おしゃれ手紙

2018.09.04
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カテゴリ: 映画
ゲンボとタシの夢見るブータン ■♪音が出ます!!

いつの世もどこの国の親も、子どもの幸せを願っている

ブータンの中部ブムタンにある小さな村。
16歳のゲンボ は、1000年以上もの間、家族が代々受け継いできた寺院を引き継ぐために学校を辞め、戒律の厳しい僧院学校に行くことについて思い悩んでいた。
一方、自らを男の子だと思い、ブータン初のサッカー代表チームに入ることを夢見る15歳の妹・タシ は、 自分の唯一の理解者である兄に遠く離れた僧院学校に行かないでほしいと思っていた。
そんななか、ゲンボとタシの父は、子供たちが将来苦労することなく暮らせることを願い、ゲンボには出家し仏教の教えを守ることの大切さを説き、タシには女の子らしく生きる努力をすることを諭すのだった。
思春期の子供たちは自分らしい生き方を模索するが、それが何かはまだわからない。
急速な近代化の波が押し寄せるブータンで、子供たちの想いと親の願いは交差し、静かに衝突する……。
ブータンに生きるある家族を追ったドキュメンタリー。
監督を務めたブータン人 のアルム・バッタライと、ハンガリー人の
ドロッチャ・ズルボーは、若手ドキュメンタリー制作者育成プログラムで出会い、国をまたがる6つの財団から資金を獲得し、国際共同製作の枠組みで本作品を完成させた。

ブータンといえば、着物みたいな服を着て、みなにこやかに微笑んでいるというイメージがある。
しかし今どきのブータンの若者は、スマホで写真を撮り、SNSでつながり、「いいね」を押す。
16歳の兄と15歳の妹もネットに夢中。
ただ、親の世代(きょうだいの親は映画の中では、50代後半か60代前半と思われる)は、
スマホやネットに感心がないのか全くみようとしない。

まあ、日本でも私の世代はネットをやる人の方が少ないのかもしれない。
寺の僧侶である父親は息子を今すぐ僧侶の学校に入れたいという。
僧侶にならなければ、百姓か会社員。
百姓は虫を殺す=殺生をするからダメ。

だから僧侶になりなさいというが、僧侶の学校の先生僧侶は
「今どき子どもを僧侶にさせる親は少ない。」という。
妹は、性同一性障害で、
小さい頃から「体は女性だけど自分は男性」 という認識を持っている。
このことに対する父親の態度に、びっくりした。
本当は困っているのかもしれないが、映画の中では、あまり困ったというのが出していない。
「前世が男だった」とたんたんと言っている。
もっと怒ったりするのかと思っていたのだが・・・。

兄は、弟のように接している。
髪を男の子風に切ったり、サッカーの練習に付き合ったり・・・。

このきょうだいに、どんな未来が待っているのだろうか・・・。

授業は英語で行われていたのにはびっくり。

映画の中の音楽が素敵だった。
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Last updated  2018.09.05 09:50:37
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