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9/30 16:15分上山競馬場のさくらんぼ記念ではビワシンセイキ、プリエミネンス、ストロングブラット、エクセシヴワードが出走します。ビワシンセイキは2000でプリエミネンスを負かしている。1800という距離は大丈夫だが、1400と比べると今一息取りこぼしというか2着3着が多くなる。強いメンバーと対戦しているからなのだろうか。東京大章典、帝王賞、フェブラリーSで2着。ゴールドアリュールとアドマイヤドンが互角とするとこの馬で大丈夫ということになるんだが、今回は休み明けで、マーキュリーCのディーエスサンダーは勢いがあっていいとして、プリエミネンスとの差が気になります。それを左回りや重馬場に求めるなら頭からということになるし、この馬の1800での詰の甘さと取るなら休み明けの今回2着もあるという作戦になります。プリエミネンスはビワシンセキと前回で差の無い競馬。しかしビワシンセキが走らなかったという可能性は少々あります。そう考えるとビワシンセイキとの差は開くし、前回は通常のビワだったと考えるならこの馬が逆転する可能性はあるということです。上積みという点ではエクセシヴワードとの前回の03差が、さらに開きそうかなという感じで、エクセシヴワードは調教本数も不足していたので叩いた今回の変わり身は見込めます。プリエミネンスより上位にきている馬ですから、ビワとの比較はマーキュリーC重視なら一気に有利。ビワがマーキュリーCで走らなかったと見るなら2番手ということになります。ストロングブラットは現在ダートで負けなし。前々回で芝の重賞制覇。武豊が乗るということでかなり期待があるのかなという気がする。今回は休み明けなのがマイナス材料だが、一発ならこの馬。上山競馬場はhttp://race.keiba.go.jp/kaminoyama/index.html で開催日程や翌日の馬柱が、http://www.keiba.go.jp/guide/index.html で競馬場の場所やコース形態が、さくらんぼ記念の馬券発売についてはhttp://www.keiba.go.jp/dirtrace/jyougai2.html で確認できます。
2003年09月30日
ビリーヴの前回はきつい重量を背負ってもの。テンシノキセキとは実に3Kの差があった。牝馬でもあり、実質59K。負けて強の内容で秋初戦の内容としては上々のものだった。ここがラストランであり目標にしていたレース。デュランダルは開幕週の馬場を考えるとよく追い込んでいる。差はわずか02差であり、この馬に関してもトライアル的な意味合いが強かったのでその差が詰まるか、展開次第で逆転する可能性はある。とにかく今回は早い馬が揃った。テンシノキセキは現実にビリーヴを破っていることを考えると今の勢いを見逃すことはできない。アグネスソニックも堅実だが、それに前回勝ったハッピーパスも見逃すことができない。折り合いが1つの問題点だったようだが1200は折り合いをそれほど考えなくてもよい距離。適応力を見ると今回どこまでやれるか楽しみはある話題はなんと言っても4連勝のレディブロンドでハナにこだわることも無い馬。圧勝劇からもわかるようにまだ本気ではないのだろうと思われる。いきなり重賞しかもGⅠ挑戦は昨年のデュランダルのようなケースになりかねないが底を見せていない不気味さはある。カルストンライトオ、サーガノヴェル、ゴットオブチャンスのハナ争いも楽しみだ。 連勝中のキョウワスプレンダに注目が集まる。負かしたヤマニンシュクル、コスモサンビーム、タイセイブレーブのその後を見るとレベルの高さがうかがえる。負かした馬の中ではヤマニンシュクルが前回勝負強さを見せている。普通ならあのまま流れ込む予定だったのがゴール前一伸び。メンバーはそれほど強くは無かったがあの根性はなかなかできるものではなく、直線の走りもまだバラバラ。そういった点が改善されてくればキョウワスプレンダとの差は詰まりそうだ。カフェヴィンセントは前回大敗してしまったが、大飛びな馬で距離が伸びてからの方が力を発揮できると考えているし、そういった馬だけに前回の馬場はどう甘く見てもプラスになったということは無い。前回はまだ馬が萎縮したイメージだったので今回はどうなるだろうか。そういった事情からまだ底を見せているわけではない。タイセイブレーヴはどちらかというと距離の延長はそれほど歓迎できるようなタイプではないように思う。1200であれだけ突き放して勝つようなスピードのある馬が1500ではキョウワスプレンダに敗退しているところを見るとそう考えざるを得ない。いずれにしろ距離の延長をどう克服するのか注目が集まる。 スターリングローズの実績はNO1。59.5Kの重量が多少気にはなるが、阪神1400とくるとこの馬が思い浮かぶほどこの条件の実績がある。この条件がベストと思えるし59Kでの実績はある。ニホンピロサートが逆転なるか。前回は明らかに叩き台のそれ。終始おっつけ通しで、勝ったアドマイヤドンも強すぎた。距離面でも明らかに今回の方が良い。目標をここに持っていたとの事タニノゴードンも1400という条件の方が良い結果を期待できる。1400を走る馬はコーナー4つの1700をこなしやすい。ハナにも最近はこだわらなくても良いようになってきている点がこの馬の成長度を示している。スターキングマンの前回はアグネスデジタルを破って勢いに乗っている。クラスターCの1200ではやや短いのでディバインシルバーにちぎられたがこの距離くらいだと追走も楽になるので楽しみだ。マイネルセレクトも2連勝中で勢いがある。ハンデを生かしてといっても軽ハンデというわけでもないが、ダートではまだ底を見せておらず今後ダート重賞路線に顔を出すとしたらこの馬ということになる。
2003年09月29日
神戸新聞杯はインパクトが強かった。位置取りとしてはゼンノロブロイとネオユヴァースが同じくらいの位置取り。サクラプレジデントは後方からで、札幌記念と同じような競馬をした。ずっと注目してきたゼンノロブロイだが青葉賞のレースぶりはまだ覚えている。あの若いレースぶりが今日のレースを見る限りでは多少よれることはあったが違うものになっている。ダービーが終わってから最も成長を期待できる馬がゼンノロブロイだった。夏も上手く越せたようで、充分な成長期間になったようだ。いかにも藤沢流らしい使い方で馬にムリをしない。この厩舎は4歳になってからデビューすることなどザラ。最近ではレディブロンドがそうではないか。逆にクラシックを勝つ特にダービーを勝つということに対して苦戦しているが私はその苦しい状況を打破する日がやってくることを信じて疑わない。これは藤沢厩舎がリーディングだからではない。どの厩舎でもやはりダービーの栄冠は何にも変えがたいものだと思っていい。それはファンにとっても同じだということだ。話が少々それたが昨年のシンボリクリスエス同様にこの厩舎の通常の成長曲線からこの秋に期待がかかる。気になる材料もここで明らかにしておく。ゼンノロブロイは個人的に好きな馬だが、レース後、鞍上のデザーモは距離3000に対してそれほど歯切れのいいコメントはしてはいない、オーナーと相談するというのは何を相談するのかといえば距離面の問題についてであり、藤沢氏自身は近年の長距離戦における引っ張り合いの競馬に対してあまり良い印象を描いてはいない。馬が完成する前にそういったことはしたくは無いとのことである。氏がそういった考えである以上普段からそういった調教形態になるわけだからシンボリクリスエスのように天皇賞春は使わないということにはどうしても傾きやすい。まして血統面から考えるとブルードメアサイアーがマイニングでこれはマイラー血統なのだ。折り合いがつくからこなせるだろうがベストではない。後は鬼っ子であることに期待しますよということではダメですよ~。しかし私の馬だし是非クラシックへ・・・。という攻防が続くに違いない。オーナーとしてはクラシックは格別のものなのだ。こういった事情ははここで明らかにしておく。しかし近年マイラー血統が入っている馬が結構ダービーを勝ったりしているし競馬会全体の流れとしてもマイラー血統の拡大は避けられない様相を見せている。ヒシミラクルなど例外的な部分を除いては。そういった点で2200以上の距離を経験している1600万クラス以上の馬はやはり穴候補となる。上位陣に問題が発生した場合にはそのあたりが浮上する。菊花賞問題は神戸新聞杯にもある。これではトライアルとして少しでも距離を走っておきたい馬はールカマーを使わなくてはならない。確かに菊花賞に出したくない気持ちはこの秋の番組上わからないでもない。2200欲しいところではないだろうか。現京都新聞杯と現神戸新聞杯の距離をチェンジし、プンシパルSの2000を2200に戻し、駒草賞はOP戦で2000。これでよいと思うのだが。サクラプレジデントは一番早めに動いた。脚を図ったという感じだ。これはトライアル特有の乗り方で今日の感じでは3000は大丈夫そうだとか武はコメントしているのでやはり試したということだ。トライアルが不可解な競馬になるのはあくまでトライアルだからで、よく考えたりよく見るとその騎手が何を考えているかわかったりする。試すジョッキーはやはり上位のジョッキーが多い坂のあたりの走りを見ると今日はそのあたりの差ということになるし、スローでも大外を3コーナーから一気に脚を使ったらそうなるだろう。一方で得意の距離で一回使っていてこの差ではゼンノロブロイを誉めるべきだろう。藤沢調教師の本心はやはり天皇賞にあると思うし、それは今日デザーモのクチからも3000という距離に対してあまり歯切れのいいコメントが得られなかったという点からも感じられる。ネオユニヴァースは今日は休み明けの分。調教本数ももう一本欲しい感じだったしゼンノロブロイとは反応の差となって表れた。大目標が先なのでこれは仕方ないところだ。リンカーンのダービーはノドの手術明け。厳しいクラシック。順調さを欠いた馬はまず勝てない。その時の着差は前回と比べて順調にきた今回詰まったといえる。元々ゼンノロブロイを破ったという事実はある馬。ザッツザプレンティはマッキーマックスよりは先着したが、もう少し時計がかかって欲しいのが現実なのではないだろうか。ベストパフォーマンスであるラジオたんぱ杯2歳S、ダービーの結果からはそういった結論になってしまう。ダービーコースはタフであり、ダービー馬、オークス馬の秋初戦があまり良いものではないことはご存知だろう。オークス馬のその後を見て欲しい。オークスを勝った後も活躍できるような馬は大抵よほどの馬。それほど東京の2400を春に走るということは馬に負担がかかる。人間なら疲れなんて寝て起きてご飯食べればすぐ回復する。競馬の場合はそうではない。何ヶ月かたってもその影響が出てしまう。決して人間とは同じではない。というよりも疲れが抜けるまでに掛かる時間が通常より大きく、回復が遅れるので調教再開も遅れるから帰厩も遅れる。そうなるとわずかな期間での仕上げをしなくてはならない。というのが多かれ少なかれクラシックのダービー後のパターン。目標が先にあるというのもそうさせている原因ではあるが、トライアルで最もダービーやオークス馬がベストパフォーマンスを発揮しにくいのが秋初戦なのである。加えて夏というのは本質的に馬はやはり苦手で、得意な馬がいるのではなく、苦手かすごく苦手か最悪なのかそういった問題なのだ。ゲイリーセイヴァー事件などもその一例として扱っておきたい。ダンツフレームが引退したが昨年の秋のダンツフレームは夏負けで大変だったそうだ。オールカマー。行く馬がいない中結局超スローに。エアエミネムはやはりちょっと不安だった部分が出ていたが、何とか我慢して折り合いをつけた。スローの分前にいたのでその点は助かった部分はある。2000mがやはりベストだろうが他の馬が休み明けであったりするという状況も今日はある。ファストタテヤマはGⅠでも2着がある馬だし、阪神大章典でも3着にきていることからこのくらいは走っても不思議無い。乗り込み量も足りていたし休み明けとしてはこれでよいだろう。自身34秒台の脚を使っている。メジロランバートはちょっと勝負どころで動けない部分はあった。前回、前々回と体が減っていたので今日の体重はこんなものだと思う。それでもここを目標にしていた点、この馬の元々の実力も合わせて今日の結果となっている。グラスエイコウオーは最後の坂からの伸びに影響したものはやはり休み明け。AJC杯の成績、AJC杯のメンバーなどが一応のレベルに到達していることは証明した結果となっている。マイネルアムンゼンは目標が天皇賞にあるとの事なので今日の結果はこんなものだと思う。蛯名騎手の乗り代わりも響いた。
2003年09月28日
地方競馬との交流に何が必要か?それを追い求めた結果、お互い砂を被り合う事が何より交流レースを活発化し、強いてはダート競馬の体系全般、地方競馬の活性化、ジョッキーの交流による技術修練の活発化などに繋がるのではないかと考えました。具体的に言うと地方所属馬と中央所属馬がお互い砂を被りあい、ぶつかり合い、ジョッキーも砂を被りあい、ぶつかり合い、ファンも砂を被りあい、ぶつかり合うということです。つい先日もジャパンダートダービー、日本TV杯、さきたま杯などで既に砂をカブってまいりましたし、隣のクドクドオヤジにもゴール前の騒いでいる連中にも深いダートコースの砂を掛けまくって来ました。私もスタンドの上の方から砂を掛けられましたが大丈夫です。これぞ!!交流だと、私は、考えて、いるわけで、あります。そこでこのテーマに私が投稿する場合には”砂をカブれ!!”で投稿しようと思います。よろしくお願いいたします。また、筆者は中央競馬のレースについても投稿しています。そちらは”競馬今週のクドクドいわせろ~”で投稿しています。主に交流重賞について書いていく予定です。中央競馬との日程が重なった場合には中央競馬を優先しています。ご了承ください。9/30上山競馬場のさくらんぼ記念ではビワシンセイキ、プリエミネンス、ストロングブラット、エクセシヴワードが出走します。ビワシンセイキは2000ではプリエミネンスを負かしていて1800という距離はいいと思います。出遅れなどたまにポカがあるんですが直線が短いコースですし安定した成績を持っているこの馬が中心のレースになるでしょう。東京大章典、帝王賞、フェブラリーSなどでの実績は群を抜きます。あまり馬ごみは良くないのかもしれませんが好位置2番手位で競馬ができればよさそうですプリエミネンスは今ひとつ勝ちきれないレースが続いていますが休みなくコンスタントに使われているのでそれもある程度仕方ないかなという気がします。今回は前回よりメンバーは楽ですし、楽に先行できればそれなりにやってくれそうです。しかし上積みという点でエクセシヴワードとの前回の03差が、さらに開きそうかなという心配はしています。エクセシヴワードの前回は相手が強すぎました。それと調教本数も不足していたので叩いた今回の変わり身は見込めると思います。ストロングブラットは超新星。ダート路線で重要な位置に付く可能性を秘めた馬です。現在ダートでは負けなし。底を見せていません。しかも前々回で芝の重賞を制覇。勢いに乗っています。芝ではスピードばばになると問題を発生させるようですが時計のかかる競馬向きのようです。つまり典型的な芝、ダート兼用馬といったところでしょうか。私はダート路線での活躍を今後期待していますし、武豊が乗るということでもかなり期待しているのかなというイメージです。今回は休み明けなのがマイナス材料ですがどこかで必ずやってくれるはずです。今後の動向が楽しみです。上山競馬場はhttp://race.keiba.go.jp/kaminoyama/index.html で開催日程や翌日の馬柱が、http://www.keiba.go.jp/guide/index.html で競馬場の場所やコース形態が、さくらんぼ記念の馬券発売についてはhttp://www.keiba.go.jp/dirtrace/jyougai2.html で確認できます。10/1門別競馬場でエーデルワイス賞が行われます。JRAからはプリモスター、タムロイーネー、サクセスアルデンテが出走予定です。プリモスターは函館2歳S6着でしたがバランスの良い馬体は目立っていました。素質を感じさせるものはありましたし、時計が早くなるよりはかかった方が良いタイプと見ています。初ダートですがむしろ期待のほうが大きいです。また、重賞に出走した馬もいないので力的には上位のものがあると思います。この馬が勝ちあがったレースではその後2頭の勝馬が出ています。タムロイーネーはダートに変って勝ちましたがタイム的にはまずまずの内容。ダートが良いのは明らかで鞍上武豊込みで期待できます。この馬が勝ちあがったレースからはまだ勝馬は出ていません。サクセスアルデンテはキャリア豊富です。こちらも未勝利を勝ったばかり。この馬が勝ちあがったレースからはまだ勝馬は出ていませんが道営の五十嵐冬騎手が乗るので期待です。というのも、道営の騎乗馬ではなく、こちらを選択したのでこちらの方が期待は大きそうです。道営馬は非常に混戦模様です。まだ底を見せていないのはエイワンスペクター、ミッキーパンダ、あたりです。このあたりはじっくり検討する必要がありそうです。10/2船橋競馬場でクイーン賞が行われます。レマーズガール、ロングカイソウ、ラヴァリーフリッグ、ビーポジティブ、トーセンリリーなどが出走予定です。ビーポジティブが休み明けなのもあり武豊ジョッキーはレマーズガールに騎乗します。ここ数戦、牝馬には負けていないのがレマーズガール。順調度、勢いを考慮すると逆らえそうに無いなぁという気はしています。1800という距離もこの馬向きですね。ロングカイソウは距離1800は微妙ですが、実際に勝ったことはあります。小回りコースなら展開し大ということになります。レマーズガールに負けていますが、その時は休み明けだったので逆転もある位置にいると思います。同時にラヴァリーフリッグにも逆転できる可能性があります。ラヴァリーフリッグは1600がベストなのではないかと思いますが1800牝馬相手のなら距離は大丈夫ではないでしょうか。実際に2000での実績もあります。距離が一気に伸びるのはどうかと思いますが、実際にこういったローテションで結果を出していますし、前回は距離が短かったのではないでしょうか。ノボトゥルーに先着の実績もあります。ビーポジティブは休み明けなのと乗り代わりが不利な材料ですが、3月の大敗までは堅実に走っていてラヴァリーフリッグに先着の実績もあります。体調面さえしっかりしていれば上位を狙えます。トーセンリリーは最近結果らしい結果を出してはいません。しかし1800という距離に関しては少ない良積の中でこの距離に実績が集中しています。後、パッションキャリーなどはクイーンCで4着の実績があり、面白そうです。
2003年09月27日
エアエミネムは距離の延長に関しては非常に微妙な部分をはらんではいるものの夏の勢いをそのまま生かして欲しい。大半は休み明けだし、菊花賞で3着にきた実績からも乗り方次第、ペース次第で坂と1Fをこなせるものと見るこの馬にも不安があるが他の馬にも不安があるので相殺される可能性は強いメジロランバートは一叩きした。2200~2600位の距離は得意。復調してくれば重賞制覇はできる馬。目標はここだとのこと。宝塚記念後は前走まで使っていない点、なぜ前回のOP特別を使ったか。適距離のレースでメンバー構成が比較的この馬に合いそうな番組は無い。そういった行動面と情報面は一致している。例年より時計のかかる馬場状態は良い。ファストタテヤマは今年の春は振るわなかったが菊花賞2着のあの脚は忘れられない。どちらかと言うと京都コースが得意な馬だと思うので中山の坂をどうやって乗るのかがポイント。乗り込み量は足りているグラスエイコウオーはある程度時計のかかる馬場が理想。そういった馬場であればAJC杯の実績からも距離面に問題は無い。今回は例年よりある程度時計の掛かる状態の中山。ハッピールックの日経賞は決して距離が得意とは思えないメンバー構成の中で行われている。勝馬は別として。そして勝馬はその後ダート長距離部門の重賞を制覇。長めの距離なら堅実に走る馬。今回は休み明けの点はマイナス材料。比較的時計が掛かる今の馬場は良く、鉄砲実績はないものの乗り込み量は豊富。マイネルアムンゼンは春にローマンエンパイアを破ってエプソムCを制覇。蛯名がエアエミネムを選んだのと休み明けであることを考えるとこちらの方が不利だが距離はセントライト記念で3着の実績があり問題は無い。その時より勢いもあるし、力のいる馬場状態の方がいいので中山は良い。追い切りでも太め感が目立ったように本数は足りているものの完調一歩手前の状態なのは陣営も公言している点から蛯名の動きは納得がいく。乗り込み量は豊富ダイヤモンドビコーは距離は持つということだがあくまでこなせる程度。古馬牡馬相手で坂コースということになるとこの距離では疑問はある。できれば1800mの小回りがベスト。ただし前回の58Kの重量はこたえたのと今回は大半が休み明けのメンバー構成。重調度を活かせば着以上もスプリングシオンの前回は落鉄での内容。大飛びで芝は合う。大型馬の割に乗り込み量は不足気味だが鉄砲実績はある。やや時計が掛かる良馬場は良い。鞍上も注目アクティブバイオは乗り代わりはマイナス材料でもう一本欲しい調整過程だが鉄砲実績はあり、時計がかかり上がりのかかる展開になると浮上するタイプ。過去に早い上がりを何回かマークしているが馬場が良かったり超スローだったりすればそれはできる。本質的にはそういったタイプシンコウカリドは時計がかかったほうが良いタイプだがアクティブバイオほど重いタイプでは無いと思う。有馬記念の時は穴人気になったほど。当時の田中勝は乗らないが、脚部不安の馬がダート→ダート→芝と今回から芝に戻る点は好材料。セントライト記念での実績から距離はOK。その時負かしたのがマンハッタンカフェ。----------------------------------------------------ネオユニヴァースの宝塚記念は完調だったわけではなく、明らかにここでは力上位なのとその後の成長があれば十分に古馬相手でも勝ち負けなることを前回で証明した。目標はあくまで先であるため今回は仕上がり面では8~8.5割位。調教本数ももう一本欲しいのは確かゼンノロブロイはオールカマーとダブル登録。距離面がもう少し長くなって欲しいという感じだが、宝塚記念を使わずじっくり休養に入った点がネオユニヴァースと異なる。その一戦の分の差と成長に与える影響はこの秋どこかで出てくるに違いない。それにこの馬はまだキャリアが浅い。成長の余地は充分に残っているザッツザプレンティはダービー3着の実績はあるが馬場が悪くなった方が好成績を収めている。ベストパフォーマンスは阪神の2000で行われたラジオたんぱ杯2歳Sで、その時の2着馬はチキリテイオーだった。阪神コースには実績があるがその時のメンバーと馬場を考慮したほうがよいように見えるが、弥生賞は落鉄、皐月賞は折り合いがつかなかった点は事実。春のウサをようやく晴らしたのがダービーといえる。早い競馬にどれだけ対応するかは今回がまさに試金石。リンカーンはゼンノロブロイに落鉄というアクシデントがあったにしろゼンノロブロイを破った実績がある。ダービーでは調整が上手くいかず休み明けになってしまったわけだが阪神2000mはそのゼンノロブロイを破った条件。目標は本番とのことで仕上げには余裕がある様子だが底は見せていない馬。試金石。マーブルチーフは京都新聞杯を勝っている。ダービーでのレースぶり、先週のチャクラの比較からもう少しダービーでの着順は上にきても良かったはず。重馬場はチャクラ以上によくない。距離は長い方が良く、まだ底を見せていない1頭。マッキーマックスはネオユニヴァースに僅差の実績があり、毎日杯では明らかにいつもの切れはなかった。坂のあるコースを経験したのはあのレースが初めてだった記憶があるしそれまでの実績は平坦コースでのもの。そのあたりは頭に入れておきたい。春は状態が良くなかったということだが、乗り代わりはマイナス材料サクラプレジデントの前回の内容から折り合いさえつけばダービーのようなことがないことは明らか。力不足なのではない。古馬相手に勝ったことは今後のこの馬にとって良い結果に繋がる筈。再び2000なら折り合いの不安も無くなる。皐月賞でのレースぶりから坂もOK。加えて今回は有力馬が休み明けシルクチャンピオンはブリンカーを着用した効果が出てきた。中距離は合いそうなタイプで1枠で単騎でいけそうなメンバー構成。アイルビーバックはヴィータローザには敗退している。そういった面からもラジオたんぱ賞組との比較もできる。ツルマルヨカニセとの比較からアマノブレイブリーとほぼ同様の評価。坂のあるコースでは良積は無い。
2003年09月26日
さきたま杯を見ました。ノボトゥルーが最後方から差しきり優勝しました。ディバインシルバーは大外枠ということもありまた、最近は2番手での競馬も覚えてきているのでムリには行かなかったようです。2番手からの競馬でそのまま死守しました。ノボジャックは終始手応えが悪く4コーナーではディバインシルバーに追いつきましたが直線で指されて着。勝った馬が同じ厩舎で最後方から競馬していたことを考えると早めにディバインシルバーに並びかけるというのは作戦だったと思います。ディバインシルバーは1400はベストではないだけに最後距離面で1400~1600に実績のあるノボトゥルーに差されました。+10Kは体が戻ったと見ています。1200以下の距離の時に狙ってみると良いでしょう。ノボジャックはハナを切れそうなメンバーの時に改めて狙ってみると良いでしょう。またベストは1200で1600だと明らかに長い馬です。フジノテンビーはハナを切りましたが終始JRA勢にマークされては厳しかったと思います。しかしこの馬もJRA重賞を勝った実績はあるんですね。ソルティビットは長期の休み明けで1400はちょっと長かったと思います。脚元の状態と見極めながらの出走かもしれませんので暫くダート戦が続くとすればそれは本当だと思いますツルマルザムライも元はJRA所属馬。上位にはプロキオンSから及ばないと考えていましたが展開も向いたこともあって3着に食い込みました。この馬は坂が苦手だった記憶があり、スピード競馬のほうがこの馬に向いていた記憶がありますので今日の馬場は良かったでしょう。9/30さくらんぼ記念ではビワシンセイキ、プリエミネンス、ストロングブラット、エクセシヴワードが出走します。ビワシンセイキは2000ではプリエミネンスを負かしていて1800という距離はいいと思います。出遅れなどたまにポカがあるんですが直線が短いコースですし安定した成績を持っているこの馬が中心のレースになるでしょう。東京大章典、帝王賞、フェブラリーSなどでの実績は群を抜きます。あまり馬ごみは良くないのかもしれませんが好位置2番手位で競馬ができればよさそうですプリエミネンスは今ひとつ勝ちきれないレースが続いていますが休みなくコンスタントに使われているのでそれもある程度仕方ないかなという気がします。今回は前回よりメンバーは楽ですし、楽に先行できればそれなりにやってくれそうです。しかし上積みという点でエクセシヴワードとの前回の03差が、さらに開きそうかなという心配はしています。エクセシヴワードの前回は相手が強すぎました。それと調教本数も不足していたので叩いた今回の変わり身は見込めると思います。ストロングブラットは超新星。ダート路線で重要な位置に付く可能性を秘めた馬です。現在ダートでは負けなし。底を見せていません。しかも前々回で芝の重賞を制覇。勢いに乗っています。芝ではスピードばばになると問題を発生させるようですが時計のかかる競馬向きのようです。つまり典型的な芝、ダート兼用馬といったところでしょうか。私はダート路線での活躍を今後期待していますし、武豊が乗るということでもかなり期待しているのかなというイメージです。今回は休み明けなのがマイナス材料ですがどこかで必ずやってくれるはずです。今後の動向が楽しみです。
2003年09月25日
地方競馬にたまにプチ遠征するのだがダービーグランプリというレースを見る機会があった。地方競馬といえばダートの砂質。中央競馬の砂質と比べて全般的に重い。南関東で言うと大井、川崎は重く船橋、浦和は川崎より軽い。そして直線の短さ。大井競馬場はコースが広くそれほど違和感はないが、直線が200~300m位しかない。競馬場が多く、先行有利。3コーナー5番以内という定説が存在する。さらにコーナーのきつさ。こんなコースでしょっちゅう競馬やってたらコーナーリングは上手くなるだろうなと感じたし、コーナーで負担をかけずに回ることで最後の1脚2脚につながってくる。地方競馬の騎手が活躍しているのは単に賞金面だけではなくこういった部分もあると思う。コーナーが緩いと感じるのではないだろうか。ダービーグランプリの行われた盛岡ではそれほどコーナーのきつさ云々を感じなかったが、大井と比べ、スピードを生かせるコースであることは間違いない。交流重賞なども整備されてくると中央競馬の馬たちが外に出て行く機械が多くなる。交流レースの内容もOP馬たちによる重賞や500万円条件、未勝利馬が地方競馬の馬と激突するレースなどがあり幅が広い。本当に混戦のレースは何がきてもおかしくないが、ちょっと抜けた馬が出ると人気になりすぎてしまうという点は特長。ユートピア-ビックウルフの組み合わせは馬連で120円。中央ではこんなに人気になることが信じられない。確かに抜けている。パドックで他に目に付く馬といっても結局JRAのブイロッキーくらいになってしまう。JRAの馬たちが好調であればJRA有利が交流重賞だ。しかし地方競馬所属の馬が人気になっていたりするとJRAの馬たちは多少落ちるというパラメータになる訳だ。交流重賞ではまずJRAの何頭かを裁ききれるかどうかが問題。それもJRAの馬を買うと先ほど言った馬連120円などということになりかねないので、馬単での技術が鍛えられると思う。果たしてどちらが勝つのか。それを推理することがGⅠ戦線で強い馬を比較しわずかな差で順位をつけていく作業に生かされる。最近は場外発売が徹底していて佐賀のレース、旭川のレースが大井などで変えたりするし、D-Netなどの普及で家で全国のレースが買ええたりする。あとスカイパーフェクトTVなどで映像もバッチリ。HPによっては過去の映像を提供していたりするし、結果も見れるファンサービスへの努力はJRAを凌ぐものがある。ちなみにNARのページを見てみると無料で馬柱まで手に入る。競馬新聞を買うと赤鉛筆は無料になったりする。開催日は冷水、お茶が無料のサービスは中央と変らない。是非皆さんも地方競馬に脚を運んでみてはいかがだろうか。HPのアドレスはhttp://www.keiba.go.jp/home.html http://race.keiba.go.jp/index.html で出馬表、結果、オッズなどを確認できる。次の交流重賞は今日のさきたま杯で10:50分1R。メインのさきたま杯は10R。16:15となっている。http://race.keiba.go.jp/nankan/urawa/2003/0924/shutsuba_10.html で馬柱が手に入る。今回は混戦模様かのように感じるJRAの馬たちの順位付けが非常に難しいからだ。一長一短といった感じ。ノボジャックに1600は長いので前回の内容は度外視できるが少々間隔は開いた。59Kで勝ったのは群馬記念で負担重量が重くなってきてからはやはり以前のレース振りとは明らかに異なってきている。この馬が何連勝もしたのは56K~57Kを背負っていた時期であった。しかし、今回のメンバーを考えると黒船賞でノボトゥルーを破っていて、かしわ記念は距離が長かった点、かきつばた記念では56Kのビワシンセイキ、スターリングローズ、アグネスデジタルなどメンバー的に同情の余地はある内容だと思うし、距離面での融通性はディバインシルバーよりあることを黒船賞で示しているので逆転もあると思う。間隔が開いてもノボトゥルーよりも大丈夫なタイプで過去の実績ではそれを示している。ディバインシルバーは1400は1F長いが前回の交流重賞クラスターC1200mを圧勝。スターキングマンとの比較ではこの馬が中心になっておかしくない。対武豊で昨日も勝っている安藤勝。人気になりそうだ。ただし1400はベストと思えない。1400では阪神京都などで走っているもののただの一度も連対すらない。3着もない。兵庫ゴールドトロフィーでコーナー4つの1400でしかも56Kでようやく連対。その時勝った相手がノボトゥルーで負担重量は59Kだった。崩すとしたらやはりこのあたりで今回は1K負担重量が増えることから逆転されても不思議はない。乗り方次第ではコーナー4つの1400で坂もないということならギリギリ距離が持つ可能性はあるしノボの2頭は59Kで休み明け。この馬は57K。負かすなら調子のよさを生かせる今回か1200mで走れる時ではないか。ノボトゥルーはフェブラリーS6着以降高知の黒船賞でノボジャックに敗退。それ以降今一歩及ばずの成績だが前回でノボジャックには先着した。その差04。黒船賞での借りをキッチリと返した形。GⅠ後の一戦というのはどうしても負担が大きくなるから黒船賞は仕方のない部分はあると思う。ディバインシルバーを破るとすれば距離面。ノボトゥルーにとってはこの距離はいい条件。今回は再び59Kに戻るのはプラスとはいえない。前回より3k増。51Kが54Kになったというよりも56Kが59Kになったほうが負担は大きい。58を過ぎるとだんだんと負担が大きくなってくるからだ。斤量計算では12.7%なので一応大丈夫そうだ。もう1頭のJRA所属がソルティビットで52Kの負担重量が非常に期待されている。しかし私個人としては1200がベストの馬。コーナー4つだと耐えられる理論で考えるとこの馬も同じ1400でも浦和の1400なら持つという計算は十分考えられる。ダートは暫く走っていないが血統的にダートはOK、問題は長期の休み明け。このあたりは減点材料。展開的にはおそらくディバインシルバーが行ってソルティビット、ノボジャックが2番手グループ、その後でノボトゥルーと展開するはず。昨日みたいに楽に行かせてしまうと再び安藤勝の思う壺に嵌ってしまう。昨日のダービーグランプリは楽に逃がした上に他の馬も追いかけて潰れるのはイヤだからそうなるけど直線でも同じ笠松のミツアキタービンにブロックされているからね。誤解しないでもらいたいのはブロックと言っても不正というわけではない。内側を突こうとしていると見て内をわざわざ親切に空けたりはしない。ということ。ビックウルフとユートピアとの差はもう少し詰まっていたと思うということだ。ビックウルフが立て直して外に回る瞬間にスパート。立て直してからの追い出し。あれは3馬身からの差になる。スピードならユートピアの方が上で盛岡のコースではそれが生きた形。ビックウルフは大井のような粘着性の要求される馬場ならユートピアより上。実力は本当に互角といっていい。
2003年09月24日
混戦模様のメンバー構成。有力馬が始動を開始する時期だ。ダンツフレームが始動。一昨年の宝塚記念を勝った馬で当時2着がツルマルボーイだった。その後のツルマルボーイの成長もあるが安田記念でもう少し差を詰めて欲しかった感じは確かにある。しかしこのメンバーなら新潟大章典の再現を行えるメンバーだし、当時と違って別定戦なのはありがたいエアエミネムは距離の延長に関しては非常に微妙な部分をはらんではいるものの夏の勢いをそのまま生かして欲しい。大半は休み明けだし、菊花賞で3着にきた実績からも乗り方次第、ペース次第で1Fをこなせるものと見るメジロランバートは一叩きした。2200~2600位の距離は得意。復調してくれば重賞制覇はできる馬。ファストタテヤマは今年の春は振るわなかったが菊花賞2着のあの脚は忘れられない。どちらかと言うと京都コースが得意な馬だと思うので中山の坂をどうやって乗るのかがポイントゼンノロブロイが登録しているが古馬相手でも通用するということを陣営は考えているのだろうか。それとも距離面でこちらの方がよいと考えたか。いずれにしても出走してくればメンバー的にやはり怖い。ネオユニヴァースが始動する。宝塚記念は完調だったわけではなく、明らかにここでは力上位なのとその後の成長があれば十分に古馬相手で勝ち負けなる。ゼンノロブロイはオールカマーとダブル登録。距離面がもう少し長くなって欲しいという感じだが、宝塚記念を使わずじっくり休養に入った点がネオユニヴァースと異なる。その一戦の分の差と成長に与える影響はこの秋どこかで出てくるに違いない。それにこの馬はまだキャリアが浅い。成長の余地は充分に残っているダービー3着のザッツザプレンティは馬場が悪くなった方が力を発揮できるタイプと見ている。阪神コースには実績があるがその時のメンバーと馬場を考慮すべきだ。リンカーンはゼンノロブロイを破った実績がある。ダービーでは調整が上手くいかず休み明けになってしまったわけだが2000ならそういった意味で非常に怖い。マーブルチーフは京都新聞杯を勝っている。この距離は得意そうだがダービーでのレースぶり、先週のチャクラの比較からもう少しダービーでの着順は上にきても良かったはず。マッキーマックスはネオユニヴァースに僅差の実績があり、毎日杯では明らかにいつもの切れはなかった。坂のあるコースを経験したのはあのレースが初めてだった記憶があるしそれまでの実績は平坦コースでのもの。そのあたりは頭に入れておきたい
2003年09月23日
今週の重賞のテーマはこれしかないいつもくどく言っている逃げ理論をまた展開しようと思う。ローズSでは長らく強いと言われながらなかなかその機会がなかったアドマイヤグルーヴが勝利。今回こそNO1を見せ付ける絶好の機会だっただけに武豊も借りを返した形。とにかくゲートで集中力がなくなるのはこの馬の癖。それで出遅れてしまう。今日は出遅れと言ってもいいほう。このコースでの実績もあるし内をぴったり回ってきて脚も貯めていたことから一気に突き抜けた。秋華賞が楽しみになった。そうそうそれから今日はパドックでも落ち着いていた。本番ではゲートの問題はあるが後入れの枠だとより良いのだが。人気のスティルインラブは+22K。スマートだなと思わせていた馬がちょっと今日は別馬に見えたくらいだ。減るより増えたほうが良いと思うけどオークス馬の秋初戦としては通常こんなものだと思う。久しぶりだけにこの馬に関してもゲートが響いた形。もう少し前で競馬がしたかったはず。4角でアドマイヤグルーヴよりも後の位置では厳しい。ベストアルバムは夏の勢いを生かしきった形だがOP実績もあるのでこの結果は驚けない。問題のヤマカツリリーはパドックでの今回の方が気合面や踏み込み面で変った印象を受けた。アドマイヤグルーヴとスティルインラブが意識し合えばし合うほどこの馬にチャンスは広がるし、阪神コースの方がこの馬の持ち味を生かしやすい。瞬発力勝負では分が悪いと見て、また有力馬が出遅れたのを見て大逃げで揺さぶりをかける。後で固まる。人気がいつもよりもなかったことでギリギリまでこの馬をかわいがる結果となり2着に粘った。ピースオブワールドはスティルインラブを交わすには至ったがちょっとこの馬は小さくなった印象を受ける。細い。今回前のような迫力はなかった。それでも前回より良い状態であることは間違いなくこのくらい走れば妥当。マイル路線を今後は走らせて欲しい。一方でセントライト記念のニシノシンフォニーは大逃げこそ打たなかったものの逃げにこだわるタイプでもなく3コーナーで一息入れられた点と、この馬場と休み明けでで有力馬が苦しんだことが2着に粘らせる結果となった。前回で距離の長いところを走っているし、こういった瞬発力を要求されない展開なら先に行った馬が粘って不思議ない。3コーナーでスローと見てマイネルプレシャスやヴィータローザが動いたところでも逃げにこだわる必要のないこの馬はクビ~半馬身くらい前に出したと思う。それ以上前に出られると自分の進路がなくなる。ギリギリまで我慢していたし内側を利してそれほどムリせず4コーナーでは再び先頭にたつことができる地点だ。あの操作があったからこそ直線での1脚を残せたのだ。ハナこだわらない馬はあれができる。逆にそこで動いてしまった(内でもないから動かざるをえなかったし押し出されるように一番先頭に立ちたくない地点で先頭に立ってしまった)トリリオンカットは直線バテてしまっているのだ。勝ったヴィータローザは踏み込みが深く、気合面と落ち着き面は確認された。重馬場がベストパフォーマンスにならないことは間違いない。が、他の有力馬も今日は馬場を気にしていたので結局夏場休まず調整していた体調面がこの馬を駒草賞での差を逆転させるに至った。チャクラも大飛びな馬で決して重馬場がプラスという馬ではない。今日はダービー6着という実績はなるほどと思わせる内容で+10Kの馬体も成長を見せるものだと思った。やや立派と思わせる馬体から上積みも期待できる。マイジョーカーは今日は踏み込みが浅かった。この馬も重馬場はプラスとは言えないものの前回1回使った分最後伸びてきた。おにぎりがたのコースでマイルほどではないが終始外を回らされる負担は大きいと思う。ラントゥザフリーズも重馬場はあまり良くないように見受けられた。3コーナーでの走りを見るとどうも気になっている様子だった。距離的にもギリギリと言われていた今回だったが、本当にギリギリだったと思う。それでも皐月賞4着の実績は一応やはり本当だなと思わせた。いずれにしろセントライト記念組みはニシノシンフォニー以外は重馬場はあまり得意ではないはずだ。
2003年09月22日
今週の重賞のテーマはこれしかないいつもくどく言っている逃げ理論をまた展開しようと思う。ローズSでは長らく強いと言われながらなかなかその機会がなかったアドマイヤグルーヴが勝利。今回こそNO1を見せ付ける絶好の機会だっただけに武豊も借りを返した形。とにかくゲートで集中力がなくなるのはこの馬の癖。それで出遅れてしまう。今日は出遅れと言ってもいいほう。このコースでの実績もあるし内をぴったり回ってきて脚も貯めていたことから一気に突き抜けた。秋華賞が楽しみになった。そうそうそれから今日はパドックでも落ち着いていた。本番ではゲートの問題はあるが後入れの枠だとより良いのだが。人気のスティルインラブは+22K。スマートだなと思わせていた馬がちょっと今日は別馬に見えたくらいだ。減るより増えたほうが良いと思うけどオークス馬の秋初戦としては通常こんなものだと思う。久しぶりだけにこの馬に関してもゲートが響いた形。もう少し前で競馬がしたかったはず。4角でアドマイヤグルーヴよりも後の位置では厳しい。ベストアルバムは夏の勢いを生かしきった形だがOP実績もあるのでこの結果は驚けない。問題のヤマカツリリーはパドックでの今回の方が気合面や踏み込み面で変った印象を受けた。アドマイヤグルーヴとスティルインラブが意識し合えばし合うほどこの馬にチャンスは広がるし、阪神コースの方がこの馬の持ち味を生かしやすい。瞬発力勝負では分が悪いと見て、また有力馬が出遅れたのを見て大逃げで揺さぶりをかける。後で固まる。人気がいつもよりもなかったことでギリギリまでこの馬をかわいがる結果となり2着に粘った。ピースオブワールドはスティルインラブを交わすには至ったがちょっとこの馬は小さくなった印象を受ける。細い。今回前のような迫力はなかった。それでも前回より良い状態であることは間違いなくこのくらい走れば妥当。マイル路線を今後は走らせて欲しい。一方でセントライト記念のニシノシンフォニーは大逃げこそ打たなかったものの逃げにこだわるタイプでもなく3コーナーで一息入れられた点と、この馬場と休み明けでで有力馬が苦しんだことが2着に粘らせる結果となった。前回で距離の長いところを走っているし、こういった瞬発力を要求されない展開なら先に行った馬が粘って不思議ない。3コーナーでスローと見てマイネルプレシャスやヴィータローザが動いたところでも逃げにこだわる必要のないこの馬はクビ~半馬身くらい前に出したと思う。それ以上前に出られると自分の進路がなくなる。ギリギリまで我慢していたし内側を利してそれほどムリせず4コーナーでは再び先頭にたつことができる地点だ。あの操作があったからこそ直線での1脚を残せたのだ。逆にそこで動いてしまった(内でもないから動かざるをえなかったし押し出されるように一番先頭に立ちたくない地点で先頭に立ってしまった)トリリオンカットは直線バテてしまっているのだ。勝ったヴィータローザは踏み込みが深く、気合面と落ち着き面は確認された。重馬場がベストパフォーマンスにならないことは間違いない。が、他の有力馬も今日は馬場を気にしていたので結局夏場休まず調整していた体調面がこの馬を駒草賞での差を逆転させるに至った。チャクラも大飛びな馬で決して重馬場がプラスという馬ではない。今日はダービー6着という実績はなるほどと思わせる内容で+10Kの馬体も成長を見せるものだと思った。やや立派と思わせる馬体から上積みも期待できる。マイジョーカーは今日は踏み込みが浅かった。この馬も重馬場はプラスとは言えないものの前回1回使った分最後伸びてきた。おにぎりがたのコースでマイルほどではないが終始外を回らされる負担は大きいと思う。ラントゥザフリーズも重馬場はあまり良くないように見受けられた。3コーナーでの走りを見るとどうも気になっている様子だった。距離的にもギリギリと言われていた今回だったが、本当にギリギリだったと思う。それでも皐月賞4着の実績は一応やはり本当だなと思わせた。いずれにしろセントライト記念組みはニシノシンフォニー以外は重馬場はあまり得意ではないはずだ。
2003年09月21日
今日は特に重賞もなかったがちょっと時間が空いたので今日のレース内容について書こうと思う。テーマは連闘。あらかじめ途中話が脱線するのはお詫びしたい。と断っておきます。今日はちょっとメンコをつけたほうがいいかもしれません。だって、私達は連闘とは切っても切れませんもん。ちょっと位クドクド言わせてやってください。連闘とは先週のレースに出走した馬が翌週のレースにも出走するということである。昔は連闘は昨日走った馬が翌日も走るということを呼んだそうだが、それではあまりにも馬がかわいそうだということで、また、当時はそれほど馬の科学も進んではおらず、馬をツブすということがどういったことなのかあまり知られてはいなかったのだと思う。動物愛護団体からのクレームもあったかもしれない。競馬法が改正され、このあたりが変ったそうだ。この連闘、よくスポーツ紙などで連闘であることを表示している。なぜこのようなことを行っているのだろうか。よく連闘は勝負気配だということを聞く。しかし馬券を買ってみたらとんでもないことになったということをご経験無いだろうか。それは連闘にも良い連闘悪い連闘が存在し、馬自身の力と合わせて考える必要があり、その取捨が非常に重要であるからだ。今日はそれを説明するのに非常に好都合だ。まず中山3R。ローマンロベルトという馬が出走した。この馬は前回11着。前々回2着。前々回で力はあることは間違いないのだが、前回の11着が非常に気になる。着順を見てうなった人は多いだろう。しかしうなるだけでなぜなのか考えただろうか。若い松岡君が今日は公営の繁田健へ乗り代わり。これだけでまず前回より勝負がかかっていることは想像がつく。たとえ前回の敗因が今わからなくてもである。公営のジョッキーに依頼したのは有力ジョッキーが既に埋まっていて、他に信頼できるジョッキーがいなかったと考えられる。こういったときに公営ジョッキーに依頼のあるチャンスなのだ。幸い今日はマリンゴールドで繁田健が中山に来る。そこでしっかりと差し押さえたということだ。連闘ともなると複数の依頼があったりするジョッキーはそれを断らなくてはならない。連闘といっても登録だけかもしれない。とりあえず登録して相手関係でどこへ行くか決めたり除外されそうなレースに登録して除外されて権利を獲得したりというのはよく冬にある厩舎出走作戦のパターンなのだ。それも10月から廃止され違う方式になるそうだが。そうなると複数の依頼のあるジョッキーは本当に出走するかわからない連闘の馬などは断りやすいだろうと思うし、先に頼まれた方を優先するジョッキーだったら登録の時点で既に依頼できない。そこで繁田健が抜擢されたと思われる。マリンゴールドのようなタイプの馬を芝で粘らせたマリーゴールド賞の騎乗が評価されたのだと思う。前回より体重が増えている。8Kもだ。連闘なら体が減る可能性は高い。きちんとした理由になる。こういったパターンの時はこの馬にとってベストパフォーマンスとなる。力のある馬が状態が良い。勝つための条件をクリアしたということになる。単勝で1000円超えてますよ。普通なら2,3倍の馬がそれだけ配当が良ければ昼飯充分な昼代になる。昼飯と言えばいつも競馬場へ出走する時、道中でいつも勝負に集中できず考えてしまう。今日はどこで昼を食べるか。競馬場での昼飯がコンビニ通いではレジの女の子の笑顔だけがたよりである。さりとて私が微笑み返すのもヘンだし、きっと明日からストーカーなどと言われて警察に通報され、しかもキモい男が笑った罪現行犯で逮捕されてしまう。私法律だなどと言われてしまう。お前には黙秘権が与えられるなどと言われてしまう。本当に近所に住んでいるのかわからない連中に、知らないオジサンに追いかけられたとか言われてしまう。そして、世間には畜生にも劣る計画的な犯行などと言われてしまう。そういう連中は夜道で後方追走を許さない人種であり、ブリンカー着用の逃げ馬なのに間違いない。中にはシャドーロールも着用しているのが大半だろう。う~ん初ブリンカーが利きすぎているのかもしれないね。だから差されるんだと思う。ハイペースがたたってゴール前差されるとかゴール前強襲とか書かれるんだろうね。後方待機の連中は切れるタイプの人種が多いからね。ハイペースになると大外一気に強襲してくるよ。いや先行タイプかもしれない。ぴったりと大名マークしてゴール前差すんだろうと思うよ。果ては手製弁当。なにやらわけのわからない形のおにぎりになるのは当然の話なのだ。わざわざおにぎりであることを力説しなくてはならなくなる。それでもダメな場合、弁護人を呼び甲と乙、被告人は前へなどと呼ばれて被告人にされて私は冤罪だなどと全面対決しなくてはならなくなる。まだ買えればいいほうである。いつも昼飯代も使ってしまっているではないか。それでいつも体重-10K。ここのところ一杯一杯の競馬が続いてちょっと体調を崩しちゃってカイ食いが悪くて本当の状態じゃなかったね。などと競馬場で負けたときの言い訳ホイホイになってしまう。などと考えて道中物見しっぱなしで挙動不審で次回からブリンカーつけたほうがいいんじゃないのとか言われてしまうわけである。玄関空けてゲートが開いても考えていてゲートの出が悪く、今日は後方からになってしまった。もう少し競馬場までの距離を伸ばした方が追走が楽になるからイイね。などと言われてしまうわけである。こういった日はランチメニューなどをキチンととり、栄養をつけておかないといけないと思う。それによってその後のレース後半での頭の切れが違ってくるはずで、レース後のコメントも前回減った体も戻ってきて今日は具合も良かったし道中手応えが抜群だった。乗ってたほうが驚きを隠せなかったよ。凄い切れ味を持っているね。上のクラスでも通用すると思う。となる訳だ。常に私達は連闘に次ぐ連闘で、冬のちょっとした休暇くらいしか1年の中に休暇がない。休暇と言っても1週間くらいで放牧に出すほどの期間はないし、せいぜい短期放牧がいいところである。そして52連闘の後中1週のローテーションで今年最初のレースになりますが中間短期放牧に出しましてリフレッシュしてきました。そのせいか体重が+28Kですね。ちょっと飼い葉を与えすぎましたかねぇ太い気がします。→翌週連闘ということなのだ。悲劇の52連闘は常にここからなのだ。さて阪神10Rはマヤノモーリスがやはり連闘。500万条件を圧勝してきた馬。ジョッキーも確保できたとなるとなおさら怖い。前回の疲れがないということだが、なるほど圧勝だもの。疲れなんかあるわけ無いね。となると前回は相当遊んで勝ったということになり、このレースで昇級となることなんか関係ない。全く話題にもなっていない。問題ないということである。失礼な話、ファン側から見れば陣営の問題ないという発言がどれほど信用できるかだが、こういったときが本当に問題ないのだ。陣営側から見ればレースでは調子がいいとか悪いとかで判断できるほどもっと複雑な要素が絡み合ってレースが生まれているわけだ先週のマイネミモーゼの連闘などは悪いパターンで、不利があったわけでもなく前回はキッチリと走っている。1600万でも2着のある馬だけに陣営としてはよほど前回に自身があったに違いない。それが言わばキッチリと負けてしまったわけだから頭に来るのは多少わからないでもない。勝つとしたら恐らく前回だったということを陣営が公言しているのと同じである。何か非常にあせりのようなものが感じられる。というのも陣営もある程度勝利を計算に入れているもので、この馬は自信があるとか無いとか普通わかっているものだ。ところがそれが計算どおり動いてくれなかったのでいつ勝つのかわからなくなってしまったということだ。そりゃ1600万で2着に来る馬だから1000万ではいつか勝つだろう。しかし今日は自信があるではなく何時か勝つだろうに変ってしまった。そこに陣営の焦りを感じるといっているのだ。こういった理由の無いパターンでは同じ連闘でも好結果を残す確率が断然違ってくるわけだ。
2003年09月20日
さて今週もクドクドいってみたいラントゥザフリーズは中山コースでの実績は皐月賞4着。どちらかというと瞬発力を要求される展開になると問題はあると見ているが今は春開催のダメージが残っている馬場。このメンバーなら通用するということになる。2200の距離は微妙。対戦比較からも前回は負けすぎでこのレースに出走する理由が2000の神戸新聞杯は相手が強いからということなら本当は2000に使いたかったんだなという印象。ダービー後藤田騎手も距離面を問題視していた点も合わせると距離は微妙な部分をはらんでいるスズノマーチは中山で重賞実績ある。この馬はダービーで負けていることから考えるともう少しラントゥザフリーズ同様、馬場を使ってからのほうが良かったのではないかというイメージはある。しかし当日は馬場が悪化する可能性もある。時計がかかるのはプラスだし、重馬場での実績もある。陣営としては勝ち負けのこだわりを見せている様子ではなく、叩き台というムードは強い。ヴィータローザはラジオたんぱ杯を勝っている。楽しみはあるが2着クレンデスターンは古馬相手に歯が立たなかった。ただ単にクレンデスターンが走らなかったということを証明するためのデータは駒草賞。トリリオンカットとの比較。それなら差は無いということになる。重馬場はプラスとは思えない チャクラは京都新聞杯2着。ダービー6着。メンバー的にはそれほど強いメンバーだという認識を当時は持たなかったが昨年のケースもあり、このレースはともかく同じ京都の本番につながる可能性は秘めている。大飛びの馬なのであまり馬場が悪くなるのはマイナス材料トリリオンカットは京都新聞杯4着。当時のメンバーはそれほど強くなかったが、チャクラがダービー6着している。マイジョーカーに先着実績。駒草賞でのOP実績も合わせるとこのメンバーだったら通用するという計算になるし、2週目の馬場も先行馬にはよさそう。上位入選にかける意気込みは賞金的に足りている馬より高いはず。重馬場は苦にしなさそうな走法。マイジョーカーは少々古いが朝日杯6着。その後惜しいレースが続いて結局ダービーには乗れなかった。朝日杯の評価からはやはり6着という着順が本来の6着として評価できない6着であることは以前書いた通り。本当にあと少しが足りない。前回1000万条件でも2着。好材料としては一叩きと古馬対戦効果、小回りコースから少しでも広い中山コースへのコース代わりで休み明けの有力馬を凌ぐ可能性はあるし上位入選にかける意気込みは賞金的に足りている馬より高いはず。そのための一叩きということだ。重馬場はプラスとは思えないが駒草賞は重馬場で差し難い馬場だった点からはトリリオンカットとの差は逆転も可能というレベルであることがわかる。青葉賞では4着。ゼンノロブロイと02差。コスモインペリアルはOP実績、弥生賞3着などの重賞実績はあるが調教本数が足りない印象。陣営も態勢は整ったと言っているように万全というわけではない。プラス材料としてはやはり距離面が本番では長いので今回の一戦に力を入れているということと中山でのOP実績。テンカタイヘイは重賞実績はない。芝実績もない。タイキアルファにこれまでずっと乗ってもらっていた柴田善を取られた点はマイナス材料。中間の追いきり本数は好感が持てるのと瞬発力が不足しているように思うので馬場が悪化した際に浮上するタイプではないかタイキアルファのジョッキーはテンカタイヘイよりもこちらを選んだ様子。ヴィータローザなどとの対戦比較からはあまり強く押せるものではないが、前回ブリンカーを着用した時のレース内容が良かった点が評価されている。なるほど馬群を割った時の脚は集中力をとぎらせないで走っている。この大事な一戦でブリンカーを外してきたのだから陣営のコメントは本当だと思う。坂のきついコースで走ったことはないのでポイントはそのあたりかスティルインラブはとにかくこの距離に戻るのはいいと思う。オークス馬が予定通り出走できるとなれば今年の秋華賞、3冠いけるかもしれない。毎年オークス馬がキチンと出走できるかどうかが問題。本番に向け余裕のある仕上げであることは間違いないが距離短縮はプラス材料アドマイヤグルーヴは春はふがいない成績に終わったがこのコースで牡馬相手の若葉Sを勝っている。前回は出遅れたし度外視できるし、7着といっても直線での脚はやはりというものを思わせた。位置取りさえ良ければ好勝負なるピースオブワールドは豪快な走りは春のは見られなかったが故障の影響もある。じっくりと間隔を開けて体制を立て直せば再びあの脚を見せてくれそうだ。距離の短縮はこの馬にとってもプラス材料ヤマカツリリーの前回はまだ体ができてはいなかった印象。叩いての上積みは期待できるし、前回は古馬の強豪相手。阪神コースはプラスに働くはずだし、2週目ならまだ前は有利。前回の対戦で強豪相手に揉まれたのはこの馬にとってプラスに作用するはずシンコールビーはオークスではヤマカツリリーに先着していて、どちらかと言うと長めの距離が合う馬と見ている。タイムウィルテルにも先着した実績があるのでこの距離でこのコースならベストに近いパフォーマンスを見せられそうだ。叩いて良化するタイプであることは頭に入れた作戦で望みたい。右回りはマイナス材料とのことベストアルバムは非常に安定した成績。夏場に揉まれたことはこの馬にとって大きくプラスとなるはず。1000万勝利レベルなら通用することを忘れてはならないし、この馬はOP実績もある。それも萩Sとなるとサイレントディールに先着したことになる。きれいなフットワークの馬。ヘヴンリーロマンスの勢いはそれなりには感じるが上がりがかかる展開に持ち込めるかどうか。まだ開幕2週目。ヤマニンスフィアーとの比較ではOPでもある程度やれることにはなるが、紫苑Sよりレベルは高いので有力馬の体調面、展開面などに恵まれれば上位入選の可能性が開ける。熱発明けという点はマイナス材料ミルフィオリは良血馬。フローラSで負けはしたのもの白百合Sでのレース振りからはベストアルバム級の馬であることがわかる。陣営も成長を待っていたようで、春よりパワーアップしたのであれば実際に先着しているベストアルバムより上位にきてもおかしくないキャッスルブラウンの連勝事実は認めたいが平坦コースだった点はポイント。小柄な馬でもあり非力なタイプの馬が平坦コースで最大限に力を出し切ったと考えてると、坂コースはマイナスだが。
2003年09月19日
さて今週もくどくどいってみたい。 ゼンノロブロイが始動する。これは見ておかなくてはならない一戦。ビデオ撮りしてでも見ておきたい。パドックではやはりこの馬の成長度合いを見たい。ダービー2着。キャリアもまだ浅くネオユニヴァースを負かすとしたらこの馬が考えられる。余分な一戦の負担は必ず表れる。この馬は休養した。クラシックを意識できると感じるこの馬を新馬戦から見てきたのだ。今回の馬体次第では菊花賞でも注目したいし、サニーブライアンのときのように一緒に走ろうと思う。とりあえず普通に行ってくれれば注目できる馬なのだ。少々私心、雑言が入ったがまず、注目株はこの馬だ。中山コースで実績があるのはラントゥザフリーズ。皐月賞5着。どちらかというと瞬発力を要求される展開になると問題はあると見ているがこのメンバーならチャンスはある。スズノマーチも中山で重賞実績ある。この馬はダービーで負けていることから考えるともう少しラントゥザフリーズ同様、馬場を使ってからのほうが良かったのではないかというイメージはある。ヴィータローザがラジオたんぱ杯を勝っている。楽しみはあるがその時のメンバーはそれほど強いメンバーと思えなかったのは事実だと思う。クラフトワークは前回で敗退しているがゼンノロブロイとの差は青葉賞を見れば見た目それほど内容に見えるので叩いた上積みがあれば差は詰まるということになる。マーブルチーフは京都新聞杯を勝っている。メンバー的にはそれほど強いメンバーだという認識を当時は持たなかったが昨年のケースもあり、このレースはともかく同じ京都の本番につながる可能性は秘めていると思う。 スティルインラブが出走。とにかくこの距離に戻るのはいいと思う。オークス馬が予定通り出走できるとなれば今年の秋華賞、3冠いけるかもしれない。毎年オークス馬がキチンと出走できるかどうかが問題。本番に向け余裕のある仕上げであることは間違いないが距離短縮はプラス材料。アドマイヤグルーヴが出走。春はふがいない成績に終わったがこのコースで牡馬相手の若葉Sを勝っている。位置取りさえ良ければ好勝負なると見る。ピースオブワールドの豪快な走りは春のは見られなかったが故障の影響もある。じっくりと間隔を開けて体制を立て直せば再びあの脚を見せてくれそうだ。距離の短縮はこの馬にとってもプラス材料。ヤマカツリリーの前回はまだ体ができてはいなかった印象。叩いての上積みは期待できるし、前回は古馬の強豪相手。阪神コースはプラスに働くはずだし、2週目ならまだ前は有利。前回の対戦で強豪相手に揉まれたのはこの馬にとってプラスに作用するはず。シンコールビーはヤマカツリリーに先着していて、どちらかと言うと長めの距離が合う馬と見ている。タイムウィルテルにも先着した実績があるのでこの距離でこのコースならベストに近いパフォーマンスを見せられそうだ。
2003年09月16日
秋競馬開幕。である。直線の坂が仕掛けのタイミングを微妙に狂わす。加えて開幕週。今週のテーマとして斤量があるだろう。東西人気馬が重量を背負っていて負けたのだから。斤量を背負いなれていたとしても別定戦とハンデ戦では他の馬が軽くなるということがその馬の斤量に関する問題よりも他の馬が楽になるという点もあわせて考慮する必要がある。それと、一般的に良い馬場である開幕週であればあるほど時計は速くなる。上がりも早くなる。そうなるとより一般的に言われる切れが必要となってくる。普通、斤量を背負った馬は前々であるいは早めの競馬をするシーンが多い。なぜか。まず、切れる馬は斤量を背負った時の負担が大きいと言われているのをご存知だろうか。もう少し掘り下げてみよう。物体を動かす時に一番力を必要とするのは初めの部分。車でもそうである。その時の力というのは瞬間的な力であり、馬で言うところの切れということになるのだ。荷物が重いほど最初の瞬間的な力に大きな力を加えなくてはならないことになる。切れという部分は斤量が重ければ影響があることになる。それから、切れる馬でなくともその切れの部分に多かれ少なかれ影響があることにもなる。つまり前で競馬をしなくてはならないことになる。開幕週ではなおさらそういった部分が大きく出てくるわけだ。京王杯はハレルヤサンデーの出遅れから始まった。今日の馬場で出遅れは致命傷。福島TVOPのメンバーもそれほど強調できるものではなく今日は仕方の無いところ。勝ったのはこのレースを目標にしていたブレイクタイム。前回は完全に叩き台で前回の成績など度外視できる。何より安田記念でハイペースを粘りまくったあの脚はいまだに記憶に新しい。今日は有力馬が後からの展開になり前々で競馬をしているこの馬に有利な展開となった。2着にはシベリアンホークが入った訳だが、これとて開幕週の51Kで単騎先行。これだけ条件が揃えば前回条件戦着外などというのは関係ない。着順でなく内容が重要なのだ。加えてレースの意識は後へあるわけだ。底を見せている馬でもないのでこの好走は納得の内容オースミコスモは夏の勢いをそのまま発揮した形。関谷記念は決してレベルの低いレースではなく、馬体が減らなかったのは良かった。折り合い面も問題は無かった。マイネアイルも前々で競馬をしていた組。実績は過去にあるのだが今日は休み明けの分。軽ハンデの時は引き続き警戒が必要ということだ。ミレニアムバイオは中山の外枠で58.5K。負担は大きかったはず。早めに捕まえに言ったものの4コーナーで前に並びかけるところまでは行かなかった。その分伸びきれなかったし、今日はパドックでも少々イラ付いていた。ボールドブライアンも今日の展開では後方のままいては厳しいし、大外に回して勝てるほど今日の馬場は甘くない。ビリーヴは手応え絶好で上がってきたが、57Kの分思ったより伸びないのは仕方ない。軽量のテンシノキセキに必要以上に粘られてしまった。今日はGⅠ前なのだからある程度仕上げにも余裕はあった。テンシノキセキも充実している点は坂コースでのレース振りからわかったし逃げ馬の中で番手で折り合えるという部分もこの馬には良かった。もちろん競り合ったカルストンライトオ、ギャラントアローは潰れてしまったわけだから。速いペースだったのでデュランダルが差してきたがいかんせん今日の馬場では差しきれまい。今日は休み明けだっ点から考えると出遅れなければやはりこの馬は怖い。アドマイヤマックスはビリーヴの直後につけていたが今日の競馬を見ていると1200はやや短い印象。ペースについてはいけるがラストがついて行けなくなる。それとともにブルーコンコルドも一気の距離短縮に戸惑っていた様子。朝日チャレンジCのアラタマインディは今日は行く気は見せなかったが前々での競馬を予定してたクチだろう。小倉で重賞を勝ったが阪神の実績もあるのでこの好走はそれほど驚けない。開幕週の馬場を見方に粘りに粘った。 さてこんな馬場なら一瞬の切れを見せられるタイプと来るのだが、いかんせんサンライズシャークは後方過ぎ。今日は馬場のせいがあるだろうし、前回はハンデ戦だったのだから今日でもよく走っている。レースの意識が後へ後へと集中する中、アラタマインディとともに前で競馬をしていたヒマラヤンブルーも開幕週の馬場を味方につけた。今日は3着だが函館記念のようにレースの意識が後ろにあるようなレースでは力を発揮しやすい。 勝ったカンファーベストは一瞬の切れも持っていて、さらに道中も前残りを警戒している位置取りだった。安藤恐るべし。今日のデキは良く、秋の2000m路線が楽しみになった。 エイシンハリマオーは切れといってもナタの切れ味。今日のような展開ではあの位置では厳しいし、もう少し馬場が悪くなって欲しい。(悪くなるといっても重馬場ではなく3~4週使った良馬場)不安視していた体調面はやはりあったと思う。そろそろ休養が必要か。
2003年09月15日
秋競馬開幕。である。直線の坂が仕掛けのタイミングを微妙に狂わす。加えて開幕週。今週のテーマとして斤量があるだろう。東西人気馬が重量を背負っていて負けたのだから。斤量を背負いなれていたとしても別定戦とハンデ戦では他の馬が軽くなるということがその馬の斤量に関する問題よりも他の馬が楽になるという点もあわせて考慮する必要がある。それと、一般的に良い馬場である開幕週であればあるほど時計は速くなる。上がりも早くなる。そうなるとより一般的に言われる切れが必要となってくる。普通、斤量を背負った馬は前々であるいは早めの競馬をするシーンが多い。なぜか。まず、切れる馬は斤量を背負った時の負担が大きいと言われているのをご存知だろうか。もう少し掘り下げてみよう。物体を動かす時に一番力を必要とするのは初めの部分。車でもそうである。その時の力というのは瞬間的な力であり、馬で言うところの切れということになるのだ。荷物が重いほど最初の瞬間的な力に大きな力を加えなくてはならないことになる。切れという部分は斤量が重ければ影響があることになる。それから、切れる馬でなくともその切れの部分に多かれ少なかれ影響があることにもなる。つまり前で競馬をしなくてはならないことになる。開幕週ではなおさらそういった部分が大きく出てくるわけだ。京王杯はハレルヤサンデーの出遅れから始まった。今日の馬場で出遅れは致命傷。福島TVOPのメンバーもそれほど強調できるものではなく今日は仕方の無いところ。勝ったのはこのレースを目標にしていたブレイクタイム。前回は完全に叩き台で前回の成績など度外視できる。何より安田記念でハイペースを粘りまくったあの脚はいまだに記憶に新しい。今日は有力馬が後からの展開になり前々で競馬をしているこの馬に有利な展開となった。2着にはシベリアンホークが入った訳だが、これとて開幕週の51Kで単騎先行。これだけ条件が揃えば前回条件戦着外などというのは関係ない。着順でなく内容が重要なのだ。加えてレースの意識は後へあるわけだ。底を見せている馬でもないのでこの好走は納得の内容オースミコスモは夏の勢いをそのまま発揮した形。関谷記念は決してレベルの低いレースではなく、馬体が減らなかったのは良かった。折り合い面も問題は無かった。マイネアイルも前々で競馬をしていた組。実績は過去にあるのだが今日は休み明けの分。軽ハンデの時は引き続き警戒が必要ということだ。ミレニアムバイオは中山の外枠で58.5K。負担は大きかったはず。早めに捕まえに言ったものの4コーナーで前に並びかけるところまでは行かなかった。その分伸びきれなかったし、今日はパドックでも少々イラ付いていた。ボールドブライアンも今日の展開では後方のままいては厳しいし、大外に回して勝てるほど今日の馬場は甘くない。ビリーヴは手応え絶好で上がってきたが、57Kの分思ったより伸びないのは仕方ない。軽量のテンシノキセキに必要以上に粘られてしまった。今日はGⅠ前なのだからある程度仕上げにも余裕はあった。テンシノキセキも充実している点は坂コースでのレース振りからわかったし逃げ馬の中で番手で折り合えるという部分もこの馬には良かった。もちろん競り合ったカルストンライトオ、ギャラントアローは潰れてしまったわけだから。速いペースだったのでデュランダルが差してきたがいかんせん今日の馬場では差しきれまい。今日は休み明けだっ点から考えると出遅れなければやはりこの馬は怖い。アドマイヤマックスはビリーヴの直後につけていたが今日の競馬を見ていると1200はやや短い印象。ペースについてはいけるがラストがついて行けなくなる。それとともにブルーコンコルドも一気の距離短縮に戸惑っていた様子。朝日チャレンジCのアラタマインディは今日は行く気は見せなかったが前々での競馬を予定してたクチだろう。小倉で重賞を勝ったが阪神の実績もあるのでこの好走はそれほど驚けない。開幕週の馬場を見方に粘りに粘った。 さてこんな馬場なら一瞬の切れを見せられるタイプと来るのだが、いかんせんサンライズシャークは後方過ぎ。今日は馬場のせいがあるだろうし、前回はハンデ戦だったのだから今日でもよく走っている。レースの意識が後へ後へと集中する中、アラタマインディとともに前で競馬をしていたヒマラヤンブルーも開幕週の馬場を味方につけた。今日は3着だが函館記念のようにレースの意識が後ろにあるようなレースでは力を発揮しやすい。 勝ったカンファーベストは一瞬の切れも持っていて、さらに道中も前残りを警戒している位置取りだった。安藤恐るべし。今日のデキは良く、秋の2000m路線が楽しみになった。 エイシンハリマオーは切れといってもナタの切れ味。今日のような展開ではあの位置では厳しいし、もう少し馬場が悪くなって欲しい。(悪くなるといっても重馬場ではなく3~4週使った良馬場)不安視していた体調面はやはりあったと思う。そろそろ休養が必要か。
2003年09月14日
秋競馬開幕。である。直線の坂が仕掛けのタイミングを微妙に狂わす。加えて開幕週。今週のテーマとして斤量があるだろう。東西人気馬が重量を背負っていて負けたのだから。斤量を背負いなれていたとしても別定戦とハンデ戦では他の馬が軽くなるということがその馬の斤量に関する問題よりも他の馬が楽になるという点もあわせて考慮する必要がある。それと、一般的に良い馬場である開幕週であればあるほど時計は速くなる。上がりも早くなる。そうなるとより一般的に言われる切れが必要となってくる。普通、斤量を背負った馬は前々であるいは早めの競馬をするシーンが多い。なぜか。まず、切れる馬は斤量を背負った時の負担が大きいと言われているのをご存知だろうか。もう少し掘り下げてみよう。物体を動かす時に一番力を必要とするのは初めの部分。車でもそうである。その時の力というのは瞬間的な力であり、馬で言うところの切れということになるのだ。荷物が重いほど最初の瞬間的な力に大きな力を加えなくてはならないことになる。切れという部分は斤量が重ければ影響があることになる。それから、切れる馬でなくともその切れの部分に多かれ少なかれ影響があることにもなる。つまり前で競馬をしなくてはならないことになる。開幕週ではなおさらそういった部分が大きく出てくるわけだ。京王杯はハレルヤサンデーの出遅れから始まった。今日の馬場で出遅れは致命傷。福島TVOPのメンバーもそれほど強調できるものではなく今日は仕方の無いところ。勝ったのはこのレースを目標にしていたブレイクタイム。前回は完全に叩き台で前回の成績など度外視できる。何より安田記念でハイペースを粘りまくったあの脚はいまだに記憶に新しい。今日は有力馬が後からの展開になり前々で競馬をしているこの馬に有利な展開となった。2着にはシベリアンホークが入った訳だが、これとて開幕週の51Kで単騎先行。これだけ条件が揃えば前回条件戦着外などというのは関係ない。着順でなく内容が重要なのだ。加えてレースの意識は後へあるわけだ。底を見せている馬でもないのでこの好走は納得の内容オースミコスモは夏の勢いをそのまま発揮した形。関谷記念は決してレベルの低いレースではなく、馬体が減らなかったのは良かった。折り合い面も問題は無かった。マイネアイルも前々で競馬をしていた組。実績は過去にあるのだが今日は休み明けの分。軽ハンデの時は引き続き警戒が必要ということだ。ミレニアムバイオは中山の外枠で58.5K。負担は大きかったはず。早めに捕まえに言ったものの4コーナーで前に並びかけるところまでは行かなかった。その分伸びきれなかったし、今日はパドックでも少々イラ付いていた。ボールドブライアンも今日の展開では後方のままいては厳しいし、大外に回して勝てるほど今日の馬場は甘くない。ビリーヴは手応え絶好で上がってきたが、57Kの分思ったより伸びないのは仕方ない。軽量のテンシノキセキに必要以上に粘られてしまった。今日はGⅠ前なのだからある程度仕上げにも余裕はあった。テンシノキセキも充実している点は坂コースでのレース振りからわかったし逃げ馬の中で番手で折り合えるという部分もこの馬には良かった。もちろん競り合ったカルストンライトオ、ギャラントアローは潰れてしまったわけだから。速いペースだったのでデュランダルが差してきたがいかんせん今日の馬場では差しきれまい。今日は休み明けだっ点から考えると出遅れなければやはりこの馬は怖い。アドマイヤマックスはビリーヴの直後につけていたが今日の競馬を見ていると1200はやや短い印象。ペースについてはいけるがラストがついて行けなくなる。それとともにブルーコンコルドも一気の距離短縮に戸惑っていた様子。朝日チャレンジCのアラタマインディは今日は行く気は見せなかったが前々での競馬を予定してたクチだろう。小倉で重賞を勝ったが阪神の実績もあるのでこの好走はそれほど驚けない。開幕週の馬場を見方に粘りに粘った。 さてこんな馬場なら一瞬の切れを見せられるタイプと来るのだが、いかんせんサンライズシャークは後方過ぎ。今日は馬場のせいがあるだろうし、前回はハンデ戦だったのだから今日でもよく走っている。レースの意識が後へ後へと集中する中、アラタマインディとともに前で競馬をしていたヒマラヤンブルーも開幕週の馬場を味方につけた。今日は3着だが函館記念のようにレースの意識が後ろにあるようなレースでは力を発揮しやすい。 勝ったカンファーベストは一瞬の切れも持っていて、さらに道中も前残りを警戒している位置取りだった。安藤恐るべし。今日のデキは良く、秋の2000m路線が楽しみになった。 エイシンハリマオーは切れといってもナタの切れ味。今日のような展開ではあの位置では厳しいし、もう少し馬場が悪くなって欲しい。(悪くなるといっても重馬場ではなく3~4週使った良馬場)不安視していた体調面はやはりあったと思う。そろそろ休養が必要か。
2003年09月13日
ボールドブライアンの東京新聞杯の脚は今でも忘れられない。中山コースの方が力を発揮できると見る。考えてみると東京の2戦はどうしてもふがいない内容ばかり。よく考えてみるとかなりロスの多い競馬をしているし前回など33.3という破格の脚を使っているのに4コーナー17番手、前に有利な流れで逃げた馬が3着に粘るような展開では上手く捌けない。内枠の追い込み場が開幕週というのは気にはなるがミレニアムバイオの前回は圧勝。使われた強みがあり、体調面では問題ない。このコースでも走っているし、阪神コースでも走っていることから坂は問題ないはず。しかし前回の圧勝から58.5の重量+外枠。内のボールドブライアンは56K。前回の2着馬が重賞を勝っているせいもあるが。トレジャーは上がり33秒台の競馬が予想されるレースではいつも足りないところを見せてしまう。今回は馬場が絶好。そのあたりがどう出るだろうか。中山は得意としているがその時の馬場は上がりのかかる流れ。前々で競馬をして開幕週の馬場を見方にしたいが外枠をどう乗るか。ブレイクタイムは前々で競馬する組は開幕週では必須だけに注目したいが、叩いての上積みはあるはず。以前の安田記念でのこの馬の逃げは今夏の条件では脅威に値する。この馬の戦績からは今回こそ狙っていたレースだろう。ハンデ面は少々見込まれたオースミコスモはペースは速くなりそうなだけにの折り合いも付きそう。最近の好成績は一口に折り合い面。メンバーが強化されるだけにハンデ次第の部分はあるが、好調さを生かして大物食いをするとしたら有力馬が休み明けの今回 ウインラディウスは前回のレースを見ると切れるという印象を受ける。この夏調子を上げてきた馬の1頭。ハンデが多少見込まれた感があるのはそれだけこの馬を評価している裏づけでもある。個人的にはもう1Kは軽くなって欲しかった。よく考えてみるとクローバー賞を勝ってクラシック候補と呼ばれた馬ハレルヤサンデーの前回は出遅れ。レースのリズムに乗れないまま終わってしまった。引き続き蛯名騎乗。安田記念からは上位とそれほどの差は感じない。人気が落ちるようならマイネルモルゲンはペースが速くなりそうなので折り合いが付きそう。開幕週の馬場はこの馬には良いはず。スピードは朝日杯、実力はNHKマイルカップで実証積み。乗り代わりは減点材料ロイヤルキャンサーの前回は距離面にあるのではないかと思っている。確かに1600で勝ち鞍はあるものの、ベストは1400。今回はその負担を増徴させる坂も待ち受けている。前回で1600の息ができ、距離慣れしてくれれば良いが、とにかく折り合い面が大事。前回は乗り違えたとの判断があったはずで、そのための乗り代わりと見ている。従って陣営ではまだ距離が敗因だと思ってはいないということになる。シベリアンホークは開幕週で前に行くこの馬にとってさらに51Kはプラス材料。それほど人気にもなっていないしレースの意識は後方にある以上前回1600万条件9着だからということは言ってはいられない。別定戦でもアラタマインディは粘った事実を忘れてはならない。マイネアイルは過去、軽ハンデなら十分な実績がある。3本の追いきりというが牝馬で450Kなら鉄砲掛け合っても不思議は無い。こちらはシベリアンホークと違い実績があるハナにこだわるタイプでもないが開幕週だし前々で競馬をすればオーゴンサンデーは切れるタイプの馬だけに馬場がいいことは歓迎だが前が止まらないのも困る。ベストは1400と言われているが1600までなら大丈夫だと陣営は見ている様子。根拠は折り合い面が大丈夫ならという発言。折り合えばいい脚を使うと判断してよさそう。今回は開幕週でそれないのペースは見込めそうシンコウスプレンダはハンデ56K。なぜなのかといえばこの馬は過去に京王杯オータムハンデに勝った実績があるからだ。最近の成績ではそれを思い出せなくなったくらいだがこの馬が出ているのは脚元の不安があり常に力を出し切れていないのではないかと考える。従ってレース毎の消耗も少ない。時計勝負もOKだがそれも脚元と相談になりそう。通常、ダートからの参戦馬で開幕週の馬場だったりすると高速決着に戸惑うシーンが通常だ。ビリーヴは距離的に問題のあった安田記念は度外視。前回は横綱競馬。57Kでの実績はないものの、体重計算では問題は無い範囲。先行争いが激しくなりそうだがそれを見ながらの競馬になるだろう。引退前の一戦。余裕はあるはずだが乗り込み量などは足りているアドマイヤマックスは初の1200m。1F短いような感じはあるが前回を叩いて今回の方が状態はいいはず。これまで堅実に走っているしそれまでの折り合い事件等を合わせて考えると折り合いの不安の無いこの距離はむしろプラスに働く可能性はある。先行争いが激しければこの馬がちょっと差せば届く計算デュランダルは1800mのOPを使ってはいるがベストはやはりマイルまでだろう。昨年鳴り物入りでGⅠ挑戦したがこの馬も着順ほどの差は無く上昇度を加味して考えると昨年の経験がプラスに働きそうだ。仕上がりは良い方ではないか。とにかく切れる馬。先行争いが激化しそうなのはこの馬にとってプラスギャラントアローは簡単にはバテない馬だが今回は同型が揃った。前にいけることはやはり条件。前回は58Kでの快勝。そのスピードは脅威で評価しなくてはならない。仕上がり度合いはもう一本欲しい印象。カルストンライトオは一番ハナにこだわりそう。坂はこの馬にとってマイナスだが、開幕週で行ききれれば入着のシーンは十分ありうる。ビリーヴと昨年対戦している。その時は07の差。もう少し期間を賭けて乗り込んで欲しかった。今回は休み明けになる分ビリーヴとの差は開く計算になるテンシノキセキの前回は圧勝。乗り代わりは多少マイナス材料。坂はやはりこの馬にとってプラスとはいえない。しかし斤量も軽い点からそれなりにはやれそうだ。前回の圧勝は多少メンバーに恵まれた感はあるが圧勝。CBC賞での比較ではビリーヴと差の無い競馬をできる計算になる。CBC賞のような競馬ができればよいがベストは逃げだろう。対戦比較からは対ネイティヴハートには有利ブルーコンコルドの前回は1叩きだったことが今回の行動で読める。この馬は適距離ならどこかでやるはず。マルブツタイクーンとの比較ではテンシノキセキには及ばない計算だがネイティヴハートは重賞ではやや及ばない印象はあるがそれも展開次第で入着圏突破はある。開幕週は必ずしもプラスとは取れないが1200実績と高松宮記念での差からビリーヴが万全でない今回もう少し差は詰まるはずマルカサワヤカは前回、前々回と展開面で恵まれた印象はあるが、今回テンシノキセキには厳しい展開が待ち受けていると予想するなら再度漁夫の利差はある。ただし今回は他にもそういった位置で競馬をしそうな有力馬がいることは頭に入れた作戦で望みたい-----サンライズシャークは前回の脚が今回も使えるかという点は、夏の勢いに任せてそれは十分にありうると思うが、小倉は得意で阪神コースに勝ち鞍はないのはポイントとなる。今回は別定。前回はあまり得意とは思えない悪い馬場のレースで、それが調子のよさを物語っているが、開幕週だけにあまり後に構えていると届かないシーンもありうる。武豊に乗り変ったのが唯一の救い。あくまで試金石となる一戦。エイシンスペンサーは叩いて別定。このレースをいかにも使いたかったというローテーションではないだろうか。前回はサンライズシャークに2キロの重量差+休み明けで02の着差。鳴尾記念、その前のOP勝ちを見ても2000はベスト。前々で競馬ができる点が開幕週の馬場を見方に付ける。坂は問題ないエイシンハリマオーの前回をどう説明するのか。前回は馬場の悪い部分を通って外へ出せなかった。という表現からはフットワークの大きい馬が馬場に脚を取られたと判断することができる。馬場が悪ければやはり問題視できる。私の場合体調面で慎重な考えを示している。馬は常に好調ということは無いはずカンファーベストの前回を見ると叩いて今回は楽しみだなという内容だった。切れるこの馬にとってこの乗り代わりは有利。重賞で通用することはこれまでの成績からわかっていること。前回は9分程度のそれのはず。今回は上積みが期待できる。嫌なデータがあるとすればこの蒸し暑さを中1週で遠征までしているのだ。2走ボケは中1週の馬が一番起こりやすいということビッグゴールドはエイシンスペンサーと差の無い競馬をしたことのある馬だが今回は休み明け。仕上がりは速い方だが叩いた馬との差は今回は広がりそうだ。調教期間が少々足りないのと稽古の動きからは急仕上げの印象を受けるヒマラヤンブルーはレベルの高い札幌組。前回は有力馬にマークされる展開になった点は響いている。別定戦であること、坂コースが条件的にどうかと思うが展開次第であることは間違いない。雨は歓迎のタイプ。しかも開幕週。ハンデ戦でなくともそのあたりで相殺する可能性はある。内のアラタマインディとの兼ね合いはポイントとなる。アラタマインディの前回は前に。今回もそうなら開幕週だけあって粘りも違ってくるはずでそのぶん入着位はありうる。馬的には55Kで別定だとこの馬が勝った53Kのハンデ戦とは事情が異なるトーアカゼノオーは前回の取り消しは気になるが、朱鷺Sの脚はなかなかのもの。距離面でバラバラのレースを使っているが要するに折り合い1つということだろう。マヤノアブソルートの前回は馬場の悪いのに泣かされた。福永に乗り変られt点はマイナスとしたいが、阪神での成績はある。メイショウドメニカは小倉は得意と見るが今回は実績のない阪神。小倉記念の内容は差の無い部分を強調しているが今回は別定。見事なマクリだった3走前の作戦は直線の長くなって坂があり、コーナーのカーブも緩いコースで再びは使えない
2003年09月11日
ボールドブライアンの東京新聞杯の脚は今でも忘れられない。中山コースの方が力を発揮できると見る。考えてみると東京の2戦はどうしてもふがいない内容ばかり。よく考えてみるとかなりロスの多い競馬をしているし前回など33.3という破格の脚を使っているのに4コーナー17番手、前に有利な流れで逃げた馬が3着に粘るような展開では上手く捌けない。ミレニアムバイオの前回は圧勝。使われた強みがあり、体調面では問題ない。このコースでも走っているし、阪神コースでも走っていることから坂は問題ないはず。しかし前回の圧勝から58.5の重量+外枠。内のボールドブライアンは56K。前回の2着馬が重賞を勝っているせいもあるが。トレジャーは上がり33秒台の競馬が予想されるレースではいつも足りないところを見せてしまう。今回は馬場が絶好。そのあたりがどう出るだろうか。中山は得意としているがその時の馬場は上がりのかかる流れ。前々で競馬をして開幕週の馬場を見方にしたいが外枠をどう乗るか。ブレイクタイムは前々で競馬する組は開幕週では必須。が久しぶりに始動。大型馬だけに叩いての上積みはあるはず。以前の安田記念でのこの馬の逃げは今夏の条件では脅威に値する。この馬の戦績からは今回こそ狙っていたレースだろうオースミコスモは ペースは速くなりそうなだけにの折り合いも付きそう。最近の好成績は一口に折り合い面。メンバーが強化されるだけにハンデ次第の部分はあるが、好調さを生かして大物食いをするとしたら有力馬が休み明けの今回 ウインラディウスの前回のレースを見ると切れるという印象を受ける。この夏調子を上げてきた馬の1頭。ハンデが多少見込まれた感があるのはそれだけこの馬を評価している裏づけでもある。個人的にはもう1Kは軽くなって欲しかった。ハレルヤサンデーの前回は出遅れ。レースのリズムに乗れないまま終わってしまった。引き続き蛯名騎乗。安田記念からは上位とそれほどの差は感じない。人気が落ちるようならマイネルモルゲンはペースが速くなりそうなので折り合いが付きそう。開幕週の馬場はこの馬には良いはず。スピードは朝日杯、実力はNHKマイルカップで実証積み。乗り代わりは減点材料ロイヤルキャンサーの前回は距離面にあるのではないかと思っている。確かに1600で勝ち鞍はあるものの、ベストは1400。今回はその負担を増徴させる坂も待ち受けている。前回で1600の息ができ、距離慣れしてくれれば良いがサンライズシャークは前回の脚が今回も使えるかという点は、夏の勢いに任せてそれは十分にありうると思うが、小倉は得意で阪神コースに勝ち鞍はないのはポイントとなる。今回は別定。前回はあまり得意とは思えない悪い馬場のレースで、それが調子のよさを物語っているが、開幕週だけにあまり後に構えていると届かないシーンもありうる。武豊に乗り変ったのが唯一の救い。あくまで試金石となる一戦。エイシンスペンサーは叩いて別定。このレースをいかにも使いたかったというローテーションではないだろうか。前回はサンライズシャークに2キロの重量差+休み明けで02の着差。鳴尾記念、その前のOP勝ちを見ても2000はベスト。前々で競馬ができる点が開幕週の馬場を見方に付ける。坂は問題ないエイシンハリマオーの前回をどう説明するのか。前回は馬場の悪い部分を通って外へ出せなかった。という表現からはフットワークの大きい馬が馬場に脚を取られたと判断することができる。馬場が悪ければやはり問題視できる。私の場合体調面で慎重な考えを示している。馬は常に好調ということは無いはずカンファーベストの前回を見ると叩いて今回は楽しみだなという内容だった。切れるこの馬にとってこの乗り代わりは有利。重賞で通用することはこれまでの成績からわかっていること。前回は9分程度のそれのはず。今回は上積みが期待できる。嫌なデータがあるとすればこの蒸し暑さを中1週で遠征までしているのだ。2走ボケは中1週の馬が一番起こりやすいということビッグゴールドはエイシンスペンサーと差の無い競馬をしたことのある馬だが今回は休み明け。仕上がりは速い方だが叩いた馬との差は今回は広がりそうだ。調教期間が少々足りないのと稽古の動きからは急仕上げの印象を受けるヒマラヤンブルーはレベルの高い札幌組。前回は有力馬にマークされる展開になった点は響いている。別定戦であること、坂コースが条件的にどうかと思うが展開次第であることは間違いない。雨は歓迎のタイプ。しかも開幕週。ハンデ戦でなくともそのあたりで相殺する可能性はある。内のアラタマインディとの兼ね合いはポイントとなる。アラタマインディの前回は前に。今回もそうなら開幕週だけあって粘りも違ってくるはずでそのぶん入着位はありうる。馬的には55Kで別定だとこの馬が勝った53Kのハンデ戦とは事情が異なるトーアカゼノオーは前回の取り消しは気になるが、朱鷺Sの脚はなかなかのもの。距離面でバラバラのレースを使っているが要するに折り合い1つということだろう。マヤノアブソルートの前回は馬場の悪いのに泣かされた。福永に乗り変られt点はマイナスとしたいが、阪神での成績はある。メイショウドメニカは小倉は得意と見るが今回は実績のない阪神。小倉記念の内容は差の無い部分を強調しているが今回は別定。見事なマクリだった3走前の作戦は直線の長くなって坂があり、コーナーのカーブも緩いコースで再びは使えないビリーヴは距離的に問題のあった安田記念は度外視。57kならばという感じは受けるアドマイヤマックスは1F短いような感じはあるが前回を叩いて今回の方が状態はいいはず。事によると前回は2走ボケの感もあるデュランダルは1800mのOPを勝ってはいるがベストはやはりマイルまでだろう。昨年鳴り物入りでGⅠ挑戦したがこの馬も着順ほどの差は無く上昇度を加味して考えると昨年の経験がプラスに働きそうだギャラントアローは簡単にはバテない馬だが今回は同型が揃った。前にいけることはやはり条件。前回は58Kを快勝。この馬のスピードは脅威。カルストンライトオは一番ハナにこだわりそう。坂はこの馬にとってマイナスだが、開幕週で行ききれれば入着以上のシーンは十分ありうるテンシノキセキの前回は圧勝。乗り代わりは多少マイナス材料。坂はやはりこの馬にとってもプラスとはいえない。しかし斤量も軽い点からそれなりにはやれそうだ。ブルーコンコルドの前回は1叩きだったことが今回の行動で読める。この馬は適距離ならどこかでやるはず。暫く注目してみたい
2003年09月09日
順当に収まった形になっているが経験の差というのは大きいなと新潟2歳Sでは感じた。2歳戦の楽しみの1つは若駒のパドック。まだまだ、バラバラのパドックが明日への素質であるわけだ。 ダイワバンディットは切れで勝負するタイプだという感触を得ていたのと同じ印象で、気合も十分な具合だった。今日は順当といえるだろう。勝負強さは長い直線で十分見せた。距離面はマイルまでの馬と蛯名がコメントしている。血統的に考えても本音だと思う ウイングレットは1200で勝っているがマイラーの体系をしており、胴が長い印象。これなら距離はもつし、血統面、レース振りを見ても今日は大丈夫と判断できるデキだった。加えて情報面でも田中勝気合充実情報があり力を出し切った。 最後の差は距離経験の差ともいえるが、4コーナーでぴったりとダイワバンディットにマークされた。仕方ない部分はある。しかしスローペースになった点も上位2頭には良かった。 マリンゴールドは前回のレース振りから距離面に不安あり、と見たがこの馬は脚が短いし、骨量豊かなタイプ。今日のような瞬発力勝負ではどうにもならない。1,2着馬がすぐに後ろにいる展開でむしろ直線中ほどまで交わされながら粘っていた点を評価したい。 マイネルディマジオは瞬発力勝負に弱いタイプなのではないか。4コーナーまでは互角のレース振り。今日のようなスローは向かないタイプと見た。パドックでの気合は目を引くものがあったのでそういった展開になる時に狙いたい。後、この馬はマリンゴールドに直線で”封じられた”部分が多少影響している。封じられたといっても審議になるほどのものでなく、逃げて勝った馬だけにそのあたりは響いたか。だとするとブリンカーは利きそうだ。 アウトディスタンスは漁夫の利差し。後方2番手から追い込んだ。前の2頭が抜けているのは今日のレース振では明らかだけに距離経験を生かした形になっている。重苦しそうな歩様の馬だけにこの馬は前回で人気にならなくて当然。この馬はそういった馬だ。 マイネルベナードも距離経験を生かして最後漁夫の利を得たタイプ。瞬発力の差がやはり出ているがバテない強みを生かしたか。 パレスエースあたりは多少ゴトゴトした感じでやはりダート馬のそれだと感じた。今日の敗退は気にしなくてよく、次にダート戦に出てきた時は大きく出れる。------------------------------------------------小倉はメイショウボーラー。力上位は対戦比較から明らか。今日はハナに立つ形に。しかし4コーナーの手応えで既についていける馬はおらず、違いが出た。折り合いもついていたし完成度の高いレース振りだった。パドックでは気合が目立った。明らかに他のバラバラとした雰囲気と違う完成度だけは一目でわかる。 コスモサンビームは4コーナーで前の組で唯一手応えが残っていたがメイショウボーラーを交わすまでの手応えではなかった。しかし、今日の滑らかな歩様はやはり素質を感じさせるものであったし、2着は納得のいく内容。言わばキッチリ2着という印象で、メイショウボーラーがいなければ勝っていたと思う。 さて、強い馬がいると必ず漁夫の利が発生する。エイシンヘーベに実力が無いといっているわけではない。しかし展開的にはそうなった。コスモサンビームとの比較から今日くらいは走れて不思議は無い馬。+10も体の小さい馬には良かったと思う。 カイシュウマックスは馬体的にパワーを感じるタイプだったがフィールドルーキーほどではないので芝でも走れるタイプということになる。今日はある程度体が絞れたし、時計がある程度かかってきたという点は良かった。 フィールドルーキーは芝を走るにはもう少し滑らかな歩様であって欲しかった。それによって今日は前に行けず、初めてもまれる形に、ユウゼータにも同じ事が言えるので今日は洗礼を受けたといったところか。 グランプリオーロラはやはり前回の馬場と今回の馬場は異なる。きれいな勝ち方をする馬で、馬体もきれいなタイプ。こういった馬は今日の馬場はやはりプラスには働かない。 マルシゲアリダーは+12k。連闘の疲れがコズミがちの歩様に出ていたような気がする。加えて体重増なら今日は動けない。終始後方のまま良いところが無かった。連闘がマイナスに働いたハターンといえる------------------------------------------------ アドマイヤドンの向う正面での行きっぷりは今日は群を抜いていた。あのあたりで勝負が付いていたように思う。前回の汚名を晴らした一戦といえる。JCダートでゴールドアリュールをきっちり交わしたのはこの馬であり、イーグルカフェではなく、リージェントブラフでもない。あのレースはちょっと特殊なレースで、前で意識するあまり、前に厳しい流れになったことは明らかで以降のゴールドアリュールを見れば、イーグルカフェを1秒単位で引き離しておかしくない馬なのだ。このあたりの取捨は前回の敗退がなんだったのか覚えていれば単純だ。イーグルカフェは展開が向いて2着に入るパターンが多い。まさに漁夫の利差し。ダートでの成績自体は良いものの、こういった馬に全幅の信頼は置けない。これは仕方ない。こういった馬が今日は自分から動かないといけない展開になっては厳しかった。向う正面で既にアドマイヤドンより後ろの馬たちは手応え的に完全に圏外。ニホンピロサートなどおっつけ通し。スマートボーイを4角であのJCのときのように捕らえた。スマートボーイはこんな展開になっては厳しい。今日は2番人気。人気になってマークされた逃げを打ち、なおかつ勝てるほどではない。人気が落ちるのをひたすら待とう。また、今日は休み明けのできのそれ。腹の筋肉に物足りなさを感じた。アドマイヤドンは+10k。そうなると斤量計算では13%を下回る計算になるので特に問題はなくなるわけだ。小柄な馬だけに3本くらいで仕上がるということになる。鉄砲実績は無かったが他の有力馬もマイナス材料があれば、やはり人気馬に戻って無理をしないほうが良いだろう。 エクセシヴワードはやはり一本追い足りなかった印象で四位がトシザボスを選んだ理由もわかる。今日は+6k。やや太かった。 そのトシザボスはアドマイヤドンが引き離す展開で自分の競馬だけはしたと思う。勢いもあり、乗り込みもしっかりとしていたので今日は他の有力馬の体調にも助けられた。 タニノゴードンは+10k。間隔が開いたせいもある。計算上はイーグルカフェより後に来るわけだが、イーグルカフェ自体が今日は厳しい競馬に巻き込まれてしまっていて、アドマイヤドンはゴールドアリュールを交わせる能力があるのだから、今日の着差は納得がいく。やはり1400がベスト。スタミナ面に多少でも不安があれば、外から内のスマートボーイに並びかけるわけには行かないし、競る事などかかった時以外考えられない。 プリエミネンスはちょっと使いすぎの感もある。対戦比較からはブリリアントロードより前にくるかこないかというところなので今日のメンバーでは仕方ない。エンゲルグレーセは-18k。絞れてきたので今日の粘りはそれなりのものであった。まだ良化は見込める。しかし何しろ今日は勝馬が強かった。他の馬がかすんでしまう。
2003年09月08日
順当に収まった形になっているが経験の差というのは大きいなと新潟2歳Sでは感じた。2歳戦の楽しみの1つは若駒のパドック。まだまだ、バラバラのパドックが明日への素質であるわけだ。 ダイワバンディットは切れで勝負するタイプだという感触を得ていたのと同じ印象で、気合も十分な具合だった。今日は順当といえるだろう。勝負強さは長い直線で十分見せた。距離面はマイルまでの馬と蛯名がコメントしている。血統的に考えても本音だと思う ウイングレットは1200で勝っているがマイラーの体系をしており、胴が長い印象。これなら距離はもつし、血統面、レース振りを見ても今日は大丈夫と判断できるデキだった。加えて情報面でも田中勝気合充実情報があり力を出し切った。 最後の差は距離経験の差ともいえるが、4コーナーでぴったりとダイワバンディットにマークされた。仕方ない部分はある。しかしスローペースになった点も上位2頭には良かった。 マリンゴールドは前回のレース振りから距離面に不安あり、と見たがこの馬は脚が短いし、骨量豊かなタイプ。今日のような瞬発力勝負ではどうにもならない。1,2着馬がすぐに後ろにいる展開でむしろ直線中ほどまで交わされながら粘っていた点を評価したい。 マイネルディマジオは瞬発力勝負に弱いタイプなのではないか。4コーナーまでは互角のレース振り。今日のようなスローは向かないタイプと見た。パドックでの気合は目を引くものがあったのでそういった展開になる時に狙いたい。後、この馬はマリンゴールドに直線で”封じられた”部分が多少影響している。封じられたといっても審議になるほどのものでなく、逃げて勝った馬だけにそのあたりは響いたか。だとするとブリンカーは利きそうだ。 アウトディスタンスは漁夫の利差し。後方2番手から追い込んだ。前の2頭が抜けているのは今日のレース振では明らかだけに距離経験を生かした形になっている。重苦しそうな歩様の馬だけにこの馬は前回で人気にならなくて当然。この馬はそういった馬だ。 マイネルベナードも距離経験を生かして最後漁夫の利を得たタイプ。瞬発力の差がやはり出ているがバテない強みを生かしたか。 パレスエースあたりは多少ゴトゴトした感じでやはりダート馬のそれだと感じた。今日の敗退は気にしなくてよく、次にダート戦に出てきた時は大きく出れる。------------------------------------------------小倉はメイショウボーラー。力上位は対戦比較から明らか。今日はハナに立つ形に。しかし4コーナーの手応えで既についていける馬はおらず、違いが出た。折り合いもついていたし完成度の高いレース振りだった。パドックでは気合が目立った。明らかに他のバラバラとした雰囲気と違う完成度だけは一目でわかる。 コスモサンビームは4コーナーで前の組で唯一手応えが残っていたがメイショウボーラーを交わすまでの手応えではなかった。しかし、今日の滑らかな歩様はやはり素質を感じさせるものであったし、2着は納得のいく内容。言わばキッチリ2着という印象で、メイショウボーラーがいなければ勝っていたと思う。 さて、強い馬がいると必ず漁夫の利が発生する。エイシンヘーベに実力が無いといっているわけではない。しかし展開的にはそうなった。コスモサンビームとの比較から今日くらいは走れて不思議は無い馬。+10も体の小さい馬には良かったと思う。 カイシュウマックスは馬体的にパワーを感じるタイプだったがフィールドルーキーほどではないので芝でも走れるタイプということになる。今日はある程度体が絞れたし、時計がある程度かかってきたという点は良かった。 フィールドルーキーは芝を走るにはもう少し滑らかな歩様であって欲しかった。それによって今日は前に行けず、初めてもまれる形に、ユウゼータにも同じ事が言えるので今日は洗礼を受けたといったところか。 グランプリオーロラはやはり前回の馬場と今回の馬場は異なる。きれいな勝ち方をする馬で、馬体もきれいなタイプ。こういった馬は今日の馬場はやはりプラスには働かない。 マルシゲアリダーは+12k。連闘の疲れがコズミがちの歩様に出ていたような気がする。加えて体重増なら今日は動けない。終始後方のまま良いところが無かった。連闘がマイナスに働いたハターンといえる------------------------------------------------ アドマイヤドンの向う正面での行きっぷりは今日は群を抜いていた。あのあたりで勝負が付いていたように思う。前回の汚名を晴らした一戦といえる。JCダートでゴールドアリュールをきっちり交わしたのはこの馬であり、イーグルカフェではなく、リージェントブラフでもない。あのレースはちょっと特殊なレースで、前で意識するあまり、前に厳しい流れになったことは明らかで以降のゴールドアリュールを見れば、イーグルカフェを1秒単位で引き離しておかしくない馬なのだ。このあたりの取捨は前回の敗退がなんだったのか覚えていれば単純だ。イーグルカフェは展開が向いて2着に入るパターンが多い。まさに漁夫の利差し。ダートでの成績自体は良いものの、こういった馬に全幅の信頼は置けない。これは仕方ない。こういった馬が今日は自分から動かないといけない展開になっては厳しかった。向う正面で既にアドマイヤドンより後ろの馬たちは手応え的に完全に圏外。ニホンピロサートなどおっつけ通し。スマートボーイを4角であのJCのときのように捕らえた。スマートボーイはこんな展開になっては厳しい。今日は2番人気。人気になってマークされた逃げを打ち、なおかつ勝てるほどではない。人気が落ちるのをひたすら待とう。また、今日は休み明けのできのそれ。腹の筋肉に物足りなさを感じた。アドマイヤドンは+10k。そうなると斤量計算では13%を下回る計算になるので特に問題はなくなるわけだ。小柄な馬だけに3本くらいで仕上がるということになる。鉄砲実績は無かったが他の有力馬もマイナス材料があれば、やはり人気馬に戻って無理をしないほうが良いだろう。 エクセシヴワードはやはり一本追い足りなかった印象で四位がトシザボスを選んだ理由もわかる。今日は+6k。やや太かった。 そのトシザボスはアドマイヤドンが引き離す展開で自分の競馬だけはしたと思う。勢いもあり、乗り込みもしっかりとしていたので今日は他の有力馬の体調にも助けられた。 タニノゴードンは+10k。間隔が開いたせいもある。計算上はイーグルカフェより後に来るわけだが、イーグルカフェ自体が今日は厳しい競馬に巻き込まれてしまっていて、アドマイヤドンはゴールドアリュールを交わせる能力があるのだから、今日の着差は納得がいく。やはり1400がベスト。スタミナ面に多少でも不安があれば、外から内のスマートボーイに並びかけるわけには行かないし、競る事などかかった時以外考えられない。 プリエミネンスはちょっと使いすぎの感もある。対戦比較からはブリリアントロードより前にくるかこないかというところなので今日のメンバーでは仕方ない。エンゲルグレーセは-18k。絞れてきたので今日の粘りはそれなりのものであった。まだ良化は見込める。しかし何しろ今日は勝馬が強かった。他の馬がかすんでしまう。
2003年09月07日
ダイワバンディッドは前回で鋭いきめ脚を見せた。距離は長くなっても対応はできそうだ。新馬勝ちはレベルの高い一戦だったし、ペースの異なる展開を経験しているのは強み。今回は初戦で手綱を取った蛯名に乗り変わる点もプラス材料マイネルベナードは1600以上の距離経験者。この時期でもあり経験に勝るものは無いし血統的にも距離は伸びた方が良い。叩いて良化しており直線も長い方が切れないがバテないこの馬向きマイネルアクセルも1600以上の距離経験者。この時期でもあり経験に勝るものは無いが蛯名に乗り替わられた点、初戦に出走予定だったカネサクラッチに敗退している点は減点材料オイワケヒエンは1600以上の距離経験者。この時期でもあり経験に勝るものは無いが初戦向きの馬と見ているし前回は小回りコースで器用さがプラスに働いた可能性はある。パレスエースは非常にレベルの高いレースを消化している。何しろ同レースで2着馬、引き離した4着馬が勝ちあがっている。2着馬も土曜に大本命だし、素直にレベルだけなら相当。芝代わりと距離延長という2重の課題はあるもののそれを克服すれば。しかし距離に不安があるなら小倉へ向かったはずだし、登録の段階で小倉に見向きもしないあたり陣営は距離延長に不安を感じている様子は無いという情報と行動が合致する部分はあるウイングレットの前回の内容は良好。距離の延長はレース振りから大丈夫だと思う。血統的にもこのくらいの距離は合う。田中勝はこの馬に期待を持っている様子アウトディスタンスは血統的には平坦コースの方が力を出せる。ソエ持ちのようで他に万全の体勢の馬がいるのであればやはり多少減点材料マリンゴールドの前回の一杯一杯のレース振りを見ると距離の延長が絶対プラスだと自信を持って言えない。血統的にも長くなるのはマイナスに働くことはあってもプラスにはならないのではないだろうかフリークオブダンスは距離延長が狙いなのは明らか。前回は追走に戸惑ったという証言は本当だと考えられる。小倉のほうではメイショウボーラーという2勝馬がいる。前回で福永もこちらを選択していて先週の鬱憤を晴らす可能性大。前回は圧勝。ユウゼータは初戦ではメイショウボーラーに敗退しているがすぐに勝ち上がっているので登録のあったロイヤルセランガーレベルと互角と見たいがマルシゲアリダーの前回はOPといえどもメンバー的にはそれほどのメンバーではなかった。ただし、対戦比較では侮れない。同レース着のマイネルゼピュロスはロイヤルセランガーと01差の成績があり、このあたりを考えると侮れないということになる。勝ち方にもまだ余裕があったエイシンヘーベは先週レベルの高い札幌でOPを楽勝したキョウワスプレンダーと対戦経験がある。前回も後続を1秒もちぎる楽勝だった。小柄な馬なので変わり身という点では多少疑問は残る。前回以降短期放牧に出しているフィールドルーキーの前回は圧勝。ダートで圧勝→スピードある→芝に出走→そのスピードが芝でも通用という図式の成り立つ可能性が高い場合はやはり時計のかかる馬場か、上がりのかかる展開になることである。瞬発力がそれほど要求されず、パワータイプでも対応できる展開になることだ。注意点はそうならないケースである。このレースは2歳。まだ脚元も固まっていない馬が多いのでパドックで脚元をじっくり見ていく必要がある。脚元がまだ固まっていない→脚元のためにダートを使う→圧勝したという可能性はあるからだ。有名なのは最近では函館2歳Sで人気になって敗退したエピグラフ。コスモサンビームはOP勝ちのキョウワスプレンダーと対戦経験がある。この時は大分離されてのものになっているが、エイシンヘーベに圧勝するだけのことはあると思う。佐藤哲もこの馬を選んだ様子コスモキャンドルは荒れた馬場を苦にするタイプと思えない。池添がこちらを選択したように陣営もそれなりにやれる感触はある様子グランプリオーロラの前回はあっという間に引き離した。あの脚は馬場が悪くなるとどういった影響があるのだろうか。一本調子ではなさそうだが、マイナスに働くことがあってプラスに働くことはあるまいエルムSのイーグルカフェはこの短い直線でどういった作戦で行くのか。いつも漁夫の利的なレースをしている馬。自分から動く競馬になった際にどうなのか。藤田はアドマイヤドンを捨てた形になっている。ソコソコには仕上がっている様子アドマイヤドンはフェブラリーSの時にはデキも今ひとつだったという情報がある。暖かい時期の方が良いタイプかもしれない。押しの強い安藤に乗り代わり最後の一押しが利きそう。鉄砲実績が無い点が気がかりなのとできればもう一本欲しい印象だが。あまり大きな馬ではなく、13%を超える重量になる点は不安材料エクセシヴワードは勢いに任せて勝ち上がるかどうか。平坦コースは得意だけにそれは十分考えられるが多少間隔が開いたのは問題点追い切り軽く、この馬もできればもう一本欲しい印象だが。当日の馬体注意プリエミネンスは今回、斤量も軽くなる点に注意。このシリーズは得意で小回り向きの器用さがある。2番手からでも競馬はできるし外枠なのでスマートボーイを先に生かせて自分でハナを切っている形を取るだろうタニノゴードンは前回でエクセシヴに完敗した形。どちらかというと1400m向きの馬のように思うが1700でコーナー4つの平坦なら対応可能ということだろう。こういったことはよくあるケースだ。ただあくまでも対応可能というレベルでの話エンゲルグレーセの先行力は札幌向き。横山はニホンピロサートを捨てた形になっているので距離適正を選んだ可能性は強い。この馬はエルムS勝馬であり、厳しい展開でイーグルカフェと差の無い競馬をした実績がある。長い直線の新潟とは違ったレースが予想されるし、陣営は本調子になったかどうかについて慎重だが一変あって全く驚けないトシザボスは上がり馬。エクセシヴワードと差の無い競馬をしていたので上位に顔を出すシーンは十分。体の割に器用さがあるので札幌は得意有力馬は休み明けスマートボーイはマークされると早めに捕まえにこられるためどうしても展開的に厳しい。しかし人気薄の時はマークが緩むため展開的に楽になる。人気次第の馬という部分はあるか。展開次第で逃げ残れる力はある。乗り込み十分で、鉄砲実績もある。少なくとも上位2番人気までは前にこだわるタイプではなく、後で固まってくれるとこの馬にますますチャンスが広がるブリリアントロードは大沼Sでのプリエミネンスとの比較ではうるさい存在となりそうだが、よく見るとハンデ戦であったことに気が付く。今回は別定戦なので重量比較ではマイナス材料ニホンピロサートの目標はこの後の適距離シリウスSとはっきり決まっている様子で今回は乗り換わりもある。やはり距離を陣営は気にしている様子なのでこのメンバーではマイナス材料としたいが競馬予想家を募集しています・・サンプル的になんですが馬柱を作りましたのでそこに予想を載せたい方募集です。新潟2歳S、小倉2歳Sの予想を掲示板に今日の23時までに書き込んでください。定員が6名なので早い者勝ちですなお、エルムSは締め切りました
2003年09月06日
ダイワバンディッドは前回で鋭いきめ脚を見せた。距離は長くなっても対応はできそうだ。新馬勝ちはレベルの高い一戦だったし、ペースの異なる展開を経験しているのは強み。今回は初戦で手綱を取った蛯名に乗り変わる点もプラス材料マイネルベナードは1600以上の距離経験者。この時期でもあり経験に勝るものは無いし血統的にも距離は伸びた方が良い。叩いて良化しており直線も長い方が切れないがバテないこの馬向きマイネルアクセルも1600以上の距離経験者。この時期でもあり経験に勝るものは無いが蛯名に乗り替わられた点、初戦に出走予定だったカネサクラッチに敗退している点は減点材料オイワケヒエンは1600以上の距離経験者。この時期でもあり経験に勝るものは無いが初戦向きの馬と見ているし前回は小回りコースで器用さがプラスに働いた可能性はある。パレスエースは非常にレベルの高いレースを消化している。何しろ同レースで2着馬、引き離した4着馬が勝ちあがっている。2着馬も土曜に大本命だし、素直にレベルだけなら相当。芝代わりと距離延長という2重の課題はあるもののそれを克服すれば。しかし距離に不安があるなら小倉へ向かったはずだし、登録の段階で小倉に見向きもしないあたり陣営は距離延長に不安を感じている様子は無いという情報と行動が合致する部分はあるウイングレットの前回の内容は良好。距離の延長はレース振りから大丈夫だと思う。血統的にもこのくらいの距離は合う。田中勝はこの馬に期待を持っている様子アウトディスタンスは血統的には平坦コースの方が力を出せる。ソエ持ちのようで他に万全の体勢の馬がいるのであればやはり多少減点材料マリンゴールドの前回の一杯一杯のレース振りを見ると距離の延長が絶対プラスだと自信を持って言えない。血統的にも長くなるのはマイナスに働くことはあってもプラスにはならないのではないだろうかフリークオブダンスは距離延長が狙いなのは明らか。前回は追走に戸惑ったという証言は本当だと考えられる。メイショウボーラーという2勝馬がいる。前回で福永もこちらを選択していて先週の鬱憤を晴らす可能性大。前回は圧勝。ユウゼータは初戦ではメイショウボーラーに敗退しているがすぐに勝ち上がっているので登録のあったロイヤルセランガーレベルと互角と見たいがマルシゲアリダーの前回はOPといえどもメンバー的にはそれほどのメンバーではなかった。ただし、対戦比較では侮れない。同レース着のマイネルゼピュロスはロイヤルセランガーと01差の成績があり、このあたりを考えると侮れないということになる。勝ち方にもまだ余裕があったエイシンヘーベは先週レベルの高い札幌でOPを楽勝したキョウワスプレンダーと対戦経験がある。前回も後続を1秒もちぎる楽勝だった。小柄な馬なので変わり身という点では多少疑問は残るイーグルカフェはこの短い直線でどういった作戦で行くのか。いつも漁夫の利的なレースをしている馬。自分から動く競馬になった際にどうなのか。藤田はアドマイヤドンを捨てた形になっている。ソコソコには仕上がっている様子アドマイヤドンはフェブラリーSの時にはデキも今ひとつだったという情報がある。暖かい時期の方が良いタイプかもしれない。押しの強い安藤に乗り代わり最後の一押しが利きそう。鉄砲実績が無い点が気がかりなのとできればもう一本欲しい印象だが。あまり大きな馬ではなく、13%を超える重量になる点は不安材料エクセシヴワードは勢いに任せて勝ち上がるかどうか。平坦コースは得意だけにそれは十分考えられるが多少間隔が開いたのは問題点追い切り軽く、この馬もできればもう一本欲しい印象だが。当日の馬体注意プリエミネンスは今回、斤量も軽くなる点に注意。このシリーズは得意で小回り向きの器用さがある。2番手からでも競馬はできるし外枠なのでスマートボーイを先に生かせて自分でハナを切っている形を取るだろうタニノゴードンは前回でエクセシヴに完敗した形。どちらかというと1400m向きの馬のように思うが1700でコーナー4つの平坦なら対応可能ということだろう。こういったことはよくあるケースだ。ただあくまでも対応可能というレベルでの話と思うのでレースの中心には考えづらいエンゲルグレーセの先行力は札幌向き。横山はニホンピロサートを捨てた形になっているので距離適正を選んだ可能性は強い。この馬はエルムS勝馬であり、厳しい展開でイーグルカフェと差の無い競馬をした実績がある。長い直線の新潟とは違ったレースが予想されるし、陣営は本調子になったかどうかについて慎重だが一変あって全く驚けないトシザボスは上がり馬。エクセシヴワードと差の無い競馬をしていたので上位に顔を出すシーンは十分。体の割に器用さがあるので札幌は得意有力馬は休み明けスマートボーイはマークされると早めに捕まえにこられるためどうしても展開的に厳しい。しかし人気薄の時はマークが緩むため展開的に楽になる。人気次第の馬という部分はあるか。展開次第で逃げ残れる力はある。乗り込み十分で、鉄砲実績もある。少なくとも上位2番人気までは前にこだわるタイプではなく、後で固まってくれるとこの馬にますますチャンスが広がる競馬予想家を募集しています・・サンプル的になんですが馬柱を作りましたのでそこに予想を載せたい方募集です。新潟2歳S、小倉2歳Sの予想を掲示板に今日の23時までに書き込んでください。定員が6名なので早い者勝ちですなお、エルムSは締め切りました
2003年09月05日
オンラインカジノに結構ハマッちゃいまして楽しんでます。皆さんもやってみては?無料でのゲームもできるしオンラインゲームのよさってこんなところにもあるんですね。
2003年09月04日
サンプル的になんですが馬柱に予想を乗っけてみたい人募集です!!今ン所定員は6名なので早い者勝ちですできれば理由なども添えていただくとよりよいです。エルムS、小倉2歳S、新潟2歳Sのどれかの予想でお願いします。詳しくは掲示板で
2003年09月03日
ダイワバンディッドは前回で鋭いきめ脚を見せた。距離は長くなっても対応はできそうだ。この時期でもあり、経験に勝るものはないと、距離経験者を探したところセイウンダーツとマイネルエクストラは1600で勝ち上がり経験があるので距離経験の強みが生かせるか。未勝利経由では結構経験者はいる。マイネルベナード、マイネルアクセル、カネサクラッチ、1600以上の経験はアウトディスタンス、オイワケヒエンあたりだ。オイワケヒエンは初戦向きの馬と見ているし前回は器用さがプラスに働いた可能性はある。ダートでもパレスエースは非常にレベルの高いレースを消化している。何しろ同レースで4着馬が勝ちあがったのだから。まだデータが少ないだけに変わってくる馬がいれば実に楽しみ。小倉ではメイショウボーラーという2勝馬がいる。前回で福永もこちらを選択していて先週の鬱憤を晴らす可能性大。前回は圧勝だった。ロイヤルセランガーがそのレースで2着。少し水をあけられた感じだったが後続を引き離している点から考えると考えてみたい。初戦でユウゼータはメイショウボーラーに敗退しているがすぐに勝ち上がっているのでロイヤルセランガーと互角と見たいが。ダートで圧勝したフィールドルーキーもいるが、ダートで圧勝した馬=スピードある→即芝通用の図式は私は確率的に低いと思う。どちらかというと私の中ではダートで圧勝した馬=脚元がまだ固まっていない→でも圧勝だった→試しに芝を使うという図式の可能性もあるわけだから一概には言えない。マルシゲアリダーもいるがローテーションはどうなのか。イーグルカフェが始動するが、この短い直線でどういった作戦で行くのか。いつも漁夫の利的なレースをしているので今回はどうなのか。アドマイヤドンも暫くだがフェブラリーSの時にはできも今ひとつだったという情報がある。暖かい時期の方が良いタイプかもしれない。エクセシヴワードが勢いに任せて勝ち上がるかどうか。平坦コースは得意だけに一発も。毎度プリエミネンスには注意したいが今回は斤量も軽くなる点に注意。このシリーズは得意なのでやはり警戒したい。他にもエンゲルグレーセなどの先行力も注意を払いたい。他では距離的に本当にこのレースに使うのかわからない馬もいるのでもう暫く待とう。 サンプル的になんですが馬柱に予想を乗っけてみたい人募集です!!今ン所定員は6名なので早い者勝ちですできれば理由なども添えていただくとよりよいです。エルムS、小倉2歳S、新潟2歳Sのどれかの予想でお願いします。詳しくは掲示板で
2003年09月02日
さて爆発の新潟記念。早速回顧していきたい。1番人気エイシンハリマオーは前回から+4k体重は増えましたが前回の-10kは連戦疲れかなと思います。馬によりますが馬の好調期間を約3ヶ月として考えると今回のエイシンハリマオーの敗退は単に馬群に包まれて器用さの無いこの馬の弱点を吐露してしまったというものとは別にもあるように思います。メイS2着時から計算すると前回で賞味期限は切れたということになります。2着続きである以上楽な競馬をしてきたわけではなく前回の-10kは単なる輸送減りとは私は思っていません。器用さの無い馬が前回、前々回のような大外からの競馬をするわけで馬群の中に入ってしまうとああいった馬はすり抜けるような器用さが必要とされる位置では厳しいですね。 2番人気ゴースティディはキングフィデリア以下にマークされる形になってしまった。4コーナーであれだけ必要以上のマークを受け、ストレスがたまる展開になったことは確かであり、あの状態から平坦とはいえ長い直線ずっと粘りなさいというほうが難儀。加えてキングフィデリアに向う正面でやはり絡まれており厳しい展開になってしまった。 勝ったダービーレグノは重馬場もそれほど苦にはしない。前の出が少々固く、ゴトゴトしているような歩様の馬で、どうしても前の馬に遅れがちのパドック。この馬はこういった馬なのだ。次も気にしないで下さい。いい状態かどうかはその馬によって違うので前の出が悪いから消しなどという単純な理論で判断しないようにしなくてはならない。直線長い広々としたコースがあうトニービンだけに今日の展開もバッチリだったといえるしここを目標に目黒記念から北九州記念の間隔は開いており実質休み明け2走目ということになるわけだ。 カンファーベストは重賞クラスの能力であることは確か。乗り込みは十分だったので今日の結果も納得。何より夏使ってきた馬がバテている。今日はフレッシュ度のほうが優先ということになるしその馬はエイシンハリマオーなのだから逆転するとすればそのあたりの部分ということになる。事実、上位4頭までは間隔が開いていたか、叩いて2戦目という非常にフレッシュな状態の馬たち。馬場の良い外を回れたし展開も向いたので近いうちにこの馬は重賞に手が届くだろう。まだ9分くらいの出来の筈。 キングフィデリアは休み明けだったが乗り込みは十分だったしこのコースでの重賞実績を考えると56kというのは納得の材料なのだ。馬場の悪い内を避けたいので一度行かせて外に出したらかかってしまった様子。危うくゴースティディに競りかけるところまでは行かなかったがあの部分のダメージとスタートしてから数百メートルは内を走らされたわけだから今日の3着は内容的には良いものがあった。それにしてもそれからの中館の動きは実にそれまでをカバーしているもので前のゴースティディにプレッシャーを与えて見事潰した。ゴースティティ目標の競馬をしていたようで大外からこられては仕方ない。よく粘った。 カゼニフカレテも仕上がりは良かったがやはりまだ休み明けだなという仕上げ。休み明けの馬とそうでない馬とでは雰囲気が違う。今日のカゼニフカレテはもう1つ欲しい感じだった。鉄砲実績もあるし、乗り込みも足りていたのでこの馬もこの秋凄く楽しみな馬といえる。この馬は左回りが得意なので次回の朝日チャレンジCに望むようなら今日ほどのインパクトのある走りは見せられないということになる。もちろんメンバー次第だが。 タニノエタニティは新潟コースが合う。というよりは直線が平坦のコースの方がよいということになる。そして直線の長いコースの方がよい。外枠だったのも幸いして入着。この馬なりの走りを見せている。 ミデオンビットはコーナー4つの2000mとコーナー2つの2000mの馬にかかる負担の違いというのもあったと思うが、パドックでのこの馬はいつもより”軽い”印象で前回のレース後、疲れがあったという情報は納得がいく。間隔を開けるのにもこの馬の場合は”緩めた”わけだから体調は他の乗り込まれている休み明けの馬たちとは違う。これは”フレッシュ度”云々とは言わない。 エスジービームは今日はメンバーが重賞クラスのメンバーであり、前回の内容も本来勝つはずだったグラスステージが直線の不利を受けてのものだけに私は2着か3着の内容だと思っている。着順だけで勢いがあるとは思わないことだ。それと実績のある馬たちが乗り込まれているのだからやはりそちらを優先しなくてはならない。しかし体調が問題だったわけではないのはパドックでもわかるのでこのレースを使ってそれが良い経験となることをこの馬に期待する。 今日はフレッシュ度をクドクド語るに絶好のレースだったように思う。どの馬も1年中好調ということはない。
2003年09月01日
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