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8月31日(水) 明日の仕事を今日やる ユニクロなどの衣料品小売店舗を展開する株式会社ファーストリテイリング社長の柳井正氏は、「仕事とは何か」という問いに、次のように答えています。 「僕は社員に『明日の仕事を今日やれ』と言っている。本当の仕事とは、明日何が起きるか予測し、そのための準備や計画を明日までに間に合うようにしておくことだ。それ以外は作業だ」 「明日の仕事を今日やれ」とは、今日の仕事を疎かにするということではなく、前日に明日の仕事の準備をし、万全の状態で仕事に臨むということです。 準備を入念にすると、自然と、先の仕事のイメージを頭に描くものです。上司からの指示やマニュアル以外の、細かな点にも気がつくようになるでしょう。 仕事のイメージが湧かないと、想定外のトラブルが生じた際に、対処することが難しくなります。準備を万全にするとは、自分で考えて動く、積極的な姿勢をつけることなのです。 明日の一日をより充実させるため、準備を万全にする姿勢を身につけましょう。 今日の心がけ◆先の仕事をイメージしましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。O君は8月下旬から2週間程度、この入力作業ができない状態です。9月号のご提供ができません。復帰してくれたなら、直ぐに取りかかり遅れを取り戻してくれると思います。ご迷惑をおかけしますが、9月初旬までご猶予をお願いします。
2016年08月31日
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8月30日(火) その指先は宝 バドミントンの羽(シャトル)には、本物の鳥の羽が使われています。 競技用の高級シャトルの原料は、ガチョウの羽です。一本のシャトルには十六本の羽が使われますが、ガチョウ一羽から、十四本の羽しか取れないそうです。 この本物の鳥の羽を使うところに、シャトル製造の難しさがあるようです。ヨネックスのシャトル製造部長・長谷川慎さんはこの道二十六年。一つひとつ微妙に曲がっている羽を揃えてコルクに植え、手作業で微調整を繰り返します。 市場に出す前の検査では、手でしなり具合を確かめ、花が咲いたように丸みを帯びているか、目で見極めます。人の五感と経験がものをいう検査です。 「ちゃんと育った検査員の目と指先は、宝なんです」と、長谷川さんは語ります。職人の世界だけに、検査員の養成が何よりも難しいようです。 どの業界にも、人の手や目、五感が支える仕事はあります。 持って生まれた感覚に加えて、積み重ねてきた経験は、その会社の「宝」です。 最後に頼りになるのは、今も昔も、人なのでしょう 今日の心がけ◆会社の宝を大切にする職場でありましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。O君は8月下旬から2週間程度、この入力作業ができない状態です。9月号のご提供ができません。復帰してくれたなら、直ぐに取りかかり遅れを取り戻してくれると思います。ご迷惑をおかけしますが、9月初旬までご猶予をお願いします。
2016年08月30日
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8月29日(月) 夏休みの宿題 Sさんは、八月も終わりに近づくと、宿題で苦労したことを思い出します。 小学生の頃は毎年、「七月中に宿題を終わらせて、八月はいっぱい遊ぶぞ」と思うのですが、実際はその通りになりません。 「まだ○日ある」「まだ間に合う」と、目の前のことを優先してしまいます。結局、最後の数日間は、友達の誘いをすべて断る羽目になるのでした。 社会人になったSさんは、先輩から、次のようにアドバイスされました。 「今日やるべきこと、今週中に行なうこと、今月中にすることをひと目でわかるようにスケジュールに書くと、後手に回ることが少なくなる。先手必勝だよ」 期日間際に慌てて行なうと、時間に余裕がなく、確認が疎かになりがちです。それに対して、早目の仕事は、丁寧に確認ができる分、仕上がりがよくなります。 入社直後は先のことや仕事の段取りが見えず、期日間際に仕上げることが多かったSさんですが、少しずつスケジュール管理に慣れてきました。 今では「仕事が早く、正確だ」と、職場内で信頼を得ています。 今日の心がけ◆早目早目に仕事を進めましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。O君は8月下旬から2週間程度、この入力作業ができない状態です。9月号のご提供ができません。復帰してくれたなら、直ぐに取りかかり遅れを取り戻してくれると思います。ご迷惑をおかけしますが、9月初旬までご猶予をお願いします。
2016年08月29日
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8月29日(月) 夏休みの宿題 Sさんは、八月も終わりに近づくと、宿題で苦労したことを思い出します。 小学生の頃は毎年、「七月中に宿題を終わらせて、八月はいっぱい遊ぶぞ」と思うのですが、実際はその通りになりません。 「まだ○日ある」「まだ間に合う」と、目の前のことを優先してしまいます。結局、最後の数日間は、友達の誘いをすべて断る羽目になるのでした。 社会人になったSさんは、先輩から、次のようにアドバイスされました。 「今日やるべきこと、今週中に行なうこと、今月中にすることをひと目でわかるようにスケジュールに書くと、後手に回ることが少なくなる。先手必勝だよ」 期日間際に慌てて行なうと、時間に余裕がなく、確認が疎かになりがちです。それに対して、早目の仕事は、丁寧に確認ができる分、仕上がりがよくなります。 入社直後は先のことや仕事の段取りが見えず、期日間際に仕上げることが多かったSさんですが、少しずつスケジュール管理に慣れてきました。 今では「仕事が早く、正確だ」と、職場内で信頼を得ています。 今日の心がけ◆早目早目に仕事を進めましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。O君は8月下旬から2週間程度、この入力作業ができない状態です。9月号のご提供ができません。復帰してくれたなら、直ぐに取りかかり遅れを取り戻してくれると思います。ご迷惑をおかけしますが、9月初旬までご猶予をお願いします。
2016年08月28日
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8月28日(日) 災害の備え 九月の防災月間に先立ち、災害への備えを確認しましょう。本誌の発行元である一般社団法人倫理研究所では、災害に対する三つの備えを提唱しています。 一・「物の備え」。少なくとも一週間分の食料と水、災害グッズを備える。 二・「行動の備え」。災害が発生した時、どこへどのように避難するのか、家族との連絡はどのようにするのかを確認しておく。 三・「心の備え」。地球は絶えず活動している。大自然を畏敬、親愛し、壮大な地球的現象として、「いつか地震は起こる。今日起こっても不思議じゃない」と覚悟を決めること。 これらの備えによって、パニックにならず、冷静な対処ができるのです。その上で、後はその時の直観的判断を大切にすることです。 それぞれの企業や家庭で、物の備えをすると共に、一人ひとりが個人として、行動の備え、心の備えを持ちたいものです。また、日頃からやるべきことを後回しにせず、気づいたらすぐする行動で直観力を向上させましょう。 今日の心がけ◆十分な災害の備えをしましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。O君は8月下旬から2週間程度、この入力作業ができない状態です。9月号のご提供ができません。復帰してくれたなら、直ぐに取りかかり遅れを取り戻してくれると思います。ご迷惑をおかけしますが、9月初旬までご猶予をお願いします。
2016年08月28日
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8月27日(土) 夫婦の時間 学生時代から登山を趣味にしてきたYさん。もうすぐ五十歳になる今も、コツコツと山登りを続けています。 社会人になった二十代の頃は、日々の仕事に追われながらも、登山サークルに入り、仲間と山登りに出かけていました。三十代で結婚してからも、回数はめっきり減ったものの、仕事と子育ての合間に山登りを続けてきました。 そして、四十代も後半に入ると、子供たちは家から巣立っていきました。子育てから解放され、妻との時間を楽しむ余裕が生まれたものの、いざ二人きりになると会話が続きません。沈黙の中、ただテレビの音だけが流れます。 〈何とか妻と有意義に過ごせる方法はないものか〉と考えていた時、一つの案が浮かびました。それは、数年前から始めた絵手紙を山で描くことです。 早速、次の登山で実行してみました。テレビの中で二人きりの夜、その日に出逢った風景や草花を思い出しながら、絵手紙を描きました。一枚描き終えるたびに、妻との品評会が始まって、静寂の山々が二人を温かく包み込むようでした。 今日の心がけ◆夫婦の会話を生む工夫をしましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。O君は8月下旬から2週間程度、この入力作業ができない状態です。9月号のご提供ができません。復帰してくれたなら、直ぐに取りかかり遅れを取り戻してくれると思います。ご迷惑をおかけしますが、9月初旬までご猶予をお願いします。
2016年08月27日
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8月26日(金) 芋虫嫌い Nさんが息子と庭で遊んでいると、庭木に、芋虫がとまっていました。 息子は「気持ち悪い! あっちにやって!」と嫌がりました。生き物の命の尊さを知る良い機会だと思ったNさんは、「これはきれいなチョウになるかもしれないよ。一緒に育ててみようか」と誘ってみました。 改めてよく観察すると、模様が色鮮やかで、ユーモラスな顔立ちをしています。昆虫図鑑で調べてみると、アゲハチョウの幼虫であることが判明しました。初めは嫌がっていた息子でしたが、興味が湧いたようです。 やがて、息子なりに様子を観察して、今日はどれだけ葉を食べたか、夢中で話してくれるようになりました。今では、無事成長してチョウになる日を、家族みんなで楽しみにしています。 虫に限らず、人や物事に対して〈苦手だな、嫌だな〉と思うのは、実は、パッと見た時の印象や先入観だけで判断しているのかもしれません。無理に好きになろうとするより、まずは「知る」ことから始めてはいかがでしょう。 今日の心がけ◆知ることから始めましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。O君は8月下旬から2週間程度、この入力作業ができない状態です。9月号のご提供ができません。復帰してくれたなら、直ぐに取りかかり遅れを取り戻してくれると思います。ご迷惑をおかけしますが、9月初旬までご猶予をお願いします。
2016年08月26日
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8月25日(木) 縦の記憶 国内はもとより世界中から観光客が訪れる大分県の湯布院温泉郷。しかし、ほんの数十年前までは、訪れる人もまばらな寒材に過ぎませんでした。 そんな湯布院の町おこしに取り組んだ一人が、老舗旅館・亀の井別荘の中谷健太郎氏です。氏は、まちづくりに際し、過去の文献を徹底的に調べ上げました。 すると、祖父である巳治郎が、多彩な趣味を持つ風流人で、北原白秋や武者小路実篤などの文化人を別荘でもてなしていた歴史に辿り着きました。 さらに、林学博士の本多静六氏がこの地を訪れ、「健康と文化の向上のためには自然が大切」「ドイツのような生活型の温泉保養地を目指すべき」と語った記述を発見したのです。そうしたことが、今日の湯布院に至る礎となったのです。 まちづくりについて、中谷氏は、「私たちが残してきた記録に刻まれた縦の情報、それを振り返れば、何をすべきか判断できる」と語ります。 今私たちが働くこの地域に、かつて何があったのか。地域の歴史を見直すことは、仕事の質をさらに高めるヒントになり得るでしょう。 今日の心がけ◆ルーツに目を向けましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。O君は8月下旬から2週間程度、この入力作業ができない状態です。9月号のご提供ができません。復帰してくれたなら、直ぐに取りかかり遅れを取り戻してくれると思います。ご迷惑をおかけしますが、9月初旬までご猶予をお願いします。
2016年08月25日
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8月24日(水) お茶淹れとレギュラー プロ野球で、一九六五年から九年連続日本一に輝いた、読売ジャイアンツの黒江透修氏のエピソードです。 黒江氏は、プロ入り二年目の秋季キャンプで、広岡達郎氏と同部屋になりました。黒江氏にとっては、同じショートを守る大先輩でした。 部屋には、王貞治氏や長嶋茂雄氏など、ジャイアンツのスーパースターたちが訪ねてきました。来客があると、新米の黒江氏がお茶を淹れます。 そのお茶の淹れ方に、広岡氏のカミナリが落ちたのです。「何だ、そのお茶の淹れ方は!」という叱責の裏には、広岡氏の思いがありました。 守備が雑で、レギュラーをつかみきれない黒江氏に、「お茶を丁寧に淹れることは、堅実な守備にもつながる」と伝えたかったのです。 黒江氏は、その先輩の言葉を謙虚に受け止めました。丁寧に捕球して投げる基本動作を徹底して、守備力をつけた結果、三年目にレギュラーを勝ち取りました。 後輩の成長を待っていたかのように、その年、広岡氏は引退したのです。 今日の心がけ◆日常の動作を丁寧に行ないましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。O君は8月下旬から2週間程度、この入力作業ができない状態です。復帰してくれたなら、直ぐに取りかかり遅れを取り戻してくれると思います。ご迷惑をおかけしますが、9月初旬までご猶予をお願いします。
2016年08月24日
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8月23日(火) 社長のトイレ掃除 「慮る」という言葉があります。日常会話ではあまり使われなくなった言葉です。その意味は、辞書によれば「よくよく考える。考えはかる。思いめぐらす」とあり、使用例には「相手の立場を慮る」とあります。 ある会社の社長は、社員が出社する前、社内のトイレ掃除を行なっています。職場の美化につながるだけでなく、労使関係が良くなり、自分の心も磨かれるという話を聞いたことがきっかけでした。 数ヵ月が過ぎた頃、数名の女子社員が、神妙な顔で社長室に入ってきました。そして「女子トイレの清掃はやめてほしい」と、申し訳なさそうに訴えました。 社長が清掃してくれたトイレだと思うと、どうも利用しにくいというのです。社長は驚きましたが、このことは自身の行為を振り返る機会となりました。また、女性の意見や感性をもっと社内に取り入れようと思うきっかけにもなりました。 性差や国籍、年齢などによって、物の受け止め方は違います。日頃、良かれと思ってしていることを慮って、良い職場づくりの糸口をつかみましょう。 今日の心がけ◆周囲の状況をよく考えましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。O君は8月下旬から2週間程度、この入力作業ができない状態です。復帰してくれたなら、直ぐに取りかかり遅れを取り戻してくれると思います。ご迷惑をおかけしますが、9月初旬までご猶予をお願いします。
2016年08月23日
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8月22日(月) 難しい仕事 Mさんに、大きな商談のプレゼンテーションの依頼が舞い込んできました。 会社全体にとっても利益の大きい仕事です。自分より適任者がいると考え、「私より○○課長のほうが・・・」と言いかけたものの、思い留まりました。 それは、小学校一年生の長男とのやり取りが脳裏をかすめたからです。長男は、なわとびの新しい飛び方も、漢字を覚える時も、「難しいよ、僕にはできないよ」と弱音を吐き、投げ出してしまうことが度々あったからです。 その都度、Mさんは「チャレンジすることに意味があるんだよ」「できないと言う前に、やってごらん」と長男に呼びかけ、まずは行動することを促していたのです。 それにもかかわらず、自分はできる範囲を決め、仕事の難題が押し寄せてきた時に、逃げ腰になっていることに気づかされたのでした。 〈できる、できないと考えるのはやめよう、仕事を通して成長させてもらおう〉と思い直したMさんは、「承知しました!」と、気持ちよく返事をしました。 今日の心がけ◆頼まれた業務は喜んで受けましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。
2016年08月22日
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8月21日(日) 輝くグローブ 高校三年生のA君は、小学生の頃から野球を続けています。高校の野球部でもレギュラーでしたが、最後の夏の大会で敗れ、部活を引退しました。 〈これで野球は卒業だ、そろそろ受験勉強に本腰を入れなければ・・・〉と、参考書を開くのですが、まったく勉強に身が入りません。心にぽっかりと穴が開いたような感じなのです。 そんな時、ふと部屋の隅に置かれているグローブに目が留まりました。子供用の、所々にほつれがある古いグローブです。それは小学一年生の時、初めて父から買ってもらったものです。 A君は、グローブをもらった時の喜びと、日が暮れるまで父とキャッチボールをした時のことを思い出しました。〈父は進路について何も言わないけれども、今の僕を見て心配しているだろう〉と自分の不甲斐なさを感じました。 それと同時に、あの時抱いた思いを持って、まだ野球をやりたいという気持ちが芽生えてきたA君。大学で野球を続けることを目標に猛勉強を始めたのです。 今日の心がけ◆初心を大切にしましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。
2016年08月21日
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職場の教養9月号、掲載遅れのお詫び職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。O君は8月18日から2週間少々、この入力作業ができない状態となります。9月分の掲載は通常8月20日にする予定ですが、叶いません。復帰してくれるまでは9月分をお届けできません。復帰してくれたなら、直ぐに取りかかり遅れを取り戻してくれると思います。ご迷惑をおかけしますが、いま少し、ご猶予をお願いします。
2016年08月20日
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8月20日(土) 見ているようで Yさんの妻がケガをして入院することになりました。 退院までの間、Yさんが家事をすることになりましたが、結婚以来二十年、家事をしたことがありません。朝起きた時から、とまどいの連続です。 数年前に購入した炊飯器は、ひと目見ただけでは操作の仕方がわからず、ご飯を炊くことさえできません。洗濯機も掃除機も同様です。悪戦苦闘の末、一日がかりで家事に取り組み、ヘトヘトに疲れてしまいました。 妻は簡単に家事をしているように見えましたが、実際にやると大違いでした。「家事をする様子を見ているつもりでいたけど、結局は見ていなかったんだな」というのがYさんの感想でした。 Yさんは、仕事においても、タイミングが悪かったり、対応が遅れることがあります。上司や同僚、お客様の様子を、見ているようで見ていなかったのです。 必要な時に周囲をよく見て、学ぶべきことは謙虚に学び、気づいたことはすぐに行動に移していこうと、決意を新たにしたYさんです。 今日の心がけ◆相手の姿から学びましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。
2016年08月20日
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8月19日(金) 朝の挨拶 駅まで自転車で通勤しているAさんは、駅前の駐輪場を利用しています。 駐輪場では毎朝、管理人の男性と挨拶を交わします。最近では、談笑するくらいコミュニケーションが取れるようになってきました。 きっかけは、初めて駐輪場を利用した際に、「おはようございます!」と元気よく挨拶されたことに始まります。最初は驚いたAさんでしたが、毎朝、声をかけてくれる男性に感化されるように、自分から挨拶をするようになりました。 その後、どちらからともなく「今日も暑いですね」「花粉症ですか」と、挨拶に一言加えるようになり、会話につながっていったのです。 挨拶の語源は、禅宗の問答に由来した「一挨一拶」だと言われています。「挨」も「拶」も、「押す」「迫る」という意味を持ち、自分から相手に関わろうとする、積極的なコミュニケーションを意味しています。 挨拶は、良好な人間関係を築くはじめの一歩です。また、挨拶に一言加えることで、コミュニケーションの輪はさらに広がっていくでしょう。 今日の心がけ◆明るい先手の挨拶を目指しましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。
2016年08月19日
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挫折だらけのアル中お気楽ダイエット日記 読者プレゼント企画のお知らせ楽天ブログの、私の日記が3,500,000アクセス突破しました。日ごろの感謝の気持ちをこめて、ささやかですが、「香橙(かぼす)と玄米、小豆」をセットにしてプレゼントさせていただきます。☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆いずれも、安全安心な品物です。香橙(かぼす)は、我が家の庭に植えてあるものです。大分県臼杵市出身の家内と結納の時特産だからと苗をもらって植えたものです。玄米は、経営の大先輩がリタイヤ後手間とヒマを惜しまず、育てている完全無農薬&無肥料のお米です。せっかくの無農薬米なので、玄米で召し上がっていただきたい逸品です。小豆は玄米と一緒に炊いていただくつもりでセットにしました。私の母がこれまた手間を惜しまず育てたものです。手で摘み、手で皮を取り日光に当てて乾燥させています。大粒で不ぞろいですが、これを食べたら市販の小豆は食べられないと思うほどです。無農薬の特徴で、虫食いの粒がありますが私が入念に選別させていただき、お届けします。我が家で育てたカボス、小豆ももちろん無農薬&無化学肥料です。米を発芽させるレシピ?も添えて商品を発送させていただきます。応募の際は、匿名やニックネームでOKです。1等:カボス15個、玄米2kg、小豆200g2等:カボス10個、玄米2kg、小豆200g3等:カボス15個、玄米1kg、小豆100g4等:カボス10個、玄米1kg、小豆100g5等:カボス10個、玄米1kg当選本数はすべて各1名さま応募の際は、匿名でOKですが、連絡だけはとれるよう配慮下さい。当選後は、荷物が届くように住所とお名前を教えて下さいね。抽選は、社員を2名立ち合わせ公平かつ厳正にやります。応募の締め切りは今日から1週間8月26日(金曜日)24:00到着分まで有効とさせていただきます。ふるって応募ください。楽天ブログからのご応募は、コメントに香橙(かぼす)希望と書いていただくか、もしくはke1アットマークpeacom.co.jpアットマークの部分を半角小文字でメールにてお願いします。フェイスブックからのご応募はメッセージ(Messenger)からお願いします。香橙(かぼす)希望と書いて下さい。アドバイスやコメントがありましたら添えていただくと大変嬉しいです。
2016年08月19日
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70kgを切るまで7号食☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆挫折だらけのアル中お気楽ダイエット日記 この日記は8月18日の朝 昨日の日記を書いています。 今朝の体 重:72.0kg 前日比マイナス0.1kg昨日の飲酒量:缶ビール1個、芋焼酎ロック5杯このところ、明らかに体重が増えています。連休で昼間から酒を飲むことが多かったのと、お出かけ先で、焼きソバ・フランクフルトなどなど屋台の利用が頻繁だったし、夜もガッツり・・・7月30日の69.0kgから3週間も経たないのに72kg台が連続しました。そういえば、玄米から遠ざかっていたなぁ~ノーアルコールデーもしばらくないなぁ~よぉっし・・・今日は7号食!!70kgを切るまで続けてみるか。☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆2007年4月30日ダイエットスタート時82.5kgでした。 2016年6月13日目標68.0kg BMI=21を達成しましたぁ~あとは、リバウンドなく維持するのが次の目標です。♪♪♪ 私のダイエット方針 ♪♪♪ 朝と昼は、玄米を中心に少量でもきちんと食べる。夜は極力減らす。 節酒につとめ、お酒は3つ(個、本、杯)までとする。 1万歩以上歩く。失敗してもめげない。いつも笑顔でいる。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
2016年08月18日
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8月18日(木) 車内アナウンスの力 春日大社の権宮司を務めた岡本彰夫さんは、「口癖が人生を変える」として、言葉について、次のように述べています。 「すべての言葉には魂が宿っています。それを『言霊』といいます。言葉が大切であるのは、言葉自体に素晴らしい力が秘められているからなのです」 言葉は魂を宿しており、その使い方次第では、人の心に痛みを与えることも、温もりや喜びを与えることもできるのです。 ある朝、家を出るのが遅れたA子さんは、走って駅まで向かいました。その日は朝からとても暑く、イライラしながら、電車を待ちました。ようやくやって来た電車に乗ると、こんな車内アナウンスが流れてきたのです。 「皆様、おはようございます。蒸し暑い中、大変お待たせいたしました。この電車は○○行きです。発車まで今しばらくお待ちください」 アナウンスを聞いたA子さんは、朝から家事と育児に追われ、焦っていた感情が、スーツと和らいでいくのを感じました。言葉の力を実感したA子さんです。 今日の心がけ◆心を和らげる言葉を使いましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は(一社)倫理研究所にあります。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在まで一日も欠くことなくずっと続いています。著作権に問題があることは承知していますが、倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いには配慮をお願いします。
2016年08月18日
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8月17日(水) 会社の顔 仕事を終えたKさんが、会社から駅に向かって歩いています。途中、後から追いついた後輩に声をかけられました。 「大きなお世話かもしれませんが、歩きながら肩が前に落ちていましたよ」 「会社の中でのKさんは颯爽としていて、皆が慕っているのですから、帰りも格好よさを持続してください」 「地域の人たちにも、〈あそこの○○社の人たちは感じがいいなあ〉と思ってもらいたいですよね。特にKさんは、会社の顔なのですから」 Kさんは、職場での自分と、外での自分がそれほど違うとは思っていなかったので、この指摘には驚きました。 「会社の顔」という言葉は、少々面映い気がしましたが、〈自分も会社の看板を背負っているのだ〉と気持ちを引き締めて、すぐに背筋を伸ばしました。 そして、このことを言うためにわざわざ早足で追いついて、はっきりと指摘してくれた後輩の勇気を思い、感謝の気持ちで見送りました。 今日の心がけ◆会社の顔であることを自覚しましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所発行の月刊誌です。職場の教養を利用すると、活力ある朝礼をするのに役立ちます。
2016年08月17日
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8月16日(火) 三つの「喜んで」 人の心は、周囲に伝播します。明るい人がいると、その場も回るくなり、一緒にいるだけで楽しい気分になります。 ゆえに、職場の雰囲気は、そこで働いている一人ひとりの心によってつくられているといえるでしょう。より良い職場づくりに向けて、次の三つの「喜んで」を心がけたいものです。 1「喜んでやろう」自分の職務のやりがいを自覚し、一所懸命に働く時、達成感や充実感など、自然と喜びが湧き、その喜びが周囲を明るくします。 2「喜んで受けよう」何かと頼まれた時、「ハイ」と元気よく返事をし、喜んで引き受けると、やる気が増し、頼んだ人にも喜ばれます。 3「喜んでもらおう」お客様に喜んでもらう。職場の仲間に喜んでもらう。人からの「ありがとう」は働く原動力となります。 一人ひとりの喜びが、職場の活気を高めます。それがひいては、良い成果につながるのです。まずは自分から、職場に喜びを発信していきたいものです。 今日の心がけ◆喜んで働きましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在までずっと続いています。O君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。
2016年08月16日
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8月15日(月) 晴着と普段着 「晴着と普段着」。この二つのうち、どちらを大切にするでしょうか。 もちろん二つとも大事ですが、「晴着」は年に数回ほどしか使用しないものの、箪笥の中などに大切に保管されます。 一方「普段着」は、毎日使用していても、丸めたり、そのまま置かれたりして、ぞんざいに扱われがちです。 家の中においても、「客間と居間」なら客間、「玄関とトイレ」なら玄関のほうが、丁寧に掃除をされ、上位にあると思われています。ところが、よく考えてみると、「居間」「トイレ」のほうが、日々の生活で、より役に立っているものです。 私たちは、常日頃、当たり前にあるものについて、その大切さやありがたい存在であることを忘れてしまいがちです。たとえば、水や火、電気などのありがたさを災害時などに気づくこともその表われでしょう。 日頃から、身近で当たり前な物に目を向けて、感謝を深める習慣をつけたいものです。まずは、普段着を丁寧に扱いましょう。 今日の心がけ◆身近な物に感謝の気持ちを持ちましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。
2016年08月15日
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8月14日(日) D先生の誓い 中学校の教師になって二年目のD先生は、生徒たちを引率して、二泊三日の自然教室に出かけました。 二日目の夜は、キャンドルファイヤーとクラス劇です。火の神を迎える儀式の後、クラスごとの劇が始まりました。D先生のクラスの演目は、「ある日のD先生の授業の様子」です。 D先生役の生徒が教室に入るところから始まり、「それじゃあ授業を始めます」とモノマネをします。授業中の言葉だけでなく、動作やアクセント、服装までそっくりで、生徒からも、先生からも「似てる!」と声が上がりました。 D先生は、授業でさりげなく話した言葉を、生徒たちがこれほど覚えているものかと感動しました。それと同時に、ネクタイが曲がっていたり、靴下が下がっているなど、身嗜みも見られていることに気恥ずかしさを覚えました。 経験が浅く、自信を持てずにいたD先生でしたが、〈子供たちの手本となる教師になろう〉と、キャンドルファイヤーの炎に誓ったのでした。 今日の心がけ◆見られていることを自覚しましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。朝礼に利用すると、とても効果が高いと思います。書店では売っていません。倫理法人会に入会すると毎月30冊もらえます。
2016年08月14日
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8月13日(土) ワンマン宰相のユーモア 吉田茂は昭和二十一年から二十九年まで内閣総理大臣を務め、戦後日本の政治に大きな足跡を残した人物です。頑固者のワンマン宰相として有名でしたが、洒脱なユーモリストとしての一面もあったようです。 日米修好通商百年祭で、外国人記者団から元気な様子をほめられると、「元気そうなのは外見だけです。頭と根性は生まれつきよくないし、口はうまいもの以外受けつけず、耳のほうは都合の悪いことは一切聞こえません」と答えました。 特別の健康法はあるのか、不老長寿の薬でも飲んでいるのかと尋ねられると、「強いてあげれば人を食っております」と、すました顔で即答したそうです。 また、ある年の宮中園遊会では、昭和天皇より「大磯は暖かいだろうね」と声をかけられると、「はい、大磯は暖かいのですが、私の懐は寒うございます」と答えて、その場を笑わせたそうです。 私たちの周りにも、話術の巧みさや当意即妙のユーモアで、周囲を和ませる人がいます。心に余裕を持って、日常生活にユーモアを取り入れたいものです。 今日の心がけ◆会話に笑いを取り入れましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。職場の教養を使うと、活力あふれる朝礼が出来ます。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、楽天ブログの当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。翌月分の職場の教養は入力が出来た分だけ、20日の日記にまとめて掲載します。楽天ブログはこちらhttp://plaza.rakuten.co.jp/monoski/
2016年08月13日
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8月12日(金) はねのけない Mさんは製造業の会社に勤めて二年目です。検品や部品の仕分け、図面仕分けや書類作成など、多くの業務で経験を積んでいます。 その中で、先輩から、後始末の不徹底や準備不足について、厳しい指導を受けることがありました。その指摘に、落ち込むこともありました。 しかし最近、仕事の段取りがスムーズになり、心に余裕が持てるようになってきたのです。それは、教わったり、指導されたことをそのまま受け入れて、実行してきたからでした。 注意されたことを受け入れるのは、なかなか難しいものです。とはいえ、嫌がっていては、成長の機会も失ってしまうでしょう。 Mさんは、先輩からの指摘を素直に受け止めることで、業務の優先順位をつけられるようになるなど、仕事がより洗練されてきました。 これからも、何かを指摘されたり、教えられた時、はねのけるのではなく、まずは受け止めようと心がけているMさんです。 今日の心がけ◆アドバイスを素直に受け止めましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。各地の倫理法人会では、毎週モーニングセミナーが開催されます。特定の宗教や政治にとらわれることなく、多面的な学びができるのが特徴です。
2016年08月12日
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8月11日(木) 山の日 今日八月十一日は、国民の祝日「山の日」です。今年のカレンダーを見て、祝日になったことを初めて知った人もいるのではないでしょうか。 山の日は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨に、今年から施行されることになりました。七月に「海の日」が制定されて以来、二十年ぶりの新たな祝日となります。 日本は、海に囲まれた海洋国であると同時に、国土の約七割が山地であり、森林大国でもあります。しかし、森林対策の不備などが原因で、山は荒れています。 そのため、最近では、大雨による大規模土砂災害が頻繁に発生するようになりました。また、山の環境が変わり、シカやイノシシが里に下りてきて、田畑を荒らすような被害も広がっています。これらの多くは人災といえるでしょう。 「山の日」を一つのきっかけとして、国土に山があることの意味を自覚し、その恵みに思いを向けたいものです。日頃から登山や山歩きを楽しむ人は、ゴミを持ち帰り、山を汚さないように心がけましょう 今日の心がけ◆山の恵みに感謝しましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は(一社)倫理研究所にあります。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在まで一日も欠くことなくずっと続いています。著作権に問題があることは承知していますが、倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いには配慮をお願いします。
2016年08月11日
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8月10日(水) 百回聞かれても A子さんは聡明な努力家です。難しい仕事も完璧にこなします。 その一方で、人に対して、やや厳しい面を持っています。部下から同じ質問をされると、「前にも言ったよね?」と冷ややかに対応してしまいます。 家庭でも同様です。高齢になるにつれて、物忘れが多くなってきた母に対して、「何度同じことを言えばわかるの!」と、強い口調で責めてしまうのです。 ある日、講演会で隣に座った人と、名刺を交換する機会がありました。相手の名刺には、会社のキャッチフレーズが書かれていました。「私たちは、同じことを 百回聞かれても笑顔でお答えします!」 その言葉を見た瞬間、〈自分に必要な言葉はこれだ!〉とひらめいたA子さん。同じ質問をされても、百回までは許そうと心に決めました。 まず変化が見えたのは、母親に対する心です。日に何度聞かれても、百回にはなりません。イライラする心が消え、母親の気持ちに寄り添えるようになってきました。職場でも、相手の話に耳を傾けているこの頃です。 今日の心がけ◆穏やかに対応しましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所発行の月刊誌です。職場の教養を利用すると、活力ある朝礼をするのに役立ちます。
2016年08月10日
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8月 9日(火) 帰郷のカウントダウン 九州出身のKさんは、一昨年四月に入社しました。大学進学による上京以来、「お金がかかるから」と、帰省は四年間で一度だけでした。 そんなKさんですが、ある先輩の言葉をきっかけに、お盆と年末年始は必ず帰省するようになったのです。先輩は次のように言いました。 「縁起の悪い質問かもしれないけれど、君の両親は何歳まで生きるだろうか。仮にあと三十年だとして、毎年一回帰省しても、三十回しか両親に会えないことになる。その中で、ゆっくり話ができるのは何回だろう?」 先輩の話を聞いたKさんは、〈親に会える時に会っておくことが、自分には必要だ〉と気がついたのでした。 「孝行したい時に親はなし」とは、昔からいわれることです。後悔によって実感するよりは、後悔しないための指針として、この言葉を胸に刻みたいものです。 故郷を離れて働く人はもとより、親と同居している人も含めて、時には両親とゆっくり話をする時間を持つのもいいでしょう。 今日の心がけ◆後悔する前に孝行しましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在までずっと続いています。O君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。
2016年08月09日
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8月 8日(月) どの程度 生活や仕事の上で、悲観的になることは、誰にでもあります。それでも、ちょっとしたきっかけで気分が転換して、また普段の自分に戻ることができます。 ところがFさんは、なかなか自分を取り戻すことができないのです。一つのことがうまくいかないと、すべてがうまくいかないと思い込んでしまいます。「自分はダメな人間だ」と決めつけることもありました。 ある時、Fさんが仕事のミスをして落ち込んでいると、先輩から、「悲観し過ぎず、楽観し過ぎず」という言葉をかけられました。 この言葉に、Fさんの心は、以前より楽になりました。〈悲観するのは悪いことではない。良くないのは、悲観し過ぎることだ〉と思えるようになったのです。 また、今までの自分は、あまりに結果にとらわれ過ぎていたことにも気がつくことができました。 Fさんは今、悲観し過ぎぬよう、また一方で楽観し過ぎて、緊張感を失くしてしまわないように気をつけながら、業務に取り組んでいます。 今日の心がけ◆「過ぎない」ように心がけましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。日本各地にある倫理法人会では、毎週「モーニングセミナー」が開催されます。また毎月1回「経営者の集い」があります。モーニングセミナーも経営者の集いも、一般の方や社員に参加いただけます。いずれも経営のためだけでなく人生を豊かに過ごすための講演会です。(私自身が誤解していましたので、あえて申し添えます。宗教ではありません)
2016年08月08日
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8月 7日(日) 地道な努力が花開く時 平和の祭典、第三十一回オリンピック競技大会がブラジル・リオデジャネイロで開幕しました。 「人生にとって大切なことは成功することではなく努力すること」。これは、近代オリンピックの父と呼ばれる、フランスのクーベルタン男爵の言葉です。 地道な努力で自己を鍛え、オリンピックという大舞台でその力を発揮することが多くの人に感動を与えると、クーベルタンは説きました。 また、クーベルタンは、平和の象徴としてのオリンピックマークを創ることに尽力しました。五つの輪は、世界の五大陸を表わし、世界中の国々が仲良くなることを象徴しているといわれます。 こうした思想はオリンピック憲章に反映され、憲章に掲げられた理念は、のちに「オリンピズム」と呼ばれるようになりました。 四年後には、東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。オリンピズムの精神と、おもてなしの心で、平和の祭典を作り上げていきましょう。 今日の心がけ◆オリンピックの理念に触れましょう日職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。朝礼に利用すると、とても効果が高いと思います。書店では売っていません。倫理法人会に入会すると毎月30冊もらえます。職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、楽天ブログの当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。翌月分の職場の教養は20日に、それまでに出来たぶんだけを掲載します。
2016年08月07日
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8月 6日(土) 平和の鐘 先の大戦で、多くの人が空襲などの犠牲となりました。その事実を伝えると共に、犠牲者の追悼と個人的平和を目的として、全国に追悼施設が点在しています。施設の詳細は、総務省のホームページに掲載されています。 その一つが、広島平和記念公園内にある「原爆の子の像」です。内部に鐘が吊るされたこの施設は、二歳で被爆し、十年後に白血病で亡くなった少女の同級生たちの呼びかけにより、一九五八年に完成したものです。 時折、中学や高校の修学旅行における平和学習の一環として、この像の前で「HEIWAの鐘」を合唱する姿が見られます。自分たちと同じ年の頃に亡くなった御霊に対し、歌を通して、慰霊と祈りを捧げているのです。 現在とはあまりにかけ離れた時代を想起するのは難しいかもしれませんが、いのちを尊び、大切にする気持ちは、今も昔も変わることはありません。 すべての人々がつながり合う存在であることを実感し、身近な人を支援し合えるよう、折に触れ、心を向けていきたいものです。 今日の心がけ◆歴史と人のつながりに思いを馳せましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。職場の教養を使うと、活力あふれる朝礼が出来ます。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、楽天ブログの当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。翌月分の職場の教養は入力が出来た分だけ、20日の日記にまとめて掲載します。
2016年08月06日
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8月 5日(金) 今日は○○の日 本日、八月五日は「タクシーの日」です。 日本にタクシーが誕生したのは、大正元年八月五日です。東京・有楽町において、「タクシー自動車株式会社」が、T型フォード六台で営業を開始しました。有楽町の街をフォードが走り回る様は、どことなく大正ロマンを感じさせます。 どの企業にも誕生した日があります。原点なくして、企業は存在しません。年に一度のその日は、創業時へ思いを馳せたいものです。 同様のことは個人にも当てはまります。自分の誕生日だけではなく、両親の誕生日、さらには祖父母の誕生日なども、自分の原点といえるでしょう。「母の日」や「父の日」よりも、個々人の記念日としては、大切かもしれません。 自分に直結する「○○の日」を制定すると、より心に刻まれます。その人を思い、感謝を深めることは、自身の成長の糧ともなるでしょう。 企業も、個人も、原点を大切にすることは、自分を大切にすることにつながります。皆さんは、自分だけの「○○の日」をいくつ持っていますか。 今日の心がけ◆ルーツを大切にしましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。各地の倫理法人会では、毎週モーニングセミナーが開催されます。特定の宗教や政治にとらわれることなく、多面的な学びができるのが特徴です。
2016年08月05日
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8月 4日(木) 上司のA部長 相手先を御社、自社のことを弊社と言うビジネス用語があります。この言い方には、自分を下げて相手を高める、謙遜の意味があります。 また、社内では上司や先輩でも、対外的なやり取りでは、敬称はつけません。「社内の人間は身内である」ということからです。 Kさんが会社でお客様と会話をしている途中、たまたま上司がやってきました。Kさんは思わず先方に、「上司のA部長です」と紹介してしまいました。 すぐに言葉遣いの誤りに気がついたKさん。何もなかったように会話は進みましたが、後で振り返って、〈職場人の基本が身についていなかった〉と恥ずかしい思いがしました。 その後Kさんは一人で練習を行ない、電話応対の際には「部長のAはただいま外出しております」と、スムーズに言えるようになりました。 職場人としてのルールは、仕事内容によって多少の幅はありますが、基本は大きく変わりません。基本を身につけて、仕事に信頼を加えましょう。 今日の心がけ◆職場人のルールを確認しましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は(一社)倫理研究所にあります。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在まで一日も欠くことなくずっと続いています。著作権に問題があることは承知していますが、倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いには配慮をお願いします。
2016年08月04日
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8月 3日(水) 原点に返る夏 A氏は、毎年八月になると楽しみにしていることがあります。夏の高校野球甲子園大会が始まるからです。 普段は野球に関心のない人でも、甲子園という大舞台で輝く球児たちの姿に、感動を受けた経験があるのではないでしょうか。 A氏は高校時代、甲子園を目指して練習に明け暮れました。四十代半ばになった今も、高校球児に元気をもらっています。 また、高校野球を見ると、元気をもらうと同時に、原点に返ることができるといいます。それは、練習が苦しくて辛い時ほど、母親が笑顔でいてくれたことを思い出すからです。 今、野球をやっている小学生の息子と妻の姿を眺めながら、〈お袋のおかげで野球をやって来られたんだなあ〉と思いを深めているのです。 暑い日、外まわりの営業に汗を流しながら、はつらつとした球児たちの姿と、母のぬくもりを胸に、今年も夏を乗り切るA氏です。 今日の心がけ◆原点をエネルギーに変えましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所発行の月刊誌です。職場の教養を利用すると、活力ある朝礼をするのに役立ちます。倫理法人会に入会すると毎月30冊送ってもらえます。ご希望があれば、活力朝礼のやりかたを指導してもらえます。(もちろん無料で)お問いあわせはお近くの倫理法人会まで
2016年08月03日
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8月 2日(火) 心遣いと身嗜み(こころづかいとみだしなみ) 「身嗜み」といえば、服装や髪型、化粧などを美しく清潔に保ち、身なりを整えることだと思われがちです。しかし、本来の意味は、外見を良くするだけではありません。 「身嗜み」を辞書で引くと、「頭髪や服装を整え、言葉や態度をきちんとして人に不快な感じを与えないようにする日常の心がけ」とあります。鏡に映る髪型や服装など、目に見える部分を整えるのは基本的なことでしょう。 しわだらけの服や寝グセのついた髪型、強すぎる香水や汚れた靴など、周囲への心遣いに欠けた姿は、不快感を与えるばかりか、仕事に向かう姿勢まで疑われてしまうかもしれません。 加えて、日頃から〈自分の言動が相手にどのように映るか〉 〈不快感を与えていないだろうか〉という配慮ができて、初めて「身嗜み」といえそうです。 自分の職業に相応しい身なりを整え、周囲から見ても心地良さが感じられるような言葉や態度を心がけて、真の身嗜みを身につけたいものです。 今日の心がけ◆身嗜みを意識しましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在までずっと続いています。O君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。
2016年08月02日
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8月31日(水) 明日の仕事を今日やる ユニクロなどの衣料品小売店舗を展開する株式会社ファーストリテイリング社長の柳井正氏は、「仕事とは何か」という問いに、次のように答えています。 「僕は社員に『明日の仕事を今日やれ』と言っている。本当の仕事とは、明日何が起きるか予測し、そのための準備や計画を明日までに間に合うようにしておくことだ。それ以外は作業だ」 「明日の仕事を今日やれ」とは、今日の仕事を疎かにするということではなく、前日に明日の仕事の準備をし、万全の状態で仕事に臨むということです。 準備を入念にすると、自然と、先の仕事のイメージを頭に描くものです。上司からの指示やマニュアル以外の、細かな点にも気がつくようになるでしょう。 仕事のイメージが湧かないと、想定外のトラブルが生じた際に、対処することが難しくなります。準備を万全にするとは、自分で考えて動く、積極的な姿勢をつけることなのです。 明日の一日をより充実させるため、準備を万全にする姿勢を身につけましょう。 今日の心がけ◆先の仕事をイメージしましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所発行の月刊誌です。職場の教養を利用すると、活力ある朝礼をするのに役立ちます。倫理法人会に入会すると毎月30冊送ってもらえます。ご希望があれば、活力朝礼のやりかたを指導してもらえます。(もちろん無料で)お問いあわせはお近くの倫理法人会まで
2016年08月01日
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8月30日(火) その指先は宝 バドミントンの羽(シャトル)には、本物の鳥の羽が使われています。 競技用の高級シャトルの原料は、ガチョウの羽です。一本のシャトルには十六本の羽が使われますが、ガチョウ一羽から、十四本の羽しか取れないそうです。 この本物の鳥の羽を使うところに、シャトル製造の難しさがあるようです。ヨネックスのシャトル製造部長・長谷川慎さんはこの道二十六年。一つひとつ微妙に曲がっている羽を揃えてコルクに植え、手作業で微調整を繰り返します。 市場に出す前の検査では、手でしなり具合を確かめ、花が咲いたように丸みを帯びているか、目で見極めます。人の五感と経験がものをいう検査です。 「ちゃんと育った検査員の目と指先は、宝なんです」と、長谷川さんは語ります。職人の世界だけに、検査員の養成が何よりも難しいようです。 どの業界にも、人の手や目、五感が支える仕事はあります。 持って生まれた感覚に加えて、積み重ねてきた経験は、その会社の「宝」です。 最後に頼りになるのは、今も昔も、人なのでしょう 今日の心がけ◆会社の宝を大切にする職場でありましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在までずっと続いています。O君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。
2016年08月01日
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8月29日(月) 夏休みの宿題 Sさんは、八月も終わりに近づくと、宿題で苦労したことを思い出します。 小学生の頃は毎年、「七月中に宿題を終わらせて、八月はいっぱい遊ぶぞ」と思うのですが、実際はその通りになりません。 「まだ○日ある」「まだ間に合う」と、目の前のことを優先してしまいます。結局、最後の数日間は、友達の誘いをすべて断る羽目になるのでした。 社会人になったSさんは、先輩から、次のようにアドバイスされました。 「今日やるべきこと、今週中に行なうこと、今月中にすることをひと目でわかるようにスケジュールに書くと、後手に回ることが少なくなる。先手必勝だよ」 期日間際に慌てて行なうと、時間に余裕がなく、確認が疎かになりがちです。それに対して、早目の仕事は、丁寧に確認ができる分、仕上がりがよくなります。 入社直後は先のことや仕事の段取りが見えず、期日間際に仕上げることが多かったSさんですが、少しずつスケジュール管理に慣れてきました。 今では「仕事が早く、正確だ」と、職場内で信頼を得ています。 今日の心がけ◆早目早目に仕事を進めましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。日本各地にある倫理法人会では、毎週「モーニングセミナー」が開催されます。また毎月1回「経営者の集い」があります。モーニングセミナーも経営者の集いも、一般の方や社員に参加いただけます。いずれも経営のためだけでなく人生を豊かに過ごすための講演会です。(私自身が誤解していましたので、あえて申し添えます。宗教ではありません)
2016年08月01日
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8月28日(日) 災害の備え 九月の防災月間に先立ち、災害への備えを確認しましょう。本誌の発行元である一般社団法人倫理研究所では、災害に対する三つの備えを提唱しています。 一・「物の備え」。少なくとも一週間分の食料と水、災害グッズを備える。 二・「行動の備え」。災害が発生した時、どこへどのように避難するのか、家族との連絡はどのようにするのかを確認しておく。 三・「心の備え」。地球は絶えず活動している。大自然を畏敬、親愛し、壮大な地球的現象として、「いつか地震は起こる。今日起こっても不思議じゃない」と覚悟を決めること。 これらの備えによって、パニックにならず、冷静な対処ができるのです。その上で、後はその時の直観的判断を大切にすることです。 それぞれの企業や家庭で、物の備えをすると共に、一人ひとりが個人として、行動の備え、心の備えを持ちたいものです。また、日頃からやるべきことを後回しにせず、気づいたらすぐする行動で直観力を向上させましょう。 今日の心がけ◆十分な災害の備えをしましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。朝礼に利用すると、とても効果が高いと思います。書店では売っていません。倫理法人会に入会すると毎月30冊もらえます。職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、楽天ブログの当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。翌月分の職場の教養は20日に、それまでに出来たぶんだけを掲載します。
2016年08月01日
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8月27日(土) 夫婦の時間 学生時代から登山を趣味にしてきたYさん。もうすぐ五十歳になる今も、コツコツと山登りを続けています。 社会人になった二十代の頃は、日々の仕事に追われながらも、登山サークルに入り、仲間と山登りに出かけていました。三十代で結婚してからも、回数はめっきり減ったものの、仕事と子育ての合間に山登りを続けてきました。 そして、四十代も後半に入ると、子供たちは家から巣立っていきました。子育てから解放され、妻との時間を楽しむ余裕が生まれたものの、いざ二人きりになると会話が続きません。沈黙の中、ただテレビの音だけが流れます。 〈何とか妻と有意義に過ごせる方法はないものか〉と考えていた時、一つの案が浮かびました。それは、数年前から始めた絵手紙を山で描くことです。 早速、次の登山で実行してみました。テレビの中で二人きりの夜、その日に出逢った風景や草花を思い出しながら、絵手紙を描きました。一枚描き終えるたびに、妻との品評会が始まって、静寂の山々が二人を温かく包み込むようでした。 今日の心がけ◆夫婦の会話を生む工夫をしましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。職場の教養を使うと、活力あふれる朝礼が出来ます。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、楽天ブログの当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。翌月分の職場の教養は入力が出来た分だけ、20日の日記にまとめて掲載します。
2016年08月01日
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8月26日(金) 芋虫嫌い Nさんが息子と庭で遊んでいると、庭木に、芋虫がとまっていました。 息子は「気持ち悪い! あっちにやって!」と嫌がりました。生き物の命の尊さを知る良い機会だと思ったNさんは、「これはきれいなチョウになるかもしれないよ。一緒に育ててみようか」と誘ってみました。 改めてよく観察すると、模様が色鮮やかで、ユーモラスな顔立ちをしています。昆虫図鑑で調べてみると、アゲハチョウの幼虫であることが判明しました。初めは嫌がっていた息子でしたが、興味が湧いたようです。 やがて、息子なりに様子を観察して、今日はどれだけ葉を食べたか、夢中で話してくれるようになりました。今では、無事成長してチョウになる日を、家族みんなで楽しみにしています。 虫に限らず、人や物事に対して〈苦手だな、嫌だな〉と思うのは、実は、パッと見た時の印象や先入観だけで判断しているのかもしれません。無理に好きになろうとするより、まずは「知る」ことから始めてはいかがでしょう。 今日の心がけ◆知ることから始めましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。各地の倫理法人会では、毎週モーニングセミナーが開催されます。特定の宗教や政治にとらわれることなく、多面的な学びができるのが特徴です。
2016年08月01日
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8月25日(木) 縦の記憶 国内はもとより世界中から観光客が訪れる大分県の湯布院温泉郷。しかし、ほんの数十年前までは、訪れる人もまばらな寒材に過ぎませんでした。 そんな湯布院の町おこしに取り組んだ一人が、老舗旅館・亀の井別荘の中谷健太郎氏です。氏は、まちづくりに際し、過去の文献を徹底的に調べ上げました。 すると、祖父である巳治郎が、多彩な趣味を持つ風流人で、北原白秋や武者小路実篤などの文化人を別荘でもてなしていた歴史に辿り着きました。 さらに、林学博士の本多静六氏がこの地を訪れ、「健康と文化の向上のためには自然が大切」「ドイツのような生活型の温泉保養地を目指すべき」と語った記述を発見したのです。そうしたことが、今日の湯布院に至る礎となったのです。 まちづくりについて、中谷氏は、「私たちが残してきた記録に刻まれた縦の情報、それを振り返れば、何をすべきか判断できる」と語ります。 今私たちが働くこの地域に、かつて何があったのか。地域の歴史を見直すことは、仕事の質をさらに高めるヒントになり得るでしょう。 今日の心がけ◆ルーツに目を向けましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は(一社)倫理研究所にあります。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在まで一日も欠くことなくずっと続いています。著作権に問題があることは承知していますが、倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いには配慮をお願いします。
2016年08月01日
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8月24日(水) お茶淹れとレギュラー プロ野球で、一九六五年から九年連続日本一に輝いた、読売ジャイアンツの黒江透修氏のエピソードです。 黒江氏は、プロ入り二年目の秋季キャンプで、広岡達郎氏と同部屋になりました。黒江氏にとっては、同じショートを守る大先輩でした。 部屋には、王貞治氏や長嶋茂雄氏など、ジャイアンツのスーパースターたちが訪ねてきました。来客があると、新米の黒江氏がお茶を淹れます。 そのお茶の淹れ方に、広岡氏のカミナリが落ちたのです。「何だ、そのお茶の淹れ方は!」という叱責の裏には、広岡氏の思いがありました。 守備が雑で、レギュラーをつかみきれない黒江氏に、「お茶を丁寧に淹れることは、堅実な守備にもつながる」と伝えたかったのです。 黒江氏は、その先輩の言葉を謙虚に受け止めました。丁寧に捕球して投げる基本動作を徹底して、守備力をつけた結果、三年目にレギュラーを勝ち取りました。 後輩の成長を待っていたかのように、その年、広岡氏は引退したのです。 今日の心がけ◆日常の動作を丁寧に行ないましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所発行の月刊誌です。職場の教養を利用すると、活力ある朝礼をするのに役立ちます。倫理法人会に入会すると毎月30冊送ってもらえます。ご希望があれば、活力朝礼のやりかたを指導してもらえます。(もちろん無料で)お問いあわせはお近くの倫理法人会まで
2016年08月01日
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8月23日(火) 社長のトイレ掃除 「慮る」という言葉があります。日常会話ではあまり使われなくなった言葉です。その意味は、辞書によれば「よくよく考える。考えはかる。思いめぐらす」とあり、使用例には「相手の立場を慮る」とあります。 ある会社の社長は、社員が出社する前、社内のトイレ掃除を行なっています。職場の美化につながるだけでなく、労使関係が良くなり、自分の心も磨かれるという話を聞いたことがきっかけでした。 数ヵ月が過ぎた頃、数名の女子社員が、神妙な顔で社長室に入ってきました。そして「女子トイレの清掃はやめてほしい」と、申し訳なさそうに訴えました。 社長が清掃してくれたトイレだと思うと、どうも利用しにくいというのです。社長は驚きましたが、このことは自身の行為を振り返る機会となりました。また、女性の意見や感性をもっと社内に取り入れようと思うきっかけにもなりました。 性差や国籍、年齢などによって、物の受け止め方は違います。日頃、良かれと思ってしていることを慮って、良い職場づくりの糸口をつかみましょう。 今日の心がけ◆周囲の状況をよく考えましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在までずっと続いています。O君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。
2016年08月01日
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8月22日(月) 難しい仕事 Mさんに、大きな商談のプレゼンテーションの依頼が舞い込んできました。 会社全体にとっても利益の大きい仕事です。自分より適任者がいると考え、「私より○○課長のほうが・・・」と言いかけたものの、思い留まりました。 それは、小学校一年生の長男とのやり取りが脳裏をかすめたからです。長男は、なわとびの新しい飛び方も、漢字を覚える時も、「難しいよ、僕にはできないよ」と弱音を吐き、投げ出してしまうことが度々あったからです。 その都度、Mさんは「チャレンジすることに意味があるんだよ」「できないと言う前に、やってごらん」と長男に呼びかけ、まずは行動することを促していたのです。 それにもかかわらず、自分はできる範囲を決め、仕事の難題が押し寄せてきた時に、逃げ腰になっていることに気づかされたのでした。 〈できる、できないと考えるのはやめよう、仕事を通して成長させてもらおう〉と思い直したMさんは、「承知しました!」と、気持ちよく返事をしました。 今日の心がけ◆頼まれた業務は喜んで受けましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。日本各地にある倫理法人会では、毎週「モーニングセミナー」が開催されます。また毎月1回「経営者の集い」があります。モーニングセミナーも経営者の集いも、一般の方や社員に参加いただけます。いずれも経営のためだけでなく人生を豊かに過ごすための講演会です。(私自身が誤解していましたので、あえて申し添えます。宗教ではありません)
2016年08月01日
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8月21日(日) 輝くグローブ 高校三年生のA君は、小学生の頃から野球を続けています。高校の野球部でもレギュラーでしたが、最後の夏の大会で敗れ、部活を引退しました。 〈これで野球は卒業だ、そろそろ受験勉強に本腰を入れなければ・・・〉と、参考書を開くのですが、まったく勉強に身が入りません。心にぽっかりと穴が開いたような感じなのです。 そんな時、ふと部屋の隅に置かれているグローブに目が留まりました。子供用の、所々にほつれがある古いグローブです。それは小学一年生の時、初めて父から買ってもらったものです。 A君は、グローブをもらった時の喜びと、日が暮れるまで父とキャッチボールをした時のことを思い出しました。〈父は進路について何も言わないけれども、今の僕を見て心配しているだろう〉と自分の不甲斐なさを感じました。 それと同時に、あの時抱いた思いを持って、まだ野球をやりたいという気持ちが芽生えてきたA君。大学で野球を続けることを目標に猛勉強を始めたのです。 今日の心がけ◆初心を大切にしましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。朝礼に利用すると、とても効果が高いと思います。書店では売っていません。倫理法人会に入会すると毎月30冊もらえます。職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、楽天ブログの当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。翌月分の職場の教養は20日に、それまでに出来たぶんだけを掲載します。
2016年08月01日
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8月20日(土) 見ているようで Yさんの妻がケガをして入院することになりました。 退院までの間、Yさんが家事をすることになりましたが、結婚以来二十年、家事をしたことがありません。朝起きた時から、とまどいの連続です。 数年前に購入した炊飯器は、ひと目見ただけでは操作の仕方がわからず、ご飯を炊くことさえできません。洗濯機も掃除機も同様です。悪戦苦闘の末、一日がかりで家事に取り組み、ヘトヘトに疲れてしまいました。 妻は簡単に家事をしているように見えましたが、実際にやると大違いでした。「家事をする様子を見ているつもりでいたけど、結局は見ていなかったんだな」というのがYさんの感想でした。 Yさんは、仕事においても、タイミングが悪かったり、対応が遅れることがあります。上司や同僚、お客様の様子を、見ているようで見ていなかったのです。 必要な時に周囲をよく見て、学ぶべきことは謙虚に学び、気づいたことはすぐに行動に移していこうと、決意を新たにしたYさんです。 今日の心がけ◆相手の姿から学びましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。職場の教養は、毎日当日分を掲載しています。職場の教養を使うと、活力あふれる朝礼が出来ます。朝礼の準備などであらかじめ読みたい方のため、楽天ブログの当月の1日に、1か月分をまとめて掲載させていただきます。左のカレンダーから1日をクリックしてください。翌月分の職場の教養は入力が出来た分だけ、20日の日記にまとめて掲載します。
2016年08月01日
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8月19日(金) 朝の挨拶 駅まで自転車で通勤しているAさんは、駅前の駐輪場を利用しています。 駐輪場では毎朝、管理人の男性と挨拶を交わします。最近では、談笑するくらいコミュニケーションが取れるようになってきました。 きっかけは、初めて駐輪場を利用した際に、「おはようございます!」と元気よく挨拶されたことに始まります。最初は驚いたAさんでしたが、毎朝、声をかけてくれる男性に感化されるように、自分から挨拶をするようになりました。 その後、どちらからともなく「今日も暑いですね」「花粉症ですか」と、挨拶に一言加えるようになり、会話につながっていったのです。 挨拶の語源は、禅宗の問答に由来した「一挨一拶」だと言われています。「挨」も「拶」も、「押す」「迫る」という意味を持ち、自分から相手に関わろうとする、積極的なコミュニケーションを意味しています。 挨拶は、良好な人間関係を築くはじめの一歩です。また、挨拶に一言加えることで、コミュニケーションの輪はさらに広がっていくでしょう。 今日の心がけ◆明るい先手の挨拶を目指しましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所の月刊誌です。各地の倫理法人会では、毎週モーニングセミナーが開催されます。特定の宗教や政治にとらわれることなく、多面的な学びができるのが特徴です。
2016年08月01日
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8月18日(木) 車内アナウンスの力 春日大社の権宮司を務めた岡本彰夫さんは、「口癖が人生を変える」として、言葉について、次のように述べています。 「すべての言葉には魂が宿っています。それを『言霊』といいます。言葉が大切であるのは、言葉自体に素晴らしい力が秘められているからなのです」 言葉は魂を宿しており、その使い方次第では、人の心に痛みを与えることも、温もりや喜びを与えることもできるのです。 ある朝、家を出るのが遅れたA子さんは、走って駅まで向かいました。その日は朝からとても暑く、イライラしながら、電車を待ちました。ようやくやって来た電車に乗ると、こんな車内アナウンスが流れてきたのです。 「皆様、おはようございます。蒸し暑い中、大変お待たせいたしました。この電車は○○行きです。発車まで今しばらくお待ちください」 アナウンスを聞いたA子さんは、朝から家事と育児に追われ、焦っていた感情が、スーツと和らいでいくのを感じました。言葉の力を実感したA子さんです。 今日の心がけ◆心を和らげる言葉を使いましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は(一社)倫理研究所にあります。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在まで一日も欠くことなくずっと続いています。著作権に問題があることは承知していますが、倫理の普及に役立ち、かつO君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。以上の点をご理解いただき、文章の取り扱いには配慮をお願いします。
2016年08月01日
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8月17日(水) 会社の顔 仕事を終えたKさんが、会社から駅に向かって歩いています。途中、後から追いついた後輩に声をかけられました。 「大きなお世話かもしれませんが、歩きながら肩が前に落ちていましたよ」 「会社の中でのKさんは颯爽としていて、皆が慕っているのですから、帰りも格好よさを持続してください」 「地域の人たちにも、〈あそこの○○社の人たちは感じがいいなあ〉と思ってもらいたいですよね。特にKさんは、会社の顔なのですから」 Kさんは、職場での自分と、外での自分がそれほど違うとは思っていなかったので、この指摘には驚きました。 「会社の顔」という言葉は、少々面映い気がしましたが、〈自分も会社の看板を背負っているのだ〉と気持ちを引き締めて、すぐに背筋を伸ばしました。 そして、このことを言うためにわざわざ早足で追いついて、はっきりと指摘してくれた後輩の勇気を思い、感謝の気持ちで見送りました。 今日の心がけ◆会社の顔であることを自覚しましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所発行の月刊誌です。職場の教養を利用すると、活力ある朝礼をするのに役立ちます。倫理法人会に入会すると毎月30冊送ってもらえます。ご希望があれば、活力朝礼のやりかたを指導してもらえます。(もちろん無料で)お問いあわせはお近くの倫理法人会まで
2016年08月01日
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8月16日(火) 三つの「喜んで」 人の心は、周囲に伝播します。明るい人がいると、その場も回るくなり、一緒にいるだけで楽しい気分になります。 ゆえに、職場の雰囲気は、そこで働いている一人ひとりの心によってつくられているといえるでしょう。より良い職場づくりに向けて、次の三つの「喜んで」を心がけたいものです。 1「喜んでやろう」自分の職務のやりがいを自覚し、一所懸命に働く時、達成感や充実感など、自然と喜びが湧き、その喜びが周囲を明るくします。 2「喜んで受けよう」何かと頼まれた時、「ハイ」と元気よく返事をし、喜んで引き受けると、やる気が増し、頼んだ人にも喜ばれます。 3「喜んでもらおう」お客様に喜んでもらう。職場の仲間に喜んでもらう。人からの「ありがとう」は働く原動力となります。 一人ひとりの喜びが、職場の活気を高めます。それがひいては、良い成果につながるのです。まずは自分から、職場に喜びを発信していきたいものです。 今日の心がけ◆喜んで働きましょう職場の教養は一般社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在までずっと続いています。O君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。
2016年08月01日
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