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鳥友から2019年11月6日に水元公園で観察したヌマアジサシについて質問をもらいました。当時、周囲で見ていた方からハジロクロハラアジサシと言われたが、図鑑を見ていてもなにかフィットせずもやもやしているとの由。当時私も現地で観察していましたので、その画像を復習しました。秋口どころで出会う可能性もありますので、参考になれば幸いです。(観察データ)観察日2019年11月6日12時10分から14時観察地:埼玉県三郷市水上テラス前の水面(観察個体の特徴)・目の周囲は黒っぽい・足は赤色に見える・頭の黒斑は目より下に及ばない・頭頂はごま塩状に見える・上面は褐色の幼羽が見える(種類の同定)写真の個体は次に示す特徴からクロハラアジサシの幼羽と思われます。(1)頭部の暗色の下縁がほぼ目の下縁にそろっていて、目の後方から後頭にかけて黒いが目よりも下に黒色部は及んでいません。ハジロクロハラアジサシ幼羽は、目の後ろの斑は縦長で、目の下縁より下に及び白地に黒々としたはっきりした斑となっているはずですが、そうなっていません。(2)背の褐色斑はまだらに見えます。ハジロクロハラアジサシでは、一様な暗色なはずでこの特徴も合致しません。(3)ハジロクロハラアジサシ幼鳥であれば翼のつけねの胸側の暗色斑があるはずですが、この点は認められません。
2022.08.31
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今日の船橋港の潮は中潮で干潮が12時9分、潮位25cm、それに考慮して谷津干潟を訪ねました。観察センター前から出発し、対岸のバラ園までの遊歩道を往復し干潟を探索しました。干潟中央にオバシギ4羽、津田沼高校側の干潟にメダイチドリ、ソリハシシギ、キアシシギ、ウミネコ、ダイサギ、コサギ、アオサギの姿を見つけました。オバシギは頭から上面は灰黒色で羽縁が白く、喉から胸腹が黒褐色であり、幼鳥でした。しかし、距離がありすぎて証拠写真の域を出ないので、過去三番瀬で2020年9月5日に観察した幼鳥に画像を参考としてアップしました。また、広い干潟をソリハシシギが駆け回っている姿も観察できました。後ろ姿を見ていたら肩羽の黒線の具合がよくわかりました。涼しい風が吹き抜けて、快適な探索の帰路、干潟脇にある津田沼高校の建物にイソヒヨドリが軽快な鳴き声をあげていました。下面に赤い羽がなく、全身に褐色斑が目立つので雌若鳥と思われました。(写真)2022年8月29日撮影
2022.08.29
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フィールドに出かける予定でしたが今朝も雨が降り出し断念しました。秋の渡りで出会うことの多いオグロシギの羽色を復習。(成鳥夏羽)一枚目、二枚目の写真は2016年6月26日に稲敷市で観察したオグロシギ夏羽です。尾羽が黒く、頭部から胸が赤褐色で胸から腹に黒い横斑がありました。(幼羽)三枚目、四枚目は2018年9月22日に稲敷市浮島で観察した個体です。三枚目は雨覆の先端が丸く鱗模様にように見え、羽縁が白くなっています。三列風切にバフ色と黒色の模様が見え、幼鳥が第一回冬羽に換羽している個体と思われます。四枚目の群れで行動していた個体は頭部から頚と胸が灰褐色で、上面は灰黒色で白っぽい羽縁があり、三列風切にバフ色と黒色の模様が見え、幼鳥が第一回冬羽に換羽している個体だと思われます。五枚目、六枚目も幼鳥と思われる個体です。2019年9月15日、2021年8月28日に茨城県浮島で観察した個体です。三枚目、四枚目の個体と比べると上面の黄褐色が目立ちました。
2022.08.28
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二週間ぶりにホームグランドの手賀沼を訪ねました。沼の東端でクロハラアジサシが簀立てにとまっている姿がありました。頭は黒く、嘴は赤色、下面が黒色に白い羽が入り始めている夏羽から冬羽の換羽が始まっている個体でした。また、下手賀川の一角で誕生したヨシゴイ幼鳥3羽の姿があり、うち1羽はヒメガマを3本程度束ねてその上に座り込み日光浴をしている姿がありました。このほか、沼の浅瀬ではダイサギ、チュウサギ、コサギが餌探しに余念がない姿、コブハクチョウの家族連れ、カイツブリの成鳥が水面を移動する姿を見つけました。(写真)2022年8月26日撮影
2022.08.26
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小型シギの中でも観察する機会の多いトウネンですが、その羽根色はじつにいろいろ。羽色のいろいろを整理したものを提供します。(1)成鳥夏羽一枚目の写真は2017年4月26日に谷津干潟で観察した夏羽です。上面が赤褐色で軸斑も黒いのが特徴です。喉から胸も赤褐色で、尾羽から初列風切が突出しないものが多いです。二枚目の写真は2021年5月8日に茨城県浮島で観察した夏羽の正面からの写真です。(2)冬羽から夏羽に換羽中三枚目の写真は、2017年5月3日に茨城県浮島で観察した個体です。上面は灰色で羽が摩耗し赤褐色の夏羽が見えてきています。(3)夏羽から冬羽に換羽中四枚目の写真は、2015年9月19日に三番瀬で観察した個体です。上面が灰色で細かい軸斑があります。(4)若鳥五枚目の写真は、2021年8月28日茨城県浮島で観察した若鳥です。肩羽に赤褐色味があり、背と肩羽にV字の帯が見えました。下面は白色です。六枚目の写真は、2021年9月24日に茨城県浮島で観察した若鳥です。五枚目の個体と同様に肩羽に赤褐色味があります。ただし、この個体は背と肩羽にはV字の帯は見えませんでした。8/25訂正2枚目の写真についてオジロトウネンではないかと指摘をいただきました。足の色は撮影当日の画像をすべて見返しましたが確認できずでしたが、トウネンであれば尾羽から初列風切が突出しないのですが、撮影の個体では突出しています。したがってご指摘の通り、オジロトウネンと訂正させてもらいます。
2022.08.24
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種小名が小さな鳥の意味のヒバリシギ(Calidris subminuta)は、旅鳥として少数が水田や湿地、河川などに飛来します。私共夫婦が通っているフィールドでは圧倒的に9月での観察記録が多く、これからのシーズンが出会うチャンスが多い種類です。個体の羽色を紹介させてもらいます。(1)幼羽一枚目、二枚目の写真は、2017年9月3日に印西市で観察した個体です。頭頂が淡い茶色で黒い軸斑があります。上面は赤褐色で羽軸の黒色、胸には縦斑があります。三枚目の写真は2018年9月1日に印西市で観察した個体で、背に2本のV字が見えるところから幼鳥だとわかります。8月19日に浮島で観察した個体も同じV字が見えましたので幼羽です。(2)第一回冬羽の換羽中と思われる個体四枚目は2018年9月5日に観察した第一回冬羽と思われる個体です。上面は羽毛が擦り切れて赤褐色が少なくなっています。五枚目は前期の個体のすぐそばに姿があった幼鳥です。(3)幼鳥で上面の黒色が目立った個体六枚目は2018年9月5日に印西市で観察した個体です。上面の羽の黒色が目立ちました。(4)夏羽七枚目は2021年5月8日に茨城県浮島で観察した成鳥夏羽です。上面の各羽の黒色と茶色が鮮明で、胸の縦斑が黒くて太いのが目立ちました。(5)冬羽と思われる個体八枚目は2019年3月に茨城県浮島で観察した個体です。頭頂に茶褐色が見られ、上面は灰褐色に見えたことから冬羽が換羽中のものではないかと思いました。
2022.08.23
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秋に出会うことの多いエリマキシギは、冬羽や幼鳥がほとんどで、雄の襟巻状の飾り羽をまとった成鳥雄繁殖羽にはなかなか出会えないままでいます。いつかどこか出会えたらいいなあと願っています。(1)成鳥雄冬羽から夏羽に換羽中の個体一枚目の右側の個体は、2014年4月に稲敷市で観察したエリマキシギ雄の冬羽から夏羽に換羽している個体です。雄は白いアイリングが上下で途切れているのが特徴です。上面と翼の黒味は強く淡色の羽縁とコントラストが目立ちます。また、写真左側は雌の第一回冬羽ではないかと思われる個体です。頭には眉斑や過眼線などの目立つ斑はなく、上面・翼・背は黒と灰褐色をしていて淡色の羽縁が目立ちます。二枚目の写真は、雌と雄の立ち位置が変わったときの記録です。(2)雄若鳥三枚目、四枚目の写真は2015年9月に三番瀬で観察した雄若鳥です。上面、翼の黒味が強く、黄褐色の羽縁とのコントラストが若鳥の特徴です。足の色は緑黄色でした。(3)雄若鳥と雌第一回冬羽四枚目の写真は、2017年印西市で観察したエリマキシギです。左側が雌第一回冬羽、右側が雄若鳥と思われます。左側の個体は、上面や翼、背が黒と灰褐色で淡色の羽縁が目立ちました。右側は上面と背に黒味があり、羽縁が黄褐色とのコントラストが目立ちました。五枚目は、同日に撮影した雄若鳥単独の写真です。
2022.08.22
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同じような環境で観察することのあるコチドリとの識別について鳥友から質問をもらいました。2種の特徴を整理しました。(アイリング)イカルチドリは淡褐色のアイリングがあります。コチドリのように黄色が目立ちません。(上面)イカルチドリは全体に羽縁がバフ色ですが、コチドリは全体に羽縁が淡色です。(頭部)イカルチドリは前頭も褐色で不明瞭な淡褐色の眉斑があります。コチドリは額はバフ色で明瞭に眉斑もバフ色です。ほとんど見えない場合もあります。(胸帯)イカルチドリは褐色、コチドリは褐色で中央で切れている個体が多い傾向です。(その他)イカルチドリは尾が翼端よりも突き出ています。(コチドリ幼羽)コチドリ幼羽は淡褐色のアイリング、嘴も細めでイカルチドリの印象が似ています。しかし、胸帯は中央で切れています。(写真)イカルチドリ2022年12月茨城県菅生沼で撮影、コチドリ2020年3月手賀沼で撮影
2022.08.21
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二週間ぶりに茨城県南部のシギ・チドリを探しに出かけました。気温は32℃ありましたが、湿度が低く快適な探鳥となりました。蓮田エリアを東端からスタートし、西端までシギ・チドリの姿を見て歩きました。ムナグロ、イカルチドリ、コチドリ、アオアシシギ、クサシギ、タカブシギ、イソシギ、ソリハシシギ、オジロトウネン、ヒバリシギの姿を観察しました。このほか、蓮田の上を多数のショウドウツバメが飛び交う後継は圧巻でした。なお、現地でオグロシギを観察した方がいらっしゃいましたが、私共は出会えずでした。次回のお楽しみとなりました。(写真)2022年8月19日撮影
2022.08.19
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鳥友から子どもたちが鳥類の嘴について文献を調べていて質問をもらったと問い合わせをもらいました。内容は、シャモジ型のヘラサギとハシビロガモについて採餌方法が同じと書いてあったけれど、実際観察していると違うのだけれどと聞かれた由。下記の採餌について整理してみました。(ヘラサギの採餌)ヘラサギは、嘴を半開きにして水中で左右に振りながら魚やカエル、カニなどを採餌することが知られています。(ハシビロガモの採餌)水面に平たい嘴を浸けて水面を進み、取り込んだ水からプランクトンだけを濾し取ります。(ヘラシギの採餌)波打ち際の砂泥地や干潟でヘラ状の嘴を少し水につけ、左右に振りながら、昆虫、甲殻類などを採食します。(ハシビロガモとヘラサギ、ヘラシギの違い)ハシビロガモは水面に嘴を浸けて取り込んだ水からプランクトンだけ濾し取る点がヘラサギ、ヘラシギとの大きな違いです。ヘラサギとヘラシギは、嘴を左右に振りながら採食する点は同様です。まったく違う種類が同じような嘴に進化し、同様の動作をすることはたしかに興味深い点です。それで、ヘラサギは魚、カエル、カニを採食、ヘラシギは昆虫、甲殻類を採食するので餌の内容は異なっています。(写真)ハシビロガモは2018年1月、2021年1月市川市中国分で撮影ヘラサギは2013年12月埼玉県川越市で撮影
2022.08.18
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一昨日谷津干潟でソリハシシギと出会えました。春に比べて秋の渡りのほうが個体数が多く飛来すると言われており、これから秋本番で出会う機会が多くなるものと思います。夏羽、冬羽の違いについてその違いを整理してみました。(成鳥夏羽)一枚目の写真は、2021年8月、二枚目の写真は2013年8月にいずれも三番瀬で観察した成鳥夏羽です。肩羽の一部が黒くて線になって見えるのが特徴です。また、喉から下尾筒にかけて白く、胸、脇腹に褐色の斑があります。さらに嘴基部が橙色味がかっています。(冬羽から夏羽に換羽している個体)三枚目の写真は、2021年4月に三番瀬で観察した個体です。肩羽、大雨覆、中雨覆に白色の羽縁があり冬羽の特徴がわかります。肩羽の一部が黒く線になって見えていて夏羽にかわりつつある個体と思われます。(夏羽から冬羽に換羽中の個体)四枚目の写真は2014年8月に三番瀬で観察した個体です。胸に褐色の縦斑が目立ちます。肩羽の一部が黒く線になって見えますので夏羽から冬羽に換羽中の個体だと思われます。(世界最年長のソリハシシギ)以前、鳥友からシギの寿命について質問をもらったことがあります。ベラルーシ共和国トゥーラウ牧場にある鳥類観測ステーションで2016年5月13日に標識を装着した個体が観察されました。標識から1999年6月21日に標識が装着された個体でなんと17歳でした。しかもステーションで14歳と15歳のソリハシシギが捕獲されており、シギ・チドリが安全に行き来できる生息地であることが示唆されています。(この件は、Bird Life international Tokyoのホームページに掲載されています)
2022.08.16
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今日の船橋港の干潮が12時29分でしたので、1時間前の11時に現地に到着。南船橋駅から徒歩で干潟南側の遊歩道から観察センター経由で干潟を見て歩きました。観察センター近くの小島にキアシシギとソリハシシギ、アオサギとカワウの小群が羽を休めていました。その後、津田沼高校前の遊歩道に移動し京成バラ園までの遊歩道を探索していると、ららぽーと方面からピュイと鳴きながら25羽ものキアシシギの群れが干潟に飛来。上面の色が灰褐色のもの、明るい褐色をした個体と羽色はじつにいろいろです。また、餌を探すのに干潟を歩き回り、カニを丸呑みしたその顔つきの変化を観察したり、キアシシギの観察に没頭。そのほか、、コサギが干潟の中の水の通り道で餌を捕獲すべく待機している姿を見ていたら、見事に小魚をゲット。また、80羽ものカワウの群れが水の中に降り立ち、群れで魚を追い込み捕獲する追い込み漁を披露してくれました。(写真)2022年8月14日撮影
2022.08.14
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二ヶ月ぶりに千葉県の鳥友nankashibirdさんが住む街のチョウゲンボウの様子を見に立ち寄りました。今シーズンは3羽が誕生し、すでに巣立ちをし誕生した施設周辺では姿を見かけなくなっています。しかし、成鳥ペアはどうしてているだろうかと思って営巣場所の換気口を見上げると、周囲にいるカラスを威嚇するように甲高い鳴き声をあげ、小鳥の羽むしりついばんでいる成鳥雄の姿を発見。頭が青灰色で無斑、上面は赤褐色で褐色の菱形の斑が見えました。(写真)2022年8月13日撮影
2022.08.13
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昨日11日、手賀沼沿岸の谷津田でアカハラツバメを観察しました。昨年も同地で8月22日に観察しており、ニ年連続での遭遇です。昨日と昨年の撮影画像を比較してみました。一枚目、二枚目の写真は、昨年8月に観察した個体です。亜種ツバメに比べて胸の黒帯が太く見えました。三枚目、四枚目の写真は、昨日観察した個体です。胸の黒帯は太さは前年よりも細めでした。五枚目は2017年7月に撮影した亜種ツバメです。アカハラツバメとの比較のためアップしました。
2022.08.12
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ホームグランド手賀沼と沿岸地区を探索しました。最初に立ち寄ったのは、ヨシゴイのジュニアが8羽誕生したガマを主体とした島。まだ産毛が見える個体をはじめ計5羽以上の姿がありました。もう島の中を自由自在に移動できるようになっていて、餌を探しに出かけている親鳥の帰還を待ちわびる姿を目撃。その後、昨年アカハラツバメ(Hirundo rustica saturata)を目撃した谷津田に移動。ツバメの若鳥20羽以上が飛び回っている光景を見つけた後、電線に止まっている姿を一羽ずつ見ていくと、は、渡りの時期や越冬期に見られるとされる腹部が赤いツバメの亜種の姿がありました。(日本で繁殖している亜種は、Hirundo rusutica gutturalisです)帰り道、沼沿岸でホオジロの若鳥が一所懸命に囀っている姿を発見。(写真)2022年8月11日撮影、昨年8月22日に同地で観察したアカハラツバメの写真を参考としてアップします。
2022.08.11
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昨日、茨城県浮島でセイタカシギと出会いました。ブログを見てくださった鳥友から成鳥、雌雄、若鳥などの識別について質問をもらいました。昨日の画像と過去のライブラリーの画像と識別のポイントを整理しました。(昨日観察した個体)昨日は浮島で観察した個体を若鳥と記しましたが、若鳥であるならば上面の羽縁が淡色で鱗模様に見えるはずですが、そうは見えていません。拙宅の亭主から背の色は黒褐色に見え、頭部の黒色部の斑は淡いので成鳥雌個体だと思われる旨の指摘をもらいました。昨日の報告を訂正します。(1)成鳥雄と雌三枚目の写真は、2020年11月に浮島近郊で観察・記録したものです。写真左側の個体は上面が金属光沢のある青黒色で体下面は白色、嘴は黒色。対して右側の個体は上面は黒褐色で、下面は白く、嘴基部は赤いのを観察しました。(2)若鳥四枚目の写真は、2019年9月に浮島で観察・記録した個体です。左側の個体は上面の羽縁が淡色、嘴基部はピンク色で若鳥です。これに対して右側は一見すると成鳥のように見えますが背や肩羽に白い羽縁があり若鳥の雌だと思われます。(3)幼鳥五枚目の写真は2016年7月に谷津干潟で観察・記録した個体です。手前二羽は、上面の羽縁が淡色で鱗模様に見えますので幼鳥です。一見するとコアオアシシギのように見えます。(4)春の成鳥雌六枚目の写真は、2016年3月に谷津干潟で観察・記録した個体です。背や肩羽は黒褐色で頭部の黒色ははっきりしている成鳥雌です。
2022.08.09
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8月に入り、再び茨城県南部のシギ・チドリを探しに出かけました。あいかわらず、じりじりと夏の太陽が照りつけ、あっという間に汗びっしょり。広大な蓮田では、コチドリ、タカブシギが鳴きながら飛翔していく姿、セイタカシギ若鳥が餌を探している光景、胸に縦斑があり、上面に小さな白斑のあるクサシギ夏羽、蓮田に貼られている防鳥ネットにツバメの若鳥がとまり、親からの餌を待つ姿などを観察できました。また、帰り道にソーラーバネルの設置されているエリアでチョウゲンボウの若鳥が餌探しをしている姿と出会いました。(写真)2022年8月4日撮影
2022.08.08
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8月3日に5月12日に孵化した雄のはく(個体番号J0493)が8月3日10時に放鳥されましたが、ゲージにとどまり昨日夕方に野外に移動したとのニュースを見たので現地に向かいました。到着直後は、はくはゲージの屋根に姿があり、田んぼには2017年生まれのヤマトが餌を物色している姿を観察しました。その後13時すこし前、水田に移動し、餌探しに挑戦。身の丈が隠れる稲穂の影で餌をゲットできたかどうかは観察がかなわずでした。歩く姿はまだスマートで先輩のヤマトと比較すると、嘴の色、目先の色、体の先が細く一見するとすぐわかります。これから水田地帯で餌をとり、翼を支える筋力が発達していくものと思います。コウノトリのほか、カルガモファミリー、ツバメ若鳥、カワラヒワ、ウグイス、ホオジロの姿や鳴き声を堪能しました。(写真)2022年8月6日撮影
2022.08.06
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#おしらせPCの電源トラブルでブログ投稿の一時休止をお知らせしましたが、幸いなことにハードディスクは無事で電源スィッチの接触不良か可能性が高い模様です。この数日は、正常に作動しており、以前むと同様に投稿をしています。なお、電源の接触不良が再度発生する可性もあり、その節はお許しください。鳥友k-tsuminetさんの街の集合住宅の谷間にある公園の一角でツミが暮らしています。幼鳥は、末っ子と思われる個体が1羽残っており、営巣木の近くにあるヒマラヤスギを中心にして活動しています。雨が止んだ10時すぎから短時間、現地を訪ね様子を見てきました。到着直後は姿がなく、餌を探しに近郊地区に出かけていたようでした。20分ほど経って餌をぶらさげてヒマラヤスギに帰還。餌は小鳥のようでした。たいらげてから今度は公園内を活発に飛翔し、何度もセミを捕獲し、羽と胴体を食していました。表情が段々精悍になっていくのを実感。(写真)2022年8月4日撮影
2022.08.04
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野田市コウノトリの里で5月12日に孵化した雄のはく(個体番号J0493)が今朝10時に放鳥となりました。しかし、はくは、ネットが開放されたにもかかわらず、巣台に乗って空を見上げたり、餌をとったりでゲージ外に出る姿までは観察できずでした。しかし、放鳥時間の20分前に上空にコウリトリ4羽が旋回する姿を目撃。飛翔高度のためにアップの写真記録はかなわなかったものの、忘れられない出会いとなりました。(写真)6月4日訪問時のはくの写真のほかは、全て2022年8月3日撮影パンフレットのはくについての資料は、受付でいただいた資料をデジタルにしたもの。
2022.08.03
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#おしらせPCの電源トラブルでブログ投稿の一時休止をお知らせしましたが、幸いなことにハードディスクは無事で電源スィッチの接触不良か可能性が高い模様です。電源がONとできたので投稿をさせてもらいます。なお、電源の接触不良が再度発生する可能性もあり、その節はお許しください。鳥友k-tsuminetさんの街の集合住宅の谷間にある公園の一角でツミが暮らしています。酷暑となっていますがツミの様子を短時間観察してきました。現地で観察していて顔見知りとなった複数のお父様のうちのお一人がすでにツミが獲物を食べている様子を見ていらっしゃいました。獲物を食べているツミ幼鳥は1羽で、双眼鏡で確認するとスズメのようです。羽をむしりとり、はらわたから食べている光景を目撃しました。獲物に視線を集中して一心不乱に食べている姿は迫力がありました。このほか、幼鳥は近くの営巣木に一羽いて、途中で成鳥が鳴きながら飛来。酷暑の中でも元気一杯です。(写真)2022年8月1日撮影
2022.08.01
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