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「Wに変身できず絶体絶命……あ、アクセルだ!」
「しかしご存じのとおりアクセル単体ではウェザーに敵いません。そこで急遽フィリップがサイクロンメモリを投げつけ、ブレードに挿すと……あら、使えました。こんな使い方できたんですね」
「ここで重要なのは、照井がサイクロンの力に耐えられたってとこだな。メモリの力でなんとか井坂を撃退したアクセル。しかし翔太郎は相当凹んでるぞ」
「Wになれなくなったのはきつかったろうな。みんな下山したところで一人熊の捜索をする。探偵としての役目は忘れてなかったな。ありったけのガジェットを使って見つけ出した木彫りの熊……ん、なんだ、しっぽのとこ取れたぞ?」
「しばらくして、フィリップたちの前に翔太郎が熊を持って現れる。尻尾のことは話さずそそくさと立ち去って行った。そんな翔太郎をよそに、フィリップが照井へ新たなるWのパートナーとならないかと誘う」
「事情が事情だけど、そりゃないよねえ。にべもなく撥ねつける照井に対し怒ったのは亜樹子さん。どっちも「フィリップのパートナーは翔太郎しかいない」と思ってるんだから」
「確かにあの男は半人前で生ぬるいですけど、まあだからこそ持ってるものもありますからねえ。……それが、マイナスになる時もあることは否定できませんが」
「熊の尻尾に入っていたのは、ガイアメモリだった。そのメモリの持ち主こそあのベル、鈴子だ。実はあの事件は、有間と鈴子の共犯だったんだ。あの熊は隠し場所にでもしてたのを、おやっさんに持ってかれたんだろう」
「それで情に訴えて、尾頭さんに自首させたんだな。なんという最低な女だ。尾頭さんに謝らんか!」
「なんてことを聞く女じゃねえ。翔太郎からメモリを奪うと、ゾーンドーパントになり空中に盤状の空間が形成されそこに飛ばされるって、なんだこりゃ」
「どうもゾーンメモリはX・Y座標を指定することで相手を任意の空間にワープできるみたいだね。なんて危険な能力だろう、これでダムに落ちた金回収する気だよ。翔太郎川に落とされちゃった」
「また自分の甘さが災いしたと翔太郎は凹みますが、そこフィリップが。熊の中に入っていた鳴海壮吉が尾頭さんに残したメッセージを持って」
「Nobody’s Perfect ……誰も完全じゃない、故に皆が支え合う。翔太郎の行いは、かつておやっさんがやろうとしたことそのものだったんだ。Wにはやはり翔太郎が必要――行くぞ、二人とも」
「お、おい、アクセルがゾーンとビーストのタッグに苦戦しているぞ!」
「ゾーンの能力で死角に潜り込んでビーストが攻撃するわけだからな、勝てるわけがねえ。ピンチのアクセルの前に、コンビ復活のWが現れる。でもやっぱりアンバランスでフィリップが力を抑えようとするが、翔太郎は遠慮すんなと焚きつける」
「……ああっ! エクストリームが来た! 翔太郎をパートナーと認めたんだね!」
「エクストリームはまずフィリップの体を取り込み、そしてWのドライバーと合体します。そこで二人は心も体も、本当に一つになりました。そして誕生した姿こそ、W新にして最強のサイクロンジョーカーエクストリームフォーム!」
「体の中心にあるのはクリスタルサーバーと呼ばれる地球の本棚、いや地球というデータベースそのもので、それを使えば相手の能力どころか動きすら把握できる。言わば未来予測だな。瞬間移動も通用しねえぜ」
「ようし、一気に蹴散らしてしまえ! ルナ、マキシマムドライブ! ヒート、マキシマムドライブ! サイクロン、マキシマムドライブ! ジョーカー、マキシマムドライブ!」
「って四本!? 二本で死にかけたのに大丈夫か!?」
「問題なし! このシールドユニットプリズムビッカーはメモリが互いに干渉しないようできてるだから! うわあ、凄いエネルギー! 余波だけでゾーンがやられたよ!」
「ようし、ビーストも仕留めちまうぞ! いっけええええええええぇぇぇっ!!」
「事件は解決、二人も逮捕されましたが、尾頭さんにとってそれはもっとも辛い結末だったはずです。上手いこと騙されて十年フイにしたんですからね」
「まあ本人はリンゴ飴屋で一山当てる気でいるがな。ショックじゃないわけないが、未来に思いを馳せれるなら大丈夫だろう。おやっさんの後継者であることを認めてくれたし、まだこれからさ」
現実VS虚構(ニッポンVSゴジラ) 2016.08.31
レビュー企画 相棒Legend12 2015.09.20
レビュー企画 相棒Legend11 2015.07.28
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