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今年のダービー。私は大変楽しみにしていた。一年前から新馬戦がスタートし、その頂点が今日決まるとなると思いも格別なのだ。そして一年の総決算として何を見てきたかと言うと実は最近まで私はこれだという馬との出会いにはめぐり合ってなかった。(その割にはクドクドといっているけどこの企画自体クドクド言うものだから悪しからず)クラシックの楽しみ方はやはり最終的にダービーにかかってくる。ダービーに勝つとその一年新馬戦から馬たちを見てきてよかったなぁ、と思う。奇妙に思うかもしれないが、私は感動したレースなどでは涙が出てしまうこともある。ダービーなど毎年泣いている。 ※ダービーの後、泣いているオヤジがいたらそれは私で、そして負けたから泣いている哀れなオヤジ・・・ではないのだ。 今年はネオユニヴァースがポンポンと勝ちつづけている。重にでもならなければザッツザプレンティの出番はないとわかったのでこれに強い思い入れはなかったが、重馬場になったので慌てて印をつけた。サイレントディールなんか脚が長いタイプだからあまり重馬場はよくないはずなんだよね。皐月賞で負けた時は大外だったしね。あのタニノギムレットでさえ皐月賞は大外に泣いたんだから。とにかく小回り2000の皐月賞でああいった豪快な勝ち方をする馬を18頭で走らせたら多少割り引かざるを得ないよね。それでも4着なら過去の対戦比較上そんなものかと納得がいく。エイシンチャンプはミシエロ→コンキスタドールシェロ→ミスタープロスペクターと続いているように時計がかかるのはいいと思うが、直線の長い東京で前回のようなあの競馬はできそうもない。どっちかと言うとやっぱりスピード+パワーだろう。スズカドリームは前回順調さを欠いていたが、それにしてもタカラシャーディとの比較上注目できないし、リンカーンはクラフトワークと同じくらいに走っている。休み明けだしこんなものでないか。 私は2/9にある馬が勝つのを見てこれはちょっとしたものだなと思った。1600mの競馬ではない競馬を緒戦でしかも勝利してしまったからだ。4コーナーまで後方からレースを進め、直線一気に他馬を抜きさり、しかもあっという間に突き抜けてしまったからだ。しかもペースが速かったというわけではなかった。中山ならもう少し早めに仕掛けていいはずなのにあの競馬をした。これは何か試したのでは?そういった疑惑が湧いてきたのだ。その後5/3に青葉賞勝つのを見てまたさらに驚いてしまった。手ごたえたっぷりに直線で追い出すと若さを見せて外にヨレる。しかも鞭を使わずに走破してしまっている・・・私はあまりのことに衝撃を受け、ダービーでその馬を注目していた。ゼンノロブロイである。私はネオユニヴァースの3冠を阻むとしたらこの馬だと思っている。まだキャリアは浅いし、ネオジュニヴァースはこの後宝塚記念に出走の意向を見せているとか。本当に出走するならその一戦がネオにとって大変な代償を追うことになるのではないかと危惧している。ネオはダービーが目標だったのは言うまでもなくその一戦での消耗がこの秋ゼンノロブロイの成長とあわせて考えると逆転できるのではないかと思っている。
2003年06月01日
共同通信杯はちょっと不安だった。 ダービーを狙う馬のレースが中間地点というか何か意味不明なレースになっていたからだ。 タイガーモーション、マイネルモルゲンは休み明け。人気2頭が不安あり。 タイガーモーションは放牧して完全に馬を緩めていたし、マイネルモルゲンはこのコースのレコードをたたき出したこともあるスピード派。今の馬場が、逆にスピードを奪う結果となってしまった。 関西勢にしてやられたのもうなずける結果。展開的にはラントゥザフリーズに向いた。タカラシャーディもタイガーモーションとほぼ々位置から競馬が出来ると予測できたのでこれは仕方ないだろう。 リワードシンバルには驚きを隠せない。未勝利を勝つまでに4戦かかった馬。この馬が上位にこれた背景に、人気2頭の予想以上の敗退があったわけだが、それにしてはブラックカフェもだらしなかったなと思う。マコトエンペラーは平坦実績しかなく、坂が応えたか。 シルクロードSは京都大得意のテイエムサンデー。カフェボストニアンは位置的にはサニングを負かせばという競馬をしたし、事実サニングデールをかわしている。そこへテイエムサンデーが突っ込んできた。サニングデールより前にいた馬では勝負にならず、今日のところは展開的なものもあったと思う。高松宮記念が楽しみになってきた。
2003年02月09日
前回のNサートは展開的にドンピシャの展開。それであれだけ強く”見えた”。確かに強いのだし、新聞を見てこの馬中心にレースは進むな。とそう考える人は多かったし、私もそういった印象を受けた。少なくともガーネット組に負けることはない。そうなるとガーネットで対戦していないメンバーが強敵になってくる。 勝ったサウスヴィグラスもその一頭。展開的に前を見ながらと思っていたが、予想以上に前に行っていたのには少々驚いたが、あれほどぴったりマークされてはタガノチャーリーズも前回同様厳しい競馬になってしまうというもの。スピードのある馬なので展開次第でそのうちという気はするのだが。鉄砲の利く気性といはいえ速い流れであったにもかかわらず粘りとおしたサウスヴィグラスは1200はバッチリのタイプなのだろう。ノボジャックも叩いて良化していて決して終わった馬ではない。ノボトゥルーのほうも、59Kの分Nサートには及ばなかったがそれなりに力は出していると思う。 シャドウスケイプ、スターキングマンについては前回ほどの流れにならなかったということに尽きるか。逆にいえば前回くらいの展開にならないと重賞では力不足ということになる
2003年02月02日
逃げというものはマークされるきつさはあるものの、マークされなければかなり有利である。また、絶対の人気馬には誰も競りかけては行かない。行けないのである。一番実力のあるとされている1番人気を負かす立場と言うことを考えた場合、これは絶対出来ない。かかったりした場合は別だが。 逃げと言えば先週のブルーイレヴンにはちょっとショックだった。骨折。若い馬だけに前回の内容に納得行かずに走らせたのが裏目に出た。この馬はクラシックで走る資格を持った馬だと思っていただけに、本気でクラシックを狙うのなら出来れば東スポ杯の後は休養させて欲しかった。まあ、前回のラジオたんぱ杯は脚に負担のかかるレースだったと言うこと。ここで休養させておけばまだ良かった。クラシックの権利は優にあるのだから。中山も経験しているのだから。 去年などアドマイヤマックスがこのローテーションで骨折しているではないか。若いうちに負担をかけることへの問題点はここにある。 マグナーテンが勝利。他にそれほどのメンバーがいたわけではないので、この勝利は当然と言えば当然だが、誰も競りかけようなどとJC4着馬である絶対の人気馬にはできないが、不安と見る向きもあったようだ。年を重ねて馬がズブくなるケースや、距離の延長に対して強くなるケースはよくあるものだが、この馬などはズブくなったと言うわけではない。後者のほうだろう。 グラスエイコーオーは唯一調子の好調さが間違いなかった馬。差しに転換してから良くなっているし、適度に時計のかかる馬場も良い。 アグネススペシャルはホットシークレットとオールカマーで互角の争いをしているのだからこのくらいは妥当か。体が増えて坂も問題なくなっている体の小さい非力な馬も充実して体重が増えてきたりすると、非力ではなくなるということも良くあることだ。 ホットシークレットはこの馬なりに走っているが今日は前回のペースと違うせいかあまりいけなかった。 チアズシュタルクなどは休み明けなので、藤田が乗りにきたことを考えても終わってないと見るべき。次回が注目だ。 ビワシンセイキは後方からになってしまった。この距離では先行→じりじりがパターンだけにコレはきつい。これによりレースが全く異なり、他の馬たちもビワシンセイキに注目しているためどうしても前には楽になる。ノーマーク逃げを得意技にしているスマートボーイにとって、こんな願ってもない展開になれば間違いなく粘る。クーリンガーも前から3番手を追走して4角2番手、結局このままこのままで行ったわけ。マイネルブライアンもビワを前に見るつもりが後ろに見る形。これではどうしても前が楽になる。ハギノハイグレドは大分復調している。次回はまたスマートボーイは注目されてしまい厳しい競馬になる可能性のほうが高いと思う。同じく前に行っていたレギュラーメンバーは休養期間がちょっと長すぎ。息切れした。
2003年01月26日
年をとったがまだ若い。大暴走。直線でのゴタゴタ。どう見ても2歳時と変わっていない。先週のシンザン記念とは様相が異なった。 京成杯はスズカドリームが勝利を収めた。とにかく今日は通常どおり乗っただけと言ったところだろう。サイレンススズカの近親と言うこともあり注目を集めていたがすっきりとした馬体からは素質を感じさせるに十分だった。落ち着いてレースの出来る馬と言うのが良かったと思う。 対して落ち着いたレースを出来なかったのはブルーイレヴン。今日は出遅れたのはわざとだったと思う。そのまま後方で折り合いに専念・・・。という作戦だったに違いない。が、前に馬を置けない外枠というせいもあったのだろうか?かかってかかってどうしようもなかった。外に回したときにはハミがかかってしまい。そのまま大暴走。能力はGI級と見ているがこの気性面何とかならないものか?あるいは短距離路線への路線変更と言うことになるが、やはり本質は中距離ではないか。私としてはローテは東スポ杯を快勝した後、休養に入るべきではなかったのかと思う。あるいは前回負けた時点での休養。馬が成長期でもあるし、気性面の成長を促す点でもそうしたほうが良いかもしれない。それにしてもどうしてレースにいくとかかってしまうのか。パドックではそういった感触の馬ではないので、ただ若いそれだけだと思う。今日のレースでスタートから全力ではいけないことを学んでくれればよいのだが。 テイエムリキサンは自分の力は出し切ったように思う。折り合い面に不安は無いので2000でも問題なかった。前回は不利が無ければといわれているが他の馬も不利が合った馬などいるので結論として朝日杯の着順をそのまま評価してよいと思う。 若い馬たちだし、こういった特殊な競馬でブルーを追いかけた他の馬も苦しくなりもつれてよれたり色々あったようだ。一応3勝しているコスモインペリアル、これと小差のイルデパンあたりがきていたので新生誕生というところか。 ブラックカフェは脚長の体系。前回は馬場が悪かったと言うがそれでも牝馬に負けているのだからちょっと考えるべきだろう。成長期にあるとはいえ2走前と比べると+20k。これがすべて身になればよいが、体重だけ増えた場合、これは現時点では太いということになる。まだ身になっていないと思う。 日系新春杯のコイントスは2着。ハンデ戦でもあったが非常に安定して走る馬で正攻法でトップハンデで内をすくった軽量馬にやられたのは仕方ないといえるか。相手も実力馬。 バンブーユベントスは3角最後方。内を狙っていた。ハンデも手ごろだったこともあったし、シンボリクリスエスの04差の競馬をしたことがあるのだからコイントスとは互角の計算と言うことになる。 マイネルプレーリーは2連勝の勢いに乗って突っ込んできた。昨年の3歳馬は晩成型が多かったような気がする。この馬も奥手の血が騒ぎ始めたか。 ファストタテヤマは2番人気と言うこともあり色気をもってちょっと早く動いたせいで最後も伸びなかったのではないか。やはりこの馬は死んだふりだろう。 エアエミネムはまだ良くなりきっていない。それに距離もベストではないと思う。前回も伸びそうで伸びなかったがそれがまだ復調していないことを物語っている。
2003年01月19日
今日はOP特別のみであったが話題盛りだくさんであったと思う。関東ではデュランダル、関西ではローマンエンパイアの出走である。 相変わらずずれの生じることが多いが、先々週、先週と徐々に通常モードに戻ってきた。ニューイヤーSで前述デュランダルが出走した。本命にしていたので出遅れた時は一瞬馬で無く自分がひるんだような形になったが、この馬は常に出遅れる。暫く離されていたが、3角で後方集団に取り付いていた。このパターンはまだ死んでいない証拠。ペースが比較的速めに流れたのも良かったか。前回はやや距離が長いかなと思っていたので、どうかと思っていたが、それでもよく差を詰めている。今回は適距離であるからこれはまずは順当と言うところか。 カオリジョバンニは1000万の身。しかし空き巣のOPで、自身ベストのコース、距離。これに尽きると思う。 惜しかったのはトレジャー。4角では手ごたえ絶好だったが外に出すのに苦労し、カオリジョバンニとぶつかったりしていた。これを立て直すのに時間がかかり、あの差になってしまった。もう少し前にこれたと思う。自身としてはベストのコース、瞬発力勝負になる京都よりは良かったと思う。 ゼンノショウグンは坂が応えたかあまり伸びは無かった。デュランダルと比べるとやはり少し落ちたか。 ナリタダイドウは輸送が応えたのか-10k。元気がないというか小さかった。 京都は淀短距離S。キーンランドスワンが豪快に抜け出し勝利。GⅡで差の無い5着にきているし、現実にこのコースでOPを勝っている。デュランダルと好勝負を演じたこともある。となると軽視はできない。 テンシノキセキは非常に安定したレースを繰り広げてきたが今日はキーンランドスワンに先着を許した。というより、マンデームスメも抜け出しかかったところで止まってしまったところから考えるとどうも今日はキーンランドスワンが強すぎた。ナムラマイかにも先着されている点から、展開もあったと思う。そのあたりでわらわらとやっているところへローマンエンパイアが飛び込んできたものだから拍手喝采。弥生賞の脚は見せてくれたと思う。休み明けだったし、距離的には短いかなという印象をやはり受けたし、直線だけの競馬だったのでどうかと思っていたが素直に凄いと言うほか無いだろう。 ナムラマイカは2走前にキーンランドスワンの3着したときと同じように3着。ある意味順当か。カフェボストニアンも伸びてきていたがやはり今日は前の2頭が強かったと言うべきだろう。
2003年01月18日
シンザン記念はレースの価値をどう見たか。これがポイントになったレースといえよう。前回マイジョーカーはかなりのパイペースを利してで差してきた組。対してサイレントディールは無謀なハイペースにもかかわらず大崩れしなかった。先着されているかいないかという点はさして問題でなかったと思う。この場合、明らかにサイレントディールのほうがレースとしては強かったと見るべきだろう。前回ハイペースで粘った馬は着順で無く内容によって評価すべきである。 マッキーマックスはまだ坂の経験をしていないもののその切れ味を存分に見せつける形となったし、ダンスインザダーク産駒の能力を存分に見せつける形となっただろう。 ガーネットSはニホンピロサートが勝利。現在の短距離ダート部門においてもっとも勢いのある馬といえるだろう。この距離はペースがどうしても速くなりがちなので、差せるタイプのこの馬にとっては展開的に有利であることは間違いない。人気の逃げる馬が自分より前にいるなら完全に有利であることは言うまでも無い。 この場合のタガノチャーリーズはマークされた逃げ馬なわけで、しかもOP初挑戦となると、絶対の評価はしずらい。時計的なもの以外に準OPと重賞の間には見えない壁のようなものは確かに存在すると思う。
2003年01月12日
今日は特に荒れた。原因は色々とあるが、やはり除外ラッシュに歯止めがかからないという点、変則調教の影響などが考えられる。来年は最終週まで競馬があるとの事なのでこれはファンとしてはうれしい限り。それで今年は正月休をとる厩舎が多かったという見方をしている。まともにやりたいのなら今週はチト様子をみるか。 それでも金杯のトーアメイウンはあらかじめ単騎が見込めて軽ハンデの人気薄。これはハンデ戦を占う意味で最も警戒に値する存在なので今後のハンデ戦でもそのあたりには注意すべきだろう。
2003年01月05日
今回タップダンスシチーの逃げは見た目には玉砕的な感じであったがペース的にはそれほど早くなく、むしろこの馬にとって瞬発力勝負は苦手と見ているだけに、理論上自身の上がりがもっとも遅くなる逃げは逃げるだろうと思わないシーンで活用すべき作戦。返し馬のときにファインモーションが外ラチ沿いになかなか返し馬に行かなかったシーンがあった。思い出したくは無いが、サイレンススズカの天皇賞のときもそのような感じだった。今回サイレンススズカのそれと何か違っていたのだろうか。ファンのためにというのがあったのだろうか。私の見方は異なる。サイレンススズカのときのそれはゴール地点ではじめてスタンド前にくるコースであり、今回のファインモーションの通るコースは折り合わなくてはならない地点でスタンド前にくるコースということになる。スクーリングをしたという見方をしている。感じとして、やはり長めのマイラーというイメージがあるので、前回の軽い京都2200で牝馬限定とは今回の中山と比べるとコースの違いがある。いつも言っているが中山は重いのだ。 話を少し戻すがタップダンスシチーの逃げを奪う形になってしまったファインモーション。それでも極端にかかった感じではなかったので着に残れたと見ている。最もファインモーションにとってきつかったのはこれでどこかで帳尻を合わせたかったはず。2コーナーでペースを落として人気の馬がハナなら普通は並びかけるということはない。そこを見逃さなかった佐藤哲三。再び交わしていってしまった。というよりペースがそれほど速くなかったので、これはタップダンスシチーが自分の競馬をしたということになる。 スタンド前から2コーナーでのこの両者が入れ替わり立ち代りしている地点に勝敗のポイントがあったと見ている。人気薄の逃げである。わざわざ通常1番人気が捕まえに行くようなことはしない。ギリギリまでかわいがる形になることが多い。これがタップダンスシチーの最後まで残った要因ということになる。京都大賞典でナリタトップロードの3着になっている馬。力はそれなりにあるわけだし、今季好調。あまりかわいがりすぎるとこのようなことになる。勝ったシンボリクリスエスのペリエの談話が岡部さんがまだ仕掛けていないので大丈夫だと思った。と言っているように、コイントス岡部騎手はギリギリのタイミングを見計らって追い出したのだと思う。やはり前をギリギリまでかわいがっていたのだ。シンボリとの決め手の差があったが、決め手の生きる流れでなかったことも同馬には味方した。 今回のパドックで一番好調をキープしているのは誰かと思っていたがもはやシンボリクリスエスにはオーラが漂っているように思う。前回より落ち着いていて馬体に張りもあるので95%~98%位だったと思う。絶好調はやはりJC。思ったよりジャングルポケットは良くなっていなかった。何か以前より小さくなった印象でもっと腹回りがしっかりしていたような感じだったのだが。多重が変わっていないと言うことになるとこれはそれほど身になっていないと言うことになる。悪い意味で馬が変わった。 ナリタトップロードはファインモーションただ一頭を目標にしていたような感じだった。もともと坂コースはそれほど得意でないサッカーボーイ産駒。これだけ走れば上々だし、某スポーツ紙ではこの馬をちょっとけなしているようなコメントが見受けられた。どの陣営の人とは言わないが、ナリタトップロードはその馬に先着しているので渡辺もメンツが立ったと言うものだろう。やはり乗りなれている渡辺でよかったのではないかと思う。
2002年12月22日
さて、先週も若駒のレースだったが、同じような事を書くことになると思う。マイネルモルゲン、サイレントディールだ。パドックでの両馬は前者が気合は乗っていたがワンダフルデイズのように、耳をしきりに動かしたりして、キャリアが浅いという感じを受けさせなかった。戦績を見ればそれも当然なのだが、中山の外枠でハナ争いを演じるということはこのレースにとっては命取りであろう。脚は長めという感じがした。馬場はあまり悪くなるとという感じ。後者はスケールを感じさせる馬と思った。これはかなり走る。が、まだ完成しきってはいない。ひ腹のあたりはまだ薄く、足が長い印象。馬場が悪くなるとどうかという感じがする。いずれにしろ馬場だけが原因ではあるまい。若いというキーワードは今週もやはり必要だった。ワンダフルデイズは先ほど書いたような印象だったが、5着。よく走っていると思う。 さて、このレースは有力馬の除外によって重賞を勝っている馬がサクラプレジデントだけになってしまった。対戦比較でもサクラプレジデントは有利なので、休み明けがどうなるのかという疑問はあった。14k増は太くはない。成長分。休み明けの馬を考慮するとき、もう1つ、レース感というものも考えるようにしている。これだけは休み明けの馬にとってどうあっても有利な材料とはいえないからだ。100点とまでは行かなくても、90~95点くらいにあったと思う。入れ込みもなかった。出遅れが響いた。これが最も大きな原因だろう。内を突いてそのロスはある程度は対処出来たと思うが、パンパンの良馬場でないのもあったろう。この馬は馬場悪化は歓迎というわけではあるまい。坂で脚色が同じになってしまったのはエイシンチャンプが最後の坂で使う足を残していたから。この分の脚を前半のロスに割り当ててしまった。ということか。中山は坂が長い。その長さをサクラプレジデントは痛感しただろう。しかし、馬群を割るときの根性などは見るべきものがあったし、距離が伸びてこれは楽しみな存在だ。 テイエムリキサンは外を回った分の差と思えるが、札幌2歳Sの差を詰めることが出来なかった。そのときに不利があったというが、サクラのほうもそれから成長している。1コーナーで接触した不利があったとか。重馬場は問題なさそうな血統。 エイシンチャンプはデイリー杯4着。マイネルモルゲンと差はない競馬をしているし、テイエムリキサンの2着しているのだから、目の上のタンコブであるテイエムは不利を受けた、サクラは出遅れ、マイネル、サイレントは競り潰れとなればこの着順も当然で、全て上手くいった。先程も書いたように坂でもう一度伸びた足は評価に値する。 シルクブラボーは回避した。幸い重賞ではないのでこの後はシンザン記念かアーリントンカップ、NZT賞からNHKマイルへという王道ローテを取って欲しい。 ブルーイレヴンは回避して予定通りラジオたんぱ杯へ向かう。この間の窮屈そうなレースを見ているとそのほうがこの馬のためだろう。その後はやはり東京で走らせて欲しい。そう、共同通信杯だ。ダービー等はこの馬にとっても良いのではないだろうか。
2002年12月08日
今日の注目はなんと言ってもアドマイヤグルーヴでなかったか。スローペースをぴたりと折り合い、軽く仕掛けてさっと抜け出す。このセンスの良さ、反応の良さは多頭数でゴチャつくクラシックで大いに強みとなる。また、鞭を使わなかった。これで文句なくピースオブワールドに挑戦状を叩き付けることができよう。 中京の中日新聞杯はマイソールサウンドの勝利。中京が得意だったし、他の馬が目標にしていたレースの後だったりという面はあったが、強というよりも中京コースは巧者を狙うべき。ユウキャラット、オースミコスモは必ずしも目標にしていたレースではないと思う。GI後の牝馬は体調面が疑問。その証拠に来週の阪神牝馬Sが毎年不可解なレースを繰り返しているではないか。 バンブーユベントスは青葉賞でシンボリクリスエスの2着に入った馬。そのときくらい走ればこれくらい走るだろう。もう少し馬体が増えるとなお良いか。エーティーダイオーは福島、中京で連勝後、連闘。これは明らかに体調に自信があるからだろう。格下の馬だったが体調の善さで3着に。 武豊が1日8勝の記録を立てた。特に最終12Rは目立っていた。スローと見るや早めにまくってそのまま押し切り。あれが出来るのはごく限られた人だけだろう。乗り馬にも恵まれているが、その恵まれるまでの経緯はとなると、自ずと答えが出てくる。
2002年12月07日
パドックではピースオブワールド、トーホウアスカの出来は良かったと思う。前者は牝馬ながら雄大に、他の馬とは違い落ち着いていて、チャンピオンは自分だということを誇示しながら?歩いていた。明らかに他の馬のそれとは違っていた。を後者は踏み込みもやわらかく、落ち着いており、張りも良好。今回、この両者の大きな差は今回何だっただろう。 1つは枠順による差ではないかということ。阪神の1600でフルゲート。外枠不利は定説である。これだけならあのように大きくは負けないだろう。もう少し前にきてもいいはず。 最も大きな原因はスタート直後にあったのではないかと思う。今日は外枠を意識してある程度の位置で大外から少なくとも中くらいまで内に入れたかったのだろうというのはスタート後の動きでわかるが、ちょっと気合をつけすぎたのか今度はハナに立つ形に。もともとスピードの絶対値が明らかに違うという馬ではなく、外に取り残された形でレースを進めてしまった。当然他の馬たちもこれを内に簡単に入れるはずはなかった。ハナに立ったとたん今度は抑えたので馬が掛かり気味に。完全にリズムを崩した形になってしまった。一方で、ピースオブワールドのレース振りは実に堂々としたもので、一時馬込みに入った形になったようだったが、外に出してからの伸び脚はすばらしいものだった。ロスなく回れたのが大きい。 前回2着だったシーイズトウショウが4着に入った点を考えてもこのトーホウアスカの負けは負けすぎで、まだ見限るのはどうかと思う。 穴人気になったアドマイヤテレサだが、これは失礼な話だが、本意からの騎乗ではないという形の乗り代わりであり、パドックでの馬っぷりはまだキャリア不足だなという感じを受けた。まだ馬が完成していないのは明らか。ワナももう少し落ち着いてほしかったが内から一瞬脚を見せたものの、こじ開けられない。大外から競馬をしないといけないタイプか、坂が応えたか。オースミハルカはやはりまだパドックで幼さを見せていたし、ピースオブあたりと比べるのはちょっと馬っぷりの点で、というか完成度の点で劣っていたように思う。10k増えた点は好材料だったが7着なら現時点での力は出していると見る。 ブランピュールはパドックで休み明けにありがちなボーっとしたまでは行かないもののもう少し気合が欲しい印象だった。90点くらいでなかったか。それでもコスモス賞での対戦比較上は6着ユキノスイートピーよりは前にくる計算なのでピースオブから大体3馬身くらい以内の競馬をするだろうという感じだった。今後、これが楽しみといっていいだろう。後、極端な瞬発力勝負にならなかった(平均ペース)点も前回1800を使っていたこの馬にとっては良かっただろう。 2着のヤマカツリリーは対戦比較上驚けない。その1つは前回の勝ち馬エースインザレースはその後交流重賞を制覇している。エースインザレースはかえで賞でユキノスイートピーに先着している。つまり、前回の分だけ走ればユキノスイートピーと互角の勝負の計算。加えて今回は休み明け2戦目、安藤勝に乗り代わり・・・。この馬も瞬発力がすごくあるという馬には思えないので今日のペースは良かっただろう。 若い馬のレースはちょっとしたことで大きな波状を招いていゆく。対戦比較を良く見ることもポイントの1つだろう。
2002年12月01日
明日からいよいよ師走だが、それとは対照的に?今日はステイヤーズSという忙しいとは思えないレースがあった。 実績上でもメンバー的にもホットシークレットは有利であったが岡部騎手の展開判断が良かったと思う。スエヒロコマンダーも実績的にこのメンバーでは上位の存在。それを楽に逃がしてはまずいという判断があったと思う。前のスエヒロコマンダーを突付きながら適度にプレッシャーを与えていく。このあたりがやはり長距離での熟年の技ということか。スエヒロコマンダーはその点、マイペースに落とせたものの、マークされた部分から最後ちょっと足りなかった。ダイタクバートラムは内をそつなく回り、直線でホットシークレットの後ろに入ったとき、一回外に回さなくてはならなかった点が響いており、最後の伸び脚から見ても勝負で負けて競馬で勝った。堅実でスタミナ豊富なタイプだけに、今後が楽しみだ。アクディブバイオは直線では勝ったと思ったが、坂で止まった。外を回っていた分とも取れるが、瞬発力勝負には分が悪いのでやはり雨を待ったほうが確実か。ストップザワールドは2番人気だったが伸びなかった。京都の3000と中山の3600では競馬の質が異なる点から、この馬は軽い京都では3000を走れても重い中山、しかも3600ではスタミナ不足を吐露してしまった。前回と今回のメンバーではOPと仮にもGⅡなのだからいたしかたないとも思える。
2002年11月30日
芝(ターフ)のほうはまたもデットーリ。パドックでは手先のやわらかさを見せていた馬。2000m1分57秒台の時計を持っている馬が日本の軽い馬場に合わないわけがない。加えて今回はいつもの東京よりも”重い”中山だった点にも注目すべきだ。サラファンも結局早いタイム2000m1分58秒台の時計の持ち主なので驚けない。毎年だが、重たいロンシャン競馬場の成績など度外視すべきである。 それよりもむしろ早いタイムがあるかどうか先に確認すべきだ。パドックでの日本勢はシンボリクリスエスが一番良かった。シンボリクリスエスの馬体の張りは100点くらいあったと思う。確かに、気持ちの乗りすぎていた面は前回よりあったが。後方からの競馬になった点にも運がなかった。ジャングルポケットは最後方から直線のみの競馬。勝つ競馬をしていないので次走へつなげるものはあった。休み明けはやはり応えたか。パドックでは90~95点くらいでなかったかと思う。あの差は休み明けの差。 ナリタトップロードはどうしたのかという話だが、パドックではちょっとちじんだようなイメージがあった。前回のほうが馬に活気があったと思う。85点くらいではなかっただろうか。前回のシンボリクリスエスとの差から考えても出来落ちかもしれない。あと、年齢のいった馬が秋のレースで急に走れなくなるということもある。これはやはり衰えによるものと自分では考えているのだが。
2002年11月24日
今年のJCも終わった。JCダートの方はイーグルカフェが勝った。展開的に前には不利な流れになると予想していたが想像以上に遅い流れになった。しかし、3角過ぎからアドマイヤドンが相手はゴールドアリュール一頭と決め込んで仕掛けた部分からやはり流れは前に不利になった。必要以上にマークされる点が、前に行っている馬にとってどれほど不利かは言うまでもない。結局、アドマイヤドンの仕掛けでさえ早いということになってしまった。さらにその動きを見て、内でロスなく貯めていたイーグルカフェが差しきった。昨年の武蔵野Sのように、言わば漁夫の利差しということもあるわけだ。 さらに外からリージェントブラフ。これも一応川崎記念というGIタイトルを持っている馬である。川崎競馬場のダートの状態がどのようになっているかは言うまでもない。力のいる馬場になった点と、この展開利というほかない。ズブズブになれば、この2頭はまさにそんな感じだった。 レースの核が前にある場合、当然、後ろの馬に気を配らなくてはならない。が、目標にしている馬が前にいるとどうしても1人気は捕まえに行かなくてはならない。加えながら、対戦比較ではゴールドアリュールはさほど強いメンバーとはあたっていなかった。楽勝に次ぐ楽勝の馬が並びかけられるとどのように脆いかはご存知であろう。とにかく今回はそれに尽きる。
2002年11月23日
マイルチャンピオンシップは万馬券決着だった。外れてファイソーは書かない。ファイソーはあくまで最上級なのだ。他にファイロー、ウォリアー、ファイスウがある。言葉にならない言葉を書く時は嬉しいってことだね。さて、混戦も混戦。勝ったトウカイポイントは前回不利があったわけだし、8月から間隔が開いているというてんからもこのレースを狙っていたものと考えていたし、蛯名がもう一度乗せてくれと頼み込んだ馬である。人気にならない馬にもう一度乗せてくれなんて絶対おかしい。1800での実績とレコードでGⅡを勝った内容からGⅠの1600なら走れるとにらんでいた。ブレイクタイムは好スタートを切ったもののかかってしまった。夏から使ってってきた馬はやはり減点。アドマイヤコジーンの安田記念はノーマークで先行できたことが大きくマークされた今回は1600といってももっときつい展開になってしまった。3着リキアイタイカンンもモノポライザーとの前回の差から考えると今回もモノポライザーに先着して不思議はなく内をロスなく回れたのが大きい。エイシンプレストンは馬場が軽いとは言え2000の海外GⅠを勝って来た馬だし、毎日王冠での2着からは十分このレースに対応できる下地があったといえる。何より前回の敗退は中山2000とシャティン2000の違いであり度外視してよい。
2002年11月17日
今回のファインモーションは古馬相手の重賞だからとか言われている説もあったが、これだけ快進撃を続けている馬は牝馬相手なら全く問題ない。次は(有馬は)このレース次第で考えればよいこと。こういったときの取捨はレースをよーく見る以外なかろう。まだ前回のレースには余裕があった。ダイヤモンドビコーはペリエ騎乗でやる気があるのがわかったし、内側が仮柵を外した後でよかった点が、レディパステルよりも器用に立ち回れるこの馬によかった。距離の不安も多少あったものの、平坦、牝馬、仮柵この3点があればとりあえず着はある。レディパステルはちょっと外を回りすぎた。というよりもオークスを勝つような馬は基本的にこういったレースには向かなかった。この馬はその典型で、大飛びで中山コースでは結構苦戦している。(勝ちきれないという意味)スマイルトゥモローは休み明け。オークス後、特にオークス馬が休み明けになることが多いが、これはオークスという一戦があまりにも消耗するレースであることであると私は考えている。つまり少なくとも順調にはこれなかった証明である。
2002年11月10日
トライアルレースの本来の目的はコースの感触を確かめたりすることも1つのポイントで本番を睨んだ駆け引きが行われているとも考えてよい。フィリーズレビューで出遅れから一気に追い込んだローズバド。あの脚はフローラSで試されていた。桜花賞を発熱で断念せざるを得なかったローズバド。発熱明けはやはり減点材料となるのが普通だ。しかし、前回と同じ横山であるし、前回のレースで何かをつかんだのは見えた。前回は東京コースで最も差しにくいCコース。そして発熱明け。出遅れ。私にはこの出遅れはわざとゆっくり出たと見えた。そして直線でもCコースなのはわかってるんだからあんなに後方から行かなくてもよいではないか。これは絶対何かある。それは本番を睨んでのことではないだろうか。フィリーズレビューを買った時点で、賞金的には足りるのだからフローラSで無理はしなくてよい。東京コースを試走する感じでよかったのだ。そういった場合、先着されようが何しようが関係ない。結果レディパステルには及ばなかったが2着と十分走った。このレースに関しては1ケ月前からのそういった陣営の駆け引きが見えた一線といえよう。
2001年05月20日
98-11-14ダイワオマージュの前走はダ1200で3着。その前は新馬でダ1200を3着。この流れなら1Rのダ1200を使うのが普通の流れ。1Rは小頭数で除外されることはない。ならば今日2Rの芝1200を使うのはいったいどういったわけか。成績的にも1Rを使えばこう勝負間違いない馬だ。ならばこれはここを狙ってきたという可能性が強い。また、時期が時期だけにソエなどの足元状態の理由で今まではダートを使っていた可能性がある。この勝負気配ある馬を「捨てた」横山典はイシノカリヨンに騎乗。レベルの高い北海道帰りだ。これを大穴に注目する。結果、ダイワオマージュが直線内から半馬身抜けたところがゴール。2着はイシノカリオンが入り馬連1-2は3450円98-12-06師走の中山。コスモブレイザーが連闘してきた。この馬、500万条件ながら中山では1・2・0・1と好成績を上げている。全1勝のうち中山打1800で未勝利を勝ちあがっている。一回の着外も1200でのもの。この馬にとってベスト条件であるといえる。田中勝に乗り変わってきたし、やる気を感じる。パドックでは体重増減はなく前回が太かった様子もない。落ち着いているし気合も乗っている。状態ベストと見て勝負をかけると見事中断から鋭く伸びて1着。単勝が勝負気配ムンムンで360円もついた。99-01-01ディアブロナカヤマが出走した前回ダ1200未勝利は2着。この点から考えると3Rのダ1200に出走するはずだが、3Rは11頭立てで除外されたわけではない。では今日ダ1800を使ってきたのは明らかに陣営の意思ということになる。力は証明済みで今日OPでも人気になっているザプラウデストと鼻差の勝負をした馬。当然ここは狙う。対するはズブくて芝では持ち味が生きず初ダートの前回8人気で突っ込んだケイノグリーン。これはフロックではない。結果ディアブロナカヤマが直線抜け出し1着。2着にケイノグリーンで馬連550円99-02-204Rにリリースザブーツという馬が出走。しかしここ3走いずれも1200の競馬で3、2、3着。今日は1600で大丈夫だろうか。先週1200があり、除外されたものではないことが判明。となるとわざわざここを使うのは陣営の判断と見る。惜敗続きで断然人気のブラザータイクーンを対抗にする。結果人気のブラザータイクーンをリリースザブーツがゴール前捉えて1着。単勝530円馬連360円99-02-272Rローランネプチュンの前走はダ18003着。この流れなら十分明日の2Rか3Rで勝負になるはず。なのに今回はダ1200。実際メンバーは弱化している様子でそれを見越しての参戦か。単勝140円の断然人気だったがこういった馬には注意したい。3R混合ダ1800にコンバットテイオー、マチカネドンドンが出走。コンバットテイオーは同じ距離の内国産限定のレースに出走したほうが有利だったのではないか。しかも除外されてのものではないし、わざわざ強いマル外とやらなくてもいいではないか。体調も前回から良化してきている。マチカネの場合も同じような理由でこのレースへの出走が明らかに陣営の判断と考えている。結果この馬同士のワンツー。単勝680円馬連840円人気のストロングプリンスは4着。99-03-06ケイアイウルフオーが出走。ダ1800で2着があるほか左回りの前走ダ1600が3着。レース後のコメントは左回りより右回りの方がよいとのこと。問題はこの流れだと日曜の1Rに出走するのが普通でもちろん小頭数で除外ではないことが判明。となるとこの動きには明らかに何か考えるところがあってのものと見た。加えて10時のオッズは140円。最後の段階で420円。つじつまが合わない。予想人気からもそれほど人気になると思えず、誰か過剰に投票した人物がいると見ている。その投票者は何らかの確信があるものと見て便乗するのも1つの作戦だ。結果としてギリギリだったが差しきって1着。逃げ馬が穴になるときレジェンドハンターがデイリー杯を逃げ切った。エンドアピールは距離に不安がありまず逃げたりはしない。笠松から参戦で底を見せていない。笠松にいれば活躍の期待できる馬だ。それを転厩してきた。人気は全て差し馬で、6番人気の逃げ馬を追いかけるわけにはいかなかった。野路菊S組みはラガーレグルスに完敗している。まんまとレジェンドハンターは逃げる。ラガーレグルスは2着に入るのがやっと。馬連3850円。サニーブライアンの皐月賞、人気は皆無。しかし、叩いて良化するタイプと陣営は見ていたし、中山での勝ちもある。単騎逃げが見込める展開、仮柵が取れて差し馬にきつい展開となった。人気のメジロブライトなど人気馬は全て後方からの競馬になるのは必死で絶対不利な展開だ。グリーンベルトで人気馬は包まれる可能性の強い18頭フルゲート。しかもオッズはバラバラ、突出した馬はいない。結果、知っての通りの大波乱。
2001年01月01日
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