まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2023.09.14
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どうやら第24週は、

これはドラマ序盤からの大きな問題だった。

こうした内容について、
ただの脱線ととらえてる視聴者もいるようですが、
けっしてそうではありません。



若いころ自由民権運動に関わった万太郎は、
早川逸馬に出会い、ジョン万次郎に出会った。


国際的な相互理解をうったえたクララの考えや、
人種差別を憂えた佑一郎の考えにも触れてきました。



いまや「帝国大学のお墨付き」を得た万太郎ですが、

台湾・満州の植民地政策や、
田邊・大窪・野宮の大学追放や、
南方熊楠の神社合祀反対運動や、
寿恵子の「水商売蔑視」などに直面する中、

…ふいに 早川逸馬と再会を果たす という流れです。
彼は「誉れ高い土佐の酒蔵も国のせいで潰れた!」と口にする。



早川は、
あらためて万太郎に 「身分が大事なのか?」 と問います。
そもそも 「雑草という草はない!」 と言ったのは万太郎自身です。


佑一郎は「北海道開拓を支えたのは無学の人たちだ」と言った。

早川逸馬という架空の人物を登場させたことが、
ようやくここに伏線として生きてくるわけですね。



ドラマの万太郎は、
ひょんなことで民権運動に巻き込まれた感じですが、
史実における牧野富太郎は、
それなりの意思をもって、そこに身を投じたと思う。

そんな牧野の「反権力」の精神性を問う内容でもあります。




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最終更新日  2023.09.14 17:35:15


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