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♪ 空振りを三つ重ねてもどり来れば玄関の鍵掛け忘れらる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 7日から開催の作品展の案内に載せてもらおうと、今更遅いと思いつつ、中日新聞東海通信局までウォーキングを兼て行って来た。いつ行っても居ないので朝一ならどうかなと7時20分頃家を出、1時間程で到着したが車が2台あるもののまだ閉まっていた。しょうがないがいつものように、郵便受けにDMなどを入れるだけになった。 東海市役所のロビーに地震対策のための屋内用シェルターが展示してあると聞いていたので、一度現物を見てみたいと思って行ってみた。受付で聞くと「5カ月間ほど展示してあったのですが、先月かたずけました」とのこと。 コロナワクチンの接種準備中で、椅子がずらっと並べてあったことからすると、邪魔になったんじゃないかな。これまた空振りで、ツーナッシング。間が悪い日だ。 ついでに例年なら今頃が最盛期の見頃のはずのナニワイバラを見ようと、茶房じゅんに立ち寄るも、今年は早めに咲き始めため、最盛期は過ぎてしまっていた。 あの雪の様な純白の艶姿を見たかったのに、これまた空振りで、あえなく三振となった。一週間ほど前に満開になったらしい。 最高気温が23度ほどになるという予報が出ていたのも、朝のうちにウォーキングした理由の一つでもあった。コロナ、コロナで振り回されて、気候までおかしくなったんじゃ目も当てられない。★ 近くの大田川には亀がたくさん生息していて、ちょうど日光浴の時間なのか水中からフワフワッと浮いて来て、つぎつぎと甲羅干しに上がって来ている。堤防の上から覗いたちょうどその時、水中を「カワウ」が泳いでいった。水中を鳥が泳いでいくのを、上から見る機会なんか滅多にない。カメラを出す前で、撮れなかったのが残念だった。 ほとんどがミシシッピーアカミミガメだと思っていたが、頬に赤い模様がないのがいる。単にそう見えるだけなのか、違う種類なのか良く分からない。 ネットで確認すると、やはりアカミミガメのようだ。成熟したオスは前足の爪が長くなり、身体全体が黒く背中は灰色一色となって顔の赤い模様が無くなるらしい。背中や顔の色からニホンイシガメに間違われることがあるらしいが、イシガメは甲羅の縁がギザギザしていることから、区別がつく。 帰りも歩くつもりだったが、歩き始めに膝にちょっとした違和感があり、自重して電車で帰って来た。玄関は鍵が掛かっているかな~と思いつつ試したら、すーっと開いた。カミさんが出掛けると言っていたはずだが、もう帰ってるのか? 家に入ってみると、誰もおらず車のキーも無い。鍵を掛け忘れたらしい。取られるものなんか何もないけど、ちょっとね。 歩数計を見ると11,300歩を示していた。電車で帰って正解だった。これ以上歩いてまた膝が痛くなったりしたら、三振だけでは済まない。
2021.04.30
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♪ 風信子(ヒヤシンス)更地に雨の光る朝 友への手紙えんぴつで書く‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 私は毎日、短歌を詠んでブログにアップし始めたのが、2006年の5月8日だった。ちょっとだけ書かなかった日がある様な気がするがほぼ毎日続けて来た。仕事で書き始めたわけでもなく、自分の日記とカタルシスのために書いているので、辛いと思った事はない。書くものが無くて困るという経験もあまりなかったように思う。 自分の「日記は日々の生活の記録」だと限定してしまわず、興味・感心のあるものを書く。心が関わっているのだから全部自分の中の出来事だと思っているので、書くことは幾らでもある。生きている以上直接、間接を問わず、自分の周りには何かしら起こる。それに関心があれば書くし、興味がなければ書かないだけのこと。 15年に渡って、短歌と日記風の文章を書き続けてきて、これからも書き続けていくとする。そうして残されたものの全体を通して見れば、私という人間そのものが年輪となって現れて来る。自分の価値観や思考、こだわりや好き嫌いなど思ったことをそのまま書くので、一個人の貴重な記録になるんじゃないだろうか。しかし、必ずしも書きたい事のすべてが書き切れているわけではない。内容的には中途半端な部分もあるが、それはそれで良しとします。 こうして文章にすることで分かって来ることも多い。不明な点は調べるし、新しい発見や出会いもある。それらの積み重ねが年齢と合わさって、見えなかった稜線がくっきりと姿を現すようになる。それが楽しくて書き続けていられるのかも知れない。創作とは違うので、書くことで悩むことはないし、評価を気にする必要もない。 作家に自殺する人が多いのは何故なのかと思うことがある。 主なところでは、有島武郎、芥川龍之介、金子みすゞ、生田春月、牧野信一、太宰治、田中英光、火野葦平、岸上大作、三島由紀夫、川端康成、森村桂 などですがその理由はまちまちで、一概に特別多いということも出来ないようです。他の業種や職業も同じように自死する人は多いですから。 また、同じ表現者でも画家や彫刻家に自殺する人はまれで、カタルシスがそういう負のスパイラルに向かわせることを防いでいる気がします。 小説は、嘘をいかに本当らしく書くかをそう思わせずに読ませる文学。修辞テクニックによって昇華させ、事実以上に価値のあるものとして成り立っている。作家は、脳内で虚と実、他と自がない交ぜになって齟齬を招くことということがあるのかも知れない。自己を反映させながら虚を構築し、思想までを反映させようとするといずれ行き詰ってしまうでしょう。 あらすじと心の機微を絡ませ、時間軸をバラバラにして複雑そうに見せるタイプの小説を書いている分には、それほど大きな問題は生まれません。 書くことの意味は、「事実と真実は違う」「感じると分かるは違う」というところにあるのかも知れない。それが核になっていて、書くことそのものが楽しければそれでいい。言葉は、自分の中に溜まっている澱のようなものを排出する道具として、エッセイや短歌にしたりして心身をニュートラルを保つのに役に立つ。「書こうとして何も浮かばずとも、机の前に座ることが大切」と吉本隆明が言ったように、私も自分の内面と向き合う時間を持つことはとても重要なことだと思います。 コロナ禍によってその機会が増え、「単純に孤独とよんで忌み嫌ってきた “独りの時間” を、悪いことなどではないので、 “もっと独りを楽しみましょう” 」と言われるようになりました。本当にそうだと思います。 皆さん時間を作って、「エッセイなんか 書いてみません!?」
2021.04.29
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♪ 大谷が投げて打ったり驚愕の何をも知らず猫眠りおり 解体工事を眺めていて、不思議に思っていた塀を壊さずに設置していた量水器。その前の通路にまた人が来てなんかやってる。 爺さまがそばに行って「塀は壊さないの?」って聞いてみたら、「水道屋だから、分からん」って。何にも聞いてないらしい。そりゃあまぁそうかも知らないけど・・・。言われた事だけをやってるこの爺さん、やけに時間を掛けてアスファルトにカッターで切り込みを入れ、それだけやって帰って行った。今朝6時過ぎの様子 果たしてこの塀はどうなるんだろう。壊す一カ月ちょっと前に若いカップルが、何やら話しながら眺めてたことがあった。その時に更地の状態で買うことが決まっていたのかも知れない。それで、塀はそのままにして置いてほしいって頼んであったとか・・・ 勝手に想像して楽しんでいる爺と婆さま。そして、いつものように観測して写真を撮るのが爺さまの仕事。石綿が含まれているかどうかの調査があって、その結果が下の紙に書いてある。 シートも外され空間が露になって、道路からどこまで見通せるようになるのか心配していたけれど、思ったほどでもなさそうです。 野鳥のために残ればいいのにと思っていたナンキンハゼの木。最後にやっぱり重機で引きちぎって、取っ払われてしまった。成長が早い木なので、狭い庭に植えてはいけない木らしい。 毎日、重機の音が気になって落ち着かない僕たち。でも、もうちょっとで終わるみたい。今週いっぱいってところかな。「ああぁ、な~んにも無くなっちゃた」いい場所にあって誰もいないサイコーの空き家だったのに。ベランダで昼寝なんかしてさぁ、いい気分になれる場所だったのになぁ。「あ!黒い大きな鳥がいるぞ~」 アランはまだ若いからなあ。屋根の上にいることが分かってるのか? 鳥を見ると無条件に気になっちまうんだからしようがない。ついつい体を低~くして、捕まえる姿勢になっちまう。可愛いもんだわ。カラスがいる辺りが更地になったのは、2009年の12月上旬だったねぇ。12年経って、また一軒消えてゆく。そして、ご主人様の家を含めて、予備軍が2~3軒あって、あと5~10年もするとすっかり様変わりしてしまうんだろうなぁ。 猫の狩猟本能ってやつだねぇ。こないだも庭でトカゲを弄ってたけどすぐに物陰に隠れるし、向かって来ることもないもんだから、あんまり面白くなくてすぐに飽きちゃったみたい。 あのでっけえ鳥ならやっつけ甲斐もありそうなんだけどなぁって、しばらく眺めていたっけ。 ああ眠い。春はどんだけ寝ても眠いなぁ。 この爺さまの椅子は最高。空いているとアランかピピのどっちかが占拠しちまうので、PCをやりに来た爺さまは困っている。こうなればもう、あとは一日中寝てるだけ~。 エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地のレンジャーズ戦で「2番・投手」で先発出場。5回9奪三振3安打4失点で1072日ぶりとなる白星を挙げた。打っても3打数2安打2打点3得点の活躍に地元紙も「最終的に見事な投球、自分自身を大いに助けた」と称賛。 初回に3ランを浴びるなど制球を乱し4失点。不安な立ち上がりを見せたが2回から5回まで無失点で切り抜け、9奪三振の力投。打撃では初回に四球で出塁し、ウォルシュの右前打で生還。さらに3点を追う2回2死一、二塁では右翼線2点二塁打、6回には三塁前へ絶妙なバント安打を決め、1試合3得点と勝利に貢献。 本塁打数トップ(8本)に立つ選手が先発登板するのは、1921年6月13日のタイガース戦で先発したベーブ・ルース以来、100年ぶり。さらにア・リーグの投手で2安打3得点を記録するのは、1971年5月1日のジム・ペリー氏以来50年ぶりと歴史的な記録を達成し全米を驚愕させた。(Full Count より)「このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。」
2021.04.28
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♪ 温暖化を愁ふ後ろに氷河期を憂う声あり過去という未来‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 朝日新聞文化欄に「語る ─人生の贈り物─ 」に、児童文学作家の「角野栄子(かどのえいこ)」が登場。絵本作家、ノンフィクション作家、エッセイストで、日本福祉大学の客員教授でもある大ベテラン作家。記者との対談が、全14回にわたって連載されます。 86歳になり、作家デビューから50周年を迎えたらしい。「魔女の宅急便」の作者としてご存知の方も多いかも知れないで。私はこういう本を読んだことがないので、この記事を読むまで全く知らなかった。 作品を書くスタイルがとてもユニークで、なんだか面白くて親近感があってとても気に入った。 それは、先ず白い紙にボールペンで自分にしか分からないような文字でざーっと書いていく。行き詰まったら、いたずらがきなんかをするらしい。それをパソコンに入力して、印刷しては直し、声に出して読む、を繰り返すんだとか。 そしてそのスタイルの最も気にいったのが、「結末は決めずに書く」というところ。「あらかじめ」っていう言葉が嫌いで、あらかじめ考えておいてその通りにならなかったら気分が悪いし、「あらかじめは先細りする」からなんだって。その感覚よ~くわかる。 決めたことに向かってやっていこうとすると、いろんな可能性を排除してしまうことになるからなんだね。アイデアを取り込みながら書いていけば面白くなるし、ページをめくるたびに「何が飛び出すか」という期待が、書いている自分も読む方も楽しいはずだって。 こういうのは私生活にも反映しているだろうと思う。あらかじめ予定を決めずに買い物や食事に行く。旅行なんか最たるもので、一切予約をせずに「行き当たりばったりの出たとこ勝負」というのを理想としてるんじゃないでしょうか。ただ、条件が許さずそれが出来ないことも多いでしょうから、制約の中で折り合いを付けていくしかないのが現実かも知れません。「前後際断」という「過ぎ去った過去に囚われ、見えない未来に縋ることの無意味さを言い表す言葉」が、角野栄子さんの頭に常にあって、今も精力的に執筆を続け、オンライン会議システム「Zoom」も使いこなし、カラフルな装いや、写真投稿アプリ「インスタグラム」への投稿も続けているんだろうなと思います。「前後際断」田川悟郎 道元禅師は「正法眼蔵 ─ 現成公案」巻で、『たき木、はいとなる、さらにかへりてたき木となるべきにあらず。しかあるを、灰はのち、薪はさきと見取すべからず。しるべし、薪は薪の法位に住して、さきあり、のちあり。前後ありといへども、前後際断せり。灰は灰の法位にありて、のちあり、さきあり。かのたき木、はいとなりぬるのち、さらにたき木とならざるがごとく、人のしぬるのち、さらに生とならず。しかあるを、生の死になるといはざるは、仏法のさだまれるならひなり、このゆえに不生といふ。死の生にならざる、法輪のさだまれる仏転なり、このゆえに不滅といふ。生も一時のくらいなり、死も一時のくらいなり。たとへば冬と春とのごとし。冬の春となるとおもはず、春の夏となるといはぬなり。』と記している。 つまり、木は「過去」、炭は「今」、灰は「未来」を例えていて、決して元には戻らない。前際 ─ 中際 ─ 後際、つまり「過去・現在・未来の時間軸」その際を断ち切れということなんだね。 臨済宗の沢庵宗彭も、「前後際断と申す事の候、前の心をすてず、また今の心を跡へ残すが悪敷候なり。前と今との間をば、きってのけよと云ふ心なり、是を前後の際を切て放せと云ふ義なり、心をとどめぬ義なり」と『不動智神妙録』第十二節 前後際断に記している。 文豪・夏目漱石は、イギリス留学中の模様を書いた「倫敦消息」(ロンドン留学中の漱石が友人の正岡子規と高浜虚子に宛てた手紙)の中に、「前後を切断せよ、 みだりに過去に執着するなかれ、いたずらに将来に望を属するなかれ、 満身の力をこめて現在に働け」と書き送ったことが記されているとか。 阪神に移籍してすぐの頃の下柳投手は、自身のグローブに「前後際断」と刺繍して、どんな状況に陥ってもマウンドでその言葉を常に見ながら、目の前の一球に全力を尽くすことを心掛けたそうです。その結果、不振から脱却し、3年後の37歳のときには最年長での最多勝利賞を獲得しているんだね。白石豊(メンタルトレーナー)を参照 また、中村元監修の『原始仏典〈第7巻〉中部経典4』(春秋社)にはこうあるらしい。「過去を振り返るな、未来を追い求めるな。 過去となったものはすでに捨て去られたもの、一方、未来にあるものはいまだ到達しないもの。 そこで、いまあるものをそれぞれについて観察し、左右されずに、動揺せずに、それを認知して、増大させよ」と。 先の事なんか分からないから生きていられる。気休めのために占いに縋ったりするけれど、世に溢れている曖昧な情報を取り込んで支配されてしまっては、却って害になるだけでしょう。また、過去の実績や地位に縋って生きている人の多いこと。是非そんな人にこの「前後際断」の言葉を贈りたいものです。 今という瞬間瞬間の積み重ねで生きている動物には、取り越し苦労も無駄な憂慮もない。それらを専門にしている人ほどそのことが良く分かっているかと言えば、そうとも言えないのが人間の愚かなところでしょうか。 角野栄子さんは多分、楽観主義者で、今を楽しむ達人なのだろうと思います。
2021.04.27
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♪ 青空と木々と水面とうぐいすが光とともに視床を巡る‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 昨日は風の強い日曜日だったけれど、爺さまは律儀に中2日を守ってウォーキングに出掛けて行った。 この日の新聞の投書欄に、82歳のお婆さんが脊柱管狭窄症による手足のしびれや痛み、冷感に悩まされていたけれどウォーキングを始め、5年かけて3300キロを踏破したという話が載っていた。8年前に夫に先立たれ、ぼんやり過ごしていたがそれではいけないと思い、どこかで「北海道から九州まで3300キロ」というのを聞いていたこともあって、喜寿を迎えたのを機に一念発起したらしい。 そんな記事が刺激になったというわけでもないらしいけど、いつかまたロングウォークをやりたいという思いがあるので、ちょっと長めのコースを選んで出掛けたらしい。 記事では歩く回を重ねるごとに楽しくなったらしいけど、やはり日増しに症状は厳しくなっていって5000歩歩けたものが2000歩近くでへこたれるようになったとか。それでも、目標達成のために杖代わりに自転車を押して歩いたりして、1,800キロを達成したらしいんだ。素晴らしいよね。 3年ほど前になるけど、ドルシネア姫に会うために往復3時間超え、20,400歩ほど歩いたコースを久し振りに行ってみようかと思っていたらしい。しかし、佐布里池手前で疲れが出てきて、3年前とは違うということを思い知らされている。そうだ、今なら藤の花が咲いているはずだ、とりあえずそこまで行って、それから先のことはそこで考えようと決めたらしい。 日曜日の4時過ぎ、梅の館であったらしいイベントも終わる時間だったけれど、まだ人が残っていてけっこう賑わっていた。 藤棚からは、改修工事が終わって元の姿を取り戻した佐布里池が見渡せる。快晴の雲一つない空と、笑っているような新緑の樹々と湖面の青とのコントラストが眩しいほどに美しい。画面もコントラストが強すぎ、藤の花のために明るく修正してある。 郭煕の画論『臥遊録』に、「春山淡冶にして笑うが如く、夏山蒼翠にして滴るが如く、秋山明浄にして粧うが如く、冬山惨淡として眠るが如く」と書いたような山はないけれど、春と夏の間の乾燥した光の中に、空と木々と水面が最も美しい季節を見せている。 かなりの強い風が吹く中、祖父さんと孫が池をバックにたのしそうに写真を撮ったり話をしたりしていた。新緑にはピッタリの光景だなぁと、風景と共にカメラに取り込んでおく。 強風の吹く中での自転車はかなりきついだろうけれどそれが若さというもの。爺さまは自分の体力・脚力を思いながら、ここからもう引き返すことを考え始めている身に、若者の姿はただもうまぶしいばかりで・・・。今は、ナンジャモンジャの白い独特の花が真っ盛りだね。 立ち寄ろうと思った古民家喫茶は、コロナ自粛のために当分の間お休みとあり、週末だけになっている営業も追い打ちをかけられている格好です。先の全く見えない状況に、ただじっと静まっているしかないんですね。 強風は、南の台風崩れの低気圧に向かって北からの冷たい風が、日本列島を吹き抜けていったたためらしい。北西の風に向かって歩いて帰ることになったのだけれど、久し振りに満々と水を湛えた佐布里池を眺めて、心はスッキリとしている。 ヨーカドーの「本の王国」に立ち寄って(すぐに無くなってしまうのでずっと買えないでいた)「NHK短歌」を買い、K'sデンキでタブレットなどをチェックして帰ってきたようです。 15,300歩ほど歩いて、結構疲れっちまった爺さまは、ちゃっかりと缶ビールも買って来ている。2時間のウォーキングの、最後の〆をしているようでした。依存症に限りなく近づいているのを気にしているくせに、これだからねぇ・・・。 歩数計には距離11.2㎞と出ていて、このままの調子では30㎞ほどのロングウォークなど無理だろうなぁ。夜になって、ちょっと膝に違和感を感じるようになって、風呂では膝を湯に浸けないでおいて保冷剤を巻いて寝たらしい。帰って直ぐにやるべきだったなんて、気付くのが遅いよね。 最近は、中2日から3日、週2回のペースで10000歩前後を歩いている爺さま。1,366歩が1㎞とすると、月に58㎞。年にすると696㎞ほど歩くことになるんだね。今までに歩いた距離を合計するとかなりの距離になるようだ。一応、日記に歩いた日と歩数をメモしてあるので、調べれば確かな数字も分かるけれど、1万3千900㎞以上にはなるだろうね。 厚生労働省『国民健康・栄養調査』の結果、10年間ほぼ横ばいで、平成28年は1日あたりの歩数の平均値(20歳以上)は、男性で6984歩、女性で6029歩となってるらしい。本当に、そんなに歩いてるのかねえ。ちょっと信じられないけど、案外歩いてるものかも知れない。 80年生きるとすると、男性は6984(歩)×80(年)×365(日)=2億393万2800歩、女性は6029(歩)×80(年)×365(日)=1億7604万6800歩となるらしい。生涯に歩く歩数は、地球一周分に相当するんだとか。 地球の一周が赤道の距離が4万75km、北極と南極の2点を通る距離が4万9kmで、爺さまは地球の4分の1周以上は歩いていることになるんだねぇ。 今まで目標なんて立てないで来たけれど、これからはそういうものも必要かも知れないなぁと、(膝を擦りながら)思い始めている。 「このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。」
2021.04.26
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♪ クロケシツブチョッキリを見て腹を立てテレビを点ければまた腹が立つ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 民主党が政権を奪ってさあこれからという時に東日本大地震があり、津波で原発が破壊されるという大惨事に見舞われ、あえなく撃沈した時と、今の菅政権は非常によく似ている。 奇しくも名前まで、菅(直人)内閣と菅(義偉)内閣と一緒というのも何か運命的なものを感じてしまう。 しかし、民主党は経験が無かったところへの不慮の惨事だったけれど、自民党はそうではない。民主党の後を、ふたたび返り咲いて兜の尾を締めて立て直したのは、過去の実績があるからこそのことで、却ってやり易かったことを思えば当然のごく当たり前のことをやって来たに過ぎない。 トランプに煽られて強権を恣にやりたい放題してきた、安倍晋三の腰ぎんちゃくとして政権の力を自分の力のごとく振り回してきた菅官房長官。しかし、その実力はただの竹光だったことが露呈して、こんなポンコツとは思わなかったと揶揄されていたりする。 人の意見を聞かないのは安倍譲りというより、自信がない者のする自己防衛本能だろう。気に入らない者、邪魔なものを排除して自分を誇示するのは金正恩となんら変わらない。孤立してなお人の意見を聞かないと思いきや、人のせいにするにはどうしたらいいかを部下に打診し、判断力がないために決断がなかなか下せない。 非を認めないのも自信のなさの表れだ。具体性が全くない答弁と、メモを読まないと答えられないのもすべて繋がっている。国のリーダーには相応しくないと皆が思っているが、一番期待していた二階幹事長さえも今は臍を噛んでいるんじゃなかろうか。 この未曾有のコロナ惨事は、完全にはコントロールできない原発事故と同じで終息のめどさえ立たない。そういうものが力のないところを襲うという現実に、神様はいかにも根性が悪いと思う。試練を与えて進歩することを願っているのだとすれば、確かに弱い立場の市民は如何に自己防衛すべきかを思い知らされている。弱い者は淘汰されてしまう。 無能な政治そのものもまさに災害に匹敵する。でも、災害の多い国に住んでいる日本人の忍耐強さと相互扶助で、その国民性を如何なく発揮し、耐えに耐えてこの試練を乗り越えようとしている。政府なんか当てにならないとずっと思って生きてきた。この国を支えているのは庶民の力によるものであって、政府はその力を利用しているに過ぎない。 そのことを思い知らせてやりたい。 この状況の中で民放テレビは相変わらず、「デカ盛りハンター」なんていう馬鹿な番組を放映している。その無神経さはどこから来るのか。食べるにも事欠く人がたくさんいて、貧困がじわじわと広がっているこの非常時にだ。政府の無神経さと何ら変わるものではない。
2021.04.25
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♪ 政府などの知らぬ共恕の支えありてコロナ医療はキープされおり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 政府は3度目の緊急事態宣言を、今月25日から来月11日までの期間、大阪、兵庫、京都、東京の4都府県を対象に出すと発表した。 5日の段階でこう指摘されていたのに、ここへ来て漸く決めた。五輪を気にするあまり決断できないままずるずると先送り。2回目の緊急事態宣言の時にはリバウンドを非常に気にしていたはずなのに、すべてが中途半端になっている。 大阪府は7日に「医療非常事態」を宣言し、府が確保している重症病床の使用率は100%をすでに超えている。大阪・堺市にある国立病院機構近畿中央呼吸器センターでは、新型コロナウイルスの第1波のころから、中等症を中心に患者を診て来ましたが、第四波は「呼吸不全が多く、今までのコロナと違う」重症化が見られるという。 軽症や中等症の病床使用率は、じわじわと上がっているのに対し、重症病床は先月下旬ごろから急速に埋まっているというのです。 大阪府内の病院で救命救急医として働く犬養楓(かえで=ペンネーム 34歳)さんが出した歌集『前線』(書肆侃侃房〈しょしかんかんぼう〉)が、注目を集めているという記事が新聞に載っていた(4月21日)のでご紹介します。2019年暮れから21年の年明けまでに詠んだもので、240首が納められているそうです。●咽頭をぐいと拭った綿棒に白万人の死の炎(ほむら)見ゆ●何もかもシェアする時代の終末にふたりでひとつの人工呼吸器●いつまでも読み終えられず仮眠室の[ゴルゴ13]は開き癖あり●この波を越えたら出そうと退職の書類が三度眠る引き出し●息継ぎの時と場所とを探しつつ泳ぎ切らねばならぬ一日●マスクでも感謝でもなくお金でもないただ普通の日常が欲し●世の中も体と同じ真っ先に弱き所に痛み現る●これよりも内に入らせぬように周りに引きたいゾーニングの線●マラソンと同じさ 遥かゴールまで次の電柱目指して走る記事の全文は画面をクリックするとご覧になれます。 ペンネームなので本音で詠むことが出来た。普段なら心に秘めて過ごす思いをオブラートに包まずに短歌で表現したことで、翌日からまたすっきりした気持ちで診療を続けることが出来たという。辛く苦しい日々の中で歌を詠む時間を持てたことで、それがカタルシスになったんですね。 短歌を詠むことは自己浄化の効果があると、私も確かにそれを感じている一人です。 尾身会長は、宣言期間について「(5月)11日に無条件解除ではないことがコンセンサスになった」と記者団に語った。宣言の解除は感染状況の改善が前提とし「(2番目に深刻な)ステージ3になっていなければ、延長もありえる」と強調した。朝日新聞 茂松茂人・府医師会長は、「ほぼロックダウン(都市封鎖)に近い状態が必要だ」と、1日の感染者数が1千人を超え、医療が逼迫(ひっぱく)している大阪府の現状に危機感を募らせているとか。疑問は17日間という期間だ。変異株の猛威を考えれば、「その期間で解除のレベルに下がるとはとても思えない」との指摘が専門家からあがる。期間ありきではなく、初めから「1日当たりの感染者数が一定数を下回るまで」といった具体的な解除の目標を立てることがより重要で、わかりやすいと・・・。 もう限界の限界で、暴動が起こってもおかしくない状況。完全に負のスパイラルに入ってしまっている。もう手遅れじゃないのか・・・。最悪のシナリオが現実のものになりつつあって、オリンピックをやるような状況になるとは思えない。 やれやれ、また自殺者が増える。
2021.04.24
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♪ つぶやきを日記のように認めしみそひともじのこころ親しも‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 俵万智(58)がこの度、前作『オレがマリオ』以来7年ぶりの第6歌集「未来のサイズ」が4月19日、第55回迢空(ちょうくう)賞(角川文化振興財団主催)に選ばれた。同歌集は3月に発表された第36回詩歌文学館賞(日本現代詩歌文学館振興会など主催)も受賞している。 表紙は菊地信義さんによる装丁で、虚飾を一切省き、表と裏に堂々と歌を見せるという大胆不敵なもの。 1987年の「サラダ記念日」で一世を風靡したあとも第二歌集『かぜのてのひら』、第三歌集『チョコレート革命』、第四歌集『プーさんの鼻』、『たんぽぽの日々 俵万智の子育て歌集』、『生まれてバンザイ』、『あれから 俵万智3・11短歌集』、第五歌集『オレがマリオ』と、その類まれなセンスを31文字に凝縮させて、短歌ファンを唸らせてきた。 社会と一個人の綾なす生なる機微を切り取って、絶妙な言葉選びのうちに普遍的な心模様を具現化して見せる。分かり易い表現に徹して外連味がない万智節は衰えを知らない。 前作からの7年間、沖縄の石垣島から九州の宮崎に住まいを移し、小学生だった息子は高校2年生になったという。歌集のタイトルは「制服は未来のサイズ入学のどの子もどの子も未来着ている」からとられたようだ。 3部構成で、コロナ禍のなかで作られた2020年の歌から始まり、第2章は、13年から16年春まで石垣島で詠んだ歌が並ぶ。11年の東日本大震災直後、仙台から石垣島に住まいを移した2年後の歌だ。最終章には、息子の中学進学を機に宮崎に移り住んだ16年春から19年にかけて詠んだ歌の数々。 本が手元にないので、2020年11月11日に朝日新聞「好書好日」に掲載されたものと、カスタマーレビューに載っていた歌から掲載させていただきました。順不同です。 歌集は当然、構成を考えて歌を並べるわけですが、連作は別として一首一首それぞれが独立して詠まれているものです。順序を無視して、ランダムに読むとその歌の重みが違って来るように思う。●朝ごとの検温をして二週間前の自分を確かめている●手伝ってくれる息子がいることの幸せ包む餃子の時間●カギカッコはずしてやれば日が暮れてあの街この街みんな夜の街●「前向きな疎開」を検討するという人よ田舎は心が密だよ●第二波の予感の中に暮らせどもサーフボードを持たぬ人類●なにすんねんまだ咲いとるわというように小さなトゲを立てる一輪●島らっきょうの泥落としつつ考えるネギ科の女、イモ科の男●海の香を焦がさぬように半日の時間煮つめて作る佃煮●「群(むり)か星(ぶし)」耳にやさしき八重山の音韻で聞く星の伝説●夕焼けと青空せめぎあう時を「明う(アコー)暗う(クロー)」と呼ぶ島のひと●あたりまえのことしか書いていないなと憲法読めり十代の夏●ベランダに朝顔青しサンディエゴの夏の中なる息子を思う●君の死を知らせるメールそれを見る前の自分が思い出せない●じゅん子来て進次郎来て一太来て「魅力ある島」と訴えている●誰よりも知っているのにああ君をネットで検索する夜がある●風邪ひけば葛根湯を飲む我のこの習慣は亡き人ゆずり●我のため今朝色づける赤イチゴ蟻に食われる前にもぎとる●人参を抜いて尻もちつく真昼 絵本のような畑に一人●三月の資源ごみの日きっちりと束ねられたる参考書あり●地頭鶏(じとっこ)のモモ焼き噛めば心までいぶされて飲む芋のお湯割り●世界まだ知らぬ息子が暗記するアンデス山脈バチカン市国●シチューよし、高菜漬けよし、週末は五合の米を炊いて子を待つ●日に四度電話をかけてくる日あり息子の声を嗅ぐように聴く●理系文系迷う息子が半日を「星の王子さま」読んでおり●子の髪に焚火の匂い新調のダウンジャケット焦がして戻る●シャーペンをくるくる回す子の右手「短所」の欄のいまだ埋まらず●ふいうちの「好き」を投げればストライク「ずるい」と言われることにも慣れて●ひとことで私を夏に変えるひと白のブラウスほめられている●「死ぬまでの待合室」と父が言う老人ホーム見学に行く●あの世には持っていけない金のため未来を汚す未来を殺す●何一つ答えず答えたふりをする答弁という名の詭弁見つ●『失われた時を求めて』未読なり縄文杉への道未踏なり●別れ来し男たちとの人生の『もし』どれもよし我が『ラ・ラ・ランド』●生きながら死につつもある人間は勝ちながら負け、負けながら勝つ●五十肩の両腕そろりと上げゆけば中年われのファイティングポーズ●レシピ通りの恋愛なんてつまらないぐつぐつ煮えるエビのアヒージョ●自己責任、非正規雇用、生産性 寅さんだったら何て言うかな●テンポよく刻むリズムの危うさのナショナリズムやコマーシャリズム●ふいうちでくる涙あり小学生下校の群れとすれ違うとき●ほめかたが進化しており「カフェ飯か! オレにはもったいないレベルだな」●最後とは知らぬ最後が過ぎてゆくその連続と思う子育て 「どのように詠めば大衆に受け入れられ、識者の評価を得られるかが計算しつくされている俵の視点と技巧があざとい」という意見もある様ですが、これはもう資質という宿命的な才能でしょう。それが個性というものですし、その才能が妬ましいという感情を誘発したりもする。 好きも嫌いも両方あって当然ですし、日当たりが良ければそれだけ影が強くなるのは仕方のないこと。 決してどれもがスラスラと詠んだ歌ではないと思うし、慎重に言葉を選び、誤読もされないように細心の配慮がなされているでしょう。また、それらの行為そのものが作歌の醍醐味でもあり、簡単ではないゆえの面白さでもあります。「万智(まち)節」の完成度の高さが認められての「迢空賞」なのでしょうが、俵万智は釈迢空とは最も遠いところにいる歌人と思っていた私は、ちょっと意外な感じがしました。認識不足ですね。 釈 迢空(しゃく ちょうくう)1887(明治20)年2月〜1953(昭和28)年9月大阪生まれ。國學院大學卒業。歌人、詩人、古代学・民俗学者。國學院大學教授、慶應義塾大学教授。文学博士。本名・折口信夫(おりくち しのぶ)。國學院の学生時代から、子規庵の根岸短歌会に加わり、さらに「アララギ」に拠って歌を詠んだが、1925年には超結社誌「日光」に参加。翌26年、第一歌集『海やまのあひだ』を刊行。大学卒業後、柳田国男に出会い、以後民俗学においては柳田を師とした。國學院、慶應義塾で教鞭をとり、その間に、『国文学史の発生』『古代研究・民俗学編』『古代研究・国文学編』『万葉集研究』などを発表。歌集に、『春のことぶれ』『水の上』『遠やまひこ』『倭をぐな』があり、詩集に『古代感愛集』、小説『死者の書』がある。その生涯における著作は、『折口信夫全集』(全31巻、別巻1。1954〜59年)としてまとめられ、また『日本文学史ノート』『日本芸能史ノート』等を含む『折口信夫全集 ノート編』(全18巻、別巻1。1970〜74年)が刊行されている(いずれも中央公論社刊。その後数次の全集刊行あり)。「サラダ記念日」から34年。短歌は大きく変わって、万葉風の歌を詠む人などごく少数になったし、口語の歌が主流となり口当たりの良い歌、分かり易い歌がもてはやされる今、もう絶対に無視できない存在になったという事でしょうか。 難しいことはITがやってくれる時代、人間の思考はどんどん単純になっていく。言葉の重みもどんどん目減りして行って、本来の意味など無視して使われる。国を司る者が率先してそれを実行しているのですから、何をかいわんやです。 空前の俳句ブームで、猫も杓子も俳句をひねっているのは良いことには違いないですが、俳句で国語力が上がるとは思えない。短縮形を好む今の社会に合っているだけの事で、私なんかは返って弊害が出るんじゃないかとさえ思ったりもします。 文章力の落ちていることが危惧されているさ中、せめて<31文字を使う短歌>にこそ慣れ親しんでほしいものですが・・・。
2021.04.23
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♪ 真っ白な布掛けられている空家 解剖を待つ遺体のように‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 家並が歯抜けとなる解体工事が始まった。家財道具を運び出すことから始めていて、邪魔な庭木を切ったりしていた。 何故だか塀の内側に量水器を取りつけていた。壊す前のタイミングにやる意味が分からない。更地にして売りに出すのででしょうかた、現状に近い形で整地するのでしょう。路地が勝手に付け替えてあり、元に戻すなんて話があったけど、どうもそのままに拡幅することになるようだ。 すぐ下にはガス管も通っている。 持ち主一家が住む前は、更地になったお屋敷の隠居部屋だったとかで、その段階では塀はなかったのだろう。どうも、中古で買った時に路地の付け替えをし、塀を作ったらしい。昔はそんなことが出来たってこと? 元に戻すと道が直角に曲がる形になるので、話し合いでそのままで行こうという事になったのだろう。 隣家が(老人施設に入っているので今は無人)すごく近いので防護用のシートが張られ、解体工事の様子は外からは見られなくなった。何も知らないうちに様変わりしてしまう。今朝の6時過ぎ。 やって来たツグミは、様変わりした様子にびっくりしたことだろう。 このシートの様子だと重機は使えないだろう。先ず向こう側の道路から瓦を降ろし、小型の重機でゆっくり壊していくのだろう。道路は広くないので大型で一気にというわけにもいかないから・・・。 環境がどんどん変わって行く。エントロピー増大に伴った有機物の新陳代謝だと思うしかない。何にでも寿命というものがあるし、これが日本の伝統的な仕組み(スクラップ&ビルド)なのだからしょうがない。♪ 座布団はいらない朝の陽の中で主人のそばに眠るしあわせ どんどん変わって、親しんできたものが無くなって行くことを嘆くのは人間だけかと思いきや、達観しているように見える猫も、何だか気落ちしているように見える。 あるがままに受け入れることでしか、過去を乗り越えることは出来ないんだ・・
2021.04.22
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♪ 上り坂を必死で漕いだ自力車が下りにようやく自転車となる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 一時、膝が痛くてあまり長く歩けなかったときに自転車を買ったけれど、自転車もけっこうしんどい乗り物だと気付いてからは、乗るのがちょっと億劫にになった。本体の重さが20.5㎏もあるし、パンクしにくいタイヤは太くてごつい。軽快車じゃないことも原因だろうなあ。 太ももの筋肉を付けないと、内装三段といえども上り坂はかなりきつい。若い頃に乗っていた時は比較するものが無かったので何とも思わなかったのだろう。この歳になって “やっと知ったる意外な事実” ってか。 余程の急用の時は有れば車を使うし自転車を使ったりもする。短時間で移動するには乗り物の方がいいけれど、再び歩けるようになってみればやっぱり自分の足で地面をけって移動する方が楽しい。ゆっくりとしか移動できないゆえの楽しさと言うか、いろんなものとの接触時間が長い分だけ発見や気づきも多いし対話の機会も増える。その頻度は、まさしくスピードに反比例する。 何時だったか、珍しい猫に出会ってその何とも言えない風貌に見とれてしまった。短足で頭が大きく、その顔の周りは長いひげが被っていて、顎のあたりはライオンの様に垂れ下がっている。しかし、こういう時に限ってカメラを持っていない。残念だなぁと思いながら先へ進むと別の猫がいて、これもなかなかいい雰囲気を持っていた。前の猫の弟分かあるいは同じ血筋かと思わせる、ユニークで野性味のあるいい顔をしていた。 サイベリアンかな? こんなタイプの猫の雑種じゃなかろうか。薄汚くて飼い猫とも思えなかった。 先日は、いつもの階段を駆け上がっただけでなく、帰路は急いでいたこともあって、ちょっとした坂を幾つか駆け上がったりもした。走れることも確認できたこの日は総数1万2千歩ほどだったけど、翌日も翌々日にも筋肉痛など出ずに済んでいるのが嬉しい。 またここらで年に一度のロングウォークでもしてやろうか(昨年は出来なかった)と、久し振りにやる気が湧いてきている。
2021.04.21
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♪ ワクチンの後手後手の声に唱和して新株の名のカノン流れくる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 家の前の更地の工事が遅れているのは何故か、市の都市計画課で聞いてきた。書類は市から県に行ったのが4月の1日で、審査を行っているところらしい。問題があるという話は来ていないので、年度末と新型コロナの影響で諸々に遅れが出ているせいだろうとのこと。「元々、宅地だった所だし、遺跡が出てきたわけじゃないからねぇ、問題なんかあるはずがない」と、こっちも思っている事を吐露したりして・・・。「丸裸になっていて砂ぼこりが家に飛んでくるし、先日のような大雨が降ると家の庭に雨水が流れ込んできて困っているので、早く何とかしてほしい」「連休明けなるのかねぇ」と訊いてみたが、許可が下りる時期は分からないという。やれやれ、そしてちょっとガッカリの朝だった。★ 菅総理が、今頃やっとその気になっのか、電話でファイザー社にワクチンの供給を頼んだという。成果を勝ち取ったみたいのことを言っているようだが、実態はまったく違うようだ。 日米首脳会談の内容もさることながら、新型コロナウイルスワクチン供給をめぐり、見せ場にしようともくろんだ米ファイザーとの交渉は、鼻であしらわれてしまった。それで、CEOを滞在先のワシントンに呼びつけて「首相による直接交渉」の形をとって局面打開を狙ったものの、強気のファイザー社が乗って来るはずもなく、見事に一蹴されてしまった。 それではと、首脳会談終了後にワシントンの菅とニューヨークのブーラCEOを電話でつなぎ、協議するという目論見を立てる。河野行革相が〈直接ファイザーと話をする〉と交渉役に名乗りを上げると、ファイザー側は〈首相を出してほしい〉と逆指名してきたらしい。一閣僚は相手にしないという強烈な意思を示したことになる。「新型コロナ対策で対面から電話に切り替えたとされていますが、袖にされた菅首相のメンツを立てたアナウンスに過ぎない」と永田町関係者は飽きれている。 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「ファイザー社には世界中からリクエストが殺到している。日本国総理大臣が訪米するから、直接話そうなんて虫のいい話が通らなかったのでしょう。これをもって後手後手と言わず、何を後手後手と言うのかというほどのお粗末さ。菅首相には国民の暮らしと生命を守る危機管理能力がないことが改めて浮き彫りになったと言っていい」と手厳しい。到着したファイザー製の新型コロナワクチン SankeiBiz より まったく、<内弁慶>の<井の中の蛙>そのもの。 頭の回転が悪い上に記憶力もあまり信頼できそうにない。何せ、今年73歳になるもうじき後期高齢者に仲間入りする年齢だ。この歳で惚けてしまう人は少ないけれど、それまで如何に幅広い多様で柔軟な脳の使い方をして来たかが問題なのだ。 得意なことばかりやって来た人は偏った脳の使い方しかしていないので、不具合が起こるのも早いと言われている。 長いこと官房長官なんかやってきて、決まりきった脳の使い方しかしてこなかったのだろう。人事で強権を振り回し、気に入らない意見や人を排斥してきたのも、立場がそれを許し他に過ぎない。それで良い気になってふんぞり返っていたように思う。 私も同世代なので脳の衰えは良く分かる。記憶力がガクッと落ちて新しい情報が脳に留まってくれない。海馬が嫌々をして、右から左に抜けて行ってしまう。原稿が無かったら喋れない菅総理の状況が、手に取るように分かります。健康長寿ネットより↑ 菅総理は1948年生まれ(名古屋市長の河村たかしも)で、私は1949年生まれの一つ下です。1949年生まれの主だった著名人は次の通り。皆さん、まだまだ元気に頑張っておられるようです。 村上春樹(作家)、林望(作家・大学教授)、 北村薫(作家)、 市村正親(俳優)、風間杜夫(俳優)、 さとう宗幸(歌手・俳優)、高橋真梨子(歌手)、 岸部四郎(歌手・俳優)、 南こうせつ(歌手)、小川知子(女優・歌手)、 高橋真梨子(歌手)、武田鉄矢(俳優、歌手)、 伊武雅刀(俳優)、大竹まこと(俳優、タレント)、 堀内孝雄(歌手)、松崎しげる(歌手)、 火野 正平(俳優)、矢沢永吉(歌手)、 ガッツ石松(ボクサー・タレント)、 テリー伊藤(演出家)、間寛平(タレント)、 松本隆(作詞家)、 森田健作(俳優・元千葉県知事) 宮本文昭(オーボエ奏者・指揮者)、 海江田万里(政治家・経済評論家)、 江畑謙介(軍事評論家・ジャーナリスト)、 手嶋龍一(ジャーナリスト・作家)、 後藤謙次(ジャーナリスト・大学教授)、 萩尾望都(漫画家)、諸星大二郎(漫画家)、 柳井正(ユニクロ代表取締役会長兼社長)、 関野吉晴(医師・探検家)、 木村秋則(無農薬農業)、 因みに、安倍 晋三は1954年生まれ(今年67歳)、ジョー・バイデンは1942年生まれ(今年79歳)。
2021.04.20
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♪ 頻繁に電車の行き来する朝(あした)コロナの愚痴と批判が始まる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ スッキリとした朝です。電車が頻繁に通る時間帯にウィークデーの始まりを知らされている。明日からの3日間は23~25℃になるところもあるらしい。 先日、風呂に入ろうとしたら浴槽の水が減っているのに気づいた。2時間程の間に減ってしまうのは問題だ。 原因を調べたら、かれこれ30年になる浴槽の栓がヘタって、水漏れするようになったらしい。買い替えようかと直径を測り、カミさんがホームセンターで買ってきたけれど形状が違っていて使えない。 ネットで調べるてみると、大きさも形も違うのが色々あってどれが合致するのか良く分からない。浴槽のメーカーも分からず、栓の現物と見比べても同じものなのかはっきりしないので困った。ツバつきのタイプで、直径44㎜の下部に丸みがあるやつ。どうやらこれかなというのがあるにはあった。SANEI ゴム栓 バス用 TOTOタイプ ツバ付き 現物はツバ下の寸法が1㎜小さい。穴の方底もすぼまっているが寸法が正確に測れない。底につかえては困るので躊躇する。 鎖付きをネットで買うと送料込みで2,000円以上はするし、買っても合わなかったら困る。 いつもの修理魂が顔を出し、取りあえず補修して何とか使えるようにしてやろうと考えた。 ゴムが劣化して弾力が無く、ガサガサになっている。内側の、エッジに接する部分にスーパーボンドを塗布して様子を見た。でも、これではダメでまだ漏っている。改めて栓をよく見ると、金具の嵌っている部分が緩くなっていて、そこから漏っていることが判明。そうと分かれば話は早い。 穴をふさぎ、金具も完全に接着してやった。24時間放置するのがベターだけど(風呂には入りたい)そうもいかず、8時間程おいて使ってみた。バッチリだ。翌日になっても残り湯は減っておらず、洗濯にも使えるようになった。直っちまったぜ~。 いつも使っている超便利な優れもの。万能接着剤「セメダイン スーパーX」さん有難う、バンバンザイだ。 「屋外にも使え、熱・水・ショックに強い」という優れもの 割れた植木鉢を金継ぎしたり、メダカを入れる鉢に穴を空けてしまった時もこれで直して使っている。便座の裏側にひびが入った時も、別のプラスチック片を当ててこれで直したし、電気釜を落として割れた部分もこれで接着した。雨樋のつなぎ目の水漏れや割れた瓦だって直せる。 何かの補修にはいつもこれを使う。大概のものは接着できるし、接着力が強いので安心して使える。 両面に塗布して5~10分放置して接着するというのがメーカー指定のやり方だ。けれど、これだと直ぐに強固に張り付いて張り直しが出来なかったりする。なので、数分おいてすぐに張るようにしている。まだ融通が利くので失敗がなく、何時もそうしている。
2021.04.19
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♪ 高きより低きに流れゆく雨の更地に惑いわが庭に寄せくる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 爺さまが染色をやっていた昨日。ふと外に目をやると、何人かが近くの空き家に入って行ったのが見えた。何か調べに来たのだろうか、なかなか出て来ないので気になっている。 しばらくして、「解体工事が決まりました」と業者が挨拶にやって来た。家の前を更地にした同じ業者のようだった。爺さまが更地を見ながら、「ちっとも工事が始まらないけど、何か有ったんだろうか?」と探りを入れている。「開発許可が下りないんだそうですよ。チラッとそんなこと言ってるのを聞きました」って。何が原因で許可が下りないのか、詳しいことは分からないらしい。 どうなってるのか、市の都市計画課に行って聞いてみようかな~と、市役所が近いのでそんな気になる爺さまだ。 解体する家の庭も、拡張される道路の一部になる事が決まってる。なのに、そのままになっているので、どうなったのかな~と思っていた所だった。「面倒なオーナーとの話がようやく決着したんだろうなぁ」 これで僕たち猫の避難と隠れ場所、兼昼寝の場所が完全に無くなっちまうとになるねぇ。芽吹き始めた大きなナンキンハゼは、野鳥の止まり木だし実は食料でもあったけれど、それも無くなってしまうんだ。爺さまは、奥歯が一本抜けてしまって部分入れ歯になった時のうような、淋しさと切なさが入り混じった顔をしている。 明日からまた重機のあのやかましい音が響くようになって、僕らはまた身をすくめて過ごすことになるんだ。案内文には月末までとあったけれど、1週間ほどで終わるらしい。 場所がいいので買い手はすぐにみつかるだろうと爺さまは思っているけれど、向こうの通りからも見通せるようになっちまうのがねぇ、ちょっとばかし辛いんだよぉ。 昨夜の大雨で、更地の水が通路に流れ込んで川のようになっていた。土砂も流れ出しているし、晴れば晴れたで風で土ぼこりが舞うだろぅ。夏が近づいてきて南風でも吹けば、それがこっちの方に向かってくるんだろうなぁ。 爺さま、「このまま放置されるような事だけはご免だ。早く境界をきちっとして、道路を作ってもらいたい」って、禿げ頭をなでながら呟いてる。 ああぁ、またうるさくなるのか。家の中に居たって音は響いてくるし、居場所がないんだよなぁ~「このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。」
2021.04.18
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♪ とろとろの新玉ねぎを食む夕べ甘味(あまみ)が春の雨に溶けゆく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 早生の玉ねぎは今しか食べられない。まさに春の味だ。 早春を味わうものは、大方が苦みを味わうところがいいのですが、この新玉ねぎだけは別格です。弱火でゆっくりと炒めると、独特のとろりみと甘さがでてきますね。 酒を加えてさらにとろみを付け、塩コショウにしょう油を少々。そして干しシイタケを細かいおろし金で擂って振りかけると、味が濃厚になります。最後に花鰹をトッピングして、酒の肴の出来上がりです。 これが酒の肴に意外にも合うんです。「新玉」好きだからそう思うのかも知れないけど・・・♪ 新玉の酒の肴は軟弱なじじに似合うとばば手を出さず しょう油を使わなければ真っ白の一品が出来上がる。それだとイタリア的に言えば「ビアンコマンジャーレ」、フランス的に言えば「ブランマンジュ」か。穢れのない真っ白の美しさは、春にもっとも相応しいかも知れない。の『春こそ美味しい季節です!パパッと食べられる「早春の味」5品』で、新玉ねぎのマリネを紹介していました。 ザルに入れて何度か手で宙に舞わせて、ふわっと空気に触れさせると、より穏やかな味になるそうです。ハムと混ぜて、好きなドレッシングで和えるだけ。ここではセロリと白い皮の部分まで食べられる日向夏を添えてある。「夏みかん・甘夏のポン酢醤油」の作り方もあって、甘夏を絞り種を除いて、醤油と昆布・鷹の爪・花鰹を入れるだけ。 甘夏なので酸味がやわらかく、柑橘らしいフレッシュな香りのポン酢醤油の完成だ。豚しゃぶによく合うそうです。 手作りの「ポン酢しょう油」は、確かに新鮮で香りが立って、春を満喫するにはいいでしょうね。ちょっと寝かせて酸味を抜いた夏みかんで作ってみようかな。
2021.04.17
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♪ 足枷となりし五つの輪の中で四波のグラフを眺めるばかり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ここへ来て、二階幹事長が「これ以上とても無理だということだったら、スパッとやめないといけない」なんて無責任なことを言いだした。これを聞いて菅総理はどう思ったのか。ワクチン接種が遅れるなかで聖火リレーを敢行した挙句、第四波が確実な状況の中、100日を切って無観客ででもやる他ないと思っているのだろうに・・。 同日中に「自民党として安全、安心な大会の開催に向け、しっかり支えていくことに変わりはない」と釈明文書を発表したらしいが、「バカかこいつは」って・・・世界中で顰蹙を買ってるんじゃないの・・老害そのもの 菅総理、新年度に入っていきなり「こども庁」創設の花火を言打ち上げた。「子どもに関する政策は厚生労働省や文部科学省、警察庁、総務省など多くの省庁が関係する」と課題を挙げ、「縦割り打破、組織のあり方をもう一度抜本から考えていく必要がある」などと、相変わらず他人事の様に言うばかりで、眼に輝きと言うものがない。 これに先駆けて議論を主導してきた山田太郎参院議員(自民二期 53歳)は、自見英子参院議員と一緒に若手議員による勉強会を立ち上げ、3月19日にこども庁創設に向けた緊急提言をまとめ上げている。 専任の大臣が率いる「こども庁」を創設するほか、「子どもの“命”を守る体制強化」「妊娠前・妊娠期からの継続支援の充実」「教育と保育に関わる子どもが安心して育ち、育てられる社会環境の整備」などを掲げている。 朝日新聞より 山田氏は、「提言書には、こども庁に所管大臣を置いて、子育て関連支出を欧州並みに倍増すると盛り込みました。勉強会の議論では、未就学児についての政策は厚労省や文科省から引っぺがして『こども省』にする大きな再編をした方がいいという意見もありました。ただ、大きな組織をつくっても、そこでまた縦割りになるだけ。中身を詰める前にまずつくるということを決めちゃうわけです」こども庁を巡る検討案Yahooニュースより「実は、こども庁の議論はこれまで何度も失敗しています。下村博文政調会長は『第1次安倍政権時代に文部科学相として取り組んだが、できなかった』と言っていました。河村建夫元官房長官も『小泉政権時代にも構想はあったけれど、できなかった』と。党内で慎重に議論を始めたらつぶれます。これを打破するためには世論を味方につけるしかない」 つまり、選挙対策なんだということ。 今は、幼稚園は文科省、保育園は厚労省、それぞれの施設運営費は内閣府などと所管が各府省にまたがっているが、これをこども庁のもとに集約するという。そのこと自体は良いとしても、あのしっちゃかめっちゃかの文科省が口を出しては、ロクなものにならないのは目に見えている。 厚労族や文教族といった族議員が、自分らのためだけに血道を上げて引っ掻き回す。族議員と省庁の内部抗争で、結局は誰のためにもならない、逆に弊害ばかりが目立つような組織が出来上がるんじゃなかろうか。「仏作って魂入れず」なんてことにならないのを願うばかりです。
2021.04.16
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♪ 小悪魔が死を宣告にやって来て己が子孫を残して去りぬ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「クソ~、頭に来た!」 爺さまがプンプンに怒っている。 なんでかって!? 毎年、チュウレンバチにやられて樹形が崩れ、冬に思い切り切り戻しをしてやってようやく新芽が伸び貴重な蕾が付いたところに、あの小さな悪魔の「クロケシツブチョッキリ」が新芽を枯らしてしまったんです。 注意はしていたらしく、「もうそろそろ消毒しないといかんなア」と思っていた矢先だったらしい。雨が降りそうだったので、雨の後の晴れた風のない日にでもしようかと思ったのが間違いだったって・・。 蕾の茎に産卵して新芽を枯らしてしまう。折れた茎や蕾の中で幼虫が育ち、折れた蕾はやがて地面に落ちる。そして幼虫は土の中にもぐって蛹になって越冬し、翌年にまた襲来するという。バラの大敵、飛んでもないヤツなのだ。 噴霧器で散布するのは何かと面倒だし、大量に使う訳でもないので、爺さまはスプレー式の薬剤散布を買ってこようかと考えている。5種類の成分を配合してあるという「ベニカXネクストスプレー」が良いらしい。 薔薇には、アザミウマ類、アブラムシ類、オオタバコガ、クロケシツブチョッキリ、コガネムシ類成虫、ゴマダラカミキリ成虫、チュウレンジハバチ、ハスモンヨトウ、ハダニ類、うどんこ病、黒星病に有効とある。 病気も、間もなくやって来る「チュウレンバチ」にも効くな都合がいい。これさえあれば万全だろうって。「クロケシツブチョッキリ」というゾウムシは「カクテル」ばかりを狙って、「バレリーナ」の方にはほとんど行かないんだって。茎が柔らかくて産卵しやすいんだろうか。逆に「チュウレンバチ」の方は、最初、旺盛に芽を出しまくっている「バレリーナ」に産卵しに来る。それで、「バレリーナ」の方には来ないと思って安心していると、いつの間にか幼虫がビッシリ付いて、丸裸になっちまてたりする。 近所に、庭中に大きな鉢植のバラをズラーっと並べている家があるらしいんだ。地植えと違って管理がしやすくって、鑑賞するにも都合が良いんだろうね。こういうバラ好きの人にとって、これから秋までの間、ず~っと管理が続くのでしょうから大変だろうねぇ。 ペットと同じで愛着が愛情に変わっていって、何かで枯れたりしたらペットロスみたいになっちゃったりするんだろうか。★ 15日は、日の光が強まって、冬に比べて虹が現れやすい時期といわれる七十二候の「虹始見(にじはじめてあらわる)」。 二十四節気「清明」の末候にあたっていて、北海道などの雪国では降るものが雪から雨に変わって、雪では見ることのできない虹が見え始めるころという。 そんな中で台風2号が発生していて、フィリピンの東に達した後、進路を北寄りに変えるだろうと予想されている。 この付近の海面水温が28度以上と高くなっているため、18日午後3時時点の予想中心気圧は、940ヘクトパスカル、19日午後3時には、中心気圧が925ヘクトパスカルまで発達すると予想されている。現時点で、日本付近への影響はまだはっきりとしないらしいけど、要注意なんだってよ。 去年は来なかった分、今年はいくつか上陸するかも知れない。爺さまは、丸裸にされたこの家が台風の直撃を受けたらタダじゃ済まないかも知れないって、すごく~心配している。 週末17日(土曜日)には前線の通過で、まとまった雨が降ると同時に南東の風が強いらしい。また庭先が水浸しになるかも知れないって、ここでも気をもんでる・・。「このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。」
2021.04.15
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♪ 勘だけを頼りに使うヘルプさえ英語のソフトの共通言語‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ そういえば、連休明けの作品展のためのDMを作らなければならなかったと思い出し、慌てて作った。イラ10を使えなくなって久しくずっと代替ソフトがない状態だった。 今回、「Canva」というオーストラリアのスタートアップ企業が提供する、ブラウザベースのデザイン作成ツール(無料版)をダウンロードして使うことにした。 これがなかなか良い。説明が英語なので困るけれど、慣れればどうってこともない。テンプレートから選んで、その構図を基にしたものに自由に画像や文字が入れられる。描画ツールが無いので新たなアクセス用の地図を作れないが、過去に作ったもので充分だ。 何とか2タイプのDMを作り上げた。 「ポストカードを印刷」に進むと、マット仕上げ 50枚で2,300円で出来るとある。用紙は、上質紙(216~300gsm-米坪量g/m2)かデラックス紙(300~350gsm-米坪量g/m2)から選ぶ。「ポストカード」のサイズは、A6(一つ上のサイズ 14.8×10.5㎝)とA5(21×14.8㎝)から選ぶ。試し刷りするとピッタリといかない。それで、JTrim(画像処理ソフト)に取り込んでリサイズして仕上げた。これは、表面に別の地図を入れた。 昨年の12月にCanonの複合機を買ったのでそれを使わない手はない。それで2種類、0.2㎜と0.3㎜厚のハガキに計80枚ほどをプリントした。足りなければまたプリントすればいい。 ちゃんとしたソフトを持っていれば、それで作ったデータを送って業者に印刷してもらうことも出来る。「プリントパック」なら、最低100部で、マット紙、厚さ標準(180kg)で、1200円ほどでできるようだ。 ゴールデンウィーク明けの時期が良いのか悪いのか分からない。「まん延防止等重点措置」適用されたり、第4波で相変わらずの感染者が出ている中での連休で、出掛ける人は少ないのだろう。いつもの年よりはいいかも知れない。 きのう、会場の「茶房じゅん」に行ったら、もうナニワイバラが咲き出していた。いつもより半月ほど早いらしい。私がやる5月7日以降にはもうほとんど無いかも知れず、それだけが残念でならない。
2021.04.14
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♪ まだ勝てる足ゆびパーができる今 新一年生との駆けっこ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 昨日は孫ちゃんが来る日。新一年生になって、しばらくは早く帰って来るらしい。ずっとやっていなかったスケボーを持って、3時半過ぎにやって来た。ほんの少しだけれど、猫の目にも雰囲気が変わってきているような気がするなぁ。 まだ初心者のお遊びというところなので、上手いも下手もないようで・・。家の近くに安全な練習場所がないらしく、なかなか毎日やるというわけにもいかないみたい。何にしたって環境が左右するからねぇ、まあモチベーションの度合いってこともあるけどね・・・ 爺さま、新玉ねぎを頂いたのでさっそく、去年「うまいうまいと」大喜びで食べていた「とろとろ玉ねぎ」を作ってやっている。その間に、孫ちゃんはなにやら書き始めたらしい。どうやらパパとの交換日記らしい。何かのテレビで見て刺激されて、自分もやりたいと思ったんだって。この子はなかなか洒落たことを考えるんだねぇ。 まだ書けない字があって、そのたびに爺さまに訊いてくる。 真剣な面持ちで、一所懸命に書いていた。いいぞ~、その調子。興味のあることをどんどんやれ~ 何とか書き上げたものを読ませてもらった爺さま。縦書きを左から書いているのはお愛嬌として、ちゃーんと文章になっているのに感心している。爺さまよ、文章を書くのが好きになってくれれば最高だよね~。 これから先、「三国志演義」呉の武将・呂蒙の故事から出典の「男子、三日会わざれば刮目して見よ」みたいに、一週間ごとに来宅している時にその言葉を思い浮かべるような瞬間に出会うのかも知れない。 この孫ちゃんは、ものの「仕組み」がどうなっているのかにすごく興味があって、分解したりするのが好きなんだ。それで、図書館で借りた「テレビと冷蔵庫のしくみ」という本を、スケボーといっしょに持ってきた。玄関で、さっそく出して見せてくれたところを見ると、よっぽど楽しみにしていたのが分かるよね。 それでその時、爺さまは「エッ!」って驚いてしまった。 実は、次男さんが孫ちゃんの入学祝に上げようと、アマゾンに注文した本が届いていて、この日に渡すことになっていたの。「同じ本じゃないだろうな、被ってないよなぁ?」って。 でも全く違う本だったので、爺さまはホッと胸をなでおろしていた。学研プラス A4変、36頁 対象は小学生から。学研プラス A4変、36頁 対象は3.4.5歳 二重構造になっていて、めくると中のしくみが分かるようになっている、なかなか凝った造りの本らしい。一冊が2,178円 (税込) だけあって、とても良く出来ている。 夕飯の後でも「ねむーい」って言ってたくらいなので、送っていった車の中では眠っていたらしい。2冊セットの本をママに渡した時に目を覚まし、まだ眠たいまま自分の部屋へ持っていったらしい。きっと、毎日ながめて面白がってくれるんじゃないかな。「このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。」
2021.04.13
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♪ 姫空木の白き花咲く庭先に執行猶予の更地が黙(もだ)す‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 松山英樹がついにやりました。マスターズ10年目の挑戦で初の表彰台。最後はヒヤッとするシーンもありましたが、連日のテレビ中継でそのステディーなプレイを堪能させてもらいました。 松山は、2011年東日本大地震の年にマスターズに出場。予選も通過し、同大会のロー・アマチュア(アマチュア選手最高成績)タイトルを獲得している。そして震災から10年となったこの年に優勝するという、何かを持っている男だ。優勝を決めた18番ホールの松山英樹 また、4月6日には同じオーガスタナショナルGCの「オーガスタナショナル女子アマ」で、岡山県出身の高校3年生・梶谷翼(17)が優勝を飾っている。「日本人が優勝したことがないオーガスタ(マスターズ)でフィールド最年少17歳の少女がトロフィーを掲げた」と現地メディアも “ドラマティック” と評した優勝劇だった。梶谷翼(17) 試合後、自動車事故で重傷を負って自宅療養中のタイガー・ウッズから、SNSでお祝いのメッセージが届いたという。 梶谷の快挙に続いての松山の優勝。日本人のレベルの高さ精神力の強さを、世界中に印象付けてくれた。 今年は、スポーツの世界でいい話題が沢山ありますね。 水泳の池江璃花子が日本選手権で、大会4冠を達成。8日間で計11レースを泳ぎきり、2種目で五輪切符を獲得し完全復帰を見せてくれました。 野球ではMLBエンゼルスの大谷翔平が二刀流復活ののろしを上げ、9日のブルージェイズ戦では第2打席で右中間フェンス直撃の3点適時二塁打、第3打席で今季3号を放って、日本陣最速のメジャー通算50号を記録している。 競馬では11日の桜花賞で初の白毛馬が優勝というニュースも飛び込んできました。今年をリスタートの年にする象徴として相応しい、純白の馬体が美しく輝いていた。 サラブレッドの毛色は8種類。白毛馬は突然変異で生まれるが、その確率は非常に低くて世界でも珍しく、年間、ひとつの国で一頭生まれるか生まれないかぐらいの確率らしい。海外で白毛馬が重賞で勝ったという話は聞いたことがないとか。 ビューから5戦5勝で、史上8頭目の無敗制覇を果たした。今後の活躍に世界中が注目だ。 政治にさえ目をつむっていれば、楽しい嬉しいことを沢山目にすることが出来る。そんな4月の中旬ウィークデイのスタートです。 何かいい事Get した~い!と、外へ目をやれば、目の前の宅地造成予定地はちっとも工事が始まらず、卯月の空がポカーンと広がっているばかり。前向きな心に水を差される感じで、なんだかなあの心持ちでいる。
2021.04.12
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♪ 若き日の辛酸甘味を下敷きに苦み渋みを味わっており‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ご主人様、今年もさっそくアドバイスを参考にして夏みかんのピール作っていた。皮の表面を薄く剥いて砂糖の浸透を良くし、少し苦みがあった方が良いというので、綿の部分はほとんど取らず、湯でこぼしは2回に抑えたし、水に晒すのも30分で切り上げている。 ふっくらして、ベチョッとすることもない上々の出来上がり。ほぼ理想の出来に自己満足し、自画自賛している爺さま。これしきのことで、いい気なもんだゎ。夏みかん一個分 食べてみると、けっこう甘い。婆さまにはちょうどいい甘さらしいけど、後に苦味が残るのでちょっと苦手のようだった。 ゆで上がりを水切りし、その重さが150g。そのの60%の砂糖90gが使ってある。普通の人には良いのかも知れないけれど、高齢の爺さまが食べるにはちょっと甘すぎるようだ。でも、なんだかんだ言いながら、結局一人で全部食べちまった。 仕上げのグラニュー糖だって50gぐらいは使ってあるので、これだけで140gというかなりの糖分を摂取したことになる。 和菓子でも洋菓子でも、甘いものはみんなかなりの砂糖が使われているからねぇ。甘党はよっぽど意識していないと、摂り過ぎっちまう。素材そのものの味しか知らない猫からしたら、こんな甘いものを喜んでる人間は味覚がおかしいんじゃないかって疑いたくなる。 五味「酸味,苦味,甘味,辛味,鹹味 (塩味) 」のバランスが食の醍醐味のはずでしょう。甘味に偏っている人ていうのは、生活も偏ってるんじゃないかって気がしてしょうがない。★ ウォーキングに出て留守の間に、婆さまが仕事から帰ったら玄関に新玉ねぎと筍2本が置いてあって、その筍を見て驚いていたらしい。でっかくてか、なりの重さのやつ。「こんなの、硬くて食べられない~!」って。 地表に3分の1ほど顔を出したやつを掘ったらしく、色鮮やかにふんぞり返っている。「これは暴力だわ~」って。いつもの友人が届けてくれたんだろうけどね。 2本のうち小さめの1本はすぐに茹でたらしく、鍋にそのままに冷ましてあった。冷めていく間にアクが抜けるらしいんだ。アク抜きには大根おろしと一緒に茹でるのが一番いいということは知っていても、そんなことやってられないって・・・ 去年が豊作だったので、今年は裏年にあたるんだね。出ている量そのものが少ないから、選ぶ余地が無かったのかも知れない。いつもとは違うところに生えているって、言う人もいたりして。 2017年は超の付く不作だったし、奇数の年は不作に当たるんだね。 春の味は「苦味」そのものと言ってもいい。蕗の薹、蕨、土筆、筍、夏みかんの皮など寒さを耐えて冬を越してきたものには苦味が付きものだよね。それを水に晒して苦みを無くし、甘い味付けをして食べるなんて、自然に対して失礼じゃないのかなぁ。「このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。」
2021.04.11
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♪ 美しいと眺める山のてっぺんはゴミの散らばる異界なるべし‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5日から、緊急事態宣言に準じる「まん延防止等重点措置」が大阪、兵庫、宮城の3府県の計6市で初めて適用され、大型連休が終わる5月5日までの31日間。3府県は対象地域の飲食店などに午後8時までの営業時間の短縮要請を行う。重症の基準の違いから、自治体の発表とは異なる場合がある。 引き続き政府は9日、東京都と京都府、沖縄県に対し、「まん延防止等重点措置」を適用することを決めた。 変異したウイルスが増えていて、いずれ従来のものに取って代わるのかも知れない。南アフリカ型、ブラジル型は2種類の変異が混ざっている。 官邸や官僚には危機意識が全くなく、庶民に矛先を向けて自分らはのうのうとして集団で会食をし、そのメンバーが感染するというノーテンキな有様だ。コロナ失職者が累積10万人超となっているし自殺者も増えているというのに、製造業は増益を維持し株価も上向いているため、何ら危機感というものを感じないでいる。 山のてっぺんに行くと下の方(下界)のものは見えなくなるし、下界からも山のてっぺんのゴミなんか見えやしない。 コロナ禍が格差を増幅させ弱者がますます片隅に追いやられていく。この約20年間で、全世帯の2.5%に過ぎない富裕層の富が増加しているという。富裕層向けのビジネス拡大に企業が力を入れ、一般家庭向けのビジネスが縮小しつつあるという。これらの実体を背景にして、世の実権を握っている彼らは弱者から巧みに搾取することだけを考えている。累積10万人超 民放TVではまったく政府のしもべかと思うような報道を繰り返している。やれどこぞの人出が多いとか感染者数がどうのとか目先のことばかりを連日伝えつづけ、本来報道すべきことをしようとしない。政府の思うつぼだよ。 また、週刊誌ネタを偉そうに特権意識まる出しで、各局横並び体制で同じことばかりを繰り返している。 コロナワクチンの副作用について、多くのことが隠されています。感染を抑制して全体のためになるためには、少数の犠牲者が出ることは仕方がないとは思うものの、実態を隠されたままでは納得できるものではありません。「Global Research News(アーカイブ)」が隠されている実態を究明しています。グローバルリサーチニュースサイトの上、右の「Translate Website」から日本語を選ぶと翻訳文が読めます。関連記事
2021.04.10
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♪ 衰えた脳を認めぬ頑固爺古いブログを読み返しおり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 国立長寿医療研究センター介入事業とやらの「COGUNI CLUB」というものの説明会に行って来た。「コグニサイズ」という認知症予防プログラムの効果を調べるためのもので、30ヶ月間に週2回の様々な運動を行うものらしい。 表 (拡大します) 裏 「コグニサイズ」とは、Cognition(認知)とExercise(運動)の合成語で、認知症を予防する目的とした取り組みの総称らしい。 体の運動を促すと同時に脳の活動を活発にする機会を増やし、認知症に発症を遅延させるのを目的に行うもの。1時間の場合のタイムスケジュール 認知症を患う人数は、今後大きく増えることが予想され、2012年に全国で462万人と推計された人数が、2025年には700万人を超えるとされ、わずか10年間で1.5倍に増加すると予想されているらしい。 MCI(認知症ではないが正常とも言えない状態)の段階で、運動と認知トレーニングを組み合わせた「コグニサイズ」の実施が、認知機能の低下を抑制することが明らかになっている。 この様に効果があることは想像がつくし、継続してやることが絶対条件ということも分かってはいる。でも自分一人ではなかなか続かないのが悲しいところ。 このカリキュラムは、コグニサイズをやる「運動コース」と健康講座を受講する「健康講座コース」の2組に分けられて実行される。 要するにコグニサイズをやるグループと、何もしないグループに分けられるわけだ。ほとんどの人が、「強制的にでも脳と身体を使って認知症の予防になることを、無料でやらせてもらえるならこの際だから参加して見ようかな」と思って説明会に出てきたのでしょう。 参加を表明すると、どちらのコースが良いかを自分で選ぶことは出来ない。抽選でランダムに選り分けられ、不本意にも「健康講座コース」に選ばれたからと言って不参加は許されない。「コグニサイズ」がどんなものかを国立長寿医療研究センターのサイトで調べて、皆と一緒に同じことをするのが苦手な(好きじゃない)私は、“選ばれたいのか、選ばれたくないのか”、ちょっと複雑な心境にいるのが情けない。 この20ヶ月間のカリキュラムが終わるとその後、半分以上の人が止めてしまうという報告もある様だ。そりゃそうだろう、グループだから出来たことを一人になって出来るはずがない。効果があるんだということを、体験できたことで充分に満足してしまって・・・。
2021.04.09
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♪ 幼子は全細胞を伸ばしゆくキュリオシティの入り口に立つ 孫ちゃん、保育園を卒業し、6日の小学校入学式を無事終えて、いよいよピカピカの一年生だ。 孫のことになると一所懸命な爺さまは、こうしてママがFBにアップした写真をコピーして自分のブログに載せて楽しんでるんだね。 子どもに元気をもらって、ブログや短歌の題材になって心身共にたくさんの刺激を貰ってる。猫が見ていても微笑ましくて、良いことだなぁって・・。前もって桜のある公園で晴れ姿を撮っておいたものらしい。 暖かい日が多く、桜が入学式までに散ってしまうというので記念撮影することになったのに、通う小学校には桜がないんだって。それってすごく淋しいことだよねぇ、人生で最初の門出に相応しい桜が小学校に無いなんてねぇ。 卒園式の様子(3月28日) 入学式 (4月6日) 新型コロナの自粛が辛うじて解かれた後なので入学式が行われたのは良かったけれど、親の同伴は一人限定だったらしい。去年はもっと大変だったことを思うと、あまり贅沢は言ってられない。 パパも会社を休んでだけれど中には入れず、外で記念撮影などして入学式の雰囲気を味わったらしい。学区には新興住宅地も含まれているので、新一年生は4クラスあって120~130人位いる様です。 卒園から入学式までのワクワクそわそわ、そして少し緊張の入り混じった感じの春休み。パパが大好きな焼き肉を食べに行って、新しい生活に向けて英気を養ったらしい。 今日は水泳教室がある日。新一年生は早く帰って来るので早めにやって来ることになっている。「このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。」
2021.04.08
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♪ 足もとにマグマが滾る野蛮星四季にいのちのかなしみを知る‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 東日本大震災から10年、次は南海トラフ巨大地震が起こるんじゃないかとしきりに言われているにも拘らず、あまりピンと来ていないのが実情の様です。私も呑気な父さんを地でいっていて、防災についての備えなど全くしていない。 いつ死んでも構わないと思っていても、災害難民になるのは敵わない。実際にこの巨大な地震が起こって津波が発生したりすれば、自分だけが助かるなんてことはあり得ない。すべてのインフラや施設が壊滅してしった中で老体にムチ打つ日々を過ごすなんて、想像しただけで気が滅入って来る。自分の力ではどうにもならない事に晒されているのが、この災害の多い島に住んでいる日本人の宿命ではあるけれど・・ 取りあえずはこの巨大地震のメカニズムと、その歴史的背景を知ることが重要ということで、朝日新聞も「+C」という紙面で「防災」を取り上げ、「そこが知りたい・災害と備え」と題して随時連載が始まった。南海トラフ巨大地震朝日新聞「+C」より 巨大地震は、日本列島のまわりの地表を覆うプレートの境界で起こる。そのメカニズムは、年間数センチずつ移動している海側のプレートが陸側に沈みこんでいく時に、陸側のプレートも引きずられて沈み込み、その撓んだ状態で引きずられる限界が来た時に、つっかい棒が外れた様に跳ね上がる。その時に大地震が起こり、同時に巨大な力で海面を押し上げるために津波が発生するというわけだ。ここまでは皆さんもすでにご存知でしょう。プレート (全地連より) 問題になっているのは、東南海トラフでフィリピン海プレートの沈み込みが続いていて(過去の歴史から頻度を推察すると)、この30年で70~80%の確率で起こると思われていること。マグニチュード(M)8クラスの地震は100~150年間隔で起こっていて、前回の1944年の昭和東南海地震が小さめだったので、間隔が狭まるかも知れないというんだね。 44年(昭和19年)と46年(昭和21年)、2年の間に2回も大地震が起きている。1944年東南海地震からわずか37日後には、1945年三河地震が発生。「南海トラフの巨大地震発生前後に内陸に大地震が起こる可能性が高い」と言われる典型的な例らしい。これら二つの地震は、日本の敗戦が色濃くなった戦時下に起こり、軍需工場が集中する東海地方に大きな打撃を与えた。当時、報道管制下にあり、地震の報道は極力抑えられ、「隠された地震」とも言われている。 東南海地震は、1944(昭和19)年12月7日午後1時36分に発生した(M7.9)。地震の震源(断層の破壊開始点)は、和歌山県新宮市付近で、破壊は北東に進み、浜名湖付近まで達した。東南海地震は、フィリピン海プレートの沈み込みにともない、陸側が海側にせり上がるような逆断層地震らしい。1923(大正12)年関東地震や1946(昭和21)年(潮岬南方沖を震源とする(M8.0)の大地震に類似したタイプの地震だという。東南海地震は、過去に起きた、安政や宝永の地震の繰り返しと考えられている。 しかし、断層が浜名湖で止まり、駿河湾内部に達しなかったため、この未破壊域には、将来巨大地震(東海地震)が起きると懸念されているわけだ。 東南海地震から約1か月後、1945(昭和20)年1月13日午前3時38分に三河地震(右の図 M6.8)が発生している。活動度の低い(滅多に大地震を起こさない)深溝活断層や横須賀断層上に起きた、内陸直下の逆断層型の地震だという。東南海地震の直後、そのごく近傍に、誘発されて起きた可能性が高いらしい。 南海トラフ巨大地震前後には、このように大きな内陸地震が発生することが知られている。 過去の地震の間隔は、 1361(正平東南海地震)--137年--1498(明応地震)--107年--1605(慶長地震)--102年--1707(宝永地震)--147年--1854(安政東南海地震)--92年--1946(昭和南海地震)となっている。前回と前々回の平均値は119年になる。 最後の昭和南海地震から100年後は2046年となるけれど、これが早まるかもしれないということなんだね。 いずれにせよ、地震など予想だにしてなかったところで起こって大きな被害が出ている日本では、いつ起こってもおかしくないということ。気象庁より1960年から2011年にかけての日本付近で発生した地震 「備えあれば憂いなし」というわけで、今から準備をしておきましょうというわけだ。 ◆トラフ(trough)とは、元々は飼い葉桶のことで、細長い海底盆地の深さが6000mより浅いものを指す。舟状海盆(しゅうじょうかいぼん)ともいう。細長くないものは単に海盆と呼び、深さ6000mを超えるものは海溝(trench)という。
2021.04.07
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♪ 入る時出てゆく様が問題と老いてますます単純になる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 今年も夏みかんがたくさん生っているので採りに来て下さいてと、3週間ほど前に連絡を頂いていた爺さま。「無くなるよ~」との連絡が入ったので、今朝急にその気になって採りに行って来た。 夏みかんが大好きな人ってけっこう周りにいるようで、隣家の娘さんも好物らしいし、友人の娘さんも大好きで1個をペロッと平らげてしまうらしい。お裾分けしたらすごく喜んでくれたみたい。 孫ちゃんは味覚がけっこう発達しているらしく、苦味や辛味だけでなく酸っぱいのも好きで、夏みかんだってへっちゃらで食べちゃうらしい。今日が小学校の入学式で、ピッカピッカの一年生になったばかりだ。 甘ければいいというのはこの子には通用しない。甘すぎるのは嫌いだし、どちらかと言えば大人の好む味の方に触手が動く感じだね。先がオソロシイ、いやいや、先が楽しみと言った方がいいのかも。 “夏みかんの皮ピールがカラッと仕上がらず、どうしてもベチョっとしてしまう” と、爺さまが嘆いているのを聞いて、婆さまがとても上手に作る隣家のお婆さんに、作り方のコツを聞いてくれたらしい。 それによると、皮の表面を薄くそぎ落とす必要があるようだ。そうしないと砂糖がうまく浸透しないんだとか。爺さま、それはしていなかったらしい。綿の部分は半分ほど削ぐらしいけど、ふっくらしたのが良いととか言ってそのまま全部使っていた。 煮る時間はテキトウだと言うばかりで、はっきり言ってくれなかったらしい。水分の加減が決めてらしく、長年の勘で調整しているらしい。その辺りは経験で身に付けるしかないんだね。ずっしりと重く、みんないい顔してる。ゴールドは爺さまのラッキーカラーだし・・ ネットには簡単な作り方が幾つも載っているけど、ふっくらとカラッと仕上げるコツが分かっている人は少ないようで、それらしいものは出て来ない。らしいものが出来て満足している風で、もったいないなあと感じてる爺さまだ。 去年、何度も作って失敗しているので、今年は上手く出来そうな予感がしている。 それと、夏みかんは採って直ぐに食べるよりも、20日ほど寝かせた方が甘みが増すんだって。採りたての瑞々しいのを、果汁を滴らせながらむしゃぶりつくのが好きな爺さま。試に20日間寝かせる分も残しておこうかと・・。 無農薬の旬の果物はどうしたって美味しい。「甘夏なんて軟な奴喰うもんだ、夏みかんを豪快にペロッと一個食べるのが本当の通と言うもんだ」な~んて、好きな爺さまは堪らない顔でほくそ笑んでる。 因みに、猫の味覚はわりかし単純で人間みたいにめんどくさくない。自然界にあるものをいかに上手く摂り込むかが大切、という生活のなかで身に着けてきたので、贅沢なことなんか言ってられない。 勘単にまとめるとこういう感じらしい。 ◆猫は苦味、酸味、塩辛味を感じることができる ◆甘味は感じないとされているが、なんらかの情報(味)を得ているとも考えられている ◆味を感じる味蕾の数は人、犬に比べて少ない ◆食べ物かどうかは嗅覚で判断する ◆好き嫌いは味覚で判断する キャットフードって皆味が違うのでどうしたって好き嫌いがある。だけど、同じものばっかり食べるのは良くないって、時どきあまり好きじゃないのが出るのがなぁ・・。アランとも好みが違うのが爺婆さまにとって、良いのか悪いのかよくわかんない。食べることだけが楽しみなんだけど、こればっかりは自由になんない。まあ仕方ないよなぁ・・「このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。」
2021.04.06
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♪ 春の空を舞う花吹雪よく見れば白い羽もつ小さなニンフ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 人は日常に飽き足らず、何かしらのスリルや刺激を求めています。この季節の変わり目には、いつもと違うシチュエーションにあることもあって、余計にそんな気分が増しているような気がします。 面白い彫刻が紹介されていましたので、その一部を取り上げてみます。これらの彫刻に何を感じるのかは人それぞれでしょう。 作者の意図が必ずしも明確では無かったりしますが、現実を皮肉ったり意表を突いた場所に出現させたりするのは常套手段ではありますね。 FRPなんかが出現して表現の幅が広がり、重力を逆手に取った作品も多くつくられるようになりました。 でもやっぱり本物の石を使った彫刻にはその石の持つ歴史と地球の成り立ちを内包した深さがありますねね。日本にもユニークな作品を作っている作家がいます。 伊藤博敏 自遊石雑記
2021.04.05
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♪ 昼夜とも同じに過ごす老人は猫になりたり擬態なるべし‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 昨夜の深夜2時ごろ、主人様は電話で起こされた。最初のコールをスルーしたのは、相手が誰だか想像できるからで、他からの重要な要件なら「まだ起きないらしい」と思って再度掛けてくるに決まっている。それで、ちょっと様子を見ようとしたんだね。 その想像できる相手にしても、こっちが出るまで掛け続けることは分かっているので、二度目にはどっちにしろ出なくちゃならない。 案の定、直ぐに2度目のベルが鳴った。スマホじゃないので枕元には置いてな。子機のある隣室にいって、受信のボタンを押す。 「もしもし、○○さん?」 ああ、やっぱりだ、「そう○○ですよ」 「◎◎さんいるぅ?」 寝ているけど「いません」と言っておく。 「いないの?じゃあ言っといて。食べるものがなにもないんだがね」 またこれだ、「そう、大変だね」 「どうなっとるの、ねえ」 いつものことなので、「大変だねぇ。腹が減ったの?」 「な~んにもないんだから」「◎◎さんに言っといて、何か買って来てって」 毎日行って世話してるのに記憶がない。「はい、言っときますね」 「おねがいしますよぅ」 ときどきではあるけれど、こんな同じ内容の電話が昼夜を問わずに掛って来る。爺さまの機嫌が良ければ昨夜の様におだやかに対応できるけど、そうでない時はついつい声を荒げてしまうこともある。 毎日毎日、娘二人が交代で買い物をし、食事も用意してあげているのに、全くインプットされていないらしい。メモリーのないPCにデータを打ち込んで、スイッチオフした途端に消えてしまうような、何とも言えない無力感に囚われる。対面しているときには反応が返ってくるのに、オフになるとすべてが消えて一方通行のデータだけがこちらの手元に残る。どうしようもないのだけれど、そのギャップが苛立たしいらしい。 96歳と88歳の義父母は、寝たきりになってるわけでもないし、徘徊して行方不明なんてこともない。確かに「子孝行」と言ってもいいくらいのもの。世間で聞こえてくる在宅介護の様子からすれば、問題なんか何にもない。幸せと思わなきゃ罰が当たるってもんじゃないの。介護施設に入っていないのも有難い事だと思わないとねぇ。 電話をしてくるのは繋がりたいと思ってる証拠だし、なんか淋しい思いをしてるのかも知れないなぁ。猫と同じようなもんじゃないの? 一方的に言いっ放し、相手の言うことなんか聞いていないところなんか、まったく一緒じゃないの。 でもなぁ、「かわいいな~」って猫みたいに思ってやれないらしいなぁ。それは、お互いの人格とやらが邪魔してるんだろうね。何を考えてるのか分かんない猫と、自我がないと生きられない人間と、全くちがうから一緒にいられるってことか・・。「このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。」
2021.04.04
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♪ 散りそめてむなしく過ぎぬ暦をば追い越してゆく季節なりけり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 折角早く起きたので、ずいぶん久し振りに朝のウォーキングに出掛けて行った。曇っていて朝日を拝むことは出来なかったけれど、ウグイスの声を動画採集したりして楽しかったらしい。 「猫が猫好きを呼んでいる」なんて悦に入っているけど、そんな風に思いたいだけの爺さまだ。2階の窓から外を眺めているだけなのに、手なんか振って気を引こうとしてる。当然、無視されるわけなんだけどね。 これは梨の花かな? 林檎に似てるけどちょっと違う。バラ科の植物はみんなよく似てるけどそれぞれ特徴はあるからねぇ、間違えようもないって。 この桜の向うに竹林があって、そのどこかで鳴いているウグイス。色んな鳥が鳴いているけど、やはりこの新緑の風景にはウグイスの声がよく似合う。まだ下手くそで、時おりケキョケキョケキョキョーなんて長鳴きしている。 自然に生えて咲いている桜は、あの厚化粧したような如何にも作られましたというソメイヨシノとは違って、質素で飾らない表情が何とも可愛くて味わい深い。よく見れば違う種類のが咲いていて、ダイバーシティーを地でいっているねぇ。 ご主人様、二日ほど前から肛門が痒いなんて言っていた。今朝は、珍しく5時過ぎに目が覚めたのでPCで「ギョウチュウ」について調べていた。昔、子どもが小学校低学年のころ、学校で検査があって家族全員で薬を飲んだのを思い出している。 蟯虫がいると寝ている間にメスが肛門から這い出して、肛門の周囲に何度も産卵しするため痒みが出るらしい。卵は、産卵後6~7時間程度で感染が可能となって、肛門を触ったり寝具や衣類などを介して、虫卵を飲み込むことで感染するらしい。0.04mmの卵を、1回につき6千~1万個も産むので、知らないうちにに口に入ってしまうので感染は避けられないらしい。 保育園・幼稚園の園児や小学校の学童などでよく見られ、夜間のかゆみで寝不足になったり落ち着きがなくなったりする。ボリボリ掻き続けることで肛門周囲に出来たかき傷が細菌感染の原因になったりもするんだって。でも、大部分はそれらの症状は軽くて何の症状もない人も多いんだって。 ☆015年度限りで学校健診での寄生虫卵検査が廃止になっているらしい。検査をはじめた1958年(昭和33年)頃と比べ、寄生虫感染率が激減し、最近では検出率が1%以下で推移していたことから“省略可能”と判断されたようです。 蟯虫にはエタノールや次亜塩素酸などの消毒薬を2~3時間以上浸漬することで、有効性が確認されているらしい。でも、一般的な ”拭き掃除” に消毒薬を利用しても虫卵はやっつけることはできず、感染能力は維持さたままらしい。人の体やリネン類から脱落して、あちこちに拡散した虫卵の除去はこまめな掃除をしたとしても完全には取り除けないらしい。 蟯虫がいるかどうかは、朝、粘着性のものを肛門に押し付けるキットなどで、卵があるかないかを検査しないと分からない。爺さまは、痒みの原因が分からないまま持ち前の「試してガッテン」精神で、消毒用アルコールの原液をティッシュに滲み込ませて、肛門を消毒したらしい。 それで1万歩弱、7.2㎞ほど歩いて戻って来たら、お尻のかゆみがほとんど消えたんだって。エタノールが痒みの原因に効いたんだろうか。蟯虫じゃなかったのだろうなあと、ちょっとだけ気が楽になった。 肛門のかゆみの多くは、排便後の拭き残しによるものだという記述を見つけて、多分、それだと合点がいったらしい。痒くなる前の朝の便が、めずらしくねっとりベタついてして、いつものティッシュも要らないような便と同じ様な拭き方をして、汚れが完全に取れていなかったのだろう。昨夜は風呂で念入りに洗ってもいるし・・。 やだねえ人間は、猫なんて舐めてるからきれいなもんだよ。 でもねぇ、最近はちょっと手抜きしてるから汚い時があるらしい。婆さまに注意された事がある・・はずかしいよ~猫としては・・「このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。」
2021.04.03
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♪ 公園にテント持ち込む人増えて芝生に丸いシェルター並ぶ どこかへ行きたくてうずうずしている孫を1日遊ばせてあげようと、「とだがわこどもランド」へ。名古屋市港区の戸田川緑地内にあって、車で1時間程のところにある。風もなく穏やかな、初夏を思わせる暖かい最高の日になった。孫もジージも晴れ男だ。 戸田川を挟んだ戸田川緑地の広大な敷地の一角にあり、幼児から中高生まで遊べる。(拡大します) 桜がどこも満開のピークで、ここでも一部はもう散り始めている。次の日曜日は雨の予報なので、ギリギリの滑り込みセーフってところ。 サイクルモノレールに乗って、桜並木を上から眺めるのは最高だった。 あの空に向かって笑顔で歓喜の歌を合唱しているような満開の、まさに花の海を見下ろしながら進んでいく感じ。これを見ただけでも来たかいがあったというもの。 孫は盛んに歓声を上げて、「きれいだね~」を連発していた。土曜日には花吹雪となって、花の饗宴のフィナーレを盛大に飾ることでしょう。さあ、遊ぶぞー!芝生広場に着いてさっそく持って行ったヘリコプターのおもちゃを飛ばしている。 スタートは「サイクルモノレール」の乗車。孫はペダルに “足が届かなーい”スタートすぐの笑顔川風が気持ちいい「きれいだったね~」大満足の最後の表情 とにかく桜がきれいで、あっという間に一周してしまった。 同じコースをまた乗るのは感動が薄れるだけだろうから止めたけど、コースが短いのがとても残念だった。メタセコイアがたくさん植えられている。 1939年に日本の関西地方の第三紀層で、常緑種のセコイアに似た落葉種の植物遺体(化石の1種)が発見された。発見者の三木茂によってセコイアに、「のちの、変わった」という意味の接頭語「メタ」をつけて、「メタセコイア」と命名された。♪ 春の陽に芽吹きて光る木々のもと湧きあがり来るウルマンの声何の木か分からなかったが、新芽をまとった姿ががとても美しい。 子ども等が走り回る姿と木々の新芽のみずみずしさに、春の日差しが祝福の眼差しを注いでいる。そんな中に身を置いて、そのエネルギーを懐かしくそして羨ましく思いながら眺めていた。ボルダリングは足が届く高さだけど、そう見えないようにうまくトリミングして・・ 以前、来たことがあるらしくどこに何があるか、ちゃんと覚えているようだった。 ひと通り遊んだので気分転換にと、室内での工作体験をしたりフラワーセンターで変わった植物を鑑賞したりする。 でも、孫にはつまらないらしく、「もっと遊びた~い!」と。それじゃあと、再び遊具のある場所へ。まだやってないところへまっしぐら。 前日に12,000歩ちょっとのウォークキングしているのでどうかと思ったが、何とか持ちこたえて3時半ごろに帰宅。この日の孫は、この後に水泳教室でプールに行く日だった。楽しさに疲れも見せず、元気に泳ぎに行った。
2021.04.02
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♪ 独活の字が好き天ぷらはさらに好き新芽求めて田園をゆく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥♪ 満満の花のトンネル抜けてゆく犬と笑顔と子どもの声と♪ 初物の筍貰いし昼下がりわれに初鳴き鶯の声♪ うらうらと弥生つごもり五月晴れ歩き戻れば万歩を越えおり♪ 初つばめ枝に啼きおる昼下がり黄砂にかすむ里しずかなり
2021.04.01
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