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「物申す!」(1)オ-ストラリアで行われているサッカ-アジア大会、日本は連覇を期待していたのだが、格下のUAEにPK戦の末敗れ去り、ベスト8に留まった。UAE戦は、一方的に攻める日本に対してUAEは防戦一方で、1対1のまま延長戦突入。延長戦でも日本が圧倒的に押していながら決着がつかずPK戦となり、日本は本田と香川の大黒柱がPKを失敗し、まさかの敗北となった。2連覇を期待していた日本のサッカ-ファンはじめ国民は、大いに落胆した。特に、相手チ-ムを一方的に攻めていながらの、歯がゆい敗戦である。香川のキックが左ポスト当たり敗戦が決まった瞬間、一緒にテレビ観戦していた妻の口から、思わず出た言葉は「へたくそね!」であった。妻は今までサッカ-ボ-ルに、おそらく一度も触ったことがない、ど素人であり、こんな態度を見たのは結婚以来初めてである。勝負は時の運ではあるので仕方ないのだが、今回の敗戦には大きな貴重な教えが潜んでいたので、分析し思い切って小生の考えを伝えておきたいと思う。まずデ-タ-を見ると、この試合の特徴が良く分かる。両チ-ムのシュ-ト数を比較すると、日本35本に対しUAEは僅かに3本であった。にもかかわらず、得点は1対1であった。得点への確率は、日本は2.9%、UAEは33.3%、すなわち10倍の大きな差である。ボ-ル支配率でも日本は68%、UAEは32%で、圧倒的に日本がこの試合を支配していた。PK戦の本田、香川の失敗からも、「日本は何てシュ-トが下手なんだろう」と思い、もっと個人技を高め、特にシュ-トの鍛錬をすべきと考えた人は多かったと思う。日本チームは、一般的にシュ-トの決定率が低いと従来から云われてきた。従って、確かに今後その向上に取り組むことも必要かもしれない。しかし、それだけでは日本チームを世界一には到底できないだろう。昨今では世界のビックチ-ムに多くの日本選手が活躍している。本田や香川、岡崎や長友など十人以上はいるだろう。特にFA岡崎のゴール数は常に海外でトップクラスである。それが、日本代表チームになると得点が近頃さっぱりできていない。香川や豊田などは特にひどいものである。なぜだろうか?ここにこそ大きなヒントが隠されていると小生は思う。まず、本田と香川がPKを外したのは、明らかに疲労からくる筋肉の少しの狂いからだったろう。前試合からのインタ-バルも短く、疲労は極限に達していただろう。延長戦前半で、あの体力的にはスーパ-マンの長友が膝の裏を痛めてしまったように、この試合の先発選手の疲労は明らかにピ-クに達していた。その負傷の長友を、選手枠を使い果たしてしまったことから交代できなかった。これらの原因は、すべて戦略と戦術の至らなさに原因があるだろう。どの球技でもそうだが、サッカ-も先取点を取ることが大きいという。特に、負けたら終わりの試合ではその重要性がさらに大きく、2連覇を狙う日本はまず先取点が欲しかったのは当然で、相手のUAEは更にその意向は強かっただろう。そのためだろうアレ-ギ監督は、最初からベテランを主力にしたメンバ-戦術で臨んだ。しかし、こともあろうか前半早々UAEのカウンタ-攻撃から1点を献上してしまった。そこで日本はより慎重となり、落ち着いて攻めよう、攻めようとして、細かいパスを繋げてゴ-ルに迫ろうとした。しかしUAEは1点を先攻しているので、さらにしっかり守りを固めてきたため、日本の遅い攻めでは隙は造らせない。そんな中で日本の打つシュ-ト弾は、当然簡単にデフェンスに弾かれるか、無理をしたシュ-トはゴールを大きく外れるばかりであった。前半を終わり、後半もその歯がゆいばかりのペースのまま、ゲ-ムは進む。後半半ばから、ようやく遠藤に代えて柴崎を投入した。柴崎は本田との早いパス交換から、ミドルシュ-トで同点弾を撃ち込み、何とか追いついた。この時点で、日本の多くの人はこの試合は勝ったと思っただろう。しかし、そのままズルズルと延長戦となってしまった。延長戦が始まっても、岡崎と豊田を入れ替えてもUAEの堅いゴ-ルを揺らすことはできなかった。延長戦は日本が圧倒的に攻めていながら攻めきれないばかりか、守備と速攻の要の長友が肝心なところで故障してしまった。交代枠3人を使い切ってしまった日本は、負傷している長友さえ交代できない状態に追い込まれ、そのまま試合はFK戦に持ち込まれてしまった。そして先発していた本田、香川がFKを失敗し、日本は負けるべくして敗退した。そもそも球技において、シュ-トやボレ-の成功の場合は、僅かな隙を捉えた時である。成功(得点)は相手のデフェンスをフェイントで交わしたり、スピ-ドで交わして得た結果と言える。特にサッカ-の場合は、バスケットボールと違ってゴールには水平方向からの弾道が主であるため、守りの体制を敷いた場合より堅固となり、崩し難くなる。そのためサッカ-は、手を使えない競技とはいえ、得点は最小限の試合となるのである。それを打ち破る方法は一つしかない。すなわちゴールの機会を多くつくることである。従って意表を突く攻撃か、強引な攻撃、そして確率は多少悪くてもゴールを多く狙うことである。ゴ-ルを狙えば、例えデフェンスに恥じ返されも、それは次の機会を生むことから、確率が5分5分ならシュ-トをまず打つべきである。あるデータ-によると、岡崎選手のドイツでの活躍の裏には、チームは5分5分の状態でシュ-トを必ず打つ戦術という。そのタイミングで彼は動くまわっているのだが、周囲が違う動きをしているから彼のゴ-ルは、肝心の代表戦ではなかなか見られないわけだ。従って彼の動きは無駄な動きとなり、時には味方選手とガチンコしてしまう。鳥栖で活躍の豊田や、日本代表に入ると何故か活躍のできない日本得点王の大久保の場合も同じことが云えるだろう。また、この試合日本は多くのCKを得たが、相手のデフェンスが高いためショ-トパスが実に多かった。これでは肝心のゴ-ルの機会は、ますます少なくなるばかりである。特に延長の相手も疲れていた時には、どこへ跳ね返るか分からないから、それを狙うべきなのに、細かく狭いところをパス回しで突こうとするばかりだった。いずれもサッカ-競技のゴ-ルの本質を分かっていないからである。サッカ-の過去の試合で、一方的にリードしていたのにカウンタ-から長いパスで決められ逆転されるケ-スは多い。そこにこそ、このスポ-ツの成功の鍵が隠されていると思う。そこを分析し、実戦に応用できるかが日本が世界一になる近道だと思う。サッカ-にも必ず違う戦い方がある筈である。日本には剣道や空手、柔道、あるいは茶道、華道など沢山の優れた武術や文化がある。そして日本は忍者の国でもある。むしろサッカ-が日本人には最も向いているスポ-ツだとも小生は思う。それには、まず代表の監督人事を、日本人監督に託すべきだろう。そのためには、未だに外人コンプレックスの強い協会役員など、フロントを総入れ替えするのが先決かも知れない。
2015年01月27日
【誓い-2】人間は兎に角複雑な動物である。それも年男を6回も経験した小生の場合、良くも悪くも人並みに様々な経験をしてきている。従って、人が右が正しいと言われても、すぐには素直にそう簡単には従えない。それに、年相応に血の巡りも悪くなり、神経も筋肉も動きが鈍くなってきている。だからよほど心に決めないと斬新なことはできない。一昨日、すっかり暗くなった帰宅のバスに並んで乗ることができた。自宅までは、電車を降りて20分くらい路線バスに乗り継ぐ必要があるからだ。正月明けのせいか、いつもより長い列だった。並んだのが列の終わりの方だったのだが、運よく一人用の椅子に乗ることができた。手袋をコ-トのポケットに収め、鞄を膝の上に置いて「ほっと」一息ついた。私より後からまだ数人の乗客がバスに乗り込んできて、バスは満員となり、立っている人も2~3人見える。しかし、薄暗いバスの中をよく見直すと、入り口近くにある老人専用の赤い椅子が一つ空いている。その近くに45歳くらいの青年が吊革に掴まってじっと立っている。「もう誰も後には乗って来ないだろうから、遠慮せずに座ればよいのに・・・!?」発車時間が近づき、運転手が帽子をかぶって発車準備に入った。それでもその青年は座ろうとはしない。「律義な青年だなあ-・・・!」たぶん小生の団地に住むサラリ-マンで、それもパパだろう。「子どもは2人位だろうな・・・・?」同じくらいの子供を持つ小生は、そんな想像をして、思わずその子の孫の顔が目に浮かんだ。その時である。「誓い!」のスイッチが入った。「今年は何か違ったことをしよう!」と正月に誓ったことを思い出したのだ。正月がようやく終わったところなのに、日常の忙しさに追われもう「誓い」を忘れていたのだ。「歳だなあ!実に情けない」。「でどうしようか?」「そうだ、小生の席を空ければよい」。「小生があの席に座り、あの青年をこの席に座らせよう」。これなら青年の律義な心も傷つけることはないだろう。これぞ「逆譲り合い」といったところで、なかなか粋なアイデアではないか!?早速、小生は鞄を持って立ち上がり、青年に近づきそっと肩を叩いた。青年は多少びっくりした様子で、私の顔を見返した。小生の想像通りの真面目そうな色白の顔が、そこにあった。「青年、私がここに座るから・・・あそこに座りなさいよ!」と小生は立った席を指差した。青年の目は、パチクリしたが、しばらくして事情が読めたようで、その席に向かって数歩歩き、そして座った。ほぼ同時に、バスはガクンとした後ノロノロと動き出した。ところがどうしてか、小生の心は意外にも反省の気持ちでいっぱいになった。「俺はいつまでも馬鹿だな!」・・・・なぜなら、青年をびっくりさせてしまったことが気にくわなかったのである。青年に、まず、「お仕事ご苦労様!」と、どうして切り出せなかったのだろうか?そう優しく語りかければ、きっと、もっとどこかが違っていたはずである。「まだまだ未熟者だわい!」
2015年01月13日
【誓い-1】小生、はからずも平均健康年齢を超えて生きれることは、誠にありがたいことである。まずは健康体に生まれたこと、両親に立派に育てられこと、そして多くの先生方に多方面にわたり教わり鍛えられたこと、そして学友達と競い鍛え合った身体と精神。社会へ出ても多くの人々の中で、沢山の仕事に出会い、そこで頭を使い、汗を流し、時には争い、そして幾たびかつらい涙や心が震える涙も流した。振り返ると1本の足跡がくねりながら遥か彼方まで続いている。再び視線を返して前を見ると、原野は壁のように果てしなく続いている。「ああ-良くここまで来られたものだ!」。そして、「そうだ、今年は少し違った歩き方をしよう」そんな考えが頭を過ぎった。そう思いながらいつもの朝の電車に乗ると、正月過ぎのせいか乗客は意外に少なく、ほとんどの人が座っている。小生も進行方向から太陽が見える位置の座席に座ることができた。時々窓から差し込む弱い日差しが、丁度足元あたりに当たり、かすかに暖かみを感じる。次の駅に近づいて、ブレ-キの掛かる音がすると、その音を追い越すように車内から別の音が聞こえてきた。「カラン・カラン」・・・「カラン・コロン」???小生も、乗客も音のする方に一斉に目を向ける。と、・・赤系統の塗装のアルミ缶が目に入った。どうやら清涼飲料水の空き缶のようである。乗客は一旦は視線を音の犯人に向けるが、それが空き缶だと分かると、ある者は本や携帯電話に戻り、ある者はけだるそうにまた目を閉じてしまう。次の駅でかなりの乗客が乗ってきたが、ほとんどの者がそれを踏まないよう避けて進み、ある者は足先で座席の奥の方に押し込もうとする。しかし電車がカ-ブにさしかかり、電車にブレ-キが掛かりスピ-ド落ちるたびにその犯人は息を吹き返す。「カラン・カラン・・・ゴロ・ゴロゴロ」。終点まで5駅で、ほぼ同じことが繰り返された。そして、終点駅のホームに電車が滑り込んだ。そのとき犯人は、丁度中心通路の真ん中に鎮座する状態だった。小生は誰より早く座席を立って、その犯人が動き出さない内に、近づいて右手で掴みあげた。その時である。「%$#&!?」確かにそんな音がした。その後、ごく自然に駅のダストボックスに近づき、犯人をその中に開放してやった。「%$#&!?」また同じ音が聞こえた。人間、年男を6回も経験すれば、少しは変わるべきである。いや、これから少しづつ、変わっていこう!「お前は決して、世間様の穀つぶしになるな!!」どこからか厳しかった小生の、養育係でもあった祖母の叱咤の声もしたような気がする。「%%$$##&&!!??」・・・・・・・。
2015年01月11日
【誓い!】明けましておめでとうございます。昨年は小生の6回目の年男の年でしたが、何とか無事生かされ、新たな未年の新年を迎えることが出来ました。初日の出は茨城県の大洗海岸で家族揃って迎えました。ここの海岸は、東に向かって180度、すべて太平洋の大海原が広がっていました。その壮大な地平線の彼方から、雲を切り裂くように立ち上る太陽は、いつものように神々しく万物に温かい光を注いでくれました。「神、空におぼしめす・・・すべて世はこともなし」。この詩を発しながら合掌し、恒久の世界平和を祈念致しました。本年もどうぞよろしく~
2015年01月08日
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