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「ってなに、このタイトル」
「2って、あの悲劇テッカマンブレードの続編でしたよね。空気違いすぎるってボロクソに叩かれている」
「うん、それは認めよう」
「なに?」
「こんなに空気が変わったのは元々本編と同一の流れを汲む形で続編を作ってたところにあかほりさとるが「同じことすればいいってもんじゃない」と路線変更したからと言われているが、論としてそれは正しいとは思う」
「まあ確かに。二番煎じだなそれはただの」
「しかし、だからと言ってあれは軽い。どこの青春SFものだと言いたくなったよ」
「そこまで言うからには全体的な評価は低いんですね」
「……ところがそうじゃない」
「はい?」
「第四話から、あのテッカマンデッドが現れてからは別物になる! うわあ何コレ面白え! と叫んだねホント」
「何が変わったんだ?」
「全体的な空気かな。まず主役がダービッドに変更され、あのテッカマンブレードが、スペースナイツが……という凄まじいカテストロフィが発生、見るものを絶望と興奮で満たし、さらにプラハの黒い九月事件など語られなかった黒い過去が浮かび上がってきたり、もう最初の青春ドラマチックはどこ行ったのかと」
「それは、後半のその展開へ持ってくるためでしょ」
「……いや、違うね」
「え?」
「うん。本来テッカマンブレード2は三巻の予定だったんだが、人気が出たから全六巻に変更されたそうな。正直俺には信じられんね。だったら後半消化されたあの伏線達はどうする気だったんじゃいと」
「おい……結局評価はどうなんだ?」
「まあ、面白かったんじゃないですか、一応」
面白かったです、はい。後半限定ですが。
同じ後半だけが好きアニメにファフナーがありますが、まああれも同様前半あってこそ後半がある作品なので、切って捨てるわけじゃないですよ
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