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連休前半は、存外忙しい。土曜日娘が結婚の披露宴会場を決めねばというので、カミサンは会場候補のレストランの試食昼食会へ。息子がやってくる予定で、家を空けるのもナニだし、「家は野菜と魚が食えるのがうれしい」という息子に、食いものの用意もあって、僕は、買い物のあとは、家に居ることに。3時過ぎにカミサンが帰ってくると、ちょうど息子がやってきて、我々は遅い昼メシ。「薫(娘)がなんで来ないんだって聞いてたよ」「慧(息子)の来る予定もあったしね」7時前に一段落して、8時をまわったあたりで息子と2人飲みに出る。「どこしようか」「遠くは面倒だから地元にしよう」12時過ぎ帰宅。翌日は、世田谷観光。なぜか最初は、赤堤山善性寺。「いつ来ても静かなお寺ね」「目立たないからね。ここね、住所は、豪徳寺なんだけど、赤堤山って山号。場所も、赤堤から伸びてきた高台の上なんだ。今は、玉電(世田谷線)が切通しになってるから、あっちとつながってる感じがしないんだけど、善性寺は西福寺と同じ台地の上に乗ってる」「結構、建物は立派だけど、お住職さん居ないの?」「お墓がこれだけだと、住職さんはおけないんじゃないかなぁ。勝国寺の末寺だって聞いた」「神社みたいな寺だな」鳥居がよく似合いそう。もしや、本当に神社だったことがあるかもしれない。杓子稲荷へ「実はね。この建物をたどってくと..ほら」「あっ!裏に出るんだ!」「そうなんだ。実は抜け道なんだ」豪徳寺。ちょうど牡丹の盛り。「へぇ。時間があれば、東長谷寺行ってみよう」「あそこの牡丹はいいでしょうねぇ」「井伊家の菩提寺がなんでこんなとこにあるんだい?」「世田谷は江戸時代の前は、吉良さんの土地だった。その吉良さんの居たところに、17世紀半ばに井伊さんが入った。吉良さんを抑えなきゃいけなかたんじゃないかなぁ」豪徳寺から勝光院へ「いいお寺だ」「関東のお寺の中では、鎌倉を除けば、一番いいんじゃないか」「渋いね」「あぁ」「吉良さんの菩提寺っていうけど、お墓は、江戸時代に入ってからの人のなんだ」「そうだね。その前の人たちのは、ないんだね」次は実相院「ここもいいお寺」「ここも吉良さんがらみで、吉良さん最後の氏朝さんが隠居したお寺だ。でも、お墓はどこだかわからないらしい」「私はこっちが好き」「緑がいいね」「お墓募集してる」「そう。ここらのお寺では一番良心的なお値段。畳半畳(90cm画)の永代供養料、お墓一式で360万くらいだって」「僕らのあたりだと、いくらぐらいなの」「墓石は別で450万だって」「ここいいじゃん」弦巻茶屋のアウトドアで昼飯。義父のところで、掃除、晩飯のあと帰宅。
April 30, 2012
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4月28日はサンフランシスコ講和条約発効から60年。1951年9月8日に全権委員によって署名され、11月18日に国会により承認(批准)、翌19日に天皇が批准書を認証し、11月29日に批准書をアメリカ合衆国政府に寄託した。翌年の1952年4月28日に発効するとともに「昭和27年条約第5号」として公布された。この条約発効により、日本は独立を回復した。言ってみれば、戦後日本は4月28日で還暦を迎える。戦前日本が軍国主義で悪、戦後日本は民主主義で善或いは戦前日本は古き善き日本、戦後は米国の押し付け憲法下で義務を果たさず権利ばかりを主張して悪多く日本に蔓延する、両極端の二元論がある。ここで、あとの議論のため、前者を戦後派、後者を戦前派としておく。僕が思うに、両者ともに正しい部分と、間違った部分があり、どちらも共通して間違っているのが、1945年8月15日を境に、戦前日本と戦後日本を全く違うものと捉えるところ。たとえば、後者の意見を述べる戦前派の中に、義務感の希薄などを戦後社会の悪として挙げ、風潮の元凶を、日教組による戦後教育に多くを帰結させるを聞く。しかし、僕自身の日教組、或いは、日本の組合活動全般に対する否定的意見とは別に、そもそも、「元凶」たる日教組を生み出したその一部は、上記後者意見を求める勢力が賛美する戦前教育、体制に起因することは明らかであって、言ってみれば過去の自分を現在の自分が嗤う自己矛盾と思う。1945年8月15日の前後で、日本人は引き続き同じ日本人であり、制度に多少の違いはあれ、同じ日本人の行動の現れ方が、時代に対応して変化したに過ぎず、戦前にしろ戦後日本にしろ、当事者は常に同じ日本人であり、客観的には、自分たちがどう主張しようが、両者間に継続があることは、どなたも否定できまい。ひそかに僕は、この戦前、戦後両派の対立は近親憎悪、と思っている。社会人になった直後から、僕は、組合は偽善と思い始めた。4月1日の入社の直後からほぼ1月続く集合研修が終わり職場に戻ったところ、翌日の日曜(まだ土曜の一部は出勤日)が組合大会。さらに5月1日のメーデーにも行けという。「出席は任意ですか?」と、中央執行委員を兼務していた職場委員に聞くと、任意ではあるが、新入社員の出席は必須だという。長い研修で息抜きが欲しかったので「欠席」と言ったところ、「前代未聞」と騒ぎになった。別室に呼ばれ、欠席の理由を詰問されたが、「行きたくない」以外適当な理由が思い当らず、詫びも入れなかった。それどころか、「日曜に出てこい。メーデーへ行けと強要するのは、あと何年も続くまい。このようでは、早晩組合は衰退する」とまで口が滑った。非組合員の管理職連中は、にやにやしながらみていたようだが、組合からは問題児とレッテルを貼られ、以来、疎遠になった。反感を持つ立場から眺めれば、組合の組織体制、意識は、会社本体を越えて、戦前の何ものかを引きずったごとくの旧態依然。いくつかの会社での自分の経験、知人の話し、報道などから類推されるには、官公労以下、「労働組合」は多かれ少なかれ同じようなものであり、そうなった背景の一つには、これら労働組合の組織の作り方、運営に、旧軍の影響があるからだと感じる。日教組の委員長であった槙枝元文が、終戦の時期は陸軍憲兵中尉であった如く、日教組、労働組合、いや、日本中の組織一般に、ある時期の指導者の殆どは、軍隊経験、乃至、軍人志向を持っていた。無論、それは、明治以来の国民皆兵制度の下、成人男性のほとんどが徴兵を経験しているからである。また、敗戦により、軍が解体、旧体制関係者の公職追放により、従前、旧軍人なり、軍関係の学校、組織にあった人たちが一斉に民間に移った、明治維新以来最大の人材流動であった。日教組の場合、「戦前」が、この組織の誕生期に与えた影響は、それだけにとどまらない。「日本の教育制度は、明治にさかのぼって、その最初から、子供たちを家庭と地域社会から切り離すように設計されていた」米国で日本の教育制度の研究で学位をとった知人(米国人)の指摘。「4月に学校が始まるのは、世界中で日本と韓国だけ。北半球のほとんどの国の学校が9月から始まるのは、学校と農繁期が重複することを避けることが目的。日本では、逆に4月から学校を始めることにより、家庭が子どもたちを使役し就学率が下がることを防止しようとした」制度の根底には、「富国強兵」の国家目標が存在し、国家に貢献する人材をつくりだしていくには、子弟を労働から解放することが必要、と指導者が考えたのだと言う。「日本では早くから教員を専門職として育成したが、他国では教育制度の初期において、教員の多くは一般からのボランティアであり、彼らの事情からも、農繁期の学習は避ける必要があった」同じ知人。米国の教育が、コミュニティーから内発的に発展したに対し、日本の教育は、国が与える公教育を軸に発達した。教員育成からみる。戦前公教育における、小学校、中学校(旧制)の教員は、現代の公務員のキャリアとノンキャリアと同じ構造をしていた。公務員より、むしろ陸海軍に近いかもしれない。キャリアとは、高等師範学校の出身者であり、ノンキャリアは師範学校の出身者である。キャリアは、教育現場での教育にあたるほか、全国を回って、若くして教頭、校長の管理職、或いは、文部省、地方行政の教育部門(後の教育委員会)の役職に就く。師範学校出身者は、教育の現場に携わり一生を終える。確かに、このシステムは、全国に標準的な学校教育を普及していく19世紀中は有効に機能した。反面、20世紀に入ると同じシステムが、教育に携わる人材の中に「階級」をつくりだしていく。階級制度の固定化は、教育現場を頽廃させ、社会と遊離した教育は知育偏重、独善・観念的となり、画一的、形式主義と言われる、現代にもつながる戦前教育の宿痾をもたらした。師範学校は、一般に道府県立(東京が都となった以降は都道府県)の旧制中学と同格で、官費支給の男子校であった。敢て言えば、学費を払う中学校は富裕層子弟の進学先、師範学校は低所得階層の子弟ないし親の意思に反して上級学校への進学を意図した子弟の進学先だった。そのような事情から、師範学校学生たちは全般に、経済的に他への逃げ場がなく、全寮制下の生活は、軍隊の内務班とも共通するストレス社会の陰湿な部分があった。(女子師範の事情は多少異なる)高等師範出身者と師範学校出身者の間には、キャリアパスの差、役割の差とともに、差別があった。高等師範出身者は、師範出身者を「視野の狭い」「体制に無批判」な「事なかれ主義」のいわゆる「師範タイプ」教師として蔑視、問題視し、「応召されればすぐ下士官として役立つ」と冷笑、師範学校出身者はこれに反発。両者の対立は、1970年代に東京高等師範の後身たる東京教育大学が筑波大学として再編されるまで水面下で続いたと思う。反発を恐れずあり体に言えば、戦前、戦後とも、日本の教育の不毛は、教育に携わる者の多くが、内発的な教育への情熱なく、生活のために教職を目指すことに大きな要因があると思う。それが、現代の「デモシカ」教師の原型であろう。僕自身、カミサンも「就職できなかったときのスペア」に教職課程の単位を取った。敗戦後、連合国軍最高司令官総司令部 (GHQ) は、日本「民主化」のため、軍国主義教育の温床となった師範学校制度を解体し、米国にならって教員養成を大学で行うよう強力に指導した。このため、各地の師範学校はアメリカ合衆国の「リベラルアーツカレッジ 」を手本にして、旧制諸学校を包有した新制大学の教育学部、学芸学部などとして再出発することになった。若く経験の乏しいアメリカは、教育界に内在するルサンチマンを放置し、制度だけをいじった。ここに、戦前の宿痾が戦後に継続することになる。***皆が幸せを分かち合い、おおらかに正直に暮らせる。そういう国を愛し、育て、保とうと努力するのが愛国心と思う。そのシンボルが、天皇、国旗、国歌である。ある時期まで、国旗を掲げ、国歌を歌う機会は、紅白饅頭が配られ、楽しいイベントが伴っていたと、亡くなった母の記憶。ところが、いつからか、形式主義が、そういう楽しい部分を、国歌、国旗から除いていく。当時、日本の女子公教育界で最もリベラルであった東京の府立第二高女から、疎開を兼ねて祖父の勤務先地方の高等女学校に転校した母にとって、形式のみに終始する地方女子教育の現場は、強烈な地方憎悪の記憶だった。高等師範出身のキャリア中学校長として赴任した祖父。その家族は、その土地の学校に良い記憶を持たない。地方の女子医専と女高師の選択にあたり、母は躊躇なく空襲覚悟で東京を選んだ。教職に就いた後も、師範学校の後身たる学芸大学出身者を、理不尽に嫌悪、差別した。彼女のルサンチマンは教育をはじめとする地方の閉鎖性、差別に起因し、その閉鎖性と差別は、戦前教育界に鬱積したルサンチマンに多く起因する。既に戦前において、差別の連鎖が、子供たちを犠牲に、教育をゆがめていたのである。昭和の敗戦、軍国主義は結果で、原因の一つは教育現場の形式化、硬直化にあった。「形から入って、あとから心が伴う」部分もあるが、楽しい思い出を伴わず、合理的説明もなし、頭ごなし。子供たちにとって、天皇、愛国、国旗、国歌が、善き、楽しき思い出となるはずがない。日教組、戦後保守。どちらも一貫して楽しくないのだ。愛は本来内発的なものと思う。国に対する愛が愛の一種であるならば、愛国の強制など成立しえぬ。戦前日本における愛国は、内発的な本来の愛国と、内発的でない方便、表向きの愛国の奇妙な同居であり、方便の愛国が8月15日を境に雨散霧消したは当然だ。戦前日本のほか、ナチス(国家社会主義)、旧ソ連、中国、北朝鮮を見れば類推できるごとく、軍隊は全体主義、共産主義、国家主義と相性が良い(逆に、これらに共通するのは、個人より国なり組織なりを優先させる体制ということができるだろう)。この時期に、旧ソ連と戦前からの左翼扇動家たちが日本の「左傾」を企てるなら、人材流動のうねりの中にある、これら教育水準が高く、組織運営のノウハウを持ち、体制に不満を抱き易い旧軍関係者を、生活要求をかかげる労働運動に巻き込みつつ左傾化していくことは、当然の戦術であったであろう。旧ソ連の共産党指導体制、コミンテルン、或いは、戦前日本の教育、軍隊は、いづれも共通して「一部前衛が大衆を指導する」構造であり、親和性がある。それらが奇妙な配剤で混合して、日教組を形作った。日教組を構成した多くは、戦前から教師だった人々である。戦前の教育は、明治の時代の急ごしらえの理念を、形式主義、教条主義が支配する現場が教えていた。敗戦により理念が除去され、内発的情熱を持たぬ教師群が、新しい「民主主義」を、同じく形式主義、教条主義で、同じように教えた。だから、僕らは、民主主義、自由主義とは何たるかを未だに理解していない。わからない連中から教わった連中は、わからないままだ。日教組には、そういう「下士官的」教師たちが、従前体制へのルサンチマンをもって構成していった部分があり、それは反体制的、ときに、反社会的である。「日教組」とは、戦前教育のひずみが生みだした申し子なのだ。さもなくば、戦後の、あの短い期間に、あれほどに反体制的な組織が、形成されたはずがない。戦前の高等師範ー師範学校の階級構造が、戦後の、日教組ー一般教員に置き換わっただけなのだ。同じことが、官公労一般に残る。かつての国鉄もそうだった。戦前の階級社会を温存したままの組織は、組合が妙に強く、反体制的である。公務員制度改革は、キャリア制度を打破せねば、戦前から引き続く同じことが、違う形で現れ、それを繰り返すだけである。
April 28, 2012
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今日、民主党小沢元代表裁判の判決があるそうだ。裁判の結果は、証拠などの状況にみる限り無罪が順当と思うが、果たしてどうか。ようやく裁判の判決だと思えば、奥さんとの別居から、隠し子まで、どうでもよいことでの小沢バッシングが続く。誰が、何の意図でそういうことをやるのか。本質的でないところに大衆の目を誘導せんとしている。もっとも、ああやって書かれることが、「小沢さんの価値」とすれば、書かれなくなることすなわち、影響力低下のバロメーター。「次の首相は誰か?」小沢裁判の帰趨も含めて、先はますます見えない。森さん以降、「やがては首相になるだろう」と思われていた人で、その通りなったのは、安倍さんぐらいのものだろう。その人でも一年しかもたず、鳩山、菅はともかく、2年前に野田首相を予想していた人が居るだろうか?5年前ならば、「やがて小沢さん」があったが、今、そのように予想する人は多くない。私たちは、裁判の行方より、「日本の将来を託す人は誰か」「日本の将来をいかに託すべきか」に興味をもつべきではないだろうか?
April 26, 2012
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寝れない夜が怖いという人たちのためにせっかくの自分だけの時間を豊かに過ごすプログラム1.ジャズを愉しむJAZZ 静かな夜のカフェ2.国会事故調査委員会元原子力安全保安院長の出席を求めた国会事故調査委員会一連の映像を見ていると、腹がたってたまらん 東電とか官僚組織はどうしようもない という印象を持ってしまうが、一方、事故調査委員会が人民裁判的色彩を帯びることが良いのか?ナチス、戦前戦中日本の一億玉砕、鬼畜米英、文化大革命...一時のカタルシスは、あとからみると、それは狂気に過ぎない。革命で、生贄を要求したのは「市民たち」であって、マリーアントワネットではない。あくことなく生贄を要求した彼らは、やがて、自分たち自身をも断頭台へと送った。今日、「市民たち」は、「原子力村」と罵り、レッテルを貼り、東電を送り、次は原発を引き立てようとしている。誰しも長期的には脱原発を望む。しかし、日本の国土が海外に依存せず自立して養えるのは、20世紀が始まったときの人口30百万人という。輸出して金をかせぐ産業なくして、我々はどのように生きるのか?即時原発停止、再稼働不可は、我々自身の生存を否定してしまうところまで行きかねない。だから、さすがの民主党政権も、一歩手前で踏みとどまった。ポピュリズムで原発を停止してはならない。しかして一方、どのようにして、原発なる宿痾から逃れ出るかいかにして使用済み核燃料を処理するか我々は、必死に自分の頭で考えねばならない。国会事故調には、原子力安全保安院長後任の深野さんのもあるのだが、知らない人じゃないので、気の毒で見てられない。3.東京裁判国会事故調に比べればは弁護士もつくし、「もういいです」とか罵られることもなく、はるかにフェアだった。4.宮崎(崎は本来は別字)駿の2009-2010 Berkeley Japan Prize授賞インタビュー英語によるインタビューだが、宮崎本人(6分30秒過ぎから登場)は日本語でしゃべる宮崎は、「文明の終焉に立ち合えれば、それはすばらしいことだが、残念ながら、そうはいかないみたいで...」「人間によって作られた汚れたものを 全部洗い流す津波」などと、無邪気に語っていた。「崖の上のポニョは、東日本大震災の影響を受け、内容に津波をイメージさせるシーンが多数あるとされ、TVでの放送が「自粛」されている。ポニョを喜んで子供に見せ、自分で見ていた連中の多くが、東日本大震災を経て、今度は、同じものをしたり顔でお蔵入りさせる。僕はこのインタビューでの宮崎の発言に問題があるとは思わない。むしろ、東日本大震災を経て、ひとつの優れた芸術を、窮屈な場所に押しやって、それが正義であるような顔をすることこそ、便法でうさんくさい。現代の焚書、言論統制、偽善である。そこから踏み込んで、宮崎にインタビューしたジャーナリストは居るのだろうか?5.Paul McCartneyの赤の広場でのコンサート10年前だが、赤の広場でBack in the USSR、プーチンが観客ってのがすごい出口の見えない、共産主義の圧迫の中で、The Beatlesは人々の自由の象徴であった。このフィルム、裏面では、The Beatlesというイギリスのつくりだした文明がソ連を圧倒した事実の記録である。国防相が無邪気にbeatlesへの憧憬を語る国は、イギリスと戦うことはあるまい。帝政ロシア以来の「ソ連」が、イギリスに屈した。文化、文明は、怖ろしい部分がある。6.The Beatles - On The Ed Sullivan Show米国は既に1964年に席巻されていた。今日的にSir James Paul Mccartneyという文明(もちろん文化である)は、限りなく政治的であり、英国の持つ最強の兵器である。プーチンのみならず、米国大統領も彼の前では一人の人間、ファンに過ぎない。Ebony And Ivory (Live at the White House 2010) 米国初の黒人大統領の前で、McCartneyがStevieとともに、Ebony & Ivoryを歌い、それが全米に放映される。偶然の産物だがMICHELLEもあった。A Day In A Life/Give Peace A Chance/Let It Be/Live And Let Die盟友John LennonへのTributeとして、ときにコンサートで演じられる「Give Peace A Chance」昨年、チュニジア、エジプト、リビアで起こったことを踏まえれば、この曲は国の政権を倒す力をもつ。僕は、存外、中国は、こういった部分から浸食されていくのではないかと思っている。The Beatlesにそれほどの興味を喚起されず、彼らの歌詞も気にしない僕ら日本は英国文化に屈しない最後の国だろう。周恩来は、フランス革命への評価を聞かれ、判断には時期尚早と答えたそうだ。The Beatlesの「赤の広場」への君臨は、真に普遍的な平和の証なのか。判断は時期尚早おやすみなさい
April 21, 2012
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「土曜日、友達が東京でてくるんですけど、どこ連れて行こうかって考えてるんです」「あなたはどこの出身だっけ?」若い(といっても30は越えていたと記憶)人とそういう話しするのは久しぶりかな「三重なんです」「松坂?」「津ですね。合併されて津になったとこです」「浅草...かな。今はスカイツリーもある。まだ入れないけど。あと、表参道。GAPのあとの新しい店もちょうどオープンした のかな?」「American Eagle Outfitters」「そう、それ」「はとバスなんか面白いっていいますね」「今日の明日で予約とれるかな」「食事の無いヤツなら空いてればだいじょぶじゃないですか」「夜はどうするの?」「新宿で食事することにしてます。遠くへいくと帰ってくるのが面倒で」「じゃあどっか行くっていうと昼間だね」「そうです」
April 21, 2012
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高校の頃、日本史の教師が、日本人の頭骨を上から見たときに、時代によって、丸いか、長円形であるか、顕著に違いがあると言って、教室が騒然となったことがある。「お前の頭は縄文時代だ」「そういうお前はネアンデルタールだろ(教師はネアンデルタールの話しはしていなかったと思うが)」***「男は40過ぎたら、自分の顔に責任を持て」リンカーンの言葉と伝わる。原文は、After 40 every man gets the face he deservesなので、意訳が多少入っている。「最近、いい顔した日本人が少なくなった」「いい顔の定義はどういうのかな?」「渋い顔。人生が刻まれた顔」「たとえばどんな顔?」「そうねぇ...たとえば、昔の政治家と今の政治家と全然違う。昔はみんな個性があったけれど、最近の人はみんな平坦。好き嫌いはいろいろでしょうけれど、池田さん、佐藤さん、角さん、福田さん、大平さん...皆さん良いお顔、個性的なお顔だったわ」言われれば、確かに最近の人の顔は、昔に比べると平坦だ。テレビなどで見ていても、「え この人が大学教授なの?」「この顔であの会社の社長なの?」ということが結構ある。「僕らが年とったからそう見えるのかなぁ?」「そうじゃないと思うわ。確かに最近の人の顔は平坦よ」「日本だけかい?」「欧米は、そうでもない。でもたとえば、北朝鮮は、金日成、金正日、金正恩と世代が下るうちに、お顔の個性がなくなってきている」「金正恩は、あの齢で、爺さん、オヤジさんと比較されてもなぁ」「お兄さんの金正男も褒められた顔つきじゃないわ。中国の政治家の顔は、日本の政治家と同じような経過をたどってる。今度の習近平って、日本の野田さんと一緒」「そういえば、共産党だって、志位さんて、どっかの会社の部長かヒラトリみたいな顔つきだ。ロシアは?」「プーチンまではいいお顔だけど、メドベージェフはどうかなぁ...」「なんでだろう? 硬いものを食べなくなってきて、顎が発達しなくなってきたからかな」「一つはあるね」「社会全体に緊張感がなくなってきた」「どうかしら。緊張感というのとは違うけど、日本は、韓国も、北朝鮮も、中国も、みんなストレス社会で、油断がならない」「人生でハードシップを体験することが少なくなってきている」「それもあるでしょう。でもね。ほんとはテレビがかなり影響してるんじゃないかな」「テレビ?」「うん。テレビって、欧米はあまり見ないでしょ。見ても、強い影響を受ける人が少ない」「そうかなぁ」「一般に よ」「でもどうしてテレビ?」「毎日、同じような人が同じような顔して出てくるじゃない。怒った顔、悲しい顔はあまり写らないし、写ったとしても、だいたいは演技の顔。何十年もあればかり見ていると、知らず知らずのうちに、テレビに映ってるのと、同じような顔になっていく」「本当?」「だって、鏡に映して自分の顔の表情つくるとき、意識の裏ではテレビ映りのいい人を想像してるでしょ?」「さぁ、僕はテレビあまり見ないし、顔洗うときも風呂だから鏡は見ない...、」「そんなことないわよ。ガラスに映った自分の顔とか、結構気にしてるわ。気にしてないようでも、気にしてるの。昔は、今ほど鏡も顔の映るガラスもなかったし、写真も動画もなかったから、自分の姿を知ることが少なかった。だから、人に言われてなおしたの。だけど、今は逆に、いろんなものがあるから、意識過剰。人に言われてなおすんじゃなくって、自分でなおしちゃから、客観じゃなくって、主観で訂正してる。そうやって、毎日、毎日、自分の主観で繰り返し演技の顔をつくってるから、他人の意見が入らない。それでああいう顔にみんななってっちゃう」「そうなの?」「ストレス社会だから、みんなそれを表に出さないように顔を作る。そう、あれって、みんな表情の無い顔なのよ。表だけをつくろって、なんとなくニコニコ微笑んでいるみたいに見える。ストレス社会のジャパニーズスマイルが東アジア中に広がっているの。感情を素直に表現できない、自分の頭で考えない。そういう人たちが、同じような人生を目指し、同じような生活して、同じような個性のないものを食べて、ささいな違いをこだわりっていう。同じような顔になるの当たり前」ほんとだったら怖い
April 21, 2012
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会社に入ってしばらく、先輩から、取引先五原則というのを習った。企業は、自分が存続するため、他者と取引せねばならない。その他者との関係において、常に次のことを心掛けよというもの。 安全性収益性安定性将来性社会性 さまざまな含蓄のある言葉なのだが、広くとるか狭く考えるかで、担当としてのスタンスが決まっていく。広いのが良くて、狭いのが悪いということではない。 女性が僕ら男性を見る基準は、これら項目の羅列で赦されるが、僕ら男性が女性に対し、「僕が君を判断する基準は」と言ったならば、将来性はゼロ以下となりかねない。女性は男性を長期で判断することが赦されるが、男性は、女性を短期でしか見ることができない。だから、我々は、これらのことを背中で計算しながら、表ではせつな的に生きていかねばならない。 冗談はともかくこれを、国vs国で考えるとどうなる? 中国安全性:短期 20 中期 20 長期 20収益性:短期100 中期 50 長期 50安定性:短期 50 中期 30 長期 00将来性:短期 30 中期 40 長期 50社会性:短期 20 中期 30 長期 40 米国安全性:短期 90 中期 90 長期 90 収益性:短期 50 中期 50 長期 50安定性:短期 90 中期 90 長期 90将来性:短期 50 中期 50 長期 50社会性:短期 80 中期 80 長期 80 韓国安全性:短期 75 中期 70 長期 65収益性:短期 50 中期 50 長期 50安定性:短期 75 中期 70 長期 65将来性:短期 75 中期 75 長期 75社会性:短期 70 中期 70 長期 70 ロシア安全性:短期 75 中期 80 長期 85収益性:短期 75 中期 80 長期 85安定性:短期 80 中期 85 長期 90将来性:短期 90 中期 80 長期 70社会性:短期 50 中期 65 長期 80 台湾安全性:短期 75 中期 70 長期 65収益性:短期 75 中期 75 長期 75安定性:短期 90 中期 80 長期 70将来性:短期 80 中期 70 長期 60社会性:短期 80 中期 80 長期 80 北朝鮮安全性:短期 10 中期 20 長期 30収益性:短期 90 中期 80 長期 70安定性:短期 00 中期 30 長期 60将来性:短期 00 中期 40 長期 80社会性:短期 00 中期 40 長期 80 日本安全性:短期 75 中期 60 長期 45収益性:短期 25 中期 25 長期 25安定性:短期100 中期 50 長期 00将来性:短期 25 中期 50 長期 75社会性:短期100 中期100 長期100 これは僕の感覚。それぞれには規模の違いというものも別のパラメータとしてある。人それぞれに意見の違いがあり、未来への期待、不安が反映される。それぞれが持ち寄って、さぁどうしよう意見交換が始まる感覚の裏にある認識を数値化するとこうなる。北朝鮮の将来のほうが米国より上だと思えば、そういう数字にする。恣意的である必要はない。恣意は矛盾を招く。 数値化することがすべて正しいとは思わない。だが、感覚を自分で相対化してみるのは、20世紀日本人に必要な作業ではないだろうか。さすがに、外務省には、これぐらいのことはあると思う。自民党は...あったけど忘れた 乃至 なおざり民主党は...ないだろうなぁ
April 20, 2012
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ワシントンで石原さんが、東京都の予算で尖閣諸島を買収する計画を発表。 石原慎太郎さんは芥川賞作家としてデビュー。弟の裕次郎がその余禄で映画俳優となったはおまけとして、その後東京都知事選で美濃部さんの対抗馬として立候補、落選のあと、参議院議員、衆議院議員、運輸大臣などをつとめ、国会議員を引退したあと、都知事となり、昨年四選を果たした。 これだけバリエーションあるキャリアの政治家は、現代日本には居ない。 作家としてもかなりの成功と名声、議員、都知事としても、毀誉褒貶が激しい ということは、それだけいろいろ活発にやってきたということだ。 「ああいう人は」と眉をしかめる向きもあるが、 「保守」なんだろうな 田中角栄の全盛期に反旗を翻していたり、歯に衣着せぬ反米、反中国、反ソ、反韓国、反北朝鮮言動でも知られる。 一部世評と違って、差別的な意味での反対だとは思わない。 キャリアから考えて、この人は差別につながるコンプレックスを持っていない。 気にいらないから気にいらないと、単純に、誰に対しても遠慮することなくモノを言う人と理解する。 さて、その人が尖閣諸島を東京都の予算で買うという。 石原さん さすが、喧嘩の売り方がうまい アジテーションのやり方も知っている 絶妙のタイミングだ 進まぬ震災復興の中、。 民主党は、予算、消費税、原発、小沢裁判の判決、大臣たちの不規則発言... 足許がおぼつかない 関西では「大阪維新の会」が、華々しい花火を連続して打ち上げている 中国は、国内に習近平氏への政権移行をかかえる中、経済成長の鈍化が表面化、政治的には中国共産党中央委員会書記であった重慶市トップ「薄煕来氏」を解任。不安定が一気に火を噴き、政治としては、尖閣諸島云々へ本腰を入れた対応はあり得まい。(軍隊の暴走を考えると、そこは危険を感じるところ) しかし、 東京都民たる僕も一部を負担してきた東京都の税収から尖閣を買う... ピンとこない 石原さんもポケットマネー出して、ファンドを形成し、そこで買うってんじゃいけない? 政府の専権事項である、外交、防衛に、自治体たる東京都が関与する? だが、石原さん 在任期間は、もうそれほどあるまい。 尖閣を東京都が買っても、何かを具体化するは東京都の後継者たち。 そこに何かの方向性、コンセンサスがある? 東京都が買う意味が、わからない。 こじつけて(以下は、それはそれで道理ではあると思うが)言えば、 東京都は沖縄と並んで離島経営の経験に優れた自治体である。 古くから伊豆七島を所轄、返還後の小笠原も東京都だ。 「横田基地」、島民こそ居ないが基地の島「硫黄島」をかかえ、「米軍」「島しょ経営」について沖縄が一番相談できる相手は、他の道府県はむろん、政府とは別の意味でも「東京都」であろう。必要なら、日本政府、駐日米国大使館、在日米軍への直接アクセスにも圧倒的にすぐれている。「老人ボケ」「殿ご乱心」ではないと思う。実際に買わなく(買えなく)とも、波紋の拡がりを見ることに意味がある?どう動く。
April 17, 2012
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「評判のよくなかった第二東名にとって、東日本大震災は望外の僥倖でした」静岡の知人が、しばらく前にそんなことを云っていた。「今までの東名は、海に近いところを走っていて、たとえば由比なんか典型的なんですけど、台風が来ると、通行止めなんてこともあった。ところが、第二は、だいたい山のほうを走っていますから、台風で止まるというのはまずない。物流という観点でいえば、今までの東名は、一番厳しいので言えば、津波なんかにも弱いかもしれないんですよ。それが、第二東名は、少なくとも海からの脅威は、今までの東名に比べて圧倒的に少ない。そんな関係で、インター近くに物流基地を求める需要が、すごく高まってきています。第二東名のところは、今まで日のあたらなかったところも多いので、そういう意味で、東日本大震災は、思わぬ僥倖という部分があります」少々複雑。
April 14, 2012
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油断していた。月曜の夜半から喘息が出て、「これは?」とは思ったのが、昨日の朝、起きたら目がはりついてしまっていてあけられない。目じりを切ってはいけないので、ゆっくりお湯で顔を洗う。花粉症。しばらく無理はするまい。***一昨日の夕方(日本時間)インドネシアのスマトラ島北部西方沖で、マグニチュード8.7(8.6とも)の巨大地震が発生した。それほど大きな被害は伝えられていないし、さほど大きな津波もなかったようで、幸いなことではあるのだが...上記巨大地震の約2時間あとに、余震とみられるマグニチュード8.2の地震がさらに発生。日本では殆ど報道されていないのだが、その後も、インド洋では、マグニチュード5以上の地震が頻発している(30回近いだろう)。マグニチュード5以上というのは、今の日本でも、昨日2回、その前は4月1日であるから、震源付近の地殻には昨年3月11日の我が国東北沖に匹敵する変動が生じている可能性が高い。世界中で地震が頻発している。日本とアメリカではマグニチュードの取り方が違うのだろう。スマトラ沖のもそうだが、日本の方が大きい数字になっている。マグニチュード6以上というのは、それほどはお目にかからないのだけれど、アメリカ地質調査所USGSによると、4月12日は地震のあたり日で、スマトラ沖からインド洋にかけて、8.6、6.0、8.2と3つ。メキシコで6.5と4つも発生。13日も、今度はカリフォルニア湾で、6.9、6.2と2つ。シンガポール発ロイターは、「今回の地震は2000年に1回の規模で発生。同沖で甚大な被害をもたらす地震が起きるリスクを高めた」「向こう数十年の間にムンタワイで大地震が起きると確率が高い。マグニチュードは11日の地震と同じかそれ以上になると予想した」「スマトラ沖では、過去数年間に巨大地震が何度もあった」「周辺にある非常に多くの断層が(地震を起こす)準備ができているようだ」 との地元研究者の見解を示した。***スマトラ島北部周辺にある非常に多くの断層が地震を起こす準備ができていると聞いて、イヤな気がしている。あまり知られていないが、スマトラ島北部に、トバ湖という世界最大のカルデラ湖がある。カルデラとは、火山の活動によってできた大きな凹地のことで、日本では阿蘇山に見られるごとく、カルデラの多くは、大規模な噴火で、火山灰、火砕流、軽石、溶岩などの、「火山噴出物」が大量に噴出したり、マグマが地下を移動して空洞化した地下のマグマ溜まりに、落ち込む形で地表が陥没したものである。Wikipediaは、トバ湖付近の地質について以下のように記述している。トバ湖のすぐ南西側を湖に並行してスマトラ断層が走っているが、この断層は下記のランドサットの写真でも確認できる。湖の西側に、二つの緑の丘に挟まれて斜めに一直線に走る谷間がスマトラ断層である。この地域は活断層地帯であるとともに、日本の東北や北海道と同様な「プレートの沈み込みに起因する火山地帯」でもある。スマトラ断層はトバ湖周辺で南側が膨れた形で湾曲しているが、この湾曲部に複数の横ずれ断層が並行するプルアパート部が存在すると推定されている。プルアパート部は並行する断層間に巨大な空間を作ることができ、ここに非常に大量のマグマを安定して(頻繁に噴火することなく)蓄積することができる。トバ湖はこの特殊な構造により、噴火間隔は長いが一旦噴火すると他のカルデラ火山に比べて大規模な噴火を起こす火山であると考えられている。プルアパート部は並行する断層間に巨大な空間を作り、そこに非常に大量のマグマを安定して(頻繁に噴火することなく)蓄積することができるトバ湖はこの特殊な構造により、噴火間隔は長いが一旦噴火すると他のカルデラ火山に比べて大規模な噴火を起こすさらにWikipediaは「トバカルデラの噴火」の記述へと続く。トバカルデラは、過去非常に長い間の休止期間をはさんで3回の超巨大噴火(破局噴火)によって形成されたと考えられている。まず84万年前にカルデラ南東部から噴火が起きた。これは日本最大だった阿蘇山の9万年前の噴火を超えるマグマ噴出量が500km3に達する噴火だった。次に50万年前にカルデラ北西部で噴火で、噴出マグマ量は60km3であった。最新の噴火が74000年前に起き、マグマ量2800km3に達する超巨大噴火となった。74,000年前に起きた最新の超巨大噴火は、200万年前に起こったイエローストーンのハックルベリーリッジ・タフ(英語版)を噴出した超巨大噴火(マグマ噴出量2500km3)と並び世界最大級の噴火であった。大量のマグマが噴出した結果地盤が沈下し、トバ湖を形成するカルデラができた。その後、他の多くの大型カルデラと同様にマグマの上昇があり、サモシール島(トバ湖内で最大の島)ができた。トバ湖は世界最大のカルデラ湖である。現在のトバ湖は上記3つの噴火に基づくカルデラから形成されている。1949年に、オランダの地球科学者レイナウト・ファン・ベンメレンは、トバ湖が火砕流堆積物の層によって囲まれたカルデラだと報告した。後の調査により、噴火による火砕流は周囲2万平方kmを覆い、中国南部で数cm、インド大陸でも15cmの厚さの火山灰層が報告されている。また、海洋学者によって、東インド洋やベンガル湾でトバ湖にあるものと同じ火山灰が検出された。 この噴火と同時期に、ヒトDNAの多様性が著しく減少する「ボトルネック(遺伝子多様性減少)」が見られることから、この噴火で当時の人類の大半が死滅したという説もある(トバ・カタストロフ理論)。理論によれば、大気中に巻き上げられた大量の火山灰が日光を遮断し、地球の気温は平均5℃も低下したという。劇的な寒冷化はおよそ6000年間続いたとされる。まぁ、こうなると人類の大半は滅びるなぁ。住まいはどうにかなっても、食いものが続かない。寒冷に強い品種の研究を、東北で徹底的にやっておくか。
April 13, 2012
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北朝鮮が13日午前7時40分頃、人工衛星打上げ名目で長距離弾道ミサイルを発射したらしい。田中直紀防衛相は記者会見し、「なんらかの飛翔(ひしょう)体が発射されたとの情報を得ている。飛翔体は1分以上飛行し、洋上に落下した模様。わが国の領域への影響は一切ない」と述べた。既に一部メディアは「失敗した」と報道。いったん、ことはこれでおさまったように見えるのだが...***「どう転んでも、いい結果にはならないとは思っていたが、いざ失敗されてみると、これが一番不透明」「あのテレビに出てた打ち上げの責任者とか担当者とかいう人たちの中の何人かは粛清されちゃうのかしら」「僕もそれが一番に頭に浮かんだ。気の毒な人たちだよな。迷惑な話しだ」「そんなこと言ってないで、出かけなきゃ」***ようやく、金正日死亡から、後継者への移行への第一段階を終えようとしていた金正恩北朝鮮は、その第一段階の仕上げで、やらずもがなの失敗。国内向けには何もなかった、乃至、成功と伝えられる可能性も残る。失敗であって中止ではない。実験は、通常、ある程度の成算があるから行うものであるよって、それほど失敗は多くない。失敗にもいくつかの失敗がある。思わぬ失敗意図的な失敗何も遠くまで飛ばさなくとも、あの程度で必要な情報は得られるということもある?国際社会の圧力厳しい中、中止するぐらいならば、意図的に失敗するというのも。打ち上げには国際社会の厳しい批判があり、国内掌握に不確実性が残る新体制が、孤立を恐れず、つっぱりきることは難しい。今日の失敗はいかなる失敗であるのか?分析担当の連中には、一番頭の痛い結果かもなにせ、体制崩壊から、逆に、核実験強行まで、さまざまな可能性があるいづれにしても、これで一段落というわけではない場合によっては、警戒の強化或いは、日本海にあふれる難民対策北朝鮮の次の動きから目が離せない
April 13, 2012
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気象庁によると、11日午後5時39分頃、インドネシア・スマトラ島北部西方沖でマグニチュード8・7の地震があった。Reuter電は、マグニチュード8.9、シンガポール、タイ、インドでも揺れを感じたと伝え、インド洋全域に津波のおそれという米地質調査所(USGS)は、地震はバンダアチェの南西308マイルで発生した、としている。この海域では、今年1月にマグニチュード7.2の地震が発生している。⇒ 近年における主な「スマトラ島沖地震」直接日本には、地震、津波の影響はない。しかし、20世紀から現在までに世界で発生した超巨大地震をみると、超巨大地震は、集中して起こると専門家は指摘している。⇒ 巨大地震が世界各地で地震を引き起こす?1952年 カムチャツカ地震 M9.01957年 アリューシャン地震 M9.11960年 チリ地震 M9.5 (史上最大)1964年 アラスカ地震 M9.22004年 スマトラ島沖地震 M9.1~M9.32011年 東日本大震災 M9.0~M9.1気をつけるといっても何もできないのだけれど...
April 11, 2012
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尖閣、南京大虐殺、食品安全性など、日本が中国(中華人民共和国)に当惑させられることが多い時代が続いていた。ところが、先週合った香港在住の英国人Johnは、ここのところ、いくつかのことで、中国が日本に当惑させられているという。一つは北朝鮮がらみ。人工衛星打ち上げ宣言に反応した日米が連携し、沖縄に自衛隊が増派され、PAC3配備。イージス艦も展開した。ふつうは米軍、自衛隊に対しネガティブな反応を示す「市民団体」も、声高には反対を唱ええず、その背後にある(と思われる)中国も、絶好の訓練機会を得た日米を横目に、やらずもがなの機会を日米に与えた北朝鮮に苦虫をかみつぶしているとJohnは指摘。もう一つは日本の脱原発運動。通常、こういう「市民運動」の背景にも中国が暗躍することが多いとみられるのだが、今回は様子が違う。あまりに度が過ぎる。エネルギーの資源小国、消費大国の日本は、国内原発が次々と停止する中、従前をはるかに超えて、原油、LNGなどエネルギー資源輸入に走った。当然価格は高騰する。中国もエネルギー資源輸入国。想定外に急速な価格高騰に、全体主義の悲しさ。機動的かつ有効な手を打てぬ。みるみるうち経済成長が鈍化、貿易収支が赤字に転じてしまった。このままエネルギー価格が長期にわたり高水準で推移した場合には、中国のエネルギー政策、経済発展にほころびが生じる可能性が出てくる。しかも、原発に今後とも依存せざるを得ない中国にとって、日本の脱原発の動向は楽観視できない。日本が脱原発に走れば、日中間に資源争奪が発生するは必定。かねてより安全性への懸念が指摘される中国の原発。日本の反原発運動が、中国国内原発立地の不満に、ブーメラン効果的に火をつける可能性もある。習近平への安定的な権力移行を図る中、これら状況は、極めて望ましくない***鳩山元首相のイラン訪問。日本国内では、「二重外交。あのloopyが、なぜ、よりにもよってこの時期に」と、報道から何から何まで全否定。先週金曜日のJohn「鳩山はイランを擁護し、物議をかもし、その発言はなかったと言い訳される」現実は、その通りに動いている。「石油輸出国で、メキシコ湾事故の巨額損害賠償を被ったBPをかかえる英国にとって、石油価格高騰につながる中東不安定は、望ましい状況ともいえる。チュニジア、エジプト、リビアと、相次いでアラブ内の友好国を失ったイスラエルをかかえる米国にとって、イランは叩いておきたい相手。しかも、石油中東依存度をここのところ急速に下げてきた米国は、従前に比べ中東政策についての大幅なフリーハンドを確保した。それに対し、イランと英米間に紛争を生じた場合、中東石油への依存度が極めて高い日本の交通体系は、大打撃を受ける可能性がある。さらに、紛争発生がこの夏にかけてであった場合、原子力を補完しているカタールからの天然ガス輸入への支障から電力供給にも支障を生じ、日本経済は大混乱を受ける。しかも、日本はイランとは一貫して緊密な関係にあり、イランの日本への信頼度は、日本人一般が考えるよりはるかに高い。このように、イラン、中東について、日本と英米の国益は明らかに相反し、日本が英米と異なる外交政策を採る可能性は否定し得ない」「国内向けメッセージとは異なり、日本は常に、核保有のフリーハンド確保への努力を継続している。その観点からして、日本政府は、表面の見解とは異なり、本音では、北朝鮮、イラン、イスラエルの核開発を否定する立場にない」「真相が明かされることはない。だが、僕は、否定されるであろう鳩山の発言には、日本の本音が多く含まれると考える。野党の反対、首相、外務大臣の強い中止要請にも関わらず、鳩山がイラン訪問を強行するは、日本があえて二元外交をしかけ、イランへ、さらにアラブ諸国へ保険をかけたことを意味する。英米からの反発には、鳩山の発言をLoopy外交と否定すれば済む」「キャメロン(英国首相)がやってくる。2月には、バラック(イスラエル国防省、元首相)、パネッタ(米国国防長官)が相次いで来日していた。これらの国々と日本の間では、中東情勢に関し高度な意見交換が行われている」***「“核”を求めた日本」報道において取り上げられた文書等に関する外務省調査報告書という文書がある。表題の通り、2010年10月3日放映のNHKスペシャル「“核”を求めた日本」で、NPT調印に際し、日本から西独に核兵器共同開発の打診が行われたと報道され、それに対する事実関係の調査報告。外務省のホームページにも掲載されている公式報告だが、驚くほど率直に、核保有が検されていたことを認めている。当時のNPTは、第一に日独を対象としたものだった。加盟にあたり、NPTを不平等条約との認識が日本国内に濃厚にあったことは明らか。「鳩山発言」とイランが発表した、その管理機関「IAEA(国際原子力機関)は、2重基準で不公平」と捉えるは、蓋然的に日本の本音である。***Johnからの指摘を踏まえて読んでみる(太字部が報告書からの抜粋)記載される40年前の状況認識を、今日に置き換えてみれば、日本がNPT加盟を決断した前提条件は殆ど覆ってしまっている。逆に言えば、日本は核保有へのフリーハンドをほぼ確保した。「10 年から15 年のうちに、(日本として)核保有を検討せざるを得ない『非常事態』が起こると考えている。中国が核を持つことをアメリカが認めたり、インドが核保有国となるような事態だ」中国の核保有を米国が認めないなどとは冗談にもならない。今日的には、インド、さらには北朝鮮も核保有国である。「中ソ両国の能力にてらし、通常兵力による侵略をわが国が抑止することすら容易でない。ましてや核攻撃や核恫喝に対する抑止力及び極東諸地域における紛争抑止力をわが国独自で保有することは憲法の制約の有無にかかわらず不可能である。」「わが国は今後といえども独力で国の安全に万全を期しがたく(特に核抑止力)、またわが国の安全と不可分な極東(とりわけ朝鮮半島)及び周辺海洋の安全については諸般の理由からわが国の力及び行動に制約が課せられているので、わが国の安全保障上集団安保体制が必要である」「核兵器については、NPTに参加すると否とにかかわらず、当面核兵器は保有しない政策をとるが、核兵器製造の経済的・技術的ポテンシャルは常に保持するとともにこれに対する掣肘をうけないよう配慮する」(1969 年9 月25 日付け外交政策企画委員会「わが国の外交政策大綱」)世界最強の米国からの圧力と巧妙に対峙してきた、金正日以来の北朝鮮核戦略の実績を考えると、上記既述前段にある認識は誤り。少量核兵器の保有により我が国が独力で紛争抑止力を持つことは明らかに可能である。「核兵器は当面保有しないが、製造の経済的・技術的ポテンシャルは常に保持し、これに対する掣肘を受けないよう配慮する」は、今日でも、わが国外交の根底に流れることは間違いあるまい。「日本が責任のある態度をとる限りにおいては,アメリカは現在の核の傘を引き続きさしかけてくるであろう。しかし、基地は撤去しろ、アメリカの軍隊は撤退しろというような議論を一方でやりつつ、核の抑止力だけは続けてくれ、ということは虫がよすぎるというということにならざるを得ない。」沖縄普天間問題はまさにこれである。しかもしかけたのは米国でなく日本である。「鳩山は馬鹿」というが、保守派にも戦後66年にもわたり外国軍隊の駐留を余儀なくされていることは、独立国として屈辱的との根強い意見があり、右派、左派を問わず、米軍駐留には反発が高じてきている。「ヨーロッパにおけると同様いざという時に、米国は日本を核兵器で守つてくれないのではないかという議論は出ぬだろうか」「米国の方が中共より優勢なのだからそうはならぬだろう」(出席者間のやり取り)40年前と米中の力関係は様変わりしている。米国における中国への経済依存度、貿易シェアが増大する中、日米安全保障条約あるをもって、米国が日本支援に踏み切るとは、もはや確信できない。「安保条約が米側から破棄されて、条約を脱退してから核の問題を考えるのでは間に合わないし、中共の核兵器に対し米国が反撃してくれるか確信が持てないからNPT参加に同意できない」事態はどこまで来ているものか。***Johnの指摘はさらに続く。「中国と、資源、エネルギー、食糧について、material conflictをもつ日本は、中国とは根源的に相容れない。一方、米国にかつての力はなく、早晩、経済的、軍事的に中国と協調を図らねばならぬ段階へ移行せざるをえない。米国がやがて日中を天秤にかける可能性が出てきている中、日本も選択肢を用意している。米中に対するポジショニングが共通するロシア、インドが主たる対象だが、イスラム圏との関係について日中いづれが優位を確保するかは極めて重要。普天間を含め、僕は鳩山を単なるLoopyと決めつけるのは、英米にとって危険と思っている」さて、鳩山さん。どうだろう。
April 10, 2012
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金曜午後、原発事故で日本から香港に移動(避難)した英国人ジョンと久しぶりに面談した。その席で、彼は「日本人は現実を見ない」と酷評。衝撃的だった。「日本政府は、福島を本気で復興する気はない。仙台以外の東北太平洋岸も」「なぜそう思うのか」「一年も放ってあるじゃないか」「民主党政権が怠惰なだけで、復興しないで良いと思っているわけではない」「怠惰なのではない。復興する意思がないのだ。復興計画は出来たのか」「作成途上と承知している」「どういう方向か知っているか?」「具体的にはわからない」「一年たって計画すら出来ていない。それが現実だ」「.....」「復興計画ができない理由は何か?」「人々が、どう住みたいか、どう生きたいか、具体的な将来像が描けない」「違うね」「....」ジョンは、自分がreportした、かつての上司。議論はできるが、上下関係の名残もある。「人々とは誰か?」「地域住民」「その人たちの意見は集約されているか?」「分からない」「僕と一緒に仕事していた時代だったら、君は、同じ質問にどう答えた?」「集約よりは拡散する方向にある だね」「地域の人々の間の利害は、収束の方向か?」「I am afraid it is not」「福島は復興できるか?」「復興しなければならない」「君は僕の質問に答えていない。福島第一原発の処理には何年かかる?」「40年と聞いている」「その40年の間に、もう一度、巨大地震、巨大津波が起きたら、第一原発では何が起こる?」「破壊的事故が発生する可能性が高い」「具体的には?」「福島第一1-3号機に事故が生じた場合の放射性物質の拡散に対しては、ほぼ現状の範囲の避難で済む。しかし、4号機に事故が発生した場合、半径170 km以遠の地域にも強制移転を求めることが必要になる可能性がある(「福島第一原子力発電所の不測事態シナリオの素描」by 近藤駿介原子力委員会委員長15ページ)」「東京が強制移転の対象になる可能性は考えられるか?」「可能性はある(東京から福島原発までは250km)」「福島付近に、今後40年間、巨大地震、巨大津波の起きる確率はどれほどか?」「今後30年以内に震度6強以上の地震に襲われる確率は、従来、あの地域では高いところでも0.1-3%ほどだったと思うが、昨年3月11日の地震のあと、日本全国の地震頻度は、従前の20倍に一時は達し、今でも数倍と思う」「将来計画への住民の意識が集約できず、今後30年間に、震度6強の地震に遭遇する確率が5%あり、その地震がおこれば回復不能の被害を受ける地域に、人は住むべきか?」「No....」「日本政府の判断はそういうことだ。そういう場所で、君は僕に投資せよと提案するか?」「しない」「それが企業の判断だ。そういう場所が復興できるだろうか」「しかし、ならばなぜ、避難区域の見直しを行うのか」「自己責任で住む人々の権利は否定されるべきでない」「4号機の危険性を知らずに?」「危険は開示されている。君たちは放射能から逃れることはできない」「冷たいね」「同情はする。しかし、事実は変わらない」「日本にはいつか戻ってくるか」「旅行者としてならいつでも戻る。住むことはない」日本でのキャリアを捨て、香港に避難したジョンの判断を思い知る。「それは、放射能を危険と考えるからか?」「ノーでもイエスでもある。年間100ミリシーベルト程度の放射能にPhysicalな危険があるとは思わない。しかし、危険と思う人が多い場所、或いは、将来人々が危険と思うレベルまで放射能が上がる可能性がある場所に、Nativeでない自分の家族を置いて将来の健康に不安を生じ、財産を置いて価値の下落を放置するつもりはない」「日本は原発をやめるべきと思うか?」「それは日本が判断することだ」「日本が原発をやめれば、日本に帰ってくるか」「No」「なぜ?」「日本には原発をやめるやめないよりもっと大事な問題に答えを出せていない。放射能レベルを危険と思う人が多い場所、或いは、将来人々が危険と思うレベルまで放射能が上がる可能性がある場所に、Nativeでない自分の家族、財産を置くつもりはない」「原発やめる、やめないより大事な問題とは何か?」「使用済み核燃料の中間処理、最終処分と、国民の側に立った安全管理体制の構築だ」「使用済み核燃料の処理はなぜ大事なのか」「原発は、稼働しているから危険、停止しているから安全ではない。福島で実際に起こったことと、これから起こる可能性のある危険を考えれば、今後の原発最大の課題が、使用済み核燃料保管の安全性を確保し、最終処分を確立するにあることは明らかだ。稼働中の原発がシビアアクシデントに襲われても、避難範囲はあの程度で済んだ。使用済み核燃料保管プールに重大な損害があれば、それは、1000倍レベルの被害をもたらす。原発をやめても、使用済み核燃料はなくならない」「1000倍とは大げさではないか」「1-3号機合わせて避難範囲は20kmレベル。170km以上ということは距離にして10倍。立体で考えれば、その3乗=1000倍になる」「今、日本では一基を除き、全原発が止まっている。再稼働の是非についてはどうか?」「意味ある議論とは思わない。原発は、稼働しているから危険、停止しているから安全ではない。たとえ原子力発電を全面的にやめたとしても、危険は続く。日本は、使用済み核燃料の安全な保管と処理を至急に実現し、原発運用チェック、事故対応の体制確立を急がねばならない。停止した原発=(イコール)使用済み核燃料貯蔵施設だが、果たして既存の原発は、使用済み核燃料の長期保存を前提に設計されているか?」「建物設計上は安全係数を余分に見ているだろうが、コンクリート、鋼材の寿命は、40年、50年の域を出まい」正直、僕自身、原発リスクは、燃料が臨界状態にあるか否かに大きく依存すると考えていた。停止した原発=(イコール)使用済み核燃料貯蔵施設(それも長期の)という状態は、設計上想定されていない可能性がある。福島第一原発4号炉を、このまま露天に、地震のリスクの中に、これ以上の耐震補強をせずに放置する危険性は、当然、政府、専門家の知るところであるはずなのだが...ジョンは原子力について素人だが、相当の教養人。日本にも20年居住し、奥さん(後妻)は日本人である。その彼、今回の事故から学ぶ教訓の一つは「原発リスクは、その施設が保管する使用前+使用中+使用済み核燃料の総量に比例する」だという。臨界状態の原発に事故があった場合に何が起こるかは、福島第一の1-3号機の実例がある。4号機の事故で想定される被害は1-3号機の1000倍だ。古い原発ほど使用済み核燃料の貯蔵量は多い。古い原発ほど施設は陳腐、未熟、かつ老朽化している。「原発再稼働を議論するならば、54機それぞれの原発の安全性を指標化し、順番をつけて、上からどこまでを再稼働させるかで判断するのが適切と思う。原発継続派も反対派も、大飯がだめなら全部だめというふうに、大飯だけをシンボリックにとらえるのはやめるべきだ。君ら日本人は、オールorナッシングで考えるが、世界はそれほど単純ではないし、あってはならない」「チェック体制、事故対応は、新しい組織を立ち上げようとしているが、政府の中に組織をおいては、機能しない」「それでは民間におくのか?」「日本の場合、最終権限を持つ、米国NRCのような組織は、当初は自衛隊か消防に置くのが適切。両者と警察の共同管理でも良い。そこにメーカー、ゼネコン、電力会社などの民間が協力する形で、そこから組織を充実させ独立させていく」「消防はともかく、軍隊とか警察は、日本人の感情になじまない」「事故のとき、危険に身をさらすのは、民間人とこれら組織の現場担当者だ。事故に際し、一番の危険に身を曝す人たちを、最終判断に関与させない日本は危険な国だ」
April 7, 2012
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石原知事は6日の記者会見で、国民新党を離党した亀井静香前代表について、「仲間に追い出されて、自業自得じゃないかな。私は国民新党と何の関わりもない」とつれない態度を示した。マスコミ報道は、はずれ亀とか書くのだろう。しかし、国民新党をかかえながら、石原ー平沼と新党を企て、さらに石原さんは橋本維新を眺める。沖縄、郵政、消費税...機動力からみても、策士という面からみても、警察出身の強面からみても、お姫さまの血筋からみても、両亀井は、可能性の反面、しがらみが多すぎた。行き詰まっていた。はぐれ亀は、石原さんが存分に使える。前日、石原さんが橋本さんと会った。今日の仕切りを確認したと僕は思う。ワシントンで何が出てくるか。政治が面白くなるかもしれない。
April 6, 2012
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4月になっても寒い。ようやく今日の昼間は17度まで上がるが、かわりに大嵐らしい。ここのところ、毎年、昔に比べて、風が強くなったと書いてきたのが、今年は、そういう日がなく、良い塩梅と思っていたのが、溜まっていた分、まとめて強い。先週土曜も風の強い日だったが、今日は午後から明日にかけて、最大風速陸上でも25m、瞬間ではその倍近くにもという。土曜は強風で電車のダイヤが乱れ、なんか変だなと見れば、何時に次が来るのか、時刻表示が出ていない。電車種別と行き先だけ。おまけに人身事故が重なる。約束していたのをやめようかとも言ったが、3時過ぎにはおさまった。***恒例の花見は日曜8日の予定。しかし、近くの桜は全く咲いていない。土曜日は下高井戸桜祭り、強風で中止。日曜日は盛況だったようだが、娘が秋に結婚するというので、その準備。勝手に進んでいくのが面倒がなくて良い。***月曜夜、帰宅してニュースをつけて、チャンネルサーフしていると、共産党で落選中の小池という人の顔がみえた。せっかく投票してやったのに落ちた人。珍しいと思って見ていたら、TVタックルという番組で、そのまま10時まで見てしまった。なんでも、政治評論家の三宅久之という人が、現役引退を宣言し、お別れ番組だとか。ちょうど、カミサンも帰宅してきて、ホッケの焼いたのと、あさりの味噌汁、多少の野菜で夕飯。「この人は、僕は良く知らない。最近、ジャーナリストで、それなりの人って居ないねぇ」「筑紫哲也は死んじゃったし、鳥越俊太郎も、もう無理なんでしょうねぇ」「田原総一朗はがんばってるね」「あの人はすごいね。三宅さんとそんなに齢変わらないでしょ」「80近いだろうね。昔は、立花隆がアカデミックで、田原はウケ狙いでイヤらしいと思ってたけど、通して見ると、田原という人の主張にはブレがなかった」「立花隆も、もう無理なのかしら」「さぁ。田原よりだいぶん若いんだろうけれど、元気がないね。文芸春秋の連載も中途半端に終わっちゃったし」「昔ほど書かなくなっているだけじゃない?文芸春秋の巻頭エッセイは書いてるわ。活動はしてるみたい。確か、本郷の樋口一葉のことで、現場見ないで書いたって批判されてたよね」「あぁ。去年か一昨年そんなことあったな。昔批判してた渡辺昇一と一緒になっちゃった」「渡辺昇一はコンプレックス丸出しで痛々しかった」「母方の爺さんの教え子なんだ」「どこで?」「鶴岡で」「あなたのお母さん鶴岡のこと大嫌いだった。そのあと行った山形は悪く云わないのにね」「時代が悪かった。あの時代の鶴岡に、東京の女学校から転校してっちゃったら、そりゃあ違いすぎるわな。それはそれとして、立花隆と渡辺昇一が朝日ジャーナルで田中角栄裁判の公開論争やったの覚えてる?」「あったかもね」「あれは一度読み返してみたいと思ってるんだ。確か、渡辺昇一の旗色が悪くって、なんか理由つけて撤退したんだけど、裁判は、最期、渡辺の主張に近いところで決着したんじゃないかなぁ。あの連載の時期の朝日ジャーナル、倉庫にあると思うんだ」「大宅文庫行けば読めるんじゃない?」「そうか。たぶん、渡辺も立花も、あれを出版する気はないだろうから、初期の論争とそのレベル、あと、英語をどう理解していたかなんかも見ておきたいね」「たぶんねぇ1...いいジャーナリストっていうのはね。あなたはジャーナリストじゃないけれど、あなた見てて思うのは、好奇心がなければ、ダメね」「それはジャーナリストに限らない」「これ、どうなってるんだろう?っていう好奇心が年とるとなくなってくるんだよ。立花隆と田原総一朗の最近は、そこの違いだと思うよ。筑紫にしろ鳥越にしろ、テレビに出るようになってから、ジャーナリスト時代のキレは感じないのも、それかもね」「番組なんか持っちゃうと、実際にやっているのは番組の切り盛りでも、なんかジャーナリストやってる気になっちゃう」「田原はジャーナリストに徹してるのよ」「そうねぇ。筑紫にしても、鳥越にしても、ジャーナリストとしては、まっとうしてないかもな。ジャーナリストは全うしにくい職業かもね」「どうして?」「だって、主義主張はともかく、筑紫も鳥越も、テレビに出たことで、ジャーナリストとしては、中途半端。それより若い世代は、テレビもあるし、政治に誘われるってとこもあって、ジャーナリストは、もう育たないかもね」「...」「でも、面白いわ」「何が?」「渡辺昇一と藤沢周平って、同じ鶴岡の出身で同世代なの」「ふうん」「どちらも書いたものしかしらないけれど、年長で、一番あとまで鶴岡に残って、そのあとも病気したりで、苦労が多かった藤沢に比べて、渡辺のほうに強いコンプレックスを感じるのは、なぜかしら。あなたのお母さまもウチの母も、東京へ早く出たけど、コンプレックスは強かったわねぇ。東京というのは、ジャーナリストがそうであるように、人間を熟成させない場所なんじゃないかしら」「?」「東京は、結果がすぐ出るものばかりだから、気をつけていないと結果ばかり追いかけて、自分がなくなってしまうの」「....」***風が強くなってきた電車が遅れる急ごう
April 3, 2012
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米国人Robertoとの話し。「共和党の大統領候補はロムニーで事実上決まりだが、まだ最終決定にはならない。そろそろ共和党全体として一致して体制を整えていく時期ではないかと思うが、手打ちとして副大統領候補にサントラムをおさめるということは考えられないのか?」「このまま指名選挙を続け、スキャンダル合戦の様相を呈するよりは、体制固めの時期に入るべきだとは思う。しかし、サントラムの副大統領候補はない」「なぜ?4年前の民主党は、ヒラリークリントンを副大統領候補に指名しようとしたではないか?」「4年前の選挙戦が始まったとき、ヒラリーはトップランナーだった。大統領候補指名選挙でも、オバマとヒラリーは拮抗していて、二人を正副大統領として立てることは、大統領選挙の本番で勝つための、ひとつの有力な選択肢ではあった。それに対し、今回はロムニーが大統領候補の場合、サントラムを副大統領に指名するメリットがない。サントラムの支持層である共和党保守派は、大統領候補がロムニーであっても民主党に流れる可能性はないし、ロムニーからすれば、サントラムを副大統領候補にした場合、失う票のほうが大きい」「大統領選本番でロムニーが勝つ可能性はあるか?」「まずない」「世論調査では、ロムニーがオバマを上回っていたではないか」「最新の調査では、オバマが圧倒しはじめた。ロムニーがオバマを上回っていたのは、オバマの再選出馬表明前だったし、現役大統領が本気で選挙を戦う体制を固めた場合、よほどの失政がない限り、対抗馬が勝つことは難しい」「オバマの副大統領候補は引き続きバイデンか」「むろんそうだ。バイデンは多くの人の尊敬と信頼を集め、副大統領として適任だ」「ヒラリーは引き続き国務長官か?」「二期目は国務長官を変えるのが一般的」「ヒラリーはどうするのか?次期大統領選出馬はあるのか」「引退して自叙伝でも書くことになるのでは?副大統領は法律上はナンバー2だが、実際のナンバー2は国務長官。4年間の国務長官は激務だ。国務長官から大統領へということは、まず考えられない」「民主党はポストオバマに誰を考えるのか?」「4年間は長い時間だ。アル・ゴアがブッシュに敗れたとき、4年後にオバマが大統領になると考えた人がどれだけいただろう?民主党には、いろいろな可能性があると思う」「共和党の場合は違う?」「共和党の場合、今回の選挙には勝てないとふんで、次回を狙う連中が何人かある。彼らが次回の指名選挙では、トップランナーとして、まず走り出す。それを途中で追い越すのは大変な努力が必要。それに対し、民主党には次回狙いはまだ表に出てきていない」「君は民主党支持なんだろう?」「いや。僕は必ずしも民主党支持ではない。Independent Voterと自覚している」
April 1, 2012
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