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『……あの二人で外出させた? しかもデンジャラス・シティーを?』
「なんだクリス、お前デンジャラス・シティー知ってるのか?」
『名前だけはね。それだけでも十分危ないとこだってわかるわよ。なんであの二人に行かせたの?』
『……町、全滅するわよ』
「そこまでしねえよあいつらだって。まあそこいらの連中撫でるくらいはするかもしれんが」
『十分すぎるわよ。まあフォルト一人にしなかったのはいいけど』
「なんならお前も行けば?」
『パス。私だって仕事が忙しいの。それにあいつらと一緒にいたら命がいくつあっても足らないわ』
「まあ、確かに」
「ん? 電話か静馬?」
『あら、どうやらここまでみたいね』
「じゃ、またな」
『……“また”は戦場かもね』
ピッ
「……縁起でもねえこと言いやがって」
「誰からだ?」
「昔馴染み」
「ふうん……」
(“フォルトのお友達”とやらか。何を考えているかわからないおかしな連中……悪人ではないようだが)
(迦稜さんから来た電話のこともあるし、ちょっとPKにでも聞いてみるか)
思惑は様々に絡み合い(え
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