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明日から実家の母を連れて高山に行くのに、ここのところ、シュウトメちゃんの体調が悪いのです。四十肩の方は相変わらずなのですが、血圧が高く、おまけに胃の調子も悪くて、今日も病院へ。胃潰瘍かもしれないから胃カメラの予約をしたそうです。 体調が悪いと、誰でも不安になりますが、シュウトメちゃんの嘆きは息子(koalaの夫)が、あまりにも冷たくて泣けてくるというのです。 肝心の夫は、3日前から人で不足のため夜勤。早朝帰ってきて、すぐ寝て、旅行に行くというハードスケジュールになってしまいました~。それはともかく、忙しく働いて、シュウトメちゃんからは、1円も生活費をもらわないでいてくれるのに、長男だとそんなの当たり前で、感謝はないのでしょう。 感謝させたいわけじゃなくて、感謝できれば、シュウトメちゃんが満たされるからそう思うんですが。会社から帰っても、優しい言葉をかけない!と怒るより、毎日こんなに働いて、養ってくれてるなと感謝できた方が、100倍幸せだと心底思います。 シュウトメちゃんの話によると、6月に夫が、「倒れるな。倒れるとkoalaが実家に行けなくなる。」そんな「ひどいこと」を言ったのだそうです。シュウトメちゃんはどうでも良くてkoalaの都合ばっかり、そんな風に感じたのでしょうね。だから「とても四十肩が痛くても、体調が悪くても、夫には一切言えなくて我慢した。」と言います。 6月に四十肩になりましたが、血圧が高くなったのも、胃の調子が悪いとお粥を食べだしたのも最近。「倒れるな」って四十肩で?それも「koalaが実家に行けなくなるから倒れるな」?体に気をつけてくれよ、くらいの言い方だったのでは?? 思い出してシュウトメちゃんは自分が可哀想になって、夕食を食べながら、涙が出てきちゃいました。「あの子(夫)が小さい時、よく熱を出して、夜に医者に走ったもんだ。」などと苦労話が始まり、「一緒に住んでいて、優しい言葉もたまには欲しい」そう言って、涙で目をうるうるさせるシュウトメちゃん・・・。「わしが気に入らないんだよ。体の調子はどうだ?って聞いてくれるくらい普通なのに・・・」 「どうして倒れるなって言ったかよく分からないけど、大体男の人なんか、仕事に神経を向けてるからね、なかなか『今日の調子はどう?』なんて、優しい言葉をかけない事が多いんだよ。淋しい時は、下の義姉(上の義姉はちょっと問題あり)に電話すればいいじゃない? シュウトメちゃんはムッとしたみたい。「娘に心配かけたくないじゃないか。」嫁と長男限定で心配かけたいの・・・?koalaの気持ちは、可哀想なのとうんざりなのと半々の、実に複雑な心境でした。 わしの淋しさを、何とかすべき長男夫婦は冷たくて、わしは1人で泣くしかない・・・とは言わないけれど、そう思っているのがよくわかるシュウトメちゃん。娘に心配かけたくないんだけど、心配されたい、電話でもいいから娘達にも『大丈夫?』と言われたい。 気を紛らすのに「ジュースがあるけど飲まない?」と3種類のジュースを並べました。「これはみかんか。みかんはダメだ。グレープフルーツもダメ。これは?桃か。これしかないな。」 ありがとうでもなく、桃なら飲めるねでもなく、みかんはダメ、グレープフルーツもダメ、桃しかない、そういう言い方するシュウトメちゃん。問題はそこだよ~。いつも不平ばっかり。私は意地悪でみかんやグレープフルーツのジュースをシュウトメちゃんの前に並べたわけじゃないんだから。胃の調子の悪い相手に対して無神経だと思うだけじゃなく、ジュースを勧めてくれてありがとうって思えると幸せなのに。 声をかけてもらえなくて淋しいなら、娘でもきょうだいでも、自分が声をかけてあげればいいのに。きょうだいだって、みんなそれなりに高齢なんだから、「調子はどう?」って電話して聞いてあげればいい。 愚痴をとにかく聞いてもらわなくちゃ、じゃなくて、相手のことを気にしてあげる気持ちで。それで聞いて欲しかったら「わしは最近体調が悪くてね、で、○○はどうしてるだろう、季節の変わり目だから、わしみたいに調子が悪くなってやしないかと、気になって電話したんだよ。」とでも言えばいい。本心から(○○はどうしているだろう)と思うのが、大事なポイントかなと思います。でも、こんなアドバイス、とても出来ないですよね。自分の事ばかり言ってちゃダメ、と言ってるみたいですから。 明日から旅行なのに、一気にブルーになりました。シュウトメちゃん、留守中大丈夫かな?長女は2日とも家にいるし、長男も日曜日は休みで、それなりにシュウトメちゃんの面倒は見てくれるけど、シュウトメちゃんは、どんよりモードに入ってしまいそう。老人性うつ、っていうのになりやすいタイプかもと、失礼ながら、少し心配なのでありました。旅行先からちょくちょく電話しなくてはね。 月曜日はデイサービスがあるので、向こうのお友達とおしゃべりできてストレス軽減できるかな。だといいけど・・・。
September 28, 2007
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ネット友だちのちかさんに栗をいただきました。毎年何かしら起こる、有名なちかさんちの栗!しかし、この大粒な事といったら・・・。前にも一度いただいて、堪能いたしましたが、これが毎年人の欲をかきたててしまうのね~。そう、勝手にちかさんの敷地に入って、栗拾いする人が後を立たない・・・。ちかさんはわざわざ実家宛にしてくれました。お心遣い感謝します。栗御飯にしようと思いましたが、ネットで調べると、「炊飯器でできるポン栗」っていうのを発見。炊飯器に、栗400gに対して水120mlを入れて、普通に炊飯キーを押すだけ、という超簡単レシピ。そのままでも美味しく、フライパンで焼くとまた美味しい。 さっそく作ってみました。少し皮は剥きにくいです。渋皮が特に。でもお味は美味しかったですよ。母がとても喜んでくれました。で、そんなに食べられないから、お土産に持って帰って、子供たちにあげてね、と言いました。美味しいものは孫にあげたいババ心ですね。 大きな栗だねぇ、とか、美味しいねとか、そんなことを言い合える時間って、いつだって、いつまでだって持てると思っていたけど、そうじゃないってことに気づいてから、そういう時間は、今までよりいっそう優しい時間です。
September 28, 2007
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久しぶりに「ズボン」を2本買いました。実家から帰る途中で、マックハウスに寄って。Gパンを買おうかと思いましたが、「ズボン」にしました。koalaおばちゃんは「パンツ」でも「ボトムス」でもなく「ズボンを2本」って言うのよ・・・。 おまけに買うの早いの~。(笑)ざっと見て、こんな感じのが好き、ってのを見つけます。「はきこみが深いタイプが欲しいんです。(←オバの証?)こんな感じのが好きなんですが。」って、気に入ったのを店員さんに見せます。 自分で探すより絶対に早いです。店員さんは「このあたりの商品は深めですよ。こんなのはいかがですか?」って。 さっそく3本選んで試着しました。1本ははきやすく、足が細く見える気?もして、即決。後の2本はちょっとフィットしなかったの。試着室を開けてそう言うと、店員さん、既に次のオススメ品を持ってる!(笑)おまけに私が選んだのより私の好みに合ってる。なぜ? それは同じサイズでも、少しゆるいかな~と思い、試着室を開けて、もう少しフィットしたのが欲しいと言うと、その店員さん、また持ってるのよ~、1サイズ下のを!「これは1サイズ下でちょうどいいかもしれません、ストレッチですから。」って言うので試着すると、店員さんの言うとおりでした。この店員さんおそるべし! すそをたくさんカットしますので(涙)、待っている間にTシャツもゲットしました。しかし、安上がりなお買い物だったわ・・・。
September 26, 2007
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母の白血球数の値は3500で、過去最低でした。前回9900で、多すぎて心配していたのに、あの高さは・・・風邪気味だったのかな? 抗がん剤の副作用で骨髄の機能が低下するので、がん患者の白血球数は低下しがちです。3500なら大騒ぎする値ではないのですが、今まで低くても4000を切ったことがなかったので、来てしまったか、と言う感じです。 今日から1週間は休薬日なので、もしかしてダメージが減って白血球数が増える?といいけど・・・。 検査結果など見てもわからないもん、と言って見もしない母が、急に医師に尋ねたのでびっくり。「先生、今の抗がん剤はいつまで続けるのですか?」 医師は一瞬黙って「出来る限りずっとです」と答えました。「出来なくなったらやめます。それまで続けます。」ん~。正しい答えだけど、あんまり救いのない答えですね。お愛想でいいから、何か言って欲しいと思うのは、患者の家族の欲なのでしょう。 だから後で私から母にオマケの励ましを言いました。「副作用が強くなったり免疫が落ちすぎた時に、抗がん剤を使うと、体がガタガタになっちゃうからね、ガタガタになっちゃう前に抗がん剤をやめた方がいいの。年なんだから進行も遅いしね。」とっさのフォローのつもりでしたが、フォローになってた? 抗がん剤をもう使えない、と言われることは充分予測がつくことなので、普段から言っています。抗がん剤を拒否して、民間療法を選ぶ人もいるし、何が何でも抗がん剤しかないって思わない方がいいとか、こんな例もたくさんあるよというサバイバーの話とか。 でも、母が聞きたかったのは、その抗がん剤が、果たして効果が出ているのかと言う検査をいつするのかと言うことだったらしいです。8月1日に退院してから、胃カメラもCTもやっていないので。「血液検査で大体のことがわかるから、いいんじゃない?でも、だったら、検査しないんですかって聞かなきゃ。」そう答えておきました。 母の答えは・・・「だって胃カメラ嫌いだもん」え?まったく~。
September 25, 2007
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何だかんだ言っても、また朝の畑の草取りをした私。お隣の畑のおばさんに会ったので、謝っておきました。ごめんなさいねぇ、なかなか草取りが進まなくって、って。気のいい方で、そんなに気にしないでいいよ~と、明るく言って下さるけど、おばさんの畑はいつもきれい。隣接するシュウトメちゃんの畑は・・・。こんなのを実感しちゃうと、無理して草取りしちゃうのよね。 大汗をかいて、シャワーを浴びて、仕度して実家に行き、お昼ご飯を作って母と食べて食器を洗ったら・・・。何だか睡魔に襲われまして、昼寝しちゃった! それも、昼寝しよう、と思った訳じゃなく、気がついたら30分寝ちゃったという有様。母が「ごめんねぇ。毎日来なくてもいいんだよ。」自分のせいで娘が疲れ切ってると思って心配するので、違う、違うと説明しておいたけど、納得したのかしらん・・? 今日で2週間のTS-1(抗がん剤)服用は終わりで、1週間の休薬期間に入ります。明日は血液検査。明日の検査の結果、また抗がん剤治療できそうなら、1週間後にタキソテールの点滴と、TS-1の服用開始です。血液検査・・・この間、白血球が多すぎたので気になります。正常値が4.5~9.0のところ、9.9でした。 その前の検査では7.8と素敵な結果だったのですが。母は何にも気にしていないので、それが救いです。結果表を見ようとも思わないらしい。これはある面気楽ではありますが、ヒトゴトじゃないんだから・・とも思うポイントですね。
September 24, 2007
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シュウトメちゃんと少々口ゲンカしました。大喧嘩、にはならないのですが、「少々口ゲンカ」をね。まあ、昨日日記に書いた畑の件です。 わかりやすく言うと私の計画は、こうです。畑をシマシマ状態にして、植える場所と植えない場所、これをきっちり分けて、植えないところは埋めちゃう。 普通の畑では、植えない場所はうんと狭いのですが、これを植える場所と同じくらいの面積にしちゃう。そうすると、広い畑でも、草取り面積も半分になるでしょう? これが暴挙だっていうのは分かっていました。シュウトメちゃんを可哀想だとも思いました。でも、一度だけ暴挙を許してもらえれば、草取り面積半減。植える場所は半分だって十分すぎる面積があります。っていうか、1/10でも大丈夫だと思います。 たまたま「植えない場所」に当たってしまった場所に例えば菊が植わっていたら、申し訳ないけれど、植え替えさせて貰って、弱るのもあるから、植える場所の空いた空間に新しい苗を植える。それでどうか妥協して下さい、という話なのですが、これがどうしても許せない暴挙、だったようなのですね。 私はもうその件に関しては了承済みだと思っていたので、心の中で「シュウトメちゃん、ごめんね・・」と思いながら、辛い作業に励んできたのですが、シュウトメちゃんは了承などしたつもりは全くなく、今咲いている花、つぼみの花、つぼみ待ちの花、全てについて、植え替えも抜くのもダメ、とおっしゃる。 気持ちは分かるけれど、畑を埋め立てて、草取りする面積を半分にしたいの、とお願いしました。そうしないと、この先ずっとまた草取りがあって、私1人ではとても手に負えない、あれを残して、これも残して、という風だと、草取り予防シートを敷いて、その上にかぶせる作業自体が出来なくなってしまう、と説明しました。 シュウトメちゃんの切ない気持ちはわかるので、強い口調では言えません。シュウトメちゃんは本当は自分で手入れだってしたいのですが、四十肩なのと年なので、一切の手入れが出来ないのです。で、頼みたくないけれど、koalaに頼んでいるのです。でも、私だって頼まれても出来る限度というのがある・・・。花の好きな人というのは、花が弱るのが辛いのです。私も今は出来ないにせよ、ガーデニング好きなので、自分で作業していても、切ないのです。でもやらないと、草取りできないのは目に見えています。 「わしがやれないから、頼んでいるじゃないか!」と切ない怒りが爆発するシュウトメちゃん。「私だって今回だけ我慢してって頼んでます!」と私。お互い頼んでて、相手の頼みは聞きたくないのなら、もう話は平行線なわけで、折れるしかないですよね。 「一切いじらないかわり、もう畑のことできません。」折れたことにならない?そうよねぇ。でも、出来ないのだもの。「毎年草取りで腱鞘炎になってきたでしょう?腰も痛いし、手も痛いし、ずっと頼んできたのだけど。おばあさんも頼んでるじゃないか、と言うけれど、頼まれても、悪いけど無理なの。出来ない。私も長年頼んでるんだよ、おばあちゃんだけじゃなくて。」 シュウトメちゃんの意識が急速に入っていくのは、(体が不自由で嫁に見捨てられる可哀想な年寄り)の被害者モード・・・。どよんと沈んだ空気・・・。こうなっちゃうと、もうどうしようもありません。自分のお願いだけが正しくて、嫁のお願いは無茶なわけで。 土に蓋をするような、目立つ暴挙をしなくても、ミニ耕耘機で土をおこす、いう手もありますが、そんな耕耘機を持ってないので買わなくちゃいけないし、所々に花が残ってる場所を耕耘機ってのも無理だし、被害者になりきってるシュウトメちゃんのお願いを無視して鬼嫁の罵声を浴びてまで畑の整備なんかしたくもありません~。疲れるし、体は痛いし、お金ももう何万円も使ってるし。(ガーデニング用の埋め立て資材ってけっこうかかるの。) とりあえず、「植える場所」にした場所にお墓と仏壇用になりそうな苗を買ってきて植えて、この作業は中断することにしました。 今咲いている・つぼみがある・つぼみ待ちの花一切に植え替えも抜くこともしないって折れたつもりなんだけど、シュウトメちゃんはずっと沈痛な被害者の顔をしています。加害者koalaは何だか疲れただけでした。
September 23, 2007
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ちょっと今日は畑作業のやりすぎでぼろぼろ。千里の道も一歩から、と自分に言い聞かせ、少しずつシュウトメちゃんの畑の整備をしています。きっとご近所の農家のおばあちゃんの目には、とんでもない嫁の暴挙に見えるだろうと推測できますが・・・。だって、耕作できる畑なのに、一部ずつ埋めてるんだもん。雑草対策です。もう草取りは限界なのです。 畑と言っても、ずいぶん前から野菜は作るのをやめていて、お墓と仏壇のお花を中心に作ってきましたが、四十肩になったシュウトメちゃんに出来る作業は、花を切るだけで、草取りなどは一切無理。 そして私は、長年草取りの手伝いだけで腰痛・腱鞘炎を何度も何度も繰り返してきた身で、1人暮らしの実母が癌になって、時間もありません。草取りの負担がとにかく軽くなる畑に・・・というわけで、所々草が生えないように埋めちゃってます。 シュウトメちゃんは切なそうですが、今回は仕方ないと傍観してくれています。それにしても、今日はやりすぎちゃいましたね~。 実家の母は、退院してはじめて明太子を食べました。病院の食事にも出ないし、入院前も体調最悪だったので、少なくても4月からは初めて食べたはず。胃に悪そうでしょう?でも、好きな食べ物なんですよ。たまにはいいですよね。喜んでいました。 食後のお散歩は近くの歴史博物館。「つくられた猫・描かれたネコ」という展示を見ました。実は私、招き猫が大好きなんですよ~。今日の展示は、化け猫の絵などもありましたが、招き猫がたくさんあって、楽しかったです。常設展示を見ないで、ネコの展示だけでしたら無料なので、お近くの人はよろしかったら遊びに行ってみてね。 博物館と駐車場の間の庭園では、まだツクツクボウシの声が聞こえていましたけれど、もみじの一部に紅葉の兆しがあって、暑い中にも、秋の予感を感じました。
September 22, 2007
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実家の母と毎日ランチ&おやつを食べます。2時に母に言いました。「さあ、今日はおやつがないの。デンパークにイチジクを買いに行きましょう。」 もうこれは歩かせる目的だってミエミエです。デンパークは家から車で5分のテーマパーク。入場料がかかりますが、売店だけならタダ。(笑) 今日はなんだか素直に「koalaはマメねぇ」とさっと散歩の支度をしました。珍しいこと~。抗がん剤投与中は色素沈着や日光過敏症の可能性があるので、長袖の上着、日傘が必要です。 イチジクを買う目的だけど、スーパーよりも、デンパークというテーマパークの産直品が美味しい。スーパーに行くよりお出かけ気分になれるし。運が悪いとイチジク、売り切れているけど。 今日行った時は、イチジクは売り切れでした。残念、梨にしようか、と梨をかごに入れ、他の買い物もしていたら、イチジクの到着♪ さつまいもや薔薇の花、お漬物など買い込みましてそれなりに満足して実家に帰りました。イチジクは夏のものだけど、まだまだ美味しかったですよ。
September 21, 2007
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今日は実家の母の誕生日です。いつもより早めに実家に行ってあげたいのですが、シュウトメちゃんと新しいディサービスの見学が朝10時から予約してありました。そこはケアマネさんが紹介して下さったところで、リハビリもしてくれるというのですね。 シュウトメちゃんは左半身が麻痺しているので、どうしても右ばかりに負担がかかるのですが、法律が変わって、あまりリハビリしてもらえなくなりました。健康保険って大赤字なので、しわ寄せが来るのですよ。体の歪みをプロになおしてもらえるのはありがたいです。 ところが、説明を受けると、病院でリハビリ受けている人は、デイサービスのリハビリは受けられないそうなんです。病院でのリハビリはホットパックと電気だけなので、マッサージや運動のつく、デイサービスの方がよさそう。でも、来月からの方がキリがいいかなということで、新しいデイサービスに週に2回、今までの所には週1回、本当は週4回まで行けるのですが、疲れそうなので、とりあえず、来月からそのペースで行くことにしました。 丁寧な説明があったので、所要時間は1時間40分。シュウトメちゃんを連れての往復だったので、実家に着いたのは午後1時少し過ぎでした。初めの予定では、海の見えるレストラン~なんて思っていましたけど、近くのアピタに直行。(爆)若鯱屋という超庶民的なおうどん屋さんでランチ。 誕生日のプレゼントは秋の服にしました。去年の秋は13号だったのに、今は9号なので。長袖のTシャツに、透かし編みのベストです。母は喜んでくれて、旅行にきて行こうかしらと言いました。旅行の服!行き先は高山なので、こちらより涼しいです。そうだ、長袖はサイズが合うのが少ないんだ!また服を買いに連れ出さなくちゃ♪
September 20, 2007
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朝、義姉から電話がありました。「おはようございます」と言うと、「おばあさん、いますか?」と、やや固い声。長男の嫁のくせに姑の面倒もあまり見ていないとか、家の中が汚くてだらしない生活だとか、畑の草もほったらかしとか、不満は聞いているので、怒りがとけないのでしょうね。そこまで言われて少し(爆)改善しましたけど、今は実家と自宅の2件の家事が優先です。 電話の内容はシュウトメちゃんを眼科に連れて行ってくれるという申し出でした!それで私に無愛想だったんですね。本来なら私が行くべきなのに、行かないから自分が行くわ、という気持ちなのかもしれません。でも、これって、私への反感というのさえ除けば、私の願った方向に進んでる?? 3ヶ月ごとにシュウトメちゃんは眼科受診します。ドライアイで、目薬ももらっています。今は四十肩で、左半身がもともと不自由なので、杖をつくのが痛いのですね。それで、送迎だけでなく、車椅子に乗せて、つきっきりでいるのですが、大学病院なので、何しろ時間がかかるのです。 今まではそういう時、私が仕事を休んでつきましたが、母が癌で弱ってから、事情が変わりました。前回は7月に眼科受診しました。そのとき、実家の母親の状態はかなり悪かったので、予約日を変えられないかと頼んだら、シュウトメちゃんと義姉が怒ったのでした。高3の長女が夏休みに入ってたので、夏休み講習をキャンセルして、行ってもらいました。 1ヶ月先の話だけど、義姉が行ってくれるなら安心。私の至りなさへの怒り→母親が可哀想→自分が少し母親を助けないと→親孝行 こういう方向に進んでくれているのなら、私が悪者になったって、それが一体なんだと言うの~。 もともとシュウトメちゃんが四十肩になる前から、だんだん弱っているから、連れ出してあげるなら今のうちと嫌われるの覚悟で、誘ったりしてたんですよ。下の義姉は私の送迎つき、経費全額負担なら快くシュウトメちゃんと出かけてくれました。でも、大人3人分の経費ってとても高くついて、こちらは1回で、もうやめちゃいました。 今回眼科に行ってくれるほうの、上の義姉は、「フルタイムで働いているから、土・日・祝日は、家で休んでいないと体が持たない」そうで、「近場でも、自分の母親とのお出かけなどする余裕はない。」と言っていました。 よく言えば「長男の嫁がいるのにでしゃばりません」そう解釈する事も出来るのですけど、私は唖然としちゃったのを覚えています。 娘が誘ってくれて遊びに出かけるって、母親として嬉しいことじゃないですか。たまには喜ばせたくないの?って思ったけれど、「思わない人は永遠に思わないのよ」、と苦い経験をした長男の嫁の友人に言われました。 ところが、私が面倒見ない鬼嫁だ、となると、ちゃんと動いてくれるのですね!鬼嫁でも全然かまいませんよ~♪koalaが鬼嫁だったおかげで、義姉が母親との時間が持てて結果としてよかったと思う日が来ると思います。
September 19, 2007
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注文してあったバイオラバーというものが届きました。人体から出ている波長に近い電磁波だけを増幅し放射するというもので、いかにも怪しそう?人体から出ている波長の電磁波は人体に有効で、そこから遠い波長の電磁波ほど人体に悪いそうです。作っているのはウエットスーツのトップメーカーです。 実は先日、本棚の整理をしていたら、数ヶ月前の雑誌(クロワッサン)が出てきました。普通、そういう雑誌は読んだら捨てちゃうのです。どうも更年期の話などが載っていたので、近い将来、役に立つかも・・と思ったのでしょうか、この本だけ、とってあったのですね。 この古雑誌のなかに『浅草キッド』の水道橋博士の健康オタク振りが載っていました。彼のお父様が愛用しているのが『バイオラバー』でした。お父様は癌なのですよ。 こんなページ、読んだ記憶がない。(笑)読んだときは母が癌だなんて夢にも思ってなかったので、読んだとしても記憶に残らなかったのでしょうね。 ウエットスーツ素材のトップメーカーがそんなものを?そう思って調べました。医療分野の特殊素材開発に歴史があり、X線を遮断する素材で世界的に高い評価があるそうです。 実家に届くように手配したので、母が『また届いた』そんな感じで見ていました。私があれこれお取り寄せするのを見て、『そんなに頑張ると疲れちゃうよ』と言う母・・・。母は『年を越せない』」と言われたこと知らないもの。 朝起きると、母は『ヤクルト300』を飲みます。食事は『玄米菜食』が基本で、発芽玄米雑穀入り御飯。根菜はなるべく毎食しっかり食べます。朝食時のお茶は梅と生姜と醤油入りの『梅生番茶』毎食後、免疫を高める『AHCC』と癌の新生血管を阻害する『GPC』を飲みます。 水は飲むのも調理も全て鹿児島の垂水温泉水『まんてん水』数回は『ブラックジンガー』という玄米粉を混ぜて飲みます。胡麻がいいというので、黒胡麻とプロテイン、蜂蜜を固めた『角粒黒胡麻』を3粒と、『プルーンエキス』スプーン1杯。癌に効くアミグダリンの豊富な『枇杷の種の粉末』も。 こうして書き出すとすごいみたいですが、少しずつ増えちゃうのですよね・・・。でも、まずいものはないのですよ。全部試食済みです。ただ、母は枇杷の種の粉末は好きじゃありませんが。 癌患者の多くはあれこれ手を出すのじゃないかなぁ、だから仕方ないわ、だって効くかもしれなんだから。そう思いつつも少し苦痛かもと可哀想になったりもして。散歩しようだの、足湯しますだの、私はウルサイ娘ですし。 で、今回は怪しげな(?)バイオラバー。シートタイプと、ベルトタイプの2つです。『夜寝る時と昼間も寝転ぶ時にシートタイプを敷いてね。ベルトタイプはおなかに巻いておくんだけど・・・』母がどの程度使ってくれるかは不明ですが、今日は神妙な顔をして使ってくれていました。 もう少ししたら、ラナンキュラスを植えようねと母と話しました。去年も植えたんです。年が越せないなんて思わないで、母と一緒にラナンキュラスを見るつもりです。
September 18, 2007
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シュウトメちゃんは機嫌がいいです。義姉が「衣装ケースを1つもらって」と電話してきたとか。引っ越した時の衣装ケース1つ分の収納が済んだのね。とにかく平和そうでよかった、よかった。このまま何事も平和に進んでいくと嬉しいですよね~。 この間、義姉から運び込まれたストーブや扇風機がまだ出しっぱなしだったので、慌てて土間に収納。土間ってこういう時、面積が広いから便利です。義姉のお布団類一式は、土間じゃまずいので、押入れで眠っていますけど、たいていのものは土間です。 決して使われないシュウトメちゃんの食器とか。(笑)昔は家で法事の食事を全部作ったものらしいです。私が嫁いだ頃はもう、割子の仕出しを頼んで、それに家で作った7品の料理を足して出していました。数年前からやっと、そのお料理も外食になりましたが。田舎の家には、昔使った大量の食器が、寝ていそうです。姑さんの許可が下りない場合に限りますが。(ちかさんの先日の日記、思い出しちゃいました。そういうの捨てられちゃった姑さんの口が暴走してた。) 脱線しましたが、義姉が何を持ち込んでも、この土間がある限り大丈夫。(笑)今回の衣装ケースはシュウトメちゃんが喜んで使うでしょう。娘が前に進みだした記念のようなものだものね。 しかしまあ、シュウトメちゃんも可愛いと言えば可愛い。そんな電話1本で、たちまち幸せそうになるんだものね。機嫌のいいシュウトメちゃんのお世話の気楽なこと!その代わり、電話1本で、暗くなるのも早いのですが。もともとそういう傾向はありましたが、年を取ると余計に、感情のコントロールは周囲次第になっちゃうのかな? とにかく、今はハッピーモードなので、肩の荷が下りてます。
September 16, 2007
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母は自分では出かけません。例外はゴミ出しの日で、私が行く前に出してあります。かなり早い時間に出すらしい・・・。外へ出て、近所の方に会って、痩せましたねとか、体調はいかがとか、聞かれるのは苦痛のようです。テラスに人工芝を敷いてあげたので、早朝、そこで少し歩いている母です。 連れ出さない日の昼間は、終日家で寝ころんでいます。そういうゆっくり休養、という日も大事ですよね。 昨日は出かけなかったので、今日は誘ってみました。お隣の西尾市に、世界一の万華鏡があるらしい。三河工芸ガラス美術館という施設ですが、行ってみたらなかなかよかったです。 広くないので美術館?!っていう感じでしたが、巨大万華鏡の空間と彫刻鏡の空間、これがなかなか素敵なものでした。実家から車で20分くらいでしたし、いいお散歩でした。 帰りには産直に寄って、新鮮な果物と野菜、父にお供えするお花を買って帰りました。 5月の頃、吐いてばかりいた母を思い出すと、そんな近くの短時間のお出かけでも、夢のようです。ヤクルトが1本飲めた!それも吐かなかった!そんなことですごく喜んでいた私たちでした。 9月29日の高山旅行、疲れないで楽しめるように、いろいろ場所を考えています。たくさん候補をあげて頭に入れていれば、臨機応変に変えられますから、調べるのが大事ですね。
September 14, 2007
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シュウトメちゃんが義姉について「可哀想」というたびにイライラする自分を変えることが難しいです。「気にしない、気にしない」なんて一休さんのように心の中でつぶやくのですけどね、やっぱりイライラするの~。 出来事は続々と起こるらしいので、いくつかの「可哀想」な解決しても、シュウトメちゃんにとって、義姉はいつまでも「可哀想」なのですね。この義姉から独立したかった姪の気持ちを考えると、私が少しイライラする程度のこと、我慢しなくてはね。 こんな考え方があります。世の中に「イライラさせる人」が存在するわけじゃない。AさんがBさんにイライラした時はじめて、Bさんは「イライラさせる人」になる。Bさんを見てもイライラしなかったら、Bさんは「イライラさせる人」ではありません。 何だか屁理屈のようでいて、けっこう深い。(笑)要はとらえかたの練習の場ですよ、ということで・・・。 私がイライラするのは、「間違った相手の考えを変えたい」という思い上がった気持ちがあるせいだと思います。そんなのをぽ~んと投げ捨てられたらいいのに。あの2人を私が意見して変えるなんて不可能。私が「イライラしない人」になる方がうんと早いはず。・・と思っても、しょっちゅう聞くと、本当にうんざりなのです。 だって、そのシュウトメちゃんを介護するのは私。2人の義姉は頼れそうにありませんからね。今だって1人は私を責めるだけ、もう1人は知らん顔。「自分は可哀想だ」という意識の強いシュウトメちゃんの介護って、想像したくない・・。 起こってもいないことを想像して暗くなってるのは、私も義姉やシュウトメちゃんと同次元かな?そう、まだ介護状態じゃない。現実の問題じゃない。細々と介護状態にならないで、乗り切れるかも知れないし。 あの人たちは「心配するのが趣味」なのだから、人の趣味をとやかく言うことはないのですよね。そういう話だったらもう聞きたくないよという合図だけ出して、最近は「可哀想発言」は減って来たんですけれど、発言を控えてるだけなので、やっぱり出るんですよね。「私は可哀想」っていう発想に、感謝の念はないです。いえ、別に私は感謝されたいわけじゃないんです。でも責められたくはないですね。シュウトメちゃんによれば、義姉を可哀想と思えない私は、思いやりのない自分勝手な嫁なんだそうです。どっちが~?! ストレス解消に叫んでみました。ちょっとすっきり。えへへ・・・。
September 12, 2007
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がん細胞は環境の変化に弱く、環境が変われば自滅する がんが好きな体になっていたから、私の体内にこのがんは棲みついた。おいしい体だったのだ。それなら体の正常細胞を強化して、これまでと全く異なる体質、がんが嫌い、まずいと思う体質に変えていけばいい。 生きている、ということは実はほんとうに簡単なことだったのだ。生きるために生き、死ぬために生きる。朝起きて夜眠る。そのために食を求め、探し、調理し、食べる。それが生きるということだったのだ。生きがい、とか人生の目的、とかいう言葉を使いすぎ、私は逆に言葉に支配されて翻弄され、実感としての、生物としての生の本質から遠ざかり、その恩恵を見失っていたかもしれない。 なぜ、がんはこれほどまでに忌み嫌われなければいけないのか?なぜ、死がこれほどまでに恐怖の対象でなければいけないのか? 「治す」ための治療と、「生きる力を養う、養生」としての治癒を、分けて考えていきたい。文化は与えられるものではなく生み出すもの、積み重なってゆくものではないでしょうか。 がん撲滅は夢だが、すでにがんを得た私たち患者が遠い未来の夢物語の主人公となる可能性はきわめて低い。がん患者が自らの存在の新たな忌みに気づき、できるかぎり清々しく長生きする。がんが成長の転機になり、しかも過去の自分に誇りを失わない。地尾療法の研究開発と同時に、そうしたがん治療観によって成立する医療の探求を、心がけていただければと切に期待している。 柳原和子さんは、長期生存がん患者たちのルポ「がん患者学」の著者であり、本人もがんのサバイバーです。今回の本の正式タイトルはとても長く、「告知されたその日からはじめる私の養生ごはん」で、闘病のための食事プログラムが、とても丁寧に紹介されています。 実用的に役に立ってくれそうですが、それよりも、長々とご紹介した文章の中にある柳原さんの意識が、私をずいぶん力つけてくれたように感じました。がんを通じて生きることを見つめた著者の言葉例えば「できるかぎりすがすがしく長生きする」の「すがすがしく」の単語にこめられた思いは、私の背中をぴんと伸ばして合掌させてくれました。
September 11, 2007
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「K(義姉)がね、明日ギターを取りに来るそうだ」シュウトメちゃんが言いました。ギター?誰の??大謎だったので、そのまま繰り返しました。「お義姉さんが、明日ギターを取りに来るの?」 「今日、持ってきたんだわ、T(甥)のギターを。車庫にあるが、いるギターだから、明日取りに来る」「今日持ってきたギターを明日取りに来るの?持ってきたのは何のためなの?」 非難に聞こえないように、のんびりモードで訊いたのに、シュウトメちゃんは少しムッとした感じで「別にいいだろうが」とおっしゃる。でも、そんなのおかしい気がしない? 「別にいいけど・・・持ってくる必要がないから、ちょっとヘンかなと思って」「テレビや扇風機やストーブはあの子がくれたんだ。今度のアパートは狭くて狭くて、とても置けんそうだ。でもギターはくれたわけじゃなくて・・・」とどこまでも長く、脱線する。 テレビは買い直し、エアコンで間に合うから扇風機とストーブはもういらないそうです。母親としてはありがたいと言ってあげたいですよね。 ギターについて、何だか訳のわからない話を、ふんふんと、根気良く聞きましたがわかりません。謎のままだったので、理解するのを諦めました。 「とにかく、明日ギターを取りに来るのね。じゃあ、この部屋(居間)に持ってきましょうか?それとも車庫に置いたままの方がいいのかな?」「盗まれるといかんな。持ってきてもらおうか」 「何時頃に来るの?」「わからん」「私、いないかも。お茶菓子を盛っておけばいい?」「あの子(義姉)は忙しいから、菓子なんか食べとれん」(食べとれん=食べている時間など無い)「・・・じゃあ、どうしておけばいい?時間がわからないと、私、居ない時間かもしれないし。自分でコーヒーでもいれてもらっていいのかな?」「何も頼んでない。あの子はお茶飲む暇もないかもしれん」 義姉がギターを取りに来るって言ったのは、世間話であって、お茶の用意はいらなかったのね~。 車庫にギターを見に行ったシュウトメちゃん、義姉に電話して「ギターに見えんが、一輪車の上の金属でできたやつ、あれがギターか?」と聞いてる。「ほお。あれがギターか。間違いないんだな」 ギターに見えない、金属で出来たギターって?!「あれを明日取りに来るんだな。え?違う?」「なんだ、いいよ、いいよ。じゃあ、預かっておくから」 「koalaさん、わしの勘違いでね、新しいアパートが狭いから、ギターを預かってくれっていう話だった」「それはわかったけど、金属のギターなの?とりあえず、車庫から持ってくればいい?」 一輪車の上にあった金属製のものは、誰が見ても、ストーブのガードでした。車庫を見渡すと、梱包剤に包まれたギターを発見。無事家の中に保護し(爆)、シュウトメちゃんに報告しました。シュウトメちゃんは「ああ、ギターに見えんかったはずだ。ストーブのガードだったかね。」と大笑いでした。 う~ん。やばいぞ。今日ギターを持ってきて、明日持って帰ることをヘンだと思わなかったシュウトメちゃんはちょっとやばい。ストーブのガードを見て疑問に思うまではいいけれど、それをギターだと言われて、納得したのはやばい。金属でできたやつ、と言われてもそれがギターだと答えた、義姉もどうかと思うけれど、まあ、親子ですから。 シュウトメちゃんが呆けの方向に歩みを進めてしまうと、困る。これはとっても困ります。特に実家の母が末期癌になってるのに。四十肩と義姉が可哀想と言う話ばかりのシュウトメちゃんに、あまりゆっくり話し相手になっていませんでした。呆け防止には、相手しなくてはねぇ。幸い、まだ呆けているまでは行ってない・・・と思います。お願いだから、なんとか踏みとどまって欲しいです。
September 10, 2007
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ずいぶんほったらかしだった物干し台スペース。実は、母の癌が発覚する直前にとりかかった作業です。 雑草予防に、そのスペースの草取りを完璧にして、雑草予防シートを敷き詰め、その上にレンガっぽい実はコンクリート製のものを敷き詰めて、隙間を「やさし砂鎌いらず」という水で固まる砂で埋めて、「雑草に悩まないスペース作り」をする予定でした。私の車庫と畑との間のスペースで、元々は畑の一部でした。 それが、母が末期癌だというので、それどころでなくなって、やりかけで、材料も置いたまま、放置してあったのです。物干し台は、作業終了までのつもりで、別の場所に移してありました。 でも義姉に別にここのことではないにしろ「だらしない生活をしている」と非難され、悔しい気持ちは割に薄らいだのですが、(別に義姉に今の忙しさを理解されなくってもいいから)「だらしない生活はいやだ」という気持ちは、ずっと心に引っかかって、けっこう苦しいものがありました。疲れた・・と思いつつも少しは前より掃除ができるのも、義姉の非難のおかげだと思えばいいですよね。 家への入り口横が、物干し台スペースで目立つので、こつこつ作業を進めて、物干し台スペースの雑草予防対策は終了。まだ物干し台は戻していないけど。で次の予定は、物干し台から道までの少しの面積、ここも花を植えるスペースを残して、後は、万全の雑草予防対策をすることです。 畑全部をそんな風には出来ないのですが、物干し台スペースと、つながったスペースなので、シュウトメちゃんの苦情もあまりないかと思います。(↑かなり甘いかもしれませんが、やったもん勝ち?!) 一度オットがかけてくれた除草剤の効果が薄れ、新しい草が生えて育ちつつあります。オットは毎日、土日も会社に行く生活なので、作業の手伝いを頼む時間もないですね~。 何しろ夏の長期休暇も、1日だけがお休みで、後は朝から夜まで会社に行っていましたし、その後出張に行き、、帰ってきても土日もない状態で、過労死しないで欲しいと本気で思ってるかも。本人はそれでも元気そうなので、根っからの会社人間? 腱鞘炎と腰痛と肩凝りが怖いので、物干し台横の雑草対策作業も、ゆっくりですが、千里の道も一歩から・・・だと考えて、地道に進んでいくしかないですね。ホントは小型耕運機を買って、耕して欲しいんだけど・・・。いつか、そうしてもらおう。きっと。うん、きっと。 母との旅行は2泊の予定が、オットの都合で1泊です。29日~30日なので、土日。混むかな?高山に行こうと思い、宿を予約しました。「本陣平野屋 別館」という旅館です。高山の赤い橋が窓から見えるというので予約しました。(笑)別館、というからには本館があるわけで、本館とは言わず「花兆庵」という宿があります。 花兆庵で29日に空いているのはジュニアスイートで、ハリウッドスタイルのツインに純白のソファに、お風呂のテレビ付き、ジャグジースパも完備というお部屋で、高いのはもちろんだけど、田舎のおばあちゃんの母は、絶対に落ち着かないと思う雰囲気のお部屋。 実はこの前泊まったホテル、母のために張り込んで、1泊1人34500円のお部屋にしたのですが、「何だか場違いみたいで落ち着かないね」が感想。(涙)いつもその半額以下の宿ばかり泊まってるのに、思い切って贅沢したのに、落ち着かなかったのね・・・。最初で最後だわ、そんなお値段の宿。 「花兆庵」のお部屋ってそれぞれ面白いので、オットとなら泊まるのは面白そうです。でも、オットと2人で高山に・・・行かないだろうなぁ。もちろんその値段を言ったら「もったいないからやめろ」って言うよね、絶対に。私もそう思うし。(爆) とりあえず、母があまり疲れないで楽しめるプランをあれこれ立てているところです。
September 9, 2007
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今日は義姉のお引っ越しの日でした。とはいえ、向こうが避けてるので、お手伝いもないし、ただシュウトメちゃんに「お天気でよかったね」と、一応言っておきました。安心したでしょうからね。 台風は東京でとんでもない被害を出しました。大きな台風だったので、シュウトメちゃんと義姉は、引っ越しの日に来たらどうしようと困っていたのです。ニュースを見る限り心配なさそうでしたが、何しろ親子で心配するのが習慣になっているのです。 困ったって無駄だから、なるようになる・・・。とシュウトメちゃんに言える雰囲気ではなかったので、「大丈夫だと思うけど、もしその日がダメなら、業者さんが何とかしてくれるからね、困ることないんだよ」そう言いましたら「何とかしてくれるだろうけど・・・」の返事。何とか出来ない業者だったらつぶれるよ? 先ほど「心配するのが習慣」と書きましたが、実際は「心配するのが趣味」だと感じています。ずいぶん意地悪な表現ですが、あんまりすごいんだもん。 でも、今回は心配してるのが義姉とシュウトメちゃんの2人だけなので、周囲は冷静。2人だけ暗い。でも「誰も手伝ってくれない!」の悲壮感が逆に、自分でやる結果になっているので、いいことかもしれません。とにかく怒りながら心配しながら被害者になりながらも、自分の力で市役所に行ったり、業者に引越し依頼したり、すごく不本意ながらも、やっているのですよ。すごい進歩なのかもしれません。 シュウトメちゃんは「わしじゃ何もしてやれん」と、義姉を可哀想がっていますが、それは絶対に逆。50歳を過ぎて、困った時母親に何とかしてもらうなんて!シュウトメちゃんは50代の娘を、まだ信じていないのです。出来れば自分が何とかしてやりたいのです。義姉が、自分に降りかかった困難を、自分で乗り越えられない人間だと言ってるのと一緒なのに、それを何度指摘してもわからないのです。 こういう時、私はつい怒りを感じてしまうのですが、今日お友達に会って、こんな話を聞きました。呆けたお年寄りには、愛のシャワーを、全力でかけなくちゃいけないそうです。相手に怒ったり、否定しないで、愛を振りそそぐ。これが大事、なんだそうです。 シュウトメちゃんはまだ呆けていませんが、怒っちゃダメなわけね。(笑)で、言ってあげました。(だって私、女優ですもん~?!)「お義姉さんは、もうオトナだから大丈夫だよ。」あ~ら不思議。シュウトメちゃんはとても素直に、「そうだな。もう子供じゃないから何とかするだろう。」 「心配だ」が「大丈夫」に、「可哀想」が「がんばってる」に、「誰も○○してくれない」が「自分で出来た」に変わる日が少しずつ近づいていると信じましょう。(そうでないと、やってられないわ・・・・) 実家の母の所には、たまにきてくれる母の友人が来て、3時間、機関銃のようにしゃべっていきました。(笑)ずーっとしゃべっているので、私がお相手。母はそんなにしゃべらないし、今は疲れやすいのです。この人は、子供の頃からよく知っているし、なかなか私と相性がいいのですよ、67歳だけど。(笑) 母は横で機関銃トークを聞いて相づちを打つだけでなんだか疲れていてちょっと気の毒でした。でも、癌で10キロ以上痩せちゃうと、来にくいのでしょう、お見舞い以降は近寄らないお友達もいるので、あまり変わらない感じで来てくれるのは、ありがたいことだと母と言いました。
September 7, 2007
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昔々、曽野綾子さんが、人生を例えて言いました。永遠の前の一瞬だって。若い頃に読んだ言葉で、とても心に響きました。今じたばたしてるのも、永遠の前のたった一瞬なんだと、若い悩みのあった私は、少し慰められたものです。 その永遠の前の一瞬で、母がしたかったことは叶った?そして私のしたいことはちゃんと果たしてる? 今の私のしたいことは、大切な人たちときちんと心がつながることです。それは大体、出来ていると思います。 永遠の前の一瞬はね、突然終わるかもしれないから、いつ終わっても悔いのないようにしたいけど、それは果てしなく難しいかもしれません。 母は「主婦は家族のために働くもの」と思って、自分の趣味もほとんどなく生きてきたひとで、とんでもなく時代遅れタイプかもしれません。私たちのために一生懸命してきた半分でも、自分のために尽くしてあげて欲しいのですが、71歳までしたことがないのだから出来ないみたい。 父が亡くなって3年、心がそれなりに落ち着き、何か始めてもいい時期でしたが、何をしてきたのかと振り返ると、お散歩してたくらい。これは私にはあり得ない、驚異的な話です。それで今、せっかく退院して自宅で過ごしているのに、何もしたいことがないんです。 やっと思いついたのが新知多四国八十八ヶ所めぐり。それでこの夏の暑い中、少し出かけました。まだ四ヶ所行っただけなので、長く楽しめそうです。 抗がん剤は体内に蓄積して、体はかなりしんどいそうです。これは前の職場の先輩が教えて下さいました。目に見える副作用がないと、わかりにくいけれど、やはり正常細胞も攻撃するわけですからね、そういうことがあるのでしょう。 少しだけ歩きなさいね、と母に言いながら、テラスに堅いプラスチックの人工芝を敷きました。「朝日を浴びて動くのってすごくいいんだって。テラスの往復だったら気軽に出来るでしょ?これだって運動なんだよ。難しく考えないでいいよ。運動して、いい水を多めに飲んで、お風呂もゆっくり入って、悪いものを出しちゃおうね。」 一時『便秘気味』で困った母でしたが、いろいろアドバイスいただいて、対策を講じてから、毎日快調にお通じがあります。 今日は台風接近で雨なので、散歩もなかったけど、朝、ちゃんと人工芝ウォークはしたそうです。母の時間が少しでも素敵な永遠の前の一瞬でありますように。
September 6, 2007
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血液検査の結果は前回とさほど変わらず、次回は11日にタキソテールの点滴があります。シュウトメちゃんの都合も考えて、28日~30日に出かけよう、ということになりました。 TS-1の服用も24日までで、この日程中は飲みません。シュウトメちゃんは28日はディサービスに行きます。29日、30日は長女が休み。30日は長男も休み。休みだから家にいるという保証はありませんが(爆)、とりあえずシュウトメちゃんの食事の仕度は頼めます。 しかし、残念な事に!この日程では行きたかった『穂高養生園』の予約不可でした。で、今、別の所にメールしたところ。玄米菜食で生姜湿布などもしてくれる所ですが、他のメニューについて、ちょっと質問もしました。そこのお返事はいかに?
September 4, 2007
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オットが連休を取れそうだと言っています。母が足が弱りつつあるなら、早めにと言っては何だけど、どこか旅行に連れていってあげよう、と言いました。 母はきっととんでもない!って遠慮するでしょう。シュウトメちゃんが四十肩で、夫婦で不在ってわけには・・・そんなことを言ったら、シュウトメちゃんの痛みが増しそう。でも、行けるものなら行ってあげたいのが本音ですよね。オットから言い出してくれたなら、行っちゃおうか? 車で、様子を見ながらの方がいいよね、ということで、前にちょっと気になっていた「穂高養生園」が私の中では今のところの候補です。さて、どうなるやら?? 母は今、3週間に1度、タキソテールの点滴をしています。点滴の日にTS-1を飲み始め2週間飲んで血液検査。異常なければ1週間休薬で、1週間後にまた点滴です。明日は血液検査の日。予約は3時なので、可哀想だけど、長い間絶食になります。血液検査の結果が悪くなっていませんように。出来たら旅行へも、まだまだ行けますように
September 3, 2007
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てくてくと早足で歩いていた母の歩行速度は、今は半分くらいの早さしかありません。母の脚力が急に弱ったような気がしています。でも、数日前に鞍ヶ池公園に行った時には、40分ほど楽しそうに歩いていたので、杞憂かも。 悪い方に想像すれば、癌が進行して体力が落ちた?中間で、今抗がん剤治療中なので、副作用で。いい方に想像すれば、連日のお出かけで疲れただけ。・・・・いい方に考えておきましょう! 昨日の母は1日、どこにも行かずにいました。その前にけっこう相次いでお出かけしたので、ちょっとやりすぎたか・・と反省して、今日も家で静かにしているつもりでした。 で、運動代わりに足湯をしました。20分計りました。しっかり20分足湯するのは、10分とか15分のとはやはりぽかぽかの持ちが違います。歩いて血行をよくすることが出来ない日には、せめて足湯しなくちゃね、と母に言いながら。 しかし、足湯後に資源ゴミを捨てに行くことになり、母も同行して、帰りに買い物がてらデンパークへ。デンパークは大きな公園ですが、中には入らずに、入り口手前にある産直のお店でお買い物。駐車場が混んでいて遠くに止めたため、けっこう歩くことになりました。 少し前までは、気がつくと私より速い速度で歩いていたのに、今は注意していないと、置いてけぼりにしそうです。早く歩く必要はありませんが、体力が落ちたのかも。帰宅して、さっそく買ってきたいちぢくを、「帰る前に食べて行きなさいね」と私に言い、自分も1つ平らげていたので、少し安心しましたが。 もう夏も終わりですね。長女も新学期です。受験生の母らしいことを何もしてあげませんでした。新学期早々の実力テストは内申に入ります。長女よ、なんとか頑張ってくださいね~?
September 2, 2007
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母とシュウトメちゃんの共通点。それは・・・ワイドショー好き!!そして、私はあれがと~っても苦手なんです。 最近だと朝青龍に2人ともやたら詳しい。毎日あんなの見ていたいか?あのふてくされた顔を??そして実母もシュウトメちゃんも、あの顔について、仮病だのふてぶてしいだの、散々言うのよね。私もそう思う。だからチャンネル切らない?って思うけど、これがまた、毎日悪く言ってるのに切らない。(爆) 昨日もまたお昼時に、ワイドショーを母が見ていて、毎回のコメントをつけてくれる。(苦笑)で、朝青龍や親方やいんちき医師の顔よりも、出来れば美しいものを見たいな~という事で、近場のお散歩に出かけました。連日だね~。 一昨日の鞍ケ池公園は車で1時間かかるけど、昨日の岡崎公園は20分くらいで行けます。まだ暑いので、行き先は「日陰が多い」のが条件に。昨日は岡崎城のお堀の周りや、目の前の川沿いの道、藤棚のあるあたりを30分ほど歩きました。 一昨年、母と藤の花を見に来た場所です。また藤の花の時期に来ようね、と言いました。来年の五月晴れの日に、ここで藤の花を私と見てる自分の姿を、母がイメージしてくれていたなら、そのイメージが強ければ、願いが叶うかも。何の根拠もないおまじないですけど。 2日連続で出かけてお散歩したのは、母には疲れただろうか。30分という散歩時間は、適当なのか長いのか。ちょっとわからないので、今日は控えた方がいいかも。「大丈夫?」って聞くと「大丈夫」って答えるけど、本音なのか、少し無理してるのか、娘なのにやや確信がもてません。 コメディのビデオでも借りていって、今日は映画の日にでもした方がいいかな?でも母にとってはワイドショーを見て、朝青龍のワルグチ言う方が楽しいのかしらね??
September 1, 2007
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