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取引時間の延長は、約70年振りということです。
取引時間は、これまで午後3時までとなっていました。
これが30分延長されて、午後3時半までとなります。
取引時間の延長については、2020年10月の大規模システム障害が、検討のきっかけとなっています。
このシステム障害では、取引が終日行えないという事態になりました。
今後、同じようなトラブルが発生した時に、システム復旧後に当日の取引時間を確保することが出来るため、延長の検討が始まったということです。
そして、本日から延長の運びとなりました。
これにより、企業側も対応に迫られています。
特に、決算発表を巡っての対応があります。
東証公式ガイド 精選例題でわかる株式取引ルール【第2版】 [ 株式会社東京証券取引所 IT開発部 ]
従来、多くの企業では取引時間終了後に決算発表を行っていました。
取引時間中に発表すると、株価が乱高下する恐れがあるため、これを回避する狙いです。
私が勤務した2つの会社でも、決算発表は取引時間終了後でした。
しかし、今回の延長によって、あえて決算発表の時間を繰り上げる動きも出てきました。
硝子大手のAGCでは、これまで午後3時だった決算発表を午後1時に繰り上げました。
それと同時に、記者会見も午後2時に行うとしています。
企業によって対応はさまざまです。
投資家からは、情報開示が遅くなることが懸念されているということです。
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