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ホメオパシーのいい所なんですが、両方を一度にケアしない方がいい場合もあります。 例えば、風邪の時。身体に起きた症状中心に情報を集めて、レメディーを決めた方が解決への早道です。「インフルエンザが流行している」「鼻水の色が黄色い。」「いつもより水をよく飲む。」といったことがレメディーを選ぶ際の所見として大事です。 自力でやるのは無理って場合もあります。 長年続いてきた不調を、自分で心と体の両方をケアするのと言って頑張ると、大抵外します。外したレメディーであーでもない、こうでもない。効果が出たかわからないって悶々としているうちにどんどん悪くなったりすることもあります。 病名でレメディーのリストなどを作って公開している親切なホメオパスの方がいるそうですが、病名だけでは処方とは言えません。心の問題や、身体症状の特徴も含めてレメディーは処方するのですが、それがないので結果につながることはありません。 子供の問題も、風邪や下痢といった軽症のものではなく、問題行動やおねしょを親が選んでというのも大抵外します。親の欲目というのは、基本くもっていますので、冷静な判断ではありません。自分の子供時代のことを投影したり、こんな子に育ってほしいと言った願望を込めたりしながら選びますので、お子さんではない別のモノになっています。 お気をつけください。
2024.01.30
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「咳に○○」と書いてあると、盲目的にそのレメディーさえ摂っておけば良くなるって思ってますか? 危ないですよ。 何が?って詳しく書きます。 その咳が2カ月以上続いていたら、ただの咳ではなく「咳喘息」という病名になります。風邪症状の咳だけ残っている場合とは違っていて、喘息の処方が必要になってきますので、病院で治療しましょうねという状態です。 そのような状態でしたら、なるべく早めの受診が吉ですね。もうセルフケアのレベルじゃありません。風邪を経過させるその過程にも問題があって、そのような状態になってます。2カ月続く咳でなくても、熱が下がらなくて咳が続く場合、怖いのは肺炎です。肺炎もセルフケアでは無理ですね。なるべく早めの受診は、土日や夜間は避けて、平日がいいですね。病院の機能っていつ行っても同じじゃないんです。夜間ですと、肺炎かどうか確認したいのに、胸部レントゲンが撮れないこともあります。担当する医師が内科医とは限りません。 開いてりゃいいですけど、将来的に夜は診ませんってことになる可能性はあると思います。ただでさえ薬不足ですし、医療従事者の離職もよく耳にします。いつまでも今と同じ状態で利用できると思わない方がいいかもしれません。「咳に○○」って記事に飛びついて、そこだけ切り取って都合よく解釈すると、どれぐらい続いているのか、熱はどうなのかが抜け落ちてしまいます。 お気を付けください。
2024.01.13
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レメディーは、摂る回数も大事です。 症状を見て、横ばいなら追加・・・が、わかりませんという方は、まずは3回摂らせてください。1回目と2回目の間は最低でも30分以上あけて下さい。次々とポイポイじゃないんですね。3回摂らせて効果を感じた場合、今日はあと2回追加可です。30分よりもっと長めに時間をとって追加してください。昨日の記事で摂らせた結果、効果を感じたレメディーは、今日も同じものを摂って下さい。その際に、レメディーを摂る回数は昨日より1回減らして下さい。 摂るのを忘れた、摂らなくてもいいような気がした場合は、実際に症状が昨日と比べて改善しているようなら、良しとします。 日本のセルフケアの現場での問題は、摂りすぎです。良くなったら止める。いつまでもレメディーを続けない。覚えておいてください。症状が一度良くなったのにダラダラ続く場合は、摂りすぎですので、まずはレメディーを止めて時間をとってみてください。それだけで改善に向かうことがあります。 効果がない場合は、レメディーを変更します。(1)アコナイト(Aconite)は、2番手の可能性は低いので外します。 水の飲み方に注目すると、いいですね。喉が渇いて普段より飲んでいるようなら、ブライオニア(Bryonia)は、どうでしょう。 ブライオニア(Bryonia)の特徴は、他にも動くと症状が悪化します。朝に調子の悪いことが多いです。 ジェルセミウム(Gelsemium)は、あまり飲まないようならおすすめです。インフルエンザがらみだけではなく、肉体疲労時の風邪にもいいですので、旅行から帰った後から引いた風邪にいいですね。あちこち片づけて疲れて風邪っぽいなんて時に、「風邪っぽい」の段階から積極的に使ってみてください。 温かいものを飲みたいようでしたら、ヘパサルファ(Hepa sulphur)です。お部屋も温かくしたいし、着こんだり、布団にくるまっているようでしたら、それが根拠になります。 プルサティーラ(Pulsatilla)もあまり飲まないのですが、こちらは、温まると悪化です。部屋が暑いと窓を開けたり、布団を蹴とばしたりするかもしれません。 もっと勉強したい場合は、個人でセルフケアセミナーをお申し込みください。
2024.01.07
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普段の講座では、記録をとってとか、セルフケアの本で索引のようなレパートリーであたりをつけて、ひとつひとつのレメディーについて詳しく書かれた部分を読んで、一つに絞ってねとお話ししますが、手元に参考にできる本がないけど、レメディーキットはあるという方へ。三連休で病院が手薄なのはどこも同じですし、被災地では、停電で診察できませんという事態がないとも限りません。 鼻風邪と腹風邪に使えるレメディーのまとめです。 【1】 鼻風邪咳があっても喉が痛い場合も含めます。 (1)アコナイト(Aconite)かかったかなと思ったら、24時間以内でしたら使えます。鼻水は透明なことが多いです。 (2)フェルムフォス(Ferrum Phos.)のどに来る風邪ですが、声が枯れているのが特徴です。大きな声を出した後の喉の不調にも使えます。沢山の人と話した後の喉の不調にも使えます。 (3)ベラドンナ(Belladonna)高熱にベラドンナって覚えてください。38.5℃を越える体温が続いている時に使ってみてください。 (4)ブライオニア(Bryonia)風邪症状がはじまってから、やたらと喉が渇いて水を飲む場合におすすめです。 (5)ジェルセミウム(Gelsemium)インフルエンザの流行時期の風邪に。周りにインフルエンザに罹った人がいる場合に、お勧めです。インフルエンザも高熱ですが、ベラドンナとの違いは、インフルエンザ要素があるかどうか。・・・と言っても、診断がついてなくても使えます。身近な感染者や流行以外にも、節々が痛いこともあります。先にジェルセミウムを摂ってみて、熱が下がらない場合に、ベラドンナというやり方で摂ってみてください。(6)ヘパサルファ(Hepa Sulphur)温めると楽になるので、温かいものを飲んだり、布団にくるまっています。鼻水は黄色いことが多いです。 (7)プルサティーラ(Pulsatilla)こちらも鼻水は黄色いことが多いのですが、温めると悪化しますので、布団でぐるぐる巻きを嫌がります。暖房の効いた部屋もダメです。夜寝ていて体が温まると、咳が増えたり、鼻が詰まったりすることもあります。あまりのどはかわきませんので、水分の摂り方はいつもより少ないです。子供はいつもより親に甘えたり、しがみついたりすることもあります。 【2】 腹風邪(1)アーセニカム(Arsen alb.)冬場の腹風邪には、こちらです。下痢や腹痛にどうぞ。寒冷じんましんにも使えます。温めると楽になります。水分はあまり摂りません。 (2)プルサティーラ(Pulsatilla)鼻風邪にも腹風邪にもどちらにも使えます。あまり水分は摂らないという点で、(1)アーセニカムとどっちかなと迷うかもしれませんが、プルサティーラは温めて楽になりません。 (3)イペカック(Ipecac)吐き気の強い腹風邪に。食べると気持ち悪くなるので、食べません。無理に食べさせないで、経過を見てください。水分補給は少量を頻回に摂らせてください。回復傾向になると、「お腹空いた。」と言い出しますので、目安としてご活用ください。 風邪の初動に使えるレメディーは、こんな感じでしょうか。レメディーは、摂り方も大事です。
2024.01.06
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新しい年、いかがお過ごしでしょうか。のん気に盆栽の写真と共に新年のご挨拶を、と思ったら地震ですね。 テレビからの情報を遮断することも、災害時には大事なことです。 繰り返し被害映像を見せられることによるトラウマの方が問題です。 お住まいの地域の状況は、現場での指示や身の回りの状況を見ながら判断しましょう。全国ネットのテレビでは、肝心なことはわかりません。 被害が最小限で済みますように、お祈りしています。
2024.01.02
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