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2011年06月19日

欧州腸管出血性大腸菌O104感染事件　その後

テーマ：気になったニュース(31052)

カテゴリ：生活、家族、仕事

　死者はドイツで34人、スウェーデン1人。

　感染源が食物と想定されているためか、毒性の強さと地理的拡大の早さのわりに日本での報道は少ない。

　6月6日、厚生労働省が０104の検査実施を発表したが、検査体制を整えるとの内容。

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腸管出血性大腸菌 O104

　・多剤耐性をもつこと
　・感染が急速に拡大したこと
　・・死者の8割が大人で子供の被害が少ないこと

感染者発生地域
　ドイツ、オーストリア、デンマーク、オランダ、
　フランス、スペイン、スウェーデン、スイス、

【Ｏ104関連事項】

　5月中旬　ドイツ・ハンブルクでＯ104の感染者が発生
　5月26日　ドイツ・ハンブルク市保健局が感染源をスペイン産キュウリと発表
　5月31日　ドイツ保健当局が「患者の菌とキュウリの菌は別物」と訂正
　　　　　　スウェーデンで死者を確認、独以外で初の感染死

　6月 2日　世界保健機関（WHO）が新種の可能性を指摘
　　　　　米疾病対策センター(CDC)が、独から帰国した米国人が感染した可能性を公表
　6月 5日　ドイツ・ニーダーザクセン州政府が、感染源は州内の農場から出荷されたもやしの可能性が高いと発表
　6月 6日　もやし（スプラウト）から菌検出されず
　6月10日　ドイツ保健当局は、ドイツ西部ノルトライン・ウェストファーレン州の家庭のゴミ箱に残っていたスプラウト（新芽野菜）からＯ104が検出されたと発表