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「昴星高校で覚醒したゾディアーツ。考えられるのはただ一つ、流星と入れ替わりに行った交換留学生が向こうでゾディアーツ化したんだろう。昴星に向かうしかないな。一方ライダー部はラビットハッチでNo.39のスイッチのロールアウトを終えていた。そしてこれは、他にある意味を持っていた」
「No.39までのデータを元に、最後のNo.40が初めて完成する。その名もコズミックスイッチ! 早速試して……あれ? 入らないよ? しかも最後爆発しちゃった? 未完成なのかな」
「いえ、きちんと作ったはずですが何か足りないんですかね? まあそれは後にして、今は昴星高校です。と言っても他校の弦太朗たちが出入りするのは難しいですが……」
「大杉先生を通して体験入学の形で昴星高校に潜り込んだ弦太朗、賢吾、ユウキ。一見すると普通の高校だな。前回妙な雰囲気だった白川さんも別に……うん? 流星に借りてた本を返したが、流星にそんな覚えはない。間違えたのか?」
「さあな。とにかく調べてみよう。流星も古巣の異変を感じてピリピリしているが弦太朗はそんな態度を嬉しく思う。キャンサーの一件で流星の抱えるものを知ったからか、ダチのためなら本気になるってわかったしな。流星のダチのことならなんでも受け止めると決める弦太朗。しかし流星の心はまだ閉ざされたまま……」
「んでその怪しい交換留学生ってのがこの山田か。天高ではおとなしい普通の男子って感じだが……うん? なんだこの英語教師。発音無茶苦茶じゃないか。しかもなんか学校全体が山田を恐れているような……」
「――!? ちょっと、さっき白川さんがくれた本の最後に、『逃げて流星くん、眠らされる』って……やっぱなんかあるよ、この高校」
「ユウキ、宇宙研究部に訪れましたが、部員みんな宇宙のことを全然知らない妙にゴツイ方ばっか。それもそのはず、この人たち本当は柔道部員なんだそうです。じゃあなんで宇宙研にいるのか? なんでもそういう配役だからとか……ん、なんです、突然倒れちゃいましたよ! あ、ゾディアーツ。こいつが牡羊座、アリエスのゾディアーツ……」
「その正体はやはり山田。ここが自分の王国なんてほざきおって、フォーゼに変身してやってしま……な、どういうことだ!? スイッチが発動しないぞ!?」
「いや、問題があるのはスイッチじゃなくて弦太朗の方だ。アリエスの能力は眠り、正確には生命活動を鈍らせることだ。弦太朗たちにも強烈な睡魔が襲う。肉体の機能が停止しているとスイッチも効果を発動しなくなってしまうんだ。フォーゼもこれには勝てず……待てよ。生命活動を鈍らせることができるなら、反対に活性化させることもできるんじゃないのか? アリエスが次郎を復活させられるってのは嘘じゃなかったのか。結局賢吾たちは捕まるが、弦太朗は白川さん達にかくまわれなんとか助かる」
「次郎のスイッチはあの時以来ONのまま誰にも解除できない。次郎が起きて自らの意思でOFFにしない限りどうにもならないのだ。しかしタチバナさんはアリエス撃破を命じる。後はスイッチを回収して解析すればいいとのこと。しかし流星は納得できない。まあ、スイッチを解析したって次郎を復活させる手段が見つかるかはわからないしな。だけど山田が友人助けてくださいなんて言って応じるわけはないし……」
「一方捕まった賢吾たちは……え、何してるの、芝居?」
「ええ、それもアリエス脚本の。なんとアリエスは眠りの力で学校中の生徒教員を脅して自分の書いた三文芝居を演じさせていた。さっきの英語へたくそな教師も元々体育教師だったんだから当然。アホなことやってますねえ」
「そんな昴星で勝手気ままにふるまい天高に帰らないアリエスに校長が起こって呼び戻しにくるが全然従わない。襲おうとしても逆に眠りの力で危うく殺されかかるし、この人は本当に立場が無いな。ちなみに山田役の人はディケイドの剣編でムツキ役を演じた方だそうだ。狙った演出だとすれば可哀想過ぎる……」
「んで放課後、その日一番演技が酷かった役者を処刑する反省会が始まる。危うく殺されかかるところに駆けつけた弦太朗はフォーゼに変身。ライダー部の面々も合流だ。今度は近づかずNo.39スタンパースイッチを使う。時差式の衝撃爆弾だな。ようし効いてるぞ、とどめのリミットブレイク……うん?」
「メテオ!? なんでフォーゼに攻撃を!? ま、まさか!」
「ぎゃあああああ! メテオがフォーゼにリミットブレイクを! ど、どうしてぇ!?」
「なんつうことを……流星はアリエスと取引をしたんです。次郎を救う代わりに、フォーゼを殺すという取引を。それに気付いたタチバナさんが変身を解除し、ついに皆の前に正体を現した流星。誰もが戸惑う中、一人優しい言葉をかける人間がいました。それは、なんと今殺された張本人です」
「流星が抱えるもの、その本当の心、本当の流星に出会えたことに喜ぶ如月。たとえ受け止めたものが、殺意でも――そして、如月の心臓は鼓動を停止させる」
「予想できなくはなかったがまさか主人公殺すとは――久々にすげえ脚本だな。次回とんでもねえことになりそうだ」
現実VS虚構(ニッポンVSゴジラ) 2016.08.31
レビュー企画 相棒Legend12 2015.09.20
レビュー企画 相棒Legend11 2015.07.28
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