しさがあるものの、改装などの事情に合わせてフレキシブルに付け替えられる特性を踏まえれば、20年までの耐久性の確保は必要ないと考えている。 薄く塗布することで透明度をコントロールすることができるため、ビニールハウスに導入し、農作物を育てるのに必要な光を透過させながら、同時に農地で必要な電力を生成するようなことも可能になるとか。※「ペロブスカイト」結晶構造の一種。酸化物の灰チタン石(ペロブスカイト)と同じ結晶構造をペロブスカイト構造という。 無尽蔵の太陽エネルギーを使わない手はない。そして、勝手に所かまわず吹いている風は最も身近なエネルギーだ。それらをいかに効率よく、安価に、永続的に利用するかがこれからの人類にとって、また地球にとっても最も重要なものになってきている。
2021.10.23
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♪ こころという恐ろしきもの持ちながら人体きょうもわれを立たしむ 今年も9月に受けた住民健診の結果が送られてきた。*印がいくつかあるものの、そんなに変化もなく及第点というところ。 こういう風にグラフになっているとその変化がよくわかる。年々痩せていっていることが一目瞭然で、まあ歳なのだから増えていくよりもよっぽど良いだろう。昔のズボンがはけるどころか緩いくらいになってきて、スリムな次男が穿かなくなったズボンをもらったり。 痩せて体力まで落ちるのはいただけないが腹は減るので、この辺を維持できそうなので問題はないだろう。 去年よりも中性脂肪がずいぶん減っている。そして善玉(HDL)コレステロールが増えて、悪玉(LDL)コレステロールが減っていて、総コレステロールも減っているなんて、理想的な展開だ。 コレステロール値を云々するよりもLDL(悪玉)とHDL(善玉)の比の方が問題と言われている。 LDをLHで割った数値が2以下が理想で、2.5を超えると心筋梗塞や脳梗塞などを招く率がレッドカード・レベルになるという。つまり、LDLが高いことを問題にするよりも、HDLが低いことを問題にするべきだということ。今回は1.13とかなり低い数値になっている。 糖代謝、いわゆる過去1~2ヶ月前の血糖値の数値である「HbA1c」は、4.6~6.2%が正常範囲とされていて、6以下に収まっていれば問題ない。赤線の上が定位置になっているが、5.7辺りを推移しているのでそう気にすることもない。今後もウォーキングを続けることが大事だ。 今回、血圧がすごく高く出て、測り直してもあまり変わらなかった。この日はなぜか朝から緊張していて、体の奥の方で何かがざわめいている感じがして落ち着かなかった。どこかに悪いところがあって検査結果が出るのが怖いというようなことなどないし、気になることがあったわけでも、何かを恐れているわけでもない。ただただ、普通の日だったのに変な感じだった。 人体は自分で説明できないものを秘めていて、臓器や器官と様々な組織が、絶え間なく情報のやり取りをしている。そして、一々それを脳に報告されるわけでもない。自分が知らないところで、営々と行われている細胞たちの行動の何かが、ふと揺らぐようなことがあって、こういう症状を見せたりするんじゃないかと思う。 人体はものすごい精密機械で、自ずから動いて37兆2000億個の細胞(60兆個というのは嘘らしい)が自発的に総合的にまとまって、どんどん更新されながら働いている。誤作動を起こしたりもするし、劣化もしていく不思議な生きもの。まったく、その偉業に対して何のリスペクトもないままに済ませていることを申し訳ないと思う。
2021.10.22
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♪ 身辺のマイナーチェンジもぞもぞと身をくすぐりて秋風の吹く 新しいPCのメール設定にてこずっていたがようやく完了。ウィンドウズ、グーグル、ヤフー、それぞれのメールを使い分けている。Outlookメール設定が移行されておらず、苦労した。3つのアカウントを登録したのはいいが、アドレス帳というものが見あたらない。ヘルプを見てもどうも説明が画面と一致していないようで、訳が分からなくなった。 キーンボードの配列も少し違うようだし、今まで白だったのが黒になったのでちょっと見にくくなった。前のと取り換えようと思うが、その切り替えて設定する方法も検索しないと分らない。 立ち上がりが早いのでストレスもなくなったし、作業効率もがぜんアップした。縁が細くなった分画面が大きくなったのはいいが却って見にくい感じがするので、距離を離して文字を大きくしてやった。モニターの下にキーンボードが仕舞い込めるのだが、今まで通り見台に乗せて使うのでその利点は活かされない。 安定させるために敷いてあるものが製本用の茶色の厚紙なのでいかにも爺臭い。カミさんがうるさいので、もう少し明るく気の利いた格好にしてやらないといけない。追々やっていくことにして、とりあえずは良しとする。 こういうのがあると秋らしい雰囲気が出て、なかなかいいもんだね。急に寒くなって、寒さ嫌いの私はちょっとアンニュイ。大人から老人へ移り変わる思秋期ってやつの、脳が醸し出す一種の情景なのかな。 「ひ弱」で「中途半端」であることを知っている私は、まあまあのところで踏ん張って生きている。時々うんざりもするが、酒が助けてくれる。まあバッテリを充電するようなものだ。依存症に近づいているのかもしれないが、それでリセットできるならそんなありがたいことはない。
2021.10.21
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♪ カメムシのガラスに止りおる真昼内側にいて声の上がりぬ 昨日の朝のウォーキングで気になることがあった。すれ違う人には挨拶をすることにしていて、この日は10人(組)以上と挨拶を交わしました。ほとんどの皆さんが挨拶を返してくれるのですが、ちょうど小学生の近くを通る時が登校時間になったのですが、こちらから挨拶しても返事がない。みんな下を向いてしまい、一部は首を下げてその仕草をするだけで声を出さない。非常に不自然な感じを持った。 学校では「知らない人と話しをしてはいけない」と指導していることは知っているが、朝の挨拶がなぜいけないのかがわからない。「朝のあいさつ運動」とかいうのが昔あったけれど、「今はだれとも口をきくな」という風になっているのだろうか? いくら防犯のためだといっても行き過ぎた指導だろうと思う。 近隣の小学校の通学エリアでは、ウォーキングで通ると夕方でも大きな声できちんと挨拶してくれる。それも向こうから先にしてくれるのでとても気分がいい。挨拶することは防犯にも効果があることは以前から言われていることです。ましてや、朝、挨拶をする人に悪い人なんかいない。そんな人は朝からウォーキングなんかしていないし、自分から決して挨拶もしない。 朝、大きな声であいさつすることは、一日のスタートとしてとても有意義なことだと思っている。中高年の男性に挨拶ができない人が多かったが、最近ではそれも少なくなってきている。声は小さいが一応は挨拶を返してくれるようになっているのは、ウォーキング慣れしてきたということか。でも、やっぱり向こうから先に挨拶されることはまだまだ少ないのが現状です。 しかし、小学生なら向こうから挨拶してしかるべきだろう。たまに中学生や高校生が朝、向こうから挨拶をしてくれることがあるが、とてもすがすがしい気持ちになる。挨拶をすると脳の何とかホルモンんが分泌されて、「さあ今日も一日がんばるぞー」という風に作用するんじゃなかと思ったりもする。 学校は子供に朝のあいさつを進んでするように是非、指導してほしいものです。
2021.10.20
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♪ 花よりも衣を魅せる熱帯のミセス・バットが色気づいてる 昨日、渋柿があるので採りに来て下さいと連絡があったので、今朝6時半過ぎにウォーキングを兼て行って来た。片道5㎞を、1.6㎏の袋をぶら下げて帰って来たが、まあそれほど疲れた感じはなく、久し振りの11,000歩超えで膝の調子も上々だ。冬に向かって体力を付けておかないと、寒いのを理由に出不精になっても困るからねぇ。10個ほど。皮を剥いてさっそく干し柿に・・。 PCを買ってデータを移そうとしたものの上手くいかない。何が悪かったのか、分からないまま時間ばかりが過ぎてゆく。最後の再起動時にウッカリUSBを取り外すのを忘れたのがいけなかったのか? 新たに富士通の方にID登録をしてサポートを受けた方が早いかなと思い、昨日はそのままにしておいた。幸いにまだ古い方が使えるので、取りあえず必要なことはそちらでする事に。 サッシ屋がガラスの交換にやっと来てくれ、雨戸と戸袋もついてようやく窓の方は終了。カーテンが遮光でないものにしたら、ペアガラスなのに結構暑い。簾を掛けるとずいぶん違うが、外せば頭の部分が暑いのだ。少し丈の長いカーテンの裾を折り返して二重にしたらかなり良くなった。見栄えがどうかと思ったがそういうデザインだと思えば苦にはならない。 寒くなってきたことだし、今年も11月になればメジロがやって来るだろう。新しく柱を立てて、野鳥のために餌台を作ってやることに。雨ざらしなので木の板はすぐに痛んでしまうので、防腐剤のクレオソートが少し残っていたので塗ってやったら、やっぱかなり臭い。それで臭みを取るために早めに設置しておいた。環境が変わってしまったので、去年来た鳥の目にも早く気付いてほしいし・・。高さは手が届く168㎝。柱とは着脱できるようにしてある。 ブロック塀があるので猫(アラン)がそこに乗って狙う恐れがある。猫除けの柵みたいなものを付けるのと、箱型のものを乗せて2階か3階式にしてやろうと思っている。ラチスも良い止まり木になるだろう。 ブーゲンビリアが真っ赤な新芽を出してとてもきれいだ。色気づいた娘みたいだ。こんな時期に新芽なんか出して大丈夫か? 暖かい日が続いたのでムラムラっとしたんだろうか。花は確かピンクのはずだが・・。真夏の猛烈な日を浴びて、窓下で咲き誇ってくれるのを楽しみにしている。「ミセス・バット」という品種らしい 念のために確かめてみたら、色づいた花びらに見える部分は花を取り巻く「包」でガクが変形したものらしい。花は中央にある小さく白い部分なんだとか。4月5月と10月11月が開花期だというからこの赤いのは、いわゆる花が咲いたということになるようだ。居心地が良さそうで安心した。
2021.10.19
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♪ 窓を開け鍵(きー)を叩いて覗き見るミクロとマクロと嘘と真実 PCの速度がめちゃくちゃ遅くなって、もう末期症状かというところ。Wi-Fiマークが4段階のうち2つまでしか表示されていない。こりゃあダメだ。いつダウンするか分かったもんじゃない。 何故か夜は3つ迄表示されて、朝の内も大丈夫のようだ。 ケーブルテレビの知多メディアスと契約している(光エコノミークラス)のネット接続状況は、先日、定期点検があって調べてもらったばかりで、上り(27.64 Mbps)、下り(23.94 Mbps)で全く問題はなかった。 PC買って、今年の12月で丸8年になるのだから無理はない。今まで良く持ってくれたと思わないといけない。それで、ダウンする前に早めの手当て -- ちっとも早めじゃない -- と思って、ケーズデンキで新品を買ってきた。富士通 ESPRIMO FH60/E3(2020年10月モデル)店頭価格から10%引いてもらい、会員割引5%で132,800円あんしん延長保証(5年)6,600円を付けた。 今使っているNECのものより液晶画面のフレームが細くてスッキリしている。その分サイズが23.8インチと1.8インチ広くなっている。一体型なので背面もスッキリだし、本体下のスペースにキーボードを収納できるのもいい。スペックも今のより少し上程度で、これ以上はいらないしこれ以下でも良くない。 PC用の部屋があって専用の机もあるので、モバイルにする必要がない。タブレットも考えたが寿命が短いし、画面が大きい方が目の為にもいい。 来月になるとUQモバイル(3G で990円)がメディアスで使えるようになるので、それも考慮しての事。楽天は近くに無いし、サービスが良くないらしい・・。 OS Windows 10 Home 64ビット版CPU AMD Ryzen™ 5 4500U (2.30-4.00GHz)メモリ 8GB(4GB×2)(デュアルチャネル対応 DDR4 PC4-25600)ストレージ SSD 約512GB(PCIe)光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ(DVD±R DL(2層)書き込み対応)ディスプレイ 23.8型ワイドフルHD ローヘイズ液晶[1920×1080]グラフィックス AMD Radeon™ グラフィックステレビ なしカメラ HD Webカメラ内蔵(有効画素数 約92万画素) Windows Hello対応無線通信 Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax(2.4Gbps)対応)、IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax準拠 MU-MIMO対応Bluetooth Bluetooth® ワイヤレステクノロジー Ver.5.0準拠キーボード プリズムクリア テンキー搭載ワイヤレス・キーボード(104キー)ポインティングデバイス BlueLEDワイヤレス・マウス [無線方式]カラー ブラック Office Office Home and Business 2019(個人向け) 価格.comでの最安値が134,049円で、富士通WEB MARTでは133,800円だった。やりたいこともあるし、あと5年は最低でも今の状態を持続したいと思っているので、このぐらいのものは欲しい。目を悪くしないように気を付けないと・・。 データーを移すのに、「SUGOI CABLE」というのを前の時買って持っているが、ウィンズ10に対応しているのかどうかわからないので、不安だった。今、富士通を買うとこんなものが付いてくるなんて知らなかった。ラッキーだ。 顔認証で瞬時に立ち上げ出来るらしいが、カミさんも使うのでそれは出来ない。 ウィンドウズ10が、2025年まではサービスが継続されるが、ウィンドウズ11は、1年以内に無料でアップデートできるようになるらしいので、その時にどうするか考える事にする。まだデータが出そろっていない今はまだ様子見の状況らしい。 これで心置きなくPCライフを楽しめる。急速に変化していく世の中の様々な情報をどうでもいいやと思うようになった時が、精神の終末期かと思う。
2021.10.18
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♪ 言うなればこころの窓は maindw 風が冷たくて開けてられな 人は人との関りの中で喜びを感じている。ほんの些細なことでも心が反応して嬉しくなる。こころの窓が開いているからこそのことで、窓を閉じてしまっていては決してその喜びを得ることは出来ないでしょう。 Open the Window of Mind. 喜怒哀楽はすべて、その人のこころが作りあげるもの。物質の化学反応みたいなもので、脳内ホルモンの為せる技なのかな。こころの窓を開けておかないと、エゴという触媒が化学反応の引き金になって、場合によっては暴走してしまったりする。 私のこころの窓は時どき曇っていることがあって、それに気づかないまま妙な化学反応を起こして脳が熱くなったりする。こころの窓を開けておくための秘訣って、あるんだろうか。 「心とは揺れ動くもの萩芒(はぎすすき)」 内山章子(あやこ) 秘訣なんかないかも知れない。時どき、窓が開いているか閉まっているのかを自分でチェックするしかないのかも。まあ閉まっていたとしても、磨いておけば光も入るし外の様子も分かる。世間の風が冷たくて開けていられないなんてこともあったりして。 さあ、勇気を出してカーテンを開き、窓を開けよう。こころの窓を。 今日は、冬型の気圧配置になっていて、北西の風が強く肌寒い。部屋の窓は開け放してはおけないようだ。 稚内では初雪を観測したらしい(平年より2日早く、昨年より17日早い)。最高気温は全国的に平年より低く、11月並みの所が多いらしい北海道では雪もチラつくという。一時的なものらしいが来週の水曜日以降は、ぐぐーっと冷えてくるらしいので要注意。
2021.10.17
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♪ 薄明の小窓にうかぶバレリーナ恙なくあれ夜勤のナース 今朝はスッキリとした朝を迎えている爺さま。夕べ焼酎のお湯割りを何杯も飲んだので、何度もトイレに起きるのを覚悟していたらしいけどそんなこともなかったらしい。いつものように4時ごろに「はらへったー、えさをくれー」って何度も鳴いたけど、起きて来てくれなかった。薄い雲のかかった空が何の主張もしないで広がっていて、無風に静まり返っている朝6時。朝一でウンチも出たらしいので、そりゃあ清々しいわけだ。 爺さまは夕べも、ささやかなことで大声で怒っていた。近所に聞えるほどの声だ。何でそんな事でそんなに怒るのか、怒られている婆さまもいい迷惑。それも時どきあるのだから堪らないよね。傍で見ていてハラハラするすし、同情しちゃうねぇ。 徒長していた青ドラセナとパキラが、バッサリとちょん切られてる。 それで、このスッキリと目覚めた朝に思ったらしいんだ。どうも寝不足の時に機嫌が悪くなるらしいって。一昨日は2時半にトイレに行き、4時に猫に起こされて、それ以降は寝付かれずに起きてしまったのだからねぇ。そりゃぁ寝不足だわ。 僕にも責任があるんだけど、夜の分のエサを用意しておいてくれれば鳴かなくて済むんだから、それをしないのも悪いわ。 今朝の気分なら絶対に腹を立てることはなさそうだって、確信している爺さま。“夜中に起きることを無くす必要があるなぁ” 僕の顔を見ながら考えている。「猫とトイレを何とかする」って。 食後にうたた寝をするのも良くないんだよ。アルコール依存症だか何だか知らないけど、夕方から焼酎の水割りなんか飲むもんだからそりゃ眠くもなるわ。「お湯割りにすればいいかって? そうじゃないだろ。」 *寝不足になると、扁桃体や前帯状皮質という感情にたずさわる領域が他の部位に比べて有意に活性化するらしい。これらの領域は、ともに「恐怖」のようなマイナスの感情をうまく処理する機能を持つ部位で、不安障害の患者では過度に活性化することが知られているとか。さらに、マイナスの感情を制御するのに役立つ「前頭前皮質内側部」という扁桃体に直接つながる部位の活動が少なくなっていることもわかっている。「一晩でも睡眠が足りなくなると、これらの脳領域は基本的にオフラインになり、感情をコントロールするプロセスを引き起こすことができなくなる」待ちきれないプランターが動き始めた。 板金屋は仕事が立て込んでいて、いつ来るか分からず、プランターを所定の位置に置けないので困っている。ニンニクとかミニチューリップとイエイオンの球根が植えてほしいと待ってるので、爺さまはイライラしていた。「後で移動すればいいか、ええい植っちまえ!」って。 下三分の二は庭土に赤玉土と腐葉土を混ぜたものを入れ、残りを培養土中心の土を入れてある。48ℓほどの土は水を撒いたら、かなりの重量になってる。丸棒でも並べて、その上を転がしながら窓下まで持って行くつもりらしい。 次は鳥のエサ台をつくるつもりらしい。駐車場の屋根はペンディングになってるし、折角ヤマガラやジョウビタキなんかも来るようになったので、爺さまは餌台を無いままにするのは忍びないらしい。 ソファーにキャスター付けていた爺さま。スピーカーや観葉植物の台にも付いているし、座椅子にも当然のように付けてある。やって来た孫ちゃんの格好のおもちゃになって、それを見てるのも楽しいらしいからいい気なもんだ。 タイトルに「◇」が付いているブログは、飼い猫「ピピ」の目線で綴っています。いつもはソフトな傾向にありますが、時に辛辣になったりします。
2021.10.16
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♪ 窓枠の外に忍びて魂を込めて魅せおる人形操演 「ねほりんぱほりん」を見て以来、この人形使いの凄さを感じていたが、それをどんな人がどういう風に演じているのかをまったく知らなかった。それが図らずも、NHKの番組で観られることになった。 NHKプロフェッショナル 仕事の流儀「心をこめる、人形を生きる~人形操演・山田はるか~」 [総合] 2021年10月12日 午後10:30 ~ 午後11:15 人形の手足を動かし、まるで生きているかのように操る「操演」。指や腕のわずかな傾きや動きで幾通りもの感情を表現する技と、「人形がなかったら廃人」と語るほどの情熱。共演者の多くが、その操演に一目を置く。 業界最年少ながら、TV番組、CM、ミュージックビデオなど年間300本以上の収録を抱える。「時に人形のほうが伝えられることがある」。舞台の下で人知れず汗をかく人形操演者の思いとは。 「NHK+」で19日まで見られるので是非見逃した人は見てほしい。(総合テレビやEテレの番組を放送後から1週間いつでも視聴できます。※地域の番組の一部は最長2週間配信しています。 ※配信の権利の都合などで、番組のすべてや一部が配信されない場合があります。) かなりの人見知りで極度の上がり症。決して素顔を見せないという人が、番組では赤裸々な生きざまを見せてくれる。数々の人形を操って来てその数は業界一。その人形に対する気持ちの込め方に、観ていて心がジーンと震るわせられながら観ていました。 年間300本の番組で活躍している彼女は、時には人形にも自分のアイデアを込め、場合によってはセリフにも加わる。「NHKの人形劇」は定評があって、多くのファンを魅了しているのですが「ねほりんぱほりん」など、その表情のリアルさというかデリケートな表情や仕草は、生の本人以上のものが伝わって来るので、とても感心して観ていた。 どうやって撮っているのかというと、対談を収録してそれに合わせて別撮りで人形の動きを撮っているらしい。「ねほりんぱほりん」顔出しNGのゲストはブタに、聞き手の山里亮太とYOUはモグラの人形にふんすることで、「そんなこと聞いちゃっていいの~?」という話を“ねほりはほり”聞き出す新感覚のトークショー。 デリケートな内容の対談番組で、出演者に変って見せる表情が本当にびっくりするほどリアルで、微妙なニュアンスまでもが人形から伝わって来る。この仕事を始めた当初は、台本に細かいメモを書き込んで演じていたらしいが、ある時、先輩の台本にはそんな書き込みが無くアドリブで瞬時に表情を出していくことに驚く。 それからは、自分もほとんどをアドリブでやるようになり、その独特の感性とセンスにますます磨きが掛けられていく。人形を操ることに全身全霊で打ち込むその姿は、まさにプロ中のプロフェッショナル。 その単純な操作しか出来ない人形を、ここまで表情豊かに表現できることに驚く。単なる人形使いなどではない、もっともっと根源的なところにある「こころ」の襞を引き出して見せる彼女。ますます磨きが掛かっていくことでしょう。 2021年10月19日(火)の午前0時03分から再放送があるそうです。
2021.10.15
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♪ 窓を打つ雨は露骨に流れ落つ庇短かくなりたる部屋の 今朝は秋らしい空が広がって、ひんやりとした空気が清々しい。 爺さまは最近、ウォキング中にこの時期に咲く花はどんなのがあるか、日向に向く植物で耐暑性があってできれば常緑の多年草に良いのはないかと、物色しながら写真に撮ってリサーチしている。 窓下に植えるものが決まらないらしい。日当たりが良すぎてめっちゃ暑い上に、道路の照り返しってやつもある。“赤道直下の砂漠地帯みたいだなぁ” ってぼやいている。猫は祖先が元々砂漠にすんでいたらしいので、案外暑さには強いんだけど、サボテンじゃない植物たちにはそりゃあ過酷だよね。 先ずは、窓下に植える秋植えの「ほったらかし球根」なるものが買ってあるので、直ぐにもその準備に入らないといけない。婆さまが野菜(ニンニクなど)を植えたいなんてこと言ってるらしい。それで爺さまは人がいいもんだから、前に作ったのと同じプランターをもう一個追加で作っていた。 しかしこの時期、ニンニクの種球はどこも売り切れで手に入らないらしい。カーマに行ったら苗になってる(芽が出ている)のがあったらしく、ご丁寧に普通のと、ホワイト6片とか言う2種類を買ってきた。 ウォーキングを兼ての4.5キロ。天気予報を確認したら傘マークが無かったので出たらしいんだけど、帰りに降り出してびしょ濡れで帰って来た。ニンニクの苗をぶら下げた爺さんが、かなり強くなった雨の中を背を丸めて歩いているのを想像すると、ちょっと情けない感じ。全部の足を延ばして、こんな格好で日光浴する亀なんて見たことないでしょう?徒歩だからこそ出会う光景だね。だからウォーキングは止められない。 爺さまは、場所を移したソファーの脚に取りつけるキャスターを買うためにカーマに行ったらしい。帰って早々に取り付けて、“これで掃除も楽になる” なんて、婆さまを思いやってのはエライ。以前、私淑する親方が「奥さんは大事にせなあかん」「とにかくカミさんだけは大事にしろよ」と何度も聞かされていて、素直にそれを実行してるらしい。 昔、ずいぶん泣かせた事があるらしいので、その罪滅ぼしってとこなのかな。 タイトルに「◇」が付いているブログは、飼い猫「ピピ」の目線で綴っています。いつもはソフトな傾向にありますが、時に辛辣になったりします。
2021.10.14
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♪ 青空を流れる雲にぶつかって野鳥が知ったこのガラス窓 今は、ノコギリもカンナも全てが電動工具だし、釘を打つにも金槌を使わず「エアー・ロール釘打ち機」を使うので作業がすごく早い。便利な時代だが、作業場中に聞えて来る音が昔と違って、けっこうるさい。 こんな機械を使ってやるなら素人でも出来そうな気がする。ノコは真っすぐ直角に切れるし、カンナ掛けなんか何の造作もない。住宅建設もほとんどが機械のプレカットで、現場で組み立てるだけだ。大工が腕を発揮する場所もない。 腰板はフローリングの残りを使うことになっていた。縦に長い板目になってるものと細く短いのを繋いだ模様の2種類あって、腰壁に隣の壁と同じ雰囲気の長い板目の方を使うことになっていた。 助手の大工がいざ張ろうとしたら、ほんの少し幅が足りないと気付いた。四国間で普通より間延びしていることを言ってなかった。しかし、サッシを嵌めた段階で気付きそうなものだが・・。それで両サイドに木を入れて調整することに。その方が角にメリハリが付いて却って良くなる。 窓の上部分には細かい模様の板を使ったので、何の違和感もなくきれいに納まったようだ。 サッシの両サイドにこれだけの余りが出る。前はそこが空洞になっていたが、今回は板を重ねて埋めてある。 外へ出て見れば、白いシートが前面に張り付けてある。防水のためのものらしい。サイディングの上にトタンを張るので必要ないようにも思ったが、一応やっておいたとのこと。窓下の腰の部分は断熱・保温材の上に直にこの防水シートが張ってあるので、絶対に必要なものだろう。しかし、そんな風にやるもんなのか? この組み立て式の作業台は移動・収納が自由で便利だね。台がないと何の作業も出来ない。自分用のを、もっと小さくても良いから作っておくといい。 板金屋がトタンを張るための下地の胴縁を打ち付けて、大工仕事は終わり。通風口には板金が済んでから、自分で庇を付ける予定でいる。0.5㎜ぐらいのアルミ板をコの字形に曲げたものを打ち付けてやるつもり。1っ個9,600円なんてとんでもない話だからねぇ。 胴縁はかなり余ったが、4mもあるので持って帰るのが面倒だというので貰っておいた。仕事用の軽四トラックが車検切れで使えないらしい。 すごくいい雰囲気になった。窓は透明のガラスに交換し、遮光ではない断熱効果のあるカーテンを吊るす予定。腰窓になって、下からの風は入らなくなって熱がこもるようになる。断熱効果は格段に良くなっているので、案外快適かもしれない。 問題は6~9月の夏の暑さだ。ヨシズをどういう風に設置するのが良いのか。庇から腕木を出して支柱を立てる必要がある。その方法をゆっくり考えるつもりだったが、今日の雨で考えが変わった。 庇がほとんど無いに等しいので、大した風が無くても雨が直に窓に当たっている。これじゃぁ、雨の日は少しの窓も開けられない。窓のすぐ上から側溝の端に掛かる程度までの庇を新たに設ける方が何かと都合がいい。その高さならヨシズの設置も楽だろう。 胴縁も貰ってあることだし、トタンを張ったあとに自分でやることにする。義父が色々やってくれていたのを見ているので、なんとかなるだろう。息子に作って貰うつもりの駐車場の屋根は取りやめになったので、こちらを手伝ってもらうことにする。
2021.10.13
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♪ 枠のみの窓に射しこみ来るものはわが晩年の望みなるべし 予定より一週間遅れでようやく窓の付け替え工事が始まった。待望もいいところで、最初の目論見よりは一カ月も遅い。これが終わらない事には窓下の植栽とかプランターの設置とかが出来ない。早く植え付けないといけないものもあって、イライラしていた。 サッシが外され、脳外科手術を待つ患者の頭蓋骨のように、大きく口を開け放った部屋は魂まで抜かれていくようで、虚ろな空気の中に静まり返っている。 防塵フィルムを掛けられて息を潜めているリビングは、深海に閉じ込められた潜水艦のごとし。TVさえ見られなくなった。 中二日のウォーキングに出ている間に窓枠が取り付けられ、腰窓となった新しい輪郭が現われ掃き出し窓との違いを見せ始めていた。 そして、サッシが取り付けられるが、これはあくまでも仮のもの。当初は磨りガラスがいいということになっていたが、外が見えなくなるのはつまらないというので、透明ガラスに変更した。そのことがサッシ屋さんに伝わっていなかったのか、手違いで、元のものが来ている。それにカミさんが気付き、交換するように言ってある。 取り寄せに時間が掛るらしく、何時になるか分からないというから困る。すんなり事が運ぶと思っていたのに、ちょっとばかりケチが付いた。 打ち合わせの時、雨戸の戸袋が台所の窓に少し掛かると言っていたが、そうはならずに済んだようだ。聞くと、窓を左に寄せてあるとのこと。四国間という普通より大きい寸法の家なので、それが良い方に働いた格好だ。 保温、防湿剤(マットエース430)が取り付けられ、後は板を張って終了だ。マットエース 壁・天井用の密度10Kの断熱材 防湿フィルムは施工に便利な耳付き。グラスウールから簡単にはがすことができるので、幅詰めも容易で隙間のない正しい断熱施工ができます。6面パックのフルパック仕様です。 用途 壁・天井の断熱に グリーン購入法 適合 厚さ(mm) 100 仕様 尺モジュール9尺 質量(kg) 15.9 寸法(幅W×長さL)(mm) 430×2740 JIS規格 JIS A 9521 使用箇所 間柱-間柱 密度(kg/m3) 10 施工面積 約5坪分 ホルムアルデヒド等級 F☆☆☆☆ 熱抵抗値(m2K/W) 2 内容量 1パック(14枚) 孫が来る日だったが、ピアノもこんな具合だしリビングは使えないので、ダイニングキッチンで宿題もやったりと、孫にとっては生憎の日だ。 カメラを持って出て、大工の仕事を眺めながら写真を撮ったりして時間を潰す。 「写真はね、出来るだけそばに近づいて撮った方が良いんだよ」「ズームで撮ると全然迫力がない写真になちゃうから」「分かった、やってみる」 「マクロで撮るとどアップの写真が照れるんだけどなぁ」「けっこう難しいからなぁ」切り替えの方法を教えて、自由に取らせてやる。やっぱり、手振れでなかなか良い写真が撮れないし、ピントが合う距離もよく分かっていないので無理もない。公園に移動して、色々撮ってみることに。 どうしても後ピンになってしまう。 カメラの画面は小さいのでピントが合っているか、ブレていないかがよく分からない。PCに取り込んで良さそうなものだけをピックアップしてみた。 ベイマックスはもう飽きたらしく、今はもっぱら「パウパトロール」専門だ。これさえ見せておけば、じーじが居なくても大丈夫。「コンビニへ行って来るから」「分かった」便利なもんだ。 作業は薄暗くなるまでやっていて、最後の掃除を済ますと6時を回って、もう真っ暗だった。翌日も8時につづきをやって完了の予定だけど、板金はまだ先だし、雨戸も後になるらしい。なかなか完了とはいかないのがもどかしい。 こんな風に始末してあったらしい。朝になって分かった。
2021.10.12
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♪ 窓外にぴよぴょろろろと美しきイソヒヨドリの朝の挨拶 長いので置き場所にも困り、長い間、南西の外壁に掛けてあった3.6mの二連梯子。今回の造成で露になり見苦しいので外すことになったのはいいが、持って行き場所がない。塀を取っ払われて丸見えになったのが今年の2月。 自然災害的な突然の造成工事によって、いかにも見苦しい姿を現すことになったこの家の、生まれ変わりの始まりだった。ここに掛けてあった二連梯子の行き場所がなくなってしまったのだ。 梯子を取りあえず外して駐車スペースの横に置いてあった。しかし、車の横を通るたびに邪魔だと感じていたカミさんが、「使わないなら欲しい人に持って行ってもらったら」と言うので、もう何年も使ってないし、今更二階の屋根に上がって何かすることもないだろうと思い、決断したわけだ。 FaceBookのグループ「あげます&ほしいです 知多半島中心」に掲示したら、直ぐに欲しいという声が掛った。二人いたので抽選にしたものの、一人が辞退して最初の希望者に取りに来てもらうことに。金曜日に掲示して日曜日には譲り渡すという、ベリーグッドのタイミングだった。FBの画面 出品者の名前は外してある。 とても良いシステムで、様々なものがやり取りされている。子ども服とかの子供用品がしょっちゅうアップされている。私もこれで譲り、譲られること2度ずつあり4回もお世話になっている。 喜んで軽トラに積んでいた人は、定年後に常滑で古民家を買い、改装して民泊を始めたという。コロナ禍で大変な時だけにずいぶん気をもんだことでしょう。でも、元気に頑張っている様子だった。改装がなかなか良い風に出来たというのので一度見に行ってみようかと思っている。 *短歌は歌会始に投稿したのを記念に、3日のブログからお題の「窓」を読み込んだ歌を続けています。
2021.10.11
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♪ 実験棟きぼうの窓に見晴るかす青き地球に砂漠増えゆく 毎日、何やらごそごそやっている爺さま。この日はリビングの窓の付け替えに、なかなか来てくれないのでしびれを切らしたらしく、天井の塗装を始めた。クロスを貼ってもらうつもりでいたのを、見積もりがけっこう高いと分かって断っちまった。窓下の壁もローリングの残りを使うらしく、クロス貼りが必要なくなった。 クリーム色の水性塗料をローラー刷毛で塗る。それが、上向きでやるのはやっぱり大変らしい。マスキングしてある隅っこは婆さまに任せて、「ああ首が痛い」って何度もぼやきながらの慣れないローラー塗り。まあ、ペンキを塗る事では意見が一致してるし、自分も何かやりたい婆さまにもやらせてやってる。 一見、仲良さそうだけど、時どき大きな声で怒鳴ったりして・・ 入居してからずっとそのままだった合板の天井。元は床の間と押し入れがあったところで、かなり汚れていた。漸くきれいになったねぇ。もっと早くやればいいものを、40年経ってやっとその気になったなんてねぇ。床がコンパネのだったのをフローリングした時についでにやればよかったのに・・・。中途半端な爺さまだこと、ホント呆れるわ。 味をしめた爺さまは、次の日にはキッチンの天井を同じペンキで塗り始めた。真っ白なロックウールが風化して、表面を触ると白い粉が落ちて来る。気になっていたらしい。まずは雑巾で、浮いて剥がれる表面を拭いてからだ。石膏ボードかと思っていたけど違ったみたい。 ニットーボーの「ソーラトン」不燃天井板の代名詞として長く愛用されてきた優れものらしいが、製造は終了しているらしい。不燃、断熱、吸音と優れた特性を有するロックウール。スラグを高温で溶融し、均質で細い繊維状にした無機質鉱物性繊維。アスベストは含まれていない。 婆さまのお父さんが大工仕事が得意で、張ってくれたものらしい。これだって30年は経ってる。給湯器があって水蒸気と熱が天井に当たるので、他の部分より劣化が早いらしい。 ローラー刷毛なんて使ったことなく、最初は力を入れ過ぎたりしてムラになってたけど2度目ともなればだいぶ慣れて、あっという間に終わってしまった。 元は真っ白だったのにクリーム色を塗っちまったよ。でも、梁で区切られているので、炊事の婆さまにも違和感はないようだし、白い粉が落ちる心配も無くなって喜んでる。 別の日には水道メーターの交換があった。“確か、通路入り口のラチスの真下に止水栓が” 爺さまには心当たりがあるらしい。前回の交換の時にその辺をいじった記憶が、何となく・・・。間もなく後期高齢者の仲間入りするお人だから、ちょっと心もとない。左に立ち上がっているのがそれ。折角きれいに伸びているのに 固定してある支柱の針金を外し、ブロックをどかしてハツユキカズラの根をかき分ける。何でこんな面倒なことになってる? 前回って、何時だったのぉ? 爺さまがスコップで適当に掘っていると、あったあった、土の中から止水栓が出てきた。 ようやく手が入る大きさの筒。4-50㎝ほど下にボルトのネジの様なものが手に触れる。これで止水できるのか? 特殊な工具で回すようになってるらしいって、後から業者に聞いて分かったみたい。取り換え完了のお知らせの一部 メーターの交換は6年以内にする事になっているらしい。全然傷んでいる様子もなかったのを取り外し、真新しいのに交換されている。地元の指定業者には幾ら入るんだろう?って、猫には興味ない事だけど・・ 敷地内の止水栓はかなり傷んでいるけど、交換はしてくれないらしい。頼めばやってくれるのかも知らんけど、ちゃんと機能してるので「まあいいか」って・・土が入らないように、お皿を乗せるようにしてある。 水道の配管工事だって自分でやるし、蛇口のパッキン交換もしなくちゃならないので、この止水栓は重要だからねぇ。 タイトルに「◇」が付いているブログは、飼い猫「ピピ」の目線です。身内ということで、いつもはソフトな傾向にありますが、時に辛辣になったりします。
2021.10.10
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♪ 間氷期なんてガラスに書いてみる窓を激しく雨が叩いて 先ほどノーベル物理学賞を受賞(ドイツのクラウス・ハッセルマンさん、イタリアのジョルジオ・パリシさんとの共同受賞)した真鍋叔郎さんの研究は、30年も前に地球が気候変動することを危惧して、原因を研究してきた結果いきついた気候モデルを作り上げたこと。 地球気候の物理的モデリング、気候変動の定量化、地球温暖化の確実な予測に関する業績が認められた。地球物理学、気象学を用いて大気中の二酸化炭素(CO2)が増えると地表の温度が上がることを数値で示すした気候モデルは、コンピュータを駆使して作り上がた。 コンピュータには地球そのもののデータを教えてあるだけで、気候モデルのデータを入力するだけでそこに起こる様々な現象が瞬時に表されるという。 気候変動とか地球温暖化はウソだという情報がネット上には氾濫していて、それを信じる人が大勢いて二極化の様相を呈している。どんな世界でも “日が当たる部分に生じる影” みたいなもので、必ず生まれてくる。 反対派はその自分の都合のいい方へ誘導して、偏った知見だけを主張して譲らず、反対するための反対に汲々とする。人の心には何故か、こういう乱反射のようなペシミスチックな方に惹かれる性向がある。コロナワクチンを悪いものだと喧伝するウソ情報のように、はっきりしたエビデンスもないのに情緒的部分で反応する。地球温暖化そのものが悲観的なものなのにそれを否定する悲観論。 幽霊やUFOを信じたり、簡単にノストラダムスの予言を信じたりするが、その理由はうまく説明出来ない。 地球温暖化についての情報と知識がどれだけあるかによって、意見は分かれていくでしょう。人は知らないから簡単に否定できるという側面がある。「そんなことできるわけがない」とか「そんなのあるわけがない」とか言っていても、知れば知るほど否定できなくなっていくものです。☆ ☆ ☆「いまさら温暖化論争? 温暖化はウソだと思っている方へ」江守正多 国立環境研究所 地球システム領域 副領域長 2015/12/2(水) ここにかなり長文ですが、分かり易く説明されています。 温暖化の科学の信憑性 よくある誤解 *「水蒸気を無視している」 *「気温が原因で二酸化炭素の増加が結果」 *「過去の自然の気候変動を無視している」 間違っている可能性は無いのか 「クライメートゲート事件」の背後にあるもの (「パリティ」2012年2月号より一部を省略・編集して転載)20分に要約されて解説している動画をご覧ください。YouTubeへ【国連のデータ捏造発覚!】知らないのは日本人だけ?東大名誉教授が語る“地球温暖化の嘘”YouTubeへ この動画は如何にも胡散臭い感じがします。どこぞの仮想コイン(言ってしまえばWFCA)のものと同じで、イメージを訴えているだけでその本質的な中身には一切触れていない。宗教団体の勧誘ページみたいでもある。こんなものを信じろというのはちょっと無理がある。 「温暖化はウソ」発言の動画を100円で見せるという「渡辺正・東大名誉教授と藤井厳喜の対談」がある。 対談講義|渡辺正×藤井厳喜「"CO2削減=エコ"の錯覚」中学校の理科もわからない政治家と研究者「30年でたったの0.3度?」人間が気づくことすらできない"温暖化"の実態「クライメートゲート事件」流出した1000通のメール…暴露された国連の悪だくみ「諸悪の根源:パリ協定」嘘を見抜いたトランプと盲信するバイデン「東京が暑くなったワケ」犯人はCO2じゃない...3℃の上昇をもたらした4つの原因「100年前の温暖化事件」凍土が溶けて大騒ぎ!?歴史が繰り返される意外な理由「グラフで暴く海面上昇の嘘」1年間でたったの2ミリ? 演出されたホラー話の真相「天気予報のプロパガンダ」異常気象は増えてない?データで暴く台風・豪雨の嘘「消えたキリマンジャロの氷」"温暖化"ではなく"乾燥"?...1枚の写真から読み解く現実「風力・太陽光が自然を壊す」メディアで語られない自然エネルギーの大きな問題点「温暖化はカルト宗教か?」教義への反対は認めない...利権を守りたい人々の共謀体制「国連幻想」平和の殿堂か大嘘つきか? 慰安婦騒動から読み解く権威主義の罠終息に向かう「地球温暖化」騒動 IPCCの「報告書」はこれで打ち止め? 2013.10.23(水)渡辺 正 温暖化に異議を唱える渡辺正氏(東京理科大学)取材レポート(2013/11/21) これらの記事の両方を読んでどちらが正しいかを素人が判断するのは難しい。どの部分を強調するかピックアップして考えるかで方向性が違ってきたりする。さあ、あなたはどっちを信じますか? 最近の異常気象とかを渡辺正氏はどう思っているのか? 今後、何の心配もないなどと言い放っているが、反対の意味での脅威を感じる。
2021.10.09
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♪ 窓外に富士を眺めき「えーアイス、冷凍みかんに弁当」の声 まだ暗いうちからキジバトが鳴いていた、爽やかな朝です。ゆったり静まり返った空に、朝日に染まった雲が穏やかな一日を告げるように浮かんでいます。5時40分頃 昨日は久し振りに太田川まで歩いて行って来た。「manaka」カードにマイナンバーカードで付与された5000ポイントをチャージするためでもあった。それが出来る端末は、太田川のファミマにしか設置されていないのだからしょうがない。 ついでにダイソーへ立ち寄ろうとしたら、無~い。 ビルの2階の一室は、すっかり取り払われていもぬけの殻。そこそこ大きな店だったが、客はあまりいないようだったので採算が合わなかったのだろう。すぐ近くのラスパ太田川店にもダイソーは入っていて、こんな近くで競合しているのが如何にも異常な感じがしていた。RASPA太田川店 メガドンキも覗いて見たが、時間が中途半端ということもあってか、閑散としている。名古屋まで特急で18分、準急でも23分で行ける距離なので、通勤通学の傍ら、買い物は名古屋でするという生活パターンになっている。地元で買い物をするのは家にいる人だけなので、人影は少ないのだろう。せっかく大規模な駅前の開発・整備をしたのに、ベットタウン化が進むだけで経済効果は少ないようだ。 太田川駅前は、やたらに空間ばかりが目立ち、人と人の自然な交流が阻害される構造になっている。一体何を目指してこんな作りにしたのだろうか? わが知多市も小規模ながら駅前整備を計画し順次工事が始まっているが、果たして商業施設やホテルなどの出店や進出してくる業者が現れるのか、心配になって来る。この整備事業に反対している人も多く、再選された市長の置き土産としての価値しか認めていない。当初の整備計画 朝倉駅周辺整備事業における事業者公募は、3年間延期。現在施工中の駅前ロータリー工事については、令和4年度の完成に向けて計画どおり実施する予定 。 すぐ傍に住んでいる身としては商業施設が出来るのは有難いが、中途半端なものしか出来ないようでは意味がない。昔みたいな八百屋とか魚やさんとかが長屋のように並ぶ商店街的なものを望んでいるが、実際にはあり得ないことでしょう。 膝を痛めてからはあまり距離を伸ばせなくなっていた。ある程度歩くと疲れが出て、持久力も無くなっていることを実感していた。痛みはほとんどなくなったこともあって、この日はちょっと頑張ってみようと思っていた。途中でベンチで休憩しながら歩いているうちに、以前の感覚が蘇って来て、この分なら前のように歩けそうだと、少々自信も湧いてきている。 国道での帰り掛け、反対側に停まっている自転車の向うに側に、妙な女性の姿が・・。首がサドルの向うに有って一瞬、小人症の人かと思ったが、どうも違うようだ。歩きながら良く見ると、膝をついて何かやっている。チェーンでも外れたか? それなら簡単な直してやれるが、変速車のようなのでそれは考えにくい。 どうやらスカートが巻き付いて動けなくなったらしい。ちょっと行き過ぎてから、反対側に回って戻ってみると、ロングのフレアスカートの端が、後輪の車軸のところにぐるぐる巻きになっている。「巻き込んじゃったみたいですね」「そうなんです」 自分で外すのは不可能のようだった。スカートは引っ張られた状態で、どうにも立ち上がることも出来ないようだ。 自転車の後部を左手で持ち上げ、「スカートを引っ張って」と言いって右手で後輪を回すと、スルスル。「もっと引っ張って」、更に回すとスルーっと外れた。「このスカートは良くないね」「はい、短くします」と、スカートをもぞもぞやり出したので、踵を返して残り4キロの家路へ。 反対側を歩く中年らしき男性がいて、最初は同じペースで距離を保って歩いていたが、どんどん差が開いていく。こっちのペースが落ちているようだ。以前は歩くスピードには自信があったのを思い出し、無理してペースを上げて歩く。草臥れたのを無理して通り越すと、案外調子が乗って歩けるものだというのを実感。 まあ、この分なら以前のように歩けそうだと思いながら、残り2キロほどを歩き切った。 8.5㎞、342kal、26.1g、5.9Ex。およそ1キロを10分のペースで、8キロ(往復)を歩いてもそんなには疲れは感じていない自分を確認し、途中で買って持ち帰った缶ビール(500㎖)を美味しく飲んだ。孫がプールに来る日だったが、すれ違いで会えなかった。
2021.10.08
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♪ 読みふける鏡花幻想譚2巻北の窓辺を過ぎるものあり 先日の必要あっての部屋の模様替えを終えた。いつものことだけど、配線のやり直しには往生した。しかしまあ、要らない線がだいぶ整理できたので、かなりスッキリしたのも確か。 後ろのガラス戸からの光が邪魔で落ち着かない。のれん用の麻布(45㎝巾)を2種類を2枚づつ、同じ色で染めて吊り下げたら落ち着いた。右側の染色部屋の光はそのまま 当初は広幅の布で間仕切りしていたが、それも飽きてしまってからはスッポンポンのまま。夏は後ろの部屋の窓から風を入れたいということもあって、戸を閉め切っておけないのが難点だ。南西にあった塀が無くなってやたらに暑くなり、ここ数日の30度超えの日が耐えがたいほどなので、来年の夏が思いやられる。 取りあえず右半分をこんな風にしてみたが、あくまでも仮の姿。暑さと相談でどうなっていくか分からない。道路の照り返しもあるし、ヨシズをどういう風に立てたらいいか、悩ましいところ。 いっそ、屋根の庇にビニールトタンでも増設してやろうか。今更もう審査はないわけだし、交通の邪魔にならなければどうってことないだろう? 斑入りのススキを貰ったので追加。株が大きくなりすぎないように塩ビの筒に植え、株周りには石が入れてある。ブーゲンビリアにも、後から大き目の石を2つほど入れてある。 好きで買った秋明菊を、南西の窓下に植えたものの暑すぎて拙いと思い、場所を東側に移した。半日陰になるかと思って植えたが、日中はやはりかなり暑い。真ん中あたりにある。最初は良かったが・・ それなのにどうも具合が悪いらしく、枯れかかっている。苗そのものに原因があったのか。買った時、あまり伸びていないのを選んだのが良くなかっのかも知れない 咲くのを楽しみにしていたのに、ガッカリだ。ラチスも立ててやったのに・・。 ラチスの下にはつるバラを植えてある。ここには元々井戸があって、ぶ厚いコンクリートのフタがしてある。そのため深さが15㎝ほどしかなく、根が張れないためにそれを避けて、ずらして植えてある。減らしたけど、まだ植木鉢が多すぎる。 苗が2本あったのでダメ元で、裏側にも植えてやった。あまり大きくなっても困るのでちょうど良いのかもしれない。
2021.10.07
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♪ 病院の窓に貼られしメッセージ「五輪は止めて」の悲痛を忘る へえ~知らなかった。体外受精で生まれた子がおよそ14人に1人もいるという事。この技術で生まれた子は国内で71万人に達するという。全体の7割を超えているなんて、もう特別なことでも何でもなく主流になっているとさえ言える。 技術の進歩は目を見張るものがある。出生前に遺伝子を調べる、「母体血を用いた出生前遺伝学的検査(NIPT)」も年々増えており、2016年は約7万件と推定され、35歳以上の高年妊婦に限れば4分の1が受けている計算になるという。今はさらに上昇しているのでしょう。毎日新聞 非婚・晩婚率が様々な要因で高止まりしている中で、子どもを持たない選択をする人もいる。しかし、「種の保存、子孫繫栄」は欠くことの出来ないものであり、子育ては人生においての一大事業であり生き甲斐でもあると思う人が多のは当然のこと。動物の抱えている宿命でもあり、ロボットが代行できるような次元のものでもない。内閣府の「人口・経済・地域社会の将来像」から この表から人は人類のためを思っているような事は分からないが、潜在的に持っていることは否めないでしょう。集団で生活する種族である以上、子どもの存在はそれらをつなぎ止める鎹(かすがい)的な存在でもあり、豊かさの象徴でもある。厚生労働省 「合計特殊出生率」は 、「15~49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもの」で「1人の女性が一生の間に生む子どもの数」のおおよその値を算出する もの。2以上なら人口は増加傾向に、2未満なら減少傾向に転じる。 一度上向いた合計特殊出生率だが、再び減少に転じていて、19年以降はコロナ禍で妊娠を控えた人も多いようなので、さらに減少するかも知れない。 2021年の速報値で、総人口は5年前の前回調査に続き2回連続の減少となった。世界各国との比較では、日本が戦後初めて上位10位から脱落し、11位となったらしい。人口増減率をみると、人口上位20カ国の中で前回比で減少したのは日本だけだったとか。 令和2年の出生数は過去最少の84万832人となり、初めて90万人を割って「86万ショック」と言われた前年を簡単に下回った。婚姻件数は約52万組と戦後最少を記録し、妊娠届は過去最少とみられる約87万件。コロナ禍による経済不安が結婚件数の減少につながり、妊婦や胎児への影響を考えて妊娠、出産を控えた可能性は高い。3年に関しては、80万人割れを予測する専門家は少なくないという。 「結婚しないで子供だけ欲しい」という人もいて、そういう事が可能になるためには生活が豊かにならなければ無理だ。託児所や保育園が、この少子化の中で不足しているというのは如何にも国の施策の不備を物語っている。「おんな・こども」とバカにして来たツケが、ハッキリとした形で出てくるのは時間の問題でしょう。 岸田総理は、少子化担当大臣に野田聖子氏を起用したのはいいが、その本気度を女性たちは真剣なまなざしで見ている。野田聖子氏は、こども庁や女性活躍なども担当する見通しなので、期待度はかなりのものでしょう。彼女は、子どもへの投資が成長戦略になると強調し、少子化対策や子どもの貧困を一元的に対応するため、「こども庁」の創設を訴えてもいる。 自身が2010年5月にアメリカ合衆国にて卵子提供を受け、体外受精を実施して妊娠し、2011年1月6日、重い障害のある男児を出産。この際、子宮の摘出を余儀なくされている。子は9回の手術を経て、出生から2年3ヶ月後の2013年に退院している。 この様な身を持って体験している彼女の手腕を期待しない方がおかしい。
2021.10.06
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♪ アズナブール聴きに行く時アパートの窓に小さな黒猫を見き 岸田文雄新総裁は、4日に召集された臨時国会で第100代総理大臣に指名され、夜に岸田内閣を発足した。初入閣が20人中13人と、6割以上を占めている。素人ばかり集めて大丈夫か?朝日新聞 人の意見を聞くのはいいが、聞きすぎて身動き取れなくなってオロオロしてもらっては困る。よく聞いた上で、研ぎ澄まされた判断力でスパッと切って結論を出し、有無を言わせず実行に移す実行力が、最高指導者には要求される。ブレてはいけないし、無知蒙昧でも困る。 手を上げて最高権力者になった以上は、絶対的な自信と信念に基づいて事に当たってもらいたい。FNNプライムオンライン より(拡大します) 党三役*幹事長:甘利明(72)-- 麻生派、*政調会長:高市早苗(60)-- 無派閥、*官房長官:松野博一(59)-- 細田派 総裁選での「論功行賞」の色が強く、派閥の確執からは逃れられないまま。相変わらずの雁字搦めの体勢で果たして岸田色を出して独自の政策を打って行くことが出来るのか、甚だ心もとない。 老・壮・青のバランスを図って中堅・若手の登用したというが、第4次安倍再改造内閣でも新入閣は13人いた。安倍内閣では、能力も無いのが年功序列でピックアップされて、答弁もロクに出来ない酷いのが居た。岸田新内閣への国民の期待は、官邸官僚安倍・菅体制からの脱却であり、憑りついている守護霊もどきを払しょくすること、それが出来ないようでは岸田内閣もこの国も終わりだ。DAIAMONDO online より(拡大します) コロナ禍を経て、財政ひっ迫、五輪のツケの始末、中国が覇権に血眼になって国際交流が軋み、地球規模の気候変動による様々な困難が追い打ちを掛けてくる。ちまちまし仲良しクラブ的な政権運営をしている暇はない。 排他的なポピュリズムと自国中心の保護主義。国際協調はますます怪しくなりつつあるなかで、兵糧攻めに遭えば一たまりもない日本の足本がぐらついている。根本的な改革をしなければ立ちいかなくなることは分かっているのに、自分の身を守るためだけに汲々としている姿はもう見たくない。 バブル後、リーマンショック後の日本は、目先の事で手いっぱいで、広い視野での政治と経済活動が出来ていない。先細りするばかりで給料は上がらず生活は困窮するばかり。耐えて忍んで生き延びている国民をしり目に、大企業ばかりが高利潤を上げて政府はその尻馬に乗って、優遇措置をするという悪政がこの国を蝕んでいる。 そこを打破して、「やるなぁ日本!」と、胸を張れる政治を期待するばかりです。
2021.10.05
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♪ 汽笛鳴るたびに列車の窓閉めきトンネル多き中央西線 秋は知らず知らずに物思いにふけって、昔のことを思い出したりする趣の強い季節ですね。恋愛の事、故郷の事、亡き両親の事など懐かしがったりして・・♪ ほろほろと赤米のごとこぼれゆく萩はしんしん夜をねむらず♪ 高まりし空をあおぎきてゅるきゅるとしじまの中を一番列車♪ いまはもう知己なき遠きふるさとの田んぼに今も蝗(いなご)の飛ぶや♪ 空さえて月うつくしと思えども今日は日の出の友となるらし10月3日 6時半
2021.10.04
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♪ キッチンの窓のあかりに守宮きて趾下薄板を孫と眺めおる 今年は歌会始になんとか応募しようと思い意気込んでいたが、劇的環境の変化に精神をかき混ぜられていたずらに時間が過ぎてしまった。お題の「窓」を詠むに当たって、孫といろいろなシチュエーションの窓を考えたりして楽しんだのが5月20日。この時はまだ先だと思っていたのに・・ 10首ほど作ってしばらく寝かせておいた方が良いだろう。それから推敲しようなんて思っていたのが間違いだった。山で採って来たもの。テイカカズラ? 窓下に植える植物をどんなものにしようか、なんか考えているうちに何時の間にやら9月になっていた。それで、慌てて寝かせてあった歌を推敲するものの気が入らず、ちっともまとまらない。5首まで絞ってなお読み返し、詠み直ししてみるもののなかなか納得するものにならない。生活感が出ていない、主観の部分が弱い、リアルなものになってないなど、つくづく才能が無いのが恨めしい。マルバルコウソウ 30日が締め切りなのでそれまでに何とかしないと。1週間前になって、最後は3首に絞りまだいじっては何度も読み返してみる。ええーい!決めた。これで行く。 ようやく踏ん切りをつけたのはいいけれど、最後の難関が待ち構えている。墨書というやつだ。毛筆で書くのが絶対条件なので、PCでプリントアウトするわけにはいかない。何せ、1年に一回のことなのでどうしようもない。この日のために書を練習するなんて気にはなれなくて、ヘタくそながら何とか恰好を点けなくてはいけない。 毛筆の上手い下手が考慮されるのかされないのか、そんなことはないだろうと勝手に解釈している自分が如何にも心もとない。萩の花もかなり散って・・ 締め切り3日前になって、ようやく毛筆の練習する気になった。半紙を二つ折りして右に短歌、左に住所氏名などを書く。しかし、それとてあまり身が入らずなんとも集中が続かない。歳のせい? 環境が変わったせい? 気が散る事柄が多すぎるせいか?あるいは猫のせい? カミさんのせい? あの総裁選のせいか? “それら全部が影響しているようだ” なーんて他人のせいにしてみるも、埒は開かないままだ。 前日の夜になんとか書き上げ、「〒100-8111『宮内庁』御中 詠進歌在中」と書いて、人気のない深夜、市役所前のポストに投函してきた。なんだか便秘が治った時のような気分。 宝くじを当てる様なものだし、歌を完全には納得しきれていないので期待はしていない。身も心も軽くなって、心に寄り添ってくる酒がいつもより美味かった。
2021.10.03
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♪ 流れ出るピアノの音のジャケットのハーモニカこそ親しみの韻律 リビングの窓を掃き出し窓から腰窓に替えるにあたり、作業のために場所を開ける必用がある。取りあえずはピアノを移動し、テレビの位置も変えないといけない。他に行き先がないのでどうしても本箱が邪魔になる。根太がないところの床が沈んでいて、重い本箱やピアノを置きたくないのでどうしても置く場所が限定される。 来週には作業に来てくれるというので、その準備に入った。家具の配置換えも考えているので、それもついでにやることになる。 先ずは本箱を二階のPCの部屋に移動。本は重いので地震のためによくないと思っていたが、そういうわけにもいかなくなった。 スピーカーが両サイドに分かれたのはいいが、キャットピラーがむき出しになり、後ろの部屋のガラス戸が見えてなんだか落ち着かない。スピーカーの音をYouTubeでチェック。前よりもよほどいい。 このテレビを左のスピーカーの横に移動し、ピアノをテレビのあった場所に移す。テレビがここへ来れば今までと違う向きで観ることになるが、YouTubeで音楽を聴いたり、DVDで映画を観る時などスピーカーに出力して大音量で見聞きするには都合だ。 フローリングに座卓を置いている。冬はカーペットを敷く都合からソファーの行き場がなくなり、これも二階に持って行くことになりそうだ。こういう配置換えはすべて、模様替え好きのカミさんが考える。掃除機をかけるたびにあれこれ考えている様で、こちらが口をはさむ余地がない。外回りは私が、中のことはカミさんが担当と役割分担が自然に出来上がっている。 家の前の状況が変化したことで庭や家周りはもちろんだが、家の中までが変かしてゆく。時の流れは絶えずして、諸行無常に変りゆく。 台風16号が房総半島に近づき、「大型」で「非常に強い」勢力から「大型」で「強い」勢力に変った頃、知多半島にも北の風が吹いて、夕方には珍しく北から東にかけた空が赤く染まっていた。 北と東の空に赤い帯が繋がっている、初めて見る光景。(拡大します) 昨日の午後、宅地販売のための簡易事務所が出来るというので、会社の中年女性が伸び放題だった草を取っていた。近藤産興がプレハブを設置に来るので、待っている間に目に余った草取りを始めたんだとか。 慣れないことを汗まみれにやっているを見かねて、アカメガシワがたくさん伸びているのでノコギリを持っていって伐るのを手伝ってやった。おばはんには興味がないけど、きれいにする事にたいする共感がそうさせたんだね。こんな可愛らしいプレハブが設置さた。 いよいよ本格的な販売に着手するようだ。近いうちにモデルハウスも造られるだろうし、すでに売れている宅地の地盤調査も終わっている。一カ月後くらいにはまた喧しくなりそうだ。 ちょっと前には、如何にも売れ残りそうな踏切に近い場所に看板が設置されている。電車からも車からも見える場所なのに、小さい文字で見にくい看板。単に雰囲気作りのためのものかと思えるもの。 昨日、残り4つの宅地にはこんな看板も立てられた。 夕暮れ時。写真を撮りに出れば、いつもの様にアランがどこからか現れて、足元にまとわりついている。その少し前に外に出たピピもそばに居る。変わり果てた風景にもだいぶ慣れたようで、人気のない道路に横たわってリラックスしている。 カミさんもいないことだし、窓を開け放してこの広い道路に向かってジャズでも流してやろう。音量をかなり上げても何の問題もない。すぐ傍の家は空き家だし、道路の向うの家まではかなりの距離がある。犬の鳴き声がかなり聞こえるけれど、音楽の音は質が違う。 大好きなエバンスの「アフィニティー」。音量をかなり上げて心置きなく聴けることの幸せ。トゥツシールマンスのハーモニカが、陽の暮れた爽やかな秋の空へ吸い込まれるように鳴り響く。 いいなあ~! でも、この開け放して聴く解放感は、モデルハウスが分譲されるまでの何年間なんだろうな。ジャズ好きな人でも入ってくれればいいんだけど・・・
2021.10.02
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♪ 起き抜けの朝のトイレに入り来る猫は淋しき夜を過ごしぬ コロナコロナで、とうとう今年も10月になっちまった。 そんなのそっちのけで派閥と駆け引きと忖度に現を抜かす与党。自民党は今後も変わりそうにない。首をすげ変えるだけで相変わらずの「村政治」がまかり通っていて、お山の大将ごっこをやっている。“政治なんてそんなもの” と言ってしまえばそれまでだけど・・・。 日本は「経済は一流、政治は二流」と言われたのは昔の事で、今は、「経済は二流、政治は三流」と言われているんじゃないの。「いやぁ、どこの国も似たようなもんだよ。」「ピュリズムと保護主義の皮に包まれて、中身はただ混沌と蒸される豚まんみたいなもんだから。」なんてことを言っている人もいるようです。 餡まん喰って喜んでいる私のような小市民が、政治の事なんかに “小指” を突っ込んで、ああだこうだと憂さ晴らししていてもしょうがない。新聞の記事を抜き書きするような文章を書いて、批判者ぶってるのもどうかと思うし・・。今更、首相選のコメントもくそもない。取りあえずは、プロがまとめた記事を掲載することにします。 ずるずると後退りしていって、元々立っていた場所さえ分からなくなって・・・。すべてが、来たるべき選挙のために書かれたシナリオのもとに行われているのですから、“空々しい言葉の羅列に過ぎない” なんて言うのは良くないとは思う。しかし、どうせ下々の意見なんて聞かない役者たちの事。“役の取り合い” を面白がって見ないともったいないって気はする。主張うかがいたきはキングメーカ4氏 やく みつる 舞台の黒衣か、はたまた人形浄瑠璃の人形使いみたいなのが舞台の陰にチラついて、見ないようにしていても目に入ってくるのがちょっと・・。ダブルキャスティングみたいにしないとダメな役者もいたりして、じっくり楽しめないのが残念で・・・。「大向こう」のように、思わず掛け声掛けたくなるような見栄えのする役者が居ない上に、敵役が居ない芝居なんてねぇ。重箱の隅をほじくるようなワイドショーには持って来いなのかも知らないけど、あんまり面白くないしね・・
2021.10.01
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