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心理学の1つにゲシュタルト心理学という考え方があります。簡単に言うと、何かしら自分が気づけていない大切なものに気づき、それを再び自分のものとすることで、心の調子を整えるというものです。このゲシュタルト心理学を就職活動に応用しようとする場合、2つの方法があるかと思います。第1に自己理解する上で有効な方法として活用する。第2に面接技法を高める為のハウツーとして活用する。最初に自己理解上の有効な点について、述べていきましょう。実はすべての人間は、自分で気づけていないことだらけの状態です。ですが、それが幸せな生活を送る上で大きな問題となってしまう場合、それに気づくことが大切だと言えます。例示する方が簡単に理解できるかもしれません。今は亡き國分康孝先生がこんな例をおっしゃっていました。「ある女性には、どうしても忘れられない男性がいた。相手が結婚したと聞いても、彼女はあきらめられず、納得できない年月が経過した。その後彼女は先生のカウンセリングにて助言を受け、10分間で良いので面会できる機会を得た。神社で再会する折、彼は自分の赤ん坊を抱っこしながら神社の階段を上ってきた。その光景を見た時、彼女はまるで魔法が解けたように、全てを納得できたとのことでした。」赤ん坊を抱いて自分の家庭を持っている彼を見た時、彼女は自分自身が気づくことを恐れたり、拒否していた何かしらを気づき、補えた(受容できた)のでしょう。就職活動に応用する場合、1.あなたが両親(養育者)と、どのような人間関係を気づいてきたのか。それがどのように悪影響を与えているのか。それを認め、克服していく(無能で教育力の無い親の悪影響を断ち切り、自分の人生を歩んで幸せになっていく)2.あなたが大切だと思えた人との関係を、1と同様に振り返る。3.仕事経験にてあなたが経験したつらい経験を、振り返ってみる。その3点を自己理解の際に行うことで、あなたが本来選択出来たり、発揮できるはずの自分らしさを奪われないで済みやすくなることでしょう。但し、心の傷と関連する可能性もある内容です。自分だけで行うことが困難である場合は、専門家の支援が必要かもしれません。また、まだ就職活動を本格的に行える状態では無い可能性もありますので注意してください。また、あなたを不幸にした原因の人間たちを話題の中心としてはいけません。あくまであなたが前向きに就活をとりくめるために、自分の囚われや認めたくなかった事実を発見する姿勢で行いましょう。それに気づければ、問題ある人たちについてそれ以上考えることは、あまり実りが多くない姿勢だと言えます。(精神分析的なカウンセリングではないからです)その辺については、樺沢紫苑先生の考え方が一助になる可能性があります。面接技法を高めるハウツーとして活用できる点。それはゲシュタルト心理学における「エンプティ―チェア」技法を活用する点です。簡単に言うと、一人二役で面接をやりとりしてみるわけです。その結果1.面接官として浮かんだ今までの視点にはなかった自分自身への質問や疑問点の発見。2.応募者の立場として答えに困ったりした点などの内容を発見し、充実した回答を用意する。3.そもそも対面式のコミュニケーション自体の経験値を底上げして、場慣れさせる効果。等の効果がありえます。有名なジョハリの窓の概念どおり、自分自身では必ず気づけない多くのものがある上、それらに気づくことは基本的には難しいことです。しかし、就職活動をする人たちの一部の方々にとっては、非常に有効な方法になりえます。その為のハウツーが、心理学やキャリアコンサルティングなのです。そして★その作業があなたの就職活動効率を大幅に高めるなら、勇気を出して実行することが、自分らしい人生を自力で取り戻していくプロセスの一部になりえるのです。(参考)ゲシュタルト療法 パールズ ホメオスタシス 今ここ 気づき 図地反転 エンプティ―チェア ジョハリの窓 ルフト インガム
2023.05.30
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人間は自分自身と相手が反応しあいながら、コミュニケーションを行う特徴を持っています。そんな反応のしあいについて、心理学ではもちろん研究がなされています。Eバーン氏によれば、人は自分の存在を他者に認めてもらうために交流する欲をもっていると言われています。これをストロークといいますが、これは特に子供時代に大切です。どれだけ親や養育者からプラスのストロークをもらえたのか?が、今後の人間観や物の見方に大きな影響を与えるからです。もちろん大人になってからも有効ですから、日頃からお互いにプラスのストロークで交流できる人間関係を作っておくようにしましょう。人の特徴には大きく5種類あるとされています。具体的には・礼儀を重んじたり口うるさいような批判的な親みたいな性格・面倒見がよくて、他人を助けたり、養育的だったりする親みたいな性格・冷静で論理的で打算的な性格・自由で素直で欲望に忠実な子どもっぽい性格・他人に従い、顔色をうかがい、失敗しないようにふるまう良い子的性格となります。この5種類の性格は、全ての人がそれぞれに持っています。その持ち方(割合)に個性があらわれるわけです。面接で活用するのだったら、相手が論理的な面接を展開してきたら、自分も論理的に展開する方が無難ということになります。また相手が自由で率直な面接を行ってきたら、論理的な姿勢一辺倒で対応するのは良くないでしょう。ただし、自分自身の個性を反映させた上での上記のテクニック活用が必要でしょう。次に相手とのやりとりの仕方についても3種類あるとされています。具体的には・お互い相補的に機能してやりとりできている・すれ違ってしまっている・本音を言わないで、相手を支配したり、自分の思い通りにしようとしているの3種類です。グループ面接でのやりとりでは、相補的にコミュニケーションできているかどうか?意識するとよいでしょう。また面接官が本音を言わないで支配してくるような対応(裏面的交流)ばかりの場合、その企業への入社は要検討(入社後ろくなことがない割合が多い可能性大)ともいえるでしょう。コミュニケーションのやりかた・分析は、たくさんの研究があります。そしてコミュニケーション力を日頃から自然に鍛えてきた人は、面接やグループ面接時のコツをちょっと抑える程度で問題ないと言えます。一方、この記事が有効になる人は★何らかの理由で日頃からコミュニケーション力を高めることができなかった方々になります。そして私が伝えたいのは、★自分自身をコミュ障などといじけているのではなく、確実に効果があるトレーニング方法・理論がたくさんあるので、学んでどんどん練習すると良いということです。たとえ練習相手がいなくても、一人二役でやってても一定の効果はあります。またそもそも上手なコミュニケーションのイメージが無い場合でも、YouTubeなどに上手なコミュニケーションの手本はたくさんあるはずです。どんどんマネしてみましょう。★練習は成功を約束しませんが、能力の向上は十分期待できるのです【キーワード】Eバーン デュセイ (東大式)エゴグラム ストローク 構造分析 やりとり分析 相補的交流 交差的交流 裏面的交流 エンプティ―チェア モデリング理論
2023.05.18
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今回はタイトルがとても重たいですね。でもそのはずです。この見方は★自分自身が収容所(代表例:アウシュビッツ収容所)に入れられて過酷な体験を強いられたフランクル氏にまとめられたからです。簡単に言い換えれば★自分が何を大切にしたり、こだわって、仕事をしたいか?ということを理解しておこうということです。その為に大切なこと第1としては、人の目を気にしてのすごいこと、素晴らしいこと、壮大なこと、などにこだわらず、自分の本音に忠実になることだと言えます。本当に自分が好きで、快楽を感じることを見つけられるかどうか?が1つの鍵となるかと思います。ありのままの自分がそこにいるのか?という点が大切です。大切なこと第2としては、自分が本音だと思っていることが本当に自分を幸せにしているか?疑ってみるということです。例えば「出世することが大切だ!」と思い込んでいたが、それは実は親が指導してきた命令を、守ろうとしているだけだったパターン。実は自分の好きなことではなかった具体例の典型です。大切なこと第3としては、頭でっかちに考えるな!という点です。自分の欲望、体験からの影響を反映した好みのほうが、理想や理論だけで創り上げた動機(やる気)よりも本物に近い傾向があると言えます。大切なこと第4は、自己理解を十分に行え!ということです。本気で取り組む。自分の本音にも忠実になる。信頼出来て能力もある他者からの助言や指導を活用しながら、より多角的かつ本質的な自己理解にする。そうしたプロセス(過程)が有効でしょう。大切なこと第5は、やりがいを感じられるか?ということです。近年は青年たちのやりがいをブラック企業がうまく活用し、心身ボロボロになるまで使い捨てる問題が多発しています。そうした悪に使い捨てされない限りは、やりがいを意識して感じることは相当大切なことになるでしょう。【キーワード】ロゴセラピー フランクル 実存的空虚 実存的欲求不満 夜と霧 自己一致理論(ロジャース)
2023.05.17
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就職活動では「自己理解」が重要な作業になります。そこではあなたは、自分がどんな理由で仕事を選ぶのか?について、向き合うことになります。ではなぜあなたはその仕事を選びたくなったのでしょうか?どんな気持ちが働いているのでしょうか?その候補の1つが★自分が他人と比べて劣っているなぁ… と思える気持ちを無くすためと言えます。つまり、嫌な気持ちを消して気持ちよく生きたい、という気持ちの現われになります。そのパターンの1つなわけです。このパターンで大切なのは、第1に自分の本音をいかに素直に認められるか?という点でしょう。自分の弱点を認めることは、実はけっこうストレスがかかるものなのです。ましてや弱点は周りの人間にいじめられたり、いわゆるマウントをとられる好材料を与えかねないものですから、そう感じるのは当然です。しかし、自分自身で心の中で感じるのは自由ですし安全です。ですので、自己理解を通じて、しっかり自分の理解を深めておきましょう。そうすれば★弱点だけでなく強みも気づくことができるし、さらには自分らしさへの気づきや受容につながって、自信が増してくる可能性が大いに高まるからです。大切なこと第2としては、他人と意味なく比べることから卒業するきっかけにしてほしいということです。あなたがまだ学生だったり、青年期であれば、子どものころから他人と比べられる生活を強いられる人が多いでしょうから、仕方ないことでしょう。しかし、当たり前のことですが、私たちには個性があるのです。そして個性が発揮できる(自分らしく生きられる)ほうが、幸せになれる可能性が高まるという見方が数多くあります。(例:Pドラッカー氏 日蓮氏など多数)私たちは社会性を持って、群れてきたからこそ発達できた経緯がありますが、そうしてたどりついた現代社会だからこそ、次のステップとして自分らしさを大切にすることが可能になってきているのです。ただし、自分だけ中心に考えることはやめてもらいたいと思います。★自分を大切にしながら、他人も(ある程度)大切にするという姿勢こそが、社会性の本質だからです。【キーワード】アドラー 個人心理学 劣等感 権力への意志 コンプレックス
2023.05.17
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最近はとりわけ人権が重要視されています。その結果「個人の~」という考え方が広まりました。個人の夢、価値観、権利、自由… いろいろありますよね。でもほとんどすべての人間は、他人とかかわりあいながら、群れを形成して生きてきました。つまり社会を形成してきたわけです。ですので私たちは全員★社会や世間から何らかの影響は必ず受けて生きているのです。それが就職活動ではどのように影響するのでしょうか?第1にあなたが就労先の企業文化に合っているかどうか?という点があります。例えば、老舗の大手企業で保守的なのか?それとも新鋭のベンチャーでとにかく創造性が尊重されるのか?そうした点は仕事理解(企業研究)を行うことで把握できることでしょう。第2に従業員の価値観の違いにも表れてきます。例えば2023年5月現在、60代のビジネスマンの方は良い意味でアナログ的であり、感情交流を重視する接客を重視するかもしれません。一方30代のビジネスマンは良い意味でデジタル的であり、仕事効率を優先した効果的マニュアル接客を重視するかもしれません。上司・部下・同僚たちと「仕事上協力して成果を出す(職責を果たす)」為には、そうした点も把握すると良いでしょう。面接の際に、対象企業のすべてをいろいろと観察してみる(例:受付のやその企業で働く人たちの様子など)。求人票でも、たとえば年齢層ですとか、男女比などで、そうした情報の一部を類推することは可能です。(自分でわからなければ、キャリアコンサルタント等に分析してもらうとよいでしょう。ハローワークや公共系就労支援施設に多く配属されています)もちろんすべての組織がいろいろな人が混ざり合っています。例えば全員が革新的、あるいは保守的、などという状況はありません。ですが、どんな価値観や特徴を自分がもっていると、不要な負担が少なく活躍しやすいか?という分析は非常に有効です。話しは変わりますが、人間には外向的、内向的の2つの方向性があります。皆さんがもしも学生など、経験が少ないならば、学校で尊重された価値観こそ正しいと思えることでしょう。?外向的で、見た目がよくて、異性にもてて、学校の勉強ができる人は価値ある人間だという感覚ではないでしょうか? しかし(機能している)組織では違ってきます。30歳を超えてくると、なおさらわかることでしょう。外向的か内向的か?という特徴も、自分が行っている仕事との相性が良いかどうか?という見方の方が重要だとわかってくるのです。例えば、あなたが研究者であり、研究結果の発表などを上手にしてくれるプレゼンターなどがちゃんといる場合、あなたはむしろ★内向的、論理的、学究的、緻密、デジタル的の方がよいわけです。学校では友達が少ないオタクと馬鹿にされたかもしれませんが、一流の研究者として活躍できる能力や適性を多く持った人材になるわけです。難しい話に聞こえるかもしれませんが、あなたに伝えたいことは簡単です。★世の中のたくさんの仕事で求められる要素は、はば広くたくさんある。正解は1つではなく、無数にある。だから、自分をしっかり理解して分析して、自分を活かせる仕事を見つけていくのが効果的な就職活動方法の1つだよというはなしです。これは「自己理解」で行ってみてください。【参考キーワード】分析心理学 ユング リビドー 夢と意識の相補性 心的構造論 コンプレックス 個人的無意識 集合的無意識 個性化
2023.05.09
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かつて脳機能についてこんな話が信じられていました。「人間は脳の機能の10%しか使っていない。だから残りの90%を使えば、だれでも天才になれる!」アミバさん(by北斗の拳)が聞いたら大喜びしそうですが、現在は人間はちゃんと脳を100%使っていることがわかっています。では残りの90%は何だったのか?その主な機能の1つが「無意識」でした。基本的に私たちは無意識についてわからないようになっています。でも通常わからないはずの無意識について、理解できるチャンスがあります。それが★睡眠時の夢について、覚えている内容を振り返ってみることです。もしもあなたの夢がいつも悪夢でないのならば、あなたは実はストレスを強く感じていないのかもしれません。一方、日々充実していて幸せだと思えていても、悪夢をみることが度々だとすれば、あなたは何かしらの強いストレスや不安を抱えている可能性があるのです。夢の内容を具体的に分析することは専門家でないと不可能です。ですが、夢の内容が1.楽しかったのか? 苦しかったのか?2.嬉しかったのか? 悲しかったのか?3.安心できたのか? 不安だったのか?こんな点を振り返ってみましょう。そして後者(苦しい、悲しい、不安等)だとしたら、レジリエンスやコーピングを実践して、日々の生活を立て直すようにしましょう。とりわけ就職活動では普段と違って、不安やストレスを強く感じやすくなる傾向があります。★夢(警報装置)で不安やストレスに気づいたら、レジリエンスやコーピングで自ら対応し、問題を解決しながら、ついでに自分自身を成長させてしまおう!ということです。【キーワード】Sフロイト 顕在夢 潜在夢 夢の解釈 夢の仕事 無意識 前意識 自我
2023.05.02
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他人の行動やその結果を観察してマネてみると、学習がとても良くできるという心理学の方法があります。その名を★モデリング理論(社会学習理論)といいます。この方法は次のようなメリットがあります。1.直接観てもいいし、動画などで間接的に観てもいい。2.理屈っぽくないし、内容が具体的なので、自分の見方(認知)がかわりやすい。3.自分が変えたかった内容を消しつつ、新しい内容を獲得できるので、効果が高い。特にモデル(手本)の人を、自分が大好きな人、あこがれている人、尊敬している人などにすると、効果はてきめんです。やる気があがりますし、効果も高まります。しかし、人にはそれぞれの個性や置かれた環境の違いがあります。ですから、自分が良い方向に変化するために適したモデルなのかどうかは、手本にしてみる前に検討すると良いでしょう。まずはマネしてみて、続けられそうか? 一部ならマネできそうか?などを検討してみても、もちろんOKです。あなたが行動派だったら、それがよいでしょう。就職活動での応用については、面接のやりかた、プレゼンテーションのやりかた、グループ討議のやりかた、などで役立ちそうですね。友人、講師、動画のモデルなどを対象にできそうですね。またみかけの内容だけでなく、たとえば内定をもらえなかったとき、就活中に恋人ともめているときなどで、どんなふうに乗り越えていくのか?を観察して、マネしてもよいと思います。リアルかつ具体的に手本にしてマネできるのでおススメ!の巻でした。
2023.05.02
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繰り返しやったり、慣れていく、といった方法は、皆さんもやったことがあるのではないでしょうか? 今回はあなたが望ましいと思える習慣をつくる為の工夫について話したいと思います。 私たちが身につけた習慣や行動は、学習した結果であるという心理学上の考え方があります。そして、長年身についていたり、とても強く習慣になっている行動や考え方は、★それを保ったり強めたりする要素(強化子)が働いているために起きていると、考えることもできます。ですから★望ましい習慣を身につけたければ、それを手に入れやすいごほうびを自分に与える。または成功経験を重ねる。★止めたい習慣を消したければ、消去しやすいような状況を自分に与える。ことが有効になってくるわけです。 では最初に、身につけたい方から具体例で説明しましょう。この場合、自分が身につけたい(又は頑張りたい)ことができたら、そのかわりに自分にごほうびを与えるわけです。例えば、求人情報を10分以上かけてしっかりと内容を把握できたなら、1件につきアニメ動画を10分見てもよいことにする。ビールを100ml飲んでもいいことにする。恋人とのデート時間10分にするなどです。 一方、成功体験を重ねる例を挙げましょう。面接のロールプレイにしてみましょう。まず最初に入出時の言動を上手に行えるようにします。うまくできるようになったら、今度は退出時の言動。それもできたら今度はプラスして着席して自己紹介まで。それができたら次に、志望動機をいう… このように小さく段階にわけて、簡単な内容に成功出来たら、今度は少し難しいものをやっていく。これを繰り返していくわけです。この場合は、このトレーニングが自分にどんな嬉しい・楽しい・利益を与えてくれるのかを定期的にしっかりイメージしておくことが有効ですよ。 次に止めたい、消したい方を説明しましょう。この場合、もしも自分が止めたいと思っているのに、逆の言動をしてしまった場合、自分に何かしら働きかけるわけです。例えば、求人情報をチェックしなかったので、敢えて週末に楽しみにしていたオフ会をキャンセルする。自分の大好きなテニスをやらないで、ちょっと退屈な散歩を30分しなくてはならないことにしておく。ついつい気になるSNSをいじる時間を1時間減らすなどです。つまり★自分が望ましいとおもえることをやったなら、もっとやりたいと思えるように快楽(成功体験)を与える。逆に望ましくないことをやってしまったら、楽しくないことをわざとしたり、快楽を奪ってみる。という対応をすることで、望ましい習慣を身につけようとする自分を自ら応援してあげるわけですね。 ちなみに私の強化子は、温泉に行く、海鮮系のおいしいものを食べる、麻雀を打つ、ゲームできる、アニメを観られるなどです。手軽さ、コスト、快楽の強度で複数考えておいて、自分の頑張りに応じて与えるとよいでしょう。【キーワード】オペラント条件付け 応用行動分析モデル 行動変容法 トークンエコノミー ステップアップ法(スモールステップ) シェイピング法
2023.05.01
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