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さて爆発の新潟記念。早速回顧していきたい。1番人気エイシンハリマオーは前回から+4k体重は増えましたが前回の-10kは連戦疲れかなと思います。馬によりますが馬の好調期間を約3ヶ月として考えると今回のエイシンハリマオーの敗退は単に馬群に包まれて器用さの無いこの馬の弱点を吐露してしまったというものとは別にもあるように思います。メイS2着時から計算すると前回で賞味期限は切れたということになります。2着続きである以上楽な競馬をしてきたわけではなく前回の-10kは単なる輸送減りとは私は思っていません。器用さの無い馬が前回、前々回のような大外からの競馬をするわけで馬群の中に入ってしまうとああいった馬はすり抜けるような器用さが必要とされる位置では厳しいですね。 2番人気ゴースティディはキングフィデリア以下にマークされる形になってしまった。4コーナーであれだけ必要以上のマークを受け、ストレスがたまる展開になったことは確かであり、あの状態から平坦とはいえ長い直線ずっと粘りなさいというほうが難儀。加えてキングフィデリアに向う正面でやはり絡まれており厳しい展開になってしまった。 勝ったダービーレグノは重馬場もそれほど苦にはしない。前の出が少々固く、ゴトゴトしているような歩様の馬で、どうしても前の馬に遅れがちのパドック。この馬はこういった馬なのだ。次も気にしないで下さい。いい状態かどうかはその馬によって違うので前の出が悪いから消しなどという単純な理論で判断しないようにしなくてはならない。直線長い広々としたコースがあうトニービンだけに今日の展開もバッチリだったといえるしここを目標に目黒記念から北九州記念の間隔は開いており実質休み明け2走目ということになるわけだ。 カンファーベストは重賞クラスの能力であることは確か。乗り込みは十分だったので今日の結果も納得。何より夏使ってきた馬がバテている。今日はフレッシュ度のほうが優先ということになるしその馬はエイシンハリマオーなのだから逆転するとすればそのあたりの部分ということになる。事実、上位4頭までは間隔が開いていたか、叩いて2戦目という非常にフレッシュな状態の馬たち。馬場の良い外を回れたし展開も向いたので近いうちにこの馬は重賞に手が届くだろう。まだ9分くらいの出来の筈。 キングフィデリアは休み明けだったが乗り込みは十分だったしこのコースでの重賞実績を考えると56kというのは納得の材料なのだ。馬場の悪い内を避けたいので一度行かせて外に出したらかかってしまった様子。危うくゴースティディに競りかけるところまでは行かなかったがあの部分のダメージとスタートしてから数百メートルは内を走らされたわけだから今日の3着は内容的には良いものがあった。それにしてもそれからの中館の動きは実にそれまでをカバーしているもので前のゴースティディにプレッシャーを与えて見事潰した。ゴースティティ目標の競馬をしていたようで大外からこられては仕方ない。よく粘った。 カゼニフカレテも仕上がりは良かったがやはりまだ休み明けだなという仕上げ。休み明けの馬とそうでない馬とでは雰囲気が違う。今日のカゼニフカレテはもう1つ欲しい感じだった。鉄砲実績もあるし、乗り込みも足りていたのでこの馬もこの秋凄く楽しみな馬といえる。この馬は左回りが得意なので次回の朝日チャレンジCに望むようなら今日ほどのインパクトのある走りは見せられないということになる。もちろんメンバー次第だが。 タニノエタニティは新潟コースが合う。というよりは直線が平坦のコースの方がよいということになる。そして直線の長いコースの方がよい。外枠だったのも幸いして入着。この馬なりの走りを見せている。 ミデオンビットはコーナー4つの2000mとコーナー2つの2000mの馬にかかる負担の違いというのもあったと思うが、パドックでのこの馬はいつもより”軽い”印象で前回のレース後、疲れがあったという情報は納得がいく。間隔を開けるのにもこの馬の場合は”緩めた”わけだから体調は他の乗り込まれている休み明けの馬たちとは違う。これは”フレッシュ度”云々とは言わない。 エスジービームは今日はメンバーが重賞クラスのメンバーであり、前回の内容も本来勝つはずだったグラスステージが直線の不利を受けてのものだけに私は2着か3着の内容だと思っている。着順だけで勢いがあるとは思わないことだ。それと実績のある馬たちが乗り込まれているのだからやはりそちらを優先しなくてはならない。しかし体調が問題だったわけではないのはパドックでもわかるのでこのレースを使ってそれが良い経験となることをこの馬に期待する。 今日はフレッシュ度をクドクド語るに絶好のレースだったように思う。どの馬も1年中好調ということはない。
2003年08月31日
新聞作成システムを作成した。これで自分もオリジナル馬柱ができる!!今日はほんとに嬉しいです。これでクドクド言うための道具が1つ増えました。-----------------------------------------------------サンプル的になんですが馬柱に予想を乗っけてみたい人募集です!!今ン所定員は6名なので早い者勝ちです乗っけてみたい人は掲示板に書き込んでください。できれば理由なども添えていただくとよりよいです。
2003年08月28日
エイシンハリマオーは最近2着続き。前回の-10kははたしてそろそろ調子落ちの兆候なのだろうか?まずそのあたりが論点となりそう。前回だけ走れば今回のメンバーでは勝ち負けを期待できる存在。関谷記念5着だったイルバチオがアイビスサマーダッシュを勝っているようにレベル自体高かった一戦。福永が新潟まで乗りに来る以上陣営としては自信を持っている様子だが。器用なタイプではないので直線の長いコースは合うし、距離が伸びるのも歓迎材料。今回フレッシュ度がこの馬にとって弱点かもしれないゴースティディの前回は休み明けで、いかにもこのハンデ戦を睨んでの戦いだということがわかる。ご存知の通りハンデ戦を使うには休み明けではまずいのだ。調教本数もまだまだ足りていないという現状でのものだけに今回叩いて上積みは考えなくてはならない。何より新潟4勝馬キングフィデリアがどう絡んでくるか。そういった展開も頭に入れてレースに臨もう。過去にエイシンハリマオーに07先着の実績ありミデオンビットはレベルの高かった安田記念から使われており、メンバー的にはチャンスはある。2番手からの競馬もできるのでゴースティディとの兼ね合いもOKだろう。今回は一息入れての一戦ということになり、七夕賞後疲れがあったことを陣営は公言している。ダービーレグノの前回は展開的にはレースの価値をそれほど見出せないが、トニービン産駒であり、広々としたコースの方が良いことは有名。距離実績からは2000mはやや長いかもしれないが3着実績からはこなせないことはないだろう。カンファーベストは重賞を勝つだけの能力があることは誰もが認めるところ。何より昨年のカブトヤマ記念での出来事は記憶に新しい。それ以後、条件戦やOP特別と走ってきてようやくここまでたどり着いた。しかし今回は多少間隔が開いている点がどう出るか。乗り込みは足りているし鉄砲実績はあるが調教で予定よりも早い時計が出てしまった様子で最終追い切りの動きからは万全とは見えなかったマンノチャンピオンは平坦は得意だが1800mの方が良積を残している条件馬だけに軽ハンデと乗り代わりに一発期待したいがキングフィデリアはこのコースに実績があるが、同型をどう捌くか。このコースで重賞勝ち。ハンデは実績面を考慮してのものと思われる。調教は足りている。この馬に中館が乗ったということはゴースティディに絡んでくるシーンも考えなくてはならないカゼニフカレテは前回でエイシンハリマオーに勝っており、間隔は開いたもののコース実績もある。コース実績、力量的には注目できる。乗り込みは足りている休み明けの分エイシンハリマオーよりも後になる計算だが、逆にエイシンハリマオーに疲れが合った場合フレッシュ度のあるこの馬が再度逆転のシーンも十分と考えることもできるタニノエタニティはOPでソコソコの競馬をしている。左回り、直線の長いコースの方が最後のふんばりが違ってくるハンデ差をどこまで生かすかブルーコンコルドは京王杯2歳Sの覇者。今年の3歳馬は先週サクラプレジデントが勝ったが距離的に長いのではないかという部分はある。小倉2歳Sも勝っているし、スプリングSで後方から交わしただけだが4着の実績もある。乗り込みは足りているが故障明けなのでそのあたりを多少減点エスジービームの調子のよさは見ての通り。新潟コースは得意だし、距離的にも得意な条件。今回は相手が一気に強化されるが夏は勢い優先だし900万を勝っているクラスの馬ならハンデ戦ならチャンスはある。軽ハンデに期待がかかる。前回のレースはグラスステージの不利を尻目に勝った点からグラスステージ(出走馬ではない)ほどの評価は与えられない。ラヴァリージェニオは53kでの七夕賞での実績からエスジービームもそのくらいやれる計算になるがこの馬は現実に実績がある。ミデオンビットが間隔が開いているようならこの馬でミデオンビット逆転のシーンも十分ある。ということはこの馬が一発上位に顔を出しても不思議はない。 シルクサンライズはハンデ49k。昨年のカブトヤマ記念でウインブレイズ2着時に背負った重量。ウインブレイズと言えば七夕賞で2着。この比較からこの馬はミデオンビットに3馬身圏内にいることになる。2000での実績は無いがそれはこの馬が安定して走るタイプではないからとも取れる。仮に前が競り合えば、前の競り合いを見ながらレースができる位置を取れる。この馬をマークしている馬は人気からもいないはずで重馬場になればハンデは軽い方が楽。
2003年08月25日
サクラプレジデントにとっては試金石でもあった重要なレースだった。このレースに勝つかどうか。それは今後のサクラプレジデントにとって大きな意味を持つ。ヒマラヤンブルーが逃げたのは予想どおり。しかし、今回は前回とは異なりある程度マークされてしまっていたので仕方ない。エアエミネムはある程度ヒマラヤンブルーをマークする形で進められたし、前回より楽にヒマラヤンブルーを交わせた。問題はサクラプレジデントで3コーナー入り口で後方2番手だったのが4コーナーでいつのまにか4番手の外に。この反応のよさは折り合いがついたという部分にあると思う。ダービーでは折り合いを欠いてしまったが、今日のサクラプレジデントはとても落ち着いて競馬ができたと思う。ただし、調教本数が足りなかったのは間違いなく、その状態でエアエミネムを交わしたという点は相当な評価に値する。確かに減った体を見てやはり休み明けだという体なのだから、これはもう秋は相当いけると思う。天皇賞あたり勝つ可能性が大きくなった。今日のレースではそれほどのインパクトがあり、重要性があった。 ホットシークレットは案の定行けず、調教本数が足りない部分も吐露してしまったし、距離も短い。何しろステイヤーズSなるマラソンレースを勝っている馬なのだ。 ノブレスオブリッジは健闘して3着。しかし内容的には上位2頭に交わされて力尽きたヒマラヤンブルーを交わしたという程度の内容。着差はともかく上位2頭の競馬とは程遠いと思う。しかし、頭数が少なく上位がはっきりとした競馬ならこういった競馬もできるわけだ。確実に賞金は稼いだと思う。結局競馬は2頭と逃げたヒマラヤンブルーで作っていたような感じで他は参加していたというような存在感だった。 一方、アイビスサマーダッシュのトーセンオリオンも同じように今日は試金石の一戦だった。どちらかというとタイム的に速くなりすぎなかったのは良かったと思うが、それでも休み明けで古馬初対戦だったのだから短距離ではまだ底を見せていないということになる。馬体重は成長分。 イルバチオはやはり行く馬が多く、前の方が比較的競り合ってくれていたのは良かったと思う。展開面もある程度影響している。ゴッドオブチャンスやサーガノヴェルは直線競馬の経験が無いわけだからこれはスピード上位でも経験の差が出たという感じだ。現実にスタート直後はハナ争いを演じていたわけだし。 ティエッチグレースは直線競馬なら先に行かせた点が今日の競馬では大きかった。体重は減っていたものが増えたので問題なく、夏に強いタイプを改めて証明した。確か昨年のこの時期も勝ち鞍を挙げていた記憶がある。 この暑い時期、体重が減るよりは増える方がよいといわれている。カイ食いが減ってのものなのか、絞れたものなのか判断したい。
2003年08月24日
エアエミネムの前回の完勝ぶりを見るとよほど札幌2000が得意なのかなあ。というイメージを受ける。何よりこの条件でジャングルポケットを負かしたことのある馬。ファインモーションが札幌記念に行かなかった訳がわかるような気がする。本当にマイル路線に行きたいからなのだろうか。斤量が軽くなるのが何より助かる。前回の圧勝の効果か週中に登録していた頭数よりかなり少なくなった。これは陣営がエアエミネムを恐れている証拠と見ているが、前回後一旦楽をさせた様子なので、前回より状態は落ちる様子。それでもこのメンバーならという感じはある。サクラプレジデントのダービーはかかってしまった。折り合い面の問題があるのであれば、距離短縮は有利な材料。この馬の発進の地で、皐月賞と同じ距離。かかる気性の馬に武豊。エアシャカールの菊花賞を見たことはあるだろうか?この馬に長い距離は向かないと見て天皇賞路線に切り替えるつもりなのか。鉄砲実績はあるが、その時は5本以上の調教を積んでいた。従って今回は調教本数は少なめヒマラヤンブルーは展開面での利があったとは言え前回2着。北の地は得意で今回も展開次第だ。その展開と言えばホットシークレットより内に入ったので今回も主導権を握れる可能性大。ただし、今回この馬へのマークは前回よりきつくなる。ユウワンプラテクトは上がりのかかる、時計のかかる競馬向き。重馬場にでもなればよりこの馬の粘着性が脅威となる。ホットシークレットは鉄砲実績はあるものの実際には叩いた方が良くなるタイプ。調教本数がやや足りない。急仕上げ気味だ。この馬は先に行きたいタイプだが出足は遅い。つまりすぐにコーナーに入るコースではヒマラヤンブルーにすぐにコーナーに逃げ込まれてしまう。ヒマラヤンブルーが内に入ったことでこのあたりが濃厚になってはいるノブレスオブリッジの調子の変化は高い状態で平行線。前回もそういった感じだったし、要するに直線だけしか競馬をしていないのではないだろうか。相手は強いが連闘の疲れは無いと見ているので、入着、恵まれればそれ以上は十分バンブーマリアッチは早いタイムには適応できないタイプ。できるだけ上がりがかかったり、時計がかかる展開になるのがベスト。 -----アイビスサマーダッシュ-------------------ゴッドオブチャンスは前回で伊達にGⅡ勝ってないぞ。というところを見せた。あのスピードは脅威でゴール前は休み明けの分だろう。1600ではやや長いと思っていただけに距離の短縮は好材料。ただこの馬1000m戦は経験がない。サーガノヴェルは昨年のスプリンターズSでハナ争いを演じた馬。もともとクリスタルカップ、NZTで物凄いペースで逃げた馬。鉄砲は利くタイプと見ている。ブリンカー着用タイキトレジャーは実績十分。比較的時計がかかって欲しいが1000m実績はなく、全て1200~1600でのものユーワファルコンは休み明け。早い馬だが、中館にはイシノグレイスを選択されているが乗り込みは豊富で鉄砲も利くタイプ。陣営としてはとりあえず使ってみるくらいの気持ちらしいエイシンコジーンは脚元に爆弾を抱えている。前回を叩いて得意の新潟というのがいかにも臭い。しかも名古屋の名手に乗り代わり・・・。陣営の期待の度合いがわかる。確かにこの距離、条件での実績は群を抜いている。恐らくこのレースのために1年やってるのかなと思うことがある。だから成績は気にしないほうがいいと思う。外枠に入った点が好材料イシノグレイスの中館は前回、ヴィータローザを断って函館に臨んでいる。ヴィータローザと言えばラジオたんぱ賞を勝った馬。この馬に対する気合の入り様は今回すさまじいものがあるはず。現実に相手が弱いとはいえこのコースのオープンを勝っている。ヨイチキナコはコース実績、距離実績あり。加えて大外枠は有利な材料。名手五十嵐騎手が騎乗も中館騎手はイシノグレイスに乗る。やはり前回がひとつ下のクラスだったからだろうと思われる。外に入った点は好材料ティエッチグレースは駿風Sでイシノグレイスには負けている。しかしバーデンバーデンCでは比較的弱いメンバー相手に快勝。単純な比較では相手は強くなる。前回は多少展開にも恵まれた面はある。駿風Sではまだ良化途上だったし、ここを目標に仕上げてきたということであればイシノグレイスとの差が詰まる可能性は残している。夏には強いタイプイルバチオは直線競馬で3着の実績がある。距離、コース自体は問題ない。後ろから来るタイプだから追って届かずという競馬が多い。1600だとやや長いということでこの距離を使う。前が早くなりそうなのでそのあたりがこの馬にとって強調材料ショウナンタイムの前回は体が太い状態だった。今回より上位との差は詰まりそうだし、この条件は得意な方と見ているが、前回はひとつ下のクラスだったことは確かサダムブルースカイは北の地で良積があるようにどちらかと言うと時計のかかる芝向き。前回でもそれは証明済み。メンバーは軽くなるという点はいいが、あまり時計が早くなる競馬では不利。トーセンオリオンの乗り込み量はまずまず。短いところでは底を見せていないが、そのレースを良く見ると比較的時計のかかる馬場であったことがわかる。重馬場は得意。時計の速い競馬は未知数で試金石ともなる
2003年08月18日
休み明け。それはいつも競馬ファンを悩ませる部分だ。今週のレースでは休み明けの馬が多かった。調教本数、調教期間を考えた場合、5月から乗り込んでいるファインモーションは仕上がりという点では問題はないと言っていい。ところが勝ったオースミハルカについては調教本数は足りていないように思われる。これはどういったことだろうか? いや、これだけでは判断するのは危険だ。休み明けの馬の判断として気性、性別、体重、季節をまず考慮しなくてはならない。気性的な部分と言えば長いことその馬を見ているとすぐにわかる。口に表せるものではないが、カッとなる気性という表現が一番近いか。 そういった気性の馬は鉄砲が利くタイプが多い。性別では牝馬の方がそういった馬も多いので鉄砲が利く。そして体重。体重といっても馬体重の増減といった部分ではなく、体重の少ない馬のほうが、仕上げやすいので調教本数も少なくて済むということだ。問題は何キロ増えているかではなく、中身がキチンとできているかで、今回のオースミハルカなど太目感などなかった好例。この馬の場合成長ととっていい。この時期3歳馬は成長する。 季節的には夏の方が汗をかくので絞りやすい。馬によって異なり、一概には言えないので叩いてよくなる血統や鉄砲実績といった点も加えて総合的に判断しなくてはならない。 では今回のオースミハルカは調教本数が少ないように思うが太目感がない。これは何なのだろうか。もう1つ牧場で乗り込んでいたパターンというのがある。これは新聞上は表示されてこない。そういった馬は調教本数が少なかったり期間が短かったりしても一概に急仕上げなどということはできない。今回勝ったオースミハルカはまさにこれに該当するし、仮にもチューリップ賞でスティルインラブを負かしたことのある馬なのだ。 もうひとつオースミハルカにとって恵まれた点がある。ファインモーションが思ったより後から仕掛けてきたという点。ファインモーションは4コーナーでやや躊躇した感がある。それは内にダイヤモンドビコー、やギャンブルローズが前にいて外に行こうとしてもテイエムオーシャンがおり、外に出そうにも出すことはできない。またテイエムオーシャンがあそこでファインモーションを外に出すわけがない。と頑として位置を主張しているので直線まで予想以上の距離をオースミハルカに譲ってしまった。あのあたりの反応が実践勘という部分。58kでもありもう少し早く前に出たかったはず。 テイエムオーシャンは札幌1800mで大外枠。といっても11番枠なのでそれほどの不利というわけではないのだが、それでも内にダイヤモンドビコー、ギャンブルローズがいるとなると、行ってしまったら無理に脚を使うことになる。ファインモーションもある程度前につけるタイプなので否がオウにもファインモーションの後ろのあの位置にならざるを得なかった。59kの分もあるのでファインモーションの前に出られては仕方ない。 ダイヤモンドビコーは外にファインモーションがすぐ外にいる枠。1番枠でもあるので前に出なくてはならない。さりとて前に出たらファインモーションにマークされてしまう。マークされたら交わされる。スタート直後のあのギクシャクした動きを見ているとそれがわかる。結局枠順的にもファインモーションより前になってしまいマークされる形に。体重は絞れたがこれではファインモーションに先着されてしまう。後、この馬にはファインモーションと同じ斤量の58kは厳しかったと思う。ハンデ戦ではないけれど57~57.5位だと思う。 ヤマカツリリーはパドックでの後脚の歩様が硬かったのが気になった。桜花賞ではもっと柔らかい歩様を見せていたので映像があればそれぞれ確認してみて欲しい。調教本数も多くなく、じっくり乗り込んだと聞いていたが、それでは調教本数が少なくじっくり乗り込んだという奇妙な結論に達する。乗り込みといっても追い切りだけでなくほかの運動もするのでそれらを含めて乗り込みということだ。要するにこれは目標がまだ先にあるということだろう。 小倉でも休み明けのロサードが勝ったが、もともと小倉は得意。この馬については小柄な馬なので仕上がりは早い。鉄砲実績がそれほどなかったが、パドックでの気配はいつものロサードといった感じ。新潟大章典は不利があった。57kまでがこの馬のギリギリこなせる重量。斤量/体重をやると13.07%になるのでやはり大体このあたりまでということになる。 アラタマインディが逃げて、コスモリバーサルが2番手。コスモリバーサルの調子は良かったが、予想よりも馬群が早めに動いてきて、前の2頭は行かざるを得ない。さりとて控えるわけにも行かない。控えたら進路がふさがる。何のための逃げかということになってしまう。前には厳しい流れになってしまった。あれは仕方ない。それもこれもメイショウドメニカが前回と同じ作戦にでたからという部分もあった。 離れた後からいったサンライズシャークと共に馬場のいい大外を回っても届く流れになった点も良かった。後はロサードは馬場があまり悪くなるとどうかと思っていたがある程度乾いてきてやや重までになった点も良かっただろう。サンライズシャークについてもきれいな勝ち方をする馬だから同じようなことが言え、今日は勢いという部分もあったし、展開面もあった。ロサードと同じような理由がつけられる。1600万をかったマヤノアブソルートより1k重い重量を背負ったのもハンデキャッパーが実力を認めた証拠で、何より幸がメイショウドメニカ、マヤノアブソルートよりこちらに乗ったという点ではっきりしてくる。 マヤノアブソルートは重馬場は下手なのでこれは仕方ない。 グリーンブリッツはこういった展開で内をついた分もあるがコスモリバーサルと前回で02の競馬をしている。馬場も苦にするタイプではないので9歳といえども驚けまい。 エイシンスペンサーは重馬場を苦にするタイプでもないし、鉄砲も比較的利く気性。2000mのOPを勝っている点からもこの位は走っていいだろう。 タイチルドレンは馬格の割に斤量泣きする馬が軽バンデで唯一の滞在馬。こういった馬場ではハンデは軽い方が有利。加えて連闘までしているのだ。ちゃっかり条件戦で2着するくらいの賞金を稼いでいる。
2003年08月17日
今週はファインモーションの出走、テイエムオーシャン、ダイヤモンドビコーら牝馬トップレベルの馬たちの出走がある。 カギは斤量面の問題と1800という距離にあるのではないかと見ている。ご存知このコースの1800は最初のコーナーまで短いので内に入りたい馬は多いだろう。 上位3頭はいずれも58k以上を背負うので斤量の軽い馬にはやはり警戒したいが、はたして逆転を望めるのかどうか。 ファインモーションは追いきりでは素軽いフットワークだったのが印象的。まるで飛んでいるような滑らかな脚さばき。これを逆転できるのだろうか?今回のファインモーションはテイエムオーシャンよりも斤量面で有利で、あとは極端な外枠に入らなければ競馬はしやすい。加えて札幌での実績もあり、不器用な馬という感じはしない。小回り1800にも十分対応できると見ている。1つの疑問点はなぜ札幌記念へ行かなかったのかという点。やはり陣営としては8ヶ月の休み明けに多少警戒感があるのだろうと思う。シンボリクリスエスも負けたのだ。GⅠではないとはいえ、これだけの馬の成績に傷をつけたくない部分は当然ある。 昨年テイエムオーシャンは札幌記念を勝っている。あの時は休み明けで体重も大幅に増えていた記憶があるが、それでも勝った。平坦であれば2000でも大丈夫だと言うことを改めて証明した。前回は59kで重馬場だったことを考えるとよく走っている。距離短縮はこの馬にとって悪くはない。 ダイヤモンドビコー58k。この馬にとって多少重圧があるなという印象を受けている。57~57.5位と思っていた。しかし、最も器用なタイプで1800向きであることは間違いない。前回は休み明けであり、ここを目標にしていた感はある。前回は体重増もあったからである。 オースミハルカは休み明けだが、スティルインラブを負かした実績が現実にあるわけだし、仕上がりは早い方だと思う。牧場でも乗り込まれていたようで、そういった部分に不安はないと思う。 ヤマカツリリーという名前もあるが古馬初対戦でいきなり強豪。しかし、52kは強みである。ある程度時計がかかるというか上がりがかかる競馬のほうがこの馬向き。 ノブレスオブリッジエメラルドSでエイシンハリマオーに勝っている。エイシンハリマオーといえば関谷記念で2着した馬だし、力どおりならここでも怖い存在になる。当時の四位。雨が降らなければということだが。 フューチャサンデーは骨折以来脚元の負担の軽いダートを走っているが、もともとはクイーンCの勝馬で、クラシック路線に乗っていた馬。連闘までして、蛯名騎乗。芝代わり。脚元の状態は今回は少なくとも小康状態か良くなっていると見たい。ギャンブルローズは2000ではやや長い印象。距離の短縮は好材料で、1800での実績も実際ある。ただやはり、今回に関してはこの馬にとって展開は厳しくなると思う。ファインモーションに後ろにつけられたら・・。チャペルコンサートはテンションの上がりやすい気性との事で滞在競馬は合う。この馬は小柄な馬だし、今まで鉄砲実績はないが、気性的にも鉄砲は利くほうだと思う。 小倉記念のロサードは小倉は得意で57以下なら実績がある。56以下ならさらによい。体の小さい馬なので常にこのあたりは気をつけたい。斤量/体重が13%を超えると馬に対する負担が大きくなってくる。重馬場になるのはあまり良いとは思えない。 一方でハンデ戦でもあり小倉巧者には警戒したい。サンライズシャーク54k、マヤノアブソルート53kあたりは小倉の2000mを得意にしている。マヤノアブソルートは小倉記念で3着の実績もあるので、今回のメンバーならこれは多い威張りできる。前回は1600万条件をきっちり勝ち上がってきて上昇気流。 サンライズシャークは前回の勝ち方に余裕があった。小倉巧者でマヤノアブソルートよりも重いハンデになった点に、前回の余裕が含まれていると見る。 2000mの実績という点ではエイシンスペンサーあたり。平坦2000の京都でOP勝ちがある。実績からするとメンバーが楽になった。比較的前で競馬をすることになるだろう。 そういった馬たちがハンデ戦でハンデ差を活かして台頭という図式はこのレースの特長。 過去にテイエムジャンボ、ミッキーダンス、アラタマインディもハンデ差を活かして台頭したことを覚えている。だいだい52~53k位の馬たちだ。過去にOPで通用している実績があれば、なおさら警戒は必要。その馬の過去までスポットを当てて検討してみるといいだろう。 アラタマインディなどは復活を期待されているらしい。53kならチャンスはあると思うし、小倉得意の飯田ジョッキーが乗るのもいい。 コスもリバーサルは時計のかかる競馬や上がりの遅い展開になってくると出番がある。天気が気になる。もともとダートで走っていた馬にそういった馬が多い。 エイシンスペンサーはこの距離でOP勝ち。ハンデは多少見込まれた感じはする。ジョッキー期待。追い切り本数はやや少ないが、鉄砲実績もある。ナリタダイドウは1800までだと距離ももつが2000だと長くなる。その理由としては折り合いがある。折り合うかどうか。前回1400を使っているのでそのあたりがなおのこと不安だがクレンデスターンはこのコースにも実績がある。古馬初対戦だがハンデ差を活かせるか。この馬なりの好調さを見せる。メイショウドメニカは前回は捲りで完勝。予想以上に平坦コースが得意そう。2走前は度外視したい。幸が乗り替わってしまったのは多少割引か。グリーンブリッツは人気はないが、よく考えてみると成績的に足りても不思議はない。コスモリバーサルと02の競馬をしている。重馬場実績もあるからだろうが、ハンデが当時より開いた点は見逃せない。 タイチルドレンは唯一の滞在馬。小倉は得意。馬場が悪くなって、斤量の軽い馬は注意が必要になる。馬体の割に斤量が応えるタイプとの事。軽くなるのはこの馬にとっても、馬場が悪くなるという点においてもプラス材料。ホームページのほうも見易く構成されているので文字が嫌いな人はぜひどうぞ。
2003年08月11日
ナムラビックタイムはスタートは普通に出たが、外ルナルナ、内ハイパーバトルの中に入ってしまった。こういった展開は基本的に中にいる馬にとってきつい展開であることは間違いない。加えて内側の馬場の悪い所を通ってしまった分もある。縦の位置取りもあるが、横の位置取りというのもあり、重馬場などでよくそれは言われるが、良馬場でもあると思う。 結果として今日は行けばよかった。まだスピード一本で勝ちあがってきた馬であるので、はじめてこういった展開になりいい勉強になっただろう。また、内のハイパーバトルが早めにバテてしまい、押し出される形になってしまった。しかし、5着と粘っており、決して悲観することはない。もっと良い馬場で短いところならやはり注目したいし、このレースで評価が落ちるようならなおさらだ。馬体的にもいいものを持っているので今後も注意。 フィーユドゥレーヴは差す競馬ができたのが今日は強みになった。外を回ったが、内でのゴチャゴチャに巻き込まれなかったのはよかった。ナムラビックタイムがそういった展開に巻き込まれた以上その直後にいる組が有利になり、その直後にいたのは1、2着馬。手ごたえからすると2着フラワーサークルよりも悪いように見えたが、根性がある。馬体は垢抜けた体であり、バランスが取れている。気性的にも落ち着きが見られた。また、この馬のフットワークに関しては重馬場も不安はない。将来性では1番と見た。 フラワーサークルは手ごたえ抜群。しかしかわされたのは今日は相手を誉めるべきだと思う。前回より入れ込んでいなかった。月曜の段階で名前がない馬にはやはり注意しなくてはならない。 それと、道営馬は既に5月くらいから走っているわけで、仕上がり、経験そのものがものを言う時期だけにいい結果を残しやすい。 馬場が乾いてきて、カフェビンセントとミュージックホークにとって好都合になってきた。この両馬の対決はほとんど勝負を度外視したような突っ込み方でミュージックホークに軍配が上がった。乾いてきたといっても時計が掛かる馬場になっていたのが大きい。決して滑るような馬場ではなかったと思う。まだ、気性的には幼い面もあるようで、パドックではチャカついていたりした。 カフェビンセントはちょっと歩様が遅い。私には今日はもっさりしているなというイメージを植え付けた。 プリモスターは馬場が乾いてきてしまったので逆にアテが外れた。が、胴長の馬でありもう少し距離が長くなってからでよいのではないだろうか。 ルナルナはスピードがそれなりにあるところを見せた。予想通り。次回、特にダート戦に出走してきた折には注意したい。
2003年08月10日
ナムラビックタイムはスピードがあるなという感じを前回受けた。メンバーはともかく、一応2勝馬であれば大崩はないと思うし、ナムラの初戦578に131を加えるとフィーユドゥレーヴと同じタイムになる。ちなみに同日の500万1000万クラスの1200mのタイムの通過タイムに近いものがある。松永幹の動きを見てもミュージックホーク、リガードシチーを明け渡しての騎乗であり、少なくとも両馬には先着しなくてはならない。また、同日500万と01のタイム差だった前回、を見ると、現時点ではスピード上位といったところか。昼現在やや重まで回復した馬場状態を考えるとそのスピードを発揮するにはあまり悪くなるのは割引だが、走法的にはある程度はこなせると見ている。これなら3時ころには良に回復するかもしれない。そうなればなおさらこの馬のチャンスは広がってくると見た。カフェヴィンセントのゴール前を見ただろうか。陣営が危惧しているように、ちょっと飛びが大きかったような記憶がある。つまり、距離的にももう少し長い方がよりよいだろうし重馬場になるとちょっと割引か。馬場が回復してきたのはこの馬にとってプラス。フィーユドゥレーヴは強い勝ち方だった。出遅れながらシゲルビフウ以下に4馬身差。エンジェルクルーとの比較でも上位の存在になりそうだ。また、藤田がこちらに乗ったという点も強調できる点か。当初月曜の時点ではフラワーサークルの名前はなかったはず。やはり可能性があるからこその参戦であり、ナムラビックタイムと前回で接戦を演じている。芝も2戦目、前回は外を回った分ナムラとの差が詰まる可能性がある。有名な例えは皐月賞時のテイエムオペラオーである。プリモスターは2戦目で変わっての勝利。ジュレップという馬はすぐに勝ち上がり、その馬との比較では今ならナムラビックタイムとの差が詰まる計算になる。初戦ではフィーユドゥレーヴに敗退しているが、牝馬にしては大柄な馬と小柄な馬の仕上がりの差とも考えられる。ルナルナは転入してきた馬。フラワーサークルとは違い、中央に転厩という形。スピードはなかなかありそうで、このレースはともかく、ダートでの走りが楽しみだ。芝でも重馬場になったときの注意はしたい。雨になりそうなのでダートからの参戦馬が上位に食い込むことも可能性として抑えたい。マイネルスペリオルはあまりメンバーの質が高いとは思えないレースを勝ったが、芝に変わってよさそうな血統だし、陣営も荒れた馬場はよさそうだとのコメントを残している。ハイパーバトルも強い勝ち方だったが、タイム的にはマイネルスペリオルと同じレベル。比較的緩い流れを楽逃げといった感じだったので他にも早い馬がいる今回は無理に競りかけて競馬はできないが内枠を引いてしまった。どう乗るのか。血統的にはダート色が強い。そのレースで7着で、3秒近く話されたリンザンという馬はその後、エボニービジョンが勝ったレースに出走している。このレースにはカフェビンセントのレースで4着だった、ハードオブプレイが3着、ナムラビックタイムの勝ちあがったレースで10着だったラストパートナーが4着。エボニービジョンはエンジェルクルーに差はそれほどなかったものの敗退していて、これより下の評価とすると、ハイパーバトルはエボニービジョンよりは前にくるのではないか。初戦で勝ち方に余裕があったところを見るとマイネルゼストくらい走れてもおかしくはない。マイネルゼストはナムラビックタイムに緒戦で敗退。2戦目でも敗退。小柄な馬でもあり上積みあるのかどうか。重馬場実績はあるものの、ナムラより不利な状況ではあるエンジェルクルーはタイムは遅いが3着以降を突き放している。シゲルビフウとの比較からは入着クラス。エンジェルクルーはシゲルビフウに先着している。マイネルゼストくらい走れて不思議はない。前半の開催の方がタイムはよいはずなのであくまで同日のレースとの比較する必要がある。また、この時期であれば同日の古馬とのレース比較で遜色なければ上々。 初日から数えてナムラ、フィーユの勝ったその後2頭の勝ちあがりが出ている。フィーユのレースで2,3着だった馬とナムラのレースで4着、7着だった馬が対戦しており、その時にはマイネルゼストというナムラのレースで4着だった馬が勝った。単純比較ではフィーユはナムラより後ろということになるが、まだ余裕のある勝ち方だったのであるいは逆転もあるかもしれない。少なくともマイネルゼストよりは上という評価だ。その後、ナムラのレースで5着のジュレップ、フィーユのレースで5着のプリモスターが対戦している。その時はプリモスターが勝っていて、ジュレップは2着。しかしその後、すぐにジュレップが勝ち上がっている。フィーユのレースで4着だったスターナカヤマもその後勝ち上がっているが、マイネルスペリオルの勝ったレースに出走していた馬が多く、マイネルスペリオルの勝ったレースがレベル的には今ひとつだったのではないかと見ている。また、そのレースの出走馬は勝ちあがった馬が現時点ではいないと思う。ミュージックホークのレースからの組はジュレップの勝ったレースで敗退している。このとき3着だった馬は勝ちあがり、4着だった馬がユキノオウショウなのだ。つまり対戦比較ではミュージックホークの評価はかなり低いものになってしまう。前回はビッシリ仕上げたわけではないので上積みは見込めるというが、現実に乗り替わってしまっている点は気がかり。ダイナミックなフットワークはシルヴァーホーク譲り。重馬場はプラスには働かないと見たが。一方カフェビンセントが勝ったレースで2着だったガッサンノーブルがジュレップの勝ったレースで2着。カフェビンセントの評価はジュレップより上でも不思議はない。少なくとも対ミュージックホークでは有利に運ぶ。リガードシチーは前回は万全の状態ではなった。上積み期待できるが、乗り変わられてしまったのは同出るか。重馬場必至の天気予報なので予想に反映していかなくてはならない事態になった。今回くど過ぎてしまったので、HPのほうが見やすくなっています。
2003年08月05日
だんだん熱くなってきたが、相変わらず私の暑苦しさは変わらない。クドクド言わせてPCからも唾が飛んでくるような危険な状態だと思う。 ハレルヤサンデーの出遅れから始まったレースだった。放牧明けの場合、牧場で乗り込んでいた確証が欲しいが、そういったわけではなさそうだし、多少小柄とはいえ450以上ある馬が3本では多少足りなかったとも言える。気性の勝ったタイプでもないので。 もっさりとゲートを出て予期せぬ位置取りになることもある。それが今回だったと思う。 やはりアドマイヤマックスは前目で競馬をしている。ゴースティディがそれほど早くないペースで逃げて、アドマイヤマックスは内。その外にオースミコスモ。ロイヤルキャンサーやエイシンハリマオーは後方から。 アドマイヤマックスは負けようがない一戦と言われていたが、前回のペースはそれほど速くなかったので、それはあまりに過信が過ぎたか。しかし、手応えも十分だったのに意外に伸びなかったあたり、2ヶ月ほど間隔の開いているせいもあるだろうが、主戦の武豊を海外に逃亡させたのが問題だったと見ている。それほどアッサリと手放していい馬であったということになってしまうのだ。 私はこの馬に関して武豊が、安田記念のこの馬の好走をどう見ているのだろうか。それが気になる。その答えは今後、マイルCSで明らかになるだろうが、(私は京都でこの馬を走らせてみたい)もし主戦が戻らなければ現時点ではよほどの材料がない限り安田記念の好走を高く評価できない。 あと、アドマイヤマックスのパドックは落ち着きがなかっただろうか。もしそうだとしたらちょっと暗い。安田記念の時のパドックはそうではなかったからだ。 話はそれるが小倉のトワノカチドキなどあの松永幹夫が函館からお手馬でもないのに乗りに来ているのだ。涼しい函館。→熱い小倉この遠征が悪条件なのは言うまでもなく、毎年北海道常駐組なのだ。 さて、オースミコスモはここ数戦折り合いがついているので力を発揮できるようになっている。現実的に1600m以下なら牝馬でもやれるし、最近急に暑くなった点からも牝馬の台頭は夏の到来と考えられる。 エイシンハリマオーは新潟コースが得意なようで、しかもこれで5戦連続2着。-10kは輸送か、最近暑くなったせいか?今後最も買いたくない一頭。もっともその後休養に入ってしまうかもしれないが。このあたりの判断が今日パドックを見れなかったことで判断できかねるあたりだ。 ロイヤルキャンサーは不発だった。前回は豪快に見えたが展開面も助けているしこの馬にとって1F延長は大きかったようだ。たかだか1Fというが、馬によっては1F、いや100mでも違いを見せると言われているのだ。馬鹿にはできない。イルバチオとの比較ではもう少し前に来ていいはずなので、私はそのあたりが大きかったのではないかと思う。 ゴースティディは新潟得意で単騎でいけた。ペースにも比較的恵まれたが、一歩足らなかったのはやはりこの後があるからだろう。それを陣営もはっきりコメントしているわけなのでこれは注目すべきだろう。 ハッピーパスは前回の内容からするともう少し前に来ていいはず。休み明けの中1・・。最もボケやすいタイミングだ。しかし今後もGⅢクラスなら入着級の評価は必要だと思う。 小倉ではダンツアイリッシュ、新潟ではコスモサウザンズが勝ち上がったが、両馬ともなかなかかちっぷりはよかったと思う。 個人的な課題としては後者はコーナー競馬をまだ経験していないこと、スピードがあるだけに距離の問題、前者はもまれる競馬になったときの対応。このあたりを見てみたい。 コスモシュプールは一旦交わされて突き放されながらよく粘っている。血統的にも叩いて変わるクチと見て、今後注意したい。
2003年08月04日
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