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♪ 天空に浮かび見下ろす眼のあらん小さきものの抗う星の上(え) 爺婆様は、孫ちゃん家が高山へ帰省するというので小次郎の世話をする羽目になったらしい。連れてくるのは無理なので家の庭に放してあるのを散歩に連れて行くのと餌をやったりするだけなんだけどね。いつもは家の中で夜を過ごすのに、この急激な寒さになった大晦日の夜は外で過ごすことになるらしい。小屋はあるけど夏向きの風がスースー通るような作りらしいので、絶対寒いに決まってる。 今朝の7時ごろ家族でやって来て、車を置いて電車で出かけて行った。道路に楽に停められるようになったし、駅まで近いし常滑の家からは鈍行しか停まらない駅まで遠いし、こっちの方がよっぽど都合がいいみたい。 いそいそと出掛けて行っちゃったけど、小次郎コジちゃん風邪ひいたりしないんだろうか。夏に向かうように冬毛が抜けていたらしく、寒がりの猫からしたらとんでもない事だ。婆様が段ボールで小屋の中を囲ってやろうかなって、爺様と相談していた。 今日一日、高山は雪らしい。高山線は単線だし雪で運休することも多いらしいけど、どうなんだろう。こっちでもさっきチラついているからねえ。夕方には2℃まで下がって雪の予報だし、家の中でじっとしてるしかないなぁ。 爺様はだいぶ寒さに慣れたのか、きのうも夕方にウォーキングに出かけて行った。大爺の葬儀なんかがあって、中三日空いてしまったらしい。坂道を駆け上がったりして年寄りの冷や水にならなきゃいいけど・・ 今年も大変な一年だったなあ。やっと抜け出せるかと思ったのに、ミクロンに尊敬の接頭語を付けたようなのが現れて元の木阿弥だぁ。幸いなことに猫には移らないようなので安心だけど、人間様は小さく小さくなってこの年末年始を過ごすことになってるらしい。 自然界で大きな顔をしてのうのうと生きてきた人間様が、小さな小さな非生命体に攻撃されている姿は、神の目からすれば滑稽だえろうね。31日 9:55 明日は昼過ぎに小次郎を散歩に連れていかないといけないし、猫2匹の様子も見ないといけないらしい。夜には孫ちゃん一家も戻って来る予定だけど、高山線が普通になんかになったら大変だ。「もう、これ以上は面倒見切れんぞ~」って、爺婆様が音を上げそうで・・・ こっちにも余波がきても困るし、寅さんの威を借りて、何とか無事にとお願いしとこうかっな。 *1ミリメートルの1000分の1のミクロンは1μm(マイクロメートル)で、ウイルスの大きさは約0.1㎛。 タイトルに「◇」が付いているブログは、飼い猫「ピピ」の目線で綴っています。いつもはソフトな傾向にありますが、時に辛辣になったりします。
2021.12.31
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♪ 悲しみかはたまた安堵かじんわりと明星の光(かげ)の胸に満ちゆく 28日に義父が急逝して慌ただしく過ごした顛末を記しておくことにする。弱っている高齢の義母(88)も(ボケが始まっていてあまりよく認識していないらしいが)、このことを切っ掛けにして急速に生きる気力を無くしてしまう心配もあるし、同じことが起こる危惧もあってあらましを残しておく。 第一発見者の夫である私は部外者として扱われ、ほとんど質問されることもなく眺めているだけだった。それで、客観的な目線で見ていることができた。 発見した時、かなり気が動転していたようで、電話の声は叫びに近かった。「今から救急車を呼ぶので、すぐ来て!」と言われて自転車で、上りの長く続く坂を必死で漕いでヘロヘロになって着いたときには、既に救急隊員が死亡を確認していた。 それから救急隊員に遺体の状況などの説明を求められて、食事のことや体調のことはもちろん、既往症や飲んでる薬、通院の状況など事細かなことを聞かれる。警察も来ていて再び同じことを聞かれ、さらに、お金は盗られていないかどうかの確認、玄関のかぎの扱いはだれがどうしているか、合いかぎが何本あって全部あるかどうか。お金の管理はどうしているか、年金の受け取りの通帳はどうなっているか。その通帳のコピーが欲しいとか、とにかく先ずは疑いの余地を残さないように徹底的に調べていく。義父母の結婚した時期や本籍地まで聞かれている。 今度は刑事がまた同じことを聞く。しかし、警察官も同席しているのである程度省かれての聞き取りだが同じようなことが繰り返される。やましいことがあれば辻褄が合わなくなり、答えが曖昧になったりすれば、おおよその見当がつくというもの。疑いがあれば署に同行を求められ、刑事が姉と妹を別々に入れ替わって調べることになる。 松本清張の小説「砂の器」が頭に浮かんだりする。世の中には様々なドラマがあり、人の闇の奥深さを刑事たちは日常の中で関わっていることを、そばで聞きながら改めて納得したりしていた。 疑われるようなものは何も無いと分ってもらえて、経験者に聞いていたものよりも意外に早く終わったようだ。キーポイントはたぶん、保険が掛けてなかったことかも知れない。保険なんか親も娘も必要ないという信念のもとに生きてきた。そんな金銭で問題になるようなものは全くないので、詮索の余地はなかったわけだ。 警察が、一応遺体を調べる検案(検死とは言わない)のためにと、運び出して行った。そういうマニュアルになっているらしい。「担当してくれる医者を探しています」という電話が午後2時に頃入り、事件性が疑われるものは無かったとの報告があったのが午後4時過ぎだったか。 その間に市運営の知多斎場に連絡。ここに葬儀の施設があるのを、以前新聞チラシで知ってそのチラシが取ってあったのが役に立った。民間よりもかなり安くできるのと、両親を早くに亡くして孤児だったという義父には身寄りも少ないので、身内だけで質素に済ましたいという意向もあった。義母も部屋に残してのことなので、お通夜も省いて近親者だけで一日で済ませられるプランにしてもらった。 検案の結果を出すにあたって、死亡推定時刻が何時になるかで葬儀の日程が決まる。どうやらその日の朝8時半ごろだったとのことで、単純にそれから24時間後には荼毘に付することが出来る。しかし、その検案の医師の裁量で書類に記入したときを死亡時刻とする場合があるらしいく、そうなると翌日にずれ込んでしまう。でも、検案の時刻が死亡時刻となっていたのは有難かった。 担当のクリニックからは、翌日の11時に取りに来てくださいと言われたが、それでは遅いので早くもらえないかと問い合わせると、大丈夫とのこと。医師の検査の内容を説明するためにその時間をとってくれていたらしい。「すでに警察の方から聞いているので大丈夫です」と言ったらOKが出たというわけだ。死因は「虚血性心疾患」で、心臓が以前から弱っていたらしい。それでも苦しむことなく長寿を全うされて、老衰と言ってもいいものだった。 最初の案通りに執り行うことが出きた。年末休暇に入った矢先のことだった。もう一日延びていたらと思うと最高のタイミングだったわけで、最後まで家族思いのお祖父さんだった。感謝するばかりです。 お寺もお墓もないので当然宗派も関係ない。以前にお世話になっていたところの縁でキリスト教の信者ではあったものの、最近はそことも疎遠になっていた。キリスト教の葬式もなかなかいいもので、敬虔な信者なら神父さんに来ていただきくのが筋かも知れないが、それもちょっと憚られた。喪主の長女は、お通夜がないのはいくら何でも寂しいと思ったようだが、人が死ぬというのはごく自然のことだし、ましてやほぼ老衰の大往生なのだから、本来だったお祝いしたいくらいのもの。 葬儀なんて、元々はお寺のお坊さんが亡くなった時にしていた儀式を、金儲けのために一般に広げたも。葬式仏教に成り下がったお寺の金儲けに利用されるのは御免だという意識もある。世はまさにお寺離れがようやく一般の人にも及んできていて、そのムーブメントが正しい形で勢いを増している。コロナ禍と併せ持って世の中が “本当に重要なものは、それとは違うんじゃないの” という意識に目覚めて、変わっていく黎明期に入っていることを感じている。今回のことで留飲を下げる思いがしないでもない。 葬儀は、こじんまりとした部屋一室の施設で何ものにも煩わされることなく、我々だけでお祖父さんとのお別れをじっくり味わいながらできたのは、とてもよかったと思う。「まごころ葬儀株式会社(市の委託を受けている)」が、警察へ受け取りに行った段階では裸のままで袋に入れられて戻って来る。それを納棺師がきれいに整え、服を着せて化粧を施してくれる。それを間近で美しく整えられていくのを眺めながら、一番年が近い私は、お祖父さんの来し方を思っていた。「仏様みたいな人」と言われたりして誰にでも好かれた人柄や、世間に対する不平や文句も言わず、いつも正座をして背筋をピンと伸ばしていた姿や趣味の木工技術は独学でマスターし、あちこちから部屋の改装を頼まれて実益も伴っていたこや(私もオーディオラックを作ってもらい、部屋の扉や作り付けの立派な収納棚などを作ってもらった)など。実直で悪いところが見つからない真面目一直線の人生だったことを改めて思い、感慨深かった。 納棺の儀には、控室で参加者全員で折り紙を折り、ひ孫たちにも囲まれて花と一緒に遺体を飾ってあげた。穏やかな顔は、今にも目を覚まして何か言いそうに思えるほど。「お疲れ様」を言って蓋をし、出棺。火葬場に隣接しているので何かと都合がよく、炉に入れる準備までスムーズに進行していく。全員で線香手向けて、お別れをした。焼却には1時間半かかるらしい。 葬儀総額 297,800円(税込327,580円)- 写真 16,800円、納棺の儀 43,000円を含む 別に知多斎場量料(火葬料)9,180円、検案(死亡診断)30,000円(検案 25,000円 検案用紙 5,000円)医師は5万円を上限に自由に設定できるらしい。 もしこれが、一般の家庭の通常の葬儀となればこんなのじゃ済まない。嫌でもしなければならないことが山ほどあって、ゆっくりとお別れや悲しみに浸っている暇などない。亡くなった当人は何も知らないところで、家族は嵐にでも巻き込まれたような数日間を過ごすことになる。 それもこれも、「しきたり」という伝統的な訳の分からない理屈の中で発展してきた、一般常識という幻影に翻弄されるわけだ。メンツと虚勢とエゴと断ち切れない血縁が絡み合って、抜き差しならない仕組みとなっている。これらのものが同じ形で永遠に続いていくことはあり得ない。
2021.12.30
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♪ 百歳まで二年二か月の大往生すがすがしくも全うの完 義父が亡くなった。享年97歳。買い物をして昼食の準備のために訪れたカミさんが、服を着た状態で風呂場で倒れているのを発見。10時半ごろのこと。 慌てて救急車を呼ぶも、死後硬直が始まっていて心肺停止状態だったので処置することはなく、その代わり死因を調べるために警察がやってきた。救急隊員の質問に答え警察官にも同じことを聞かれ、刑事にもさらにこまごまと聞かれる。 話には聞いていたが、自宅で亡くなるというのも大変なことなのだ。年金目当ての尊属殺人なんていうのが有ったりするので、まず疑いをかけて尋問してくるので厄介だ。 それでもまあ、大往生と言える立派な亡くなり方だったので、悲しみよりも清々しさが心に残っている。娘の介護を受けることもなく、最後まで背筋をシャンと伸ばし、よく食べたし自分のことは全部自分でしていた。子孝行と言っていいもので、安らかに冥福することを願うばかりです。□ 大往生 その2
2021.12.29
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♪ 弱る円干上がるイラン古都の川老いゆくわれに冷たきニュース 岸田総理になって何か変わったかというと、安倍政権で秘書官や補佐官を歴任した今井尚哉のような側近がいなくなり、官邸官僚色が弱まったことぐらい。それなのに、またぞろ安倍が派閥の親玉になって、後ろで岸田総理を二人羽織みたいに操ろうとしている。「コロナ失政」こそが今回の首相交代と言われたが、相変わらずのゴタゴタで前言を引っくり返すばかりで、うき草のように漂っている。「すぐに忘れてしまうのが日本人の良いところ」と思っているのは、政治家本人だろう。 ちょっと前の記事だけど、ここに全く同じ構図で岸田総理の政策やキャッチフレーズが並ぶことになるのだろう。 清廉潔白だった青年も、有象無象の妖怪と下卑な金銭的実力者にからめとられて、身動き取れなくなって結局は国民を裏切ることになる。そして知らず知らずのうちに別の世界で生きる似非天上人になっていく。 まあ政治家なんてそんなもの。清濁併せ吞んで、人の弱点を握り、己の地位を築きながら利権にありついて私腹を肥やすのが仕事なんだから。その証拠に、みんな人相が悪い。★ 良寛の歌にこういうものがある。「つきて見よひふみよいむなやここのとをとをと納めてまたはじまるを」 この歌について歌人の上田三四二(みよじ)は、「そしてこのようにしてふたたび一に戻った一は、一というはじまりの性質は同じでも、元の一ではない。二度目の一は最初の一を継ぎつつ新しい一であり、(中略)良寛の時間は何時どのような時間において観られようとそれは環をなし、環をなすだけでなく、それは前の環を巻直し、また、後の環へと巻継いで行くものとしてあらわれる」。(「遊戯(ゆげ)良寛」『この世 この生』 時間の無限循環。私はどちらかと言えばメビウスの輪(環)をイメージしている。巡り巡って元へ戻ってきた時は元の姿にはあらず。因果応報、カルマの法則。義賊ならまだしも、悪事を働いて金を稼いだやつの晩年はたいがいロクなもんじゃない。 誰がこの国をこんな風にしたのか。忘れてはいけない事がたくさんある。実質実効為替レート
2021.12.28
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♪ 雪景色がやっとその気にさせてくれ希望で埋める年賀状書く 今朝はかなりの積雪で、車の屋根は17㎝、ブロック塀の上は15㎝あった。まだチラついてはいるものの水気の多いもので、じきに止んでしまうだろう。 昨日は寒かったのにピピは布団に来ず、朝も姿が見えない。寒がりのはずの猫なのに、どこかに出かけたらしいく、雪の中に足跡があった。 写真を撮っていたらアランまで雪の積もった中を、雪のないところを選びながら走って出て行った。寒がりのはずの猫でも真っ白に変化した風景に、いささか興奮するのだろうか。 ♪ 空よりの使者が汚れを消しに来てふがいなき世を白紙に戻す 今頃、孫は雪だるまでも作ってはしゃいでいることだろうし、柴犬のコジ(小次郎)は庭を駆け回っているかもしれない。しかし、そのコジがまるで冬毛が夏毛に変わる時のように、毛が抜けまくっている。あの柔らかい冬毛が抜けてしまっているのだ。一体どういうわけだろうか。そんなことで冬が越せるのかと心配していたところに、この寒波だ。 何かの体調異変かと心配していて、年末から正月に帰省するため一晩留守にするので、外の犬小屋で過ごさせるつもりでいる。電車で行くので連れていけない。最悪のタイミングでの寒波なのだ。★ 昨日はママの用事で午前中留守にするので、孫を連れてきた。雪が降る中でトス・バッティングをやらせたりして、じーじも最近ちょっと若返って元気なところを見せてやった。縄跳びも600回できるようになっている。孫が持ってきた「なわとびがんばりカード」を見て、小学生に戻ってチャレンジしてみようかなどと思ったりもしている。 表の「後ろあやとび」「後ろこうさとび」はかなり練習しないといけないが、何回かはできるようになるだろう。「すごいぞ!名人コース」にある「二重あやとび(ハヤブサ)」は難しそうだが、「側回旋こうさとび」が分からない。昔はこんな呼び方のものは無かった。 ただ普通のやり方を数やるだけでは、ある程度できるようになれば飽きてしまう。いい目標ができた。
2021.12.27
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♪ メルヘンにもサスペンスにもなる雪よ孫とじーじの心を揺らす ああ、もう嫌。ピピが布団に載って寝ると、身動きが取りにくくて寝返りもままならない。昨夜は就寝に行ったときはすでに蒲団の上で、ちゃんと心得て足元に寝ていた。最近はそういうことが多い。 それまではアランと一緒にカミさんのところで寝ていた。アランは直毛で少ないタイプなので、とにかく寒がりなのでこの時期になると蒲団の中に入って寝る。ピピは密集した縮れ毛なので蒲団の中には入らない。2匹に外と中でサンドイット委されて寝ているカミさんも、窮屈で安眠できないと嘆いていた。ソファーの上が昼寝の定位置。ピピのために敷いてある毛布を、爪を立てた前あしでオッチラオッチラやってから横になる。 それがここへ来て何故か、ピピだけが私のところで寝るようになった。夜中に寒くなるのか、腹のあたりに移動して来る。多分、私の方が体が大きいので密着させるときの暖かさが違うのだろう。蒲団の中に入ってくれた方がまだましなのに、ピピは入って来ない。無理やり入れるとすぐに飛び出してくる。炬燵にも絶対に入らない。暗所恐怖症かと疑ってみたくなる。 夜中の3時頃、トイレに立って戻ってきたとき、布団に入る際に手がピピの顔に当たった。眠ってなかったのか、少したってから小さな音で喉を鳴らし始めた。「うれしいんです。こうして寝るのが」と、こっちの心を見透かすように、しばらくやって静かになった。 今日から日本列島は寒波の中にすっぽり覆われ、各地で雪の予報が出ている。知多地方でもくびれた腰の部分を日本海から寒波がすり抜けてくるため、朝から雪がちらついている。 12月26日 7:00 今後一週間は寒波が身動き取れずに居座るらしい。猫にとっても今期最も寒い日がやって来たわけで、毛の少ないアランは炬燵に入りっぱなしだろう。 でも、今日の午後は息子のところに大掃除の手伝いに行くことになっているので、その間はベッドで縮こまるしかない。これから来る本格的な冬を乗り越えるには、寒さにも慣れてもらわないと。どうせ直ぐに降ろされてしまうのに。冬はとにかく人が恋しい。 朝、パソコンをやっていると必ず膝の上に載って来るアランが今朝はいないと思ったら、まだ蒲団の中だった。ピピはというと、餌を食べたあと、いつもは朝だけ点いている台所のストーブの前に横になるのに2階で大きな声で鳴いている。行ってみると、私のベッドの上で寝たいようだが蒲団がめくれていて具合が悪いらしい。それで呼んでいたらしい。直してやったらさっそく上に乗ってきた。 ピピはもういい年だけど甘えん坊で、何かを要求する時はいつもやたら大声で呼ぶ癖がある。一方アランは、甘えん坊は変わらないが決して声を上げない。餌が欲しい時はすり寄って来るし、炬燵では上に乗って顔を寄せてくるのでそれと分かる。ほとんど喉を鳴らさないしのもピピとはだいぶ違う。 年末から厳しい今年だけれど、来年はどうなるのかねぇ。しっかり寒さに耐える体にしておかないと。そう思っていたらアランが膝の上に・・。
2021.12.26
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♪ 代表で作文読んで褒められぬ注意欠如の多動症とや 孫は、意外にも文章を書くのが上手らしい。13日の月曜日に「(2学期に)がんばったこと」を、原稿用紙1枚に書かなくちゃいけないと言って書きかけを持って来た。出された次の日に提出するらしく、下書きの途中までやってある。あと5行ほど埋めないといけないと言いながら焦っていた。「授業のことは書きたくない」と言いながら、あと何を書けばいいか悩んでいた。読点の後に続けて書いているので改行するといいよとアドバイス。「長いことばを何回か使った文章を書けば、マスを減らせるんじゃない? テレビで見ていたあのリュウグウノツカイを、写真で見たことがあるけどリュウグウノツカイが泳いでるのを見たのは初めてで、リュウグウノツカイが・・・っていう風に。」なんて馬鹿なことを言って、却って困らせているじーじ。 夕食の後だったが、時間が過ぎるばかりで仕上がらない。下書きの次はそれをまとめて全体をチェックし、最後に清書するという。3枚も書いて3枚とも提出しないといけないらしい。結局、途中のまま、寝る時間を過ぎてもやるしかないと言って帰っていった。男の子は、たいがいはいい加減に済ましちゃうものだけど負けず嫌いなので、意気込みは確かに見て取れたが・・。 後で聞いたら、朝早く起きて書き上げたらしい。 文章の内容は、見ていないので何を書いたのかは全く知らない。23日の終業式の日、それが1年生代表に選ばれて、リモートの校内放送で発表したらしい。終わって部屋から出る時に、先生から「上手に読めたね」と褒められたんだとか。学校のHPに載っていた体験発表(1年生代表) 2学期にがんばったこととして、運動会のダンス、なわとび、にこにこ大作戦(お手伝い)の話がありました。お風呂掃除に挑戦し、自分でできるようになったことを発表しました。 言葉遊びが好きなので、一緒に風呂へ入ってオノマトペを言いっこしたり、絵本を見ながらじーじが勝手に内容を変えて読んだりするので、面白がってそれに加わったり。孫とは感性が似ているところがあるので気が合う。こういうのがあるとやっぱり嬉しいものだけど、爺バカってやつかな。
2021.12.25
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♪ 米母船を分離されしは中国に引き寄せられて衛星とならん この12月23日のユニクロの求人広告は、さすがだと思う。拡大します この求める人物像のほとんどは国会議員にも当てはまる。合致しない部分を省いて、少し言葉を入れ替えてみた。 立憲民主党が本当に政権奪取を考えているなら、このような内容で堂々と人材を集めるぐらいの気構えを見せてほしい。仲良しクラブのようなナアナアの弱腰が見え、「二番手が一番楽で、おいしいポジションだ」的な感覚では、今以上の議席を確保することは不可能でしょう。 むしろ自民とにこそ、これらの人材を揃えるだけの気構えと本気度を出してもらいたい。 今の日本は、嘗ての日本経済の牽引車だった大企業が、不正をしないとその屋台骨が維持できないほどにボロボロになっている。オイシイところを奪われて、どんどん貧乏な国に成り下がっていくばかり。空恐ろしいくらいだ。 足元がガタガタと崩れているにもかかわらず、昔の価値観にとらわれてオロオロするばかり。「二番手が一番楽だったなぁ」と、思い出ばかり言っている幹部の労害が日本をダメにしている。価値観も教育も根本から変えないと、アジアでも最下位にまで転落するのは時間の問題かもしれない。 横文字ばっかり使って、外から学ぶことを恥と考えている島国根性丸出しの政財界人。横文字禁止にして足固めをし、先進国の良いところをどんどん取り入れていた「文明開化の精神」を、今一度、再認識するべきだろう。
2021.12.24
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♪ 玉ねぎの剥かれるごとく老いゆきて少し小さくなりし年の瀬 絵が描きたいと思いながら、なかなか絵筆に手が届かないのはどうしてなんだろう? やりたいことが多すぎて手が回らない? やっぱりモチベーションの問題で、本当に書きたいとは思っていないのかもしれないなぁ。好きなのは確かだけれど、決して得意ではないので二の足を踏んでるのかもしれない。 榎本孝明の個展を見て、ペンと携帯用の水彩筆を買って帰ったものの、一度も使わないまま眠っている。でもこんな人を知ると刺激を受けるのも確か。 ネットでも話題になって、2019年の個展には大勢のファンが押し掛けた様ですね。絵には詩が添えられていて、その詩に感銘を受ける人も多いらしい。 個展に寄せてのメッセージ。「私の猫の絵は、“単に猫の絵”だけではなく、自分自身の、人間の生き様を重ねて描いています。この猫見てると『あ、自分に似ているな』この猫の言っている事は、『僕に似ているな、私に似てるいるな』ーそういう、人間と猫の間に共通点を見出して、そこの中にひとつの『希望』『勇気』を(作品をご覧になる方々に)受け取っていただけると嬉しいなと思います」 「キミを知ってるよ」と全く同じ構図で、どうなのかなと思ったりする風は空から舞い降りてボクにいろんな匂いのプレゼントしてくれる。香りは目に見えなくても何かを語ってる。色んないのちを教えてる。 ピピとアランの家猫2匹が時折見せる表情と、何を考えてるんだか分からない姿を、ちょっと茶化したカチカチュアのような絵を描きたいと思う。しかし、手作りが好きだと言っても絵は線が命なので、そう簡単に描けるもんじゃない。訓練した上で、それなりのイメージを持って集中して掛からなければロクなものにならない。 でも、やっぱり絵を描きたい気持ちはある。何か目的ができて必要性があれば、それを切っ掛けに入っていけるのだろう。年賀状に、寅の代わりに猫を描くか。“下手な寅の絵だ” と思われるのがオチだろうなぁ・・・
2021.12.23
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♪ カンカンと空に響きし槌音は未来の夢と辛苦の鐘の音 二軒目も一軒目を追いかける形で、翌日(20日)に棟上げが始まった。今後は、ほぼ足をそろえる形となって進行することになりそうだ。 何もなかったところに、人の営みの礎となる新築の住宅が出来上がっていく。その新しい息吹のような姿を眺めるのはとてもいいものだ。 施主の若夫婦が朝から見学に来ていた。待望の家が目の前で出来上がっていく光景を眺めるのはこの上のない喜びだろうし、感動的な瞬間でもあるでしょう。この地を選んで、終の棲家になるだろう家に大金をつぎ込み、これから上りの人生数十年と下り坂の40年ほどを一国一城の主のごとく過ごすのだ。夢と希望の玉手箱。一体何が生まれ、どんな風に育まれていくのだろうか。 午後になって、私も外へ見学に出たついでに現場責任者らしき人と立ち話。最近は「建前」などはやらなくなっていて、二軒が同時に出来上がるのでその時に何かちょっとしたことをするようなことを言っていた。 先ほどまでいたご主人がいないと思ったら、私の姿を見て車から「ご挨拶」の熨斗の付いた品(ティッシュ5箱)を持ってきてくれた。きっと、“隣接している古い家の住人が、何かと顔を出してきてウロウロしながら声をかけて来る” とかなんとか、業者から話を聞いているのだろう。 10時ごろにはもう屋根に取り掛かっている。こちらは2人少ない9人ほどで作業しているようだった。 この後、孫が来て一緒に出掛け、夕日の沈むのを見て帰ってきた。「多分、もう青いシートがかけられてるかもしれないなぁ」と言いながら戻って来ると、見学していたご夫婦もすでに帰った後で、薄暗くなった中でシート掛けなどしているようだった。 そして翌日の昨日、外側の足場のネットが広げられ、屋根瓦を乗せる下地の仕上げ作業をしていた。ブルーシートの中では何かの作業をしているらしい音が聞こえるが、今後の中の仕事は見ることが出来ない。 こちら一軒目の方も同じように屋根の下地を仕上げている。これで全く同じ進捗状態となった。入居は来年の3月。新年度からの入居となるらしい。そうなると漸く、目の前にあるごみ収集場所が使えるようになる。雨の日に重い生ごみを遠くまで運ばなくても済むようになるのは有難い。 今日は二軒とも屋根ふきが行われるようだ。職人がもうスタンバイしている。
2021.12.22
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♪ 孫という名を持つ活力活性剤二重跳びなどやる気にさせて 孫は走るのが得意でフォームもいい。近くの「あさくらロマン通り」の長い坂を走って昇れると言うので、それじゃあ見せてもらおうか! という事になった。「競走したって、どうせ途中でへたばってしまうに決まってるよ」なぁんて言ってはみたものの、こっちも自信があるわけでもない。ゆっくり行こうぜぇ。距離があるし、傾斜もけっこうきついから。「よーいドン!」「はやっ!」 こっちはゆっくりでしか走れない。途中で足がもつれそうになるのを必死に耐えて、ヨタヨタと。どんどん引き離されていく。170mほどの坂だけど、普段走っていないジジイにはやっぱりキツイ。国土地理院の地図「断面図作成ツール」より 予定の場所に早々に着いて待っている孫は、息が切れることもなく平気な顔をしている。平らな広場で駆けっこした事はあるけど、こんな上り坂は初めてだ。 よその子と比べてないのでよく分からないが、結構持久力もありそうで、野球よりも陸上競技の方がいいんじゃないのかなぁと思ったりする。縄跳びも練習しているが、こういうものはあまり得意じゃないようだ。大人用の長い縄だったが、綾跳びの連続6回までが最高だった。 私はなんとか連続400回できるようになっていて、二重跳びなどもできそうな気がしてやって見せる。おお、20回ぐらいできた。この分ならあの坂も駆け上がれるかも・・・だった。 この時期、夕日がきれいなので夕焼けのよく見える場所へ行く前に、坂の先にあるちょっとした公園で遊んで時間つぶし。じーじも何十年ぶりかでブランコに乗った。 日没の時間が迫ってきたので、「眺めのいい場所に移動するぞ」「さあ急げ~」 ジジイは普段、走りはしないけどスクワットなどやっているので、筋肉がほぐれて却って調子がいいくらいだったが、孫はなんだか動きが鈍い。どうやら今頃になって疲れが出てきたらしい。 思ったよりも南に寄って沈んでいく。写真に日時を入れるようにしたので時間がよくわかり、4時34分とある。明日が冬至なので、一年中で日没が最も早い時期だ。 しかし、均時差というのがあって冬至の日よりも1月7日の方が日の出の時刻が遅くなるらしい。日の出も同じように1月7日の方が遅くなっている。 「こよみのページ」より 北緯35度付近での計算 歩数計を持たせてあったので、家に戻って確認してみると4,800歩ほどだった。私のスマホは、2,600歩ほどだったので歩幅が小さいとこんなにも差が出るんだね。それだけ運動量は多かったということ。同じ170mの坂道でも私の倍近い運動量をこなしたというわけだ。 家に戻ればもう疲れは取れていて、「夕食前に風呂に入っちゃおうか? 夕食後にゆっくりできるぞぉ」「たまにはいいだろう?」と言ってみたが、嫌だと言って聞かなかった。
2021.12.21
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♪ 若い葉が伸びる窓辺に光あり部分入れ歯が倦みし月の夜 部分入れ歯の当たる歯茎が痛くなって困った。噛みにくいものを無理して食べたせいだ。歯ごたえのあるものが好きなので、いくら歯医者に止められていてもついつい食べてしまう。料理を作ってくれる連れ合いに伝えてはあっても、本人は「そんなに固くないじゃないの」と言うばかりで、こっちもついつい食べてしまう。 あんまり痛いので、3日ほど部分入れ歯を外していたら痛みが取れた。歯の3か月クリーニングの案内が来ていたのをスルーして4か月が過ぎていて、この際一度見てもらおうと、行ってきた。医者にあれこれ言われることは分かっているので、こちらから先に弁解がましいことを言ったりする。姑息な老人の知恵というか負け惜しみと言うか・・・。上下の部分入れ歯。夜は外し、入れ歯洗浄剤を入れ保水しておく。上のとは位置が少しずれているので最悪の状態は免れている。 下は一番奥の歯が2本無いための入れ歯なので、支えるものが片側しかない。それで強く噛めばいくらでも歯茎を押してしまう。破骨細胞があごの骨を壊してしまい、どんどん骨が減っていくという恐ろしい話になる。「それだと上の歯と隙間が空いてしまうんじゃないんですか?」というと、「撓うのでいくらでも噛めてしまうんです」という。TVで宣伝している入れ歯安定剤などを使うと、いくらでも噛めるからというので負荷がかかって、却って害を及ぼすんだとか。「固いものを食べられないのなら毎日雑炊でも食べるしかないねぇ」「相手がいることだし、自分の分だけ別に作るというのもちょっとねぇ」「それじゃ、自分でつくりますか」「私は自分で作ってますよ。自分の食べたいものは自分で作るしかないですから」「え、そうなんですか!?」かなり自我が強そうな先生なので、「こんなの食えるか!って、言ったりしてるわけですね」「まあ、そんな感じですかね」 いくら医者が言っても個人の好みは変えられない。医者が良いと思って言ってることでも当人にとっては理不尽なことなので、なかなか思うしてもらえないとボヤいている。 あの全く歯がなかった「 “100歳100歳” のきんさん、ぎんさん」に、地元の歯科医師が最高級の総入れ歯をプレゼントした。それをたった一回使っただけで「こんなもんでは食べれん」と放り投げてしまったらしい。100万円ほど掛かっていたらしい。それまで、まったく歯が無くても好きなものを食べていた本人にすれば、異物でしかなかったということ。テレホンカードにもなった、きんさん、ぎんさん それはそとして、歯石を取る作業中に「ずいぶん血が出ますねぇ」と言われたことが一番ショックだった。丁寧に磨いているので「まあまあ磨けていますね。」と言ってくれていたのに・・・歯間ブラシを使っても血は出なくなっていたし、完璧だと思っていたのでちょっと信じられなかった。 「表3分、裏側も3分磨いている」と言うと、磨く時間が足りないという。「私たちは15分磨きますから」と、以前にも聞かされていることを念を押すように言われる。「ああ、歯磨きとは、厄介なものだなあ。」 こんな風に “新しい葉” が生えてくれればいいんだけど、そういうわけにはいかないからねえ。大事にしないと。左の上の歯にひびが入っていて、「時間の問題だねぇ」と嫌~なことを言われた。嗚呼!
2021.12.20
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♪ 進歩など疑っているメビウスの輪に立ち止まりおる令和3年 総勢11人の職人が銘々の仕事をてきぱきとこなしている。図面だけを見て寸法をカットし、様々な継ぎ手やほぞを掘って、現場でビシッと組み上げる大工の仕事は見ていてとても気持ちがいい。継手(つぎて)、仕口(しくち)、組手(くみて)、差口(さしぐち)、矧ぎ(はぎ)などを駆使してできる木造住宅。今は機械でプレカットしたり、補助金具を使うことで簡略化され、その技術はどんどん衰退している一方のようだが・・ ウォーキングを兼ねて図書館に歩いて行ってきた。15日から28日の間に借りると年末年始が入るので、貸出期間が22日になる。この期間に普段できていない読書をしようと5冊も借りてきた。果たして全部読めるかどうかわからないが、30冊まで借りられると思うとついつい欲がでて余分に借りる気になる。 本好きのカミさんに、何が面白いかを聞いて2冊、「池内紀」のエッセーと21年版の「ベストエッセイ集」、学校が面白くないという孫のこともあって、読んでおくべしと「窓際のトットちゃん(英文併記)」を。 図書館から帰ってくると、作業はすでに屋根まで進んでいた。下は防水シートを張っているところらしい。最近の家は気密性と防犯重視らしく、窓が少なくてとても小さい。箱型のフラットなデザインが主流のようで、ボックスそのもの。情緒という観点からすると味気ない。 普通なら「建前」と呼ばれる上棟式をやるのだろうけど、最近は行わないのが主流になっているのかもしれない。何事もなく終わってしまった。私の知っている(かなり昔)ものでも、ごく簡易な形式的なものになっていた。その前までは、一席設ける形で酒をふるまったりしていたが、飲酒運転が問題になってからはそれもなくなり、酒や折詰を持って帰ってもらう形になっていた。 それが近年になってどんどん省略されるようになって、あの晴れがましい「建前」と言うものはもう見られなくなったのかもしれない。ちょっと認識不足だったようだ。 もう一軒の方も足場が組まれ、建築材料も届いている。今度は正面で見られるわけだが、逆光になるので写真は撮りずらい。間取りは違うにしても加藤連合「そよほか」が推奨する家なので、コンセプトは同じだろうから似たような家が建つのだろうか。 ちょうどこの土地の参考プランがサイトに載っていて、外装工事は別にして1960万円の設定になっている。こんな感じか、いいなあ新築の家って! 踏切がスッポリ隠れる感じ。二軒の家が建つと雰囲気がずいぶん変わるだろう。でもなあ、最近の日本人は、家の周りに土の部分があるのを極端に嫌う傾向が強く、砂利を敷き詰めるかコンクリートで覆ってしまうのが当たり前になっている。 草取りや掃除が面倒だとかいって、自然からどんどん遠ざかろうとする。土があることで草木や野菜を育てることができ、季節の移ろいを楽しめるし野鳥だってやってくる。情操の面で不可欠のものだと思うのはもう古いセンスでしかないのか。ノスタルジーそのものだとしても、庭に花を育てる人には何かしらの情緒を感じるし、人柄さえ信頼できる気がする。 一年中、窓は締め切ってエアコンを点け、空気清浄機を作動し、洗濯物は部屋干しで太陽の恵みをないがしろにする。それがあたかも進取の理想とばかりに・・・。 お願いだから土の部分を設けてほしい、木を植えてほしい。
2021.12.19
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♪ 在来の工法なれば数多なる声に掛矢の音響きあう 昨日12月17日(金)は、名古屋(愛知)と岐阜で初雪が観測された。名古屋は平年より5日早く昨季より2日遅い観測で、岐阜は平年より4日遅く昨季より2日遅い観測だった。 昨日、初雪を観測したのは、名古屋と岐阜をあわせて10地点。その他、福岡、佐賀、長崎、熊本、下関(山口)、岡山、広島、高知でも初雪の発表があった。 そして今朝、知多地方にも初雪が降っている。この寒い中、一軒目の棟上げ式があるらしい。7時ごろから人が集まりだし、準備を始めている。今日は「先勝」なので日柄もいい。 もう一軒の方も足場が組まれるようだ。明日の日曜は「友引」だけれど休みだろうから、22日の「冬至」の日が「大安」なので、そこで上棟式が行われるのかな。 今日一日、じっくり楽しませてもらおう。それにしても寒い一日になりそうなので、大変だなあ。 8時。作業が開始された。あっという間に組み上げられるのだろう。
2021.12.18
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♪ 一生で一番高い買い物の出来ゆく様を一期とて観る 二軒とも土台を見ると在来工法でも「木造軸組工法」という日本で古くから発達してきた伝統工法を簡略化・発展させた工法なのは分かりますが、基礎の構造が昔のものとは全く違う。拡大します 伝統工法では礎石の上に柱を並べる構法が採られていたが、今は布基礎(防湿用または耐圧盤のコンクリートが敷設されている)というものが主流になっているらしい。鉄筋とコンクリートで「基礎」を構築し、柱は下部で「土台」と呼ばれる横材に接合され、基礎と土台をアンカーボルトで固定する。このため、地震に際しては揺れを逃がす伝統工法に対して慣性を全て受け止めることになり、ホールダウン金物や羽子板ボルトなどによる補強が不可欠となる。「ベタ基礎」を誤解していて、布基礎の欠点を補う湿気対策や耐震性など強化した、基礎全体をフラットにし、荷重を分散させ地盤やスラブに伝えることができ、不同沈下に対する耐久性や耐震性を増すためのもので、床下全面が鉄筋コンクリートになるので防湿対策にもなるが、一般住宅で使われることは少ないらしい。一軒目とほとんど同じように進んでいるが、コンクリのないところに補助金具が入っているのは知らなかった。 一軒目の方で防腐剤を塗布していた時、「白アリにも効果があるのですか」と聞くと、「そう書いてあるけど、あんまりじゃないのかなぁ」と言葉を濁していた。二軒目でもやっていたので同じかと思ったが、ここには看板が立てられてた。料金に違いがあるのかもしれない。 分厚い保温材が全体に入れ込んであり、その上にコンパネを敷き詰めている。これで終わりかと思いきや、この上に透明なビニールを前面に敷き詰めていた。ここまで湿気対策が取られているとは、ちょっとびっくり。 ここでも玄関を入った部分はやはり同じ施工になっていて、土が入れられコンクリが打たれて保温材が周囲に入り、その上にまたコンクリを打って仕上げてある。それにどういう意味があるのかよく分からない。画面上(奥の部分)が玄関、右はボイラー(給湯器)の設置場所らしい玄関の階段は後から作るんだね。 今朝は夜来の雨の残る中、一軒目の足場組が始まっている。8時過ぎには雨も上がり、今日中に終わるのでしょう。シートで覆われた床の上に建築材料が積んである。シートの上に積んであるのは、雨の予想もあってそうぜざるを得なかったのだろうか。 モデルハウスと二軒の住宅とも、土台の周りにはシートが敷かれている。何のためのものか聞いたら、雨が降ったりしてぬかるんだりすると靴が汚れ、何かと都合が悪いので養生してあるのだとのこと。なるほど確かに、雨が降ってぬかるんでは仕事に支障が出るし、新築の家がどろだらけになっちまう。いい勉強になるわ。 昼前には足場組が終わり、もう一軒の方の資材も運ばれてきた。二軒ともほぼ同じ時期に施工完成ということになっているようだ。 部署によって材料の木の種類が違うのが、色の違いでよくわかる。
2021.12.17
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♪ 一升の焼酎およそ一週間知らで消えゆくわが台所 いいねえ! こういう経歴を持った人が家業を継いで新しい世界を開いていくというのは。経営者の親が亡くなって急遽跡を継ぐというのは簡単なことではないけれど、宿命のような気がしてしょうがない。 曽祖母の「男を従わせてバリバリだった」姿を知っているというのも大きい。今は女性の杜氏も珍しくはないかもしれないが、男も女もない時代になりつつあるなかで杜氏として社長として、音楽の感性が相まって現場はしなやかに変化していくでのしょう。 確かに焼酎には音楽がよく似合う。奄美地方の土地柄と焼酎の持っているキリッとした陽気さが、ナイフとフォークのように不即不離の関係で活きている感じがする。温度や状態を管理する繊細な感覚が、生きて変化する音楽のセッションのようだと思って接している姿がいい。 しかも美人というところが小憎らしい。どんな世界でも女性がマスコミに登場する時、この美人というのが物差しになっているのはどうしようもない事実。美人は得だ。 でもやっぱり、美人に越したことはないと思ってしまうのは、世界共通に持っている無意識の美意識なんだからしょうがない。 隣接する酒蔵は、70名程度収容可能なコンサートホールになっていて、多様なアーティストやメディアがコンサート・収録などを行う他、杜氏西平せれな自ら演奏会を開くなど多様な芸術を楽しむ場となっている。 令和1年8月23日。奄美市の商店街に彼女(西平せれな)が店主となり、「カナドニシヒラ」という名のアンテナショップをオープンしている。「島の文化を、島の景色に」をコンセプトに。〒894-0027 鹿児島県奄美市名瀬末広町10-1 中央通りアーケード内「KANA du NISHIHIRA」☎︎0997-57-150910:00-19:00(水曜定休日) ロゴにあしらった4つの文字、「酒・造・音・楽」には、カナドニシヒラの可能性が秘められているという。店のカウンターでは一杯¥500〜 立ち飲みができるという。音楽ライブや、トークショーなど、様々なイベントも行われているらしい。 奄美大島は行ってみたいところの一つ。沖縄もそうだけど、日本を旅行しているとどこも似た様な景色ばかりで移動した感じがしないけれど、北海道と宮崎辺りはちょっと趣が違っている。奄美・沖縄まで足を延ばせば、そりゃあ異国情緒な趣を味わえるだろうからね。
2021.12.16
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♪ 拾われて二十四年を生き越しの猫は文句の一つも言わず 快晴の夜は放射冷却でかなり冷える。今朝もかなり冷えて、フロントガラスが凍っている。 知多市付近の観測値 昨日は、久しぶりに隣の市にあるギャラリー喫茶までウォーキングしてきた。片道5キロ。いつもとは違うコースを選びたいと思うものの、そう遠回りはしたくないので必然的に決まってくる。 午後1時半ごろ。この日も日本海側の人たちには申し訳ない無風快晴の上天気で、暑くも寒くもない絶好のウォーキング日和。下着に薄い化繊のベストを着て薄手のウィンドブレーカーを羽織るだけの軽装でいいし、お茶を持つ必要もない。スマホ用ウェストポーチを腰に付けているだけ。 1時間ほどで目的地に到着。オーナーは足を痛めたらしく足を引きずっていた。体調がいいからとつい調子に乗って足を大きく振ったら、靭帯が伸びてしまったらしい。若いころにバレーボールで一度痛めたところらしく、年を取ってからその古傷が後遺症として出来ることはよくある。お互いに年なんだから気を付けましょうと・・。高山の娘さん夫婦の経営するKochiの作品展を開催中 12月27日まで もう一人の娘さん家族が、若猫2匹と老猫が1匹を飼っているらしい。驚いたことにその老猫が24歳になるという。そんな長命になった猫の話は聞いたことがない。道路でうずくまっている子猫を保護して病院に連れて行ったのが飼う始まりだったらしい。 一般社団法人ペットフード協会が発表した「令和2年 全国犬猫飼育実績調査」によると、猫全体の平均寿命は15.45歳。犬全体は14.48歳だったとか。猫の方が長命らしいが、ギネス世界記録ではアメリカの家庭で飼われていた雌猫が38歳3日だったという。人間の年齢に換算すると、約170歳だとか。 生まれてから1年(1歳齢)で、人間の20歳程度に相当すると言われる。1歳齢以降は、1年間にだいたい4歳ずつ年をとるので、上の平均寿命を換算すると74~75歳になる。 この24歳の猫が幾つに相当するか。表には載っていないが、概算で112歳になる。オムツはしているものの食欲もあり、まだまだ元気だそうだ。 1時間ほど滞在して帰途へ。相変わらず無風状態で、雲一つない空は愛想がない。多少の雲があってこその夕空なのに残念だ。行きと同じ、中電知多火力発電所の煙突 北西の風が冷たい中を歩くのも悪くはないんだが、こう暖かくては調子が狂う。ちっとも12月らしくなく、身も心も弛んでしまっている。拡大します この分だと翌日も晴れだ。こんなに甘やかされては、来るべき寒波に対応できなくなる。15,000歩ほど歩いたけれど、さして疲れもせず、膝も問題なく体調がいいのはありがたい。 ウォーキングしている高齢者の多くが、暖かいのに真冬の格好をしている。外気温に合わせて着るものを調整しないと、体が対応できなくなってしまう。そうでなくても鈍くなっているのに、この暖かい時ぐらい少し薄着になって体を刺激してやらないとねぇ。はたで見ていて「1枚脱いでウォーキングに出るべきだよ」って、言ってやりたいくらいだ。 拡大します 土・日は急激に気温が下がるという予報が出ている。最高気温が前日(金)より10度以上下がるところもある。そうなってこそ厚着の効果が出てくるわけで、そうじゃないときに厚着をしていては、それ以上の重ね着は効果も薄い。 当然、朝と昼でも大幅に気温が違うのだから、通勤通学者でなくとも調整しないといけない。
2021.12.15
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♪ 呆として忘れてしまう一日に飛騨のうま酒知己より届きぬ 今朝は一番の冷え込みとなった。ウェザーニュースによると夜中から夜明け前まで1度ほどで推移していたらしい。でもまだ氷が張るまでには至っていない。いよいよ日本酒が恋しくなってきました。 先日、飛騨に住んでいる友人からいつものようにモヤシが届き、地元のお酒が同梱してあった。好きなことが分かっていての心遣い。何と気の利いていることでしょう。飲む前から羽化登仙の心持ち。原料米 ひだほまれ 精米歩合 50% おりがらみ 無濾過生原酒 720mlアルコール度数 16.8度 日本酒度+1 酸度1.5アミノ酸度 1.4 岐阜県中津川市 恵那醸造ほんのうっすら滓が絡んでいる生原酒ということらしい 中津川市の福岡という小さな町のさらに山間部、二ツ森山(標高1223m)の中間部、標高600メートル付近にあって、蔵元が杜氏を務める家族で造る小さな酒蔵らしい。 1818年(文政元年)の創業。雄大な中央アルプスを望む標高六百米にある酒蔵から「山の上を流れる雲が大海を泳ぐ鯨に似ていた」と言うことが銘柄の由来とか。 飲みたいのを我慢していて、まだ飲んでいない。飲み始めるとあっという間に飲んじまうのでねぇ。 礼状を出そうと思って、それに添える短歌を考えているうちに日が過ぎて・・。それでとりあえずLINEを入れてみたけど、ちっとも既読にならない。ほぼ同年配のおばあさんなので、スマホなんかあまり使わないのだろう。 それで急いで短歌をいくつか詠んで一首を選び、ストールを一つ包みこんで、レターパック・ライトで送った。その時に詠んだものの一つが今日の歌(送ったのは別の歌)です。★ 例のスマホホルダーに、何かの時にメモるものがあった方が良いし名刺も必要なことがあるので、メモ用紙と名刺を入れるポケットを取り付けた。合成皮革 膨らんで見えるペグシルを入れてある側だけ折り返して貼り付け、他はフラットに貼ってある。これで万全、完璧だ。カラビナの出番はなさそうだけど、そのうち何かで必要な時があるかもしれない。 革には椿油をうっすら染み込ませてある。木製品でもいい味が出るし、私はなんにでも椿油を使う。頭の油脂分が出てかゆくなるのを防ぐのに使うし、その手についた油を足のかかとに塗ったり・・・とても優れた植物油脂です。ほんの少しを念頭に使うのがベストのようです。
2021.12.14
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♪ 働きおるひと眺めつつ雲ながめグーグルアースの眼になってゆく いよいよ注文住宅の工事がが本格的になってきた。一軒目には建築材料も届いているし、配管も完了している。 しかし、妙なフレキシブルパイプが何メートルも土台の仕切りをくぐらせ、仕切りを連結するように伸びている。それが何のものなかが分からない。 排水管のようなものは想像は付くものの、点検口とやらの厚いスチロールのところも貫通しているし、外にも出ているのが分からない。赤と青に色分けしてあって、太陽熱温水器とやらの水と温水を通すパイプのような気もするが・・? 後記 どうやらボイラーの水と温水を通す配管らしい。二軒目の方も基礎の工事は完了している。 とても丁寧な仕事がしてあって、エッジの具分をきれいに削ってある。一軒目ではそんなことしなかった。同じ業者なのに。表面は、生コンを打った翌日に改めてモルタルをで仕上げていたが、何故かところどころにビスが捩じ込んである。 今朝は、二軒目の配管工事が始まっている。二軒とも同じ業者がやっているので一軒目の残土を二軒目に持ってきたりと、何かと都合がいいようだ。 それにしてもかなりの量の配管(塩ビパイプ)で、これで一軒分だ。自分の家の水道管、下水管、雨水管をトータルしてもあんなには使われていない。家が大きかったり入り組んでいたりすれば雨どいに伴った雨水管も多くなるし、二世帯住宅なら必然的に水回りが複雑になる。 後記 夕方見たら、残った半分ほどを車に積んで持ち帰ったようです。やはこれだけの量は必要なかったって用ですね。早とちりだった。 二軒目も一軒目と同じような配管になるのだろう。それにしてもモデルハウスの作りとはえらい違いだ。まず床下の高さが違うし、枠の厚さも違うようだし、配管なんかも違っている。予算の違いがはっきりと出ている感じ。 どんな工法でどんな家が建つのか、これから先がますます楽しみになって来た。しかし、道路が広いというのはなんとも味気ない風景になるもので、家が建ってもそれは解消されそうにない。
2021.12.13
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♪ 抗わず従いもせず自律して流れに掉さす柵(しがらみ)となる 本当に正月が来るんだろうかと思うような、小春日和のやさしい陽が射してくる。あと10日で冬至だし、七十二候では「熊蟄穴(くまあなにこもる)」という季節なのに、これじゃぁ冬眠なんかする気にはなれないかもしれない。 一時、膝が痛く中殿筋のあたりの筋肉も弱って縄跳びができず情けない思いをしていた。それが今はウソのように、膝の調子が良くなって前のように歩けるようになったし縄跳びもそこそこできるようになった。 出来ると言ってもたった300回が限度で、60歳の時(13年前)に還暦記念にと、二重跳び連続100回にチャレンジし、1か月かかって達成したのが今では幻かと思えるほどに遠い過去になってしまった。ブログ(2009年3月1日)に書いてあるので確かなんだが・・ 70歳の角を曲がるとそこから先はは急な下り坂になっているようで、ボーっとしていると転げるように衰えていくことを知って、あたふたしだしたのが5年ほど前。あちこちに不具合が出て、この1年ほど前にはひざ痛でウォーキングもろくに出来なくなっていた。劣化していく身体がただ情けなく、若い気でいるのに現実との齟齬が大きいことに苛立っていた。 それで、放置してどんどん劣化していくことに耐えられず、歯止めをかけるべく小さな努力をするようになった。NSメディカル・ヘルスケアサービスより 年とともに筋力落ちていくので、筋肉を付けてやらないとどんどん悪くなっていく。それを体が聞きもしないのに教えてくれる。遅筋と速筋で、低下しやすいのは速筋の方らしく、加齢とともに素早い動作がしにくくなったり、転倒しそうになった時にとっさに脚が出る。出たとしてもしっかり踏ん張れなくなる。 速筋はウォーキングなどの有酸素運動では鍛えられないので、スクワットなどの筋トレが必要なのだ。 スクワット30回、腕立て伏せ30回は毎日、時に5.2㎏の鉄アレイを両手で持って背筋運動100回やっている。気が向けば2セットやったり・・。これがいい効果を出してくれているので、いまのところ続いている。プランクも効果的で、気軽にやれるのがいい。これらの一環で縄跳びもやるようになったわけだ。 最初は部屋で「エア縄跳び」を300回くらいから始め、5分の時間を設定すると650回必要と分かり、それを時々やっていた。冬の定番は縄跳びと思い家の前の道路に出てやってみたら、やっとの思いで300回しかできなかった。 でも、不具合のあった時期は中殿筋が痛くて数回しかできなかったので、筋トレが如何に必要かを身に染みて感じるている。中殿筋は意識しないと鍛えられない。 これらの筋トレは、上の図で確認するとほとんどカバーできていることがわかる。 縄跳びは家のすぐ前で思う存分できる環境になったので、せめて連続1000回はできるようになりたいし、二重跳びがどこまでできるかまたチャレンジしてみたいと思っている。
2021.12.12
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♪ 変異より進化と呼ばん宿主を知らず痛めず感染させゆく オミクロン株について、まだはっきりしたことは分かってはいないものの感染力は強いが重症者は出ておらず、無症状の場合も多いことから今までのものとはずいぶん様子が違うようです。 オミクロン株は、アルファ株やデルタ株とは別の系統のウイルスに、多くの変異が重なることで現れたと考えられ、最近まで検出されておらず、どこで生まれたのか分からないとされています。 また、オミクロン株では感染するときの足がかりになる表面にある突起部分、「スパイクたんぱく質」にある変異がおよそ30と、デルタ株などの3倍ほどあるほか、ウイルスが増殖する際に必要な酵素に関わる遺伝子の変異も起きているらしい。 国際的なウイルスの監視網が届いていないところで発生したと考えられていて、オミクロン株の感染力や病原性について世界中で研究が進められている。南アフリカはワクチンの接種率が25%しかないので、感染が進んだとも言われている。今後、WHOや国立感染症研究所などが情報を更新していく予定になっており、近々答えが出てくるだろうという。 名古屋テレビニュース オミクロン株は11月24日にWHOに初めて報告された。南アにおける病院での集中治療室(ICU)使用率は、今月4日までの3週間で6.3%にとどまり、デルタ株が流行した7月よりも大幅に低い。一部の地域では入院患者約1200人のうち、人工呼吸器が必要だったのは4人だった。(WHO アフリカ地域事務所 12月9日) 新たな感染者数が約2万人で、新たな死者は36人だった。検体の一部しか解析されていないため、オミクロン株による感染がどの程度に上っているかは不明だが、単純に計算すると致死率は0.18% となっている。 ウイルスによっては、短期間で大量のウイルスを作って直ちに宿主を殺すのではなく、むしろ宿主へのダメージが少なくなるよう少量のウイルスを長期間に亘って持続的に産生(持続感染)するものがある。宿主細胞が増殖する速さと、ウイルス複製による細胞死の速さが釣り合うと持続感染が成立する。テンペレートファージによる溶原化もこれにあたる。持続感染の中でも、特にウイルス複製が遅くて、ほとんど粒子の複製が起こっていない状態を潜伏感染と呼ぶ。週刊女性PRIME 人類は生物進化の最後尾にあり、他の動物からのホストジャンプにより多数のウイルスがヒトにとっての病原体となったと考えられる。それらのウイルスも、天然の宿主では無害であることが多い。そうなる仕組みは、弱毒化したウイルスが感染した宿主は長期間行動し、感染の機会が増えるため、ウイルスの適応進化を起こす、と考えられる。 すなわち、一般に長い目で見ればウイルスは弱毒化する。しかし、短期的には強毒化する場合もあり、長期的な弱毒化を理由にウイルスを軽視することはできない。Wikipediaより ♪ バーチャルに浮かれる我らお化けよりリアル微細のウイルスが怖い
2021.12.11
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♪ 眼の下に川鵜浮き出(いず)水門の水嵩低き〈大雪〉の夕 7日は「大雪」で昨日も寒かったが、打って変わった無風の快晴上天気だった。庭木の整理をしたり、外の物置き場の柱に胴縁を乗せる横棒を取り付けたりする。少し動くと暑いくらいだった。 注文住宅の土台は、モデルハウスに次いで最初の一軒は完成して白いコンクリートの肌が小春日に照ってまぶしいくらい。二軒目も二度目のコンクリ打ちが終わり、型枠を外すばかりになっている。 あとの4筆がなかなか買い手が付かないようで、現地の受付小屋も時々スタッフが来ているものの訪れる人もないようだ。 旧堤防道路からもこんな風に丸見えになって、夏のカンカン照りに加えて冬には北西の風が吹き抜けていく。なんとまあ殺伐とした情緒のない風景になったものだ。 ちびっこ広場が見通せるようになり、モミジが真っ赤に色づいているのが見える。 この陽気を幸いに中2日のウォーキングは、例のトウワタ「アスクレピアス」の種ができているころと見込んで、見つけてある場所へ行ってみた。案の定、実が弾けて綿毛が飛び出しているのが1つと、まだ莢のままのが1つ見つかった。 耐暑性の植物なので窓下に植えてやろうと思い、種をまいて育ててみようと採ってきた。 *適期は4月~5月。発芽温度が20~25℃と高めなので、暖かくなってから蒔くといいらしい。 *綿毛は取り除き、種は播種箱かポットに蒔き、2~3㎜程度の覆土をする。 *発芽までは水を切らさないように管理し、本葉が3~4枚程度になったらポット上げ(苗床や容器で発芽した植物を、ポットに移植)する。 *ポットに根が回るまで育苗し、花壇や鉢に定植する。
2021.12.10
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♪ 競艇の次は空港 財政の苦労せず来し空疎な議会 常滑市の市議会定例会義・本会議の傍聴に行ってきた。議員数17名のこじんまりした議会だ。57,000人強の人口の街で競艇で潤っていたのが衰退し、今は中部空港のお陰で成り立っている。 市議会を傍聴するのは初めてで、地元知多市のものさえ行ったことがない。(ちなみに知多市の人口は84,000人弱で、議員数は18名となっている) 知人の女性議員が孤軍奮闘している、アナクロの頑迷議員がことごとく邪魔をするので辟易しているという議会で、一般質問をするというのでその様子を見に行ったというわけ。 一人60分の持ち時間に、先ず演壇で一通りの質問をしたあと、それに対する行政側の責任者が答弁をする。そしてその答弁に対しての更なる質疑を質問席で行ってゆく。NHKの国会中継で、あの安倍総理が余計なことを長々としゃべって時間を浪費し、持ち時間を食いつぶす様子を何度も見せられているので、地方議会もさもありなんと思って見ていた。拡大します 新しくできた市民病院の運営状況とそのずさんな経営を追求するという内容の質問に、さすがに事務局長、病院事業管理者ののらりくらりの答弁で持ち時間を食われ、他の3つの質問は尻切れトンボで中途半端なものとなってしまった。 市民病院は令和7年4月に、半田市と経営統合されることになっている。この議会が置かれている市役所も老朽化が進み、市民病院のそばに建設中の新庁舎が3月に完成していて、令和4年1月4日(火)の開業(窓口業務スタート)に向けて準備が進んでいる。新庁舎議場は、外観のトレードマークが吹き抜けとなった円形だ。この議場は良いね!最高だ。 車座になって座ることで、全員がお互いの顔を見ることができる。そして、傍聴席が議員席・執行部席とほぼ同じレベルで一体感を感じる作りになっている。今までのものとは雲泥の差がある。議員の顔がしっかり見えるのはいい。その顔の表情でその人が何を考えているかの一端が読み取れる。 海千山千の連中を相手にするのは男でも大変なのに、たった一人で戦っている彼女をいかに応援するか、こちらにも策が求められる。ただ住んでる市が違うので直接的なことはしにくいという歯がゆさはある。住んでいる行政区を超えたところで横の広がりをもって、ブレーンなりチームを作って施策を練っていく必要がありそうだ。そういう意味で、私にできることが果たして何があるのか。 国会の縮図そのものの地方議会。半分以上の9名の最大会派が、自民党(党員一人)が牛耳っている。どこぞの市議会議員が、先の国選で候補者に金を出せと脅したことがばれて、マスコミを賑わせている。立場を利用して甘い汁を吸い、既得権にしがみつき、利権を抱え込んでその地位を離そうとしない。 そういうことがだんだん出来なくなりつつあるものの、読売ジャイアンツが弱くなったように、自民党に対抗できる勢力が生まれるまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。 地方が、下から自民党の牙城を崩すことができなければ、下克上は成り立たない。一般市民の正当な価値観と本当の民主主義が、じわじわと広がりつつあることを信じたい。
2021.12.09
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♪ 木々たちよ人工物になり替わる宿命一つ増えしを悼む SDGsの一つとしてサントリーは、木からペットボトルを作ることに成功したらしい。 サントリーホールディングスはこのほど、植物由来原料を100%使用したペットボトルの開発に成功した。同社は既に2013年から「サントリー天然水」のペットボトル原料の30%に対しサトウキビから廃棄される糖蜜を使用しているが、残り70%を植物由来の原料からつくることが課題となっていた。 植物由来原料100%のペットボトルは世界中で開発が進んでいるが、そのいずれもが食品系の植物を使用しており、非可食の木のチップを使用したものでは世界で初めてのもの。米国のバイオ化学ベンチャー企業との共同開発 試作に成功 既往技術では素材を複数段階にわたって化学変換する必要があったのが、今回初めて、熱分解と触媒反応により、ワンステップで生成できる技術の開発に成功。食料用原料のサプライチェーンに影響が出ないよう、非可食の木のチップのみから「パラキシレン」を生成し、従来のサトウキビの糖蜜と合わせることで、100%植物由来原料のペットボトルの試作品が完成したのだという。 新技術は、何より100%植物由来のペットボトルをつくるための工程がシンプルで、使用エネルギーを低く抑えられる。従来の化石由来原料のペットボトルはもとより、既存の植物由来原料30%使用ボトルと比較しても、製品のライフサイクルにおけるCO2排出量を大幅に削減(50%以上となる見込み)することができる。 品質も現行のものと変わらず、同社はまず「サントリー天然水」のボトルの100%バイオ化の早期実現を目指し、2030年までにペットボトルにおける化石由来原料の新規使用をゼロにする計画とか。植物由来原料を30%使用した現在の「サントリー天然水」(左)と、このほど完成した植物由来原料100%使用ペットボトル(右) 同社は、2022年度にはペットボトル使用率に占めるBtoB(ボトルtoボトル)の割合を50%に引き上げ、2030年度までの目標を達成するために今後、植物性100%ペットボトルの商品化やFtoPラインの増設、より効率的なペットボトル回収の仕組みの構築などに「約500億円の投資が必要となる」見通しを明らかにした。 試作品は研究開発の位置付けであることから米国産の松のウッドチップを使用したが、製品化に当たって、今の日本には森林の再生や林業の復興を目指す機運があることから、日本の杉なども候補に、「最適な場所でのプラント建設や原材料の調達を検討していく」とのこと。 ペットボトルで採算が合うのなら、他の分野にも広がっていくでしょう。とにかくありとあらゆる分野で使われているプラスチックですから、代替のものに置き換わっていくことが急務です。 特に身近なPP(ポリプロピレン)は紫外線で風化して、マイクロプラスチックとなって目に見えない粉末が空気中、水中にあらゆるところに蒔き散らされています。海洋汚染、地球汚染だけではなく、体内にも取り込まれていて障害を起こしていることがわかって来ています。 明るい未来の一つとしてどう進展していくのか、見守っていきたい。 しかし、大量に樹木が消費されるようなことにはなってほしくない。「竹」を活かす方はないのだろうか? 竹なら数年で使えるようになるし、再生が早く利点は多いと思うのだが・・。「FtoPダイレクトリサイクル技術」とは、ペットボトルから再生ペットボトルをつくる「ボトルtoボトル」リサイクルをさらに発展・効率化させたもので、回収したペットボトルを粉砕・洗浄したフレーク(Flake)を高温、真空下で一定時間処理し、溶融後、直接プリフォーム(Preform)を製造できる技術
2021.12.08
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♪ 人参も芋もミカンも学童も均質一律みんな仲良く 新聞を熱心に読んでいる。この姿を見たら、「へ~ずいぶん賢そうだねぇ」と思われそうな孫ちゃんです。 実はこれ、どらえもんの漫画が載ってるページなんです。TVでも観ているらしく目ざとく見つけて、食事中に見ていたのでさすがにそれは止めさせた。それで食事が終わったので存分に、というところ。 じーじ「誰が一番好きなの?」 孫「のび太。しゅやくだから」 ばーば「主役はドラえもんでしょう」 じーじ「本当はジャイアンじゃないの? あのジャイアンの歌が好きだったりして・・」 孫「ちがうって!」 じーじ「しずかちゃんって、いつもお風呂に入ってるね」 孫「のび太は入ってない」 じーじ「スネ夫も入らない」 ・・・・ ・・・ いつもながら、アホナなチャチを入れながら混ぜ返しの会話を楽しんでいるじーじです。 朝日新聞の別刷り版「(もっと教えて!ドラえもん)警察官の制服、いくつあるの?」という記事だけど、本文の方はたくさん書いてあるので読む気なし。漫画はよほど気に入ったのか、切り取って持ち帰った。 このすくすくと順調に育っている孫を、担任の女の先生(子持ちの40代)が「発達障害があるかもしれないですね」と母親に言って来たらしい。孫本人もそういう先生を嫌っているのか、学校が面白くないと言っているらしい。 入学当初はじっと座っておらず、授業中に歩き回ってしまったりしていたらしい。これは、幼稚園での生活習慣がそのまま出ていたに過ぎないものでしょう。 それから忘れ物が多いことと、授業中にぼーっとしていて話を聞いてないことが多いという。そんなこと、小学1年生でできないからと言って大騒ぎすることでもない。名を成したような人はみんなそうだったし、昔は周りもそれに対しておおらかだった。 多分、先生は発達障害の内の「注意欠如/多動症」を心配しているのでしょう。「じっとできない」「席についていられない」「乱暴」などの特性が取り上げられることが多い。いっぽうで「ぼーっとしている」「集中できない」「忘れ物が多い」など、不注意から起こるトラブルを抱えることも多いのも特性らしい。 しかし、「多動傾向」は幼児期や小学生くらいまでで治まってくることが多く、中学、高校、大学生になってくると「不注意」の課題の方が目立ってくるケースが増えてくる。 他の児童と同じ行動をとれない子がいると先生は非常にやりにくいし、ストレスの原因にもなる。そうでなくても、今の日本の学校の先生は作業が多すぎていつもイライラしている。じっくり子供と接することができないことでフラストレーションも抱えている。「国際比較でみる教職員の働き方」日本教職員組合 悪い芽は早めに摘み取ってしまおうという無意識の自己防衛が見え隠れして、なんだか怖い感じがする。本人や親の心配をしてくれているというより、自分が困るという自己保身からきている感じ。日本の教育現場で問題が起こるたびに、散々そういうのを見せつけられている。教育委員会なんか、まさにその典型だからね。のび太 ジャイアン スネ夫 1997年に司馬理英子という精神科医が書籍の中で、ADHDのことを「のび太・ジャイアン症候群」と命名しているらしい。授業中に先生の話は上の空で、ぼんやりいろいろな想像をして、宿題などの忘れ物が多いのび太くんは、いわゆる「不注意」型の特性が強い子。いっぽう、じっとしていることが苦手で、すぐにキレて乱暴するジャイアンは、「多動性」や「衝動性」の特性が強い子ということらしい。不注意型のタイプの子も多動型のタイプの子も、以前から確かに存在していたというだけの話。 ここで「のび太とジャイアン」が出てくるとは思わなかったが、孫が「のび太が好き」という気持ちがわかる気がする。「のび太とジャイアン」が将来どんな大人になるのか知る由もないが、“脳の発達に凸凹があって何が悪い。それこそが個性じゃないのか”。個性は病気なんかではない。 欠点をなくすのではなく、長所を見つけて個性を伸ばしてあげるのが先生の役目だ。特に小学校の低学年ならなおさら先生の意識が、真っすぐに児童に反映してしまうので怖い。不注意な言動がどれだけ子供の個性を奪い、意欲を萎えさせるか。広い見地から子供を財産だと思って、どろ団子を作るように磨いていってほしい。もっともっと議論を交わしてほしいものです、 お母さん(お嫁さん)には、「何にも心配はいらない」と言ってある。“先生の言うことはうまく聞き流すこと” ということを、納得できるようにじっくり話をしておきたいと思う。正しい情報を持って正しい判断をすることについて、懇談会の前にゆっくり話ができるといいなと思っている。先生を悪く言うのではなく、親の心構えと、自信をもって子に接するということを・・ うちの孫は問題ないと思うが実際に問題を抱えている人たちもいるわけで、相談センタや支援センターが整えられているので遠慮せずに活用してほしいと思う。発達障害 お役立ち情報サイト • 発達障害情報・支援センター • 一般社団法人 日本発達障害ネットワーク JDDnet • 一般社団法人 日本自閉症協会 • 特定非営利活動法人 日本自閉症スペクトラム学会 • NPO法人 えじそんくらぶ • 親と子のためのADHD(注意欠陥・多動性障害)情報サイト • 特定非営利活動法人 全国LD親の会 • 道具で発達を応援 トビラコ
2021.12.07
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♪ 長崎で江戸の敵を討つように足の裏から脳そそのかす 中二日のウォーキングのきのう、先日作ったスマホ・ホルダーを初めて使ってみた。最初は肩にたすき掛けでやってみたものの、どうもスマホの重さが邪魔をして具合が悪い。前に持ってきても後ろに回しても、腕に触れてきて鬱陶しい。位置を上げても下がってくるし、固定する方法を考えないとダメかと思ったり。 いっそのことウェスト・ポーチ風に腰に巻いた方が良いかと思ってやってみると、これがなかなか具合がいい。 スマホを出し入れするのに、縦になっているよりは横の方がやりやすいし、紐を引かなければ飛び出す心配もない。出すときも、掴みやすいので落とす心配もない。 家を出たのが4時20分ごろだったのできれいな夕日が見えるだろうと、南方面に向かう。すぐに日は傾いて、並行で走っている産業道路に出て眺めてみた。 天気はあまりよくなかったが地平の際は雲がなく、美しい夕焼けを見ることができた。スマホ・カメラのテストも兼ねて、あれこれ設定を変えて撮ってみている。 薄暗くなりかけた旧堤防道路。外の埋め立て地に変わった実を付けた木があった。見たことがある気もするが名前が思い浮かばない。 5キロほど歩いて、帰途へ。昔は海が見えただろう高い位置にある裏通りにまわり、途中からかなり暗くなってきた道を歩く。人っ子一人いないが、さみしいとかいう気持ちはない。 途中から元の堤防道路に出るがその頃はもう真っ暗で、前方の遠くの明かりを見ながら歩く。余分なものが見えないので自ずと歩くことに集中することになる。スピードが出てるのかどうか分からないような感覚の中で、無心に歩くというのもなかなかいいものだ。 昔の人はこれが当たり前だった。街頭もなく、車やバイクのライトもない、民家もまばらな土の道を一心に歩いていた。時計もないので時間は体内時計に頼るだけだし、距離を測る物差しもない中で、旅程が夜になってしまうことは命にかかわることだったに違いない。朝日新聞GLOBE「人は移動するほど幸せを感じる」マイアミ大准教授アーロン・ヘラーらのチームがネイチャーニューサイエンスに発表。 「人間には環境を探求する欲求がある。多くの哺乳類は、今あるよりも優れたものが存在するかどうかを確認したい欲求がある。」「筋肉が鍛えれば大きくなるように、新しい場所に行くと脳が鍛えられ、ストレスへの耐性が高まり、健康が改善される。どれだけ遠くへ、ではなく、どれだけ多様な新しい場所へ行くかが重要。」 京都先端科学大・川上浩司教授は、不便益(不便がもたらす益)を「時間がかかるようにする」「アナログにする」などで不便にすることで「発見できる」「主体性が持てる」といった益が得られると定義する。楽じゃないけど楽しいというものもそうだと。 京大の特定教授の時、学生たちと京都で「左折オンリーツアー」を企画。「目的地へ最短で行くのではなく、回り道をすることで新たな発見がある」と。 ちなみに、川上浩司教授はケイタイもスマホも持ったことがないという。私と同じ匂いを感じて、親近感を持った。今まだ56歳だから、老人の保険的な意味でスマホを持つにはまだ大丈夫だ。 また、起業家たちが「歩きながら発想する会」をつくって実行していたりする。アリストテレスやニーチェは歩いて思索し、ベートーベンは散策、ダーウィンもよく歩いたとか。アップルのジョブズは歩きながらの会議や交渉を好んだ。 スタンフォード大教育学大学院のダニエル・シュワルツ教授が、研究し証明している。「膨大な記憶で抑え込まれていた脳のフィルターが減り、アイデアが意識上に出てくる」「創造性を増すホルモンが分泌される」ポイントは、「自然に繰り返すそれ自体を考える必要のない行為であること」という。しかし、ただ漫然と歩いているだけではだめで、前もってテーマを決めておく必要はあるらしい。 私は、自転車に乗るよりも歩くことが好きで、ましてや車に乗っているよりも好きば。若いころはいろいろ無茶をやった車好きだったことを考えると、ずいぶん変わったものだと思う。 歩くことには大きな意味が内包されている。“徒歩を馬鹿にしちゃあいけない” と、今はつくづく思っている。 例外中の例外ではあるけれど、伊能忠敬は55歳から地図作りを始めて、測量しながら毎日20キロ歩いたというから恐れ入る。総距離なんと4万キロを踏破したというから、人間業とは思えない、まさに偉業だ。
2021.12.06
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♪ 知られざるもの多くして神秘なる付加価値もちて死にゆくもよし 昨日4日のつづきです。どうしても書いておきたかったのがまだあってのことで、どうぞ悪しからず。 パガニーニは同時代の音楽家(ツェルニー、ロッシーニ、シューベルト、ベルリオーズ、ショパン、シューマン、リスト、ブラームス、ラフマニノフなど)、そしてそれ以降の音楽家に多大な影響を与えている。当時の演奏を聴いた著名な音楽家(作曲家)の逸話が残されていて、それだけ見ても如何に彼が凄い音楽家だったかが分かります。「パガニーニの影響を受けた音楽家たち」■フランツ・リスト:『私は“ピアノのパガニーニ”になる』 ウィーンでパガニーニの演奏を初めて聴いた若き日の青年リストは、その神業的なヴァイオリン演奏妙技に衝撃を受け思わず、ひと目もはばからずにそう叫んだという。 その後、一日の半分を練習室ですごしひきこもるようになる。 毎日ピアノの猛特訓に明け暮れ、超絶技巧の世界にのめり込んでいったリストは やがて、≪パガニーニのラカンパネラの主題による華麗なる大幻想曲op.2≫ を作曲している。■フランツ・シューベルト『こんな桁違いの天才は、もう二度と現れないだろう!』 パガニーニの超絶技巧を見終わったシューベルトがこう叫んだと伝えられている。それは1828年3月29日のウィーンでの出来事であった。その時演奏された作品は「ラカンパネラ」の原曲、「ヴァイオリン協奏曲第2番 ロ短調 op.7」だった。■ジョアキーノ・アントーニオ・ロッシーニ オペラ王として一世を風靡したロッシーニは、生涯たった三回しか泣かなかったが、その一回はパガニーニの演奏を聴いて号泣した時だった。■ロベルト・シューマン『若いイタリア人作曲家の中でも最高水準』 彼(=パガニーニ)の作曲した「カプリース第2番」の主題だけでも、芸術家としての地位はゆるぎないものだと悟った。シューマンは法科大学に在籍し、法律家になるか音楽家になるか悩んでいた。彼が音楽家の道を選ぶきっかけとなったのが、フランクフルトで聴いたパガニーニの演奏だった。 晩年、精神異常をきたして、真冬のライン河で投身自殺を図り精神病院に収容されたシューマンが、死の直前に最後の情熱を傾けたのがパガニーニの「24のカプリス」のピアノ伴奏付の編曲だった。■フレデリック・ショパン ショパンが19歳の時が初めての出会いで、ワルシャワでの11回の公演のほとんどすべてを聴きに行っている。初期を代表する技巧的な作品「12の練習曲集」作品10を書かせることになった最大の動機は、パガニーニの超絶技巧だったと見られている。■カール・ツェルニー『世界中どこを探しても、あの青白い病弱な男ほどヴァイオリンという楽器でたくさんのことをやってのけた芸術家はいない。かれはどんなピアノよりもうまく高音のパッセージを弾きこなしたが、あの純粋で透明な音色はピアノならばモシュレスかカルクブレンナーほども名手しか実現できないものだ。あの感激は一生忘れない。一度聴いた人は誰しもがそうに違いない。』■ヨハネス・ブラームス『ヴァイオリン作品としては当然のこと、音楽作品としても偉大な才能』 パガニーニの「カプリース」を聴いて、こう述べた。■エクトル・ベルリオーズ『まるで彗星だ! あんなに忽然と芸術の大空に炎をあげて登場し、その長い軌道上で戦慄のような驚きを与え、そして永遠に消え去った天体はいまだかつてなかった』『ひとりの男がホールで私を待っていた。鋭い目、長い髪、人間離れした顔の男…かつて目にしたことのない、一目見るだけで心をおののかせた、モノに憑かれた天才…、、、それがパガニーニだった』オペラ作曲で有名なベルリオーズが、親友でもあったパガニーニとの出会いをこのように語った。■フランツ・シューベルト『わたしは、彼のアダージョに天使の声を聴いたよ…』 パガニーニのみごとな演奏を聴き終えたシューベルトが、感激と感嘆とともに吐いたセリフ。 金銭に関して後先考えず無頓着な彼は、その時のパガニーニの高額なチケットを買うために、自分の家財道具をなんの迷いもなく売り払ったという。 しかも自分の分だけでなくその金で友人の分まで買い与えたという。 しかし、パガニーニの派手な超絶技巧に対してではなく、あくまでも “アダージョ” の音色の美しさ、むせび泣くような “カンタービレ” に感動している。歌曲王にして史上最強高ノメロディーメーカーと評されたシューベルトさえこうだった。■ロドルフ・クロイツェル(フランスのヴァイオリニスト)『難しいパッセージを「二重音」や「フラジオレット奏法」で以っていとも簡単に弾くので、私は大いに驚き、まるで悪魔の幻影でも見ているかのように錯覚した』 ドイツの詩人ハインリヒ・ハイネの「フローレンス夜話」で、主人公が聴いたハンブルク公演の印象を語るシーンに書いた。「地獄から上がってきたようにみえる黒い風体の人間が舞台に現れてきた。それが黒い礼服に包まれたパガニーニであった。黒の燕尾服と黒のチョッキはおどろおどろしい形で、地獄の作法によって決められたペルセポネーの館のものであるかのようだ。やせこけた足のまわりで黒いズボンが落ち着きなくだぶついていた。彼が一方の手にヴァイオリンを、もう一方の手に弓を下げ持って、ほとんど地面に触れそうになりながら、聴衆を前にしてとてつもなく深いお辞儀をすると、彼の長い手はいっそう長くなったように見えた。あの懇願するような目つきは瀕死の病人の目つきなのであろうか。それも、そこにはずる賢い守銭奴のあざけりの下心が含まれているのであろうか」 パガニーニがウィーンに到着したときはすでにモーツァルトもベートーベンもいなかった。ベートーベンはその約1年前に亡くなっている。
2021.12.05
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♪ オペラ座に湧きあがりおる熱水の黒く冷たきパガニーニの血よ クラシック・ファンならニコロ・パガニーニの名前を知っている人は多いでしょう。私も超絶技巧のヴァイオリンの名手だということは知っていました。フランツ・リストの「ラ・カンパネラ」を超絶技巧のピアノ曲だというところまでは知っていても、原曲がパガニーニのヴァイオリン曲だと知っている人は少ないのではないでしょうか。 リストと言えば「超絶技巧」「ピアノの魔術師」などといった言葉を連想しますが、そもそも超絶技巧を目指したきっかけは、ニコロ・パガニーニのヴァイオリン演奏を聴いたことが始まりと言われています。その時彼は「私はパガニーニになる」と言ったそうです。 右はドラクロアによる《ヴァイオリンを奏でるパガニーニ》 この本は面白かった。日本初のパガニーニの伝記として書かれたもので、全身黒ずくめで「悪魔」というイメージを利用してブランディングに徹した、天才の生きざまを綴ってその類まれな天賦の才能を余すところなく描いて見せてくれる。 1782年生まれで、5歳の頃からヴァイオリンを弾き始めた。父親が才能に気づき金が稼げると思って師につかせ本格的に習い始める。13歳になると学ぶべきものがなくなったといわれ、その頃から自作の練習曲で練習していた。それら練習曲はヴァイオリン演奏の新技法、特殊技法を駆使したものと言われている。 蜘蛛のような腕が異様に長く、やせ細った不気味な風貌と無表情で無口。黒いマントに身を包んで、ロウソクが灯る薄暗い舞台に登場し、固唾をのんで静まりかえる観客をじろりとにらみつけると、観客は震えあがったという逸話を聞くだけで、興味をそそられる。 詳細は本に譲るとして、印象深かったことを書き記しておくことにします。先ず病弱だったということに驚いた。(幼少時に重度の麻疹(はしか)で体が膠着して動かなくなり、両親が死んだと思って白布に包むとピクピクと動き出したというエピソードがある) その彼が19世紀のヨーロッパを熱狂させ、魅了させてパガニーニ現象(パガニーニ・ショック)をもたらし、当時の音楽家のみならずその後の名だたる作曲家に多大な影響を及ぼしたという事実を知ってただもう畏まってしまった。そして、ひれ伏すように彼の虜になってしまった。19世紀のヨーロッパ イタリアという国がまだ存在せず、ローマ、ベネチア、ナポリなどと並んでジェノバという都市国家に生まれ育ったパガニーニ。1797年にナポレオン軍によって統一され、リグーリア共和国となり、イタリアという統一国家が誕生したのは1861年(明治維新の7年前)、パガニーニ没後21年後のことだ。 1789年のフランス革命がきっかけとなったと言われるが、その時彼は6歳でヴァイオリンの才能を発揮し始めたころという。 その超絶技巧には見る者を魅了して心を鷲掴みしてしまうという凄さは、今の時代でも彼を超えるものはない事からすれば、当時としてはとんでもない事だっただろう。14歳の時、街の貴族の詩人宅であった晩餐会で、その驚異的な腕を披露。さまざまなメロディを困難な二重奏で演奏し、さらに、その途中にフラジョレット(倍音奏法)の速いパッセージを挿入して驚かせている。 彼の特徴の、高速スタッカート、スピッカート(弓を弾ませる)、ダブル・フラジョレット、左手のピチカート、広域にわたるアルペッジョ、スコルダテゥーラ(変則調弦)など特殊奏法のオンパレードは彼独自のものと言われるが、オーギュスト・フレデリック・デュランという当時のヴァイオリニストからヒントを得たともいわれている。 若いころはイケメンだった彼は多額の報酬も得るようになり、博打と女に狂う時期があった。一旦(1801年)数年間を田舎に引きこもった後、1804年に宮廷楽士のの職に就く。そこからは破竹の勢いで名を馳せて、ナポレオンの2人の妹と浮名を流したりしている。 4本の弦のうちG線(最も太い)とE線(最も細い)だけで男女の愛憎を表現して見せたりし、1本でもできるかと言われて後にナポレオンの誕生日に披露したのが、ヴァイオリン(5弦)とオーケストラのための曲「ナポレオン・ソナタ」だ。1807年 ソロ・ヴァイオリニスト就任1808年1月1日 室内管弦楽団が解散し宮廷弦楽四重奏団となりヴァイオリニスト兼フェリックス・バッキオッキ王子のヴァイオリン教師に任命される。その立場に満足せず12月宮廷を去る1809年 更にヴァイオリン演奏法の追求に専念する1813年10月29日 ミラノのカルカノ劇場での演奏会は批評家をして世界一のヴァイオリニストと称賛される。ミラノにおける37回の公演は全国の注目を集める1816年 ミラノのラフォントに住む1818年 ピアチェンツァのリピンスキに移住1820年 慢性の咳などで体調不良となる1823年 梅毒と診断される1824年 のちに愛人となる歌手のアントニア・ビアンチに出会う。翌年二人の間に息子アキル出生(1837年認知)1825年 健康状態の不安定は続く 年譜はWikipediaのもの その後、イタリア半島での演奏ツアーを始めいよいよ「比類なきキャラ」を確立してゆく。「無伴奏ヴァイオリンのための二十四のカプリス」やいくつかの変奏曲を除けば大衆を唸らせるものがなく、何かが足りないと気付いた彼は、技巧だけでなくいかに自己を演出するかを考え、自作のヴァイオリン協奏曲の制作に取り掛かっていくことになる。 現在、6曲のヴァイオリン協奏曲が知られていて、この時期に作られているものばかりとか。 著作権など存在しない時代なので、勝手に使われたり盗作されたりするのを恐れ、演奏会のたびに自作の譜面をオーケストラのメンバーに配り、パート譜を配るのは演奏会の数日前(時には数時間前)で、演奏会までの数日間練習させて本番で伴奏を弾かせ、演奏会が終わったらか自ら回収していた。オーケストラの練習ではパガニーニ自身はソロを弾かなかったため、楽団員ですら本番に初めてパガニーニ本人の弾くソロ・パートを聞くことができたという。Niccolo Paganini Violin Concerto No.1 María Dueñas 16 years old You TubeへDima Slobodeniouk conductor、Lahti Symphony Orchestra 16歳とは思えない堂々たる演奏で、弓の“馬の尾毛” が何本も切れ、パガニーニが好きでたまらないという風な熱演に、思わず引き込まれてしまった。 1827年。ローマ教皇レオ十二世から「黄金拍車勲章」を授与され、悪魔ならぬ騎士(ナイト)となってイタリア半島を飛び出してヨーロッパ進出。栄光の名声を不動のものにしていく。1828年3月29日ウィーンでの公演は大成功を収め、皇帝フランチェスコ2世からセント・サルヴェーター勲章を受け巨匠の名誉を授与される。フランクフルト・アム・マイン、ダルムシュタット、マンハイム、ライプツィヒ、プラハと公演し1829年3月4日ベルリンデビュー1831年3月9日 パリ公演、6月3日ロンドン公演し1833年まで英国全土で公演1832年 ジェノヴァに戻る1834年 肺疾患により衰弱、20人の欧州の著名な医師が診察するも治療困難。パルマのヴィラでほとんど過ごし、時々パリを訪れる1838年 声が出なくなる1839年11月 健康の為ニースに行く1840年 春、上気管支炎、ネフローゼ症候群、慢性腎不全を患い亡くなる パリのオペラ座で11回の公演だけで16万フランも稼いだという。今に換算すると、ざっと1億6千万円ほどにもなるという。チケット代を通常の2倍にしても市民は競って買い求めたと言う。興行師などいない時代で、会場を探し、広告を出し、チケットを売り、プログラム構成や演出もすべてを自分でやったというからすごい。 既存のオーケストラがほとんどない当時は、基本的には演奏家自らが自腹を切って楽団員を集めてオーケストラを編成したという。1829年のベルリン公演では自作の協奏曲を演奏するため25人のオーケストラを編成したが、彼ほどの財力があっても25人が限度だったという。 オペラ座公演には毎回、音楽家はもちろん、画家、作家、詩人などの芸術家から、王侯貴族、政治家、銀行家まで、あらゆる階層の著名人が集まったという。 ある批評家・劇作家は、「所有物を売り払え。全部質に入れてでも彼を聴きに行け! 最高の驚嘆。最高の驚き。すばらしい奇跡だ。もっとも信じられないこと。最も異常で、かつ起こったことがないこと! タルティーニは夢で悪魔が悪魔のソナタを弾くのを見たというが、悪魔は紛れもなくパガニーニだ!」 と評している。24のカプリス パガニーニの演奏・楽曲は、リストやシューマンなど当時の作曲家に多大な影響を与え、以後様々な作曲家がその主題によるパラフレーズや変奏曲を書いた。特に『24の奇想曲』の最終曲「主題と変奏 イ短調」や『ヴァイオリン協奏曲 第2番』の終楽章「鐘のロンド」は繰り返し用いられた。【24の奇想曲 Op.1】*ロベルト・シューマン パガニーニのカプリスによる練習曲 Op.3 (6曲) パガニーニのカプリスによる練習曲 Op.10 (6曲)*フランツ・リスト パガニーニによる超絶技巧練習曲集 S.140 (6曲) パガニーニによる大練習曲 S.141 (6曲)*フェルッチョ・ブゾーニ パガニーニ風の序奏とカプリッチョ【第24番「主題と変奏」】*フランツ・リスト パガニーニによる超絶技巧練習曲集 S.140 より第6曲 イ短調「主題と変奏」 パガニーニによる大練習曲 S.141 より第6曲「主題と変奏」*ヨハネス・ブラームス パガニーニの主題による変奏曲 イ短調 Op.35(2巻)*セルゲイ・ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲 イ短調 Op.43(ピアノと管弦楽)【鐘のロンド】*フランツ・リスト パガニーニの「鐘」による華麗な大幻想曲 S.420 パガニーニによる超絶技巧練習曲集 S.140 より第3曲 変イ短調「ラ・カンパネッラ」 パガニーニによる大練習曲 S.141 より第3曲 嬰ト短調「ラ・カンパネッラ」(一般にピアニストのレパートリーとしての「鐘(ラ・カンパネッラ)」はこの曲を指す)*ヨハン・シュトラウス1世 パガニーニ風のワルツ Op.11 もし、今の時代にパガニーニが現れたら、いや、もし今がパガニーニの時代(日本で言えば江戸時代)だったら・・・ 明日につづく
2021.12.04
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♪ 隠棲と呼べないこともない日々に手指を遊ばせ文字をわすれる 本好きは周りにも何人かいて、その蔵書の置き場に困ったりしている。私はもの作りが好きなので、本が読みたくてもどうしてもそちらに意識が行ってしまい、読むのがおろそかになる。なかなか進まず、図書館の本はたいがい延長することになったりする。自分はとても読書好きとは言えないのかもしれないが、本当は読みたい気持ちは大いにあって綱引きに負けてしまう自分が悩ましい。 こういう本の活用の仕方があるとは。よほどマニアックな読み方をしてないとこうはいかないでしょう。ありきたりの本ばかりでは誰も寄ってこない。でも共通の感性を見つけて意気投合し、話題に花を咲かせるのはけっこう楽しいだろうなと思う。しかし、ただの本の虫ではそうはいかないでしょうね。★ メルカリにちょっとしたものを出品したこともあって、ネットショップに手作り品を出してみるのもいいかなと思って、いくつかあるネットショップを探索してみようと思っている。 HTML言語が使えるので自分のサイトを作ることはできるが管理運営が面倒くさいし、サイト開設にはプロバイダーの経費も掛かる。そう思っていたら、今はだれでも簡単にネットショップが解説できるようになっているらしい。 ネットショップ作成サービスを使えば簡単に開設ができて、集客をすべて自分で行わなければならないのを除けば便利ではある。 BASE(ベイス)、 STORES(ストアーズ)、 「メルカリShops」BASE開設実績4年連続No.1のネットショップ作成サービス BASEにはショッピングアプリがあって、そのアプリからの流入で集客力の弱さをカバーできているらしく、初心者にお勧めだとか。 私には、、既存品ではなく自分で手作りした物や、自分でパーツなどを組み合わせて作ったオリジナルデザインの物を販売・購入するサイトの「ハンドメイドマーケット」の方が向いているかと思う。 minne(ミンネ) 、 Creema(クリーマ)、 iichi(イイチ)というのがあるようだ。 しかし「BASE」は、完全無料で出品できるネットショップでありながら、販売手数料はminneやCreemaと比べても安く、高機能でカスタマイズ性に優れており、カスタマイズが自由なので自分の作品にあわせたサイト設計がカンタンにできるというので人気があるらしい。最短30秒で開設出来、Instagram販売やクーポン・メルマガ配信などの機能もあるらしいので、一考の余地ありだ。 ネットでもできるのだから、スマホを活用する機会になることではないかもしれないが、携帯電話番号が必要だったりするので、役には立つ。
2021.12.03
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♪ 綿雲が流れながらに暮れゆきて空に欅の美しき骨 スマホのポーチが完成。有り合わせの革だったし道具もないし、テクニックもくそもない。手縫いの線は曲がっているし・・。まあ初めての、それもぶっつけ本番で図面もなしで作った割にはそこそこかな。スマホが入っていない状態スマホを入れた状態 バッグの上に出ている紐は見ての通り、スマホを入れると5㎝ばかり短くなる。 つまり、紐を引くとスマホが出てくるというわけ。こうしておかないと取り出しにくいだろうと思って取り付けてみた。 その考えは正しかったようで、とても便利だ。紐は、ずれないように穴を通してルートを固定してあるので、出し入れに気を使う必要もない。 紐の先に鈴を付けてみたが、チリチリとうるさいので外してしまった。 かなり重い機種なので、肩に下げた具合がどうもピシッと決まらない。痩せているのもマイナスだけど、まあ仕方がない。いっそのこと腰に巻いた方が良いかもしれない。 あれこれ試しているうちに慣れてくるだろうし、使い方も決まっていくのだろう。
2021.12.02
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♪ びょうと鳴りひゅうと引きゆく真夜中の風は二十歳の骸の叫びの オミクロン株が日本でも感染者が見つかった昨日、奇妙な天気が列島に様々な症状を見せて通過していく。今朝は異様な暖かさだったものが、日中はそこから下降していくばかりで最低気温を更新していくという有様。 予報を気象庁とウェザーニュースを比較すると、数値が少しずつ違う。いずれにしてもどんどん寒くなっていくことは間違いないので、要注意ですね。我が家では3日前から炬燵を入れているので、午後は炬燵で丸くなっていることでしょう。知多市の今日の気温予想tenki.jpウェザーニュース 低気圧が通過して冬型の気圧配置になり、西回りの風に乗って寒気が流入してくるためらしい。 きのう一軒目の住宅の基礎コンを打ったので、今朝はかなり水が溜まっている。この水はどうするんだろう? 二軒目の方は最初から外の型枠に加えて、床の鉄筋の他に区切りの鉄筋がたくさん入っている。一軒目に比べると間取りがずいぶん違うようだ。 この段階で1回目のコンクリを入れて均しせば、上の写真のようになる。そして型枠をはめて、2度目のコンクリ打ちをする運び。 解体家屋はすっかり取り払われて、基礎のコンクリや玉石、地中の木の根やがれきなどを掘り出す最終段階に入っている。 数日前に、周りを覆っていたシートが外され、もうもうと土ぼこりを上げるのに任せて作業をしていた。「窓の溝や隙間に入り込んでくる。パワーシャベルに土を入れて揺するもんだからやかましいし、家が揺れるほど振動するのでたまらん」と、隣家の主人が怒っていた。スマホバッグはこんな感じになっている。 まだ手縫いが残っているし、装飾的ハトメが打ててない。5㎜のものを買ってきたが、それに合うポンチがない。2㎜のもので4個の穴をあけてごまかそうかと思案中。道具がないので手持ちのもので何とかするところが、面白いと言えば気取りすぎか。 妙な紐が2本出ているのは、使いやすいようにするアイデアでこうなった。 ネットにはベルト式のこんなものが売られているが、どうにもしっくりこないね。まあ好みだろうけど・・。
2021.12.01
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