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EF81代走:寝台特急「カシオペア」(その1)「カシオペア」がとうとうラストランとなってしまったようです。運転開始以来、EF81のカシオペア専用塗装車が用意され、頑なにこれ以外の機関車を牽引に充てることはありませんでした。EF510が登場し、「カシオペア」にも正式に牽引の出番が入ると、EF81は次々と運用から外れ、返り咲くことは無いと思われました。しかし、意外なところに落とし穴がありました。東北本線やIGR・青い森鉄道などで不通区間が発生すると、上越・羽越線経由の迂回運転を強いられることとなりますが、この区間ではEF510の訓練運転がされていませんので、必然的に在来の機関車が牽引せざる得なくなる訳です。EF510への切り替え後、そのような事態が実際に起きてしまいました。そこで登場するのがEF81となるわけですが、ちょっと事情が違います。既に「カシオペア」専用の運用が解除されてしまったためでしょうか、従来では有り得なかった赤い星ガマが登場することとなったのです。平成22年7月18日 EF8198IGR線内で下り線が不通になったということで、下り「カシオペア」は上越・羽越本線経由で運転されました。しかもカシガマの手配が付かなかったらしく、なんとフツーの星ガマが牽引しました。この組み合わせ、史上に残る出来事でした。このときは事情を知らずに撮影に行きましたので、赤いカマが現れたときには何がなんだか分からなくて、アタマの中が白飛びしました。災害による迂回措置だけではなく、予備車の常駐が無い青森での故障でも非常事態が起きています。平成22年12月23日 EF81137 下り「カシオペア」上り「カシオペア」の牽引機であるEF510が車両不具合を起こしたようで、青森の137号機が牽引してきたとの情報が入りました。この日の下り「カシオペア」は、やはり返却を兼ねた赤ガマEF81青森車がやって来ました。上りはヘッドマークが付いていなかったので、下りについてはどうなるか分らなかったのですが、やはりこちらには予備があるようで、ちゃんと付けてきましたね。平成22年12月25日 EF81137牽引 上り「カシオペア」珍事は続きました。EF510が回復しないようで、またまた同じ137号機が上京してきました。今度は情報を早く察知しましたので、上りの良い光線状態で撮影することが出来ました。平成22年12月25日 EF81137牽引 下り「カシオペア」そして同日、夕方の下りを牽いて、137号機は青森へと帰って行きました。今度は流し撮りが上手くいきました。ひょっとして、また別のカマが連投してくるのではないか・・・と淡い期待を抱きましたが、EF510が回復し、EF81が戻ってくることはありませんでした。その後はご存知のとおり、東日本大震災や台風など、平成23年は自然厄の年となりました。迂回運転の実績がまた生まれてしましましたが、直流機が牽くという珍事も起きています。EF641051牽引:迂回 特急「カシオペア」
2025.06.30
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167系:修学旅行用色167系電車は、それまで使用されていた155系・159系を補完する目的で導入された165系をベースとする修学旅行用車両で、昭和40年に誕生しています。勾配抑速ブレーキを搭載し、勾配線区への入線を可能とし、トンネル断面の低い中央線に対応するため低屋根構造となっていますが、コスト面から前低屋根で誕生した155系や159系とは異なり、パンタグラフ部のみを低屋根としている点、高運転台とした点で大きく異なります。また、戸袋部の窓を開閉可能とするため、ドア幅を特急形車両と同一とした点において、165系とは外観上の大きな相違点となります。165系と同様に、誕生当初は非冷房となっていましたが、昭和54年頃から冷房改造が実施され、全車とも冷房化されています。167系使用列車については、過去ログ『167系:修学旅行臨(集約臨)「かながわ」』『155系・167系:臨時急行「伊豆」』などでご紹介いたしましたように、修学旅行列車以外にも波動用として臨時列車に使用されていました。今回は、修学旅行列車として活躍した修学旅行色・非冷房時代の写真をご紹介いたします。昭和52年 蕨~西川口間にて 167系 日光集約臨私が初めて日光集約臨の写真を撮った頃は、まだ155系の修学旅行色が運用されており、167系は東海道スジの集約臨や臨時急行等に使われることが多かったようです。この写真を撮った後も、湘南色に塗り替えられた155系が運用されておりましたので、167系の運用数は少なかったように思います。155系の廃車後は、167系や165系の波動用車両が運用にあたっていましたが、既に湘南色・冷房化された車両ばかりとなっており、この写真のようなオリジナルの167系集約臨を見る機会はほんの一時期だったように記憶しています。国鉄 155系:修学旅行用電車159系:修学旅行列車 急行「こまどり」153系:修学旅行列車 急行「こまどり」国鉄 キハ58800番台:修学旅行臨
2025.06.29
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りんかい線:「お台場電車」ラッピング(2009年)通勤で利用している埼京線に乗り入れしている東京臨海高速鉄道(りんかい線)の70-000形電車に「お台場電車」のラッピングが施されたことがありました。前9編成のうち03・06・08・09・10編成の4編成にラッピングを施した、力の入ったPRでした。この頃は通勤にデジカメを持って歩くようなことをしていなかったので、乗車したとしても撮影することはありませんでした。そんな折、機会があって撮影することができました。平成21年10月6日 新宿駅にて 70-080編成 快速新木場行体調不良で午後からの仕事に出勤した日、偶然に乗り合わせたラッピング車。新木場行きだったため撮れなさそうだったのですが、たまたま新宿駅で2分の時間調整があったために撮影できたようです。カメラを持っていないので携帯電話のカメラでの撮影。1番線に隣接する旧バスターミナルの様子も現在とは全く違う風景です。平成21年11月7日 武蔵浦和駅にて 70-060編成 快速池袋行この日は、新宿駅における跨線橋(甲州街道←国道20号)の架け替え工事による大幅なダイヤ変更があり、「快速 池袋」という表示を記録するために出掛けてきたときのもの。その際に偶然にもラッピング電車の快速を撮ることができました。「埼京線」と交互表示となるため、非常に苦労しました。平成21年11月7日 浮間舟渡駅にて 70-060編成 快速川越行同日、移動して撮影したもので、運転距離が短くなっていたため、同じ編成が池袋から戻って来たようです。前の写真から40分しか経っていませんから、通常運転では有り得ない間合いになっていました。「お台場電車」のラッピング施行期間は平成21年10月1日から翌年9月30日までちょうど1年間だったようですが、期間が長かった割にやはりカメラを持ち歩いていない時代だったので、撮影した枚数は少ないものでした。
2025.06.28
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国鉄 スハ32系客車:スハフ32形(東北本線)先日『国鉄 スハ32系客車:スハ33形(東北本線)』でスハ32系スハ33についてご紹介いたしましたが、今回は東北本線にて撮影したスハフ32の写真をご紹介したいと思います。旧型客車の中でも小窓がズラリとならんだスハ32系客車が大好きで、普通列車に連結されていると好んで乗車していました。しかし、写真となると中間に連結されていることも多く、あまり写真は撮っていません。少しでも記録しようと思った時にはかなり減ってしまい、出会う機会も殆どなくなってしまいました。昭和55年1月頃? 黒磯駅にて田舎へ行く途中の乗り継ぎの際に撮影したような記憶です。駅は閑散としており、長大な編成に対し、南端にある跨線橋から遠く離れた先頭車には全く人影がありません。赤字にもかかわらず不合理な運用を行っていた時代ですが、その分、ガラ空きの列車は旅情を楽しむには持って来いの時代でした。広窓車に対して車内は少し薄暗く感じ、鎧戸式のブラインドも昭和初期の雰囲気をしっかりと伝えてました。昭和55年8月14日 福島駅にてこれも同じ年のED71終焉を撮影しに行った際、福島駅で撮影したもの。最後部で撮影しやすかったため、スナップしていました。中間車のスハ32よりも緩急車であるスハフ32が好きで、鉄道模型を組成する際も、絶対的に最後部に連結したい車両でした。国鉄 スハ32系客車:スハ32233(釧路)
2025.06.27
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JR東日本 DE101761DE10シリーズで、今回はDE101761号機をご紹介したいと思います。地方に行っても、構内を拠点に稼働しているDE10形機関車に出くわすことはそれほど多くなく、特にJRに引き継がれる前に廃車となってしまった個体も多いことから、写真に残せた数は多くありません。特急「日本海」が廃止になる間際、ついでに訪れた青森車両センターで休んでいたDE10をたまたま捉えていました。平成24年3月13日 青森車両センターにて DE101761過去ログ キハ40系盛岡色:津軽線 345D でご紹介した時の写真の再掲です。1761号機は、昭和52年12月の落成で、他の方の資料によると、新製配置から一貫して青森機関区~青森運転区に配置され、生涯青森を離れることがなかったようです。令和2年4月23日付で廃車となったようですが、整備の上八戸臨海鉄道に譲渡され、現役で働いているようです。
2025.06.26
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国鉄 スハ32系客車:スハ33形(東北本線)スハ32系は、昭和4年から製造が開始された戦前型の客車群で、その分類は多岐に渡っています。第二次世界大戦を挟んで様々な形式が誕生していますが、昭和40年代になると老朽廃車も進み、種類も大幅に整理されてきました。晩年まで営業車として残ったものはスハ32・スハフ32を中心とする車両ですが、中間車であるスハ32のうち、他の形式の改造による自重増を回避するためにTR23を供出し、形式をスハ33としたものがあります。区分としては2種類が存在し、TR40Bと交換したものが0番台、TR47と交換したものが1000番台となっていました。改造は合計で153両となっており、旧型客車全体からすればそれほど多くはなかったため、目にする機会も少なかったと思います。さらに、台車を見ない限りはスハ32と区別が付かないため、記録するのは難しかったかもしれません。そんなスハ33ですが、過去に撮った写真の中に偶然ですが2枚だけ写っていました。撮影年月日 撮影場所不詳 スハ332689中学生の時、実兄と2人だけで田舎へ行ったことがあり、早朝の121レを撮影したものではないかと思われます。ホームが低いことから交流区間、おそらく、黒田原か泉崎辺りで通過待ちでなかったかと記憶しています。この写真を撮ったときにはスハ33という形式が存在したことは知らず、数年後、ガイドブックで台車の違う32系があることを知りました。サイドから撮影していたため形式番号がはっきりと写っており、ホームが低いために上部だけですが台車の違いも判ることから、良い記録になったと喜んだものでした。昭和55年頃 黒磯駅にてこちらは黒磯駅での乗り継ぎの際に撮影したもの。サイド気味ではなかったために番号は判別せず、スハ32だとばかり思っていましたが、ホームの隙間から見える台車を見ると、やはりTR40かTR47と判るようなものでしたので、こちらもスハ33であることが判りました。磐越西線などでも良く目撃しましたので、おそらくは郡山に何両かの配置があったのではないかと思われます。しかし、意外にもスハ32の写真は見当たらず、↓のみのようです。国鉄 スハ32系客車:スハ32233(釧路)
2025.06.25
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国鉄 ED751028牽引:「サロンカーなにわ」国鉄時代末期の1983年(昭和58年)に相次いで誕生した欧風客車のジョイフルトレインたち。その口火を切ったのが東の「サロンエクスプレス東京」と西の「サロンカーなにわ」でした。ほぼ同時に登場し、同じようなコンセプトで誕生した両者ですが、外観・内装とも全く違った造りで、好対照な存在でした。しょっちゅう見ることが出来た「東京」に比べ、なかなか関東にはやってくることが無い「なにわ」は、関東人には憧れの存在であったと思います。その「なにわ」が、東北を1周して関東を通るということで非常に注目されたのが写真の列車です。昭和58年10月5日 黒磯駅にて ED751028牽引 サロンカーなにわこのときは仕事が非番だったので、黒磯まで出かけて交流機牽引を撮影し、新幹線で宇都宮、大宮と2回追い越して写真を撮りました。その後も「なにわ」が東北地方まで遠征する機会は大変少なく、彼の歴史上でもED75は貴重なパートナーとなっています。「サロンエクスプレス東京」が早々にお座敷列車に改造され、「ゆとり」として再出発を図るも、既に引退・廃車となって久しいですが、「サロンカーなにわ」もリニューアルはあったものの、誕生から既に40年を経過しました。ここに来てラストランとなったそうで、今までの活躍に拍手を送りたいです。
2025.06.24
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209系1000番台:常磐緩行線※本記事は、2018-09-21に投稿したもので、当時の表現になっています。常磐緩行線と東京メトロ千代田線を走る209系1000番台。平成30年10月13日を最後に常磐緩行線・千代田線から撤退することになり、9月下旬よりさようならヘッドマークの取り付けを行っているという情報が入ってきました。209系1000番台は、信号装置の変更に伴う増発により不足する編成を増備するため、平成11年12月ダイヤ改正より10両編成2本のみが導入されました。当時から207系900番台とともに編成数の少ないレア車種として活躍してきましたが、その存在は地味でした。今般、中央快速線へのグリーン車導入に伴う不足車両を充足すると思われる転属ということで、常磐緩行線・千代田線からの撤退となり、先に大宮総合車両センターに入場していたマト81編成では既にオレンジ色の帯を装備した209系1000番台の情報も上がっているようです。平成19年7月30日 北小金駅にて マト82編成ポケモンスタンプラリーで移動の際、新松戸から乗ったのがこの編成でした。平成20年8月9日 新松戸駅にて マト82編成撮影会に行く途中に撮影したマト82編成。この時もこれに乗って移動しています。車内の形式表示も撮っていました。何故か末尾の「2」だけ新しく浮いている感じ?平成20年9月22日 松戸駅にて マト82編成平成20年9月22日 亀有駅にて マト82編成常磐緩行線内におけるEast-i検測を追っ掛けた際に撮影したもの。平成21年12月5日 松戸~金町間にて マト81編成これは207系900番代のさよなら運転撮影の際にキャッチしたもの。入庫回送のようです。平成24年11月20日 金町駅にて マト81編成現場回りの際、時間調整中に撮影したもの。レア種は既にこの209系1000番代のみとなっていました。平成30年2月17日 代々木上原駅にて マト82編成久し振りに撮った209系1000番台。小田急線への撮影に行った際、ちょうどやって来ました。JR車の小田急線内乗り入れが始まりましたが、209系1000番台には乗り入れ改造を施行しなかったため、乗り入れ禁止となりました。これを示す「E」が認識標として正面貫通扉窓下部に貼付されました。レア種の割に乗車機会があり、撮影枚数も比較的にありました。しかし、全てついでに撮影したものばかりで気合いは入っていません。転出先となる中央快速線では、E233系オンリーの中にかなりのレア感を醸し出すことになりますが、期間は数年間に限定され、使用後は転出先もおそらくはなくなってしまうでしょうから、その時点で引退・廃車の運命になると思われます。209系1000番台:中央快速線
2025.06.23
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りんかい線:全線開業10周年ヘッドマーク東京臨海高速鉄道(りんかい線)で開業時から活躍していた70-000形ですが、ここに来ていよいよ後継新形式が登場し、2027年度までにすべてが置き換えられるそうです。今回は、かなり前ですが偶然に撮影していた同形式のヘッドマーク・ラッピング編成の写真をご紹介したいと思います。※平成25年2月12日、新宿駅にて。当時、何度か目撃したことがあるのですが、カメラを持っているときには会ったことがなく、ケータイしかないときに撮影したもの。ちゃんと撮れていると思ってたのに、拡大したらブレてました・・・ステッカーは2種類。全線開通10周年と、埼京線乗り入れ10周年が同時となります。りんかい線:20周年ヘッドマークりんかい線70-000形に「全線開業10周年」ヘッドマーク
2025.06.22
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四国高速バス 三菱ふそうエアロキング:「ハローブリッジ号」三菱ふそうエアロキングシリーズです。新宿西口バスターミナルで捉えたものですが、撮影時点では正体不明であり、自宅に帰って調べてからその存在が判明しました。※撮影は、平成22年1月22日、新宿西口バスターミナルにて。三菱ふそうエアロキング 四国高速バス 「ハローブリッジ号」残業帰りにケータイでの撮影なので画質は良くありません。四国高松方面と横浜・新宿を結ぶ夜行高速バスです。平成21年7月からエアロキングを使用し、その後も路線としては維持されたようですが、平成28年に他車に置き換えられてしまったようです。
2025.06.21
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DE11ディーゼル機関車:大宮機関区・大宮操車場DE11は、本線にも入換にも使用でき、DD13では足りなかった出力を大きく増強した新世代のディーゼル機関車として誕生したDE10を母体としたカマです。DE10は本線仕業を想定していたため蒸気暖房装置を搭載した一方、DE11は重入換用として蒸気暖房装置の搭載を省略し、粘着力を向上させるために死重を搭載していたことが特徴です。その機能性から、大規模な貨物操車場に配置されました。今回は、大宮操車場で働いていた大宮機関区のDE11の写真をご紹介いたします。国鉄職員時代に内部から撮影したものですので、一般の方では撮れなかったアングルです。ハンプ入換は、上り・下りとも各2両のDEが仕業に入ります。入換が始まる時間になると、大宮機関区を発車したDEの重連が機回し用の長い回送線を通ってやってきます。上り回送線はやや掘り下がった場所に設置され、ハンプ山の下を通ってきます。DE1140がやってきました。こちらは、DE1140の牽引する下りハンプへの引上げ列車です。ハンプの高さはそれほどではありませんが、やや勾配のかかった線路であることがお判りいただけると思います。DE11は入換専用機として製造され、本線上で客車を引く可能性は皆無ですから、おそらく走行写真を捉えることは非常に難しい機関車だったと思います。次位に連結されたワキ5000の姿も貴重。4両の機関車が並んで待機中です。向かって左2両が下り入換、右2両が上り入換に使用されます。これはハンプ入換機だけですので、他にも東部入換、西部入換のそれぞれ駅別と方向別がありますので、どのくらいの機関車は1日に稼動していたのか、想像も付きません。写真は向かって左からDE1010、DE1142、DE1067、DE1141。各線路に並ぶ巨大なクローバーみたいなヤツは「入換合図機」と言い、ランプが4つあり、操車係(誘導担当)がこの合図機により機関士に動きを指示します。最大で1編成の長さは400mを超えるものもありますので、1線に3~4箇所くらい設置されていて見通しを確保していたような記憶があります。バックに写っているのは、大宮暫定開業となった大宮駅で、新幹線の開業により急速に駅が巨大化していきました。左側の行き止まり絶壁になった部分で、暫定開業の様子が伝わってきます。貨車を散転し終わった入換機は、ハンプの坂を軽快に下って、また次の列車を引上げに行きます。バックに見えるのは建設中の東北新幹線及び埼京線の高架です。私が立っている場所は、現在は貨物線(湘南新宿ライン)の下り線が敷設された辺りです。写真はDE1139。大宮機関区のDE11は、39~45号機が配置されていたようです。いずれも昭和44年8~9月製でしたが、私が働いていた末期の頃には43~45号機を見たことがありません。39~42号機は、大宮機関区廃止後に田端~品川と渡り、民営化直前に廃車となったようです。一方で、43~45号機は早いうちに散り散りとなり、44号機以外はやはりJRに継承されることなく廃車となったようです。貨物の大合理化がなければもっと活躍できた筈ですが、これら初期車は20年も在籍できず、可哀想でした。
2025.06.20
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EF8113牽引 20系客車:快速「エキスポライナー」昭和60年に開催された「国際科学技術博覧会」(つくば万博)開催に伴うアクセス輸送に設定された臨時列車シリーズ。今回は、EF81牽引+20系客車列車による快速「エキスポライナー」をご紹介いたします。※撮影は、撮影日不詳、与野駅にて。EF8113牽引 下り 快速「エキスポライナー」EF81初期車が牽引した20系編成による「エキスポライナー」。つくば万博では、会場周辺の宿泊施設が極端に少なかったため、20系や583系による「エキスポドリーム号」としてホテル代用列車が設定されました。宿泊だけなら停泊しようでも良いのですが、宿泊施設の運営には旅館業法の免許取得が必要となるため、あくまでも「夜行列車」としての位置づけで設定されることになりました。土浦駅で乗車し、電留線で宿泊後に土浦駅に戻し、万博中央駅停車で水戸へと運転されたようです。この「エキスポドリーム」は夜間のみの運転であったため、昼間は大宮からの輸送にも活用されたようで、日によって583系やこの20系による「エキスポライナー」にも使用されました。料金なしでこれらの列車に乗ることができたのですから、乗り鉄でもしておけばと悔やまれます。401・403・415系:快速「エキスポライナー」EF80・EF81牽引キハ58系:快速「エキスポライナー」 12系客車:快速「エキスポライナー」キハ58系:快速「エキスポライナー」
2025.06.19
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飯田線:クモユニ147クモユニ147は、飯田線の新性能化に際して昭和58年に製造された郵便・荷物車です。車体はこれより少し前に誕生した身延線用のクモユニ143に準じていますが、101系からの流用(改造)によって誕生したため、別形式となっています。パンタグラフは一基のみで、辰野方に向いています。荷物車の連結が豊橋方のため、119系との併結では前パンにならなかったようです。昭和58年6月28日 飯田線 田切~伊那福岡間にて列車が小さいので非常に判り難いですが、クモユニ147を先頭としたクモハ119+クモハ119+クハ118の4連です。119系の投入時にはまだ姿を見なかったように思いますので、戦前型のクモニやクハユニとの交代時、つまり119系導入よりもやや遅れて運用に入ったと思われます。そんなタイミングもあってか、嫌々ながらも数枚撮影していた119系と比較し、現役のクモユニ147を捉えていたのはたったこの1枚だけでした。昭和60年に飯田線内の郵便・荷物輸送が廃止されてしまったため、当初の目的を果たしたのはたった2年くらいとなってしまったようです。その後、大垣区に転出して東海道線などの荷物輸送に当たりましたが、こちらもたった1年で国鉄における郵便・荷物輸送の全面廃止によって役目が無くなってしまいます。当時フリークエンシーによる短編成化が全国的に行われており、1M方式の利点を活かしたクモハ123へと用途を変え、活躍することになります。
2025.06.18
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東武鉄道 1700系・1720系 特急「きぬ」言わずと知れた東武鉄道伝統の特急列車です。現在は永らくスペーシア100系が使用されていますが、私が青春時代を送っていた頃、東武ではやはりDRCが青春時代を送っておりました。過去ログ『東武鉄道 1700系・1720系 特急「けごん」』をご参照ください。今回は、DRC時代の「きぬ」をまとめました。3枚とも 昭和56年6月6日 新大平下~新栃木間にてこのときは同区間を徒歩で踏破し、様々な車輌・列車を撮りました。とりわけDRC「きぬ」は昼間の殆どの時間に走っており、朝の下りと夕方の上りが中心の「けごん」に比べると、大変撮影しやすい設定と言えます。私的には知識が無くて、どの車輌が1700で1720だかは判りません。昭和57年5月 新古河~栗橋間にて国鉄の利根川橋梁へ撮影に行った際、ついでに寄って撮ってきたものです。鉄橋の直前でカーブしているので、300mmで覗くと、まるで鉄橋の中から撮影しているように撮ることが出来ました。晴れだとトラスの影が出てしまって鬱陶しいですが、中に障害物の無い鉄橋内は、まるで金属で出来たトンネルのように映ります。平成3年5月14日 撮影場所不詳多分、東武鉄道の中では近場の有名な撮影地だと思うのですが、クルマで適当に行ったので場所がハッキリしません。「りょうもう」が来なかったので、日光線内に入ってからだと思います。この写真だけはDRC晩年のもので、運転席屋根上に増設クーラーが付いています。1700系・1720系は、平成3年8月31日をもって定期運用を離脱、後進のスペーシアにその任を譲っています。なお、一部の車両は特急「りょうもう」用に機器を流用し、現在も生かされていることはご承知のとおりです。
2025.06.17
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185系:特急「あかぎ8号」(臨時化後)急行形車両を次世代の特急車両として運用するために登場した185系。動態保存的に残された最後の2編成もここまでのようです。185系には東海道線用の0番台と東北・高崎線用の200番台があり、200番台うち「新幹線リレー号」に使用されて任務が解除された分については、7両編成のまま東海道線「踊り子」に使用されていました。上野口と東海道口では長らく分離運用されていましたが、新宿発着で運転された「あかぎ」については東海道用の200番台を使用しており、特急「ウィークエンドあかぎ」から「あかぎ」「スワローあかぎ」に移行した後は、元チタ車A編成(0番台10両編成)が使用されるようになりました。平成26年3月、「スワローあかぎ」の誕生と共に上野口の特急列車は651系化されました。新宿発着となる「あかぎ8号」「あかぎ9号」は185系10連のまま存置されていました。地元でしか撮っていないので同じ写真ばかりですが、殆どの編成が撮ってあったようなので、編成番号順にまとめておきたいと思います。※列車は、すべて「あかぎ8号」です。また、紛らわしいですが、平成26年3月改正以前は「ウィークエンドあかぎ」時代の平日運転の「あかぎ8号」であり、改正以降は「スワローあかぎ」と対になる休日運転の「あかぎ8号」となります。平成25年3月24日 A1編成(ブロック色)平成27年4月29日 A1編成(踊り子色)平成27年1月12日 A2編成平成25年4月27日 A3編成平成25年3月20日 A4編成平成22年12月12日 A5編成(ブロック色)平成28年2月14日 A5編成(踊り子色)平成23年7月16日 A6編成(ブロック色)平成27年3月14日 A6編成(踊り子色)平成24年3月3日 A7編成(ブロック色)平成27年12月30日 A7編成(踊り子色)平成23年1月9日 A8編成(ブロック色)ポジションが良くなかったですが、A8編成塗装変更の直前最後の頃だったようです。平成23年8月13日 A8編成(踊り子色)平成24年7月28日 A8編成(踊り子色)///復活の先駆けとなったA8編成。しばらくして他編成にも波及していきましたが、残存していた「あかぎ8号」も平成28年3月のダイヤ改正で651系化されることになり、塗装変更が全編成に波及する前に特急運用は消滅してしまいました185系OM車:特急「あかぎ」(その1)185系OM車:特急「あかぎ」(その2)185系OM03編成:特急「あかぎ」185系元チタB編成:特急「あかぎ」185系OM車:特急「あかぎ」デッドヒート編185系:特急「スワローあかぎ2号」185系:特急「スワローあかぎ13号」 最終列車651系11連:特急「スワローあかぎ4号」651系:新宿行き 特急「あかぎ10号」651系7連:特急「あかぎ」651系7連:特急「スワローあかぎ」(上野口)651系7連:特急「スワローあかぎ」(新宿口)185系チタ編成:特急「ウィークエンドあかぎ」165系:急行「あかぎ」
2025.06.16
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キハ20系:キハ52156(国鉄時代)キハ52形気動車は、キハ20系に属する両運型の単車で、キハ20の1エンジンに対し、2エンジンを搭載した強馬力型の気動車です。昭和50年代前半、旧型の10系気動車を置き換えるためにキハ40系列が新製されるようになると、さらに新旧交代は20系気動車にまで及ぶようになってきました。キハ22が多かった北海道では交代が緩やかでしたが、本州や九州ではかなりのスピードで世代交代が行われ、1エンジンのキハ20、25、キハユニ26はあっという間に淘汰されてしまった感がありました。一方、2エンジンで誕生したキハ52は、両運型で強馬力であったためか使い勝手が良かったようで重宝され、最後の車両は平成23年まで長きにわたって活躍しました。昭和57年8月8日 富山駅にて キハ52156?富山港線の撮影の際、側線に停まっていたキハ52を何気に撮影していたものです。当時は既にかなりの20系気動車が廃車になってきていましたので、希少性に気が付いていたと思います。しかし、この首都圏色は好きではありませんでした。スキャニング画像を大きくして確認したところ、どうも車番が156に見えます。当時、富山機関区の所属であり、高山本線やその支線に使用されていたようです。そしてなんとこの156号は、JR化後も西日本に残り、さらに冷房化の上最後まで大糸線に残っていた車両なんですね。これには驚きました。大糸線に残った冷房化後の同車に出会ったことは残念ながらありませんが、さらに驚くことに糸魚川で保存されているということです。個人的にはあまり記録の残っていないキハ52ですが、保存車の原形時代の記録できていて嬉しく思います。
2025.06.15
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251系:特急「ビュー日光」(方向幕)既に引退して久しい251系特急形電車ですが、「スーパービュー踊り子」用として誕生していながらも、平成前半くらいには、本業の伊豆方面以外にも足を延ばしていたことがあるようです。251系が引退となる頃、「ホームライナー小田原」の写真を撮った際、偶然にも幕回しの場面に遭遇したので見ていたところ、意外な幕を発見しました。特急「ビュー日光」という幕が出てきました。自分としてはまったく記憶のない列車でしたが、調べてみたところ平成7~11年くらいの多客期に設定されていたようです。ちょうど結婚~子育ての頃で住まいも板橋区であったため、鉄道写真からも一番離れていた時代でした。当時はこのような車両自体にも、臨時で珍しい場所を走るということに対してもまったく興味を持っていなかったので、記憶の片隅にも残っていない列車でした。251系:臨時特急「ビュー谷川」
2025.06.14
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蒲原鉄道バス:いすゞCJM平成8年3月9日、磐越西線の非電化区間に初めてSLが復活した時、撮影の帰り道に当時は未だ健在だった蒲原鉄道に寄っています。と言っても、残っていたのは磐越西線の五泉から村松までのたった2区間でした。このとき、村松の車庫において蒲原鉄道の車両写真を撮っていたのですが、そこに1台のバスが現れました。当時、バスなど全くと言って良いほど興味が無かったのですが、地元や都心では見ることの出来ない古臭いスタイルなのに、まるで今納品されたばかりかのようなキレイな塗装のバスが現れたのです。まだバス自体に目の行かなかった頃なので、形式等も全く分かりませんが、とにかく、強烈なインパクトがあったので写真を撮っておきました。その後、このクルマは「いすゞCJM」であろうと分かったのはバスに興味を持ってから3年経ったくらいのことであり、この写真を撮ってから10年以上も後になってからのことでした。で、発売されたバスコレクション第15弾の中に、蒲原鉄道のいすゞCJMがラインナップされた予告を見たとき、『これはひょっとして・・・』と期待していたのです。ナンバープレートが「・890」!やはり、予想通りそのものズバリ!でした。多分そうだろうとは思っていましたが、自分が出会い、写真を撮ってあった実物が模型化されるなんて、こんなに嬉しいことはありませんね。しかも現行車種ではなく、当時としても15年近く前に撮った写真の車両ですからね。まあ、模型と写真と見比べると、幕部の塗装の捉え方がかなり違うのは参りましたけど。実車写真では真っ白に見えますが、私の記憶では、若干みどり掛かっていたことは間違いないと思いますが、これだとあからさまに違っちゃってますね。それでも、私が持つ数少ない旧車の写真が模型化のプロトタイプに選ばれたのは非常に嬉しいです。電車と共に、まるで昭和50年くらいにタイムスリップしたかのような組み合わせ。当時はこれでもまだそんなに昔の話ではなかったんですよね。古き良き時代。大事にしなかった報いとして、今は全てを失ってしまいました。
2025.06.13
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都営新宿線 10-000形:10-240編成東京都交通局の都営新宿線用である10-000形のうち、10-240編成が平成29年7月14日、若葉台へ廃車回送されたそうです。10-240編成は、都営新宿線で唯一の6次車で、詳細は分かりませんが平成初期の製造となっています。既に冷房装置が搭載されており、方向幕等がLED化されたのは同編成が最初だそうです。平成22年6月3日 都営新宿線 船堀駅にて 10-240F現場回りをしていた頃、珍しく都営新宿線沿線の現場で。地上である船堀駅へ移動し、ちょっと撮影しての帰り道です。乗車する筈の電車がちょうど10-000形だったので、一度しまったカメラを出して撮影しました。LED車なので「新しい」イメージでしかありませんでしたが、30年近く使用されたことを考えると、寿命と言われても仕方ありません。現在はホームドアも設置されてしまい、このような写真も撮ることができなくなってしまいました。
2025.06.12
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大井川鉄道:312系(元西武鉄道351系)大井川鉄道において永らく活躍を続けた312系電車。その前身は西武鉄道の351系電車でした。西武鉄道からの引退に合わせ大井川鉄道へ譲渡。その際に2扉化され、さらに初代レッドアローの座席に換装されました。平成6年8月20日譲渡は、3両編成と2両編成が1本ずつの2編成でしたが、運用上の問題もあって3両編成のうちのサハは解除され、お座敷客車に改造されました。2編成は主力として使用されていましたが、平成14年2月、312編成が家山駅構内で脱線事故を起こし、休車の後廃車。313編成も追って廃車となり、長く千頭駅に留置されていたそうですが、平成28年7月7日、とうとう解体されてしまったということです。この写真を撮影した当時はSLの撮影だけが目的であり、電車には興味を持っていませんでした。そんなこともあって、この写真の編成がどちらであったのか、今となっては判りません。
2025.06.11
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京王バス「OZONE」シャトル:エアロミディもう10年以上前になりますが、新宿西口で良く見掛けることのできた特殊な塗装のバス「OZONE」。新宿パークタワーへのシャトルバスとして運行され、京王バスが運行を請け負っています。新宿駅界隈では珍しい小型であり、特別な塗装で目を引きましたが、いつの間にか見掛けなくなっていました。平成19年4月1日 新宿駅西口にて 京王バス エアロミディMJ小型でありながら大きなCNGタンクを背負っているので大変目立ちます。帰り道に帰り道に良く見掛け、なんのバスだろうと気になっていました。その後の調べで、送迎用のシャトルバスであることを知りましたが、自分の勤務先よりも遠くに行ってしまうため、試しに乗車したすらありません。どうもSNGタンクの期限切れと共に引退してしまったようで、その後は日野ポンチョにより運転されているようですが、残念ながら専用塗装は存在しないようです。平成20年1月26日 新宿にて私自身が新宿から引退してしまったため、もう見る機会もないことでしょう。
2025.06.10
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マル鉄回顧録にて『マニ30-2010 ホロ付入線』をアップいたしました。国鉄時代を生きてきた私としては、やはり幌付きのこの顔が心地良い。写真館では既にアーカイブ済みとなっています。国鉄 マニ30:現金輸送車A1495 マニ30-2010 ホロ付[マイクロエース]《発売済・在庫品》A1495 マイクロエース マニ30-2010 ホロ付 Nゲージ 鉄道模型(ZN144719)マニ30-2010 ホロ付 【A1495】 (鉄道模型 Nゲージ)[鉄道模型]マイクロエース (Nゲージ) A1495 マニ30-2010 ホロ付
2025.06.09
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EF81カシガマ牽引:寝台特急「カシオペア」寝台特急「カシオペア」は、運転開始時から専用塗装のEF81(いわゆる「カシガマ」)が牽引することで歴史を重ねてきましたが、老朽淘汰により、平成22年6月にEF510置き換わりました。平成28年3月、いよいよ新幹線が北海道へ渡ることになり、定期設定の「カシオペア」は廃止になりました。今回は、専用機として用意されたカシガマ牽引の「カシオペア」をまとめてみたいと思います。上り8010レ編平成21年12月27日 EF8179平成21年4月19日 EF8192平成22年1月31日 EF8199下り8009レ編平成22年2月28日 EF8179平成21年9月6日 EF8192平成22年6月20日 EF8199ちょっと雪景色編平成20年2月3日 EF8179(画像不鮮明だけど多分・・・)平成20年2月10日 EF8192平成22年2月18日 EF8199「カシオペア」自体は死ぬまで1回は乗ってみたかった列車でしたが、この専用塗装「カシガマ」はとにかくナンバーが見づらく、好きになれないカマでした。カシガマ牽引の写真は29コマありましたが、今回はナンバーが見易く写っているものを中心にチョイスしてみました。地元で約3年間撮っていた割にやはり見易い写真は極めて少ない状況でした。
2025.06.09
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251系:「スーパービュー踊り子」(回送編)令和2年3月のダイヤ改正で引退した251系電車。民営化間もない平成2年に「スーパービュー踊り子」用として営業運転を開始し、ちょうど30年の節目に当たります。基本的には東京~伊豆急下田間の運用ですが、土休日には新宿発着が設定されており、期間によって大宮始発が設定されることがあります。そのため、本来は縁のない列車(形式)ですが、地元で見ることが出来ました。※撮影は、いずれも 蕨~西川口間にて平成22年1月23日貨物線を大宮方面へ下る朝の回送列車。まだ田町車両センターに配置されていた時代で、大宮始発を運用するため、田町~新鶴見~大宮と回送されていました。これは、まだ上野東京ラインが開通していなかったためで、地元で251系を見られるのはこの列車のみでした。※過去には臨時特急で見ることができたらしい。平成25年4月13日平成25年5月3日平成25年7月27日平成26年5月3日平成26年8月2日平成25年3月に田町車両センターが車両無配置となり、251系40両全車が大宮総合車両センターへと異動しました。その関係で、東京発着となる「スーパービュー踊り子」も東大宮から東京駅まで回送することになりましたが、まだ上野東京ラインが開通していないため、田町車両センターの所属時代とは逆方向に、新鶴見経由で回送する必要が生じるようになりました。そのため、蕨駅付近を5:50通過という早朝の送り込み回送が行われていました。平成25年3月16日平成25年9月14日平成27年2月11日配置が大宮総合車両センターとなったことで、新宿に到着した上りの「スーパービュー踊り子」についても貨物線経由で東大宮に帰区することとなり、夕方の下り方向でもその姿が見られるようになりました。特に興味があった訳ではない251系でしたが、大宮総合車両センターへ異動後はその姿を捉えることが多くなりました。これは、上りブルトレの到着時間帯や、夕方の下り貨物列車のピーク時間帯に回送スジが設定されていたためで、ブルトレが消滅、貨物牽引機も面白みがなくなり、進んで撮影に行く機会も激減し、251系も廃車となりました。251系:臨時特急「ビュー谷川」
2025.06.08
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国鉄 直流型電気機関車:EF6629EF66シリーズで、29号機です。デジカメ導入時には車籍が残っていたようですが、長い休車だったようでJR時代の写真はありませんでした。昭和58年5月15日 瀬野~八本松間にて EF6629国鉄時代のEF6629号機です。次位に高速冷蔵貨車のレサ10000が連結されており、工場回送かな?と思っていたのですが、さらにレム5000も続いているので積荷があるのかもしれません。その後ろにはワラ1?がズラズラとつながり、さらに続く形式不明のタンク車も今となっては興味をそそります。山陽区間では、このような低速の重量貨物列車にもEF66が活躍していました。29号機は、2016年度に除籍になったようです。
2025.06.07
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団体列車:「ELレトロ栃木・福島号」※本記事は、2015-06-06に投稿したもので、当時の表現になっています。ふくしまデスティネーションキャンペーンに合わせ、JR東日本横浜支社が「ELレトロ栃木・福島号の旅」を企画、平成27年6月6日に横浜~郡山間で運転されました。早朝に高崎から横浜までEF641001+旧型客車7両+EF8197で回送され、そのまま折り返し、新鶴見操でEF641001を解放後、EF8197牽引で郡山へと向かいました。なお、EF641001は単機で田端(尾久)まで回送され、旧客を牽いて帰区する模様です。※撮影は、平成27年6月6日です。EF641001牽引 回????レ霧雨の暗い中、それはゆっくりとしたスピードでやって来ました。EF8197後補機旧型客車7両を挟み、営業運転の本務機を後部にぶらさげています。パンタグラフは2つとも上がっていました。ヘッドマーク等の装飾もありません。あまりにもスピードが遅かったので、真上まで移動する時間がありました。EF8197牽引 9121レ 「ELレトロ栃木・福島号」営業列車はいつもの慣れた場所でと思いました。しかし、いつもはカマだけ撮れれば良いのであまり気にしていなかった架線柱ですが、旧客メインで側面を出そうとすると、どうも架線柱が際立ってしまうようで。それでいつもは選ばないポジションにしてみたのですが、画角の取り方が甘かったのか、後部が切れてしまいました。もっとも、後補機が付いていないのをこの時は気にしていませんでしたが・・・列車は郡山までのロングラン。返しの回送は20時過ぎですので、ここで追跡は終了です。前日にEF8197が高崎まで回送された情報がありましたが、まさかこのシチュエーションで星ガマを用意するとは・・・そのセンス、信じられません。
2025.06.06
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旧型国電 身延線:クモハ51852身延線は、トンネルの断面が小さいことから、電化は早かったものの入線できる電車の構造に制限があることは良く知られています。旧型国電時代は、現在とは違って特殊なパンタグラフは開発されていなかったため、標準のパンタグラフでも入線できるように、車体屋根側の高さを下げて対応しており、殆どの電動車に800番台の番号が付与されていました。そんな経緯もあり、身延線入線に当たって特殊な形態をした電動車がいくつか存在しました。昭和56年7月23日 富士駅にて クモハ51852形式はセミクロスシートのクモハ51を名乗っていますが、元は2ドア車のクモハ43です。この車両は、3扉に改造してセミクロス化し、さらに、身延線用にパンタグラフ部の屋根を下げるため、パンタグラフを後部に移して部分低屋根化を行っています。元パンタグラフがあった部分は、ベンチレータを新たに設置していますので、改造後にしては形態が整っている方ですね。なかなか先頭には立ってくれない車両なので、キレイに撮ることはできませんでした。戦争によりその形態の変更を余儀なくされた、彼もまた時代の申し子と言えるでしょう。
2025.06.05
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EF641052牽引:団体列車「快速ELレトロ福島号」※本記事は、2016-06-04に投稿したもので、当時の表現になっています。平成28年4月30日~6月30日まで「『福が満開、福のしま。』福島県観光キャンペーン2016」が開催されています。これに合わせ、JR東日本横浜支社の企画により「ELレトロ福島号の旅」が設定され、横浜~郡山間(往路のみ)に快速「ELレトロ福島号」が運転されました。※撮影は、平成28年6月4日です。EF641052牽引 9121レ 団体 快速「ELレトロ福島号」企画で発表されていたとおりEF64の牽引となりましたが、茶ガマでは無く1052号機の登板となりました。編成は、旧型客車6両となっています。今回はオハニが連結されていなかったようです。なお、黒磯以北はED75が牽引し、まさしく往年の普通列車のような編成で運転されました。
2025.06.04
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京成バス:三菱エアロミディME(8304)京成バスの続きで、三菱エアロミディMEをご紹介いたします。前記事の写真と同時に撮影したもので、利用者数の問題ではなく、狭小道路が経路上にあるために導入されたようです。三菱エアロミディには中型のバスもありますが、このMEは車体長が短いだけではなく、幅員もマイクロバス並みに造られているそうです。平成20年1月6日 京成バス金町営業所にて 三菱エアロミディME 8304写真の車両は、テールランプの位置からPA-ME17DFと思われます。エアロミディMEでは後期の車両となりますが、排ガス規制の関係で2007年(平成19年)に製造が中止になったそうです。さすがにずいぶん前に廃車となってしまったことでしょう。
2025.06.03
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205系前期車:武蔵野線(その2)205系前期車:武蔵野線(その1)からの続きで、編成番号が判別できるものをまとめてみます。枚数があるので前後半の2回に分けます。M1 平成21年7月4日 南浦和駅にてM3 平成23年5月16日 西国分寺駅にてM3 平成24年9月17日 東川口~東浦和間にてM4 令和元年5月3日 東川口~東浦和間にてM6 令和元年5月3日 東川口~東浦和間にてM6 平成31年3月3日 西浦和駅にてM7 平成26年9月27日 新座駅にてM8 平成26年7月20日 南浦和~東浦和駅にてM9 平成27年7月18日 与野駅付近にて 「むさしの号」武蔵野線は京葉線への乗り入れ対応として6M2Tの比率が必要となりますが、M車が不足となることからM車ユニットをVVVF化することにより4M4T編成で対応することになりました。当該MM’ユニットは5000番台を名乗り、ここにある編成は全て5000番台を組み込む編成となっていました。この写真にある編成は全て廃車済みであり、ジャカルタへの輸出が完了しています。205系前期車:武蔵野線(その1)103系:武蔵野線武蔵野線:京葉線内快速運転101系1000番台:武蔵野線
2025.06.02
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都営新宿線 10-000形:10-210編成都営新宿線10-210編成は、昭和61年に船堀~篠崎間延伸の際に増備された3次車です。平成22年6月3日 東大島駅にて 10-210Fそれまで全く撮影などしたことのなかった都営新宿線。現場仕事で一之江まで行く機会があり、時間的に余裕もあったことで地上区間の東大島駅でちょこっとだけ撮影した時のものです。この時点で1・2次車は既に廃車されており、この3次車が最古参になっていました。この写真を撮影した1年半後の平成24年1月7日、廃車のために回送されたそうです。
2025.06.01
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