おしゃれ手紙

2006.11.08
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テーマ: お勧めの本(7413)
カテゴリ: 昭和恋々
昔話バナー

古い自転車や、屋根瓦の輝きや、割烹着(かっぽうぎ)の白さにブリキの玩具の懐かしさ・・・
そうした全ての物たちの佇まいとおなじくらい、そこに生きてきた人々のつよい気持ちと、貧しいけれど力に溢れた目の色を、写真から読み取ろうと思った。

たぶん私たちは、昭和のあのころに、何か大きな忘れ物をしてきたような気がしてならない。
もしかしたら、それは途方もなく大きな忘れ物だったのかもしれない。

<文化>なのか、<教育>なのか、あるいは<精神>とか<魂>というものなのか・・・
それはよくわからない。

けれど、いまはない、<何か>が、この写真の中には確かに写っているのだ。

それは、ほんの取るに足らないものかもしれない。

たとえば・・・私たちは、あの日のように雨や風の音を聴くことが、いまあるのだろうか。
このごろみたいに、夜は明るくていいのだろうか。

春を待つという、懸命で可憐な気持ちを、今どれほどの人が知っているのだろうか。

・・・あの頃を想うと心が和むが、いまに還ると胸が痛む。
昭和恋々 「昭和恋々」前書きより:久世光彦
・・・・・・・・・・・・・・・・・

「芋たこなんきん」 をを毎朝、楽しみに見ている。

物語は、二つの昭和からなっている。
花岡町子こと、田辺聖子が作家になった、昭和40年代と回想の少女時代、昭和10年代。

主人公、町子は、少女時代を夫、カモカのおっちゃんによく話す。
それは、愛する父母、祖父母、叔父や叔母、使用人たちと一緒にくらした懐かしい昭和。
その少女時代のシーンを見るたびに思うのは冒頭の久世光彦の「昭和恋々(れんれん)」。
* 今年、亡くなった、久世光彦も、テレビで昭和10年代を描いた。*

「たぶん私たちは、昭和のあのころに、何か大きな忘れ物をしてきたような気がしてならない。」

田辺聖子も、そう言いたいのではないだろうか。

*** イラストが消えた!! ***
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Last updated  2012.04.03 18:06:49
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