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よねまる「Tribute to Kohji Ryu」汐留BLUE MOOD 20231214 17:30/18:30米川英之(Vo,G) 丸山正剛(G)森藤晶司(kb)仮谷克之(B)木村健治(Ds)当日のお写真など →笠浩二さん公式ページ 活動報告現地でみてレポートを書いた後、配信で確認して補完したところもあります。演奏者入りセットリスト。その曲のボーカルでない方がコーラスしてくださっている曲についてはコーラスのところにお名前を入れた。笠浩二さんのボーカル音源と映像は、以下のライブでの記録が使われた。2015年2月1日 「ゴーゴーヒデキ」2017年11月8日 「笠浩二Live Tour 2017 feat. 米川英之 Tour Final Birthday Special」2020年7月13日 「ヒデキカンレキ!祭」C-C-B曲にて、渡辺英樹さんのボーカル音源、あるいは音源と映像を使ったところはいずれも2015年「ゴーゴーヒデキ」からのものだった。「ゴーゴーヒデキ」「笠浩二Live Tour 2017 feat. 米川英之」は映像収録され、DVDとして公式サイトで定価で販売中。「ヒデキカンレキ!祭」は、Streaming+で配信されたのでその映像と思われる。→公式チャンネルのダイジェスト映像いつもは配信画像を映しているBLUE MOODの両サイドのスクリーンに笠さんの映像を出しているので、演者の皆さまが笠さんをみているのがよくみえた。実際には音で合わせているだろうから、みて合わせるのではないのかもしれないけど、BLAZEだとスクリーンがステージ後方なのでちょっと振り返ってみる感じなので、今回は自然にその映像に目が行く様子がよくわかった。1 Lucky Chanceをもう一度2 Romanticが止まらない最初にラキチャンとロマをもってきたのは会場をあっためるためだったと思っている。良くも悪くも、笠さんのライブの客席は比較的ライトだから、最初に間違いなくみんなが熱くなれる曲。終わって「いきなりこの2曲をやってしまいまして」「あとどうするんだ」と言う米川さんの正直さには笑った。3 No Permission丸さんボーカルから始まり、サビは米川さんが歌う。ちょっと複雑なリズム入るところがカッコイイ曲。4 風車の下で米川さんギター後ろにまわして立ちボーカル。丸山さんギターが支える。C-C-Bのメンバー全員と一緒に活動している丸山さん。VoThM、Sijimi、WY、GATES …「りゅうくんとは、佐賀のバルーンフェスタがさいしょだったのかな」今回のライブで何曲か、あまりなじみのない笠さんのソロ曲を歌うことになった米川さん「カラオケみたい」「それも知らない曲の」って、正直すぎるでしょ笑。5 いつでもアバンチュールボーカルは丸山さんの歌いだしで、サビから米川さん。歌い出しはけっこう低音で、実は私、笠さんの低い声の部分の艶みたいなのが好きというのを思い出した。「でもそんなキミがいい そのままのキミがいい」という歌詞を歌う米川さんには激萌えしたな。6 幾億の恋2017年笠さん映像とボーカルにみんなでコーラス。この曲は、よねまりゅや笠さんのソロライブでもけっこう演奏されていた。アルバムでギター弾いているのは丸山さんなので、今回はオリジナルに近いバージョン。個人的に、この曲と「唯心」はとても好き。米「ぼく歌で、丸ちゃんがギター」「安全、安心」丸「この度、瑞鷹酒造さんが『菜々』を送ってくれた。今日のアーティストカクテルにも入っています」かつて、お米をつくるところから日本酒造りをする、という熊本のテレビ局の企画があって、1年かけて種からお米を育てて仕込みを行い、出来上がったお酒を東京も含めた各地に売りに行く、ということになっていた。2016年3月に、完成したお酒のお披露目のイベントを行なった後、2016年4月14日に発生した熊本地震により、南阿蘇在住の笠さんは被災者となり、瑞鷹酒造さんは深刻な被害を受け、以降のイベントはすべて中止となった。地震からの復興の思いをこめて、笠さんの作曲による「菜々」がつくられ、いっしょにお酒造りをした上田アニさん(くりぃむしちゅー上田さんのお兄さんである上田啓介さんの芸名)といっしょに歌った。この曲には、仮谷克之さん、丸山正剛さん、松木隆裕さん、岩瀬聡志さんが参加している。笠さんのバースデーライブのリハーサル日として予定されていた日に、笠さんの体調が悪く、急遽「菜々」の楽器パートのレコーディングとなり、八王子のファンキースタジオにてレコーディングが行われた。この話は、この日も仮谷さんの話の中に出てきた。2023年12月3日に丸山さんと木村さんが熊本に行って開催されたライブ「笠浩二トリビュート 「2人VoThM with Mr/K」」では笠さんボーカルの音源と上田アニさんとで「菜々」が演奏された。7 Velvet Touch8 スワンの城9 プリマドンナC-C-B曲を3曲続けて。2015ゴーゴーヒデキのときの笠さんの映像とボーカル。このときの音声データでの英樹さんのコーラスが入っていた。Velvet Touchは2017のDVDに入っている笠さんと仮谷さんとのリズムバトルからのあのイントロという超絶カッコイイバージョンも大好きなのでまだみていない人にはぜひ見てほしい。本日の演者の皆さまひとりひとりに笠さんとの思い出をきくコーナー、を経て、10 30センチでつかまえて11 Virginity12 純情夜笠さんは2017年笠米ツアーの映像とボーカルで。「30センチでつかまえて」と「Virginity」はホーンパート入り。2017年のデータとの同期かな、と思ったが、配信でみたところ森藤さんがその場で弾いているようだった。2017年の映像、音声を使っていても、「幾億の恋」と「純情夜」はホーンパートなし。ヴァージニティ、純情夜のサックス入るところは、丸山さん米川さんのツインギターで演奏された。アンコールで演者の皆さまTシャツにお着替え。このTシャツは笠さんの描いた紫の花の絵のプリントされた今回のグッズで、3色あった。それぞれ着ていらした色と、ステージ上で自己申告していたサイズは以下のとおり。米 白 M丸 白 L森 ピンク XL 仮 ピンク 木 ベージュ米「XLなんてあるの?!」森「松木Pに頼みこんで」当日はMとLが売られ、白は売り切れたようだ。事前の受注販売では他のサイズもあった。13 2 Much, I Love Uアンコールは、2015年「ゴーゴーヒデキ」の時の映像とボーカルで、英樹さん映像・ボーカルと並んで2画面でC-C-B曲を2曲。「2 Much, I Love U」では、米川さんがあおる感じで「だから みんなで 生きよう」と、力強く歌い、客席もそれに応えた。14 信じていれば5Cではじまり4Cで終わる、のは私にとってはとても自然で良かったし、そこには毅然とした意図的なものを感じた配信だとどの音もフラットに入ってくるので笠さんの声がすごく近く感じた。配信でみるドラムの木村健治さんの手元はまさに完コピで、そのシンクロぶりがよくわかってすごかった。観客側の感傷とステージ上の演者のパフォーマンスはきっぱり切り離して考えるべきだと私は思っているので、そういう意味で信頼のおけるこの皆さまによって行われたトリビュートはとてもカッコよくとても愛にあふれていたと感じた。「Lucky Chanceをもう一度」の笠浩二さんボーカルは、2020年「ヒデキカンレキ!祭」のものだったが、この2020年のライブの際には渡辺英樹さんのボーカルパートは2011年のライブ「冒険のスズメ」で英樹さんが歌ったものが使われていた。そして、この2020年の「Lucky Chanceをもう一度」演奏映像は、2020年放送の筒美京平さん追悼のNHKスペシャル「筒美京平からの贈り物」にてもその一部が放映された。それは、映像でみてもらえる現在がある、ということの価値を痛切に感じた画面であった。だから、誰かが歌っていく、ということはとても大切なことなんだ。誰かが歌ってくれるから、曲って残っていくんだな、って、今回改めてまた思った。歌われることが大事なんだな、と。本当は「還暦のお祝いしたかったなあ」ということを、私は今でも思っている。せめてオンラインでささやかに、は、今となっては、そのときできてよかったと思っているが。おそらく、いろいろ考えて計画されていたことはあったと思う。でも、その機会が過ぎてしまったらできないのだなあ。ほんとうにステージというのは一期一会。でもその話したら湿っぽくなってしまうし、その「一期一会」の意味を誰よりも知っている皆さまだからこそ、口にしないのだろうと思っている。悲しみも痛みもひととおり経験してきた大人として私たちはこの場に臨んだ。私たちはみんなで、実現しなかった未来を過去にして、前を向いて生きていく。
2023年12月14日

よねまる「Tribute to Kohji Ryu」 笠浩二トリビュートライブ 汐留BLUE MOOD 20231214 17:30/18:30米川英之(Vo,G) 丸山正剛(G)森藤晶司(kb)仮谷克之(B)木村健治(Ds) Streaming+による配信 アーカイブあり販売期間 ~12/20 21:00視聴可能期間 ~12/20 23:59https://eplus.jp/sf/detail/3985250001-P0030001セットリストや演奏曲についての記述は配信期間が終わってから出します お別れ会のときはライブだ、と感じていた。笠浩二さんがそこにいる感があった。でも今日は、笠さんはいたけどいなかった。いないと感じてしまった。笠さんがいないことを強く感じた。 ふり返ってみる。私は何を期待してその場に行ったのか。笠さんに会いに行ったと思っていた。しかし、もともと雲の上の方なのだ。近年、ライブの場にて近くでみられる機会があったというだけで、雲の上の方であることには変わりない。そもそもスクリーンやDVDやテレビの向こうにいる方なのだから「会う」というのもおこがましい。 愛にあふれたいいライブだったことは間違いない。大好きなギタリストが2人がかりで最高に良い音出して、笠さんのソロ曲を、C-C-B曲を演奏してくださっている、そこから一瞬たりとも目が離せなかった。そしてきっちりツボをおさえた木村さんのドラムと、仮谷さんのベースがすべてを支え、森藤さんが華やかな鍵盤プレイをのびのびと展開する。もう、言うことない。これ以上何を望むというのか。まさにライブだ。大好物だ。大好きだ。 今日は、笠さんはボーカルトラックの音源と映像で歌でセッションに参加する形だった。木村健治さんのドラムがいい仕事をきっちりしていて、笠さんが安心してボーカルに専念できているように感じた。笠さんがいらっしゃる時にこの形を実現できていたら、それも面白かったのではと思った。アコースティックでは笠さんがボーカルのみの会があったが、ドラムをほかの方に任せてというのは、私のみた近年のライブではなかった。そう考えると、あのドラムを叩きながらフルコーラス歌うの凄すぎるんだけど、と笠さんのドラムを叩きながらの映像をみていた。 今日の5人の演者は素晴らしい「ライブ」をみせた。私は今日の会で米川さんを応援している時間がいちばん多かったと自覚している。米川さんのライブのときと同じように米川さんの歌にギターに応え手をふっていた。それはとても楽しかった。そんな楽しいライブなのに、笠さんだけがステージ上にいないということに気づいてしまった。向き合うことを無意識に避けて通ってきたことが明らかになって、混乱をきたしているのが今の私だ。 ライブの楽しさは何が起こるかわからないところにある。きちんと完全な形にレコーディングされたものではないものを求めて、私たちはライブに行く。新たなアレンジだったり、意外な演者だったり、今を知ることのできるMCだったり、それは不確定な要素があるからこその、その場にいることの価値なのだ。 私の中ではちょうど1週間前の米川英之さんのソロライブとこの会が同じ地平にあった。7日の米川さんのライブはファン投票によるリクエストライブで投票結果をふまえて米川さんが作成したセトリで、ライブが始まる前から参加している感すごかった。そして、いつも以上にパワフルで熱量の高いライブは、前回までのサイコーのセトリをあっさり更新していく。こんなにきかせちゃっていいの?!という領域まで惜しげもなくサイコーを見せていくその姿勢は、いつもいきいきとしていて、私たちは生の充実をそこにみる。米川さんのライブはいつだってそういう場だ。 もうひとつ考えていたことは、トリビュートの意味。あのメンバーなら仲間としてのエピソードをそれぞれたくさんお持ちだと思う。僕の話はたいしたことないですけど、のように前置きしながらお話しされるどのお話しも、私たちにとっては貴重できけて嬉しいものばかりなのに、メンバーみなさんそう言って、なんて優しい、正直な、いい人ばかりなんだ。その姿をみると、関係の深い人ほど故人の思い出を軽々しくは話せないのだろうと感じる。一般的に関わりが浅い人のほうが浅いコメントをすぐに出せてむしろそちらの方が目立つというのはSNSでみている通りだ。だからメンバーの皆さまのその姿勢はむしろ当然だろうし、だからこそ、このメンバーの皆さまのことが大好きだ。 笠さんが(ほんとうには)いない、のに会えるうれしさと(ほんとうには)いない、から会えないかなしさ どちらも自分の中で起こっていた感情だ。しかしそれは同質のものとして比べられる同じ1ではない。そして今日の私の中では、後者が心を占める割合が大きかったということなのだろう。 ライブは演者と客席とでつくる、生きている喜びの表出の場。演者の皆さまと私たちもいっしょに生きていると感じていたし感じたかった。演者の皆さまに応えて盛り上げたかった。今回は整理番号順入場の自由席だった。だからこの席を選んだ。一週間前の12/7と同じ席からみたいと願い、実際そこからみた景色。ライブとしてほんとうにすばらしいライブだった。だからこそ、私には笠さんだけがいないさびしさとかなしみが際立って感じられた。
2023年12月14日
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